JP2022054050A - 情報処理装置、回答処理装置、情報処理システム、情報処理プログラム及び回答処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、回答処理装置、情報処理システム、情報処理プログラム及び回答処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーが問い合わせを行い、その問い合わせに対して回答を得る場合にあって、そのユーザーの問い合わせの疑問が解決していない場合は、解決していない旨を示す情報を、問い合わせ先に送信することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置は、ユーザーによる操作の履歴をメモリに記憶させ、ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、その問い合わせを行った先に関連する外部に、そのユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、回答処理装置、情報処理システム、情報処理プログラム及び回答処理プログラムに関する。
特許文献1には、コールセンタにおける顧客とオペレータとの間で行われる各種の問合せやクレームへの対応などの会話を正確に記録すると共に、顧客に対する迅速なサービスを提供するためのコールセンタシステムを提供することを課題とし、顧客とオペレータの会話からなる音声データを音声認識システムによりテキストデータに変換する手段と、テキストデータと音声データとを関連させて会話DBに記憶保存する手段と、そして、顧客特定データと、オペレータ特定データと、タイマ手段により顧客とオペレータとの会話が行われた日時を特定するための日時データと、を読み出して会話DBに記録保存されたテキストデータ及び音声データと関連付けることにより顧客とオペレータとの会話の履歴を履歴データとして応対DBに記憶保存する手段とを有することが開示されている。
特開2006-126966号公報
ユーザーが問い合わせを行い、その問い合わせに対して回答を得る場合にあって、問い合わせが終了したからといって、そのユーザーの疑問が解決したとは限らない。しかし、回答する側がそのユーザーは疑問が解決したか否かを判断することは困難である。そこで、本発明は、ユーザーが問い合わせを行い、その問い合わせに対して回答を得る場合にあって、そのユーザーの問い合わせの疑問が解決していない場合は、解決していない旨を示す情報を、問い合わせ先に送信することができる情報処理装置、回答処理装置、情報処理システム、情報処理プログラム及び回答処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、メモリと一又は複数のプロセッサを備え、前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、前記プロセッサは、ユーザーによる操作の履歴を前記メモリに記憶させ、前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該問い合わせを行った先に関連する外部に、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信する、情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記問い合わせに対する回答は、ロボットによって行われるものであり、前記条件として、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴のアクセス先として、前記問い合わせを行った先が含まれていることを条件とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記条件として、さらに、問い合わせの終了後に発生した前記ユーザーによる操作の履歴を対象とすることを条件とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記条件に合致している場合は、前記ユーザーに解決しているか否かを確認し、解決していないとの反応であるときに、解決していない旨を示す情報を送信する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記確認において、予め定められた時間以内に前記ユーザーによる反応がない場合に、解決していない旨を示す情報を送信する、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、メモリと一又は複数のプロセッサを備え、前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶しており、前記プロセッサは、請求項1に記載の情報処理装置から、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、前記メモリに記憶された前記ユーザーによる操作の履歴、該ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、該ユーザーの担当に送信する、回答処理装置である。
請求項7の発明は、情報処理装置と回答処理装置を有する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、メモリと一又は複数のプロセッサを備え、前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、前記プロセッサは、ユーザーによる操作の履歴を前記メモリに記憶させ、前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該問い合わせを行った先に関連する外部に、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信し、前記回答処理装置は、メモリと一又は複数のプロセッサを備え、前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶しており、前記プロセッサは、前記情報処理装置から、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、本回答処理装置の前記メモリに記憶された前記ユーザーによる操作の履歴、該ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、該ユーザーの担当に送信する、情報処理システムである。
請求項8の発明は、メモリと一又は複数のプロセッサを備え、前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、前記プロセッサは、前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作があった旨を示す情報を受信した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していないと判断する、情報処理装置である。
請求項9の発明は、前記メモリは、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶しており、前記プロセッサは、前記ユーザーは問い合わせの疑問が解決していないと判断した場合は、前記メモリに記憶された前記ユーザーによる操作の履歴、該ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、該ユーザーの担当に送信する、請求項8に記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、メモリと一又は複数のプロセッサを備えたコンピュータの前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、前記プロセッサに、ユーザーによる操作の履歴を前記メモリに記憶させ、前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該問い合わせを行った先に関連する外部に、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信する、処理を実行させるための情報処理プログラムである。
請求項11の発明は、メモリと一又は複数のプロセッサを備えたコンピュータの前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶しており、前記プロセッサに、請求項1に記載の情報処理装置から、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、前記メモリに記憶された前記ユーザーによる操作の履歴、該ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、該ユーザーの担当に送信する、処理を実行させるための回答処理プログラムである。
請求項12の発明は、メモリと一又は複数のプロセッサを備えたコンピュータの前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、前記プロセッサに、前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作があった旨を示す情報を受信した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していないと判断する、処理を実行させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、ユーザーが問い合わせを行い、その問い合わせに対して回答を得る場合にあって、そのユーザーの問い合わせの疑問が解決していない場合は、解決していない旨を示す情報を、問い合わせ先に送信することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、問い合わせに対する回答は、ロボットによって回等がされる場合に、ユーザーによる操作の履歴のアクセス先として、問い合わせ先が含まれているときに、解決していない旨を示す情報を送信することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、問い合わせの終了後に発生したユーザーによる操作の履歴によって、解決しているか否かを判断することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、解決していないと判断した場合であっても、ユーザーに解決しているか否かを確認することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、ユーザーに確認する場合において、予め定められた時間以内にユーザーによる反応がない場合に、解決していない旨を示す情報を送信することができる。
請求項6の回答処理装置によれば、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、ユーザーの担当に送信することができる。
請求項7の情報処理システムによれば、ユーザーが問い合わせを行い、その問い合わせに対して回答を得る場合にあって、ユーザーの問い合わせの疑問が解決していない場合は、解決していない旨を示す情報を、問い合わせ先に送信し、問い合わせ先において、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、ユーザーの担当に送信することができる。
