JP2022044128A - 回転電機および回転電機の製造方法 - Google Patents

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淳平 安冨
Jumpei Yasutomi
辰郎 日野
Tatsuo Hino
宏紀 立木
Hiroki Tachiki
哲史 浴野
Tetsushi Ekino
康宏 早坂
Yasuhiro Hayasaka
健二 前川
Kenji Maekawa
和哉 長谷川
Kazuya Hasegawa
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Abstract

Figure 2022044128000001
【課題】材料コストが安価で加工工程を削減できる回転電機および回転電機の製造方法を提供する。
【解決手段】回転電機は100の固定子30は、複数の単位コイル33から成る固定子巻線32を備え、異なる単位コイル33の端末線33IN同士を固定子30の軸方向Zの一端側で接続する接続線34は、固定子30の周方向Yに延びる周方向延伸部34Yと、周方向延伸部34Yの両端から固定子30の径方向Xに延びる径方向延伸部34Xと、径方向延伸部34Xの端部から固定子30の軸方向Z上方に延びる軸方向延伸部34Zとを有し、周方向延伸部34Yには、軸方向Z上方に向かって突出する、突出部34Pを備える。
【選択図】図7

Description

本開示は、回転電機および回転電機の製造方法に関するものである。
近年、回転電機を簡単かつ確実に組み立てることができ、回転電機の生産性向上を図ることができる導体の結線構造、及び回転電機の小型化を図ることができる回転電機の固定子構造を提供することが要求されている。
従来の回転電機では、固定子の周方向に離間したコイル端末部を電気的に接続するために、接続線を用い、接続線接合部とコイル端末部とを固着させて固定子を製造している。しかし、接続線の構成は、コイルエンドとの接触を防ぎつつ、一方でコイルエンドを小型にしなければならいため、形状が複雑になりやすく、製造工程も複雑化しやすいという課題があった。
さらに、接続線供給時に接続線の位置、姿勢にばらつきがあると、接続線の接合部とコイル端末部の位置ずれが生じるため、固着部における接合品質、耐久性が低下するという課題があった。
そこで、コイル端末部の径方向の幅と、接続線の径方向の幅とが等しく、コイル端末部の周方向の幅よりも接続線接続部の周方向の幅を大きくすることによって、接続線供給時に接続線の位置又は姿勢にばらつきがあっても、接続線接合部とコイル端末部とを適切に固着することができ、接合品質を高める技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-122102号公報
しかしながら、特許文献1では、接続線の材料として、単位コイルよりも断面の大きな別材料が必要となり、材料コストが高い。また、二種類の導体が必要となり回転電機の加工工程が多いという課題があった。
本開示は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、材料コストが安価で加工工程を削減できる回転電機および回転電機の製造方法を提供することを目的とする。
本開示に係る回転電機は、
固定子と、前記固定子の内周面に、外周面を対向させて回転可能に支持された回転子とを備える回転電機であって、
前記固定子は、複数の単位コイルから成る固定子巻線を備え、
異なる前記単位コイルの端末線同士を前記固定子の軸方向の一端側で接続する接続線は、
前記固定子の周方向に延びる周方向延伸部と、前記周方向延伸部の両端から前記固定子の径方向に延びる径方向延伸部と、前記径方向延伸部の端部から前記固定子の軸方向上方に延びる軸方向延伸部とを有し、
前記周方向延伸部には、軸方向上方に向かって突出する、突出部を備えるものである。
また、本開示に係る回転電機の製造方法は、
前記接続線の前記突出部を形成した後に前記径方向延伸部及び前記軸方向延伸部を成形する接続線成形工程を有するものである。
本開示に係る回転電機および回転電機の製造方法によれば、
材料コストが安価で加工工程を削減できる回転電機および回転電機の製造方法を提供できる。
実施の形態1による回転電機の概略構成を示す断面模式図である。 実施の形態1による固定子の斜視図である。 実施の形態1による単位コイルの断面図である。 実施の形態1による単位コイルの正面図である。 実施の形態1による単位コイルの固定子鉄心への挿入状態を示す模式図である。 図4Aに示す単位コイルを径方向外側から見た概念図である。 実施の形態1による固定子巻線の結線図の一例を示す図である。 実施の形態1による固定子巻線の結線パターンを示す模式図である。 実施の形態1による溶接前の接続線と単位コイルの位置関係を示す要部拡大図である。 実施の形態1による接続線の斜視図である。 実施の形態1による接続線を径方向の外側から見た図である。 実施の形態1による接続線を軸方向の上側から見た図である。 