JP2022064031A - 床下通気制御装置 - Google Patents

床下通気制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022064031A
JP2022064031A JP2020172517A JP2020172517A JP2022064031A JP 2022064031 A JP2022064031 A JP 2022064031A JP 2020172517 A JP2020172517 A JP 2020172517A JP 2020172517 A JP2020172517 A JP 2020172517A JP 2022064031 A JP2022064031 A JP 2022064031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
flow path
control device
external air
underfloor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020172517A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7131851B2 (ja
Inventor
聡剛 寺島
Akiyoshi Terashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WOOD BUILD KK
Original Assignee
WOOD BUILD KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WOOD BUILD KK filed Critical WOOD BUILD KK
Priority to JP2020172517A priority Critical patent/JP7131851B2/ja
Publication of JP2022064031A publication Critical patent/JP2022064031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7131851B2 publication Critical patent/JP7131851B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

【課題】床下通気制御装置が配設される基礎の外表面に沿った方向からの風を床下空間に取り込み易くして、床下空間への十分な外部空気の供給が可能な床下通気制御装置を提供すること。【解決手段】基礎200の貫通孔220に挿通可能な流路筒10、流路筒10の両端部にそれぞれ形成された外部空気取込部20と固定部30、外部空気取込部20と固定部30との間に配設され、少なくとも一方が熱感知式合金からなるばねにより形成された第1ばね40および第2ばね50、外気温の変化に伴って生じる第1ばね40と第2ばね50の付勢力の差によって弁座19に接離動可能な弁体60を具備し、外部空気取込部20は、流路筒10のフランジ部12に立設された起立壁14、起立壁14の先端に取り付けられた閉塞体16を有し、起立壁14の一部に流路筒10の軸線方向直交方向から外部空気を取り込み可能な外部空気取込口22を配設した床下通気制御装置100である。【選択図】図6

Description

本発明は床下通気制御装置に関する。
出願人は、特許文献1(特開2012-13400号公報)に開示されているように、建築物の床下空間への外部空気の流通状態を外気温に応じて自動的に切替制御するための通気制御装置を提供している。
特開2012-13400号公報
特許文献1に開示されている通気制御装置は、空気が流通する筒状体の本体部と、本体部内に配設された回転軸に取り付けられ、本体部の空気の流通状態を開閉切替するシャッタ部と、通常のばね材と熱感知式合金からなるばね材との外気温に応じた付勢力の差によりシャッタ部を回動させるものである。このような特許文献1を含むほとんどの床下通気制御装置は、床下通気制御装置の正面から外部空気を床下空間に取り込む形態が採用されている。しかしながら、住宅の密集化により隣家までの距離が短くなり、床下通気制御装置の正面側からの風が著しく減少し、基礎の外部空間側の起立面に沿った方向からの風が圧倒的に多くなっている。このため、床下通気制御装置の正面側からの外部空気の取り込みが困難になり、床下空間への十分な外部空気の取り込みができないといった課題がある。
