JP2022062809A - ウェーハの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】研削力が高い研削砥石を用いなくともデバイスウェーハからデバイスを除去して新たなウェーハを製造できるウェーハの製造方法を提供する。【解決手段】ウェーハの製造方法であって、粗研削ステップと、仕上げ研削ステップと、を含む。粗研削ステップは、第1研削ホイールを第1モーターで回転させながら、デバイスウェーハと第1研削ホイールとを粗研削送り方向に相対的に移動させる研削送りステップと、第1モーターの負荷電流値が閾値を超えた場合に、第1研削砥石をデバイスウェーハから離す退避ステップと、退避ステップの後に、デバイスウェーハと第1研削ホイールとを粗研削送り方向に再び相対的に移動させる再研削送りステップと、を更に含む。粗研削ステップでは、退避ステップと再研削送りステップとを、デバイスウェーハからデバイスが除去されるまで繰り返す。【選択図】図3

Description

本発明は、表面側にデバイスが設けられたデバイスウェーハからデバイスを除去して新たなウェーハを製造するウェーハの製造方法に関する。
携帯電話機やパーソナルコンピュータに代表される電子機器では、各種の機能を持つデバイスを備えたデバイスチップが必須の構成要素になっている。デバイスチップは、例えば、シリコンやサファイア等の材料でなるウェーハの表面を分割予定ライン(ストリート)で複数の領域に区画し、各領域にデバイスを形成した上で、この分割予定ラインに沿ってウェーハを分割することにより得られる。
ところで、上述したデバイスは、微細且つ緻密に設計されているので、製品に求められる品質を持つデバイスを得るためには、このデバイスの形成と試験とを繰り返し、デバイスの形成にかかる諸条件を十分に調整しなくてはならない。そのため、製品としてのデバイスを形成できるようになるまでには、必要な品質を持たないデバイスを含む多くのデバイスウェーハが製造されることになる。
一般に、このようにして製造されるデバイスウェーハは、製品へと加工されることなく廃棄されている。一方で、上述したデバイスの厚さは、例えば、10μm以下と薄い。よって、デバイスを含む領域を研削等の方法によりデバイスウェーハから除去すれば、製品にならない多くのデバイスウェーハを廃棄することなく新たなウェーハとして再利用できると考えられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000-269174号公報
しかしながら、上述したデバイスには、通常、研削に適さない金属や樹脂等の材料が含まれている。したがって、このデバイスを除去するためには、砥粒の粒度が#320~#400程度の研削力の高い研削砥石を使用する必要があった。一方で、研削力の高い研削砥石が使用されると、研削砥石によってデバイスウェーハが破砕されてなる破砕層が厚くなり、最終的に得られるウェーハの厚みが不足し易い。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、研削力が高い研削砥石を用いなくともデバイスウェーハからデバイスを除去して新たなウェーハを製造できるウェーハの製造方法を提供することである。
本発明の一側面によれば、ウェーハの製造方法であって、表面側にデバイスを有するデバイスウェーハの該表面側が露出するように該デバイスウェーハの該表面側とは反対の裏面側を保持する保持ステップと、砥粒がボンドで固定されてなる第1研削砥石を備えた第1研削ホイールを第1モーターで回転させながら、該デバイスウェーハに対して該第1研削砥石が押し当てられるように該デバイスウェーハと該第1研削ホイールとを粗研削送り方向に相対的に移動させることで、該デバイスウェーハの該表面側を研削して該デバイスを除去する粗研削ステップと、該第1研削砥石に比べて粒度の高い砥粒がボンドで固定されてなる第2研削砥石を備えた第2研削ホイールを第2モーターで回転させながら、該デバイスウェーハに対して該第2研削砥石が押し当てられるように該デバイスウェーハと該第2研削ホイールとを仕上げ研削送り方向に相対的に移動させることで、該デバイスが除去された該デバイスウェーハの該表面側を更に研削し、該デバイスウェーハの該表面側に残留する破砕層の一部又は全部を除去して新たなウェーハを製造する仕上げ研削ステップと、を含み、該粗研削ステップは、該第1研削ホイールを該第1モーターで回