JP2022072006A - アドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物 - Google Patents

アドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物 Download PDF

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晋太郎 井出
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Abstract

【課題】本発明は、植物成分を有効成分として含み、アドレノメデュリンの遺伝子発現を増強する作用を有する組成物を提供する。【解決手段】本発明の一以上の実施形態は、6-ショウガオール及び山椒のエタノール抽出物を有効成分として含有するアドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物に関する。本発明の別の一以上の実施形態は、6-ショウガオール及び山椒のエタノール抽出物を含有する組成物に関する。本発明の更に別の一以上の実施形態は、6-ショウガオール、及び、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルのγ-サンショオール、α-サンショオール及びヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する組成物に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、アドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物に関する。
本発明はまた、アドレノメデュリン遺伝子の発現を増強する作用を有する組成物に関する。
アドレノメデュリンは血管拡張作用を有する循環調節ペプチドである。アドレノメデュリンは、循環器系や消化器系などの様々な臓器から産生され、血管拡張、血管新生、抗菌作用、抗腸炎、胃粘膜保護、血栓形成抑制など重要な生理活性を有することが報告されている(特許文献1)。
特許文献1では、人参(=高麗人参)由来の化合物と、乾姜由来の化合物及び/又は山椒由来の化合物とを有効成分として含有するアドレノメデュリン産生増強剤が記載されている。特許文献1の実施例2には、ラットに人参(=高麗人参)エキスと乾姜エキスとの組み合わせ、人参エキスと山椒エキスとの組み合わせ、乾姜エキスと山椒エキスとの組み合わせ、人参エキス単独、乾姜エキス単独、及び、山椒エキス単独をそれぞれラットに投与して血流の指標であるVC(vascular conductance)を測定し増加率を求めたところ、人参エキスと乾姜エキスとの組み合わせ、及び、人参エキスと山椒エキスとの組み合わせは、それぞれの単独投与よりも明らかに高いVCの増加を示したが、乾姜エキスと山椒エキスとの組み合わせではVCの増加率の変化は観察されなかったことが記載されている。
非特許文献1では、漢方薬の一種である大建中湯(山椒、乾姜、高麗人参を含む)が腸上皮細胞からアドレノメデュリンの放出を促進し、それによって腸での血流を促進する作用を有すること、並びに、大建中湯及びその成分の1つである6-ショウガオールが、腸上皮細胞からアドレノメデュリンの放出を促進する作用を有し、この作用はTRPチャネルの1つのTRPA1のアンタゴニストにより阻害されることが記載されている。
特許文献2では、山椒、乾姜、人参(=高麗人参)および膠飴を含有する抗炎症性組成物が記載されている。特許文献2では、この抗炎症性組成物は、消化器系器官での炎症症状を治療、緩和できることが記載されている。
特許文献3では、山椒又はその抽出物を有効成分として含有する消化管粘膜保護剤が記載されている。特許文献3では、前記消化管粘膜保護剤に、乾姜又はその抽出物等の他の医薬用活性成分を配合してもよいことが記載されている。
特許文献4では、サンシヨウ、サンザシ、トウキ、トウガラシ、シヨウキヨウの5種の生薬抽出物を含有することを特徴とする養毛剤が記載されている。特許文献4では、前記養毛剤における前記5種の生薬抽出物は、脱毛部の局所末梢血管拡張による末梢血流の増加を図り、これにより毛根の活性を促進することが記載されている。
国際公開WO2009/104248 特開2002-145791号公報 特開2007-291008号公報 特開平2-17117号公報
Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol 304:G428-G436,2013
本発明は、天然由来成分を有効成分として含み、アドレノメデュリンの遺伝子発現を増強する作用を有する組成物を提供することを課題とする。
本発明者らは、6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物を有効成分として含有する組成物は、アドレノメデュリン遺伝子の発現を相乗的に増強する作用を有することを見出し、以下の本発明を完成するに至った。
(1)6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物を有効成分として含有する、アドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物。
