JP2022073997A - 回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための並進運動構造を備えるフレキシブルガイド - Google Patents

回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための並進運動構造を備えるフレキシブルガイド Download PDF

Info

Publication number
JP2022073997A
JP2022073997A JP2021163283A JP2021163283A JP2022073997A JP 2022073997 A JP2022073997 A JP 2022073997A JP 2021163283 A JP2021163283 A JP 2021163283A JP 2021163283 A JP2021163283 A JP 2021163283A JP 2022073997 A JP2022073997 A JP 2022073997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible
translational motion
primary
blades
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021163283A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7227329B2 (ja
JP2022073997A5 (ja
Inventor
フセイン・カーロバイヤン モハマド
Hussein Kahrobaiyan Mohammad
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Swatch Group Research and Development SA
Original Assignee
Swatch Group Research and Development SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Swatch Group Research and Development SA filed Critical Swatch Group Research and Development SA
Publication of JP2022073997A publication Critical patent/JP2022073997A/ja
Publication of JP2022073997A5 publication Critical patent/JP2022073997A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7227329B2 publication Critical patent/JP7227329B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • G04B17/045Oscillators acting by spring tension with oscillating blade springs
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • G04B17/06Oscillators with hairsprings, e.g. balance
    • G04B17/063Balance construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/12Pivotal connections incorporating flexible connections, e.g. leaf springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C27/00Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
    • F16C27/06Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement by means of parts of rubber or like materials
    • F16C27/063Sliding contact bearings
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B15/00Escapements
    • G04B15/14Component parts or constructional details, e.g. construction of the lever or the escape wheel
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/26Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of variations of the impulses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

