JP2022071931A - 掘削装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記ケーシング(3)内に挿入されるロッド(4)と、
前記ロッド(4)の下部側に設けられ、地盤(G)を掘削可能なハンマービット(42)と、
前記ハンマービット(42)によって前記地盤(G)を掘削した際発生するスライム(Gs)を、外部に排出する前に一旦集約してから、外部に排出可能なスライム集約排出部(7)と、を有し、
前記スライム集約排出部(7)は、前記ケーシング(3)の上部側に設けられてなることを特徴としている。
前記ケーシング(3)内に挿入されるロッド(4)と、
前記ケーシング(3)の上部側に設けられ、前記ロッド(4)を回転駆動するテーブルマシーン(5)と、
前記ロッド(4)の下部側に設けられ、地盤(G)を掘削可能なハンマービット(42)と、
前記ハンマービット(42)によって前記地盤(G)を掘削した際発生するスライム(Gs)を、外部に排出する前に一旦集約してから、外部に排出可能なスライム集約排出部(7)と、を有し、
前記スライム集約排出部(7)は、前記テーブルマシーン(5)の上部側に設けられてなることを特徴としている。
図1に示すように、掘削装置1は、吊支ワイヤYによって吊支されており、図1~図2に示すように、全周回転装置2と、ケーシング3と、ロッド4と、テーブルマシーン5と、スイベル機構6と、スライム集約排出部7と、で主に構成されている。以下、各構成について詳しく説明することとする。
全周回転装置2は、図1に示すように、水W上に浮かべた例えば、300t積み程度の平台船S上に設置されている。より詳しく説明すると、このような全周回転装置2は、一般的なオールケーシング工法に使用される全周回転圧入装置からなるもので、ケーシング3の外周面を掴持して全周回転させながらケーシング3を、図1に示す地盤G中に押し込んで掘削するタイプのもので、周知の構造からなる。なお、図1に示す地盤Gは、水底地盤からなるものであって、上部から順次、土泥層Ga、砂や砂礫の堆積層Gb、粗大礫層や岩盤からなる硬質支持層Gcより構成されている。
ケーシング3は、図1及び図2に示すように、軸方向(上下長手方向)に長尺な略円筒状に形成されており、図1に示すように、ケーシング3内には、隙間Kを空けてロッド4が挿入できるようになっている。しかして、このようなケーシング3の下部には、図2に示すように、下向きに鋭利な切歯状のケーシングカッター3aが設けられている。このケーシングカッター3aは、地盤Gを円形に掘削するものである。
ロッド4は、図1に示すように、軸方向(上下長手方向)に長尺状に形成されており、第1ロッド4Aと、第2ロッド4Bと、第3ロッド4Cとが連結されて形成されている。具体的には、図1に示すように、第1ロッド4Aの下部側と、第2ロッド4Bの上部側とが第1連結具40によって連結され、第2ロッド4Bの下部側と、第3ロッド4Cの上部側とが第2連結具41によって連結されている。
テーブルマシーン5は、図3に示すように、複数のL字の止め金具10を介して、スライム集約排出部7上に固定配置される。より詳しく説明すると、このようなテーブルマシーン5は、油圧駆動式のロータリーテーブルであって、図3に示すように、内部に駆動用円環部材5aを回転自在に支持している。そして、この駆動用円環部材5aの内周面には、ロッド4の凸条部4aに対応する凹条部5a1が所定間隔置きに、複数設けられている。なお、この駆動用円環部材5aは、図1~図3に示す油圧ホース5bを通じて供給される作動用圧油によって駆動する油圧モータ(図示せず)によって回転することとなる。
スイベル機構6は、図1~図3に示すエアーホース6aが設けられており、このエアーホース6aには、図示しないエアコンプレッサーからの圧力エアが供給される。そして、このようなスイベル機構6は、図3に示すように、ロッド4の上面4bに、図示しない連結ピン等を用いて連結され、吊支ワイヤYによって吊支される。
スライム集約排出部7は、図3に示すように、円筒状に形成されており、内部にスライムGsを一旦集約するための空間K2が形成されている。そして、このように形成されるスライム集約排出部7には、図3に示すように、テーブルマシーン5の中心軸線と同一となる位置に、上面7a及び下面7bに、上下方向に貫通するように、挿入孔7cが設けられている。これにより、図3に示すように、この挿入孔7c内に、ロッド4が挿入されることとなる。なお、この際、スライムGsが空間K2に導かれるように、図1に示す隙間Kを空けて、挿入孔7c内にロッド4が挿入されることとなる。
2 全周回転装置
3 ケーシング
4 ロッド
42 ハンマービット
5 テーブルマシーン
7 スライム集約排出部
7e 排出口
7f 案内部
11 排出用パイプ
12 ケーシングスイベル
G 地盤
Gs スライム
Claims (6)
- 全周回転装置によって回転駆動されるケーシングと、
前記ケーシング内に挿入されるロッドと、
前記ロッドの下部側に設けられ、地盤を掘削可能なハンマービットと、
前記ハンマービットによって前記地盤を掘削した際発生するスライムを、外部に排出する前に一旦集約してから、外部に排出可能なスライム集約排出部と、を有し、
前記スライム集約排出部は、前記ケーシングの上部側に設けられてなる掘削装置。 - 全周回転装置によって回転駆動されるケーシングと、
前記ケーシング内に挿入されるロッドと、
前記ケーシングの上部側に設けられ、前記ロッドを回転駆動するテーブルマシーンと、
前記ロッドの下部側に設けられ、地盤を掘削可能なハンマービットと、
前記ハンマービットによって前記地盤を掘削した際発生するスライムを、外部に排出する前に一旦集約してから、外部に排出可能なスライム集約排出部と、を有し、
前記スライム集約排出部は、前記テーブルマシーンの上部側に設けられてなる掘削装置。 - 前記スライム集約排出部は、排出口が設けられると共に、一旦集約した前記スライムを前記排出口に案内する案内部が設けられてなる請求項1又は2に記載の掘削装置。
- 前記案内部は、前記排出口に向かって下り傾斜させるように、前記スライム集約排出部内に設けられてなる請求項3に記載の掘削装置。
- 前記排出口には、排出用パイプが取り付けられてなる請求項3又は4に記載の掘削装置。
- 前記スライム集約排出部は、前記ケーシングの上部側に、ケーシングスイベルを介して設けられてなる請求項1に記載の掘削装置。
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2020
- 2020-10-29 JP JP2020181069A patent/JP7307957B2/ja active Active
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