JP2022059828A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】設計自由度が高い冷蔵庫を提供することである。【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室を含む筐体と、前記貯蔵室を開閉可能に閉じる扉と、前記扉の表面に視覚的に露出した表示画面を形成するタッチパネルと、前記扉に内蔵され、前記タッチパネルを制御するパネル制御基板と、前記扉に内蔵され、前記パネル制御基板と接続された無線通信基板と、を持つ。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
液晶パネルを備える冷蔵庫が知られている。ところで、冷蔵庫は、設計自由度が高いと好ましい場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、設計自由度が高い冷蔵庫を提供することである。
実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室を含む筐体と、前記貯蔵室を開閉可能に閉じる扉と、前記扉の表面に視覚的に露出した表示画面を形成するタッチパネルと、前記扉に内蔵され、前記タッチパネルを制御するパネル制御基板と、前記扉に内蔵され、前記パネル制御基板と接続された無線通信基板と、を持つ。
以下、実施形態の冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
本明細書では、冷蔵庫の正面に立つユーザから冷蔵庫を見た方向を基準に、左右を定義している。また、冷蔵庫から見て冷蔵庫の正面に立つユーザに近い側を「前」、遠い側を「後ろ」と定義している。本明細書において「横幅方向」とは、上記定義における左右方向を意味する。本明細書において「奥行方向」とは、上記定義における前後方向を意味する。図中において、+X方向が右方向、-X方向が左方向、+Y方向が後方向、-Y方向が前方向、+Z方向が上方向、-Z方向が下方向である。
(第1実施形態)
[冷蔵庫の全体構成]
図1から図7を参照し、第1実施形態の冷蔵庫1について説明する。まず、冷蔵庫1の全体構成について説明する。ただし、冷蔵庫1は、以下に説明する構成の全てを有する必要はなく、いくつかの構成が適宜省略されてもよい。
[冷蔵庫の全体構成]
図1から図7を参照し、第1実施形態の冷蔵庫1について説明する。まず、冷蔵庫1の全体構成について説明する。ただし、冷蔵庫1は、以下に説明する構成の全てを有する必要はなく、いくつかの構成が適宜省略されてもよい。
図1は、冷蔵庫1を示す斜視図である。図2は、図1中に示された冷蔵庫1のF2-F2線に沿う断面図である。図1および図2に示すように、冷蔵庫1は、例えば、筐体10、複数の扉11、複数の棚12、複数の容器13、流路形成部品14、冷却ユニット15、および制御基板16を有する。本実施形態では、複数の扉11以外の上記構成によって冷蔵庫本体5が形成されている。
筐体10は、例えば、内箱10aと、外箱10bと、発泡断熱材10cとを含む。内箱10aは、筐体10の内面を形成する部材であり、例えば合成樹脂製である。外箱10bは、筐体10の外面を形成する部材であり、例えば金属製である。外箱10bは、内箱10aよりも一回り大きく形成されており、内箱10aの外側に配置されている。発泡断熱材10cは、例えば発泡ウレタンのような発泡状の断熱材であり、内箱10aと外箱10bとの間に充填されている。これにより、筐体10は、断熱性を有する。
図1に示すように、筐体10は、上壁21、下壁22、左右の側壁23,24、および後壁25を有する。上壁21および下壁22は、略水平に広がっている。左右の側壁23,24は、下壁22の左右の端部から上方に起立し、上壁21の左右の端部に繋がる。後壁25は、下壁22の後端部から上方に起立し、上壁21の後端部に繋がる。
筐体10の内部には、複数の貯蔵室27が設けられている。複数の貯蔵室27は、例えば、冷蔵室27A、野菜室27B、製氷室27C、小冷凍室27D、および主冷凍室27Eを含む。本実施形態では、最上部に冷蔵室27Aが配置され、冷蔵室27Aの下方に野菜室27Bが配置され、野菜室27Bの下方に製氷室27Cおよび小冷凍室27Dが配置され、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dの下方に主冷凍室27Eが配置されている。ただし、貯蔵室27の配置は、上記例に限定されず、例えば、冷蔵室27Aの下方に製氷室27Cおよび小冷凍室27Dが配置され、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dの下方に主冷凍室27Eが配置され、主冷凍室27Eの下方に野菜室27Bが配置されてもよい。筐体10は、各貯蔵室27の前面側に、各貯蔵室27に対して食材の出し入れを可能にする開口を有する。
