JP2022045630A - 使い捨ておむつとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トップシート上に排出された尿等の排出物を速やかにトップシートを透過させて外部への漏れを防止した使い捨ておむつとその製造方法を提供する。【解決手段】液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートの間に吸収体を設け、吸収体の幅方向の両側にサイドフラップ部を形成し、トップシートの身体側面の幅方向の両側に、トップシート上に排出された排泄物の幅方向の漏れ出しを防止する撥水性の立体ギャザーを設け、平面視において、トップシートの身体側面における立体ギャザーの先端部の間に、親水性積層部を設けた。【選択図】図6

Description

本発明は、使い捨ておむつとその製造方法に関するものであり、特に、トップシート上に排出された排出物を速やかにトップシートを透過させて外部への漏れを防止した使い捨ておむつとその製造方法に関するものである。
トップシートの身体側面に親水性剤を塗布して、トップシート上に排出された排出物を速やかにトップシートを透過させる技術が知られている。(特許文献1)
特開2019-97660号公報
しかし、特許文献1の技術では、トップシートに親水性剤を塗布する場合に、親水性剤がトップシートの幅方向の両側に設けられた立体ギャザーにも塗布されるために、立体ギャザーの撥水性能が低下して、トップシート上に排出された尿等の排出物が立体ギャザーを透過して外部に漏れ出す恐れがあった。
そこで、本発明の課題は、トップシート上に排出された尿等の排出物を速やかにトップシートを透過させて外部への漏れを防止した使い捨ておむつとその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決した手段は以下のとおりである。
第1手段は、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートの間に吸収体を設け、前記吸収体の幅方向の両側にサイドフラップ部を形成し、前記トップシートの身体側面の幅方向の両側に、前記トップシート上に排出された排泄物の幅方向の漏れ出しを防止する撥水性の立体ギャザーを設け、平面視において、前記トップシートの身体側面における立体ギャザーの先端部の間に、親水性積層部を設けたことを特徴とする。
第2手段は、第1手段において、前記トップシートの身体側面における腹側部と背側部には、前記親水性積層部を設けないことを特徴とする。
第3手段は、第1又は2手段において、平面視において、前後方向の中心部における前記立体ギャザーの折れ線と先端部の幅方向の長さと、前記サイドフラップの側端部と折れ線の幅方向の長さを同一長さに形成したことを特徴とする。
第4手段は、第1~3のいずれか1項の手段において、前記親水性積層部を水溶性のグリセリンで形成したことを特徴とする。
第5手段は、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートの間に吸収体を設け、前記吸収体の幅方向の両側にサイドフラップ部を形成し、前記トップシートの身体側面の幅方向の両側に、前記トップシート上に排出された排泄物の幅方向の漏れ出しを防止する撥水性の立体ギャザーを設けた使い捨ておむつの製造方法において、前記サイドフラップ部を折れ線で立体ギャザーの上側に折曲げる第1工程と、前記第1工程の後に、前記トップシートの身体側面に親水性剤を前後方向に連続して塗布する第2工程と、前記第2工程の後に、前記使い捨ておむつを前後方向の中心でトップシートの身体面側に折曲げる第3工程を行うことを特徴する。
第6手段は、第5手段において、前記第2工程において、前記トップシートの身体側面の中間部に親水性剤を塗布し、前記トップシートの身体側面の腹側部と背側部には親水性剤の塗布を行わない間欠塗布を行うことを特徴とする。
第7手段は、第5又は6手段において、平面視において、前後方向の中心部における前記立体ギャザーの折れ線と先端部の幅方向の長さと、前記サイドフラップの側端部と折れ線の幅方向の長さを同一長さに形成したことを特徴とする。
第8手段は、第5~7のいずれか1項の手段において、前記親水性剤を水溶性のグリセリンにしたことを特徴とする。
第1手段によれば、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートの間に吸収体を設け、吸収体の幅方向の両側にサイドフラップ部を形成し、トップシートの身体側面の幅方向の両側に、トップシート上に排出された排泄物の幅方向の漏れ出しを防止する撥水性の立体ギャザーを設け、平面視において、トップシートの身体側面における立体ギャザーの先端部の間に、親水性積層部を設けたので、トップシート上に排出された尿等の排泄物をトップシート内を速やかに透過させて吸収体に吸収させて排泄物の外部への漏れ出しを防止することができる。また、立体ギャザーの表面への親水性剤の付着を防止し、立体ギャザーの撥水性能の低下も防止することができる。
第2手段によれば、第1手段による効果に加えて、トップシートの身体側面における腹側部と背側部には、親水性積層部を設けないので、使い捨ておむつの前後方向の両側部のエンドフラップ部を形成するトップシートとバックシートの接着強度の低下を防止することができる。