【課題】等時性が優れた、回転式共振機構のための並進運動構造を備えるフレキシブルガイドの提供。【解決手段】計時器用ムーブメントの回転式共振機構のためのフレキシブルガイド20は、固定支持体25と、固定支持体に対して動くことができる可動要素26と、少なくとも2つの第1次フレキシブルブレード36、37、38とを備え、回転中心のまわりの回転運動を介して曲がることによって、可動要素を固定支持体に対して動かすことを可能にする。フレキシブルガイドは、少なくとも2つの並進運動構造33、34、35を備え、各並進運動構造は、第1次フレキシブルブレードの一端に連結し、各並進運動構造は、少なくとも部分的に、対応する第1次フレキシブルブレードの曲がりの影響下で並進運動をするように構成しており、フレキシブルガイドは、2つの並進運動構造を接続する少なくとも1つの第3次フレキシブルブレード31、39、41を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメント、のための、並進運動構造を備えるフレキシブルガイドに関する。本発明は、さらに、このようなフレキシブルガイドを備える回転式共振機構に関する。
現状のほとんどの機械式携行型時計は、ばね式バランスとスイス式レバーエスケープ機構を備える。ばね式バランスは、携行型時計(例、腕時計、懐中時計)のタイムベースを構成する。ばね式バランスは、共振器とも呼ばれる。
エスケープには、以下の2つの主な機能がある。
- 共振器の繰り返し運動を維持する機能
- 共振器の繰り返し運動の数をカウントする機能
機械的共振器を構成するためには、慣性要素、ガイド及び弾性戻し要素が必要である。伝統的には、バランスばねは、バランスによって構成する慣性要素のための弾性戻し要素として機能する。このバランスは、プレーンなルビーベアリング内にて回転するピボットによって回転ガイドされる。これは摩擦を発生させ、したがって、位置に依存するエネルギー損失と稼働時の障害を発生させ、これらは理想的にはなくす必要がある。
現状、フレキシブルガイドは、仮想ピボットを形成するためのばねとして用いられている。仮想ピボットタイプのフレキシブルガイドによって、計時器の共振器を大幅に改善することができる。仮想ピボットタイプのフレキシブルガイドの最も単純なものは、クロスブレードピボットであり、これは、一般的には垂直に、互いに交差する、まっすぐなブレードを備える2つのガイドデバイスによって構成している。これらの2つのブレードは、2つの異なる平面内に配置されるように3次元的であることができ、また、同じ平面内に配置されるように2次元的であることもでき、したがって、それらの間の交点にて溶接されているかのようになる。
しかし、バランスばねを備えるバランスの運動と同様の形態で回転式環状バランスを回転させるようにフレキシブルブレードを用いようとすると、運動の等時性が失われてしまう。特に、錘の回転運動が完全に周期的ではなくなってしまう。戻しトルクは非線形的であり、このことによって、錘の変位の振幅と運動のレート変化に応じて等時性が失われてしまう。
このような状況で、本発明の目的の1つは、前記課題を克服するような、回転式共振機構のためのフレキシブルガイドを提案することである。
このために、本発明は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のためのフレキシブルガイドに関する。前記フレキシブルガイドは、固定支持体と、前記固定支持体に対して動くことができる可動要素と、及び少なくとも2つの第1次フレキシブルブレードとを備え、前記第1次フレキシブルブレードは、回転中心のまわりの回転運動を介して曲がることによって、可動要素を固定支持体に対して動かすことを可能にする。前記フレキシブルガイドは、実質的に1つの平面内に配置されている。
このフレキシブルガイドは、少なくとも2つの並進運動構造を備え、各第1次並進運動構造が第1次フレキシブルブレードの一端に連結し、これによって、各並進運動構造は、少なくとも部分的に、対応する第1次フレキシブルブレードの曲がりの影響下で並進運動をし、前記フレキシブルガイドが2つの並進運動構造を接続する少なくとも1つの第3次フレキシブルブレードを備えるという点で注目すべきである。
このようにして、本発明は、等時性に優れたフレキシブルブレード式のガイドを提供する。特に、前記並進運動構造によって、前記第1次フレキシブルブレードが曲がって動くことを可能にし、したがって、実質的に一定の戻し係数を維持する。このようなフレキシブルガイドは、等時性に優れた運動を確実にする。
有利な実施形態の1つにおいて、各組が1つの第1次フレキシブルブレード及び1つの並進運動構造によって形成されるような少なくとも3つの組を備え、前記組は、対称的なピボットを形成するように角度的に分布しており、前記フレキシブルガイドは、前記組を形成する前記並進運動構造に接続する、好ましくは3つである少なくとも2つの第3次フレキシブルブレードを備える。
有利な実施形態の1つにおいて、各並進運動構造は、前記固定支持体と、対応する第1次フレキシブルブレードの間にて直列に配置され、前記並進運動構造は、前記固定支持体と、及び前記第1次フレキシブルブレードの第1の端に連結しており、前記第1次フレキシブルブレードは、第2の端において前記可動要素に連結している。
有利な実施形態の1つにおいて、各並進運動構造は、前記対応する第1次フレキシブルブレードと前記可動要素の間にて直列に配置され、前記並進運動構造は、前記可動要素と、及び前記第1次フレキシブルブレードの前記第2の端に連結しており、前記第1次フレキシブルブレードは、前記第1の端において前記固定支持体に連結している。
有利な実施形態の1つにおいて、前記可動要素は、前記フレキシブルガイドの中央部を含む。
有利な実施形態の1つにおいて、前記固定支持体は、前記フレキシブルガイドの前記中央部を含む。
有利な実施形態の1つにおいて、各第1次並進運動構造は、好ましくは2つの第2次フレキシブルブレードである少なくとも1つの第2次フレキシブルブレードと、及び剛体部とを備え、前記第2次フレキシブルブレードは、一端において前記剛体部に連結し、他端において前記固定支持体又は前記可動要素に連結している。
有利な実施形態の1つにおいて、前記第2次フレキシブルブレードのブレードどうしは、異なる直線上に配置される。
有利な実施形態の1つにおいて、前記第2次フレキシブルブレードのブレードどうしは、実質的に平行である。
有利な実施形態の1つにおいて、前記フレキシブルガイドは、2つの第1次並進運動構造の間にて直列に配置される少なくとも1つの第2次並進運動構造を備え、各第2次並進運動構造は、第1次並進運動構造当たり1つの第3次フレキシブルブレードによって、2つの第1次並進運動構造に接続される。
有利な実施形態の1つにおいて、前記第2次並進運動構造には、好ましくは2つの第4次フレキシブルブレードである第4次フレキシブルブレードと、剛体部があり、前記第4次フレキシブルブレードは、一端において、前記第2次並進運動構造の前記剛体部に、他端において、前記固定支持体又は前記可動要素に連結している。
有利な実施形態の1つにおいて、前記第4次フレキシブルブレードのブレードどうしは、異なる直線上に配置されている。
有利な実施形態の1つにおいて、前記第4次フレキシブルブレードのブレードどうしは、実質的に平行である。
有利な実施形態の1つにおいて、前記第3次フレキシブルブレードは、その第3次フレキシブルブレードによって互いに接続される2つの並進運動構造の前記剛体部に連結している。
有利な実施形態の1つにおいて、前記剛体部は、前記フレキシブルガイドが基本位置にあるときに、1つ又は複数の第1次フレキシブルブレードが前記第1次フレキシブルブレードに連結している前記並進運動構造の前記1つ又は複数の第2次フレキシブルブレードに対して実質的に垂直であるように曲がっている。
有利な実施形態の1つにおいて、前記可動要素は、バランスを含む。
有利な実施形態の1つにおいて、並進運動構造は、1つのみの第1次フレキシブルブレードに接続される。
有利な実施形態の1つにおいて、第3次フレキシブルブレードは、2つのみの並進運動構造を互いに接続する。
本発明は、さらに、本発明に係るフレキシブルガイドを備える、特に計時器用ムーブメントの回転式共振機構である、回転式共振機構に関する。
添付の図面を参照しながら下記の複数の実施形態についての説明を読むことによって、本発明の他の特徴や利点が明確になる。なお、この説明は、例示のみを目的として与えられるものであり、本発明の範囲を限定することを意図しているものではない。