(2)山椒のエタノール抽出物が、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する、(1)に記載の組成物。
(3)6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物を含有する、組成物。
(4)山椒のエタノール抽出物が、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する、(3)に記載の組成物。
(5)6-ショウガオール、及び、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルのγ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する、組成物。
(6)6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルのγ-サンショオール及びα-サンショオールから選択される1以上を含有する、(5)に記載の組成物。
本発明によれば、天然由来成分を有効成分とし、アドレノメデュリン遺伝子の発現を増強する作用を有する組成物が提供される。
図1は、10μMの6-ショウガオール、25μg/mLの山椒エタノール抽出物、50μg/mLの山椒エタノール抽出物、10μMの6-ショウガオールと25μg/mLの山椒エタノール抽出物との組み合わせ、又は、10μMの6-ショウガオールと50μg/mLの山椒エタノール抽出物との組み合わせを添加した培地で培養したラット由来小腸細胞株での、アドレノメデュリンのβアクチンに対する相対的なmRNA発現量を、対照条件での発現量を1とした値で示す。 図2は、10μMの6-ショウガオール、10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-1(HASとして28μM又は56μM)、10μMの6-ショウガオールと10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-1との組み合わせ、10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-2(ASとして31μM又は62μM)、10μMの6-ショウガオールと10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-2との組み合わせ、10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-3(GSとして28μM又は56μM)、或いは、10μMの6-ショウガオールと10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-3との組み合わせを添加した培地で培養したラット由来小腸細胞株での、アドレノメデュリンのβアクチンに対する相対的なmRNA発現量を、対照条件での発現量を1とした値で示す。
<6-ショウガオール>
6-ショウガオールは、ショウガ等の植物に由来するものであってもよいし、化学的に合成されたものであってもよいが、好ましくは、植物に由来するものである。
6-ショウガオールは、6-ショウガオールを含むショウガ等の植物の抽出物の形態で使用されてもよいし、精製又は濃縮された化合物の形態で使用されてもよい。
ショウガに由来する6-ショウガオールを用いる場合、ショウガは生薬である乾姜又は生姜(ショウキョウ)であってもよい。
6-ショウガオールを含む植物の抽出物は、植物原料を抽出媒体を用いた抽出操作に付すことにより調製することができる。抽出媒体としては、有機溶媒、水、熱水等の溶媒、超臨界二酸化炭素等の超臨界流体を利用することができ、溶媒が特に好ましい。溶媒としては、エタノール等のアルコール、酢酸エチル、ヘキサン、アセトン等の有機溶媒、あるいはそれらの混合溶媒を用いることが特に好ましく、特にエタノール及び/又は酢酸エチルが好ましい。溶媒抽出により抽出液を製造する場合には、植物原料を適量の溶媒(例えば植物原料に対して重量基準で0.5~20倍量) 中に浸漬し、適宜撹拌又は静置して溶媒中に溶媒可溶性成分を溶出させる。抽出時間は特に限定されないが、5分間~120分間、例えば、15分間~30分間とすることができる。抽出温度は特に限定されないが、0℃~125℃、例えば25℃~125℃ とすることができる。抽出後、溶媒可溶性成分を含む溶媒画分と細胞壁等の固体画分とを固液分離手段(遠心分離、ろ過(珪藻土ろ過等))により分離し、溶媒画分を抽出液として取得する。得られた抽出液はそのまま6-ショウガオール含有抽出物として用いてもよいし、必要に応じて抽出液を更に、濃縮、溶媒分画、クロマトグラフィー(カラムクロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、超臨界流体クロマトグラフィー等)及び/又は再結晶等のさらなる精製手段に付した処理物を6-ショウガオール含有抽出物として用いてもよい。抽出に用いる植物原料の形状は、原形のまま、あるいは適当な寸法又は形状にカットした形態、あるいは破砕、粉砕、又は摩砕した形態、あるいは搾汁の形態とすることができる。
<山椒のエタノール抽出物>
エタノール抽出物の調製に用いる山椒の部位は特に限定されないが、果皮、果実、種子、葉、茎等を用いることができ、果皮が特に好ましい。
