JP2022072207A - 間仕切り装置及び間仕切り装置群 - Google Patents

間仕切り装置及び間仕切り装置群 Download PDF

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健治 中村
Kenji Nakamura
あすか 山梨
Asuka Yamanashi
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Abstract

【課題】天板を使用する使用者から見て、開口部側の斜め前方の視界が遮蔽されることにより集中して作業を行うことができ、間仕切り装置内への出入りを容易に行える。【解決手段】天板2の後方に設けられた第一のパネル31と、天板2を挟んで第一のパネル31と離間して平行に配置された第二のパネル32と、天板2の側方に配され第一のパネル31及び第二のパネル32同士を直交して結ぶ第三のパネル33と、天板2を挟んで第三のパネル33と反対側に設けられ、第二のパネル32との間に開口部Rを形成する第四のパネル34とを有し、第二のパネル32の左右中心からの垂線を基準線Pとし、第四のパネル34の開口部R側の第一の開口端34aと基準線Pとを垂直に結ぶ第一の距離L1は、開口部Rを挟んで第一の開口端34aと反対側の第二の開口端32aと基準線Pとを垂直に結ぶ第二の距離L2より大きい間仕切り装置を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、間仕切り装置及び間仕切り装置群に関する。
従来、オフィス、図書館、あるいは学習塾などでは、例えば特許文献1、2に示されるように、複数のパネル体により囲いが形成された内側に椅子と机を備えた間仕切り装置が知られている。
特開2003-074138号公報 特開2018-084032号公報
しかしながら、上述した従来の間仕切り装置では、例えば上面視したときの形状が四角い間仕切り装置の場合には、天板に向かって後方が開口していると、天板の前方にあるディスプレイが後方を通行する人から容易に視認できるため、プライバシーの点で問題があった。
また、天板に向かって左右のいずれか一方のみが開口している場合は、天板を向く人から見て斜め前方が見通せるため、側を人が通行すると長時間人が見えてしまいストレスとなる。この場合、天板に向かって左右のいずれか一方が開口しつつ、天板面全てにパネルを設けことも可能だが、その場合に間仕切り装置内に出入りするときに人が立って移動できるように、天板より手前側に大きな開口を設ける必要があり、十分に視界を遮蔽することができないという問題があった。
また、上述した特許文献1、2に記載の間仕切り装置では、上面視したときの形状を六角形状とすることで上述した課題を解決しているが、壁面に沿って配列する場合や、収納什器など他の什器と並べて配置する場合には、収まりが悪く、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、天板を使用する使用者から見て、開口部側の斜め前方の視界が遮蔽されることにより集中して作業を行うことができ、しかも間仕切り装置内への出入りを容易に行うことができる間仕切り装置及び間仕切り装置群を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る間仕切り装置は、天板と、該天板の後方に設けられた第一のパネルと、前記天板を挟んで前記第一のパネルと離間して平行に配置された第二のパネルと、前記天板の側方に配置され、前記第一のパネル及び前記第二のパネル同士を直交するようにして結ぶ第三のパネルと、前記天板を挟んで前記第三のパネルと反対側に設けられ、前記第二のパネルとの間に開口部を形成する第四のパネルと、を有し、平面視して、前記第二のパネルの左右方向の中心からの垂線を基準線とし、前記第四のパネルの前記開口部側の第一の開口端と前記基準線とを垂直に結ぶ第一の距離は、前記開口部を挟んで前記第一の開口端と反対側の第二の開口端と前記基準線とを垂直に結ぶ第二の距離より大きいことを特徴としている。
本発明に係る間仕切り装置によれば、間仕切り装置への出入口となる開口部側に位置する第四のパネルが天板を使用する使用者の斜め前方に位置することになる。そのため、間仕切り装置内の天板を使用する使用者の視界に開口部側の通路を通行する通行者が入りにくくなり、使用者の作業における集中度が低下することを抑制できる。
