JP2022059294A - 振動発生装置及び電子機器 - Google Patents

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茂雄 石井
Shigeo Ishii
純明 岸本
Sumiaki Kishimoto
雄一 濤川
Yuichi Namikawa
寛之 清水
Hiroyuki Shimizu
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    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
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Abstract

【課題】エネルギーの大きい振動を発生させることが可能な振動発生装置及び電子機器を提供すること。【解決手段】本発明に係る振動発生装置は、振動板と、第1圧電素子と、第2圧電素子とを具備する。上記振動板は、板状であり、第1主面と、上記第1主面とは反対側の第2主面を有し、長手方向における中央部と、上記長手方向における一端と上記中央部の間の第1支持部と、上記長手方向における他端と上記中央部の間の第2支持部とを有し、上記中央部は上記第1主面と上記第2主面が平坦であり、上記第1支持部及び上記第2支持部は、上記長手方向に垂直な方向に沿って屈曲された屈曲構造を有する。上記第1圧電素子は、上記中央部の上記第1主面に接合されている。上記第2圧電素子は、上記中央部の上記第2主面に接合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、圧電素子を用いる振動発生装置及び電子機器に関する。
振動によりユーザに触感を提示する触覚機能デバイスには様々なアクチュエータが用いられている。例えば、通知機能には偏心モータやリニア共振アクチュータ等の電磁式アクチュエータが用いられている。また、フォースフィードバック機能にはこれらの電磁式アクチュエータに加え、圧電式アクチュエータも用いられている。
さらに近年では、触感技術は高度化され、ザラザラ感やツルツル感といった人間の触感表現も再現できる技術が開発されている。このような技術は振動体に圧電素子を接合した圧電アクチュエータによって実現することができる。例えば、特許文献1には、金属板に圧電板を貼り合わせた圧電振動板を備える圧電振動発音装置が開示されている。また、特許文献2には、板バネに圧電体を固定した圧電バイブレータが記載されている。
特開平8-314467号公報 特開平11-244783号公報
従来、通知機能に用いられる圧電アクチュエータは、圧電素子を振動体に接合し、圧電素子の面内方向での伸縮により振動体に屈曲振動を生じさせるユニモルフ構造が一般的である。しかしながらユニモルフ構造では、圧電アクチュエータを実装する部材の材質影響が生じる上、圧電アクチュエータのエネルギーは圧電素子に依存し、実装個数を増加させるための実装スペースが必要となる。さらに、圧電素子の面内方向での伸縮を屈曲振動として伝達するため、振動伝達のロスが発生する。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、エネルギーの大きい振動を発生させることが可能な振動発生装置及び電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る振動発生装置は、振動板と、第1圧電素子と、第2圧電素子とを具備する。
上記振動板は、板状であり、第1主面と、上記第1主面とは反対側の第2主面を有し、長手方向における中央部と、上記長手方向における一端と上記中央部の間の第1支持部と、上記長手方向における他端と上記中央部の間の第2支持部とを有し、上記中央部は上記第1主面と上記第2主面が平坦であり、上記第1支持部及び上記第2支持部は、上記長手方向に垂直な方向に沿って屈曲された屈曲構造を有する。
上記第1圧電素子は、上記中央部の上記第1主面に接合されている。
上記第2圧電素子は、上記中央部の上記第2主面に接合されている。
上記のように、第1支持部及び第2支持部に屈曲構造を設けることにより、振動板の屈曲振動を増強すると共に変位を均一化し、歪みの少ない安定した振動を発生させることができ、振動発生装置はエネルギーの大きい振動を発生させることが可能である。
上記第1支持部及び上記第2支持部はそれぞれ、上記第1主面に設けられた凸部と、上記第2主面のうち上記凸部の反対側に設けられた凹部からなる第1屈曲部と、上記第2主面に設けられた凸部と、上記第1主面のうち上記凸部の反対側に設けられた凹部からなる第2屈曲部を有してもよい。
上記第1支持部及び上記第2支持部はそれぞれ、1つの上記第2屈曲部と上記第2屈曲部を挟む2つの上記第1屈曲部とを有してもよい。
