JP2022058790A - プラズマ処理装置、及び被処理体の搬送方法 - Google Patents

プラズマ処理装置、及び被処理体の搬送方法 Download PDF

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【課題】載置台の載置面への反応生成物の付着を低減する。【解決手段】プラズマ処理装置は、プラズマ処理の対象となる被処理体が載置される載置面を有する載置台と、載置台の載置面に対して被処理体を昇降させる昇降機構と、被処理体に対するプラズマ処理が終了してから被処理体の搬送が開始されるまでの期間に、昇降機構を制御して載置台の載置面と被処理体とが反応生成物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置に被処理体を保持し、被処理体の搬送が開始される際に、昇降機構を制御して被処理体が保持される位置から被処理体を上昇させる昇降制御部と、を有する。【選択図】図2

Description

本開示は、プラズマ処理装置、及び被処理体の搬送方法に関するものである。
従来、プラズマを用いて半導体ウエハ等の被処理体にプラズマ処理を行うプラズマ処理装置が知られている。このようなプラズマ処理装置は、例えば、真空空間を構成可能な処理容器内に、被処理体を載置するための載置台を有する。載置台の内部には、リフターピンが収容されている。プラズマ処理装置では、プラズマ処理が施された被処理体を搬送する場合に、駆動機構により載置台からリフターピンを突出させ、リフターピンで載置台の載置面から被処理体を上昇させる。また、プラズマ処理装置では、載置台が0℃以下の温度まで冷却された状態でプラズマ処理が行われる場合がある。
特開2016-207840号公報 特開2017-103388号公報
本開示は、載置台の載置面への反応生成物の付着を低減することができる技術を提供する。
本開示の一態様によるプラズマ処理装置は、プラズマ処理の対象となる被処理体が載置される載置面を有する載置台と、前記載置台の載置面に対して前記被処理体を昇降させる昇降機構と、前記被処理体に対するプラズマ処理が終了してから前記被処理体の搬送が開始されるまでの期間に、前記昇降機構を制御して前記載置台の載置面と前記被処理体とが反応生成物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置に前記被処理体を保持し、前記被処理体の搬送が開始される際に、前記昇降機構を制御して前記被処理体が保持される前記位置から前記被処理体を上昇させる昇降制御部と、を有する。
本開示によれば、載置台の載置面への反応生成物の付着を低減することができるという効果を奏する。
図1は、一実施形態に係るプラズマ処理装置の構成を示す概略断面図である。 図2は、一実施形態に係るプラズマ処理装置を制御する制御部の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 図3は、載置台の載置面とウエハとの間の間隔と、ウエハの端部を基準として測定された載置面への反応生成物の侵入範囲の長さとの関係の一例を示す図である。 図4は、載置台の載置面からウエハを上昇させた状態の一例を示す図である。 図5は、一実施形態に係るウエハの搬送処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
従来、プラズマを用いて半導体ウエハ等の被処理体にプラズマ処理を行うプラズマ処理装置が知られている。このようなプラズマ処理装置は、例えば、真空空間を構成可能な処理容器内に、被処理体を載置するための載置台を有する。載置台の内部には、リフターピンが収容されている。プラズマ処理装置では、プラズマ処理が施された被処理体を搬送する場合に、駆動機構により載置台からリフターピンを突出させ、リフターピンで載置台の載置面から被処理体を上昇させる。また、プラズマ処理装置では、載置台が0℃以下の温度まで冷却された状態でプラズマ処理が行われる場合がある。
ところで、プラズマ処理装置では、被処理体に対するプラズマ処理が行われる際に、反応生成物が生成され、処理容器の内壁等に付着し堆積する。処理容器の内壁等に堆積した反応生成物の一部は、反応生成物から揮発してガスとして処理容器内を浮遊し、載置台の載置面に再び付着することがある。例えば、プラズマ処理装置では、プラズマ処理が施された被処理体を搬送する際に、リフターピンで載置台の載置面から被処理体を上昇させるので、反応生成物が載置台の載置面と被処理体との間の隙間に侵入し、載置台の載置面に付着することがある。特に、載置台が0℃以下の温度まで冷却された状態でプラズマ処理が行われる場合、揮発性ガスとして浮遊する反応生成物の凝縮が起こり易いため、反応生成物が載置台の載置面に付着し易くなる。載置台の載置面への反応生成物の付着は、載置台の載置面に対する被処理体の吸着不良等の異常を引き起こす要因となり、好ましくない。
