JP2022065709A - 自律走行型掃除機及び掃除機システム - Google Patents

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JP2022065709A JP2020174346A JP2020174346A JP2022065709A JP 2022065709 A JP2022065709 A JP 2022065709A JP 2020174346 A JP2020174346 A JP 2020174346A JP 2020174346 A JP2020174346 A JP 2020174346A JP 2022065709 A JP2022065709 A JP 2022065709A
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Hitoshi Manabe
英也 土田
Hideya Tsuchida
千寿代 松本
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Abstract

【課題】容易に侵入禁止領域を設定可能な自律走行型掃除機、掃除機システムを提供する。【解決手段】 地図情報を作成する際に、自律走行型掃除機はSTARTと記載された位置からENDと記載された位置まで走行し、自律走行型掃除機の周囲に存在する障害物等の情報から地図情報を作成する。自律走行型掃除機のマグネットセンサがテープ500や紐500等の磁界を検知し、且つLIDARの検知結果により制御部がテープ500や紐500が認識されると、磁界が発生する場所を移動禁止領域の境界と判断し、移動禁止領域が地図上に反映される。【選択図】図15

Description

本開示は、自律走行型掃除機及び掃除機システムに関する。
特許文献1には、障害物センサを用いて周囲の状況を検出し、その検出結果により地図を作成する機能を有する自律走行型掃除機が記載されている。
特開2005-205028号公報
自律走行型掃除機を走行させて地図を作成する際に、使用者が、自律走行型掃除機が侵入できない領域を設定したい場合があるが、従来の障害物を検知して地図を作成する技術では容易に設定ができない。
本開示の自律走行型掃除機は、筐体と、当該筐体に配置された複数の駆動輪と、磁界を検知するマグネット検知部と、物体を検知する物体検知部と、制御部と、を有し、制御部は、マグネット検知部が磁界を検知した際に、物体検知部が、侵入禁止領域を設定するための障害物を検知したと判定すると、マグネット検知部が磁界を検知した場所を侵入禁止領域の境界と判定する。
本開示の掃除機システムは、自律走行型掃除機と、当該自律走行型掃除機と通信可能な通信端末と、を有する掃除機システムであり、自律走行型掃除機は、筐体と、当該筐体に配置された複数の駆動輪と、磁界を検知するマグネット検知部と、物体を検知する物体検知部と、掃除機通信部と、格納部と、掃除機制御部と、を有し、通信端末は、自律走行型掃除機と通信を行うための端末通信部と、表示部と、を有し、掃除機制御部は、マグネット検知部が磁界を検知した際に、物体検知部が、侵入禁止領域を設定するための障害物を検知したと判定すると、マグネット検知部が磁界を検知した場所を侵入禁止領域の境界と判定する。
本発明により、使用者は、容易に侵入禁止領域を設定することができる。また、ハサミやドライバー等の磁性体を有する障害物を、侵入禁止領域を設定するためのテープや紐等と誤って検出する可能性をできるだけ低減させることができる。
本実施例の掃除機システムを示す図 本実施例の自律走行型掃除機の斜視図 本実施例の自律走行型掃除機の平面図 本実施例の自律走行型掃除機の左側面図 本実施例の自律走行型掃除機の正面図 本実施例の自律走行型掃除機の底面図 本実施例の自律走行型掃除機の斜視図 実施の形態1における自律走行型掃除機のブロック図 実施の形態1におけるサーバのブロック図 実施の形態1における通信端末のブロック図 実施の形態1における掃除機システムのシーケンス図 実施の形態1における自律走行型掃除機のフロー図 実施の形態1におけるサーバのフロー図 実施の形態1における通信端末のフロー図 実施の形態1における地図作成を説明するための概略図 実施の形態1における表示部の表示形態を示す図 実施の形態2における自律走行型掃除機のフロー図 実施の形態2におけるサーバのフロー図 実施の形態2における通信端末のフロー図 実施の形態2における通信端末のフロー図 実施の形態2における表示部の表示形態を示す図 実施の形態3における自律走行型掃除機のブロック図 実施の形態3における表示部の表示形態を示す図 実施の形態3における表示部の表示形態を示す図 実施の形態3における表示部の表示形態を示す図 実施の形態3における表示部の表示形態を示す図 実施の形態4における自律走行型掃除機のフロー図 実施の形態4における表示部の表示形態を示す図 実施の形態4における表示部の表示形態を示す図
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されているのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図してはいない。
(実施例1)
図1は、実施の形態1に係る掃除機システムを示す図である。
図1において、自律走行型掃除機100は、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)等の短距離無線通信により、ルーター200と無線接続することができる。
ルーター200は、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)等の短距離無線通信により自律走行型掃除機100と無線接続可能であり、更に、ルーター200は、例えば、TCP/IP(TraNsmissoN CoNtrol Protocol/INterNet Protocol)プロトコルを用いてネットワークNに接続することも可能である。
通信端末300は、例えば、スマートフォン等のようにタッチパネルにより操作が可能な通信端末や、携帯電話装置、パーソナルコンピュータ等の、通信ネットワークNと接続する機能を有する通信端末である。
サーバ400は通信ネットワークNに接続されており、自律走行型掃除機100や通信端末300から送信される各種情報を受信、格納し、送信する機能を有している。
尚、自律走行型掃除機100は、短距離無線接続を行う機能だけでなく、たとえばWi
MAX(Worldwide INteroperability for Microwave Access)(登録商標)といった長距離無線通信を行う機能を有していても良いし、ケーブルを介して通信ネットワークNに接続する機能を有していても良い。
図2は、本実施例装置である自律走行型掃除機100の斜視図である。図2において、自律走行型掃除機100の前側、後ろ側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
図2において、自律走行型掃除機100の筐体1は、上ボデー2と下ボデー3を有しており、筐体1の前方にはバンパ4が配置されている。このバンパ4の内側には1又は複数の衝突検知用のスイッチ(図示せず)が配置されており、バンパ4が障害物に衝突すると、バンパ4が筐体1内側に向けて移動すると共にスイッチがオンし、バンパ4が障害物に衝突したことが検知される。