第3手段によれば、第1又は2手段による効果に加えて、平面視において、前後方向の中心部における立体ギャザーの折れ線と先端部の幅方向の長さと、サイドフラップの側端部と折れ線の幅方向の長さを同一長さに形成したので、トップシートの身体側面に幅方向の長さが大きい親水性積層部を形成することができる。また、親水性剤の塗布時に、立体ギャザーに親水性剤が塗布されるのを防止することができる。
第4手段によれば、第1~3のいずれか1項の手段による効果に加えて、親水性積層部を水溶性のグリセリンで形成したので、周囲の空気中の水分を引き寄せて装着者の肌を保湿することができる。
第5手段によれば、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートの間に吸収体を設け、吸収体の幅方向の両側にサイドフラップ部を形成し、トップシートの身体側面の幅方向の両側に、トップシート上に排出された排泄物の幅方向の漏れ出しを防止する撥水性の立体ギャザーを設けた使い捨ておむつの製造方法において、サイドフラップ部を折れ線で立体ギャザーの上側に折曲げる第1工程と、第1工程の後に、トップシートの身体側面に親水性剤を前後方向に連続して塗布する第2工程と、第2工程の後に、使い捨ておむつを前後方向の中心でトップシートの身体面側に折曲げる第3工程を行うので、トップシートの身体側面に塗布される親水性剤が立体ギャザーに過度に塗布されるのを防止することができる。また、トップシートや親水性積層部の身体側面に粉塵等の付着を防止することができる。
第6手段によれば、第5手段による効果に加えて、第2工程において、トップシートの身体側面の中間部に親水性剤を塗布し、トップシートの身体側面の腹側部と背側部には親水性剤の塗布を行わない間欠塗布を行うので、使い捨ておむつの前後方向の両側部のエンドフラップ部を形成するトップシートとバックシートの接着強度の低下を防止することができる。
第7手段によれば、第5又は6手段による効果に加えて、平面視において、前後方向の中心部における立体ギャザーの折れ線と先端部の幅方向の長さと、サイドフラップの側端部と折れ線の幅方向の長さを同一長さに形成したので、トップシートの身体側面に幅方向の長さが大きい親水性積層部を形成することができる。また、親水性剤の塗布時に、立体ギャザーに親水性剤が塗布されるのを防止することができる。
第8手段によれば、第5~7のいずれか1項の手段による効果に加えて、親水性剤を水溶性のグリセリンにしたので、使い捨ておむつの使用時期、使用場所に応じてグリセリンの含有量の調整を容易に行うことができる。
使い捨ておむつの身体側の平面図である。 使い捨ておむつの反身体側の平面図である。 図1のX1-X1断面図である。 伸縮シートの平面図である。 伸縮シートの襞の形態の説明図である。 第1実施形態の親水性積層部が設けられた使い捨ておむつの身体側の平面図である。 同実施形態の親水性積層部を形成する第1工程の説明図である。 同実施形態の親水性積層部を形成する第2工程の説明図である。 同実施形態の親水性積層部を形成する第3工程の説明図である。 同実施形態の親水性積層部を形成する第4工程の説明図である。 第2実施形態の親水性積層部が設けられた使い捨ておむつの身体側の平面図である。 同実施形態の親水性積層部を形成する第1工程の説明図である。 同実施形態の親水性積層部を形成する第2工程の説明図である。 同実施形態の親水性積層部を形成する第3工程の説明図である。 同実施形態の親水性積層部を形成する第4工程の説明図である。
図1~3に示すように、使い捨ておむつは、身体側に設けられた液透過性のトップシート10と、反身体側に設けられた液不透過性のバックシート11と、トップシート10とバックシート11の間に設けられた吸収要素20から形成されている。
トップシート10の身体側面の表面には、予め親水性剤が塗布いるのが好ましい。これにより、トップシート10上に排出された尿等をトップシート10から吸収要素20に移動させて外部への漏れ出しを防止することができる。また、吸収要素20は、吸収体21と、吸収体21を覆う包装シート22とから形成されている。
バックシート11の反身体側には、外装シート12が設けられている。また、トップシート10と吸収要素20の間には、トップシート10を透過した排泄物を吸収要素20に移動させ、排泄物の逆戻りを防止する中間シート15を設けるのが好ましい。
吸収要素20の幅方向の両側には、所定の間隔を隔てて排泄物の外部への漏れを防止する立体ギャザー30が設けられている。立体ギャザー30は、実質的に幅方向に連続するギャザーシート31と、ギャザーシート31の前後方向に沿って伸長状態で固定された細長状の弾性伸縮部材32から形成されている。
立体ギャザー30の折れ線30Aの外側には、所定の間隔を隔てて排尿の外部への漏れを防止する平面ギャザー40が形成されている。平面ギャザー40は、バックシート11と、ギャザーシート31の間に前後方向に沿って伸長状態で固定された細長状の弾性伸縮部材41から形成されている。
