JP2022077180A - フェイスシールド - Google Patents

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JP2022077180A
JP2022077180A JP2020187892A JP2020187892A JP2022077180A JP 2022077180 A JP2022077180 A JP 2022077180A JP 2020187892 A JP2020187892 A JP 2020187892A JP 2020187892 A JP2020187892 A JP 2020187892A JP 2022077180 A JP2022077180 A JP 2022077180A
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JP
Japan
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wearer
pipe
band
shields
face shield
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JP2020187892A
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光徳 山口
Mitsunori Yamaguchi
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Nissha Co Ltd
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Nissha Co Ltd
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【課題】装着者の目の乾きを抑制することができるフェイスシールドを提供することを目的とする。【解決手段】フェイスシールドは、装着者の頭部周囲に装着されるバンドと、バンドに、2枚重ねで間隔を空けて取り付けられたシールドと、バンドに沿って取り付けられ、2枚のシールドの間を通るパイプと、パイプに接続され、パイプ内に空気を供給する空気供給装置とを含み、2枚のシールドは、バンドを頭部周囲に装着したときに、装着者の額から目にかけての領域を覆い、パイプは、2枚のシールドの間から下方に向けて空気を吹き出すための複数の穴を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、フェイスシールドに関する。
従来から、医療現場などではフェイスシールドが使用されている。フェイスシールドは、装着者の頭部周囲に装着されるバンドと、バンドに取り付けられ、装着者の顔全面を覆うシールドとを含むものである。
このようなフェイスシールドにおいて、装着者の額上方から下方へ向けて空気を噴出させ、装着者の顔前面にエアーカーテンを形成するものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のフェイスシールド10は、歯科医師などが装着するものである。フェイスシールド10は、バンド20と、バンド20に取り付けられ、装着者の額から顎にかけて覆う1枚のシールド30と、バンド20とシールド30との間に取り付けられたパイプ40と、パイプ40に接続され、パイプ40内に空気を供給する空気供給装置50とを含み、パイプ40は下方に向けて空気を吹き出すための複数の穴40aを有している(図3参照)。このフェイスシールド10は、装着者の顔前面に、上方から下方へ流れるエアーカーテンができることにより、患者の治療時の血や唾液などを、装着者が吸い込むことを防止することができる。
実開平1-101557号公報
しかし、従来のフェイスシールドは、勢いのある空気が絶えず装着者の目の付近に吹き出されるため、装着者の目が乾きやすいという問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、装着者の目の乾きを抑制することができるフェイスシールドを提供することを目的とする。
本発明のフェイスシールドは、
装着者の頭部周囲に装着されるバンドと、
バンドに、2枚重ねで間隔を空けて取り付けられたシールドと、
バンドに沿って取り付けられ、2枚のシールドの間を通るパイプと、
パイプに接続され、パイプ内に空気を供給する空気供給装置とを含み、
2枚のシールドは、バンドを頭部周囲に装着したときに、装着者の額から目にかけての領域を覆い、
パイプは、2枚のシールドの間から下方に向けて空気を吹き出すための複数の穴を有しているものである。
上記態様において、複数の穴から吹き出される空気の風速は0.4m/s以上1.0m/s以下であってもよい。
本発明のフェイスシールドは、装着者の目の乾きを抑制することができる。
