JP2022064318A - ディスク側面とディスク外周面とのオフセット制動によるブレーキシステム - Google Patents

ディスク側面とディスク外周面とのオフセット制動によるブレーキシステム Download PDF

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Abstract

【課題】制動後期の不利になる衝撃を軽減するか又は回避し、側面ブレーキパッドの戻りと期待される制動応答効果を効果的に確保できるディスク側面とディスク外周面とのオフセット制動によるブレーキシステムを提供すること。【解決手段】ブレーキシステムは、電子制御装置と、ブレーキと、ブレーキオイル回路と、油戻りラインとを備え、ブレーキはブレーキキャリパーと、ディスク外周面駆動シリンダーと、ディスク側面駆動シリンダーとを備え、ディスク側面駆動シリンダー内に第1ピストン、第2ピストン、圧力パワー室及び圧力緩衝室を有し、第2ピストンと第1ピストンとの間に牽引緩衝組立体が設けられる。第2ピストンに制御棒が設けられ、制御棒にレシプロモーターに駆動され、設定された可動範囲内で往復運動する調整ブロックと嵌合する制御ブロックが設けられ、調整ブロックに緩衝ばねが固結され、ディスク側面の油圧パイプに圧力センサーが設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキシステムの技術分野に関し、特に、ディスク側面とディスク外周面とのオフセット制動を有するブレーキシステムに関する。
従来のブレーキシステムは、ブレーキペダルと、ブレーキマスターシリンダーと、ポンプと、ブレーキと、ブレーキラインと、油戻りラインと、2つの弁及び弁を制御するための電子制御装置とを備える。ここで、確実な力フィードバックを有するブレーキストローク量を得るため、ブレーキマスターシリンダーは、ブレーキペダルと連動し、ブレーキがハブに取り付けられ、ハブ上の油圧シリンダーを介して摩擦ブロックを駆動させてハブ上のブレーキディスクに圧力をかけてブレーキをかけるため、油圧シリンダーに供給される油圧作動油の圧力が高いほど、ブレーキディスクに対する摩擦ブロックの制動力も益々大きくなる。
ブレーキ上の油圧シリンダーの油圧作動油の圧力は、上記ブレーキラインを介してポンプによって供給し、ポンプがブレーキペダルのストロークの増加に応じてブレーキラインを経由してブレーキ上の油圧シリンダーに流入される油圧作動油の圧力を増大させることで、ハブのブレーキディスクに対する制動力を増大させる。油戻りラインは、ブレーキペダルの戻り時(ブレーキペダルの戻りは、ハブへの制動解除のために用いられる)、ブレーキの油圧シリンダー内の油圧作動油を減圧させる(例えば油圧タンクに還流させる)。2つの弁の一方は、ブレーキラインに取り付けられ、もう一方のバルブが油戻りラインに取り付けられ、電子制御装置が2つの弁の開閉を制御するために用いられ、制御タイミングとしてはドライバーがブレーキペダルを踏んでブレーキをかけようとした時、電子制御装置がブレーキラインに取り付けられた弁を開くよう制御して、油戻りラインに取り付けられた弁を閉じらせて、ブレーキ上の油圧シリンダー内の油圧作動油の圧力を増大させることで、ブレーキをかけ、ドライバーがブレーキペダルを緩めてブレーキペダルが戻ることでブレーキを解除しようとした時、電子制御装置が油戻りラインに取り付けられた弁を閉じるよう制御することで、油圧シリンダー内の油圧作動油を減圧させる。
特許文献1では、「ブレーキキャリパーと、ブレーキディスクと、ブレーキモジュールとを備えた新型ブレーキシステムであって、前記ブレーキキャリパーは円弧状の空洞構造を有し、前記ブレーキモジュールは第1ブレーキ組立体と、第2ブレーキ組立体とを備え、前記第1ブレーキ組立体及び第2ブレーキ組立体が前記ブレーキキャリパーの空洞構造内に配置され、前記第1ブレーキ組立体が前記ブレーキディスクのディスク側面を制動するために用いられ、前記第2ブレーキ組立体が前記ブレーキディスクのディスク外周面を制動するために用いられる。ブレーキディスクのディスク側面とブレーキディスクのディスク外周面の制動を介して同調制動及びオフセット制動を実施することができ、同調制動は、緊急事態での交通事故の発生を防止できる。」と開示されている。