転させながら、該デバイスウェーハと該第1研削ホイールとを該粗研削送り方向に相対的に移動させる研削送りステップと、該第1モーターの負荷電流値が閾値を超えた場合に、該デバイスウェーハと該第1研削ホイールとを該粗研削送り方向とは反対の退避方向に相対的に移動させて、該第1研削砥石を該デバイスウェーハから離す退避ステップと、該退避ステップの後に、該第1研削ホイールを該第1モーターで回転させながら、該デバイスウェーハと該第1研削ホイールとを該粗研削送り方向に再び相対的に移動させる再研削送りステップと、を更に含み、該粗研削ステップでは、該退避ステップと該再研削送りステップとを、該デバイスウェーハから該デバイスが除去されるまで繰り返すウェーハの製造方法が提供される。
本発明の一側面において、該第1研削砥石に含まれる砥粒の粒度は、#600~#1000であることが好ましい。
また、本発明の一側面において、該粗研削ステップで除去される該デバイスウェーハの厚さと、該仕上げ研削ステップで除去される該デバイスウェーハの厚さと、の和は、15μm以下であることが好ましい。
本発明の一側面にかかるウェーハの製造方法では、粗研削ステップにおいて、第1モーターの負荷電流値が閾値を超えた場合に第1研削砥石をデバイスウェーハから離す退避ステップと、デバイスウェーハと第1研削ホイールとを粗研削送り方向に再び相対的に移動させる再研削送りステップと、を繰り返すので、研削に適さない材料による第1研削砥石の目詰まり等が抑制され、研削力が高い研削砥石を用いなくともデバイスウェーハからデバイスを除去して新たなウェーハを製造できる。つまり、研削力の高い研削砥石を用いる必要がないので、粗研削ステップにおいて発生する破砕層を薄くして十分な厚みのウェーハを製造できるようになる。
図1は、研削装置を示す斜視図である。 図2は、粗研削ステップを示す斜視図である。 図3は、粗研削ステップを示すフローチャートである。 図4は、仕上げ研削ステップを示す斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかるウェーハの製造方法で使用される研削装置2を示す斜視図である。なお、以下の説明において使用されるX軸方向(前後方向)、Y軸方向(左右方向)、及びZ軸方向(鉛直方向)は、互いに垂直である。
図1に示すように、研削装置2は、この研削装置2を構成する各種の構成要素を支持する基台4を備えている。基台4の上面前端側には、開口4aが形成されており、開口4a内には、被加工物としてのデバイスウェーハ11を搬送するための搬送機構6が設けられている。
デバイスウェーハ11は、例えば、シリコンやサファイア等の材料を用いて円盤状に形成されている。デバイスウェーハ11の表面11a側は、互いに交差する複数のストリート13(図2参照)で複数の小領域に区画されており、各小領域には、IC(Integrated Circuit)やLED(Light Emitting Diode)等のデバイス15(図2参照)が形成されている。
なお、本実施形態では、シリコンやサファイア等の材料を用いて形成される円盤状のデバイスウェーハ11を示しているが、デバイスウェーハ11の材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えば、他の半導体、セラミックス、樹脂、金属等の材料を用いて形成されるデバイスウェーハ11が加工されることもある。
同様に、デバイス15の種類、数量、形状、構造、大きさ、配置等にも制限はない。例えば、本実施形態のデバイス15には、製品として十分な品質を備えていないものが含まれ得る。また、ストリート13は、一般に、分割予定ライン等と呼ばれることもあるが、本実施形態では、このストリート13に沿ってデバイスウェーハ11が分割されない。つまり、ストリート13は、分割予定ラインとしての機能を有しない。
なお、このデバイスウェーハ11の表面11aとは反対の裏面11b側には、樹脂等の材料を用いて形成される保護部材が貼付されても良い。デバイスウェーハ11の裏面11b側に保護部材を貼付することで、表面11a側を研削する際に裏面11b側に加わる衝撃を緩和してデバイスウェーハ11を保護できる。
図1に示すように、開口4aの前方には、複数のデバイスウェーハ11を収容できるカセット8a、8bが載せられるカセットテーブル10a、10bが設けられている。開口4aの斜め後方には、デバイスウェーハ11の位置を調整するための位置調整機構12が設けられている。
