JP2022051637A - 吐水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴射部の厚さをより小さくし、製品の美観性を向上させたマイクロバブル発生用吐水装置をを提供する。【解決手段】給水管から供給される液体を噴射可能な噴射部160を含み、マイクロバブル発生器300は、噴射部160に接続され、マイクロバブル流路341を有し、液体は、マイクロバブル流路341において第1水流方向に沿って流れるとともに、マイクロバブル水を形成することができる。面カバー500は、噴射部160に接続され、吐水孔521を有し、吐水孔521は、第2水流方向に沿ってマイクロバブル水を噴射することができる。第2水流方向は、第1水流方向に対して傾斜し又は垂直である。マイクロバブル流路341の長さが一定である場合に、第1水流方向が第2水流方向と同一であるという従来の配置方式に比べて、第2水流方向に沿う厚さが小さくなり、第2水流方向における噴射部160が薄くなり、製品全体の外観の美観性を高める。【選択図】図3

Description

本発明は、吐水装置技術分野に関し、特に、マイクロバブル水を発生させることができる吐水装置に関する。
マイクロバブル水は、一般的なバブル水にはない特殊な性質を持つことから、様々な分野に広く用いられている。マイクロバブル水を発生させることができるように、関連技術におけるマイクロバブルを発生させるための孔の長さを十分に長くする必要があるので、吐水装置の厚さが厚くなり、美観性が良くない。
本発明に係る吐水装置は、マイクロバブル発生器のマイクロバブル流路の第1水流方向が面カバーの吐水孔の第2水流方向に対して傾斜し又は垂直に設置され、マイクロバブル流路の長さ及び寸法に対する要求を保証した上で、噴射部の厚さをより小さく設計でき、厚さを薄くし、製品の美観性を高め、ユーザ体験を向上させる。
本発明の実施例に係る吐水装置は、本体と、マイクロバブル発生器と、面カバーと、を含み、前記本体は、給水管に接続可能な接続部と、前記接続部に接続され、前記給水管から供給される液体を噴射可能な噴射部と、を含み、前記マイクロバブル発生器は、前記噴射部に接続され、マイクロバブル流路を有し、前記液体は、前記マイクロバブル流路において第1水流方向に沿って流れるとともに、マイクロバブル水を形成することができる。面カバーは、前記噴射部に接続され、前記面カバーは、吐水孔を有し、前記吐水孔は、第2水流方向に沿って前記マイクロバブル水を噴射することができる。ここで、前記第2水流方向が前記第1水流方向に対して傾斜し又は垂直である。
本発明の一実施例において、前記マイクロバブル発生器は、円盤状であり、且つ、軸方向、径方向及び前記軸方向に垂直な径方向平面を規定しており、前記第2水流方向は、前記軸方向に平行する。
本発明の一実施例において、前記第1水流方向は、前記径方向平面に平行し、且つ、前記径方向と角度をなす。
本発明の一実施例において、前記第1水流方向は、前記第2水流方向と鋭角をなし、前記鋭角は、45度以上90度未満である。
本発明の一実施例において、前記鋭角は、80度以上90度未満である。
本発明の一実施例において、前記第1水流方向は、前記第2水流方向と鈍角をなし、前記鈍角は、90度超え120度以下である。
本発明の一実施例において、前記鈍角は、90度超え100度以下である。
本発明の一実施例において、前記面カバーは、カバー部及び側部を含み、前記カバー部には、前記吐水孔が開設され、前記側部は、前記カバー部の外周縁に設置され、前記マイクロバブル流路は、入水端及び吐水端を含み、前記側部は、前記噴射部に接続され、且つ前記吐水端に隣接して設置され、前記吐水端から流出したマイクロバブル水を緩衝するためのものである。
本発明の一実施例において、前記カバー部には、複数の前記吐水孔が設置され、複数の前記吐水孔は、前記カバー部に放射状に均一に設置され、前記カバー部と前記マイクロバブル発生器との間に隙間を有し、前記マイクロバブル水は、前記側部によって受け止められてから、前記隙間に沿って前記カバー部の外周縁から前記カバー部の内周縁へ流れることができる。
本発明の一実施例において、前記本体は、ハンドル部をさらに含み、前記ハンドル部の一端には、前記接続部が設置され、他端には、前記噴射部が設置される。
本発明の一実施例において、前記マイクロバブル流路は、入水端及び吐水端を含み、前記入水端から前記吐水端へ延び、前記マイクロバブルの流路断面積が徐々に大きくなる。
