JP2022044969A - 液化ガスの移載方法、ボイルオフガスの移載方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電機の大型化や台数増加を抑えるとともに、待機中に船舶の発電設備を運転するために必要な人員を削減することができる液化ガスの移載方法、ボイルオフガスの移載方法を提供する。【解決手段】液化ガスの移載方法は、液化ガスを収容するタンクを備えた船舶を用いた液化ガスの移載方法であって、外部の電力系統からの電力供給によって前記船舶の再液化装置を運転することで、前記液化ガスが気化して生成されたボイルオフガスを再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第一の目標値よりも低い第二の目標値に向けて、前記タンク内の温度又は圧力を低下させる工程と、前記船舶を航行して前記液化ガスを運搬し、前記タンク内の前記液化ガスを外部の供給先に供給する工程と、を含む。【選択図】図5

Description

本開示は、液化ガスの移載方法、ボイルオフガスの移載方法に関する。
液化天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)をはじめとする各種の液化ガスを、燃料として使用する船舶がある。これらの船舶においては、港湾に直接着岸して陸上施設からの液化ガス燃料の供給を受けることができない場合がある。この場合、液化ガス燃料は、バンカー船を介して船舶に運搬され、供給される。船舶は、バンカー船から液化ガス燃料の供給を受ける。例えば、特許文献1には、沖合の船舶と陸上との間で、液化ガス燃料(液化天然ガス)を輸送するバンカー船が開示されている。
特表2017-523084号公報
しかしながら、特許文献1に記載したようなバンカー船においては、港湾等で待機しているときや液化ガス燃料の運搬中に、タンク内で液化ガスが気化し、いわゆるボイルオフガスが生成されてしまう。そのため、バンカー船には、ボイルオフガスを再液化する再液化装置が搭載されている場合がある。この再液化装置は、電動の場合が多い。したがって、バンカー船は、再液化装置の能力に応じた容量の発電機を有している必要がある。また、バンカー船では、この発電機を作動させるための燃料も必要となる。そのため、容量増加にともなう発電機の大型化や台数増加を招いてしまうという課題がある。
さらに、再液化装置を稼働させる場合、発電設備を稼働させる必要があるため、バンカー船が待機中で停泊しているときでも、その監視のための人員が必要になるという課題がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、発電機の大型化や台数増加を抑えるとともに、待機中に船舶の発電設備を運転するために必要な人員を削減することができる液化ガスの移載方法、ボイルオフガスの移載方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る液化ガスの移載方法は、液化ガスを収容するタンクを備えた船舶を用いた液化ガスの移載方法である。この液化ガスの移載方法は、前記タンク内の温度又は圧力を低下させる工程と、前記タンク内の前記液化ガスを外部の供給先に供給する工程と、を含む。前記タンク内の温度又は圧力を低下させる工程では、外部の電力系統からの電力供給によって前記船舶の再液化装置を運転することで、第二の目標値に向けて、前記タンク内の温度又は圧力を低下させる。前記第二の目標値は、前記液化ガスが気化して生成されたボイルオフガスを再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第一の目標値よりも低い。前記タンク内の前記液化ガスを外部の供給先に供給する工程では、前記船舶を航行して前記液化ガスを運搬し、前記タンク内の前記液化ガスを外部の供給先に供給する。
本開示に係るボイルオフガスの移載方法は、液化ガスを収容するタンクを備えた船舶を用いたボイルオフガスの移載方法である。このボイルオフガスの移載方法は、ボイルオフガスを前記タンク内に引き取る工程と、前記ボイルオフガスを運搬する工程と、前記タンク内の温度又は圧力を第二の目標値に向けて低下させる低下させる工程と、を含む。前記ボイルオフガスを前記タンク内に引き取る工程では、外部の浮体から、前記液化ガスが気化することによって生成されたボイルオフガスを前記タンク内に引き取る。前記ボイルオフガスを運搬する工程では、前記船舶を航行して前記ボイルオフガスを運搬する。前記タンク内の温度又は圧力を第二の目標値に向けて低下させる工程では、外部の電力系統からの電力供給によって前記船舶の前記再液化装置を運転することで、前記タンク内の温度又は圧力を前記第二の目標値に向けて低下させる。