請求項8の情報処理装置によれば、ユーザーによる問い合わせを受け付け、その問い合わせに対して回答する場合にあって、ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作があった旨を示す情報を受信した後に、ユーザーによる操作の履歴を用いて、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していないと判断することができる。
請求項9の情報処理装置によれば、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない場合は、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、ユーザーの担当に送信することができる。
請求項10の情報処理プログラムによれば、ユーザーが問い合わせを行い、その問い合わせに対して回答を得る場合にあって、そのユーザーの問い合わせの疑問が解決していない場合は、解決していない旨を示す情報を、問い合わせ先に送信することができる。
請求項11の回答処理プログラムによれば、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、ユーザーの担当に送信することができる。
請求項12の情報処理プログラムによれば、ユーザーによる問い合わせを受け付け、その問い合わせに対して回答する場合にあって、ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作があった旨を示す情報を受信した後に、ユーザーによる操作の履歴を用いて、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していないと判断することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態の具体的な構成例である顧客端末と営業支援システムのモジュール構成図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 Webアクセス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 送信用Webアクセス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 企業情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 通話開始日時テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 通話終了日時テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 送信用通話情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 Webアクセス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 未解決ユーザーWebアクセス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 確認画面の表示例を示す説明図である。 未解決ユーザーWebアクセス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 未解決ユーザー一覧テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 Webアクセス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 電話情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 Webアクセス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 電話情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 Webアクセス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 企業情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態が生成するWEBチャット利用レポートの例を示す説明図である。 本実施の形態が生成する電話ポット利用レポートの例を示す説明図である。 本実施の形態が生成する電話後のWEBアクセスレポートの例を示す説明図である。 本実施の形態が生成するレポートの例を示す説明図である。 本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(「ソフトウェア」の解釈として、コンピュータ・プログラムを含む)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(例えば、コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(例えば、データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(「2以上の値」には、もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(「ネットワーク」には、一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(つまり、社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。
本実施の形態である情報処理装置100は、ユーザーによる問い合わせがあった場合に、そのユーザーは問い合わせの疑問が解決したのか否かを判断する機能を有している。図1の例に示すように、情報処理装置100は、少なくともプロセッサ105、メモリ110を有しており、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス198により構成されている。この他に、情報処理装置100は、出力装置185、受付装置190、通信装置195を有していてもよい。そして、バス198を介して、プロセッサ105、メモリ110、出力装置185、受付装置190、通信装置195の間でデータのやりとりが行われる。情報処理装置100は、例えば、顧客の不満に基づく行動を考慮したコンタクトセンター支援又は営業支援として利用されるものである。
なお、図1の例に示すブロック図は、本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例をも示している。本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図1に例示するようなコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。具体例として、処理部としてプロセッサ105を用い、記憶装置としてメモリ110を用いている。
プロセッサ105は、1つであってもよいし、複数あってもよい。プロセッサ105として、例えば、CPU(Central Processing Unitの略)、マイクロプロセッサ等を含む。複数のプロセッサ105を用いる場合は、密結合マルチプロセッサ、疎結合マルチプロセッサのいずれの形態であってもよい。例えば、1つのプロセッサ105内に複数のプロセッサ・コアが搭載されていてもよい。さらに、複数のコンピュータを通信路で結んで仮想的に一台のコンピュータのように振る舞わせるシステムとしてもよい。具体例として、疎結合マルチプロセッサであって、クラスタシステム、コンピュータクラスタとして構成してもよい。プロセッサ105は、プログラムメモリ140内のプログラムを実行する。
メモリ110として、例えば、レジスタやキャッシュメモリ等のプロセッサ105内部の半導体メモリを含めてもよいし、RAM(Random Access Memoryの略)やROM(Read Only Memoryの略)等によって構成される主記憶装置であるメインメモリであってもよいし、永続性記憶装置としての機能を有するHDD(Hard Disk Driveの略)やSSD(Solid State Driveの略)の内部記憶装置、CD、DVD、Blu-ray(登録商標) Disc、USBメモリ、メモリーカード等の外部記憶装置又は補助記憶装置であってもよいし、また、通信回線を介して接続されたサーバー等の記憶装置を含めてもよい。
メモリ110は、主にデータを記憶するデータメモリ120と主にプログラムを記憶するプログラムメモリ140を有している。なお、データメモリ120、プログラムメモリ140には、図示している情報、モジュールのプログラムの他、本コンピュータを起動するためのOS等のプログラム、モジュールの実行において適宜変化するパラメータ等のデータが格納されていてもよい。
出力装置185は、例えば、表示装置187、印刷装置189等を有している。液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、3次元ディスプレイ、プロジェクター等の表示装置187は、プロセッサ105による処理結果、データメモリ120内のデータ等を、テキストやイメージ情報等として表示する。プリンタ、複合機等の印刷装置189は、プロセッサ105による処理結果、データメモリ120内のデータ等を印刷する。また、出力装置185として、スピーカー、機器を振動させるアクチュエータ等を含んでいてもよい。
受付装置190は、例えば、指示受付装置192、文書読取装置194等を有している。キーボード、マウス、マイク、カメラ(視線検知カメラ等を含む)等の指示受付装置192は、これらに対する利用者の操作(動作、音声、視線等を含む)に基づいたデータを受け付ける。
また、タッチスクリーンのように、表示装置187と指示受付装置192の両方の機能を備えているものがあってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、物理的なキーが存在しなくても、タッチスクリーン上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
なお、ユーザーインタフェースとして、主に、表示装置187、指示受付装置192が用いられる。
スキャナ、カメラ等の文書読取装置194は、文書を読み取り又は撮影して、発生する画像データを受け付ける。
通信装置195は、通信回線を介して他の装置と接続するためのネットワークカード等の通信回線インタフェースである。
本実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のプログラムメモリ140にソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、本実施の形態が実現される。つまり、ソフトウェアによる情報処理がハードウェア資源(少なくともプロセッサ105、メモリ110、場合によっては出力装置185、受付装置190、通信装置195を含む)を用いて、本実施の形態が具体的に実現されており、全体として自然法則を利用している。