位置調整機構12は、例えば、円盤状のテーブルと、複数のピンと、を備えている。テーブルの径方向に沿って複数のピンが移動することで、例えば、カセット8aから搬送機構6によって搬出されテーブルに載せられたデバイスウェーハ11の中心が所定の位置に合わせられる。
位置調整機構12に隣接する位置には、デバイスウェーハ11を保持して後方に搬送する搬入機構14が設けられている。搬入機構14は、デバイスウェーハ11の上面(本実施形態では、表面11a)側を吸引して保持する保持パッドと、保持パッドに接続されたアームと、を備え、このアームを動かして保持パッドを移動させることで、位置調整機構12で位置が調整されたデバイスウェーハ11を後方に搬送する。搬入機構14の後方には、ターンテーブル16が設けられている。
ターンテーブル16は、モーター等の回転駆動源(不図示)に接続されており、Z軸方向に対して概ね平行な回転軸の周りに回転する。ターンテーブル16の上面には、デバイスウェーハ11を保持するための3個のチャックテーブル18が概ね等しい角度の間隔で設けられている。なお、ターンテーブル16上に設けられるチャックテーブル18の数等に制限はない。
搬入機構14は、保持パッドで保持したデバイスウェーハ11を、搬入機構14に隣接する搬入搬出位置に配置されたチャックテーブル18へと搬入する。ターンテーブル16は、例えば、図1の矢印で示す向きに回転し、各チャックテーブル18を、搬入搬出位置、粗研削位置(第1加工位置)、仕上げ研削位置(第2加工位置)の順に移動させる。
各チャックテーブル18は、モーター等の回転駆動源(不図示)に接続されており、Z軸方向に対して概ね平行な回転軸の周りに回転する。各チャックテーブル18の上面の一部は、例えば、多孔質材によって構成されており、デバイスウェーハ11の下面(本実施形態では、裏面11b)側を保持する保持面18aとして機能する。
この保持面18aは、チャックテーブル18の内部に形成された吸引路(不図示)等を介して真空ポンプ等の吸引源(不図示)に接続されている。チャックテーブル18に搬入されたデバイスウェーハ11は、保持面18aに作用する吸引源の負圧により下面側を吸引される。
粗研削位置及び仕上げ研削位置の後方(ターンテーブル16の後方)には、それぞれ、柱状の支持構造20が設けられている。各支持構造20の前面側には、Z軸移動機構22が設けられている。各Z軸移動機構22は、Z軸方向に概ね平行な一対のガイドレール24を備えており、ガイドレール24には、移動プレート26がスライドできる態様で取り付けられている。
各移動プレート26の後面側(裏面側)には、ボールねじを構成するナット(不図示)が固定されており、このナットには、ガイドレール24に対して概ね平行なねじ軸28が回転できる態様で連結されている。ねじ軸28の一端部には、モーター30が接続されている。モーター30によってねじ軸28を回転させることで、移動プレート26はガイドレール24に沿ってZ軸方向に移動する。
各移動プレート26の前面(表面)には、固定具32が設けられている。各固定具32には、デバイスウェーハ11を研削(加工)するための研削ユニット(加工ユニット)34が支持されている。各研削ユニット34は、固定具32に固定されるスピンドルハウジング36を備えている。
各スピンドルハウジング36には、Z軸方向に対して概ね平行な回転軸となるスピンドル38が回転できる態様で収容されている。各スピンドル38の下端部は、スピンドルハウジング36の下端面から露出している。このスピンドル38の下端部には、円盤状のマウント40が固定されている。
粗研削位置側の研削ユニット34のマウント40の下面には、粗研削用の第1研削ホイール42aが装着されている。粗研削用の第1研削ホイール42aは、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属でマウント40と概ね同径に形成されたホイール基台44a(図2参照)を備えている。
ホイール基台44aの下面には、粗研削に適したダイヤモンド等の砥粒がビトリファイドやレジノイド等のボンドで固定されてなる複数の第1研削砥石46a(図2参照)が固定されている。また、粗研削位置側の研削ユニット34のスピンドルハウジング36には、スピンドル38の上端側に接続される第1モーター(不図示)が収容されている。この第1モーターの動力によって、スピンドル38とともに第1研削ホイール42aが回転する。