本開示の液化ガスの移載方法、ボイルオフガスの移載方法によれば、発電機の大型化や台数増加を抑えることができる。また、待機中に船舶の発電設備を運転するために必要な人員を削減することができる。
本開示の実施形態に係る液化ガスの移載方法、ボイルオフガスの移載方法で使用される船舶の一例を示す側面図である。 本開示の実施形態に係る液化ガスの移載方法、ボイルオフガスの移載方法における船舶の動きの概略を示す平面図である。 上記船舶の再液化装置の構成を機能的に示したブロック図である。 上記船舶の機関室に配置された発電機を示す平面図である。 本開示の実施形態に係る液化ガスの移載方法の手順を示すフローチャートである。 本開示の実施形態に係る液化ガスの移載方法、ボイルオフガスの移載方法の手順を示すフローチャートである。 本開示の実施形態の変形例に係る船舶の機関室に配置された発電機を示す平面図である。
以下、本開示の実施形態に係る液化ガスG1の移載方法、ボイルオフガスG2の移載方法について、図1~図6を参照して説明する。
(船舶の構成)
図1に示すように、船舶1は、船体2と、タンク3と、再液化装置5と、を備えている。
この実施形態における船体2は、船幅方向両側に設けられた一対の舷側2sと、船底2bと、を有している。船体2は、船底2bの上方に間隔をあけて設けられた上甲板2tを備えている。船体2は、船首尾方向Daの船尾2r側に、居室部等を形成する上部構造2hを有している。船体2は、上部構造2hよりも船首尾方向Daの船首2a側に貨物搭載区画(ホールド)2kを備えている。また、船体2は、船首尾方向Daの船尾2r側に、機関室2mを備えている。なお、上部構造2h、機関室2mの位置は一例に過ぎず、例えば船体2の船首2a側に配置してもよい。
上甲板2tは、外部に露出する全通甲板であり、貨物搭載区画2kの上方を覆うように設けられている。
タンク3は、その内部に、積載物である、例えばLNG、液化水素等の液化ガスG1を収容する。本実施形態において、タンク3は、例えば球形状で、船体2内の貨物搭載区画2kに、船首尾方向Daに複数配置されている。なお、船体2に備えるタンク3の形状、個数、設置位置については、何ら限定するものではない。
船舶1は、上甲板2t上に、マニホールド4を備えている。マニホールド4は、各タンク3の内部にタンク接続管(図示無し)を介して接続されている。図2に示すように、マニホールド4には、外部のガス送給管P(図4参照)が接続可能に構成されている。ガス送給管Pは、液化ガスG1を送給する液化ガス送給管P1と、ボイルオフガスG2を回収するボイルオフガス回収管P2と、を有している。ガス送給管Pは、船舶1が装備していてもよいし、陸上の施設200や洋上の浮体100がそれぞれ装備していてもよい。
図3に示すように、再液化装置5は、タンク3内のボイルオフガスG2を再液化する。ボイルオフガスG2とは、外部からの入熱等により液化ガスG1が気化することで生成された気化ガスである。再液化装置5は、ボイルオフガスG2の温度又は圧力を低下させることによって、ボイルオフガスG2を再液化させる。再液化装置5は、タンク3内の温度又は圧力を、目標値に向かって調整する。
再液化装置5は、目標値設定部51と、調整部52と、を備えている。目標値設定部51は、タンク3内の温度又は圧力の目標値の設定を受け付ける。目標値の設定は、再液化装置5のオペレーターが実施する。タンク3には、タンク3内の温度又は圧力を検出するセンサー31が配置されている。調整部52は、センサー31によって検出されるタンク3内の温度又は圧力の検出値が、目標値設定部51で設定された目標値に近づくように、タンク3内の温度又は圧力を調整する。なお、センサー31の位置は図中に示す位置に限定されるものではない。
図4に示すように、船舶1は、機関室2m内に、主機11と、発電機12と、配電盤15と、を備えている。
主機11は、船舶1を推進させるスクリュー等の推進器8を駆動する。この実施形態における主機11は、減速機9を介して推進器8に接続されている。本実施形態において、主機11は、船幅方向の両側に、例えば2基配置されている場合を例示している。
