JP2022062400A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

ヘッドマウントディスプレイ Download PDF

Info

Publication number
JP2022062400A
JP2022062400A JP2020170382A JP2020170382A JP2022062400A JP 2022062400 A JP2022062400 A JP 2022062400A JP 2020170382 A JP2020170382 A JP 2020170382A JP 2020170382 A JP2020170382 A JP 2020170382A JP 2022062400 A JP2022062400 A JP 2022062400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light guide
guide plate
image
light
eyeball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020170382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7481225B2 (ja
Inventor
一貴 渡部
Kazutaka Watabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Display Co Ltd
Original Assignee
LG Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Display Co Ltd filed Critical LG Display Co Ltd
Priority to JP2020170382A priority Critical patent/JP7481225B2/ja
Priority to KR1020210077847A priority patent/KR102599765B1/ko
Publication of JP2022062400A publication Critical patent/JP2022062400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7481225B2 publication Critical patent/JP7481225B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B27/0172Head mounted characterised by optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/28Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising
    • G02B27/283Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising used for beam splitting or combining
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/22Absorbing filters
    • G02B5/23Photochromic filters

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

【課題】日常生活のいかなる場面でも高い視認性を確保できるヘッドマウントディスプレイを提供する。【解決手段】外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイ1であって、眼球にむけて映像を投影する導光板3と、該導光板3の側方に配置され映像を前記導光板3にむけて投影する映像装置5と、前記導光板3に並列して設けられ、前記導光板3の全部または一部を覆い、紫外光により遮光状態となる遮光層7と、を備え、該遮光層7は、ナフトピラン骨格もしくは[2.2]パラシクロファン骨格を有する、フォトクロミック材料によって構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドマウントディスプレイに関する。
近年、ウェラブルデバイスの分野における表示装置としてヘッドマウントディスプレイの需要が高まっている。特に外光を透過するタイプにおいては、外界の景色を裸眼と変わらずに認識し、必要に応じて眼球に映像や情報を投影することによって、日常生活に溶け込む情報機器としての利用がいろいろ研究されてきている。
日常生活で利用されるヘッドマウントディスプレイは、外光の影響下でも高い視認性を確保することが要求されている。特許文献1には、画像の輝度むらを低減させるため、光路差により光の強度を変更する表示装置が開示されている。
特開2017-44853号公報
特許文献1の表示装置においては、投影する画像の輝度むらを低減して視認性を高めるものであるが、外光の強度に対しての視認性についてさらなる考察が必要とされる。すなわち、これらの透過するタイプのヘッドマウントディスプレイでは、外光下とくに太陽が出ている状態でも高い視認性を確保することが求められている。また、ヘッドマウントディスプレイは、入力手段としての応用も考えられている。さらに、表示、入力のデバイスとしての機能を満たした上で、小型軽量となるようなヘッドマウントディスプレイが求められている。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、日常生活のいかなる場面でも高い視認性を確保できるヘッドマウントディスプレイを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明のヘッドマウントディスプレイは、外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、眼球にむけて映像を投影する導光板と、該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、前記導光板に並列して設けられ、前記導光板の全部または一部を覆い、紫外光により遮光状態となる遮光層と、を備え、該遮光層は、ナフトピラン骨格もしくは[2.2]パラシクロファン骨格を有する、フォトクロミック材料によって構成されることを特徴とする。
