JP2022064773A - 支持機構 - Google Patents

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敬太 中川
Keita Nakagawa
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Abstract

【課題】撮像装置などの搭載物を回転可能に支持する支持機構の回転をロックするロック機構の小型化を実現する。【解決手段】第1スライド部材がロック位置にあり、かつ第1ロック部材が第1回転部材302及び第1保持部材303の他方に設けられる第1溝に対向する位置にある場合、第1ロック部材がロック状態を維持して第1溝に嵌ることで第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックし、第1スライド部材がロック位置にあり、かつ第1ロック部材が第1溝に対向する位置にない場合、第1ロック部材が非ロック状態を維持して第1溝に嵌らず第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックしない。【選択図】図1

Description

本発明は、支持機構に関する。
特許文献1には、撮像装置を回転可能に支持する支持機構が開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2019-203938号公報
撮像装置などの搭載物を回転可能に支持する支持機構の回転をロックするロック機構の小型化が望まれている。
本発明の一態様に係る支持機構は、搭載物を回転可能に支持する支持機構でよい。支持機構は、搭載物を第1軸を中心に回転させる第1回転機構と、第1回転機構の回転をロックする第1ロック機構とを備えてよい。第1回転機構は、搭載物とともに第1回転軸を中心に回転する第1回転部材と、第1回転部材を第1回転軸を中心に回転させる第1駆動源を保持する第1保持部材とを有してよい。第1ロック機構は、第1回転部材及び第1保持部材の一方に設けられ、第1回転部材及び第1保持部材の一方から他方に向かう第1方向に沿って非ロック位置からロック位置までスライド可能な第1スライド部材と、非ロック状態と、非ロック状態より第1スライド部材に対して第1方向に突出するロック状態との間で第1方向に沿って移動可能に第1スライド部材に保持される第1ロック部材とを有してよい。第1スライド部材がロック位置にあり、かつ第1ロック部材が第1回転部材及び第1保持部材の他方に設けられる第1溝に対向する位置にある場合、第1ロック部材がロック状態を維持して第1溝に嵌ることで第1回転部材の第1保持部材に対する回転をロックしてよい。第1スライド部材がロック位置にあり、かつ第1ロック部材が第1溝に対向する位置にない場合、第1ロック部材が非ロック状態を維持して第1溝に嵌らず第1回転部材の第1保持部材に対する回転をロックしなくてよい。
第1ロック機構は、第1回転部材及び第1保持部材の一方に設けられ、第1方向に沿って第1スライド部材を非ロック位置からロック位置までスライド可能に保持する第1ベース部材をさらに有してよい。第1ロック部材は、第1スライド部材に対して非ロック状態からロック状態まで第1方向に沿って第1弾性部材を介して移動可能に第1スライド部材の第1収容部内に第1弾性部材とともに保持されてよい。第1スライド部材がロック位置にあり、かつ第1ロック部材が第1溝に対向する位置にある場合、第1弾性部材が伸張して第1ロック部材がロック状態を維持し、第1溝に嵌ることで第1回転部材の第1保持部材に対する回転をロックしてよい。第1スライド部材がロック位置にあり、かつ第1ロック部材が第1溝に対向する位置にない場合、第1ロック部材は、第1回転部材及び第1保持部材の他方に接触して第1弾性部材を収縮させ、非ロック状態を維持し、第1回転部材の第1保持部材に対する回転をロックしなくてよい。第1スライド部材が非ロック位置にある場合、第1弾性部材が伸張して第1ロック部材はロック状態を維持しつつ、第1溝に嵌らず第1回転部材の第1保持部材に対する回転をロックしなくてよい。
第1スライド部材は、非ロック位置及びロック位置に移動する場合にクリック感を発生させる第1クリック板を含んでよい。
第1スライド部材は、第1保持部材にスライド可能に設けられてよい。
第1回転部材は、搭載物に固定されてよい。
支持機構は、搭載物を第2軸を中心に回転させる第2回転機構と、第2回転機構の回転をロックする第2ロック機構とをさらに備えてよい。第2回転機構は、搭載物とともに第2回転軸を中心に回転する第2回転部材と、第2回転部材を第2回転軸を中心に回転させる第2駆動源を保持する第2保持部材とを有してよい。第1保持部材は、第2回転部材と一体的に構成されてよい。第2ロック機構は、第2回転部材及び第2保持部材の一方に設けられ、第2回転部材及び第2保持部材の一方から他方に向かう第2方向に沿って非ロック位置からロック位置までスライド可能な第2スライド部材と、非ロック状態と、非ロック状態より第2スライド部材に対して第2方向に突出するロック状態との間で第2方向に沿って移動可能に第2スライド部材に保持される第2ロック部材とを有してよい。第2スライド部材がロック位置にあり、かつ第2ロック部材が第2回転部材及び第2保持部材の他方に設けられる第2溝に対向する位置にある場合、第2ロック部材がロック状態を維持して第2溝に嵌ることで第2回転部材の第2保持部材に対する回転をロックしてよい。第2スライド部材がロック位置にあり、かつ第2ロック部材が第2溝に対向する位置にない場合、第2ロック部材が非ロック状態を維持して第2溝に嵌らず第2回転部材の第2保持部材に対する回転をロックしなくてよい。
