JP2022069265A - 表示制御装置、計量装置、計量システム、及び制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、計量装置、計量システム、及び制御プログラム Download PDF

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Akiko Yoshikawa
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Abstract

【課題】計量作業の生産性を向上させる。【解決手段】計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続され、計量部により計量された計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で表示部に表示させる第1モードと、操作部により置数入力された計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を第1態様とは異なる第2態様で表示部に表示させる第2モードとを実行する。【選択図】図14

Description

本発明は、表示制御装置、計量装置、計量システム、及び制御プログラムに関する。
従来、物品の重量の計量作業において、秤を用いる代わりに、置数入力された値を物品の重量として扱うことができる計量装置が知られている。例えば、特許文献1には、計量済みの材料については計量皿で計量することなく物品の重量を置数入力する計量装置が開示されている。
特開2006-308298号公報
特許文献1では、物品の重量が秤を用いて計量された値であるか、又は置数入力による値であるかを識別する識別子を、物品や風袋等の重量と共に作業履歴として記録している。ところで、計量作業において、物品や風袋等の重量を置数入力することはイレギュラーな対応である場合が多い。ゆえに、計量装置の誤操作や計量ミス等を抑制するために、秤を用いて物品や風袋等の計量を行う操作よりも、物品や風袋等の重量を置数入力可能とする操作を複雑化させることが一般的に行われている。
したがって、特許文献1において物品や風袋等の重量を変更する場合、不要な置数入力操作を防ぐために、ユーザは、変更対象の重量の値が、秤を用いて計量された値であるか、又は置数入力された値であるかを判断する必要がある。つまり、特許文献1では、変更対象である物品や風袋等の重量の値が秤を用いて計量された値であるか又は置数入力された値であるかをユーザが判断するには、作業履歴を参照する工程が必要となる。ゆえに、不要な置数入力操作を防ぐための工程が計量作業の煩雑化を招き、生産性を低下させる要因となってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、計量作業の生産性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続される表示制御装置であって、前記計量部により計量された前記計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で前記表示部に表示させる第1モードと、前記操作部により置数入力された前記計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させる第2モードとを実行する表示処理部を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の他の態様は、計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続される表示制御装置を備える計量装置であって、前記計量部により計量された前記計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で前記表示部に表示させる第1モードと、前記操作部により置数入力された前記計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させる第2モードとを実行する表示処理部を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の他の態様は、計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続される表示制御装置を備える計量システムであって、前記計量部により計量された前記計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で前記表示部に表示させる第1モードと、前記操作部により置数入力された前記計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させる第2モードとを実行する表示処理部を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続される表示制御装置の制御プログラムであって、前記計量部により計量された前記計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で前記表示部に表示させる第1モードと、前記操作部により置数入力された前記計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させる第2モードとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
図1は、第1の実施形態の計量装置の外観斜視図である。 図2は、第1の実施形態の計量装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態の計量装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図4は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態の配合情報記憶部に記憶されている情報の一例を示すデータテーブルである。 図6は、第1の実施形態の計量対象物の重量が操作パネルに表示されるときの手順の流れを示すフローチャートである。 図7は、第1の実施形態の操作パネルに表示された計量対象物の重量を編集して表示する表示切替処理の手順の流れを示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態の変形例の操作パネルに表示された計量対象物の重量を再び表示するときの手順の流れを示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図11は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図12は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図13は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図14は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図15は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図16は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図17は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図18は、第1の実施形態の操作パネルに表示される画面の一例を示す図である。 図19は、第2の実施形態の計量システムの構成の一例を示す図である。 図20は、第2の実施形態の計量システムのハードウェア構成を示す図である。 図21は、第2の実施形態の計量システムに含まれる表示制御装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.実施形態の概要
2.第1の実施形態
2.1.計量装置1の構成
2.1.1.計量装置1のハードウェア構成
2.1.2.計量装置1のコントローラ100の構成
2.2.計量装置1において表示される計量画面500の構成
2.3.計量装置1における計量対象物の重量を表示する手順の概要
2.4.変形例1:計量装置1における計量対象物の重量を再表示する手順の概要
2.5.変形例2:表示領域554に表示させる入力値を変化させる動作例
2.6.変形例3:確認画面560を表示させる動作例
2.7.その他の変形例
3.第2の実施形態
3.1.計量システム1000の構成
3.1.1.第1の実施形態との関係
3.2.計量システム1000の他の構成例
4.他の実施形態
5.実施形態の総括
<<1.実施形態の概要>>
まず、実施形態の概要を説明する。
(1)技術的課題
従来、物品の重量の計量作業において、秤を用いる代わりに、置数入力された値を物品の重量として扱うことができる計量装置が知られている。このような計量装置として、例えば、計量済みの材料については計量皿で計量することなく物品の重量を置数入力する装置が知られている。
例に挙げた装置では、物品の重量が秤を用いて計量された値であるか、又は置数入力による値であるかを識別する識別子を、物品や風袋等の重量と共に作業履歴として記録している。ところで、計量作業において、物品や風袋等の重量を置数入力することはイレギュラーな対応である場合が多い。ゆえに、計量装置の誤操作や計量ミス等を抑制するために、秤を用いて物品や風袋等の計量を行う操作よりも、物品や風袋等の重量を置数入力可能とする操作を複雑化させることが一般的に行われている。
したがって、物品や風袋等の重量を変更する場合、不要な置数入力操作を防ぐために、ユーザは、変更対象の重量の値が、秤を用いて計量された値であるか、又は置数入力された値であるかを判断する必要がある。つまり、ユーザは、作業履歴を参照して、変更対象である物品や風袋等の重量の値が、秤を用いて計量された値であるか又は置数入力された値であるかを判断しなければならない。ゆえに、不要な置数入力操作を防ぐための工程が計量作業の煩雑化を招き、生産性を低下させる要因となってしまう。
本実施形態では、計量作業の生産性を向上させることを目的とする。
