JP2022063392A - 乾麺計量器及び乾麺計量方法 - Google Patents

乾麺計量器及び乾麺計量方法 Download PDF

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康朗 水谷
Yasuro Mizutani
大豊 加藤
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Abstract

【課題】開口部から盛り上がった乾麺の除去をし易くし、正確な計量をすることができる乾麺計量器及び乾麺計量方法を提供する。【解決手段】上面部11と、前記上面部の開口部17に設けられた溝21に乾麺40を入れて計量する計量部20と、を備える乾麺計量器1であって、前記計量部20が、その下側が弧状となる弧状底部22、及び前記弧状底部22から上に延伸されて溝幅w1が漸次狭くされる傾斜壁部23を備え、前記上面部11と前記傾斜壁部23との角度θが鋭角である乾麺計量器1、及び該乾麺計量器1を用いて、前記開口部17から乾麺40が盛り上がるまで前記計量部20に乾麺40を充填する充填工程と、前記上面部に接する面31及び前記上面部から立設される面32を備えるスライド部30を、前記上面部11の上をスライドさせて盛り上がった乾麺40を取除く余剰麺除去工程と、を含む乾麺計量方法。【選択図】図3

Description

本発明は、細い棒状に形成された乾麺を、決められた量に計測する乾麺計量器に関する。
従来、主として多量に一括包装されたうどん、ひやむぎ、そうめん、スパゲッテイなどの線状をした乾麺を簡易・迅速に計量することができる簡易分量計を提供することを目的として、特開2002-84998号公報に、1枚の板紙を複数の折目に従って屈曲することによって、底板部、左右側壁部、及び左右天板部を形成して、これら底板部、左右側壁部、及び左右天板部から構成される断面凹形受け部を計量溝とし、該計量溝内に対して乾麺を揃えて挿入配置することによって、所定量の乾麺を計量可能とした乾麺の簡易分量計が開示されている。
特開2002-84998号公報
しかし、特許文献1に開示されている分量計では、左右天板部と左右側壁部との角度が直角に構成されている。このため、天板部より上側にはみ出た乾麺が認識し難く、また上型にはみ出た乾麺が除去し難い。これにより、正確な計量が難しいという課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、上面部と傾斜壁部との角度を鋭角にすることで、開口部から盛り上がった乾麺の除去を容易にして、正確な計量をすることができる乾麺計量器及び乾麺計量方法を提供することを目的とする。
本発明の乾麺計量器は、
上面部と、前記上面部の開口部に設けられた溝に乾麺を入れて計量する計量部と、を備える乾麺計量器であって、
前記計量部が、その下側が弧状となる弧状底部、及び前記弧状底部から上に延伸されて溝幅が漸次狭くされる傾斜壁部を備え、
前記上面部と前記傾斜壁部との角度が鋭角であることを特徴とする。
本発明の乾麺計量器の好ましい例は、
前記角度が65~85度である。
本発明の乾麺計量器の好ましい例は、
前記弧状底部の最も広い部分の溝幅に対して前記開口部の開口幅が0.4~0.7倍である。
本発明の乾麺計量器の好ましい例は、
前記弧状底部の最も広い部分の溝幅に対して前記計量部の深さが1.3~1.7倍である。
これらの本発明の乾麺計量器によれば、上面部と傾斜壁部との角度が鋭角であるため、計量部に充填した乾麺をすり切りにしたときに、余分な乾麺を容易に除去することができ、規定量を速やかに計量することができる。また、傾斜壁部に対応する部分の溝幅が漸次狭くされているため、開口部の開口幅が弧状底部の溝幅より狭く構成される。これにより、仮に乾麺をきれいにすり切りすることができなくとも、又はすり切りをせずに乾麺が開口部において凹凸状になっていても、開口部にある乾麺の量が計量部全体の乾麺の量に対して僅かなものとなり、計量の誤差を少なくすることができる。また、計量部の底部が弧状底部となっており、計量部に乾麺を充填したときに乾麺の束の下側が弧状となる。これにより、計量した乾麺が持ちやすくなり、乾麺の取り出しが容易になる。
本発明の乾麺計量方法は、
上記の乾麺計量器を用いる乾麺計量方法であって、
前記開口部から乾麺が盛り上がるまで前記計量部に乾麺を充填する充填工程と、
前記上面部に接する面及び前記上面部から立設される面を備えるスライド部を、前記上面部の上をスライドさせて盛り上がった乾麺を取除く余剰麺除去工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明の乾麺計量方法は、
上記の乾麺計量器を用いる乾麺計量方法であって、
前記開口部から乾麺が盛り上がるまで前記計量部に乾麺を充填する充填工程と、
指を前記上面部の上をスライドさせて盛り上がった乾麺を取除く余剰麺除去工程と、
を含むことを特徴とする。
これらの本発明の乾麺計量方法によれば、上記の乾麺計量器と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の乾麺計量器及び乾麺計量方法によれば、上面部と傾斜壁部との角度を鋭角にすることで、開口部から盛り上がった乾麺の除去を容易にして、正確な計量をすることができる
本発明の一実施形態に係る乾麺計量器の斜視図である。 乾麺計量器の平面図、正面図、側面図、底面図である。 乾麺を計量している状態を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る乾麺計量方法を説明する図である。 他の実施形態に係る乾麺計量方法を説明する図である。
以下、本発明の乾麺計量器1及び乾麺計量方法の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図2(A)は本実施形態の乾麺計量器1の平面図、図2(B)は正面図、図2(C)は右側面図、図2(D)は底面図である。背面図は正面図と同じであり、左側面図は右側面図と同じである。なお、本実施形態の乾麺計量器1で計量できる乾麺40としては、細い棒状に形成された乾麺40であれば良く、パスタ、うどん、素麺、冷や麦等が用いられる。
先ずは、乾麺計量器1の構成を説明する。図1ないし図3に示すように、本実施形態の乾麺計量器1は、本体部10と上面部11と計量部20とを備える。本実施形態の乾麺計量器1では、計量した乾麺40の両端部近傍を手で持てるようにするため、その奥行きが乾麺40の長さより短く構成されている。