そこで本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは次のとおりである。すなわち、床下通気制御装置が配設される基礎の外部空間側の起立面に沿った方向からの風を床下空間に取り込み易くして、床下空間への十分な外部空気の供給が可能な床下通気制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため発明者が鋭意研究した結果、以下の構成に想到した。すなわち、本発明は、建築物の基礎に形成された貫通孔に装着され、前記建築物の床下空間と外部空間とを連通状態と遮断状態に切り替えるための床下通気制御装置であって、一端部にフランジ部を有し、他端部が弁座となる筒状をなし、前記フランジ部を前記外部空間側にして前記貫通孔に装着される流路筒と、前記流路筒の前記一端部に固定され、前記流路筒の前記一端部から離間して前記流路筒の前記一端部を覆うと共に、前記流路筒の前記一端部との間に外部空気取込口が形成された外部空気取込部と、前記弁座に接離して、前記流路筒の前記他端部を開閉する弁体と、前記外部空気取込部と前記弁体との間に配設された第1ばねと、前記弁座から離れた位置にある固定部と前記弁体との間に配設された第2ばねと、を具備し、前記第1ばねおよび前記第2ばねは少なくとも一方が熱感知式合金により形成されており、前記外部空間の気温変化に伴って生じる前記第1ばねと前記第2ばねの付勢力の差によって前記弁体が前記弁座に接離動可能であって、前記外部空気取込部は、前記フランジ部から立設された起立壁と、前記起立壁の先端に取り付けられ前記流路筒の流路断面を閉塞する閉塞体を有し、前記流路筒の軸線方向に直交する方向に立設された前記起立壁に前記外部空気取込口が配設されていることを特徴とする床下通気制御装置である。
これにより、床下通気制御装置が配設される基礎の外表面に沿った方向からの風を床下空間に取り込み易くして、床下空間への十分な外部空気の供給が可能になる。
また、前記外部空気取込口は、前記貫通孔の開口面に正対した際における側面および下面のうち少なくとも前記側面に開口していることが好ましい。
これにより、外部空気取込口から床下空間への雨や雪等の侵入を防止することができる。
また、前記閉塞体は、前記流路筒の内径寸法よりも大径寸法に形成されていると共に、前記閉塞体の外周縁部分から前記流路筒の内部に向けて外部空気をガイドする外部空気ガイド部が設けられていることが好ましい。
これらにより、床下空間へ十分な量の外部空気を供給することができる。
また、前記基礎の床下空間側における起立面と前記弁体の床下空間側の面には、同一厚さ寸法の断熱材が装着されていることが好ましい。さらに、前記弁座は、前記貫通孔の形成範囲内に位置しており、前記弁体が前記弁座を閉塞した際に、前記基礎の前記断熱材と前記弁体の前記断熱材の前記床下空間側における表面が面一になることがより好ましい。
これらにより、床下通気制御装置の装着による基礎部分の断熱性能の低下を防ぐことができる。
本開示における床下通気制御装置の構成を採用することにより、床下通気制御装置が配設される基礎の外部空間側の起立面に沿った方向からの風を床下空間に取り込み易くして、床下空間への十分な外部空気の供給が可能になる。
本実施形態における床下通気制御装置の斜視図である。 基礎に形成された貫通孔に床下通気制御装置が配設されている状態を示す説明図である。 図2の床下通気制御装置の外部空気取込部側から臨んだ図である。 図2の床下通気制御装置の固定部側から臨んだ図である。 外気温が所定温度以下のときの図2内のV-V線における断面図である。 図5に示す状態から外気温が所定温度を超えたときの状態を示す説明断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明にかかる床下通気制御装置100の実施形態について説明を行う。図1~図4に示すように、本実施形態における床下通気制御装置100は、流路筒10、流路筒10に設けられた外部空気取込部20および固定部30、第1ばね40、第2ばね50および第1ばね40と第2ばね50の付勢力の差により移動する弁体60を具備している。これらを具備する床下通気制御装置100は、図示しない建築物の基礎200と基礎200の床下空間側起立面に貼設された断熱材210をそれぞれ貫通する貫通孔220に装着されている。
また、第1ばね40と第2ばね50の少なくとも一方が熱感知式合金(形状記憶合金)により形成されている。本実施形態においては、第1ばね40を熱感知式合金により形成し、第2ばね50をステンレス鋼により形成した。以上のような第1ばね40および第2ばね50の構成を採用することにより、外部空間GKの気温変化に伴って第1ばね40と第2ばね50の付勢力に差を生じさせ、付勢力の差を駆動源として弁体60を流路筒10の床下空間側端部(他端部)の弁座19に接離動させている。これにより外気温の変化に伴って外部空間GKと床下空間YKの通気状態を自動的に制御することが可能になる。また、本実施形態における床下通気制御装置100のように、弁座19にシール部材19Aを周設することもできる。