ギャザーシート31における立体ギャザー30の先端と折れ線30Aの幅方向の長さL1と、ギャザーシート31における折れ線30Aと側端部の長さL2を同一長さに形成するのが好ましい。これにより、立体ギャザー30をトップシート10の身体側面に折曲げて、トップシート10の広い範囲に親水性剤を塗布することができる。また、親水性剤の塗布時に、立体ギャザー30に親水性剤が塗布されて撥水性能の低下を防止することができる。
吸収要素20の前後方向の両側には、エンドフラップ部EFが形成され、吸収要素20の幅方向の両側には、サイドフラップ部SFが形成されている。
サイドフラップ部SFにおける背側部の幅方向の両側には、ファスニングテープ50が設けられている。ファスニングテープ50は、サイドフラップ部SFに固定される基材51と、基材51の身体側に設けられた係止部52から形成されている。
外装シート12の反身体側の腹側部には、ファスニングテープ50の係止部52が係止される前後方向に所定の間隔を有して幅方向に延在する矩形状のターゲットシート55が設けられている。
背側のエンドフラップ部EFを形成するトップシート10とバックシート11の間には、後述する伸縮シート60が設けられている。
図4に示すように、伸縮シート60は、トップシート10に対向する内側シート61と、バックシート11に対向する外側シート62と、内側シート61と外側シート62の間に幅方向に沿って伸長状態で固定された細長状の伸縮部材63から形成されている。
伸縮部材63は、内側シート61の反身体側面に幅方向に所定の間隔を隔てて形成された矩形状の第1接着部65Aと、外側シート62の身体側面に幅方向に所定の間隔を隔てて形成された第2接着部65Bに固定されている。これにより、図5に示すように、伸縮シート60の身体側面と反身体側面に略山形の皺68を形成して、使い捨ておむつを装着者の背側ウエスト部にフィットさせることができる。第1接着部65Aと第2接着部65Bは、ホットメルト接着剤を塗布して形成することができる。なお、本明細書では、第1接着部65Aと第2接着部65Bを総称して接着部65と言い、接着部65とこれに隣接する接着部65の間の部位を非接着部66と言う。
また、内側シート61と外側シート62に接着部65を形成するのに替えて、伸縮部材63の外周部に、幅方向に上述の非接着部66に相当する所定の間隔を隔てて接着部65を形成して、伸縮部材63に内側シート61と外側シート62を固定することもできる。
<第1実施形態の親水性積層部>
次に、トップシート10の身体側面の表面に設けられた第1実施形態の親水性積層部70の形態について説明する。
図6に示すように、トップシート10の身体側面における左右の立体ギャザー30の間の部位には、幅方向に所定の間隔を隔てて前後方向の延在する親水性積層部70が設けられている。これにより、トップシート10上に排出された尿等をトップシート10内を速やかに透過させて吸収要素20に吸収させて尿等の外部への漏れを防止することができる。
親水性積層部70を形成する親水性剤としては、水溶性のグリセリン、界面活性剤等を使用することができるが、グリセリンを所定の量の水溶液で薄めて形成したローション剤を使用するのが好ましい。これにより、周囲の空気中の水分を引き寄せて装着者の肌を保湿することができる。また、グリセリンにヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドを加えてローション剤の保湿力を高めることができ、使い捨ておむつの使用時期、使用場所に応じて最適なローション剤を設計して使用することができる。さらに、油性のワセリン等を加えて、肌にバリア機能を付与することもできる。
親水性積層部70を形成する親水性剤の塗布目付量は、5~15g/m2にするのが好ましい。塗布目付量が5g/m2以下の場合には、排出された尿等がトップシート10を速やかに透過することができない恐れがある。また、装着者の肌触り感が低下し、装着者の肌の外傷を抑制するスキンケア効果も低下する。一方、塗布目付量が15g/m2以上の場合には、親水性剤が着者の股間部に転写されて装着者の股間部を過度に保湿する恐れがある。
前後方向においてトップシート10の腹側部10Aと背側部10Cに設けられた親水性積層部70の幅方向の長さは、トップシート10の中間部10Bに設けられた幅方向の長さよりも短く形成されている。これにより、エンドフラップ部EFを形成するトップシート10とバックシート11の接着強度の低下を抑制することができる。
本明細書においては、トップシート10の腹側部10Aは、トップシート10の腹側端部から背側に向かってトップシート10の前後方向の長さの10~30%の部位をいい、トップシート10の中間部10Bは、トップシート10の腹側部10Aの背側端部からトップシート10の背側部10Cの腹側端部の間でトップシート10の前後方向の長さの40~80%の部位をいい、トップシート10の背側部10Cは、トップシート10の背側端部から腹側に向かってトップシート10の前後方向の長さの10~30%の部位をいう。なお、図6には、トップシート10の腹側部10Aの長さをトップシート10の前後方向の長さの20%に形成し、トップシート10の中間部10Bの長さをトップシート10の前後方向の長さの60%に形成し、トップシート10の背側部10Cの長さをトップシート10の前後方向の長さの20%に形成した形態を図示している。
