JP2022076433A - 装飾品取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】靴のような既存の着用品又はポータブル品に対してより柔軟に装飾品を取り付け可能な装飾品取付具を提供する。【解決手段】装飾品取付具100は、面ファスナーを構成する部材を含む装飾品800を着脱自在に構成されている。装飾品取付具100は、着用品又はポータブル品に着脱自在に構成された着脱構造150,152と、面ファスナーを構成するフック材とループ材のうちの少なくとも一方である第1部材と、を含む。【選択図】図9

Description

本発明は、鞄や靴などの日用品に取り付けられる装飾品取付具に関する。
鞄や靴などの日用品に取り付け可能な様々な装飾品が知られている。特許文献1は、面ファスナーを備えた鞄や靴と、当該面ファスナーに係合する面ファスナーを備えた装飾品と、を開示している。面ファスナーは、互いに向き合う2面にそれぞれ多数の係合部(雄部)と被係合部(雌部)によって、係合部と被係合部が着脱自在に構成されている。これにより、装飾品が着脱自在に付着できる鞄や靴を提供できるとされている。
特許文献2及び特許文献3は、面ファスナーを備えた鞄と、当該面ファスナーに係合する面ファスナーを備えた装飾品と、を開示している。特許文献4は、履物の表面と装飾品の表面にベルベットファスナーを固着させることによって、履物に対して装飾品を着脱自在にした構成を開示する。特許文献5は、スナップボタンやファスナを靴に取り付けることによって、バックルやベルト状の装飾品を交換自在にしたことを開示する。特許文献6は、靴の外皮部分を面ファスナーのような係着性を有するシート材で形成することによって装飾品を着脱自在にすることを開示する。
実用新案登録第3216175号公報 特開2008-67972号公報 特開2008-237918号公報 実開昭59-141805号 実用新案登録第3093022号公報 特開2001-353008号公報
特許文献1~6では、鞄や靴のような物品に面ファスナーが一体的に取り付けられていたり、物品の一部又は全部が面ファスナーで形成されていたりする。この場合、物品の一部又は全部を構成する生地が面ファスナーに制限されてしまい、装飾品を付けない状態における物品の見た目の意匠性も制限されてしまう。また、面ファスナーを備えた専用の鞄や靴のような物品でなければ、面ファスナーを有する装飾品を取り付けることができないというデメリットも生じる。
したがって、例えば靴のような既存の着用品又はポータブル品に対してより柔軟に装飾品を取り付け可能な構造が望まれる。
一態様に係る装飾品取付具は、面ファスナーを構成する部材を含む装飾品を着脱自在に構成された装飾品取付具である。装飾品取付具は、着用品又はポータブル品に着脱自在に構成された着脱構造と、面ファスナーを構成するフック材とループ材のうちの少なくとも一方である第1部材と、を含む。
上記態様によれば、例えば靴のような既存の着用品又はポータブル品に対して、装飾品取付具を介して装飾品を取り付けることができる。
第1実施形態に係る装飾品取付具の表面図である。 第1実施形態に係る装飾品取付具の裏面図である。 図1のX方向から見た装飾品取付具の模式的側面図である。 図1の4A-4A線に沿った模式的断面図である。 折り返された状態における装飾品取付具の模式的側面図である。 第1実施形態に係る装飾品の模式的表面図である。 第1実施形態に係る装飾品の模式的裏面図である。 第1実施形態に係る装飾品取付具を取り付けた靴の上面図である。 第1実施形態に係る装飾品取付具及び装飾品を取り付けた靴の上面図である。 第1実施形態に係る装飾品取付具の別の取り付け方法を示す図である。 第2実施形態に係る装飾品取付具の表面図である。 第3実施形態に係る装飾品取付具の表面図である。 第3実施形態に係る装飾品取付具の裏面図である。 第4実施形態に係る装飾品取付具の表面図である。 第4実施形態に係る装飾品取付具を取り付けた靴の側面図である。 第4実施形態に係る装飾品取付具の取り付けの一例を説明するための図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。以下の図面において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがあることに留意すべきである。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る装飾品取付具の表面図である。図2は、第1実施形態に係る装飾品取付具の裏面図である。図3は、図1のX方向から見た装飾品取付具の模式的側面図である。図4は、図1の4A-4A線に沿った模式的断面図である。図5は、折り返された状態における装飾品取付具の模式的側面図である。図6は、第1実施形態に係る装飾品の模式的表面図である。図7は、第1実施形態に係る装飾品の模式的裏面図である。図8は、第1実施形態に係る装飾品取付具を取り付けた靴の上面図である。図9は、第1実施形態に係る装飾品取付具及び装飾品を取り付けた靴の上面図である。