本発明の第1の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第2の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第3の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第4の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第5の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明に係るフレキシブルブレードの2つの代替的実施形態を上から見た概略図である。 本発明の第6の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第7の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。
図1は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のためのフレキシブルガイド1の第1の実施形態を示している。フレキシブルガイド1は、実質的に1つの平面内に配置されている。フレキシブルガイド1は、固定支持体2と、固定支持体2に対して動くことができる可動要素26と、及び2つの第1次フレキシブルブレード3、4とを備える。第1次フレキシブルブレード3、4は、可動要素20が固定支持体2に対して動くことを可能にする。第1次フレキシブルブレード3、4が曲がることによって、可動要素20は、回転中心のまわりに自身のまわりを回転運動するように支持体2に対して動くことができる。第1次フレキシブルブレード3、4は、好ましくは同じ長さであり、可動要素20とフレキシブルガイド1の中央部6のまわりに均等に角度的に分布しており、これによって、対称的なピボットを形成する。
本発明よると、フレキシブルガイド1には、2つの並進運動構造10、11があり、各並進運動構造は、異なる第1次フレキシブルブレード3、4の一端に連結している。この実施形態において、各並進運動構造10、11は、固定支持体2と、対応する第1次フレキシブルブレード3、4の間にて直列に配置される。並進運動構造10、11は、固定支持体2に、そして、対応する第1次フレキシブルブレード3、4の第1の端に連結し、第1次フレキシブルブレード3、4は、第2の端によって中央部6に連結する。
したがって、フレキシブルガイド1には、各組が第1次フレキシブルブレード3、4の1つと並進運動構造10、11の1つによって構成しているような2つの組がある。これらの組は、中央部6のまわりに角度的に分布しており、各第1次フレキシブルブレード3、4は、一端において中央部6に連結し、並進運動構造10、11は、固定支持体2に連結する。これらの組、特に、第1次フレキシブルブレード3、4は、例として、互いに約120°の角度を形成する。中央部6は、例えば、円柱の一部である。この実施形態において、可動要素20は、中央部6を含む。
各並進運動構造10、11は、少なくとも部分的に第1次フレキシブルブレード3、4の運動の影響下で並進運動をするように構成している。各並進運動構造10、11は、少なくとも1つの第2次フレキシブルブレード7、8を備え、この場合、実質的に平行な2つの第2次フレキシブルブレード7、8と、及び剛体部13、14とを備える。第2次フレキシブルブレード7と第2次フレキシブルブレード8は、異なる直線上に配置される。好ましくは、第2次フレキシブルブレード7、8は、一端において剛体部13、14の同じ面に連結し、他端において固定支持体2に連結する。剛体部13、14は、直角に曲がっており、この曲がりには、端において他と連結される3つのセグメント113、114、115が関与する。中央の第2のセグメント115は、他の2つのセグメント113、114に対して実質的に垂直である。第1のセグメント113と第3のセグメント114は、フレキシブルガイド1が実質的に同心円状の形を保持するように、自由端にて曲がっている。各並進運動構造10、11の第1のセグメント113と第3のセグメント114は、第1の並進運動構造の第3のセグメント114の端と、隣接する第2の並進運動構造の第1のセグメント113の自由端が、フレキシブルガイド1の中央に対する角位置について重なり合うように、十分に長い。
フレキシブルガイド1には、2つの並進運動構造10、11どうしを接続する第3次フレキシブルブレード17がある。第3次フレキシブルブレード17は、並進運動構造10の剛体部13、14に連結される。特に、第3次フレキシブルブレード17は、第1の並進運動構造11の第3のセグメント114の端を第2の並進運動構造10の第1のセグメント113の端に接続する。第3次フレキシブルブレード17は、フレキシブルガイド1が基本位置にあるときに、フレキシブルガイド1の中央を通る半径方向を向いている。
第3次フレキシブルブレード17は、並進運動構造10、11が重力に起因して動くことを防ぐ。特に、並進運動構造10、11の一方がフレキシブルガイド1の中央の方に動くときに、第3次フレキシブルブレード17のおかげで、並進運動構造10、11の他方もその中央の方に動く。逆に、並進運動構造10、11は、第3次フレキシブルブレード17を利用してフレキシブルガイド1の周部の方に一緒に動く。したがって、並進運動構造10、11は、フレキシブルガイド1の中央に対して同様な変位を追従する。このことによって、ムーブメントのレートが重力の影響をあまり受けないようになり、ムーブメントのレートの正確性が改善される。
第1次フレキシブルブレード3、4は第1のセグメント113に連結し、第2次フレキシブルブレード7、8は第2のセグメント115に連結する。したがって、第1次フレキシブルブレード3、4は、フレキシブルガイド1が基本位置にあるときに、並進運動構造10、11の第2次フレキシブルブレード7、8に対して実質的に垂直である。「基本位置」は、第1次フレキシブルブレード3、4及び第2次フレキシブルブレード7、8がまっすぐ、すなわち、曲がっていないとき、であるものと定められる。
可動要素26は、さらに、例としてリング状である、バランス(図示せず)を備える。バランスには、外側の環状部と、いくつかのアームがあり、この場合は3つのアームがあり、これらは、環状部を、環状部に対して軸方向に向いている連結部に連結する。これらのアームは同心的であり、同じ長さである。バランスは、連結部によって中央部6に組み付けられる。好ましくは、中央部と連結部は一体的に作られる。したがって、バランスは、中央部6に対してセンタリングされる。この代替的実施形態において、バランスは、同じ材料によって作られ、すなわち、一体的に作られる。
バランスは、動いているときに、連結部と中央部6を通る軸のまわりにおける、バランスの平面内にて、一方の方向に、そして、他方の方向に動くような、周期的な回転運動を行う。第1次フレキシブルブレード3、4は曲がり、バランスのための戻しばねとしてはたらいて、バランスを反対の方向に回転させ、その逆も同様である。並進運動構造10、11は、第1次フレキシブルブレード3、4が曲がるときにその長手方向に動くことができる。並進運動構造10、11の剛体部13、14は、第2次フレキシブルブレード7、8を利用して、第1次フレキシブルブレード3、4が曲がるときに中央部6の方へと動き、また、第1次フレキシブルブレード3、4がまっすぐになるときに中央部6から離れるように動く。このように、並進運動構造10、11のおかげで、バランスの運動の等時性が優れていることが確実になる。好ましくは、第3次フレキシブルブレード17は、フレキシブルガイド1が基本位置にあるときに、第1次フレキシブルブレード3、4の間に形成される角度の二等分線に沿った向きを向いている。同様に、第3次フレキシブルブレード17は、好ましくは、並進運動構造10、11のブレードの方向の間に形成される角度の二等分線に沿った向きを向いている。
図2は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントのもの、のためのフレキシブルガイド50の第2の実施形態を示している。フレキシブルガイド50は、実質的に1つの平面内に配置されている。フレキシブルガイド50は、固定支持体2と、固定支持体2に対して動くことができる可動要素26と、及び3つの第1次フレキシブルブレード3、4、5とを備える。第1次フレキシブルブレード3、4、5は、可動要素20が固定支持体2に対して動くことを可能にする。第1次フレキシブルブレード3、4、5が曲がることによって、可動要素20は、回転中心のまわりに自身のまわりを回転運動するように支持体2に対して動くことができる。第1次フレキシブルブレード3、4、5は、好ましくは同じ長さであり、可動要素20とフレキシブルガイド1の中央部6のまわりに均等に角度的に分布しており、これによって、対称的なピボットを形成する。