第1研削ホイール42aの傍には、デバイスウェーハ11と第1研削砥石46aとが接触する部分(加工点)に純水等の液体(研削液)を供給できる液体供給用ノズル(不図示)が設けられている。ただし、この液体供給用ノズルの代わりに、又は、液体供給用ノズルとともに、液体の供給に使用される液体供給口を第1研削ホイール42aに設けても良い。また、第1研削ホイール42aの傍には、研削中のデバイスウェーハ11の厚さを測定できる接触式又は非接触式の厚さ測定器(不図示)が設けられている。
同様に、仕上げ研削位置側の研削ユニット34のマウント40の下面には、仕上げ研削用の第2研削ホイール42bが装着されている。仕上げ研削用の第2研削ホイール42bは、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属でマウント40と概ね同径に形成されたホイール基台44b(図4参照)を備えている。
ホイール基台44bの下面には、仕上げ研削に適したダイヤモンド等の砥粒がビトリファイドやレジノイド等のボンドで固定されてなる複数の第2研削砥石46b(図4参照)が固定されている。また、仕上げ研削位置側の研削ユニット34のスピンドルハウジング36には、スピンドル38の上端側に接続される第2モーター(不図示)が収容されている。この第2モーターの動力によって、スピンドル38とともに第2研削ホイール42bが回転する。
第2研削ホイール42bの傍には、デバイスウェーハ11と第2研削砥石46bとが接触する部分(加工点)に純水等の液体(研削液)を供給できる液体供給用ノズル(不図示)が設けられている。ただし、この液体供給用ノズルの代わりに、又は、液体供給用ノズルとともに、液体の供給に使用される液体供給口を第2研削ホイール42bに設けても良い。また、第2研削ホイール42bの傍には、研削中のデバイスウェーハ11の厚さを測定できる接触式又は非接触式の厚さ測定器(不図示)が設けられている。
上述した第2研削砥石46bに含まれる砥粒の粒度は、第1研削砥石46aに含まれる砥粒の粒度に比べて高い。つまり、第1研削砥石46aに含まれる砥粒の粒度は、第2研削砥石46bに含まれる砥粒の粒度よりも低い。例えば、第1研削砥石46aに含まれる砥粒の粒度は、JIS R 6001に規定される精密研磨用微粉の#600~#1000に相当し、第2研削砥石46bに含まれる砥粒の粒度は、JIS R 6001に規定される精密研磨用微粉の#1000~#3000に相当する。
なお、第1研削砥石46aに含まれる砥粒の粒度(#600~#1000)は、デバイスウェーハ11の再生処理に使用されていた従来の粗研削用の研削砥石に含まれる砥粒の粒度に比べて高い。このように、粗研削用の第1研削砥石46aに含まれる砥粒の粒度を高めることで、粗研削の際に形成される破砕層が薄くなり、最終的に得られるウェーハ21(図4参照)を十分に厚くできる。ただし、第1研削砥石46a及び第2研削砥石46bに含まれる砥粒の粒度は、必ずしも上述した範囲になくて良い。
各チャックテーブル18に保持されたデバイスウェーハ11は、この2組の研削ユニット34により順に研削される。具体的には、粗研削位置のチャックテーブル18に保持されたデバイスウェーハ11は、粗研削位置側の研削ユニット34で研削され、仕上げ研削位置のチャックテーブル18に保持されたデバイスウェーハ11は、仕上げ研削位置側の研削ユニット34で研削される。
搬入搬出位置の前方、且つ、搬入機構14の側方の位置には、研削によって得られる新たなウェーハ21を保持して前方に搬送する搬出機構48が設けられている。搬出機構48は、ウェーハ21の上面21a(図4参照)側を吸引して保持する保持パッドと、保持パッドに接続されたアームと、を備え、このアームを動かして保持パッドを移動させることで、再生されたウェーハ21をチャックテーブル18から前方に搬送する。
搬出機構48の前方には、搬出機構48で搬出されるウェーハ21を洗浄する洗浄ユニット50が設けられている。洗浄ユニット50は、例えば、ウェーハ21の下面21b(図4参照)側を保持した状態で回転するスピンナーテーブルと、スピンナーテーブルによって保持されたウェーハ21の上面21a側に洗浄用の流体を噴射するノズルと、を備えている。この洗浄ユニット50で洗浄されたウェーハ21は、搬送機構6で搬送され、例えば、カセット8bに搬入される。
