JP2022072484A - 重複利用する携帯電話通信システム機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話の受信に際して「別人に出てもらう」機能を充実させたいところである。また、携帯電話やスマートフォンの機種変更や契約会社変更において、「お試し期間」や「移行期間」が用意されていないため、機種変更に向けて不安が募ることや、機種変更して後悔することが発生しやすい。携帯電話やSIMカードを破損した場合や充電が切れた場合には、電話が利用出来なくなる。【解決手段】同一内容の加入者データを有する複数のSIMカードやICカード、それに対応した複数の携帯電話やスマートフォン、アプリや関連システム機器を作ることで対応する。運用としては、「同一の電話番号で、複数の携帯電話やスマートフォンを使う」、「同一の電話番号で携帯電話とスマートフォンを使う」ものである。ビジネスでの利用拡大、機種変更時の一時的な複数台使用、ユーザー1人につき複数台の使用等が想定される。【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話やスマートフォン等における電話機能に必要な通信機器及び付随するSIMカード、ICカード、アプリ、プログラム等に関するものである。
現在流通しているものは、1台の携帯電話やスマートフォン等の通信機器に対して1から2枚程度のSIMカード、ICカードを付随させたものである。携帯電話やスマートフォン等の通信に際しては、SIMカードやICカードが必要となっており、SIMカードやICカードには、加入者データが記録されている。
1台の携帯電話に着信があり出ることが出来ない場合、「不在着信」、「転送」、「留守番電話」等の流れになるのが通例であるが、もうひとつのルート「別人に出てもらう」という機能が欲しいところである。従前の一番近い機能が「転送」であるが、予め転送されるよう設定しておく必要があり、転送される分、電話を掛けている人を待たせる時間が長くなるという欠点があり、転送相手も必ず電話に出ることが出来るとは限らない。また、転送元が電話に出ることが出来る状態になったとしても、転送した後では電話に出ることが出来ない。ビジネスをするにおいては、大切なビジネスチャンスを逃すことになり、信用失墜等にも成りかねない状況である。
携帯電話やスマートフォンの機種変更や契約会社変更をする場合において、通例として、変更した時点で使用機種が変わってしまう。つまりは「お試し期間」や「移行期間」というものが通常は用意されていない。慣れ親しんだ機種から新機種への移行に向けて、どちらの機種が向いているかお試し期間中に両者比較して実際に使用しながら確認することや、移行期間として新機種に慣れるまで慣れ親しんだ機種と併用するということも出来ない。機種変更に向けて不安が募ることや、機種変更して後悔するという状況が発生しやすい。
(2)
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携帯電話やSIMカードを破損した場合や紛失した場合は、修理や買い替えが必要になるが、その間は、電話が使えない。充電が切れた場合も、当然に電話は使えなくなる。この場合は、電話が使用出来なくなることによる生活やビジネスにダメージを受けることになる。重要な内容の電話であっても、掛けることも受信することも出来ない。
携帯電話の通話中、当該機器の機能にて録音することや、簡易的メモをとることは可能である。しかしながら、インターネット閲覧や電話番号検索等の複雑な操作に至っては、誤操作のもとであり、通常は出来ない。
本発明は、同一内容の加入者データを有する複数のSIMカードやICカードを用いて、複数の携帯電話やスマートフォンの使用が出来るようにするものである。運用としては、「同一の電話番号で、複数の携帯電話やスマートフォンを使う。」、「同一の電話番号で携帯電話とスマートフォンの両方を使う。」というものである。
先ずは「同一内容のデータを有する複数のSIMカードやICカードを作る。」若しくは「複数のSIMカードやICカードに同一内容のデータを記録する。」ことになる。各々のSIMカードやICカードは、各々別の携帯電話やスマートフォンに内蔵される。当該携帯電話に電話を掛けると、同一内容のデータを有するSIMカードやICカードを内蔵させている複数の携帯電話の呼び出し音が一斉に鳴るものである。
この機能により、複数人で各々当該携帯電話を保持してもらったうえで、電話に出ることが出来ない場合に、一時的若しくはそのまま継続して、別の人に出てもらうことが可能となる。この場合は固定電話の「親子電話」に類似する運用となる。また、複数台を同時使用することにより、機種変更や契約会社変更に際して、「お試し期間」や「移行期間」を作ることが可能となる。更に、当初から複数台を保有するため、携帯電話を破損や紛失した場合においては、「予備機」と同様な効果として、修理中や買い替え中においても別に保有する携帯電話にて継続して電話を使用することが可能である。1つの携帯電話での通話中において、通話をしながら別の携帯電話を操作するという動作も可能である。
(3)
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実施に当たっては、「同一内容のデータを有する複数のSIMカードやICカードを作ること」若しくは「複数のSIMカードやICカードに同一内容のデータを記録すること」が出来る機器が必要となる。また、通常は1加入者毎(1契約毎)に1SIMカードであるため、1加入者に対して複数SIMカードの発行管理や運用をしていくシステムも必要である。
更に、携帯電話やスマートフォンの携帯端末においても、これらに対応させる必要がある。各々の携帯電話の設定機能を持たせるものであるが、例として、複数台の携帯電話を使用することを前提とした個別電話毎の通話可否設定、複数台同時通話の可否設定、優先通話設定、着信専用設定等である。
同一の電話番号を有する複数の携帯電話やスマートフォンが出来る。
1つ目の具体的な効果として、当該電話を各々複数人で持つことにより、掛かってきた電話に対して、誰か1人が対応することで、いち早く出ることが出来る。また、「不在着信」になるリスクを軽減させることが出来る。更に、真に電話に出たい人が電話に出やすい状況になる。主にビジネスにて効果が期待出来るものであるが、一般家庭においても効果を持たせることが出来る。