本発明によると、フレキシブルガイド1には、並進運動構造10、11、12があり、各並進運動構造は、異なる第1次フレキシブルブレード3、4、5の一端に連結している。この実施形態において、各並進運動構造10、11、12は、固定支持体2と、対応する第1次フレキシブルブレード3、4、5の間にて直列に配置される。並進運動構造10、11、12は、固定支持体2に、そして、対応する第1次フレキシブルブレード3、4、5の第1の端に連結し、第1次フレキシブルブレード3、4、5は、第2の端によって中央部6に連結する。
したがって、フレキシブルガイド1には、各組が第1次フレキシブルブレード3、4、5の1つと並進運動構造10、11、12の1つによって構成しているような3つの組がある。これらの組は、対称的なピボットを形成するように中央部6のまわりに角度的に分布しており、各第1次フレキシブルブレード3、4、5は、一端において中央部6に連結し、並進運動構造10、11、12は、固定支持体2に連結する。これらの組、特に、第1次フレキシブルブレード3、4、5は、互いに約120°の角度を形成する。中央部6は、例えば、円柱の一部である。この実施形態において、可動要素20は、中央部6を含む。
各並進運動構造10、11、12は、少なくとも部分的に第1次フレキシブルブレード3、4、5の運動の影響下で並進運動をするように構成している。各並進運動構造10、11、12は、少なくとも1つの第2次フレキシブルブレード7、8、9を備え、この場合、2つの実質的に平行な第2次フレキシブルブレード7、8、9と、及び剛体部13、14、15とを備える。第2次フレキシブルブレード7と第2次フレキシブルブレード8と第2次フレキシブルブレード9は、異なる直線上に配置される。好ましくは、第2次フレキシブルブレード7、8、9は、一端において剛体部13、14、15に連結し、他端において固定支持体2に連結する。剛体部13、14、15は、直角に曲がっており、この曲がりには、端において他と連結される3つのセグメント113、114、115が関与する。中央の第2のセグメント115は、他の2つのセグメント113、114に対して実質的に垂直である。第1のセグメント113と第3のセグメント114は、フレキシブルガイド1が実質的に同心円状の形を保持するように、自由端にて曲がっている。各並進運動構造10、11、12の第1のセグメント113と第3のセグメント114は、第1の並進運動構造の第3のセグメント114の端と、隣接する第2の並進運動構造の第1のセグメント113の自由端が、フレキシブルガイド1の中央に対する角位置について重なり合うように、十分に長い。
フレキシブルガイド1には、それぞれが2つの異なる並進運動構造10、11、12を接続する3つの第3次フレキシブルブレード16、17、18がある。第3次フレキシブルブレード16、17、18は、並進運動構造10、11、12の剛体部13、14、15に連結される。特に、第3次フレキシブルブレード16、17、18は、第1の並進運動構造10、11、12の第3のセグメント114の端を第2の並進運動構造10、11、12の第1のセグメント113の端に接続する。第3次フレキシブルブレード16、17、18は、フレキシブルガイド1が基本位置にあるときに、フレキシブルガイド1の中央を通る半径方向を向いている。
第3次フレキシブルブレード16、17、18は、並進運動構造10、11、12が重力に起因して動くことを防ぐ。特に、並進運動構造10、11、12の1つがフレキシブルガイド1の中央の方に動くときに、第3次フレキシブルブレード16、17、18のおかげで、他の並進運動構造10、11、12もその中央の方に動く。逆に、並進運動構造10、11、12は、第3次フレキシブルブレード16、17、18を利用してフレキシブルガイド1の周部の方に一緒に動く。したがって、並進運動構造10、11、12は、フレキシブルガイド1の中央に対して同様な変位を追従する。このことによって、ムーブメントのレートが重力の影響をあまり受けないようになり、ムーブメントのレートの正確性が改善される。
第1次フレキシブルブレード3、4、5は第1のセグメント113に連結し、第2次フレキシブルブレード7、8、9は第2のセグメント115に連結する。したがって、第1次フレキシブルブレード3、4、5は、ガイド1が基本位置にあるときに、並進運動構造10、11、12の第2次フレキシブルブレード7、8、9に対して実質的に垂直である。「基本位置」は、第1次フレキシブルブレード3、4、5及び第2次フレキシブルブレード7、8、9がまっすぐ、すなわち、曲がっていないとき、であるものと定められる。
バランスは、連結部によって中央部6に組み付けられる。好ましくは、中央部と連結部は一体的に作られる。したがって、バランスは、中央部6に対してセンタリングされる。この代替的実施形態において、バランスは、同じ材料によって作られ、すなわち、一体的に作られる。
この実施形態において、可動要素26は、バランスを形成する少なくとも2つのメンバーを含む。第1のメンバー21には、この場合は3つのアームであるアーム22と、これと一体的に作られた軸方向の連結部25がある。これらのアーム22どうしは同心的となっており、同じ長さである。アーム22には、その自由端に、リングを組み付けるための穴24が形成された取り付けプラットフォーム23があり、このリングは、可動要素26の第2のメンバー(図2に示していない)を定める。好ましくは、中央部6と第1のメンバー21の軸方向の連結部25は、一体的に作られる。
バランスは、動いているときに、連結部と中央部6を通る軸のまわりにおける、バランスの平面内にて、一方の方向に、そして、他方の方向に動くような、周期的な回転運動を行う。第1次フレキシブルブレード3、4、5は曲がり、バランスのための戻しばねとしてはたらいて、バランスを反対の方向に回転させ、その逆も同様である。並進運動構造10、11、12は、第1次フレキシブルブレード3、4、5が曲がるときにその長手方向に動くことができる。並進運動構造10、11、12の剛体部13、14、15は、第2次フレキシブルブレード7、8、9を利用して、第1次フレキシブルブレード3、4、5が曲がるときに中央部6の方へと動き、また、第1次フレキシブルブレード3、4、5がまっすぐになるときに中央部6から離れるように動く。このように、並進運動構造10、11、12のおかげで、バランスの運動の等時性が優れていることが確実になる。好ましくは、第3次フレキシブルブレード16、17、18は、第1次フレキシブルブレード3、4、5の間に形成される角度の二等分線に沿った向きを向いている。同様に、第3次フレキシブルブレード16、17、18は、好ましくは、並進運動構造10、11、12のブレードの方向の間に形成される角度の二等分線に沿った向きを向いている。
図3における第3の実施形態は、第2の実施形態とは異なり中央部がないようなフレキシブルガイド20の例を示している。フレキシブルガイド20は、固定支持体25と、可動要素26のバランス32と、及び第1次フレキシブルブレード36、37、38と並進運動構造33、34、35によって構成している3つの組とを備える。各第1次フレキシブルブレード36、37、38は、第1の端においてバランス32に連結し、第2の端において並進運動構造33、34、35の剛体部に連結する。これらの組は、第1次フレキシブルブレード36、37、38の間に120°の角度を形成するように角度的に分布している。各並進運動構造33、34、35は、1つの第1次フレキシブルブレード36、37、38と可動要素25の間にて直列に配置されている。並進運動構造33、34、35は、固定支持体25と、第1次フレキシブルブレード36、37、38の第2の端に連結している。バランス32が、並進運動構造33、34、35のまわりに配置される。したがって、並進運動構造33、34、35は、フレキシブルガイド20の中央にあり、バランス26は周部にある。並進運動構造33、34、35どうしは同じ構造を有し、互いに対して同じように配置され、第2の実施形態の並進運動構造と同じ形を有する。並進運動構造33、34、35の第2次フレキシブルブレード27、28、29は、第1次フレキシブルブレード36、37、38に対して実質的に垂直である。並進運動構造33、34、35の剛体部には4つのセグメントがあり、第1~3セグメント116、117、118は、第2の実施形態と同様に配置されるが、第4セグメント119は、他の2つのセグメント116、117に対して垂直である第2のセグメント118に組み付けられる。第4セグメント119は、第3セグメント117に、そして、対応する第2次フレキシブルブレード27、28、29に対して実質的に平行である。第3セグメント117と第4セグメント119は、第2次フレキシブルブレード27、28、29の両側に配置される。 第1次フレキシブルブレード36、37、38は、第4のセグメント119によって並進運動構造10、11、12に接続される。好ましくは、第3次フレキシブルブレード31、39、41は、好ましくは、第1次フレキシブルブレード36、37、38の間に形成される角度の二等分線に沿った向きを向いている。同様に、第3次フレキシブルブレード31、39、41は、好ましくは、並進運動構造33、34、35の方向の間に形成される角度の二等分線に沿った向きを向いている。