筐体1の上面でかつバンパ4の後方には、カバー5が配置されている。このカバー5内部には集塵容器(図示せず)が配置されており、使用者がカバー5を押下するとカバー5の前方又は後方が外れ、筐体1から集塵容器を取り出すことができる。
カバー5の後方には、LIDAR(Light DetectioN aNd RaNgiNg)6が配置されている。このLIDAR6は、LIDAR6の中心を軸として発光部と受光部を回転させることにより、筐体1の周囲の障害物等を検知することができる。また、このLIDAR6を用いることにより、部屋の地図を作成することも可能である。
図3は、本実施例装置である自律走行型掃除機100の平面図である。図3において、自律走行型掃除機100の前側、後ろ側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
図3において、筐体1の前方には上から見て略コの字状の形状であるバンパ4が配置され、筐体1の後方には上ボデー2が配置されている。バンパ4と上ボデー2の間には、カバー5が配置されており、カバー5の後方にはLIDAR6が配置されている。
バンパ4は、内部に配置されているスプリング(図示せず)により、筐体1前方へと付勢されており、バンパ4と上ボデー2との間には隙間が存在する。バンパ4が障害物に衝突すると、バンパ4はスプリングの力に抗してこの隙間分、後方へと移動可能である。
図4は、本実施例装置である自律走行型掃除機100の左側面図である。図4において、自律走行型掃除機100の前側、後ろ側、上側、下側を夫々矢印で図示している。
筐体1の前方にはバンパ4が配置され、その後方には上ボデー2が配置されている。また、上ボデー2の左右側面には、排気口7が形成されており、上ボデー2の後方上面にはLIDAR6が配置されている。下ボデー3の前方にはサイドブラシ8が配置されており、後方には後輪9が配置されている。
図5は、本実施例装置である自律走行型掃除機100の正面図である。図5において、自律走行型掃除機100の上側、下側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
バンパ4の前面には2つの超音波センサ10と、発光素子と受光素子からなる2つの赤外線センサ11を有している。尚、このサイドブラシ8は、下ボデー3の前方右側と前方左側の両方に配置しているが、下ボデー3の前方右側か左側のいずれかに配置しても良い。
下ボデー3の前方は図4を見ても明らかなように前方から後方に向けて傾斜した斜面15となっている。この斜面15に2つのマグネットセンサ13が配置されている。マグネットセンサ13は例えばホール素子等からなり、磁界を検知する機能を有している。
図6は、本実施例装置である自律走行型掃除機100の底面図である。図6において、自律走行型掃除機100の前側、後ろ側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
図6において、下ボデー3の後方には後輪9が配置されており、この後輪9の前方には、例えばリチウムイオン電池等の二次電池からなるバッテリー18が配置されている。また、下ボデー3の略中央には右駆動輪19と左駆動輪20が配置されており、右駆動輪19と左駆動輪20夫々に車輪支持部材21が接続されている。この車輪支持部材21は、軸Aを軸として、筐体1の上下方向に移動可能である、また、2つの車輪支持部材21は夫々下ボデー3との間に車輪用のスプリング(図示せず)が配置されており、この車輪用のスプリングにより、車輪支持部材21と、右駆動輪19及び左駆動輪20は、床面に向けて付勢されている。
図6において、右駆動輪19と左駆動輪20との間にバッテリー18の一部が位置しているが、右駆動輪19と左駆動輪20よりも後方にバッテリー18を配置する構成としても良い。しかしながら、本実施例では、バッテリー18を筐体1の後方に配置することにより、筐体1の重心を筐体後方に来るように設計している。このため、2つの車輪支持部材21夫々の軸Aの間に少なくともバッテリー18の一部が位置することが好ましい。
図6において、バッテリー18よりも前方で且つ、右駆動輪19と左駆動輪20よりも前方には、集塵を吸い込むための吸込口22が形成されており、この吸込口22の内部には、メインブラシ23が回転可能に軸支されている。
この吸込口22の左右両側には夫々段差センサ24が配置されており、この段差センサ24は発光部と受光部からなり、筐体1が段差にさしかかったことを検知する。
図6において、段差センサ24の先端は、メインブラシ23の回転軸の軸線上に位置するか、略同じ位置である。或いは、段差センサ24の先端を、メインブラシ23の回転軸の軸線よりも後方に配置しても良い。
段差センサ24の前方には窪み25があり、この窪み25の略中央を軸にしてサイドブラシ8が配置されている。サイドブラシ8は、吸込口22に向けて回転する。このため、図6において、左側のサイドブラシ8は時計回りに回転し、右側のサイドブラシ8は反時計回りに回転する。
図7は、本実施例装置である自律走行型掃除機100の前方下側から見た斜視図である。図7において、下ボデー3の前方は斜面となっており、マグネットセンサ13が配置されている。
図7において、下ボデー3前方の左右側には、夫々サイドブラシ8が配置された窪み25が形成されている。サイドブラシ8の長さは、この窪み25よりも筐体1外側に突出する長さである。
図8は、実施の形態1に係る自律走行型掃除機100の機能ブロック図である。なお、本実施の形態の技術に直接関係ない構成は、本図では図示を省略している。
図8において、通信部101は、通信端末300やルーター200等と無線接続可能で
あり、例えば、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の通信機能を有している。
格納部102は、例えば、フラッシュメモリのような不揮発性メモリからなり、制御部110が実行する制御プログラムや各種パラメータ等を格納する。
吸引モータ104は、吸引風を発生させるためのモータである。吸引モータ104と自律走行型掃除機100の裏面に形成された吸込口22は連通しており、吸引モータ104によって吸込口22から外気と塵埃が吸引される。
右駆動部44は、右駆動輪19を駆動するためのモータである。左駆動部45は、左駆動輪20を駆動するためのモータである。
回転検知部103は、右駆動輪19と左駆動輪20夫々の回転方向、回転数、回転速度等を検知する。
センサ群105は複数種類のセンサを有している。段差センサ24は、自律走行型掃除機100の裏面に配置され、床面の段差を検知するセンサである。この段差センサ24は、例えば発光素子と受光素子とを有する赤外線によるセンサである。
赤外線センサ11は、例えば発光素子と受光素子とを有する赤外線センサであり、自律走行型掃除機100の前面に配置され、自律走行型掃除機100の周囲にある障害物の有無や障害物までの距離等を検知する。尚、この赤外線センサ11は、自律走行型掃除機100の前面だけでなく、右側面、左側面、後ろ面等に配置しても良い。