<第1実施形態の親水性積層部の形成方法>
次に、第1実施形態の親水性積層部70の形成方法について説明する。図7に示すように、第1工程において、使い捨ておむつのファスニングテープ50の基材51をサイドフラップ部SFの幅方向の側端部で身体側面に折曲げる。これにより、製造ラインを高速で移動する使い捨ておむつのサイドフラップ部SFの両側から幅方向に延出している基材51が周囲の機器に絡まるのを防止することができる。
図8に示すように、第2工程において、使い捨ておむつのサイドフラップ部SFを立体ギャザー30の折れ線30Aで身体側面に折曲げる。これにより、立体ギャザー30等を形成するギャザーシート31が身体側面に露出するのを抑制し、ギャザーシート31に親水性剤が塗布されて撥水性能が低下するのを防止することができる。
また、ギャザーシート31における立体ギャザー30の先端と折れ線30Aの幅方向の長さL1と、ギャザーシート31における折れ線30Aと側端部の長さL2を同一長さに形成されている。これにより、立体ギャザー30の身体側面をギャザーシート31の反身体側面に設けられたバックシート11、外装シート12で覆い、立体ギャザー30に親水性剤が塗布されて撥水性能が低下するのを防止することができる。
図9に示すように、第3工程において、使い捨ておむつのトップシート10における両側の立体ギャザー30の先端部の間の部位に親水性剤を連続して塗布する。これにより、トップシート10の身体側面に親水性積層部70を形成して、トップシート10上に排出された尿等をトップシート10内を速やかに透過させて吸収要素20に吸収させて尿等の外部への漏れをより防止することができる。
親水性剤の塗布は、スプレー方式、カーテン方式、シグニチャー方式で行うことができる。また、同実施形態の親水性積層部70の形成方法においては、親水性剤の塗布の幅方向の長さを、両側の立体ギャザー30の先端部の幅方向の長さに設定しているが、親水性剤の塗布の幅方向の長さを、両側の立体ギャザー30の先端部の幅方向の長さよりも大きくすることもできる。
図10に示すように、第4工程において、使い捨ておむつのトップシート10を前後方向の中心部で身体面側に折曲げる。これにより、トップシート10や親水性積層部70に粉塵等の付着を防止することができる。なお、図7~10は、理解を容易にするために、製造ライン上を連続して移動する使い捨ておむつの中から1個の使い捨ておむつを取出して示している。
<第2実施形態の親水性積層部>
次に、第2実施形態の親水性積層部70の形態について説明する。なお、第1実施形態の親水性積層部70と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、トップシート10の身体側面の中間部10Bにおける左右の立体ギャザー30の間の部位には、幅方向に所定の間隔を隔てて前後方向の延在する親水性積層部70が設けられている。これにより、トップシート10の中間部上に排出された尿等をトップシート10内を速やかに透過させて吸収要素20に吸収させて尿等の外部への漏れを防止することができる。
また、前後方向においてトップシート10の腹側部10Aと背側部10Cには、親水性積層部70が設けられていない。これにより、エンドフラップ部EFを形成するトップシート10とバックシート11の接着強度の低下を防止することができる。
<第2実施形態の親水性積層部の形成方法>
次に、第2実施形態の親水性積層部70の形成方法について説明する。なお、第1実施形態の親水性積層部70の形成方法と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図12,13に示すように、第1工程と第2工程は、第1実施形態の親水性積層部70の形成方法の第1工程と第2工程と同一なので説明を省略する。
図14に示すように、第3工程において、使い捨ておむつのトップシート10における両側の立体ギャザー30の先端部の間の部位に親水性剤を間欠して塗布する。すなわち、例えばスプレーの下側をトップシート10の中間部10Bが移動している場合には、スプレーから親水性剤を吐出し、スプレーの下側をトップシート10の腹側部10Aや背側部10Cが移動している場合には、スプレーから親水性剤の吐出を停止する。これにより、トップシート10の身体側面の中間部10Bに親水性積層部70を形成して、トップシート10の中間部10B上に排出された尿等をトップシート10内を速やかに透過させて吸収要素20に吸収させて尿等の外部への漏れをより防止することができる。
同実施形態の親水性積層部70の形成方法においては、親水性剤の塗布の幅方向の長さを、両側の立体ギャザー30の先端部の幅方向の長さに設定しているが、親水性剤の塗布の幅方向の長さを、両側の立体ギャザー30の先端部の幅方向の長さよりも大きくすることもできる。
図15に示すように、第4工程は、第1実施形態の親水性積層部70の形成方法の第4工程と同一なので説明を省略する。
次に、トップシート10等の素材および特徴部分について順に説明する。
(トップシート)