複数の貯蔵室27の開口は、複数の扉11によって開閉可能に閉じられる。複数の扉11は、例えば、冷蔵室27Aの開口を閉じる左右の冷蔵室扉11Aa,11Ab、野菜室27Bの開口を閉じる野菜室扉11B、製氷室27Cの開口を閉じる製氷室扉11C、小冷凍室27Dの開口を閉じる小冷凍室扉11D、および主冷凍室27Eの開口を閉じる主冷凍室扉11Eを含む。
左右の冷蔵室扉11Aa,11Abは、例えば、観音開き式の扉である。左右の冷蔵室扉11Aa,11Abは、ヒンジ30によって筐体10に回動可能に支持されている。本実施形態では、右冷蔵室扉11Abの横幅方向の幅は、左冷蔵室扉11Aaの横幅方向の幅よりも大きい。
ヒンジ30は、左右の冷蔵室扉11Aa,11Abを筐体10に回動可能に支持している。ヒンジ30は、左右の冷蔵室扉11Aa,11Abを上部で支持する上ヒンジ30aと、下部で支持する下ヒンジ30bと、を有している。
本実施形態では、右冷蔵室扉11Abの前面は、図1に示すように、視覚的に露出した表示画面31を有する。表示画面31には後述するタッチパネル71により、文字やイラストを含む画像または映像が表示可能である。
右冷蔵室扉11Abを支持する上ヒンジ30aには、図1に示すように、無線端末34が組み込まれている。無線端末34は、他の部分に比べ空洞領域が多く配置される上ヒンジ30aに組み込まれることで無線の送受信性能が向上する。無線端末34は、ケーブルC4を介して冷蔵庫本体5の制御基板16に接続されている。
一方で、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eは、例えば、引き出し式の扉である。野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eは、レール35(野菜室27Bおよび主冷凍室27Eにおいて左方のレール35のみ図示)によって筐体10に対して引き出し可能に支持されている。
図2に示すように、筐体10は、第1および第2の仕切部28,29を有する。第1および第2の仕切部28,29は、例えば、それぞれ略水平方向に沿う仕切壁である。第1仕切部28は、冷蔵室27Aと野菜室27Bとの間に位置し、冷蔵室27Aと野菜室27Bとの間を仕切っている。一方で、第2仕切部29は、野菜室27Bと、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dとの間に位置し、野菜室27Bと、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dとの間を仕切っている。なお、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dと、主冷凍室27Eとの間には、仕切壁は設けられていない。
複数の棚12は、冷蔵室27Aに配置されている。
複数の容器13は、冷蔵室27Aに配置された冷蔵室容器13A(例えばチルド室容器)、野菜室27Bに配置された第1および第2の野菜室容器13Ba,13Bb、製氷室27Cに配置された製氷室容器(不図示)、小冷凍室27Dに配置された小冷凍室容器13D、および主冷凍室27Eに配置された第1および第2の主冷凍室容器13Ea,13Ebを含む。
複数の容器13は、冷蔵室27Aに配置された冷蔵室容器13A(例えばチルド室容器)、野菜室27Bに配置された第1および第2の野菜室容器13Ba,13Bb、製氷室27Cに配置された製氷室容器(不図示)、小冷凍室27Dに配置された小冷凍室容器13D、および主冷凍室27Eに配置された第1および第2の主冷凍室容器13Ea,13Ebを含む。
