JP2022075519A - 位相周波数レスポンス測定方法及び装置 - Google Patents
位相周波数レスポンス測定方法及び装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明は、位相周波数レスポンス測定方法及び装置を提供する。【解決手段】位相周波数レスポンス測定装置は、少なくとも、第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得する第一処理ユニット;第一検出信号及び第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算する第一計算ユニット;及び、複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて光送信端フィルタリングモジュールの1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する第一確定ユニットを含む。【選択図】図7
Description
本発明は、通信技術の分野に関する。
光通信システムでは、デジタルドメインの前平衡技術がしばしば光送信機バンド幅の制限の問題を克服するために用いられる。そのうち、前平衡は信号が光送信機において通過する各モジュールによるフィルタリング損傷を補償するために用いられる。これらのモジュールのカスケード接続されるフィルタリングレスポンスは該伝送チャネルのフィルタリングレスポンスを構成する。該フィルタリングレスポンスが既知である条件の下で、前平衡器の係数は複数の種類の従来技術、例えば、ゼロフォーシング(zero forcing)法、最小平均二乗誤差差(minimum mean square error)法などを採用して得ることができる。
従来技術では、器械を使用して送信機のフィルタリングレスポンスを測定することができる。しかし、器械測定のコストが高く、かつ大規模の使用が困難である。フィルタリングレスポンスは振幅周波数レスポンス(amplitude-frequency response)及び位相周波数レスポンス(phase-frequency response)を含み、そのうち、振幅周波数レスポンスは光送受信機の内蔵のナローバンド光電検出器(PD)を利用して測定され得るが、位相周波数レスポンスの測定については低コストの解決策が未だに無い。
上述の問題のうちの少なくとも1つに鑑みて、本発明の実施例は位相周波数レスポンス測定方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の第一側面によれば、位相周波数レスポンス測定装置が提供され、そのうち、該装置は、
第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得する第一処理ユニットであって、測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを通過した後に該第一信号は取得され、該測定信号は複数のブランチのうちの1つのブランチ上で送信され、該複数のブランチのうちの他のブランチ上では信号を送せず、該測定信号のフレーム構成(フレーム構造)は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、該デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有する、第一処理ユニット;
該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延(群時間遅延)を計算する第一計算ユニット;及び
該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する第一確定ユニットを含む。
第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得する第一処理ユニットであって、測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを通過した後に該第一信号は取得され、該測定信号は複数のブランチのうちの1つのブランチ上で送信され、該複数のブランチのうちの他のブランチ上では信号を送せず、該測定信号のフレーム構成(フレーム構造)は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、該デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有する、第一処理ユニット;
該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延(群時間遅延)を計算する第一計算ユニット;及び
該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する第一確定ユニットを含む。
本発明の実施例の第二側面によれば、位相周波数レスポンス測定方法が提供され、そのうち、該装置は、
複数のブランチのうちの1つのブランチ上で測定信号を送信し、該複数のブランチのうちの他のブランチ上で信号を送信せず、該測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、該デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;
該測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
該第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し;及び
該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定することを含む。
複数のブランチのうちの1つのブランチ上で測定信号を送信し、該複数のブランチのうちの他のブランチ上で信号を送信せず、該測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、該デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;
該測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
該第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し;及び
該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定することを含む。
本発明の有利な効果は次のとおりであり、即ち、シングルブランチ・デュアル周波数測定信号及び光送受信機の内蔵の光電検出器を使用することで各ブランチの位相周波数レスポンスを測定し得るため、追加の測定器械を必要とせずに位相周波数レスポンスを測定することで、器械を用いて位相周波数レスポンスを測定することによる高コスト及び大規模使用困難の問題を避けることができる。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明を実施するための好適な実施例を詳細に説明する。なお、このような実施例は、例示に過ぎず、本発明を限定するものでない。
図1は本発明の実施例における光送信機又は光送受信機の光送信端構造を示す図である。光送信機又は光送信端構造100は送信器101、DA変換(DAC)モジュール102、駆動(DRV)モジュール103、光変調器104及びレーザー105を含む。そのうち、送信器101はデジタル電気信号を発し、該デジタル電気信号は後続の各フィルタリングモジュール、例えば、DA変換モジュール102、DRVモジュール103、光変調器(例えば、マッハ・ツェンダー変調器)104、レーザー(LD)105を通過した後にフィルタリング損傷が与えられ得る。ここで、送信器101の後続の各送信端フィルタリングモジュール、即ち、DA変換モジュール102、DRVモジュール103及び光変調器104がもたらすフィルタリング損傷を送信端のフィルタリングレスポンスと称する。本発明の実施例はフィルタリングレスポンスにおける位相周波数レスポンスを測定する方法及び装置を提供する。
以下、添付した図面を参照しながら本発明の各種の実施例について説明する。なお、これらの実施例は例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。
<第一側面の実施例>
本実施例は位相周波数レスポンス測定方法を提供する。
本実施例は位相周波数レスポンス測定方法を提供する。
図2は本発明の実施例における位相周波数レスポンス測定方法を示す図である。該位相周波数レスポンス測定方法は以下のステップを含む。
201:複数のブランチのうちの1つのブランチ上で測定信号を送信し、該複数のブランチのうちの他のブランチ上で信号を送信せず、該測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、該デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;
202:該測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
203:該第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
204:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し;及び
205:該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する。
202:該測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
203:該第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
204:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し;及び
205:該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する。
上述の実施例から分かるように、シングルブランチ・デュアル周波数測定信号及び光送受信機の内蔵の光電検出器を使用することで各ブランチの位相周波数レスポンスを測定し得るため、追加の測定器械を必要とせずに位相周波数レスポンスを測定することで、器械を用いて位相周波数レスポンスを測定することによる高コスト及び大規模使用困難の問題を避けることができる。
幾つかの実施例において、光送信端フィルタリングモジュールはDA変換(DAC)モジュール及び光変調器(例えば、マッハ・ツェンダー変調器)を含んでも良く、また、駆動(DRV)モジュール、光変調器(例えば、マッハ・ツェンダー変調器)、レーザー(LD)などをさらに含んでも良く、具体的には図1を参照することができる。該光送信端フィルタリングモジュールがもたらすフィルタリング損傷は送信端のフィルタリングレスポンスと称され、フィルタリングレスポンスH(ω)は振幅周波数レスポンスA(ω)及び位相周波数レスポンスθ(ω)を含み、そのうち、H(ω)=A(ω)×exp[jθ(ω)]である。以下、201-205をもとに、位相周波数レスポンスθ(ω)を如何に確定するかを説明し、そのうち、ωは周波数を表す。
幾つかの実施例において、光送信端は複数のブランチ、例えば、同相ブランチ(I)及び直交ブランチ(Q)を含み得るが、本発明はこれに限定されず、例えば、デュアル偏波状態に基づいて変調される光送信端は4つのブランチ、即ち、水平偏波状態の同相ブランチ、水平偏波状態の直交ブランチ、垂直偏波状態の同相ブランチ及び垂直偏波状態の直交ブランチを含んでも良いが、ここでは網羅的な記載を省略する。本発明の実施例における位相周波数レスポンス測定方法では各ブランチについてそれぞれ各ブランチの光送信端の位相周波数レスポンスを測定し、そのうち、各ブランチの位相周波数レスポンスの測定方法が同じである。以下、水平偏波の同相ブランチの位相周波数レスポンスの測定のみを例として説明を行うが、他のブランチの位相周波数レスポンスの測定方法も同様である。
幾つかの実施例において、1つのブランチの位相周波数レスポンスを測定するときに、該ブランチのみで測定信号を送信し、他のブランチで信号を送信せず、即ち、他の非測定待ちブランチ(例えば、測定待ちの1つのブランチと同じ偏波状態のもう1つのブランチ及びもう1つの偏波状態の同相及び直交ブランチ)について、測定信号は全ゼロ(全零)信号である。
幾つかの実施例において、該測定待ちブランチ上で送信される測定信号のフレーム構成は1つのデュアル周波数信号を含み、図3は該測定信号のフレーム構成(構造)を示す図であり、図3に示すように、該フレーム構成は1つのデュアル周波数信号(1対の周波数ωn及びωn-1であり、nは1以上の整数である)を含み、該デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し、例えば、該測定信号はsI(t)=cos(ωnt)+cos(ωn-1t)と表すことができ、tは時間を示し、そのうち、2つの周波数ωnとωn-1の間隔はωn-ωn-1=dωである。
幾つかの実施例において、該光送信端フィルタリングモジュールの中の光変調器は測定待ちの1つのブランチの直流バイアスのみをヌル点(null point)近傍に設定するが、他のブランチの直流バイアス及び位相バイアス(bias P)について要求せず、該他のブランチの直流バイアスはヌル点近傍に設定されても良く、ヌル点近傍に設定されなくても良く、位相バイアスもゼロ度(零度)であっても良く、ゼロ度でなくても良いが、本実施例はこれに限られない。