このような発明によれば、フォトクロミック材料による遮光層を備えているので、外光のもとでも高い視認性を確保することができる。
本発明の一態様においては、前記映像装置と前記導光板の間に配置される第1のビームスプリッターと、イメージセンサと、を備え、前記第1のビームスプリッターを挟んで一方に前記映像装置を配置し、他方に前記イメージセンサを配置することを特徴とする。
このような構成によれば、第1のビームスプリッターを挟んで一方に映像装置を配置し、他方にイメージセンサを配置するので、イメージセンサによる入力機構を、装置規模を拡大することなく実装できる。
本発明の一態様においては、前記導光板の眼球側に設けられ、前記導光板から投影される映像の虚像距離を補正する第1の補正レンズと、前記導光板を挟んで前記第1の補正レンズの反対側に設けられ、該第1の補正レンズによる外界の像の歪みを補正する第2の補正レンズと、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、虚像距離を補正する第1の補正レンズと外界の像の歪みを補正する第2の補正レンズとを備えるので、外界の像歪めることなく視認性の良い映像を眼球に投影することができる。
本発明の一態様においては、前記映像装置からの映像を縦偏光と横偏光に分離する第2のビームスプリッターと、前記横偏光を縦偏光へ、または前記縦偏光を横偏光に変換する1/2波長板と、を備え、前記第2のビームスプリッターで分離した縦偏光の映像と前記1/2波長板で横偏光から変換した縦偏光の映像とを導光板に導入する、または前記第2のビームスプリッターで分離した横偏光の映像と前記1/2波長板で縦偏光から変換した横偏光の映像とを導光板に導入する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、第2のビームスプリッターで分離した縦偏光の映像と1/2波長板で横偏光から変換した縦偏光の映像とを導光板に導入する、または第2のビームスプリッターで分離した横偏光の映像と前記1/2波長板で縦偏光から変換した横偏光の映像とを導光板に導入するので、縦と横の偏光による両方の映像の光強度を利用でき、明瞭な画像を眼球に投影することができる。
本発明の一態様においては、前記導光板は、眼球側に位置する、屈折率が一定の定常層と、該定常層に接合される、屈折率が連続的に変調される変調層と、から構成されることを特徴とする。
このような構成によれば、導光板が定常層と定常層に接合される変調層から構成されているので、導光板への入射角度に依存する眼球に到達する光の反射回数の差を、減ずることができるので、輝度むらを抑制できる。
本発明の一態様においては、前記第2の補正レンズの側面に紫外光光源を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、第2の補正レンズの側面に紫外光光源を備えるので、フォトクロミック材料へ第2の補正レンズを利用して紫外光を照射して、遮光層の透過率を任意のタイミングで制御することができる。
本発明のヘッドマウントディスプレイは、外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、眼球にむけて映像を投影する導光板と、該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、前記映像装置と前記導光板の間に配置される第1のビームスプリッターと、イメージセンサと、を備え、前記第1のビームスプリッターを挟んで一方に前記映像装置を配置し、他方に前記イメージセンサを配置する、ことを特徴とする。
このような発明によれば、第1のビームスプリッターを挟んで一方に映像装置を配置し、他方にイメージセンサを配置するので、イメージセンサによる入力機構を、装置規模を拡大することなく実装できる。
本発明のヘッドマウントディスプレイは、外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、眼球にむけて映像を投影する導光板と、該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、を備え、前記導光板内の映像を眼球に向けて反射する部分透過鏡は、光の特定の波長領域のみを反射し、該波長領域の異なる複数の種類の部分透過鏡の集合体の繰り返しからなる列で構成される、ことを特徴とする。
このような発明によれば、部分透過鏡が、光の特定の波長領域のみを反射し、該波長領域の異なる複数の種類の部分透過鏡の集合体の繰り返しからなる列で構成されるので、眼球にむけて投影される光量を維持しつつ透過率を向上できるので、外部の視認性を向上することができる。
本発明のヘッドマウントディスプレイは、外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、眼球にむけて映像を投影する導光板と、該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、を備え、前記導光板は、1乃至は複数の導光部から構成され、該導光部は、連続的な屈折率分布を有する光学素子からなる、ことを特徴とする。
このような発明によれば、小型の導光部の製造が容易であり、小型軽量のヘッドマウントディスプレイを実現できる。