(2)動作例
本発明の実施形態では、例えば、表示部に表示される計量対象物の重量を、秤を用いて計量された値と、置数入力された値とで異なる表示態様によって表示させる。これにより、変更対象の重量の値が、秤を用いて計量された値であるか、又は置数入力された値であるかをより容易に判断することが可能となり、計量作業の生産性を向上させることができる。
なお、上述した技術的特徴は本発明の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本発明の実施形態は上述した技術的特徴に限定されない。
<<2.第1の実施形態>>
図1から図18を参照して、第1の実施形態を説明する。以下では、主に、食料品を販売する店舗や一般家庭の台所等で用いられる計量装置を例として説明する。なお、店舗や台所以外にも、食品工場や農作業所、郵便局等において用いられる計量装置に対しても本実施形態の構成を適用することができる。
<2.1.計量装置1の構成>
まず、第1の実施形態に係る計量装置1について説明する。図1は、第1の実施形態に係る計量装置1の外観斜視図である。計量装置1は、計量皿55に計量対象物を載せて計量を行うことにより、計量対象物の重量を計量できるように構成されている。なお、計量装置1においては、計量皿55に風袋を積載して風袋引きを行ってから計量対象物の計量を行うこともできる。
図1に示すように、計量装置1は、本体部11、計量対象物を載せる計量皿55、計量部91、操作パネル65、及び水平器56を有する。本体部11は、樹脂や金属製の筐体を有し、計量皿55は、本体部11の上面に配置されている。操作パネル65は、表示部50と操作部60(図2参照)とが一体的に形成されたタッチパネルであり、計量装置1のユーザによって操作される。また、操作パネル65には、計量部91によって計量された計量対象物の重量や置数入力された計量対象物の重量等が表示される。図1に示すように、操作パネル65は本体部11の前側面に設けられている。水平器56は、本体部11の上面側に配置されており、計量皿55が水平となるように計量装置1が配置されているか否かをユーザが目視にて確認するためのものである。また、計量部91は、図1において点線で示すように、本体部11において計量皿55の下方に内蔵されている。
<2.1.1.計量装置1のハードウェア構成>
次に、計量装置1のハードウェア構成について図2を参照して説明する。図2は、計量装置1のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。計量装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、記憶媒体40、及びインタフェース(I/F)70がバス80を介して接続されている。また、I/F70には、表示部50及び操作部60が接続されている。
CPU10は、演算手段であり、計量装置1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。記憶媒体40は、HDD(Hard Disk Drive)等の情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F70は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。表示部50は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイであり、ユーザが計量装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部60は、キーボードやマウス等、ユーザが計量装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。本実施形態では、表示部50と操作部60とが一体的に形成された操作パネル65として構成され、計量対象物の重量に関する重量情報を表示することができる。
計量部91は、計量皿55(図1参照)に載せられている計量対象物の重量を受けて変形する歪みゲージ又は圧電素子を有し、その変形量に応じた抵抗値の変化を電圧値として出力するロードセル等の重量検知モジュールである。
バス80には、計量部91からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器90が接続されている。計量部91から出力された電圧値は、A/D変換器90においてパルス信号に変換され、バス80を介してCPU10に入力される。CPU10では、バス80を介して入力されたパルス信号に基づいて計量対象物の重量の演算が行われる。以後の説明において、A/D変換器90において計量部91から出力された電圧値が変換されたパルス信号等、計量部91による計量に関する情報のことを「計量情報」とする。
このようなハードウェア構成において、ROM30に格納されたプログラムや、記憶媒体40からRAM20にロードされたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより、計量装置1のソフトウェア制御部が構成される。そして、このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る計量装置1の機能を実現するためのコントローラ100(図3参照)が構成される。
<2.1.2.計量装置1のコントローラ100の構成>
次に、図3を参照して、計量装置1の機能構成について説明する。図3は、計量装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。計量装置1は、計量装置1全体の動作を制御するコントローラ100を有する。コントローラ100は、通信処理部110、主制御部120、及び記憶部130を含む。
通信処理部110は、I/F50を介してコントローラ100の情報のやり取りを制御する。例えば、通信処理部110は、操作パネル65に表示されているソフトキーに対するユーザの操作に関する情報(以後、「操作情報」とする)を、操作パネル65から受信し、主制御部120に入力する。また、通信処理部110は、操作パネル65に表示される画面を制御するための情報(以後、「画面情報」とする)を主制御部120から受信し、I/F50を介して操作パネル65に送信する。
さらに、通信処理部110は、I/F50を介して計量情報を受信する。計量情報は、上述したように、計量部91から出力された電圧値が変換されたパルス信号等を含む情報である。
主制御部120は、計量処理部121、処理実行切替部122、表示処理部123を含み、コントローラ100全体の制御を行う。
計量処理部121は、計量情報に基づいて、計量部91によって計量された重量から風袋量を差し引く演算を行い、演算結果を表示処理部123に受け渡す。計量装置1における風袋量としては、計量装置1にプリセットされている値や、計量皿55に載せた風袋の重量を計量した値を用いることができる。また、計量処理部121は、計量対象物の重量の入力値に基づいた演算を行う。
処理実行切替部122は、操作パネル65に表示される重量情報の表示モードを切り替える。計量装置1における重量情報の表示モードとしては、計量部91(図2参照)にて計量された重量(計量値)を含む情報(以後、「第1情報」とする)を第1態様で操作パネル65に表示させるモード(以後、「第1モード」とする)と、操作部60(例えば、操作パネル65等)から置数入力された重量(入力値)を含む情報(以後、「第2情報」とする)を第1態様とは異なる第2態様で操作パネル65に表示させる第2モード(以後、「第2モード」とする)とが例示される。具体的に、処理実行切替部122は、操作情報に基づいて第1モードと第2モードとを切り替える。処理実行切替部122の具体的な動作及び操作パネル65に対するユーザの操作についての詳細は後述する。
表示処理部123は、計量処理部121及び処理実行切替部122から受信した情報に基づいて画面情報を生成し、通信処理部110を介して操作パネル65に送信する。操作パネル65に計量対象物の重量を表示させる場合、表示処理部123は、重量情報を画面情報と共に送信する。つまり、操作パネル65(表示部50)に表示される画面は、表示処理部123によって制御される。
記憶部130は、配合情報記憶部131及び入力値記憶部132を含み、主制御部120からの命令を受けて各種の情報を記憶する。配合情報記憶部131は、後述する配合データテーブル700(図5参照)を記憶する。入力値記憶部132は、第2モードにおいて、操作パネル65を介して置数入力された値を記憶する。なお、記憶部130において記憶される情報として、風袋量としてプリセットされた値や、計量部91によって計量された計量対象物の重量の値を含んでもよい。
本実施形態の計量装置1は、このような構成により、計量部91にて計量された計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で操作パネル65に表示させる第1モードと、操作パネル65等の操作部60から置数入力された計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を第2態様で表示する第2モードとを行うことができる。つまり計量装置1は、本実施形態における表示制御装置としても機能する。
<2.2.計量装置1において表示される計量画面500の構成>
次に、図4を参照して、計量装置1において操作パネル65に表示される計量画面500の構成について説明する。図4は、操作パネル65に表示される計量画面500の構成の一例を示す図である。計量画面500は、第1表示部510、第2表示部520、第3表示部530、及び第4表示部570を含む。
第1表示部510は、計量対象物の重量が表示される重量表示領域514と、計量対象物の計量の際に設定された風袋量が表示される風袋量表示領域512とを含む。なお、計量皿55に風袋を載せた状態で計量を行った場合、計量部91によって計量された風袋の重量は風袋量表示領域512に表示される。なお、風袋量としてプリセットされた値が記憶部130に記憶されている場合には、風袋量としてプリセットされた値が風袋量表示領域512に表示されるようにしてもよい。