測定時に、光変調器は線形変調状態にあっても良く、又は、非線形変調状態にあっても良い。本発明の実施例はこれに限定されないが、説明の便宜のため、以下、線形変調を例にとって説明を行う。
幾つかの実施例において、光変調器が線形変調状態にあるときに、該測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを経た後に取得される第一信号(周波数ポイントωnに対応する)の等価ベースバンド電場成分u1(t)は以下のように表することができる。
幾つかの実施例において、該第一信号がナローバンド光電検出器の光電変換及びローパスフィルタリングを経た後に、ωn及びωn-1の高次高調波成分が除去され、ビート周波数dωが残され、ナローバンド光電検出器の出力端の光電流u2(t)は以下のように表すことができる。
そのうち、GPD(dω)及びφPD(dω)はナローバンド光電検出器のdωにおける振幅周波数及び位相周波数レスポンスである。
よって、ナローバンド光電検出器の出力端の光電流u2(t)には送信端の位相周波数レスポンス情報が含まれる。
幾つかの実施例において、該第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行うことで、第一検出信号及び第二検出信号を取得し、そのうち、該第一参照信号及び該第二参照信号はそれぞれcos(dω×t+δ)及びsin(dω×t+δ)であり、dωは該周波数間隔であり、δは参照信号の測定信号に対しての初期位相(an initial phase of the reference signal relative to the measurement signal)であり、それは参照信号とu2(t)の間の相対時間遅延により導入される位相であり、また、周波数混合後の信号u2(t)cos(dω×t+δ)に対して平均操作<・>を行い、かつ周波数混合後の信号u2(t)sin(dω×t+δ)に対して平均操作<・>を行うことで、ノイズを除去することができ、該第一検出信号及び第二検出信号は次のように表すことができる。
幾つかの実施例において、該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、そのうち、該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算し、該ビート周波数の位相に基づいて各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を確定し、例えば、該第一検出信号及び第二検出信号の比のアークタンジェント関数atan(Qn/In)を算出することで、該ビート周波数の位相θ(ωn)-θ(ωn-1)+φPD(dω)-δを得ることができ、グループ時間遅延τ(ωn)=-(θ(ωn)-θ(ωn-1))/dωであるので、周波数ポイントωnにおけるグループ時間遅延推定値(即ち、周波数ωnにおける位相(相移)の周波数に対しての変化率を表す)を以下のように推定することができる。
幾つかの実施例において、該デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、複数の周波数ポイントに対応する第一信号、及び複数の周波数ポイントに対応する第一検出信号及び第二検出信号を取得することができ、そして、複数の周波数ポイントに対応する該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて、複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行うことで、該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定することができる。
幾つかの実施例において、送信端は、周波数ポイントωnにおけるグループ時間遅延を推定し得るまで、デュアル周波数信号(周波数ωn及びωn-1)を含むフレームを重複(繰り返し)送信する。送信端は該デュアル周波数信号の周波数をωn及びωn+1に変更し、そして、周波数ポイントωn+1におけるグループ時間遅延を推定し得るまで、変更後のデュアル周波数信号(周波数ωn+1及びωn)を含むフレームを重複送信する。
例えば、該デュアル周波数信号の周波数ωn及びωn-1を(例えば、掃引周波数の方式で)を変更し、また、固定した周波数間隔dωを保持し、例えば、該デュアル周波数信号の周波数をωn+1及びωn(ωn+1-ωn=dω)に変更し、上述の公式(1)に基づいて周波数ポイントωn+1に対応する第一信号を取得し、上述の公式(2)-(4)に基づいて周波数ポイントωn+1に対応する第一検出信号及び第二検出信号を取得し、そして、上述の公式(5)に基づいて周波数ポイントωn+1におけるグループ時間遅延
(外1)
を取得し、これに基づいて類推し、同じ方式で周波数ポイントωn+2、ωn+3、ωn+4…におけるグループ時間遅延
(外2)
を順次確定し、それから、上述の複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行い、位相周波数レスポンス
(外3)
を以下のように推定することができる。
(外1)
を取得し、これに基づいて類推し、同じ方式で周波数ポイントωn+2、ωn+3、ωn+4…におけるグループ時間遅延
(外2)
を順次確定し、それから、上述の複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行い、位相周波数レスポンス
(外3)
を以下のように推定することができる。
幾つかの実施例において、該測定待ちブランチの或る低周波数ω0における位相周波数レスポンスθ(ω0)が定数であり、位相周波数レスポンスの形状を変更せず、また、グループ時間遅延誤差がもたらすn[φPD(dω)-δ]成分により、推定された位相周波数レスポンス
(外4)
に傾角が導入され得る。しかしながら、ジョイント測定された位相周波数レスポンス
(外5)
及び振幅周波数レスポンスに基づいて前平衡係数を計算するときに、該傾角により、均衡(平衡)出力信号の時間遅延のみが増加し、信号の波形を変更しないので、該ブランチの前平衡効果に影響を与えることがない。言い換えれば、公式(6)を用いて得られた位相周波数レスポンスに誤差成分が含まれるが、該位相周波数レスポンスに基づいて前平衡係数を確定するときに、該誤差成分は、前平衡の効果に影響を及ぼすことがないため、フィルタリング特性の補償処理に影響を与えることもない。
(外4)
に傾角が導入され得る。しかしながら、ジョイント測定された位相周波数レスポンス
(外5)
及び振幅周波数レスポンスに基づいて前平衡係数を計算するときに、該傾角により、均衡(平衡)出力信号の時間遅延のみが増加し、信号の波形を変更しないので、該ブランチの前平衡効果に影響を与えることがない。言い換えれば、公式(6)を用いて得られた位相周波数レスポンスに誤差成分が含まれるが、該位相周波数レスポンスに基づいて前平衡係数を確定するときに、該誤差成分は、前平衡の効果に影響を及ぼすことがないため、フィルタリング特性の補償処理に影響を与えることもない。
幾つかの実施例において、上述の方式によってそれぞれ光送信端の各ブランチの位相周波数レスポンスを確定し、該位相周波数レスポンスに基づいて前平衡係数を計算し、そして、該前平衡係数に基づいて送信信号に対して前平衡処理を行った後に、異なるブランチ間に相対時間遅延が存在する可能性があり、該相対時間遅延は従来技術により測定することができる。本発明の実施例はこれに限定されず、測定された相対時間遅延をDACの入力信号に適用することで相対時間遅延の補償を完了することができる。なお、具体的な処理フローについては後述の第七側面の実施例を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、シングルブランチ・デュアル周波数測定信号及び光送受信機の内蔵の光電検出器を使用することで各ブランチの位相周波数レスポンスを測定し得るため、追加の測定器械を必要とせずに位相周波数レスポンスを測定することで、器械を用いて位相周波数レスポンスを測定することによる高コスト及び大規模使用困難の問題を避けることができる。
<第二側面の実施例>
本実施例は位相周波数レスポンス測定方法を提供する。第一側面の実施例とは異なる点は、該測定信号の各フレーム構成は1つのデュアル周波数信号を含むのではなく、少なくとも2つのデュアル周波数信号を含み、また、測定信号を含む各フレームについて取得されるグループ時間遅延は1つの周波数ポイントにおけるグループ時間遅延ではなく、1つのグループ時間遅延セグメントであることにある。以下、第一側面の実施例との相違点のみについて説明し、同じ部分の説明が省略される。
本実施例は位相周波数レスポンス測定方法を提供する。第一側面の実施例とは異なる点は、該測定信号の各フレーム構成は1つのデュアル周波数信号を含むのではなく、少なくとも2つのデュアル周波数信号を含み、また、測定信号を含む各フレームについて取得されるグループ時間遅延は1つの周波数ポイントにおけるグループ時間遅延ではなく、1つのグループ時間遅延セグメントであることにある。以下、第一側面の実施例との相違点のみについて説明し、同じ部分の説明が省略される。
幾つかの実施例において、測定信号のフレーム構成は少なくとも2つ(N個であり、Nは2以上である)のデュアル周波数信号を含み、各デュアル周波数信号の2つの周波数の周波数間隔は同じである。例えば、各デュアル周波数信号の低周波数は第二周波数間隔で逓増することができ、該第二周波数間隔は該周波数間隔dωに等しくても良いが、本実施例はこれに限られない。図4Aは本実施例における測定信号のフレーム構成を示す図である。図4Aに示すように、該測定信号のフレーム構成にはN=4個のデュアル周波数信号が含まれ、各デュアル周波数信号の周波数間隔はすべてdωに等しく、即ち、ωn+1-ωn=ωn+2-ωn+1=ωn+3-ωn+2=ωn+4-ωn+3=dωであり、かつ各デュアル周波数信号の低周波数ωn、ωn+1、ωn+2、ωn+3は該周波数間隔dωで逓増する。オプションとして、該測定信号のフレーム構成はさらにフレームヘッダー(図中のhead)を含んでも良く、該フレームヘッダーは全ゼロ信号であっても良いが、本発明はこれに限定されず、該フレームヘッダーはフレーム同期用であっても良く、これより、各デュアル周波数信号の時間位置をポジショニングすることができる。
幾つかの実施例において、第一側面の実施例から分かるように、各デュアル周波数信号が1つの周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を測定するために用いられ得るから、本実施例における測定信号のN個のデュアル周波数信号はN個の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を測定し得る。以下、上述のN個の周波数ポイントのグループ時間遅延をグループ時間遅延セグメントと略称する(例えば、第n個目のグループ時間遅延セグメントの場合、測定信号(ωn,ωn+1)、(ωn+1,ωn+2)、(ωn+2,ωn+3)、(ωn+3,ωn+4)に対応する))。
図5は本発明の実施例における位相周波数レスポンス測定方法を示す図であり、図5に示すように、該方法は以下のステップを含む。
501:複数のブランチのうちの1つのブランチ上で測定信号を送信し、該複数のブランチのうちの他のブランチ上で信号を送信せず、該測定信号のフレーム構成は少なくとも2つのデュアル周波数信号を含み、具体的なフレーム構成は前述のようであり、ここではその詳しい説明を省略し;
502:該測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
503:該第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
504:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、複数の分離したグループ時間遅延セグメントを生成し;
505:各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせ、グループ時間遅延関数を取得し;及び
506:該グループ時間遅延関数に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する。
502:該測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
503:該第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
504:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、複数の分離したグループ時間遅延セグメントを生成し;
505:各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせ、グループ時間遅延関数を取得し;及び
506:該グループ時間遅延関数に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する。
幾つかの実施例において、501-502の実施方式について第一側面の実施例の中の201-202を参照することができ、異なる点は、501の中の測定信号は1つのデュアル周波数信号ではなく、少なくとも2つのデュアル周波数信号を含むことにある。
以下、先に1つのグループ時間遅延セグメントを如何に得るかを説明する。