トップシート10は、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシート等で形成されている。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等や、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維等を例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
なお、トップシート10の表面には、予め親水性剤が塗布されているのは好ましい。
(バックシート)
バックシート11は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とでバックシート11が構成される。)等で形成されている。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、バックシート11として用いることができる。
(外装シート)
外装シート12は、吸収要素20を支持し、着用者に装着するための部分である。外装シート12は、両側部の前後方向中央部が括れた砂時計形状とされており、ここが着用者の脚を囲む部位となる。
外装シート12は、不織布で形成するのが好適である。不織布の種類は特に限定されず、素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができ、加工法としてはスパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、ニードルパンチ法等を用いることができる。ただし、肌触り及び強度を両立できる点でスパンボンド不織布やSMS不織布、SMMS不織布等の長繊維不織布が好適である。不織布は一枚で使用する他、複数枚重ねて使用することもできる。後者の場合、不織布相互を接着剤等により接着するのが好ましい。不織布を用いる場合、その繊維目付けは10~50g/m2、特に15~30g/m2のものが望ましい。
(中間シート)
中間シート15は、トップシート10と同様の素材で形成されている。中間シート15は、トップシート10に接合するのが好ましく、その接合にヒートエンボスや超音波溶着を用いる場合は、中間シート15の素材は、トップシート10と同程度の融点をもつものが好ましい。中間シート15に不織布を用いる場合、その不織布の繊維の繊度は2.0~5.0dtex程度とするのが好ましい。
(吸収体)
吸収体21は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100~300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30~120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1~16dtex、好ましくは1~10dtex、さらに好ましくは1~5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5~75個、好ましくは10~50個、さらに好ましくは15~50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。
吸収体21は、高吸収性ポリマー粒子を含むのが好ましく、特に、少なくとも液受け入れ領域において、繊維の集合体に対して高吸収性ポリマー粒子(SAP粒子)が実質的に厚み方向全体に分散されているものが望ましい。
吸収体21の上部、下部、及び中間部にSAP粒子が無い、あるいはあってもごく僅かである場合には、「厚み方向全体に分散されている」とは言えない。したがって、「厚み方向全体に分散されている」とは、繊維の集合体に対し、厚み方向全体に「均一に」分散されている形態のほか、上部、下部及び又は中間部に「偏在している」が、依然として上部、下部及び中間部の各部分に分散している形態も含まれる。また、一部のSAP粒子が繊維の集合体中に侵入しないでその表面に残存している形態や、一部のSAP粒子が繊維の集合体を通り抜けて包装シート22上にある形態も排除されるものではない。
高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子の粒径は、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、1000μm以下、特に150~400μmのものが望ましい。高吸収性ポリマー粒子の材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子としては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系等のものがあり、でんぷん-アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん-アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体等のものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子の形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
高吸収性ポリマー粒子としては、吸水速度が70秒以下、特に40秒以下のものが好適に用いられる。吸水速度が遅すぎると、吸収体21内に供給された液が吸収体21外に戻り出てしまう所謂逆戻りを発生し易くなる。