第2表示部520は、配合データテーブル700において、計量対象物ごとに予め設定されている重量の設定値と、計量対象物の重量の計量値又は入力値との差分に関する情報(以後、「差分情報」とする)を表示する領域である。差分情報として、例えば、第2表示部520には、後述するインジケータ522(図9参照)等が表示される。なお、計量画面500において、第2表示部520は、第1表示部510とは重複しない領域に表示される。
また、第2表示部520には、計量画面500に表示される計量対象物の重量を第1モードで表示するか、又は第2モードで表示するかを切り替えるためにユーザによって操作されるモード切替領域524(図10参照)を表示することが可能である。さらに、モード切替領域524への操作に基づいて、第2表示部520には、置数入力可能な複数のソフトキーを含む置数入力キー550(図11参照)を表示することが可能である。第2表示部520の表示を変更する構成についての詳細は後述する。
第3表示部530は、第1表示部510及び第2表示部520の表示を切り替えるためにユーザによって操作される複数のソフトキーを含んで構成される。具体的に、第3表示部530には、モード切替領域524を表示するためのモードキー531、及びナンバーパッドキー532が含まれる。また、第3表示部530には、風袋の重量を計量する際に操作される風袋キー533、及び重量表示領域514に表示されている値をリセットするためのリセットキー534が含まれる。第3表示部530に含まれるソフトキーは、計量画面500において常に表示されている。なお、計量画面500において、第3表示部530は、第1表示部510及び第2表示部520とは重複しない領域に表示される。
第4表示部570は、配合データテーブル700に記憶されている情報が表示される領域である。なお、計量画面500において、第4表示部570は、第1表示部510、第2表示部520及び第3表示部530とは重複しない領域に表示される。ここでは、図5の配合データテーブル700の構成と合わせて第4表示部570に表示される情報について説明する。
第4表示部570は、計量対象となる原料を選択する原料選択領域571、及び配合データテーブル700において原材料に関連付けて記憶されている情報(以後、「原料情報」とする)が表示される原料情報表示領域572を含む。原料情報は、原料選択領域571に対するユーザの操作により選択された原料に関連付けられて記憶されている情報群である。
ここで、図5を参照して、本実施形態の配合データテーブル700の構成について説明する。図5は、配合データテーブル700の構成の一例を示す図である。
配合データテーブル700は、製品ID701、製品名702、原料ID703、原料名704、指示量705、原料コード706、ロット番号707、特記情報708、サムネイル画像709等の情報を含む。
製品ID701は、どの製品の配合データであるかを識別する情報である。製品ID701に記憶されている情報は、原料選択領域571に表示される。図4では、製品ID701として“1234”を示す情報が、原料選択領域571に表示される例を示している。
製品名702は、製品ID701に関連付けて記憶される製品名の情報である。図5では、製品ID701に“1234”が記憶されている製品に関連付けて、製品名702として、”チョコレートケーキベリー風味”を示す情報が記憶されている。製品名702に記憶されている情報は、原料選択領域571に表示される。図4では、製品名702として“チョコレートケーキベリー風味”を示す情報が、原料選択領域571に表示される例を示している。
原料ID703は、製品ID701によって識別される製品に含まれる原料のうち、どの原料の配合データであるかを識別する情報である。製品ID701に関連付けて原料ID703に記憶されている情報は、原料選択領域571に一覧として表示される。図4では、原料ID703として、“0001”~“0008”に含まれる情報を示している。
原料名704は、原料ID703に関連付けて記憶される原料名の情報である。原料ID703に関連付けて原料名704に記憶されている情報は、原料選択領域571において、原料ID703に記憶されている情報と共に一覧として表示される。図5では、原料名704として、“チョコレート”、“ミックス粉”、“卵”、・・・、“ブランデー”を示す情報を例示している。
指示量705は、原料ID703に関連付けて記憶されている原料の配合指示量に関する情報である。原料ID703に関連付けて指示量705に記憶されている情報は、原料情報表示領域572において、原料ID703に関連付けられて原料名704に記憶されている情報と共に表示される。
原料コード706は、原料ID703に関連付けて記憶されている原料の識別情報(例えば、JANコード)等の情報である。原料ID703に関連付けて原料コード706に記憶されている情報は、原料情報表示領域572において、原料ID703に関連付けられて原料名704に記憶されている情報と共に表示される。
ロット番号707は、原料ID703に関連付けて記憶されている原料のロット番号を示す情報である。原料ID703に関連付けてロット番号707に記憶されている情報は、原料情報表示領域572において、原料ID703に関連付けられて原料名704に記憶されている情報と共に表示される。
特記情報708は、原料ID703に関連付けて記憶されている原料に関する特記情報である。原料ID703に関連付けて特記情報708に記憶されている情報は、原料情報表示領域572において、原料ID703に関連付けられて原料名704に記憶されている情報と共に表示される。
サムネイル画像709は、原料ID703に関連付けて記憶されている原料の画像の情報である。原料ID703に関連付けてサムネイル画像709に記憶されている情報は、原料情報表示領域572において、原料ID703に関連付けられて原料名704に記憶されている情報と共に表示される。
なお、図4では、原料選択領域571において、原料ID703として“0002”の原料が選択された場合の第4表示部570を例として示している。この場合、図4に示すように、原料選択領域571には、原料ID703が“0002”であり、この原料ID703に関連付けられた原料名704である“ミックス粉”の領域が点灯した状態で表示される。“ミックス粉”とは、例えば、薄力粉と強力粉とが所定の割合で混合されたものである。
また、原料情報表示領域572では、原料ID703が“0002”である情報に関連付けられて記憶されている原料名704、指示量705、原料コード706、ロット番号707、特記情報708、及びサムネイル画像709が表示される。この場合、図4に示すように、原料ID703が“0002”である原料について、原料名704が“ミックス粉”であり、指示量705が“6000g”であることが原料情報表示領域572に表示される。また、この場合、原料コード706が“12346・・・”であり、ロット番号707が“4678・・・”であり、特記情報708が“10ケース”であることが原料情報表示領域572に表示される。さらに、この場合、サムネイル画像709として“flour.png”が原料情報表示領域572に表示される。
なお、特記情報708の情報としては、例えば、原料の取り扱いに関する情報が含まれる。図5に示す例として、原料ID703が“0002”である原料(ミックス粉)の場合、原料コードが“12346・・・”であり、かつロット番号が“4678・・・”であるミックス粉を、10ケース用いることで、ミックス粉が“6000g”を計量できることが示されている。つまり、このような場合には、ミックス粉を特記情報708に記憶されている情報に従って調製し、調製したミックス粉の重量である“6000g”を、置数入力キー550(図11参照)から入力すればよい。このように、本実施形態では、計量対象物の重量を置数入力可能としている。そのため、例えば、薄力粉と強力粉との割合が所定の割合で混合可能となるように、薄力粉と強力粉とを別々に計量する工程を省くことができる。また、小麦粉のように、計量時に舞い上がる等して取り扱いが煩雑なものであっても、目的とする重量を容易に計り取ることができる。その他にも、例えば、操作パネル65を操作することで、予め他の計量器で計量した計量対象物の重量を計量装置1において表示させることもできる。
また、図5では、原料ID703が“0006”である原料には、特記情報708の情報として“240mL”であることが記憶されている。原料ID703が“0006”であるブランデーは、アルコールである。このように、重量を計量するよりも体積を測る方が計量対象物の状態の変化に対応できる場合がある。本実施形態では、特記情報708として、指示量705に記憶されている配合指示量に相当する計量対象物の体積の情報を記憶させてもよい。この場合、ユーザは、特記情報708に記憶されている情報に従ってブランデーを“240mL”測り取り、測り取ったブランデーの重量である“280g”を、置数入力キー550(図11参照)から入力すればよい。これにより、本実施形態では、計量対象物が液体である場合や揮発性を有する場合等、計量対象物の状態の変化に対応した計量を行うことが可能となる。
また、特記情報708として、置数入力キー550から入力された値を計量対象物として計量作業を行うことができないことを示す情報を含んでいてもよい。例えば、特記情報708として、袋ごとに予め計量されているもの(500g、1kg等)を複数個用意して目的の重量を測り取ることができる材料かつ量である場合(例えば、500gの小麦粉を5パック用意して2500g計り取る場合)には置数入力キー550から置数入力可能とし、できない場合(卵を600g計り取る場合)は置数入力キー550から置数入力不可となるような情報を記憶してもよい。
なお、特記情報708として、置数入力キー550から置数入力不可とする情報が記憶されている場合であっても、以下のような場合には置数入力可能となるようにしてもよい。例えば、計量装置1を商取引に直接用いない場合や計量装置1以外の計量器で計り取った重量を置数入力して用いる場合等であれば、置数入力キー550から置数入力可能となるようにしてもよい。なお、特記情報708として、指示量705に記憶されている重量が、計量法に基づく計量部91の計量補償範囲外となる場合には、置数入力キー550からの置数入力によってのみ計量対象物を計り取れるようにする情報を記憶してもよい。