発電機12は、発電機用エンジン13によって駆動される。発電機12は、船内で各種の用途で使用される電力を供給する。発電機12は、更に、再液化装置5を運転するための電力を供給する。各発電機用エンジン13は、船舶1に搭載された燃料を燃焼させることで作動する。本実施形態において、発電機12、及び発電機用エンジン13は、船幅方向に複数基が並べて配置されている。発電機12、及び発電機用エンジン13の数、配置については適宜設定すればよい。
配電盤15は、発電機12から船内の各部に電力を分配供給する。配電盤15には、船内の各部に向けて延びる船内電線14が接続されている。また、配電盤15には、接続用配線16の一端が接続されている。接続用配線16の他端は、例えば上甲板2t上に設けられたケーブル接続部16j(図1参照)に接続されている。ケーブル接続部16jは、後述する外部の電力系統204の電力ケーブル205(図2参照)が接続可能に構成されている。
図2に示すように、船舶1は、港湾等に配置された陸上の施設200から、外部の供給先である洋上の浮体100へと、液化ガスG1を移載する。船舶1により移載される液化ガスG1は、洋上の浮体100で燃料として使用される。
(陸上側の構成)
陸上の施設200は、貯留タンク202を備えている。貯留タンク202は、船舶1で使用する液化ガスG1を貯留する。貯留タンク202は、ガス送給管P、及び船舶1のマニホールド4を介して、船舶1のタンク3と接続可能とされている。
陸上の施設200は、外部の電力系統204を有している。この外部の電力系統204は、船舶1に電力供給可能になっている。外部の電力系統204は、いわゆる商用電力系統や、陸上の施設200に配置された発電機からの電力を送給する系統である。外部の電力系統204は、船舶1に電力を供給するための電力ケーブル205を有している。電力ケーブル205の先端部は、船舶1のケーブル接続部16jに接続可能に構成されている。なお、外部の電力系統204および電力ケーブル205は、貯留タンク202を備える陸上の設備200に備える構成に限定するものではなく、船舶1が接岸可能な桟橋に備えられる構成であってもかまわない。
(外部の浮体の構成)
外部の供給先である洋上の浮体100は、燃料となる液化ガスG1を収容する燃料タンク102を備えている。燃料タンク102は、ガス送給管P、及び船舶1のマニホールド4を介して、タンク3に接続可能とされている。
洋上の浮体100としては、例えば、液化ガス運搬船、フェリー、RORO船、自動車運搬船、客船等の液化ガスG1を燃料として航行する船舶を例示できる。
(液化ガスG1の移載方法の構成)
次に、上記したような船舶1を用いた液化ガスG1の移載方法、ボイルオフガスG2の移載方法について説明する。
この実施形態の液化ガスG1の移載方法S1では、船舶1を用いて、陸上の施設200の貯留タンク202から、洋上の浮体100へと、液化ガスG1(液化ガス燃料)を移載する。
図5に示すように、液化ガスG1の移載方法S1は、液化ガスG1を荷積みする工程S11と、タンク3内の温度又は圧力を低下させる工程S13と、船舶1を航行して液化ガスG1を運搬する工程S15と、タンク3内の液化ガスG1を外部の供給先に供給する工程S17と、を含んでいる。
液化ガスG1を荷積みする工程S11では、外部からタンク3に液化ガスG1を荷積みする。これには、図2に示すように、船舶1を陸上の施設200に着岸させ、船舶1のマニホールド4に、ガス送給管P(液化ガス送給管P1)を接続する。次いで、貯留タンク202から船舶1のタンク3へと、液化ガス送給管P1を通して液化ガスG1を荷積みする。荷積み完了後、ガス送給管Pをマニホールド4から切り離す。
タンク3内の温度又は圧力を低下させる工程S13では、まず、外部の電力系統204の電力ケーブル205を、船舶1のケーブル接続部16jに接続しておく。次いで、電力ケーブル205を通して外部の電力系統204から再液化装置5に電力供給を行い、再液化装置5を運転させる。このとき、オペレーターは、再液化装置5の目標値設定部51で、目標値を第二の目標値T2に設定する。第二の目標値T2は、液化ガスG1が気化して生成されたボイルオフガスG2を再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第一の目標値T1よりも低い。