山椒のエタノール抽出物の調製方法は特に限定されない。例えば、山椒を適量のエタノール(例えば山椒に対して重量基準で0.5~20倍量)中に浸漬し、適宜撹拌又は静置してエタノール中に可溶性成分を溶出させる。抽出時間は特に限定されないが、5分間~120分間、例えば、15分間~30分間とすることができる。抽出温度は特に限定されないが、60℃~125℃、例えば85℃~100℃とすることができる。抽出後、エタノール可溶性成分を含む溶液画分と細胞壁等の固体画分とを前記固液分離手段により分離し、溶液画分を抽出液として取得する。得られた抽出液はそのままエタノール抽出物として用いてもよいし、必要に応じて抽出液を更に、濃縮、溶媒分画、クロマトグラフィー(カラムクロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、超臨界流体クロマトグラフィー等)及び/又は再結晶等のさらなる精製手段に付した処理物をエタノール抽出物として用いてもよい。抽出に用いる山椒の形状は、原形のまま、あるいは適当な寸法又は形状にカットした形態、あるいは破砕、粉砕、又は摩砕した形態、あるいは搾汁の形態とすることができる。
山椒のエタノール抽出物の調製に用いる山椒は、上記のエタノールによる抽出の前に水抽出処理を行った水抽出残渣、すなわち、水可溶性成分を水抽出により除去した山椒であってもよい。ここで山椒の水抽出は、例えば、山椒を適量の水(例えば山椒に対して重量基準で0.5~20倍量)中に浸漬し、適宜撹拌又は静置して水中に水可溶性成分を溶出させる。抽出時間は特に限定されないが、5分間~120分間、例えば、15分間~30分間とすることができる。抽出温度は特に限定されないが、60℃~125℃、例えば85℃~100℃とすることができる。抽出後、水溶液画分と固体画分とを前記固液分離手段により分離し、固体画分を回収し必要に応じて乾燥して得た山椒水抽出残渣を、エタノール抽出物の調製に用いることができる。
山椒のエタノール抽出物は、粉末、顆粒等の所望の形態に製剤化されていてもよい。製剤化のためには適当な賦形剤を用いることができる。
山椒のエタノール抽出物は、好ましくは、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含む。
山椒のエタノール抽出物の好ましい一例は、γ-サンショオールを好ましくは50重量%以上、より好ましくは70重量%以上の濃度で含む。山椒のエタノール抽出物の別の好ましい一例は、α-サンショオールを好ましくは50重量%以上、より好ましくは70重量%以上の濃度で含む。山椒のエタノール抽出物の更に別の好ましい一例は、ヒドロキシ-α-サンショオールを好ましくは50重量%以上、より好ましくは70重量%以上の濃度で含む。
<アドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物>
本発明の1以上の実施形態は、6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物を有効成分として含有する、アドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物に関する。本実施形態に係る組成物は、好ましくは、高麗人参及び高麗人参に由来する成分から選択される1以上を含有せず、より好ましくは更に、サンザシ及び/又はサンザシに由来する成分、トウキ及び/又はトウキに由来する成分、並びに、トウガラシ及び/又はトウガラシに由来する成分を含有しない。
本実施形態に係る組成物の対象は典型的にはヒトであるが、ヒトには限定されず他の非ヒト動物、例えばヒト以外の哺乳類であってもよい。
アドレノメデュリンは、血管拡張、血管新生等の生理活性を有するペプチドである。アドレノメデュリンの遺伝子発現の増強により、血流増加を達成することができる。また、アドレノメデュリンの遺伝子発現の増強による血流増加により、抗菌作用、抗腸炎、胃粘膜保護、血栓形成抑制等の効果を達成することができる。
特許文献1では、高麗人参由来の化合物と、乾姜由来の化合物及び/又は山椒由来の化合物との組み合わせが、アドレノメデュリン産生増強作用を有することが記載されている一方で、乾姜エキスと山椒エキスとを組み合わせた場合に相乗的な血流増加作用は無かったことが記載されている。非特許文献1では、大建中湯及びその成分の1つである6-ショウガオールが、腸上皮細胞からアドレノメデュリンの放出を促進する作用を有することが記載されている。特許文献2では、山椒、乾姜、高麗人参及び膠飴を含有する抗炎症性組成物が記載されているが、高麗人参を含まない組成物の効果は記載されていない。特許文献3では、山椒又はその抽出物が消化管粘膜保護作用を有することが記載されており、特許文献4では、サンシヨウ、サンザシ、トウキ、トウガラシ、シヨウキヨウの5種の生薬抽出物(実施例ではエタノール抽出物)の組み合わせが末梢血流を増加させることで育毛作用を有することが記載されている。特許文献1~4及び非特許文献1では、6-ショウガオールと、山椒のエタノール抽出物との組み合わせは記載されていない。
本実施形態に係る組成物は、6-ショウガオールと、山椒のエタノール抽出物とを有効成分として含有することで、アドレノメデュリン遺伝子の発現を相乗的に増強することができるという、特許文献1~4及び非特許文献1に記載された事項からは予想できない効果を有するものである。
