JP2022047291A - 情報処理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】対話システムに適したデータの編集を支援する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置1は、質問と、前記質問に対する回答と、質問から抽出された1つ以上のキーワードとを含むFAQを複数格納するFAQ集において、FAQ集に含まれる複数のキーワードのそれぞれを発話文として生成し、発話文を用いてFAQ集を検索した結果に基づいて、発話文に対する応答文を生成することで得られる1回の対話を複数のキーワードのそれぞれについて1回以上行い、1回以上の対話に関する対話データを複数のキーワードのそれぞれについて生成する疑似対話生成部111及び応答生成部112と、対話データに基づき、複数のキーワードのそれぞれが対話の中で使用された頻度を集計した集計データを生成する集計部113と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、方法、及びプログラムに関する。
一般的に、対話システムは、ユーザとの間で音声やテキスト等を介して応答し合うことで、ユーザからの質問に回答する等、ユーザが所望する処理を実行する。中でも、ユーザの発話に必要な情報が欠落している等の不備がある場合に問い返し、複数回の応答を経て最終的な応答を行う対話システムは、ユーザからの複雑な要求や曖昧な指示にも柔軟に対応できるため、幅広い分野での利用が期待される。これら対話システムは、例えばユーザからの発話と、当該発話に対する応答とを規定したシナリオ(対話シナリオとも呼ぶ)に基づいて対話を行う。したがって、ユーザが利用しやすく、柔軟な対応ができる対話システムを作成するためには、ユーザが利用しやすい対話シナリオを構築する必要がある。
構築された対話シナリオに基づく対話システムの動作を検証するため、例えば対話システムを運用して蓄積したログを解析し、対話シナリオの各分岐がどれほどの頻度で使用されたかを計算して表示する方法がある。しかし、対話シナリオが自動生成されて各分岐が動的に変化する場合や、そもそも対話シナリオを使用しない場合、上記の方法では対話システムの動作を検証することができない。例えば、複数のFAQを格納するFAQ集に基づいて、ユーザの質問に対して適切な回答を含むFAQに誘導する対話システムを実現しようとした場合、対話シナリオが自動生成される、又は存在しないため、当該対話システムの動作を検証することができない。
特開2018-19529号公報
本発明が解決しようとする課題は、対話システムに適したデータの編集を支援することである。
本実施形態に係る情報処理装置は、生成部と、集計部とを含む。生成部は、質問と、前記質問に対する回答と、前記質問から抽出された1つ以上のキーワードとを含むFAQを複数格納するFAQ集において、前記FAQ集に含まれる複数のキーワードのそれぞれを発話文として生成し、前記発話文を用いて前記FAQ集を検索した結果に基づいて、前記発話文に対する応答文を生成することで得られる1回の対話を前記複数のキーワードのそれぞれについて1回以上行い、1回以上の対話に関する対話データを前記複数のキーワードのそれぞれについて生成する。集計部は、前記対話データに基づき、前記複数のキーワードのそれぞれが対話の中で使用された頻度を集計した集計データを生成する。
第1の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図。 FAQ集の一例を示す図。 第1の実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す図。 疑似対話データ生成処理の詳細に関する動作例を示す図。 疑似対話データの一例を示す図。 集計データの一例を示す図。 第2の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図。 第2の実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す図。 修正提案情報の一例を示す図。 第3の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図。 第3の実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す図。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る情報処理装置、方法、及びプログラムについて説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作を行うものとして、重複する説明を適宜、省略する。以下、一実施形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る情報処理装置の構成例を、図1を参照して説明する。
情報処理装置1は、各構成部(処理回路11、メモリ12、表示装置13、入力インタフェース14、通信インタフェース15)を含む。情報処理装置1は、ハードウェア又はソフトウェアの態様で実装される。各構成部は、バスを通じて互いに通信可能に接続される。なお、各構成部は個々のハードウェアにより実装されなくともよい。例えば、各構成部のうち少なくとも2つが1つのハードウェアにより実装されてもよい。