流路形成部品14は、筐体10内に配置されている。流路形成部品14は、例えば、第1ダクト部品14Aと、第2ダクト部品14Bとを含む。第1ダクト部品14Aは、筐体10の後壁25に沿って設けられ、鉛直方向に延びている。第1ダクト部品14Aと筐体10の後壁25との間には、冷気(空気)が流れる通路である第1ダクト空間S1が形成されている。第1ダクト部品14Aは、冷蔵室27Aに開口した複数の冷気吹出口h1と、野菜室27Bに開口した冷気戻り口h2とを有する。第2ダクト部品14Bは、筐体10の後壁25に沿って設けられ、鉛直方向に延びている。第2ダクト部品14Bと筐体10の後壁25との間には、冷気(空気)が流れる通路である第2ダクト空間S2が形成されている。第2ダクト部品14Bは、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dなどに開口した複数の冷気吹出口h3と、主冷凍室27Eに開口した冷気戻り口h4とを有する。
冷却ユニット15は、第1冷却ユニット15Aと、第2冷却ユニット15Bと、圧縮機45とを含む。
第1冷却ユニット15Aは、例えば、それぞれ第1ダクト空間S1に配置された第1冷却器41および第1ファン42を含む。第1ファン42が駆動されると、野菜室27Bの空気が冷気戻り口h2から第1ダクト空間S1内に流入して第1冷却器41によって冷却される。第1冷却器41によって冷却された冷気は、複数の冷気吹出口h1から冷蔵室27Aに吹き出される。これにより、冷蔵室27Aおよび野菜室27Bで冷気が循環され、冷蔵室27Aおよび野菜室27Bの冷却が行われる。
第2冷却ユニット15Bは、例えば、それぞれ第2ダクト空間S2に配置された第2冷却器43および第2ファン44を含む。第2ファン44が駆動されると、主冷凍室27Eの空気が冷気戻り口h4から第2ダクト空間S2内に流入して第2冷却器43によって冷却される。第2冷却器43によって冷却された冷気は、冷気吹出口h3から製氷室27C、小冷凍室27D、および主冷凍室27Eに吹き出される。これにより、製氷室27C、小冷凍室27D、および主冷凍室27Eで空気が循環され、製氷室27C、小冷凍室27D、および主冷凍室27Eの冷却が行われる。
圧縮機45は、例えば、冷蔵庫1の底部の機械室に設けられている。圧縮機45は、貯蔵室27の冷却に用いられる冷媒ガスを圧縮する。圧縮機45により圧縮された冷媒ガスは、放熱パイプなどを経由して、第1および第2の冷却器41,43に送られる。
制御基板16は、冷蔵庫1の全体を統括的に制御する。例えば、制御基板16は、冷蔵室27Aおよび主冷凍室27Eなどに設けられた温度センサの検出結果に基づき、第1ファン42、第2ファン44、および圧縮機45の駆動を制御する。制御基板16は、図2に示すように、筐体10の上壁21の上にカバー18とともに取り付けられている。
制御基板16は、上ヒンジ30aに組み込まれた無線端末34を用いて無線通信を実施できる。無線端末34が行う無線通信は、セルラー方式の基地局を利用する無線通信であってもよく、いわゆる無線LAN方式のアクセスポイントを利用する無線通信であってもよい。無線端末34が行う無線通信は、Bluetoothなどの近距離通信であってもよい。
[右冷蔵室扉11Abの構成]
図3は、右冷蔵室扉11Abを示す斜視図である。図4は、右冷蔵室扉11Abの分解斜視図である。
右冷蔵室扉11Abは、例えば、外郭部材50と、ガスケット55とを備えている。外郭部材50は、箱状に形成されている。本明細書でいう「箱状」とは、扁平な箱状も含む。外郭部材50は、例えば、枠体51、前面板52、および後面部材53を有する。
図3は、右冷蔵室扉11Abを示す斜視図である。図4は、右冷蔵室扉11Abの分解斜視図である。
右冷蔵室扉11Abは、例えば、外郭部材50と、ガスケット55とを備えている。外郭部材50は、箱状に形成されている。本明細書でいう「箱状」とは、扁平な箱状も含む。外郭部材50は、例えば、枠体51、前面板52、および後面部材53を有する。
枠体51は、矩形の枠状に形成されている。枠体51は、上辺部材51a、下辺部材51b、左辺部材51c、および右辺部材51dを含む。上辺部材51aは、横幅方向および奥行方向に沿う板状であり、右冷蔵室扉11Abの上面を形成している。下辺部材51bは、横幅方向および奥行方向に沿う板状であり、右冷蔵室扉11Abの下面を形成している。左辺部材51cは、鉛直方向および奥行方向に沿う板状であり、右冷蔵室扉11Abの左側面を形成している。右辺部材51dは、鉛直方向および奥行方向に沿う板状であり、右冷蔵室扉11Abの右側面を形成している。これら上辺部材51a、下辺部材51b、左辺部材51c、および右辺部材51dが互いに組み合わされることで、枠体51が形成されている。枠体51は、例えば合成樹脂製である。