しかしながら、ポンプは、ブレーキライン内の圧力を上がらせ続ける過程で、自体の運転特性により油圧作動油に圧力パルスを生じさせることが不可避で、このような圧力パルスは圧力の上がりの後期での変動が特に顕著となり、この時ブレーキの油圧シリンダーがブレーキパッドを介してブレーキディスクと強く接触し、ブレーキパッドが上記圧力パルスに応答してブレーキに大きな衝撃を与えることから、制動に不利となっていた。
かつ、車両等の構造に対するブレーキ操作は、安定性を保証すると共に感度も非常に重要であることを考慮するため、ブレーキパッドの戻りを容易にする復帰部材を設ける必要があり、従来の側面ブレーキパッドは、一般的に弾性部材の弾性復元力により摩擦ライニングの戻りを制御し、このような復帰構造は正常に戻らない場合があり、ブレーキパッドがブレーキ解除後もブレーキディスクと摩擦接触しており、不必要なエネルギー消費が増えるだけでなく、ブレーキパッドの摩耗が深刻になり、寿命が縮む原因となる。
なお、ブレーキパッドが摩耗された後、ブレーキパッドとブレーキディスクとの間のクリアランスが大きくなるため、ブレーキパッドとブレーキディスクに制動力を生じさせるようにブレーキの初期段階でより長いブレーキストロークが必要になり、ブレーキの応答が悪くなり、最大制動圧力も影響を受ける。
これ故、上記技術的な欠陥を解決できるブレーキシステムを研究開発する必要がある。
中国公開特許番号第CN106151319A号
本発明は、従来技術の不足に鑑み、制動後期の不利になる衝撃を軽減するか又は回避し、側面ブレーキパッドの戻りと期待される制動応答効果を効果的に確保できるディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステムを提供することを、その技術的課題とするものである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために以下のような技術的手段を講じた。
ディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステムであって、電子制御装置と、ブレーキと、ブレーキと各々接続するブレーキオイル回路と、油戻りラインとを備え、前記ブレーキオイル回路に吸油弁及びブレーキポンプが設けられ、油戻りラインに油戻りバブルが設けられ;
前記ブレーキは、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに設けられたディスク外周面のブレーキ組立体及びディスク側面のブレーキ組立体とを備え、前記ディスク外周面のブレーキ組立体の構成が外周面駆動シリンダー(そのほか、摩擦材、シームもある)を備え、前記ディスク外周面のブレーキ組立体の構成がディスク側面駆動シリンダー(そのほか、摩擦材、シームもある)を備え、前記ディスク側面駆動シリンダー内に第1ピストン及び第2ピストンが摺動自在に密封設置され、前記第1ピストンとディスク側面駆動シリンダーの第1端部内壁との間に復帰ばねが設けられ、前記第2ピストンとディスク側面駆動シリンダーの第2端部との間に圧力パワー室が設けられ、前記第2ピストンと第1ピストンとの間に圧力緩衝室及び牽引緩衝組立体が設けられ;
前記第2ピストンの第1ピストンから離れた側に制御棒が固設され、前記制御棒の他端がディスク側面駆動シリンダーの第2端部を挿通し、制御棒の他端に制御ブロックが設けられ、前記ディスク側面駆動シリンダーの第2端部の外部に電子制御装置と電気的に接続されるレシプロモーターが取り付けられ、前記レシプロモーターの出力側にねじ棒が連結され、ねじ棒の上ねじ部に調整ブロックが取り付けられ、前記制御棒は調整ブロックを挿通し、前記調整ブロックの制御ブロックに面する側に緩衝ばねが固結され、前記緩衝ばねの弾性係数が復帰ばねの弾性係数より大きく、緩衝ばねの圧縮量が牽引ブロックの緩衝室における最大ストロークより大きく、初期状態での緩衝ばねと制御ブロックとの間に残された隙間は、予め設定された油圧下での第1ピストンのブレーキストロークであり;