2つ目の具体的な効果として、携帯電話やスマートフォンの機種変更(買い替え、乗り換え)や、契約会社変更をするに当たって、新旧2台を一定期間、同時使用することにより、「お試し期間」「移行期間」を作ることが出来る。「安心して機種変更や契約変更が出来る」「ゆとりを持って機種変更や契約変更に臨むことが出来る」ため、機種変更(買い替え、乗り換え)や、契約会社変更をするに当たっての抵抗感も軽減することが出来る。
3つ目の具体的な効果として、携帯電話やSIMカードを破損した場合や紛失した場合、充電が切れた場合においても、当初から複数を有しているため、別の携帯電話やSIMカードを使用することで、継続して電話を利用することが出来る。一定期間が突然に0台になるのではなく、予備機として1台以上は継続して使用出来るため、この差はかなり大きい。
(4)
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4つ目の具体的な効果として、携帯電話やスマートフォンを複数台(主として2台)使用することで、携帯電話で通話をしながら、別の携帯電話で複雑な操作をする運用をすることが出来る。特にスマートフォンにおいてはパソコンと同様な操作が想定されていることから、このような2台1組での運用効果は大きい。
5つ目の具体的な効果として、契約台数や各々の契約期間を思慮して、契約プランが出来る。つまりは、顧客(ユーザー)に対して、より多くの契約プランを提示(サービスプランを提案)することが出来る。
6つ目の具体的な効果として、携帯電話やスマートフォンの流通量や販売台数(契約数)の増加が期待出来る。類似例として車両(自動車)が挙げられるが、本発明により、携帯電話やスマートフォンにおいても1人につき複数台を所有(契約)することが容易になるためである。
「同一内容のデータを有する複数のSIMカードやICカードを作ること」若しくは「複数のSIMカードやICカードに同一内容のデータを記録すること」が出来る機器を経由して作成された各々のSIMカードやICカードは、各々別の携帯電話やスマートフォンに内蔵される。携帯電話やスマートフォンにおいても、これら「同一内容のデータを有する複数のSIMカードやICカード」に対応させ、各種設定機能、画面表示機能等を持たせるものである。
同一の電話番号を有する複数の携帯電話やスマートフォンが出来るが、これらにより各種効果を発揮させるものである。
図1を基に説明する。4の架電によって、1、2、3の呼び出し音が鳴る。1、
2、3のうち、最も早く通話した携帯電話にて通話を続ける。設定により、仮に3が出た場合、3の通話中に1が通話に割り込むことも可能である。主にビジネスや、集団組織で使用する場合に効果を発揮する。
2、3のうち、最も早く通話した携帯電話にて通話を続ける。設定により、仮に3が出た場合、3の通話中に1が通話に割り込むことも可能である。主にビジネスや、集団組織で使用する場合に効果を発揮する。
図2を基に説明する。3の架電によって、1、2の呼び出し音が鳴る。1、2
のうち、都合の良い方で電話を受けることになる。設定により、1のみ若しくは
2のみの呼び出し音を鳴らせることも可能である。
のうち、都合の良い方で電話を受けることになる。設定により、1のみ若しくは
2のみの呼び出し音を鳴らせることも可能である。
図3を基に説明する。図1と図2における本発明の携帯電話は、スマートフォ
ンの場合でも同様であることを示す。携帯電話からスマートフォンへ契約変更
する際の「お試し期間」「移行期間」については、この図の通りとなるが、その
まま継続して携帯電話とスマートフォンの両方を保持することも可能である。
ンの場合でも同様であることを示す。携帯電話からスマートフォンへ契約変更
する際の「お試し期間」「移行期間」については、この図の通りとなるが、その
まま継続して携帯電話とスマートフォンの両方を保持することも可能である。
図4を基に説明する。1、2は、同一の加入者データを有する。このような
SIMを用いることにより、前述までの実施例を成り立たせるものである。
SIMを用いることにより、前述までの実施例を成り立たせるものである。
Claims (1)
- 同一内容の加入者データを有する複数のSIMカードやICカード、それに対応した携帯電話やスマートフォン、アプリや関連システム機器一式。なお、これらの運用に必要なSIMカードやICカードの発行管理システムを含むものである。
(1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020181947A JP2022072484A (ja) | 2020-10-29 | 2020-10-29 | 重複利用する携帯電話通信システム機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020181947A JP2022072484A (ja) | 2020-10-29 | 2020-10-29 | 重複利用する携帯電話通信システム機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022072484A true JP2022072484A (ja) | 2022-05-17 |
Family
ID=81604539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020181947A Pending JP2022072484A (ja) | 2020-10-29 | 2020-10-29 | 重複利用する携帯電話通信システム機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022072484A (ja) |
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2020
- 2020-10-29 JP JP2020181947A patent/JP2022072484A/ja active Pending
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