再液化装置5の調整部52は、設定された第二の目標値T2に向けて、タンク3内の温度又は圧力を低下させる。ここで、例えば、第二の目標値T2としては、第一の目標値T1よりも5℃程度低い温度に設定することができる。また、第二の目標値T2としては、例えば、通常運行時の定常タンク圧と異なる1.5kPaG程度に設定することができる。このように第二の目標値T2に向けて温度又は圧力を低下させることで、タンク3内は、通常の再液化させる場合(第一の目標値T1で再液化装置5を運転させる場合)よりも温度又は圧力が低下する。そして、タンク3内の液化ガスG1は、いわゆるサブクール(過冷却)状態となる。
船舶1を航行して液化ガスG1を運搬する工程S15では、船舶1を航行し、液化ガスG1を外部の供給先である洋上の浮体100へと運搬する。
タンク3内の液化ガスG1を外部の供給先に供給する工程S17では、タンク3内の液化ガスG1を外部の供給先である、洋上の浮体100に供給する。これにはまず、船舶1を洋上の浮体100の付近に停泊させる。次いで、船舶1のマニホールド4と、洋上の浮体100の燃料タンク102とを、ガス送給管P(液化ガス送給管P1、ボイルオフガス回収管P2)で接続する。その後、船舶1のタンク3から、洋上の浮体100の燃料タンク102へと、液化ガス送給管P1を通して液化ガスG1を荷揚げする。燃料タンク102内に所定量の液化ガスG1が荷揚げされたら、液化ガス送給管P1をマニホールド4から切り離す。
このようにして、船舶1を用い、陸上の施設200から洋上の浮体100へと、液化ガスG1の移載が行われる。
また、本実施形態の液化ガスG1の移載方法S1、ボイルオフガスG2の移載方法S2では、船舶1を用い、洋上の浮体100の燃料タンク102で生成されたボイルオフガスG2を、陸上の施設200へと移載する場合もある。図6に示すように、液化ガスG1の移載方法S1、ボイルオフガスG2の移載方法S2は、ボイルオフガスG2をタンク3内に引き取る工程S21と、ボイルオフガスG2を運搬する工程S23と、タンク3内の温度又は圧力を第二の目標値T2に向けて低下させる工程S25を含んでいる。
ボイルオフガスG2をタンク3内に引き取る工程S21では、外部の浮体100の燃料タンク102で生成されたボイルオフガスG2をタンク3内に引き取る。この工程S21は、上記の工程S17と実質的に並行して実施される。上記の工程S17において、船舶1のタンク3から燃料タンク102へと、液化ガス送給管P1を通して液化ガスG1を荷揚げすると、燃料タンク102内における液化ガスG1の液位が高まる。燃料タンク102内で液化ガスG1の液位が高まるに連れて、燃料タンク102内の上部に貯留されたボイルオフガスG2を、燃料タンク102から排出する。燃料タンク102から排出されたボイルオフガスG2は、ボイルオフガス回収管P2を通して、船舶1のタンク3へと送り込まれる。これにより、燃料タンク102で生成されたボイルオフガスG2がタンク3内に引き取られる。燃料タンク102からのボイルオフガスG2の引き取りが完了した後、ボイルオフガス回収管P2を、マニホールド4から切り離す。なお、浮体100が再液化装置を有している場合は、燃料タンク102から排出されたボイルオフガスG2の一部を浮体100の再液化装置で再液化して燃料タンク102に戻してもよい。
ボイルオフガスG2を運搬する工程S23では、船舶1を航行し、タンク3に引き取ったボイルオフガスG2を、陸上の施設200に向けて運搬する。
タンク3内の温度又は圧力を第二の目標値T2に向けて低下させる工程S25では、まず、図2に示すように、船舶1を陸上の施設200に着岸させる。次いで、外部の電力系統204の電力ケーブル205を、船舶1のケーブル接続部16jに接続する。続いて、電力ケーブル205を通して外部の電力系統204から再液化装置5に電力供給を行い、再液化装置5を運転させる。このとき、オペレーターは、再液化装置5の目標値設定部51で、目標値を第二の目標値T2に設定する。再液化装置5の調整部52は、設定された第二の目標値T2に向けて、タンク3内の温度又は圧力を低下させる。ここで、例えば、第二の目標値T2としては、第一の目標値T1よりも5℃程度低い温度に設定することができる。また、第二の目標値T2としては、例えば、通常運行時の定常タンク圧と異なる1.5kPaG程度に設定することができる。これにより、タンク3内は、通常、再液化させる際よりも温度又は圧力が低くなり、タンク3内の液化ガスG1は、サブクール(過冷却)状態となる。