本体部10は、略直方体をなすものであり、正面12、背面13、右側面14、左側面15、平面(上面部)11、底面16を備える。この本体部10の平面11が上面部11となる。また、上面部11には正面12から背面13に渡って開口部17が設けられる。そして、この開口部17から下側に溝21が設けられて計量部20が構成される。
計量部20は、弧状底部22と傾斜壁部23とを備える。弧状底部22は、計量部20の底面をなすもので正面視で弧状をなすものである。傾斜壁部23は、前記弧状底部22から上側に延伸され、かつ麺を入れる溝幅w1が漸次狭くされるものである。これらの弧状底部22と傾斜壁部23とで、計量部20は正面視で下側の溝幅が拡幅された略U字状をなしている。
また、上面部11と傾斜壁部23との角度θが鋭角で構成されており、この角度θとして65~85度か好ましく、70~80度がより好ましい。これは、角度θが小さくなり過ぎると、計量した乾麺40を上に引き抜く作業がやりづらくなるからである。一方、角度θが大きくなり過ぎると、乾麺40の計量におけるすり切りをするときに、上面部11と傾斜壁部23との角に乾麺40が引っかかりやすくなり、開口部17から上に盛り上がった乾麺40を除去しづらくなるからである。
また、弧状底部22の最も広い部分の溝幅w1に対して、開口部17の開口幅w2が0.4~0.7倍であることが好ましく、0.5~0.6倍がより好ましい。これは、開口幅w2が小さくなり過ぎると、計量した乾麺40を上に引き抜く作業がやりづらくなるからである。一方、開口幅w2が大きくなり過ぎると、乾麺40が開口部17に対して凹凸状になりやすく、また、計量された乾麺40全体の量に対して凹凸状になっている箇所の比率が多くなって、計量の誤差が大きくなるからである。
また、弧状底部22の最も広い部分の溝幅w1に対して、計量部20の深さdが1.3~1.7倍が好ましく、1.4~1.6倍がより好ましい。これは、計量部20が浅すぎると、計量された乾麺40の量に対して開口部17の開口幅w2が大きくなり、乾麺40が開口部17に対して凹凸状になったときの計量の誤差が大きくなるからである。一方、計量部20が深すぎると、計量した乾麺40の束が縦長になりすぎて、乾麺40を上に引き抜く作業がやりづらくなるからである。
次に、乾麺計量器1の基本的な使い方を説明する。乾麺40を、上面部11の開口部17から溝状に構成された計量部20に入れる。次に、開口部17において、乾麺40の高さを上面部11の高さに揃えるよう乾麺40の量を加減する。そして、乾麺40を上方向または乾麺40の軸方向である横方向に引き抜けば良い。また、乾麺40を上方向または横方向に引き抜く代わりに、乾麺計量器1自体を傾斜させて、乾麺40を計量部20から横に滑らせて取り出しても良い。
次に、本発明の一実施形態に係る乾麺計量方法の実施形態について図4(A)~(C)を参照して説明する。図4(A)は充填工程を説明する図、図4(B)は余剰麺除去工程を説明する図、図4(C)は余剰麺除去工程が終わってスライド部30が元の位置に戻った図である。本実施形態の乾麺計量方法は、充填工程と余剰麺除去工程とを含む。
先ず、図4(A)に示すように、充填工程として、開口部17から乾麺40が盛り上がるまで計量部20に乾麺40を充填する。このとき、弧状底部22の最も広い部分の溝幅w1に対して、開口部17の開口幅w2が狭くなるように構成されているため、乾麺40が少しでも多くあれば乾麺40が上面部11より大きく盛り上がる。一方、乾麺40の量が少しでも少なければ上面部11より大きく凹む。これらにより、仮に目測であっても、適切な量の乾麺40を早く簡単に計量部20に充填させることができる。
次に、図4(B)に示すように、余剰麺除去工程として、少なくとも上面部11に接する面31及び上面部11から立設される面32を備えるスライド部30を、上面部11の上を矢印の方向にスライドさせ、上面部11から盛り上がった余剰分の乾麺40を取除く。このとき、上面部11と傾斜壁部23との角度θが鋭角であるため、スライド部30が上面部11より盛り上がった乾麺40を除去するとき、盛り上がった乾麺40を容易に上面部11の上に押し出すことができる。
次に、図4(C)に示すように、余剰麺除去工程が完了した後、スライド部30を元の位置に戻す。これらの動作は、手動で行なっても良いし、機械装置に機構として組み込んでも良い。仮に、乾麺計量器1を機械装置に組み込む場合、乾麺計量器1の奥行きは乾麺40の長さより長くすることもできるし、複数の乾麺計量器1を乾麺40の軸に沿って並列させても良い。なお、本図面の符号41は、除去された余剰分の乾麺41である。
次に、図5を参照して、他の実施形態に係る乾麺計量方法を説明する。本実施形態の乾麺計量方法は、充填工程と余剰麺除去工程とを含む。充填工程は、上述の実施形態に係る乾麺計量方法と同じである。次に、図5に示すように、余剰麺除去工程として、指33を上面部11の上をスライドさせて盛り上がった麺を取除く。なお、図5では、人差し指1本で盛り上がった乾麺40を除去しているが、作業者の好みによって複数本の指を用いてもよい。
以上、説明したよう、本実施形態の乾麺計量器1及び乾麺計量方法によれば、開口部17の開口幅w2が弧状底部22の溝幅w1より狭く構成されているため、計量部20に充填した乾麺40の上端の凹凸が分かりやすく、充填するときから計量すべき量に近い乾麺40を充填することができる。また、計量すべき量より少しでも誤差があれば、開口部17における乾麺40の束の上端が、上面部11に対して凹凸状になって直ぐに目視できるため、正確に計量することができる。
また、上面部11と傾斜壁部23との角度θが鋭角であるため、開口部17から盛り上がった余剰分の乾麺40を取除くときに、乾麺40が傾斜壁部23から上面部11に速やかに排出され、乾麺40に余分な力が加えられることがない。これにより、乾麺40の折れを防止することができる。
また、弧状底部22の最も広い部分の溝幅w1に対して、計量部20の深さdが適切な範囲とされているため、計量した乾麺40を手で取り出すときに握りやすく、ここでも乾麺40の折れを防止するとともに、乾麺40を上に引き抜くときに引っかかりも無く速やかに抜き取ることができる。
なお、上述した乾麺計量器1及び乾麺計量方法は、本発明の例示であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、その構成を適宜変更することができる。
1・・乾麺計量器、
10・・本体部、11・・上面部(平面)、12・・正面、13・・背面、14・・右側面、15・・左側面、16・・底面、17・・開口部、
20・・計量部、21・・溝、22・・弧状底部、23・・傾斜壁部、
30・・スライド部、31,32・・面、33・・指、
40,41・・乾麺、
θ・・角度、w1・・溝幅、w2・・開口幅、d・・深さ、