本発明のヘッドマウントディスプレイは、外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、眼球にむけて映像を投影する導光板と、該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、を備え、前記導光板は、複数の導光部から構成され、該導光部は、複数の角度から眼球に映像を投影する、ことを特徴とする。
このような発明によれば、複数の導光部が複数の角度から眼球に映像を投影するので、眼球で認識する投影画像のサイズを拡大することができる。
本発明によれば、日常生活のいかなる場面でも高い視認性を確保できるヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの拡大平断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの平断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの要部拡大平断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの要部平断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの要部平断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの要部平断面図である。 従来例におけるヘッドマウントディスプレイの要部平断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの導光板の平断面図である。 従来例におけるヘッドマウントディスプレイの導光板の平断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの拡大平断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの側面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの導光部の拡大斜視断面図である。 本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの導光部の拡大斜視断面図である。 本発明の実施形態の変形例に係るヘッドマウントディスプレイの要部平断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの拡大平断面図を示す。図2は、本発明の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの平断面図である。図1は、図2の領域Aの拡大図である。図1に示すように、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ1は、外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイ1であって、眼球Gにむけて映像を投影する導光板3と、該導光板3の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置5と、前記導光板に並列して設けられ、前記導光板の全部または一部を覆い、紫外光により遮光状態となる遮光層7と、を備え、該遮光層7は、ナフトピラン骨格もしくは[2.2]パラシクロファン骨格を有する、フォトクロミック材料によって構成される。
導光板3の端部は、入光部3pとされ、映像装置5と入光部3pの間には、プリズム部4pが設けられ、後述するイメージセンサ、映像装置5、入光部3p、プリズム部4pは、眼球Gに映像を投射する光学部4を構成している。導光板3内には、導光板3内に投射された映像を眼球に向けて反射する透過鏡3aの列が設けられている。ここで、透過鏡3aとは、一定割合の光を反射し、残りの光を透過するハーフミラ-のことである。
ヘッドマウントディスプレイ1は、さらに、前記導光板3の眼球G側に設けられ、前記導光板3から投影される映像の虚像距離を補正する第1の補正レンズ9と、前記導光板3を挟んで前記第1の補正レンズ9の反対側に設けられ、該第1の補正レンズ9による外界の像の歪みを補正する第2の補正レンズ11と、を備えている。第2の補正レンズ11の側面には、紫外光光源13を備えている。
図4は、光学部4と眼球Gに対向する導光板3の拡大平断面図を示している。図1では、省略されていたが、図4に示すように、光学部4は、映像装置5の他に、イメージセンサ17、プリズム部4p内に、第1のビームスプリッター15、入光部3p内に、第2のビームスプリッター19、1/2波長板21を備えている。また、導光板3と眼球Gの間には1/4波長板23が設けられている。
次に、図1を参照して、ヘッドマウントディスプレイ1の動作について説明する。映像装置5からプリズム部4pに投射された映像は、種々の光学処理をされて、入光部3pに入光し、導光板3の透過鏡3aの列に投射される。透過鏡3aの列は、投射された映像を眼球Gに向けて反射する。このとき、透過鏡3aは、列として複数設けられているので、眼球Gが、図1に示す紙面上下のアイボックスbの範囲にとどまっている限りは、同じ映像を感知することができる。
導光板3を含む眼球Gの前にある部材は、透明なもので形成されているので、眼球Gは、ヘッドマウントディスプレイ1を装着した状態で外光を感知することができる。遮光層7は、外光、または紫外光光源13から第2の補正レンズ11を経て照射される紫外光によって着色し遮光状態となる。
第1の補正レンズ9は、映像装置5から投射され透過鏡3aで反射されて眼球Gに投影される虚像の距離を補正し、眼球Gに感知される映像を見やすい距離とする。このとき、第1の補正レンズ9のみの構成では、外界からの像が歪んでしまうので、その歪みを第2の補正レンズ11によって補正している。図3は、この歪み補正について説明する為の第1の補正レンズ9と第2の補正レンズ11の拡大平断面図である。外光kは、領域r1を経て第1の補正レンズ9と第2の補正レンズ11の領域r2に入光し、領域r2を透過した外光kは、領域r3経て眼球位置hに到達する。図3に示すように、領域r2では外光kの経路に歪みが生じているが、第1の補正レンズと第2の補正レンズ11による像の調整により、領域r1と領域r3は、連続性をもって像が眼球位置hまで到達していることがわかる。