前記ブレーキオイル回路は、ブレーキ主回路と、ディスク外周面駆動シリンダーとブレーキ主回路とを接続するディスク外周面の油圧パイプと、ディスク側面駆動シリンダーとブレーキ主回路とを接続するディスク側面の油圧パイプとを備え、ディスク外周面の油圧パイプに電子制御装置と電気的に接続されるディスク外周面のブレーキバルブが設けられ、ディスク側面の油圧パイプのオイルポートに近い位置に圧力センサーが設けられ、前記ディスク外周面駆動シリンダーの油戻り口は、油圧戻りパイプを介して油戻りラインに連通され;
前記圧力緩衝室の側壁には、ディスク外周面の油圧調節パイプに連設され、前記ディスク外周面の油圧調節パイプの他端がディスク外周面駆動シリンダーに連通し、ディスク外周面の油圧調節パイプに電子制御装置と電気的に接続される電気制御逆止弁が設けられ、前記第2ピストンに圧力パワー室と圧力緩衝室を連通する圧力室間の連結パイプが設けられ、前記圧力室間の連結パイプ内に電子制御装置と電気的に接続される電気制御弁が設けられ、前記制御棒内に軸方向に貫通する配線穴が設けられ、前記電気制御弁の制御線は配線穴に通して電子制御装置と電気的に接続される。
好ましくは、前記牽引緩衝組立体は、第1ピストンの第2ピストンに近い側面に固設されたロッドカバーと、第2ピストンの第1ピストンに近い側面に固設された押しロッドとを備え、前記ロッドカバー内に緩衝スペースを有する緩衝室が設けられ、緩衝室の一端が開放し、前記押しロッドの他端が緩衝室の開放端を通って緩衝室内に延在し、この端に緩衝室に滑合する牽引ブロックが設けられる。
好ましくは、前記制御棒とディスク側面駆動シリンダーとの間は、スライドシールによって連結されている。
好ましくは、前記調整ブロック、制御ブロック及びねじ棒は、いずれも保護シェル内に設けられ、前記保護シェルがディスク側面駆動シリンダーの第2端部の外部に固設される。
好ましくは、前記保護シェルの底部にガイドレールが設けられ、前記調整ブロックの底部にスライドブロックが設けられ、前記スライドブロックはガイドレール内に滑合する。
好ましくは、前記制御棒と第2ピストンとの間にシールリングが設けられる。
従来技術と比較して、本発明は、以下の有利な効果を有する。
本発明のブレーキシステムは、ディスク外周面のブレーキ組立体と、ディスク側面のブレーキ組立体とを備え、ディスク側面のブレーキ組立体のディスク側面駆動シリンダー内に第1ピストン及び第2ピストンが設けられ、第2ピストンとディスク側面駆動シリンダーとの間に圧力パワー室が設けられ、第1ピストンと第2ピストンとの間に圧力緩衝室及び牽引緩衝組立体が設けられ、第2ピストンに圧力パワー室と圧力緩衝室を連通する圧力室間の連結パイプ及び電気制御弁が設けられ、圧力緩衝室にディスク外周面駆動シリンダーと連通するディスク外周面の油圧調節パイプ及び電気制御逆止弁が設けられ、第2ピストンの他側に制御棒が連結され、制御棒にレシプロモーターに駆動され、設定された可動範囲内で往復運動する調整ブロックと嵌合する制御ブロックが設けられ、調整ブロックに緩衝ばねが固結され、ディスク側面の油圧パイプに圧力センサーが設けられ、ディスク外周面とディスク側面のオフセット制動を実現することができ、また制動後期の油圧作動油の圧力が予め設定された油圧に達した時、第1ピストンをその場で停止させか、又はブレーキディスクにわずかに前進させた場合、調整ブロックがねじ棒と螺合するため、確実に支えることができ、緩衝ばねで衝撃を吸収し、緩衝室に緩衝スペースがあるため、第2ピストンの移動が第1ピストンに機械的な力を生じさせることなく、第1ピストンへの衝撃を大幅に低減するか、回避することができることから、制動後期の側面ブレーキパッドの安定した制動効果を保証する。かつ、ブレーキペダルを離した後、レシプロモーターが起動されて調整ブロックをブレーキディスクから離反する方向に移動させるよう駆動でき、調整ブロックの制御ブロックへの押圧により、第2ピストンが牽引され、牽引緩衝組立体が復帰されると、第1ピストンが元の位置に引き戻され、側面ブレーキパッドにブレーキ解除後にもブレーキディスクとの接触による摩擦現象がないように確保し、側面ブレーキパッドの寿命を効果的に延長できる。なお、側面ブレーキパッドが摩耗すると、ブレーキディスクとの隙間が大きくなり、ブレーキ応答が予想通りにはいかず、この時全体的にブレーキディスクに近づくように前記調整ブロックの可動範囲を調整できるが、範囲の長さが同じにさせ、可動範囲の前後の調整量が摩耗量に応じて設定され、これにより期待されるブレーキ応答効果を奏する。
