JP2022063548A - 機器情報登録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】機器の情報を簡易に登録できる機器情報登録システムを提供すること。【解決手段】機器情報登録システムは、電力線とネットワークとに接続される第1の機器と、電力線に接続され、第1の機器と通信する第2の機器と、第1の機器に関する第1の機器情報と、第1の機器のユーザーに関するユーザー情報と、を関連付けて記憶し、ネットワークに接続され、第1の機器と通信するサーバーと、を有し、第2の機器は、電力線を介して第1の機器から第1の機器情報を取得し、第1の機器情報と、第2の機器に関する第2の機器情報とを、第1の機器を介してサーバーに送信し、サーバーは、第2の機器から送信された第1の機器情報に対応するユーザー情報を取得し、ユーザー情報に紐づく端末に、第2の機器情報の登録承認を要求する承認要求情報を送信し、第2の機器情報の登録を承認する承認応答情報を端末から受信した場合、第2の機器情報を登録する。【選択図】図8

Description

本開示は、機器情報登録システムに関する。
IoT(Internet of Things)時代を迎え、家電といった様々な電子機器がネットワークに接続される。特許文献1には、スマートホンを家電にペアリングし、スマートホンを介して、家電をネットワークに接続する技術が開示される。
特開2019-161493号公報
しかしながら、家電といった機器の情報を、ネットワークに接続されたサーバーに登録する場合に、機器と、スマートホンといった端末とをペアリングし、機器をネットワークに接続するのは手間である。
本開示の非限定的な実施例は、機器の情報を簡易に登録できる機器情報登録システムの提供に資する。
本開示の一実施例に係る機器情報登録システムは、電力線とネットワークとに接続される第1の機器と、前記電力線に接続され、前記第1の機器と通信する第2の機器と、前記第1の機器に関する第1の機器情報と、前記第1の機器のユーザーに関するユーザー情報と、を関連付けて記憶し、前記ネットワークに接続され、前記第1の機器と通信するサーバーと、を有し、前記第2の機器は、前記電力線を介して前記第1の機器から前記第1の機器情報を取得し、取得した前記第1の機器情報と、前記第2の機器に関する第2の機器情報とを、前記第1の機器を介して前記サーバーに送信し、前記サーバーは、前記第2の機器から送信された前記第1の機器情報に対応する前記ユーザー情報を取得し、取得した前記ユーザー情報に紐づく端末に、前記第2の機器情報の登録承認を要求する承認要求情報を送信し、前記第2の機器情報の登録を承認する承認応答情報を前記端末から受信した場合、前記第2の機器情報を登録する。
本開示の一実施例に係る機器情報登録システムは、電力線とネットワークとに接続され、通信識別子を記憶する第1の機器と、前記電力線に接続され、前記第1の機器と通信する第2の機器と、を有し、前記第2の機器は、前記第2の機器に関する第2の機器情報の、サーバーへの登録を要求する登録要求情報を、前記電力線を介して前記第1の機器に送信し、前記第1の機器は、前記登録要求情報の受信に応じて、前記通信識別子に紐づく端末に、前記第2の機器情報の登録承認を要求する承認要求情報を送信し、前記第2の機器情報の登録を承認する承認応答情報を前記端末から受信した場合、前記電力線を介して前記第2の機器に対し承認情報を送信し、前記第2の機器は、前記第1の機器から前記承認情報を受信した場合、前記第2の機器情報を前記サーバーに登録するために前記第1の機器を介して前記サーバーに送信する。
本開示の一実施例に係る機器情報登録システムは、電力線とネットワークとに接続され、機器識別子を記憶する第1の機器と、前記電力線に接続され、前記第1の機器と通信する第2の機器と、を有し、前記第2の機器は、前記第2の機器に関する第2の機器情報の、前記第1の機器への登録を要求する登録要求情報を、前記電力線を介して前記第1の機器に送信し、前記第1の機器は、前記登録要求情報の受信に応じて、前記機器識別子に紐づく端末に、前記第2の機器情報の登録承認を要求する承認要求情報を送信し、前記第2の機器情報の登録を承認する承認応答情報を前記端末から受信した場合、前記第2の機器情報を登録する。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータープログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータープログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一実施例によれば、機器の情報を簡易に登録できる。
本開示の一実施例における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
第1の実施の形態に係る機器情報登録システムの構成例を示した図 親機のブロック構成例を示した図 子機のブロック構成例を示した図 サーバーのブロック構成例を示した図 端末のブロック構成例を示した図 サーバーの記憶部に記憶されるテーブル例を示した図 サーバーの記憶部に記憶されるテーブル例を示した図 機器情報登録システムの親機の登録動作例を説明する図 機器情報登録システムの子機の登録動作例を説明する図 第2の実施の形態に係る機器情報登録システムの構成例を示した図 図9の機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 図9の機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 図9の機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 図9の機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 第3の実施の形態に係る機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 第3の実施の形態に係る機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 第3の実施の形態に係る機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 第4の実施の形態に係る機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 第4の実施の形態に係る機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 第4の実施の形態に係る機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図 子機の自動接続および手動接続の一例を説明する図 子機の自動接続および手動接続の一例を説明する図 親機による子機の自動接続の一例を説明する図 子機の親機への誤接続抑制の一例を説明する図
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る機器情報登録システムの構成例を示した図である。図1に示すように、機器情報登録システムは、親機1と、子機2と、ルーター3と、端末4と、サーバー5と、を有する。
親機1は、PLC(Power Line Communication)の機能を備え、PLCの親機として機能する電子機器である。親機1は、例えば、ドアホン、ルーター、またはPLC親機といった電子機器であってもよい。
子機2は、PLCの機能を備え、PLCの子機として機能する電子機器である。子機2は、例えば、電子レンジ、冷蔵庫、または洗濯機といった家電であってもよい。
親機1と子機2とは、電力線に接続され、PLCに基づいた通信を行う。PLCが行われる電力線は、例えば、PLCネットワークまたは電力線ネットワークと称されてもよい。なお、図1では、1台の親機1に1台の子機2が接続されているが、これに限られない。親機1には、複数の子機2が接続されてもよい。
ルーター3は、親機1を、例えば、インターネットといったネットワーク6に接続する。親機1とルーター3とは、例えば、イーサーネット(登録商標)によって接続されてもよいし、Wi-fi(登録商標)といった無線通信によって接続されてもよい。なお、親機1がルーター3の機能を備えてもよい。この場合、機器情報登録システムは、ルーター3を備えなくてもよい。
端末4は、例えば、スマートホン、タブレット端末、またはノートPC(Personal Computer)といった携帯端末である。また、端末4は、PCといった端末であってもよい。端末4は、例えば、携帯電話システムといった無線通信システム、または、ルーター3を介して、ネットワーク6に接続する。
サーバー5は、ネットワーク6に接続される。サーバー5には、親機1、子機2、およびユーザーの情報が登録される。ユーザーは、例えば、親機1および子機2の購入者、使用者、または所有者である。すなわち、サーバー5には、ユーザーの家電の情報が一元管理される。サーバー5は、クライドサーバーであってもよい。
図2は、親機1のブロック構成例を示した図である。図2に示すように、親機1は、ホスト部10と、PLCモジュール20と、電源部30と、を有する。
ホスト部10は、親機1全体を制御する。PLCモジュール20は、PLCを制御する。PLCモジュール20は、親機としての機能を有する。電源部30は、AC-DC電源およびDC-DC電源を備え、電力線から得られる電力を、AC-DC電源およびDC-DC電源を介して、ホスト部10およびPLCモジュール20に供給する。
ホスト部10は、CPU(Central Processing Unit)11と、記憶部12と、UI(User Interface)13と、通信部14と、バス15と、を有する。CPU11、記憶部12、UI13、および通信部14は、バス15に接続される。
CPU11は、ホスト部10全体を制御する。CPU11は、例えば、記憶部12に記憶されたプログラムを実行し、ホスト部10全体を制御する。CPU11は、制御部と称されてもよい。