本発明の一実施例において、前記第1水流方向に沿って、前記マイクロバブル流路は、順次に第1流路及び第2流路を含み、前記第1流路の流路断面積は、前記第2流路の流路断面積よりも小さい。
上記の発明の一実施例は、下記のような利点及び有益な効果を有する。
本発明の実施例に係る吐水装置によれば、給水管から供給される液体は、順次に接続部及び噴射部を流れ、且つ、マイクロバブル発生器のマイクロバブル流路に流れる。マイクロバブル流路においてマイクロバブル水を発生させ、最終的にマイクロバブル水を面カバーの吐水孔から噴射する。液体は、マイクロバブル流路を流れる過程において第1水流方向に沿っており、マイクロバブル水は、吐水孔から噴射される時に第2水流方向に沿っており、第2水流方向は、第1水流方向に対して傾斜し又は垂直に設置されるので、マイクロバブル流路の長さが一定である場合に、本発明の実施例に係る吐水装置は、従来技術又は関連技術における第1水流方向が第2水流方向と同一であるという配置方式に比べて、第2水流方向に沿う厚さが小さくなり、第2水流方向における噴射部が薄くなり、製品全体の外観の美観性を高める。
図面を参照して例示的な実施形態を詳細に説明し、本発明の上記の内容、他の特徴及び利点は、より明らかになる。
本発明の一実施例に係る吐水装置の構造を一視野角から見た模式図である。 本発明の一実施例に係る吐水装置の構造を他の視野角から見た模式図である。 本発明の一実施例に係る吐水装置の分解図である。 図1における断面線A-Aに沿う断面図である。 図1における断面線B-Bに沿う断面図である。 本発明の一実施例に係るマイクロバブル発生器の構造を示す模式図である。 図6における断面線C-Cに沿う断面図である。 本発明の一実施例に係る吐水装置の第1水流方向が第2水流方向に垂直である場合を示す断面図である。 本発明の一実施例に係る吐水装置の第1水流方向が第2水流方向と鋭角をなす場合を示す断面図である。 本発明の一実施例に係る吐水装置の第1水流方向が第2水流方向と鈍角をなす場合を示す断面図である。
次に、図面を参照しながら、例示的な実施形態をより全面的に説明する。しかしながら、例示的な実施形態は、様々な形態で実施することができ、ここに記述の実施形態に限定されると理解されるべきではない。逆に、これらの実施形態が提供されることにより、本発明が全面且つ完全になり、例示的な実施形態の構想を当業者に全面的に伝えることができる。図面において、同一の符号は、同一又は類似の構成を示すので、その詳細な説明は省略する。
本発明の発明者らは、熱水がマイクロバブル発生器を通過する場合、水流の流速が加速から減速に至る過程が現れ、この過程において、低圧領域が生じ、低圧領域の圧力が低いので、空気の水への溶解度もそれにつれて低下し、このため、空気が水から析出し、析出した空気が吐水装置から迅速に排出できず、さらにマイクロバブルが形成されて、水流と共に流出し、マイクロバブル水が形成されることを研究により発見した。
本発明の発明者らは、さらに、空気を水から十分に析出させて效果の良いマイクロバブル水を形成するために、マイクロバブル発生器のマイクロバブル流路の長さをできるだけ長くする必要があり、これにより、水流がマイクロバブル流路を通過する際に十分長い時間にわたって持続できることを研究により発見した。従来技術又は関連技術におけるマイクロバブル水を発生させる装置は、水流がマイクロバブル流路を通過する水流方向が最終的に面カバーから吐水する水流方向と同一であるので、マイクロバブル流路の寸法を長く設計すると、装置の水流方向の厚さが厚くなり、製品の外観に影響を与え、ユーザ体験が良くない。
このため、如何にマイクロバブル流路の長さ及び製品の厚さの2つの矛盾した寸法をバランスさせるかは、当業者が解決すべき問題である。
これを基にして、本発明の実施例は、吐水装置を提供し、マイクロバブル発生器のマイクロバブル流路の第1水流方向が面カバー吐水孔の第2水流方向に対して傾斜し又は垂直に設置されるという技術的手段を使用することにより、マイクロバブル流路の寸法に対する要求を保証した上で、噴射部の厚さ寸法をより薄く設計でき、製品の美観性を高め、ユーザ体験を向上させる。
