JP2022078801A - Vehicle body rear part structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、リヤピラー、クォータピラーの周辺部に係る車体後部構造に関する。 The present invention relates to a vehicle body rear structure relating to a peripheral portion of a rear pillar and a quarter pillar.
本願出願人は、フィラーパイプが係止されるサイドアウタパネルと、リヤピラーアウタ及びリヤピラーインナからなるリヤピラーと、クォータピラーと、フィラーパイプの近傍においてリヤピラー及びクォータピラーに跨って接合され車体前後方向に延びるブラケットと、を備える車体後部構造の発明を開示している(例えば特許文献1参照)。 The applicant of the present application applies to a side outer panel to which the filler pipe is locked, a rear pillar consisting of a rear pillar outer and a rear pillar inner, a quarter pillar, and a bracket that is joined across the rear pillar and the quarter pillar in the vicinity of the filler pipe and extends in the front-rear direction of the vehicle body. Discloses an invention of a vehicle body rear structure comprising the above (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に係る車体後部構造によれば、車体へのフィラーパイプのレイアウトの相違にかかわらず、車体後部への衝突(以下、「後突」と省略する場合がある。)が生じた際において、後突荷重を分散すると共にフィラーパイプの変形を抑制することができる。
According to the vehicle body rear structure according to
しかしながら、特許文献1に係る車体後部構造では、後突が生じた際の衝撃吸収モードについて、リヤピラー、クォータピラーの周辺部に衝撃吸収用のクラッシャブルゾーンを設定する要請が生じたケースにおいて、その要請に対応することができない。
However, in the vehicle body rear structure according to
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、後突が生じた際の衝撃吸収モードについて、リヤピラー、クォータピラーの周辺部に衝撃吸収用のクラッシャブルゾーンを設定する要請が生じたケースにおいて、その要請に対応可能な車体後部構造を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and there is a request to set a crushable zone for shock absorption in the peripheral portion of the rear pillar and the quarter pillar for the shock absorption mode when a rear collision occurs. In the present invention, it is an object to provide a vehicle body rear structure capable of responding to the request.
前記課題を解決するために、(1)に係る発明は、車両の車体後部に設けられるリヤピラーと、当該リヤピラーに対して車体の前方側に所定間隔離間した位置に上下方向に延設されるクォータピラーと、前記リヤピラー及び前記クォータピラーの間に配設され、ホイールハウスインナ及びホイールハウスアウタが備わるリヤホイールハウスと、を前記車体に備える車体後部構造であって、灯火器に係る配線支持部を有する補強部材をさらに備え、前記補強部材は、前記リヤピラー及び前記ホイールハウスインナに接合される一方、前記クォータピラーの車幅方向内側において、当該クォータピラーに接合されることなく、当該車体の前後方向に延設されていることを最も主要な特徴とする。 In order to solve the above problems, the invention according to (1) has a rear pillar provided at the rear of the vehicle body and a quota extending in the vertical direction at a position separated by a predetermined distance from the rear pillar on the front side of the vehicle body. A rear wheel structure including a pillar, a rear wheel house arranged between the rear pillar and the quarter pillar and provided with a wheel house inner and a wheel house outer, and a wiring support portion related to a lamp. The reinforcing member is further provided, and the reinforcing member is joined to the rear pillar and the wheel house inner, while the inside of the quarter pillar in the vehicle width direction without being joined to the quarter pillar in the front-rear direction of the vehicle body. The most important feature is that it is extended to.
本発明によれば、後突が生じた際の衝撃吸収モードについて、リヤピラー、クォータピラーの周辺部に衝撃吸収用のクラッシャブルゾーンを設定する要請が生じたケースにおいて、その要請に適確に対応することができる。 According to the present invention, regarding the shock absorption mode when a rear collision occurs, in the case where there is a request to set a crushable zone for shock absorption in the peripheral portion of the rear pillar and the quarter pillar, the request is appropriately responded to. can do.