[プラズマ処理装置の構成]
図1は、一実施形態に係るプラズマ処理装置10の構成を示す概略断面図である。プラズマ処理装置10は、気密に構成され、電気的に接地電位とされた処理容器1を有している。この処理容器1は、円筒状とされ、例えばアルミニウム等から構成されている。処理容器1は、プラズマが生成される処理空間を画成する。処理容器1内には、被処理体(work-piece)である半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wを水平に支持する載置台2が設けられている。載置台2は、基材(ベース)2a及び静電チャック(ESC:Electrostatic chuck)6を含んで構成されている。基材2aは、導電性の金属、例えばアルミニウム等で構成されており、下部電極としての機能を有する。静電チャック6は、ウエハWを静電吸着するための機能を有する。載置台2は、支持台4に支持されている。支持台4は、例えば石英等からなる支持部材3に支持されている。また、載置台2の上方の外周には、例えば単結晶シリコンで形成されたフォーカスリング5が設けられている。さらに、処理容器1内には、載置台2及び支持台4の周囲を囲むように、例えば石英等からなる円筒状の内壁部材3aが設けられている。
基材2aには、第1の整合器11aを介して第1のRF電源10aが接続され、また、第2の整合器11bを介して第2のRF電源10bが接続されている。第1のRF電源10aは、プラズマ発生用のものであり、この第1のRF電源10aからは所定の周波数の高周波電力が載置台2の基材2aに供給されるように構成されている。また、第2のRF電源10bは、イオン引き込み用(バイアス用)のものであり、この第2のRF電源10bからは第1のRF電源10aより低い所定周波数の高周波電力が載置台2の基材2aに供給されるように構成されている。このように、載置台2は電圧印加可能に構成されている。一方、載置台2の上方には、載置台2と平行に対向するように、上部電極としての機能を有するシャワーヘッド16が設けられている。シャワーヘッド16と載置台2は、一対の電極(上部電極と下部電極)として機能する。
静電チャック6は、上面が平坦な円盤状に形成され、当該上面がウエハWの載置される載置面6eとされている。静電チャック6は、該絶縁体6bの間に電極6aを介在させて構成されており、電極6aには直流電源12が接続されている。そして電極6aに直流電源12から直流電圧が印加されることにより、クーロン力によってウエハWが吸着されるよう構成されている。
載置台2の内部には、冷媒流路2dが形成されており、冷媒流路2dには、冷媒入口配管2b、冷媒出口配管2cが接続されている。そして、冷媒流路2dの中に適宜の冷媒、例えば冷却水等を循環させることによって、載置台2を所定の温度に制御可能に構成されている。また、載置台2等を貫通するように、ウエハWの裏面にヘリウムガス等の冷熱伝達用ガス(バックサイドガス)を供給するためのガス供給管30が設けられており、ガス供給管30は、図示しないガス供給源に接続されている。これらの構成によって、載置台2の上面に静電チャック6によって吸着保持されたウエハWを、所定の温度に制御する。
載置台2には、複数、例えば3つのピン用貫通孔200が設けられており(図1には1つのみ示す。)、これらのピン用貫通孔200の内部には、夫々リフターピン61が配設されている。リフターピン61は、昇降機構62に接続されている。昇降機構62は、リフターピン61を昇降させて、載置台2の載置面6eに対してリフターピン61を出没自在に動作させる。リフターピン61を上昇させた状態では、リフターピン61の先端が載置台2の載置面6eから突出し、載置台2の載置面6eの上方にウエハWを保持した状態となる。一方、リフターピン61を下降させた状態では、リフターピン61の先端がピン用貫通孔200内に収容され、ウエハWが載置台2の載置面6eに載置される。このように、昇降機構62は、リフターピン61により載置台2の載置面6eに対してウエハWを昇降させる。また、昇降機構62は、リフターピン61を上昇させた状態では、リフターピン61により載置台2の載置面6eの上方にウエハWを保持する。
上記したシャワーヘッド16は、処理容器1の天壁部分に設けられている。シャワーヘッド16は、本体部16aと電極板をなす上部天板16bとを備えており、絶縁性部材95を介して処理容器1の上部に支持される。本体部16aは、導電性材料、例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムからなり、その下部に上部天板16bを着脱自在に支持できるように構成されている。