第1実施形態に係る装飾品セットは、装飾品取付具100と、装飾品取付具に着脱可能な装飾品800と、を有する。装飾品取付具100は、面ファスナーを構成するフック材とループ材のうちの一方の部材(以下、「第2部材」とも称する。)を含む装飾品800を着脱自在に構成されていてよい。具体的には、装飾品取付具100は、表面側に、面ファスナーを構成するフック材とループ材のうちの他方の部材(以下、「第1部材」とも称する。)を含んでいる。これにより、装飾品取付具100は、面ファスナーによって装飾品800を着脱可能に構成されている。
また、装飾品取付具100は、着用品又はポータブル品に着脱自在に構成された着脱構造を含む。ここで、着用品又はポータブル品は、例えば靴や鞄などであってよい。装飾品取付具100は、好ましくは靴に着脱自在に構成されており、より好ましくは紐を有する靴に着脱自在に構成されており、
装飾品取付具100に設けられた着脱構造は、紐を挿通可能な少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つの穴部150,152を有する。これらの穴部150,152に紐を通し、紐によって装飾品取付具100を着用品又はポータブル品に着脱することができる。さらに、着用品又はポータブル品に取り付けた装飾品取付具100に、後述する装飾品800を着脱することができる。なお、装飾品800は、使用者の志向に応じて別のものと交換可能であってよい。
このように、鞄や靴のような既存の着用品又はポータブル品に、装飾品取付具100を介して、装飾品800を着脱することができる。したがって、鞄や靴のような着用品又はポータブル品自体を、面ファスナーを構成する部材によって形成する必要がない。また、使用者は、装飾品取付具100及び装飾品800を取り付けた状態で着用品又はポータブル品を使用することもでき、装飾品取付具100及び装飾品800を取り付けない既存の状態のまま着用品又はポータブル品を使用することもできる。
以下、より好ましい形態として、紐を有する靴に対して好適な装飾品取付具100について説明する。本態様では、前述した穴部150,152に、靴の紐を通すことによって、装飾品取付具100が靴に取り付けられる(図8も参照)。
装飾品取付具100は、少なくとも靴900の甲部(アッパー)を覆うような大きさであってよい。以下、図1~図5及び図11~図14において、X方向を「横方向」と称することがある。また、図のY方向を「縦方向」と称することがある。さらに、図のZ方向を「厚み方向」と称することがある。任意ではあるが、縦方向における装飾品取付具100の長さは、横方向における装飾品取付具100の長さよりも長くてよい。
装飾品取付具100は、少なくとも2層のシート160,162を含んでいてよい(図3及び図4参照)。これらのシートのうちの少なくとも表面側、好ましくは両面のシート160は、フック材及びループ材のうちの少なくとも一方の部材を含んでいてよい。第1実施形態では、装飾品取付具100の表面側のほぼ全面がループ材によって構成されている。したがって、装飾品取付具100に、フック材を有する装飾品800が着脱可能となっている。なお、本実施形態では、装飾品取付具100の表面側のほぼ全面がループ材によって構成されているが、この代わりに、装飾品取付具100の表面側の一部がループ材によって構成されていてもよい。
装飾品取付具100を構成する少なくとも2層のシートのうちの1つの層162は、例えばスポンジのような弾性部材又はクッション材であってよい。これにより、弾性又はクッション性を有する装飾品取付具100が、靴900の甲部(アッパー)のところを覆うため、使用者の足を保護する効果を向上させることができる(図も参照)。
第1実施形態では、装飾品取付具100は、折り返し線180に沿って折り返し可能に構成されていてよい。折り返し線180は、例えば直線状に延びた縫い目によって構成されていてよい。これにより、弾性部材又はクッション材が設けられていたとしても、縫い目によって、装飾品取付具100に折り癖をしっかりつけることができる。