超音波センサ10は、超音波を発する出力部と、反射された超音波を検知する入力部と、を有する超音波センサであり、自律走行型掃除機100の前面に複数配置され、自律走行型掃除機100の周囲にある障害物の有無や障害物までの距離等を検知する。尚、この超音波センサ10は、自律走行型掃除機100の前面だけでなく、右側面、左側面、後ろ面等に配置しても良い。
ジャイロセンサ12は、自律走行型掃除機100の移動方向や移動速度等を検知するセンサである。
マグネットセンサ13は磁界を検知センサであり、例えばホール素子等からなる。
LIDAR(Light DetectioN aNd RaNgiNg)6は、発光部及び受光部と、これらの素子を回転させるための回転機構及びモータを有している。
制御部110は、例えばCPU(CeNtral ProcessiNg UNit)のようなマイクロコンピュータからなり、各回路の制御を司る。制御部110は、移動制御部111、位置情報算出部112、地図情報作成部113、を備える。
移動制御部111は、使用者によって清掃開始を指示されたとき、或いは清掃計画にしたがって清掃を実行する。例えば、移動制御部111は、設定された清掃開始時刻が到来したときに清掃動作を開始する。移動制御部111は、自律走行型掃除機100の走行中に、メインブラシ23及びサイドブラシ8を駆動して床面を清掃し、吸引モータ104を駆動して塵埃を吸引する。
移動制御部111は、右駆動部44及び左駆動部45を制御して右駆動輪19及び左駆
動輪20を駆動させることにより自律走行型掃除機100を移動させる。清掃が開始されるとき、移動制御部111は、自律走行型掃除機100をベースステーション50から離脱させる。移動制御部111は、例えば、格納部102に格納されている地図を参照しながら、所定の走行計画にしたがって、又は、ランダムに室内を走行する。清掃が終了すると、移動制御部111は、格納に格納されている地図を参照して、自律走行型掃除機100をベースステーション50に帰還させる。
移動制御部111は、地図情報を作成する際に、右駆動部44及び左駆動部45を制御して右駆動輪19及び左駆動輪20を駆動させることにより自律走行型掃除機100を移動させる。例えば、自律走行型掃除機100を部屋の中でジグザグ走行や、部屋の壁に沿って走行させることにより、地図情報を作成することができる。
位置情報算出部112は、LIDAR6で検知された情報と回転検知部103で検知された情報等から自己位置の情報を算出する。回転検知部103で検知された情報は、例えば、駆動輪の回転角度と移動量等の情報である。本実施例では、充電台の位置を初期位置として、この所持位置からLIDAR6で検知された情報と回転検知部103で検知された情報から自己位置の情報を算出する。自己位置の算出方法としては、例えばオドメトリの手法により算出される。
尚、位置情報算出部112による、自己位置の情報は上記した方法に限らず、他の方法も考えられる。例えば、赤外線センサ11や超音波センサ10が検知した障害物に関する情報(障害物の有無と障害物までの距離等の情報)と、LIDAR6が検知した障害物に関する情報(障害物の有無と障害物までの距離等の情報)と、回転検知部103が検知した駆動輪の回転方向、速度、回転数等の情報と、を用いて、自律走行型掃除機100が現在どの場所にいるかを示す情報を算出することも考えられる。
尚、ジャイロセンサ12が検知した、自律走行型掃除機100の走行方向、速度等の情報も用いて、位置情報算出部112で、自律律走行型掃除機が現在どの場所にいるかを示す情報を算出しても良い。
地図情報作成部113は、例えば、赤外線センサ11や超音波センサ10が検知した障害物に関する情報(障害物の有無と障害物までの距離等の情報)と、LIDAR6が検知した障害物に関する情報(障害物の有無と障害物までの距離等の情報)とを用いて部屋の間取りに関する情報を含んだ地図情報を作成する。この地図情報には、主に部屋の壁の位置や障害物の位置が含まれる。また、地図情報を作成するにあたって、LIDAR6が検知した情報のみ使用することも可能である。
更に、地図情報作成部113は、マグネットセンサ13が検知した情報に基づいて、地図情報を作成する機能も有している。
本実施例では、自律走行型掃除機100を部屋内で動かし、部屋の地図情報を作成する際に、使用者が予め自律走行型掃除機100が走行できない領域(侵入禁止領域)を設定するために、障害物等の周囲に磁性体を有するテープ或いは紐を配置する。
続いて、自律走行型掃除機100の走行中にマグネットセンサ13が磁性体を検知すると、制御部が磁性体を検知した場所を境界として、侵入禁止領域として判定し、地図情報作成部113が侵入禁止領域としての情報を作成する。
例えば、図15は自律走行型掃除機100が部屋の地図を作成する際の走行順序と侵入禁止領域とを示す図である。図15に示すように、自律走行型掃除機100はSTART
と記載された位置からENDと記載された位置まで略矩形を描くようにジグザグに走行し、自律走行型掃除機100の周囲に存在する障害物等の情報から地図情報を作成する。使用者は、予め磁性体を有するテープ500や紐500等で障害物を囲う。すると、自律走行型掃除機100のマグネットセンサ13がテープ500や紐500等の磁界を検知し、制御部が、磁界が発生する場所を移動禁止領域の境界と判断し、移動禁止領域が地図上に反映される。
使用者は、スマートフォン等の通信端末300の表示部305に表示されている地図上の移動禁止領域を見ることにより、移動禁止領域が設定されたことを確認できる。
このようにして、本実施例では、使用者が予め磁性体を有するテープや紐等で障害物を囲うだけで、確実に移動禁止領域を設定することができる。尚、テープを使用する場合には、絨毯等で使用すると粘着力が低下するため使い捨てとなる場合がある。一方、テープを巻くように貼った紐を使用すると、使用者は何度でも使用することができるため、紐状のものを使用した方が環境にも優しく、好ましい。
更に、本実施例では、地図作成後に自律走行型掃除機100が清掃を実施している際に、自律走行型掃除機100のマグネットセンサ13がテープ500や紐500等の磁界を検知すると、制御部110が、磁界が発生する場所を移動禁止領域の境界と判断し、移動禁止領域が追加で地図上に反映される。
また、マグネットセンサ13は磁界を検知するものであるから、ドライバーやハサミ等も検知する可能性がある。そこで、本実施例では、マグネットセンサ13がドライバーやハサミ等を検知した際にLIDAR6を用いて障害物(ドライバーやハサミ等)の形状や位置等を検知し、その情報を地図上に反映し、移動禁止領域として判定しないようにすることもできる。
本実施例では、位置情報算出部112が算出した自律律走行型掃除機が現在どの場所にいるかを示す情報と、地図情報作成部113が作成した地図情報とを、後述するフレームに含ませ、通信部101を用いて通信端末300等に送信される。
図9は、サーバ400のブロック図である。
図9において、サーバ制御部401は、例えばCPU(CeNtral ProcessiNg UNit)のようなマイクロコンピュータからなり、各回路の制御を司る。
サーバ通信部402は、例えば、TCP/IP(TraNsmissoN CoNtrol Protocol/INterNet Protocol)等の通信プロトコルを用いて、通信ネットワークNに接続する。サーバ格納部403は、サーバ通信部402により送受信する各種データを格納する。