なお、図1に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図1に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、プロセッサ105として、GPU(Graphics Processing Unitの略、GPGPU(General-Purpose computing on Graphics Processing Unitsの略)を含む)を用いてもよいし、一部のモジュールの実行を専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(具体例として、ASIC(Application Specific Integrated Circuitの略)等がある)や再構成可能な集積回路(具体例として、FPGA(Field-Programmable Gate Arrayの略)等がある)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図1に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等に組み込まれていてもよい。
プロセッサ105は、バス198を介してメモリ110、出力装置185、受付装置190、通信装置195と接続されている。プロセッサ105は、プログラムメモリ140内のプログラムである各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する。例えば、指示受付装置192によってユーザーの操作を受け付けたことを契機として、プログラムメモリ140内のその操作に対応するモジュールによる処理を実行し、その処理結果をデータメモリ120に記憶させたり、表示装置187に出力したり、通信装置195を制御して他の装置に送信したりする。
メモリ110は、データメモリ120、プログラムメモリ140を有しており、バス198を介してプロセッサ105、出力装置185、受付装置190、通信装置195と接続されている。
データメモリ120は、行動状態記憶モジュール122を有している。
行動状態記憶モジュール122は、情報処理装置100を利用しているユーザーによる操作の履歴を記憶している。
プログラムメモリ140は、問い合わせ処理モジュール142、監視モジュール144、未解決ユーザー検知モジュール146を記憶している。
問い合わせ処理モジュール142は、回答処理装置200に対する、ユーザーによる問い合わせの処理を行う。つまり、ユーザーと外部との間で会話を行わせる。この会話は、音声であってもよいし、テキストであってもよい。例えば、前者にあっては電話(ソフトフォンを含む)であり、後者にあってはチャットが該当する。具体的には、問い合わせ処理モジュール142は、ユーザーの問い合わせを外部に対して行い、その問い合わせに対する回答を受信する。そして、テキストで行われる場合は、その履歴である問い合わせと回答の文を表示装置187に表示させるように制御する。
問い合わせ先は、人間であってもよいし、ロボットであってもよい。
なお、問い合わせ先がロボットである場合の会話とは、人間以外によって応答されるものであり、例えば、それらの会話を機械学習したAIモデル等によって行われる会話である。具体的には、チャットボット、電話ボット等が該当する。
また、問い合わせに対する回答が、ロボット以外、つまり、人間によって行われる場合であってもよい。回答者が、例えば、専門家ではない者、問い合わせを行っている者とは異なる言語を母国語としている者(例えば、外国人)が回答者である場合は、問い合わせの疑問が解決しない場合が発生しやすいので、本実施の形態である情報処理装置100を用いるようにすべきである。この場合、「条件」として、「ユーザーによる操作の履歴のアクセス先に、問い合わせを行った先が含まれていること」以外に、「ユーザーによる問い合わせ内に、他の担当者に替わってほしいとの依頼があったこと、又は、不満を示す言葉(具体的には、解決できない、苛立つ等)が含まれている場合」を条件としてもよい。
なお、特にロボットを用いて問い合わせの回答を行っている場合に、そのロボットが「ユーザーは疑問が解決したか否か」を判断することは困難であるという問題が発生しやすい。以下、例示する場合は、ロボットによる回答が行われている場合を用いる。
監視モジュール144は、ユーザーの操作を監視し、ユーザーの操作を履歴として行動状態記憶モジュール122に記憶させる。例えば、ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知する。具体例として、ソフトフォン、チャット等の利用が終了したことを検知する。また、問い合わせの終了に限らず、ユーザーによる操作を検知する。例えば、WEBブラウザに対する操作等を検知する。
未解決ユーザー検知モジュール146は、ユーザーと外部との会話において、そのユーザーは疑問が解決したか否かを判断する。未解決ユーザー検知モジュール146は、監視モジュール144によって、ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、行動状態記憶モジュール122に記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、その問い合わせを行った先に関連する外部に、そのユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信する。なお、「問い合わせを行った先に関連する外部」として、「問い合わせを行った先」と「外部」は同じであってもよいし、「問い合わせを行った先」を管理する「外部」であってもよい。典型的には、前者にあってはロボットによる応答である場合が該当し、後者にあっては人間による応答である場合が該当する。ただし、ロボットによる応答である場合であっても、外部とロボットは別個であり、外部はそのロボットを管理するサーバー等であってもよい。
また、未解決ユーザー検知モジュール146は、監視モジュール144によって、ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、行動状態記憶モジュール122に記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致していない場合には、その問い合わせを行った先に関連する外部に、そのユーザーは問い合わせの疑問が解決した旨を示す情報を送信するようにしてもよいし、又は、その外部に何も(少なくとも、疑問が解決していない旨を示す情報、及び、疑問が解決した旨を示す情報は)送信しなくてもよい。
なお、「検知した後に」は、その後の処理全体にかかる。つまり、検知した後に、次の処理を行う。(1)メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致しているか否かの判断を行う。(2)そして、条件に合致していると判断した場合は、問い合わせを行った先に関連する外部に、対象としているユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信する。
また、問い合わせに対する回答は、ロボットによって行われるものである場合は、条件として、行動状態記憶モジュール122に記憶されているユーザーによる操作の履歴のアクセス先として、問い合わせを行った先が含まれていることを条件とするようにしてもよい。この他の条件として、行動状態記憶モジュール122に記憶されているユーザーによる操作の履歴として、問い合わせ又は回答に利用された言葉がWEBブラウザによって検索されたことを条件とするようにしてもよい。この場合、問い合わせ又は回答に利用された言葉は、予め定められた回数以上に使用されているものとしてもよい。
そして、条件として、さらに、問い合わせの終了後に発生したユーザーによる操作の履歴を対象とすることを付加するようにしてもよい。ここでの「条件」を満たす場合として、問い合わせが終了したにもかかわらず、問い合わせ先のホームページ等にアクセスするという操作が行われたことが該当する。その操作が行われたことから、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していないと判断することになる。
また、未解決ユーザー検知モジュール146は、条件に合致している場合は、ユーザーに解決しているか否かを確認し、解決していないとの反応であるときに、解決していない旨を示す情報を送信するようにしてもよい。なお、ユーザーによって解決したとの反応があった場合は、もちろんのことながら、解決していない旨を示す情報は送信しない。前述したように、ユーザーによって解決したとの反応があった場合は、解決した旨を示す情報を送信してもよいし、何も送信しないようにしてもよい。
また、未解決ユーザー検知モジュール146は、この確認において、予め定められた時間以内にユーザーによる反応がない場合に、解決していない旨を示す情報を送信するようにしてもよい。予め定められた時間以内にユーザーによる反応があった場合は、前述したように、その反応が「解決していない」であれば、解決していない旨を示す情報を送信し、その反応が「解決した」であれば、解決していない旨を示す情報は送信せずに、解決した旨を示す情報を送信してもよいし、何も送信しないようにしてもよい。
また、未解決ユーザー検知モジュール146は、解決していない旨を示す情報の他に、行動状態記憶モジュール122に記憶された情報を外部に送信するようにしてもよい。さらに、問い合わせと回答の履歴を外部に送信するようにしてもよい。なお、解決していない旨を示す情報を外部に送信する場合に限って、行動状態記憶モジュール122に記憶された情報、問い合わせと回答の履歴を外部に送信するようにしてもよい。また、解決していない旨を示す情報を外部に送信しない場合であっても、行動状態記憶モジュール122に記憶された情報、問い合わせと回答の履歴を外部に送信するようにしてもよい。
図2は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
回答処理装置200は、情報処理装置100と通信を行う。つまり、情報処理装置100が「ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報」を送信する先の外部である。なお、ロボットによって応答する場合は、回答処理装置200がロボットとなり、問い合わせを行った先であってもよい。
データメモリ220内のモジュールとプログラムメモリ240内のモジュール以外は、情報処理装置100と同等の機能を有するモジュールである。つまり、回答処理装置200の行動状態記憶モジュール222、問い合わせ履歴記憶モジュール224、ユーザー情報記憶モジュール226、フォロー通知モジュール242以外のモジュールは、情報処理装置100の符号の下2桁が同じモジュールと同等の機能を有している。
データメモリ220は、行動状態記憶モジュール222、問い合わせ履歴記憶モジュール224、ユーザー情報記憶モジュール226を記憶している。
行動状態記憶モジュール222は、ユーザーによる操作の履歴を記憶している。
問い合わせ履歴記憶モジュール224は、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶している。
ユーザー情報記憶モジュール226は、ユーザーに関する情報を記憶している。例えば、ユーザーとそのユーザーの担当を対応させて記憶している。
プログラムメモリ240は、フォロー通知モジュール242を記憶している。