幾つかの実施例において、503では、該第一信号がナローバンド光電検出器PDを通過した後に、さらに同期操作を行う必要があり、そのうち、送信端は、少なくとも2つのデュアル周波数信号を含む測定信号(例えば、図4Aに示すようである)のフレームを重複送信し、PDは複数(M)のフレームが重複された測定信号を得ることができ、フレームヘッダーを使用してPD受信の信号に対しての同期を完了した後に、それぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行うことで、第一検出信号及び第二検出信号を取得し、具体的な周波数混合・ノイズ除去のプロセスについては第一側面の実施例を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。504では、該第一検出信号及び第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算し、具体的な計算方式については第一側面の実施例を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。該ビート周波数の位相はΦp,mと表すことができ、そのうち、pは第n個目のグループ時間遅延セグメントの中の第p個目の周波数ポイントを表し、p=1,2,…,Nであり、mは第mフレームの信号を示し、m=1,2,…,Mである。各Φp,mに基づいて第n個目のグループ時間遅延セグメントを決定することができる。
図6は本実施例においてビート周波数の位相に基づいて第n個目のグループ時間遅延セグメントを確定する方法を示す図であり、図6に示すように、該方法は以下のステップを含む。
601:該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレーム(例えば、前述のM個のフレーム)において同じ周波数ポイントについて得られた該位相に位相跳躍(phase jump(跳変))が発生するときに、該位相に対してアンラップ(unwrap1)を行い;
603:アンラップ後の該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた該位相の平均後の値を該同じ周波数ポイントについての位相とし、また、該現在のフレーム構成における各周波数ポイントで得られた該位相に対してアンラップ(unwrap2)を行い、該現在のフレーム構成における各周波数ポイントに対応する位相を取得し、そして、該現在のフレーム構成における各周波数ポイントに対応する該位相に基づいて、該現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを得る。
603:アンラップ後の該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた該位相の平均後の値を該同じ周波数ポイントについての位相とし、また、該現在のフレーム構成における各周波数ポイントで得られた該位相に対してアンラップ(unwrap2)を行い、該現在のフレーム構成における各周波数ポイントに対応する位相を取得し、そして、該現在のフレーム構成における各周波数ポイントに対応する該位相に基づいて、該現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを得る。
幾つかの実施例において、601では、同じ周波数ポイントについて、受信した重複のM個のフレーム(Mは2以上である)から推定された位相Φp,1、Φp,2、…、Φp,Mは同じ理論値を有するはずである。ノイズによって引き起こされる位相跳躍を避けるために、Φp,1、Φp,2、…、Φp,Mに対してアンラップを行うことで、|Φp,i-Φp,i-1|<π(i=2,3,…、M)であるようにさせることができ、即ち、πのところで位相跳躍が生じないようにさせることで、真の位相変化を反映することができる。
幾つかの実施例において、M個のフレームにおいて同一の周波数ポイントpについてのビート周波数の位相に対して平均を行い、該平均値を該周波数ポイントpのビート周波数の位相Φpとし、各周波数ポイントに対して順次平均を行うことで、第n個目のグループ時間遅延セグメント内の各周波数ポイントのビート周波数の位相Φp(p=1,2,…,N)を得ることができる。隣接する2つの周波数ポイントのビート周波数の位相の差が通常πの範囲内にあるので、N個の位相に対してアンラップを行うことで、|Φp-Φp-1|<πであるように保証することができる。各周波数ポイントに対応する位相Φp(p=1,2,…,N)に基づいて、現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを
のように得ることができる。
幾つかの実施例において、1回目のアンラップの後に、該方法はさらに以下のステップ(オプション)を含んでも良い。
602:アンラップ後の該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた該位相が構成する曲線のスロープ(slope)を計算し、該位相から該スロープを除去し、あるいは、該スロープに基づいて参照信号の周波数差及び/又はサンプリングクロックの周波数偏移を計算し、そして、計算結果に基づいて該第一参照信号及び第二参照信号を更新する。
幾つかの実施例において、デュアル周波数測定が高周波数信号であり、参照信号が低周波数信号であるときに、両者の周波数差が非常に大きい。それらの信号クロックが独立してランニングしている場合、1回目のアンラップの後の位相Φp,1、Φp,2、…、Φp,Mが構成する曲線にスロープが存在する可能性があり、スロープが存在する場合、該方法はさらに、スロープを除去した後に2回目のアンラップを行っても良い。例えば、該位相から該スロープを直接除去し、あるいは、該スロープに基づいて参照信号の周波数差及び/又はサンプリングクロックの周波数偏移を計算し、計算結果、例えば、dωをフィードバックし、そして、フィードバックの計算結果に基づいて該第一参照信号及び第二参照信号cos(dω×t+δ)及びsin(dω×t+δ)を更新する。
以上、1つのグループ時間遅延セグメント(例えば、第n個目のグループ時間遅延セグメント)を如何に確定するかを説明した。幾つかの実施例において、現在のフレーム構成の測定信号における各該デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、異なるフレーム構成の測定信号に対応する分離したグループ時間遅延セグメントを取得し、そのうち、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号の最低周波数が異なり、そのうち、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号は少なくとも1つ(K個であり、Kは1以上である)の同じオーバーラップデュアル周波数信号を含み、例えば、現在のフレーム構成の測定信号における各該デュアル周波数信号の2つの周波数を変更するときに、変更前の測定信号の末尾が変更後の測定信号の頭部の連続したK個のデュアル周波数信号と一致するようにさせ、又は、変更後の測定信号の末尾が変更前の測定信号の頭部の連続したK個のデュアル周波数信号と一致するようにさせることができ、N>K≧1であり、そのうち、上述のK個のオーバーラップデュアル周波数信号を有する変更前後の測定信号は、測定によって隣接するグループ時間遅延セグメントが得られ得る。図4B及び図4CはそれぞれK=1及びK=2の場合の測定信号変更後の様子を示す図であり、図4Bに示すように、第n+1個目のグループ時間遅延セグメントを得るための測定信号は4個のデュアル周波数信号があり、各デュアル周波数信号の周波数はそれぞれ(ωn+3,ωn+4)、(ωn+4,ωn+5)、(ωn+5,ωn+6)、(ωn+6,ωn+7)であり、図4Aの中の変更前の測定信号に比べて、1つのオーバーラップしたデュアル周波数信号(ωn+3,ωn+4)があり、図4Cに示すように、第n+1個目のグループ時間遅延セグメントを得るための測定信号は4個のデュアル周波数信号があり、各デュアル周波数信号の周波数はそれぞれ(ωn+2,ωn+3)、(ωn+3,ωn+4)、(ωn+4,ωn+5)、(ωn+5,ωn+6)でああり、図4Aにおける変更前の測定信号に比較して、2つのオーバーラップしたデュアル周波数信号(ωn+2,ωn+3)、(ωn+3,ωn+4)がある。上述の第n個目のグループ時間遅延セグメントを得た後に、送信端は少なくとも2つのデュアル周波数信号を含む測定信号(例えば、図4B又は4Cに示すようである)のフレームを重複送信し、PDは複数(M)のフレームが重複された測定信号を得ることができ、フレームヘッダーを用いてPD受信の信号の同期を完了した後に、それぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算することで、第n+1個目のグループ時間遅延セグメントを確定することができる。なお、具体的なプロセスについては前述の第n個目のグループ時間遅延セグメントの確定方式と同じであるため、ここではその詳しい説明を省略する。
幾つかの実施例において、505では、オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定することで得られたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて、各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせ、例えば、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントの全部又は一部のオーバーラップ周波数ポイント(K個又はK個のうちの少なくとも1つ)におけるグループ時間遅延の差の平均値を計算し、該平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのうちの1つのセグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンド(頭と尾がつながる)になるようにさせ、例えば、それぞれ1つのセグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延と該平均値との差を計算し、各差を、つなぎ合わせた後の該セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延とし、あるいは、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのオーバーラップ周波数ポイント上のグループ時間遅延の平均値を該オーバーラップ周波数ポイントのつなぎ合わせた後のグループ時間遅延とし、該平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせ、例えば、つなぎ合わせる前の1つのセグメント上の該オーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延と該平均値との第一の差を計算し、それぞれ該セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延と該第一の差との第二の差を計算し、各第二の差を、つなぎ合わせた後の該セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延とする。これにより、完全なグループ時間遅延セグメントを取得し、該完全なグループ時間遅延セグメントに対して積分を行うことで、該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを得ることができる。
上述の実施例から分かるように、シングルブランチ・デュアル周波数測定信号及び光送受信機の内蔵の光電検出器を使用することで各ブランチの位相周波数レスポンスを測定し得るため、追加の測定器械を必要とせずに位相周波数レスポンスを測定することで、器械を用いて位相周波数レスポンスを測定することによる高コスト及び大規模使用困難の問題を避けることができる。
また、異なる周波数ポイントのグループ時間遅延を測定する過程で、参照信号がテスト信号の初期位相δnに対してランダム変化する可能性があり、そのため、異なる周波数ポイントのグループ時間遅延推定値にランダムグループ時間遅延誤差δn/dωを導入することがある。このようなランダム誤差はグループ時間遅延曲線の
(外6)
形状を変更することができる。これに基づいて得られた位相周波数レスポンスを前平衡係数の計算に用いる場合、前平衡のパフォーマンスに影響を与える恐れがある。上述の実施例から分かるように、オーバーラップ周波数ポイントに対応するグループ時間遅延を利用して各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせることで、参照信号及び測定信号の位相差の変化によって引き起こされるランダムグループ時間遅延誤差を除去することができる。
(外6)
形状を変更することができる。これに基づいて得られた位相周波数レスポンスを前平衡係数の計算に用いる場合、前平衡のパフォーマンスに影響を与える恐れがある。上述の実施例から分かるように、オーバーラップ周波数ポイントに対応するグループ時間遅延を利用して各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせることで、参照信号及び測定信号の位相差の変化によって引き起こされるランダムグループ時間遅延誤差を除去することができる。
<第三側面の実施例>