上記振動発生装置は、上記支持部に着脱可能なウエイトをさらに具備してもよい。
上記支持部は、上記中央部からの距離が異なる複数の孔を有し、
上記ウエイトは、上記孔に嵌合することによって上記支持部に装着されてもよい。
上記ウエイトは、上記支持部のうち上記第1屈曲部及び上記第2屈曲部の凸部のいずれか1つ以上に装着されてもよい。
上記振動発生装置では、
上記両端に装着され、上記支持部の上記第2主面に当接する台座と、
上記両端に装着され、上記支持部の上記第1主面に当接し、上記第1圧電素子と対向し、上記第1圧電素子と離間する変位拡大部材と
をさらに具備してもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子機器は、振動派生装置と、部材とを具備する。
上記振動発生装置は、板状であり、第1主面と、上記第1主面とは反対側の第2主面を有し、長手方向における中央部と、上記長手方向における一端と上記中央部の間の第1支持部と、上記長手方向における他端と上記中央部の間の第2支持部とを有し、上記中央部は上記第1主面と上記第2主面が平坦であり、上記第1支持部及び上記第2支持部は、上記長手方向に垂直な方向に沿って屈曲された屈曲構造を有する振動板と、上記中央部の上記第1主面に接合された第1圧電素子と、上記中央部の上記第2主面に接合された第2圧電素子とを備える。
上記部材は、上記振動発生装置が装着されている。
以上のように本発明によれば、エネルギーの大きい振動を発生させることが可能な振動発生装置及び電子機器を提供することが可能である。
本発明の実施形態に係る振動発生装置の斜視図である。 上記振動発生装置の分解斜視図である。 上記振動発生装置の断面図である。 上記振動発生装置が備える振動板の平面図である。 上記振動発生装置が備える振動板の平面図である。 上記振動発生装置が備える振動板の断面図である。 上記振動発生装置が備える圧電素子の断面図である。 上記振動発生装置が備える圧電素子の動作を示す模式図である。 上記振動発生装置が備える振動板の断面図である。 本発明の実施形態に係る、ウエイトを備える振動発生装置の模式図である。 本発明の実施形態に係る、変位拡大機構を備える振動発生装置の模式図である。 上記振動発生装置の断面図である。 上記振動発生装置が備える変位拡大機構の断面図である。 上記振動発生装置の動作を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る振動発生装置の、振動板の他の形状を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る振動発生装置の、振動板の他の形状を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る振動発生装置の、振動板の他の形状を示す断面図である。
本発明の実施形態に係る振動発生装置について説明する。
[振動発生装置の構成]
図1は本実施形態に係る振動発生装置100の斜視図であり、図2は振動発生装置10の分解斜視図である。図3は、振動発生装置100の断面図である。以下の各図において相互に直行する3方向をX方向、Y方向及びZ方向とする。
これらの図に示すように、振動発生装置100は、振動板101、第1圧電素子102、第2圧電素子103及び台座104を備える。
振動板101は、第1圧電素子102及び第2圧電素子103によって振動を生じる。図4及び図5は振動板101の平面図であり、図6は振動板101の断面図である。図6は図4及び図5のA-A線での断面図である。図4乃至図6に示すように、振動板101は一方向に延伸する板状形状を有する。これらの図に示すように振動板101の長手方向をX方向とし、短手方向をY方向、振動板101の厚み方向をZ方向とする。
図6に示すように、振動板101の主面の一方を第1主面101aとし、第1主面101aの反対側の主面を第2主面101bとする。図4は第1主面101aを示し、図5は第2主面101bを示す。また、振動板101の長手方向(X方向)の一端を端101cとし、長手方向(X方向)の他端を端101dとする。
図4乃至図6に示すように、振動板101は、中央部111、第1支持部112及び第2支持部113を有する。中央部111は振動板101の長手方向(X方向)における中央に位置し、端101c及び端101dとは離間する。中央部111は平板状であり、中央部111における第1主面101a及び第2主面101bは平坦である。
第1支持部112は中央部111と端101cの間に設けられ、後述する屈曲構造を有する。第2支持部113は中央部111と端101dの間に設けられ、後述する屈曲構造を有する。図4及び図5に示すように、第1支持部112及び第2支持部113には、中央部111からの距離が異なる複数の孔114が設けられている。孔114は、後述するウエイトの装着に用いられる。また、第1支持部112及び第2支持部113のうち端101c及び端101dの近傍には、台座104との固定用の孔115が設けられている。