処理回路11は、情報処理装置1の動作を制御する。処理回路11は、ハードウェアとしてCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPU(Floating Point Unit)等のプロセッサを有する。処理回路11は、プロセッサを介してメモリ12に展開された各プログラムを実行することで、各プログラムに対応する各部(疑似対話生成部111、応答生成部112、集計部113、出力部114)を実行する。なお、各部は単独のプロセッサから成る処理回路11により実装されなくともよい。例えば、各部は複数のプロセッサを組み合わせた処理回路11により実装されてもよい。
疑似対話生成部111及び応答生成部112は、質問と、質問に対する回答と、質問から抽出された1つ以上のキーワードとを含むFAQを複数格納するFAQ集において、FAQ集に含まれる複数のキーワードのそれぞれを発話文として生成し、発話文を用いてFAQ集を検索した結果に基づいて、発話文に対する応答文を生成することで得られる1回の対話を複数のキーワードのそれぞれについて1回以上行い、1回以上の対話に関する対話データを複数のキーワードのそれぞれについて生成する。なお、疑似対話生成部111及び応答生成部112は併せて生成部とも呼ぶ。
集計部113は、対話データに基づき、複数のキーワードのそれぞれが対話の中で使用された頻度を集計した集計データを生成する。
出力部114は、集計データを出力する。
メモリ12は、処理回路11が使用するデータやプログラム等の情報を記憶する。メモリ12は、ハードウェアとしてRAM(Random Access Memory)等の半導体メモリ素子を有する。なお、メモリ12は、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク)、光磁気ディスク(MO)、光学ディスク(CD、DVD、Blu-ray(登録商標))、フラッシュメモリ(USBフラッシュメモリ、メモリカード、SSD)、磁気テープ等の外部記憶装置との間で情報を読み書きする駆動装置であってもよい。なお、メモリ12の記憶領域は、情報処理装置1の内部にあってもよいし、外部記憶装置にあってもよい。本実施形態において、メモリ12は図2に示すFAQ集120をあらかじめ格納しているものとする。
FAQ集の一例を、図2を参照して説明する。
FAQ集120は、複数のFAQ(質問回答ペアとも呼ぶ)120a~120Kを含むデータベースである。FAQ120a~120Kにはそれぞれ、お互いのFAQを区別するためのID121a~121K、質問122a~122K、質問に対する回答123a~123K、及び質問に含まれるキーワード124a~124Kが対応付けられている。なお、キーワード124a~124Kは、FAQ120a~120Kと対応付けられている限り、FAQ集120の内部のみならず、FAQ集120の外部に格納されてもよい。例えば、キーワード124a~124Kは、情報処理装置1の内部や外部記憶装置に存在する、メモリ12の記憶領域に格納されてもよい。
キーワード124a~124Kは、質問122a~122Kから抽出される。このとき、1つの質問から複数のキーワードが抽出されてもよい。キーワード124a~124Kは、情報処理装置1によりあらかじめ抽出されてもよいし、外部の処理装置によりあらかじめ抽出されてもよい。あるいは、キーワード124a~124Kは、例えばFAQ集120の管理者が質問122a~122Kに対して手動で付与してもよい。
キーワード124a~124Kは、例えば形態素解析モデルや形態素解析規則に基づいて抽出される。具体的には、情報処理装置1は形態素解析モデルを用いることで、質問122a~122Kに含まれる文章を形態素解析して複数の単語に分解したのち、各単語の品詞を推定する。次に、各単語のうち特定の品詞(名詞、動詞等)に属する単語をキーワード124a~124Kとして抽出する。なお、名詞の一種である複合名詞については、複合名詞に含まれる複数の名詞それぞれをキーワードとして抽出してもよいし、複合名詞全体を1つのキーワードとして抽出してもよいし、両者を組み合わせてもよい。あるいは、いずれの品詞にも属さない単語(未知語)をキーワードとして抽出してもよい。
例えば、最初のFAQ120aにはID121a「a」、質問122a「預金口座の残高確認をしたい」、回答123a「残高の確認には・・・」、キーワード124a「預金口座、残高確認」が対応付けられて格納される。また、最後のFAQ120KにはID121K「K」、質問122K「ローンを申し込みたい」、回答123K「ローンの種類により異なります。住宅ローンの場合・・・」、キーワード124K「ローン、申し込み」が対応付けられて格納される。
表示装置13は、処理回路11が生成したデータやメモリ12に格納されるデータ等の情報を表示する。表示装置13として、ブラウン管(CRT:Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro-Luminescence Display)、及びタブレット端末等のディスプレイが使用可能である。
入力インタフェース14は、情報処理装置1を利用するユーザからの入力を受け付け、受け付けた入力を電気信号に変換して処理回路11に出力する。入力インタフェース14として、マウス、キーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、タッチパッド、タッチパネルディスプレイ等の物理的な操作部品が使用可能である。なお、入力インタフェース14は、情報処理装置1とは別体である外部の入力装置から入力を受け付け、受け付けた入力を電気信号に変換して処理回路11に出力する装置であってもよい。ユーザは、例えばFAQ集120の管理者である。
