JP2022056636A - 血液成分測定装置 - Google Patents

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【課題】指先を穿刺して得られた微量な血液に、測定チップの血液点着部を容易に点着することのできる血液成分測定装置を提供する。【解決手段】血液成分測定装置(血糖計1)は、測定チップが着脱自在に装着されるとともに、測定チップ内に採取した血液中の成分を測定する血液成分測定装置であって、本体部10と、測定チップの血液点着部を含む領域を拡大可能なレンズ50を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、血液成分測定装置に関する。
現状の糖尿病患者の多くは、血糖値の自己管理のために、血液試料を採取し、成分測定装置の一例である血糖計に血液試料を供給して、測定値を読み取ることを行っている(例えば特許文献1)。
糖尿病患者の血液を採取する際には、まず穿刺装置によって皮膚を穿刺し、微量な血液を流出させる。そして、測定チップを血糖計に装着した状態で、測定チップの血液点着部を血液に接触させる。
特開2010-122147号公報
上述した血糖計は、近年携帯性の観点から小型化の傾向にある。一方で、糖尿病が進行することによって神経障害が発生し、糖尿病患者の視力が落ちることが知られている。
使用者に対する侵襲度を低減する観点から、血糖値測定に必要な血液量を低減した血糖計が開発されてきた一方で、このような測定者が血液成分(例えば血糖値)を測定する際に、指先を穿刺して得られた微量な血液に測定チップの血液点着部を点着することはより一層困難となっている。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、指先を穿刺して得られた微量な血液に、測定チップの血液点着部を容易に点着することのできる血液成分測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する血液成分測定装置は、測定チップが着脱自在に装着されるとともに、前記測定チップ内に採取した血液中の成分を測定する血液成分測定装置であって、本体部と、前記測定チップの血液点着部を含む領域を拡大可能なレンズと、を有する。
上記の血液成分測定装置によれば、レンズによって、測定チップの血液点着部を含む領域を拡大することができるため、指先を穿刺して得られた微量な血液に、測定チップの血液点着部を容易に点着することができる。
本発明の実施形態に係る血糖計の非測定時の状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る血糖計の非測定時の状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る血糖計の測定時の状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る血糖計の測定時の状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る血糖計の非測定時の状態における分解斜視図である。 本実施形態に係る血糖計に取り付けられる測定チップを示す断面図である。 本実施形態に係る血糖計の効果を説明するための図である。 変形例1に係る血糖計の非測定時の状態を示す正面図である。 変形例1に係る血糖計の測定時の状態(測定位置)を示す正面図である。 変形例1に係る血糖計のイジェクタ時の状態(イジェクト位置)を示す正面図である。 変形例2に係る血糖計の測定時の状態を示す斜視図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
以下、図1~図5を参照して、本発明の実施形態に係る血糖計(血液成分測定装置)1について説明する。図1、図2は、本実施形態に係る血糖計1の非測定時の状態を示す斜視図である。図3、図4は、本実施形態に係る血糖計1の測定時の状態を示す斜視図である。図5は、本実施形態に係る血糖計1の非測定時の状態における分解斜視図である。
測定チップ90は、血糖計1に着脱可能に取り付けられる。血糖計1の先端装着部21に使い捨ての測定チップ90が装着される。血糖計1では、測定部20によって、試験紙94の呈色の度合いを光学的に測定して、血糖値を求める。以下、血糖計1の構成の説明の前に、図6を参照して、測定チップ90の構成について説明する。