図4に示している第4の実施形態のフレキシブルガイド30は、固定支持体52と、固定支持体52に対して動くことができる可動要素26と、及び可動要素20が固定支持体52に対して動くことを可能にする3つの第1次フレキシブルブレード42、43、44とを備える。第1次フレキシブルブレード42、43、44が曲がることによって、可動要素20は、回転中心のまわりに自身のまわりを回転運動するように支持体52に対して動くことができる。第1次フレキシブルブレード42、43、44は、好ましくは同じ長さであり、可動要素26の中央部のまわりに均等に角度的に分布しており、これによって、対称的なピボットを形成する。
フレキシブルガイド30には、並進運動構造48、49、51があり、各並進運動構造は、異なる第1次フレキシブルブレード42、43、44の一端に連結している。この実施形態において、並進運動構造48、49、51は、固定支持体52と、対応する第1次フレキシブルブレード42、43、44の間にて直列に配置される。並進運動構造48、49、51は、固定支持体52に、そして、対応する第1次フレキシブルブレード42、43、44の第1の端に連結し、第1次フレキシブルブレード42、43、44は、第2の端によって可動要素26に連結する。
したがって、フレキシブルガイド30には、各組が第1次フレキシブルブレード42、43、44の1つと並進運動構造48、49、51の1つによって構成しているような3つの組がある。これらの組は、対称的なピボットを形成するように可動要素26のまわりに角度的に分布しており、各第1次フレキシブルブレード42、43、44は、一端において中央部6に連結し、並進運動構造48、49、51は、固定支持体52に連結する。これらの組、特に、第1次フレキシブルブレード42、43、44は、互いに約120°の角度を形成する。
各並進運動構造48、49、51は、少なくとも部分的に第1次フレキシブルブレード42、43、44の運動の影響下で並進運動をするように構成している。各並進運動構造48、49、51は、この場合は2つの第2次フレキシブルブレードである少なくとも1つの第2次フレキシブルブレードと、及び剛体部45、46、47とを備える。第2次フレキシブルブレードは、一端において剛体部45、46、47に連結し、他端において固定支持体52に連結する。この場合、剛体部45、46、47は、2つの実質的に垂直なセグメントによって構成する垂直の曲がりを形成する。第1次フレキシブルブレード42、43、44は第1のセグメントに連結し、第2次フレキシブルブレードは第2のセグメントに連結する。したがって、第1次フレキシブルブレード42、43、44は、ガイド30が基本位置にあるときに、並進運動構造48、49、51の第2次フレキシブルブレードに対して実質的に垂直である。「基本位置」は、第1次フレキシブルブレード42、43、44及び第2次フレキシブルブレードがまっすぐ、すなわち、曲がっていないとき、であるものと定められる。
可動要素26には、少なくとも2つのメンバーがある。第1のメンバー21には、この場合は3つのアームであるアーム22と、これと一体的に作られた軸方向の連結部25がある。アーム22には、その自由端に、例として慣性ブロックやリングであり好ましくはリングである、慣性要素を組み付けるための穴24が形成された取り付けプラットフォーム23があり、慣性要素は、第2のメンバー(図4に示していない)を定める。好ましくは、中央部6と第1のメンバー21は、一体的に作られる。
また、フレキシブルガイド30は、2つの第1次並進運動構造の間にて直列に配置される少なくとも1つの第2次並進運動構造42、43、44を備える。図4において、フレキシブルガイド30は、3つの第2次並進運動構造42、43、44を備える。各第2次並進運動構造42、43、44は、2つの並進運動構造48、49、51の間に配置される。第2次並進運動構造42、43、44は、2つの第4次フレキシブルブレードと、剛体部とを備え、この第4次フレキシブルブレードは、第2次並進運動構造の剛体部に連結される。第4次フレキシブルブレードのブレードどうしは、実質的に平行であり、異なる直線上に配置されている。好ましくは、第2次フレキシブルブレードのブレードどうしは、剛体部の同じ面に連結する。
各第2次並進運動構造42、43、44は、第3次フレキシブルブレード53、54、55、56、57、58によって2つの第1次並進運動構造48、49、51に接続される。第3次フレキシブルブレード53、54、55、56、57、58は、第1次並進運動構造48、49、51を第2次並進運動構造42、43、44に接続する。各第2次並進運動構造42、43、44には、2つの第3次フレキシブルブレードと剛体部がある。この場合における剛体部は、フレキシブルガイド30の中央の方に向いている平行六面体の形である。第4次フレキシブルブレードは、第2次並進運動構造の剛体部を支持体52に接続する。したがって、フレキシブルガイド30は、第2次並進運動構造42、43、54を第1次並進運動構造48、49、51に接続する第3次フレキシブルブレード53、54、55、56、57、58を備える。各第3次フレキシブルブレード53、54、55、56、57、58は、第2次並進運動構造42、43、44を、連接する第1次並進運動構造48、49、51に接続する。第3次フレキシブルブレード53、54、55、56、57、58は、第1次並進運動構造48、49、51の剛体部45、46、47に、好ましくは、第1次フレキシブルブレード42、43、44に垂直な剛体部45、46、47のセグメントに、連結する。第3次フレキシブルブレード53、54、55、56、57、58は、実質的に同じ長さである。各第2次並進運動構造42、43、44は、それが連結する2つの第1次並進運動構造48、49、51から等間隔の位置に配置される。第2次並進運動構造42、43、44は、フレキシブルガイド30の中央の方の方向に動くことができる。第2次並進運動構造42、43、44は、重力の影響に関して、フレキシブルガイド30のレートの正確性をさらに改善させる。
図5におけるフレキシブルガイド40の実施形態は、さらに、第1次並進運動構造64、65、66と第2次並進運動構造67、68、69を備えるが、このフレキシブルガイド40の周部にて可動要素26を備え、図3に示している実施形態におけるように中央部を備えない。第1次並進運動構造64、65、66と第2次並進運動構造67、68、69の構成は、図4に示している実施形態の構成と同じである。
フレキシブルガイド40は、固定支持体72と、固定支持体72に対して動くことができる可動要素26と、及び可動要素26が固定支持体72に対して動くことを可能にする3つの第1次フレキシブルブレード61、62、63とを備える。第1次フレキシブルブレード61、62、63が曲がることによって、可動要素26は、回転中心のまわりに自身のまわりを回転運動するように支持体72に対して動くことができる。第1次フレキシブルブレード61、62、63は、好ましくは同じ長さであり、可動要素26の中央部のまわりに均等に角度的に分布しており、これによって、対称的なピボットを形成する。
フレキシブルガイド40には、第1次並進運動構造64、65、66があり、これらの各並進運動構造は、異なる第1次フレキシブルブレード61、62、63の一端に連結している。この実施形態において、第1次並進運動構造64、65、66は、固定支持体72と、対応する第1次フレキシブルブレード61、62、63の間にて直列に配置される。第1次並進運動構造64、65、66は、固定支持体72に、そして、対応する第1次フレキシブルブレード61、62、63の第1の端に連結し、第1次フレキシブルブレード61、62、63は、第2の端によって可動要素26に連結する。