以下、本発明の実施形態に係る車体後部構造について、ワンボックス型の車両10であって、不図示の燃料タンクがセンタータンクレイアウト方式によりセンターフロアパネル11の下方に搭載された車両10を例示して、適宜図面を参照して詳細に説明する。
Hereinafter, with respect to the vehicle body rear structure according to the embodiment of the present invention, a
なお、以下に示す図面において、共通の機能を有する部材には同一の参照符号を付する。部材のサイズ及び形状は、説明の便宜のため、変形又は誇張して模式的に表す場合がある。また、車両に対する方向を説明する際には、車両の運転者からみた前後左右上下に基づく方向を用いることとする。 In the drawings shown below, members having a common function are designated by the same reference numerals. The size and shape of the member may be deformed or exaggerated schematically for convenience of explanation. Further, when explaining the direction with respect to the vehicle, the direction based on the front, back, left, right, up and down as seen from the driver of the vehicle will be used.
〔車体後部構造〕
図1Aは、本発明の実施形態に係る車体後部構造を車両左側の車外から視た側面図である。図1Bは、図1Aに示す車体後部構造を車内側から視た側面図である。図2Aは、図1に示す2A-2A線に沿う矢視断面図である。図2Bは、図1Bに示す破線枠2Bの部分拡大図である。図3は、図2Bに対応する車体後部構造の溶接による接合状態を表す側面図である。
[Car body rear structure]
FIG. 1A is a side view of the rear body structure according to the embodiment of the present invention as viewed from the outside of the vehicle on the left side of the vehicle. FIG. 1B is a side view of the rear body structure shown in FIG. 1A as viewed from the inside of the vehicle. FIG. 2A is a cross-sectional view taken along the
車両10は、図1Aに示すように、サイドアウタパネル12と、リヤピラー13と、クォータピラー14と、リヤホイールハウス15となどを車体に備える。なお、図1Aに示す車外側には、サイドアウタパネル12の内方側に、破線で示すリヤピラー13の一部を構成するリヤピラーアウタ13Oが配設されている。
As shown in FIG. 1A, the
サイドアウタパネル12は、金属製の板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されている。サイドアウタパネル12は、車両10の車体側部における意匠面を構成しており、車両10の左右に設けられた車体骨格(一部図示せず)を車体左右方向の外側から覆うように形成されている。
The side
サイドアウタパネル12に覆われる車体骨格は、車両10の車体上部に配設され、車体前後方向に延びるルーフサイドレール18と、ルーフサイドレール18の前端部から斜め下方に向かって延出するフロントピラー(不図示)と、ルーフサイドレール18の前後方向中央から下方に向かって延出するセンターピラー19と、ルーフサイドレール18の後端から下方に向かって延出するリヤピラー13と、リヤピラー13よりも車体前方に離間して配設されるクォータピラー14と、を備えて構成されている。
The vehicle body skeleton covered with the side
リヤピラー13は、図1A、図1Bに示すように、サイドアウタパネル12の後端かつ車内側において、車両10の上下方向に延出するように設けられている。
リヤピラー13は、車内側に設けられたリヤピラーインナ13Iと、車外側に設けられたリヤピラーアウタ13O(図1A)とを接合して構成される。リヤピラーインナ13I及びリヤピラーアウタ13Oは、それぞれが金属製の板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されている。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the rear pillar 13 is provided so as to extend in the vertical direction of the
The rear pillar 13 is configured by joining the rear pillar inner 13I provided on the inside of the vehicle and the rear pillar outer 13O (FIG. 1A) provided on the outside of the vehicle. The rear pillar inner 13I and the rear pillar outer 13O are each formed by, for example, pressing a metal plate member.