図10は、通信端末300のブロック図である。
端末制御部301は、例えばCPU(CeNtral ProcessiNg UNit)のようなマイクロコンピュータからなり、各回路の制御を司る。端末制御部301は、地図作成部302を有する。端末通信部303は、基地局と無線接続を行う。
短距離無線部304は、自律走行型掃除機100等と無線接続可能であり、例えば、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の通信機能を有している。尚、自律走行型掃除機100にも同様に短距離無線部がある場合、この短距離無線部304
を使用して自律走行型掃除機100と直接接続することも可能である。
表示部305は、例えばタッチパネルの機能を有する液晶表示装置である。入力部306は、表示部305に搭載された例えば静電式のタッチパネルである。端末格納部307は、例えば、フラッシュメモリのような不揮発性メモリからなり、端末制御部301が実行する制御プログラムや各種パラメータ等を格納する。
図11は実施例1の掃除機システムにおけるシーケンス図である。尚、図において掃除機と接続されているルーター200は省略している。
図11において、自律走行型掃除機100が運転を開始すると、運転中である旨の通知を自律走行型掃除機100からサーバ400に行う。尚、本実施例では、自律走行型掃除機100の状態が変化する度に自律走行型掃除機100からサーバ400に状態通知を行っている。自律走行型掃除機100の状態とは、例えば、掃除の開始、終了、運転状態、動けなくなる等のエラー、等を含んでいる。
図11に示す、自律走行型掃除機100が運転中に移行とは、例えば、部屋の地図情報を作成する場合或いは、部屋の地図情報を作成後、清掃動作を行う場合等を含んでいる。
自律走行型掃除機100は、所定の時間毎(例えば1秒毎)にフレームを作成している。フレームとは、壁や床等の障害物に関する情報と自律走行型掃除機100の軌跡に関する情報と、自律走行型掃除機100の侵入が禁止されている侵入禁止領域に関する情報を含んでいる。具体的には、自律走行型掃除機100の位置情報算出部112が算出した、自律律走行型掃除機がどの場所に存在したかを示す情報、自律走行型掃除機100の軌跡に関する情報と、地図情報作成部113が作成した地図情報等が含まれる。
また、フレームには番号が付与されている。自律走行型掃除機100が運転開始してから1番目に自律走行型掃除機100からサーバ400に送信されるフレームはフレーム0であり、フレームが1秒毎に自律走行型掃除機100から送信される度にフレーム1、フレーム2、フレーム3と番号が増加する。
自律走行型掃除機100側でフレーム0が作成されると、自律走行型掃除機100からサーバ400へフレーム0が送信され、サーバ400側のサーバ通信部402でフレーム0を受信すると、サーバ格納部403に格納する。続いて、自律走行型掃除機100側でフレーム1が作成されると、自律走行型掃除機100からサーバ400へフレーム1が送信され、サーバ400側のサーバ通信部402でフレーム1を受信すると、サーバ格納部403に格納する。このように、フレーム0から順に1秒毎にフレームデータが自律走行型掃除機100からサーバ400へ送信される。
そして、自律走行型掃除機100の運転が終了すると、自律走行型掃除機100からサーバ400へその旨の情報が送信される。続いて、サーバ400はサーバ格納部403に格納された複数のフレームデータから地図情報を保存する。
通信端末300側で特定のアプリケーションソフト(例えば、部屋の地図を表示するアプリケーション)を起動する操作が行われると、サーバ400に対して、地図情報の送信要求を行う。これに対してサーバ400は、サーバ格納部403に格納されている地図情報を通信端末300へ送信する。
通信端末300は、サーバ400から受信した地図情報を用いて地図を作成し、表示部305に表示する。(例えば、図16に示すような地図)
尚、図11で示したシーケンス図に関して、自律走行型掃除機100からサーバ400に対してフレームを送信している最中に、通信端末300がサーバ400に対して地図情報を要求した場合、その時点でサーバ400は、サーバ格納部403に格納されている地図情報を通信端末300に送信しても良いし、サーバ400が通信端末300に対して、地図情報の送信を拒否する旨の信号を送信しても良い。
図11で示したシーケンス図に関して、自律走行型掃除機100の動作は図12に、サーバ400の動作は図13に、通信端末300の動作は図14に夫々示している。
図12は、自律走行型掃除機100の動作を示すフロー図である。
ステップS1では、制御部110は、所定時間(例えば1秒)の計時を開始する。
続くステップS2では、制御部110は、センサ群105やLIDAR6が検知した障害物の有無、障害物の場所、障害物の形等の情報を格納部102に格納する。
続くステップS3では、制御部110は、ステップS1で計時を開始してから所定時間(例えば1秒)の計時が完了したと判定するとステップS4へ処理を進める。
ステップS4、S5では、制御部110は、ステップS2で格納した障害物の有無、障害物の場所、障害物の形等の情報を格納部102から読込、これらの情報をフレームに含ませ、サーバ400へ送信するように通信部101を制御する。
ステップS6では、制御部110は、タイマをリセットしステップS1へ処理を進める。これらの動作を、自律走行型掃除機100が走行している際に繰り返す。
図13は、サーバ400の動作を示すフロー図である。
ステップS11では、サーバ制御部401は、サーバ通信部402がフレームを受信したと判定すると、ステップS12へ処理を進め、そうでなければステップS13へ処理を進める。
ステップS12では、サーバ制御部401は、サーバ通信部402が受信したフレームをサーバ格納部403に格納し、ステップS13へ処理を進める。
ステップS13では、サーバ制御部401は、自律走行型掃除機100から最後のフレームを受信したと判定すると、ステップS14へ処理を進め、そうでなければステップS11へ処理を戻す。尚、最後のフレームであるか否かは、例えばフレーム中に最後の送信フレームであることを示す情報、或いは、自律走行型掃除機100が充電器に帰還したため掃除が終了したことを示す情報、等を含ませることにより行われる。
ステップS14では、サーバ制御部401は、サーバ格納部403に格納されている複数のフレームから、地図情報を取り出し、まとめた地図情報をサーバ格納部403に格納する。これにより、自律走行型掃除機100が走行することにより得られた部屋の地図情報がサーバ格納部403に格納されたことになる。
ステップS15では、サーバ制御部401は、サーバ通信部402が、通信端末300から地図情報の要求を受信したと判定するとステップS16へ処理を進め、そうでなければ処理を終了する。
ステップS16では、サーバ制御部401は、サーバ格納部403に格納されている地図情報を通信端末300に送信するように、サーバ通信部402を制御する。
図14は、通信端末300の動作を示すフロー図である。
ステップS21において、端末制御部301は、入力部306からアプリ起動操作があると判定すると、ステップS22へ処理を進め、アプリの起動を行う。
