JP2022048127A - 液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造及び液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム - Google Patents

液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造及び液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム Download PDF

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Abstract

Figure 2022048127000001
【課題】液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムを提供する。
【解決手段】作物栽培ベッドと、給気装置と、給液装置と、給気装置及び給液装置に管路で接続される少なくとも1つの加湿装置と、それぞれ給気装置と加湿装置の間、及び給液装置と加湿装置との間に設けられる2つの温度制御装置と、2つの温度制御装置に電気的に接続される処理モジュールと、を含む液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造と、センサと、処理モジュール及びセンサに信号的接続される制御装置と、を備える液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム。これにより、植物の生長に最適な根圏環境を提供し、高い栽培効率を達成することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動制御による栽培構造及び栽培システムに関し、特に、作物の根系の液肥施用量、湿度、温度を直接制御可能な液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造及び液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムに関する。
近年、地球温暖化及び気候変動の状況が年々深刻になっており、極端な気候によって、温度、湿度、降雨の調和に影響を与えるだけでなく、水資源の分布にも影響を与え、農地の干害や湿害を引き起こし、農作物の成長が制限され、農業の発展にも巨大な衝撃を与える。従って、保護施設及び節水灌漑を利用した無土壌栽培技術は、既に現在の効率的農業の発展傾向となっている。
農作物が旺盛に成長し高収量を得るには、植物が丈夫な根系を有することは基本であり、丈夫な根系は完全に最適な根系環境で構築され、その肝心な影響要素として、媒体の温度、湿度(水分)、空気(酸素)及び植物栄養素(肥料)を含む。現在、一般的に使用される点滴灌漑技術は、作物の成長に必要な水分及び栄養を正確に提供したり、節水灌漑の機能を達成したりすることができるが、根系環境の温度と空気を制御できないという欠陥がある。
現在、経済的価値の高い作物を、密閉型又は半開放型の温室によって効率的に生産することが多いが、夏季の高温と冬季の低温は、依然として作物の成長と生産コストに影響する肝心な要素である。従って、作物に最適な温度、湿度、空気及び栄養を提供する根系環境自動制御システムが存在すれば、植物の生長を改善し、生産効率を向上させることができると共に、温度及び水を局所的に制御するという効果を達成することができ、エネルギーの節約に適合し、生産コストを削減し、水資源の利用効率を向上させるという目的を達成することができる。
本発明の一実施形態は、加圧ガスを貯蔵するためのガス貯蔵ユニットを含む給気装置と、水及び液肥を含む液体を貯蔵するための液体貯蔵ユニットを含む給液装置と、給気装置及び給液装置に管路で接続される少なくとも1つの加湿装置と、一方が給気装置と加湿装置との間に設けられ、且つ加圧ガスの温度を制御するために用いられ、他方が給液装置と加湿装置との間に設けられ、且つ液体の温度を制御するために用いられる2つの温度制御装置と、前記2つの温度制御装置に電気的に接続され、加圧ガスの温度、加圧ガスの圧力、加圧ガスの送出量、液体の温度及び液体の送出量を調整するように、2つの温度制御装置を制御するための処理モジュールと、を含む液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造を提供する。
前記液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造によれば、加圧ガスは、酸素、窒素及び二酸化炭素を含んでよい。
前記液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造によれば、加圧ガスの圧力は0.1Bar~2.0Barであってよく、加圧ガスの温度は10℃~30℃であってよく、液体の温度は10℃~30℃であってよい。
前記液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造によれば、加湿装置は、空圧式加湿装置、超音波加湿装置又は電熱式加湿装置であってよい。
前記液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造によれば、加湿装置は、給気装置に管路で接続されるガス送入口、ネック部及び水煙出口を有し、且つその口径がネック部から水煙出口の方向へ徐々に大きくなる本体と、本体と給液装置との間に設けられ、且つ本体のネック部に連通する送液管と、を含んでよい。