本体部16aは、内部にガス拡散室16cが設けられている。また、本体部16aは、ガス拡散室16cの下部に位置するように、底部に、多数のガス通流孔16dが形成されている。また、上部天板16bは、当該上部天板16bを厚さ方向に貫通するようにガス導入孔16eが、上記したガス通流孔16dと重なるように設けられている。このような構成により、ガス拡散室16cに供給された処理ガスは、ガス通流孔16d及びガス導入孔16eを介して処理容器1内にシャワー状に分散されて供給される。
本体部16aには、ガス拡散室16cへ処理ガスを導入するためのガス導入口16gが形成されている。ガス導入口16gには、ガス供給配管15aの一端が接続されている。このガス供給配管15aの他端には、処理ガスを供給する処理ガス供給源(ガス供給部)15が接続される。ガス供給配管15aには、上流側から順にマスフローコントローラ(MFC)15b、及び開閉弁V2が設けられている。ガス拡散室16cには、ガス供給配管15aを介して、処理ガス供給源15からプラズマエッチングのための処理ガスが供給される。処理容器1内には、ガス拡散室16cからガス通流孔16d及びガス導入孔16eを介して、シャワー状に分散されて処理ガスが供給される。
上記した上部電極としてのシャワーヘッド16には、ローパスフィルタ(LPF)71を介して可変直流電源72が電気的に接続されている。この可変直流電源72は、オン・オフスイッチ73により給電のオン・オフが可能に構成されている。可変直流電源72の電流・電圧ならびにオン・オフスイッチ73のオン・オフは、後述する制御部100によって制御される。なお、後述のように、第1のRF電源10a、第2のRF電源10bから高周波が載置台2に印加されて処理空間にプラズマが発生する際には、必要に応じて制御部100によりオン・オフスイッチ73がオンとされ、上部電極としてのシャワーヘッド16に所定の直流電圧が印加される。
処理容器1の側壁からシャワーヘッド16の高さ位置よりも上方に延びるように円筒状の接地導体1aが設けられている。この円筒状の接地導体1aは、その上部に天壁を有している。
処理容器1の底部には、排気口81が形成されている。排気口81には、排気管82を介して第1排気装置83が接続されている。第1排気装置83は、真空ポンプを有しており、この真空ポンプを作動させることにより処理容器1内を所定の真空度まで減圧することができるように構成されている。一方、処理容器1内の側壁には、ウエハWの搬入出口84が設けられており、この搬入出口84には、当該搬入出口84を開閉するゲートバルブ85が設けられている。
処理容器1の側部内側には、内壁面に沿ってデポシールド86が設けられている。デポシールド86は、処理容器1にエッチング副生成物(デポ)が付着することを防止する。このデポシールド86のウエハWと略同じ高さ位置には、グランドに対する電位が制御可能に接続された導電性部材(GNDブロック)89が設けられており、これにより異常放電が防止される。また、デポシールド86の下端部には、内壁部材3aに沿って延在するデポシールド87が設けられている。デポシールド86,87は、着脱自在とされている。
上記構成のプラズマ処理装置10は、制御部100によって、その動作が統括的に制御される。制御部100は、例えば、コンピュータであり、プラズマ処理装置10の各部を制御する。
図2は、一実施形態に係るプラズマ処理装置10を制御する制御部100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。制御部100は、プロセスコントローラ110、ユーザインタフェース120及び記憶部130を有する。
プロセスコントローラ110は、CPU(Central Processing Unit)を備え、プラズマ処理装置10の各部を制御する。
ユーザインタフェース120は、工程管理者がプラズマ処理装置10を管理するためにコマンドの入力操作を行うキーボードや、プラズマ処理装置10の稼動状況を可視化して表示するディスプレイ等から構成されている。
記憶部130には、プラズマ処理装置10で実行される各種処理をプロセスコントローラ110の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や、処理条件データ等が記憶されたレシピが格納されている。例えば、記憶部130には、侵入範囲情報131が格納されている。なお、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータで読み取り可能なコンピュータ記録媒体(例えば、ハードディスク、DVDなどの光ディスク、フレキシブルディスク、半導体メモリ等)などに格納された状態のものを利用することも可能である。或いは、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用することも可能である。