本発明のブレーキシステムの構造概略図である。 本発明のブレーキの初期状態の構造概略図である。 図2に示す部位Aの部分的拡大図である。 図2に示す部位Bの部分的拡大図である。 図2に示す部位Cの部分的拡大図である。 本発明のブレーキの制動初期の動作状態を示す概略図である。 予め設定された油圧状態に達した本発明のブレーキの概略図である。 本発明のブレーキの制動後期の動作状態を示す概略図である。 本発明のブレーキが制動後期の完了後、側面ブレーキパッドが所定の位置に引き戻された状態を示す概略図である。 本発明のブレーキが制動初期の完了後、側面ブレーキパッドが所定の位置に引き戻された状態を示す概略図である。 本発明の側面ブレーキパッド摩耗量による調整ブロックの調整前後比較を示す概略図である。
本発明の上記の特徴及び利点をより明白かつ分かりやすくするため、以下に実施例を挙げて図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1~図11に示すように、本実施例は、ディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステムを提供する。前記ブレーキシステムは、ブレーキ100と、ブレーキマスターシリンダーと、ブレーキペダルと、ブレーキポンプ200と、電子制御装置とを備え、確実な力フィードバックを有するブレーキストローク量を得るため、ブレーキマスターシリンダーはブレーキペダルと連動し、確実な力フィードバックを有するブレーキストローク量を得るため、ブレーキマスターシリンダーはブレーキペダルと連動し、ブレーキ100がハブに取り付けられ、ハブ上の油圧シリンダーを介して摩擦ブロックを駆動させてハブ上のブレーキディスクに圧力をかけてブレーキをかけ、ブレーキ100上の油圧シリンダーの油圧作動油の圧力はブレーキオイル回路を介してブレーキポンプ200によって供給し、ブレーキポンプ200がブレーキペダルのストロークの増加に応じてブレーキオイル回路を経由してブレーキ100上の油圧シリンダーに流入される油圧作動油の圧力を増大させることで、ハブのブレーキディスクに対する制動力を増大させる。ブレーキオイル回路は、ブレーキ100と接続し、ブレーキ100に油戻りライン306にも接続され、油戻りライン306に油戻りバブル403が設けられ、ブレーキオイル回路及び油戻りライン306がいずれもオイルタンク400に接続されている。
本実施例において、前記ブレーキ100は、ブレーキキャリパー10と、ブレーキキャリパー10に設けられたディスク外周面のブレーキ組立体及びディスク側面のブレーキ組立体とを備え、前記ディスク外周面のブレーキ組立体がブレーキキャリパー10の対応するブレーキディスクのディスク外周面に取り付けられたディスク外周面駆動シリンダー20と、ディスク外周面駆動シリンダー20内に摺動自在に密封設置されたディスク外周面ピストンとを備え、前記ディスク外周面ピストンのブレーキディスクに面する側がディスク外周面駆動シリンダー20を突出し、この側にディスク外周面ブレーキパッド21が固結される。前記ブレーキオイル回路は、ブレーキポンプ200及びブレーキマスターシリンダーと接続するブレーキ主回路301と、ディスク外周面駆動シリンダー20とブレーキ主回路301とを接続するディスク外周面の油圧パイプ303と、ディスク側面駆動シリンダー30とブレーキ主回路301とを接続するディスク側面の油圧パイプ302とを備え、前記ディスク外周面駆動シリンダー20の第1油吸込口がディスク外周面の油圧パイプ303を介してブレーキオイル回路に連通し、ディスク外周面の油圧パイプ303に電子制御装置と電気的に接続されるディスク外周面ブレーキバルブ402が設けられ、ブレーキポンプ200に近いブレーキ主回路301に吸油弁401が設けられる。前記ディスク外周面駆動シリンダー20に油戻り口がさらに設けられ、前記油戻り口は、油圧戻りパイプ304を介して油戻りライン306に連通される。
前記ディスク外周面のブレーキ組立体は、ブレーキキャリパー10の対応するブレーキディスクのディスク側面に取り付けられたディスク側面駆動シリンダー30を備え、前記ディスク側面駆動シリンダー30内に第1ピストン31及び第2ピストン32が摺動自在に密封設置され、前記第1ピストン31の第2ピストン32から離れた側にピストンロッドを介して側面ブレーキパッド33に取り付けられ、前記第1ピストン31とディスク側面駆動シリンダー30の第1端部内壁との間に復帰ばね34が設けられる。前記側面ブレーキパッド33とディスク外周面ブレーキパッド21は、ブレーキディスクの円周方向にずらして配置されることが好ましい。