第2ロック機構は、第2回転部材及び第2保持部材の一方に設けられ、第2方向に沿って第2スライド部材を非ロック位置からロック位置までスライド可能に保持する第2ベース部材をさらに有してよい。第2ロック部材は、第2スライド部材に対して非ロック状態からロック状態まで第2方向に沿って第2弾性部材を介して移動可能に第2スライド部材の第2収容部内に第2弾性部材とともに保持されてよい。第2スライド部材がロック位置にあり、かつ第2ロック部材が第2溝に対向する位置にある場合、第2弾性部材が伸張して第2ロック部材がロック状態を維持し、第2溝に嵌ることで第2回転部材の第2保持部材に対する回転をロックしてよい。第2スライド部材がロック位置にあり、かつ第2ロック部材が第2溝に対向する位置にない場合、第2ロック部材は、第2回転部材及び第2保持部材の他方に接触して第2弾性部材を収縮させ、非ロック状態を維持し、第2回転部材の第2保持部材に対する回転をロックしなくてよい。第2スライド部材が非ロック位置にある場合、第2弾性部材が伸張して第2ロック部材はロック状態を維持しつつ、第2溝に嵌らず第2回転部材の第2保持部材に対する回転をロックしなくてよい。
第2スライド部材は、非ロック位置及びロック位置に移動する場合にクリック感を発生させる第2クリック板を含んでよい。
第2スライド部材は、第2保持部材にスライド可能に設けられてよい。
支持機構は、搭載物を第3軸を中心に回転させる第3回転機構と、第3回転機構の回転をロックする第3ロック機構とをさらに備えてよい。第3回転機構は、搭載物とともに第3回転軸を中心に回転する第3回転部材と、第3回転部材を第3回転軸を中心に回転させる第3駆動源を保持する第3保持部材とを有してよい。第2保持部材は、第3回転部材と一体的に構成されてよい。第3ロック機構は、第3回転部材及び第3保持部材の一方に設けられ、第3回転部材及び第3保持部材の一方から他方に向かう第3方向に沿って非ロック位置からロック位置までスライド可能な第3スライド部材と、非ロック状態と、非ロック状態より第3スライド部材に対して第3方向に突出するロック状態との間で第3方向に沿って移動可能に第3スライド部材に保持される第3ロック部材とを有してよい。第3スライド部材がロック位置にあり、かつ第3ロック部材が第3回転部材及び第3保持部材の他方に設けられる第3溝に対向する位置にある場合、第3ロック部材がロック状態を維持して第3溝に嵌ることで第3回転部材の第3保持部材に対する回転をロックしてよい。第3スライド部材がロック位置にあり、かつ第3ロック部材が第3溝に対向する位置にない場合、第3ロック部材が非ロック状態を維持して第3溝に嵌らず第3回転部材の第3保持部材に対する回転をロックしなくてよい。
第3ロック機構は、第3回転部材及び第3保持部材の一方に設けられ、第3方向に沿って第3スライド部材を非ロック位置からロック位置までスライド可能に保持する第3ベース部材をさらに有してよい。第3ロック部材は、第3スライド部材に対して非ロック状態からロック状態まで第3方向に沿って第3弾性部材を介して移動可能に第3スライド部材の第3収容部内に第3弾性部材とともに保持されてよい。第3スライド部材がロック位置にあり、かつ第3ロック部材が第3溝に対向する位置にある場合、第3弾性部材が伸張して第3ロック部材がロック状態を維持し、第3溝に嵌ることで第3回転部材の第3保持部材に対する回転をロックしてよい。第3スライド部材がロック位置にあり、かつ第3ロック部材が第3溝に対向する位置にない場合、第3ロック部材は、第3回転部材及び第3保持部材の他方に接触して第3弾性部材を収縮させ、非ロック状態を維持し、第3回転部材の第3保持部材に対する回転をロックしなくてよい。第3スライド部材が非ロック位置にある場合、第3弾性部材が伸張して第3ロック部材はロック状態を維持しつつ、第3溝に嵌らず第3回転部材の第3保持部材に対する回転をロックしなくてよい。
第3スライド部材は、非ロック位置及びロック位置に移動する場合にクリック感を発生させる第3クリック板を含んでよい。
第3スライド部材は、第3回転部材に設けられてよい。
本発明の一態様によれば、支持機構の回転をロックするロック機構を小型化できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
撮像システムの外観斜視図である。 撮像システムを下側から見た外観斜視図である。 ロック機構の分解斜視図である。 スライド板がベース部材に対して非ロック位置にある状態で、ロック機構を前面側から見た図である。 スライド板がベース部材に対して非ロック位置にある状態で、ロック機構を背面側から見た図である。 図4Bに示すロック機構のA-A断面図を示す図である。 スライド板がベース部材に対してロック位置にある状態で、ロック機構を前面側から見た図である。 スライド板がベース部材に対してロック位置にある状態で、ロック機構を背面側から見た図である。 図5Bに示すロック機構のA-A断面図を示す図である。 スライド板がベース部材に対してロック位置にある状態で、ロック機構の一側面側から見た図である。 図6Aに示すロック機構のB-B断面を示す図である。 ロック機構のロック部材が嵌るそれぞれの溝を示す図である。 図7Aに示す第3回転部材及び第3保持部材の部分のC-C断面を示す図である。 第3ロック機構の拡大図である。 第2回転部材及び第2保持部材を拡大した図である。 図8Aに示す第2回転部材及び第2保持部材のD-D断面図である。 無人航空機及び遠隔操作装置の外観の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