尚、ここでアプリとはアプリケーションソフトのことであり、例えば、部屋の地図を表示するアプリケーションソフトである。
ステップS23では、端末制御部301は、端末通信部303を制御することにより、サーバ400に対して地図情報の送信を要求する。
ステップS24では、端末制御部301は、端末通信部303がサーバ400から地図情報を受信したと判定すると、ステップS25で、受信した地図情報を端末格納部307に格納する。
ステップS26では、端末制御部301は、入力部306から地図を表示するように指示する操作があると判定すると、ステップS27へ処理を進める。
ステップS27では、地図作成部302が端末格納部307に格納されている地図情報から地図を作成し、表示部305に表示する。端末格納部307に格納されている地図情報は、壁の位置の情報、障害物の位置の情報、磁性体を含んだテープや紐等で囲った領域500の位置の情報等であり、これらの情報を用いて地図作成部302は地図を作成する。このとき、表示部305に表示される地図は例えば図16に示すようなものであり、部屋の壁等の情報の他に、磁性体を含んだテープや紐等で囲った領域500は侵入禁止領域として表示される。
このように、第1の実施例によると、自律走行型掃除機100を走行させて部屋の地図を作成する前に、予め使用者が、自律走行型掃除機100が侵入してはいけない領域である侵入禁止領域を、磁性体を有するテープや紐等で囲うことにより、簡単にそして確実に地図上で侵入禁止領域を設定できる。
また、自律走行型掃除機100が部屋の地図を作成するために走行した後に、部屋内を清掃するために走行した際にマグネットセンサ13が磁性体を検知すると、既に作成された地図上に追加で侵入禁止領域を設定することができる。
更に、磁性体として例えば磁性体を有するテープを巻き付けた紐等を使用することにより、何度も繰り返して磁性体を使用することができる。
(変形例)
本実施例では、自律走行型掃除機100がフレームを1秒毎に送信したが、1秒に限らず例えば2~5秒毎としても良い
本実施例では、侵入禁止領域を設定するために用いる磁性体として、磁性体を有するテープや、テープを巻き付けた紐を使用したが、磁性体を有する棒状のもの、或いは、柵状のものを使用しても良い。
本実施例では、マグネットセンサ13を筐体の前方に配置したが、筐体の底面左右、後方等に配置しても良く、センサの数を3以上配置しても良い。
本実施例では、部屋の地図と共に侵入禁止領域を表示する構成としたが、地図を複数のセルに分割し略格子状に表示し、各セルにおいて、自律走行型掃除機100が吸い込んだゴミの量に対応して色を変化させて表示する構成としても良い。例えば、色が濃い程ゴミの量が多くなるといった表示形態である。
本実施例では、マグネットセンサ13が磁界を検知した部分を侵入禁止領域の境界とする構成としたが、LIDAR6が予め定められた検知を検知すると、侵入禁止領域の境界と判定する構成としても良い。例えば、柵状のものをLIDAR6が検知すると、その柵を侵入検知領域の境界としても良い。
(実施例2)
次に実施例2について説明する。実施例2では、実施例1で説明した機能のほかに、マグネットセンサ13が磁性体を検知した際に、LIDAR6が検知された磁性体を物体認識し、その結果、磁性体がテープや紐ではなく、はさみやドライバー等の障害物であると、地図上に障害物がある旨を表示又は報知するものである。このような場合には、マグネットセンサ13が磁性体を検知しても侵入禁止領域の境界として判定されない。
実施例2のシステム構成、各装置間の通信方法、自律走行型掃除機100や通信端末300等のブロック構成等は実施例1と略同じであるため説明を省略する。
図17は実施例2の自律走行型掃除機100の動作を示すフロー図である。
ステップS31において、制御部110の移動制御部111は吸引モータ104による吸引を開始すると共に、右駆動部44と左駆動部45を制御することにより、自律走行型掃除機100の移動を開始する。ここで説明する移動とは、例えば、自律走行型掃除機100が部屋内を移動することにより部屋の地図情報を作成するための移動である。
ステップS32において、制御部110は、マグネットセンサ13が磁性体を検知したと判定すると、ステップS33へ処理を進め、そうでなければステップS25へ処理を進める。
ステップS33では、制御部110は、ジャイロセンサ12で検知した位置情報やLIDAR6で検知した障害物の画像等の情報を格納部102へ格納する。尚、位置情報は、LIDAR6が天井の特定の位置を中心として現在どこにいるかを検知した画像から判断する方法を使用しても良いし、オドメトリにより現在位置を判断することも可能である。
更に、LIDAR6で検知した障害物の画像は、カメラ等で撮影した画像でも良いし、障害物の輪郭だけ検出することも可能である。輪郭だけ検出する手法としては、例えば、従来のラプラシアンフィルーターを用いた技術等を用いることができる。また、LIDAR6やカメラ等で検知した画像から画像認識を行い、どのような物体であるかを制御部110が判定する機能を有しても良い。
ステップS34では、制御部110は、ステップS33で格納した位置情報や障害物の画像をフレームに含ませて、通信部101からサーバ400へ送信させる。
ステップS35では、制御部110は、地図作成のための移動が終了したと判定すると処理を終了し、そうでなければステップS32へ処理を戻す。
図18は図17に示す自律走行型掃除機100の動作に対するサーバ400側の動作を示すフロー図である。
ステップS41では、サーバ制御部401は、サーバ通信部402がフレームを受信したと判定すると、ステップS42へ処理を進め、そうでなければステップS43へ処理を進める。
ステップS42では、サーバ制御部401は、サーバ通信部402が受信したフレームをサーバ格納部403に格納し、ステップS43へ処理を進める。
ステップS43では、サーバ制御部401は、自律走行型掃除機100から最後のフレームを受信したと判定すると、ステップS44へ処理を進め、そうでなければステップS41へ処理を戻す。
ステップS44では、サーバ制御部401は、サーバ格納部403に格納されている複数のフレームから、地図情報を取り出し、サーバ格納部403に格納する。これにより、自律走行型掃除機100が走行することにより得られた部屋の地図情報がサーバ格納部403に格納されたことになる。尚、この地図情報の中には、LIDAR6が検知した障害物の画像或いは輪郭、或いは障害物の種類等の情報が含まれる。
ステップS45では、サーバ制御部401は、サーバ通信部402が、通信端末300から地図情報の要求を受信したと判定するとステップS46へ処理を進め、そうでなければ処理を終了する。
図19は、図18に示すサーバ400の動作に対する通信端末300の動作を示すフロー図である。
図19のステップS51において、端末制御部301は、入力部306からアプリ起動操作があると判定すると、ステップS52へ処理を進め、アプリの起動を行う。
尚、ここでアプリとはアプリケーションソフトのことであり、例えば、部屋の地図を表示するアプリケーションソフトである。
ステップS53では、端末制御部301は、端末通信部303を制御することにより、サーバ400に対して地図情報の送信を要求する。