リヤピラー13の上端部は、ルーフサイドレール18の後端に設けられたリヤクォータパネル16に対して、例えば溶接等により接合されている。リヤピラー13の下端部は、同下端部において車幅方向に延びるリヤパネル23に対し、例えば溶接等により接合されている。
The upper end portion of the rear pillar 13 is joined to the
リヤピラーインナ13Iは、図2Bに示すように、車幅方向に面を向けるリヤピラーフランジ部13fを備える。リヤピラーフランジ部13fは、車体前方に向かって張り出す板状に形成されると共に、上下方向に沿うように延設されている。リヤピラーフランジ部13fの車体前後方向に沿う幅は、例えば、リヤピラー13の車体前後方向に沿う幅の1/3程度に設定されている。
As shown in FIG. 2B, the rear pillar inner 13I includes a rear
クォータピラー14は、金属製の板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されている。クォータピラー14は、図1Bに示すように、リヤピラー13に対して車両10の前方側に所定間隔離間した位置に上下方向に延設されている。
The
クォータピラー14は、図2Bに示すように、車幅方向に面を向ける側面部14mと、側面部14mの後端から車幅方向に延び、かつ車体後方に面を向ける後面部14nと、後面部14nから車体後方に延びる後フランジ部14fと、を備えて構成されている。クォータピラー14は、側面部14m、後面部14n及び後フランジ部14fにより、断面視でクランク状に形成されている。
As shown in FIG. 2B, the
クォータピラー14の上端部は、図1Bに示すように、ルーフサイドレール18(図1A参照)の後端に設けたリヤクォータパネル16に対して一体的に接合されている。また、クォータピラー14の下端部は、ホイールハウスアウタ15Oに対して、例えば溶接等により接合されている。クォータピラー14及びリヤピラー13には、ブラケット32が設けられている。ブラケット32の構成について、詳しくは後記する。
As shown in FIG. 1B, the upper end portion of the
リヤホイールハウス15は、クォータピラー14及びリヤピラー13の下端側において、クォータピラー14とリヤピラー13との間に配設されている。リヤホイールハウス15には、図2Aに示すように、車内側に設けられたホイールハウスインナ15Iと、車外側に設けられたホイールハウスアウタ15Oと、が備わっている。
The
ホイールハウスインナ15Iは、図1Bに示すように、金属製の板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されている。ホイールハウスインナ15Iは、不図示のタイヤの上部を車内側から覆うように湾曲した端縁が側面視で円弧状の軌跡を描く本体部15dと、本体部15dから上方に膨出するように連続形成され、フィラーパイプ25(図2A参照)の上端部25aを内部に収納可能な収納部15eと、を備える。
As shown in FIG. 1B, the wheel house inner 15I is formed by, for example, pressing a metal plate member. The wheel house inner 15I has a
ホイールハウスインナ15Iは、インナフランジ部15fを備える。インナフランジ部15fは、図1Bに示すように、その一般面を車幅方向に向けて、ホイールハウスインナ15Iの頂部15pを含むホイールハウスインナ15Iの周縁から外方に向かって張り出す板状に形成されている。インナフランジ部15fのうち、この上側後方の角部には、リヤピラーフランジ部13fに対して車幅方向で重ならないように、R状に切り欠かれた切欠部15g(図2B参照)が設けられている。
The wheel house inner 15I includes an
ホイールハウスアウタ15Oは、図1Aに示すように、金属製の板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されている。ホイールハウスアウタ15Oは、不図示のタイヤの上部を車外側から覆うように湾曲した端縁が側面視で円弧状の軌跡を描く本体部15hと、本体部15hから上方に膨出するように連続形成され、フィラーパイプ25の上端部25aを内部に配設可能な収納部15iと、を備える。
As shown in FIG. 1A, the wheel house outer 15O is formed by, for example, pressing a metal plate member. The wheel house outer 15O has a