フォロー通知モジュール242は、情報処理装置100から、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、行動状態記憶モジュール222に記憶されたユーザーによる操作の履歴、問い合わせ履歴記憶モジュール224に記憶されたユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、その文書をそのユーザーの担当に送信する。ユーザーの担当に関する情報は、ユーザー情報記憶モジュール226内に記憶されている。例えば、ユーザーと担当者とを対応させたテーブルを記憶している。また、送信は、電子メールを用いてもよいし、SNS(Social Networking Serviceの略)のメッセージ送受信機能を用いてもよい。
図3は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100a、情報処理装置100b、情報処理装置100c、回答処理装置200、担当者用端末350a、担当者用端末350bは、通信回線390を介してそれぞれ接続されている。通信回線390は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100による機能又は回答処理装置200による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
コンピュータに蓄積された顧客企業のデータについて、科学的な手法でこれを分析し、営業を支援するデータベースマーケティングや、CRM(Customer Relationship Managementの略)/コンタクトセンター向けCRMといった手法が存在する。本実施の形態は、当該分野に関するものである。
従来のCRMでは、顧客情報を有効活用し顧客に対して行き届いた対応を取るものや、顧客からの注文/問い合わせ内容を分析し不満・クレームにつながる問い合わせを抽出する等、顧客/コンタクトセンター間でのサービス提供に関する工夫をすることが行われている。
しかしながら、こうした従来のCRMの前提は、顧客がコンタクトセンターに不満やクレームを伝えていることが条件であり、顧客がコンタクトセンターへ不満を伝えていないケースは考慮されていない。こうした背景は、顧客が不満/クレームを伝えないケースが一般的に少ないと考えられるためである。この理由は、コンタクトセンターが人(特に、問い合わせることに関する専門家)であるため、基本的な会話が成立しているためであると考えられる。
顧客/コンタクトセンター間において問い合わせ方法の多様化が進み、ロボットによる問い合わせが増えてきている。チャットボットによる問い合わせが一般化しつつあるが、最近ではロボットがコンタクトセンターとして、問い合わせを担当する(電話ボット)ケースの検討が進んでいる。また、人手不足もあり、回答者は必ずしも専門家ではない者、さらには、顧客の母国語とは異なる母国語を有する外国人が回答者となる場合もある。
このような問い合わせ形態が一般化した場合、顧客(人)とコンタクトセンター(ロボット等)による問い合わせと回答が今後増加すると考えられる。この場合、顧客(人)の意図を十分に汲み取ることが難しいため、顧客が不満を感じたまま終話するケースが増加すると考えられる。つまり、顧客が不満/クレームを伝えずに終話する等が考えられる。
その場合十分な情報を抽出できず適切に対応履歴の抽出が行えず顧客対応を迅速に行えない。つまり、コンタクトセンターや営業等の担当が十分にフォローできない。
そのため、顧客の不満が潜在的に蓄積することにつながり、結果としてコンタクトセンターや営業等の担当のフォローが無く、解約につながってしまうことが考えらえれる。
そこで、本実施の形態である情報処理装置100と回答処理装置200は、以下のような処理を行う。
例えば、顧客であるユーザーは、ソフトフォンが搭載されている情報処理装置100を利用して、回答処理装置200に対して問い合わせを行う。そのユーザーは、問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、回答処理装置200が提供しているホームページにアクセスしたとする。このような操作は、回答処理装置200による問い合わせに対する回答では、そのユーザーは問い合わせの疑問が解決していない場合に行われることが多い。そこで、情報処理装置100は、そのような操作が行われた場合は、回答処理装置200に対して、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信する。回答処理装置200は、ユーザーによる操作の履歴、そのユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、文書をそのユーザーの担当者(例えば、担当者用端末350a等)に送信する。担当者は、そのユーザーに対して、「困り事はないか?」等のフォローを行い、ユーザーの不満を解消することを行う。
図4は、本実施の形態(情報処理装置100)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS402では、監視モジュール144は、ユーザーによる問い合わせを検知する。
ステップS404では、監視モジュール144は、問い合わせの終了を検知する。
ステップS406では、監視モジュール144は、ユーザーの操作を検知する。
ステップS408では、監視モジュール144は、ユーザーの操作を行動状態記憶モジュール122に記憶する。
ステップS410では、監視モジュール144は、問い合わせ終了から予め定められた時間が経過したか否かを判断し、経過した場合はステップS412へ進み、それ以外の場合はステップS406へ戻る。
ステップS412では、未解決ユーザー検知モジュール146は、問い合わせを行った先に関連するURLが、問い合わせの終了後のユーザーの操作履歴に含まれているか否かを判断し、含まれている場合はステップS414へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS499)。
ステップS414では、未解決ユーザー検知モジュール146は、ユーザーに解決か未解決かを確認し、未解決との反応、又は、無反応の場合はステップS416へ進み、解決との反応の場合は処理を終了する(ステップS499)。
ステップS416では、未解決ユーザー検知モジュール146は、未解決情報を問い合わせ先(回答処理装置200)に送信する。ここで、未解決情報は、「ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報」を含んでおり、さらに、「問い合わせが終了した後のユーザーの操作履歴」、「問い合わせと回答の履歴」を含めてもよい。また、「ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報」を送信しない場合であっても、「問い合わせが終了した後のユーザーの操作履歴」、「問い合わせと回答の履歴」を問い合わせ先(回答処理装置200)に送信しておいてもよい。
なお、ステップS414の処理は行わずに、ステップS412で、問い合わせを行った先に関連するURLが、問い合わせの終了後のユーザーの操作履歴に含まれている場合は、未解決であるとしてもよい。
図5は、本実施の形態(回答処理装置200)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS502では、フォロー通知モジュール242は、情報処理装置100から未解決情報を受信する。
ステップS504では、フォロー通知モジュール242は、対象となっているユーザーの問い合わせ履歴を問い合わせ履歴記憶モジュール224から抽出する。
ステップS506では、フォロー通知モジュール242は、対象となっているユーザーの操作履歴を行動状態記憶モジュール222から抽出する。
ステップS508では、フォロー通知モジュール242は、問い合わせ履歴と操作履歴を用いて、問い合わせに関するレポートを生成する。
ステップS510では、フォロー通知モジュール242は、対象となっているユーザーの担当者を抽出する。
ステップS512では、フォロー通知モジュール242は、ステップS508で生成したレポートを担当者に送信する。
図6は、本実施の形態の具体的な構成例である顧客端末610と営業支援システム660のモジュール構成図である。顧客端末610と営業支援システム660は、通信回線390によって接続され、互いに通信可能である。顧客端末610は情報処理装置100の具体例であり、営業支援システム660は回答処理装置200の具体例である。
顧客環境600には、顧客端末610が設置されている。例えば、顧客環境600には複合機等が設置されており、顧客端末610を用いてユーザーがその複合機について問い合わせを行う。
顧客端末610は、通信モジュール612、企業情報記憶モジュール620、ソフトフォン同等機能モジュール622、通話情報送信モジュール630、WEBアクセス情報送信モジュール632、未解決識別・送信モジュール634を有している。顧客端末610は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯情報通信機器等である。
通信モジュール612は、通話情報送信モジュール630、WEBアクセス情報送信モジュール632、未解決識別・送信モジュール634と接続されており、また、通信回線390を介して企業環境650内の営業支援システム660の通信モジュール662と接続されている。通信モジュール612は、通信モジュール662と通信を行う。
企業情報記憶モジュール620は、営業支援システム660と通信を行い、その営業支援システム660のドメイン等を記憶する。
ソフトフォン同等機能モジュール622は、ソフトフォンと同等の機能を有しており、顧客端末610のユーザーと営業支援システム660との通話を行う。
通話情報送信モジュール630は、通信モジュール612と接続されている。通話情報送信モジュール630は、以下の処理を行う。
(1)ソフトフォン同等機能モジュール622による通話開始を起点に、通話開始時刻を記録し、営業支援システム660に送信する。
(2)ソフトフォン同等機能モジュール622による通話終了を起点に、通話終了時刻を記録し、営業支援システム660に送信する。
(3)ソフトフォン同等機能モジュール622による通話開始を起点に、ソフトウェアIDを記録し、営業支援システム660に送信する。
WEBアクセス情報送信モジュール632は、通信モジュール612と接続されている。WEBアクセス情報送信モジュール632は、以下の処理を行う。
(1)ソフトフォン同等機能モジュール622による通話開始を起点に、WEBへのアクセスログ(具体的には、アクセス先のURL等)を記録し、営業支援システム660に送信する。
(2)ソフトフォン同等機能モジュール622による通話開始を起点に、WEBアクセス時刻を記録し、営業支援システム660に送信する。
(3)ソフトフォン同等機能モジュール622による通話開始を起点に、ソフトウェアIDを記録し、営業支援システム660に送信する。
未解決識別・送信モジュール634は、通信モジュール612と接続されている。未解決識別・送信モジュール634は、以下の処理を行う。
(1)WEBへのアクセスログと営業支援システム660のドメインを参照し、問い合わせの疑問が解決していないユーザーか否かを検出する。具体的には、ソフトフォン同等機能モジュール622による通話終了後のWEBへのアクセスログ内に、営業支援システム660のドメインが含まれている場合は、問い合わせの疑問が解決していないユーザーであると判断する。
(2)問い合わせの疑問が解決していないと判断されたユーザーに対して、さらに、ポップアップ表示で疑問が解決していないかについての確認を行う。
(3)問い合わせの疑問が解決していないユーザーであることを示す情報を営業支援システム660に送信する。