本発明の実施例は位相周波数レスポンス測定装置を提供し、該位相周波数レスポンス測定装置は光通信システムの光送信機又は光送受信機の送信端に配置され得る。該装置が問題を解決する原理は第一側面又は第二側面の方法と類似しているため、その具体的な実施については第一側面又は第二側面の実施例の方法の実施を参照することができ、ここでは重複説明が省略される。
本発明の実施例は位相周波数レスポンス測定装置を提供し、該位相周波数レスポンス測定装置は光通信システムの光送信機又は光送受信機の送信端に配置され得る。該装置が問題を解決する原理は第一側面又は第二側面の方法と類似しているため、その具体的な実施については第一側面又は第二側面の実施例の方法の実施を参照することができ、ここでは重複説明が省略される。
図7は本実施例に係る位相周波数レスポンス測定装置の構成図であり、図7に示すように、装置700は以下のものを含む。
第一処理ユニット701:第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得するために用いられ、そのうち、測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを通過した後に該第一信号は取得され、該測定信号は複数のブランチのうちの1つのブランチ上で送信され、該複数のブランチのうちの他のブランチ上では信号を送信せず、該測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、該デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;
第一計算ユニット702:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するために用いられ;及び
第一確定ユニット703:該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するために用いられる。
第一計算ユニット702:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するために用いられ;及び
第一確定ユニット703:該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するために用いられる。
幾つかの実施例において、第一処理ユニット701、第一計算ユニット702及び第一確定ユニット703の実施方式については第一側面の実施例201-205を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
幾つかの実施例において、該第一参照信号及び該第二参照信号はそれぞれcos(dω×t+δ)及びsin(dω×t+δ)であり、そのうち、dωは該周波数間隔であり、δは該第一参照信号及び/又は該第二参照信号の測定信号に対しての初期位相である。
幾つかの実施例において、装置はさらに以下のもの(オプション;図示せず)を含む。
第一制御ユニット:該デュアル周波数信号の2つの周波数を変更するために用いられ、これにより、第一処理ユニット702は複数の周波数ポイントに対応する第一検出信号及び第二検出信号を取得し、第一計算ユニット702は複数の周波数ポイントに対応する該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算し、そして、該ビート周波数の位相に基づいて該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を確定し、第一確定ユニット703は該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行うことで、該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する。
幾つかの実施例において、該光送信端フィルタリングモジュールの中の光変調器は該1つのブランチの直流バイアスのみをヌル点に設定する。
図8は本実施例における位相周波数レスポンス測定装置の構成図であり、図8に示すように、装置800は以下のものを含む。
第一処理ユニット801:第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得するために用いられ、そのうち、測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを通過した後に該第一信号は得られ、該測定信号は複数のブランチのうちの1つのブランチ上で送信され、該複数のブランチのうちの他のブランチ上では信号を送信せず、該測定信号のフレーム構成は少なくとも2つの(N個の)デュアル周波数信号を含み、各デュアル周波数信号のうちの2つの周波数の周波数間隔は同じであり、各デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;
第一計算ユニット802:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するために用いられ;
第一確定ユニット803:該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するために用いられる。
第一計算ユニット802:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するために用いられ;
第一確定ユニット803:該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するために用いられる。
幾つかの実施例において、第一計算ユニット802は該現在のフレーム構成の測定信号に対応する複数の(N個の)周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延は現在のフレーム構成に対応するグループ時間遅延セグメントを構成し、該装置はさらに以下のものを含む。
第二制御ユニット(オプション;図示せず):現在のフレーム構成の測定信号における各該デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、第一計算ユニット802が異なるフレーム構成の測定信号に対応する分離したグループ時間遅延セグメントを計算するようにさせるために用いられ、そのうち、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号の最低周波数は異なり;
つなぎ合わせユニット804:オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて、各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせるために用いられ、そのうち、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号は少なくとも1つの同じ該オーバーラップデュアル周波数信号を含む。また、第一確定ユニット803はつなぎ合わせた後のグループ時間遅延セグメントに基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する。
つなぎ合わせユニット804:オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて、各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせるために用いられ、そのうち、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号は少なくとも1つの同じ該オーバーラップデュアル周波数信号を含む。また、第一確定ユニット803はつなぎ合わせた後のグループ時間遅延セグメントに基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する。
幾つかの実施例において、つなぎ合わせユニット804は、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントの全部又は一部のオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延の差の平均値を計算し、該平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのうちの1つのセグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせ、あるいは、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのオーバーラップ周波数ポイント上のグループ時間遅延の平均値を該オーバーラップ周波数ポイントのつなぎ合わせた後のグループ時間遅延とし、該平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を更新することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせる。
幾つかの実施例において、第一処理ユニット801、第一計算ユニット802、第一確定ユニット803及びつなぎ合わせユニット804の実施方式については第二側面の実施例の501-506を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
幾つかの実施例において、図9は該第一計算ユニット802の構成図であり、図9に示すように、第一計算ユニット802は少なくとも以下のものを含む。
第一計算モジュール906:該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて該現在のフレーム構成の中の異なるデュアル周波数信号のビート周波数の位相を計算するために用いられ;
第一アンラップモジュール901:該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた該位相に位相跳躍が発生するときに、該位相に対してアンラップを行うために用いられ;
平均化モジュール902:アンラップ後の該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた該位相の平均値を計算し、該平均値を該同じ周波数ポイントについての位相とするために用いられ;
第二アンラップモジュール903:該現在のフレーム構成の中の各周波数ポイントで得られた該位相に対してアンラップを行うことで、該現在のフレーム構成の中の各周波数ポイントに対応する位相を得るために用いられ;及び
積分モジュール905:該現在のフレーム構成の中の各周波数ポイントに対応する該位相に基づいて、該現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを確定するために用いられる。
第一アンラップモジュール901:該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた該位相に位相跳躍が発生するときに、該位相に対してアンラップを行うために用いられ;
平均化モジュール902:アンラップ後の該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた該位相の平均値を計算し、該平均値を該同じ周波数ポイントについての位相とするために用いられ;
第二アンラップモジュール903:該現在のフレーム構成の中の各周波数ポイントで得られた該位相に対してアンラップを行うことで、該現在のフレーム構成の中の各周波数ポイントに対応する位相を得るために用いられ;及び
積分モジュール905:該現在のフレーム構成の中の各周波数ポイントに対応する該位相に基づいて、該現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを確定するために用いられる。
幾つかの実施例において、該第一計算ユニット802はさらに以下のもの(オプション)を含んでも良い。
第一処理モジュール904:アンラップ後の該現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた該位相が構成する曲線のスロープを計算し、該位相から該スロープを除去し、あるいは、該スロープに基づいて参照信号の周波数差及び/又はサンプリングクロックの周波数偏移を計算し、そして、計算結果に基づいて該第一参照信号及び第二参照信号を更新するために用いられる。
幾つかの実施例において、第一アンラップモジュール901、平均化モジュール902、第二アンラップモジュール903、第一処理モジュール904及び積分モジュール905の実施方式については第二側面の実施例の601-603を参照することができ、ここでは重複説明が省略される。
幾つかの実施例において、オプションとして、送信機又は送受信機の送信器及びフィルタリングモジュールを使用するときに、装置800はさらに、設置ユニット(図示せず)を含んでも良く、それは送信機又は送受信機の前平衡器に対して設置を行うことで、前平衡器がワーキングしないようにさせることができるが、上述の実施例に限定されず、該設置ユニットは送信機、受信機、又は送受信機に設けられても良い。
幾つかの実施例において、送信端位相周波数レスポンスが測定される通信装置、例えば、送信機又は送受信機の送信器によって該測定信号を送信し、該通信装置の、送信端フィルタリング特性が測定される送信端フィルタリングモジュールを通過させ、その後、該装置700又は800により、取得された第一信号に基づいて位相周波数レスポンスを決定しても良い。