このようにして、この工程S25では、外部の電力系統204からの電力供給によって船舶1の再液化装置5を運転することで、タンク3内の温度又は圧力を第二の目標値T2に向けて低下させている。これにより、タンク3内のボイルオフガスG2が再液化され、液化ガスG1が生成される。
このようにして、洋上の浮体100で生成されたボイルオフガスG2は、船舶1のタンク3内で再液化することで、陸上の施設200に返送することなく、陸設備からの液化ガス供給を受けることが可能となる。
上記実施形態の液化ガスG1の移載方法S1では、ボイルオフガスG2を再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第一の目標値T1よりも低い第二の目標値T2に向けて、タンク3内の温度又は圧力を低下させる。これにより、タンク3内の液化ガスG1を外部の供給先に供給するときに、タンク3内でボイルオフガスG2が発生することが抑えられる。また、船舶1を航行して液化ガスG1を運搬している間に、タンク3内の液化ガスG1が気化してボイルオフガスG2が生成されることも抑えられる。このようにして、船舶1を航行して液化ガスG1を運搬し、タンク3内の液化ガスG1を外部の供給先に供給するまでの間に、船舶1に備える発電機12で生成した電力によって再液化装置5を運転させる時間が抑えられる。
また、上記実施形態では、タンク3内の温度又は圧力を低下させるときには、外部の電力系統204からの電力供給によって船舶1の再液化装置5を運転させている。したがって、再液化装置5を運転させるための電力を発電機12により発生させる必要が無くなり、船舶1に備える発電機12の大型化や台数増加を抑えることができる。また、再液化装置5を運転させるために消費する(船舶1に搭載する)燃料の量が抑えられる。その結果、設備コスト、及び燃料コストを抑えることが可能となる。
また、外部の電力系統204からの電力供給によって再液化装置5を運転している間は、発電機用エンジン13を停止することができる。これによって、排ガスや二酸化炭素の排出が抑えられるとともに、船舶1で発電機用エンジン13の動作状況の監視等に携わる人員数を抑えることができる。
上記実施形態の液化ガスG1の移載方法S1では、タンク3内の温度又は圧力を低下させる工程S13より前に、外部からタンク3に液化ガスG1を荷積みする工程S11を更に含んでいる。
これにより、外部からタンク3に荷積みした液化ガスG1は、その温度又は圧力が、再液化装置5によって第二の目標値T2に向けて低下される。したがって、荷積みした液化ガスG1が、船舶1を航行して運搬され、外部の供給先に供給されるまでの間に、タンク3内でボイルオフガスG2が生成されることを抑えられる。その結果、船舶1を航行している際に、再液化装置5をできるだけ運転させないようにすることができる。
また、サブクールされたタンク3内の液化ガスG1を洋上の浮体100に供給するため、浮体100の燃料タンク102内の温度を低下させ、燃料タンク102におけるボイルオフガスG2の発生を抑制できる。
さらに、上記実施形態の液化ガスG1の移載方法S1では、外部の供給先である洋上の浮体100で生成され、タンク3内に引き取るボイルオフガスG2は、サブクールされた船舶1のタンク3内に送り込まれる。そのため、タンク3内に引き取ったボイルオフガスG2の容積が増大することを抑えて、より多くのボイルオフガスG2を引き取ることができる。
また、船舶1のタンク3内に引き取ったボイルオフガスG2を、外部の電力系統204からの電力を用いて再液化装置5で再液化している。これにより、船舶1に備えた発電機12で生成した電力によって再液化装置5を運転する必要が抑えられる。したがって、この点においても、再液化装置5を運転させるために、船舶1の発電機12を大型化したり台数を増加させたりする必要性が抑えられる。また、再液化装置5を運転させるために消費する燃料の量も抑えられる。
また、上記実施形態の液化ガスG1の移載方法S1では、船舶1のタンク3内でボイルオフガスG2の生成が抑えられた液化ガスG1は、洋上の浮体100に供給される。したがって、より効率よく(無駄に気化させることなく)のタンク3内の液化ガスG1を、洋上の浮体100に供給することができる。