これにより、本発明の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造は、処理モジュールによって温度制御装置を制御して加圧ガスの温度、圧力及び送出量、並びに液体の温度及び送出量を調整すると共に、更に加圧ガスと液体を混合した後に加湿装置によって高水分含有量の水含有ガスを噴出することで、本発明の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造が後で栽培に適用される時に植物に最適な成長環境を効果的に提供し、更に栽培効率を向上させることができる。
本発明の別の実施形態は、固体栽培媒体を含む作物栽培ベッドと、作物栽培ベッドに隣接して設けられて連通する液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造であって、加圧ガスを貯蔵するためのガス貯蔵ユニットを含む給気装置と、水及び液肥を含む少なくとも1つの液体を貯蔵するための少なくとも1つの液体貯蔵ユニットを含む給液装置と、給気装置及び給液装置に管路で接続され、固体栽培媒体に水含有ガスを加えるための少なくとも1つの加湿装置と、一方が給気装置と加湿装置との間に設けられ、且つ加圧ガスの温度を制御するために用いられ、他方が給液装置と加湿装置との間に設けられ、且つ液体の温度を制御するために用いられる2つの温度制御装置と、前記2つの温度制御装置に電気的に接続され、加圧ガスの温度、加圧ガスの圧力、加圧ガスの送出量、液体の温度又は液体の送出量を調整するように、2つの温度制御装置を制御するための処理モジュールと、を含む液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造と、加湿装置に隣接して設けられ、固体栽培媒体の温度及び湿度を検知すると共に、前記温度及び湿度に基づいて調整信号を発するためのセンサと、処理モジュール及びセンサに信号的接続され、前記調整信号を受信すると共に、調整信号に基づいて処理モジュールに加圧ガスの温度、加圧ガスの圧力、加圧ガスの送出量、液体の温度、液体の送出量又は水含有ガスの相対湿度を調整させる制御装置と、を備える液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムを提供する。
前記液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムによれば、加圧ガスは、酸素、窒素及び二酸化炭素を含んでよい。
前記液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムによれば、加圧ガスの圧力は0.1Bar~2.0Barであってよく、加圧ガスの温度は10℃~30℃であってよく、液体の温度は10℃~30℃であってよく、水含有ガスの相対湿度は50%~98%であってよい。
前記液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムによれば、固体栽培媒体は、砂、パーライト、泥炭土、コイア又はそれらの組み合わせであってよい。
前記液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムによれば、液体貯蔵ユニットの数は2つであってよく、一方の液体貯蔵ユニットは、水を貯蔵するために用いられ、他方の液体貯蔵ユニットは、液肥を貯蔵するために用いられる。
前記液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムによれば、加湿装置は、空圧式加湿装置、超音波加湿装置又は電熱式加湿装置であってよい。
前記液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムによれば、加湿装置は、給気装置に管路で接続されるガス送入口、ネック部及び水煙出口を有し、且つその口径がネック部から水煙出口の方向へ徐々に大きくなる本体と、本体と給液装置との間に設けられ、且つ本体のネック部に連通する送液管と、を含んでよい。
これにより、本発明の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムは、センサによって作物栽培ベッドにおける固体栽培媒体の水分含有量、液肥含有量及び温度を検知して調整信号を発し、制御装置が調整信号を受信した後に液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造の処理モジュールを制御して加圧ガスの温度、圧力及び送出量、並びに液体の温度及び送出量を調整し、更に加圧ガスと液体を混合した後に加湿装置によって高水分含量の水含有ガスを植物の根部に噴出することで、本発明の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムが植物の根部に供給量が適切な肥料、水分及び大気中の酸素含有量に近い空気を直接提供し、更に植物に最適な成長環境を提供することができ、高い栽培効率を達成するために圃場自動管理に更に適用することができる。
下記添付図面についての説明は、本発明の上記及び他の目的、特徴、メリットと実施例をより分かりやすくするためのものである。