高吸収性ポリマー粒子の目付け量は、当該吸収体21の用途で要求される吸収量に応じて適宜定めることができる。したがって一概には言えないが、50~350g/m2とすることができる。ポリマーの目付け量が50g/m2未満では、吸収量を確保し難くなる。350g/m2を超えると、効果が飽和するばかりでなく、高吸収性ポリマー粒子の過剰によりジャリジャリした違和感を与えるようになる。
(包装シート)
包装シート22は、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等で形成されている。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン等を使用できる。繊維目付けは、5~40g/m2、特に10~30g/m2のものが望ましい。
(立体ギャザー)
立体ギャザー30のギャザーシート31としては撥水性不織布を用いることができ、また弾性伸縮部材32としては糸ゴム等を用いることができる。弾性伸縮部材は、複数本設ける他、各1本設けることができる。
ギャザーシート31の反身体側面は、トップシート10の側部上に幅方向の固着始端を有し、この固着始端から幅方向外側の部分は、バックシート11の側部およびその幅方向外側に位置する外装シート12の側部にホットメルト接着剤等により固着されている。
脚周りにおいては、立体ギャザー30の固着始端より幅方向内側は、製品前後方向両端部ではトップシート10上に固定されているものの、その間の部分は非固定の自由部分であり、この自由部分が弾性伸縮部材32の収縮力により起立するようになる。おむつの、装着時には、おむつが舟形に体に装着されるので、そして弾性伸縮部材32の収縮力が作用するので、弾性伸縮部材32の収縮力により立体ギャザー30が起立して脚周りに密着する。その結果、脚周りからのいわゆる横漏れが防止される。
(平面ギャザー)
ギャザーシート31とバックシート11との間に、糸ゴム等からなる脚周り弾性伸縮部材41が前後方向に沿って伸長された状態で固定されている。脚周り弾性伸縮部材41は、複数本設ける他、各1本設けることができる。
(ファスニングテープ)
ファスニングテープ50の基材51の基部は、ホットメルト接着剤等によってギャザーシート31と外装シート12の間に固定されている。また、基材51は、不織布、プラスチックフィルム、ポリラミ不織布、紙やこれらの複合素材から形成されている。
係止部52は、メカニカルファスナーのフック材から形成されている。フック材は、その外面側に多数の係合突起を有する。係合突起の形状としては、(A)レ字状、(B)J字状、(C)マッシュルーム状、(D)T字状、(E)ダブルJ字状(J字状のものを背合わせに結合した形状のもの)等が存在するが、いずれの形状であっても良い。もちろん、ファスニングテープ50の係止部として粘着材層を設けることもできる。
(ターゲットシート)
ターゲットシート55は、ループ糸が表面に多数設けられたプラスチックフィルムや不織布等から形成されている。
(伸縮シート)
伸縮シート60は、背側のエンドフラップ部EFを伸縮させて装着者の背中周りに背側のエンドフラップ部EFを密着させる伸縮シートである。図4に示すように、伸縮シート60は、不織布から形成された内側シート61と、不織布から形成された外側シート62と、内側シート61と外側シート62の間に設けられた前後方向に所定の間隔を隔てて幅方向に延在する複数の細長状の伸縮部材63から形成されている。なお、伸縮部材63は、太さ470~620dtexのゴム糸を、伸長率200~250%に伸ばして設けている。
幅方向における伸縮シート60の両側部は、左右一対のギャザーシートの両側部の近傍に位置し、幅方向における伸縮部材63の両側部は、バックシート11の両側部に位置している。
<明細書中の用語の説明>
明細書中で以下の用語が使用される場合、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後(縦)方向」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味する。
・「表側」とは装着者の肌に近い方を意味し、「裏側」とは装着者の肌から遠い方を意味する。「表面」とは部材の、装着者の肌に近い方の面を意味し、「裏面」とは装着者の肌から遠い方の面を意味する。
・「MD方向」及び「CD方向」とは、製造設備における流れ方向(MD方向)及びこれと直交する横方向(CD方向)を意味し、いずれか一方が製品の前後方向となるものであり、他方が製品の幅方向となるものである。不織布のMD方向は、不織布の繊維配向の方向である。繊維配向とは、不織布の繊維が沿う方向であり、例えば、TAPPI標準法T471の零距離引張強さによる繊維配向性試験法に準じた測定方法や、前後方向及び幅方向の引張強度比から繊維配向方向を決定する簡易的測定方法により判別することができる。
・「展開」とは、収縮や弛み無く平坦に展開した状態を意味する。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。例えば、伸長率が200%とは、伸長倍率が2倍であることと同義である。