6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物は、それぞれ辛味の強い成分である。両者を組み合わせることによりアドレノメデュリン遺伝子の発現を相乗的に増強することができるため、アドレノメデュリン遺伝子の発現を増強するために必要な6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物の合計の使用量を、それぞれ単独で用いた場合と比較して低減することができる。このため、本実施形態に係るアドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物は、辛味の低減された飲食品としての利用に適している。
アドレノメデュリンの遺伝子発現が増強されていることは、本実施形態に係る組成物を摂取又は投与した対象から採取した細胞、或いは、本実施形態に係る組成物の存在下で培養した細胞中のmRNAからcDNAを調製し、該cDNAを鋳型とし、アドレノメデュリンのcDNA塩基配列(5’非翻訳領域、コーディング領域及び/又は3’非翻訳領域、好ましくはコーディング領域)の少なくとも一部を特異的に増幅し得るプライマーセットを用いた核酸増幅反応を行い、該反応による増幅産物量を検出することで確認することができる。
また、アドレノメデュリンの遺伝子発現が増強されていることは、本実施形態に係る組成物を摂取又は投与した対象から採取した細胞、或いは、本実施形態に係る組成物の存在下で培養した細胞において、アドレノメデュリンのペプチドの量を検出することで確認することができる。細胞中でアドレノメデュリンのペプチドの量が増加している場合に、アドレノメデュリンの遺伝子発現が増強されていると評価することができる。
ヒト由来アドレノメデュリンの前駆体(プレプロアドレノメデユリン)のアミノ酸配列を配列番号3に、ヒト由来アドレノメデュリンのcDNA塩基配列を配列番号4に示す。配列番号4においてコーディング領域は第179位~第736位である。
本実施形態に係る組成物における6-ショウガオール及び山椒のエタノール抽出物の含有量は特に限定されず、例えば、組成物全量あたり合計で0.1~95質量%の6-ショウガオール及び山椒のエタノール抽出物を含むことができる。本実施形態に係る組成物中での6-ショウガオール及び山椒のエタノール抽出物との配合割合は特に限定されない。例えば、6-ショウガオール1質量部に対して、山椒のエタノール抽出物が2~100質量部とすることができ、好ましくは3~20質量部とすることができる。
本実施形態に係る組成物が、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含む山椒のエタノール抽出物を含む場合、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上の含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルであることが好ましく、2~7モルであることがより好ましい。
本実施形態に係る組成物が、γ-サンショオール、及び、α-サンショオールから選択される1以上を含む山椒のエタノール抽出物を含む場合、γ-サンショオール、及び、α-サンショオールから選択される1以上の含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルであることが好ましく、2~7モルであることがより好ましい。
本実施形態に係る組成物が、γ-サンショオールを含む山椒のエタノール抽出物を含む場合、γ-サンショオールの含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルであることが好ましく、2~7モルであることがより好ましい。
<6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物を含有する組成物>
本発明の別の1以上の実施形態は、6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物を含有する、組成物に関する。本実施形態に係る組成物は、好ましくは、高麗人参及び高麗人参に由来する成分から選択される1以上を含有せず、より好ましくは更に、サンザシ及び/又はサンザシに由来する成分、トウキ及び/又はトウキに由来する成分、並びに、トウガラシ及び/又はトウガラシに由来する成分を含有しない。
本実施形態に係る組成物の対象は典型的にはヒトであるが、ヒトには限定されず他の非ヒト動物、例えばヒト以外の哺乳類であってもよい。
本実施形態に係る組成物は、アドレノメデュリン遺伝子の発現を相乗的に増強することができるという、特許文献1~4及び非特許文献1に記載された事項からは予想できない効果を有するものである。
本実施形態に係る組成物は、辛味の低減された飲食品としての利用に適している。
本実施形態に係る組成物における6-ショウガオール及び山椒のエタノール抽出物の含有量は特に限定されず、例えば、組成物全量あたり合計で0.1~95質量%の6-ショウガオール及び山椒のエタノール抽出物を含むことができる。本実施形態に係る組成物中での6-ショウガオール及び山椒のエタノール抽出物との配合割合は特に限定されない。例えば、6-ショウガオール1質量部に対して、山椒のエタノール抽出物が2~100質量部とすることができ、好ましくは3~20質量部とすることができる。