特許請求の範囲、明細書、図面、及び要約書には、著作権による保護の対象となる事項が含まれる。著作権者は、これらの書類の何人による複製に対しても、特許庁のファイルまたはレコードに表示される通りであれば異議を唱えない。ただし、それ以外の場合、一切の著作権を留保する。
図1は、本実施形態に係る撮像システム10の外観斜視図である。図2は、撮像システム10を下側から見た外観斜視図である。
撮像システム10は、撮像装置100及びジンバル300を備える。撮像装置100は、搭載物の一例である。撮像装置100は、イメージセンサを備える筐体である本体102と、本体102に着脱可能に連結される交換レンズ200とを備える。イメージセンサは、交換レンズ200を介して結像された光学像の画像信号を出力する。ジンバル300は、支持機構の一例である。
ジンバル300は、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル300は、一対の第1腕部301と、第2腕部304と、第3腕部307とを備える。一対の第1腕部301の一端は、本体102の両側面に固定される。一対の第1腕部301の他端には、第1回転部材302が一体的に設けられている。一対の第1回転部材302は、撮像装置100とともにピッチ軸を中心に回転する。一対の第1保持部材303のそれぞれは、第1回転部材302をピッチ軸を中心に回転させる第1モータを内部に保持する。一対の第1保持部材303は、一対の第2腕部304を介して第2回転部材305と一体的に構成されている。一対の第1腕部301が本体102をピッチ軸を中心に回転可能に保持する例について説明するが、1つの第1腕部301が本体102をピッチ軸を中心に回転可能に保持してもよい。
第2回転部材305は、撮像装置100とともにロール軸を中心に回転する。ロール軸は、撮像装置100の光軸と平行な軸でもよいし、撮像装置100の光軸と交差する軸でもよい。第2回転部材305の両側部から一対の第2腕部304が伸びる。一対の第2腕部304のそれぞれの一端は、第2回転部材305に連結している。一対の第2腕部304のうちのそれぞれの他端には、第1保持部材303が一体的に設けられている。
第2保持部材306は、第2回転部材305をロール軸を中心に回転させる第2モータを内部に保持する。第2保持部材306は、第3腕部307を介して第3回転部材308と一体的に構成されている。第3腕部307の一端に、第2保持部材306が一体的に構成され、第3腕部307の他端に、第3回転部材308が一体的に構成されている。
第3回転部材308は、撮像装置100とともにヨー軸を中心に回転する。第3保持部材309は、第3回転部材308をヨー軸を中心に回転させる第3モータを内部に保持する。
ジンバル300は、ピッチ軸、ロール軸、及びヨー軸のそれぞれを中心に、撮像装置100が回転することをロックする第1ロック機構400A、第2ロック機構400B、及び第3ロック機構400Cをさらに備える。第1ロック機構400A、第2ロック機構400B、及び第3ロック機構400Cは、ロック機構400と総称される場合がある。ロック機構400が撮像装置100がジンバル300に対して予め定められた姿勢を維持するようにジンバル300の回転機構をロックする。これにより、撮像装置100がジンバル300に対して予め定められた姿勢を維持した状態で、撮像システム10を予め定められた箱に容易に収めることができる。
第1ロック機構400Aは、第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックする。第2ロック機構400Bは、第2回転部材305の第2保持部材306に対する回転をロックする。第3ロック機構400Cは、第3回転部材308の第3保持部材309に対する回転をロックする。
第1ロック機構400Aは、第1保持部材303の外周側面に設けられる。第2ロック機構400Bは、第2保持部材306の外周側面に設けられる。第3ロック機構400Cは、第3回転部材308の外周側面に設けられる。なお、第1ロック機構400Aは、第1回転部材302の外周側面に設けられてもよい。第2ロック機構400Bは、第2回転部材305の外周側面に設けられてもよい。第3ロック機構400Cは、第3保持部材309の外周側面に設けられてもよい。
図3は、ロック機構400の分解斜視図である。ロック機構400は、ベース部材401、スライドシート412、スライド板410、固定ネジ414、ロックベース420、クリック板422、固定ネジ424、バネ426、及びロック部材428を有する。
ベース部材401は、ジンバル300の回転機構の外周側面に固定される。ベース部材401は、前面に凹部402を有する。凹部402は、貫通孔404を有する。スライド板410は、凹部402内に、スライドシート412を介して配置される。
クリック板422は、固定ネジ424を介してロックベース420に固定される。クリック板422は、板ベース425と、板ベース425の一端の一側部から、板ベース425の他端に向かって延びる板バネ423とを有する。
ロックベース420は、ベース部材401の背面に長手方向にスライド可能に収容される。ロックベース420は、収容部421を有し、収容部421内にバネ426及びロック部材428を収容する。ロック部材428は、ロックベース420に対して長手方向に移動可能に収容部421内に収容される。ロック部材428は、非ロック状態と、非ロック状態よりロックベース420に対して長手方向に突出するロック状態との間で長手方向に沿って移動可能にロックベース420に保持される。ロック部材428は、ロックベース420に対して非ロック状態からロック状態まで第1方向に沿ってバネ426を介して移動可能に収容部421内にバネ426とともに保持される。