本発明の一実施形態における液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造を示すアーキテクチャ模式図である。 本発明の別の実施形態における液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムを示すアーキテクチャ模式図である。 図2の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムを示す作動模式図である。 もう一つの実施形態における液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムの圃場への適用を示す模式図である。 図4の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システムの圃場への適用を示す別の模式図である。
本発明の目的は、植物根部に適量の肥料、水分及び大気中の酸素含有量に近い空気を直接提供し、植物根部の温度を最適な範囲に調整し、更に植物に最適な成長環境を提供し、且つ高い栽培効率を達成するために圃場自動管理に適用できるように、高効率で低コストであり、且つ作物の根系環境における肥料、湿度、温度及び空気を制御可能な栽培装置及びシステムを提供することである。
以下、本発明の各実施形態をより詳しく検討する。しかしながら、この実施形態は、各種の発明概念での適用であってよく、様々な異なる特定の範囲で具体的に実行されてよい。特定の実施形態は、説明のためのものに過ぎず、開示された範囲に限定されない。
図1を参照されたく、図1は、本発明の一実施形態における液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100を示すアーキテクチャ模式図である。液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100は、給気装置110と、給液装置120と、加湿装置130と、温度制御装置111と、温度制御装置121と、処理モジュール140と、を含む。
給気装置110は、加圧ガスを貯蔵するためのガス貯蔵ユニット(未図示)を含む。詳しくは、給気装置110は、ガスを貯蔵すると共に必要に応じてガスを放出するための市販の貯蔵設備であってよく、ガス貯蔵ユニットは、給気装置110に内蔵されるか又は独立して設けられるガス貯蔵タンクであってよいが、本発明はこれに限定されない。また、加圧ガスは、植物の根圏に適する適量のガスを提供するために、酸素、窒素及び二酸化炭素を含んでよい。詳しくは、適量の酸素によって植物根系が健全に成長することができ、適量の窒素が植物の根部に共生する窒素固定菌に固定されて肥料に変換されることができ、適切な二酸化炭素が根圏の微小環境を調整することに寄与するが、本発明はこれに限定されない。
給液装置120は、水及び液肥を含む液体を貯蔵するための液体貯蔵ユニット(未図示)を含む。詳しくは、給液装置120は、液体を貯蔵すると共に必要に応じて液体を放出するための市販の貯蔵設備であってよく、液体貯蔵ユニットは、給液装置120に内蔵されるか又は独立して設けられる貯液タンクであってよいが、本発明はこれに限定されない。なお、本発明の液体は、水及び液肥を含み、水と液肥は、後で使用されるために、異なる液体貯蔵ユニットに別々に貯蔵されてもよいし、必要に応じて単一の液体貯蔵ユニットに貯蔵されてもよいが、本発明はこれに限定されない。
加湿装置130は、給気装置110及び給液装置120に管路で接続される。加湿装置130は、空圧式加湿装置、超音波加湿装置又は電熱式加湿装置であってよいが、本発明はこれに限定されない。
温度制御装置111は、給気装置110と加湿装置130との間に設けられ、且つ加圧ガスの温度を制御するために用いられるが、温度制御装置121は、給液装置120と加湿装置130との間に設けられ、且つ液体の温度を制御するために用いられる。詳しくは、本発明の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100において、温度制御装置111と温度制御装置121は、同じ装置であり、且つ、それぞれ給気装置110における加圧ガスの温度及び給液装置120における液体の温度に監視及び調整を行うために、昇温と降温を制御可能な温度制御モジュール及び温度監視モジュールを含む。なお、本発明の温度制御モジュール及び温度監視モジュールは、本分野の慣用の装置であり、ここでその細部を更に説明しない。
処理モジュール140は、温度制御装置111及び温度制御装置121に電気的に接続され、加圧ガスの温度、加圧ガスの圧力、加圧ガスの送出量、液体の温度又は液体の送出量を調整するように、温度制御装置111及び温度制御装置121を制御するために用いられる。好ましくは、本発明の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100において、加圧ガスの圧力は0.1Bar~2.0Barであってよいが、加圧ガスの温度は10℃~30℃であってよいが、液体の温度は10℃~30℃であってよい。
また、図1の実施形態において、加湿装置130は、本体131と、送液管135と、を含む。本体131は、給気装置110に管路で接続されるガス送入口133、ネック部132及び水煙出口134を有し、且つその口径がネック部132から水煙出口134の方向へ徐々に大きくなる。送液管135は、本体131と給液装置120との間に設けられ、且つ本体131のネック部132に連通する。これにより、相対湿度及び温度が適切な水含有ガスを植物に供給する。