・「ゲル強度」は次のようにして測定されるものである。人工尿49.0gに、高吸収性ポリマーを1.0g加え、スターラーで攪拌させる。生成したゲルを40℃×60%RHの恒温恒湿槽内に3時間放置したあと常温にもどし、カードメーター(I.techno Engineering社製:Curdmeter-MAX ME-500)でゲル強度を測定する。
・「人工尿」は、尿素:2wt%、塩化ナトリウム:0.8wt%、塩化カルシウム二水和物:0.03wt%、硫酸マグネシウム七水和物:0.08wt%、及びイオン交換水:97.09wt%を混合したものであり、特に記載の無い限り、温度40度で使用される。
・「目付け量」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を温度100℃の環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から、試料採取用の型板(100mm×100mm)を使用し、100mm×100mmの寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、100倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「厚み」は、自動厚み測定器(KES-G5 ハンディー圧縮試験機)を用い、荷重:0.098N/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。
・「吸水量」は、JIS K7223-1996「高吸水性樹脂の吸水量試験方法」によって測定する。
・「吸水速度」は、2gの高吸収性ポリマー及び50gの生理食塩水を使用して、JIS K7224‐1996「高吸水性樹脂の吸水速度試験法」を行ったときの「終点までの時間」とする。
・試験や測定における環境条件についての記載がない場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内で行うものとする。
・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品に利用可能なものである。
10 トップシート
10A 腹側部
10B 中間部
10C 背側部
11 バックシート
21 吸収体
30 立体ギャザー
30A 折れ線
70 親水性積層部
SF サイドフラップ部
L1 長さ
L2 長さ

Claims (8)

  1. 液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートの間に吸収体を設け、
    前記吸収体の幅方向の両側にサイドフラップ部を形成し、
    前記トップシートの身体側面の幅方向の両側に、前記トップシート上に排出された排泄物の幅方向の漏れ出しを防止する撥水性の立体ギャザーを設け、
    平面視において、前記トップシートの身体側面における立体ギャザーの先端部の間に、親水性積層部を設けたことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記トップシートの身体側面における腹側部と背側部には、前記親水性積層部を設けない請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 平面視において、前後方向の中心部における前記立体ギャザーの折れ線と先端部の幅方向の長さと、前記サイドフラップの側端部と折れ線の幅方向の長さを同一長さに形成した請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記親水性積層部を水溶性のグリセリンで形成した請求項1~3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートの間に吸収体を設け、前記吸収体の幅方向の両側にサイドフラップ部を形成し、前記トップシートの身体側面の幅方向の両側に、前記トップシート上に排出された排泄物の幅方向の漏れ出しを防止する撥水性の立体ギャザーを設けた使い捨ておむつの製造方法において、
    前記サイドフラップ部を折れ線で立体ギャザーの上側に折曲げる第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記トップシートの身体側面に親水性剤を前後方向に連続して塗布する第2工程と、
    前記第2工程の後に、前記使い捨ておむつを前後方向の中心でトップシートの身体面側に折曲げる第3工程を行うことを特徴する使い捨ておむつの製造方法。
  6. 前記第2工程において、前記トップシートの身体側面の中間部に親水性剤を塗布し、前記トップシートの身体側面の腹側部と背側部には親水性剤の塗布を行わない間欠塗布を行う請求項5記載の使い捨ておむつの製造方法。
  7. 平面視において、前後方向の中心部における前記立体ギャザーの折れ線と先端部の幅方向の長さと、前記サイドフラップの側端部と折れ線の幅方向の長さを同一長さに形成した請求項5又は6記載の使い捨ておむつの製造方法。
  8. 前記親水性剤を水溶性のグリセリンにした請求項5~7のいずれか1項に記載の使い捨ておむつの製造方法。
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