ベース部材401は、スライド板410とロックベース420との間に設けられる。スライド板410は、スライドシート412、ベース部材401、及びクリック板422を介して固定ネジ414で、ロックベース420に固定される。スライド板410は、操作レバーとして機能する。スライド板410は、ユーザが指などで操作されることで、ベース部材401に対して長手方向にスライドする。スライド板410、及びロックベース420は、スライド部材を構成する。スライド板410がベース部材401に対してスライドすると、ロックベース420は、スライド板410と一体的にスライドする。
ベース部材401は、側面に、溝406、及び溝407を有する。クリック板422がスライド板410及びロックベース420とともにスライドするときに、板バネ423の突出部分が溝406または溝407に嵌る。これにより、クリック感が生じる。スライド板410がベース部材401に対して非ロック位置にあるとき、板バネ423の突出部分は、溝406に嵌る。一方、スライド板410がベース部材401に対してロック位置にあるとき、板バネ423の突出部分は、溝407に嵌る。
図4A及び図5Aは、ロック機構400を前面側から見た図である。図4B及び図5Bは、ロック機構400を背面側から見た図である。図4Cは、図4Bに示すロック機構400のA-A断面図を示す。図5Cは、図5Bに示すロック機構400のA-A断面図を示す。
図4A、図4B、及び図4Cは、スライド板410が、ベース部材401に対して非ロック位置にある状態を示す。図5A、図5B、及び図5Cは、スライド板410が、ベース部材401に対してロック位置にある状態を示す。スライド板410が非ロック位置にある場合、ロック機構400は、回転機構をロックできない状態である。スライド板410がロック位置にある場合、ロック機構400は、回転機構をロックできる状態である。
スライド板410が、ベース部材401に対して非ロック位置にある場合、ロック部材428は、ロックベース420の収容部421内に収まり、ロックベース420の一端から突出していない。一方、ベース部材401が、ベース部材401に対してロック位置にある場合、ロック部材428の進行方向に障害物がなければ、ロック部材428の一部は、ロックベース420の一端から突出する。
図6Aは、ロック機構400の一側面側から見た図である。図6Bは、図6Aに示すロック機構400のB-B断面図を示す。図6A及び図6Bは、スライド板410がベース部材401に対してロック位置にある状態を示す。図6Aに示すように、板バネ423の突出部分は、溝407に嵌った状態である。そして、スライド板410がベース部材401に対してロック位置にあるとき、ロック部材428の一部は、ロックベース420の一端から突出し、ロック状態になる。ロック部材428及びバネ426は、ロックベース420の収容部421内に収容される。ロック部材428は、バネ426から長手方向に沿った矢印450で示す方向への力を受けて、ロックベース420の一端から突出したロック状態を維持する。ロック部材428は、バネ426からの力より大きい矢印450と反対の力を受けると、ロック部材428は、バネ426を収縮させて、収容部421内に移動し、ロック状態から非ロック状態になる。
ロック部材428は、収容部421内にスライド可能に嵌る基部429と、基部429より幅が狭い爪部430とを有する。基部429の幅は、収容部421の開口の幅より広い。したがって、ロック部材428は、バネ426からの力を受けても、基部429が収容部421の開口の縁に当接して、収容部421からは抜けない。
図7Aは、ロック機構400のロック部材428が嵌るそれぞれの溝440を示す。第1ロック機構400Aは、第1保持部材303に設けられる。第1保持部材303に対向して配置される第1回転部材302の外周面の縁に、第1溝440Aが設けられる。複数の第1溝440Aが、第1回転部材302の外周面の縁に沿って設けられてよい。
第1スライド板410Aが第1ベース部材401Aに対してロック位置にあり、かつ第1ロック部材428Aが第1溝440Aに対向する位置にある場合、第1ロック部材428Aがロック状態を維持して第1溝440Aに嵌ることで第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックする。
第1スライド板410Aが第1ベース部材401Aに対してロック位置にあり、かつ第1ロック部材428Aが、第1溝440Aに対向する位置にある場合、第1バネ426Aが伸張して第1ロック部材428Aを第1保持部材303から第1回転部材302に向かう第1方向に沿って第1溝440Aに向かって移動させ、第1ロック部材428Aの第1爪部430Aが第1収容部421Aから突出して第1溝440Aに嵌る。これにより、第1ロック部材428Aが、第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックする。
第1スライド板410Aが第1ベース部材401Aに対してロック位置にあり、かつ第1ロック部材428Aが第1溝440Aに対向する位置にない場合、第1ロック部材428Aが非ロック状態を維持して第1溝440Aに嵌らず第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックしない。
第1スライド板410Aがロック位置にあり、かつ第1ロック部材428Aが第1溝440Aに対向する位置にない場合、第1ロック部材428Aは、第1回転部材302の縁に接触して第1バネ426Aを収縮させ、第1収容部421A内に収容された非ロック状態を維持する。よって、この状態では、第1ロック部材428Aは、第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックしない。