企業環境650には、営業支援システム660が構築されており、営業担当者690、コンタクトセンター692が存在する。
営業支援システム660は、通信モジュール662、操作情報記憶モジュール670、顧客問い合わせ・回答情報受信モジュール672、顧客操作情報受信モジュール674、音声・テキスト変換モジュール676、電話情報記憶装置678、顧客操作情報記憶装置680、未解決情報受信モジュール682、顧客問い合わせ履歴収集モジュール684、レコメンド情報生成モジュール686を有している。
通信モジュール662は、顧客問い合わせ・回答情報受信モジュール672、顧客操作情報受信モジュール674、未解決情報受信モジュール682と接続されており、また、通信回線390を介して顧客環境600内の顧客端末610の通信モジュール612と接続されている。通信モジュール662は、通信モジュール612と通信を行う。
顧客問い合わせ・回答情報受信モジュール672は、通信モジュール662、音声・テキスト変換モジュール676と接続されている。顧客問い合わせ・回答情報受信モジュール672は、顧客端末610のユーザーとの会話を行う。つまり、顧客端末610からユーザーの問い合わせである音声を受信し、その問い合わせに対する回答を音声で顧客端末610に送信する。いわゆる音声自動応答(IVR:Interactive Voice Responseの略)の機能を有する。
音声・テキスト変換モジュール676は、顧客問い合わせ・回答情報受信モジュール672、電話情報記憶装置678と接続されている。音声・テキスト変換モジュール676は、顧客端末610からの音声を認識し、その認識結果と回答のテキスト情報を電話情報記憶装置678に記憶させる。
電話情報記憶装置678は、音声・テキスト変換モジュール676、顧客問い合わせ履歴収集モジュール684と接続されている。電話情報記憶装置678は、顧客端末610からの音声の認識結果と回答のテキスト情報、つまり、回答の履歴を記憶している。
顧客操作情報受信モジュール674は、通信モジュール662、操作情報記憶モジュール670と接続されている。顧客操作情報受信モジュール674は、顧客端末610から送信された操作履歴を受信する。
操作情報記憶モジュール670は、顧客操作情報受信モジュール674、顧客操作情報記憶装置680と接続されている。操作情報記憶モジュール670は、顧客操作情報受信モジュール674が受信した操作履歴を顧客操作情報記憶装置680に記憶させる。
顧客操作情報記憶装置680は、操作情報記憶モジュール670、顧客問い合わせ履歴収集モジュール684と接続されている。顧客操作情報記憶装置680は、顧客であるユーザーの操作履歴を記憶している。
未解決情報受信モジュール682は、通信モジュール662、顧客問い合わせ履歴収集モジュール684と接続されている。未解決情報受信モジュール682は、顧客端末610から送信された「問い合わせの疑問が解決していないユーザーであることを示す情報」を受信する。
顧客問い合わせ履歴収集モジュール684は、電話情報記憶装置678、顧客操作情報記憶装置680、未解決情報受信モジュール682、レコメンド情報生成モジュール686と接続されている。顧客問い合わせ履歴収集モジュール684は、電話情報記憶装置678、顧客操作情報記憶装置680から、そのユーザーの問い合わせにおける回答の履歴、操作履歴を収集する。
レコメンド情報生成モジュール686は、顧客問い合わせ履歴収集モジュール684、営業担当者690、コンタクトセンター692と接続されている。レコメンド情報生成モジュール686は、回答の履歴、操作履歴を用いて、レポートを生成し、そのユーザーの担当者(営業担当者690、又は、コンタクトセンター692)に送信する。
図7から図11の例に示すフローチャートは、顧客端末610による処理例を示すものである。
図7は、本実施の形態(WEBアクセス情報送信モジュール632)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS702では、顧客端末610のユーザーの操作によるWEBブラウザ情報(実行ファイル、アクセス先URL、閲覧時間等)を収集する。例えば、監視プロセスであるWEBアクセス情報送信モジュール632が常駐し、リアルタイムで動作する。
例えば、ステップS702による収集結果としてWebアクセス情報テーブル1700を生成する。図17は、Webアクセス情報テーブル1700のデータ構造例を示す説明図である。Webアクセス情報テーブル1700は、実行ファイル欄1702、アクセスURL欄1704、WEBタイトル欄1706、閲覧時間欄1708を有している。実行ファイル欄1702は、実行ファイルを記憶している。アクセスURL欄1704は、アクセスURLを記憶している。WEBタイトル欄1706は、WEBタイトルを記憶している。閲覧時間欄1708は、閲覧時間を記憶している。
例えば、営業支援システム660のα会社が提供するソフトウェアは、プロセスを常駐する機能を有しており、顧客端末610を使ってWEBブラウザにアクセスすると、図17に示すWebアクセス情報テーブル1700のようにWEBブラウザに関する情報を蓄積していく。
例えば、Webアクセス情報テーブル1700の1行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 19:20」であることを示しており、2行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 20:20」であることを示している。
図8は、本実施の形態(通信モジュール612)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS802では、WEBアクセス情報送信モジュール632が収集したWEBブラウザ情報を営業支援システム660に送信する。
例えば、ステップS802によって送信するデータとして送信用Webアクセス情報テーブル1800がある。ステップS702で収集したWEBアクセス情報収集結果を定期的に営業支援システム660に送信する。また、送信時に、ユーザー情報を付与して送信をする。図18は、送信用Webアクセス情報テーブル1800のデータ構造例を示す説明図である。送信用Webアクセス情報テーブル1800は、顧客ID欄1802、機器ID欄1804、実行ファイル欄1806、アクセスURL欄1808、WEBタイトル欄1810、閲覧時間欄1812を有している。顧客ID欄1802は、本実施の形態において、顧客を一意に識別するための情報(具体的には、顧客ID:IDentificationの略)を記憶している。機器ID欄1804は、本実施の形態において、機器を一意に識別するための情報(具体的には、機器ID)を記憶している。実行ファイル欄1806は、実行ファイルを記憶している。アクセスURL欄1808は、アクセスURLを記憶している。WEBタイトル欄1810は、WEBタイトルを記憶している。閲覧時間欄1812は、閲覧時間を記憶している。
例えば、送信用Webアクセス情報テーブル1800の1行目は、顧客ID:001は、機器IDが「A」、実行ファイルが「WebBrowser.exe」、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 19:20」であることを示しており、2行目は、顧客ID:001は、機器IDが「A」、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 20:20」であることを示している。
図9は、本実施の形態(企業情報記憶モジュール620)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、営業支援システム660にアクセスする。
ステップS904では、取得した情報(ドメイン、チャットページ等)を記憶する。
企業情報記憶モジュール620は、ステップS902、S904を一定間隔(例えば、数時間おき)で繰返す。
例えば、ステップS904によって記憶されるデータとして企業情報テーブル1900がある。図19は、企業情報テーブル1900のデータ構造例を示す説明図である。企業情報テーブル1900は、ドメイン欄1902、WEBチャットページ欄1904を有している。ドメイン欄1902は、ドメインを記憶している。WEBチャットページ欄1904は、WEBチャットページを記憶している。
例えば、企業情報テーブル1900の1行目は、ドメイン「α-support.com」は、WEBチャットページが「https://α-support.com/help/webchat」であることを示している。
エージェントソフトウェアが、営業支援システム660にアクセスし、α株式会社に関する企業情報を取得する。この例では、α株式会社のドメインやWEBチャット時のページURLを取得する。定期的にステップS902とステップS904を繰り返し、企業情報テーブル1900を最新情報に更新する。
図10は、本実施の形態(ソフトフォン同等機能モジュール622、通話情報送信モジュール630)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1002では、ユーザーと営業支援システム660との通話開始を検知する。
ソフトフォン同等機能モジュール622を、エージェントソフトウェアが監視し、通話開始をトリガーに本フローチャートによる処理が開始される。例えば、ソフトフォン同等機能モジュール622の発話ボタンを選択する信号をエージェントソフトウェアがキャッチし、後続処理を開始する。
ステップS1004では、通話開始時刻を収集する。エージェントソフトウェアは、通話開始した時の日時を、通話開始日時テーブル2000のように記録する。図20は、通話開始日時テーブル2000のデータ構造例を示す説明図である。通話開始日時テーブル2000は、通話開始日時欄2002を有している。通話開始日時欄2002は、通話開始日時を記憶している。図20の例では、通話開始日時が「2020/3/25 20:00」であることを示している。
ステップS1006では、ユーザーと営業支援システム660との通話終了を検知する。ステップS1002と同様に、エージェントソフトウェアが通話終了を検知する。
ステップS1008では、通話終了時刻を収集する。エージェントソフトウェアは、通話終了した時の日時を、通話終了日時テーブル2100のように記録する。図21は、通話終了日時テーブル2100のデータ構造例を示す説明図である。通話終了日時テーブル2100は、通話終了日時欄2102を有している。通話終了日時欄2102は、通話終了日時を記憶している。図21の例では、通話終了日時が「2020/3/25 20:20」であることを示している。
最終的に、例えば、送信用通話情報テーブル2200を生成する。そして、送信用通話情報テーブル2200を営業支援システム660に送信しておいてもよい。図22は、送信用通話情報テーブル2200のデータ構造例を示す説明図である。送信用通話情報テーブル2200は、通話ID欄2202、通話開始日時欄2204、通話終了日時欄2206を有している。通話ID欄2202は、本実施の形態において、通話を一意に識別するための情報(具体的には通話ID)を記憶している。通話開始日時欄2204は、通話開始日時を記憶している。通話終了日時欄2206は、通話終了日時を記憶している。
図11は、本実施の形態(未解決識別・送信モジュール634)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1102では、通話終了を検知する。