記憶部12には、CPU11が実行するプログラムが記憶される。また、記憶部12には、CPU11が計算処理を行うためのデータ、または、CPU11が各部を制御するためのデータ等が記憶される。記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、またはHDD(Hard Disk Drive)といった記憶装置によって構成されてもよい。
UI13は、例えば、ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)、タッチパネル、またはボタンといったユーザーインターフェースである。なお、親機1は、UI13を備えなくてもよい。親機1がUI13を備えない場合、例えば、端末4が親機1のUIとして機能してもよい。
通信部14は、PLCモジュール20と通信する。通信部14は、例えば、SDIO(Secure Digital Input/Output)、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)、またはGPIO(General Purpose Input/Output)といったインターフェースであってもよい。
PLCモジュール20は、CPU21と、記憶部22と、イーサネット部23と、PLC部24と、シリアル通信部25と、AFE(Analog front-end)部26と、フィルタ部27と、通信部28と、バス29と、を有する。CPU21、記憶部22、イーサネット部23、PLC部24、シリアル通信部25、AFE部26、フィルタ部27、および通信部28は、バス29に接続される。
CPU21は、PLCモジュール20全体を制御する。CPU21は、例えば、記憶部22に記憶されたプログラムを実行し、PLCモジュール20全体を制御する。CPU21は、制御部と称されてもよい。
記憶部22には、CPU21が実行するプログラムが記憶される。また、記憶部22には、CPU21が計算処理を行うためのデータ、または、CPU21が各部を制御するためのデータ等が記憶される。記憶部22は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、またはHDDといった記憶装置によって構成されてもよい。
イーサネット部23は、ルーター3と通信する。イーサネット部23は、CPU21とルーター3との間の通信における、物理層とMAC(Medium Access Control)層とを制御する。
PLC部24は、例えば、AFE部26、フィルタ部27、および電力線を介して、子機2とPLCに基づく通信を行う。PLC部24は、CPU21と子機2との間のPLCにおける、物理層とMAC層とを制御する。PLC部24は、通信部と称されてもよい。
PLC部24は、PLCの親機として機能する。例えば、PLC部24は、ビーコン信号を出力する。PLC部24は、ビーコン信号を受信した子機2から、PLCネットワークへの参加要求を受信し、子機2のPLCネットワークへの参加を承認するか否かを判定する。
シリアル通信部25は、外部のネットワーク(ネットワーク6を除く)に接続され、シリアル通信を行う。
AFE部26は、フィルタ27から出力されるPLCのアナログ信号をデジタル信号に変換し、PLC部24に出力する。また、AFE部26は、PLC部24から出力されるPLCのデジタル信号をアナログ信号に変換し、フィルタ部27を介して電力線に出力する。
フィルタ部27は、電力線の電力(電圧および電流)がPLCモジュール20に流入するのを阻止する。また、フィルタ部27は、電力線を伝搬するPLC信号をPLCモジュール20に通過させる。フィルタ部27は、例えば、カプラによって構成されてもよい。
通信部28は、ホスト部10と通信する。通信部28は、例えば、SDIO、UART、またはGPIOといった通信インターフェースであってもよい。
図3は、子機2のブロック構成例を示した図である。図3に示すように、子機2は、ホスト部40と、PLCモジュール50と、電源部60と、を有する。
ホスト部40は、子機2全体を制御する。PLCモジュール50は、PLCを制御する。PLCモジュール20は、子機としての機能を有する。電源部60は、AC-DC電源およびDC-DC電源を備え、電力線から得られる電力を、AC-DC電源およびDC-DC電源を介して、ホスト部40およびPLCモジュール50に供給する。
ホスト部40は、CPU41と、記憶部42と、UI43と、通信部44と、バス45と、を有する。CPU41、記憶部42、UI43、および通信部44は、バス45に接続される。
CPU41は、ホスト部40全体を制御する。CPU41は、例えば、記憶部42に記憶されたプログラムを実行し、ホスト部40全体を制御する。CPU41は、制御部と称されてもよい。
記憶部42には、CPU41が実行するプログラムが記憶される。また、記憶部42には、CPU41が計算処理を行うためのデータ、または、CPU41が各部を制御するためのデータ等が記憶される。記憶部42は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、またはHDDといった記憶装置によって構成されてもよい。
UI43は、例えば、ディスプレイ、LED、タッチパネル、またはボタンといったユーザーインターフェースである。なお、子機2は、例えば、子機2の機能または種別によって、UI43を備えない場合もある。例えば、子機2が電子レンジといった家電の場合、UI43を備えてもよい。子機2が冷蔵庫といった家電の場合、UI43を備えなくてもよい。
通信部44は、PLCモジュール50と通信する。通信部44は、例えば、SDIO、UART、またはGPIOといったインターフェースであってもよい。
PLCモジュール50は、CPU51と、記憶部52と、PLC部53と、AFE部54と、フィルタ部55と、通信部56と、バス57と、を有する。CPU51、記憶部52、PLC部53、AFE部54、フィルタ部55、および通信部56は、バス57に接続される。
CPU51は、PLCモジュール50全体を制御する。CPU51は、例えば、記憶部52に記憶されたプログラムを実行し、PLCモジュール50全体を制御する。CPU51は、制御部と称されてもよい。
記憶部52には、CPU51が実行するプログラムが記憶される。また、記憶部52には、CPU51が計算処理を行うためのデータ、または、CPU51が各部を制御するためのデータ等が記憶される。記憶部52は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、またはHDDといった記憶装置によって構成されてもよい。
PLC部53は、例えば、AFE部54、フィルタ部55、および電力線を介して、親機1とPLCに基づく通信を行う。PLC部53は、CPU51と親機1との間のPLCにおける、物理層とMAC層とを制御する。PLC部53は、通信部と称されてもよい。
PLC部53は、PLCの子機として機能する。例えば、PLC部53は、電力線を流れるビーコン信号を受信する。PLC部53は、ビーコン信号を受信した場合、ビーコン信号を送信した親機1に対してPLCネットワークへの参加要求を送信する。PLC部53は、親機1からPLCネットワークへの参加承認を受信した場合、PLCを行う。
AFE部54は、フィルタ55から出力されるPLCのアナログ信号をデジタル信号に変換し、PLC部53に出力する。また、AFE部54は、PLC部53から出力されるPLCのデジタル信号をアナログ信号に変換し、フィルタ部55を介して電力線に出力する。
フィルタ部55は、電力線の電力がPLCモジュール50に流入するのを阻止する。また、フィルタ部55は、電力線を伝搬するPLC信号をPLCモジュール50に通過させる。フィルタ部55は、例えば、カプラによって構成されてもよい。
通信部56は、ホスト部40と通信する。通信部56は、例えば、SDIO、UART、またはGPIOといった通信インターフェースであってもよい。
図4は、サーバー5のブロック構成例を示した図である。図4に示すように、サーバー5は、CPU71と、通信部72と、記憶部73と、を有している。
CPU71は、サーバー5全体を制御する。CPU71は、例えば、記憶部73に記憶されたプログラムを実行し、サーバー5全体を制御する。CPU71は、制御部と称されてもよい。
通信部72は、ネットワーク6およびルーター3を介して、親機1と通信する。また、通信部72は、ネットワーク6、ルーター3、および親機1を介して、子機2と通信する。また、通信部72は、ネットワーク6を介して、端末4と通信する。
記憶部73には、CPU71が実行するプログラムが記憶される。また、記憶部73には、CPU71が計算処理を行うためのデータ、または、CPU71が各部を制御するためのデータ等が記憶される。また、記憶部73には、親機1、子機2、およびユーザーに関する情報が記憶される。記憶部73は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、またはHDDといった記憶装置によって構成されてもよい。
図5は、端末4のブロック構成例を示した図である。図5に示すように、端末4は、CPU81と、UI82と、通信部83と、記憶部84と、を有する。
CPU81は、端末4全体を制御する。CPU81は、例えば、記憶部84に記憶されたプログラムを実行し、端末4全体を制御する。CPU81は、制御部と称されてもよい。
UI82は、例えば、ディスプレイ、LED、タッチパネル、またはボタンといったユーザーインターフェースである。
通信部83は、ネットワーク6を介して、サーバー5と通信する。通信部83は、サーバー5、ネットワーク6、ルーター3を介して、親機1と通信する。通信部83は、ルーター3および親機1を介して、子機2と通信する。
記憶部84には、CPU81が実行するプログラムが記憶される。また、記憶部84には、CPU81が計算処理を行うためのデータ、または、CPU81が各部を制御するためのデータ等が記憶される。記憶部84は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、またはHDDといった記憶装置によって構成されてもよい。
図6Aおよび図6Bは、サーバー5の記憶部73に記憶されるテーブル例を示した図である。図6Aに示すように、親機管理テーブル73aには、ユーザーIDと、親機IDと、が紐づけられて記憶される。