このように、本実施形態の計量装置1においては、計量部91により計量された値(計量値)、又は置数入力キー550によって置数入力された値(入力値)を計量対象物の重量として計量作業を行うことができる。
<2.3.計量装置1における計量対象物の重量を表示する手順の概要>
次に、図6から図16を参照して、計量装置1における計量対象物の重量を表示する手順の概要について説明する。図6は、計量装置1において計量対象物の重量が操作パネル65に表示されるときの手順の流れを示すフローチャートである。図7は、操作パネル65に表示された計量対象物の重量を編集するときの手順の流れを示すフローチャートである。図7は、操作パネル65に表示された計量対象物の重量を再び表示するときの手順の流れを示すフローチャートである。図9から図17は、第1の実施形態の操作パネル65に表示される計量画面500の一例を示す図である。
計量装置1を利用した計量作業は、計量装置1に電源を投入した状態において、操作パネル65を操作すること、又は計量皿55に計量対象物を載せること等をトリガとして主制御部120によって開始される。なお、計量装置1における計量作業が開始できる状態であることを示すために、表示処理部123によって、図4に示すような計量画面500を操作パネル65に表示するようにしてもよい。本実施形態では、操作パネル65に計量画面500が表示され、原料ID703として“0002”の原料(ミックス粉)が選択された状態において、計量装置1における計量作業が開始できる状態になっていることを前提に説明を始める。また、計量装置1において、計量作業の開始時点では、重量情報の表示モードが「第1モード」に設定されているとする。
本フローの開始時点では、重量情報の表示モードが第1モードであるため、表示処理部123は、第2表示部520に、インジケータ522と、確定キー523とを表示させる。インジケータ522は、上述したように、計量対象物ごとに予め設定されている重量の設定値と、計量対象物の重量の計量値又は入力値との差分に関する情報を表示する差分情報に相当する。ここでは、原料ID703として“0002”が選択されているため、本フローの開始時点では、“0002”の原料ID703に関連付けられている指示量705の情報に基づいて差分情報が表示される。つまり、図9では、指示量705に示される重量まであと“6000g”必要であることが示されている。なお、このとき、計量を行わずに確定キー523が操作された場合、表示処理部123は、ミックス粉の計量を行っていないことを示すダイアログを第2表示部520に表示させるようにしてもよい。
図6を参照すると、処理実行切替部122は、ステップS11において、通信処理部110を介して操作情報を受信し、モード切替領域524に含まれる置数入力実行キー525(図10参照)が操作されたか否か判定する。
図9に示すように、本フローの開始時点では、重量情報の表示モードが第1モードであるため、第2表示部520には、モード切替領域524が表示されていない。計量対象物の重量を置数入力する場合、ユーザは、図9の計量画面500において、第3表示部530のモードキー531を操作する。そして、モードキー531が操作されると、計量画面500の表示は、図9から図10に遷移し、第2表示部520にモード切替領域524が表示される。
図10に示すように、モード切替領域524には、重量情報の表示モードを第1モードから第2モードに切り替える置数入力実行キー525と、重量情報の表示モードを第2モードから第1モードに切り替える置数入力解除キー526とが含まれる。処理実行切替部122は、ステップS11において、置数入力実行キー525が操作されたと判定した場合(S11/Y)に、重量情報の表示モードを第1モードから第2モードに切り替えて、ステップS12に進む。
置数入力実行キー525が操作されたと判定される(S11/Y)と、表示処理部123は、ステップS12において、第2表示部520に置数入力キー550を表示させる。計量画面500の表示は、ステップS12において、図10から図11に示すように遷移する。
ステップS13において、ユーザは、第2表示部520に表示された置数入力キー550を操作して、“ミックス粉”の重量を入力する。表示処理部123は、操作情報に基づいてステップS13で置数入力された値を特定する。図12では、説明のために、ステップS13において、置数入力キー550に含まれるキー551、キー552、キー553が連続して操作されたとする。このとき、表示処理部123は、表示領域554に、キー551、キー552、キー553の連続操作に対応した“5000g”を表示させる。そして、表示領域554に“5000g”が表示された状態で確認キー555が操作されると、表示処理部123は、ステップS14において、表示領域554に表示されていた値(“5000g”)を、重量表示領域514に反映して表示させる。また、ステップS14において、表示処理部123は、表示領域554に表示されていた値(“5000g”)に下線を付して、重量表示領域514に表示させる。
第1表示部510に表示される値のうち、値に下線を付して表示するときの表示態様が、本実施形態の第2態様に相当する(図13参照)。一方で、第1表示部510に表示される値のうち、値に下線を付さずに表示するときの表示態様が、本実施形態の第1態様に相当する(図16参照)。このように、本実施形態では、値に下線が付される等により、第2態様においては第1態様よりも第1表示部510に表示される値が強調される。ゆえに、第2態様においては、例えば、文字例のクリック操作をユーザに促すハイパーリンク表示のように、表示されている値をタッチ操作できる印象を第1態様よりも強くユーザに与えることができる。
なお、上述した以外にも、例えば、第1態様では、値を白文字で表示させ、第2態様では、値を青文字で表示させてもよい。さらに、第1態様では、値を常時点灯させ、第2態様では、値を点滅させるような表示態様でもよい。
表示処理部123は、ステップS14において、表示領域554に表示されていた値(“5000g”)に下線を付して、重量表示領域514に表示させると共に、ステップS15において、第2表示部520の表示を、置数入力キー550から差分情報に変化させる。このとき、計量画面500の表示は、図12から図13に示すように遷移し、置数入力キー550が第2表示部520に表示されない状態になる。
ステップS13で置数入力された“ミックス粉”の重量(“5000g”)は、配合データテーブル700に記憶されている指示量である“6000g”よりも“1000g”少ない。計量処理部121は、ステップS13で置数入力された計量対象物の重量の入力値と配合データテーブル700に記憶されている指示量とに基づいて演算を行い、演算結果を表示処理部123に受け渡す。表示処理部123は、ステップS13で置数入力された“ミックス粉”の重量(“5000g”)は、配合データテーブル700に記憶されている指示量である“6000g”よりも“1000g”少ないことを示す差分情報を第2表示部520に表示させる(図13参照)。
なお、ステップS13で置数入力された“ミックス粉”の重量が(“6000g”)であった場合、計量処理部121は、ステップS13の入力値が配合データテーブル700に記憶されている指示量と同じであることを示す演算結果を表示処理部123に受け渡す。表示処理部123は、ステップS15として、ステップS13で置数入力された“ミックス粉”の重量(“6000g”)は、配合データテーブル700に記憶されている指示量である“6000g”と同じであることを示す情報を第2表示部520に表示させる(図15参照)。
このように、本実施形態では、計量対象物の重量を置数入力するときに第2表示部520に置数入力キー550が表示される。そして、計量対象物の重量の入力値が重量表示領域514に表示されると共に第2表示部520の表示が置数入力キー550から差分情報に遷移する。これにより、ユーザは、置数入力キー550により入力した計量対象物の重量と配合データテーブル700に記憶されている指示量との差を視認することが可能となる。
ユーザは、図13の計量画面500の表示から、ステップS13での入力値である“ミックス粉”の重量が指示量に満たないことを判断することができる。そして、ステップS13で入力した“ミックス粉”の重量を再び置数入力する場合、ユーザは、重量表示領域514への操作を行う。一方、ステップS13で入力した“ミックス粉”の重量を用いて計量作業を継続する場合、ユーザは、確定キー523への操作を行う。
そして、表示処理部123は、ステップS16において、重量表示領域514への操作が行われたか否かを判定する。例えば、確定キー523への操作が行われた場合、表示処理部123は、重量表示領域514への操作が行われなかったと判定し(S16/N)、本処理を終了する。一方で、例えば、重量表示領域514へのタッチ操作等が行われたことを示す第1領域操作情報を受信した場合、表示処理部123は、重量表示領域514への操作が行われたと判定し(S16/Y)、図7のフローに進む(図6、A)。重量表示領域514は、本実施形態の第1領域に相当する。なお、計量対象物として風袋の重量を計量又は置数入力する場合には、風袋量表示領域512が本実施形態の第1領域に相当する。このように、本実施例の第1領域とは、確定キー523の操作により、置数入力された計量対象物の重量の値が表示される計量画面500の領域に相当する。
ところで、計量作業では、一般的に、物品や風袋等の重量を置数入力することはイレギュラーな対応である。ゆえに、物品や風袋等の重量を置数入力可能とする操作が複雑化されていることもある。
従来、置数入力を行うメカキーを備える装置においては、メカキーを操作することで置数入力した計量対象物の重量を編集することが可能である。
これに対して、本実施形態の計量装置1では、置数入力キー550が操作パネル65に表示されている。そして、計量対象物の重量の入力値が重量表示領域514に表示されると、第2表示部520の表示は置数入力キー550から差分情報に遷移する。本実施形態では、計量対象物の重量の入力値を第2態様で表示することにより、置数入力した計量対象物の重量が計量画面500のどこに表示されているのかをユーザが認識しやすくなる。