通信インタフェース15は、外部装置や外部ネットワークとの間でデータを送受信する。通信インタフェース15と外部装置や外部ネットワークとの間では任意の通信規格が使用可能である。また、通信方式は、有線又は無線のどちらでもよい。例えば、情報処理装置1は、通信インタフェース15を介して、図示しないプリンタやインターネットとの間でデータを送受信し、情報処理装置1が生成したデータをプリンタに印刷させたり、ウェブページに表示したりしてもよい。
第1の実施形態に係る情報処理装置の動作例を、図3及び図4を参照して説明する。なお、図3は情報処理装置1の全体の動作例、図4は図3の疑似対話データ生成処理(ステップS102)の詳細に関する動作例である。
ステップS101において、疑似対話生成部111は、メモリ12に記憶されたFAQ集120に含まれる複数のキーワード124a~124Kのうち、1つのキーワードを処理対象となる処理キーワードとして抽出する。このとき、1つのFAQに複数のキーワードが対応付けられている場合は、当該複数のキーワードそれぞれを抽出する。また、1つのキーワードが複数のFAQに対応付けられている場合は、重複を排除して1つのキーワードを抽出する。すなわち、処理キーワードは、複数のキーワード124a~124Kから重複を排除して抽出された、いずれか1つのキーワードである。本実施形態では、複数のキーワード124a~124Kから重複を排除して、M個の処理キーワードが抽出される。
ステップS102において、情報処理装置1は、抽出された処理キーワードを用いて、疑似対話データを生成する。疑似対話データは、ユーザからの発話と、当該発話に対するFAQ集120に基づく対話システムの応答とを含む対話を模した、疑似的な対話に関するデータである。
疑似対話データ生成処理に関する詳細を、図4を参照して説明する。
ステップS201において、疑似対話生成部111は、処理キーワードを起点とした対話パスを開始する。対話パスは、発話と、当該発話に対する応答とを1ターンとしたやり取りを複数ターン繰り返すことで生じた対話の流れであり、応答にキーワードの例示が含まれる場合は、例示されたキーワード(例示キーワードとも呼ぶ)の数に応じて複数の枝に分岐し、最終的に1つのFAQに到達した時点で終了する。すなわち、対話パスは、処理キーワードを起点とし、例示されたキーワードを中継点とし、特定のFAQを終点とする一連の対話である。ステップS201が実行される時点(1ターン目)では、対話パスに処理キーワードが起点として追加される。
ステップS202において、疑似対話生成部111は、対話パスのうち、現在のターン(処理時点)までに終了していない対話パスを選択する。ステップS202の1回目の実行時(1ターン目)には、選択可能な対話パスは1つ存在するため、当該対話パスが選択される。一方、ステップS202の2回目以降の実行時(2ターン目以降)には、選択可能な対話パスは複数存在するため、複数の対話パスのうち1つの対話パスが選択される。なお、複数の対話パスのうち1つの対話パスが選択されることで、前回のターンで例示された複数の例示キーワードのうち1つの例示キーワードが選択される。
ステップS203において、疑似対話生成部111は、選択された対話パスにおいて現在のターンまでに選択された全てのキーワードを用いて発話文を生成する。ステップS203の1回目の実行時(1ターン目)には、処理キーワードを用いて発話文を生成する。一方、ステップS203の2回目以降の実行時(2ターン目以降)には、ステップS202までに選択された全てのキーワード(処理キーワード、例示キーワード)を用いて発話文を生成する。生成された発話文は、メモリ12に格納される。
なお、生成される発話文は、「〇〇を検索して」、「OOと××を検索して」のように、人間の発話に近い自然文であってもよい。あるいは、「〇〇」、「〇〇 ××」のように、単にキーワードの羅列であってもよい。これら発話文は、ユーザからの実際の発話を模した疑似的な発話文(疑似発話文)である。
ステップS204において、応答生成部112は、生成された発話文に含まれる全てのキーワードを用いてFAQ集120を検索する。ステップS204の1回目の実行時(1ターン目)には、処理キーワードを用いてFAQ集120を検索する。一方、ステップS204の2回目以降の実行時(2ターン目以降)には、全てのキーワード(処理キーワード、例示キーワード)を用いてFAQ集120を検索する。
具体的には、応答生成部112は、生成された発話文に含まれる全てのキーワードと、FAQ集120に格納されている複数のキーワード124a~124Kとを照合し、検索結果として、合致した当該全てのキーワードを含むFAQを回答候補として抽出する。キーワード同士を照合する際には、完全一致で判定してもよいし、言い換え表現を許容した部分一致で判定してもよい。完全一致で判定する場合は、キーワードの文字列が同一か否かで判定する。部分一致で判定する場合は、第一に、漢字部分が同じで送り仮名が異なるキーワード同士を同一のキーワードとして判定してもよい。例えば「申し込み」、「申込み」、「申込」を同一のキーワードと判定してもよい。第二に、読みが同じキーワード同士を同一のキーワードとして判定してもよい。例えば「申し込み」、「申しこみ」、「もうし込み」、「もうしこみ」を同一のキーワードと判定してもよい。その他にも、編集距離や単語ベクトル同士のコサイン距離が閾値以下であるキーワード同士を同一のキーワードとして判定してもよい。