ステップS54では、端末制御部301は、端末通信部303がサーバ400から地図情報を受信したと判定すると、ステップS55で、受信した地図情報を端末格納部307に格納する。尚、この地図情報の中には、LIDAR6が検知した障害物の画像或いは輪郭、或いは障害物の種類等の情報が含まれる。
ステップS56では、端末制御部301は、入力部306から地図を表示するように指示する操作があると判定すると、ステップS57へ処理を進める。
ステップS57では、地図作成部302が端末格納部307に格納されている地図情報から地図を作成し、表示部305に表示する。ステップS57で、表示部305に表示される地図は例えば図16に示すようなものであり、部屋の壁等の情報の他に、磁性体を含んだテープや紐等で囲った領域500は侵入禁止領域として表示される。
このステップS57での処理をより詳細に説明したのが図20である。
図20のステップS61において、端末制御部301の地図作成部302は地図の作成処理を開始する。
端末制御部301は、ステップS62において、端末格納部307に格納されているマグネットセンサ13が磁性体を検知した位置の情報と、LIDAR6が検知した障害物の情報から、テープや紐であると判定すると、ステップS64へ処理を進め、そうでなければ、ステップS63へ処理を進める。
換言すれば、マグネットセンサ13が磁性体を検知し且つLIDAR6が磁性体を有するテープや紐等を検知すると、端末制御部301はステップS64に処理を進め、マグネットセンサ13が磁性体を検知し且つLIDAR6が磁性体を有するテープや紐等を検知せず、他の障害物を検知すると、端末制御部301はステップS63に処理を進める。
ステップS63では、端末制御部301は、マグネットセンサ13が磁性体を検知した位置の情報から侵入禁止領域を地図上に作成する。
ステップS64では、端末制御部301は、LIDAR6が検知した障害物の情報から、障害物の絵或いは画像を地図上に作成する。例えばハサミであれば、ハサミの絵や画像等が地図上に作成される。
ステップS65では、端末制御部301は、ステップS63やステップS64で作成された地図を表示部305に表示する。
このようにして作成された地図が図21であり、地図上にハサミ501やドライバー502等の画像が、これらが置かれている位置に表示される。
実施例2では、マグネットセンサ13が、磁性体を有するハサミやドライバーを検知しても、LIDAR6により、その磁性体を有する物体の形状等を検知が検知されるため、誤って磁性体を有するテープや紐と検知して、侵入禁止領域を設定することを回避することができる。また、通信端末300の表示部305には、ハサミやドライバー等の絵や検知した画像が表示されるため、使用者は、地図上のどの場所にハサミやドライバー等が置いてあるかを認識することができる。
(変形例)
本実施例では、部屋の地図と共にハサミやドライバー等の絵や検知した画像を表示する構成としたが、地図を複数のセルに分割し略格子状に表示し、各セルにおいて、自律走行型掃除機100が吸い込んだゴミの量に対応して色を変化させて表示する構成としても良い。例えば、色が濃い程ゴミの量が多くなるといった表示形態である。
本実施例では、マグネットセンサ13が磁界を検知し、且つ、LIDAR6が磁性体を有するテープや紐等を検知すると、走行禁止領域を地図上に反映させる構成としたが、LIDAR6が所定の障害物(例えば、柵や所定の図柄や文字等が記載された障害物)を検知すると、走行禁止領域を地図上に反映させる構成としても良い。
(実施例3)
実施例3では、実施例1及び2で説明した自律走行型掃除機100、掃除機システムを使用し、自律走行型掃除機100にゴミセンサ114を搭載させた例を示している。
又、実施例3の自律走行型掃除機100では、図22に示すようにゴミセンサ114が搭載されている。このゴミセンサ114は、ゴミがセンサに衝突するとゴミを検知する衝突型のゴミセンサ114でも良いし、発光部と受光部を有し、発光部から放出された光をゴミが遮ることにより、受光部がこの遮りを検知し、ゴミを検知する光学式のセンサでも良い。
このようにしてゴミセンサ114が検知したゴミの有無の情報或いはゴミの量の情報は、実施例1及び2で説明した方法により得られた位置情報と共に、格納部102に格納され、これらの情報を含んだフレームが通信部101を用いてサーバ400、通信端末300に送信される。
通信端末300の端末制御部301は、受信したフレームからゴミの有無の情報或いはゴミの量の情報と位置情報を取り出し、端末格納部307に格納する。地図作成部302は、端末格納部307に格納されたこれらの情報からゴミの量の分布を反映させた地図を表示部305に表示させる。
その一例を図23に示している。図23は通信端末300の表示部305の表示画面の一例である。図23において、地図を複数のセルに分け、略グリッド状に表示することができる。この各セルで吸い込んだゴミの量を色により表示しており、濃い色程ゴミの量が多いことを示している。尚、図23では地図を見やすくするためにこのグリッド表示は図面上では省略している。
図23の画面下側には棒グラフが表示されているが、自律走行型掃除機100が1回に掃除したゴミの総量を棒グラフにより示している。棒グラフの高さが高ければ高い程その部屋のゴミの総量が多いことを示している。使用者は、この棒グラフを選択することにより、選択した棒グラフに対応する地図を表示部305の画面上側に切り替え表示することができる。
使用者は、各棒グラフを選択すると、各棒グラフに対応する日時が棒グラフの上に表示される。棒グラフは画面左から右に向けて、最新の掃除結果から過去の掃除結果へと順に表示されている。尚、ゴミの量を棒グラフの高さにより表示するのではなく、棒グラフの色により表示する形態としても良い。その場合、色が濃い程ゴミの量が多く、色が薄い程ゴミの量が少ない表示形態としても良い。
尚、図23において、使用者は、掃除した複数回の棒グラフを選択することにより、選択された棒グラフの累計の地図を表示部305に表示することもできる。また、棒グラフを選択するだけではなく、掃除する期間を選択することにより、その期間で掃除されたゴミの累計を表示した地図を表示部305に表示することもできる。
図24は、自律走行型掃除機100が掃除を行う領域を使用者が選択することができる実施形態を示している。使用者は、表示部305で表示されている地図上で、掃除したい範囲を指で指定することにより、掃除する範囲を選択することができる。例えば、縞模様で表示された部分が掃除したい範囲である。尚、この際、実施例1や実施例2等で説明した技術により磁気テープ等で囲まれた侵入禁止領域は選択できないようになっている。勿論、壁や障害物のある領域は掃除する領域として選択できないようになっている。
磁気テープ等で囲まれた侵入禁止領域は、図24の画面で表示する際に、障害物の存在する領域と同様に、四角等で囲まれた領域を表示する表示形態としても良い。また、侵入禁止領域が壁から連続して存在する領域である場合、侵入禁止領域の境界を壁で表現する表示形態としても良い。
図25は、使用者が、自律走行型掃除機100が掃除を禁止する範囲を選択することができる実施形態を示している。使用者は、表示部305で表示されている地図上で、自律走行型掃除機100が掃除を禁止する範囲を指で指定することにより、掃除を禁止する範囲を選択することができる。例えば、縞模様で表示した範囲である。尚、この際、実施例1や2等において磁気テープ等で囲まれた侵入禁止領域は選択できないようになっている