ユーザーIDは、親機1のユーザーを一意に識別する情報である。ユーザーIDは、例えば、ユーザーが登録しているSNS(social networking service)のアカウント情報または親機1のメーカーサイトサービスのアカウント情報といったユーザー情報であってもよい。ユーザー情報には、例えば、端末4のメールアドレスまたはプッシュIDといった、ユーザーの端末4を呼び出す情報が含まれてもよい。
親機IDは、親機1を一意に識別する情報である。親機IDは、例えば、親機1のMACアドレスまたはMACアドレスから生成したハッシュ値といった親機情報であってもよい。
後述するが、親機管理テーブル73aのユーザーIDおよび親機IDは、例えば、ユーザーがサーバー5に対して、親機1の登録手続を行った場合に、親機管理テーブル73aに記憶される。
図6Bに示すように、子機管理テーブル73bには、家電機器IDと、認証状態フラグと、親機IDと、機器種別と、が記憶される。
家電機器IDは、家電機器(子機2)を一意に識別する情報である。家電機器IDは、例えば、家電機器のMACアドレスまたはMACアドレスから生成したハッシュ値といった家電情報(子機情報)であってもよい。
認証状態フラグは、後述するが、ユーザーによる家電機器(子機2)の登録手続の認証が完了したか否かを示す情報である。ユーザーが家電機器の登録手続を認証した場合、認証状態フラグは「完了」となる。ユーザーが家電機器の登録手続を認証しない場合(否認した場合)、認証状態フラグは「未完了」となる。
親機IDは、親機1を一意に識別する情報である。親機IDは、例えば、親機1のMACアドレスまたはMACアドレスから生成したハッシュ値といった情報であってもよい。
機器種別は、家電機器の種別を示す。例えば、機器種別は、エアコン、洗濯機、または冷蔵庫といった機器の種別を示す。
後述するが、子機管理テーブル73bの家電機器ID、認証状態フラグ、親機ID、および機器種別は、例えば、ユーザーがサーバー5に対して、家電機器の登録手続を行った場合に、子機管理テーブル73bに記憶される。
図1の機器情報登録システムの動作例について説明する。機器情報登録システムの動作は、例えば、2つの動作に分けられてもよい。例えば、機器情報登録システムの動作は、親機1を登録する動作と、子機2を登録する動作とに分けられてもよい。
図7は、機器情報登録システムの親機1の登録動作例を説明する図である。図7には、図1に示した親機1と、ルーター3と、端末4と、サーバー5と、ネットワーク6と、が示してある。
親機1の登録処理は、例えば、親機1の購入後、親機1の初期設定として実行されてもよい。または、親機1の登録処理は、例えば、親機1のサーバー5への登録が完了していない場合に、実行されてもよい。
ユーザーは、端末4に、ユーザー情報と、親機1の情報とを入力する。例えば、ユーザーは、端末4に、ユーザーが登録しているSNSのアカウント情報または親機1のメーカーサイトサービスのアカウント情報といったユーザー情報と、親機1のMACアドレスまたはMACアドレスから生成したハッシュ値といった親機情報とを入力する。
端末4は、入力されたユーザー情報と、親機情報とを、ネットワーク6を介して、サーバー5に送信する(S1)。
サーバー5は、端末4から、ユーザー情報と、親機情報とを受信すると、端末4のUI82(ディスプレイ)に、親機1をサーバー5に接続するよう指示する指示画面を表示する(S2)。
ユーザーは、端末4のディスプレイに表示された指示画面に従って、親機1をサーバー5に接続する。親機1は、サーバー5に接続すると、親機1のデバイス証明書をサーバー5に送信する(S3)。
サーバー5は、親機1から受信した親機1のデバイス証明書が適切(正当)である場合、S1にて送信されたユーザー情報に基づいて、端末4に対し、親機1の登録の承認要求を送信する(S4)。承認要求は、承認依頼と称されてもよい。承認は、承諾と称されてもよい。
端末4は、ユーザーから、親機1の登録を承認する承認操作を受け付けた場合、承認応答をサーバー5に送信する(S5)。
サーバー5は、端末4から、承認応答を受信すると、S1にて送信されたユーザー情報と、親機情報とを親機管理テーブル73aに記憶(登録)する(S6)。例えば、サーバー5は、図6Aに示したように、ユーザー情報と、親機情報とを親機管理テーブル73aに記憶する。
以上の動作によって、親機1の情報がサーバー5に登録される。
なお、親機1のサーバー5への登録は、上記の方法に限られない。例えば、親機1は、UI13を介して、ユーザーからユーザー情報を受付ける。そして、親機1が、ユーザーから受け付けたユーザー情報と、親機1の親機情報とを、サーバー5に送信してもよい。
図8は、機器情報登録システムの子機2の登録動作例を説明する図である。図8には、図1に示した親機1と、子機2と、ルーター3と、端末4と、サーバー5と、ネットワーク6と、が示してある。図8において、親機1の登録は、完了しているとする。
子機2の登録処理は、例えば、子機2の購入後、子機2の初期設定として実行されてもよい。または、子機2の登録処理は、例えば、子機2のサーバー5への登録が完了していない場合に、実行されてもよい。
子機2は、ユーザーによって電源がオンされると、電力線を介し、PLCに基づいて、親機1に接続する(S11)。
子機2は、親機1に接続すると、親機1から、親機1の親機情報を取得する(S12)。
子機2は、親機1の親機情報を取得すると、親機1およびルーター3を介して、サーバー5に接続する(S13)。別言すれば、子機2は、親機1の親機情報を取得すると、PLCネットワークおよびネットワーク6を介して、サーバー5に接続する。
なお、子機2の記憶部42または記憶部52には、例えば、出荷時等において、サーバー5のURL(Uniform Resource Locator)が記憶されてもよい。子機2は、親機1の親機情報を取得すると、記憶部42または記憶部52に記憶されたサーバー5のURLに基づいて、PLCネットワークおよびネットワーク6を介し、サーバー5に接続してもよい。
子機2は、サーバー5に接続すると、子機2のMACアドレスまたはMACアドレスから生成したハッシュ値といった子機情報と、子機2の機器種別と、S12にて取得した親機1の親機情報と、子機2のデバイス証明書とを、サーバー5に送信する(S14)。
サーバー5は、子機2から送信されたデバイス証明書が適切である場合、S14にて子機2から送信された親機1の親機情報に基づいて親機管理テーブル73aを参照し、対応するユーザーのユーザー情報(アカウント情報)を取得する(S15)。
サーバー5は、S15にて取得したアカウント情報に紐づく端末4に対し、子機2の承認要求を送信する(S16)。なお、承認要求は、例えば、メールで通知されてもよいし、プッシュIDを用いて通知されてもよい。承認要求には、承認要求の送信元(承認要求に対する応答を返す応答先)であるサーバー5のURLといった情報が含まれてもよい。
ユーザーは、端末4のディスプレイに表示された承認要求に応じて、端末4に対し、承認操作を行う。
端末4は、ユーザーから、承認操作を受け付けると、承認要求の応答をサーバー5に送信する(S17)。
サーバー5は、端末4から承認を受信した場合、S14にて端末4から受信した子機情報を、親機情報と紐づけて、子機管理テーブル73bに記憶(登録)する(S18)。また、サーバー5は、子機管理テーブル73bの認証状態フラグを完了に設定する。なお、サーバー5は、端末4から、承認を受信しなかった場合、子機管理テーブル73bの認証状態フラグを未完了に設定する。または、子機情報の登録自体を行わない。
以上の動作によって、子機2の情報がサーバー5に登録される。
図8の動作例において、子機2は、ユーザーによって電源がオンされると、PLCに基づいて自動で(ユーザーの操作無しに)親機1に接続し(S11)、親機情報を取得してもよい(S12)。そして、子機2は、自動でS13,S14の処理を実行してもよい。
この場合、ユーザーは、子機2のサーバー5への登録操作として、子機2の電源をオンし、サーバー5から送信される承認要求に対して、承認の操作を端末4に対して行うだけでよい。ユーザーは、新たな子機(別の子機)をPLCネットワークに接続する場合も、上記と同様に、子機の電源をオンし、サーバー5から送信される承認要求に対して、承認の操作を端末4に対して行うだけでよい。
すなわち、図1に示した機器情報登録システムは、親機1の登録操作を要するが、子機2の登録操作は、子機2の電源をオンし、サーバー5から端末4に送信される承認要求に対して、承認の操作を行えばよい。別言すれば、図1に示した機器情報登録システムでは、例えば、ユーザーが、新たな子機2をPLCネットワークに追加する度に、子機2と端末4とのペアリング操作を行うことなく、簡易に子機2をサーバー5に登録できる。
以上説明したように、機器情報登録システムは、電力線とネットワーク6とに接続される親機1(第1の機器)と、電力線に接続され、親機1とPLCを行う子機2(第2の機器)と、親機1の親機情報と、親機1のユーザー情報とを対応付けて親機管理テーブル73aに記憶し、ネットワーク6を介して親機1と通信するサーバー5と、を有する。子機2は、例えば、電源がオンされると、PLCに基づいて、親機1から親機情報を取得し、取得した親機情報と、子機2の子機情報とを、親機1を介してサーバー5に送信する。サーバー5は、親機管理テーブル73aを参照し、子機2から送信された親機情報に対応するユーザー情報を取得し、ユーザー情報に紐づく端末4に、子機2の機器情報の登録承認を要求する承認要求を送信する。サーバー5は、子機2の子機情報の登録を承認する承認応答を端末4から受信した場合、子機2の子機情報を子機管理テーブル73bに登録する。
これにより、ユーザーは、子機2の子機情報をサーバー5に簡易に登録できる。例えば、子機2は、PLCに基づいて親機1に接続し、親機情報を取得する。そして、子機2は、取得した親機情報をサーバー5に送信し、サーバー5は、子機2のユーザーから、登録承認が得られると、子機2から送信された子機情報を登録する。すなわち、子機2が、PLCに基づいて、親機1から親機情報を取得してサーバー5に送信するため、ユーザーは、子機2と端末4とをペアリングして、子機2をネットワーク6に接続しなくて済み、簡易に子機2の子機情報をサーバー5に登録できる。