ステップS205において、応答生成部112は、検索結果として抽出された回答候補に基づいて応答文を生成する。具体的には、応答生成部112は、回答候補の件数に応じて応答文を生成する。回答候補が1件である場合は、当該回答候補であるFAQに含まれる「質問」や「回答」を用いて応答文を生成する。例えば「ご質問は『~~~』ですね。・・・」のような定型文を用意し、「~~~」に「質問」を、「・・・」に「回答」を埋め込むことで応答文を生成してもよい。一方、回答候補が複数件である場合は、回答候補の件数と、当該複数の回答候補に含まれるキーワードを幾つか例示して応答文を生成する。例えば、「回答候補がN(Nは2以上の自然数)件あります。他にキーワードはありますか?<キーワードA>について、<キーワードB>について、など」のような定型文を用意し、「N」に回答候補の件数を、「キーワードA」、「キーワードB」に例示するキーワードを埋め込むことで応答文を生成してもよい。なお、例示するキーワードは、ステップS203で生成された発話文に含まれる全てのキーワードとは異なるキーワードである。生成された応答文は、メモリ12に格納される。また、応答文は、上述のように人間の発話に近い自然文であってもよいし、「キーワードA キーワードB」のように、単にキーワードの羅列であってもよい。
ステップS206において、疑似対話生成部111は、生成された応答文に例示キーワードが含まれるか否かを判定する。例示キーワードが含まれると判定した場合は、ステップS207に進む。一方、例示キーワードが含まれないと判定した場合は、ステップS208に進む。なお、例示キーワードが含まれる場合は、換言すれば、1つのFAQまで回答候補が絞り込めず、さらに回答候補を絞り込む必要がある場合であり、例示キーワードが含まれない場合は、1つのFAQまで回答候補が絞り込まれた場合である。
ステップS207において、疑似対話生成部111は、例示キーワードのそれぞれを対話パスに追加することで、当該対話パスを分岐させる。このとき、例示されたキーワードの数に応じて、対話パスが複数の枝に分岐する。ステップS207が実行されるたびに、例示キーワードのそれぞれが中継点として対話パスに追加される。
ステップS208において、疑似対話生成部111は、対話パスに、絞り込まれた1つのFAQを特定するIDを追加し、当該対話パスを終了する。ステップS208が実行されるたびに、絞り込まれたFAQのIDが終点として対話パスに追加される。これにより、処理キーワードを起点とし、現在までの複数ターンのやり取りで例示された例示キーワードを中継点とし、絞り込まれた1つのFAQを終点とする1つの対話パスが生成される。生成された対話パスは、メモリ12に格納される。
ステップS209において、疑似対話生成部111は、処理キーワードを起点とする対話パスが全て終了したかを判定する。全ての対話パスが終了していると判定した場合は、ステップS103に進む。これにより、処理キーワードに関する疑似対話データの生成が終了し、疑似対話データが生成される。生成された疑似対話データは、メモリ12に格納される。なお、疑似対話生成部111は、特定のターン数に到達したら疑似対話データの生成を強制的に終了してもよい。一方、終了していない対話パスが残っていると判定した場合は、ステップS202に戻る。なお、ステップS207の実行後には、対話パスが分岐するため、ステップS209における判定処理を行わずに直接、ステップS202に戻ってもよい。
ステップS103において、疑似対話生成部111は、FAQ集120に含まれる複数のキーワード124a~124Kに含まれる全てのキーワード、つまりM個のキーワードについて処理を行ったか否かを判定する。処理済みであると判定された場合(ステップS103のYes)、ステップS104に進む。これにより、複数のキーワード124a~124Kに含まれるM個のキーワードそれぞれに対応する疑似対話データ130a~130Mが生成される。一方、処理済みでないと判定された場合(ステップS103のNo)、ステップS101に戻る。
ステップS104において、集計部113は、疑似対話データ130a~130Mを集計し、集計データを生成する。例えば、疑似対話データ130a~130Mにおいて、M個のキーワードをそれぞれ起点とする全ての対話パスにおけるキーワードごとの使用頻度、応答文として例示されたキーワードごとに例示される頻度(例示頻度)、回答候補1件に絞り込まれたFAQのIDごとに絞り込みされる頻度(絞込頻度)、M個のキーワードをそれぞれ起点とする全ての対話パスが終了するまでに行われたやり取りのターン数の平均値(平均ターン数)を集計し、集計データを生成する。
なお、集計部113は、それぞれの対話パスで最終的に絞り込まれたFAQのIDごとに、直前のターンで例示されたキーワードごとの例示頻度を集計してもよい。この集計結果が表示されることで、FAQ集120の管理者は、特定のFAQを強く特徴づけるキーワードを容易に判断することができる。