しかも、本発明に係る間仕切り装置では、第一の距離が第二の距離より大きく設定され、開口部を形成する第四のパネルの第一の開口端が第二の開口端よりも外側に張り出し、使用者の出入口の開口幅を大きく確保できるので、使用者は間仕切り装置内への出入りの際に狭さを感じることなく容易に出入りすることができる。
また、本発明では、第四のパネルが設けられているので、天板を使用する使用者において間仕切り装置の開口部側を通行する通行者の斜め前方からの視線を遮ることができる。
さらにまた、作業者の使用可能な天板領域が広いため作業中の窮屈感を低減することが可能となり、ストレスなく作業を行うことができる。
また、本発明に係る間仕切り装置では、第一のパネル、第二のパネル、及び第三のパネルによって形成される間仕切り装置の三辺が直交した状態で天板を囲むように配置されているので、このような形状の複数の間仕切り装置を連設して配置することが可能となり、収まりがよく見栄えがよいレイアウトを実現できる。
また、本発明に係る間仕切り装置は、前記第四のパネルの前記開口部を挟んだ反対側で前記第二のパネルに連設された第五のパネルが設けられ、前記第五のパネルの前記開口部側に前記第二の開口端が設けられていることを特徴としてもよい。
この場合には、天板に向かって作業をする使用者の斜め後方に第五のパネルが配置されているので、天板を使用する使用者において間仕切り装置の開口部側を通行する通行者の斜め後方からの視線を遮ることができる。
また、本発明に係る間仕切り装置は、前記第四のパネルは、前記第一のパネル側の端部から前記第一の開口端に向かうに従って漸次、前記基準線から離反することを特徴としてもよい。
この場合には、第四のパネルが斜めに傾斜しているので、第四のパネルの第一の開口端と基準線とを垂直に結ぶ第一の距離が大きくなり、第一の開口端の位置が天板に向かう使用者から遠くなる。そのため、使用者への圧迫感を緩和することができる。さらに、第一の開口端と第二の開口端との間の出入口の開口幅がより大きくなるので、使用者はよりスムーズに間仕切り装置内へ出入りすることができる。
また、本発明に係る間仕切り装置は、前記第四のパネルは、前記第一のパネルに直交して配置されていることを特徴としてもよい。
この場合には、開口部側の通路への張り出し量を抑えることができ、間仕切り装置の設置面積を小さくできることから、省スペースで効率的な配置計画を行うことができる。
また、本発明に係る間仕切り装置群は、上述した間仕切り装置が複数隣接して配列され、隣接する一方の前記間仕切り装置の前記第一のパネルと、他方の前記間仕切り装置の前記第二のパネルと、を近接または当接したことを特徴としている。
本発明に係る間仕切り装置群によれば、第一のパネル、第二のパネル、及び第三のパネルによって形成される間仕切り装置の三辺が直交した状態で天板を囲むように配置されているので、隣接する一方の間仕切り装置の第一のパネルと、他方の間仕切り装置の第二のパネルと、を近接または当接して複数の間仕切り装置を連設して配置することができる。このように、収まりがよく見栄えがよいレイアウトで出入りを行いやすい間仕切り装置を複数効率よく配置することができる。
本発明の間仕切り装置及び間仕切り装置群によれば、天板を使用する使用者から見て、開口部側の斜め前方の視界が遮蔽されることにより集中して作業を行うことができ、しかも間仕切り装置内への出入りを容易に行うことができる。
本発明の第一の実施形態による間仕切り装置を斜め前方から見た斜視図である。 間仕切り装置を上方から見た平面図である。 変形例による間仕切り装置を上方から見た平面図である。 図3に示す間仕切り装置を複数連設した上方から見たレイアウトを示す平面図である。 第二の実施形態による間仕切り装置を上方から見た平面図である。 図5に示す間仕切り装置の変形例であって、上方から見た平面図である。
以下、本発明の実施形態による間仕切り装置及び間仕切り装置群について、図面に基づいて説明する。
(第一の実施形態)
図1及び図2に示す本実施形態による間仕切り装置1は、オフィスや図書館等においてパーソナルなワーキングスペースを簡易に設置することを可能としたものである。
間仕切り装置1は、天板2と、天板2の周囲を囲うように配置されるパネル3と、天板2の手前側に配置される椅子4と、を備えている。
ここで、天板2の長手方向を左右方向X1とし、天板2の左右方向X1に直交し椅子4と対向する方向を前後方向X2として以下説明する。
パネル3は、天板2の後方に設けられた第一のパネル31と、天板2を挟んで第一のパネル31と離間して平行に配置された第二のパネル32と、天板2の側方に配置され、第一のパネル31及び第二のパネル32同士を直交するようにして結ぶ第三のパネル33と、天板2を挟んで第三のパネル33と反対側に設けられ、第二のパネル32との間に開口部Rを形成する第四のパネル34と、を有している。