(a)本発明のフェイスシールドの一実施形態を示す模式的な側面図である。(b)(a)の底面図である。 本発明のフェイスシールドを装着した状態を示す模式的な側面図である。 (a)従来のフェイスシールドを示す模式的な側面図である。(b)(a)の底面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のフェイスシールドの実施形態の一例を説明する。フェイスシールド1は、バンド2と、バンド2に取り付けられたシールド3と、バンド2に沿って取り付けられたパイプ4と、パイプ4に接続された空気供給装置5とを含む(図1参照)。
バンド2は、装着者の頭部周囲に装着される。言い換えると、フェイスシールド1を装着したときに、バンド2は装着者の頭部周囲に配置される(図2参照)。バンド2は、たとえば、可撓性を有する樹脂製とすることができる。
空気供給装置5は、パイプ4内に空気を供給する。空気供給装置5は、パイプ4内に清浄な空気を供給するため、内部にフィルターを備えていることが好ましい。空気供給装置5は、たとえば、装着者の腰に取り付けることができる。空気供給装置5としては、たとえば、小型ブロワを用いることができる。
シールド3は、外側シールド3aと内側シールド3bとの2枚重ねであり、間隔dを空けて取り付けられている。内側シールド3bは、外側シールド3aよりも装着者の額側に取り付けられる。2枚のシールド3a,3bは、フェイスシールド1のバンド2を頭部周囲に装着したときに、装着者の額から目にかけての領域を覆う大きさである(図2参照)。2枚のシールド3a,3bは、たとえば透明樹脂製とすることができる。
パイプ4は、2枚のシールド3a,3bの間を通る(図1(b)参照)。つまり、パイプ4の直径とシールド3a,3bの間隔dとは同じ長さにすることができ、または、パイプ4の直径よりも間隔dの方を長くすることができる。
パイプ4は、装着者の額に相当する位置に、下方に開口した複数の穴4aを有している。空気供給装置5からパイプ4内に送られた空気が、複数の穴4aから下方(装着者の口元)に向けて吹き出され、エアーカーテンが形成される。
パイプ4の直径は、たとえば5mm~6mmとすることができ、穴4aの直径は、たとえば2mm~3mmとすることができる。パイプ4は、たとえば、樹脂製とすることができる。
本実施形態のフェイスシールド1は、装着者の額から目にかけての領域を覆う2枚のシールド3a,3bを有しており、空気供給装置5から送られた空気は2枚のシールドの間を通って、装着者の口元に吹き出される。穴4aから吹き出された空気は、内側シールド3bがあることによって、装着者の目の付近に当たることがない。つまり、装着者の額付近から吹き出された空気による装着者の目の乾きを抑制することができる。
また、装着者の口元は、2枚のシールド3a,3bによって覆われていないため、エアーカーテンがある状態であっても、装着者の声がこもりにくく、スムーズに会話ができる。また、風が装着者の面前を通るため、夏などの暑い時にも汗を抑制することができる。
複数の穴4aから吹き出される空気の風速は、0.4m/s以上1.0m/s以下であってもよい。この風速は、たとえば、空気供給装置5からパイプ4内に吹き出される空気の風速、パイプ4の直径、および穴4aの直径・個数などを調節することで実現することができる。
複数の穴4aから吹き出される空気の風速が上記の範囲であると、たとえば、治療中の患者から飛び散った唾液や血液などを遮断することができる。また、装着者から会話時などに放出される唾液などを遮断することもできる。
1 :フェイスシールド
2 :バンド
3 :シールド
3a :外側シールド
3b :内側シールド
4 :パイプ
4a :穴
5 :空気供給装置
10 :フェイスシールド
20 :バンド
30 :シールド
40 :パイプ
40a:穴
50 :空気供給装置
60 :装着者

Claims (2)

  1. 装着者の頭部周囲に装着されるバンドと、
    前記バンドに、2枚重ねで間隔を空けて取り付けられたシールドと、
    前記バンドに沿って取り付けられ、2枚の前記シールドの間を通るパイプと、
    前記パイプに接続され、前記パイプ内に空気を供給する空気供給装置とを含み、
    前記2枚のシールドは、前記バンドを前記頭部周囲に装着したときに、前記装着者の額から目にかけての領域を覆い、
    前記パイプは、2枚の前記シールドの間から下方に向けて空気を吹き出すための複数の穴を有している、フェイスシールド。
  2. 前記複数の穴から吹き出される空気の風速は0.4m/s以上1.0m/s以下である、請求項1に記載のフェイスシールド。
JP2020187892A 2020-11-11 2020-11-11 フェイスシールド Pending JP2022077180A (ja)

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