次に、図4を参照して、映像装置5から投射される映像が眼球Gに至るまでの経路と、眼球Gからの像がイメージセンサ17に至るまでの経路について説明する。画像装置5から投射された光は、第1のビームスプリッター15で反射される。図4で符号sで示される記号は紙面に対して垂直な直線偏光を表し、本明細書中では縦偏光と表現する場合がある。また、符号pで表される記号は、前述の縦偏光に垂直な直線偏光を表し、横偏光と表現する場合がある。映像装置5から投射される光は、縦偏光sと横偏光pを含んでいる。
映像装置5から投射されて第1のビームスプリッター15に至った光は、反射されてプリズム部4pと空気との境界面d1に向かい、境界面d1でさらに反射されて入光部3pに向かう。入光部3pは、第2のビームスプリッター19を備えている。第2のビームスプリッター19は、偏光ビームスプリッターであり、入光した光は、第2のビームスプリッター19によって、縦偏光sの光が境界d3にむけて反射され、横偏光pの光は、第2のビームスプリッター19を透過して境界d2に向かう。境界d3に向かった縦偏光pの光は、境界d3で更に反射され、眼球G近傍の導光板3内に導入される。第2のビームスプリッターを透過して境界d2に向かった横偏光pの光は、境界d2で反射され、1/2波長板21を透過することによって、横偏光pが縦偏光sに変換され、眼球G近傍の導光板3内に導入される。
導光板3内に導入された光は、導光板3と空気の境界d4、d5で反射されながら、眼球Gに対向する透過鏡3aに至る。透過鏡3aで反射された光は、眼球Gに向かい1/4波長板23を透過することによって、縦偏光sが右回り円偏光CRに変換され眼球Gに到達し眼球Gは、映像装置5からの虚像を感知する。
次に、眼球Gの像がイメージセンサ17に至る経路について説明する。前述した映像装置5からの光に照らされた眼球Gから正反射する光は、右回り円偏光CRなので、この光は眼球Gで左回り円偏光CLで反射する。この左回り円偏光CLの光は、1/4波長板を透過することによって、横偏光pに変換される。横偏光pの眼球Gからの光は、第2のビームスプリッター19を経てイメージセンサ17に到達することができない。一方で、拡散反射光による眼球Gの像は、上述の映像装置5から眼球Gに至る経路の逆の経路をたどり、第1のビームスプリッター15に到達する。第1のビームスプリッター15に到達した光は、第1のビームスプリッター15を透過して、イメージセンサ17に到達する。このような経路を経て、イメージセンサ17は、眼球画像を検知する。イメージセンサ17で検知された眼球画像は、この画像に基づいて種々の解析がおこなわれ、眼球の瞳の位置や動きが検知され、例えばその位置や動きのパターンを検出することによって、対応する瞳入力が行われる。なおここでは、界面での反射や透過に伴う位相の変化による偏光状態の変化を説明していないが、映像装置5の特定の領域の画素のみを使用するなどの方法により、前述の通り構成可能である。
また、映像装置5からの光に照らされた眼球Gから正反射する光を瞳入力に利用することもできる。図14は、本実施形態の変形例に係るヘッドマウントディスプレイの要部平断面図である。この場合には、例えば、第2のビームスプリッター19に対して面対称になるように第2のイメージセンサ17’と第2のプリズム部4p’を配置する。この様に素子を追加することにより、第2のビームスプリッター19を経てイメージセンサ17に到達することができなかった光を、イメージセンサ17’で検知することができる。
以上述べたように、本実施形態では、遮光層7を備えているので、外光からの紫外光、または映像装置5の映像の投影に基づいて制御される紫外光光源13からの紫外光によって遮光状態となる。したがって、眼球Gに投影される映像を、外光の状態にかかわらず、すなわち明るい太陽のもとでも、明瞭に感知することができる。遮光層7は、ナフトピラン骨格もしくは[2.2]パラシクロファン骨格を有する材料で形成されるので、紫外光照射による着色応答と着色状態から紫外光照射が止まった状態での透明化応答の速度が早い。このことにより、眼球Gに映像を投影する際にすばやく遮光して見やすい状態とすることができる。また、遮光が必要なくなった際にすばやく透明化する。したがって、対面する人物とのアイコンタクトによる非言語コミュニケーションの妨害や、外界の像の視認しづらさ等への影響を最小限とすることができる。
ヘッドマウントディスプレイ1は、第1の補正レンズ9を備えているので、眼球Gに投影される虚像の距離を見やすい位置に調整することができ、また第1の補正レンズ9による外界からの像の歪みを第2の補正レンズ11によって補正するので、虚像の距離を見やすく補正したうえで、外界の視認性に影響を与えることがない。
本実施形態においては、映像装置5からの縦偏光sと横偏光pの光のうち、縦偏光sの光は、そのまま眼球Gに送られる。横偏光pの光は、縦偏光sに変換されて、眼球Gに送られる。すなわち、映像装置5からの光をすべて利用して映像が送られる。したがって、眼球Gに充分明るい映像を投影することができる。また、第1のビームスプリッター15を挟んで一方に映像装置5を配置し、他方にイメージセンサ17を配置するので、眼球Gに映像を送る経路の逆の経路を利用して眼球Gの画像をイメージセンサ17に送ることができる。眼球Gに対する照明も、眼球Gに送る映像の光を利用する。したがって、ヘッドマウントディスプレイ1の外観を損なうことなく、かつ装置を小型化することができる。
(第2実施形態)