また、外部の電力系統204は、陸上に設けられている。これにより、船舶1の再液化装置5を運転するための電力供給を、陸上に設けられた外部の電力系統204から受けることができる。したがって、再液化装置5を運転させるために必要十分な電力を、容易に受けることができる。
上記実施形態のボイルオフガスG2の移載方法S2では、外部の浮体100で生成され、タンク3内に引き取ったボイルオフガスG2は、外部の電力系統204からの電力供給によって再液化装置5を運転することによって、再液化される。これにより、引き取ったボイルオフガスG2を再液化させるために、船舶1に備えた発電機12で生成した電力によって再液化装置5を運転する必要が抑えられる。したがって、再液化装置5を運転させるために船舶1に備える発電機12の大型化や、発電機12の台数増加を抑えられる。また、再液化装置5を運転させるために消費する燃料の量が抑えられる。その結果、設備コスト、及び燃料コストを抑えることが可能となる。
(その他の実施形態)
以上、本開示の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、上記実施形態では、発電機12で、船内各部や再液化装置5を駆動するための電力を生成するようにしたが、これに限るものではない。例えば、図7に示すように、主機11によって駆動される軸発モーター19を備えるようにしてもよい。軸発モーター19は、減速機9を介して主機11に連結されている。主機11を作動させると、その回転が減速機9を介して軸発モーター19に伝達され、軸発モーター19で発電がなされる。この軸発モーター19によって、船内各部や再液化装置5を駆動するための電力を生成可能にしてもよい。
また、液化ガスG1は、貯蔵圧力下における沸点が+45℃以下の液化ガスである代替燃料であればLNGや液化水素に限られない。また、貯蔵圧力下における沸点が+45℃以下という制限については規則要求であり、今後の規則改定で変更になる場合は+45℃に限られるものではない。
さらに、上記実施形態では、発電機12が再液化装置5に電力供給するための配電盤15に接続されていたが、発電機12を配電盤15に接続しなくてもよい。
また、外部の電力系統204から供給される電力は、再生可能エネルギーに由来する電力であってもよい。
また、外部の電力系統204が陸上に設けられている場合を一例に説明したが、外部の電力系統204は、陸上に設けられたものに限られない。
<付記>
各実施形態に記載の液化ガスG1の移載方法S1、ボイルオフガスの移載方法S2は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る液化ガスG1の移載方法S1は、液化ガスG1を収容するタンク3を備えた船舶1を用いた液化ガスG1の移載方法S1であって、外部の電力系統204からの電力供給によって前記船舶1の再液化装置5を運転することで、前記液化ガスG1が気化して生成されたボイルオフガスG2を再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第一の目標値T1よりも低い第二の目標値T2に向けて、前記タンク3内の温度又は圧力を低下させる工程S13と、前記船舶1を航行して前記液化ガスG1を運搬し、前記タンク3内の前記液化ガスG1を外部の供給先に供給する工程S15、S17と、を含む。
この液化ガスG1の移載方法S1は、ボイルオフガスG2を再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第一の目標値T1よりも低い第二の目標値T2に向けて、タンク3内の温度又は圧力を低下させる。これにより、船舶1を航行して液化ガスG1を運搬し、タンク3内の液化ガスG1を外部の供給先に供給するまでの間、及びタンク3内の液化ガスG1を外部の供給先に供給しているときに、タンク3内の液化ガスG1が気化してボイルオフガスG2が生成されることが抑えられる。したがって、船舶1に備える発電機12で生成した電力によって再液化装置5を運転させる時間が抑えられる。また、タンク3内の温度又は圧力を低下させるときには、外部の電力系統204からの電力供給によって船舶1の再液化装置5を運転させる。したがって、再液化装置5を運転させるために船舶1に備える発電機12を大型化や、台数増加を抑えることができる。さらに、外部の電力系統204からの電力供給によって再液化装置5を運転している間は、発電機用のエンジンを停止することができる。これによって、排ガスや二酸化炭素の排出が抑えられるとともに、船舶1で発電設備を運転するために必要な人員数を抑えることができる。また、再液化装置5を運転させるために消費する燃料の量が抑えられる。その結果、設備コスト、及び燃料コストを抑えることが可能となる。