本実施形態における流路筒10は、合成樹脂製の筒体であって一端部に形成されたフランジ部12を外部空間側とし、弁座19である他端部を床下空間側端部として基礎200および断熱材210の貫通孔220に挿通(装着)されている。本実施形態における流路筒10は、断面形状が正方形をなす角筒に形成されている。また、本実施形態における流路筒10のように流路筒10の外周面には後述する固定部30を構成する第1軸体32の外表面に板ばね30Aを適宜配設することもできる。この板ばね30Aにより流路筒10を貫通孔220の径方向に位置決めした状態にすることができる。また、必要に応じて貫通孔220と流路筒10の外周面との隙間にシーラントや断熱性を有する発泡ウレタン等を注入することにより、流路筒10を貫通孔220に気密および水密させた状態で装着することもできる。
流路筒10の一端部には、貫通孔220の径寸法よりも大径寸法のフランジ部12が形成されており、フランジ部12により流路筒10の貫通孔220への挿入位置(挿入深さ)を位置決めすることができる。フランジ部12の基礎200との当接部分にはシール部材12Aを配設することもできる。フランジ部12の外部空間側の面には基礎200から離反する方向に起立する起立壁14が設けられている。本実施形態における起立壁14は流路筒10と同様に角筒体となる配列をなしている。起立壁14の先端部には、流路筒10の長手方向に直交する配置で流路筒10の内径寸法よりも大径寸法に形成された閉塞体16が取り付けられており、一端部から離間した位置で流路筒10(一端部)の流路断面を覆っている。また、外部空間GKから貫通孔220の開口面に正対した際において側面となる位置に立設されている起立壁14には、板厚方向に貫通する外部空気取込口22が形成されており、外部空気取込口22にはフィルタ24としてのメッシュ金網が配設されている。
本実施形態においては、基礎200の外部空間側の起立面から外部空間GKに向けて突出する起立壁14、閉塞体16および起立壁14の一部に形成された外部空気取込口22により外部空気取込部20が構成されている。外部空気取込部20の外部空気取込口22は、外部空間GKから貫通孔220開口面に正対した際における側面位置だけでなく下面位置にも配設することができる。このような形態を採用することで外部空気取込部20から流路筒10への雨や雪の侵入が防止される。なお、気体の通過は許容し、液体の通過を許容しない素材からなるフィルタ24を外部空気取込口22に配設すれば、起立壁14の全てに外部空気取込口22を配設することもできる。
また、本実施形態における閉塞体16には、外部空気ガイド部18が設けられている。外部空気ガイド部18は、外部空気取込口22に入った外部空気が対向する位置の外部空気取込口22から抜けてしまうことを防止すると共に流路筒10の内部にガイドするものである。図5に示すように本実施形態においては、閉塞体16と外部空気ガイド部18が一体形成されている。本実施形態における外部空気ガイド部18は、外部空気取込口22から取り込んだ基礎200の起立面に平行に流れる外部空気を基礎200を貫通する方向への流れに変える湾曲面に形成されているが、この形態に限定されるものではない。外部空気ガイド部18は閉塞体16とは組み立てにより一体化されていてもよく、外部空気取込口22から取り込んだ外部空気を床下空間YKにガイドすることができれば具体的な形状は特に限定されるものではない。外部空気ガイド部18の先端部には、第1ばね40の第1端部42が係合可能に形成されている。なお、第1ばね40の第2端部44は弁座19よりも床下空間YKの奥側に配設された弁体60に係合されている。
本実施形態における弁体60の弁座19と当接する側の面には、外部空気ガイド部18と同様のガイド部62が形成されていると共に、ガイド部62(弁体60)の外周縁部分には弁座19に当接する部分が薄肉部64に形成されている。この薄肉部64により弁座19のシール部材19Aに対する弁体60の当接を強固にすることができる。また、弁体60の床下空間YKの奥側面(固定部30の側の面)には基礎200に貼設した断熱材210と同一厚さ寸法の断熱材66が貼設されている。このように形成された弁体60のガイド部62の先端部(弁座19の側の先端部分)には第1ばね40の第2端部44が係合されており、弁体60の固定部30の側の面には第2ばね50の第1端部52が係合されており、弁体60を介して第1ばね40と第2ばね50が直列に連結されている。
ここでは第2ばね50の第1端部52は弁体60の断熱材66を厚さ方向に貫通する貫通孔に差し込んで弁体60に係合させているが、断熱材66の床下空間YKの奥側にばね係合体(図示はせず)を配設し、ばね係合体に第2ばね50の第1端部52を係合させることもできる。この形態を採用することにより、弁体60の断熱材66の欠損部を可及的に少なくすることができる点において好都合である。
また、本実施形態における固定部30は、弁体60と固定部30との間に配設され、弁体60に第1端部52が係合された第2ばね50の第2端部54を係合させるものである。本実施形態における固定部30は、流路筒10の外周面の周方向に所要間隔をあけて取り付けられ、弁座19よりも床下空間側の離れた位置まで延設させた第1軸体32と、第1軸体32の先端部に第1軸体32に直交方向に取り付けられた第2軸体34により形成されている。第1軸体32の内側部分に弁体60の外周縁を当接させた配置を採用すれば、弁体60が弁座19に接離動する際における弁体60の接離動動作をガイドすることができる。第2ばね50の第2端部54は第2軸体34に係合されている。また、第1軸体32は断熱性を有する材料により形成されていることが好ましい。