なお、サーバー5は、子機2がディスプレイおよびタッチパネルといったUI43を備える場合、親機1を介し、子機2に承認要求を送信してもよい。子機2は、サーバー5から受信した承認要求をUI43に表示し、ユーザーから承認操作を受け付けてもよい。サーバー5は、子機2から承認要求に対する承認応答を受信した場合、子機2の子機情報を登録してもよい。
(第2の実施の形態)
例えば、マンションといった集合住宅では、各戸内に配置されたPLC機器の信号が、分電盤および集合住宅の配電盤を介して、漏れる場合がある。この場合、例えば、図8のS11の接続処理において、或る家の子機2は、別の家の親機1に誤接続する場合がある。第2の実施の形態では、子機2の親機1への誤接続を抑制する動作について説明する。以下では、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。
図9は、第2の実施の形態に係る機器情報登録システムの構成例を示した図である。図9には、A宅とB宅とを有する集合住宅が示してある。A宅の電力線は、A宅の分電盤に接続され、集合住宅の配電盤に接続される。B宅の電力線は、B宅の分電盤に接続され、集合住宅の配電盤に接続される。
A宅は、親機1aと、子機2aと、ルーター3aと、端末4aと、を有する。A宅の親機1aは、サーバー5への登録が完了しているとする。
B宅は、親機1bと、子機2bと、ルーター3bと、端末4bと、を有する。B宅の親機1bは、サーバー5への登録が完了しているとする。
図9の機器情報登録システムの概略動作例について説明する。図9において、A宅のユーザーは、子機2aをA宅の電力線に接続し、電源をオンする。この場合、例えば、A宅の子機2aは、A宅の分電盤、集合住宅の配電盤、およびB宅の分電盤を介して、B宅の親機1bのビーコン信号を受信する場合がある。
A宅の子機2aは、B宅の親機1bのビーコン信号を受信した場合、B宅の親機1bに接続し、親機1bの親機情報を取得する(S21)。A宅の子機2aは、サーバー5に接続し、子機2aの子機情報と、子機2aの機器種別と、B宅の親機1bの親機情報と、子機2aのデバイス証明とをサーバー5に送信する(S22)。
サーバー5は、A宅の子機2aから送信されたデバイス証明書が適切である場合、子機2aから送信された親機1bの親機情報に基づいて親機管理テーブル73aを参照し、対応するユーザーのユーザー情報(アカウント情報)を取得する(S23)。
なお、上記した通り、B宅の親機1bは、サーバー5への登録が完了している。そのため、サーバー5は、S22にて送信されたB宅の親機1bの親機情報に基づいて、B宅のユーザーのアカウント情報を取得する。
サーバー5は、S23にて取得したアカウント情報に基づいて、B宅の端末4bに対し、A宅の子機2aの承認要求を送信する(S24)。
しかし、B宅のユーザーは、B宅の子機2bの登録操作を行っていないため、B宅のユーザーに対する承認要求でないと判断し、サーバー5から送信された承認要求を否認する。端末4bは、ユーザーの操作に応じて、承認要求に対する否認(情報)をサーバー5に送信する(S25)。
サーバー5は、端末4bから、承認要求に対する否認を受信した場合、A宅の子機2aの子機情報の登録を行わない。すなわち、サーバー5は、A宅の子機2aの子機情報を子機管理テーブル73bに記憶しない。
これにより、子機2aのサーバー5への誤登録を抑制できる。すなわち、サーバー5が、B宅の端末4bに承認要求を送信することにより、A宅の子機2aのサーバー5への誤登録を抑制できる。
サーバー5は、端末4bから否認を受信した場合、S22にて各種情報を送信してきた子機2aに対し、子機2aが送信した親機情報の親機1bは、子機2aの接続対象外の親機であることを通知する(S26)。
子機2aは、サーバー5から接続対象外の情報(親機1bが接続対象外であることを示す情報)を受信した場合、接続対象外の親機1bのビーコン信号を無視する。これにより、子機2aは、親機1bのビーコン信号を無視し、親機1bへの誤接続が抑制される。
なお、サーバー5は、S24の承認要求を端末4bに送信するとき、登録する子機2aの機器種別の情報を送信してもよい。例えば、子機2aが電子レンジの場合、サーバー5は、機器種別「電子レンジ」を示す情報を端末4bに送信してもよい。
具体的には、A宅にて子機2aの登録操作が行われているときに、B宅においても、冷蔵庫の登録操作が行われるとする。この場合、冷蔵庫の登録操作を行っているB宅のユーザーは、電子レンジ(すなわち、A宅の子機2a)の承認要求に対し、承認を否認できる。そして、B宅のユーザーは、冷蔵庫(すなわち、B宅の子機2b)の承認要求に対し、承認できる。
図10A~図10Dは、図9の機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図である。図10Aに示す「10A」は、図10Bに示す「10A」に接続される。図10Bに示す「10B」は、図10Cに示す「10B」に接続される。図10Cに示す「10C」は、図10Dに示す「10C」に接続される。
図10Aに示すシーケンスは、親機情報の登録動作例を示す。図10Aに示すシーケンスは、例えば、親機1a,1bの初期設定において1回実行されればよい。
A宅のユーザーは、端末4aに対しログイン操作する(X1a)。例えば、A宅のユーザーは、所定のアプリケーションまたはサービスサイトにおいてログインする。
端末4aは、X1aのログイン操作に応じて、サーバー5に接続する(S31a)。
A宅のユーザーは、端末4aに対し、親機1aの親機情報を入力する(X2a)。
端末4aは、親機1aの親機情報の入力に応じて、登録要求をサーバー5に送信する(S32a)。
サーバー5は、親機情報と、A宅のユーザーのユーザー情報とを紐づける(S33a)。
サーバー5は、親機情報と、A宅のユーザーのユーザー情報とを紐づけると、端末4aに、登録要求を受け付けたことを示す応答を送信する(S34a)。
端末4aは、S34aの応答を受信すると、サーバー5において、登録要求が受け付けられたことをディスプレイに表示(例えば、OKを表示)する(S35a)。
A宅のユーザーは、端末4aのディスプレイに表示されたOKを確認すると、親機1aに対し、サーバー5への接続操作を行う(X3a)。
親機1aは、サーバー5への接続操作に応じて、サーバー5に接続する(S36a)。
親機1aは、サーバー5に接続すると、親機1aのデバイス証明書をサーバー5に送信する(S37a)。
サーバー5は、親機1aのデバイス証明書が適切である場合、端末4aに承認要求を送信する(S38a)。
端末4aは、S38aの承認要求の受信に応じて、ディスプレイに、承認要求を表示する(S39a)。
A宅のユーザーは、端末4aのディスプレイに表示された承認要求を確認すると、端末4aに対し、承認入力の操作を行う(X4a)。
端末4aは、承認入力の操作に応じて、承認応答をサーバー5に送信する(S40a)。
サーバー5は、S40aの承認応答に応じて、S33aにて紐づけた情報を記憶部73に記憶し、親機登録処理を完了する(S41a)。これにより、記憶部73には、例えば、図6Aで説明した親機管理テーブル73aが記憶される。
図10Aに示すX1b~X4bおよびS31b~41bは、B宅における親機情報の登録動作例を示す。X1b~X4bは、A宅におけるユーザーの操作X1a~X4aと同様であり、その説明を省略する。S31b~S41bは、A宅における親機情報の登録動作例S31a~S41aと同様であり、その説明を省略する。
図10Bのシーケンスについて説明する。図10Bは、A宅の子機2aが、A宅の親機1aのビーコン信号(適切な親機のビーコン信号)を受信する場合の動作例を示す。
A宅のユーザーは、子機2aの電源をオンする(X5a)。
A宅の親機1aは、電力線にビーコン信号を送出する(S42a)。なお、親機1aは、所定周期でビーコン信号を送出する。
ビーコン信号を受信した子機2aは、親機1aに対し、認証要求を送信する(S43a)。
親機1aと子機2aとは、仮ネットワーク鍵を生成する(S44a)。ネットワーク鍵は、親機1aと子機2aとの通信を暗号化するための鍵である。
親機1aは、サーバー5に対し、ホワイトリスト作成を要求する(S45a)。
なお、ホワイトリストとは、サーバー5に接続する可能性のある(クラウド接続の可能性のある)子機情報を、サーバー5が保持するリストである。親機1aが、子機2aの子機情報をサーバー5に通知する。
例えば、親機1aは、子機2aをPLCレベルで認証したタイミングにおいて、子機2aの子機情報をサーバー5に通知する。子機2aの子機情報は、例えば、子機2aを識別する情報であって、MACアドレスであってもよい。サーバー5は、親機1aの親機情報と、子機2aの子機情報とを紐づけてホワイトリストに保持する。
図10Bの説明に戻る。サーバー5は、ホワイトリストの作成要求に応じて、ホワイトリストを作成する(S46a)。
サーバー5は、ホワイトリストの作成要求に対する応答を親機1aに送信する(S47a)。
親機1aは、サーバー5から、ホワイトリストの作成要求に対する応答を受信すると、子機2aに対し、ホワイトリスト作成通知を送信する(S48a)。
子機2aは、親機1aから、ホワイトリスト作成通知を受信すると、親機1aに対し、親機情報の取得要求を行う(S49a)。
親機1aは、S49aの親機情報の取得要求に応じて、親機1aの親機情報を子機2aに送信する(S50a)。
子機2aは、親機1aから、親機1aの親機情報を受信すると、親機1aを介し、サーバー5に接続する(S51a)。子機2aは、親機1aから取得した親機情報と、子機2aの子機情報と、子機2aの機器種別と、子機2aのデバイス証明書とをサーバー5に送信する。
サーバー5は、S51aにて送信されたデバイス証明書に基づいて、子機2aのアクセス可否を判定する(S52a)。
サーバー5は、子機2aのアクセス可を判定した場合、記憶部73の親機管理テーブル73aを参照して、S51aにて送信された親機情報に対応するユーザー情報を取得(A宅の端末4aを特定)する(S53a)。
サーバー5は、S53aにて特定した端末4aに対し、子機2aの承認要求を送信する(S54a)。