第1スライド板410Aが非ロック位置にある場合、第1バネ426Aが伸張して第1ロック部材428Aはロック状態を維持しつつ、第1溝440Aに嵌らず第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックしない。
第1スライド板410Aが非ロック位置にある場合、第1バネ426が伸張して第1ロック部材428Aは第1収容部421Aから突出したロック状態を維持しつつ、第1ロック部材428Aは、第1回転部材302の第1保持部材303に対する回転をロックしない。
第2ロック機構400Bは、第2保持部材306に設けられる。第2保持部材306に対向して配置される第2回転部材305の外周面の縁に、第2溝440Bが設けられる。複数の第2溝440Bが、第2回転部材305の外周面の縁に沿って設けられてよい。
第2スライド板410Bが第2ベース部材401Bに対してロック位置にあり、かつ第2ロック部材428Bが第2溝440Bに対向する位置にある場合、第2ロック部材428Bがロック状態を維持して第2溝440Bに嵌ることで第2回転部材305の第2保持部材306に対する回転をロックする。
第2スライド板410Bが第2ベース部材401Bに対してロック位置にあり、かつ第2ロック部材428Bが、第2溝440Bに対向する位置にある場合、第2バネ426Bが伸張して、第2ロック部材428Bを第2保持部材306から第2回転部材305に向かう第2方向に沿って第2溝440Bに向かって移動させ、第2ロック部材428Bの第2爪部430Bが第2収容部421Bから突出して第2溝440Bに嵌る。これにより、第2ロック部材428Bが、第2回転部材305の第2保持部材306に対する回転をロックする。
第2スライド板410Bが第2ベース部材401Bに対してロック位置にあり、かつ第2ロック部材428Bが第2溝440Bに対向する位置にない場合、第2ロック部材428Bが非ロック状態を維持して第2溝440Bに嵌らず第2回転部材305の第2保持部材306に対する回転をロックしない。
第2スライド板410Bがロック位置にあり、かつ第2ロック部材428Bが第2溝440Bに対向する位置にない場合、第2爪部430Bは、第2回転部材305の縁に接触して第2バネ426Bを収縮させ、第2収容部421B内に収容された非ロック状態を維持する。よって、この状態では、第2ロック部材428Bは、第2回転部材305の第2保持部材306に対する回転をロックしない。
第2スライド板410Bが非ロック位置にある場合、第2バネ426Aが伸張して第2ロック部材428Bはロック状態を維持しつつ、第2溝440Bに嵌らず第2回転部材305の第2保持部材306に対する回転をロックしない。
第2スライド板410Bが非ロック位置にある場合、第2バネ426が伸張して第2爪部430Bは第2収容部421Bから突出したロック状態を維持しつつ、第2ロック部材428Bは、第2回転部材305の第2保持部材306に対する回転をロックしない。
第3ロック機構400Cは、第3回転部材308に設けられる。第3回転部材308に対向して配置される第3保持部材309の外周面の縁に、第3溝440Cが設けられる。複数の第3溝440Cが、第3保持部材309の外周面の縁に沿って設けられてよい。
第3スライド板410Cが第3ベース部材401Cに対してロック位置にあり、かつ第3ロック部材428Cが第3溝440Cに対向する位置にある場合、第3ロック部材428Cがロック状態を維持して第3溝440Cに嵌ることで第3回転部材308の第3保持部材309に対する回転をロックする。
第3スライド板410Cが第3ベース部材401Cに対してロック位置にあり、かつ第3ロック部材428Cが、第3溝440Cに対向する位置にある場合、第3バネ426Cが伸張して第3ロック部材428Cを第3回転部材308から第3保持部材309に向かう第3方向に沿って第3溝440Cに向かって移動させ、第3ロック部材428Cの第3爪部430Cが第3収容部421Cから突出して第3溝440Cに嵌る。これにより、第3ロック部材428Cが、第3回転部材308の第3保持部材309に対する回転をロックする。
第3スライド板410Cが第3ベース部材401Cに対してロック位置にあり、かつ第3ロック部材428Cが第3溝440Cに対向する位置にない場合、第3ロック部材428Cが非ロック状態を維持して第3溝440Cに嵌らず第3回転部材308の第3保持部材309に対する回転をロックしない。
第3スライド板410Cがロック位置にあり、かつ第3ロック部材428Cが第3溝440Cに対向する位置にない場合、第3爪部430Cは、第3保持部材309の縁に接触して第3バネ426Cを収縮させ、第3収容部421C内に収容された非ロック状態を維持する。よって、この状態では、第3ロック部材428Cは、第3回転部材308の第3保持部材309に対する回転をロックしない。
第3スライド板410Cが非ロック位置にある場合、第3バネ426Cが伸張して第3ロック部材428Cはロック状態を維持しつつ、第3溝440Cに嵌らず第3回転部材308の第3保持部材309に対する回転をロックしない。
第3スライド板410Cが非ロック位置にある場合、第3バネ426が伸張して第3爪部430Cは第3収容部421Cから突出したロック状態を維持しつつ、第3ロック部材428Cは、第3回転部材308の第3保持部材309に対する回転をロックしない。
図7Bは、図7Aに示す第3回転部材308及び第3保持部材309の部分のC-C断面図を示す。第3保持部材309は、第3回転部材308をヨー軸を中心に回転させる駆動源となる第3モータ350Cを収容する。