さらに、本実施形態では、後述するように、計量対象物の重量の入力値が表示された状態で重量表示領域554をユーザが操作した場合に、第2表示部520に再び置数入力キー550が表示される。このように、計量対象物の重量の入力値を計量画面500に表示されている他の文字列よりも強調して表示させることで、重量表示領域514への操作が可能であることをユーザに認識させる。そして、重量表示領域514への操作をトリガとして、置数入力した計量対象物の重量を編集することができるため、ひとたび置数入力された物品や風袋等の重量をより簡易な操作で編集して表示させることが可能である。つまり、第2態様とは、置数入力された計量対象物の重量を編集するトリガーキーとして重量表示領域514を扱うことができる場合の計量対象物の重量の表示態様でもある。
次に、図7を参照して操作パネル65に表示された計量対象物の重量を編集して表示する表示切替処理の手順の流れについて説明する。表示処理部123は、重量表示領域514への操作が行われたと判定すると(S16/Y)、ステップS21において、第2表示部520に再び置数入力キー550を表示させる。このとき、計量画面500の表示は、ステップS21において、図13から図14に示すように遷移し、置数入力キー550が第2表示部520に表示された状態になる。なお、図14に示すように、ステップS21において第2表示部520に再び置数入力キー550が表示されたとき、重量表示領域514には、ステップS14において、下線を付して表示された値が表示された状態である。図7のフローにおいて、重量表示領域514への操作が行われる前に、下線を付した状態で重量表示領域514に表示されている計量対象物の重量の入力値が、本実施形態の第1入力値に相当する。
そして、ステップS22において、ユーザは、第2表示部520に表示された置数入力キー550を操作して、“ミックス粉”の重量を入力する。表示処理部123は、操作情報に基づいてステップS22で置数入力された値を判断する。ステップS22で置数入力された“ミックス粉”の重量が(“6000g”)であった場合、表示処理部123は、表示領域554に、“6000g”を表示させる。置数入力キー550によち置数入力された計量対象物の重量の値が重量表示領域514に表示された後、図7のフローにおいて、置数入力キー550により置数入力され、下線を付した状態で重量表示領域514に表示される値が、本実施形態の第2入力値に相当する。換言すると、第2入力値は、重量表示領域514に表示された第1入力値が、置数入力キー550の操作により編集された値に相当する。
そして、表示領域554に“6000g”が表示された状態で確認キー555が操作されると、表示処理部123は、ステップS23において、表示領域554に表示されていた値(“6000g”)を、重量表示領域514に反映して表示させる。また、表示処理部123は、ステップS23と共に、ステップS24において、第2表示部520の表示を、置数入力キー550から差分情報に変化させる。このとき、計量画面500の表示は、図14から図15に示すように遷移し、置数入力キー550が第2表示部520に表示されない状態になる。第2表示部520は、本実施形態の第2領域に相当する。なお、図13、図14及び図15では、第2表示部520の全領域に置数入力キー550が表示された例を示しているが、インジケータ522等の差分情報よりも上の表示レイヤに置数入力キー550を表示させてもよい。換言すると、少なくとも第2表示部520の一部分に置数入力キー550を表示させてもよい。
また、計量処理部121は、ステップS22の入力値が配合データテーブル700に記憶されている指示量と同じであることを示す演算結果を表示処理部123に受け渡す。表示処理部123は、ステップS22で置数入力された“ミックス粉”の重量(“6000g”)は、配合データテーブル700に記憶されている指示量である“6000g”と同じであることを示す情報を第2表示部520に表示させる(図15参照)。
そして、ユーザは、図15の計量画面500を確認して、ステップS22で置数入力した“ミックス粉”の重量の入力値を計量作業で用いる値とする場合には、確定キー523を操作する。一方で、“ミックス粉”の重量を置数入力しなおす場合には、重量表示領域514への操作を行う。
表示処理部123は、ステップS25において、重量表示領域514への操作が行われたか否か判定する。重量表示領域514への操作が行われた場合(S25/Y)、S21にリターンする。一方で、重量表示領域514への操作が行わなかった場合(S25/N)、ステップS26において確定キー523が操作されるまで待機し、確定キー523が操作される(S26/Y)と本フローを終了する。
なお、ステップS22において、置数入力が行われることなく確認キー555が操作された場合(S22/N)、表示処理部123は、重量表示領域514の表示を“5000g”に維持した状態で、第2表示部520の表示を置数入力キー550から差分情報に変化させる。そして、表示処理部123は、ステップS27において確定キー523が操作されるまで待機し、確定キー523が操作される(S27/Y)と本フローを終了する。
図6のフローチャートに戻ってステップS17以降の手順について説明する。ステップS11において、置数入力実行キー525が操作されなかったと判定される(S11/N)と、計量処理部121は、計量部91による計量が行われるまで待機する。そして、計量処理部121は、ステップS17において、計量部91による計量対象物の重量の計量値を取得して演算を行い、演算結果を表示処理部123に受け渡す。この場合、重量情報の表示モードは第1モードであるため、表示処理部123は、ステップS18において、計量処理部121から受け取った演算結果を第1態様で重量表示領域514に表示させ、本フローを終了する。
このように、本実施形態では、計量対象物の重量を置数入力可能としている。そのため、例えば、“ミックス粉”を“6000g”計り取る場合、“ミックス粉”の重量を置数入力して、目的量に相当する量の薄力粉と強力粉とが所定の割合で混合されたものを得ることができる。また、置数入力した値の表示態様が、計量対象物の重量を計量した値の表示態様とは異なるため、操作パネル65に表示されている重量が、置数入力した値であるか、又は計量した値であるかをユーザが容易に判断することができる。そのため、従来の計量器のように、作業履歴を確認する必要がなく、計量作業の生産性を向上させることができる。
また、本実施形態では、置数入力実行キー525又は置数入力解除キー526を操作することにより、重量情報の表示モードを第1モードと第2モードとに切り替えることができる。そのため、ユーザはより簡易な操作で操作パネル65に表示されている重量が、置数入力した値であるか、又は計量した値であるかを確認することが可能である。
また、本実施形態では、置数入力実行キー525が操作された場合に、計量画面500に表示されているインジケータ522に重複するように置数入力キー550が表示される。そのため、操作パネル65の表示領域を有効的に活用することができる。
さらに、本実施形態では、第2態様で値が表示されている重量表示領域514を、置数入力した計量対象物の重量を編集する動作のトリガーキーとしているため、一度置数入力した計量対象物の重量を、より簡易な操作で再び編集可能とし、計量作業において再編集した重量を用いることができる。そのため、従来の計量装置よりも計量作業の生産性を向上させることができる。
<2.4.変形例1:計量装置1における計量対象物の重量を再表示する手順の概要>
次に、図8、図9、及び図12を参照して、操作パネル65に計量対象物の重量を再表示するときの手順の流れについて説明する。図8は、操作パネル65に計量対象物の重量を再表示するときの手順の流れを示すフローチャートである。本変形例では、本実施形態では、操作パネル65に計量画面500が表示され、原料ID703として“0002”の原料(ミックス粉)が選択されたとして説明を行う。
図8のフローは、例えば、ステップS12やステップS21等と同じようにして表示処理部123によって、ステップS31において第2表示部520に置数入力キー550を表示させることをトリガとして開始される。このとき、計量画面500は、置数入力キー550が第2表示部520に表示された状態である(図12参照)。
ステップS32において、ユーザは、第2表示部520に表示された置数入力キー550を操作して、“ミックス粉”の重量を入力する。ステップS32で置数入力された“ミックス粉”の重量が(“5000g”)であった場合、入力値記憶部132は、ステップS33において、置数入力キー550からの入力値として“5000g”を記憶する。
次に、表示処理部123は、ステップS34において、置数入力キー550からの置数入力が終了したか否か判定する。例えば、表示処理部123は、置数入力キー550に含まれる確認キー555が操作された場合に、置数入力キー550からの置数入力が終了したと判定し、図6のステップS14に進む。
一方で、表示処理部123は、置数入力キー550に含まれる確認キー555が操作されなかった場合に、置数入力キー550からの置数入力が終了していないと判定し(S34/N)、ステップS35に進む。ステップS35では、説明のために、第3表示部530に含まれるナンバーパッドキー532が操作されたとする。
表示処理部123は、例えば、第2表示部520に置数入力キー550が表示されている状態でナンバーパッドキー532が操作された場合、第2表示部520に表示されていた置数入力キー550を非表示状態にする第1切替処理を行う。一方で、表示処理部123は、例えば、第2表示部520に置数入力キー550が表示されていない状態でナンバーパッドキー532が操作された場合、第2表示部520において置数入力キー550を表示させた表示状態にする第2切替処理を行う。
表示処理部123は、ステップS35において、ナンバーパッドキー532が操作されたことを示す切替操作情報を受信すると、第1切替処理を実行して置数入力キー550を非表示状態にする。
そして、表示処理部123は、第1切替処理を実行した後、ステップS36において、ナンバーパッドキー532が操作されたことを示す切替操作情報を受信すると、ステップS37において、第2切替処理を実行して置数入力キー550を表示状態にする。また、S37において置数入力キー550を表示する際には、ステップS33で記憶された入力値を表示領域554に表示させて、ステップS34にリターンする。一方、ステップS36において、ナンバーパッドキー532が操作されたことを示す切替操作情報を受信しなかった場合、主制御部120は、本フローを終了する。