例えば、FAQ集120に「申し込み」をキーワードとして含むFAQが多数存在し、送り仮名が異なる「申込み」をキーワードとして含むFAQ120pが1つ存在する場合を想定する。あるターンにおいて「申し込み」と「申込み」とが応答文に例示されたとき、直後のターンにおいて「申し込み」を用いてFAQ集120を検索すると、多数のFAQが回答候補として抽出される一方、「申込み」を用いてFAQ集120を検索すると、1つのFAQ120pに回答候補が絞り込まれて、対話パスが終了する。さらに、「申し込み」を含むFAQで終了する対話パスの数に比べて、「申込み」を含むFAQ120pで終了する対話パスの数が少なくなる。上記の情報が集計データとして表示されることで、管理者は、FAQ120pだけ表記ゆれを含むことが容易に判断できる。
ステップS105において、出力部114は、集計データを表示装置13に出力する。例えば、キーワードを例示頻度順に表示してもよいし、FAQのIDを絞込頻度順に表示してもよい。また、キーワードやFAQのIDを頻度に応じてフォントの色、又はサイズを変更して表示してもよい。
疑似対話データの一例を、図5を参照して説明する。
図5は、図2に示すFAQ集120に基づいて生成された疑似対話データ130a~130Mの一例である。なお、FAQ集120において、キーワード「預金口座」はFAQ120a、120b、120cの3件に含まれ、キーワード「残高確認」はFAQ120aの1件に含まれるものとする。
疑似対話データ130aは、キーワード「預金口座」を起点し、当該起点から分岐した全ての対話パスを含むデータである。以下に、情報処理装置1の動作を参照して、疑似対話データ130aの生成過程を説明する。
1ターン目において、疑似対話生成部111は、FAQ集120からキーワード「預金口座」を抽出すると(ステップS101)、当該キーワード「預金口座」を起点とする対話パスを開始する(ステップS201)。次に、疑似対話生成部111は、当該対話パスを選択し(ステップS202)、選択された対話パスに含まれるキーワード「預金口座」を用いて発話文を生成する(ステップS203)。応答生成部112は、発話文に含まれる「預金口座」を用いてFAQ集120を検索する(ステップS204)。このとき、「預金口座」をキーワードとして含むFAQ120a、120b、120cの3件が回答候補として抽出される。次に、応答生成部112は、FAQ120a、120b、120cに含まれ、「預金口座」とは異なるキーワード「残高確認」、「申し込み」、「解約」を例示キーワードとして用いて応答文を生成する(ステップS205)。このとき、「回答候補が3件あります。他にキーワードはありますか?<残高確認>について、<申し込み>について、<解約>について、など」のような応答文が生成される。疑似対話生成部111は、生成された応答文に問い返しの例示「残高確認」、「申し込み」、「解約」が含まれると判定し(ステップS206のYes)、「預金口座」を起点とする対話パスにこれらの例示「残高確認」、「申し込み」、「解約」を中継点として追加し、当該対話パスを3つに分岐させる(ステップS207)。次に、疑似対話生成部111は、終了していない対話パス(「預金口座」-「残高確認」、「預金口座」-「申し込み」、「預金口座」-「解約」)が残っていると判定し(ステップS209のNo)、ステップS202に戻る。
2ターン目において、疑似対話生成部111は、終了していない対話パス「預金口座」-「残高確認」を処理するため、当該対話パスを選択する(ステップS202)。次に、疑似対話生成部111は、当該対話パスの1ターン目と2ターン目でそれぞれ選択された全てのキーワード「預金口座」、「残高確認」を含む発話文を生成する(ステップS203)。応答生成部112は、発話文に含まれる「預金口座」、「残高確認」を用いてFAQ集120を検索する(ステップS204)。このとき、「預金口座」、「残高確認」を含むFAQ120aの1件が回答候補として抽出される。すなわち、1件のFAQに絞り込まれたため、応答生成部112はFAQ120aに含まれる「質問」及び「回答」を用いて、「ご質問は『預金口座の残高確認をしたい』ですね。残高の確認には・・・」のような応答文を生成する(ステップS205)。疑似対話生成部111は、生成された応答文に問い返しの例示が含まれないと判定し(ステップS206のNo)、対話パス「預金口座」-「残高確認」に絞り込まれたFAQ120aのID121a「a」を終点として追加し、当該対話パスを終了する(ステップS208)。
なお、「預金口座」を起点とする対話パスには他にも、終了していない対話パス「預金口座」-「申し込み」、「預金口座」-「解約」が含まれるので、情報処理装置1は同様な動作を各対話パスが終了するまで再帰的に繰り返す。全ての対話パスが終了したら(ステップS209のYes)、「預金口座」に関する疑似対話データの生成が終了し、疑似対話データ130aが生成される。
以上のような1つの処理キーワードに対する一連の疑似対話データ生成処理を、情報処理装置1は、処理されていない残りのキーワードに対しても同様に繰り返す。FAQ集120に含まれるM個の全てのキーワードについて処理を終えると、当該全てのキーワードのそれぞれに対応する疑似対話データ130a~130Mが生成される。
集計データの一例を、図6を参照して説明する。
図6は、図5に示す疑似対話データ130a~130Mを集計して得られた集計データの一例である。集計データは、表示装置13上に表示される。
集計データ140として、例示されたキーワードと例示頻度とを表す対応表(a)、回答候補が1件に絞り込まれたFAQのIDと絞込頻度とを表す対応表(b)、対話が終了するまでの平均ターン数を含むコメント(c)が表示される。(a)、(b)、(c)は並列して同時に表示されてもよいし、同じ画面上の領域で切り替えて表示されてもよい。