ステップS1104では、企業情報記憶モジュール620を用いて、問い合わせ先の営業支援システム660の企業情報(ドメイン等)を確認する。例えば、エージェントソフトウェアは、通話終了を検知すると、ステップS904で記憶したドメインの取得を行う。前述の例(図19)の場合は「α-support.com」を取得する。
ステップS1106では、WEBアクセス情報送信モジュール632を用いて、WEBアクセス情報(アクセス先URL等)を取得する。例えば、エージェントソフトウェアは、ステップS702にて収集している情報のうち、アクセス先URLにアクセスする。
ステップS1108では、アクセス先URLにドメインが含まれるか否かを判断し、含まれる場合はステップS1110へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1199)。具体的には、ステップS1104で取得したドメイン情報と、ステップS1106で取得した情報を比較し、ドメインが含まれるかの確認を行う。含まれる場合は、Yesとなり、含まれない場合はNoとなる。図23に示す例の場合、ドメイン情報(α-support.com)は、アクセス先URLに含まれるため、「未解決」(つまり、Yes)となる。図23は、Webアクセス情報テーブル2300のデータ構造例を示す説明図である。図17の例に示したWebアクセス情報テーブル1700と同等である。Webアクセス情報テーブル2300は、実行ファイル欄2302、アクセスURL欄2304、WEBタイトル欄2306、閲覧時間欄2308を有している。実行ファイル欄2302は、実行ファイルを記憶している。アクセスURL欄2304は、アクセスURLを記憶している。WEBタイトル欄2306は、WEBタイトルを記憶している。閲覧時間欄2308は、閲覧時間を記憶している。例えば、Webアクセス情報テーブル2300の1行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/help」、WEBタイトルが「サポートはこちら」、閲覧時間が「2020/3/25 20:21」であることを示しており、2行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/fee」、WEBタイトルが「料金について」、閲覧時間が「2020/3/25 20:25」であることを示している。
未解決ユーザーの判断について説明する。この例では、電話終了後、すぐに本システムのサイトにアクセスしていることから、何かしら不明点があり、サービス提供会社の情報を自分から探ろうとしていると想定されるためである。具体的には、1行目、2行目のデータは、閲覧時間欄2308から、通話終了日時の後であって、その通話終了日時から予め定められた期間以内(例えば、15分以内)であり、アクセスURL欄2304に「α-support」が含まれているので、「未解決」と判断されたことになる。
ステップS1110では、ユーザーに問い合わせの疑問は解決したか/未解決であるかの確認を行う。エージェントソフトウェアは、ステップS1108の情報により未解決ユーザーである精度を高めるため、例えば、確認画面2500をポップアップ表示し、ユーザーに確認を行う。図25は、確認画面2500の表示例を示す説明図である。確認画面2500には、コメントとして、例えば、「α株式会社について、何かお困り事でしょうか?お困り事がありましたら、専用のオペレータがお伺いさせていただきます!」を表示し、そして、「困っています」ボタン2502、「結構です」ボタン2504を表示する。
ステップS1112では、ユーザーの反応が「未解決」、又は、一定時間経過であるか否かを判断し、ユーザーの反応が「未解決」、又は、一定時間経過の場合はステップS1114へ進み、それ以外の場合(「解決」との反応)は処理を終了する(ステップS1199)。
前述の例では、ユーザーは、確認画面2500を確認する。この内容を確認し、「困っています」ボタン2502、「結構です」ボタン2504のいずれかを選択する。「困っています」ボタン2502が選択された場合は、後続(ステップS1114以降)の処理を進める。
なお、Yes/Noの判断をしない(「困っています」ボタン2502、「結構です」ボタン2504のいずれも選択しない)ユーザーも存在するため、予め定められた期間が経過した後に後続(ステップS1114以降)の処理を進める。つまり、ユーザーによる反応がない場合には、未解決であると判断している。意図的にNoを宣言したユーザー(「結構です」ボタン2504を選択したユーザー)のみ、後続(ステップS1114以降)の処理を実施しない。
ステップS1114では、WEBアクセス情報に未解決ユーザーであるフラグをセットする。つまり、ステップS1108がYesである場合にフラグをセットする。例えば、未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2400のように、フラグをセットする。図24は、未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2400のデータ構造例を示す説明図である。未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2400は、Webアクセス情報テーブル2300に未解決欄2410を付加した構造である。未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2400は、実行ファイル欄2402、アクセスURL欄2404、WEBタイトル欄2406、閲覧時間欄2408、未解決欄2410を有している。実行ファイル欄2402は、実行ファイルを記憶している。アクセスURL欄2404は、アクセスURLを記憶している。WEBタイトル欄2406は、WEBタイトルを記憶している。閲覧時間欄2408は、閲覧時間を記憶している。未解決欄2410は、未解決であるか否かの情報を記憶している。例えば、未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2400の1行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/help」、WEBタイトルが「サポートはこちら」、閲覧時間が「2020/3/25 20:21」であり、「未解決」であることを示しており、2行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/fee」、WEBタイトルが「料金について」、閲覧時間が「2020/3/25 20:25」であり、「未解決」であることを示している。
ステップS1116では、一定時間が経過したか否かを判断し、経過した場合はステップS1118へ進み、それ以外の場合はステップS1106へ戻る。本処理における「一定時間」はステップS1112における「一定時間」とは異なり、エージェントソフトウェアが未解決ユーザーを収集するための期間である。
ステップS1118では、未解決ユーザー情報を営業支援システム660に送信する。エージェントソフトウェアがステップS1110により、判定したフラグを確認し、フラグが立っている(Yes)場合、ユーザー情報を生成して、営業支援システム660に送信する。判断結果として、WEBアクセス情報も併せて送付する。例えば、未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2600、未解決ユーザー一覧テーブル2700を送信する。図26は、未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2600のデータ構造例を示す説明図である。未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2600は、実行ファイル欄2602、アクセスURL欄2604、WEBタイトル欄2606、閲覧時間欄2608、未解決欄2610を有している。実行ファイル欄2602は、実行ファイルを記憶している。アクセスURL欄2604は、アクセスURLを記憶している。WEBタイトル欄2606は、WEBタイトルを記憶している。閲覧時間欄2608は、閲覧時間を記憶している。未解決欄2610は、未解決であるか否かの情報を記憶している。例えば、未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2600の1行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/help」、WEBタイトルが「サポートはこちら」、閲覧時間が「2020/3/25 20:21」であり、「未解決」であることを示しており、2行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/fee」、WEBタイトルが「料金について」、閲覧時間が「2020/3/25 20:25」であり、「未解決」であることを示している。
図27は、未解決ユーザー一覧テーブル2700のデータ構造例を示す説明図である。未解決ユーザー一覧テーブル2700は、顧客ID欄2702、機器ID欄2704、未解決日時欄2706を有している。顧客ID欄2702は、顧客IDを記憶している。機器ID欄2704は、機器IDを記憶している。未解決日時欄2706は、未解決日時を記憶している。例えば、未解決ユーザー一覧テーブル2700の1行目は、顧客ID:001は、機器ID「A」、未解決日時「2020/3/25 20:25」であることを示している。
なお、ステップS1110、S1112、S1116の処理は省略してもよい。つまり、ステップS1108で「Y」の場合は、ステップS1114、S1118の処理を行うようにしてもよい。
図12から図16の例に示すフローチャートは、営業支援システム660による処理例を示すものである。
図12は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1202では、営業支援システム660は、顧客端末610のエージェントソフトウェアから送付されたWEBアクセス情報を受信する。具体的には、未解決ユーザーWebアクセス情報テーブル2600、未解決ユーザー一覧テーブル2700を受信する。
ステップS1204では、受信したWEBアクセス情報を顧客操作情報記憶装置680にアクセスし、格納する。つまり、ステップS702によって蓄積したWebアクセス情報テーブル1700を、営業支援システム660が受信し、データベースとしての顧客操作情報記憶装置680に登録する。例えば、Webアクセス情報テーブル2800を格納する。図28は、Webアクセス情報テーブル2800のデータ構造例を示す説明図である。Webアクセス情報テーブル2800は、実行ファイル欄2802、アクセスURL欄2804、WEBタイトル欄2806、閲覧時間欄2808を有している。実行ファイル欄2802は、実行ファイルを記憶している。アクセスURL欄2804は、アクセスURLを記憶している。WEBタイトル欄2806は、WEBタイトルを記憶している。閲覧時間欄2808は、閲覧時間を記憶している。例えば、Webアクセス情報テーブル2800の1行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 19:20」であることを示しており、2行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 20:20」であることを示している。
図13は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1302では、営業支援システム660は、顧客端末610からユーザーによる問い合わせの音声を受信する。