侵入範囲情報131は、ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件ごとに、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔と、ウエハWの端部を基準として測定された載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さとの関係を示すデータである。図3は、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔と、ウエハWの端部を基準として測定された載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さとの関係の一例を示す図である。図3は、例えば、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔を変えて、ウエハWの端部を基準として載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さを測定した結果である。なお、図3の測定では、載置台2及びウエハWを上下に対向する平板により模擬する測定用サンプルを作成し、下側の平板の表面への反応生成物の侵入範囲の長さを載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さとして測定した。図3には、ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件(処理条件A~C)ごとに、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔と、ウエハWの端部を基準として測定された載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さとの関係が示されている。ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件は、プラズマ処理に使用される処理ガスの種別や、載置台2の温度等の条件を含む。一実施形態では、プラズマ処理に使用される処理ガスは、例えば、フロロカーボンガスやハイドロフロロカーボンガスである。また、ウエハWに対するプラズマ処理は、例えば、載置台2が0℃以下の温度まで冷却された状態で実行される。
図3に示すように、ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件の相違に関わらず、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔が大きくなるほど、載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さが大きくなる。また、ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件ごとに、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔に対して、載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さが変化する度合いが異なる。
このように、プラズマ処理装置10では、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔に応じて、載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さが変化する。また、ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件ごとに、載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さが変化する度合いが異なる。