本発明の実施例に提供される吐水装置は、本体と、マイクロバブル発生器と、面カバーと、を含み、本体は、給水管に接続可能な接続部と、接続部に接続され、給水管から供給される液体を噴射可能な噴射部と、を含む。マイクロバブル発生器は、噴射部に接続され、マイクロバブル流路を有し、液体は、マイクロバブル流路において第1水流方向に沿って流れるとともに、マイクロバブル水を発生させることができる。面カバーは、噴射部に接続され、吐水孔を有し、吐水孔は、第2水流方向に沿ってマイクロバブル水を噴射することができる。ここで、前記第2水流方向が前記第1水流方向に対して傾斜し又は垂直である。
本発明の実施例に係る吐水装置によれば、給水管から供給される液体は、順次に接続部及び噴射部を流れ、且つ、マイクロバブル発生器のマイクロバブル流路に流れる。マイクロバブル流路においてマイクロバブル水を発生させ、最終的にマイクロバブル水を面カバーの吐水孔から噴射する。液体は、マイクロバブル流路を流れる過程において第1水流方向に沿っており、マイクロバブル水は、吐水孔から噴射される時に第2水流方向に沿っており、第2水流方向は、第1水流方向に対して傾斜し又は垂直に設置されるので、マイクロバブル流路の長さが一定である場合に、本発明の実施例に係る吐水装置は、従来技術又は関連技術における第1水流方向が第2水流方向と同一であるという配置方式に比べて、第2水流方向に沿う厚さが小さくなり、第2水流方向における噴射部が薄くなり、製品全体の外観の美観性を高める。
以下、図面と組み合わせて本発明の実施例に係る吐水装置における各部品の構造、接続関係及び動作原理を詳細に説明する。
図1~図3に示すように、図1は、本発明の一実施例に係る吐水装置の構造を一視野角から見た模式図を示し、図2は、本発明の一実施例に係る吐水装置の構造を他の視野角から見た模式図を示し、図3は、本発明の一実施例に係る吐水装置の分解図を示す。本発明の実施例に係る吐水装置は、本体100、マイクロバブル発生器300及び面カバー500を含む。マイクロバブル発生器300は、本体100に接続され、マイクロバブル水を発生させることができる。面カバー500は、本体100に接続され、上記のマイクロバブル水を噴射することができる。
なお、本明細書における「接続」は、第1部品と第2部品との直接接続に限定されるものではなく、第1部品と第2部品との間に第3部品がさらに設置されて、第1部品が第3部品を介して第2部品に間接的に接続されていてもよい。例えば、本発明の実施例において、マイクロバブル発生器300は、本体100に接続され、面カバー500は、本体100に接続され、ここで、面カバー500は、本体100に直接的に接続されていてもよく、マイクロバブル発生器300に直接的に接続されて本体100に間接的に接続されていてもよい。
勿論、本発明の吐水装置は、浴室用シャワーヘッド、蛇口、厨房用吐出ヘッド、洗車用吐出ヘッド又は水を吐出する必要がある他の装置であってもよいことを理解できる。
勿論、給水管から供給される液体は、熱水、薬水、石鹸水又は他の液体であってもよいことを理解できる。
図1~図3に示すように、本発明の実施例の本体100は、接続部120、ハンドル部140及び噴射部160を含み、ハンドル部140の一端には、接続部120が設置され、他端には、噴射部160が設置される。接続部120は、給水管に接続可能であり、給水管から供給される液体は、順次に接続部120、ハンドル部140及び噴射部160を流れる。噴射部160は、その中にマイクロバブル発生器300を取り付けるための取り付け空間161を有する。
図3、図6及び図7に示すように、図6は、本発明の一実施例に係るマイクロバブル発生器300の構造を示す模式図を示し、図7は、図6における断面線C-Cに沿う断面図を示す。本発明の実施例に係るマイクロバブル発生器300は、基体部320、突出部340及び側ストッパ部360を含み、基体部320は、略円盤状であってもよく、突出部340は、基体部320の一方側に設置され、上記のマイクロバブル流路341は、突出部340に設置される。側ストッパ部360は、基体部320の外周縁に設置されてもよい。
勿論、上記の基体部320は、完全な円盤状でなくてもよく、例えば本実施例の基体部320は、その中に吐水装置の他の部品を設置するための切欠321をさらに有し、基体部320が他の部品と干渉することを理解できる。
また、本発明の基体部320の形状は、円盤状に限定されるものではなく、噴射部160の形状に合わせるものであれば、他の形状であってもよく、ここで詳細な説明を省略することを理解できる。
基体部320が円盤状である場合、基体部320は、軸方向Q、径方向S及び軸方向Qに垂直な径方向平面Pを規定している。ここで、軸方向Qと径方向Sとが互いに垂直である。