天板2は、第一のパネル31、第二のパネル32、及び第三のパネル33によって三方が囲まれた状態で所定位置で固定されて配置されている。天板2は、長方形状をなし、天板2に向かって長手方向が左右方向X1となるように配置されている。天板2の前後方向X2の長さは、第三のパネル33の略半分の長さ寸法に設定されている。
天板2は、後端2bが第一のパネル31に当接又は近接し、一方の側端2cが第三のパネル33に当接又は近接し、他方の側端2cが第四のパネル34に当接又は近接している。また、天板2の開口部R側の前端2aは、斜めに後側に下がった位置となっている。つまり、天板2の第四のパネル34に近接する前端角部は、第四のパネル34の内面34bに位置している。
天板2は、パネル3に対して固定されていても、非固定の状態であってもかまわないが、少なくともいずれかのパネル3に固定されていることが好ましい。また、天板2は、パネル3に対して非固定で昇降可能に設けられていてもよい。つまり、天板2は、上面視でパネル3との位置関係が変わらないように固定されている。そのため、例えば天板2とパネル3とが直接固定されていない場合には、天板2を支持する脚部が床面Fに固定され、これにより天板2とパネル3の位置が決まることになる。
椅子4は、天板2の手前に配置されている。椅子4の背面側には、第二のパネル32が設けられている。椅子4は、上記天板2と同様に、パネル3に対して固定されていても、非固定の状態であってもかまわないが、少なくともいずれかのパネル3に固定されていることが好ましい。つまり、椅子4は、上方から見た平面視でパネル3との位置関係が変わらないように固定されている。そのため、例えば椅子4とパネル3とが直接固定されていない場合には、椅子4を支持する脚部が床面Fに固定され、これにより椅子4とパネル3の位置が決まることになる。
本実施形態の間仕切り装置1は、上述したように長方形の平板形状に形成された4枚のパネル3(31、32、33、34)を備えている。パネル3は、床面Fに立設されている。これら4枚のパネル31~34によって天板2及び椅子4の周囲に配置され、第二のパネル32と第四のパネル34との間に使用者Mの出入口となる開口部Rを形成して構築されている。隣り合うパネル3,3同士は、直角に連結されている。
なお、パネル3、3同士は、例えばビスを用いた金具によって取り付けられている。ここで、第二のパネル32の開口部側の端部を第二の開口端32aとし、第四のパネル34の開口部側の端部を第一の開口端34aとする。
第一のパネル31は、対向する第二のパネル32よりも左右方向X1で第四のパネル34側に長く延ばされている。すなわち、第一のパネル31の第四のパネル34側の端部31aは、第二のパネル32の第二の開口端32aよりも外側に張り出している。
第四のパネル34の横幅は、天板2の前後方向X2の長さに略同じである。すなわち、第四のパネル34の第一の開口端34aは、前後方向X2で天板2の前端2aの位置に一致し、少なくとも天板2が第四のパネル34から前方に張り出さないように設定されている。第四のパネル34は、第一のパネル31側の端部から第一の開口端34aに向かうに従って漸次、基準線P(後述する)から左右方向X1で離反するように傾斜している。
パネル3は、部材や構成はとくに制限されることはない。例えばパネル3として、全体が同一部材のものや、パネル3の外周縁に沿った形状の枠体の内側に擦りガラス等の半透明材料を組み込んだ複数の部材を組み合わせたもの等、とくに制限されることはない。
ここで、第二のパネル32の左右方向X1の幅寸法Dの中心(幅寸法Dの二等分の位置D/2)からの垂線を基準線Pとする。この基準線Pは、使用者Mが椅子4に着座し、天板2に向かって作業をする際の使用者Mの頭の中心位置を通る線として規定している。
本実施形態の間仕切り装置1では、図2に示すように、第四のパネル34の開口部R側の第一の開口端34aと基準線Pとを結ぶ第一の距離L1は、開口部Rを挟んで第一の開口端34aと反対側の第二の開口端32aと基準線Pとを結ぶ第二の距離L2より大きくなるように構成されている。なお、図面では、第一の距離L1と第二の距離L2が他の部材の線と重なる箇所では、見やすくするために他の部材の線から前後方向X2にずらした位置に示している。