例えば、対応表(a)において、キーワード「預金口座」と「預金口座」が例示された回数を例示頻度として「5回」が表示される。なお、全てのキーワードの例示回数に対する、特定のキーワードの例示回数の割合を、例示頻度に付随して表示してもよい。この場合、例示頻度「5回」に付随して「(0.10)」が表示される。
例えば、対応表(b)において、FAQのID「a」と「a」に絞り込まれた回数を絞込頻度として「3回」が表示される。なお、全てのIDの絞込回数に対する、特定のIDの絞込回数の割合を、絞込頻度に付随して表示してもよい。この場合、絞込頻度「3回」に付随して「(0.15)」が表示される。
以上説明した第1の実施形態によれば、情報処理装置1は、FAQ集に含まれるキーワードのそれぞれについて、FAQ集に基づく対話システムの問い返しの中で例示に使われる頻度を集計した集計データを表示する。FAQ集の管理者は、表示された集計データを確認することで、対話システムの動作を検証しながら、対話システムに適したデータの編集をすることができる。つまり、情報処理装置1は、対話システムに適したデータの編集を支援することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る情報処理装置の構成例を、図7を参照して説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態に係る情報処理装置1の構成に加えて、処理回路11に編集部115、類義語決定部116を有する。
編集部115は、FAQ集のうち1以上のFAQを編集する。
類義語決定部116は、編集されたFAQに紐づく1以上のキーワードである編集後キーワードについて、FAQ集に含まれる複数のキーワードのうち、編集後キーワードに類似する1以上の類似キーワードを抽出し、かつ類似キーワードのうち、集計データにおいて使用された頻度が編集後キーワードの使用された頻度よりも多い類似キーワードを修正候補キーワードとして抽出し、かつ編集後キーワードの使用頻度、及び修正候補キーワードの使用頻度を修正提案情報として生成する。
第2の実施形態に係る情報処理装置の動作例を、図8を参照して説明する。
ステップS301において、編集部115は、ユーザからのFAQ集120に対する編集操作に応じて、メモリ12に格納されるFAQ集120を編集する。編集操作は、例えば新しいFAQの追加、既存のFAQの変更や削除を含む。なお、編集部115は、ユーザからの複数のFAQに対する同一又は異なる編集操作に応じて、一度にFAQ集120を編集してもよい。本実施形態において、1つのFAQに対して編集操作が行われたものとし、当該編集されたFAQをFAQ120Sとする。
ステップS302において、疑似対話生成部111は、メモリ12に記憶されたFAQ集120に含まれる複数のキーワード124a~124Kのうち、1つのキーワードを処理キーワードとして抽出する。ステップS302は、ステップS101と同様である。
ステップS303において、情報処理装置1は、抽出された処理キーワードを用いて、疑似対話データを生成する。ステップS303は、ステップS102と同様である。
ステップS304において、疑似対話生成部111は、FAQ集120に含まれる全てのキーワードについて処理を行ったか否かを判定する。ステップS304は、ステップS103と同様である。
ステップS305において、集計部113は、疑似対話データ130a~130Mを集計し、集計データを生成する。ステップS305は、ステップS104と同様である。
ステップS306において、類義語決定部116は、集計データと編集されたFAQ120Sとに基づいて、修正提案情報を生成する。具体的には、類義語決定部116は、編集されたFAQ120Sに対応付けられたキーワード(編集後キーワード)のそれぞれに対して、FAQ集120に含まれるキーワード124a~124Kから類似するキーワード(類似キーワード)を抽出する。続いて、抽出された類似キーワードのうち、疑似対話データ130a~130Mで例示された回数が、編集後キーワードの例示された回数よりも多い類似キーワードを、修正候補キーワードとして抽出する。なお、修正候補キーワードは、編集後キーワードから当該キーワードへ修正すべきキーワードである。その後、編集後キーワード、及び修正候補キーワードのそれぞれが例示された頻度を修正提案情報として生成する。このとき、各キーワードの例示された頻度とともに、修正の前後での相対的な頻度変化を修正提案情報に含めてもよい。さらに、編集されたFAQ120Sに関するID、質問、回答、キーワードを修正提案情報に含めてもよい。生成された修正提案情報は、メモリ12に格納される。
なお、編集後キーワードと類似するキーワードを判定する際には、第一に、漢字部分が同じで送り仮名のみが異なるキーワード同士を類似キーワードとして判定してもよい。第二に、読みが同じキーワード同士を類似キーワードとして判定してもよい。その他にも、編集距離や単語ベクトル同士のコサイン距離が閾値以下であるキーワード同士を類似キーワードとして判定してもよい。
ステップS307において、出力部114は、生成された修正提案情報を表示装置13に出力する。なお、ステップS305で生成された集計データとともに修正提案情報を出力してもよい。
修正提案情報の一例を、図9を参照して説明する。