図5に、本発明の第2実施形態に係る光学部40を示す。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、図5に示される光学部40であり、その他の部分については、第1実施形態と同様の構成によって、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
図5に示すように、本実施形態では、イメージセンサ17が第1のビームスプリッター15aの直近に配置されている。ここで第1のビームスプリッター15aは、イメージセンサ17とプリズム部40pの境界にコーティングによって形成される偏光ビームスプリッターである。また、導光板30の入光部30p内には、第1実施形態と異なり、第2のビームスプリッターと1/2波長板を備えていない。入光部30pとプリズム部40pの間には、1/4波長板23が設けられている。映像装置5の直近には、偏光板24が設けられている。
映像装置5から投射された光は、偏光板24によって、縦偏光sの光のみがプリズム部40pに入光される。入光された光は、第1のビームスプリッター15aに向かい、第1のビームスプリッター15aで反射される。第1のビームスプリッター15aで反射された光は、プリズム部40pと空気の境界d6に向かい、境界d6で入光部30pに向けて反射される。プリズム部40pと入光部30pの間には、1/4波長板23が設けられているので、境界d6から入光部30pに向かった光は、この1/4波長板23で、縦偏光sの光が右まわり円偏光CRに変換され、導光板30内に投射される。
第1実施形態とほぼ同じ経路を経て眼球Gに至った光は、眼球Gから反射されて左回り円偏光CLの光として入光部30pに戻ってくる。戻ってきた左回り円偏光CLの光は、1/4波長板23によって横偏光pに変換されて、映像装置5から入光部30pへ投射した光の経路と逆の経路をたどり、第1のビームスプリッター15aを透過してイメージセンサ17に到達する。
このように光学部40を小規模に構成できる理由は、イメージセンサ17で感知する眼球Gの画像解析の為には、それほどの高解像度の像が必要とされないためであり、このことにより、本実施形態では、部品点数、及び部品のサイズを縮小することができる。従って、小型で軽量なヘッドマウントディスプレイを実現することができる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る導光板31の拡大平断面図を示している。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、導光板31内の第1実施形態における透過鏡3aが部分透過鏡3r、3g、3bに置き換えられている点である。その他の部分については、第1実施形態と同様の構成によって、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
図6に示すように、本実施形態における導光板31内には、導光板31内の映像を眼球に向けて反射する部分透過鏡3r、3g、3bが設けられている。この部分透過鏡3r、3g、3bは、光の特定の波長領域のみを反射し、この波長領域の異なる複数の種類の部分透過鏡3r、3g、3bの集合体の繰り返しからなる列で構成されている。
比較のため、図7に、第1実施形態に係る導光板3の拡大平断面図を示す。図6、図7に示すように第1実施形態では、導光板3内は、1種類の透過鏡3aからなる列で構成されているが、本実施形態では、3種類の部分透過鏡3r、3g、3bで構成されている。部分透過鏡3r、3g、3bで反射される光は、順にRGB(赤緑青)に対応しており、それ以外の光は透過するようになっている。例えば、部分透過鏡3rは、赤の光の成分の一定割合の光を反射し、残りの光を透過する。また、赤以外の光の成分(緑青)については、透過する。他の部分透過鏡3g、3bについても対応する光の成分ごとに同様の動作をする。
本実施形態では、部分透過鏡3r、3g、3bが、光の特定の波長領域のみを反射する。また、導光板31内の部分透過鏡3r、3g、3bの列は、この波長領域の異なる複数の種類の部分透過鏡3r、3g、3bの集合体の繰り返しからなる列で構成されるので、眼球にむけて投影される光量を維持しつつ透過率を向上できる。したがって、外部の視認性を向上することができる。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態に係る導光板50の拡大平断面図を示している。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、導光板50内の構成であり、その他の部分については、第1実施形態と同様の構成によって、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
図8に示すように、本実施形態における導光板50は、眼球G側に位置する、屈折率が一定の定常層25と、この定常層に接合される、屈折率が連続的に変調される変調層27と、から構成されている。
比較のため、図9に、第1実施形態に係る導光板3の拡大平断面図を示す。図9に示すように、5種類の入射角の異なるu1からu5の光は、導光板3内を空気と導光板3の境界で全反射を繰り返し伝わっていく。しかし、入射角の違いによって、移動距離に対しての反射回数が異なることがわかる。すなわち、入射角の小さい光u1に比較して、入射角の大きい光u5は、同じ距離を進む場合の境界での反射回数が異なっているのがわかる。このことは、入射角度ごとに光の輝度むらが生じる原因となる恐れがある。
一方、本実施形態では、図8に示すように、導光板50が、定常層25と変調層27から構成されている。図8に示されるグラフTは、導光板50の深さ方向zの屈折率nの変化を表したものである。屈折率nは、定常層25の領域内では、一定の値を示し、領域27からは、徐々に減少するように形成されている。導光板50に、このような屈折率の変化を与えることにより、浅い入射角で導光板50に入光した光t1は、変調層27の浅い領域から戻ってくる。深い入射角で導光板50に入光した光t2は、変調層27の深い領域から戻ってくる。結果として、図8に示すように、導光板50を伝搬する際の反射回数を、入射角にそれほど依存せずに、それぞれの入射角で、近い回数にそろえることが可能となる。