端末4aは、S54aの承認要求の受信に応じて、ディスプレイに、子機2aの登録の承認要求を表示する(S55a)。
A宅のユーザーは、端末4aのディスプレイに表示された承認要求を確認すると、端末4aに対し、承認入力の操作(子機2の登録を承認する操作)を行う(X6a)。
端末4aは、承認入力の操作に応じて、承認応答をサーバー5に送信する(S56a)。
サーバー5は、S56aの承認応答に応じて、S51aのサーバー接続において送信された子機情報を記憶部73に記憶(登録)する(S57a)。記憶部73には、例えば、図6Bで説明した子機管理テーブル73bが記憶される。
サーバー5は、子機2aの子機情報を登録すると、子機2aに対し、承認通知を行う(S58a)。
子機2aは、サーバー5から承認通知を受信すると、ビーコン信号を送信した親機1aをPLCの接続対象親機として登録する(S59a)。
子機2aが、PLCの接続対象親機を登録すると、親機1aと子機2aは、本ネットワーク鍵を生成する(S60a)。
図10Cのシーケンスについて説明する。図10Cは、A宅の子機2aが、B宅の親機1bのビーコン信号(適切でない親機のビーコン信号)を受信した場合の動作例を示す。以下では、子機2aの子機情報は、サーバー5に登録されていないとする。また、以下では、子機2aのデバイス証明書のやり取りについては説明を省略する。
B宅の親機1bは、電力線にビーコン信号を送出する(S61b)。なお、親機1bは、所定周期でビーコン信号を送出する。
ビーコン信号を受信した子機2aは、B宅の親機1bに対し、認証要求を送信する(S62b)。
親機1bと子機2aとは、仮ネットワーク鍵を生成する(S63b)。
子機2aは、仮ネットワーク鍵を生成すると、B宅の親機1bに対し、親機情報の取得要求を行う(S64b)。
B宅の親機1bは、S64bの親機情報の取得要求に応じて、親機1bの親機情報を子機2aに送信する(S65b)。
子機2aは、B宅の親機1bから、親機1bの親機情報を受信すると、サーバー5に接続する(S66b)。子機2aは、B宅の親機1bから取得した親機情報と、子機2aの子機情報と、子機2aの機器種別と、子機2aのデバイス証明書とをサーバー5に送信する。
サーバー5は、記憶部73の親機管理テーブル73aを参照して、S66bにて送信された親機情報(B宅の親機1b)に対応するユーザー情報を取得(B宅の端末4bを特定)する(S67b)。
サーバー5は、S67bにて特定したB宅の端末4bに対し、子機2aの承認要求を送信する(S68b)。
B宅の端末4bは、S68bの承認要求の受信に応じて、ディスプレイに、子機2aの登録の承認要求を表示する(S69b)。
B宅のユーザーは、子機2aの登録操作を行っていないため、端末4bに対し、否認入力の操作(子機2aの登録を承認しない操作)を行う(X7b)。
端末4bは、否認入力の操作に応じて、否認の応答をサーバー5に送信する(S70b)。
サーバー5は、端末4bから、否認の応答を受信した場合、S66bにて送信された子機2aの子機情報の登録処理を行わない(S71b)。
サーバー5は、子機2aに対し、否認通知を行う(S72b)。すなわち、サーバー5は、子機2aに対し、子機2aの子機情報を登録しなかったことを通知する。
子機2aは、サーバー5から否認通知を受信すると、ビーコン信号を送信したB宅の親機1bをPLCの接続対象外親機として登録する(S73b)。子機2aは、認証状態を初期値に設定する(S74b)。
B宅の親機1bは、電力線にビーコン信号を送出する(S75b)。
子機2aは、S73bにて、B宅の親機1bを接続対象外親機として登録しているため、親機1bのビーコン信号を無視する(S76b)。
A宅の親機1aは、電力線にビーコン信号を送出する(S77a)。
子機2aは、A宅の親機1aを接続対象外親機として登録していないため、親機1aのビーコン信号を受信し、親機1aに対し認証要求する(S78a)。
A宅の親機1aと子機2aとは、仮ネットワーク鍵を生成する(S79a)。
図10Dにおいて、子機2aは、仮ネットワーク鍵を生成すると、A宅の親機1aに対し、親機情報の取得要求を行う(S80a)。
親機1aは、S80aの親機情報の取得要求に応じて、親機1aの親機情報を子機2aに送信する(S81a)。
子機2aは、親機1aから、親機1aの親機情報を受信すると、サーバー5に接続する(S82a)。子機2aは、親機1aから取得した親機情報と、子機2aの子機情報と、子機2aの機器種別と、子機2aのデバイス証明書とをサーバー5に送信する。
サーバー5は、記憶部73の親機管理テーブル73aを参照して、S82aにて送信された親機情報に対応するユーザー情報を取得(A宅の端末4aを特定)する(S83a)。
サーバー5は、S83aにて特定した端末4aに対し、子機2aの承認要求を送信する(S84a)。
端末4aは、S84aの承認要求の受信に応じて、ディスプレイに、子機2aの登録の承認要求を表示する(S85a)。
A宅のユーザーは、端末4aのディスプレイに表示された承認要求を確認すると、端末4aに対し、承認入力の操作を行う(X8a)。
端末4aは、承認入力の操作に応じて、承認応答をサーバー5に送信する(S86a)。
サーバー5は、S86aの承認応答に応じて、S82aのサーバー接続にて送信された子機情報を記憶部73に記憶(登録)する(S87a)。記憶部73には、例えば、図6Bで説明した子機管理テーブル73bが記憶される。
サーバー5は、子機2aの子機情報を登録すると、子機2aに対し、承認通知を行う(S88a)。
子機2aは、サーバー5から承認通知を受信すると、ビーコン信号を送信した親機1aをPLCの接続対象親機として登録する(S89a)。
子機2aが、PLCの接続対象親機を登録すると、親機1aと子機2aは、本ネットワーク鍵を生成する(S90a)。
以上説明したように、サーバー5は、子機2のユーザーから、登録承認が得られない場合、子機2に対し、子機2が送信した親機情報の親機は、子機2の接続対象外親機であることを通知する。これにより、子機2は、接続対象外親機から送出されるビーコン信号を無視でき、別宅の親機1への誤接続を抑制できる。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態および第2の実施の形態では、サーバー5がユーザーの端末4に承認要求を送信した。第3の実施の形態では、親機1がユーザーの端末4に承認要求を送信する。
図11A~図11Cは、第3の実施の形態に係る機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図である。図11A~図11Cは、図9に示した各装置におけるシーケンスを示す。
図11Aに示す「11A」は、図11Bに示す「11A」に接続される。図11Bに示す「11B」は、図11Cに示す「11B」に接続される。
図11Aに示すS101は、親機1aの親機情報の登録処理および親機1bの親機情報の登録処理を示す。S101は、図10Aで説明したX1a~X4a,X1b~X4b,S31a~S41bと同様の処理であり、その説明を省略する。
A宅のユーザーは、端末4aを操作し、端末4aをルーター3aに接続する(X101a)。端末4aのルーター3aへの接続は、例えば、Wi-Fi(登録商標)接続であってもよい。Wi-Fi接続の場合、ユーザーは、例えば、SSID(Service Set IDentifier)およびパスワードを端末4aに入力する。
端末4aは、ユーザーの操作に応じて、ルーター3aに接続する(S102a)。
A宅のユーザーは、親機1aを操作し、親機1aを登録モードにする(X102a)。
A宅のユーザーは、端末4aを操作し、端末4aを登録モードにする(X103a)。
親機1aおよび端末4aは、X102aおよびX103aの操作に応じて、動作モードを相互登録モードにする(S103a)。
親機1aは、相互登録モードにおいて、端末4aと通信するための端末4aの通信IDを記憶する(S104a)。
端末4aは、相互登録モードにおいて、親機1aと通信するための親機1aの通信IDを記憶する(S105a)。
A宅のユーザーは、端末4aを操作し、端末4aをルーター3aから切断する(X104a)。
図11Aに示すX101b~X104bおよびS102b~105bは、B宅における親機1bと端末4bとの相互登録モードの動作例を示す。X101b~X104bは、A宅におけるユーザーの操作X101a~X104aと同様であり、その説明を省略する。S102b~S105bは、A宅における相互登録モードの動作例S102a~S105と同様であり、その説明を省略する。
A宅のユーザーは、子機2aの電源をオンする(X105a)。
A宅の親機1aは、電力線にビーコン信号を送出する(S106a)。なお、親機1aは、所定周期でビーコン信号を送出する。
ビーコン信号を受信した子機2aは、親機1aに対し、認証要求を送信する(S107a)。
親機1aと子機2aとは、仮ネットワーク鍵を生成する(S108a)。
子機2aは、仮ネットワーク鍵を生成すると、親機1aに対し、ユーザー承認要求を送信する(S109a)。
親機1aは、S109aのユーザー承認要求に応じて、端末4aに承認要求を送信する(S110a)。なお、端末4aへの承認要求はサーバー5を介して送信されてもよい。親機1aは、端末4aの通信IDを用いて端末4aと通信し、端末4aに承認要求を送信する。
端末4aは、S110aの承認要求の受信に応じて、ディスプレイに、子機2aの登録の承認要求を表示する(S111a)。
A宅のユーザーは、端末4aのディスプレイに表示された承認要求を確認すると、端末4aに対し、承認入力の操作(子機2の登録を承認する操作)を行う(X106a)。
端末4aは、承認入力の操作に応じて、承認応答を親機1aに送信する(S112a)。端末4aは、親機1aの通信IDを用いて親機1aと通信し、親機1aに承認応答を送信する。
親機1aは、S112aにて送信された承認応答結果を記憶する(S113a)。
親機1aは、子機2aに対し、承認通知を行う(S114a)。
親機1aは、子機2aに対し、承認通知を行った後、図11Bにおいて、サーバー5に対し、ホワイトリスト作成を要求する(S115a)。
サーバー5は、ホワイトリストの作成要求に応じて、ホワイトリストを作成する(S116a)。