上記間仕切り装置1では、図3に示す変形例による間仕切り装置1Aを採用することも可能である。変形例による間仕切り装置1Aは、開口部Rを挟んで第四のパネル34の反対側に第二のパネル32に連設された第五のパネル35が設けられている。第五のパネル35は、第二のパネル32の第二の開口端32aから前後方向X2で第一のパネル31側に延ばされている。第五のパネル35における開口部R側の端部(第二の開口端35a)は椅子4の前後方向X2の中間部に位置している。
なお、第五のパネル35の第二の開口端35aは、椅子4の前後方向X2の中間部よりも前側(前後方向X2で天板2側)に位置していてもよく、使用者Mの出入りの邪魔にならない程度の大きさであればよい。
変形例による間仕切り装置1Aでは、第四のパネル34の開口部R側の第一の開口端34aと基準線Pとを垂直に結ぶ第一の距離L1は、開口部Rを挟んで第一の開口端34aと反対側の第五のパネル35の第二の開口端35aと基準線Pとを垂直に結ぶ第二の距離L2より大きくなるように構成されている。
上述した間仕切り装置1の使用方法として、図4に示すように、上記変形例による間仕切り装置1Aを複数隣接して配列された間仕切り装置群10とすることができる。間仕切り装置群10では、隣接する一方の間仕切り装置1Aの第一のパネル31と、他方の間仕切り装置1Aの第二のパネル32と、を近接または当接した構成により配列されている。
次に、上述した間仕切り装置1、1A及び間仕切り装置群10の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態による間仕切り装置1、1Aでは、図1乃至図3に示すように、間仕切り装置への出入口となる開口部R側に位置する第四のパネル34が天板2を使用する使用者Mの斜め前方に位置することになる。そのため、図4に示すように、天板2を使用する使用者Mの視界に開口部R側の通路を通行する通行者Nが入りにくくなり、使用者Mの作業における集中度が低下することを抑制できる。
しかも、本実施形態による間仕切り装置1、1Aでは、第一の距離L1が第二の距離L2より大きく設定され、開口部Rを形成する第四のパネル34の第一の開口端34aが第二の開口端32aよりも外側に張り出し、使用者Mの出入口の開口幅を大きく確保できるので、使用者Mは間仕切り装置1、1A内への出入りの際に狭さを感じることなく容易に出入りすることができる。
また、本実施形態では、第四のパネル34が設けられているので、天板2を使用する使用者Mにおいて間仕切り装置1、1Aの開口部R側を通行する通行者Nの斜め前方からの視線を遮ることができる。
さらにまた、本実施形態では、使用者Mの使用可能な天板領域が広いため作業中の窮屈感を低減することが可能となり、ストレスなく作業を行うことを可能とすることができる。
また、本実施形態による間仕切り装置1、1Aでは、第一のパネル31、第二のパネル32、及び第三のパネル33によって形成される間仕切り装置の三辺が直交した状態で天板2を囲むように配置されているので、このような形状の複数の間仕切り装置1、Aを連設して配置することが可能となり、収まりがよく見栄えがよいレイアウトを実現できる。
また、本実施形態では、図3に示すように、天板2に向かって作業をする使用者Mの斜め後方に第五のパネル35が配置されているので、天板2を使用する使用者において間仕切り装置1Aの開口部R側を通行する通行者Nの斜め後方からの視線を遮ることができる。
また、本実施形態の間仕切り装置1は、第四のパネル34が第一のパネル31側の端部から第一の開口端34aに向かうに従って漸次、基準線Pから離反する構成であり、第四のパネル34が斜めに傾斜しているので、第四のパネル34の第一の開口端34aと基準線Pとを垂直に結ぶ第一の距離L1が大きくなり、第一の開口端34aの位置が天板2に向かう使用者Mから遠くなる。そのため、使用者Mへの圧迫感を緩和することができる。さらに、第一の開口端34aと第二の開口端32a、35aとの間の出入口の開口幅がより大きくなるので、使用者Mはよりスムーズに間仕切り装置内へ出入りすることができる。
また、本実施形態による間仕切り装置群10では、図4に示すように、第一のパネル31、第二のパネル32、及び第三のパネル33によって形成される間仕切り装置の三辺が直交した状態で天板2を囲むように配置されているので、隣接する一方の間仕切り装置1Aの第一のパネル31と、他方の間仕切り装置1Aの第二のパネル32と、を近接または当接して複数の間仕切り装置1Aを連設して配置することができる。このように、収まりがよく見栄えがよいレイアウトで出入りを行いやすい間仕切り装置1Aを複数効率よく配置することができる。