すなわち、本実施形態では、導光板50が定常層25と定常層25に接合される変調層27とから構成されているので、導光板50への入射角度に依存する眼球に到達するまでの光の反射回数の差を、減ずることができる。したがって、入射角に依存する輝度むらを抑制して明瞭な画像を眼球Gに投影することができる。
(第5実施形態)
図10は、本発明の第5実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ100の拡大平断面図を示している。図11は、図10の側面図である。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、導光板50の構成であり、その他の部分については、第1実施形態と同様の構成によって、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
図10に示すように、本実施形態における導光板300は、複数の導光部51、52、53から構成され、この導光部51、52、53は、複数の角度から眼球Gに映像を投影するようになっている。また、個々の導光部51、52、53は、連続的な屈折率分布を有する光学素子で形成されている。
本実施形態では、図10に示すように、各導光部51、52、53のミラー部51a、52a、53aの眼球Gに対して反射する角度が異なっているので、複数の導光部51、52、53が複数の角度から眼球Gに映像を投影することができる。眼球Gへ投射される角度の異なる映像は、眼球Gの網膜上の異なった部分への投影となる。したがって、眼球Gで認識する投影画像のサイズを拡大することができる。
また、各導光部51、52、53は、屈折光学素子で形成されているので、回折光学素子で形成した場合よりも、ノイズが少ない。また、加工の容易さから、小型軽量の導光板を実現できる。よって、小型軽量かつ視野角の大きい導光板並びに、ヘッドマウントディスプレイを実現できる。
本実施形態では、図10に示すごとく、複数の角度は、水平方向yに対して実装されたが、これに限定されず、x方向(図11紙面上下方向)、に対して、導光部を積層し垂直方向の複数の角度から眼球Gに映像を投影してよい。もちろん、x、y両方向の複数の角度からの投影を採用して良い。
(第5実施形態の変形例)
図13は、本変形例の導光部54、55、56の拡大斜視断面図を示している。図12は、第5実施形態の導光部51、52、53の拡大斜視断面図を示している。図13に示すように、本変形例では、円状の断面形状に替えて、矩形状の断面形状を有する導光部54、55、56を採用する。このことにより、本変形例では、映像を感知できる眼球Gの縦方向の位置(アイボックスの縦方向の範囲)を拡大する素子を、導光部と映像装置との間に導入することが必要な一方で、外界からの像の歪みを低減することができる。
以上の明細書の記載に関して、特許請求の範囲は、本願発明の技術的思想から逸脱することのない範囲で、実施の形態に対する多数の変形形態を包括するものである。したがって、本明細書に開示された実施形態は、例示のために示されたものであり、本願発明の範囲を限定するものと考えるべきではない。
また、本発明における映像装置としては、液晶、OLED(有機LED乃至は有機EL)等を採用することができる。
1、100 ヘッドマウントディスプレイ
3、30、31、50、300 導光板
3r、3g、3b 部分透過鏡
5 映像装置
7 遮光層
9 第1の補正レンズ
11 第2の補正レンズ
13 紫外光光源
15、15a 第1のビームスプリッター
17、17’ イメージセンサ
19 第2のビームスプリッター
21 1/2波長板
25 定常層
27 変調層
51、52、53、54、55、56 導光部

Claims (10)

  1. 外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、
    眼球にむけて映像を投影する導光板と、
    該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、
    前記導光板に並列して設けられ、前記導光板の全部または一部を覆い、紫外光により遮光状態となる遮光層と、を備え、
    該遮光層は、ナフトピラン骨格もしくは[2.2]パラシクロファン骨格を有する、フォトクロミック材料によって構成される、
    ヘッドマウントディスプレイ。
  2. 前記映像装置と前記導光板の間に配置される第1のビームスプリッターと、
    イメージセンサと、を備え、
    前記第1のビームスプリッターを挟んで一方に前記映像装置を配置し、他方に前記イメージセンサを配置する、請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. 前記導光板の眼球側に設けられ、前記導光板から投影される映像の虚像距離を補正する第1の補正レンズと、
    前記導光板を挟んで前記第1の補正レンズの反対側に設けられ、該第1の補正レンズによる外界の像の歪みを補正する第2の補正レンズと、を備える、請求項1または2に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. 前記映像装置からの映像を縦偏光と横偏光に分離する第2のビームスプリッターと、
    前記横偏光を縦偏光へ、または前記縦偏光を横偏光に変換する1/2波長板と、を備え、