研削装置2の各構成要素には、制御ユニット(不図示)が接続されている。制御ユニットは、例えば、処理装置と、記憶装置と、入力装置と、を含むコンピュータによって構成され、デバイスウェーハ11を適切に加工してウェーハ21を製造できるように各構成要素の動作等を制御する。処理装置は、代表的には、CPU(Central Processing Unit)であり、上述した構成要素を制御するために必要な種々の処理を行う。
記憶装置は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の主記憶装置と、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等の補助記憶装置と、を含む。入力装置は、例えば、タッチパネルであり、出力装置(表示装置)を兼ねている。なお、キーボードやマウス等を入力装置としても良い。この制御ユニットの機能は、例えば、記憶装置に記憶されるソフトウェアに従い処理装置が動作することによって実現される。ただし、制御ユニットの機能は、ハードウェアのみによって実現されても良い。
次に、上述した研削装置2を使用して行われるウェーハの製造方法について説明する。なお、本実施形態にかかるウェーハの製造方法は、研削装置2の制御ユニットが発する指令や、制御ユニットが行う判定等に基づき自動で遂行される。ただし、ウェーハの製造方法の全てが自動で遂行される必要はない。
本実施形態にかかるウェーハの製造方法では、まず、表面11a側が上方に露出するように、デバイスウェーハ11の裏面11b側をチャックテーブル18で保持する保持ステップを行う。具体的には、例えば、カセット8aに収容されているデバイスウェーハ11を搬送機構6で搬出し、位置調整機構12で位置を調整した後に、搬入機構14でチャックテーブル18に載せる。
すなわち、表面11a側を上方に露出させるように、デバイスウェーハ11の裏面11b側(又は、保護部材)をチャックテーブル18の保持面18aに接触させる。その後、保持面18aに吸引源を作用させる。これにより、デバイスウェーハ11は、保持面18aに作用する吸引源の負圧で裏面11b側(保護部材)を吸引され、チャックテーブル18により保持される。
デバイスウェーハ11を保持する保持ステップの後には、第1研削ホイール42aを用いてデバイスウェーハ11の表面11a側を研削し、デバイス15を除去する粗研削ステップを行う。図2は、粗研削ステップを示す斜視図であり、図3は、粗研削ステップを示すフローチャートである。
粗研削ステップでは、まず、ターンテーブル16を回転させて、デバイスウェーハ11を保持しているチャックテーブル18を、搬入搬出位置から粗研削位置に移動させる。次に、チャックテーブル18と第1研削ホイール42aとをそれぞれ回転させて、液体供給用ノズルから液体を供給しながら第1研削ホイール42a(研削ユニット34)を下降させる研削送りを開始する(研削送りステップST1)。
つまり、第1研削ホイール42aを第1モーターで回転させながら、デバイスウェーハ11の表面11a側に第1研削砥石46aが押し当てられるように、デバイスウェーハ11と第1研削ホイール42aとを第1方向(粗研削送り方向)に相対的に移動させる。これにより、デバイスウェーハ11の表面11a側に第1研削砥石46aが押し当てられ、このデバイスウェーハ11の表面11a側が第1研削砥石46aによって研削される。
研削の条件に特段の制限はないが、例えば、チャックテーブル18の回転数を200rpm~400rpmに設定し、第1研削ホイール42aの回転数を1000rpm~3000rpmに設定し、研削送りの速度を0.1μm/s~1.0μm/sに設定し、液体の供給量を3.0L/min~5.0L/minに設定すると良い。
ここで、回転させた第1研削ホイール42aを下降させる研削送りを継続させると、第1モーターの負荷電流値が上昇し易い。この現象は、第1研削砥石46aに含まれる砥粒の粒度が高く、第1研削砥石46aの研削力が低く抑えられていることに起因すると推察される。
第1研削砥石46aの研削力が低く抑えられている状況では、デバイスウェーハ11の研削によって発生する熱が第1研削砥石46a等に蓄積し、デバイス15に含まれる金属等の材料で第1研削砥石46aが目詰まりし易くなる。第1研削砥石46aが目詰まりした状態で更に研削送りを続けると、デバイスウェーハ11と第1研削砥石46aとの接触にかかる面積が大きくなって(面接触)、第1研削砥石46aの目詰まりが悪化する。