そこで、例えば、実験等によって、ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件ごとに、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔と、ウエハWの端部を基準として測定された載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さとの関係が予め求められる。そして、ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件ごとに、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔と、ウエハWの端部を基準として測定された載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さとの関係が侵入範囲情報131に記憶される。例えば、侵入範囲情報131は、ウエハWに対するプラズマ処理の処理条件ごとに、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔に対して、載置面6eへの反応生成物の侵入範囲の長さを対応付けたテーブルである。
図2の説明に戻る。プロセスコントローラ110は、プログラムやデータを格納するための内部メモリを有し、記憶部130に記憶された制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムの処理を実行する。プロセスコントローラ110は、制御プログラムが動作することにより、各種の処理部として機能する。例えば、プロセスコントローラ110は、算出部111と、昇降制御部112とを有する。
ところで、プラズマ処理装置10では、ウエハWに対するプラズマ処理が行われる際に、反応生成物が生成され、処理容器1の内壁等に付着し堆積する。処理容器1の内壁等に堆積した反応生成物の一部は、反応生成物から揮発してガスとして処理容器内1を浮遊し、載置台2の載置面6eに再び付着することがある。例えば、プラズマ処理装置10では、プラズマ処理が施されたウエハWを搬送する際に、リフターピン61で載置台2の載置面6eからウエハWを上昇させる。このため、プラズマ処理装置10では、処理容器1内を浮遊する反応生成物が載置台2の載置面6eとウエハWとの間の隙間に侵入し、載置台2の載置面6eに付着することがある。載置台2の載置面6eへの反応生成物の付着は、載置台2の載置面6eに対するウエハの吸着不良等の異常を引き起こす要因となり、好ましくない。
図4は、載置台2の載置面6eからウエハWを上昇させた状態の一例を示す図である。図4に示すように、プラズマ処理装置10では、プラズマ処理が施されたウエハWを搬送する際に、リフターピン61で載置台2の載置面6eからウエハWを上昇させる。これにより、載置台2の載置面6eとウエハWとの間に隙間が形成される。処理容器1の内壁等に堆積した反応生成物の一部は、揮発性ガスとして処理容器1内を浮遊し、載置台2の載置面6eとウエハWとの間に侵入し、載置台2の載置面6eに反応生成物161として付着することがある。特に、載置台2が0℃以下の温度まで冷却された状態でプラズマ処理が行われる場合、揮発性ガスとして浮遊する反応生成物の凝縮が起こり易いため、反応生成物161が載置台2の載置面6eに付着し易くなる。例えば、プラズマ処理装置10では、載置台2の載置面6eに反応生成物161が過剰に付着すると、載置台2の載置面6eに対するウエハの吸着不良等の異常が引き起こされる。
そこで、プラズマ処理装置10は、ウエハWに対するプラズマ処理が終了してからウエハWの搬送が開始されるまでの期間に、載置台2の載置面6eとウエハWとが反応生成物の侵入を抑制する間隔を維持するように昇降機構62の制御を行う。
図2の説明に戻る。算出部111は、侵入範囲情報131を参照して、実行されたプラズマ処理の処理条件に対応する反応生成物の侵入範囲の長さが予め定められた許容長さ以下となる載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔を算出する。例えば、算出部111は、記憶部130に予め格納された侵入範囲情報131を参照して、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔を算出する。例えば、侵入範囲情報131に、図3に示される、間隔と反応生成物の侵入範囲との関係が記憶されており、且つ、実行されたプラズマ処理の処理条件が処理条件Aである場合を想定する。この場合、算出部111は、例えば、侵入範囲情報131を参照して、実行されたプラズマ処理の処理条件Aに対応する侵入範囲の長さが予め定められた許容長さを「2mm」以下としたとき、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔「0.20mm」を算出する。予め定められた許容長さは、少なくとも載置台2の載置面6eの外径とウエハWの外径との差に基づいて、決定される。例えば、載置台2の載置面6eの外径が296mmであり、ウエハWの外径が300mmである場合、予め定められた許容長さは、載置台2の載置面6eの外径とウエハWの外径との差(300-296=4mm)の1/2である「2mm」に決定される。また、許容長さの決定には、さらに、載置台2の載置面6eの外径の寸法誤差や、ウエハWの外径の寸法誤差等が考慮されてもよい。また、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔の算出は、ウエハWに対するプラズマ処理が終了してからウエハWの搬送が開始されるまでの期間に行われてもよく、ウエハWに対するプラズマ処理が終了する前に行われてもよい。