先述のとおり、第1軸体32の外表面には貫通孔220の内周面に当接する板ばね30Aを取り付けることもできる。板ばね30Aを取り付けない場合には、第1軸体32の外表面の少なくとも一部で貫通孔220に内接させておけばよい。
図5に示すように本実施形態における第1ばね40と第2ばね50は、流路筒10の軸線方向に沿って直列に配設されており、外部空間GKの気温変化により生じる第1ばね40と第2ばね50の付勢力の差を弁体60が弁座19に接離動する際の動力源になっている。これにより外部空間GKの気温に応じて弁体60は弁座19に対して自動的に接離動することになる。具体的には、外部空間GKの気温が低下して第1ばね40が所定温度以下(ここでは10℃以下とする)になると、所定温度よりも高温時に比較してばね定数が増大するのに対し、第2ばね50の付勢力は外気温の変化にかかわらず一定である。これにより、第1ばね40の付勢力が第2ばね50の付勢力を上回り、弁体60は弁座19に当接するように移動する。
このように弁体60が弁座19に当接して流路筒10の流路空間を閉塞すると、弁体60により外部空気取込部20から取り込まれた外部空気の床下空間YKへの流入を防止することができる。また、本実施形態においては、流路筒10の弁座19の位置を貫通孔220の形成範囲内位置とし、弁体60を弁座19に当接させて弁座19を閉塞した際に、基礎200の断熱材210の床下空間側の表面と弁体60の断熱材66の床下空間側の表面が面一になるようにしている。これにより基礎200は、流路筒10が装着された位置においても他の部分と同等の断熱性を有し、流路筒10からの床下空間YKへの冷気の侵入を確実に防止することができる点で好都合である。
このような冬季等における低温時とは反対に、夏季等において外部空間GKの気温が上昇して所定温度よりも高温になると、第2ばね50のばね定数に変化はほとんど生じないが、第1ばね40のばね定数が低下する。このため、第2ばね50の付勢力が第1ばね40の付勢力を上回り、図6に示すように弁体60を弁座19から離反させるように移動させ、外部空気取込部20から取り込まれた外部空気の床下空間YKへの流入を許容することができる。流路筒10を通過してきた外部空気はガイド部62により進行方向が変更され、床下空間YKの出口部分において流路筒10の径外方向に拡散させるようにして放出させることができる。
また、第1ばね40における熱感知式合金のばね定数を温度変化に伴って徐々に増減させる設定を採用すれば、外部空間GKの気温が所定温度よりも高くなるほど弁体60と弁座19の離間距離を増やし、床下空間YKへの外部空気の流入量を増大させることができる。これとは反対に外部空間GKの気温が所定温度よりも低くなるほど、弁体60による弁座19の押圧を強力にすることができる。
以上に説明したように、本実施形態における床下通気制御装置100によれば、外部空気取込部20により基礎200の外部空間GKにおける起立面に沿って水平方向に吹く風を外開き窓のように積極的に取り込むことが可能になる。これにより隣家との距離が短い建築物であっても床下空間YKへの外部空気の取り込みを確実かつ十分に行うことができる。また、外部空間GKの気温変化に伴い第1ばね40と第2ばね50との付勢力に差を生じさせて弁体60を床下空間YK側の出口である流路筒10の弁座19に自動的に接離動させることができ、春や秋における外部空間GKと床下空間YKの連通状態(通気状態)と遮断状態(閉塞状態)の切り替え操作が不要になる。
本実施形態においては、第1ばね40のみを熱感知式合金により形成しているが、第2ばね50も熱感知式合金により形成することもできる。この場合、熱感知式合金の温度変化に伴うばね定数の増減のプロファイルを異ならせることはもちろんである。
また、本実施形態においては、第1端部42を閉塞体16に係合した第1ばね40の第2端部44と、第1端部52を固定部30に係合した第2ばね50の第2端部54をそれぞれ弁体60に係合して第1ばね40、弁体60、第2ばね50を直列に連結しているが、この形態に限定されるものではない。第1端部42を流路筒10の内周面に係合した複数本の第1ばね40の第2端部44をまとめた状態で弁体60に係合させた形態を採用することもできる。
また、本実施形態における固定部30は、流路筒10に一体に取り付けた形態について説明しているが、この形態に限定されるものではない。流路筒10とは別体の固定部30を弁座19から離れた位置の床下空間YKに配設し、第2ばね50の第1端部52を固定部30に係合させた形態を採用することもできる。この場合固定部30は、アンカー鉄筋で代用することができる。
そして以上に説明した変形例の他、実施形態において説明した変形例等を適宜組み合わせた形態を採用することも可能である。
10 流路筒
12 フランジ部
14 起立壁
16 閉塞体