折り返し線180は、横方向に沿って延びていてよい。これにより、装飾品取付具100は、2つ折り可能になっている。ここで、以下では、図1における折り返し線180よりも下側の部分を「第1領域S1」と称することがある。また、図1における折り返し線180よりも上側の部分を「第2領域S2」と称することがある。
装飾品取付具100は、折り返された状態で靴900に着用されてもよい(図8参照)。この場合、装飾品取付具100の、折り返し線180を基準にして一方側の第1領域S1は、靴900に取り付けられた状態で、折り返し線180を基準にして他方側の第2領域S2を覆っている。
装飾品取付具100の面ファスナーを構成するループ材は、少なくとも、折り返し線180を基準にして一方の第1領域S1に設けられてよい。これにより、装飾品取付具100が取り付けられた状態で、装飾品900を靴のアッパーのところに着脱することができる。一方、穴部152は、少なくとも、折り返し線180を基準にして他方の側に設けられていてよい。好ましい形態では、飾品取付具100の面ファスナーを構成するループ材は、第1領域S1と第2領域S2の両方に設けられていてよい。
また、装飾品取付具100の面ファスナーを構成するループ材は、第1領域S1及び/又は第2領域S2の表面側のみに設けられていてもよく、両面に設けられていてもよい。
装飾品取付具100は、折り返し線180が使用者の足の方に向くように配置されていてよい。使用者が歩行動作等を行った場合、使用者の足は、装飾品取付具100の折り返された部分に接触することがある。装飾品取付具100の折り返された部分は、湾曲するため、使用者の足に対する刺激が少ないというメリットが生じる。
靴の紐910を通すための穴部152は、装飾品取付具100の第2領域S2に少なくとも2つ設けられていることが好ましい。2つの穴部152は、横方向に並んで設けられていてよい。これにより、靴の紐910から延びる2本の紐を、2つの穴部152に通すことができる。
靴の紐910を通すという観点から、横方向における2つの穴部152どうしの間の距離は、例えば1~5cm程度であってよい。穴部152の形状は、例えば円形であってよい。これに限らず、穴部152の形状は、例えば楕円形であってもよく、長方形、正方形、六角形のような多角形であってもよい。穴部152の形状は、紐を通すことが可能であればよい。また、各々の穴部152の差渡の長さの最大値、すなわち穴部152の縁上の2点間の長さの最大値は、例えば1~10mm、好ましくは2~8mm程度であってよい。ここで、差渡の長さは、穴部152が円形であれば、円の直径に相当する。また、差渡の長さは、穴部152が楕円形であれば、楕円の長径に相当する。また、差渡の長さは、穴部152が長方形や正方形であれば、長方形や正方形の対角線の長さに相当する。
また、装飾品取付具100は、第1領域S1にも、靴の紐910を通すための穴部150を有していてもよい。穴部150は、折り返し線180に関して、穴部152と対称の位置に設けられることが好ましい。この場合、装飾品取付具100が折り返し線180で折り返されたときに、穴部150と穴部152が位置合わせされる。したがって、装飾品取付具100が折り返し線180で折り返された状態で、靴の紐910を穴部150と穴部152の両方に通すことができる(図8参照)。
靴の紐910を通すという観点から、横方向における2つの穴部150どうしの間の距離は、例えば1~5cm程度であってよい。穴部150の形状は、例えば円形であってよい。これに限らず、穴部150の形状は、例えば楕円形であってもよく、長方形、正方形、六角形のような多角形であってもよい。穴部150の形状は、紐を通すことが可能であればよい。また、各々の穴部150の差渡の長さの最大値、すなわち穴部150の縁上の2点間の長さの最大値は、例えば1~10mm、好ましくは2~8mm程度であってよい。
前述した穴部150及び/又は穴部152を縁取る部分は、他の部分、特に面ファスナーのループ材を構成する部分よりも高い剛性を有していてよい。好ましくは、前述した穴部150及び/又は穴部152を縁取る部分は、縫い目によって構成されていてよい。穴部150及び/又は穴部152を縁取る部分の剛性が高いと、使用者が穴部150及び/又は穴部152に紐を通しやすいというメリットがある。
装飾品取付具100の、面ファスナーを構成する部材、すなわちフック材又はループ材が形成されている領域を複数の区画に分けるように、少なくとも2層のシート160,162を互いに縫合する縫い目182が設けられていてよい。このように縫い目182が設けられていることによって、いったん取り付けた装飾品800を装飾品取付具100から取り外し易くすることができる。