前記第2ピストン32とディスク側面駆動シリンダー30の第2端部との間に圧力パワー室101が設けられ、前記第2ピストン32と第1ピストン31との間に圧力緩衝室102及び牽引緩衝組立体が設けられ、前記圧力緩衝室102の側壁にはディスク外周面の油圧調節パイプ305が連設され、ディスク外周面の油圧調節パイプ305の管径はブレーキ主回路301及びディスク側面の油圧パイプ302の管径より小さく、前記ディスク外周面の油圧調節パイプ305の他端がディスク外周面駆動シリンダー20の第2油吸込口に連通され、ディスク外周面の油圧調節パイプ305に電子制御装置と電気的に接続される電気制御逆止弁405が設けられ、前記圧力パワー室101の側壁にディスク側面の油圧パイプ302に連設されるオイルポートが設けられ、オイルポートが油戻りライン306に接続される。なお、ディスク側面の油圧パイプ302のオイルポートに近い位置に圧力センサー406が設けられる。
前記牽引緩衝組立体は、第1ピストン31の第2ピストン32に近い側面に固設されたロッドカバー41と、第2ピストン32の第1ピストン31に近い側面に固設された押しロッド42とを備え、前記ロッドカバー41内に緩衝スペースを有する緩衝室が設けられ、緩衝室の一端が開放し、前記押しロッド42の他端が緩衝室の開放端を通って緩衝室内に延在し、この端に緩衝室に滑合する牽引ブロック43が設けられ、前記牽引ブロック43は緩衝室の開放端を通り抜けることができないため、第1ピストン31がブレーキディスクに向けて前進する時第2ピストン32を前進させ、制動後期で第2ピストン32が第1ピストン31に近づくことで、圧力緩衝室102の容積を縮小させることができる。
本実施例において、前記第2ピストン32の第1ピストン31から離れた側に制御棒51が固設され、前記制御棒51の他端がディスク側面駆動シリンダー30の第2端部を挿通し、制御棒51の他端に制御ブロック52が設けられ、前記制御棒51とディスク側面駆動シリンダー30との間はスライドシール(図示せず)によって連結されている。前記ディスク側面駆動シリンダー30の第2端部の外部に電子制御装置と電気的に接続されるレシプロモーター61が取り付けられ、前記レシプロモーター61の出力側にねじ棒62が連結され、ねじ棒62の上ねじ部に調整ブロック63が取り付けられ、前記制御棒51は調整ブロック63を挿通し、前記調整ブロック63の制御ブロック52に面する側に緩衝ばね53が固結され、前記緩衝ばね53の弾性係数が復帰ばね34の弾性係数より大きく、緩衝ばね53の圧縮量が牽引ブロック43の緩衝室における最大ストロークより大きく、初期状態での緩衝ばね53と制御ブロック52との間に残された隙間は、予め設定された油圧下での第1ピストン31のブレーキストロークであり、予め設定された油圧を油圧作動油がブレーキングによって形成される最大圧力の70%~80%に設定し、ディスク側面駆動シリンダー30内の油圧作動油の油圧が最大値の70%~80%に達した時、制御ブロック52が緩衝ばね53に適切に当接する。
好ましくは、前記調整ブロック63、制御ブロック52及びねじ棒62は、いずれも保護シェル60内に設けられ、前記保護シェル60がディスク側面駆動シリンダー30の第2端部の外部に固設され、ねじ棒62の末端が軸受座を介して保護シェル60の内壁に取り付けられる。さらに、前記保護シェル60の底部にガイドレール64が設けられ、前記調整ブロック63の底部にスライドブロックが設けられ、前記スライドブロックはガイドレール64内に滑合することで、滑らかな動きをガイドする役割を果たす。前記保護シェル60とディスク側面駆動シリンダー30との間に支持機構65が連結される。
本実施例において、前記第2ピストン32に圧力パワー室101と圧力緩衝室102を連通する圧力室間の連結パイプ103が設けられ、前記圧力室間の連結パイプ103内に圧力室間の連結パイプ103の開閉状態を変更するための電気制御弁404が設けられ、前記電気制御弁404が電子制御装置と電気的に接続される。好ましくは、前記制御棒51内に軸方向に貫通する配線穴54が設けられ、前記電気制御弁404の制御線は配線穴54に通して電子制御装置と電気的に接続される。前記制御棒51と第2ピストン32との間にシールリングが設けられる。