フィラーパイプ25は、図2Aに示すように、車両10の下部に位置する燃料タンク(不図示)から引き出されて、その自由端25bが上方に向かって延び出している。フィラーパイプ25の自由端25bは、ホイールハウスインナ15Iの収納部15eとホイールハウスアウタ15Oの収納部15iとの間を通るように配設されている。
As shown in FIG. 2A, the
ホイールハウスインナ15Iの収納部15iには、貫通孔15j(図1A参照)が設けられている。フィラーパイプ25の上端部25aに備わる開口は、収納部15iの貫通孔15j及びフュエルアダプタ17(詳しくは後記する。)の貫通孔17aを通じて、ホイールハウスアウタ15Oの外方側に臨んでいる。
The
ホイールハウスアウタ15Oは、図1Aに示すように、アウタフランジ部15k(図2A参照)を備える。アウタフランジ部15kは、その一般面を車幅方向に向けて、ホイールハウスアウタ15Oの頂部15mを含む周縁から外方に向かって張り出す板状に形成されている。
As shown in FIG. 1A, the wheel house outer 15O includes an
リヤホイールハウス15の上方には、図2Aに示すように、フュエルアダプタ17が設けられている。フュエルアダプタ17は、有底の箱状部材であり、金属製の板部材にプレス加工や絞り加工等を施すことにより形成されている。フュエルアダプタ17は、その底部がホイールハウスアウタ15Oの頂部15mに接合されて、リヤピラー13とクォータピラー14との間に配設される(図1A参照)。
As shown in FIG. 2A, a
フュエルアダプタ17の底部には、貫通孔17aが設けられている。この貫通孔17aを通して、フィラーパイプ25の上端部25aが突き出ている。フュエルアダプタ17の内方側であって、リヤピラー13とクォータピラー14との間には、フィラーパイプ25の上端部25aに備わる開口が位置している。
A through
サイドアウタパネル12におけるフュエルアダプタ17に対応する位置には、給油口12aが形成されている。給油口12aには、不図示のリッドが開閉可能に設けられている。この給油口12aを通してフィラーパイプ25の開口が露出している。給油口12aを介して給油ノズル(不図示)をフィラーパイプ25の開口に挿し込むことにより、給油を行うことができる。
A
バルクヘッド31は、金属製の板部材を長手形状に形成してなる。バルクヘッド31は、図2Bに示すように、その長手方向を上下方向に向けてリヤピラー13に接合されている。これにより、リヤピラー13の剛性を確保している。
The
〔ブラケット32及びその周辺構造〕
次に、ブラケット32及びその周辺構造について説明する。ブラケット32(本発明の「補強部材」に相当する。)は、金属製の板部材に対してプレス加工を施すことにより所定の形状に形成されている。ブラケット32は、図2Bに示すように、一般面の大部分が平坦に形成されて車幅方向に面を向ける一般面部32aを備える。
[
Next, the
一般面部32aの下縁部には、図2Bに示すように、その前後方向の中間部分において上方に凹む凹部32bが形成されている。一般面部32aの上縁部には、その前後方向の中間部分において上方に突出するようにリトラクタ取付部32cが形成されている。
As shown in FIG. 2B, the lower edge portion of the
ブラケット32の後端部32eは、リヤピラー13の一部を構成するリヤピラーフランジ部13fにスポット溶接等により接合されている。ブラケット32の中央部32fは、ホイールハウスインナ15Iの一部を構成するインナフランジ部15f、及びホイールハウスアウタ15Oの一部を構成するアウタフランジ部15kのそれぞれにスポット溶接等により接合されている。
The
ブラケット32の後端部32eには、車体前後方向に延びるビード32kが形成されている。ビード32kは、ブラケット32の後端部32eにおける上下方向中間部分であって、凹部32bよりも車体後方の領域において、車幅方向の外側に凹み形成されている。ブラケット32にビード32kを設けると、ブラケット32の断面係数が大きく確保され、これをもって、ブラケット32の強度及び剛性の向上に寄与することができる。
また、ブラケット32の後端部32eのうち、ホイールハウスインナ15Iに係るインナフランジ部15fの切欠部15gに対応する部分には、車内側から視てインナフランジ部15fにより覆われることなく切欠部15gを通して車内側を望む露出部32dが形成されている。
A
Further, of the