幾つかの実施例において、該装置700又は800はさらにナローバンド光電検出器を含んでも良く、オプションとして、該ナローバンド光電検出器はさらに上述の通信装置に設けることもでき、該装置700又は800により、第一信号がナローバンド光電検出器を通過した後の出力信号に基づいて位相周波数レスポンスを確定しても良い。
上述の実施例から分かるように、シングルブランチ・デュアル周波数測定信号及び光送受信機の内蔵の光電検出器を使用することで各ブランチの位相周波数レスポンスを測定し得るため、追加の測定器械を必要とせずに位相周波数レスポンスを測定することで、器械を用いて位相周波数レスポンスを測定することによる高コスト及び大規模使用困難の問題を避けることができる。
また、異なる周波数ポイントのグループ時間遅延を測定する過程で、参照信号がテスト信号の初期位相δnに対してランダム変化する可能性があり、そのため、異なる周波数ポイントのグループ時間遅延推定値にランダムグループ時間遅延誤差δn/dωを導入することがある。このようなランダム誤差はグループ時間遅延曲線の
(外7)
形状を変更することができる。これに基づいて得られた位相周波数レスポンスを前平衡係数の計算に用いる場合、前平衡のパフォーマンスに影響を与える恐れがある。上述の実施例から分かるように、オーバーラップ周波数ポイントに対応するグループ時間遅延を利用して各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせることで、参照信号及び測定信号の位相差の変化によって引き起こされるランダムグループ時間遅延誤差を除去することができる。
(外7)
形状を変更することができる。これに基づいて得られた位相周波数レスポンスを前平衡係数の計算に用いる場合、前平衡のパフォーマンスに影響を与える恐れがある。上述の実施例から分かるように、オーバーラップ周波数ポイントに対応するグループ時間遅延を利用して各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせることで、参照信号及び測定信号の位相差の変化によって引き起こされるランダムグループ時間遅延誤差を除去することができる。
<第四側面の実施例>
本発明の実施例はさらに通信システムを提供し、該通信システムは第三側面の実施例に記載の位相周波数レスポンス測定装置700又は800を含み、さらに通信装置を含み、該通信装置は送信機又は送受信機である。
本発明の実施例はさらに通信システムを提供し、該通信システムは第三側面の実施例に記載の位相周波数レスポンス測定装置700又は800を含み、さらに通信装置を含み、該通信装置は送信機又は送受信機である。
図10は本実施例による通信システムの構成図であり、図10に記載のように、該通信システム1000は位相周波数レスポンス測定装置1001を含み、その実施方式は第三側面の実施例における位相周波数レスポンス測定装置700又は800を参照することができ、該通信システムは送信端の位相周波数レスポンスを測定するために用いられ、該通信システムはさらに通信装置1002を含んでも良く、該通信装置1002は少なくとも図1に示す各モジュールを含み、具体的な構成は図1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。また、該通信装置はさらに光電検出器(変調器の後に設置される光電検出器)及び前平衡器(送信器の後に設置される前平衡器)などを含んでも良く、例えば、該通信装置が送受信機であるときに、該通信装置はさらに、受信端モジュール、例えば、復調器、AD変換モジュールなどを含んでも良く、具体的には従来技術を参照することができ、ここでは網羅的な記載を省略する。
幾つかの実施例において、送信端位相周波数レスポンスを測定するときに、先に通信装置1002の前平衡器のワーキングを停止し、その後、通信装置1002の送信器が異なる周波数の測定信号を送信し、送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し、該第一信号をPDを通過させた後に位相周波数レスポンス測定装置1001に送信し、該装置1001に送信端位相周波数レスポンスを測定させる。
上述の実施例から分かるように、シングルブランチ・デュアル周波数測定信号及び光送受信機の内蔵の光電検出器を使用することで各ブランチの位相周波数レスポンスを測定し得るため、追加の測定器械を必要とせずに位相周波数レスポンスを測定することで、器械を用いて位相周波数レスポンスを測定することによる高コスト及び大規模使用困難の問題を避けることができる。
<第五側面の実施例>
本発明の実施例はさらに通信装置を提供し、第四側面の実施例とは異なる点は、本実施例では位相周波数レスポンス測定装置の機能を該通信装置に統合することにあり、該通信装置は送信機又は送受信機である。
本発明の実施例はさらに通信装置を提供し、第四側面の実施例とは異なる点は、本実施例では位相周波数レスポンス測定装置の機能を該通信装置に統合することにあり、該通信装置は送信機又は送受信機である。
図11は本実施例の通信装置の構成図であり、図11に示すように、通信装置1100は中央処理器(CPU)1101及び記憶器1102を含んでも良く、記憶器1102は中央処理器1101に接続される。なお、該図は例示に過ぎず、さらに他の類型の構造を用いて該構造に対して補充又は代替を行うことで、電気通信機能又は他の機能を実現しても良い。
幾つかの実施例において、第四側面の実施例における位相周波数レスポンス測定装置1001の機能を中央処理器1101に統合することができる。
そのうち、中央処理器1101は次のように構成され、即ち、第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し、そのうち、測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを経た後に該第一信号は取得され、該測定信号は複数のブランチのうちの1つのブランチ上で送信され、該複数のブランチのうちの他のブランチ上では信号を送信せず、該測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、該デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;該第一検出信号及び該第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し;及び、該複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて該光送信端フィルタリングモジュールの該1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する。
図11に示すように、通信装置1100はさらに通信モジュール1104、入力ユニット1105、表示器1103及び電源1106を含んでも良い。なお、通信装置1100は図11中のすべての部品を含む必要がない。また、通信装置1100はさらに図11に無いものを含んでも良いが、これについては従来技術を参照することができる。
例えば、該通信装置1100は送信機又は送受信機であっても良く、このような場合、通信装置1100はさらに図1に示す各モジュールを含んでも良く、具体的な構成は図1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。また、該通信装置はさらに光電検出器及び前平衡器などを含んでも良く、例えば、該通信装置が送受信機であるときに、該通信装置はさらに受信端モジュール、例えば、復調器などを含んでも良く、具体的には従来技術を参照することができ、ここでは網羅的な記載を省略する。
例えば、中央処理器1101はさらに次のように構成され、即ち、上述の送信器が測定信号を送信し、また、測定信号の周波数を変更するように制御する。
図11に示すように、中央処理器1101は制御器又は操作コントロールと称される場合があり、マイクロプロセッサ又は他の処理器装置及び/又は論理装置を含んでも良く、該中央処理器1101は入力を受信して通信装置1100の各部品の操作を制御することができる。
そのうち、記憶器1102は例えば、バッファ、フレッシュメモリ、HDD、可移動媒体、揮発性記憶器、不揮発性記憶器又は他の適切な装置のうちの1つ又は複数であっても良くい、事前定義又は事前設定の情報を記憶することができ、また、情報の実行に関するプログラムをさらに記憶することができる。また、中央処理器1101は該記憶器1102に記憶の該プログラムを実行することで、情報の記憶又は処理などを実現することができる。他の部品の機能が従来と類似しているため、ここではその詳しい説明を省略する。また、通信装置1100の各部品は専用ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はその組み合わせにより実現されても良いが、そのすべては本発明の範囲内にある。
本実施例では、位相周波数レスポンスを測定するときに、先に通信装置1100の中の前平衡器のワーキングを停止し、その後、CPUの制御下で、送信器が異なる周波数の測定信号を送信し、送信端の各フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し、光電検出器を通過させた後に、位相周波数レスポンス測定装置1101に送信し、位相周波数レスポンス測定装置1101に位相周波数レスポンスを確定させるようにすることができ、オプションとして、該光電検出器はさらに位相周波数レスポンス測定装置1001に設けることもできるが、本発明の実施例はこれについて限定しない。
上述の実施例から分かるように、シングルブランチ・デュアル周波数測定信号及び光送受信機の内蔵の光電検出器を使用することで各ブランチの位相周波数レスポンスを測定し得るため、追加の測定器械を必要とせずに位相周波数レスポンスを測定することで、器械を用いて位相周波数レスポンスを測定することによる高コスト及び大規模使用困難の問題を避けることができる。
<第六側面の実施例>
本発明の実施例はさらに前平衡器を提供し、図12は本実施例における前平衡器の構成図であり、該前平衡器1200は以下のものを含む。
本発明の実施例はさらに前平衡器を提供し、図12は本実施例における前平衡器の構成図であり、該前平衡器1200は以下のものを含む。
フィルタリングレスポンス測定ユニット1201:第三側面の実施例の位相周波数レスポンス測定装置700又は800を含み、送信端のフィルタリングレスポンスを確定するために用いられ;
前平衡ユニット1202:該送信端のフィルタリングレスポンスに基づいて該前平衡器係数を確定し、該前平衡器係数を用いて送信信号に対して前平衡処理を行うために用いられる。
前平衡ユニット1202:該送信端のフィルタリングレスポンスに基づいて該前平衡器係数を確定し、該前平衡器係数を用いて送信信号に対して前平衡処理を行うために用いられる。
そのうち、フィルタリングレスポンス測定ユニット1201の具体的な実施方式については第三側面の実施例を参照することができ、また、該前平衡ユニット1202はゼロフォーシング、最小平均二乗誤差差などの方法を採用して前平衡器の係数を確定し、constant modulus algorithmにより該係数を用いて受信信号に対して前平衡処理を行うことができるが、本実施例はこれに限られない。
<第七側面の実施例>
本発明の実施例はさらに通信装置を提供し、該通信装置は送受信機又は送信機であり、図13は本実施例における通信装置の構成図であり、該通信装置1300は前平衡器1301を含み、その実施方式は第六側面の実施例に係る前平衡器を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本発明の実施例はさらに通信装置を提供し、該通信装置は送受信機又は送信機であり、図13は本実施例における通信装置の構成図であり、該通信装置1300は前平衡器1301を含み、その実施方式は第六側面の実施例に係る前平衡器を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
このような場合、該通信装置はさらに図1に示す各モジュール、例えば、送信器101、DA変換モジュール102、DRVモジュール103、光変調器104及びレーザー105を含んでも良く、具体的な構成は図1を参照することができ、また、該通信装置はさらに光電検出器106などを含んでも良く、例えば、該通信装置が送受信機であるときに、該通信装置はさらに受信端モジュール、例えば復調器などを含んでも良く、具体的には従来技術を参照することができ、ここでは網羅的な記載を省略する。
幾つかの実施例において、前平衡器が該位相周波数レスポンスに基づいて前平衡係数を計算し、該前平衡係数に基づいて送信信号に対して前平衡処理を行った後に、異なるブランチ間に相対時間遅延が存在する可能性があり、該相対時間遅延は従来技術によって測定され得る。本発明の実施例はこれに限定されず、該通信装置1300はさらに時間遅延補償モジュール1302を含んでも良く、それは測定された相対時間遅延をDACの入力信号に適用することで相対時間遅延の補償を完了することができる。
本発明の実施例はさらにコンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、位相周波数レスポンス測定装置又は通信装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムはコンピュータに前記位相周波数レスポンス測定装置又は通信装置中で第一又は第二側面の実施例に記載の位相周波数レスポンス測定方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータ可読プログラムが記憶されている記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムはコンピュータに位相周波数レスポンス測定装置又は通信装置中で第一又は第二側面に記載の位相周波数レスポンス測定方法を実行させる。