したがって、フレキシブルガイド40には、各組が第1次フレキシブルブレード61、62、63の1つと第1次並進運動構造64、65、66の1つによって構成しているような3つの組がある。これらの組は、対称的なピボットを形成するように角度的に分布しており、各第1次フレキシブルブレード61、62、63は、一端において可動要素26に連結し、第1次並進運動構造64、65、66は、固定支持体72に連結する。これらの組、特に、第1次フレキシブルブレード61、62、63は、互いに約120°の角度を形成する。
各第1次並進運動構造64、65、66は、少なくとも部分的に第1次フレキシブルブレード61、62、63の運動の影響下で並進運動をするように構成している。各第1次並進運動構造64、65、66は、この場合は2つの第2次フレキシブルブレードである少なくとも1つの第2次フレキシブルブレードと、及び剛体部とを備える。第2次フレキシブルブレードのブレードどうしは、実質的に平行であり、異なる直線上に配置されている。好ましくは、第2次フレキシブルブレードは、一端において剛体部の同じ面に連結し、他端において固定支持体72に連結する。この場合、剛体部は、3つのセグメント121、122、123を含むU字形の曲がりを形成する。第1次フレキシブルブレード61、62、63は第1のセグメント123に連結し、第2次フレキシブルブレードは第2のセグメント122に連結する。したがって、第1次フレキシブルブレード61、62、63は、ガイド40が基本位置にあるときに、並進運動構造64、65、66の第2次フレキシブルブレードに対して実質的に垂直である。「基本位置」は、第1次フレキシブルブレード61、62、63及び第2次フレキシブルブレードがまっすぐ、すなわち、曲がっていないとき、であるものと定められる。
また、フレキシブルガイド40は、2つの第1次並進運動構造64、65、66の間にて直列に配置される少なくとも1つの第2次並進運動構造67、68、69を備える。図5において、フレキシブルガイド30は、3つの第2次並進運動構造67、68、69を備える。各第2次並進運動構造67、68、69は、2つの並進運動構造64、65、66の間に配置される。
各第2次並進運動構造67、68、69は、第3次フレキシブルブレード73、74、75、76、77、78によって2つの第1次並進運動構造64、65、66に接続される。第3次フレキシブルブレード73、74、75、76、77、78は、第1次並進運動構造64、65、66を第2次並進運動構造67、68、69に接続する。第2次並進運動構造67、68、69は、2つの第4次フレキシブルブレードと、剛体部とを備え、この第4次フレキシブルブレードは、第2次並進運動構造67、68、69の剛体部に、そして、支持体72に、連結される。この場合における剛体部は、フレキシブルガイド40の中央の方に向いている平行六面体の形である。フレキシブルガイド40は、第2次並進運動構造67、68、69を第1次並進運動構造64、65、66に接続する第3次フレキシブルブレード73、54、75、76、77、78を備える。各第3次フレキシブルブレード73、74、75、76、77、78は、第2次並進運動構造67、68、69を、連接する第1次並進運動構造64、65、66に接続する。第3次フレキシブルブレード73、74、75、76、77、78は、並進運動構造の剛体部に、好ましくは、第1次フレキシブルブレード61、62、63に垂直な剛体部の第3のセグメント121に、連結する。第3次フレキシブルブレード73、74、75、76、77、78は、実質的に同じ長さである。各第2次並進運動構造67、68、69は、それが連結する2つの第1次並進運動構造64、65、66から等間隔の位置に配置される。
異なる実施形態を示しているいくつかの図において、フレキシブルブレードは、平坦なブレードである。しかし、フレキシブルブレードには、より厚い部分又はより薄い部分があることもでき、また、図6に示しているような首部があることもできる。したがって、上部ブレード80には、中央部において剛性の高い厚い部分82と、端部において薄い部分83がある。底部ブレード81は、ブレード81が曲がることができるように両端に薄い2つの首部85があることを例外として、全長にわたって厚い。
図7及び8に示している実施形態において、固定支持体には、第1次フレキシブルブレードの第1の端が連結する中央部89、93があり、これに対して、並進運動構造は、可動要素に連結する。
図7において、フレキシブルガイド50の第6の実施形態は、図2におけるフレキシブルガイド1と同様であるが、第1次並進運動構造90、91、92の第2次フレキシブルブレードが可動要素26に連結し、第1次フレキシブルブレード83、84、85が、一方で、固定支持体82の中央部に連結し、他方で、第1次並進運動構造90、91、92の剛体部に連結する点で異なる。第3次フレキシブルブレード125、126、127は、第2の実施形態の構成と同じ構成で、第1次並進運動構造90、91、92の間にて直列に配置される。また、中央部89も、円柱の部分の形である。好ましくは、可動要素32には、平面内にてリングの内側の方に向いている内側延長部84があり、これによって、各並進運動構造90、91、92の第2次フレキシブルブレードの組み付けを可能にする。延長部84は、基本位置にあるときに、第1次フレキシブルブレード86、87、88の方向に対して実質的に平行な方向に延在し、これによって、各並進運動構造90、91、92の第2次フレキシブルブレードはこの方向に垂直な方向を向く。したがって、第2次フレキシブルブレードは、同じ組において、第1次フレキシブルブレード86、87、88の方向に対して実質的に垂直である。この実施形態において、並進運動構造90、91、92は、固定支持体89に直接連結しておらず、可動要素26に連結している。
図8に示している第7の実施形態において、フレキシブルガイド60は、図4におけるフレキシブルガイド30と同様であるが、第1次並進運動構造94、95、96の第2次フレキシブルブレードが可動要素26に連結し、第1次フレキシブルブレード97、98、99が、一方で、固定支持体93の中央部に連結し、他方で、第1次並進運動構造94、95、96の剛体部に連結する点で異なる。第3次フレキシブルブレード105、106、107、108、109、110、111は、第4の実施形態の構成と同じ構成で、第1次並進運動構造90、91、92と第2次並進運動構造100、101、102の間にて直列に配置される。また、支持体93の中央部93も、円柱の部分の形である。好ましくは、可動要素32には、平面内にてリングの内側の方に向いている内側延長部103、104があり、これによって、第1次並進運動構造94、95、96と第2次第1次並進運動構造100、101、102の第2次フレキシブルブレードと第3次フレキシブルブレードの組み付けを可能にする。延長部103、104は、基本位置にあるときに、第1次フレキシブルブレード97、98、99の方向に対して実質的に平行な方向に延在し、これによって、第1次並進運動構造94、95、96の第2次フレキシブルブレードはこの方向に垂直な方向を向く。したがって、第2次フレキシブルブレードは、第1次フレキシブルブレード97、98、99の方向に対して実質的に垂直である。この実施形態において、並進運動構造97、98、99、100、101、102は、固定支持体93に直接連結しておらず、可動要素32に連結している。
本発明は、さらに、共振機構に関し、特に、計時器用ムーブメント(図示せず)のための共振機構に関する。この共振機構は、上記の実施形態の1つに係るフレキシブルガイドを備える。
当然、本発明は、図面を参照しながら説明した実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱せずに代替形態を考えることができる。特に、説明した例よりも多い数又は少ない数の第1次フレキシブルブレードと並進運動構造によって構成しているような組を考えることができる。
1、20、30、40、50、60 フレキシブルガイド
2、25、52、62、72、89、93 固定支持体
3、4、5、36、37、38、42、43、44、61、62、63、86、87、88、97、98、99 第1次フレキシブルブレード
7、8、9、27、28、29 第2次フレキシブルブレード
16、17、18、31、39、41、54、55、56、57、58、59、73、74、75、76、77、78、105、106、107、108、109、110、125、126、127 第3次フレキシブルブレード
6 中央部
26 可動要素
32 バランス
10、11、12、33、34、35、46、47、48、49、51、64、65、66、71、72、73、74、75、76、77、78、94、95、96 第1次並進運動構造
42、43、44、67、68、69、100、101、102 第2次並進運動構造
13、14、15、45、46、47 剛体部