前面板52は、枠体51に取り付けられ、右冷蔵室扉11Abの前端部に位置する。前面板52は、鉛直方向および横幅方向に沿う板部材であり、右冷蔵室扉11Abの前面を形成している。前面板52は、例えば、ガラス板である。ただし、前面板52は、ガラス板に限定されず、合成樹脂や他の素材で形成されてもよい。
後面部材53は、前面板52とは反対側から枠体51に取り付けられ、右冷蔵室扉11Abの後端部に位置する。後面部材53は、右冷蔵室扉11Abの後面を形成している。後面部材53は、例えば合成樹脂製である。
後面部材53は、後方に突出したリブ(突出部、膨出部)61を有する。リブ61は、右冷蔵室扉11Abが筐体10に対して閉じられた状態で後面部材53から冷蔵室27A(貯蔵室)に向けて突出している。なお本明細書において「リブ」とは、説明の便宜上の名称であり、後面部材53から後方に突出した部分を広く意味し、特定の形状や作用のものに限定されない。
リブ61は、例えば、枠体51の外形よりも一回り小さな環状に形成されている。本明細書でいう「環状」とは、全周が完全に連続している場合に限定されず、切欠きなどが設けられて一部が途切れている場合も含む。
ガスケット(シール部材、緩衝部材)55は、後面部材53に取り付けられている。詳しく述べると、後面部材53は、右冷蔵室扉11Abの内部に向けて窪んだ窪みであるスロート63を有する。例えば、スロート63は、リブ61の外周側を取り囲む環状に形成されている。ガスケット55は、右冷蔵室扉11Abの後面部材53に設けられたスロート63の内部に挿入されることで、スロート63に取り付けられている。これにより、ガスケット55が後面部材53に固定されている。
ここで、左冷蔵室扉11Aa、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eの構成は、上述した右冷蔵室扉11Abの構成と同様である。すなわち、左冷蔵室扉11Aa、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eの構成は、上述した右冷蔵室扉11Abに関する説明において、「右冷蔵室扉11Ab」を「左冷蔵室扉11Aa」、「野菜室扉11B」、「製氷室扉11C」、「小冷凍室扉11D」、または「主冷凍室扉11E」と読み替えればよい。
[タッチパネル71およびパネル制御基板]
本実施形態では、図3および図4が示すように、右冷蔵室扉11Abには、表示画面31を実現するタッチパネル71と、タッチパネル71を制御するパネル制御基板72と、無線通信基板73と、カバー74と、が内蔵されている。タッチパネル71と、パネル制御基板72と、無線通信基板73とは、カバー74内に収容されている。
本実施形態では、図3および図4が示すように、右冷蔵室扉11Abには、表示画面31を実現するタッチパネル71と、タッチパネル71を制御するパネル制御基板72と、無線通信基板73と、カバー74と、が内蔵されている。タッチパネル71と、パネル制御基板72と、無線通信基板73とは、カバー74内に収容されている。
タッチパネル71は、右冷蔵室扉11Abにおいて、外郭部材50の前面板52の後面に沿って配置される。タッチパネル71の表示面は前面板52に接している。タッチパネル71の表示面に接していない前面板52の背面はペイントされており、前面板52から内部が見えない。一方、タッチパネル71の表示面に接している前面板52の背面はペイントされておらず、前面板52からタッチパネル71の表示面が見える。前面板52において、タッチパネル71の表示面が見える領域(透明領域)が、表示画面31となる。
タッチパネル71は、液晶ディスプレイなどの表示装置71aと、操作入力位置を検出するタッチパット71bと、を有する。タッチパネル71は、ケーブルC2を介してパネル制御基板72と接続されている。
タッチパネル71の表示装置71aは、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネルやマイクロLEDなどの自発光型の表示パネルであってもよい。その場合、タッチパネル71は、バックライトを必要としない。
タッチパネル71のタッチパット71bは、タッチパネル71の表示面に取り付けられた静電容量方式のタッチセンサである。タッチパット71bは、前面板52に形成された表示画面31に対する使用者のタッチ操作入力を検出できる。なお、タッチパット71bは、前面板52を挟んでタッチ操作入力を検出できるものであれば、静電容量方式以外の方式のタッチセンサであってもよい。