18 外部空気ガイド部
19 弁座
19A シール部材
20 外部空気取込部
22 外部空気取込口
24 フィルタ
30 固定部
30A 板ばね
32 第1軸体
34 第2軸体
40 第1ばね(熱感知式合金からなるばね)
50 第2ばね
60 弁体
62 ガイド部
64 薄肉部
66 断熱材
100 床下通気制御装置
200 基礎
210 断熱材
220 貫通孔
GK 外部空間
YK 床下空間

Claims (5)

  1. 建築物の基礎に形成された貫通孔に装着され、前記建築物の床下空間と外部空間とを連通状態と遮断状態に切り替えるための床下通気制御装置であって、
    一端部にフランジ部を有し、他端部が弁座となる筒状をなし、前記フランジ部を前記外部空間側にして前記貫通孔に装着される流路筒と、
    前記流路筒の前記一端部に固定され、前記流路筒の前記一端部から離間して前記流路筒の前記一端部を覆うと共に、前記流路筒の前記一端部との間に外部空気取込口が形成された外部空気取込部と、
    前記弁座に接離して、前記流路筒の前記他端部を開閉する弁体と、
    前記外部空気取込部と前記弁体との間に配設された第1ばねと、
    前記弁座から離れた位置にある固定部と前記弁体との間に配設された第2ばねと、を具備し、
    前記第1ばねおよび前記第2ばねは少なくとも一方が熱感知式合金により形成されており、前記外部空間の気温変化に伴って生じる前記第1ばねと前記第2ばねの付勢力の差によって前記弁体が前記弁座に接離動可能であって、
    前記外部空気取込部は、前記フランジ部から立設された起立壁と、前記起立壁の先端に取り付けられ前記流路筒の流路断面を閉塞する閉塞体を有し、前記流路筒の軸線方向に直交する方向に立設された前記起立壁に前記外部空気取込口が配設されていることを特徴とする床下通気制御装置。
  2. 前記外部空気取込口は、前記貫通孔の開口面に正対した際における側面および下面のうち少なくとも前記側面に開口していることを特徴とする請求項1記載の床下通気制御装置。
  3. 前記閉塞体は、前記流路筒の内径寸法よりも大径寸法に形成されていると共に、前記閉塞体の外周縁部分から前記流路筒の内部に向けて外部空気をガイドする外部空気ガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の床下通気制御装置。
  4. 前記基礎の床下空間側における起立面と前記弁体の床下空間側の面には、同一厚さ寸法の断熱材が装着されていることを特徴とする請求項1~3のうちいずれか一項に記載の床下通気制御装置。
  5. 前記弁座は、前記貫通孔の形成範囲内に位置しており、前記弁体が前記弁座を閉塞した際に、前記基礎の前記断熱材と前記弁体の前記断熱材の前記床下空間側における表面が面一になることを特徴とする請求項4記載の床下通気制御装置。
JP2020172517A 2020-10-13 2020-10-13 床下通気制御装置 Active JP7131851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020172517A JP7131851B2 (ja) 2020-10-13 2020-10-13 床下通気制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020172517A JP7131851B2 (ja) 2020-10-13 2020-10-13 床下通気制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022064031A true JP2022064031A (ja) 2022-04-25
JP7131851B2 JP7131851B2 (ja) 2022-09-06

Family

ID=81378558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020172517A Active JP7131851B2 (ja) 2020-10-13 2020-10-13 床下通気制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7131851B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03128106U (ja) * 1990-04-10 1991-12-24
JPH10140681A (ja) * 1996-11-07 1998-05-26 Misawa Homes Co Ltd 床下換気口構造
JP2000054518A (ja) * 1998-08-11 2000-02-22 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 通気性を有する建築物の構造
JP2002213028A (ja) * 2001-01-18 2002-07-31 Shinyou:Kk 通気装置