仮に、2層のシート160,162が互いに縫合されていない場合、装飾品取付具100から装飾品800を取り外す際に、ループ材を有する表面側のシート160が裏面側のシートから浮き上がってしまい、装飾品800をうまく取り外しにくくなることがある。上記実施形態では、縫い目182によって、そのような不具合を解消することができる。
ループ材を有する表面側のシート160の浮き上がりを防止するため、少なくとも2層のシート160,162どうしを接着剤により接着してもよい。しかしながら、ホットメルトのように接着時に加熱を要する場合、面ファスナーを構成する部材が劣化する虞がある。
したがって、接着剤を使用することなく縫い目182によって少なくとも2層のシート160,162を互いに縫合することがより好ましい。これにより、接着剤によって装飾品取付具100が意図せず硬くなりすぎることも抑制できる。なお、この場合であっても、穴部150,152の縁や装飾品取付具100の外縁の部分には局所的に接着剤が設けられていてもよい。
縫い目182は、幅方向から傾斜した方向に延びていることが好ましい。縫い目182は、幅方向から、例えば30°以上、好ましくは45°以上傾斜した方向に延びていてよい。このように傾斜した縫い目182は、飾品取付具100を折り曲げる折り返し線として実質的に機能しない。したがって、靴900に取り付けられた状態で、飾品取付具100が意図しない方向に曲がってしまうことを抑制できる。
本実施形態では、装飾品取付具100は、ループ材を含んでいる。ループ材は、フック材よりも柔らかいため、使用者の足に当たったとしても、その違和感が小さいというメリットがある。
装飾品800は、その裏面にフック材を有していてよい。装飾品800のフック材810は、装飾品取付具100のループ材に着脱可能に構成されている。図9に示すように、装飾品800は、靴900に取り付けられた装飾品取付具100のループ材に取り付けられる。様々な種類の装飾品800が用意されていてよい。この場合、様々な種類の装飾品800を、使用者の好みで装飾品取付具100に取り付けることができる。
図10は、第1実施形態に係る装飾品取付具100の別の取り付け方法を示している。装飾品取付具100の構造は、前述したとおりである。図10では、装飾品取付具100の第2領域S2に設けられた穴部150にのみ、靴900の紐が通されている。この場合であっても、装飾品取付具100を靴900に取り付けることができる。この場合、装飾品取付具100の第1領域によって靴900の紐を部分的に又は全体的に隠すことができる。これにより、装飾品取付具100に取り付けた装飾品800をより目立たせることができる。
図10に示す取り付け方法では、第1領域S1に設けられた穴部150は不要である。ただし、使用者が複数の取り付け方法を選択できるようにするためには、第1領域S1に穴部150が設けられていることが好ましい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る装飾品取付具100について説明する。図11は、第2実施形態に係る装飾品取付具100の平面図である。第1実施形態と同様の構成について、同様の符号が付されていることに留意されたい。以下では、第1実施形態と同様の構成については、その説明を省略することがある。
第2実施形態に係る装飾品取付具100は、第1実施形態に係る装飾品取付具の第2領域S2を取り除いた形状を有する。したがって、第2実施形態に係る装飾品取付具100は、第1実施形態における折り返し線180を有していない。
第2実施形態に係る装飾品取付具100は、折り返されることなく、靴900に取り付けられる。具体的には、装飾品取付具100の穴部150に靴の紐910を通すことによって、装飾品取付具100が靴900に取り付けられる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る装飾品取付具100について説明する。図12は、第3実施形態に係る装飾品取付具の表面図である。図13は、第3実施形態に係る装飾品取付具の裏面図である。第1実施形態と同様の構成について、同様の符号が付されていることに留意されたい。以下では、第1実施形態と同様の構成については、その説明を省略することがある。
第3実施形態に係る装飾品取付具100は、第1実施形態とほぼ同様に、第1領域S1、折り返し線180及び第2領域S2を有する。ただし、第3実施形態における第2領域S2の形状は、第1実施形態と異なっている。