昇降制御部112は、ウエハWに対するプラズマ処理が終了してからウエハWの搬送が開始されるまでの期間に、昇降機構62を制御して、載置台2の載置面6eとウエハWとが反応生成物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置にウエハWを保持する。例えば、昇降制御部112は、ウエハWに対するプラズマ処理が終了してからウエハWの搬送が開始されるまでの期間に、昇降機構62を制御して、載置台2の載置面6eとウエハWとが算出部111により算出された間隔だけ離れる位置にウエハWを保持する。ウエハWの搬送は、例えば、プラズマ処理が施されたウエハWの搬送開始の指令を受けた搬送アームがプラズマ処理装置10(処理容器1)に到着するタイミングで、開始される。
そして、昇降制御部112は、ウエハWの搬送が開始される際に、昇降機構62を制御して、ウエハWが保持されている位置からウエハWを上昇させる。すなわち、昇降制御部112は、プラズマ処理が施されたウエハWの搬送開始の指令を受けた搬送アームが処理容器1に到着するタイミングで、ウエハWが保持されている位置から搬送アームへウエハWを受け渡すための位置までウエハWを上昇させる。
これにより、プラズマ処理装置10では、プラズマ処理が施されたウエハWを搬送する際に、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の隙間へ反応生成物が侵入することが抑制されるため、載置台2の載置面6eへの反応生成物の付着を低減することができる。
[制御の流れ]
次に、一実施形態に係るプラズマ処理装置10を用いたウエハWの搬送処理について説明する。図5は、一実施形態に係るウエハWの搬送処理の流れの一例を示すフローチャートである。このウエハWの搬送処理は、例えば、ウエハWに対するプラズマ処理が終了するタイミングで実行される。一実施形態では、ウエハWに対するプラズマ処理は、載置台2が0℃以下の温度まで冷却された状態で実行されたものとする。
図5に示すように、ウエハWに対するプラズマ処理が終了すると(S101)、プラズマ処理が施されたウエハWの搬送開始の指令が発行され(S102)、該指令を受けた搬送アームがプラズマ処理装置10(処理容器1)へ向けて移動を開始する(S103)。
算出部111は、侵入範囲情報131を参照して、実行されたプラズマ処理の処理条件に対応する反応生成物の侵入範囲の長さが予め定められた許容長さ以下となる載置台2の載置面6eとウエハWとの間の間隔を算出する(S104)。
昇降制御部112は、昇降機構62を制御して、載置台2の載置面6eとウエハWとが算出部111により算出された間隔だけ離れる位置にウエハWを保持する(S105)。
昇降制御部112は、搬送アームがプラズマ処理装置10(処理容器1)に到着するまで(S106;No)、載置台2の載置面6eとウエハWとが算出部111により算出された間隔だけ離れる位置にウエハWが保持された状態で、待機する。つまり、昇降制御部112は、ウエハWに対するプラズマ処理が終了してからウエハWの搬送が開始されるまでの期間に、載置台2の載置面6eとウエハWとが反応生成物の侵入を抑制する間隔を維持するように昇降機構62の制御を行う。
一方、昇降制御部112は、搬送アームがプラズマ処理装置10(処理容器1)に到着したら(S107;Yes)、ウエハWが保持される位置から搬送アームへウエハWを受け渡すための位置までウエハWを上昇させる(S108)。
その後、搬送アームによるウエハWの搬送が開始される(S109)。すなわち、搬送アームが処理容器1内に搬入され、昇降制御部112によってウエハWが降下されることによって、ウエハWが搬送アームへ受け渡される。そして、搬送アームは、受け渡されたウエハWを処理容器1の外へ搬送する。