ステップS1304では、営業支援システム660は、音声をテキストに変換する。前述したように、例えば、音声自動応答(IVR)を用いてテキスト化する。
ステップS1306では、テキスト(具体的には、ステップS1304にて変換したテキスト、問い合わせに対する回答のテキスト)を電話情報記憶装置678に格納する。ステップS1304によって生成された問い合わせ内容と合わせて、例えば、電話情報テーブル2900のような、電話応答による情報を蓄積してデータベースである電話情報記憶装置678に登録する。図29は、電話情報テーブル2900のデータ構造例を示す説明図である。電話情報テーブル2900は、顧客ID欄2902、機器ID欄2904、通話開始日時欄2906、通話終了日時欄2908、問い合わせ内容欄2910を有している。顧客ID欄2902は、顧客IDを記憶している。機器ID欄2904は、機器IDを記憶している。通話開始日時欄2906は、通話開始日時を記憶している。通話終了日時欄2908は、通話終了日時を記憶している。問い合わせ内容欄2910は、問い合わせ内容を記憶している。
例えば、電話情報テーブル2900の1行目は、顧客ID:001は、機器ID「A」、通話開始日時「2020/3/25 20:00」、通話終了日時「2020/3/25 20:20」であり、問い合わせ内容は以下であることを示している。なお、「A」は顧客端末610のユーザーであり、「B」がロボットである。
A:料金について教えてほしいのですが
B:どの料金にお困りでしょうか。
1:通話料金について
2:解約料金について
3:契約料金について
A:3
B:契約料金についてですね、プランLは10000円/月、プランMは5000円/月です。
A:このプランはどういう内容でしょうか。
B:よくわからない。
A:だから、このプランの中身を教えてほしい
B:すみません、よくわかりません。
A:困っちゃうな
図14は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1402では、営業支援システム660は、エージェントソフトウェアから送付された未解決ユーザー情報を受信する。そして、WEBアクセス情報を受信する。
ステップS1404では、そのユーザーが行った問い合わせの履歴を抽出する。受信した未解決ユーザーに関する情報から、顧客操作情報記憶装置680からWEBアクセス情報や、電話情報記憶装置678から電話情報を検索する。ステップS1404の詳細な処理については、図15の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS1406では、問い合わせレコメンドを生成する。これまでのWEBアクセス情報、電話情報、未解決ユーザーとの判断時のWEBアクセス情報をサマライズし、問い合わせ状況のサマリを生成する。ステップS1406の詳細な処理については、図16の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS1408では、そのユーザーを担当する営業担当者690やコンタクトセンター692に通知する。サマリ結果を営業担当者690、又は、コンタクトセンター692に通知する。営業担当者690等は、サマリ結果を使って、電話、対面(FtoF)、テレビ会議等で、疑問が未解決となっているユーザーにコンタクトを取り、そのユーザーのフォローアップを行う。
図15は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1502では、ユーザー情報を取得する。未解決ユーザーの顧客ID、機器ID、発生時間を取得する。
ステップS1504では、顧客操作情報記憶装置680にアクセスし、該当ユーザーを検索し、そのユーザーの操作履歴のデータを取得する。顧客操作情報記憶装置680から、該当のユーザーID、機器IDに関するユーザーのWEBアクセス情報を取得する。例えば、Webアクセス情報テーブル3000を取得する。図30は、Webアクセス情報テーブル3000のデータ構造例を示す説明図である。Webアクセス情報テーブル3000は、実行ファイル欄3002、アクセスURL欄3004、WEBタイトル欄3006、閲覧時間欄3008を有している。実行ファイル欄3002は、実行ファイルを記憶している。アクセスURL欄3004は、アクセスURLを記憶している。WEBタイトル欄3006は、WEBタイトルを記憶している。閲覧時間欄3008は、閲覧時間を記憶している。例えば、Webアクセス情報テーブル3000の1行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 19:20」であることを示しており、2行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 20:20」であることを示しており、3行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/help」、WEBタイトルが「サポートはこちら」、閲覧時間が「2020/3/25 20:21」であることを示しており、4行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/fee」、WEBタイトルが「料金について」、閲覧時間が「2020/3/25 20:25」であることを示している。
ステップS1506では、電話情報記憶装置678にアクセスし、該当ユーザーで検索し、問い合わせと回答のデータを取得する。電話情報記憶装置678から、該当のユーザーID、機器IDに関するユーザーの電話情報を取得する。例えば、電話情報テーブル3100を取得する。図31は、電話情報テーブル3100のデータ構造例を示す説明図である。電話情報テーブル3100は、顧客ID欄3102、機器ID欄3104、通話開始日時欄3106、通話終了日時欄3108、問い合わせ内容欄3110を有している。顧客ID欄3102は、顧客IDを記憶している。機器ID欄3104は、機器IDを記憶している。通話開始日時欄3106は、通話開始日時を記憶している。通話終了日時欄3108は、通話終了日時を記憶している。問い合わせ内容欄3110は、問い合わせ内容を記憶している。電話情報テーブル3100は、図29の例に示した電話情報テーブル2900と同等である。
ステップS1508では、該当ユーザーの履歴(電話の問い合わせ内容履歴、WEB閲覧情報)を抽出する。
図16は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1602では、WEBチャット利用レポートを生成する。WEBアクセス情報と、WEBチャットページのURLを参照し、ユーザーが過去にチャットを利用しているかを確認する。Webアクセス情報テーブル3200と企業情報テーブル3300を用いて、この処理を行う。図32は、Webアクセス情報テーブル3200のデータ構造例を示す説明図である。Webアクセス情報テーブル3200は、実行ファイル欄3202、アクセスURL欄3204、WEBタイトル欄3206、閲覧時間欄3208を有している。実行ファイル欄3202は、実行ファイルを記憶している。アクセスURL欄3204は、アクセスURLを記憶している。WEBタイトル欄3206は、WEBタイトルを記憶している。閲覧時間欄3208は、閲覧時間を記憶している。例えば、Webアクセス情報テーブル3200の1行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 19:20」であることを示しており、2行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://www.yyhhh.co.jp/」、WEBタイトルが「Yyhhh Japan-Internet」、閲覧時間が「2020/3/25 20:20」であることを示しており、3行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/help」、WEBタイトルが「サポートはこちら」、閲覧時間が「2020/3/25 20:21」であることを示しており、4行目は、実行ファイル「WebBrowser.exe」は、アクセスURLが「https://α-support.com/fee」、WEBタイトルが「料金について」、閲覧時間が「2020/3/25 20:25」であることを示している。
図33は、企業情報テーブル3300のデータ構造例を示す説明図である。企業情報テーブル3300は、ドメイン欄3302、WEBチャットページ欄3304を有している。ドメイン欄3302は、ドメインを記憶している。WEBチャットページ欄3304は、WEBチャットページを記憶している。例えば、企業情報テーブル3300の1行目は、ドメイン「α-support.com」は、WEBチャットページが「https://α-support.com/help/webchat」であることを示している。
企業情報テーブル3300のWEBチャットページ欄3304の内容「https://α-support.com/help/webchat」が、Webアクセス情報テーブル3200のアクセスURL欄3204内に含まれているか否かを判断する。この例の場合は、含まれていない。したがって、例えば、WEBチャット利用レポート3400を生成する。図34は、本実施の形態が生成するWEBチャット利用レポート3400の例を示す説明図である。WEBチャット利用レポート3400内には、例えば、「お客様のWEBチャット利用状況 ・利用回数0回、お客様のWEBチャット利用履歴 ・ありません」と生成する。
ステップS1604では、電話ボット利用レポートを生成する。電話情報記憶装置678から、該当のユーザーID、機器IDに関するユーザーの電話情報を抽出し、利用有無、利用回数をチェックする。この例の場合は、該当ユーザーは利用を1回していることとなる。したがって、例えば、電話ポット利用レポート3500を生成する。図35は、本実施の形態が生成する電話ポット利用レポート3500の例を示す説明図である。電話ポット利用レポート3500には、「お客様の電話履歴 お電話による問い合わせ履歴があります」と記載し、図31の例に示した電話情報テーブル3100と同等のものを記載する。
ステップS1606では、電話問い合わせ後のWEBアクセス情報レポートを生成する。この例の場合は、該当ユーザーは利用を2回していることとなる。したがって、例えば、電話後のWEBアクセスレポート3600を生成する。図36は、本実施の形態が生成する電話後のWEBアクセスレポート3600の例を示す説明図である。電話後のWEBアクセスレポート3600には、「お客様のWEBアクセス履歴 ・アクセス履歴があります ・α株式会社へのアクセス:2回」と記載し、図23の例に示したWebアクセス情報テーブル2300(又は、図30の例に示したWebアクセス情報テーブル3000の電話問い合わせ後にアクセスしたWEB情報)と同等のものを記載する。
ステップS1608では、レコメンド内容を生成する。ステップS1602~ステップS1606の情報により、レコメンド情報を生成する。文書生成ソフトウェアによるスライド資料を生成し、該当ユーザーを担当する営業担当者690、コンタクトセンター692へ送信する。例えば、レポート3700を生成する。図37は、本実施の形態が生成するレポート3700の例を示す説明図である。レポート3700には、図34の例に示したWEBチャット利用レポート3400、図35の例に示した電話ポット利用レポート3500、図36の例に示した電話後のWEBアクセスレポート3600を組み合わせて記載する。