第3実施形態では、第2領域S2は、縦方向に長く延びている。第2領域S2の形状は、折り返し線180に関して第1領域S1の形状と対照になっている。
第3実施形態においても、図8~図10に示すように、装飾品取付具100は、折り返された状態で、靴900に取り付けることができる。
第3実施形態において、ループ材は、装飾品取付具100の第1領域S1と第2領域S2の両方に設けられていてよい。この場合、装飾品取付具100は、第1領域S1が第2領域S2を覆うような状態で靴900に取り付けることもでき、第2領域S2が第1領域S1を覆うような状態で靴900に取り付けることもできる。これにより、第1領域S1のループ材が経年劣化したとしても、第2領域S2のループ材に装飾品800を取り付けることができる。
図13に示すように、装飾品取付具100は、係合部材190を有していてもよい。係合部材190は、折り返し線180によって折り返された装飾品取付具100の第1領域S1と第2領域S2とを互いに係合させられる部材であればよい。
第3実施形態では、係合部材190は、面ファスナーを構成するフック材である。図13では、係合部材190は、第1領域S1に設けられている。装飾品取付具100が折り返された状態で、係合部材190としてのフック材が、第2領域S2の裏面に設けられたループ材に付着する。この場合、装飾品取付具100が靴900に取り付けられた状態で、歩行動作のような振動により第1領域S1が第2領域S2から浮き上がることを抑制することができる。
図13に示す態様の代わりに、係合部材190は、第2領域S2に設けられていてもよい。また、装飾品取付具100がフック材を有する場合、係合部材190は、面ファスナーを構成するループ材を含んでいてもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る装飾品取付具100について説明する。図14は、第4実施形態に係る装飾品取付具の表面図である。図15は、第4実施形態に係る装飾品取付具を取り付けた靴900の側面図である。図16は、第4実施形態に係る装飾品取付具の取り付けの一例を説明するための図である。第1実施形態と同様の構成について、同様の符号が付されていることに留意されたい。以下では、第1実施形態と同様の構成については、その説明を省略することがある。
第4実施形態に係る装飾品取付具100は、第1実施形態とほぼ同様に、第1領域S1、折り返し線180及び第2領域S2を有する。ただし、第4実施形態における第2領域S2の形状は、第1実施形態と異なっている。
第4実施形態では、第2領域S2は、縦方向に長く延びている。具体的には、縦方向における第2領域S2の端部は、細長くなっており、縦方向に長く延びている。第2領域S2の、第1領域S1とは反対側の端部の幅方向における長さL1は、例えば0.5~3.0cm以下であってよい(図14参照)。
第4実施形態においても、装飾品取付具100は、折り返し線180で折り返される。装飾品取付具100は、折り返し線180によって折り返された装飾品取付具100の第1領域S1と第2領域S2とを互いに係合させる係合部材190を有する。
第4実施形態では、係合部材190は、フック材である。図14では、係合部材190は、第2領域S2に設けられている。また、装飾品取付具100は、折り返し線180と係合部材190との間に第2折り返し線185を有していてよい。
第2折り返し線185は、例えば縫い目や、装飾品取付具100の剛性が変化する境界線等によって構成されていてよい。剛性が変化する境界線は、例えば、係合部材190の縁によって形成されていてよい。
第4実施形態において、第2領域S2の縦方向に長く延びた部分は、図15及び図16に示されているように、紐910の、靴の先端に近い部分912の下に通されている。ここで、図16では、説明の都合上、第1領域S1は図示されていない。図16では、第2領域S2の縦方向に長く延びた部分は、紐の最もつま先側の部分の下側にのみ通されているが、第2領域S2の縦方向に長く延びた部分は、紐の最もつま先側の部分よりも後側の部分の下側にも通されてもよい。
第2領域S2の縦方向に長く延びた部分は、第2折り返し線185で上方に折り返されている。これにより、第2領域S2に設けられた係合部材190としてのフック材が、上方を向き、第1領域S1に対向する。したがって、係合部材190としてのフック材を、第1領域S1の裏面に設けられたループ材に取り付けることができる。この場合であっても、第3実施形態で説明したように、第1領域S1が第2領域S2から浮き上がることを抑制することができる。