本実施形態に係る組成物が、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含む山椒のエタノール抽出物を含む場合、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上の含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルであることが好ましく、2~7モルであることがより好ましい。
本実施形態に係る組成物が、γ-サンショオール、及び、α-サンショオールから選択される1以上を含む山椒のエタノール抽出物を含む場合、γ-サンショオール、及び、α-サンショオールから選択される1以上の含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルであることが好ましく、2~7モルであることがより好ましい。
本実施形態に係る組成物が、γ-サンショオールを含む山椒のエタノール抽出物を含む場合、γ-サンショオールの含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルであることが好ましく、2~7モルであることがより好ましい。
<6-ショウガオール、及び、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルのγ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する組成物>
本発明の更に別の1以上の実施形態は、6-ショウガオール、及び、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルのγ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する、組成物に関する。本実施形態に係る組成物は、好ましくは、高麗人参及び高麗人参に由来する成分から選択される1以上を含有せず、より好ましくは更に、サンザシ及び/又はサンザシに由来する成分、トウキ及び/又はトウキに由来する成分、並びに、トウガラシ及び/又はトウガラシに由来する成分を含有しない。
本実施形態に係る組成物の対象は典型的にはヒトであるが、ヒトには限定されず他の非ヒト動物、例えばヒト以外の哺乳類であってもよい。
本実施形態に係る組成物は、アドレノメデュリン遺伝子の発現を相乗的に増強することができるという、特許文献1~4及び非特許文献1に記載された事項からは予想できない効果を有するものである。
本実施形態に係る組成物は、辛味の低減された飲食品としての利用に適している。
本実施形態に係る組成物において、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上の含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~7モルであることがより好ましい。
本実施形態に係る組成物は、より好ましくは、γ-サンショオール、及び、α-サンショオールから選択される1以上を含み、γ-サンショオール、及び、α-サンショオールから選択される1以上の含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルであることが好ましく、2~7モルであることがより好ましい。
本実施形態に係る組成物は、より好ましくは、γ-サンショオールを含み、γ-サンショオールの含有量は、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルであることが好ましく、2~7モルであることがより好ましい。
本実施形態に係る組成物において、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上は、山椒等の植物に由来するものであってもよいし、化学的に合成されたものであってもよいが、好ましくは、植物に由来するものである。
γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上は、それを含む山椒等の植物の抽出物の形態で使用されてもよいし、精製又は濃縮された化合物の形態で使用されてもよい。
<組成物の好ましい例>
本明細書に開示する上記の各実施形態に係る組成物(以下「本明細書に開示する組成物」と称する)のより好ましい例について以下に説明する。
本明細書に開示する組成物の対象は、好ましくは、アドレノメデュリンの遺伝子発現の増強を必要とする或いは望む対象である。また、本明細書に開示する組成物は、健常な対象に対しても有効である。
本明細書に開示する組成物は、医薬品、飲食品、化粧品等の各形態の組成物であってよい。飲食品は、機能性表示食品、特定保健用食品、栄養補給のためのサプリメント等の形態のものも包含する。
本明細書に開示する組成物は、好ましくは、経口又は経鼻により摂取又は投与される組成物であり、より好ましくは、経口により摂取又は投与される組成物である。
本明細書に開示する組成物はまた、生体外の細胞と共存させることにより該細胞においてアドレノメデュリンの遺伝子発現を増強するために用いられる組成物であってもよい。この場合、本明細書に開示する組成物は、細胞を培養するための培地中に添加されて使用される。