タッチパネル71の横幅は、右冷蔵室扉11Abの横幅の半分よりも大きく、また、左冷蔵室扉11Aaの横幅よりも大きい。また、タッチパネル71の厚みは、右冷蔵室扉11Abの最小厚さの半分以下である。
パネル制御基板72は、タッチパネル71を制御する基板である。パネル制御基板72は、タッチパネル71とは別体に形成されており、ケーブルC2を介してタッチパネル71と接続されている。パネル制御基板72は、図4に示すように、タッチパネル71の後面に沿って配置されている。パネル制御基板72は、奥行方向でタッチパネル71と重なる位置に配置されている。
無線通信基板73は、無線通信モジュールを搭載した基板である。無線通信基板73は、タッチパネル71とは別体に形成されており、ケーブルC3を介してタッチパネル71と接続されている。無線通信基板73は、図4に示すように、タッチパネル71の後面に沿って配置されている。無線通信基板73は、奥行方向でタッチパネル71と重なる位置に配置されている。
無線通信基板73が行う無線通信は、セルラー方式の基地局を利用する無線通信であってもよく、いわゆる無線LAN方式のアクセスポイントを利用する無線通信であってもよい。無線通信基板73が行う無線通信は、Bluetoothなどの近距離無線通信であってもよい。
無線通信基板73は、制御基板16に接続された無線端末34とも無線通信を実施できる。タッチパネル71は、冷蔵庫1のコントロールパネルとして機能する。タッチパネル71に入力された冷蔵庫1に対する操作入力は、無線通信基板73から無線通信により制御基板16に送信される。使用者は、例えば貯蔵室27の温度をタッチパネル71から制御できる。
無線通信基板73は、無線通信によりインターネット回線にも接続可能である。パネル制御基板72は、無線通信基板73を経由してインターネット回線に接続し、レシピ検索などのサービスサイトに接続し、取得したコンテンツをタッチパネル71に表示することができる。
次に、冷蔵庫1の動作および作用について説明する。
パネル制御基板72は、使用者の表示画面31へのタッチ操作を検出することにより、タッチパネル71の表示装置71aにメニュー画面を表示する。メニュー画面は、インターネットのサービスサイトに接続して取得したコンテンツを表示するインターネットサービス用画面と、冷蔵庫1を制御するコントロールパネル用画面と、を有する。
パネル制御基板72は、使用者の表示画面31へのタッチ操作を検出することにより、タッチパネル71の表示装置71aにメニュー画面を表示する。メニュー画面は、インターネットのサービスサイトに接続して取得したコンテンツを表示するインターネットサービス用画面と、冷蔵庫1を制御するコントロールパネル用画面と、を有する。
インターネットサービス用画面は、例えばレシピ検索の結果を表示するレシピ検索結果画面や、天気やニュースなどの情報を表示する情報表示画面などである。
コントロールパネル用画面は、例えば貯蔵室27の温度を変更するために操作画面である。表示装置71aは、従来の冷蔵庫1に比べて大きな表示面を有しているため、コントロールパネル用画面を大きくわかりやすく表示させやすい。
使用者は、表示画面31にタッチすることにより、タッチパット71bに対してタッチ操作入力を行う。パネル制御基板72は、タッチパット71bが取得したタッチ操作入力に基づいて、対応する機能を起動し、出力画像を表示装置71aに表示する。
無線通信基板73は、制御基板16に接続された無線端末34と無線通信でき、また、無線通信によりインターネット回線にも接続することができる。そのため、表示装置71aには、インターネットサービス用画面とコントロールパネル用画面とを同時に表示することができる。使用者は、例えば、インターネットサービス用画面から取得した天気の情報に基づいて、貯蔵室27の温度を変更することができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、タッチパネル71およびパネル制御基板72は無線通信基板73を介して制御基板16と無線通信するため、タッチパネル71およびパネル制御基板72の設置場所の自由度が高く、設計自由度が高い。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、タッチパネル71、パネル制御基板72および無線通信基板73には、電源ケーブルを接続する必要があるが、制御基板16と通信する通信用ケーブルを接続する必要がない。そのため、右冷蔵室扉11Abを比較的容易に筐体10に取り付けることができる。例えば、タッチパネル71等が内蔵されていない右冷蔵室扉を、タッチパネル71等が内蔵されている右冷蔵室扉11Abに取り換える場合であっても、タッチパネル71等に通信用ケーブルを配線する必要がない。