また、第4実施形態において、装飾品取付具100の第2領域S2の裏側に、第2係合部材195が設けられていてよい。第2係合部材195は、第2領域S2の、第1領域S1とは反対側の先端付近に設けられていてよい。
第4実施形態では、第2係合部材195は、フック材である。第2領域S2の縦方向に長く延びた部分は、第2折り返し線185で上方に折り返されている。これにより、第2係合部材195としてのフック材は、第2領域S2のループ材に付着する(図15及び図16参照)。これにより、第2係合部材195は、装飾品取付具100を環状の状態で係合させる。すなわち、第2係合部材195によって装飾品取付具100は、環状の状態を維持し、この環の中を紐が通っている。このように、第2係合部材195は、着用品又はポータブル品に着脱自在に構成された装飾品取付具100の着脱構造を構成していてよい。この場合、装飾品取付具100は、前述した穴部150及び/又は穴部152を有していなくてもよい。
上述したように、実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替の実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態の装飾品取付具は、前述したように、靴の紐を利用して、既存の靴に取り付けることができる。したがって、装飾品取付具は、紐を有する靴に対して好適に利用できる。しかしながら、装飾品取付具は、紐を有する着用品又はポータブル品に着脱自在に適用することもできる。また、追加の紐を用いれば、紐を有しない着用品又はポータブル品にも適用することが可能である。
100 装飾品取付具
150 穴部
152 穴部
180 折り返し線
182 縫い目
185 第2折り返し線
190 係合部材
195 第2係合部材
800 装飾品
900 靴

Claims (11)

  1. 面ファスナーを構成する部材を含む装飾品を着脱自在に構成された装飾品取付具であって、
    着用品又はポータブル品に着脱自在に構成された着脱構造と、
    面ファスナーを構成するフック材とループ材のうちの少なくとも一方である第1部材と、を含む、装飾品取付具。
  2. 前記着脱構造は、紐を挿通可能な少なくとも2つの穴部を有する、請求項1に記載の装飾品取付具。
  3. 前記装飾品取付具は、折り返し線に沿って折り返し可能に構成されており、
    前記第1部材は、少なくとも、前記折り返し線を基準にして一方の側に設けられており、
    前記少なくとも2つの穴部は、少なくとも、前記折り返し線を基準にして他方の側に設けられている、請求項2に記載の装飾品取付具。
  4. 前記着用品又はポータブル品は、紐を有する靴である、請求項1から3のいずれか1項に記載の装飾品取付具。
  5. 前記着脱構造は、折り返された前記装飾品取付具を環状の状態で係合させる第2係合部材を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の装飾品取付具。
  6. 前記着用品又はポータブル品は、紐を有する靴であり、
    前記第2係合部材は、前記靴の紐を囲むように環状に折り返された前記装飾品取付具を環状の状態で係合させる面ファスナーを含む、請求項5に記載の装飾品取付具。
  7. 前記第1部材は、ループ材を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の装飾品取付具。
  8. 前記第1部材が形成されている領域は、少なくとも2層のシートを含み、
    前記少なくとも2層のシートのうちの1層は、弾性又はクッション性を有するシートである、請求項1から7のいずれか1項に記載の装飾品取付具。
  9. 前記第1部材が形成されている領域は、少なくとも2層のシートを含み、
    前記第1部材が形成されている領域を複数の区画に分けるように、前記少なくとも2層のシートを互いに縫合する縫い目が設けられている、請求項1から10のいずれか1項に記載の装飾品取付具。
  10. 前記少なくとも2層のシートを接着するための接着剤を含まない、請求項9に記載の装飾品取付具。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の装飾品取付具に着脱自在に構成された装飾品。

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