ブラケット32のリトラクタ取付部32cには、図2Bに破線で示すリトラクタ装置41が、例えばボルト等の締結部材により締結固定される。リトラクタ装置41は、シートベルト42を引き出し及び巻き取り可能に構成されると共に、車両10に外部からの衝撃が加わった際にシートベルト42の引き出しをロックするELR(Emergency Locking Retractor)機構を備える。
The
ブラケット32の一般面部32aのうち前端部32gには、図2Bに示すように、アースボルト33a及びナット33b(図4A参照)の組み合わせに係る締結部材33が係合(螺合)されている。この締結部材33には、リヤブレーキランプ、リヤ車幅灯等の灯火器(不図示)に係る配線35(図4A参照)のうちアース端子(不図示)が共締めされている。
As shown in FIG. 2B, the
アースボルト33aは、図4A、図4Bに示すように、軸部33a1を車幅方向内側に向けると共に頭部33a2を車幅方向外側に位置させてブラケット32に設けられている。これにより、仮に、車両10の例えば左車体後部に後突が生じて、リヤピラー13及びホイールハウス15に接合されたブラケット32が前方側に移動するクラッシュが生じた場合であっても、アースボルト33aの頭部33a2が、車体側部材39に突き当たることはない。アースボルト33aの頭部33a2と、車体側部材39との間には、所定のクリアランスCLR(図4A参照)が空いているからである。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the ground bolt 33a is provided on the
ブラケット32の前端部32gは、クォータピラー14に対して接合されていない。つまり、ブラケット32の前端部32gは、クォータピラー14に対して非接合関係を保持している。また、前記クラッシュが生じた場合において、ブラケット32の前端部32gは、クォータピラー14の側面部14mに対して相互にすれ違う配置関係を保っている。
The
これにより、前記クラッシュが生じた場合であっても、ブラケット32の前端部32gが、クォータピラー14の側面部14mに対して相互にすれ違う配置関係を保っており、かつ、クォータピラー14に対して非接合関係を保持しているため、後突によるブラケット32の前方側への移動がクォータピラー14によって妨げられることはない。
これは、前記クラッシュが生じた場合において、クラッシュストロークを稼ぐことを意味する。すなわち、後突が生じた際の衝撃吸収モードについて、リヤピラー13、クォータピラー14の周辺部に衝撃吸収用のクラッシャブルゾーンを設定する要請が生じたケースにおいて、その要請に柔軟に対応することができる。
しかも、後突が生じた際に、リヤピラー13及びクォータピラー14の間にその開口が配置されたフィラーパイプ25が、リヤピラー13及びホイールハウス15に接合されたブラケット32と伴に前方側へクラッシュストロークCSRだけ移動する(図4A、図4B参照)ため、フィラーパイプ25の損傷を防ぐ効果を期待することもできる。
As a result, even when the crash occurs, the
This means earning a crash stroke in the event of the crash. That is, regarding the shock absorption mode when a rear collision occurs, in the case where there is a request to set a crushable zone for shock absorption in the peripheral portion of the rear pillar 13 and the
Moreover, when a rear collision occurs, the
また、ブラケット32には、図2Bに示すように、貫通穴32x、32y、32zが開設されている。これらの貫通穴32x、32y、32zに、灯火器に係る配線35を保持するためのクリップ等の保持具37(図4A参照)が係止される。貫通穴32x、32y、32z、及び保持具37は、本発明の「灯火器に係る配線支持部」に相当する。
このように、ブラケット32に対して灯火器に係る配線35を保持させる構成を採用したため、後突が生じた際にブラケット32及び灯火器に係る配線35が伴に前方側へ移動するため、灯火器に係る配線35の損傷を防ぐ効果を期待することもできる。
Further, as shown in FIG. 2B, the
In this way, since the configuration is adopted in which the