サーバー5は、ホワイトリストの作成要求に対する応答を親機1aに送信する(S117a)。
親機1aは、サーバー5から、ホワイトリストの作成要求に対する応答を受信すると、子機2aに対し、ホワイトリスト作成通知を送信する(S118a)。
子機2aは、親機1aから、ホワイトリスト作成通知を受信すると、親機1aに対し、親機情報の取得要求を行う(S119a)。
親機1aは、S119aの親機情報の取得要求に応じて、親機1aの親機情報を子機2aに送信する(S120a)。
子機2aは、親機1aから、親機1aの親機情報を受信すると、親機1aを介し、サーバー5に接続する(S121a)。子機2aは、親機1aから取得した親機情報と、子機2aの子機情報と、子機2aの機器種別と、子機2aのデバイス証明書とをサーバー5に送信する。なお、親機1aは、承認済みの子機2a(S113aにて記憶した承認応答結果に対応する子機2a)の通信をブリッジする。親機1aは、承認済みでない子機の通信をブリッジしない。
サーバー5は、S51aにて送信されたデバイス証明書に基づいて、子機2aのアクセス可否を判定する(S122a)。
サーバー5は、子機2aのアクセス可を判定した場合、S121aにて送信された子機情報を記憶部73に記憶(登録)する(S123a)。記憶部73には、例えば、図6Bで説明した子機管理テーブル73bが記憶される。
サーバー5は、子機2aの子機情報を登録すると、親機1aを介し、子機2aに対し、登録通知を行う(S124a)。
子機2aが、サーバー5から登録通知を受信すると、親機1aと子機2aとは、本ネットワーク鍵を生成する(S125a)。
図11Cのシーケンスについて説明する。図11Cは、A宅の子機2aが、B宅の親機1bのビーコン信号(適切でない親機のビーコン信号)を受信した場合の動作例を示す。以下では、子機2aの子機情報は、サーバー5に登録されていないとする。
B宅の親機1bは、電力線にビーコン信号を送出する(S126b)。なお、親機1bは、所定周期でビーコン信号を送出する。
ビーコン信号を受信した子機2aは、B宅の親機1bに対し、認証要求を送信する(S127b)。
親機1aと子機2aとは、仮ネットワーク鍵を生成する(S128b)。
子機2aは、仮ネットワーク鍵を生成すると、B宅の親機1bに対し、ユーザー承認要求を送信する(S129b)。
B宅の親機1bは、S129bのユーザー承認要求に応じて、端末4bに承認要求を送信する(S130b)。B宅の親機1bは、端末4bの通信IDを用いて端末4bと通信し、端末4bに承認要求を送信する。
B宅の端末4bは、S130bの承認要求の受信に応じて、ディスプレイに、子機2aの登録の承認要求を表示する(S131b)。
B宅のユーザーは、子機2aの登録操作を行っていないため、端末4bに対し、否認入力の操作(子機2aの登録を承認しない操作)を行う(X107a)。
端末4bは、否認入力の操作に応じて、否認の応答を親機1bに送信する(S132b)。端末4bは、親機1bの通信IDを用いて親機1bと通信し、親機1bに否認の応答を送信する。
B宅の親機1bは、S132bにて送信された否認応答結果を記憶する(S133b)。
B宅の親機1bは、子機2aに対し、否認通知を行う(S134b)。
子機2aは、B宅の親機1bから否認通知を受信すると、ビーコン信号を送信したB宅の親機1bをPLCの接続対象外親機として登録する(S135b)。子機2aは、認証状態を初期値に設定する(S136b)。
B宅の親機1bは、電力線にビーコン信号を送出する(S137b)。
子機2aは、S135bにて、B宅の親機1bを接続対象外親機として登録しているため、親機1bのビーコン信号を無視する(S138b)。
A宅の親機1aは、電力線にビーコン信号を送出する(S139a)。
子機2aは、A宅の親機1aを接続対象外親機として登録していないため、親機1aのビーコン信号を受信し、親機1aに対し認証要求を送信する(S140a)。
S141は、子機2aの子機情報の登録処理を示す。S141は、図11Aおよび図11Bで説明したS108a~S125a,X106aと同様であり、その説明を省略する。
以上説明したように、機器情報登録システムは、電力線とネットワーク6とに接続され、通信IDを記憶する親機1a,1b(第1の機器)と、電力線に接続され、親機1a,1bとPLCを行う子機2(第2の機器)と、ネットワーク6に接続され、親機1a,1bと通信するサーバー5と、を有する。子機2a,2bは、例えば、電源がオンされると、子機2a,2bに関する子機情報の、サーバー5への登録承認を要求する承認要求を、PLCに基づいて親機1a,1bに送信する。親機1a,1bは、承認要求の受信に応じて、通信IDに紐づく端末4a,4bに、子機情報の登録承認を要求する承認要求を送信し、承認要求に対する承認応答を端末4a,4bから受信した場合、PLCに基づいて子機2a,2bに対し承認応答を送信する。子機2a,2bは、親機1a,1bから承認応答を受信した場合、子機情報を親機1a,1bを介してサーバー5に送信し、サーバー5は、子機情報を登録する。
このように、親機1a,1bが、端末4a,4b(ユーザー)に承認要求を送信する場合でも、ユーザーは、子機2の子機情報をサーバー5に簡易に登録できる。
なお、図11A~図11Cのシーケンスにおいて、相互登録モードの処理は省略されてもよい。例えば、X101a~X104aおよびX101b~X104bのユーザー操作と、S102a~S105aおよびS102b~S105bの処理とは、省略されてもよい。この場合、親機1a,1bは、サーバー5を介して、ユーザー(端末4a,4b)に承認依頼を行ってもよい。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態、第2の実施の形態、および第3の実施の形態では、サーバー5が子機2の子機情報を登録したが、これに限られない。第4の実施の形態では、親機1が子機2の子機情報を登録する。
図12A~図12Cは、第4の実施の形態に係る機器情報登録システムの動作例を示したシーケンス図である。図12A~図12Cは、図9に示した各装置におけるシーケンスを示す。ただし、図12A~図12Cに示すサーバーは、図9に示すサーバー5と異なる機能を有するサーバーであってもよい。例えば、図12A~図12Cに示すサーバーは、機器IDを発行するサーバーであってもよく、子機情報を記憶しなくてもよい。
図12Aに示す「12A」は、図12Bに示す「12A」に接続される。図12Bに示す「12B」は、図12Cに示す「12B」に接続される。以下では、ホワイトリスト作成およびデバイス証明書の処理説明を省略する。
A宅のユーザーは、端末4aに対しログイン操作する(X201a)。例えば、A宅のユーザーは、所定のアプリケーションまたはサービスサイトにおいてログインする。
端末4aは、X201aのログイン操作に応じて、サーバーに接続する(S201a)。
サーバーは、端末4aに対し、一意の機器IDを発行し、発行した機器IDを端末4aに送信する(S202a)。端末4aは、サーバーから送信された機器IDを記憶する。
A宅のユーザーは、親機1aに対しサーバー5への接続操作(ログイン等を含んでもよい)を行う(X202a)。例えば、A宅のユーザーは、所定のアプリケーションまたはサービスサイトにおいてログインする。
親機1aは、X202aの接続操作(ログイン操作等を含んでも良い)に応じて、サーバーに接続する(S203a)。
サーバーは、親機1aに対し、一意の機器IDを発行し、発行した機器IDを親機1aに送信する(S204a)。親機1aは、サーバーから送信された機器IDを記憶する。
S201は、親機1bおよび端末4bにおける機器ID発行処理を示す。S201は、上記したX201a,X202a,S201a~S204aと同様の処理であり、その説明を省略する。なお、機器IDは、機器固有情報として、例えば、出荷時において、装置に書き込まれてもよい。この場合、上記の処理は不要である。
S202は、親機1a,1bおよび端末4a,4bの通信ID発行処理を示す。S202は、図11Aで説明したX101a~X104a,S102a~S105a,X101b~X104b,S102b~S105bと同様の処理であり、その説明を省略する。
A宅のユーザーは、子機2aの電源をオンする(X203a)。
A宅の親機1aは、電力線にビーコン信号を送出する(S205a)。なお、親機1aは、所定周期でビーコン信号を送出する。
ビーコン信号を受信した子機2aは、親機1aに対し、認証要求を送信する(S206a)。
親機1aと子機2aとは、仮ネットワーク鍵を生成する(S203)。
子機2aは、仮ネットワーク鍵を生成すると、図12Bにおいて、親機1aに対し、ユーザー承認要求を送信する(S207a)。
親機1aは、S207aのユーザー承認要求に応じて、サーバーを介し、端末4aに承認要求を送信する(S208a,S209a)。親機1aは、機器IDを用い、サーバーを介して端末4aと通信し、端末4aに承認要求を送信する。
端末4aは、S209aの承認要求の受信に応じて、ディスプレイに、子機2aの登録の承認要求を表示する(S210a)。
A宅のユーザーは、端末4aのディスプレイに表示された承認要求を確認すると、端末4aに対し、承認入力の操作(子機2の登録を承認する操作)を行う(X204a)。
端末4aは、承認入力の操作に応じて、サーバーを介し、承認応答を親機1aに送信する(S211a,S212a)。端末4aは、機器IDを用い、サーバーを介して親機1aと通信し、親機1aに承認応答を送信する。
親機1aは、S212aにて送信された承認応答結果を記憶する(S213a)。
親機1aは、子機2aに対し、承認通知を行う(S214a)。
親機1aは、子機2aに対し、承認通知を行った後、子機2aに対し、子機情報を要求する(S215a)。
子機2aは、子機情報の要求に応じて、子機2aの子機情報を親機1aに送信する(S216a)。
親機1aは、S216aにて送信された子機情報を記憶部42または記憶部52に記憶する(S217a)。記憶部42または記憶部52には、例えば、図6Bで説明した子機管理テーブル73bが記憶されてもよい。
親機1aは、子機2aの子機情報を登録すると、子機2aに対し、登録通知を行う(S218a)。
子機2aが、親機1aから登録通知を受信すると、親機1aと子機2aとは、本ネットワーク鍵を生成する(S204)。