振動板101は1枚の板状部材であり、平板状の部材の一部を屈曲させることによって中央部111、第1支持部112及び第2支持部113を形成させたものとすることができる。振動板101は弾性変形を生じる材料からなり、例えばステンレス等の金属材料からなるものとすることができる。
第1圧電素子102及び第2圧電素子103は、振動板101に接合され、振動を発生させる。図7は、第1圧電素子102及び第2圧電素子103として用いることが可能な圧電素子120の断面図である。同図に示すように圧電素子120は、圧電体121、第1電極122及び第2電極123を備える。圧電体121はPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の圧電材料からなる。圧電体121の一面を表面121aとし、表面121aの反対側の面を裏面121bとする。また、表面121aと裏面121bの間の一面を側面121cとし、側面121cと反対側の面を側面121dとする。
第1電極122は、第1内部電極124及び第1外部電極125を備える。第1内部電極124は導電性材料からなり、圧電体121中に複数層が設けられ、側面121cに面する。第1外部電極125は導電性材料からなり、表面121a、裏面121b及び側面121c上に形成され、第1内部電極124と接続されている。
第2電極123は、第2内部電極126及び第2外部電極127を備える。第2内部電極126は導電性材料からなり、圧電体121中に複数層が設けられ、側面121dに面する。第2外部電極127は導電性材料からなり、表面121a及び側面121d上に形成され、第2内部電極126と接続されている。
図7に示すように、第1内部電極124と第2内部電極126は交互に配置され、圧電体121を介して対向する。第1外部電極125及び第2外部電極127は表面121aにおいて離間して設けられている。なお、第1内部電極124及び第2内部電極126の層数は3層ずつに限られない。
圧電素子120では、第1電極122と第2電極123の間に電圧を印加すると、逆圧電効果により圧電体121に変形が生じ、振動が発生する。圧電素子120は図7に示すように、第1電極122と第2電極123を、圧電体121を介して交互に積層した積層構造を有するものであってもよく、他の構造を有するものであってもよい。
第1圧電素子102及び第2圧電素子103は以上のような圧電素子120の構成を有するものとすることができる。図8は、振動板101、第1圧電素子102及び第2圧電素子103を示す模式図である。同図に示すように、第1圧電素子102は裏面121bが樹脂等によって中央部111の第1主面101aに接合され、第2圧電素子102は裏面121bが樹脂等によって中央部111の第2主面101bに接合される。
第1圧電素子102は、第1電極122がグランド、第2電極123がプラス端子に接続され、第2圧電素子103は、第1電極122がプラス端子、第2電極123がグランドに接続されるものとすることができる。これにより、第1圧電素子102と第2圧電素子103は交流駆動における伸縮方向が逆転する。なお、このような圧電素子の駆動方法はバイモルフ駆動と呼ばれる。
図8では、第1圧電素子102及び第2圧電素子103の伸縮方向の例を矢印で示す。このように第1圧電素子102及び第2圧電素子103の伸縮方向を逆転させることにより、振動板101の屈曲振動を増強させることができる。
台座104は、端101c及び端101dにそれぞれ1つずつが設けられ、第2主面101bに当接し、振動板101及び第2圧電素子103を実装対象物から離間させた状態で支持する。図3に示すように、台座104は、L字型形状を有するものとすることができ、孔115に挿通する突起等を用いて振動板101と固定される。台座104はステンレスやポリカーボネート等のヤング率が高い材料からなり、必要に応じて絶縁性シート等により実装対象物から絶縁される。
[支持部の構造について]
第1支持部112及び第2支持部113には、上述のように屈曲構造が設けられている。図9は第1支持部112及び第2支持部113の屈曲構造を示す断面図である。この屈曲構造は、振動板101の長手方向(X方向)に垂直な方向(Y方向)に沿って振動板101を屈曲させて形成されており、第1支持部112及び第2支持部113は、第1屈曲部116及び第2屈曲部117を有する。