本実施例のブレーキシステムの動作原理としては、
S1:ブレーキペダルを踏むと、吸油弁401が開き、電気制御弁404も開き、油戻りバブル403、ディスク外周面ブレーキバルブ402及び電気制御逆止弁405がいずれも閉じ、ブレーキポンプ200が作動し、油圧作動油がブレーキオイル回路を経由して圧力パワー室101に入ると共に圧力室間の連結パイプ103を介して圧力緩衝室102に流れ込み;
S2:図6に示すように、ブレーキペダルストロークの増加に伴い、ブレーキポンプ200によって供給される油圧作動油の圧力も上がり、第1ピストン31を駆動して復帰ばね34の力に打ち勝ち、ブレーキディスクに向けて移動させ、牽引緩衝組立体を介して第2ピストン32を同時にブレーキディスクに移動させ、この段階の第1ピストン31と第2ピストン32との間の距離に変化なく、すなわち、圧力緩衝室102の容積も変わらず;
S3;図7に示すように、油圧が最大値の70%~80%に達した時、制御ブロック52は、緩衝ばね53に接触して、電気制御弁404が閉しられ;
S4:図8に示すように、ブレーキペダルストロークは増加し続け、圧力パワー室101の圧力が緩衝ばね53の力に打ち勝ち、第2ピストン32を駆動して圧力緩衝室102を圧縮させることで牽引緩衝組立体が緩衝室を圧縮し、この時電気制御逆止弁405が開き、圧力緩衝室102内の油圧作動油をディスク外周面の油圧調節パイプ305を経由してディスク外周面駆動シリンダー20にゆっくりと流れ込ませ、ディスク外周面の油圧調節パイプ305の流量を制御すると、第1ピストン31をその場で停止させか、又はブレーキディスクにわずかに前進させたることができ、ディスク外周面ブレーキバルブ402が開き、ブレーキオイル回路上の油圧作動油の一部がディスク側面駆動シリンダー30の圧力パワー室101に入り、他の部分がディスク外周面の油圧パイプ303を経由してディスク外周面駆動シリンダー20に入り、すなわち、この段階のディスク側面とディスク外周面はいずれもブレーキ状態にあり、制動力を効果的に増大し;
ステップS4でブレーキが完了した後にブレーキペダルを離した場合、ステップS52に進む。S52:図9に示すように、吸油弁401及びディスク外周面ブレーキバルブ402が閉じられ、油戻りバブル403が開かれ、圧力パワー室101内の油圧作動油がオイルポートから油戻りライン306に入り、圧力緩衝室102内の油圧作動油がディスク外周面の油圧調節パイプ305及びディスク外周面駆動シリンダー20から油圧戻りパイプ304に入り、同時に緩衝ばね53の作用を受けて第2ピストン32はブレーキディスクから離反する方向に移動し、復帰ばね34の作用を受けて第1ピストン31がブレーキディスクから離反する方向に移動し、その後レシプロモーター61が起動されて調整ブロック63をブレーキディスクから離反する方向に移動させるよう駆動し、調整ブロックの制御ブロック52への押圧により、第2ピストン32が牽引され、牽引緩衝組立体が復帰されると、第1ピストン31が元の位置に引き戻され、側面ブレーキパッド33にブレーキ解除後にもブレーキディスクとの接触による摩擦現象がないように確保し、側面ブレーキパッド33の寿命を効果的に延長できる。調整ブロック63の変位量は、プログラムに従って設定され、調整ブロック63を設定された範囲内で往復運動させる。所定の位置に戻った後、レシプロモーター61が逆方向に動作し、調整ブロック63及び緩衝ばね53を復帰させ、次のブレーキがかかるのを待つ。
ステップS2でブレーキが完了した後にブレーキペダルを離れた場合、ステップS51に進む。S51:図10に示すように、圧力緩衝室102の油圧作動油は、圧力室間の連結パイプ103を経由して圧力パワー室101に入り、圧力パワー室101内の油圧作動油がオイルポートから油戻りライン306に入り、復帰ばね34の作用を受けて第1ピストン31がブレーキディスクから離反する方向に移動し、その後レシプロモーター61が起動されて調整ブロック63をブレーキディスクから離反する方向に移動させるよう駆動し、調整ブロックの制御ブロック52への押圧により、第2ピストン32及び第1ピストン31が元の位置に引き戻され、側面ブレーキパッド33にブレーキ解除後にもブレーキディスクとの接触による摩擦現象がないように確保し、側面ブレーキパッド33の寿命を効果的に延長できる。調整ブロック63の変位量は、プログラムに従って設定され、調整ブロック63を設定された範囲内で往復運動させる。所定の位置に戻った後、レシプロモーター61が逆方向に動作し、調整ブロック63及び緩衝ばね53を復帰させ、次のブレーキがかかるのを待つ。