Claims (13)

  1. 回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のためのフレキシブルガイド(1、20、30、40、50、60)であって、
    前記フレキシブルガイドは、固定支持体(2、25、52、72、89、93)と、
    前記固定支持体に対して動くことができる可動要素(26)と、及び
    少なくとも2つの第1次フレキシブルブレード(3、4、5、36、37、38、42、43、44、61、62、63、86、87、88、97、98、99)とを備え、
    前記第1次フレキシブルブレードは、回転中心のまわりの回転運動を介して曲がることによって、前記可動要素を前記固定支持体に対して動かすことを可能にし、
    前記フレキシブルガイドは、実質的に同一平面内に配置され、
    前記フレキシブルガイドは、少なくとも2つの並進運動構造(10、11、12、33、34、35、48、49、51、64、65、66、90、91、92、94、95、96)を備え、その各並進運動構造は、第1次フレキシブルブレードの一端に連結し、これによって、各並進運動構造は、少なくとも部分的に、対応する第1次フレキシブルブレードの曲がりの影響下で並進運動をするように構成しており、
    前記フレキシブルガイドは、2つの並進運動構造を接続する少なくとも1つの第3次フレキシブルブレード(16、17、18、31、39、41、54、55、56、57、58、59、73、74、75、76、77、78、125、126、127、105、106、107、108、109、110)を備える
    ことを特徴とするフレキシブルガイド。
  2. 各組が1つの第1次フレキシブルブレード(3、4、5、36、37、38、42、43、44、61、62、63、86、87、88、97、98、99)及び1つの並進運動構造(10、11、12、33、34、35、48、49、51、64、65、66、90、91、92、94、95、96)によって形成されるような少なくとも3つの組を備え、
    前記組は、対称的なピボットを形成するように角度的に分布しており、
    前記フレキシブルガイド(1、20、30、40、60)は、前記組を形成する前記並進運動構造に接続する、好ましくは3つである少なくとも2つの第3次フレキシブルブレード(16、17、18、31、39、41、54、55、56、57、58、59、73、74、75、76、77、78、125、126、127、105、106、107、108、109、110)を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルガイド。
  3. 各並進運動構造(10、11、12、33、34、35、48、49、51、64、65、66)は、前記固定支持体(2、25、52、72)と、対応する第1次フレキシブルブレード(3、4、5、36、37、38、42、43、44、61、62、63)の間にて直列に配置され、
    前記並進運動構造は、前記固定支持体と、及び前記第1次フレキシブルブレードの第1の端に連結しており、
    前記第1次フレキシブルブレードは、第2の端において前記可動要素(26)に連結している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブルガイド。
  4. 各並進運動構造(90、91、92、94、95、96)は、前記対応する第1次フレキシブルブレード(86、87、88、97、98、99)と前記可動要素(26)の間にて直列に配置され、
    前記並進運動構造は、前記可動要素と、及び前記第1次フレキシブルブレードの前記第2の端に連結しており、
    前記第1次フレキシブルブレードは、前記第1の端において前記固定支持体(89、93)に連結している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブルガイド。
  5. 前記可動要素(26)は、前記フレキシブルガイド(1、20、30)の中央部(6)を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載のフレキシブルガイド。
  6. 前記固定支持体(89、93)は、前記フレキシブルガイド(50、60)の前記中央部(6)を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のフレキシブルガイド。
  7. 第1次並進運動構造(10、11、12、33、34、35、46、47、48、49、71、72、73、74、75、76、77、78)には、好ましくは2つである少なくとも1つの第2次フレキシブルブレード(7、8、9、27、28、29)と、剛体部(13、14、15、45、46、47)があり、
    前記第2次フレキシブルブレードは、一端において前記剛体部に連結し、他端において前記固定支持体(2、25、52、72)又は前記可動要素(26)に連結している
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  8. 2つの第1次並進運動構造(48、49、51、64、65、66、94、95、96)の間にて直列に配置される少なくとも1つの第2次並進運動構造(42、43、44、67、68、69、100、101、102)を備え、
    各第2次並進運動構造は、第1次並進運動構造当たり1つの第3次フレキシブルブレード(54、55、56、57、58、59、73、74、75、76、77、78、105、106、107、108、109、110)によって、2つの第1次並進運動構造に接続される
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  9. 前記第2次並進運動構造(42、43、44、67、68、69、100、101、102)には、好ましくは2つの第4次フレキシブルブレードである第4次フレキシブルブレードと、剛体部があり、
    前記第4次フレキシブルブレードは、一端において、前記第2次並進運動構造の前記剛体部に、他端において、前記固定支持体(2、25、52、72)又は前記可動要素(26)に連結している
    ことを特徴とする請求項8に記載のフレキシブルガイド。
  10. 前記第3次フレキシブルブレード(16、17、18、31、39、41、54、55、56、57、58、59、73、74、75、76、77、78、125、126、127、105、106、107、108、109、110)は、その第3次フレキシブルブレードによって互いに接続される2つの並進運動構造(10、11、12、33、34、35、48、49、51、64、65、66、90、91、92、94、95、96、42、43、44、67、68、69、100、101、102)の前記剛体部(13、14、15、45、46、47)に連結している
    ことを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  11. 前記剛体部(13、14、15、45、46、47)は、前記フレキシブルガイド(1、20、30、40、50、60)が基本位置にあるときに、1つ又は複数の第1次フレキシブルブレード(3、4、5、36、37、38、42、43、44、61、62、63、86、87、88、97、98、99)が前記第1次フレキシブルブレードに連結している前記並進運動構造(10、11、12、33、34、35、48、49、51、64、65、66、90、91、92、94、95、96)の前記1つ又は複数の第2次フレキシブルブレード(7、8、9、27、28、29)に対して実質的に垂直であるように曲がっている
    ことを特徴とする請求項10に記載のフレキシブルガイド。
  12. 前記可動要素(26)は、バランス(32)を含む
    ことを特徴とする請求項1~11のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  13. 特に計時器用ムーブメントのための、回転式共振機構であって、
    請求項1~12のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド(1、20、30、40、50、60)を備える
    ことを特徴とする回転式共振機構。
JP2021163283A 2020-10-29 2021-10-04 回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための並進運動構造を備えるフレキシブルガイド Active JP7227329B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP20204749.4A EP3992729A1 (fr) 2020-10-29 2020-10-29 Guidage flexible avec table de translation pour mécanisme résonateur rotatif, notamment d'un mouvement d'horlogerie
EP20204749.4 2020-10-29

