JP2022072138A - ペアリング登録方法、システム、制御装置 - Google Patents

Abstract

【課題】ペアリング登録に関し、装置交換が発生する可能性を効果的に低減する。
【解決手段】協働動作する対象間のペアリング登録方法であって、前記対象は、移動体に搭載される第１の制御装置に備えられる第１の制御部および第２の制御部と、前記移動体に備えられる第２の制御装置に備えられる第３の制御部と、を含み、前記移動体に前記第１の制御装置が組み付けられる前に、前記第１の制御部による制御に基づいて前記第１の制御部と前記第２の制御部との間におけるペアリング登録処理が実行され、前記移動体に前記第１の制御装置および前記第２の制御装置が組み付けられた後に、前記第１の制御部または前記第３の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第３の制御部との間におけるペアリング登録処理が実行される、ペアリング登録方法が提供される。
【選択図】図２

Description

本発明は、ペアリング登録方法、システム、制御装置に関する。

近年、複数の装置の協調により動作するシステムが多く開発されている。例えば、特許文献１では、マスター装置と複数のスレーブ装置とを備えるシステムが開示されている。

特開２０１９－１９３１１２号公報

上記のようなシステムでは、移動体などの搭載対象に対して装置の組み付けが行われた後、装置間の協調動作のためのペアリング登録処理が行われるのが一般的である。このため、装置故障等によりペアリング登録処理が不能となった場合、該当する装置の交換作業が求められる。

そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ペアリング登録に関し、装置交換が発生する可能性を効果的に低減することにある。

上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、協働動作する対象間のペアリング登録方法であって、前記対象は、移動体に搭載される第１の制御装置に備えられる第１の制御部および第２の制御部と、前記移動体に備えられる第２の制御装置に備えられる第３の制御部と、を含み、前記移動体に前記第１の制御装置が組み付けられる前に、前記第１の制御部による制御に基づいて前記第１の制御部と前記第２の制御部との間におけるペアリング登録処理が実行され、前記移動体に前記第１の制御装置および前記第２の制御装置が組み付けられた後に、前記第１の制御部または前記第３の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第３の制御部との間におけるペアリング登録処理が実行される、ペアリング登録方法が提供される。

また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第１の制御部と少なくとも１つの第２の制御部とを備え移動体に搭載される少なくとも１つの第１の制御装置、および第３の制御部を備え前記移動体に搭載される少なくとも１つの第２の制御装置、を含み、前記第１の制御部および前記第２の制御部は、前記第１の制御装置が前記移動体に搭載される前に、前記第１の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第２の制御部との間におけるペアリング登録処理を実行し、前記第１の制御部および前記第３の制御部は、前記第１の制御装置および前記第２の制御装置が前記移動体に組み付けられた後に、前記第１の制御部または前記第３の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第３の制御部との間におけるペアリング登録処理を実行する、システムが提供される。

また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第１の制御部と、少なくとも１つの第２の制御部と、を備え、移動体に搭載される制御装置であって、前記第１の制御部および前記第２の制御部は、当該制御装置が前記移動体に搭載される前に、前記第１の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第２の制御部との間におけるペアリング登録処理を実行し、前記第１の制御部は、当該制御装置および当該制御装置とは異なる他の制御装置が前記移動体に組み付けられた後に、前記第１の制御部または前記他の制御装置に備えられる第３の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第３の制御部との間におけるペアリング登録処理を実行する、制御装置が提供される。

以上説明したように本発明によれば、ペアリング登録に関し、装置交換が発生する可能性を効果的に低減することが可能となる。

本発明の一実施形態に係るシステム１の構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るペアリング登録方法の流れの概要を示すフローチャートである。 同実施形態に係る第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 同実施形態に係る第１の制御部１１０と第３の制御部１３０との間におけるペアリング登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。