JP2009270397A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Wood Build Co Ltd 通気構造を備える建築構造
JP2012112100A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Wood Build:Kk 床下通気制御装置およびこれを用いた建築構造
WO2017141962A1 (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 株式会社ユニックス 換気レジスタ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03128106U (ja) * 1990-04-10 1991-12-24
JPH10140681A (ja) * 1996-11-07 1998-05-26 Misawa Homes Co Ltd 床下換気口構造
JP2000054518A (ja) * 1998-08-11 2000-02-22 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 通気性を有する建築物の構造
JP2002213028A (ja) * 2001-01-18 2002-07-31 Shinyou:Kk 通気装置
JP2009270397A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Wood Build Co Ltd 通気構造を備える建築構造
JP2012112100A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Wood Build:Kk 床下通気制御装置およびこれを用いた建築構造
WO2017141962A1 (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 株式会社ユニックス 換気レジスタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP7131851B2 (ja) 2022-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ITMI20081921A1 (it) Dispositivo valvolare antigelo per impianti idraulici e/o di accumulo di acqua
EP1921394A1 (de) Mauerkasten mit Klappenöffnung durch Luftdruckdifferenz
CN104818936A (zh) 密封装置
EP2565505B1 (en) Fluid control valve assembly
RU2008105049A (ru) Короб воздуховода
KR101311451B1 (ko) 마그넷 댐퍼를 이용한 직배기 환기 시스템
JP2022064031A (ja) 床下通気制御装置
EP2317026B1 (en) Ventilation device and roof window system
JP6557614B2 (ja) 建具
FI70144C (fi) Regler-/brandspjaell foer kanaler i ventilationsanlaeggningar
KR101479743B1 (ko) 동파방지용 수도꼭지
KR200437151Y1 (ko) 돈사용 입기창
JP5209956B2 (ja) 換気装置
KR20090035056A (ko) 형상기억합금을 이용한 자동유량조절밸브
KR200309757Y1 (ko) 환기공 개폐장치 및 이를 적용한 환풍기
US8789873B2 (en) Vehicle door systems
KR200413716Y1 (ko) 현관 방화문과 그 문틀의 구조
KR101218517B1 (ko) 시스템 창호에서의 비바람 유입 방지형 배수 캡
JP4600157B2 (ja) サッシの排水具
US20200080295A1 (en) Wall sleeve system for a ventilation system
KR200310472Y1 (ko) 플랩밸브의 힌지결합구조
KR200475035Y1 (ko) 방연댐퍼장치 및 이를 포함하는 선박 또는 해양구조물
KR101969014B1 (ko) 유체의 흐름 방향을 제어할 수 있는 밸브 어셈블리
RU183259U1 (ru) Оконный блок с устройством вентиляции
JP5121411B2 (ja) 排水用温度調整バルブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7131851

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150