液化ガスとしては、例えば、LNG、水素ガス等が挙げられる。
(2)第2の態様に係る液化ガスG1の移載方法S1は、(1)の液化ガスG1の移載方法S1であって、前記タンク3内の温度又は圧力を低下させる工程S13より前に、外部から前記タンク3に前記液化ガスG1を荷積みする工程S11を更に含む。
これにより、外部からタンク3に荷積みした液化ガスG1は、その温度又は圧力が、再液化装置5によって第二の目標値T2に向けて低下される。したがって、荷積みした液化ガスG1が、船舶1を航行して運搬され、外部の供給先に供給されるまでの間に、タンク3内でボイルオフガスG2が生成されることが抑えられる。
(3)第3の態様に係る液化ガスG1の移載方法S1は、(1)又は(2)の液化ガスG1の移載方法S1であって、前記外部の供給先で生成された前記ボイルオフガスG2を前記タンク3内に引き取る工程S21と、前記船舶1を航行して前記ボイルオフガスG2を運搬する工程S23と、外部の電力系統204からの電力供給によって前記船舶1の前記再液化装置5を運転することで、前記タンク3内の温度又は圧力を前記第二の目標値T2に向けて低下させる工程S25と、を含む。
これにより、外部の供給先で生成され、タンク3内に引き取ったボイルオフガスG2は、外部の電力系統204からの電力供給によって再液化装置5を運転することによって、再液化される。これにより、引き取ったボイルオフガスG2を再液化させるために、船舶1に備えた発電機12で生成した電力によって再液化装置5を運転する必要が抑えられる。したがって、この点においても、再液化装置5を運転させるために船舶1に備える発電機12の大型化や台数増加を抑えることができる。また、再液化装置5を運転させるために消費する燃料の量が抑えられる。
(4)第4の態様に係る液化ガスG1の移載方法S1は、(3)の液化ガスG1の移載方法S1であって、前記タンク3内の温度又は圧力を前記第二の目標値T2に向けて低下させる工程S25によって、前記タンク3内の前記ボイルオフガスG2が再液化することで、洋上の浮体100で生成されたボイルオフガスG2を、陸上の施設200に返送することなく陸上の設備からの液化ガス供給を受けることが可能となる。
(5)第5の態様に係る液化ガスG1の移載方法S1は、(1)から(4)の何れか一つの液化ガスG1の移載方法S1であって、前記液化ガスG1を外部の供給先に供給する工程S17では、洋上の浮体100に前記タンク3内の前記液化ガスG1を供給する。
これにより、船舶1のタンク3内でボイルオフガスG2の生成が抑えられた液化ガスG1が、洋上の浮体100に供給される。したがって、タンク3内の液化ガスG1を、より効率良く(無駄に気化させることなく)洋上の浮体100に供給することができる。
洋上の浮体100の例としては、液化ガスG1を燃料として用いる各種の浮体、例えば、液化ガス運搬船、フェリー、RORO船、自動車運搬船、客船等が挙げられる。
(6)第6の態様に係る液化ガスG1の移載方法S1は、(1)から(5)の何れか一つの液化ガスG1の移載方法S1であって、前記外部の電力系統204は、陸上に設けられている。
これにより、船舶1の再液化装置5を運転するための電力供給を、陸上に設けられた外部の電力系統204から受けることができる。
(7)第7の態様に係るボイルオフガスの移載方法S2は、液化ガスG1を収容するタンク3を備えた船舶1を用いたボイルオフガスの移載方法S2であって、外部の浮体100から、前記液化ガスG1が気化することによって生成されたボイルオフガスG2を前記タンク3内に引き取る工程S21と、前記船舶1を航行して前記ボイルオフガスG2を運搬する工程S23と、外部の電力系統204からの電力供給によって前記船舶1の再液化装置5を運転することで、前記タンク3内の温度又は圧力を、前記ボイルオフガスG2を再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第二の目標値T2に向けて低下させる工程S25と、を含む。