以上のように、一実施形態に係るプラズマ処理装置10は、載置台2と、昇降機構62と、昇降制御部112とを有する。載置台2は、プラズマ処理の対象となるウエハWが載置される載置面6eを有する。昇降機構62は、載置台2の載置面6eに対してウエハWを昇降させる。昇降制御部112は、ウエハWに対するプラズマ処理が終了してからウエハWの搬送が開始されるまでの期間に、昇降制御部112を制御して載置台2の載置面6eとウエハWとが反応生成物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置にウエハWを保持する。そして、昇降制御部112は、ウエハWの搬送が開始される際に、昇降機構62を制御してウエハWが保持される位置からウエハWを上昇させる。これにより、プラズマ処理装置10は、載置台2の載置面6eへの反応生成物の付着を低減することができる。特に、プラズマ処理装置10は、載置台2が0℃以下の温度まで冷却された状態でプラズマ処理が行われる場合でも、載置台2の載置面6eとウエハWとの間の隙間への反応生成物の侵入を抑制して反応生成物の付着を低減することができる。
以上、種々の実施形態について説明してきたが、開示の技術は、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。例えば、上述したプラズマ処理装置10は、容量結合型のプラズマ処理装置10であったが、任意のプラズマ処理装置10に採用され得る。例えば、プラズマ処理装置10は、誘導結合型のプラズマ処理装置10、マイクロ波といった表面波によってガスを励起させるプラズマ処理装置10のように、任意のタイプのプラズマ処理装置10であってもよい。
また、上述した実施形態では、載置台2の載置面6eとウエハWとが反応生成物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置にウエハWを保持する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、プラズマ処理装置10は、載置台2の載置面6eとウエハWとの間に形成される隙間に不活性ガスを供給しながら、載置台2の載置面6eとウエハWとが反応生成物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置にウエハWを保持してもよい。これにより、プラズマ処理装置10は、不活性ガスにより載置台2の載置面6eとウエハWとの間の隙間への反応生成物の侵入を抑制して反応生成物の付着をより低減することができる。不活性ガスは、例えば、N2ガス、O2ガス又は希ガスである。また、不活性ガスの供給は、例えば、ウエハWの裏面にヘリウムガス等の冷熱伝達用ガス(バックサイドガス)を供給するためのガス供給管30を用いて、行われる。
また、プラズマ処理装置10は、搬送アームによりウエハWが処理容器1の外へ搬送された後に、プラズマ処理によって処理容器1の内壁等に堆積した反応生成物を除去するドライクリーニングを行ってもよい。これにより、プラズマ処理装置10は、処理容器1の内壁等に堆積した反応生成物から揮発性ガスとして処理容器1内へ放出される成分を抑制することができ、ウエハWが載置されていない載置台2の載置面6eへの反応生成物の付着を低減することができる。
また、プラズマ処理装置10は、搬送アームによりウエハWが処理容器1の外へ搬送された後に、プラズマ処理の対象ではないダミーウエハを載置台2の載置面6e上に載置してもよい。これにより、プラズマ処理装置10は、ダミーウエハによって載置台2の載置面6eを保護して、載置台2の載置面6eへの反応生成物の付着をより低減することができる。なお、ダミーウエハの載置を継続する時間は、プラズマ処理が終了してから、処理容器1の内壁等に堆積した反応生成物から揮発して処理容器1内へ放出される成分が枯渇するまでの時間を考慮して、適宜決定される。
以上、上記の各実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
プラズマ処理の対象となる被処理体が載置される載置面を有する載置台と、
前記載置台の載置面に対して前記被処理体を昇降させる昇降機構と、
前記被処理体に対するプラズマ処理が終了してから前記被処理体の搬送が開始されるまでの期間に、前記昇降機構を制御して前記載置台の載置面と前記被処理体とが反応生成物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置に前記被処理体を保持し、前記被処理体の搬送が開始される際に、前記昇降機構を制御して前記被処理体が保持される前記位置から前記被処理体を上昇させる昇降制御部と、
を有することを特徴とするプラズマ処理装置。
(付記2)
前記被処理体に対するプラズマ処理は、前記載置台が0℃以下の温度まで冷却された状態で実行されることを特徴とする付記1に記載のプラズマ処理装置。
(付記3)
前記プラズマ処理の処理条件ごとに、前記載置台の載置面と前記被処理体との間の間隔と、前記被処理体の端部を基準として測定された前記載置台の載置面への反応生成物の侵入範囲の長さとの関係を示す侵入範囲情報を記憶する記憶部と、