測定チップ90は、図6に示すように、筒状の筒状部91と、筒状部91に一体的に構成されたフランジ部92と、フランジ部92から筒状部91の反対側に突出する突出部93と、筒状部91の内部に配置された試験紙94と、を有する。測定チップ90は、いわゆるディスポーザブル品であって、包装体に包装されている。測定チップ90は、血糖値を測定後、廃棄される。
突出部93の先端には、血液Lと接触する血液点着部93Aが形成されている。また、突出部93の内部には、血液点着部93Aおよび試験紙94を連通する連通路93Bが形成されている。
連通路93Bは、血液点着部93Aにおいて点着された血液Lが毛細管現象によって吸い上げることが可能な程度の径を備える。血液点着部93Aにおいて点着された血液は、連通路93Bを介して、試験紙94まで移動する。すなわち、突出部93は、血液Lを試験紙94まで導入するノズルとして機能する。
試験紙94の材質としては、例えば、ポリエーテルスルホン等で製した多孔質膜が挙げられる。試験紙94に含浸される試薬としては、例えば、グルコースオキシターゼ(GOD)、ペルオキシターゼ(POD)、4-アミノアンチピリン、N-エチルN-(2-ヒドロキシ-3-スルホプロピル)等の発色剤が挙げられるが、これに限られず、測定対象に特異的な検出試薬であれば適用できる。また、試薬には所定の緩衝剤、粘度調整剤、安定化剤が含まれていてもよい。
本実施形態に係る血糖計1は、図1~図5に示すように、筐体として構成される本体部10と、本体部10の一端に取り付けられた測定部20と、測定部20から測定チップ90を取り外すことが可能なイジェクトボタン30と、本体部10に対して回動自在に取り付けられているキャップ40と、キャップ40に取り付けられているレンズ50と、測定部20の各種動作を制御する制御部60と、測定部20によって測定された結果が表示される液晶モニタ70と、を有する。
血糖計1は、図1~図4に示すように、全体的に角のない滑らかな形状となっている。以下の説明において、上面カバー11および液晶モニタ70が設けられる側を上側、電池蓋12が設けられる側を下側とするが、使用時および非使用時における血糖計1の向きはこれに限定されない。
本体部10の上面には、図1~図5に示すように、上面カバー11が取り付けられている。上面カバー11の内部には、図5に示すように、制御部60および液晶モニタ70が配置されている。本体部10の上面には、図2、図4、図5に示すように、イジェクトボタン30が配置される。
本体部10の下面には、図1~図5に示すように、電池蓋12が取り付けられている。電池蓋12の内部には、不図示の電池が配置されている。
本体部10には、図3に示すように、非使用時(図1、図2の状態)において本体部10のキャップ40の一部が接触する接触面13が設けられる。接触面13は、下面から上面に向けてテーパ状に構成されている。接触面13には、測定部20および磁気スイッチ80が取り付けられている。磁気スイッチ80は、キャップ40に取り付けられている磁性体81と相対した位置に取り付けられており、キャップの開閉を検知して血糖計1の電源を入り切りするためのスイッチである(図8~図10参照)。
測定部20は、測定チップ90に取り付けられた試験紙94の呈色を測定する。測定部20は、光学手段で構成され、試験紙94に対して、測定光の出射および受光を連続的に行う。測定部20は、特開2017-124040号公報に開示されているような公知の測定部を用いることができる。
測定部20の先端には、図3、図5に示すように、先端装着部21が形成されている。先端装着部21には、測定チップ90が装着される。本実施形態では、先端装着部21は、円筒形状となっており、測定チップ90の筒状部91側が挿入される。先端装着部21の形状は、測定チップ90の形状に対応していればよく、測定チップ90がテストストリップ形状である場合は、先端装着部21の形状も試験紙を挿入可能な矩形状の開口とできる。
イジェクトボタン30は、本体部10のうち、キャップ部40に隣接する位置に設けられる。また、イジェクトボタン30は、図4に示すように、上面カバー11に隣り合うように配置されている。イジェクトボタン30を押すことで、先端装着部21に装着された測定チップ90が、図3の手前側(測定チップ90の装着方向と反対側)に向かって押し出される。これにより、測定チップ90を先端装着部21から取り外す。イジェクトボタン30は、適度に弱い弾性体によって上面側に向けて弾性付与されており、イジェクトボタン30を下方に押すことによって、測定チップ90を先端装着部21から取り外すことができる。