。勿論、壁や障害物のある領域は掃除する領域として選択できないようになっている。既に自律走行型掃除機100が侵入することができない領域として設定されているからである。
このようにして設定された掃除する領域、或いは掃除を禁止する領域に関する情報は端末格納部307に格納され、端末通信部303によりこの情報を含んだフレームが、サーバ400を介して自律走行型掃除機100へ送信される。自律走行型掃除機100は、受信したこの情報に基づいて掃除を行うようになっている。その掃除動作は、フレームを受信してから直ちに行っても良いし、使用者により設定された日時に行っても良い。
(他の考えうる実施形態)
図23では、使用者が棒グラフを選択するとそのグラフに対応する地図を画面に表示する形態としたが、複数の棒グラフを同時に選択可能とし、複数の地図を同時に表示する形態としても良い(例えば、図26に示す表示形態である)。このような形態とすることにより、使用者は地図中の障害物の位置やゴミの分布等を比較することが可能となり、利便性が向上する。
図23では、使用者が棒グラフを選択する形態としたが、画面下側にカレンダーや時計のイメージ図等を表示し、使用者がカレンダー等で所望の日時を選択することにより、その日に対応した掃除結果の地図を画面に表示する形態としても良い。このような形態とすることにより、使用者は何曜日の地図か、或いは祝日での地図か等を視覚的に選択し易くなり、利便性が向上する。
図23では、1つの部屋の地図のみ表示する形態としたが、例えば建物内のどの部屋の地図を表示するか使用者が選択可能としても良い。更には、部屋と使用者とを対応づけておき、特定の部屋の地図は特定の使用者しか閲覧できないようにする構成としても良い。これにより、部屋の使用者のプライバシーが守れるようになる。例えば、使用者が通信端末300を操作する際に、使用者に対応するパスワードを入力しなければ地図情報を見られないようにする実施形態とするか、或いは、通信端末300の端末固有のIDと地図を対応付けて通信端末300、或いはサーバ400等の格納部に格納しておき、お母さんの通信端末では、台所、リビング等の地図のみ閲覧可能であり、お姉さんの通信端末では、お姉さんの部屋、台所、リビング等の地図のみ閲覧可能とする実施形態とすることも可能である。
また、図25において、自律走行型掃除機100が掃除を禁止する範囲を選択する構成としたが、この掃除を禁止するというのは、自律走行型掃除機100が所定の範囲を走行することを禁止するのではなく、例えば、自律走行型掃除機100が禁止された範囲上を走行はできるが、ブラシを回転させる動作や吸引モータを駆動させる動作等を禁止させ、清掃としての機能を停止させた状態とする実施形態としても良い。
本実施例では、使用者が、表示部305で表示されている地図上で、自律走行型掃除機100が掃除を禁止する範囲を指で指定することにより、掃除を禁止する範囲を選択することができ、この際、実施例1や2等において磁気テープ等で囲まれた侵入禁止領域は選択できないようにしたが、磁気テープ等で囲まれた侵入禁止領域も選択可能とし、磁気テープ等で囲まれた侵入禁止領域よりも使用者が操作により指定した掃除を禁止する範囲を優先的に設定可能とする構成としても良い。
尚、図24と図25に示すような掃除する領域或いは掃除を禁止する領域を使用者が選択する際に、表示部305には、図23に示すようなゴミの量を各セルで色により表示する形態を採用しても良い。
図23~図25に示す地図上に、LIDAR6で検知した障害物(例えばハサミやドライバー等)の形や撮像した画像等を表示する形態としても良い。
(実施例4)
実施例4は、基本的な構成は実施例1~3、特に実施例3と同様である。異なる点は、主に、ゴミセンサ114がゴミを検知すると自律走行型掃除機100の走行速度を低下させると共に吸引モータ104の出力を上げる点にある。また、制御部110は、ゴミを検知してから所定時間の計時を開始し、所定時間経過すると、通信部101を制御することにより、ゴミを検知した場所の情報とゴミの量の情報等を、サーバ400を介して通信端末300へ送信し、通信端末300の表示部305に、所定時間以上速度を低下させた領域を表示させるものである。
図27は、実施例4の自律走行型掃除機100の動作を示すフロー図である。
ステップS61において、制御部110は、ゴミセンサ114がゴミを検知したと判定すると、所定時間(例えば5秒)の計時を開始し、ステップS62に処理を進める。
ステップS62において、移動制御部111は、右駆動部44と左駆動部45のモータの出力を低下させることにより、自律走行型掃除機100の移動速度を低下させる。例えば、通常では1秒間に25cm移動するところを10cm移動するように制御する。
ステップS63では、制御部110は、吸引モータ104の出力を上げる。
ステップS64では、制御部110は、ゴミセンサ114がゴミを検知しなくなったと判定するとステップS65へ処理を進める。
続くステップS65では、制御部110は、ステップS61から所定時間(例えば5秒)が経過したと判定すると、ステップS66へ処理を進め、そうでなければステップS67へ処理を進める。
ステップS66では、制御部110は、ステップS61からステップS65まで走行した領域に関する情報と、ゴミセンサ114が検知したゴミの量の情報を格納部102に格納し、これらの情報をフレームに含ませて通信部101を制御することにより、サーバ400へ送信させる。
ステップS67では、制御部110は、ステップS62で低下した走行速度を標準の速度に戻し、ステップS63で上げたモータの出力を標準の出力に戻す。
ステップS68では、制御部110は、清掃が終了したと判定したと判定すると処理を終了し、そうでなければステップS61に処理を戻す。尚、この清掃が終了したか否かは、例えば、地図上の予め設定されたルートを自律走行型掃除機100が走行完了し清掃を終了したか否かの判断により行われる。
このようにして、自律走行型掃除機100からサーバ400へ送信された情報は、サーバ400から通信端末300へ送信される。更に、通信端末300へ送信された情報は、通信端末300の端末格納部307に格納され、地図作成部302が地図を作成する際にこれらの情報が地図に反映される。例えば、図28の表示部305の表示形態の一例に示すように、地図上で、自律走行型掃除機100が所定時間以上速度を落とした領域は他の領域と色を異ならせて表示している。
より具体的には、図28に示す通信端末300の表示部305に表示される情報は、図
23に示すように、セル毎に色を異ならせて表示する表示形態である。例えば、自律走行型掃除機100が所定時間以上移動速度を下げたセルは、色を濃く表示し、自律走行型掃除機100が移動速度を上げたセルは、色を薄く表示する。自律走行型掃除機100が所定時間以上速度を落とした領域は、換言すればゴミセンサ114がゴミを多く検知した領域と言える。
実施例4で、所定時間以上自律走行型掃除機100の移動速度を下げた場合のみに、自律走行型掃除機100からサーバ400へ移動速度を下げた旨の情報を送信したのは、ゴミが特に多い領域に関する情報をサーバ400へ送信し、ゴミが少ない領域に関する情報は送信を省くためである。