    前記第2のビームスプリッターで分離した縦偏光の映像と前記1/2波長板で横偏光から変換した縦偏光の映像とを導光板に導入する、または前記第2のビームスプリッターで分離した横偏光の映像と前記1/2波長板で縦偏光から変換した横偏光の映像とを導光板に導入する、請求項1から3のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  5. 前記導光板は、眼球側に位置する、屈折率が一定の定常層と、該定常層に接合される、屈折率が連続的に変調される変調層と、から構成される請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  6. 前記第2の補正レンズの側面に紫外光光源を備える、請求項3から5のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  7. 外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、
    眼球にむけて映像を投影する導光板と、
    該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、
    前記映像装置と前記導光板の間に配置される第1のビームスプリッターと、
    イメージセンサと、を備え、
    前記第1のビームスプリッターを挟んで一方に前記映像装置を配置し、他方に前記イメージセンサを配置する、ヘッドマウントディスプレイ。
  8. 外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、
    眼球にむけて映像を投影する導光板と、
    該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、を備え、
    前記導光板内の映像を眼球に向けて反射する部分透過鏡は、光の特定の波長領域のみを反射し、該波長領域の異なる複数の種類の部分透過鏡の集合体の繰り返しからなる列で構成される、ヘッドマウントディスプレイ。
  9. 外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、
    眼球にむけて映像を投影する導光板と、
    該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、を備え、
    前記導光板は、1乃至は複数の導光部から構成され、該導光部は、連続的な屈折率分布を有する光学素子からなる、ヘッドマウントディスプレイ。
  10. 外界からの光を透過する領域から眼球にむけて映像を投影するヘッドマウントディスプレイであって、
    眼球にむけて映像を投影する導光板と、
    該導光板の側方に配置され映像を前記導光板にむけて投影する映像装置と、を備え、
    前記導光板は、複数の導光部から構成され、該導光部は、複数の角度から眼球に映像を投影する、ヘッドマウントディスプレイ。

JP2020170382A 2020-10-08 2020-10-08 ヘッドマウントディスプレイ Active JP7481225B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020170382A JP7481225B2 (ja) 2020-10-08 2020-10-08 ヘッドマウントディスプレイ
KR1020210077847A KR102599765B1 (ko) 2020-10-08 2021-06-16 헤드 마운트 디스플레이

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020170382A JP7481225B2 (ja) 2020-10-08 2020-10-08 ヘッドマウントディスプレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022062400A true JP2022062400A (ja) 2022-04-20
JP7481225B2 JP7481225B2 (ja) 2024-05-10

Family

ID=81211048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020170382A Active JP7481225B2 (ja) 2020-10-08 2020-10-08 ヘッドマウントディスプレイ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7481225B2 (ja)
KR (1) KR102599765B1 (ja)

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6204974B1 (en) * 1996-10-08 2001-03-20 The Microoptical Corporation Compact image display system for eyeglasses or other head-borne frames
US6587269B2 (en) * 2000-08-24 2003-07-01 Cogent Light Technologies Inc. Polarization recovery system for projection displays
EP3462227A3 (en) * 2004-03-29 2019-06-19 Sony Corporation Optical device, and virtual image display device
WO2007072340A2 (en) * 2005-12-20 2007-06-28 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Layered light guide for producing ambient lighting
WO2010061579A1 (ja) * 2008-11-28 2010-06-03 関東化学株式会社 架橋型ヘキサアリールビスイミダゾール新規化合物およびその誘導体、該化合物の製造方法、ならびに該製造方法に用いられる前駆体化合物
JP6175945B2 (ja) * 2013-07-05 2017-08-09 ソニー株式会社 視線検出装置及び視線検出方法