修正提案情報200は、FAQ集120に新しいK+1個目のFAQ120K+1を追加した時の修正提案情報の一例である。修正提案情報200において、FAQ120K+1に対応付けられたID「K+1」、質問「預金口座の作り方を教えて」、回答「預金口座の新規開設手続きは、電話、郵送、ウェブから・・・」、キーワード「預金口座、作り方」が表示されている。
さらに、修正提案情報200において、FAQ120K+1の編集後キーワード「作り方」の例示頻度「5回」、修正候補キーワード「開き方」の例示頻度「8回」が表示される。具体的には、管理者に編集後キーワードの変更を促す修正案「作り方(例示頻度5回)→開き方(例示頻度8回)に修正しますか?」が表示される。あるいは、「『作り方』を『開き方』に変えると1.6倍、このFAQが探しやすくなります」のように表示してもよい。
なお、修正提案情報200には、上記の情報に加えて、対話パスを表示してもよい。例えば対話パスのうち、修正の提案をしているFAQに関連する部分を、それ以外の部分と識別可能に色分け等により表示してもよい。対話パスの図示には、例えば、樹形図や状態遷移図を用いてもよい。さらに、対話パスが、修正の前後でどのように変化するかを見比べられるように、上下や左右に修正前後の対話パスの図を並列配置して比較しやすくしてもよい。または、並列配置する代わりに、同一の場所でユーザ操作により切り替えて表示してもよい。
以上説明した第2の実施形態によれば、情報処理装置1は、FAQ集に含まれるキーワードのそれぞれについて、FAQ集に基づく対話システムの問い返しの中で例示に使われる頻度を集計した集計データを表示する。これにより、管理者はFAQ集へ加える編集操作が対話の流れにどのような影響を与えるかを容易に判断することができる。ひいては、管理者が、FAQ集に基づく対話システムの動作を確認しながら、FAQ集を編集することができる。さらに、管理者によるFAQ集の編集が進むことで、対話システムがユーザに例示するキーワードが対話の進行に有用なものになっていくため、ユーザを適切なFAQへ誘導でき、ユーザが利用しやすい対話システムを構築することができる。また、管理者が対話システムの動作を確認しながらFAQ集を編集できるため、ユーザが検索しやすいFAQを管理者が構築するのを支援することができる。つまり、情報処理装置1は、対話システムに適したデータの編集を支援することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る情報処理装置の構成例を、図10を参照して説明する。
第3の実施形態では、第2の実施形態に係る情報処理装置1の構成に加えて、処理回路11に更新部117を有する。
更新部117は、修正提案情報に基づいて、FAQ集を更新する。
第3の実施形態に係る情報処理装置の動作例を、図11を参照して説明する。
なお、ステップS401~ステップS406は、ステップS301~ステップS306と同様である。
ステップS407において、更新部117は、修正提案情報に基づいて、FAQ集120を更新する。なお、修正提案情報が複数存在し、複数の修正提案情報が競合する場合は、キーワードの類似度と、集計データとに基づいて1つの修正を行う。また、修正提案情報が複数のFAQを対象としている場合は、当該全てのFAQに対して修正を行う。また、FAQ集120を自動更新する前に、管理者に更新を行うか否かを問う確認画面を表示してもよい。
以上説明した第3の実施形態によれば、管理者が手動でFAQ集を更新する必要がなく、FAQ集への編集を行うことで対話システムを用いた場合に使いやすいFAQ集となるように自動で更新されるので、管理者はより簡単にFAQ集を管理することができる。また、管理者は、情報処理装置1が提案した修正提案情報を採用するかしないかで簡単にFAQ集の修正をすることができる。つまり、情報処理装置1は、対話システムに適したデータの編集を支援することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、各省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・情報処理装置、11・・・処理回路、12・・・メモリ、13・・・表示装置、14・・・入力インタフェース、15・・・通信インタフェース、111・・・疑似対話生成部、112・・・応答生成部、113・・・集計部、114・・・出力部、115・・・編集部、116・・・類義語決定部、117・・・更新部、120・・・FAQ集、121a~121K・・・ID、122a~122K・・・質問、123a~123K・・・回答、124a~124K・・・キーワード、130a~130M・・・疑似対話データ、140・・・集計データ、200・・・修正提案情報

Claims (10)

  1. 質問と、前記質問に対する回答と、前記質問から抽出された1つ以上のキーワードとを含むFAQを複数格納するFAQ集において、
    前記FAQ集に含まれる複数のキーワードのそれぞれを発話文として生成し、前記発話文を用いて前記FAQ集を検索した結果に基づいて、前記発話文に対する応答文を生成することで得られる1回の対話を前記複数のキーワードのそれぞれについて1回以上行い、1回以上の対話に関する対話データを前記複数のキーワードのそれぞれについて生成する生成部と、
    前記対話データに基づき、前記複数のキーワードのそれぞれが対話の中で使用された頻度を集計した集計データを生成する集計部と、