以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。

＜１．実施形態＞
＜＜１．１．システム構成例＞＞
まず、本発明の一実施形態に係るシステム１の構成例について述べる。

図１は、本実施形態に係るシステム１の構成例を示すブロック図である。

本実施形態に係るシステム１は、少なくとも１つの第１の制御装置１０と、少なくとも１つの第２の制御装置２０と、を備える。

図１には、システム１が、１つの第１の制御装置１０と、２つの第２の制御装置２０ａおよび２０ｂを備える場合が例示されている。

また、本実施形態に係る第１の制御装置１０は、１つの第１の制御部１１０と、少なくとも１つの第２の制御部１２０と、を備える。

図１には、第１の制御装置１０が１つの第１の制御部１１０と、１つの第２の制御部１２０と、を備える場合が例示されている。

また、本実施形態に係る第２の制御装置２０は、１つの第３の制御部２１０を備える。

第１の制御装置１０および第２の制御装置２０は、共に車両などの移動体に搭載され、協働動作を行う。

上記協働動作の一例としては、移動体に搭載される他の装置の制御などが挙げられる。当該他の装置には、例えば、無線信号の送受信を行う無線通信装置が含まれてもよい。

上記のような協調動作を実現するためには、マスターとして動作する構成とスレーブとして動作する構成との間において、ペアリング登録処理を予め行うことが求められる。

なお、図１に示す一例においては、第２の制御装置２０ａの第３の制御部２１０ａは、スレーブとして動作する第１の制御装置１０の第１の制御部１１０を制御するマスターとして動作する。

また、第１の制御装置１０の第１の制御部１１０は、スレーブとして動作する第１の制御装置１０の第２の制御部１２０および第２の制御装置２０ｂの第３の制御部２１０ｂを制御するマスターとして動作する。

以上、本実施形態に係るシステム１の構成例について述べた。なお、図１を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係るシステム１の構成は係る例に限定されない。

例えば、本実施形態に係る第１の制御部１１０は、スレーブとして動作する２つ以上の第２の制御部１２０を制御するマスターとして動作してもよい。

また、例えば、本実施形態に係る第１の制御部１１０は、スレーブとして動作する２つ以上の第３の制御部２１０を制御するマスターとして動作してもよい。

本実施形態に係るシステム１の構成は、各装置の仕様や協調動作の特性等に応じて柔軟に変形可能である。

＜＜１．２．処理の流れ＞＞
次に、本実施形態に係るペアリング登録方法における処理の流れについて説明する。

例えば、図１に示す構成例の場合、協調動作を実現するためには、第３の制御部２１０ａと第１の制御部１１０、第１の制御部１１０と第２の制御部１２０、および第１の制御部１１０と第３の制御部２１０ｂに関し、それぞれペアリング登録処理を行うことが求められる。

また、上述したように、ペアリング登録処理は、移動体に第１の制御装置１０および第２の制御装置２０が組み付けられた後に行われるのが一般的である。

しかし、移動体に第１の制御装置１０および第２の制御装置２０が組み付けられた後、第３の制御部２１０ａと第１の制御部１１０との間におけるペアリング登録処理が正常に完了し、第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理においてエラーが生じた場合を想定する。

この場合、移動体に組み付けられた第１の制御装置１０を他の第１の制御装置１０に交換し、また第３の制御部２１０ａにおいてペアリング情報を消去することが求められ、作業コストが増大する。

また、移動体に第１の制御装置１０および第２の制御装置２０が組み付けられた後、第３の制御部２１０ｂと第１の制御部１１０との間におけるペアリング登録処理が正常に完了し、第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理においてエラーが生じた場合を想定する。

この場合も同様に、移動体に組み付けられた第１の制御装置１０を他の第１の制御装置１０に交換し、また第３の制御部２１０ｂにおいてペアリング情報を消去することが求められ、作業コストが増大する。

本発明に係る技術思想は、上記の点に着目して発想されたものであり、ペアリング登録に関し、装置交換が発生する可能性を効果的に低減するものである。

図２は、本実施形態に係るペアリング登録方法の流れの概要を示すフローチャートである。

図２に示すように、本実施形態に係るペアリング登録方法においては、まず、第１の制御装置１０において、第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理が行われる（Ｓ１００）。