これにより、本発明の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100は、処理モジュール140によって温度制御装置111及び温度制御装置121を制御し、更に加圧ガスの温度、圧力及び送出量、並びに液体の温度及び送出量を調整し、更に加圧ガスと液体を混合した後に加湿装置130によって高水分含量の水含有ガスを植物に噴出することで、植物に適量の水分を提供できるだけでなく、気温又は土壤中の温度を効果的に調整することもでき、液体に液肥が含まれる場合に更に植物に適切な肥料を提供し、更に、本発明の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100が後で栽培に適用される時に植物に最適な成長環境を提供することができ、栽培効率を大幅に向上させることができ、関連市場での適用可能性を持つ。
図2を参照されたく、図2は、本発明の別の実施形態における液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム200を示すアーキテクチャ模式図である。液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム200は、作物栽培ベッド210と、液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100と、センサ220と、制御装置230と、を備える。
作物栽培ベッド210は、固体栽培媒体211を含む。詳しくは、植物10は、固体栽培媒体211に栽培されるが、固体栽培媒体211は、砂(sand)、パーライト(perlite)、泥炭土(peat moss)、コイア(Coir)又は通気性及び透水性に優れた他の材料であってよく、また上記材料の組み合わせであってもよいが、本発明はこれらに限定されない。
液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100は、作物栽培ベッド210に隣接して設けられて連通し、且つ、給気装置110と、給液装置120と、加湿装置130と、温度制御装置111と、温度制御装置121と、処理モジュール140と、を含む。詳しくは、本発明の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム200は、植物10の根部の肥料、水分含有量、空気含有量及び温度を制御するために、本発明の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100を圃場に適用したものであり、液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100の素子及びアーキテクチャの詳細については、前文の説明を参照されたく、ここで繰り返して説明しない。なお、本発明の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム200において、液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100の加湿装置130は、図2に示す通りに水煙出口134が植物10の根部に対向するように作物栽培ベッド210に設けられてもよく、水煙出口134が下から上へ植物10の根部に向かうように植物10の下方に設けられてもよく、又は、最適な栽培効率を達成するように必要に応じて作物栽培ベッド210における如何なる位置に設けられてもよい。また、加湿装置130の数は、必要に応じて1つ、2つ又は複数設けられてよいが、本発明はこれらに限定されない。
図3を参照されたく、図3は、図2の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム200を示す作動模式図である。図3に示すように、給液装置120における液体30が送液管135を介して本体131のネック部132に入った場合、液体30は、サイフォン現象によって本体131内に引き込まれ、且つネック部132で加圧ガス20と混合し、加圧ガス20に均一に分布して相対湿度50%~98%の水含有ガスを形成すし、この時、水含有ガスは、植物10の根部に適切な肥料、水分及び空気を提供するように、水煙出口134から放出されて固体栽培媒体211に入る。これにより、植物10の根圏環境を80%程度の相対湿度に維持することができ、固体栽培媒体211の温度変化範囲を±2℃の間に維持することができると共に、植物10の根部の酸素含有量を向上させ、植物10に最適な成長条件を提供してその環境ストレス及び疾患に対する抗性を高め、更に農薬の使用を減少して関連市場での適用可能性を持つようにすることができる。
センサ220は、加湿装置130に隣接して設けられ、固体栽培媒体211の温度及び湿度を検知すると共に、前記温度及び湿度に基づいて調整信号を発するために用いられる。しかしながら、説明すべきなのは、センサ220は、図2に示すように加湿装置130に隣接して設けられる以外、植物10の根部の微小環境の変化を検知するために、固体栽培媒体211に埋設されてもよいが、本発明はこれに限定されない。
制御装置230は、処理モジュール140及びセンサ220に信号的接続され、前記調整信号を受信すると共に、調整信号に基づいて処理モジュール140に加圧ガス20の温度、加圧ガス20の圧力、加圧ガス20の送出量、液体30の温度、液体30の送出量又は水含有ガスの相対湿度を調整させる。