本明細書において「1日の使用量」とは、本開示に係る組成物の、一日間で摂取、投与又は使用される量の総量を意味し、好ましくは、ヒト一人、特に成人一人により、本明細書に開示する組成物が一日間で摂取、投与又は使用される量の総量を意味する。「1日の使用量」の具体例として、本明細書に開示する組成物の量として0.1g~500gが例示できる。
本明細書に開示する組成物は、継続的に摂取、投与又は使用されてもよいし、必要時に摂取、投与又は使用されてもよい。
本明細書に開示する組成物の形状は、特に限定されず、例えば、液体状、流動状、ゲル状、半固形状、又は固形状などの何れの形状であってもよい。
本明細書に開示する組成物は、各実施形態について説明した成分に加えて、少なくとも1種の他の成分を更に含んでいてもよい。本明細書に開示する組成物が含み得る、少なくとも1種の他の成分としては、特に限定されないが、好ましくは、医薬品、飲食品、化粧品等の最終的な形態において許容される成分である。
このような他の成分としては例えば、甘味料、酸味料、ビタミン類、ミネラル類、増粘剤、乳化剤、酸化防止剤、水等が挙げられる。また、必要により、色素、香料、保存料、防腐剤、防かび剤、更なる生理活性物質等を添加してもよい。
甘味料としては、ブドウ糖、果糖、ショ糖、乳糖、麦芽糖、パラチノース、トレハロース、キシロース等の単糖や二糖、異性化糖(ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、砂糖混合異性化糖等)、糖アルコール(エリスリトール、キシリトール、ラクチトール、パラチニット、ソルビトール、還元水飴等)、はちみつ、高甘味度甘味料(スクラロース、アセスルファムカリウム、ソーマチン、ステビア、アスパルテーム等)等が挙げられる。
酸味料としては、クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、酒石酸、乳酸、リン酸、又はこれらの塩等があり、これらのうちの1種又は2種以上を利用することができる。
ビタミン類としては、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、ナイアシン、イノシトール等が挙げられる。
ミネラル類としては、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄等が挙げられる。
増粘剤としては、カラギーナン、ジェランガム、キサンタンガム、アラビアガム、タマリンドガム、グアーガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、寒天、ゼラチン、ペクチン、大豆多糖類、カルボキシメチルセルロース(CMC)等が挙げられる。
乳化剤としては、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、レシチン、植物性ステロール、サポニン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、ビタミンC、トコフェロール(ビタミンE)、酵素処理ルチン等が挙げられる。
前記他の成分は、それぞれ当業者が飲食品、医薬品等の組成物に通常採用する範囲内の量で適宜配合することができる。
本明細書に開示する組成物は、各実施形態について説明した成分のみを、アドレノメデュリンの遺伝子発現の増強に関与する活性成分として含んでいてもよい。この場合、本明細書に開示する組成物は、アドレノメデュリンの遺伝子発現の増強に関与しない、上記のような他の成分を含んでいてよい。
<6-ショウガオール>
6-ショウガオール(6S)として市販の試薬(富士フィルム和光純薬)を用いた。
<山椒エタノール抽出物>
粉砕された山椒の熱水抽出残渣に一定量のエタノールを加えて撹拌しながら60分以上抽出を行い、固液分離して回収した抽出液を山椒エタノール抽出物とした。
<山椒エタノール抽出物の画分>
山椒エタノール抽出物を中圧逆相クロマトグラフィー(カラム:ODS、移動相:水/メタノール、波長:270nm)によって分画した。得られたそれぞれの溶出液を、エバポレーターを用いて乾固し、Fr.3-1、Fr.3-2及びFr.3-3の画分を得た。Fr.3-1は、ヒドロキシ-α-サンショオール(HAS)を74重量%含有する。Fr.3-2は、α-サンショオール(AS)を78重量%含有する。Fr.3-3は、γ-サンショオール(GS)を約75重量%含有する。
<アドレノメデュリン遺伝子発現増強1>
ラット由来小腸上皮細胞株(理化学研究所)を、1ウェルあたり1×10細胞になるようにDMEM(1g/L glucose、5% FBS、4μg/mL insulin)培地に懸濁し、懸濁液を24ウェルプレートに播種し、37℃、5%CO条件下で培養した。
培養開始から24時間後に、10μMの6-ショウガオール、25μg/mLの山椒エタノール抽出物、50μg/mLの山椒エタノール抽出物、10μMの6-ショウガオールと25μg/mLの山椒エタノール抽出物との組み合わせ、又は、10μMの6-ショウガオールと50μg/mLの山椒エタノール抽出物との組み合わせを含有するDMEM(1g/L glucose、3%非働化FBS)培地に交換し、更に6時間培養した。
対照として6-ショウガオール及び山椒エタノール抽出物を含まないDMEM(1g/L glucose、3%非働化FBS)培地を用いた以外は同一の方法で小腸上皮細胞株の培養を行った。
培養後の細胞をリン酸緩衝食塩水(PBS)で洗浄し、細胞を回収して、細胞からRNAを抽出した。細胞の回収およびRNAの抽出にはRNeasy Mini Kit(QIAGEN)を用い、付属の手順に従って行った。