本発明の以上の装置及び方法はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより実現されても良い。本発明はさらに次のようなコンピュータ可読プログラムにも関し、即ち、該プログラムは論理部品により実行されるときに、論理部品に、上述の装置又は構成部品を実現させ、又は、該論理部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明はさらにこのようなプログラムを記憶し得る記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。
また、本発明の目的は次のような方式で実現されても良く、即ち、上述の実行可能なプログラムコードが記憶されている記憶媒体を直接又は間接的にシステム又は装置に提供し、該システム又は装置におけるコンピュータ又は中央処理ユニット(CPU)は上述のプログラムコードを読み出して実行する。このときに、該システム又は装置がプログラムを実行し得る機能を有すれば、本発明の実施方式はプログラムに限定されず、また、該プログラムは任意の形式、例えば、オブジェクト指向プログラム、インタプリタによって実行されるプログラム、オペレーティングシステムに提供されるスクリプトプログラムなどであっても良い。
これらのマシン可読記憶媒体は、各種のメモリ及び記憶ユニット、半導体デバイス、光、磁気、光磁気ディスクなどの磁気ディスク、情報の記憶に適した他の媒体などを含んでも良いが、これに限られない。
また、コンピュータは、インターネット上の対応するウェブサイトに接続し、かつ本発明によるコンピュータプログラムコードをコンピュータにダウンローしてインストールし、その後、該プログラムを実行することにより、本発明の技術案を実現することもできる。
また、本発明は、さらに、マシン可読指令コードを含むプログラムプロダクトを提供する。このような指令コードは、マシンにより読み取られて実行されるときに、上述の本発明の実施形態における方法を実行することができる。それ相応に、このようなプログラムプロダクトをキャリー(carry)する、例えば、磁気ディスク(フロッピーディスク(登録商標)を含む)、光ディスク(CD-ROM及びDVDを含む)、光磁気ディスク(MD(登録商標)を含む)、及び半導体記憶器などの各種の記憶媒体も、本発明に含まれる。
上述の記憶媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体記憶器などを含んでも良いが、これらに限定されない。
また、上述の方法における各操作(処理)は、各種のマシン可読記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能なプログラムの方式で実現することもできる。
また、以上の実施例などに関し、さらに以下のように付記として開示する。
(付記1)
位相周波数レスポンス測定装置であって、
第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得するための第一処理ユニットであって、測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを通過した後に前記第一信号は得られ、前記測定信号は複数のブランチのうちの1つのブランチ上で送信され、前記複数のブランチのうちの他のブランチ上では信号を送信せず、前記測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、前記デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有する、第一処理ユニット;
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するための第一計算ユニット;及び
前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するための第一確定ユニットを含む、装置。
位相周波数レスポンス測定装置であって、
第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得するための第一処理ユニットであって、測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを通過した後に前記第一信号は得られ、前記測定信号は複数のブランチのうちの1つのブランチ上で送信され、前記複数のブランチのうちの他のブランチ上では信号を送信せず、前記測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、前記デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有する、第一処理ユニット;
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するための第一計算ユニット;及び
前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するための第一確定ユニットを含む、装置。
(付記2)
付記1に記載の装置であって、
前記第一参照信号及び前記第二参照信号はそれぞれcos(dω×t+δ)及びsin(dω×t+δ)であり、そのうち、dωは前記周波数間隔であり、δは前記第一参照信号及び/又は前記第二参照信号の測定信号に対しての初期位相である、装置。
付記1に記載の装置であって、
前記第一参照信号及び前記第二参照信号はそれぞれcos(dω×t+δ)及びsin(dω×t+δ)であり、そのうち、dωは前記周波数間隔であり、δは前記第一参照信号及び/又は前記第二参照信号の測定信号に対しての初期位相である、装置。
(付記3)
付記1に記載の装置であって、
第一制御ユニットをさらに含み、それは、前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、前記第一処理ユニットが複数の周波数ポイントに対応する第一検出信号及び第二検出信号を取得し;前記第一計算ユニットが複数の周波数ポイントに対応する前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算し、前記ビート周波数の位相に基づいて前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を確定し;前記第一確定ユニットが前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行い、前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するようにさせる、装置。
付記1に記載の装置であって、
第一制御ユニットをさらに含み、それは、前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、前記第一処理ユニットが複数の周波数ポイントに対応する第一検出信号及び第二検出信号を取得し;前記第一計算ユニットが複数の周波数ポイントに対応する前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算し、前記ビート周波数の位相に基づいて前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を確定し;前記第一確定ユニットが前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行い、前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するようにさせる、装置。
(付記4)
付記1に記載の装置であって、
前記光送信端フィルタリングモジュールにおける光変調器が前記1つのブランチの直流バイアスのみをヌル点に設定する、装置。
付記1に記載の装置であって、
前記光送信端フィルタリングモジュールにおける光変調器が前記1つのブランチの直流バイアスのみをヌル点に設定する、装置。
(付記5)
付記1に記載の装置であって、
前記測定信号のフレーム構成は少なくとも2つの(N個の)デュアル周波数信号を含み、各デュアル周波数信号の2つの周波数の周波数間隔は同じである、装置。
付記1に記載の装置であって、
前記測定信号のフレーム構成は少なくとも2つの(N個の)デュアル周波数信号を含み、各デュアル周波数信号の2つの周波数の周波数間隔は同じである、装置。
(付記6)
付記5に記載の装置であって、
前記第一計算ユニットは、前記現在のフレーム構成の測定信号に対応する複数の(N個の)周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延は現在のフレーム構成に対応するグループ時間遅延セグメントを構成し、前記装置は、さらに、
現在のフレーム構成の測定信号における各前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、前記第一計算ユニットが異なるフレーム構成の測定信号に対応する分離したグループ時間遅延セグメントを計算するようにさせるための第二制御ユニットであって、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定する2つの測定信号の最低周波数は異なる、第二制御ユニット;及び
オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて、各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせるためのつなぎ合わせユニットであって、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号は少なくとも1つの同じ前記オーバーラップデュアル周波数信号を含む、つなぎ合わせユニットを含み、
前記第一確定ユニットはつなぎ合わせた後のグループ時間遅延セグメントに基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する、装置。
付記5に記載の装置であって、
前記第一計算ユニットは、前記現在のフレーム構成の測定信号に対応する複数の(N個の)周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延は現在のフレーム構成に対応するグループ時間遅延セグメントを構成し、前記装置は、さらに、
現在のフレーム構成の測定信号における各前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、前記第一計算ユニットが異なるフレーム構成の測定信号に対応する分離したグループ時間遅延セグメントを計算するようにさせるための第二制御ユニットであって、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定する2つの測定信号の最低周波数は異なる、第二制御ユニット;及び
オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて、各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせるためのつなぎ合わせユニットであって、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号は少なくとも1つの同じ前記オーバーラップデュアル周波数信号を含む、つなぎ合わせユニットを含み、
前記第一確定ユニットはつなぎ合わせた後のグループ時間遅延セグメントに基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する、装置。
(付記7)
付記6に記載の装置であって、
前記つなぎ合わせユニットは、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントの全部又は一部のオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延の差の平均値を計算し、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのうちの1つのセグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせ;又は
前記つなぎ合わせユニットは、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのオーバーラップ周波数ポイント上のグループ時間遅延の平均値を前記オーバーラップ周波数ポイントのつなぎ合わせた後のグループ時間遅延とし、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせる、装置。
付記6に記載の装置であって、
前記つなぎ合わせユニットは、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントの全部又は一部のオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延の差の平均値を計算し、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのうちの1つのセグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせ;又は