ここで、リヤピラー13、クォータピラー14、ホイールハウスインナ15I、ホイールハウスアウタ15Oのそれぞれとの間、及びこれらに対するブラケット32のスポット溶接による接合関係について、図3を参照して説明する。
Here, the joining relationship between the rear pillar 13, the
前記接合関係としては、図3に〇×の組み合わせ印で示すように、第1接合部P1、第2接合部P2、第3接合部P3、及び第4接合部P4が例示されている。なお、各接合部P1~P4毎のスポット数は、図3に示す〇×の組み合わせ印の数に限定されない。各接合部P1~P4毎のスポット数を、所要の数に適宜設定しても構わない。 As the joint relationship, as shown by the combination mark of 〇 × in FIG. 3, the first joint portion P1, the second joint portion P2, the third joint portion P3, and the fourth joint portion P4 are exemplified. The number of spots for each of the joints P1 to P4 is not limited to the number of the combination marks of 〇 × shown in FIG. The number of spots for each of the joints P1 to P4 may be appropriately set to a required number.
第1接合部P1では、クォータピラー14に係る後フランジ部14fを、インナフランジ部15f及びアウタフランジ部15k(図2A参照)の間に介在させた状態で、後フランジ部14f、インナフランジ部15f、及びアウタフランジ部15kの都合3枚の板部材が、互いに重なった状態で接合されている。
In the first joint portion P1, the
第2接合部P2では、リヤピラー13に係るリヤピラーフランジ部13fを、インナフランジ部15f及びアウタフランジ部15k(図2A参照)の間に介在させた状態で、リヤピラーフランジ部13f、インナフランジ部15f、及びアウタフランジ部15kの都合3枚の板部材が、互いに重なった状態で接合されている。
In the second joint portion P2, the rear
第3接合部P3では、ブラケット32の一般面部32aを、ホイールハウスインナ15Iに係るインナフランジ部15f及びホイールハウスアウタ15Oに係るアウタフランジ部15kの間に介在させた状態で、ブラケット32の一般面部32a、インナフランジ部15f、アウタフランジ部15kの都合3枚の板部材が、互いに重なった状態で接合されている。
In the third joint portion P3, the
第4接合部P4では、インナフランジ部15fに係る切欠部15gを通して露出したブラケット32の露出部32d、リヤピラー13に係るリヤピラーフランジ部13f、ホイールハウスアウタ15Oに係るアウタフランジ部15kの都合3枚の板部材が、互いに重なった状態で接合されている。
In the fourth joint portion P4, the exposed
〔車体後部構造の作用効果〕
次に、本発明の実施形態に係る車体後部構造の作用効果について説明する。
第1の観点に基づく車体後部構造は、車両10の車体後部に設けられるリヤピラー13と、リヤピラー13に対して車体の前方側に所定間隔離間した位置に上下方向に延設されるクォータピラー14と、リヤピラー13及びクォータピラー14の間に配設され、ホイールハウスインナ15I及びホイールハウスアウタ15Oが備わるリヤホイールハウス15と、を車体に備える車体後部構造が前提となる。
第1の観点に基づく車体後部構造は、灯火器に係る配線支持部(貫通穴32x、32y、32z、保持具37)を有する補強部材(ブラケット32)をさらに備える。ブラケット32は、リヤピラー13及びホイールハウスインナ15Iに接合される一方、クォータピラー14の車幅方向内側において、クォータピラー14に接合されることなく、当該車体の前後方向に延設されている。
[Action and effect of the rear structure of the car body]
Next, the operation and effect of the vehicle body rear structure according to the embodiment of the present invention will be described.