次に、第１の制御装置１０および第２の制御装置２０が移動体に組み付けられる（Ｓ２００）。

次に、第１の制御装置１０の第１の制御部１１０と第２の制御装置２０の第３の制御部２１０との間におけるペアリング登録処理が行われる（Ｓ３００）。

このように、本発明の一次実施形態に係るペアリング登録方法では、移動体に第１の制御装置１０が組み付けられる前に、第１の制御部１１０による制御に基づいて第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理が実行されることを特徴の一つとする。

換言すると、本発明の一実施形態に係るシステム１において、第１の制御部１１０および第２の制御部１２０は、第１の制御装置１０が移動体に搭載される前に、第１の制御部１１０による制御に基づいて、第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理を実行してよい。

また、本発明の一次実施形態に係るペアリング登録方法では、移動体に第１の制御装置１０および第２の制御装置２０が組み付けられた後に、第１の制御部１１０または第３の制御部２１０による制御に基づいて、第１の制御部１１０と第３の制御部２１０との間におけるペアリング登録処理が実行されることを特徴の一つとする。

換言すると、本発明の一実施形態に係るシステム１において、第１の制御部１１０および第３の制御部２１０は、第１の制御装置１０および第２の制御装置２０が移動体に組み付けられた後に、第１の制御部１１０または第３の制御部２１０による制御に基づいて、第１の制御部１１０と第３の制御部２１０との間におけるペアリング登録処理を実行してよい。

上記のような処理の流れによれば、移動体への組み付け後に第１の制御装置１０の装置交換が発生する可能性を効果的に低減することが可能となる。

続いて、図２に示すステップＳ２００における第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理の流れについて詳細に説明する。

図３は、本実施形態に係る第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。

図３に示すように、本実施形態に係る第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理では、まず、第１の制御部１１０が第２の制御部１２０に対して、コードが、含まれるペアリング登録要求を送信する（Ｓ１０２）。

上記ペアリング登録要求に含まれるコードは、第２の制御部１２０ごとに固有に割り当てられた固有コードであってもよいし、第２の制御部１２０を含む複数の対象に共通して割り当てられた共通コードであってもよい。

ステップＳ１０２においてペアリング登録要求を受信した第２の制御部１２０は、当該ペアリング登録要求に含まれるコードと、第２の制御部１２０に固有に割り当てられた定数とに基づく演算を実行する（Ｓ１０４）。

また、この際、第２の制御部１２０は、コードと固有の定数に基づく演算結果が定められた条件を満たす有効な値であるか否かを判定してもよい。

一例として、第２の制御部１２０は、演算結果がオール０やオールＦになる場合については、当該演算結果が有効ではない、と判定してもよい。一方、上記はあくまで一例であり、演算結果の有効性については、適宜基準が設けられてよい。

演算結果が有効な値であると判定した場合、第２の制御部１２０は、演算結果を第１の制御部１１０に対して送信する（Ｓ１０６）。

次に、ステップＳ１０６において第２の制御部１２０から演算結果を受信した第１の制御部１１０は、当該演算結果の照合を実行する（Ｓ１０８）。

この際、第１の制御部１１０は、ステップＳ１０２において送信したペアリング登録要求に含まれるコードおよび第２の制御部１２０に固有に割り当てられた定数に基づく演算を実行し、当該演算結果とステップＳ１０６において第２の制御部１２０から受信した演算結果とが一致するか判定してもよい。

ここで、両者が一致すると判定した場合、第１の制御部１１０は、照合が正常に完了した旨を示す照合完了通知を行う（Ｓ１１０）。

次に、ステップＳ１１０において照合完了通知を受信した第２の制御部１２０は、コート登録を実行する（Ｓ１１２）。

ここで、コード登録が正常に完了した場合、第２の制御部１２０は、その旨を示すコード登録完了通知を第１の制御部１１０に対して送信する（Ｓ１１４）。

次に、ステップＳ１１４においてコード登録完了通知を受信した第１の制御部１１０は、コート登録を実行する（Ｓ１１６）。

以上、本実施形態に係る第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理の流れについて一例を挙げて説明した。