キャップ40は、図1~図4に示すように、本体部10に対して回動自在に取り付けられている。キャップ40は、図1、図2に示す非使用時において、先端装着部21を覆うように閉じた状態となる。一方、キャップ40は、図3、図4に示す使用時において、開いた状態となる。キャップ40は開いた状態において、カム等の段階的に係止する機構によって、先端装着部21が開いた状態を維持するように構成されている。より詳細には、キャップ40は血糖計1に対して、血糖値測定が可能な測定位置に一度係止される。キャップ40を、測定位置から更に開放可能に回動させることで、測定位置への係止を解除する機構としてもよい。
レンズ50は、図1~図4に示すように、キャップ40に取り付けられている。レンズ50のキャップ40に対する取付方法は特に限定されないが、例えば嵌合である。
レンズ50は、測定チップ90の血液点着部93Aを含む領域を拡大するためのレンズである。レンズ50の性能としては特に限定されないが、例えば、レンズ50から対象物である血液Lまでの距離が約20mm、操作者からレンズ50までの距離が30cmの際に、測定チップ90の血液点着部93Aを含む領域を1.5倍~5倍、好ましくは3倍程度拡大可能であることが好ましい。
制御部60は、測定部20の各種動作等を制御する。制御部60は例えばマイクロコンピュータである。制御部60は、測定部20の動作を制御して、試験紙94に対して投光および受光を連続的に行わせて、試験紙94の呈色に基づいて所定の計算を行い、血糖値を算出して、液晶モニタ70に表示させる。
次に、本実施形態に係る血糖計1の使用方法について説明する。ここでは、使用者の利き手が右手である場合を例に挙げて説明する。
使用者は、血糖計1の使用前に、測定部20の内部における汚れの有無を、レンズ50を介して観察できる。本実施形態に係る血糖計1によれば、図1、図2に示す非使用状態において、レンズ50を介して、測定部20の内部を観察できるため、測定部20の内部における汚れの有無を好適に把握できる。測定部20の内部に汚れが存在する場合は、適宜汚れを除去する。特に、光学的な血糖値測定方式を採用した血糖計では、測定部20の汚れは測定精度に影響するため、測定部20を清浄に保つことが好ましい。なお、血糖計1及び測定チップ90に、電気化学的測定方式を採用したものとしてもよい。電気化学的測定方式であっても光学的な血糖測定方式であっても、レンズ50を介して測定部20内の汚れの有無を把握できる構成とすることにより、測定エラーの低減や血糖計1の長寿命化に寄与できる。
そして、使用者は、図1、図2の状態にある血糖計1のキャップ40を、取付け軸を中心に回動させてキャップ40を開けることで、図3、4の状態となる。これにより、先端装着部21が露出する。この回動操作に伴い、キャップ40に取り付けられた磁性体81が磁気スイッチ80から離れたことが検出されて、血糖計1の電源がオンになる。
使用者は、測定チップ90を、測定部20の先端装着部21に対して押し込んで、装着させる。このとき、測定部20では、測定チップ90に取り付けられた試験紙94を検出した後、液晶モニタ70に「OK」の表示を行い、血糖値を測定するモードに自動的に移行する。
一方、使用者は、所定の穿刺装置によって左手の指Fを穿刺して、球状の血液Lを準備する(図7参照)。
そして使用者は、右手で血糖計1を把持して、左手の指Fに準備した血液Lに対して、測定チップ90の血液点着部93Aを接触させる点着動作を行う。
ここで、例えば、レンズ50が設けられていない血糖計であれば、図7の上図のように血液Lが見える領域が小さいため、指先を穿刺して得られた微量な血液Lに、測定チップ90の血液点着部93Aを点着することが困難である。これに対して、本実施形態に係る血糖計1によれば、キャップ40にレンズ50が取り付けられているため、図7の下図のように、血液点着部93Aの近傍を拡大することができる。よって、使用者は、指先を穿刺して得られた微量な血液Lに、測定チップ90の血液点着部93Aを容易に点着することができる。