その結果、研削の負荷が大きくなり、第1モーターの負荷電流値が上昇する。このような状況では、デバイスウェーハ11の内側の領域に比べて外側の領域が削られ難くなるので、デバイスウェーハ11を適切に研削してデバイス15を除去することができない。そこで、本実施形態の粗研削ステップでは、第1モーターから提供される負荷電流値の情報に基づいて、この負荷電流値が所定の閾値を超えたか否かを判定する(電流値判定ステップST2)。
例えば、研削装置2の制御ユニットは、第1モーターの負荷電流値をリアルタイムにモニタし、第1モーターの負荷電流値が所定の閾値を超えたか否かを判定する(電流値判定ステップST2)。なお、この判定に用いられる閾値は、デバイスウェーハ11の研削が適切に進行していると考えられる負荷電流値の上限の値に相当する。
第1モーターの負荷電流値が所定の閾値を超えたと判定された場合には(電流値判定ステップST2でYES)、第1研削ホイール42a(研削ユニット34)を上昇させて第1研削砥石46aをデバイスウェーハ11から離す(退避ステップST3)。つまり、デバイスウェーハ11と第1研削ホイール42aとを、第1方向とは反対の第2方向(退避方向)に相対的に移動させる。
第1研削砥石46aをデバイスウェーハ11から離した後には、第1研削ホイール42a(研削ユニット34)を下降させる研削送りを再び開始する(再研削送りステップST4)。つまり、第1研削ホイール42aを第1モーターで回転させながら、デバイスウェーハ11と第1研削ホイール42aとを第1方向に再び相対的に移動させる。その結果、デバイスウェーハ11の表面11a側に第1研削砥石46aが押し当てられ、デバイスウェーハ11の研削が再開される。
このように、第1研削砥石46aをデバイスウェーハ11から離した後に、第1研削ホイール42aを再び下降させてデバイスウェーハ11の研削を再開すると、デバイスウェーハ11に押し当てられる第1研削砥石46aの姿勢等が整えられて、デバイスウェーハ11と第1研削砥石46aとが接触する加工点の軌跡が線状になり易い(線接触)。
その結果、新たな砥粒が露出する自生発刃等と呼ばれる作用が進行し易くなって、デバイスウェーハ11を適切に研削できる。研削送りが再び開始された後には、同様に、制御ユニットは、第1モーターから提供される負荷電流値の情報に基づいて、この負荷電流値が所定の閾値を超えたか否かを再び判定する(電流値判定ステップST2)。
第1モーターの負荷電流値が所定の閾値を超えていないと判定された場合には(電流値判定ステップST2でNO)、制御ユニットは、厚さ測定器から提供される情報に基づき、デバイスウェーハ11が目標の厚さまで研削されたか否かを判定する(厚さ判定ステップST5)。ここで、目標の厚さとは、デバイス15が完全に除去されたと見なせるデバイスウェーハ11の厚さである。つまり、デバイスウェーハ11からデバイス15が完全に除去されたか否かが判定される。
デバイスウェーハ11が目標の厚さまで研削されていないと判定された場合には(厚さ判定ステップST5でNO)、制御ユニットは、研削送りを継続させる(研削送り継続ステップST6)。その後、制御ユニットは、第1モーターから提供される負荷電流値の情報に基づいて、この負荷電流値が所定の閾値を超えたか否かを再び判定する(電流値判定ステップST2)。
これに対して、デバイスウェーハ11が目標の厚さまで研削されたと判定された場合には(厚さ判定ステップST5でYES)、制御ユニットは、第1研削ホイール42a(研削ユニット34)を上昇させて第1研削砥石46aをデバイスウェーハ11から十分に離し(完全退避ステップST7)、粗研削ステップを終了させる。
第1研削ホイール42aを用いる粗研削ステップの後には、第2研削ホイール42bを用いてデバイスウェーハ11の表面11a側を研削し、粗研削ステップによってデバイスウェーハ11の表面11a側に生じた破砕層の一部又は全部を除去する仕上げ研削ステップを行う。図4は、仕上げ研削ステップを示す斜視図である。
仕上げ研削ステップでは、まず、ターンテーブル16を回転させて、デバイス15が除去されたデバイスウェーハ11を保持しているチャックテーブル18を、粗研削位置から仕上げ研削位置に移動させる。次に、チャックテーブル18と第2研削ホイール42bとをそれぞれ回転させて、液体供給用ノズルから液体を供給しながら第2研削ホイール42b(研削ユニット34)を下降させる研削送りを開始する。