なお、第１の制御装置１０が複数の第２の制御部１２０を備える場合においては、図２の示すステップＳ１０２～Ｓ１１６における処理が、第２の制御部１２０ごとに繰り返し実行される。

続いて、第１の制御装置１０と第２の制御装置２０とが移動体に組み付けられた後に実行される、第１の制御部１１０と第３の制御部１３０との間におけるペアリング登録処理の流れについて説明する。

図４は、本実施形態に係る第１の制御部１１０と第３の制御部１３０との間におけるペアリング登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。

なお、図４には、システム１が２つの第２の制御装置１０ａおよび１０ｂを備える場合が例示されている。

また、図４においては、第２の制御装置１０ａの第３の制御部２１０ａは、スレーブとして動作する第１の制御部１１０を制御するマスターとして動作する。

また、図４においては、第２の制御装置１０ｂの第３の制御部２１０ｂは、マスターとして動作する第１の制御部１１０による制御に従うスレーブとして動作する。

この場合、図４に示すように、まず、第３の制御部２１０ａが、第１の制御部１１０に対して、コードが含まれるペアリング登録要求を送信する（Ｓ３０２）。

次に、ステップＳ３０２においてペアリング登録要求を受信した第１の制御部１１０は、当該ペアリング登録要求に含まれるコードを転載したペアリング照合要求を第２の制御部１２０に対して送信する（Ｓ３０４）。

次に、ステップＳ３０４においてペアリング照合要求を受信した第２の制御部１２０は、当該ペアリング照合要求に含まれるコードと、第２の制御部１２０に固有に割り当てられた定数とに基づく演算を実行する（Ｓ３０６）。

また、この際、第２の制御部１２０は、コードと固有の定数に基づく演算結果が定められた条件を満たす有効な値であるか否かを判定してもよい。

演算結果が有効な値であると判定した場合、第２の制御部１２０は、演算結果を第１の制御部１１０に対して送信する（Ｓ３０８）。

次に、ステップＳ３０８において第２の制御部１２０から演算結果を受信した第１の制御部１１０は、当該演算結果の照合を実行する（Ｓ３１０）。

ここで、照合が正常に完了した場合、第１の制御部１１０は、登録済みのコードの更新を要求するコード更新要求を第２の制御部１２０に対して送信する（Ｓ３１２）。

次に、ステップＳ３１２においてコード更新要求を受信した第２の制御部１２０は、コートの更新を実行する（Ｓ１１２）。

このように、本実施形態に係るペアリング登録方法では、移動体に第１の制御装置１０および第２の制御装置２０が組み付けられた後に、第１の制御部１１０による制御に基づいて、第２の制御部１２０に係るコードが更新されてもよい。

上記のような制御によれば、第１の制御部１１０と第２の制御部１２０との間におけるペアリング登録処理において共通コードが用いられた場合であっても、移動体に固有に割り当てられた固有コードに更新することができ、協働動作をよりセキュアに実行することが可能となる。

コード更新が正常に完了した場合、第２の制御部１２０は、その旨を示すコード更新完了通知を第１の制御部１１０に対して送信する（Ｓ３１６）。

次に、ステップＳ３１６において第２の制御部１２０からコード更新完了通知を受信した第１の制御部１１０は、コード登録を実行する（Ｓ３１８）。

ここで、コード登録が正常に完了した場合、第１の制御部１１０は、その旨を示すコード登録完了通知を第３の制御部２１０ａに対して送信する（Ｓ３２０）。

次に、ステップＳ３２０において第１の制御部１１０からコード登録完了通知を受信した第３の制御部２１０ａは、コード登録を実行する（Ｓ３２２）。

一方、第１の制御部１１０は、第３の制御部２１０ｂに対して、ペアリング登録要求を送信する（Ｓ３２４）。

第１の制御部１１０と、第３の制御部２１０ｂとの間におけるペアリング登録処理に係る以降の処理については、図３に示すステップＳ１０４～Ｓ１１６における処理と実質的に同一であってよいため、詳細な説明は省略する。