上記ステップS4において、ブレーキポンプ200が圧力パワー室101に圧力パルスを発生させるまで油圧が上がって続ける時、調整ブロック63がねじ棒62と螺合するため、確実に支えることができ、緩衝ばね53で衝撃を吸収し、緩衝室に緩衝スペースがあるため、第2ピストン32の移動が第1ピストン31に機械的な力を生じさせることなく、第1ピストン31への衝撃を大幅に低減するか、回避することができることから、制動後期の側面ブレーキパッド33の安定した制動効果を保証する。
図11に示すように、なお、側面ブレーキパッド33が摩耗すると、ブレーキディスクとの隙間が大きくなり、ブレーキ応答が予想通りにはいかず、この時全体的にブレーキディスクに近づくように前記調整ブロック63の可動範囲を調整できるが、範囲の長さが同じにさせ、可動範囲の前後の調整量が摩耗量に応じて設定され、これにより期待されるブレーキ応答効果を奏する。
上記は、本発明の基本原理、主な特徴及び利点を説明した。当業者は、本発明が上記実施例によって限定されないことを理解すべきである。上記実施例及び明細書に記載されているのは、あくまでも本発明の原理を明らかにするものであって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の種々の変更・改良をなし得るのはもちろんである。かかる変更・改良は、本発明の保護範囲に網羅される。本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって特定される。
100 ブレーキ
10 ブレーキキャリパー
101 圧力パワー室
102 圧力緩衝室
103 圧力室間の連結パイプ
200 ブレーキポンプ
20 ディスク外周面駆動シリンダー
21 ディスク外周面ブレーキパッド
30 ディスク側面駆動シリンダー
301 ブレーキ主回路
302 ディスク側面の油圧パイプ
303 ディスク外周面の油圧パイプ
304 油圧戻りパイプ
305 ディスク外周面の油圧調節パイプ
306 油戻りライン
31 第1ピストン
32 第2ピストン
33 側面ブレーキパッド
34 復帰ばね
400 オイルタンク
401 吸油弁
402 ディスク外周面ブレーキバルブ
403 油戻りバブル
404 電気制御弁
405 電気制御逆止弁
406 圧力センサー
41 ロッドカバー
42 押しロッド
43 牽引ブロック
51 制御棒
52 制御ブロック
53 緩衝ばね
54 配線穴
60 保護シェル
61 レシプロモーター
62 ねじ棒
63 調整ブロック
64 ガイドレール
65 支持機構

Claims (6)

  1. 電子制御装置と、ブレーキと、前記ブレーキと各々接続するブレーキオイル回路と、油戻りラインとを備え、前記ブレーキオイル回路に吸油弁及びブレーキポンプが設けられ、前記油戻りラインに油戻りバブルが設けられるディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステムであって、
    前記ブレーキは、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに設けられたディスク外周面のブレーキ組立体及びディスク側面のブレーキ組立体とを備え、前記ディスク外周面のブレーキ組立体の構成が外周面駆動シリンダー(そのほか、摩擦材、シームもある)を備え、前記ディスク外周面のブレーキ組立体の構成がディスク側面駆動シリンダー(そのほか、摩擦材、シームもある)を備え、前記ディスク側面駆動シリンダー内に第1ピストン及び第2ピストンが摺動自在に密封設置され、前記第1ピストンと前記ディスク側面駆動シリンダーの第1端部内壁との間に復帰ばねが設けられ、前記第2ピストンと前記ディスク側面駆動シリンダーの第2端部との間に圧力パワー室が設けられ、前記第2ピストンと前記第1ピストンとの間に圧力緩衝室及び牽引緩衝組立体が設けられ;