図7Cは、図7Bに示す点線700で囲む第3ロック機構400Cの拡大図である。図7Cでは、第3スライド板410Cがロック位置にある。しかし、第3爪部430Cが第3溝440Cに対向する位置にない。したがって、第3爪部430Cは、第3保持部材309の縁で接触して、移動を妨げられ、第3バネ426Cを収縮させて、第3収容部421C内に収まる。これにより、第3ロック部材428Cは非ロック状態を維持する。
図8Aは、第2回転部材305及び第2保持部材306を拡大した図である。図8Bは、図8Aに示す第2回転部材305及び第2保持部材306のD-D断面図である。第2保持部材306は、内部に第2回転部材305をロール軸を中心に回転させる駆動源となる第2モータ350Bを収容する。図8A及び図8Bでは、スライド板410Bは、ロック位置にあり、第2爪部430Bが第2溝440Bに嵌り、第2ロック部材428Bは、第2回転部材305の第2保持部材306に対する回転をロックしている。
以上のようなロック機構400の構成により、ロック機構400を小型化できる。したがって、狭いスペースにロック機構400を配置できる。ロック機構400によれば、モータ等が収容された保持部材の外周面にも、配置できる。しかも、ロック機構400を配置するスペースを確保するために、ロック機構400が設けられる部材の大型化を抑制できる。
また、回転部材と保持部材との位置関係によらず、スライド板を非ロック位置からロック位置にスライドできる。そして、スライド板をロック位置に移動させた後、回転部材を保持部材に対してロック位置まで回転させることで、回転部材を保持部材に対してロックできる。
上記のような撮像システム10は、移動体に搭載されてもよい。撮像システム10は、図9に示すような、無人航空機(UAV)に搭載されてもよい。UAV1000は、UAV本体20、ジンバル300、複数の撮像装置60、及び撮像装置100を備えてよい。ジンバル300、及び撮像装置100は、撮像システム10の一例である。UAV1000は、推進部により推進される移動体の一例である。移動体とは、UAVの他、空中を移動する他の航空機などの飛行体、地上を移動する車両、水上を移動する船舶等を含む概念である。
UAV本体20は、複数の回転翼を備える。複数の回転翼は、推進部の一例である。UAV本体20は、複数の回転翼の回転を制御することでUAV1000を飛行させる。UAV本体20は、例えば、4つの回転翼を用いてUAV1000を飛行させる。回転翼の数は、4つには限定されない。また、UAV1000は、回転翼を有さない固定翼機でもよい。
撮像装置100は、所望の撮像範囲に含まれる被写体を撮像する撮像用のカメラである。ジンバル300は、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル300は、支持機構の一例である。例えば、ジンバル300は、撮像装置100を、アクチュエータを用いてピッチ軸で回転可能に支持する。ジンバル300は、撮像装置100を、アクチュエータを用いて更にロール軸及びヨー軸のそれぞれを中心に回転可能に支持する。ジンバル300は、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸の少なくとも1つを中心に撮像装置100を回転させることで、撮像装置100の姿勢を変更してよい。
複数の撮像装置60は、UAV1000の飛行を制御するためにUAV1000の周囲を撮像するセンシング用のカメラである。2つの撮像装置60が、UAV1000の機首である正面に設けられてよい。更に他の2つの撮像装置60が、UAV1000の底面に設けられてよい。正面側の2つの撮像装置60はペアとなり、いわゆるステレオカメラとして機能してよい。底面側の2つの撮像装置60もペアとなり、ステレオカメラとして機能してよい。複数の撮像装置60により撮像された画像に基づいて、UAV1000の周囲の3次元空間データが生成されてよい。UAV1000が備える撮像装置60の数は4つには限定されない。UAV1000は、少なくとも1つの撮像装置60を備えていればよい。UAV1000は、UAV1000の機首、機尾、側面、底面、及び天井面のそれぞれに少なくとも1つの撮像装置60を備えてもよい。撮像装置60で設定できる画角は、撮像装置100で設定できる画角より広くてよい。撮像装置60は、単焦点レンズまたは魚眼レンズを有してもよい。
遠隔操作装置600は、UAV1000と通信して、UAV1000を遠隔操作する。遠隔操作装置600は、UAV1000と無線で通信してよい。遠隔操作装置600は、UAV1000に上昇、下降、加速、減速、前進、後進、回転などのUAV1000の移動に関する各種命令を示す指示情報を送信する。指示情報は、例えば、UAV1000の高度を上昇させる指示情報を含む。指示情報は、UAV1000が位置すべき高度を示してよい。UAV1000は、遠隔操作装置600から受信した指示情報により示される高度に位置するように移動する。指示情報は、UAV1000を上昇させる上昇命令を含んでよい。UAV1000は、上昇命令を受け付けている間、上昇する。UAV1000は、上昇命令を受け付けても、UAV1000の高度が上限高度に達している場合には、上昇を制限してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 撮像システム
100 撮像装置
102 本体
200 交換レンズ
300 ジンバル
301 第1腕部
302 第1回転部材
303 第1保持部材
304 第2腕部
305 第2回転部材