上述のように本実施形態による間仕切り装置1、1A及び間仕切り装置群10では、天板2を使用する使用者から見て、開口部R側の斜め前方の視界が遮蔽されることにより集中して作業を行うことができ、しかも間仕切り装置1、1A内への出入りを容易に行うことができる。
(第二の実施形態)
図5に示すように、第二の実施形態による間仕切り装置1Bは、第四のパネル34Aは、第一のパネル31に直交して配置されていることを特徴としてもよい。すなわち、第一のパネル31の第四のパネル34A側の端部31aは、左右方向X1で第四のパネル34Aの第一の開口端34aと略等しい位置であり、第二のパネル32の第二の開口端32aよりも外側に張り出している。
この場合の間仕切り装置1Bでは、第四のパネル34Aの開口部R側の第一の開口端34aと基準線Pとを垂直に結ぶ第一の距離L1は、開口部Rを挟んで第一の開口端34aと反対側の第二のパネル32の第二の開口端32aと基準線Pとを垂直に結ぶ第二の距離L2より大きくなるように構成されている。
また、図6に示すように、第二の実施形態の変形例による間仕切り装置1Cは、開口部Rを挟んで第四のパネル34Aの反対側に第二のパネル32に連設された第五のパネル35が設けられている。
変形例による間仕切り装置1Cでは、第四のパネル34Aの開口部R側の第一の開口端34aと基準線Pとを垂直に結ぶ第一の距離L1は、開口部Rを挟んで第一の開口端34aと反対側の第五のパネル35の第二の開口端35aと基準線Pとを垂直に結ぶ第二の距離L2より大きくなるように構成されている。
上述した第二の実施形態によるこの場合には、開口部R側の通路への張り出し量を抑えることができ、間仕切り装置1B、1Cの設置面積を小さくできることから、省スペースで効率的な配置計画を行うことができる。
以上、本発明による間仕切り装置及び間仕切り装置群の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、間仕切り装置内に椅子4が設けられた構成としているが、椅子4を省略することも可能である。つまり、使用者Mは立ったまま天板2を使用する形態であってもよい。また、椅子4の形状としてソファ形式の長椅子であることに限定されることはなく、移動式の簡易な椅子であってもかまわない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1、1A、1B、1C 間仕切り装置
2 天板
3 パネル
10 間仕切り装置群
31 第一のパネル
32 第二のパネル
32a 第二の開口端
33 第三のパネル
34、34A 第四のパネル
34a 第一の開口端
35 第五のパネル
35a 第二の開口端
L1 第一の距離
L2 第二の距離
P 基準線
R 開口部
X1 左右方向
X2 前後方向

Claims (5)

  1. 天板と、
    該天板の後方に設けられた第一のパネルと、
    前記天板を挟んで前記第一のパネルと離間して平行に配置された第二のパネルと、
    前記天板の側方に配され、前記第一のパネル及び前記第二のパネル同士を直交するようにして結ぶ第三のパネルと、
    前記天板を挟んで前記第三のパネルと反対側に設けられ、前記第二のパネルとの間に開口部を形成する第四のパネルと、を有し、
    平面視して、
    前記第二のパネルの左右方向の中心からの垂線を基準線とし、前記第四のパネルの前記開口部側の第一の開口端と前記基準線とを垂直に結ぶ第一の距離は、前記開口部を挟んで前記第一の開口端と反対側の第二の開口端と前記基準線とを垂直に結ぶ第二の距離より大きい間仕切り装置。
  2. 前記開口部を挟んで前記第四のパネルの反対側に前記第二のパネルに連設された第五のパネルが設けられ、
    前記第二の開口端は、前記第五のパネルの前記開口部側の端部である請求項1に記載の間仕切り装置。
  3. 前記第四のパネルは、前記第一のパネル側の端部から前記第一の開口端に向かうに従って漸次、前記基準線から離反する請求項1又は2に記載の間仕切り装置。
  4. 前記第四のパネルは、前記第一のパネルに直交して配置されている請求項1又は2に記載の間仕切り装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の間仕切り装置が複数隣接して配列され、
    隣接する一方の前記間仕切り装置の前記第一のパネルと、他方の前記間仕切り装置の前記第二のパネルと、を近接または当接した間仕切り装置群。
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