なお、システム１が第１の制御部１１０のスレーブとして動作する第３の制御部２１０を複数備える場合においては、ステップＳ３２４以降における処理がスレーブとして動作する第３の制御部２１０ごとに繰り返し実行される。

＜２．補足＞
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

また、本明細書において説明した各装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。ソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記録媒体（非一時的な媒体：ｎｏｎ－ｔｒａｎｓｉｔｏｒｙ ｍｅｄｉａ）に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、コンピュータによる実行時にＲＡＭに読み込まれ、ＣＰＵなどのプロセッサにより実行される。上記記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。

１：システム、１０：第１の制御装置、１１０：第１の制御部、１２０：第２の制御部、２０：第２の制御装置、２１０：第３の制御部

Claims (7)

1. 協働動作する対象間のペアリング登録方法であって、
   前記対象は、移動体に搭載される第１の制御装置に備えられる第１の制御部および第２の制御部と、前記移動体に備えられる第２の制御装置に備えられる第３の制御部と、を含み、
   前記移動体に前記第１の制御装置が組み付けられる前に、前記第１の制御部による制御に基づいて前記第１の制御部と前記第２の制御部との間におけるペアリング登録処理が実行され、
   前記移動体に前記第１の制御装置および前記第２の制御装置が組み付けられた後に、前記第１の制御部または前記第３の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第３の制御部との間におけるペアリング登録処理が実行される、
   ペアリング登録方法。
2. 前記移動体に前記第１の制御装置および前記第２の制御装置が組み付けられた後に、前記第１の制御部による制御に基づいて、前記第２の制御部に係るコードが更新される、
   請求項１に記載のペアリング登録方法。
3. 前記第１の制御部は、スレーブとして動作する少なくとも１つの前記第２の制御部を制御するマスターとして動作する、
   請求項１または請求項２のうちいずれか一項に記載のペアリング登録方法。
4. 少なくとも１つの前記第３の制御部は、スレーブとして動作する前記第１の制御部を制御するマスターとして動作する、
   請求項１から請求項３までのうちいずれか一項に記載のペアリング登録方法。
5. 前記第１の制御部は、スレーブとして動作する少なくとも１つの前記第３の制御部を制御するマスターとして動作する、
   請求項１から請求項４までのうちいずれか一項に記載のペアリング登録方法。
6. 第１の制御部と少なくとも１つの第２の制御部とを備え移動体に搭載される少なくとも１つの第１の制御装置、および第３の制御部を備え前記移動体に搭載される少なくとも１つの第２の制御装置、を含み、
   前記第１の制御部および前記第２の制御部は、前記第１の制御装置が前記移動体に搭載される前に、前記第１の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第２の制御部との間におけるペアリング登録処理を実行し、
   前記第１の制御部および前記第３の制御部は、前記第１の制御装置および前記第２の制御装置が前記移動体に組み付けられた後に、前記第１の制御部または前記第３の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第３の制御部との間におけるペアリング登録処理を実行する、
   システム。
7. 第１の制御部と、少なくとも１つの第２の制御部と、を備え、移動体に搭載される制御装置であって、
   前記第１の制御部および前記第２の制御部は、当該制御装置が前記移動体に搭載される前に、前記第１の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第２の制御部との間におけるペアリング登録処理を実行し、
   前記第１の制御部は、当該制御装置および当該制御装置とは異なる他の制御装置が前記移動体に組み付けられた後に、前記第１の制御部または前記他の制御装置に備えられる第３の制御部による制御に基づいて、前記第１の制御部と前記第３の制御部との間におけるペアリング登録処理を実行する、
   制御装置。
   

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