本変形例における置数入力キー550の表示状態及び非表示状態を切り替える際には、置数入力キー550又は差分情報のいずれかを第2表示部520に表示させる画面情報が操作パネル65に送信される。そして、第2表示部520の表示を、差分情報から置数入力キー550に切り替える際には、入力値記憶部132に記憶されている入力値が参照される。
なお、上述した以外にも、例えば、第2表示部520の表示領域の座標に対して置数入力キー550の表示座標を調整する画像情報を操作パネル65に送信してもよい。また、第2表示部520の表示レイヤを、置数入力キー550のレイヤ又は差分情報のレイヤに切り替える画面情報を操作パネル65に送信してもよい。
このように、本変形例では、置数入力キー550が非表示状態となる前に、置数入力されていた入力値がある場合には、第2切替処理によって置数入力キー550と共に表示させることができる。そのため、計量作業を一時的に中断した後、再開する場合には、中断前に置数入力していた値を継続して用いることが可能となり、計量作業の生産性を向上させることができる。
<2.5.変形例2:表示領域554に表示させる入力値を変化させる動作例>
次に、図11及び図17を参照して、表示領域554に表示させる入力値を重量表示領域514が操作されたか否かによって変化させる動作例について説明する。本変形例では、処理実行切替部122によって第1モードから第2モードに切り替わった後、重量表示領域514が操作されたか否かによって、表示領域554に表示される入力値の態様を変化させる。
置数入力実行キー525が操作されて第2モードに切り替わった後、重量表示領域514が操作されるよりも先に置数入力キー550による置数入力が行われた場合、表示処理部123は、入力値を第3態様にて表示領域554に表示させる。表示処理部123は、具体的に、単位の情報等を示すことなく、入力値をそのまま表示領域554に表示させる。単位の情報等を示すことなく、入力値をそのまま表示領域554に表示させるときの表示態様が本実施例の第3態様に相当する。換言すると、第3態様は、単位の情報や入力値の有効数字の情報等、入力値に関する情報が表示領域554に表示されない表示態様である。
一方で、置数入力実行キー525が操作されて第2モードに切り替わった後、重量表示領域514が操作されてから置数入力キー550による置数入力が行われた場合、表示処理部123は、入力値を第4態様にて表示領域554に表示させる。表示処理部123は、具体的に、単位の情報等(図11では、“g:グラム”)と共に入力値を表示領域554に表示させる(図11参照)。単位の情報等と共に入力値を表示領域554に表示させるときの表示態様が本実施例の第4態様に相当する。換言すると、第3態様は、単位の情報や入力値の有効数字の情報等、入力値に関する情報と共に入力値が表示領域554に表示される表示態様である。
なお、処理実行切替部122によって第1モードから第2モードに切り替わった後、風袋量表示領域512が操作されたか否かによって、表示領域554に表示される入力値の態様を変化させるようにしてもよい。
このようにすることで、計量装置1において計量作業を行う場合に、どの値を置数入力しているのかをユーザが正確に判断することが可能となる。そのため、計量作業におけるユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
<2.6.変形例3:確認画面560を表示させる動作例>
次に、図18を参照して、操作パネル65に確認画面560を表示させる動作例について説明する。本変形例では、計量部91において計量が行われている際に置数入力実行キー525が操作された場合、表示処理部123は、図18に示すような確認画面560を操作パネル65に表示させるようにする。図18に示すように、確認画面560は、確認表示部561、OKキー562、及びキャンセルキー563を含む。なお、図18では、第2表示部520に確認画面560が表示される例を示しているが、これ以外にも、計量画面500の代わりに確認画面560を表示させるようにしてもよい。
計量部91において計量が行われているときには、重量表示領域541に計量値が既に表示されていると考えられる。このような状況において、置数入力実行キー525が操作された場合、本実施例では、表示処理部123は、重量情報の表示モードを第2モードによって実行するか否かを確認するための確認画面560を操作パネル65に表示させる。そして、OKキー562が操作された等、確認画面560に対して重量情報の表示モードを第2モードによって実行することを確認する操作がされたことを示す、確認操作情報を受信した場合に、表示処理部123は、第2モードを実行する。この場合、置数入力実行キー525が操作されたタイミングで重量表示領域541に表示されていた計量値はリセットされる。
なお、確認表示部561の表示は、図18に示す以外にも、例えば、“置数入力できません”、“計量皿から計量対象物を取り除いてください”等の文字情報にしてもよい。確認表示部561に“置数入力できません”との文字情報が表示されている場合には、第1モードから第2モードへの移行が禁止されるようにしてもよい。また、確認表示部561に“計量皿から計量対象物を取り除いてください”との文字情報が表示されている場合には計量皿95から計量対象物を取り除かれるまでは、第1モードから第2モードへの移行が禁止されるようにしてもよい。
このように、本変形例では、計量部91が計量中に、第1モードから第2モードへの切り替えが行われようとした場合に、確認操作をユーザに行わせることで、計量値と入力値とが同時に操作パネル65に表示されないようにすることができる。これにより、例えば、計量部91による計量対象物の計量中に、計量対象物の重量を誤って置数入力しようとした場合等には、計量作業に不要な工程をユーザに行わせずに済むため、計量作業の生産性をより向上させることができる。また、計量法に定められている規格に適合した計量装置1を提供することが可能となる。
<2.7.その他の変形例>
以上説明したように、本実施形態では、操作パネル65に表示される置数入力実行キー525を操作することにより、重量情報の表示モードを第1モードから第2モードに切り替えることができる。なお、これ以外にも、例えば、計量装置1の本体部11の筐体に実装されているトグル式のスイッチ等により重量情報の表示モードを第1モードから第2モードに切り替えるようにしてもよい。
また、計量装置1における重量情報の表示態様として、上述した以外にも、例えば、第1態様の画面とは色相及び彩度が異なる画面を第2態様の画面として操作パネル65に表示させるようにしてもよい。この場合、表示処理部123は、第1情報を操作パネル65に表示する際に、操作パネル65に表示される画面が緑系統の色となるように色相及び彩度を調節する。また、表示処理部123は、第2情報を表示する際に、操作パネル65に表示される画面が赤系統の色となるように色相及び彩度を調節する。このように、第1態様及び第2態様として、操作パネル65に表示される画面自体の色相及び彩度を調整するようにしてもよい。
さらに、表示処理部123は、第1表示部510の色相及び彩度を第1態様及び第2態様においてそれぞれ異なるようにしてもよい。さらに、これ以外にも、表示処理部123は、第1態様において文字を白抜きした袋文字として表示し、第1態様で白抜きされた部分を着色した袋文字を第2態様として、操作パネル65に表示される画面を変化させるようにしてもよい。
<<3.第2の実施形態>>
続いて、図19から図21を参照して、第2の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、計量装置1に表示制御装置としてのコントローラ100が一体的に実装された構成について説明した。これに対して、第2の実施形態はコントローラ200が実装された表示制御装置1Aと、計量部93及びA/D変換器92が実装された計量器2Aとを有する計量システム1000の構成について説明する。
<3.1.計量システム1000の構成>
まず、図19を参照して、本実施形態に係る計量システム1000の運用形態について説明する。図19は、本実施形態に係る計量システム1000の構成の一例を示す図である。図19に示すように、計量システム1000は、表示部52としてのディスプレイと操作部62としての入力端末とが通信可能に接続されている表示制御装置1Aと、表示制御装置1Aとの間で通信可能な計量器2Aとを含む。
なお、表示部52と操作部62と表示制御装置1Aとは、例えばタブレット型端末のように、一体的に構成された端末であってもよい。
<3.1.1.第1の実施形態との関係>
次に、図20及び図21を参照して、計量システム1000のハードウェア構成及び機能構成について説明する。図20は、計量システム1000のハードウェア構成を示すブロック図である。また、図21は、計量システム1000に含まれる表示制御装置1Aの機能構成を示す機能ブロック図である。
一例として、第2の実施形態に係る表示制御装置1Aを構成するCPU12、RAM22、ROM32、記憶媒体42、インタフェース72、及びバス82は、それぞれ、第1の実施形態に係る計量装置1が備えるCPU10、RAM20、ROM30、記憶媒体40、インタフェース70、及びバス80に相当する。また、第2の実施形態に係る計量器2Aを構成するA/D変換器92及び計量部93は、それぞれ、第1の実施形態に係る計量装置1が備えるA/D変換器90及び計量部91に相当する。さらに、第2の実施形態に係る表示部52及び操作部62は、第1の実施形態に係る表示部50及び操作部60に相当する。