そして、血液点着部93Aに点着した血液Lは、図6に示すように、毛細管現象によって、測定チップ90の連通路93Bを介して、試験紙94まで移動する。そして試験紙94に十分な量の血液が含浸され、試験紙94の試薬によって血糖値に応じて呈色反応を示す。測定部20は、試験紙94の呈色反応を観測し、呈色反応が安定したタイミングで、呈色に基づいて制御部60によって所定の計算が行われ、血糖値が算出される。制御部60によって算出された血糖値は、液晶モニタ70に表示される。
そして、使用者はイジェクトボタン30を操作して、測定部20の先端装着部21から測定チップ90を取り外して、測定チップ90を廃棄する。キャップ40を回動して、測定部20を覆うと、磁気スイッチ80がキャップ40の磁性体81を検知して、血糖計1の電源がオフになる。使用者は、使用後にも測定部20の内部に汚れがないかをレンズ50を介して観察できる。本実施形態に係る血糖計1によれば、使用後において、レンズ50を介して、測定部20の内部を観察できるため、測定部20の内部の汚れの有無を好適に把握できる。
なお、上述した使用方法は、患者自身が血糖計測を行うパーソナルユースの場合について説明したが、院内用途として医療従事者が血糖計1の操作を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る血糖計1は、測定チップ90が着脱自在に装着されるとともに、測定チップ90内に採取した血液中の成分を測定する血糖計1であって、本体部10と、測定チップ90の血液点着部93Aを含む領域を拡大可能なレンズ50と、を有する。このように構成された血糖計1によれば、レンズ50によって、測定チップ90の血液点着部93Aを含む領域を拡大することができるため、指先を穿刺して得られた微量な血液に、測定チップ90の血液点着部93Aを容易に点着することができる。これにより、指F上の実際の血液量が0.03μL~2μL程度の非常に少量の場合であっても、血液点着部93Aを血液Lに接触させやすくなる。
また、血糖計1は、測定チップ90が装着される先端装着部21を保護するキャップ40を本体部10の一端にさらに有し、レンズ50は、キャップ40に取り付けられている。このように構成された血糖計1によれば、非使用時において、キャップ40により測定部20が保護されるだけでなく、測定前には測定部20の内部を、レンズ50を介して観察することができる。このため、測定部20の内部の汚れの有無を認識しやすく、保守点検が容易である。また、キャップ40にレンズ50が組み込まれているため、使用者が別途、虫眼鏡等を携帯する必要がない。
また、キャップ40は、本体部10に対して回動自在に構成されているとともに、段階的に停止可能に構成されている。このように構成された血糖計1によれば、使用者がキャップ40の開いた状態を維持するように操作する必要がない。また、測定チップ90を交換したとしても、レンズ50と測定チップ90との位置を一定に保てるため、血糖計1の使いやすさが向上する。
<変形例1>
次に、図8~図10を参照して、変形例1に係る血糖計2の構成について説明する。図8~図10は、変形例1に係る血糖計2の構成の説明に供する図である。
変形例1に係る血糖計2は、上述した実施形態に係る血糖計1に対して、測定チップ90をイジェクトする方法が異なる。変形例1の説明において、上述の実施形態に係る血糖計1で説明した構成や内容については、その説明を適宜省略する。
変形例1に係る血糖計2は、本体部10と、測定部20と、イジェクト機構130と、キャップ40と、レンズ50と、制御部60と、液晶モニタ70と、を有する。変形例1に係る血糖計2には、実施形態に係る血糖計1のイジェクトボタン30は設けられていない。
イジェクト機構130は、図8~図10に示すように、第1リンク部材131と、第2リンク部材132と、イジェクタ部材133と、を有する。図8~図10において、イジェクト機構130は、理解の容易のため、概略的に示されている。