つまり、第2研削ホイール42bを第2モーターで回転させながら、デバイス15が除去されたデバイスウェーハ11の表面11a側に第2研削砥石46bが押し当てられるように、デバイスウェーハ11と第2研削ホイール42bとを第3方向(仕上げ研削送り方向)に相対的に移動させる。これにより、デバイス15が除去されたデバイスウェーハ11の表面11a側に第2研削砥石46bが押し当てられ、このデバイスウェーハ11の表面11a側が第2研削砥石46bによって更に研削される。
研削の条件に特段の制限はないが、例えば、チャックテーブル18の回転数を200rpm~400rpmに設定し、第2研削ホイール42bの回転数を1000rpm~2500rpmに設定し、研削送りの速度を0.1μm/s~0.5μm/sに設定し、液体の供給量を2.0L/min~4.0L/minに設定すると良い。
デバイスウェーハ11の表面11a側に残留する破砕層の一部又は全部が除去され、図4に示すような新たなウェーハ21が製造されると、仕上げ研削ステップを終了させる。なお、デバイスウェーハ11の表面11a側がウェーハ21の上面21aとなり、デバイスウェーハ11の裏面11bが、そのまま、ウェーハ21の下面21bとなる。
以上のように、本実施形態にかかるウェーハの製造方法では、粗研削ステップにおいて、第1モーターの負荷電流値が閾値を超えた場合に第1研削砥石46aをデバイスウェーハ11から離す退避ステップST3と、デバイスウェーハ11と第1研削ホイール42aとを第1方向(粗研削送り方向)に再び相対的に移動させる再研削送りステップST4と、を繰り返すので、研削に適さない材料による第1研削砥石46aの目詰まり等が抑制され、研削力が高い研削砥石を用いなくともデバイスウェーハ11からデバイス15を除去して新たなウェーハ21を製造できる。
つまり、研削力の高い研削砥石を用いる必要がないので、粗研削ステップにおいて発生する破砕層を薄くして十分な厚みのウェーハ21を製造できるようになる。例えば、本実施形態にかかるウェーハの製造方法では、第1研削砥石46aに含まれる砥粒の粒度を、#600~#1000としているので、粗研削ステップにおいて発生する破砕層を十分に薄くできる。よって、例えば、粗研削ステップで除去されるデバイスウェーハ11の厚さと、仕上げ研削ステップで除去されるデバイスウェーハ11の厚さと、の和を、15μm以下にすることも可能である。
なお、本発明は、上述した実施形態の記載に制限されず種々変更して実施され得る。例えば、上述した実施形態では、2組の研削ユニット34を備える研削装置2を使用してウェーハ21を製造するウェーハの製造方法について説明したが、本発明にかかるウェーハの製造方法は、研削装置2とは異なる構造の装置を用いて行われても良い。
また、上述した実施形態では、粗研削ステップと、仕上げ研削ステップと、によってデバイスウェーハ11を加工し、新たなウェーハ21を製造しているが、仕上げ研削ステップの後に、他のステップを付加することもできる。具体的には、例えば、仕上げ研削ステップの後に、ウェーハ21の上面21aをエッチング処理するエッチングステップを行っても良い。エッチングステップにおけるエッチング処理としては、薬液を使用するウェットエッチング処理や、反応性のガスを使用するドライエッチング処理等が適用され得る。
また、仕上げ研削ステップの後に、第2研削砥石46bに含まれる砥粒より粒度の高い砥粒を含む研磨用の砥石でウェーハ21の上面21aを研磨する研磨ステップを行っても良い。この場合には、例えば、#6000~#8000に相当する粒度の砥粒をビトリファイドで固定した研磨用の砥石を含む研削ホイール(研磨用の研削ホイール)が使用される。
この場合の研削(研磨)の条件にも特段の制限はない。例えば、チャックテーブル18の回転数を200rpm~400rpmに設定し、研削ホイール(研磨用の研削ホイール)の回転数を1000rpm~2500rpmに設定し、研削送りの速度を0.1μm/s~0.5μm/sに設定し、液体の供給量を2.0L/min~4.0L/minに設定することができる。なお、この研磨ステップの後に、上述したエッチングステップを適用しても良い。
また、仕上げ研削ステップにおいても、粗研削ステップと同様に、退避ステップと、再研削送りステップと、を繰り返しても良い。この場合には、第2モーターの負荷電流値が閾値を超えた場合に、デバイスウェーハ11と第2研削ホイール42bとを、第3方向とは反対の第4方向(退避方向)に相対的に移動させ、第2研削砥石46bをデバイスウェーハ11から離す(退避ステップ)。