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記生成部は、
    1回目の対話において、前記FAQ集に含まれる複数のキーワードのうち1つを処理対象となる第1のキーワードとして抽出し、かつ
    前記第1のキーワードを含む第1の発話文を生成する疑似対話生成部と、
    前記第1の発話文に含まれる前記第1のキーワードを用いて前記FAQ集を検索することで、前記FAQ集のうち前記第1のキーワードを含む1件以上のFAQを第1の検索結果として抽出し、かつ
    前記第1の検索結果が1件である場合、前記第1のキーワードを起点とし、前記抽出した1件のFAQを終点とする前記対話データを生成する応答生成部と、
    を具備する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記応答生成部は、
    前記第1の検索結果が複数件である場合、前記抽出した複数件のFAQに含まれる複数のキーワードのうち、前記第1のキーワード以外の複数の第2のキーワードを含む第1の応答文を生成する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記疑似対話生成部は、
    N(Nは2以上の自然数)回目の対話において、第N-1の応答文に含まれる複数の第Nのキーワードのうち、1つの第Nのキーワードを選択し、かつ
    前記第1のキーワードと、N-1回目の対話までに得られたN-1個の応答文からそれぞれ選択した、前記第Nのキーワードを含むN-1個のキーワードとを含む第Nの発話文を生成し、
    前記応答生成部は、
    前記第Nの発話文に含まれる、前記第1のキーワード及び前記選択したN-1個のキーワードを用いて前記FAQ集を検索することで、前記第1のキーワード及び前記選択したN-1個のキーワードを含む1件以上のFAQを第Nの検索結果として抽出し、
    前記第Nの検索結果が1件である場合、前記第1のキーワードを起点とし、前記選択したN-1個のキーワードを中継点とし、前記抽出した1件のFAQを終点とする前記対話データを生成する、
    請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記応答生成部は、
    前記第Nの検索結果が複数件である場合、前記抽出した複数件のFAQに含まれる複数のキーワードのうち、前記第1のキーワード及び前記選択したN-1個のキーワード以外の複数の第N+1のキーワードを含む第Nの応答文を生成する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記FAQ集のうち1以上のFAQを編集する編集部と、
    前記編集されたFAQに紐づく1以上のキーワードである編集後キーワードについて、前記FAQ集に含まれる複数のキーワードのうち、前記編集後キーワードに類似する1以上の類似キーワードを抽出し、かつ
    前記類似キーワードのうち、前記集計データにおいて使用された頻度が前記編集後キーワードの使用された頻度よりも多い前記類似キーワードを修正候補キーワードとして抽出し、かつ
    前記編集後キーワードの使用頻度、及び前記修正候補キーワードの使用頻度を修正提案情報として生成する類義語決定部と、
    をさらに具備する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記修正提案情報は、前記編集されたFAQに関する情報をさらに含む、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記修正提案情報に基づいて、前記FAQ集を更新する更新部と、
    をさらに具備する請求項6又は請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 質問と、前記質問に対する回答と、前記質問から抽出された1つ以上のキーワードとを含むFAQを複数格納するFAQ集において、
    前記FAQ集に含まれる複数のキーワードのそれぞれを発話文として生成し、前記発話文を用いて前記FAQ集を検索した結果に基づいて、前記発話文に対する応答文を生成することで得られる1回の対話を前記複数のキーワードのそれぞれについて1回以上行い、1回以上の対話に関する対話データを前記複数のキーワードのそれぞれについて生成し、
    前記対話データに基づき、前記複数のキーワードのそれぞれが対話の中で使用された頻度を集計した集計データを生成する、情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    質問と、前記質問に対する回答と、前記質問から抽出された1つ以上のキーワードとを含むFAQを複数格納するFAQ集において、
    前記FAQ集に含まれる複数のキーワードのそれぞれを発話文として生成し、前記発話文を用いて前記FAQ集を検索した結果に基づいて、前記発話文に対する応答文を生成することで得られる1回の対話を前記複数のキーワードのそれぞれについて1回以上行い、1回以上の対話に関する対話データを前記複数のキーワードのそれぞれについて生成する生成機能と、
    前記対話データに基づき、前記複数のキーワードのそれぞれが対話の中で使用された頻度を集計した集計データを生成する集計機能と、
    を実現させる情報処理プログラム。
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