前記つなぎ合わせユニットは、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのオーバーラップ周波数ポイント上のグループ時間遅延の平均値を前記オーバーラップ周波数ポイントのつなぎ合わせた後のグループ時間遅延とし、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせる、装置。
(付記8)
付記6に記載の装置であって、
前記第一計算ユニットは、さらに、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて、前記現在のフレーム構成において異なるデュアル周波数信号のビート周波数の位相を計算するための第一計算モジュール;
前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相に位相跳躍が発生するときに、前記位相に対してアンラップを行うための第一アンラップモジュール;
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相の平均値を計算し、該平均値を前記同じ周波数ポイントについての位相とするための平均化モジュール;
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントで得られた前記位相に対してアンラップを行うことで、前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相を得るための第二アンラップモジュール;及び
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相に基づいて、前記現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを得るための積分モジュールを含む、装置。
付記6に記載の装置であって、
前記第一計算ユニットは、さらに、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて、前記現在のフレーム構成において異なるデュアル周波数信号のビート周波数の位相を計算するための第一計算モジュール;
前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相に位相跳躍が発生するときに、前記位相に対してアンラップを行うための第一アンラップモジュール;
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相の平均値を計算し、該平均値を前記同じ周波数ポイントについての位相とするための平均化モジュール;
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントで得られた前記位相に対してアンラップを行うことで、前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相を得るための第二アンラップモジュール;及び
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相に基づいて、前記現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを得るための積分モジュールを含む、装置。
(付記9)
付記8に記載の装置であって、
前記第一計算ユニットは、さらに、
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相が構成する曲線のスロープを計算し、前記位相から前記スロープを除去し、あるいは、前記スロープに基づいて参照信号の周波数差及び/又はサンプリングクロックの周波数偏移を計算し、計算結果に基づいて前記第一参照信号及び前記第二参照信号を更新するための第一処理モジュールを含む、装置。
付記8に記載の装置であって、
前記第一計算ユニットは、さらに、
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相が構成する曲線のスロープを計算し、前記位相から前記スロープを除去し、あるいは、前記スロープに基づいて参照信号の周波数差及び/又はサンプリングクロックの周波数偏移を計算し、計算結果に基づいて前記第一参照信号及び前記第二参照信号を更新するための第一処理モジュールを含む、装置。
(付記10)
位相周波数レスポンス測定方法であって、
複数のブランチのうちの1つのブランチ上で測定信号を送信し、前記複数のブランチのうちの他のブランチ上で信号を送信せず、前記測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、前記デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;
前記測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
前記第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し;及び
前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定することを含む、方法。
位相周波数レスポンス測定方法であって、
複数のブランチのうちの1つのブランチ上で測定信号を送信し、前記複数のブランチのうちの他のブランチ上で信号を送信せず、前記測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、前記デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;
前記測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
前記第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し;及び
前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定することを含む、方法。
(付記11)
付記10に記載の方法であって、
前記第一参照信号及び前記第二参照信号はそれぞれcos(dω×t+δ)及びsin(dω×t+δ)であり、dωは前記周波数間隔であり、δは前記第一参照信号及び/又は前記第二参照信号の測定信号に対しての初期位相である、方法。
付記10に記載の方法であって、
前記第一参照信号及び前記第二参照信号はそれぞれcos(dω×t+δ)及びsin(dω×t+δ)であり、dωは前記周波数間隔であり、δは前記第一参照信号及び/又は前記第二参照信号の測定信号に対しての初期位相である、方法。
(付記12)
付記10に記載の方法であって、さらに、
前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、複数の周波数ポイントに対応する第一検出信号及び第二検出信号を取得することを含み、
複数の周波数ポイントに対応する前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算し、前記ビート周波数の位相に基づいて前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を確定し、前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行い、前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する、方法。
付記10に記載の方法であって、さらに、
前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、複数の周波数ポイントに対応する第一検出信号及び第二検出信号を取得することを含み、
複数の周波数ポイントに対応する前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算し、前記ビート周波数の位相に基づいて前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を確定し、前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行い、前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する、方法。
(付記13)
付記10に記載の方法であって、
前記1つのブランチの直流バイアスのみをヌル点に設定する、方法。
付記10に記載の方法であって、
前記1つのブランチの直流バイアスのみをヌル点に設定する、方法。
(付記14)
付記13に記載の方法であって、
前記測定信号のフレーム構成は少なくとも2つの(N個の)デュアル周波数信号を含み、各デュアル周波数信号の2つの周波数の周波数間隔は同じである、方法。
付記13に記載の方法であって、
前記測定信号のフレーム構成は少なくとも2つの(N個の)デュアル周波数信号を含み、各デュアル周波数信号の2つの周波数の周波数間隔は同じである、方法。
(付記15)
付記14に記載の方法であって、
前記現在のフレーム構成の測定信号に対応する複数の(N個の)周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延は現在のフレーム構成に対応するグループ時間遅延セグメントを構成し、前記方法は、さらに、
現在のフレーム構成の測定信号における各前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、異なるフレーム構成の測定信号に対応する分離したグループ時間遅延セグメントを計算し、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号の最低周波数は異なり;及び
オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせ、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号は少なくとも1つの同じ前記オーバーラップデュアル周波数信号を含むことを含み、
つなぎ合わせた後のグループ時間遅延セグメントに基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する、方法。
付記14に記載の方法であって、
前記現在のフレーム構成の測定信号に対応する複数の(N個の)周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延は現在のフレーム構成に対応するグループ時間遅延セグメントを構成し、前記方法は、さらに、
現在のフレーム構成の測定信号における各前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、異なるフレーム構成の測定信号に対応する分離したグループ時間遅延セグメントを計算し、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号の最低周波数は異なり;及び
オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせ、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号は少なくとも1つの同じ前記オーバーラップデュアル周波数信号を含むことを含み、
つなぎ合わせた後のグループ時間遅延セグメントに基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する、方法。
(付記16)
付記15に記載の方法であって、
オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせるステップは、
隣接する2つのグループ時間遅延セグメントの全部又は一部のオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延の差の平均値を計算し、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのうちの1つのセグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせ;又は
隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのオーバーラップ周波数ポイント上のグループ時間遅延平均値を前記オーバーラップ周波数ポイントのつなぎ合わせた後のグループ時間遅延とし、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせることを含む、方法。
付記15に記載の方法であって、
オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせるステップは、
隣接する2つのグループ時間遅延セグメントの全部又は一部のオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延の差の平均値を計算し、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのうちの1つのセグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせ;又は
隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのオーバーラップ周波数ポイント上のグループ時間遅延平均値を前記オーバーラップ周波数ポイントのつなぎ合わせた後のグループ時間遅延とし、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせることを含む、方法。
(付記17)
付記15に記載の方法であって、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するステップは、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて前記現在のフレーム構成の中の異なるデュアル周波数信号のビート周波数の位相を計算し;
前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相に位相跳躍が発生するときに、前記位相に対してアンラップを行い;
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相の平均後の値を前記同じ周波数ポイントについての位相とし;
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントで得られた前記位相に対してアンラップを行い、前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相を取得し;及び
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相に基づいて、前記現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを確定することを含む、方法。
付記15に記載の方法であって、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するステップは、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて前記現在のフレーム構成の中の異なるデュアル周波数信号のビート周波数の位相を計算し;
前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相に位相跳躍が発生するときに、前記位相に対してアンラップを行い;
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相の平均後の値を前記同じ周波数ポイントについての位相とし;
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントで得られた前記位相に対してアンラップを行い、前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相を取得し;及び
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相に基づいて、前記現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを確定することを含む、方法。
(付記18)
付記17に記載の方法であって、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するステップは、さらに、
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相が構成する曲線のスロープを計算し;及び
前記位相から前記スロープを除去し、あるいは、前記スロープに基づいて参照信号の周波数差及び/又はサンプリングクロックの周波数偏移を計算し、計算結果に基づいて前記第一参照信号及び第二参照信号を更新することを含む、方法。
付記17に記載の方法であって、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するステップは、さらに、
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相が構成する曲線のスロープを計算し;及び
前記位相から前記スロープを除去し、あるいは、前記スロープに基づいて参照信号の周波数差及び/又はサンプリングクロックの周波数偏移を計算し、計算結果に基づいて前記第一参照信号及び第二参照信号を更新することを含む、方法。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は、本発明の技術的範囲に属する。
Claims (10)
- 位相周波数レスポンス測定装置であって、
第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得するための第一処理ユニットであって、測定信号が光送信端フィルタリングモジュールを通過した後に前記第一信号は得られ、前記測定信号は複数のブランチのうちの1つのブランチ上で送信され、前記複数のブランチのうちの他のブランチ上では信号を送信せず、前記測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、前記デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有する、第一処理ユニット;
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算するための第一計算ユニット;及び
前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定するための第一確定ユニットを含む、位相周波数レスポンス測定装置。 - 請求項1に記載の位相周波数レスポンス測定装置であって、
前記第一参照信号及び前記第二参照信号はそれぞれcos(dω×t+δ)及びsin(dω×t+δ)であり、dωは前記周波数間隔であり、δは前記第一参照信号及び/又は前記第二参照信号の測定信号に対しての初期位相である、位相周波数レスポンス測定装置。 - 請求項1に記載の位相周波数レスポンス測定装置であって、
前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することにより、
前記第一処理ユニットが複数の周波数ポイントに対応する第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
前記第一計算ユニットが複数の周波数ポイントに対応する前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいてビート周波数の位相を計算し、前記ビート周波数の位相に基づいて前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を確定し;及び
前記第一確定ユニットが前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に対して積分を行い、前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する
ようにさせるための第一制御ユニットをさらに含む、位相周波数レスポンス測定装置。 - 請求項1に記載の位相周波数レスポンス測定装置であって、
前記光送信端フィルタリングモジュールにおける光変調器が前記1つのブランチの直流バイアスのみをヌル点に設定する、位相周波数レスポンス測定装置。 - 請求項1に記載の位相周波数レスポンス測定装置であって、
前記測定信号のフレーム構成は少なくとも2つの(N個の)デュアル周波数信号を含み、各デュアル周波数信号の2つの周波数の周波数間隔は同じである、位相周波数レスポンス測定装置。 - 請求項5に記載の位相周波数レスポンス測定装置であって、
前記第一計算ユニットは、現在のフレーム構成の測定信号に対応する複数の(N個の)周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し、前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延は現在のフレーム構成に対応するグループ時間遅延セグメントを構成し、前記装置は、さらに、
現在のフレーム構成の測定信号における各前記デュアル周波数信号の2つの周波数を変更することで、前記第一計算ユニットが異なるフレーム構成の測定信号に対応する分離したグループ時間遅延セグメントを計算するようにさせるための第二制御ユニットであって、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号の最低周波数は異なる、第二制御ユニット;及び
オーバーラップデュアル周波数信号に基づいて測定されたオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて、各分離したグループ時間遅延セグメントをつなぎ合わせるためのつなぎ合わせユニットであって、隣接するグループ時間遅延セグメントを測定するための2つの測定信号は少なくとも1つの同じ前記オーバーラップデュアル周波数信号を含む、つなぎ合わせユニットを含み、
前記第一確定ユニットはつなぎ合わせた後のグループ時間遅延セグメントに基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定する、位相周波数レスポンス測定装置。 - 請求項6に記載の位相周波数レスポンス測定装置であって、
前記つなぎ合わせユニットは、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントの全部又は一部のオーバーラップ周波数ポイントにおけるグループ時間遅延の差の平均値を計算し、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのうちの1つのセグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせ;又は
前記つなぎ合わせユニットは、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントのオーバーラップ周波数ポイント上のグループ時間遅延の平均値を前記オーバーラップ周波数ポイントのつなぎ合わせた後のグループ時間遅延とし、前記平均値に基づいて隣接する2つのグループ時間遅延セグメント上の各周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を変更することで、隣接する2つのグループ時間遅延セグメントがエンドツーエンドになるようにさせる、位相周波数レスポンス測定装置。 - 請求項6に記載の位相周波数レスポンス測定装置であって、
前記第一計算ユニットは、
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて、前記現在のフレーム構成において異なるデュアル周波数信号のビート周波数の位相を計算するための第一計算モジュール;
前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相に跳躍が発生するときに、前記位相に対してアンラップを行うための第一アンラップモジュール;
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相の平均値を計算し、該平均値を前記同じ周波数ポイントについての位相とするための平均化モジュール;
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントで得られた前記位相に対してアンラップを行い、前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相を得るための第二アンラップモジュール;及び
前記現在のフレーム構成において各周波数ポイントに対応する前記位相に基づいて、前記現在のフレーム構成の測定信号に対応するグループ時間遅延セグメントを得るための積分モジュールを含む、位相周波数レスポンス測定装置。 - 請求項8に記載の位相周波数レスポンス測定装置であって、
前記第一計算ユニットは、さらに、
アンラップ後の前記現在のフレーム構成に対応する複数の重複した測定信号のフレームにおいて同じ周波数ポイントについて得られた前記位相が構成する曲線のスロープを計算し、前記位相から前記スロープを除去し;あるいは、前記スロープに基づいて参照信号の周波数差及び/又はサンプリングクロックの周波数偏移を計算し、計算結果に基づいて前記第一参照信号及び前記第二参照信号を更新するための第一処理モジュールを含む、位相周波数レスポンス測定装置。 - 位相周波数レスポンス測定方法であって、
複数のブランチのうちの1つのブランチ上で測定信号を送信し、前記複数のブランチのうちの他のブランチ上で信号を送信せず、前記測定信号のフレーム構成は少なくとも1つのデュアル周波数信号を含み、前記デュアル周波数信号の2つの周波数は固定した周波数間隔を有し;
前記測定信号を光送信端フィルタリングモジュールを通過させた後に第一信号を取得し;
前記第一信号をナローバンド光電検出器を通過させた後にそれぞれ第一参照信号及び第二参照信号と周波数混合しノイズ除去を行い、第一検出信号及び第二検出信号を取得し;
前記第一検出信号及び前記第二検出信号に基づいて複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延を計算し;及び
前記複数の周波数ポイントにおけるグループ時間遅延に基づいて前記光送信端フィルタリングモジュールの前記1つのブランチ上の位相周波数レスポンスを確定することを含む、位相周波数レスポンス測定方法。
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