実施の形態1による接続線の成形工程を示す模式図である。 実施の形態1による接続線の成形工程を示す模式図である。 実施の形態1による接続線の成形工程を示す模式図である。 実施の形態1による接続線の成形工程を示す模式図である。 実施の形態1による接続線供給ツールによる接続線の把持前の状態を示す図である。 実施の形態1による接続線供給ツールによって接続線を把持した状態を示す図である。 実施の形態1による接続線の接合部と内周側端末線の端部接合部との溶接工程を示す図である。 実施の形態1による接続線の接合部と内周側端末線の端部接合部との溶接工程を示す図である。 実施の形態1による接続線の接合部と内周側端末線の端部接合部との溶接工程を示す図である。 実施の形態2による接続線の側面図である。 実施の形態2による接続線を配置した固定子の要部側面図である。 実施の形態3による回転電機の製造工程のフローを示す図である。 実施の形態3による単位コイルの製造工程を示す図である。 実施の形態3による単位コイルの製造工程を示す図である。 実施の形態3による単位コイルの製造工程を示す図である。 実施の形態3による単位コイルの製造工程を示す図である。 実施の形態3による固定子巻線の製造工程を示す図である。 実施の形態3による固定子巻線の製造工程を示す図である。 実施の形態3による固定子巻線の製造工程を示す図である。 実施の形態3による固定子を製造する工程を示す図である。 実施の形態3による接続線供給工程を示す図である。 実施の形態3による接続線供給工程を示す図である。 実施の形態3による接続線供給工程を示す図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1による回転電機および回転電機の製造方法を、図を用いて説明する。
本明細書で、特に断り無く「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内周側」、「外周側」というときは、それぞれ、固定子の「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内周側」、「外周側」をいうものとする。また、この明細書で、特に断り無く上下に言及するときは、基準となる場所において、軸方向に垂直な面を想定し、その面を境界として固定子の中心点が含まれる側を「下」、その反対を「上」とする。また、高さの高低を比較する場合は、固定子の中心からの距離が長い方を「高い」とする。
また、固定子の径方向を径方向Xとし、固定子の周方向を周方向Yとし、固定子の軸方向を軸方向Zとする。径方向X、周方向Y、軸方向Zは、回転子および回転電機の径方向、周方向、軸方向とも一致する。
図1は、回転電機100の概略構成を示す断面模式図である。
回転電機100は、有底円筒状のハウジング1と、ハウジング1の開口部を閉口するブラケット2と、ハウジング1に焼き嵌めもしくは圧入などの固定手段によって固定された固定子30と、ハウジング1の底部およびブラケット2にベアリング4を介して固定子30の内周面に、外周面を対向させて回転可能に支持された回転子60とを備える。
回転子60は、回転子鉄心61と、回転子鉄心61の軸心位置に挿通された回転軸62と、回転子鉄心61の外周面側に埋設されて周方向Yに所定のピッチで配列され、磁極を構成する永久磁石63とを備える永久磁石型回転子である。
次に、固定子30の構成について具体的に図2から図5を参照しつつ説明する。
図2は、固定子30の斜視図である。
図3Aは、単位コイル33の断面図である。
図3Bは、単位コイル33の正面図である。
図4Aは、回転電機100の断面模式図であり、単位コイル33の固定子鉄心31への挿入状態を示す模式図である。説明の都合上、回転電機100を直線状に引き延ばして描いており、紙面上側が径方向Xの内側である。
図4Bは、図4Aに描かれている単位コイル33を径方向Xの外側から見た概念図である。
ここで、単位コイル33の内周側端末線33INおよび外周側端末線33OUTが存在する側を、軸方向Z+とし、その反対側を軸方向Z-とする。
図2に示すように、固定子30は、固定子鉄心31と、固定子鉄心31に装着された固定子巻線32とを備えている。詳細は後述するが、固定子巻線32は、複数の単位コイル33からなる。
図2、図4に示すように、固定子鉄心31は、ヨーク部31aと、ヨーク部31aの内周面に等間隔に配置され、径方向Xの内側に向かって突出する複数のティース部31bとを備える。周方向Yに隣り合うティース部31bの間に形成される空間が、単位コイル33を収納するスロットSとなる。