図12Cのシーケンスについて説明する。図12Cは、A宅の子機2aが、B宅の親機1bのビーコン信号(適切でない親機のビーコン信号)を受信した場合の動作例を示す。以下では、子機2aの子機情報は、親機1aに登録されていないとする。
B宅の親機1bは、電力線にビーコン信号を送出する(S219b)。なお、親機1bは、所定周期でビーコン信号を送出する。
ビーコン信号を受信した子機2aは、B宅の親機1bに対し、認証要求を送信する(S220b)。
B宅の親機1bと子機2aとは、仮ネットワーク鍵を生成する(S205)。
子機2aは、仮ネットワーク鍵を生成すると、B宅の親機1bに対し、ユーザー承認要求を送信する(S221b)。
B宅の親機1bは、S221bのユーザー承認要求に応じて、サーバーを介し、B宅の端末4bに承認要求を送信する(S222b,S223b)。B宅の親機1bは、機器IDを用い、サーバーを介して端末4bと通信し、端末4bに承認要求を送信する。
B宅の端末4bは、S223bの承認要求の受信に応じて、ディスプレイに、子機2aの登録の承認要求を表示する(S224b)。
B宅のユーザーは、子機2aの登録操作を行っていないため、端末4bに対し、否認入力の操作(子機2aの登録を承認しない操作)を行う(X205a)。
B宅の端末4bは、否認入力の操作に応じて、サーバーを介し、否認の応答を親機1bに送信する(S225b,S226b)。端末4bは、機器IDを用い、サーバーを介して親機1bと通信し、親機1bに否認の応答を送信する。
B宅の親機1bは、S226bにて送信された否認応答結果を記憶する(S227b)。
B宅の親機1bは、子機2aに対し、否認通知を行う(S228b)。
子機2aは、B宅の親機1bから否認通知を受信すると、ビーコン信号を送信したB宅の親機1bをPLCの接続対象外親機として登録する(S229b)。子機2aは、認証状態を初期値に設定する(S230b)。
B宅の親機1bは、電力線にビーコン信号を送出する(S231b)。
子機2aは、S229bにて、B宅の親機1bを接続対象外親機として登録しているため、親機1bのビーコン信号を無視する(S232b)。
A宅の親機1aは、電力線にビーコン信号を送出する(S233a)。
子機2aは、A宅の親機1aを接続対象外親機として登録していないため、親機1aのビーコン信号を受信し、親機1aに対し認証要求を送信する(S234a)。
S206は、子機2aの子機情報の登録処理を示す。S206は、図12Aおよび図12Bで説明したS205a~S204a,X204aと同様であり、その説明を省略する。
以上説明したように、機器情報登録システムは、電力線とネットワーク6とに接続され、機器IDを記憶する親機1a,1b(第1の機器)と、電力線に接続され、親機1a,1bとPLCを行う子機2(第2の機器)と、を有する。子機2a,2bは、例えば、電源がオンされると、子機2a,2bに関する子機情報の、親機1a,1bへの登録承認を要求する承認要求を、PLCに基づいて親機1a,1bに送信する。親機1a,1bは、承認要求の受信に応じて、機器IDに紐づく端末4a,4bに、子機情報の登録承認を要求する承認要求を送信し、承認要求に対する承認応答を端末4a,4bから受信した場合、子機2a,2bの子機情報を登録する。
このように、親機1a,1bが、子機2a,2bの子機情報を登録する場合でも、ユーザーは、子機2の子機情報を親機1a,1bに簡易に登録できる。
なお、上記では、親機1a,1bは、サーバー(ネットワーク6)を介して端末4a,4bと通信したが、これに限られない。親機1a,1bと端末4a,4bとは、ルーター3a,3bを介して通信してもよい。この場合、機器ID発行処理は不要となる。
以上、各実施の形態について説明した。以下では、各実施の形態における変形例について説明する。
図13は、子機2の自動接続および手動接続の一例を説明する図である。図13には、親機1と、3台の子機2と、が示してある。子機2は、例えば、図13に示すように、UIを備えない冷蔵庫、UIを備える電子レンジ、またはUIを備えないスマートスピーカーであってもよい。
子機2は、子機2の機能または種別に基づいて、ネットワーク(PLCネットワークおよびネットワーク6を含む)への接続を、自動接続または手動接続に設定されてもよい。
例えば、冷蔵庫といった子機2は、一般的にUIを備えない。そのため、冷蔵庫といったUIを備えない子機2は、ネットワークへの手動接続が困難であり、自動接続が設定されてもよい。
すなわち、UIを備えない子機2は、電源がオンされた場合、自動でネットワークに接続してもよい。これにより、ユーザーの操作負担が軽減される。
また、例えば、電子レンジといった子機2は、一般的にUIを備える。そのため、電子レンジといったUIを備える子機2は、ネットワークへの手動接続が可能であり、手動接続が設定されてもよい。
すなわち、UIを備える子機2は、電源がオンされた場合、ユーザーの操作に応じてネットワークに接続してもよい。これにより、ユーザーのプライバシーの保護が可能になる。もちろん、UIを備える子機2であっても、ネットワークへの自動接続が設定されてもよい。
また、例えば、スマートスピーカーといった子機2は、一般的にネットワークに接続して動作する。そのため、スマートスピーカーといった子機2は、ネットワークへの自動接続が設定されてもよい。
すなわち、ネットワークに接続して動作する子機2は、電源がオンされた場合、自動でネットワークに接続してもよい。これにより、ユーザーの操作負担が軽減される。
図14は、子機2の自動接続および手動接続の一例を説明する図である。図14には、親機1と、子機2と、が示してある。子機2は、UIを備える子機である。
図14の(1)に示すように、子機2の自動接続機能は、デフォルトではオフであってもよい。
図14の(2)に示すように、子機2は、ユーザーから、自動接続の設定操作を受け付けた場合、自動接続機能を有効(オン)にしてもよい。そして、子機2は、図14の(3)に示すように、PLCに基づいて親機1に接続(認証要求を開始)してもよい。
このように、子機2は、デフォルトでは、ネットワークへの自動接続機能がオフにされてもよい。これにより、ユーザーのプライバシーの保護が可能になる。
図15は、親機1による子機2の自動接続の一例を説明する図である。図15には、親機1と、子機2と、が示してある。
図15の(1)に示すように、子機2は、例えば、出荷後といった初期状態では、自動接続機能がオフであってもよい。
図15の(2)に示すように、親機1が子機2の自動接続機能をオンしてもよい。例えば、親機1は、ユーザーから、UI13を介して、子機2の自動接続機能をオンする操作を受け付けた場合、ビーコン信号に、子機2の自動接続機能をオンする自動接続信号を含ませる。子機2は、自動接続機能がオフであっても、自動接続信号を含むビーコン信号を受信した場合、自動接続機能をオンする。
自動接続信号を含むビーコン信号を受信し、自動接続機能をオンした子機2は、図15の(3)に示すように、親機1に接続する。
このように、親機1は、ユーザーの操作に応じて、ビーコン信号に、子機2の自動接続機能をオンする信号を含める。これにより、ユーザーは、子機2を個別に操作することなく、親機1を操作することによって、自動接続機能がオフとなっている子機2を、一括してオンに設定できる。
なお、UIを備える子機2は、自動接続機能をオンする信号を含むビーコン信号を受信した場合、自動接続機能をオンするか否かをユーザーに問う画面をディスプレイに表示してもよい。例えば、子機2は、ディスプレイに、「ネットワークに接続しますか?」というテキストと、「Yse」および「No」のボタン画像とを表示してもよい。子機2は、ユーザーから、自動接続機能をオンする操作を受け付けた場合(例えば、「Yes」のボタン画像が押下された場合)、自動接続機能をオンしてもよい。
また、サーバー5は、子機2において、自動接続機能をオンする操作が行われた場合、端末4に対し、子機2の承認要求を送信しなくてもよい。これにより、ユーザーの確認作業が低減される。なお、子機2は、UIにおいて、自動接続機能をオンする操作が行われた場合、子機2の承認要求を端末4に送信しなくてもよい情報をサーバー5に送信する。例えば、子機2は、子機情報とともに、子機2の承認要求を端末4に送信しなくてもよい情報をサーバー5に送信してもよい。
また、サーバー5は、子機2において、自動接続機能をオンする操作が行われた場合、子機2に対し、子機2の承認要求を送信してもよい。すなわち、子機2がUIを備える場合、サーバー5は、子機2の承認要求を子機2に送信し、端末4に送信しなくてもよい。
図16は、子機2の親機1への誤接続抑制の一例を説明する図である。図16には、A宅の親機1aが示してある。また、図16には、B宅の親機1bと、子機2bと、が示してある。A宅とB宅は、同じ集合住宅に属している。
図16の(1)に示すように、B宅の子機2bは、自動接続機能がオンされているとする。B宅において、子機2bの登録が行われるとする。
図16の(2)に示すように、B宅のユーザーは、親機1bに対し、登録モードを設定する。親機1bは、登録モードが設定されると、例えば、数分といった一定期間、ビーコン信号に登録モード信号を含める。親機1bは、一定期間経過すると、登録モード信号を含まないビーコン信号(通常のビーコン信号)を送信する。
B宅の子機2bには、B宅の親機1bのビーコン信号が到達する。また、B宅の子機2bには、集合住宅の配電盤を介して、A宅の親機1aのビーコン信号が到達する。自動接続機能がオンに設定されているB宅の子機2bは、電源がオンされると、登録モード信号を含まないA宅の親機1aのビーコン信号を無視し、登録モード信号を含むB宅の親機1bのビーコン信号を受信する。そして、図16の(3)に示すように、B宅の子機2bは、B宅の親機1bに接続する。
このように、B宅の親機1bは、登録モードが設定されると、一定期間、登録モード信号を含むビーコン信号を送信する。自動接続機能がオンされている子機2bは、登録モード信号を含むビーコン信号を受信する。これにより、B宅の子機2bは、登録モードに設定されていないA宅の親機1aに誤接続することなく、B宅の親機1bに接続できる。