前記侵入範囲情報を参照して、実行された前記プラズマ処理の処理条件に対応する前記反応生成物の侵入範囲の長さが予め定められた許容長さ以下となる前記載置台の載置面と前記被処理体との間の間隔を算出する算出部と、
をさらに有し、
前記昇降制御部は、前記被処理体に対するプラズマ処理が終了してから前記被処理体の搬送が開始されるまでの期間に、前記昇降機構を制御して前記載置台の載置面と前記被処理体とが前記算出された間隔だけ離れる位置に前記被処理体を保持することを特徴とする付記1又は2に記載のプラズマ処理装置。
(付記4)
前記予め定められた許容長さは、少なくとも前記載置台の載置面の外径と前記被処理体の外径との差に基づいて、決定されることを特徴とする付記3に記載のプラズマ処理装置。
(付記5)
前記昇降制御部は、前記載置台の載置面と前記被処理体との間に形成される隙間に不活性ガスを供給しながら、前記位置に前記被処理体を保持することを特徴とする付記1~4のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
(付記6)
載置台の載置面に載置された被処理体に対するプラズマ処理が終了してから前記被処理体の搬送が開始されるまでの期間に、前記載置台の載置面に対して前記被処理体を昇降させる昇降機構を制御して前記載置台の載置面と前記被処理体とが反応生成物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置に前記被処理体を保持し、
前記被処理体の搬送が開始される際に、前記昇降機構を制御して前記被処理体が保持される前記位置から前記被処理体を上昇させる、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする被処理体の搬送方法。
1 処理容器
2 載置台
6 静電チャック
6e 載置面
10 プラズマ処理装置
61 リフターピン
62 昇降機構
100 制御部
111 算出部
112 昇降制御部
130 記憶部
131 侵入範囲情報
W ウエハ

Claims (10)

  1. 被処理体が載置される載置面を有する載置台と、
    前記載置面に対して前記被処理体を昇降させる昇降機構と、
    を有し、
    前記昇降機構は、前記載置面と前記被処理体とが付着物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置に前記被処理体を保持する、
    処理装置。
  2. 前記付着物の侵入を抑制する間隔は、前記被処理体に対するプラズマ処理の処理条件ごとに、前記載置面と前記被処理体との間の間隔と、前記被処理体の端部を基準として測定された前記載置面への前記付着物の侵入範囲の長さとの関係を示す侵入範囲情報に基づき、設定される、請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記付着物の侵入を抑制する間隔は、実行された前記プラズマ処理の処理条件に対応する前記付着物の侵入範囲の長さが予め定められた許容長さ以下となる前記載置台の載置面と前記被処理体との間の間隔である、請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記予め定められた許容長さは、少なくとも前記載置面の外径と前記被処理体の外径との差に基づいて、決定される、請求項3に記載の処理装置。
  5. 前記付着物の侵入を抑制する間隔は、0.20mm以上0.70mm以下である、請求項1~4のいずれか一つに記載の処理装置。
  6. 前記昇降機構は、前記被処理体に対するプラズマ処理が終了した後に、前記位置に前記被処理体を保持する、請求項1~5のいずれか一つに記載の処理装置。
  7. 前記位置は、プラズマ処理が施された前記被処理体を搬送装置へ受け渡すための他の位置よりも低い、請求項1~6のいずれか一つに記載の処理装置。
  8. 前記被処理体に対するプラズマ処理は、前記載置台が0℃以下の温度まで冷却された状態で実行される、請求項1~7のいずれか一つに記載の処理装置。
  9. 前記昇降機構は、前記載置面と前記被処理体との間に形成される隙間に不活性ガスが供給された状態で、前記位置に前記被処理体を保持する、請求項1~8のいずれか一つに記載の処理装置。
  10. 載置台の載置面に載置された被処理体に対するプラズマ処理が終了してから前記被処理体の搬送が開始されるまでの期間に、前記載置面に対して前記被処理体を昇降させる昇降機構を制御して前記載置面と前記被処理体とが付着物の侵入を抑制する間隔だけ離れる位置に前記被処理体を保持する、
    被処理体の搬送方法。
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