The vehicle body rear structure based on the first aspect includes a rear pillar 13 provided at the vehicle body rear portion of the
The vehicle body rear structure based on the first aspect further includes a reinforcing member (bracket 32) having a wiring support portion (through
第1の観点に基づく車体後部構造では、ブラケット32は、リヤピラー13及びホイールハウスインナ15Iに接合される一方、クォータピラー14の車幅方向内側において、クォータピラー14に接合されることなく、当該車体の前後方向に延設されているため、仮に、車両10の車体後部に後突が生じて、リヤピラー13及びホイールハウス15に接合されたブラケット32が前方側に移動するクラッシュが生じた場合であっても、後突によるブラケット32の前方側への移動がクォータピラー14によって妨げられることはない。これは、前記クラッシュが生じた場合において、クラッシュストロークCSRを稼ぐことを意味する。
第1の観点に基づく車体後部構造によれば、後突が生じた際の衝撃吸収モードについて、リヤピラー13、クォータピラー14の周辺部に衝撃吸収用のクラッシャブルゾーンを設定する要請が生じたケースにおいて、その要請に柔軟に対応することができる。
また、ブラケット(補強部材)32は、灯火器に係る配線支持部(貫通穴32x、32y、32z、保持具37)を有するため、後突が生じた際にブラケット32及び灯火器に係る配線35が伴に前方側へ移動する。その結果、灯火器に係る配線35の損傷を防ぐ効果を期待することもできる。
In the vehicle body rear structure based on the first aspect, the
According to the vehicle body rear structure based on the first aspect, there is a request to set a crushable zone for shock absorption around the rear pillar 13 and the
Further, since the bracket (reinforcing member) 32 has a wiring support portion (through
また、第2の観点に基づく車体後部構造は、第1の観点に基づく車体後部構造であって、ブラケット(補強部材)32には、その一般面に対してアースボルト33aが、軸部33a1を車幅方向内側に向けると共に頭部33a2を車幅方向外側に位置させて設けられている。 Further, the vehicle body rear structure based on the second viewpoint is a vehicle body rear structure based on the first viewpoint, and the bracket (reinforcing member) 32 has an earth bolt 33a and a shaft portion 33a1 with respect to the general surface thereof. It is provided so as to face inward in the vehicle width direction and to position the head 33a2 on the outside in the vehicle width direction.
第2の観点に基づく車体後部構造では、ブラケット32には、その一般面に対してアースボルト33aが、軸部33a1を車幅方向内側に向けると共に頭部33a2を車幅方向外側に位置させて設けられているため、車両10の車体後部に後突が生じて前記のようなクラッシュが生じた場合であっても、アースボルト33aの頭部33a2が、ブラケット32に対して車外側に存する車体側部材39に突き当たることはない。
In the vehicle body rear structure based on the second aspect, the
第2の観点に基づく車体後部構造によれば、車両10の車体後部に後突が生じて前記のようなクラッシュが生じた場合であって、ブラケット32に対して車外側に車体側部材39が存する場合であっても、第1の観点に基づく車体後部構造と同様に、リヤピラー13、クォータピラー14の周辺部に衝撃吸収用のクラッシャブルゾーンを設定する要請に柔軟に対応することができる。
According to the vehicle body rear structure based on the second aspect, in the case where a rear collision occurs in the vehicle body rear portion of the
また、第3の観点に基づく車体後部構造は、第1又は第2の観点に基づく車体後部構造であって、ホイールハウスインナ15Iの車幅方向外側にはフィラーパイプ25が配設されている。
Further, the vehicle body rear structure based on the third viewpoint is the vehicle body rear structure based on the first or second viewpoint, and the
第3の観点に基づく車体後部構造では、ホイールハウスインナ15Iの車幅方向外側にはフィラーパイプ25が配設されているため、車両10の車体後部に後突が生じた際に、リヤピラー13及びクォータピラー14の間にその開口が配置されたフィラーパイプ25が、リヤピラー13及びホイールハウス15に接合されたブラケット32と伴に前方側へクラッシュストロークCSRだけ移動する(図4A、図4B参照)。
第3の観点に基づく車体後部構造によれば、フィラーパイプ25の損傷を防ぐ効果を期待することができる。
In the vehicle body rear structure based on the third viewpoint, since the
According to the vehicle body rear structure based on the third viewpoint, the effect of preventing damage to the
〔その他の実施形態〕
以上説明した実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
[Other embodiments]
The embodiment described above shows an example of embodying the present invention. Therefore, these should not limit the technical scope of the invention. This is because the present invention can be carried out in various forms without departing from its gist or its main features.