なお、親機1a,1bは、図16の(2)の登録モード設定の操作において、登録する子機の機器種別の情報を受付けてもよい。そして、親機1a,1bは、ビーコン信号に登録モード信号と、ユーザーから受け付けた子機の機器種別を示す機器種別信号とを含めてもよい。
例えば、B宅にて登録する子機2bが電子レンジの場合、B宅の親機1bは、登録する子機2bの機器種別として、「電子レンジ」という機器種別を受付ける。そして、親機1bは、ビーコン信号に、「電子レンジ」を示す機器種別信号を含める。
ここで、A宅とB宅とにおいて、親機1aの登録モードの設定時期と、親機1bの登録モードの設定時期とが重なったとする。この場合、A宅の親機1aが出力するビーコン信号にも、登録モード信号が含まれ、B宅の子機2bは、A宅の親機1aのビーコン信号を受信する場合がある。
しかし、上記したように、親機1a,1bは、登録モード設定の操作において、登録する子機の機器種別の情報を受付け、受け付けた機器種別を示す機器種別信号をビーコン信号に含める。
例えば、A宅の親機1aは、冷蔵庫を受付け、B宅の親機1bは、電子レンジを受け付ける。この場合、B宅の電子レンジである子機2bは、登録モード信号と、冷蔵庫を示す機器種別信号とを含むA宅の親機1aのビーコン信号を無視し、登録モード信号と、電子レンジを示す機器種別信号とを含むB宅の親機1bのビーコン信号を受信する。
このように、親機1a,1bは、登録モードが設定されると、登録モード信号と、登録する子機の機器種別を示す機器種別信号とを含むビーコン信号を送信する。子機2bは、登録モード信号と、子機2bの機器種別に一致する機器種別信号とを含む親機1bのビーコン信号を受信する。これにより、子機2bの親機1aへの誤接続を抑制できる。
なお、親機1a,1bは、ビーコン信号に機器種別信号を含め、登録モード信号を含めなくてもよい。すなわち、一定期間、機器種別信号を含むビーコン信号は、登録モードを示すビーコン信号と解釈されてもよい。
以上、変形例について説明した。上述の実施の形態においては、各構成要素に用いる「・・・部」という表記は、「・・・回路」、「・・・アッセンブリ」「・・・デバイス」、「・・・ユニット」、又は、「・・・モジュール」といった他の表記に置換されてもよい。
図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかである。そのような変更例または修正例についても、本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態における各構成要素は任意に組み合わされてよい。また、各実施の形態は、組み合わされてもよい。
本開示はソフトウェア、ハードウェア、又は、ハードウェアと連携したソフトウェアで実現することが可能である。上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、部分的に又は全体的に、集積回路であるLSIとして実現され、上記実施の形態で説明した各プロセスは、部分的に又は全体的に、一つのLSI又はLSIの組み合わせによって制御されてもよい。LSIは個々のチップから構成されてもよいし、機能ブロックの一部または全てを含むように一つのチップから構成されてもよい。LSIはデータの入力と出力を備えてもよい。LSIは、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路、汎用プロセッサ又は専用プロセッサで実現してもよい。また、LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。本開示は、デジタル処理又はアナログ処理として実現されてもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示は、PLCに有用である。
1,1a,1b 親機
2,2a,2b 子機
3,3a,3b ルーター
4,4a,4b 端末
5 サーバー
6 ネットワーク

Claims (14)

  1. 電力線とネットワークとに接続される第1の機器と、
    前記電力線に接続され、前記第1の機器と通信する第2の機器と、
    前記第1の機器に関する第1の機器情報と、前記第1の機器のユーザーに関するユーザー情報と、を関連付けて記憶し、前記ネットワークに接続され、前記第1の機器と通信するサーバーと、
    を有し、
    前記第2の機器は、
    前記電力線を介して前記第1の機器から前記第1の機器情報を取得し、
    取得した前記第1の機器情報と、前記第2の機器に関する第2の機器情報とを、前記第1の機器を介して前記サーバーに送信し、
    前記サーバーは、
    前記第2の機器から送信された前記第1の機器情報に対応する前記ユーザー情報を取得し、
    取得した前記ユーザー情報に紐づく端末に、前記第2の機器情報の登録承認を要求する承認要求情報を送信し、
    前記第2の機器情報の登録を承認する承認応答情報を前記端末から受信した場合、前記第2の機器情報を登録する、
    機器情報登録システム。
  2. 前記第2の機器は、電源がオンされた場合、前記ユーザーの操作無しに前記第1の機器情報を取得し、前記第1の機器情報と、前記第2の機器の第2の機器情報とを、前記第1の機器を介して前記サーバーに送信する、
    請求項1に記載の機器情報登録システム。
  3. 前記第2の機器は、前記ユーザーの操作に応じて前記第1の機器情報を取得し、前記第1の機器情報と、前記第2の機器の第2の機器情報とを、前記第1の機器を介して前記サーバーに送信する、
    請求項1に記載の機器情報登録システム。
  4. 前記第2の機器は、電源がオンされた場合、前記第2の機器の機能または種別に基づいて、前記ユーザーの操作無しに前記第1の機器情報を取得するか否かを判定する、
    請求項1に記載の機器情報登録システム。
  5. 前記第2の機器は、前記第1の機器のビーコン信号に含まれる自動接続信号に応じて、前記ユーザーの操作無しに前記第1の機器情報を取得し、前記第1の機器情報と、前記第2の機器の第2の機器情報とを、前記第1の機器を介して前記サーバーに送信する、
    請求項1に記載の機器情報登録システム。
  6. 前記第2の機器は、前記第1の機器のビーコン信号に含まれる自動接続信号を受信した場合、前記ユーザーの操作無しに前記第1の機器情報を取得するか否かを問う画面をディスプレイに表示する、
    請求項1に記載の機器情報登録システム。
  7. 前記サーバーは、前記第2の機器において、前記ユーザーの操作無しに前記第1の機器情報を取得する操作が行われた場合、前記承認要求情報を前記端末に送信しない、
    請求項6に記載の機器情報登録システム。
  8. 前記サーバーは、前記第2の機器において、前記ユーザーの操作無しに前記第1の機器情報を取得する操作が行われた場合、前記承認要求情報を前記第2の機器に送信する、
    請求項6または7に記載の機器情報登録システム。
  9. 前記第1の機器は、前記ユーザーの操作に応じて、ビーコン信号に登録モード信号を含め、
    前記第2の機器は、前記登録モード信号を含む前記ビーコン信号を受信した場合、前記電力線を介して前記第1の機器から前記第1の機器情報を取得する、
    請求項1に記載の機器情報登録システム。
  10. 前記第1の機器は、前記ユーザーの操作に応じて、ビーコン信号に前記第2の機器の種別を示す機器種別信号を含め、
    前記第2の機器は、受信した前記ビーコン信号に含まれる前記機器種別信号が示す種別と、前記第2の機器の種別とが一致する場合、前記電力線を介して前記第1の機器から前記第1の機器情報を取得する、
    請求項9に記載の機器情報登録システム。
  11. 前記サーバーは、前記第2の機器情報の登録を承認しない否認応答情報を前記端末から受信した場合、前記第2の機器に対し、前記第2の機器情報の非登録を通知し、
    前記第2の機器は、前記サーバーから非登録通知を受信した場合、前記第2の機器が前記サーバーに送信した前記第1の機器情報における前記第1の機器を、前記電力線を介した通信の接続対象外の親機として登録する、
    請求項1に記載の機器情報登録システム。
  12. 前記サーバーは、前記承認要求情報を前記第2の機器に送信し、前記第2の機器から前記承認応答情報を受信した場合、前記第2の機器情報を登録する、
    請求項1に記載の機器情報登録システム。
  13. 電力線とネットワークとに接続され、通信識別子を記憶する第1の機器と、
    前記電力線に接続され、前記第1の機器と通信する第2の機器と、
    を有し、
    前記第2の機器は、
    前記第2の機器に関する第2の機器情報の、サーバーへの登録を要求する登録要求情報を、前記電力線を介して前記第1の機器に送信し、
    前記第1の機器は、
    前記登録要求情報の受信に応じて、前記通信識別子に紐づく端末に、前記第2の機器情報の登録承認を要求する承認要求情報を送信し、
    前記第2の機器情報の登録を承認する承認応答情報を前記端末から受信した場合、前記電力線を介して前記第2の機器に対し承認情報を送信し、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器から前記承認情報を受信した場合、前記第2の機器情報を前記サーバーに登録するために前記第1の機器を介して前記サーバーに送信する、
    機器情報登録システム。
  14. 電力線とネットワークとに接続され、機器識別子を記憶する第1の機器と、
    前記電力線に接続され、前記第1の機器と通信する第2の機器と、
    を有し、
    前記第2の機器は、
    前記第2の機器に関する第2の機器情報の、前記第1の機器への登録を要求する登録要求情報を、前記電力線を介して前記第1の機器に送信し、
    前記第1の機器は、
    前記登録要求情報の受信に応じて、前記機器識別子に紐づく端末に、前記第2の機器情報の登録承認を要求する承認要求情報を送信し、
    前記第2の機器情報の登録を承認する承認応答情報を前記端末から受信した場合、前記第2の機器情報を登録する、
    機器情報登録システム。
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