第1リンク部材131は、図8~図10に示すように、上面カバー11の内部に配置されている。第2リンク部材132は、図8~図10に示すように、キャップ40の内部に配置されている。イジェクタ部材133は、図8~図10に示すように、測定部20の後方側に設けられる。第2リンク部材132は、キャップ40の回動動作とともに、回転軸X1周りに移動する。第2リンク部材132は、キャップ40の回転軸X1を介して第1リンク部材131に動作可能に接続できる。第2リンク部材132は、キャップ40が測定位置からイジェクト位置までの間、第1リンク部材131とともにキャップ40の回転に伴い回転軸X1周りに回動する。第1リンク部材131は、第2リンク部材132(キャップ40)が非使用時から測定位置までの間は、本体部10内で、キャップ40が測定位置にあるときと同じ位置に保持される。
キャップ40は、血糖計2の本体部10に対して段階的に停止される構成となっている。より詳細には、キャップ40は血糖計2に対して、血糖値測定が可能な測定位置で、一旦係止される。この状態から、使用者の操作によって、キャップ40は、測定位置から更に開放可能に回動できる。イジェクト機構130は、キャップ40の回転と連動する。イジェクト機構130において、図9、図10に示すように、キャップ40を閉じる側と反対側にさらに回動させることによって、第2リンク部材132に連動して第1リンク部材131が時計回り(キャップ40を開く方向)に回転する。第1リンク部材131とイジェクタ部材133は回転直線変換機構となっており、この第1リンク部材131の回転によって、イジェクタ部材133を直動的に前進させることによって、測定チップ90が測定部20から取り外される。
このように変形例1に係る血糖計2によれば、キャップ40を回転する容易な操作によって、測定チップ90を測定部20から取り外すことができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係る血糖計1について説明したが、本発明は実施形態において説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば上述した実施形態では、レンズ50はキャップ40に取り付けられていた。しかしながら、レンズ50はキャップ40に取り付けられていなくてもよく、測定チップ90の血液点着部93Aを含む領域を拡大可能である限りにおいて、任意の位置に設けられ得る。
また、図11に示すように、血糖計3は、測定チップ90の血液点着部93Aを含む領域を照らす照射部300をさらに有していてもよい。照射部300から照射される光は例えば白色光である。このように構成された血糖計3によれば、レンズ50によって血液点着部93Aを含む領域を拡大するとともに、照射部300によって血液点着部93Aを含む領域を明るくできるため、より好適に指先を穿刺して得られた微量な血液に、測定チップ90の血液点着部93Aを容易に点着することができる。
また、上述した実施形態では、血糖計1は図6に示すような測定チップ90が取り付け可能であった。しかしながら、血糖計は、特開2010-122147号公報の図12に開示されている平坦状の測定チップが取り付け可能であってもよい。
また、上述した実施形態では、血液成分測定装置として血糖計を例に挙げて説明したが、ホルモン濃度やコレステロール濃度等を測定する装置としても適用可能である。
1、2、3 血糖計(血液成分測定装置)、
10 本体部、
20 測定部、
21 先端装着部、
30 イジェクトボタン、
40 キャップ、
50 レンズ、
90 測定チップ、
93A 血液点着部、
300 照射部。

Claims (5)

  1. 測定チップが着脱自在に装着されるとともに、前記測定チップ内に採取した血液中の成分を測定する血液成分測定装置であって、
    本体部と、
    前記測定チップの血液点着部を含む領域を拡大可能なレンズと、を有する、血液成分測定装置。
  2. 前記測定チップが装着される先端装着部を保護するキャップを前記本体部の一端にさらに有し、
    前記レンズは、前記キャップに取り付けられている、請求項1に記載の血液成分測定装置。
  3. 前記キャップは、前記本体部に対して回動自在に構成されているとともに、段階的に停止可能に構成されている、請求項2に記載の血液成分測定装置。
  4. 前記キャップが開いた状態から閉じる側と反対側に、前記キャップが回動することによって、装着された前記測定チップを取り外すことができる、請求項3に記載の血液成分測定装置。
  5. 前記血液点着部を照らす照射部をさらに有する、請求項1~4のいずれか1項に記載の血液成分測定装置。
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