また、図3、図4に示すように、単位コイル33は、固定子鉄心31のスロットSに挿入されるスロット収納部33S1~33S8(スロット収納部33Sと総称する)と、固定子鉄心31のスロットSから軸方向Zに突出して周方向Yに延び、異なるスロットSに挿入されたスロット収納部33S間を接続するターン部33T1-2、33T2-3、33T3-4、33T4-5、33T5-6、33T6-7、33T7-8(ターン部33Tと総称する)と、固定子鉄心31のスロットSから軸方向Z+側に突出して固定子巻線32の別の単位コイル33と接続するための内周側端末線33INおよび外周側端末線33OUTとを有する。単位コイル33の両端部である2つの端末線のうち、固定子鉄心31の径方向Xの内側から軸方向Z+側(上方)に引き出される端末線を内周側端末線33INとし、固定子鉄心31の径方向X外側から軸方向Z+側(上方)に引き出される端末線を外周側端末線33OUTとする。複数のターン部33Tが、図2に示す固定子巻線32のコイルエンド部32eを形成する。内周側端末線33INのスロットS内における径方向Xの位置は、外周側端末線33OUTのスロットS内における径方向Xの位置よりも径方向Xの内側となる。
例えば、外周側端末線33OUTから電流が給電される場合は、スロット収納部33Sおよびターン部33Tを経由して電流が流れ、内周側端末線33INから隣接する別の単位コイル33に電流を流す、このように電流が流れることによって、磁界を発生させることができる。
外周側端末線33OUTは、スロット収納部33S1の軸方向Z+側の端部に接続されており、スロット収納部33S1の軸方向Z-側の端部は、ターン部33T1-2の周方向Yの一端部に接続され、ターン部33T1-2の周方向Yの他端部は、周方向Yに6個離れたスロットSに収納されるスロット収納部33S2の軸方向Z-側の端部に接続される。
なお、ターン部33T1-2の符号の内、Tの後に続く数字”1”および”2”は、各スロット収納部33Sの”S”に続く番号に対応し、スロット収納部33S1とスロット収納部33S2とを接続するターン部33Tであることを示している。
したがって、図4Bの符号を追って、単位コイル33の構成を最初から説明し直すと、外周側端末線33OUT→スロット収納部33S1→ターン部33T1-2→スロット収納部33S2→ターン部33T2-3→スロット収納部33S3→ターン部33T3-4→スロット収納部33S4→ターン部33T4-5→スロット収納部33S5→ターン部33T5-6→スロット収納部33S6→ターン部33T6-7→スロット収納部33S7→ターン部33T7-8→スロット収納部33S8→内周側端末線33INへと1本の導体Wが巻き回されている。
そして、スロット収納部33S1とスロット収納部33S3とは、同じスロットS内における、径方向Xの外側から1番目と外側から2番目の位置に収納される。また、スロット収納部33S2とスロット収納部33S4とが周方向Yに6個(図4Aにおける紙面右側に6個)離れたスロットS内における、径方向Xの内側から1番目と内側から2番目の位置に収納される。
スロット収納部33S5とスロット収納部33S7とは、スロット収納部33S1、33S3が収納されたスロットSの、一個隣(図4Aにおける紙面右隣)の同じスロットS内の、径方向Xの外側から1番目と外側から2番目の位置に収納される。また、スロット収納部33S6とスロット収納部33S8とが周方向Yに6個(図4Aにおける紙面右側に6個)離れたスロットS内における、径方向Xの内側から1番目と内側から2番目の位置に収納される。
スロット収納部33S1~33S4は、周方向Yに6スロットピッチまたいで各ターン部33Tによって接続され、極ピッチと等しい間隔で巻き回されている。また、スロット収納部33S4、33S5は、ターン部33T4-5を介して接続されており、周方向Yに5スロットピッチまたいで接続されており、毎極毎相当たり2個の割合で固定子鉄心31に形成されるスロットS間を接続している。
さらに、スロット収納部33S5~33S8は、スロット収納部33S1~33S4と同様に、6スロットピッチまたいで各ターン部33Tによって接続されている。内周側端末線33INおよび外周側端末線33OUTは、単位コイル33同士を接合するために用いるか、もしくは、電圧を供給する給電部としてインバータに接続される。
図5は、固定子巻線32の結線図の一例を示す図である。U1~U8は、3相交流のU相を構成するそれぞれの単位コイル33を表す。
直列に接続されたU1~U8の単位コイル33の内、U1の単位コイル33の内周側端末線33IN又は外周側端末線33OUTの一方が、インバータ装置70に接続され給電を受ける。そして、U8の単位コイル33の内周側端末線33IN又は外周側端末線33OUTの他方が、中性点Nに接続される。V1~V8は、V相を構成するそれぞれの単位コイル33を表し、W1~W8は、W相を構成するそれぞれの単位コイル33を表し、同様に給電部および中性点Nに接合することで、三相の固定子巻線32を構成する。
このように構成された複数の単位コイル33を、図2に示すように周方向Yに一周分、24個並べて、固定子巻線32を構成し、その後、径方向Xの外側から固定子鉄心31のティース部31bを固定子巻線32に挿入することによって、固定子30を構成する。
なお、本実施の形態1においては、固定子鉄心31を分割して外周側からティース部31bを固定子巻線32に挿入する構造を例に図示、説明したが、周方向Yに分割面のない固定子鉄心の径方向Xの内側から単位コイル33をスロットS内に挿入してもよい。