図21に示すように、表示制御装置1Aは、計量システム1000全体の動作を制御するコントローラ200を有する。コントローラ200は、通信処理部210、主制御部220、及び記憶部230を含む。通信処理部210、主制御部220、及び記憶部230は、それぞれ、第1の実施形態に係る計量装置1が備える通信処理部110、主制御部120、及び記憶部130の動作を行ってもよい。この場合、第2の実施形態に係る主制御部220に含まれる計量処理部221、処理実行切替部222、及び表示処理部223は、それぞれ、第1の実施形態に係る主制御部120に含まれる計量処理部121、処理実行切替部122、及び表示処理部123と同じ動作を実行してもよい。また、第2の実施形態に係る記憶部230に含まれる配合情報記憶部231、及び入力値記憶部232は、それぞれ、第1の実施形態に係る記憶部130に含まれる配合情報記憶部131、及び入力値記憶部132と同じ動作を実行してもよい。この場合、コントローラ200においては、第1の実施形態において説明したコントローラ100の動作と同じ動作が行われるため、第2の実施形態の説明では、第1の実施形態についての説明を適用し、説明を省略する。
このような構成により、本実施形態の表示制御装置1Aも通信処理部210を介して計量器2Aと通信し、第1の実施形態の図4から図18において説明した手順と同じ動作を実行することができる。
<3.2.計量システム1000の他の構成例>
図19では、計量器2Aとして、計量対象物を上面に設けられた計量皿に載せて重量を計量する上皿式の電子秤、又は計量対象物をフックにより吊り下げて重量を計測する吊り秤を用いている。これにより、計量器2Aが吊り秤である場合には、計量対象物の大きさに依らず、水平でない場所でも計量対象物の重量を計量することができる。また、計量器2Aが上皿式の電子秤である場合には、計量対象物の重量を精度よく計量することができる。なお、表示制御装置1Aと通信可能であれば、図19に示すように、計量システム1000に計量器2A以外の計量器2B、2C・・・が含まれるようにしてもよい。
さらに、計量システム1000の構成を、第1の実施形態の計量装置1と計量器2Aとが通信可能に接続されるようにしてもよい。この場合、計量装置1が計量器2Aと通信して、図4から図18において説明した手順と同じ動作を実行する表示制御装置として機能する。さらに、この場合、計量装置1の操作パネル65に表示される画面を、計量装置1での計量作業時と、計量器2Aでの計量作業時とで異なるものを表示させるようにしてもよい。
<<4.他の実施形態>>
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明した構成要素(例えば、通信処理部、計量処理部、処理実行切替部、表示処理部、配合情報記憶部、及び/又は入力値記憶部)の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
<<5.実施形態の総括>>
[技術分野]
本発明は、計量対象物の計量を行う際に表示される画面の表示を制御する表示制御装置、計量装置、計量システム、及び制御プログラムに関する。
[背景技術]
従来、物品の重量の計量作業において、秤を用いて物品の計量を行う代わりに、数値を置数入力し、入力された値を物品の重量として登録することができる計量装置が知られている。例えば、特許文献1には、計量済みの材料については計量皿で計量することなく重量を置数入力して物品の重量を登録する計量装置が開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2006-308298号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
特許文献1では、秤を用いて計量された値を登録したか、又は置数入力による値を登録したかを識別する識別子を、物品や風袋等の重量と共に記憶媒体上の作業履歴に記録している。ところで、計量作業において、物品や風袋等の重量を置数入力により登録することはイレギュラーな対応である場合が多い。ゆえに、計量装置の誤操作や計量ミス等を抑制するために、秤を用いて物品や風袋等の計量を行う操作よりも、物品や風袋等の重量を置数入力可能とする操作を複雑化させることが一般的に行われている。
したがって、特許文献1において物品や風袋等の重量を変更する場合、不要な置数入力操作を防ぐために、ユーザは、変更対象の重量の値が秤での計量により登録されたものであるか、又は置数入力により登録されたものなのかを判断する必要がある。つまり、物品や風袋等の重量の登録方法が秤で計量されたものであるか又は置数入力されたものであるかをユーザが判断するには、作業履歴を参照する必要があり、計量作業を煩雑化させる要因となってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、計量作業の生産性を向上させることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)本実施形態の一態様は、計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続される表示制御装置であって、前記計量部により計量された前記計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で前記表示部に表示させる第1モードと、前記操作部により置数入力された前記計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させる第2モードとを実行する表示処理部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、置数入力した値の表示態様が、計量対象物の重量を計量した値の表示態様とは異なるため、表示部に表示されている重量が、置数入力した値であるか、又は計量した値であるかをユーザが容易に判断することができる。また、計量対象物の重量を置数入力した場合には、表示されている値を操作できる印象をより強くユーザに与えることができる。そのため、従来の計量器のように、作業履歴を確認する必要がなく、計量作業の生産性を向上させることができる。
(2)本実施形態の一態様は、(1)に記載の表示制御装置であって、前記第1モードと前記第2モードとを切り替える処理実行切替部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、置数入力実行キー又は置数入力解除キーを操作することにより、重量情報の表示モードを第1モードと第2モードとに切り替えることができる。そのため、ユーザはより簡易な操作で操作パネルに表示されている重量が、置数入力した値であるか、又は計量した値であるかを確認することが可能である。
(3)本実施形態の一態様は、(2)に記載の表示制御装置であって、前記操作部及び前記表示部は、一体的に形成されたタッチパネルであり、前記表示処理部は、前記処理実行切替部によって前記第1モードから前記第2モードに切り替えられた場合に、前記計量対象物の重量を置数入力可能な複数のソフトキーを含む置数入力キーを前記表示部に表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、置数入力実行キーが操作された場合に、計量画面に置数入力キーが表示される。そのため、操作パネルの表示領域を有効的に活用することができる。
(4)本実施形態の一態様は、(3)に記載の表示制御装置であって、前記入力値は第1入力値であり、前記表示処理部は、前記第2モードにおいて前記表示部に表示されている前記第1入力値を、前記第1入力値が表示された後に置数入力される第2入力値に切り替える表示切替処理を実行可能であり、前記表示部の第1領域に前記第1入力値が表示されている状態で、前記第1領域への操作に関する第1領域操作情報を受信した場合に、前記置数入力キーを前記表示部に表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、第2態様で値が表示されている重量表示領域を、置数入力した計量対象物の重量を編集する動作のトリガーキーとしているため、一度置数入力した計量対象物の重量を、より簡易な操作で再び編集可能とし、計量作業において再編集した重量を用いることができる。そのため、従来の計量装置よりも計量作業の生産性を向上させることができる。
(5)本実施形態の一態様は、(4)に記載の表示制御装置であって、前記表示処理部は、前記計量対象物ごとに予め設定された前記重量の設定値と前記計量値又は前記入力値との差分に関する差分情報を、前記表示部において前記第1領域とは異なる第2領域に表示させ、前記置数入力キーは、前記第2領域の少なくとも一部分に表示されることを特徴とする。
上記構成によれば、置数入力実行キーが操作された場合に、インジケータに重複するように置数入力キーが表示される。そのため、操作パネルの表示領域を有効的に活用することができる。
(6)本実施形態の一態様は、(5)に記載の表示制御装置であって、前記表示処理部は、前記第2モードにおいて、前記第1領域が操作される前に前記置数入力キーにより置数入力が行われた場合に、入力された置数を第3態様で前記第2領域に表示させ、前記第1領域が操作されてから前記置数入力キーにより置数入力が行われた場合に、入力された置数を前記第3態様とは異なる第4態様で前記第2領域に表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、計量作業を行う場合に、どの値を置数入力しているのかをユーザが正確に判断することが可能となる。そのため、計量作業におけるユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
(7)本実施形態の一態様は、(4)から(6)のいずれか1つに記載の表示制御装置であって、前記操作部は、前記表示部における前記置数入力キーの表示を、表示状態と非表示状態とに切り替える切替キーを含み、前記表示処理部は、前記切替キーの操作に関する切替操作情報を前記操作部から受信した場合に、前記置数入力キーを前記表示状態から前記非表示状態に切り替える第1切替処理、又は前記置数入力キーを前記非表示状態から前記表示状態に切り替える第2切替処理を実行し、前記第2切替処理において、前記非表示状態に切り替える前に前記置数入力キーにより置数入力が行われた場合に、入力された置数を前記置数入力キーと共に前記表示部に表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、計量作業を一時的に中断した後、再開する場合には、中断前に置数入力していた値を継続して用いることが可能となり、計量作業の生産性を向上させることができる。