図3に示すように、面カバー500は、カバー部520及び側部540を含み、側部540は、カバー部520の外周縁に設置され、カバー部520には、複数の吐水孔521が開設され、吐水孔521は、第2水流方向D2に沿ってマイクロバブル水を噴射することができる。複数の吐水孔521は、カバー部520に放射状に均一に設置されてもよい。カバー部520の外周縁の直径が内周縁よりも大きいので、カバー部520の外周縁における吐水孔521の数は、内周縁の吐水孔521の数よりも多い。
面カバー500が本体100の噴射部160に接続される場合、側部540は、噴射部160に接続され、且つマイクロバブル流路341の吐水端に隣接して設置されることができる。側部540は、マイクロバブル流路341がマイクロバブルを安定して発生させるように、吐水端から流出したマイクロバブル水を緩衝することができる。従来技術又は関連技術において第1水流方向が第2水流方向と同一であるという配置方式を使用するので、通常、マイクロバブル流路の吐水端付近にマイクロバブル水を緩衝する役割を果たすバッフル板を設置する必要がある。本発明の実施例において、マイクロバブル水が吐水端から噴射されてからそのまま面カバー500の側部540に衝突するので、バッフル板をさらに設置することなくマイクロバブル水を緩衝する役割を果たすことができる。
勿論、上記のマイクロバブル発生器300の側ストッパ部360も水流を緩衝する役割を果たすことができることを理解できる。側ストッパ部360は、面カバー500の側部540と共にマイクロバブル水を緩衝する役割を果たすこともできるし、単独でマイクロバブル水を緩衝する役割を果たすこともできる。
一実施例において、第2水流方向D2は、軸方向Qに平行することができる。第2水流方向D2が軸方向Qに平行する場合、図2に示すように、噴射部160の厚さTは、噴射部160の第2水流方向D2に沿う寸法である。
図6及び図7に示すように、突出部340の数は、2つであり、2つの突出部340は、基体部320の同じ側に設置され、且つ、基体部320の中心点に対して中心対称に設置される。各突出部340には、4つのマイクロバブル流路341が設置され、第1水流方向D1に沿って、各マイクロバブル流路341は、順次に第1流路3411及び第2流路3412を含み、ここで、第1流路3411の流路断面積が第2流路3412の流路断面積よりも小さいので、マイクロバブル流路341の内壁は、階段状に形成される。水流が流路断面積の小さい第1流路3411を通過すると、水流の流速が増加し、水流が流路断面積の大きい第2流路3412を通過すると、水流の流速が低下する。
図6に示すように、基体部320は、略円盤状であり、軸方向Q、径方向S及び軸方向Qに垂直な径方向平面Pを規定している。第1水流方向D1は、径方向平面Pに平行し、且つ、径方向Sと角度βをなす。このような設計により、マイクロバブル流路341の延在方向(第1水流方向D1)が径方向Sに沿うものではないが、径方向Sに対して傾斜して設置されるので、マイクロバブル流路341の長さが一定である場合に、基体部320の径方向Sに沿う寸法をできるだけ小さくすることができる。
上記の第1水流方向D1と第2水流方向D2とが互いに垂直であり、第1水流方向D1が径方向平面Pに平行し、且つ径方向Sと角度をなすという設計と組み合わせて、マイクロバブル流路341の長さ寸法を保証した上で、噴射部160の軸方向Qと径方向Sに沿う寸法をできるだけ小さくでき、最終的に全体寸法が小さい噴射部160を設計することができる。
勿論、上記のマイクロバブル流路341は、ラッパ状であってもよいことを理解できる。具体的に、マイクロバブル流路341は、入水端及び吐水端を有し、入水端から吐水端方向へ延び、マイクロバブル流路341の流路断面積は、徐々に大きくなる。
また、本発明は、上記のマイクロバブル流路341の数は、特に限定されず、当業者は、吐水量に応じてマイクロバブル流路341の数を増減させることができることを理解できる。
図4及び図5に示すように、図4は、図1における断面線A-Aに沿う断面図を示し、図5は、図1における断面線B-Bに沿う断面図を示す。図4及び図5に矢印で示すように、マイクロバブル流路341における第1水流方向D1は、マイクロバブル発生器300の内周縁から外周縁へ流れ、即ち、発生したマイクロバブル水は、先ず面カバー500の外周縁に到達する。