306 第2保持部材
307 第3腕部
308 第3回転部材
309 第3保持部材
350B 第2モータ
350C 第3モータ
400 ロック機構
400A ロック機構
440A 第1溝
400B 第2ロック機構
440B 第2溝
400C 第3ロック機構
400C 第3溝
401 ベース部材
401A 第1ベース部材
401B 第2ベース部材
401C 第3ベース部材
402 凹部
404 貫通孔
406 溝
407 溝
410 スライド板
410A 第1スライド板
410B 第2スライド板
410C 第3スライド板
412 スライドシート
414 固定ネジ
420 ロックベース
421 収容部
421A 第1収容部
421B 第2収容部
421C 第3収容部
422 クリック板
423 板バネ
424 固定ネジ
425 板ベース
426 バネ
426A 第1バネ
426B 第2バネ
426C 第3バネ
428 ロック部材
428A 第1ロック部材
428B 第2ロック部材
428C 第3ロック部材
429 基部
430 爪部
430A 第1爪部
430B 第2爪部
430C 第2爪部
440 溝
440A 第1溝
440B 第2溝
440C 第3溝
600 遠隔操作装置
1000 UAV
20 UAV本体
60 撮像装置

Claims (13)

  1. 搭載物を回転可能に支持する支持機構であって、
    前記搭載物を第1軸を中心に回転させる第1回転機構と、
    前記第1回転機構の回転をロックする第1ロック機構と
    を備え、
    前記第1回転機構は、前記搭載物とともに第1回転軸を中心に回転する第1回転部材と、前記第1回転部材を前記第1回転軸を中心に回転させる第1駆動源を保持する第1保持部材とを有し、
    前記第1ロック機構は、
    前記第1回転部材及び前記第1保持部材の一方に設けられ、前記第1回転部材及び前記第1保持部材の前記一方から他方に向かう第1方向に沿って非ロック位置からロック位置までスライド可能な第1スライド部材と、
    非ロック状態と、前記非ロック状態より前記第1スライド部材に対して前記第1方向に突出するロック状態との間で前記第1方向に沿って移動可能に前記第1スライド部材に保持される第1ロック部材と
    を有し、
    前記第1スライド部材が前記ロック位置にあり、かつ前記第1ロック部材が前記第1回転部材及び前記第1保持部材の前記他方に設けられる第1溝に対向する位置にある場合、前記第1ロック部材がロック状態を維持して前記第1溝に嵌ることで前記第1回転部材の前記第1保持部材に対する回転をロックし、
    前記第1スライド部材が前記ロック位置にあり、かつ前記第1ロック部材が前記第1溝に対向する位置にない場合、前記第1ロック部材が非ロック状態を維持して前記第1溝に嵌らず前記第1回転部材の前記第1保持部材に対する回転をロックしない、支持機構。
  2. 前記第1ロック機構は、
    前記第1回転部材及び前記第1保持部材の前記一方に設けられ、前記第1方向に沿って前記第1スライド部材を非ロック位置からロック位置までスライド可能に保持する第1ベース部材をさらに有し、
    前記第1ロック部材は、前記第1スライド部材に対して非ロック状態からロック状態まで前記第1方向に沿って第1弾性部材を介して移動可能に前記第1スライド部材の第1収容部内に前記第1弾性部材とともに保持され、
    前記第1スライド部材がロック位置にあり、かつ前記第1ロック部材が前記第1溝に対向する位置にある場合、前記第1弾性部材が伸張して前記第1ロック部材がロック状態を維持し、前記第1溝に嵌ることで前記第1回転部材の前記第1保持部材に対する回転をロックし、
    前記第1スライド部材がロック位置にあり、かつ前記第1ロック部材が前記第1溝に対向する位置にない場合、前記第1ロック部材は、前記第1回転部材及び前記第1保持部材の前記他方に接触して前記第1弾性部材を収縮させ、非ロック状態を維持し、前記第1回転部材の前記第1保持部材に対する回転をロックせず、
    前記第1スライド部材が非ロック位置にある場合、前記第1弾性部材が伸張して前記第1ロック部材はロック状態を維持しつつ、前記第1溝に嵌らず前記第1回転部材の前記第1保持部材に対する回転をロックしない、請求項1に記載の支持機構。
  3. 前記第1スライド部材は、非ロック位置及びロック位置に移動する場合にクリック感を発生させる第1クリック板を含む、請求項1に記載の支持機構。
  4. 前記第1スライド部材は、前記第1保持部材にスライド可能に設けられる、請求項1に記載の支持機構。
  5. 前記第1回転部材は、前記搭載物に固定される、請求項4に記載の支持機構。
  6. 前記搭載物を第2軸を中心に回転させる第2回転機構と、
    前記第2回転機構の回転をロックする第2ロック機構と
    をさらに備え、
    前記第2回転機構は、前記搭載物とともに第2回転軸を中心に回転する第2回転部材と、前記第2回転部材を前記第2回転軸を中心に回転させる第2駆動源を保持する第2保持部材とを有し、
    前記第1保持部材は、前記第2回転部材と一体的に構成され、
    前記第2ロック機構は、
    前記第2回転部材及び前記第2保持部材の一方に設けられ、前記第2回転部材及び前記第2保持部材の前記一方から他方に向かう第2方向に沿って非ロック位置からロック位置までスライド可能な第2スライド部材と、
    非ロック状態と、前記非ロック状態より前記第2スライド部材に対して前記第2方向に突出するロック状態との間で前記第2方向に沿って移動可能に前記第2スライド部材に保持される第2ロック部材と
    を有し、