所定時間以上移動速度を下げたことは、それだけ連続してゴミを検知したことであり、換言すれば、その領域にはゴミが多く存在するということである。このような領域に関する情報のみを送信することにより、通信端末300の表示部305にはゴミの多い領域に関する情報を表示する一方、ゴミの少ない領域に関する情報は表示しない構成とすることができる。このため、ゴミの多い領域を特に知りたいと考えている使用者にとっては特に利便性が向上する。
また、実施例4では、ゴミの多い場所では自律走行型掃除機100が移動速度を下げると共にモータの出力を上げるために、より丁寧に掃除を行うことができる。また、自律走行型掃除機100が移動速度を下げた場所、即ち、ゴミの多い場所を地図上に表示することができるため、使用者はゴミが多く存在した場所を容易に確認することができる。
(他の考えうる実施形態)
図23に示すように、掃除毎に情報を表示する形態として棒グラフと地図を対応付けて表示する表示形態としても良い。更に、図26に示すように複数の地図を同時に表示する表示形態にしても良いし、図24、図25に示すように、表示されている地図から、掃除や移動を行う領域又は禁止する領域を設定可能としても良い。
(実施例5)
図29は、実施例5における通信端末300の表示部305に地図を表示する実施形態を示している。実施例5では、表示部305に直前の掃除結果の地図と、その前に掃除した掃除結果の地図を同時に表示するものである。
例えば、直前の掃除結果として3月7日の13:00に掃除を行った結果の地図と、今回掃除した結果の地図として、3月10日の10:00に掃除を行った結果の地図だけを同時に表示する実施形態である。この場合、表示する地図を選択する機能はなく、今回掃除した地図と前記掃除した地図のみを同時に表示するものである。
ゴミの量等の比較に関しては、使用者は過去(例えば、1か月前等)に掃除した結果よりも最近掃除した結果と今回の掃除結果のみ比較できれば良い場合がある。このような場合には、実施例5の図29に示すように、表示部305に直前の掃除結果の地図と、その前に掃除した掃除結果の地図のみを同時に表示し、過去の複数の掃除結果から地図を選択する機能を省いた方が、使用者の利便性が向上する。
(全ての実施例に関して考えうる他の実施形態)
本実施例では、通信端末300の表示部305に地図を表示する実施形態としたが、自律走行型掃除機100に表示部を搭載させ、自律走行型掃除機100に地図を表示する実施形態としても良いし、ネットワークNと接続されたパーソナルコンピュータ等の表示部に地図を表示する実施形態としても良い。
また、本実施例では、所定時間(例えば1秒)毎に自律走行型掃除機100からサーバ400を介して通信端末300にフレームを送信している。このため、通信端末300の
表示部305には、地図情報を1秒毎に更新することが技術的に可能である。換言すれば、1秒毎に画面を更新し、あたかも自律走行型掃除機100が地図上に動いているかのようにアニメーションを表示することが可能である。更には、自律走行型掃除機100が走行した軌跡上のセルを1秒毎に更新することが可能である。
本開示の自律走行型掃除機及び掃除機システムは、家庭用の自律走行型掃除機及び掃除機システムだけでなく、オフィスや工場やレストラン等、或いは、空港や病院等の公共施設等でも広く適用できる。
1 筐体
2 上ボデー
3 下ボデー
4 バンパ
5 カバー
6 LIDAR
7 排気口
8 サイドブラシ
9 後輪
10 超音波センサ
11 赤外線センサ
12 ジャイロセンサ
13 マグネットセンサ
15 斜面
18 バッテリー
19 右駆動輪
20 左駆動輪
21 車輪支持部材
22 吸込口
23 メインブラシ
24 段差センサ
25 窪み
100 自律走行型掃除機
101 通信部
102 格納部
103 回転検知部
104 吸引モータ
105 センサ群
110 制御部
111 移動制御部
112 位置情報算出部
113 地図情報作成部
114 ゴミセンサ
200 ルーター
300 通信端末
302 地図作成部
303 端末通信部
304 短距離無線部
305 表示部
306 入力部
307 端末格納部
400 サーバ
401 サーバ制御部
402 サーバ通信部
403 サーバ格納部

Claims (7)

  1. 筐体と、当該筐体に配置された複数の駆動輪と、
    磁界を検知するマグネット検知部と、物体を検知する物体検知部と、制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記マグネット検知部が磁界を検知した際に、前記物体検知部が、侵入禁止領域を設定するための障害物を検知したと判定すると、前記マグネット検知部が磁界を検知した場所を侵入禁止領域の境界と判定する、自律走行型掃除機。
  2. 情報を格納する格納部を有し、
    前記制御部は、前記マグネット検知部が磁界を検知した際に、前記物体検知部が、侵入禁止領域を設定するために使用しない障害物を検知したと判定すると、前記物体検知部が検知した障害物の、種類、輪郭、画像の少なくともいずれかの情報を前記格納部に格納する、請求項1に記載の自律走行型掃除機。
  3. 地図情報を作成する地図情報作成部を有し、前記地図情報作成部は、前記侵入禁止領域を反映した地図情報又は、前記物体検知部が検知した障害物の、種類、輪郭、画像の少なくともいずれかの情報を反映した地図情報の少なくともいずれかを作成する機能を有する、請求項2に記載の自律走行型掃除機。
  4. 自律走行型掃除機と、当該自律走行型掃除機と通信可能な通信端末と、を有する掃除機システムであり、
    前記自律走行型掃除機は、筐体と、当該筐体に配置された複数の駆動輪と、磁界を検知するマグネット検知部と、物体を検知する物体検知部と、掃除機通信部と、格納部と、掃除機制御部と、を有し、
    前記通信端末は、前記自律走行型掃除機と通信を行うための端末通信部と、表示部と、を有し、
    前記掃除機制御部は、前記マグネット検知部が磁界を検知した際に、前記物体検知部が、侵入禁止領域を設定するための障害物を検知したと判定すると、前記マグネット検知部が磁界を検知した場所を侵入禁止領域の境界と判定する、掃除機システム。
  5. 前記掃除機制御部は、前記マグネット検知部が磁界を検知した際に、前記物体検知部が、侵入禁止領域を設定するために使用しない障害物を検知したと判定すると、前記物体検知部が検知した障害物の、種類、輪郭、画像の少なくともいずれかの情報である障害物情報を前記格納部に格納する、請求項4に記載の掃除機システム。
  6. 前記掃除機制御部は、前記侵入禁止領域に関する情報を前記通信端末に送信するように前記掃除機通信部を制御し、
    前記端末通信部は、前記侵入禁止領域に関する情報を受信し、前記表示部は、地図上に前記侵入禁止領域を反映させた地図を表示する、請求項4又は5に記載の掃除機システム。
  7. 前記掃除機制御部は、前記物体検知部が検知した障害物の、種類、輪郭、画像の少なくともいずれかの情報である障害物情報を前記通信端末に送信するように前記掃除機通信部を制御し、
    前記端末通信部は前記障害物情報を受信し、前記表示部は、地図上に前記障害物情報を反映させた地図を表示する、請求項5に記載の掃除機システム。
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