図6は、固定子巻線32の結線パターンを示す模式図である。図4と同様に、紙面上側が、固定子30の径方向Xの内側となる。
図7は、溶接前の接続線34と単位コイル33の位置関係を示す要部拡大図である。
図8は、接続線34の斜視図である。
図9Aは、接続線34を径方向Xの外側から見た図である。
図9Bは、接続線34を軸方向Z+側から見た図である。
図6に示すUinが、3相交流における給電部を示し、Uoutが中性点に接続される。スロットNoは、固定子鉄心31の48個のスロット番号を示し、四角内の数字がUinからの接続順を示す。
図6の丸印で囲った部分が、図3に示すそれぞれの単位コイル33を示し、実線が各端末線の接続状態を示している。実線で示すように各単位コイル33のそれぞれの端末線(内周側端末線33INおよび外周側端末線33OUT)を電気的に接続する方法として、軸方向Zに伸長している内周側端末線33INおよび外周側端末線33OUTを長く取り、周方向Yに倒して端末線同士を直接固着して接続する方法がある。しかし、この方法では、単位コイル33の取り扱い性が悪化するとともに、単位コイル33の種類が多くなり、単位コイル33の製造工程が煩雑になって、製品の製造コストが上がる。
そこで、本実施の形態1では、図7、図8に示すような、周方向Yに伸長する単位コイル33と同じ導体W(同じ材料)からなる接続線34を用意し、この接続線34の両端と、異なる単位コイル33の内周側端末線33IN同士を固定子30の軸方向Z+側で固着させて接続する方法を取り入れることにより、端末線が長くなることを防ぐとともに、単位コイル33の種類を少なくすることによって製品の製造コストを下げる効果を得る。
次に、接続線34の構成の詳細を説明する。
図9に示すように、接続線34は、コイルエンド部32eの軸方向Z+側の上を周方向Yに延びる周方向延伸部34Yと、周方向延伸部34Yの両端から径方向Xの内側に延びる径方向延伸部34Xと、径方向延伸部34Xの内側端部から軸方向Z+側に延びる軸方向延伸部34Zとを有する。
軸方向延伸部34Zの先端から予め設定された範囲が、接合部34ZSである。周方向延伸部34Yの周方向Yの中央には、接続線34が軸方向Z+側(上方)に山形に突出する、突出部34Pを備える。
次に、接続線34の成形方法について説明する。
図10A~図10Dは、接続線34の成形工程を示す模式図である。
まず、直線状の導体Wを径方向Xの外側に向かって湾曲させて周方向延伸部34Yを成形する。その後、周方向延伸部34Yの周方向Yの中央部に、軸方向Z+側に突出する突出部34Pを成形する。
次に、突出部34Pを基準として周方向Yの両側に一定の長さとなる部分で導体Wを径方向Xに屈曲させて径方向延伸部34Xを成形する。次に、径方向延伸部34Xとして予め定められた長さを確保した位置で、導体Wを軸方向Z+側に屈曲させて、軸方向延伸部34Zを成形する。
このような成形方法において、突出部34Pを設けない場合は、それぞれ屈曲させる位置の基準が定まらないため、図10に示す成形工程を一度に行い、接続線を一体成形する必要がある。しかし、本実施の形態1のように、突出部34Pを設けることによって各工程を分けて行うことができる。工程毎に金型を分けることによって、軸方向に曲げる位置、或いは径方向に曲げる位置が異なる多品種に対応でき、製品の製造コストを下げる効果がある。
さらに、突出部34Pから接合部34ZSまでの距離と、突出部34Pから内周側端末線33INまでの距離については、接続線成形時においても、接続線34の供給時においても、基準を突出部34Pに統一して管理できるので、内周側端末線33INと、接合部34ZSの周方向Yの位置ずれを防止でき、製品の生産性が向上する効果がある。
さらに、突出部34Pを基準とすると、接続線34の径方向Xへの屈曲と軸方向Zへの屈曲を周方向Yの片側ずつ成形することが可能となり、金型を簡素化出来ることに加えて、周方向延伸部34Yにおける突出部34Pの位置、或いは2つの径方向延伸部の長さが異なる多品種の接続線34に対して金型を共用化できるため、製品の製造コストを下げる効果がある。
次に、接続線供給ツール80による接続線34の把持工程と溶接工程について説明する。
図11Aは、接続線供給ツール80による接続線34の把持前の状態を示す図である。
図11Bは、接続線供給ツール80によって接続線34を把持した状態を示す図である。
図12A~図12Cは、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSとの溶接工程を示す図である。
接続線34は、接続線供給ツール80によって突出部34Pを軸方向Zの両側から把持されて、図7に示す予め定められた溶接位置に配置される。
図7において周方向Yに離間している2本の内周側端末線33INは、接続線34の接合部34ZSとレーザー溶接或いはTIG(Tungsten Inert Gas)溶接等によって固着され、軸方向延伸部34Z、径方向延伸部34X、周方向延伸部34Yを介して電気的に接続される。