これにより、外部の浮体100で生成され、タンク3内に引き取ったボイルオフガスG2は、外部の電力系統204からの電力供給によって再液化装置5を運転することによって、再液化される。これにより、引き取ったボイルオフガスG2を再液化させるために、船舶1に備えた発電機12で生成した電力によって再液化装置5を運転する必要が抑えられる。したがって、再液化装置5を運転させるために船舶1に備える発電機12の大型化や台数増加を抑えることができる。また、再液化装置5を運転させるために消費する燃料の量が抑えられる。その結果、設備コスト、及び燃料コストを抑えることが可能となる。
外部の浮体の例としては、液化ガスG1を燃料として用いる各種の浮体、例えば、液化ガス運搬船、フェリー、RORO船、自動車運搬船、客船等が挙げられる。
1…船舶
2…船体
2a…船首
2b…船底
2h…上部構造
2k…貨物搭載区画
2m…機関室
2r…船尾
2s…舷側
2t…上甲板
3…タンク
4…マニホールド
5…再液化装置
8…推進器
9…減速機
11…主機
12…発電機
13…発電機用エンジン
14…船内電線
15…配電盤
16…接続用配線
16j…ケーブル接続部
19…軸発モーター
31…センサー
51…目標値設定部
52…調整部
100…浮体
102…燃料タンク
200…施設
202…貯留タンク
204…電力系統
205…電力ケーブル
Da…船首尾方向
G1…液化ガス
G2…ボイルオフガス
P…ガス送給管
P1…液化ガス送給管
P2…ボイルオフガス回収管
T1…第一の目標値
T2…第二の目標値

Claims (7)

  1. 液化ガスを収容するタンクを備えた船舶を用いた液化ガスの移載方法であって、
    外部の電力系統からの電力供給によって前記船舶の再液化装置を運転することで、前記液化ガスが気化して生成されたボイルオフガスを再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第一の目標値よりも低い第二の目標値に向けて、前記タンク内の温度又は圧力を低下させる工程と、
    前記船舶を航行して前記液化ガスを運搬し、前記タンク内の前記液化ガスを外部の供給先に供給する工程と、を含む
    液化ガスの移載方法。
  2. 前記タンク内の温度又は圧力を低下させる工程より前に、
    外部から前記タンクに前記液化ガスを荷積みする工程を更に含む
    請求項1に記載の液化ガスの移載方法。
  3. 前記外部の供給先で生成された前記ボイルオフガスを前記タンク内に引き取る工程と、
    前記船舶を航行して前記ボイルオフガスを運搬する工程と、
    外部の電力系統からの電力供給によって前記船舶の前記再液化装置を運転することで、前記タンク内の温度又は圧力を前記第二の目標値に向けて低下させる工程と、を含む
    請求項1又は2に記載の液化ガスの移載方法。
  4. 前記タンク内の温度又は圧力を前記第二の目標値に向けて低下させる工程によって、前記タンク内の前記ボイルオフガスを再液化する工程を更に含む
    請求項3に記載の液化ガスの移載方法。
  5. 前記液化ガスを外部の供給先に供給する工程では、洋上の浮体に前記タンク内の前記液化ガスを供給する
    請求項1から4の何れか一項に記載の液化ガスの移載方法。
  6. 前記外部の電力系統は、陸上に設けられている
    請求項1から5の何れか一項に記載の液化ガスの移載方法。
  7. 液化ガスを収容するタンクを備えた船舶を用いたボイルオフガスの移載方法であって、
    外部の浮体から、前記液化ガスが気化することによって生成されたボイルオフガスを前記タンク内に引き取る工程と、
    前記船舶を航行して前記ボイルオフガスを運搬する工程と、
    外部の電力系統からの電力供給によって前記船舶の再液化装置を運転することで、前記タンク内の温度又は圧力を、前記ボイルオフガスを再液化させる際に必要になる温度又は圧力の第二の目標値に向けて低下させる工程と、を含む
    ボイルオフガスの移載方法。
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WO2024009672A1 (ja) * 2022-07-07 2024-01-11 三菱造船株式会社 バンカー設備、バンカー船、バンカーシステム、及び液化ガスの供給方法
WO2024048730A1 (ja) * 2022-08-31 2024-03-07 三菱造船株式会社 バンカー用浮体、液化ガスの供給方法

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