詳しくは、現在の市販の栽培方法によれば、何れも水分を液状で植物の根部に直接施用するが、植物が外部から供給された水分を短時間で完全に吸収できず、水分が栽培ベッドに残されて植物の根部の呼吸を阻害し、又は直接流失して水資源及び肥料の浪費を引き起こす。なお、液肥を植物の根部に直接施用すると、植物が同様に短時間で完全に吸収できず、余分の液肥が土壌に蓄積され、長時間の肥料蓄積によって更に土壤が酸性化して植物の成長に影響し、更に植物の死滅を引き起こす。従って、本発明の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム200は、センサ220を更に備え、センサ220は、それぞれ固体栽培媒体211における肥料含有量、水分含有量及び土壤温度などの数値を検知して調整信号を出力するために、土壤電気伝導率(Electrical Conductivity;EC値とも呼ばれる)検知モジュール、湿度検知モジュール及び温度検知モジュールを含み、制御装置230は、前記調整信号を受信した後に処理モジュール140を更に制御して加圧ガス20の温度、加圧ガス20の圧力、加圧ガス20の送出量、液体30の温度、液体30の送出量及び水含有ガスの相対湿度を調整させ、更に栽培条件を正確に制御して植物10を健全に成長させる。
図4及び図5を参照されたく、図4は、もう一つの実施形態における液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム300の圃場への適用を示す模式図であり、図5は、図4の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム300の圃場への適用を示す別の模式図である。液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム300は、作物栽培ベッド310と、液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造400と、センサ320と、制御装置330と、を備えるが、液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造400は、給気装置410と、給液装置420aと、給液装置420bと、加湿装置430と、を含み、図4の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム300の作物栽培ベッド310、液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造400、センサ320及び制御装置330は、図2の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム200の作物栽培ベッド210、液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造100、センサ220及び制御装置230と類似するが、給液装置120の数及びその管路配置並びに加湿装置130の数のみに異なっているため、同じ構造及び細部については、前文を参照されたく、ここで繰り返して説明しない。
図4及び図5に示すように、液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム300は、温室40の中に設けられるが、作物栽培ベッド310は、外部環境が液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム300による栽培環境の制御効率に影響を与えることを防止するように、温室40で高設栽培を行う。なお、図4の実施例において、給液装置420a及び給液装置420bは、それぞれ独立して設けられ、且つそれぞれ水及び液肥を貯蔵するために用いられる。詳しくは、水及び液肥が別々に貯蔵される場合、制御装置330は、実際のニーズに応じて水及び液肥の送出量を別々に調整し、更に本発明の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム300が水分及び液肥の施用をより正確に制御できるようにすると共に、大規模で栽培される作物に液肥、湿度及び温度の制御を行うことができ、関連市場での適用可能性を持つ。
本発明は実施形態により前述の通りに開示されたが、これらに限定されなく、当業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修飾を加えることができる。従って、本発明の保護範囲は、下記特許請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
100、400 液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造
110、410 給気装置
111、121 温度制御装置
120、420a、420b 給液装置
130、430 加湿装置
131 本体
132 ネック部
133 ガス送入口
134 水煙出口
135 送液管
140 処理モジュール
200、300 液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム
210、310 作物栽培ベッド
211 固体栽培媒体
220、320 センサ
230、330 制御装置
10 植物
20 加圧ガス
30 液体
40 温室

Claims (12)

  1. 加圧ガスを貯蔵するためのガス貯蔵ユニットを含む給気装置と、
    水及び液肥を含む液体を貯蔵するための液体貯蔵ユニットを含む給液装置と、
    前記給気装置及び前記給液装置に管路で接続される少なくとも1つの加湿装置と、