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2022073997A true JP2022073997A (ja) 2022-05-17
JP2022073997A5 JP2022073997A5 (ja) 2022-09-02
JP7227329B2 JP7227329B2 (ja) 2023-02-21

Family

ID=73039922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021163283A Active JP7227329B2 (ja) 2020-10-29 2021-10-04 回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための並進運動構造を備えるフレキシブルガイド

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20220137560A1 (ja)
EP (1) EP3992729A1 (ja)
JP (1) JP7227329B2 (ja)
CN (1) CN114428447A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024100597A1 (en) 2022-11-09 2024-05-16 Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) Pivot, process for manufacturing such a pivot, oscillator comprising such a pivot, watch movement and timepiece comprising such an oscillator

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013531257A (ja) * 2010-07-19 2013-08-01 ニヴァロックス−ファー ソシエテ アノニム 弾性ピボット及びエネルギ伝達のための可動要素を有する発振機構
EP3722888A1 (en) * 2019-04-09 2020-10-14 Ecole Polytechnique Fédérale de Lausanne (EPFL) Mechanical oscillator with tunable isochronism defect

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3824353B1 (en) * 2018-07-16 2023-11-29 Patek Philippe SA Genève Flexure pivot oscillator insensitive to gravity
JP6843191B2 (ja) * 2018-07-24 2021-03-17 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 長い角ストロークを有するフレクシャーベアリングを備えた計時器用発振器
US11409245B2 (en) * 2018-11-08 2022-08-09 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse Anti shock protection for a resonator mechanism with a rotary flexure bearing

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013531257A (ja) * 2010-07-19 2013-08-01 ニヴァロックス−ファー ソシエテ アノニム 弾性ピボット及びエネルギ伝達のための可動要素を有する発振機構
EP3722888A1 (en) * 2019-04-09 2020-10-14 Ecole Polytechnique Fédérale de Lausanne (EPFL) Mechanical oscillator with tunable isochronism defect

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ETIENNE FREDERIC GABRIEL THALMANN: "Flexure Pivot Oscilltors for Mecanical Watches", EPFL SCIENCE PUBLICATIONS, vol. 8802, JPN6022025323, 11 June 2020 (2020-06-11), CH, pages 1 - 25, ISSN: 0004893668 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP7227329B2 (ja) 2023-02-21
US20220137560A1 (en) 2022-05-05
CN114428447A (zh) 2022-05-03
EP3992729A1 (fr) 2022-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9465363B2 (en) Timepiece oscillator mechanism
US9983549B2 (en) Isochronous timepiece resonator
JP7058655B2 (ja) 時計用のデバイス、時計ムーブメント、およびそのようなデバイスを備える時計
RU2749944C2 (ru) Механический часовой механизм с резонатором, имеющим две степени свободы, и с поддерживающим механизмом, использующим бегунок, перемещающийся по дорожке
US9971303B2 (en) Timepiece resonator mechanism
US9429916B2 (en) Isochronous paraxial timepiece resonator
JP2022073997A (ja) 回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための並進運動構造を備えるフレキシブルガイド
US11409245B2 (en) Anti shock protection for a resonator mechanism with a rotary flexure bearing
CN107957671B (zh) 用于机械表的高品质因数谐振器
JP7100751B2 (ja) 回転式共振機構、特に計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための調整可能な並進運動構造を備えるフレキシブルガイド
US10126711B2 (en) Mechanical watch with isochronic position insensitive rotary resonator
JP2022073997A5 (ja)
JP2022073996A (ja) 回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメント、のための並進運動構造を備えるフレキシブルガイド
US10895845B2 (en) Timepiece oscillator with flexure bearings having a long angular stroke
JP2022094312A (ja) 並進運動テーブルを備える計時器用共振器機構
CN109307998B (zh) 具有同步且位置不敏感的旋转谐振器的机械机芯
US20190332057A1 (en) Shock protection for a strip resonator with rcc pivots
JP2022073996A5 (ja)
JP7021317B2 (ja) 特に時計のムーブメントの回転共振器機構用の可撓性ガイド、および1セットの重ね合わせた可撓性ガイド
US10866565B2 (en) Timepiece oscillator with flexure bearings having a long angular stroke
US11789407B2 (en) Pivoting guide device for a pivoting mass and timepiece resonator mechanism
JP6942572B2 (ja) 揺れ補正機能付きアンテナ装置
CN112305889A (zh) 用于枢转质量体的枢转引导装置和钟表谐振器机构
US20190361398A1 (en) Mechanical timepiece oscillator which is isochronous in all positions

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7227329

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150