第1屈曲部116は、第1主面101aに設けられた凸部116aと、第2主面101bのうち凸部116aの反対側に設けられた凹部116bからなる。また、第2屈曲部117は、第2主面101bに設けられた凸部117aと、第1主面101aのうち凸部117aの反対側に設けられた凹部117bからなる。
第1支持部112及び第2支持部113は、それぞれ2つの第1屈曲部116と、1つの第2屈曲部117を有する。これらは、第1支持部112及び第2支持部113において交互に配置されている。即ち、第1屈曲部116及び第2屈曲部117は中央部111に近接した側から第1屈曲部116、第2屈曲部117、第1屈曲部116の順で配置され、第2屈曲部117は2つの第1屈曲部116に挟まれている。
なお、第1屈曲部116及び第2屈曲部117の数はここに示すものに限られず、第1支持部112及び第2支持部113はより多数の、交互に配置された第1屈曲部116及び第2屈曲部117を有するものであってもよい。
[振動発生装置の動作]
振動発生装置100の動作について説明する。振動発生装置100では、上述のように第1圧電素子102及び第2圧電素子103を交流駆動すると、図8に示すように第1圧電素子102及び第2圧電素子103が逆方向に伸縮し、振動板101の屈曲振動が生じる。
ここで、第1支持部112及び第2支持部113に上述のような屈曲構造を設けることにより、屈曲振動を増強すると共に変位を均一化し、歪みの少ない安定した振動を発生させることができ、エネルギーの大きい振動を発生させることが可能である。
[ウエイトについて]
振動発生装置100は、さらにウエイトを備えるものとすることが可能である。図10は、ウエイト131を備える振動発生装置100の模式図である。ウエイト131は所定の重量を有し、図10に示すように第1支持部112及び第2支持部113に着脱可能に構成されている。
具体的には、ウエイト131は、孔114に篏合可能に構成されている。上記のように第1支持部112及び第2支持部113には中央部111からの距離が異なる複数の孔114が設けられているため、ウエイト131を嵌合させる孔114を選択することにより、ウエイト131と中央部111の距離を調整することができる。
ウエイト131は図10に示すように、第1支持部112と第2支持部113に一つずつを装着してもよく、複数ずつを装着してもよい。また、第1支持部112と第2支持部113のいずれか一方にのみ一つ又は複数を装着してもよい。さらに、重量の異なる複数種のウエイトを用いることも可能である。
ウエイト131を装着することにより次のような効果が得られる。即ち、ウエイト131による質量要素が増え、振動発生装置100においてより高い振動エネルギーを発生させることができる。また、ウエイト131の装着位置を変化させることで振動板101の共振周波数を制御し、振動発生装置100は発生可能な触感の幅を広げることができる。さらにウエイト131の装着位置は第1圧電素子102及び第2圧電素子103と離間しているため、これらの素子に対する機械的ストレスが少なく、信頼性向上が期待できる。
ウエイト131の装着位置は、第1支持部112及び第2支持部113におけるピーク位置、即ち第1屈曲部116の凸部116a及び第2屈曲部117の凸部117a上が好適である。これにより、ウエイト131は中央部111の第1主面101a及び第2主面101bから最も離間した位置に装着され、ウエイト131による効果を最大化することが可能である。
[変位拡大機構について]
振動発生装置100は、さらに変位拡大機構を備えるものとすることが可能である。図11は、変位拡大機構132を備える振動発生装置100の模式図であり、図12はこの振動発生装置100の断面図である。図13は、変位拡大機構132の断面図である。
図13に示すように、変位拡大機構132は、2つの当接部132aとカバー部132bを有する。当接部132aはそれぞれ、図12に示すように、第1支持部112及び第2支持部113において第1主面101aに当接し、変位拡大機構132を振動板101に固定する。カバー部132bは、2つの当接部132aの間を接続して第1圧電素子102と対向し、かつ第1圧電素子102と離間する。
図14は、変位拡大機構132による効果を示す模式図である。同図に黒矢印で示すように第1圧電素子102及び第2圧電素子103において伸縮が生じている場合、振動板101の屈曲振動は白矢印で示すように台座104によって実装対象物に伝達される。さらに、変位拡大機構132により屈曲振動がカバー部132bを介して伝達され、振動板101の変位が拡大する。これにより、振動発生装置100は、さらにエネルギーの大きい振動を発生させることが可能となる。なお、変位拡大機構132はさらに、第2主面101b側にも装着し、2つの変位拡大機構132によって振動板101を挟持してもよい。
[支持部のその他の形状]