例えば、本発明の実施形態に係る車体後部構造の説明において、ブラケット32がリトラクタ装置41の支持部材である態様を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されない。ブラケット32がリトラクタ装置41の支持部材である態様に加えて、又は代えて、ブラケット32が後席シート(不図示)の支持部材である態様を採用しても構わない。
For example, in the description of the vehicle body rear structure according to the embodiment of the present invention, the embodiment in which the
10 車両
13 リヤピラー
13O リヤピラーアウタ
13I リヤピラーインナ
13f リヤピラーフランジ部
14 クォータピラー
14f 後フランジ部
14m 側面部
14n 後面部
15 ホイールハウス
15O ホイールハウスアウタ
15I ホイールハウスインナ
15k アウタフランジ部
15f インナフランジ部
15g 切欠部
25 フィラーパイプ
32 ブラケット(補強部材)
32a 一般面部
32g 前端部
32x、32y、32z 貫通穴(灯火器に係る配線支持部)
33a アースボルト
35 灯火器に係る配線
37 保持具(灯火器に係る配線支持部)
10 Vehicle 13 Rear Pillar 13O Rear Pillar Outer 13I
32a
Claims (3)
当該リヤピラーに対して車体の前方側に所定間隔離間した位置に上下方向に延設されるクォータピラーと、
前記リヤピラー及び前記クォータピラーの間に配設され、ホイールハウスインナ及びホイールハウスアウタが備わるリヤホイールハウスと、を前記車体に備える車体後部構造であって、
灯火器に係る配線支持部を有する補強部材をさらに備え、
前記補強部材は、前記リヤピラー及び前記ホイールハウスインナに接合される一方、前記クォータピラーの車幅方向内側において、当該クォータピラーに接合されることなく、当該車体の前後方向に延設されている
ことを特徴とする車体後部構造。 The rear pillar installed at the rear of the vehicle body and
A quarter pillar that extends in the vertical direction at a position separated by a predetermined distance from the rear pillar on the front side of the vehicle body.
A rear wheel structure in which a rear wheel house, which is arranged between the rear pillar and the quarter pillar and is provided with a wheel house inner and a wheel house outer, is provided in the vehicle body.
Further provided with a reinforcing member having a wiring support for the lamp,
While the reinforcing member is joined to the rear pillar and the wheel house inner, the reinforcing member is extended in the front-rear direction of the vehicle body without being joined to the quarter pillar inside the quarter pillar in the vehicle width direction. The rear structure of the car body is characterized by.
前記補強部材には、その一般面に対してアースボルトが、軸部を車幅方向内側に向けると共に頭部を車幅方向外側に位置させて設けられている
ことを特徴とする車体後部構造。 The rear body structure according to claim 1.
The reinforcing member has a rear body structure in which an earth bolt is provided with respect to the general surface thereof so that the shaft portion is directed inward in the vehicle width direction and the head portion is positioned outside in the vehicle width direction.
前記ホイールハウスインナの車幅方向外側にはフィラーパイプが配設されている
ことを特徴とする車体後部構造。 The vehicle body rear structure according to claim 1 or 2.
A rear body structure characterized in that a filler pipe is arranged outside the wheel house inner in the vehicle width direction.
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