以下、図8に示す実施例を例として、吐水装置における水流方向を詳細に説明する。図8は、本発明の一実施例に係る吐水装置の第1水流方向D1が第2水流方向D2に垂直である場合を示す断面図を示す。図8に示すように、第1水流方向D1は、第2水流方向D2に略垂直であり、マイクロバブル流路341における第1水流方向D1は、マイクロバブル発生器300の内周縁から外周縁へ流れ、面カバー500の外周縁付近まで流れると、側部540によって受け止められて緩衝する。その後、一部のマイクロバブル水は、面カバー500の外周縁付近に設置される吐水孔521から噴射され、他の一部のマイクロバブル水は、マイクロバブル発生器300と面カバー500との間の隙間600に沿って面カバー500の内周縁へ流れ、内向きに流れる過程において、吐水孔521からも徐々に噴射される。
複数の吐水孔521が面カバー500に放射状に均一に設置されるので、面カバー500の外周縁の直径は、内周縁よりも大きく、これにより、面カバー500の外周縁付近の吐水孔521の数は、内周縁付近の吐水孔521の数よりも多い。このため、発生したマイクロバブル水の大部分は、吐水孔521が多く設置される面カバー500の外周縁から噴射され、マイクロバブル水の小部分は、吐水孔521が少なく設置される内周縁から噴射されることができる。本発明の実施例の吐水方式は、従来技術又は関連技術におけるマイクロバブル水が主に面カバー500の内周縁に集中するという方案に比べて、面カバー500の内周縁及び外周縁からの吐水をより均一にする。
勿論、上記の第1水流方向D1及び第2水流方向D2は、図9に示す実施例の方式により設置されてもよいことを理解できる。図9は、本発明の一実施例に係る吐水装置の第1水流方向D1が第2水流方向D2と鋭角をなす場合を示す断面図を示す。図9に示すように、第1水流方向D1は、第2水流方向D2と鋭角α1をなし、鋭角は、45度以上90度未満であってもよく、さらに、鋭角は、80度以上90度未満であり、例えば81度、82度、83度、84度、85度、86度、87度、88度、89度である。
勿論、図10に示すように、図10は、本発明の一実施例に係る吐水装置の第1水流方向D1が第2水流方向D2と鈍角をなす場合を示す断面図を示すことを理解できる。第1水流方向D1は、第2水流方向D2と鈍角α2をなし、鈍角は、90度超え120度以下であってもよく、さらに、鈍角は、90度超え100度以下であってもよく、例えば91度、92度、93度、94度、95度、96度、97度、98度、99度である。
上記のように、本発明の実施例に係る吐水装置は、下記のような利点及び有益な効果を有する。
本発明の実施例に係る吐水装置によれば、給水管から供給される液体は、順次に接続部120及び噴射部160を流れ、且つ、マイクロバブル発生器300のマイクロバブル流路341に流れる。マイクロバブル流路341においてマイクロバブル水を発生させ、最終的にマイクロバブル水を面カバー500の吐水孔521から噴射する。液体は、マイクロバブル流路341を流れる過程において第1水流方向D1に沿っており、マイクロバブル水は、吐水孔521から噴射される時に第2水流方向D2に沿っており、第2水流方向D2は、第1水流方向D1に対して傾斜し又は垂直に設置されるので、マイクロバブル流路341の長さが一定である場合に、本発明の実施例に係る吐水装置は、従来技術又は関連技術における第1水流方向が第2水流方向と同一であるという配置方式に比べて、第2水流方向D2に沿う厚さTが小さくなり、第2水流方向D2における噴射部160が薄くなり、製品全体の外観の美観性を高める。
ここで、図面に示され且つ本明細書に記載される吐水装置は、本発明の原理を応用する一例に過ぎないことに留意されたい。当業者は、本発明の原理が、図面に示されるか、又は本明細書に記載される装置の任意の細部又は部材のみに限定されないことを明確に理解すべきである。
本発明は、その応用を、本明細書に提出された部材の詳細な構造及び配置方式に限定しないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態を有することができ、且つ、様々な方式で実現及び実行することができる。上記の変形形態及び修正形態は、本発明の範囲に含まれる。なお、本明細書に開示及び限定される本発明は、本明細書及び/又は図面で言及又は明示された2つ以上の別個の特徴の代替可能な組み合わせのすべてに及ぶ。これらの異なる組み合わせのすべては、本発明の複数の代替可能な態様を構成する。本明細書に記載される実施形態は、本発明を実現するための知られている最も好ましい形態を説明し、且つ当業者が本発明を利用することを可能にする。