また、退避ステップの後には、デバイスウェーハ11と第2研削ホイール42bとを第3方向(仕上げ研削送り方向)に再び相対的に移動させる(再研削送りステップ)。この場合の研削の条件や、詳細なフロー等は、粗研削ステップの場合と同じで良い。なお、この仕上げ研削ステップの後には、上述した研磨ステップを行うことが望ましい。研磨ステップの後に、上述したエッチングステップを更に適用することもできる。
その他、上述の実施形態及び変形例にかかる構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 :デバイスウェーハ
11a :表面
11b :裏面
13 :ストリート
15 :デバイス
21 :ウェーハ
21a :上面
21b :下面
2 :研削装置
4 :基台
4a :開口
6 :搬送機構
8a :カセット
8b :カセット
10a :カセットテーブル
10b :カセットテーブル
12 :位置調整機構
14 :搬入機構
16 :ターンテーブル
18 :チャックテーブル
18a :保持面
20 :支持構造
22 :Z軸移動機構
24 :ガイドレール
26 :移動プレート
28 :ねじ軸
30 :モーター
32 :固定具
34 :研削ユニット
36 :スピンドルハウジング
38 :スピンドル
40 :マウント
42a :第1研削ホイール
42b :第2研削ホイール
44a :ホイール基台
44b :ホイール基台
46a :第1研削砥石
46b :第2研削砥石
48 :搬出機構
50 :洗浄ユニット
ST1 :研削送りステップ
ST2 :電流値判定ステップ
ST3 :退避ステップ
ST4 :再研削送りステップ
ST5 :厚さ判定ステップ
ST6 :研削送り継続ステップ
ST7 :完全退避ステップ

Claims (3)

  1. ウェーハの製造方法であって、
    表面側にデバイスを有するデバイスウェーハの該表面側が露出するように該デバイスウェーハの該表面側とは反対の裏面側を保持する保持ステップと、
    砥粒がボンドで固定されてなる第1研削砥石を備えた第1研削ホイールを第1モーターで回転させながら、該デバイスウェーハに対して該第1研削砥石が押し当てられるように該デバイスウェーハと該第1研削ホイールとを粗研削送り方向に相対的に移動させることで、該デバイスウェーハの該表面側を研削して該デバイスを除去する粗研削ステップと、
    該第1研削砥石に比べて粒度の高い砥粒がボンドで固定されてなる第2研削砥石を備えた第2研削ホイールを第2モーターで回転させながら、該デバイスウェーハに対して該第2研削砥石が押し当てられるように該デバイスウェーハと該第2研削ホイールとを仕上げ研削送り方向に相対的に移動させることで、該デバイスが除去された該デバイスウェーハの該表面側を更に研削し、該デバイスウェーハの該表面側に残留する破砕層の一部又は全部を除去して新たなウェーハを製造する仕上げ研削ステップと、を含み、
    該粗研削ステップは、
    該第1研削ホイールを該第1モーターで回転させながら、該デバイスウェーハと該第1研削ホイールとを該粗研削送り方向に相対的に移動させる研削送りステップと、
    該第1モーターの負荷電流値が閾値を超えた場合に、該デバイスウェーハと該第1研削ホイールとを該粗研削送り方向とは反対の退避方向に相対的に移動させて、該第1研削砥石を該デバイスウェーハから離す退避ステップと、
    該退避ステップの後に、該第1研削ホイールを該第1モーターで回転させながら、該デバイスウェーハと該第1研削ホイールとを該粗研削送り方向に再び相対的に移動させる再研削送りステップと、を更に含み、
    該粗研削ステップでは、該退避ステップと該再研削送りステップとを、該デバイスウェーハから該デバイスが除去されるまで繰り返すことを特徴とするウェーハの製造方法。
  2. 該第1研削砥石に含まれる砥粒の粒度は、#600~#1000である請求項1に記載のウェーハの製造方法。
  3. 該粗研削ステップで除去される該デバイスウェーハの厚さと、該仕上げ研削ステップで除去される該デバイスウェーハの厚さと、の和は、15μm以下である請求項1又は請求項2に記載のウェーハの製造方法。
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