(8)本実施形態の一態様は、(2)から(7)のいずれか1つに記載の表示制御装置であって、前記表示処理部は、前記計量部による計量が行われている状態で前記第1モードから前記第2モードに切り替えられた場合に、前記第2モードの実行を確認するための確認画面を前記表示部に表示させ、前記確認画面への前記第2モードの実行を確認する操作に関する確認操作情報を受信したときに、前記第2モードを実行することを特徴とする。
上記構成によれば、例えば、計量部による計量対象物の計量中に、計量対象物の重量を誤って置数入力しようとした場合等には、計量作業に不要な工程をユーザに行わせずに済むため、計量作業の生産性をより向上させることができる。また、計量法に定められている規格に適合した計量装置を提供することが可能となる。
(9)本実施形態の一態様は、(1)から(8)のいずれか1つに記載の表示制御装置であって、前記第2態様は、前記入力値に下線を付した表示態様であることを特徴とする。
上記構成によれば、置数入力した値の表示態様が、計量対象物の重量を計量した値の表示態様とは異なるため、表示部に表示されている重量が、置数入力した値であるか、又は計量した値であるかをユーザが容易に判断することができる。そのため、従来の計量器のように、作業履歴を確認する必要がなく、計量作業の生産性を向上させることができる。
(10)本実施形態の一態様は、(1)から(9)のいずれか1つに記載の表示制御装置であって、前記操作部と前記表示部とを備えることを特徴とする。
上記構成により、(1)から(9)と同様の効果が得られる。
(11)本実施形態の一態様は、(1)から(10)のいずれか1つに記載の表示制御装置であって、前記計量部を備えることを特徴とする。
上記構成により、(1)から(10)と同様の効果が得られる。
(12)本実施形態の一態様は、(1)から(11)のいずれか1つに記載の表示制御装置を備える計量装置である。
上記構成により、(1)から(11)と同様の効果が得られる。
(13)本実施形態の一態様は、(1)から(11)のいずれか1つに記載の表示制御装置を備える計量システムである。
上記構成により、(1)から(11)と同様の効果が得られる。
(14)本実施形態の一態様は、計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続される表示制御装置の制御プログラムであって、前記計量部により計量された前記計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で前記表示部に表示させる第1モードと、前記操作部により置数入力された前記計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させる第2モードとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、(1)と同様に、置数入力した値の表示態様が、計量対象物の重量を計量した値の表示態様とは異なるため、表示部に表示されている重量が、置数入力した値であるか、又は計量した値であるかをユーザが容易に判断することができる。そのため、従来の計量器のように、作業履歴を確認する必要がなく、計量作業の生産性を向上させることができる。
1 計量装置
1A 表示制御装置
2A 計量器
2B 計量器
2C 計量器
11 本体部
40 記憶媒体
42 記憶媒体
50 表示部
52 表示部
55 計量皿
56 水平器
60 操作部
62 操作部
65 操作パネル
70 インタフェース(I/F)
72 インタフェース
80 バス
82 バス
90 A/D変換器
91 計量部
92 A/D変換器
93 計量部
95 計量皿
100 コントローラ
110 通信処理部
120 主制御部
121 計量処理部
122 処理実行切替部
123 表示処理部
130 記憶部
131 配合情報記憶部
132 入力値記憶部
200 コントローラ
210 通信処理部
220 主制御部
221 計量処理部
222 処理実行切替部
223 表示処理部
230 記憶部
231 配合情報記憶部
232 入力値記憶部
500 計量画面
510 第1表示部
512 風袋量表示領域
514 重量表示領域
520 第2表示部
522 インジケータ
523 確定キー
524 モード切替領域
525 置数入力実行キー
526 置数入力解除キー
530 第3表示部
531 モードキー
532 ナンバーパッドキー
533 風袋キー
534 リセットキー
541 重量表示領域
550 置数入力キー
551、552、553 キー
554 表示領域
555 確認キー
560 確認画面
561 確認表示部
562 OKキー
563 キャンセルキー
570 第4表示部
571 原料選択領域
572 原料情報表示領域
700 配合データテーブル
702 製品名
704 原料名
705 指示量
706 原料コード
708 特記情報
709 サムネイル画像
1000 計量システム

Claims (14)

  1. 計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続される表示制御装置であって、
    前記計量部により計量された前記計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で前記表示部に表示させる第1モードと、前記操作部により置数入力された前記計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させる第2モードとを実行する表示処理部を備える、
    表示制御装置。
  2. 前記第1モードと前記第2モードとを切り替える処理実行切替部を備える、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記操作部及び前記表示部は、一体的に形成されたタッチパネルであり、
    前記表示処理部は、
    前記処理実行切替部によって前記第1モードから前記第2モードに切り替えられた場合に、前記計量対象物の重量を置数入力可能な複数のソフトキーを含む置数入力キーを前記表示部に表示させる、
    請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記入力値は第1入力値であり、
    前記表示処理部は、
    前記第2モードにおいて前記表示部に表示されている前記第1入力値を、前記第1入力値が表示された後に置数入力される第2入力値に切り替える表示切替処理を実行可能であり、
    前記表示部の第1領域に前記第1入力値が表示されている状態で、前記第1領域への操作に関する第1領域操作情報を受信した場合に、前記置数入力キーを前記表示部に表示させる、
    請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示処理部は、前記計量対象物ごとに予め設定された前記重量の設定値と前記計量値又は前記入力値との差分に関する差分情報を、前記表示部において前記第1領域とは異なる第2領域に表示させ、
    前記置数入力キーは、前記第2領域の少なくとも一部分に表示される、
    請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記表示処理部は、
    前記第2モードにおいて、前記第1領域が操作される前に前記置数入力キーにより置数入力が行われた場合に、入力された置数を第3態様で前記第2領域に表示させ、
    前記第1領域が操作されてから前記置数入力キーにより置数入力が行われた場合に、入力された置数を前記第3態様とは異なる第4態様で前記第2領域に表示させる、
    請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 前記操作部は、前記表示部における前記置数入力キーの表示を、表示状態と非表示状態とに切り替える切替キーを含み、
    前記表示処理部は、
    前記切替キーの操作に関する切替操作情報を前記操作部から受信した場合に、前記置数入力キーを前記表示状態から前記非表示状態に切り替える第1切替処理、又は前記置数入力キーを前記非表示状態から前記表示状態に切り替える第2切替処理を実行し、
    前記第2切替処理において、前記非表示状態に切り替える前に前記置数入力キーにより置数入力が行われた場合に、入力された置数を前記置数入力キーと共に前記表示部に表示させる、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記表示処理部は、
    前記計量部による計量が行われている状態で前記第1モードから前記第2モードに切り替えられた場合に、前記第2モードの実行を確認させるための確認画面を前記表示部に表示させ、前記確認画面への前記第2モードの実行を確認する操作に関する確認操作情報を受信したときに、前記第2モードを実行する、
    請求項2から7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記第2態様は、前記入力値に下線を付した表示態様である、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記操作部と前記表示部とを備える、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記計量部を備える、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の表示制御装置を備える、
    計量装置。
  13. 請求項1から11のいずれか1項に記載の表示制御装置を備える、
    計量システム。
  14. 計量対象物の重量を計量する計量部、置数入力可能な操作部、及び前記計量対象物の重量に関する重量情報を表示可能な表示部と接続される表示制御装置の制御プログラムであって、
    前記計量部により計量された前記計量対象物の重量の計量値を含む第1情報を第1態様で前記表示部に表示させる第1モードと、前記操作部により置数入力された前記計量対象物の重量の入力値を含む第2情報を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させる第2モードとをコンピュータに実行させる、
    制御プログラム。
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