100 本体
120 接続部
140 ハンドル部
160 噴射部
161 取り付け空間
300 マイクロバブル発生器
320 基体部
321 切欠
340 突出部
341 マイクロバブル流路
3411 第1流路
3412 第2流路
360 側ストッパ部
500 面カバー
520 カバー部
521 吐水孔
540 側部
600 隙間
D1 第1水流方向
D2 第2水流方向
P 径方向平面
S 径方向
Q 軸方向
T 厚さ

Claims (12)

  1. 給水管に接続可能な接続部と、前記接続部に接続され、前記給水管から供給される液体を噴射可能な噴射部と、を含む本体と、
    前記噴射部に接続され、マイクロバブル流路を有し、前記液体は、前記マイクロバブル流路において第1水流方向に沿って流れるとともに、マイクロバブル水を形成することができるマイクロバブル発生器と、
    前記噴射部に接続され、第2水流方向に沿って前記マイクロバブル水を噴射することができる吐水孔を有する面カバーと、を含み、
    前記第2水流方向が前記第1水流方向に対して傾斜し又は垂直であることを特徴とする吐水装置。
  2. 前記マイクロバブル発生器は、円盤状であり、且つ、軸方向、径方向及び前記軸方向に垂直な径方向平面を規定しており、前記第2水流方向は、前記軸方向に平行することを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。
  3. 前記第1水流方向は、前記径方向平面に平行し、且つ、前記径方向と角度をなすことを特徴とする請求項2に記載の吐水装置。
  4. 前記第1水流方向は、前記第2水流方向と鋭角をなし、前記鋭角は、45度以上90度未満であることを特徴とする請求項2に記載の吐水装置。
  5. 前記鋭角は、80度以上90度未満であることを特徴とする請求項4に記載の吐水装置。
  6. 前記第1水流方向は、前記第2水流方向と鈍角をなし、前記鈍角は、90度超え120度以下であることを特徴とする請求項2に記載の吐水装置。
  7. 前記鈍角は、90度超え100度以下であることを特徴とする請求項6に記載の吐水装置。
  8. 前記面カバーは、カバー部及び側部を含み、前記カバー部には、前記吐水孔が開設され、前記側部は、前記カバー部の外周縁に設置され、
    前記マイクロバブル流路は、入水端及び吐水端を含み、前記側部は、前記噴射部に接続され、且つ前記吐水端に隣接して設置され、前記吐水端から流出したマイクロバブル水を緩衝するためのものであることを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。
  9. 前記カバー部には、複数の前記吐水孔が設置され、複数の前記吐水孔は、前記カバー部に放射状に均一に設置され、
    前記カバー部と前記マイクロバブル発生器との間に隙間を有し、前記マイクロバブル水は、前記側部によって受け止められてから、前記隙間に沿って前記カバー部の外周縁から前記カバー部の内周縁へ流れることができることを特徴とする請求項8に記載の吐水装置。
  10. 前記本体は、ハンドル部をさらに含み、前記ハンドル部の一端には、前記接続部が設置され、他端には、前記噴射部が設置されることを特徴とする請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の吐水装置。
  11. 前記マイクロバブル流路は、入水端及び吐水端を含み、前記入水端から前記吐水端へ延び、前記マイクロバブル流路の断面積が徐々に大きくなることを特徴とする請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の吐水装置。
  12. 前記第1水流方向に沿って、前記マイクロバブル流路は、順次に第1流路及び第2流路を含み、前記第1流路の流路断面積は、前記第2流路の流路断面積よりも小さいことを特徴とする請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の吐水装置。
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