CN107315249B (zh) 2013-11-27 2021-08-17 奇跃公司 虚拟和增强现实系统与方法
US9606354B2 (en) 2014-07-17 2017-03-28 Google Inc. Heads-up display with integrated display and imaging system
JP6175589B2 (ja) 2015-03-19 2017-08-02 富士フイルム株式会社 投写型表示装置及び投写表示方法
KR20170044853A (ko) 2015-10-16 2017-04-26 대림산업 주식회사 연속압출공법에서의 교량 상부구조물의 횡이동 방지구조 및 횡이동 방지장치
DE102016105060B3 (de) 2016-03-18 2017-07-06 Carl Zeiss Smart Optics Gmbh Brillenglas für eine Abbildungsoptik, Abbildungsoptik und Datenbrille
US10067344B2 (en) 2016-07-01 2018-09-04 Intel Corporation Variable transmissivity virtual image projection system
IL267411B2 (en) 2016-12-22 2024-04-01 Magic Leap Inc Systems and methods for using light from environmental light sources
KR20200053872A (ko) * 2018-11-09 2020-05-19 주식회사 엘지화학 광학 디바이스 및 이를 포함하는 아이웨어
GB201900652D0 (en) 2019-01-17 2019-03-06 Wave Optics Ltd Augmented reality system

Also Published As

Publication number Publication date
JP7481225B2 (ja) 2024-05-10
KR102599765B1 (ko) 2023-11-07
KR20220047138A (ko) 2022-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6853310B2 (ja) ニアアイディスプレイ用装置
US11340458B2 (en) Highly efficient compact head-mounted display system
US9087471B2 (en) Adaptive brightness control of head mounted display
US10297180B2 (en) Compensation of chromatic dispersion in a tunable beam steering device for improved display
JP5732808B2 (ja) 虚像表示装置
US8360583B2 (en) Image display device with exit pupil moving for tracking viewer's pupil
US10890776B1 (en) Pancake lens ghosting mitigation
KR20170139510A (ko) 웨어러블 헤드-업 디스플레이 내의 아이박스 확장을 위한 시스템, 장치, 및 방법
TW201712371A (zh) 資料眼鏡用的投影裝置,資料眼鏡,以及操作資料眼鏡用的投影裝置的方法
JP2017135605A (ja) 画像表示装置
JP2019179242A (ja) 光学システムおよび光学システムを有する装置
US11675206B1 (en) Display with a resolution enhanced region
WO2020184268A1 (ja) 複合型回折素子、器具、及び映像投射システム
US20220342221A1 (en) Displays and methods of operating thereof
US11526012B2 (en) Displays and methods of operating thereof
US20220357583A1 (en) Optical Systems and Methods for Eye Tracking Based on Redirecting Light from Eye Using an Optical Arrangement Associated with a Light-Guide Optical Element
KR20230019407A (ko) 전환 가능 다층 콜레스테릭 액정 반사 편광기
JP2022062400A (ja) ヘッドマウントディスプレイ
US20220236567A1 (en) Image display apparatus and display apparatus
JP2018165750A (ja) 画像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
US10718949B1 (en) Display apparatus and method of displaying
JPWO2017090289A1 (ja) 調光手段を備える画像表示装置
US11953696B2 (en) Display device
WO2020031247A1 (ja) 画像表示装置
WO2021117409A1 (ja) 眼球情報検出装置及び映像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7481225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150