第1支持部112及び第2支持部113の形状は上述のものに限られない。図15乃至図17は、第1支持部112及び第2支持部113がその他の形状を有する振動板101の断面図である。図15乃至図17に示す断面図の断面位置は、図4及び図5におけるA-A線で示す断面位置と同一である。
図15に示すように、第1屈曲部116及び第2屈曲部117は振動板101の長手方向に垂直な方向(Y方向)から見て半円形状であってもよい。また、図16に示すように、第1屈曲部116及び第2屈曲部117は同方向(Y方向)から見て三角形状であってもよい。さらに、図17に示すように、第1屈曲部116及び第2屈曲部117は同方向(Y方向)から見て台形形状であってもよい。
この他にも第1屈曲部116及び第2屈曲部117は各種形状とすることが可能である。なお、一つの振動板101が備える第1屈曲部116及び第2屈曲部117は互いに同一形状でなくてもよく、振動板101は異なる形状の第1屈曲部116及び第2屈曲部117を備えてもよい。
[電子機器について]
振動発生装置100の用途は特に限定されないが、例えば、スマートフォンやタブレット等の電子機器において、ディスプレイパネルの裏面や筐体等に実装し、振動により触感を提示する触感提示装置として利用することが可能である。
100…振動発生装置
101…振動板
102…第1圧電素子
103…第2圧電素子
104…台座
111…中央部
112…第1支持部
113…第2支持部
114…孔
115…孔
116…第1屈曲部
117…第2屈曲部
120…圧電素子
131…ウエイト
132…変位拡大機構

Claims (8)

  1. 板状であり、第1主面と、前記第1主面とは反対側の第2主面を有し、長手方向における中央部と、前記長手方向における一端と前記中央部の間の第1支持部と、前記長手方向における他端と前記中央部の間の第2支持部とを有し、前記中央部は前記第1主面と前記第2主面が平坦であり、前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記長手方向に垂直な方向に沿って屈曲された屈曲構造を有する振動板と、
    前記中央部の前記第1主面に接合された第1圧電素子と、
    前記中央部の前記第2主面に接合された第2圧電素子と
    を具備する振動発生装置。
  2. 請求項1に記載の振動発生装置であって、
    前記第1支持部及び前記第2支持部はそれぞれ、前記第1主面に設けられた凸部と、前記第2主面のうち前記凸部の反対側に設けられた凹部からなる第1屈曲部と、前記第2主面に設けられた凸部と、前記第1主面のうち前記凸部の反対側に設けられた凹部からなる第2屈曲部を有する
    振動発生装置。
  3. 請求項2に記載の振動発生装置であって、
    前記第1支持部及び前記第2支持部はそれぞれ、1つの前記第2屈曲部と前記第2屈曲部を挟む2つの前記第1屈曲部とを有する
    振動発生装置。
  4. 請求項3に記載の振動発生装置であって、
    前記支持部に着脱可能なウエイト
    をさらに具備する振動発生装置。
  5. 請求項4に記載の振動発生装置であって、
    前記支持部は、前記中央部からの距離が異なる複数の孔を有し、
    前記ウエイトは、前記孔に嵌合することによって前記支持部に装着される
    振動発生装置。
  6. 請求項5に記載の振動発生装置であって、
    前記ウエイトは、前記支持部のうち前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部の凸部のいずれか1つ以上に装着される
    振動発生装置。
  7. 請求項1から6のうちいずれか1項に記載の振動発生装置であって、
    前記両端に装着され、前記支持部の前記第2主面に当接する台座と、
    前記両端に装着され、前記支持部の前記第1主面に当接し、前記第1圧電素子と対向し、前記第1圧電素子と離間する変位拡大部材と
    をさらに具備する振動発生装置。
  8. 板状であり、第1主面と、前記第1主面とは反対側の第2主面を有し、長手方向における中央部と、前記長手方向における一端と前記中央部の間の第1支持部と、前記長手方向における他端と前記中央部の間の第2支持部とを有し、前記中央部は前記第1主面と前記第2主面が平坦であり、前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記長手方向に垂直な方向に沿って屈曲された屈曲構造を有する振動板と、前記中央部の前記第1主面に接合された第1圧電素子と、前記中央部の前記第2主面に接合された第2圧電素子とを備える振動発生装置と、
    前記振動発生装置が装着された部材と
    を具備する電子機器。
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