図38は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
回答処理装置3800は、情報処理装置100の未解決ユーザー検知モジュール146による処理を、回答処理装置200に行わせるようにしたものである。つまり、回答処理装置3800は、回答処理装置200のプログラムメモリ240に情報処理装置100の未解決ユーザー検知モジュール146を加えたものである。図1に示す情報処理装置100はユーザー端末側で未解決ユーザー検知モジュール146による処理を行うが、回答処理装置200でも同様の処理を行うことができる。つまり、回答処理装置3800の未解決ユーザー検知モジュール3842、フォロー通知モジュール3844以外のモジュールは、回答処理装置200の符号の下2桁が同じモジュールと同等の機能を有している。
プログラムメモリ3840は、未解決ユーザー検知モジュール3842、フォロー通知モジュール3844を記憶している。
未解決ユーザー検知モジュール3842は、ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作があった旨を示す情報を受信した後に、行動状態記憶モジュール3822に記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、そのユーザーは問い合わせの疑問が解決していないと判断する。
フォロー通知モジュール3844は、未解決ユーザー検知モジュール3842によってユーザーは問い合わせの疑問が解決していないと判断された場合は、行動状態記憶モジュール3822に記憶されたユーザーによる操作の履歴、問い合わせ履歴記憶モジュール3824に記憶されたユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、そのユーザーの担当に送信するようにしてもよい。なお、フォロー通知モジュール3844は、図2の例に示したフォロー通知モジュール242と同等の機能を有している。つまり、フォロー通知モジュール242は「情報処理装置100から、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合」であるが、フォロー通知モジュール3844では「未解決ユーザー検知モジュール3842によってユーザーは問い合わせの疑問が解決していないと判断された場合」であり、その後の処理である「ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、そのユーザーの担当に送信する」ことは同じである。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digitalの略)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…プロセッサ
110…メモリ
120…データメモリ
122…行動状態記憶モジュール
140…プログラムメモリ
142…問い合わせ処理モジュール
144…監視モジュール
146…未解決ユーザー検知モジュール
185…出力装置
187…表示装置
189…印刷装置
190…受付装置
192…指示受付装置
194…文書読取装置
195…通信装置
198…バス
200…回答処理装置
205…プロセッサ
210…メモリ
220…データメモリ
222…行動状態記憶モジュール
224…問い合わせ履歴記憶モジュール
226…ユーザー情報記憶モジュール
240…プログラムメモリ
242…フォロー通知モジュール
285…出力装置
287…表示装置
289…印刷装置
290…受付装置
292…指示受付装置
294…文書読取装置
295…通信装置
298…バス
350…担当者用端末
390…通信回線
3800…回答処理装置
3805…プロセッサ
3810…メモリ
3820…データメモリ
3822…行動状態記憶モジュール
3824…問い合わせ履歴記憶モジュール
3826…ユーザー情報記憶モジュール
3840…プログラムメモリ
3842…未解決ユーザー検知モジュール
3844…フォロー通知モジュール
3885…出力装置
3887…表示装置
3889…印刷装置
3890…受付装置
3892…指示受付装置
3894…文書読取装置
3895…通信装置
3898…バス

Claims (12)

  1. メモリと一又は複数のプロセッサを備え、
    前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、
    前記プロセッサは、
    ユーザーによる操作の履歴を前記メモリに記憶させ、
    前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該問い合わせを行った先に関連する外部に、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信する、
    情報処理装置。
  2. 前記問い合わせに対する回答は、ロボットによって行われるものであり、
    前記条件として、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴のアクセス先として、前記問い合わせを行った先が含まれていることを条件とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記条件として、さらに、問い合わせの終了後に発生した前記ユーザーによる操作の履歴を対象とすることを条件とする、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記条件に合致している場合は、前記ユーザーに解決しているか否かを確認し、解決していないとの反応であるときに、解決していない旨を示す情報を送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記確認において、予め定められた時間以内に前記ユーザーによる反応がない場合に、解決していない旨を示す情報を送信する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. メモリと一又は複数のプロセッサを備え、
    前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶しており、
    前記プロセッサは、
    請求項1に記載の情報処理装置から、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、
    前記メモリに記憶された前記ユーザーによる操作の履歴、該ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、該ユーザーの担当に送信する、
    回答処理装置。
  7. 情報処理装置と回答処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    メモリと一又は複数のプロセッサを備え、
    前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、
    前記プロセッサは、
    ユーザーによる操作の履歴を前記メモリに記憶させ、
    前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該問い合わせを行った先に関連する外部に、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信し、
    前記回答処理装置は、
    メモリと一又は複数のプロセッサを備え、
    前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶しており、
    前記プロセッサは、
    前記情報処理装置から、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、
    本回答処理装置の前記メモリに記憶された前記ユーザーによる操作の履歴、該ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、該ユーザーの担当に送信する、
    情報処理システム。
  8. メモリと一又は複数のプロセッサを備え、
    前記メモリは、ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、
    前記プロセッサは、
    前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作があった旨を示す情報を受信した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していないと判断する、
    情報処理装置。
  9. 前記メモリは、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶しており、
    前記プロセッサは、
    前記ユーザーは問い合わせの疑問が解決していないと判断した場合は、
    前記メモリに記憶された前記ユーザーによる操作の履歴、該ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、該ユーザーの担当に送信する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. メモリと一又は複数のプロセッサを備えたコンピュータの前記メモリは、
    ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、
    前記プロセッサに、
    ユーザーによる操作の履歴を前記メモリに記憶させ、
    前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作を検知した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該問い合わせを行った先に関連する外部に、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を送信する、
    処理を実行させるための情報処理プログラム。
  11. メモリと一又は複数のプロセッサを備えたコンピュータの前記メモリは、
    ユーザーによる操作の履歴、ユーザーの問い合わせの履歴を記憶しており、
    前記プロセッサに、
    請求項1に記載の情報処理装置から、ユーザーは問い合わせの疑問が解決していない旨を示す情報を受信した場合は、
    前記メモリに記憶された前記ユーザーによる操作の履歴、該ユーザーの問い合わせの履歴を用いた文書を生成し、該ユーザーの担当に送信する、
    処理を実行させるための回答処理プログラム。
  12. メモリと一又は複数のプロセッサを備えたコンピュータの前記メモリは、
    ユーザーによる操作の履歴を記憶しており、
    前記プロセッサに、
    前記ユーザーによる問い合わせの終了に関する操作があった旨を示す情報を受信した後に、前記メモリに記憶されているユーザーによる操作の履歴が予め定められた条件に合致している場合には、該ユーザーは前記問い合わせの疑問が解決していないと判断する、
    処理を実行させるための情報処理プログラム。
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