Claims (6)

  1. 上面部と、前記上面部の開口部に設けられた溝に乾麺を入れて計量する計量部と、を備える乾麺計量器であって、
    前記計量部が、その下側が弧状となる弧状底部、及び前記弧状底部から上に延伸されて溝幅が漸次狭くされる傾斜壁部を備え、
    前記上面部と前記傾斜壁部との角度が鋭角であることを特徴とする乾麺計量器。
  2. 前記角度が65~85度である請求項1に記載の乾麺計量器。
  3. 前記弧状底部の最も広い部分の溝幅に対して前記開口部の開口幅が0.4~0.7倍である請求項1又は2に記載の乾麺計量器。
  4. 前記弧状底部の最も広い部分の溝幅に対して前記計量部の深さが1.3~1.7倍である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の乾麺計量器。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の乾麺計量器を用いる乾麺計量方法であって、
    前記開口部から乾麺が盛り上がるまで前記計量部に乾麺を充填する充填工程と、
    前記上面部に接する面及び前記上面部から立設される面を備えるスライド部を、前記上面部の上をスライドさせて盛り上がった乾麺を取除く余剰麺除去工程と、
    を含むことを特徴とする乾麺計量方法。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の乾麺計量器を用いる乾麺計量方法であって、
    前記開口部から乾麺が盛り上がるまで前記計量部に乾麺を充填する充填工程と、
    指を前記上面部の上をスライドさせて盛り上がった乾麺を取除く余剰麺除去工程と、
    を含むことを特徴とする乾麺計量方法。
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