得られたRNAを使用し、リアルタイムPCRによってアドレノメデュリン及び内部標準βアクチンのmRNA発現量を測定した。One Step TB Green PrimeScript RT-PCR Kit II(タカラバイオ)を用い、付属のプロトコルに従って行った。プライマー配列は次表の通り。
Figure 2022072006000002
アドレノメデュリンのmRNA発現量を、βアクチンのmRNA発現量に対する相対値として算出した。更に、各条件でのアドレノメデュリンの算出したmRNA発現量を、対照条件でのアドレノメデュリンの算出したmRNA発現量に対する相対値として表した。
各条件についてn=1で測定を行った。結果を図1に示す。
小腸上皮細胞株でのアドレノメデユリン発現量は、10μMの6-ショウガオールのみを添加したとき4.17、25μg/mLの山椒エタノール抽出物のみを添加したとき1.52、50μg/mLの山椒エタノール抽出物のみを添加した培地でとき11.39であったのに対して、10μMの6-ショウガオールと25μg/mLの山椒エタノール抽出物との組み合わせを添加したとき14.83、10μMの6-ショウガオールと50μg/mLの山椒エタノール抽出物との組み合わせを添加したとき25.63であり、いずれも各成分の効果を足し合わせた効果を大幅に上回る顕著な相乗効果が確認された。
<アドレノメデュリン遺伝子発現増強2>
ラット由来小腸上皮細胞株(理化学研究所)を、前記実験と同じ手順で培養し、培養開始から24時間後に、10μMの6-ショウガオール、10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-1(HASとして28μM又は56μM)、10μMの6-ショウガオールと10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-1との組み合わせ、10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-2(ASとして31μM又は62μM)、10μMの6-ショウガオールと10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-2との組み合わせ、10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-3(GSとして28μM又は56μM)、或いは、10μMの6-ショウガオールと10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-3との組み合わせを含有するDMEM(1g/L glucose、3%非働化FBS)培地に交換し、更に6時間培養した。
対照として6-ショウガオール、Fr.3-1、Fr.3-2及びFr.3-3を含まないDMEM(1g/L glucose、3%非働化FBS)培地を用いた以外は同一の方法で小腸上皮細胞株の培養を行った。
培養後の細胞におけるアドレノメデュリンのmRNA発現量を、上記の実験と同様に測定した。各条件でのアドレノメデュリンのmRNA発現量を、対照条件でのアドレノメデュリンのmRNA発現量に対する相対値として表した
各条件についてn=2又は3で測定を行い、平均値及び標準偏差を求めた。結果を図2に示す。
10μMの6-ショウガオールと、10μg/mL又は20μg/mLのFr.3-1、Fr.3-2又はFr.3-3との組み合わせを添加した培地中で培養した小腸上皮細胞株でのアドレノメデユリン発現量は、10μMの6-ショウガオールのみを添加時のアドレノメデユリン発現量と、各濃度のFr.3-1、Fr.3-2又はFr.3-3のみを添加時のアドレノメデユリン発現量との合計よりも顕著に高い値であり、相乗的な効果が確認された。6-ショウガオールとの組み合わせによりアドレノメデユリン発現量を相乗的に向上させる効果は、Fr.3-3(GS高含有)が最も高く、次がFr.3-2(AS高含有)、その次がFr.3-1(HAS高含有)であった。

Claims (6)

  1. 6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物を有効成分として含有する、アドレノメデュリン遺伝子発現増強用組成物。
  2. 山椒のエタノール抽出物が、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する、請求項1に記載の組成物。
  3. 6-ショウガオール、及び、山椒のエタノール抽出物を含有する、組成物。
  4. 山椒のエタノール抽出物が、γ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する、請求項3に記載の組成物。
  5. 6-ショウガオール、及び、6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルのγ-サンショオール、α-サンショオール、及び、ヒドロキシ-α-サンショオールから選択される1以上を含有する、組成物。
  6. 6-ショウガオール1モルあたり合計で2~10モルのγ-サンショオール及びα-サンショオールから選択される1以上を含有する、請求項5に記載の組成物。
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