    前記第2スライド部材が前記ロック位置にあり、かつ前記第2ロック部材が前記第2回転部材及び前記第2保持部材の前記他方に設けられる第2溝に対向する位置にある場合、前記第2ロック部材がロック状態を維持して前記第2溝に嵌ることで前記第2回転部材の前記第2保持部材に対する回転をロックし、
    前記第2スライド部材が前記ロック位置にあり、かつ前記第2ロック部材が前記第2溝に対向する位置にない場合、前記第2ロック部材が非ロック状態を維持して前記第2溝に嵌らず前記第2回転部材の前記第2保持部材に対する回転をロックしない、請求項5に記載の支持機構。
  7. 前記第2ロック機構は、
    前記第2回転部材及び前記第2保持部材の前記一方に設けられ、前記第2方向に沿って前記第2スライド部材を非ロック位置からロック位置までスライド可能に保持する第2ベース部材をさらに有し、
    前記第2ロック部材は、前記第2スライド部材に対して非ロック状態からロック状態まで前記第2方向に沿って第2弾性部材を介して移動可能に前記第2スライド部材の第2収容部内に前記第2弾性部材とともに保持され、
    前記第2スライド部材がロック位置にあり、かつ前記第2ロック部材が前記第2溝に対向する位置にある場合、前記第2弾性部材が伸張して前記第2ロック部材がロック状態を維持し、前記第2溝に嵌ることで前記第2回転部材の前記第2保持部材に対する回転をロックし、
    前記第2スライド部材がロック位置にあり、かつ前記第2ロック部材が前記第2溝に対向する位置にない場合、前記第2ロック部材は、前記第2回転部材及び前記第2保持部材の前記他方に接触して前記第2弾性部材を収縮させ、非ロック状態を維持し、前記第2回転部材の前記第2保持部材に対する回転をロックせず、
    前記第2スライド部材が非ロック位置にある場合、前記第2弾性部材が伸張して前記第2ロック部材はロック状態を維持しつつ、前記第2溝に嵌らず前記第2回転部材の前記第2保持部材に対する回転をロックしない、請求項6に記載の支持機構。
  8. 前記第2スライド部材は、非ロック位置及びロック位置に移動する場合にクリック感を発生させる第2クリック板を含む、請求項6に記載の支持機構。
  9. 前記第2スライド部材は、前記第2保持部材にスライド可能に設けられる、請求項6に記載の支持機構。
  10. 前記搭載物を第3軸を中心に回転させる第3回転機構と、
    前記第3回転機構の回転をロックする第3ロック機構と
    をさらに備え、
    前記第3回転機構は、前記搭載物とともに第3回転軸を中心に回転する第3回転部材と、前記第3回転部材を前記第3回転軸を中心に回転させる第3駆動源を保持する第3保持部材とを有し、
    前記第2保持部材は、前記第3回転部材と一体的に構成され、
    前記第3ロック機構は、
    前記第3回転部材及び前記第3保持部材の一方に設けられ、前記第3回転部材及び前記第3保持部材の前記一方から他方に向かう第3方向に沿って非ロック位置からロック位置までスライド可能な第3スライド部材と、
    非ロック状態と、前記非ロック状態より前記第3スライド部材に対して前記第3方向に突出するロック状態との間で前記第3方向に沿って移動可能に前記第3スライド部材に保持される第3ロック部材と
    を有し、
    前記第3スライド部材が前記ロック位置にあり、かつ前記第3ロック部材が前記第3回転部材及び前記第3保持部材の前記他方に設けられる第3溝に対向する位置にある場合、前記第3ロック部材がロック状態を維持して前記第3溝に嵌ることで前記第3回転部材の前記第3保持部材に対する回転をロックし、
    前記第3スライド部材が前記ロック位置にあり、かつ前記第3ロック部材が前記第3溝に対向する位置にない場合、前記第3ロック部材が非ロック状態を維持して前記第3溝に嵌らず前記第3回転部材の前記第3保持部材に対する回転をロックしない、請求項7に記載の支持機構。
  11. 前記第3ロック機構は、
    前記第3回転部材及び前記第3保持部材の前記一方に設けられ、前記第3方向に沿って前記第3スライド部材を非ロック位置からロック位置までスライド可能に保持する第3ベース部材をさらに有し、
    前記第3ロック部材は、前記第3スライド部材に対して非ロック状態からロック状態まで前記第3方向に沿って第3弾性部材を介して移動可能に前記第3スライド部材の第3収容部内に前記第3弾性部材とともに保持され、
    前記第3スライド部材がロック位置にあり、かつ前記第3ロック部材が前記第3溝に対向する位置にある場合、前記第3弾性部材が伸張して前記第3ロック部材がロック状態を維持し、前記第3溝に嵌ることで前記第3回転部材の前記第3保持部材に対する回転をロックし、
    前記第3スライド部材がロック位置にあり、かつ前記第3ロック部材が前記第3溝に対向する位置にない場合、前記第3ロック部材は、前記第3回転部材及び前記第3保持部材の前記他方に接触して前記第3弾性部材を収縮させ、非ロック状態を維持し、前記第3回転部材の前記第3保持部材に対する回転をロックせず、
    前記第3スライド部材が非ロック位置にある場合、前記第3弾性部材が伸張して前記第3ロック部材はロック状態を維持しつつ、前記第3溝に嵌らず前記第3回転部材の前記第3保持部材に対する回転をロックしない、請求項10に記載の支持機構。
  12. 前記第3スライド部材は、非ロック位置及びロック位置に移動する場合にクリック感を発生させる第3クリック板を含む、請求項10に記載の支持機構。
  13. 前記第3スライド部材は、前記第3回転部材に設けられる、請求項10に記載の支持機構。
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