(変形例1)
上記実施形態において、タッチパネル71とパネル制御基板72は右冷蔵室扉11Abに収容されていたが、タッチパネル71とパネル制御基板72の設置態様はこれに限定されない。タッチパネル71とパネル制御基板72は、左冷蔵室扉11Aaに収容されていてもよい。さらに、タッチパネル71とパネル制御基板72は、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、または主冷凍室扉11Eに格納されていてもよい。タッチパネル71およびパネル制御基板72は無線通信基板73を介して制御基板16と無線通信するため、タッチパネル71およびパネル制御基板72の設置場所の自由度が高い。
上記実施形態において、タッチパネル71とパネル制御基板72は右冷蔵室扉11Abに収容されていたが、タッチパネル71とパネル制御基板72の設置態様はこれに限定されない。タッチパネル71とパネル制御基板72は、左冷蔵室扉11Aaに収容されていてもよい。さらに、タッチパネル71とパネル制御基板72は、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、または主冷凍室扉11Eに格納されていてもよい。タッチパネル71およびパネル制御基板72は無線通信基板73を介して制御基板16と無線通信するため、タッチパネル71およびパネル制御基板72の設置場所の自由度が高い。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、タッチパネル71およびパネル制御基板72の設置場所の自由度が高く、利便性を向上できる冷蔵庫を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,1B,1C,1D…冷蔵庫、5…冷蔵庫本体、10…筐体、11…扉、11Aa…左冷蔵室扉、11Ab…右冷蔵室扉、16…制御基板、21…上壁、27…貯蔵室、27A…冷蔵室、30…ヒンジ、31…表示画面、34…無線端末、52…前面板、71…タッチパネル、72…パネル制御基板、73…無線通信基板
Claims (7)
- 貯蔵室を含む筐体と、
前記貯蔵室を開閉可能に閉じる扉と、
前記扉の表面に視覚的に露出した表示画面を形成するタッチパネルと、
前記扉に内蔵され、前記タッチパネルを制御するパネル制御基板と、
前記扉に内蔵され、前記パネル制御基板と接続された無線通信基板と、
を備えた
冷蔵庫。 - 前記貯蔵室の温度を制御する制御基板と、
前記制御基板に取り付けられた無線端末と、
をさらに有する、
請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記無線通信基板は、前記無線端末と無線通信する、
請求項2に記載の冷蔵庫。 - 前記タッチパネルは、表示面に静電容量式のタッチセンサが取り付けられている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記無線端末は、前記扉のヒンジに設けられている、
請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。 - 前記タッチパネルは、前記扉の内部に配置され、
前記パネル制御基板は、前記扉の内部において、前記扉の奥行方向で前記タッチパネルと重なる位置に配置されている、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記タッチパネルは、前記扉の内部に配置され、
前記無線通信基板は、前記扉の内部において、前記扉の奥行方向で前記タッチパネルと重なる位置に配置されている、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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2020
- 2020-10-02 JP JP2020167670A patent/JP2022059828A/ja active Pending
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