    前記第2ピストンの前記第1ピストンから離れた側に制御棒が固設され、前記制御棒の他端が前記ディスク側面駆動シリンダーの第2端部を挿通し、前記制御棒の他端に制御ブロックが設けられ、前記ディスク側面駆動シリンダーの第2端部の外部に前記電子制御装置と電気的に接続されるレシプロモーターが取り付けられ、前記レシプロモーターの出力側にねじ棒が連結され、前記ねじ棒の上ねじ部に調整ブロックが取り付けられ、前記制御棒は前記調整ブロックを挿通し、前記調整ブロックの前記制御ブロックに面する側に緩衝ばねが固結され、前記緩衝ばねの弾性係数が前記復帰ばねの弾性係数より大きく、前記緩衝ばねの圧縮量が牽引ブロックの緩衝室における最大ストロークより大きく、初期状態での前記緩衝ばねと前記制御ブロックとの間に残された隙間は、予め設定された油圧下での前記第1ピストンのブレーキストロークであり;
    前記ブレーキオイル回路は、ブレーキ主回路と、前記ディスク外周面駆動シリンダーと前記ブレーキ主回路とを接続するディスク外周面の油圧パイプと、前記ディスク側面駆動シリンダーと前記ブレーキ主回路とを接続するディスク側面の油圧パイプとを備え、前記ディスク外周面の油圧パイプに前記電子制御装置と電気的に接続されるディスク外周面のブレーキバルブが設けられ、前記ディスク側面の油圧パイプのオイルポートに近い位置に圧力センサーが設けられ、前記ディスク外周面駆動シリンダーの油戻り口は、油圧戻りパイプを介して前記油戻りラインに連通され;
    前記圧力緩衝室の側壁には、ディスク外周面の油圧調節パイプに連設され、前記ディスク外周面の油圧調節パイプの他端が前記ディスク外周面駆動シリンダーに連通し、前記ディスク外周面の油圧調節パイプに前記電子制御装置と電気的に接続される電気制御逆止弁が設けられ、前記第2ピストンに前記圧力パワー室と前記圧力緩衝室を連通する圧力室間の連結パイプが設けられ、前記圧力室間の連結パイプ内に前記電子制御装置と電気的に接続される電気制御弁が設けられ、前記制御棒内に軸方向に貫通する配線穴が設けられ、前記電気制御弁の制御線は前記配線穴に通して前記電子制御装置と電気的に接続される、
    ことを特徴とする、ディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステム。
  2. 前記牽引緩衝組立体は、前記第1ピストンの前記第2ピストンに近い側面に固設されたロッドカバーと、前記第2ピストンの前記第1ピストンに近い側面に固設された押しロッドとを備え、前記ロッドカバー内に緩衝スペースを有する緩衝室が設けられ、前記緩衝室の一端が開放し、前記押しロッドの他端が前記緩衝室の開放端を通って前記緩衝室内に延在し、この端に前記緩衝室に滑合する前記牽引ブロックが設けられることを特徴とする、請求項1に記載のディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステム。
  3. 前記制御棒と前記ディスク側面駆動シリンダーとの間は、スライドシールによって連結されていることを特徴とする、請求項1に記載のディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステム。
  4. 前記調整ブロック、前記制御ブロック及び前記ねじ棒は、いずれも保護シェル内に設けられ、前記保護シェルが前記ディスク側面駆動シリンダーの第2端部の外部に固設されることを特徴とする、請求項1に記載のディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステム。
  5. 前記保護シェルの底部にガイドレールが設けられ、前記調整ブロックの底部にスライドブロックが設けられ、前記スライドブロックはガイドレール内に滑合することを特徴とする、請求項4に記載のディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステム。
  6. 前記制御棒と前記第2ピストンとの間にシールリングが設けられることを特徴とする、請求項1に記載のディスク側面とディスク外周面のオフセット制動によるブレーキシステム。
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