    一方が前記給気装置と前記加湿装置との間に設けられ、且つ前記加圧ガスの温度を制御するために用いられ、他方が前記給液装置と前記加湿装置との間に設けられ、且つ前記液体の温度を制御するために用いられる2つの温度制御装置と、
    前記2つの温度制御装置に電気的に接続され、前記加圧ガスの前記温度、前記加圧ガスの圧力、前記加圧ガスの送出量、前記液体の前記温度又は前記液体の送出量を調整するように、前記2つの温度制御装置を制御するための処理モジュールと、
    を含む液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造。
  2. 前記加圧ガスは、酸素、窒素及び二酸化炭素を含む請求項1に記載の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造。
  3. 前記加圧ガスの前記圧力は0.1Bar~2.0Barであり、前記加圧ガスの前記温度は10℃~30℃であり、前記液体の前記温度は10℃~30℃である請求項1に記載の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造。
  4. 前記加湿装置は、空圧式加湿装置、超音波加湿装置又は電熱式加湿装置である請求項1に記載の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造。
  5. 前記加湿装置は、
    前記給気装置に管路で接続されるガス送入口、ネック部及び水煙出口を有し、且つその口径が前記ネック部から前記水煙出口の方向へ徐々に大きくなる本体と、
    前記本体と前記給液装置との間に設けられ、且つ前記本体の前記ネック部に連通する送液管と、
    を含む請求項1に記載の液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造。
  6. 固体栽培媒体を含む作物栽培ベッドと、
    前記作物栽培ベッドに隣接して設けられて連通する液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造であって、加圧ガスを貯蔵するためのガス貯蔵ユニットを含む給気装置と、水及び液肥を含む少なくとも1つの液体を貯蔵するための少なくとも1つの液体貯蔵ユニットを含む給液装置と、前記給気装置及び前記給液装置に管路で接続され、前記固体栽培媒体に水含有ガスを加えるための少なくとも1つの加湿装置と、一方が前記給気装置と前記加湿装置との間に設けられ、且つ前記加圧ガスの温度を制御するために用いられ、他方が前記給液装置と前記加湿装置との間に設けられ、且つ前記液体の温度を制御するために用いられる2つの温度制御装置と、前記2つの温度制御装置に電気的に接続され、前記加圧ガスの前記温度、前記加圧ガスの圧力、前記加圧ガスの送出量、前記液体の前記温度又は前記液体の送出量を調整するように、前記2つの温度制御装置を制御するための処理モジュールと、を含む液肥、湿度、温度、空気の自動制御による栽培構造と、
    前記加湿装置に隣接して設けられ、前記固体栽培媒体の温度及び湿度を検知すると共に、前記温度及び前記湿度に基づいて調整信号を発するためのセンサと、
    前記処理モジュール及び前記センサに信号的接続され、前記調整信号を受信すると共に、前記調整信号に基づいて前記処理モジュールに前記加圧ガスの前記温度、前記加圧ガスの前記圧力、前記加圧ガスの前記送出量、前記液体の前記温度、前記液体の前記送出量又は前記水含有ガスの相対湿度を調整させる制御装置と、
    を備える液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム。
  7. 前記加圧ガスは、酸素、窒素及び二酸化炭素を含む請求項6に記載の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム。
  8. 前記加圧ガスの前記圧力は0.1Bar~2.0Barであり、前記加圧ガスの前記温度は10℃~30℃であり、前記液体の前記温度は10℃~30℃であり、前記水含有ガスの前記相対湿度は50%~98%である請求項6に記載の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム。
  9. 前記固体栽培媒体は、砂、パーライト、泥炭土、コイア又はそれらの組み合わせである請求項6に記載の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム。
  10. 前記液体貯蔵ユニットの数は2つであり、一方の前記液体貯蔵ユニットは、前記水を貯蔵するために用いられ、他方の前記液体貯蔵ユニットは、前記液肥を貯蔵するために用いられる請求項6に記載の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム。
  11. 前記加湿装置は、空圧式加湿装置、超音波加湿装置又は電熱式加湿装置である請求項6に記載の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム。
  12. 前記加湿装置は、
    前記給気装置に管路で接続されるガス送入口、ネック部及び水煙出口を有し、且つその口径が前記ネック部から前記水煙出口の方向へ徐々に大きくなる本体と、
    前記本体と前記給液装置との間に設けられ、且つ前記本体の前記ネック部に連通する送液管と、
    を含む請求項6に記載の液肥、湿度、温度、空気の制御による栽培システム。
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