溶接工程では、まず、図12Aに示すように、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSとが径方向Xに並ぶように、接続線供給ツール80によって接続線34を供給し、マスク90にて双方の周方向Yの位置を規制する。これにより、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSの周方向Yの位置を一致させ、図示しないチャック治具にて双方を径方向Xに固定する。
次に、図12Bに示すように、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSにアークを落として双方を溶融させ、図12Cに示すように凝固させて固着部35を形成させることによって、双方を電気的に接続する。
この時、図12B、図12Cの溶融、固着工程において、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSとが周方向Yに位置ずれした状態で溶融、凝固させると、固着部35の径方向Xに垂直な断面35Mの面積が小さくなり、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSとの接合強度が低下するため、マスク90によって接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSとの周方向Yの位置を一致させて接合することによって固着部35の径方向Xに垂直な断面35Mの面積を確保して接合強度を低下しないようにしている。
また、図12Aに示す位置合わせ工程において、マスク90を径方向Xに移動させる際に接続線34と内周側端末線33INとが周方向Yにずれていた場合、マスク90の間に接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSとを誘い込めないため、接続線34を内周側端末線33INに精度よく供給することが求められる。
そこで、接続線34の供給には、接続線供給ツール80を用いる。
接続線供給ツール80は、3本の把持爪81~83を備える。接続線供給ツール80は、把持爪81~83相互間の間隔を収縮させることによって、接続線34の突出部34Pを把持する。
把持爪81と把持爪82とは、接続線34の把持時において、軸方向Z側に山形に突出する突出部34Pの軸方向Z+側の2つの平坦な斜面部34uに当接する。また、把持爪83は、径方向Xに垂直な断面が三角形状をしており、当該断面において、軸方向Z+側の二辺が、突出部34Pの軸方向Z-側の2つの平坦な斜面部34dに沿うように構成されている。なお、把持爪83は、軸方向の上面が2つの平坦な斜面部34dに沿うように構成されていればよく、断面が三角形状であるものに限らない。
接続線供給ツール80を以上のような構成とすることで、把持爪81~83によって突出部34Pを把持すると、接続線34が軸方向Zおよび周方向Yの両方向に固定されるため、接続線34の周方向Yの位置を精度よく決定でき、製品の生産性を向上する効果がある。
また、接続線34の接合部34ZSを内周側端末線33INの端部接合部33INSの位置に合わせて接続線34を溶接位置に供給する際に、接続線供給ツール80によって接続線34の突出部34Pを把持することによって、接続線34とターン部33Tとの間の接続線供給ツール80を逃がすための隙間を小さくできるため、コイルエンド部32eを小型にする効果がある。
また、接続線34の周方向Yに力が加わっても突出部34Pが力を受けてたわむことによって、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSの固着部35に加わる力を軽減できるため、固着部35の強度を向上させる効果がある。
また、周方向Yに離間している内周側端末線33INの間隔にばらつきがあっても、突出部34Pに力を加えてたわませることによって、接続線34の接合部34ZSの位置を調整できるため、製品の生産性を向上させる効果がある。
ここで、図11に示すように、突出部34Pに軸方向Zの上下面には、平坦な斜面部34u、34dを設けることが望ましい。このような構成とすることで、接続線供給ツール80と接続線34とが周方向Yにずれていても、接続線供給ツール80によって接続線34を把持する際に、図11A、11Bに示すように、各把持爪81~83の接続線34に対する接触面81c、82c、83cが突出部34Pの斜面部34u、34dに沿って滑り、把持爪83の軸方向Z+側の頂点83Tが、突出部34Pの周方向Yの中央位置34PTに倣う。
このように接続線34の初期供給位置が精度よく定まっていない場合であっても、接続線34の周方向Yの位置精度を向上でき、製品の生産性を向上させる効果がある。
ここで、突出部34Pに設ける斜面部34u、34dと、軸方向Zに垂直な面とが成す角度θは、30度以上、45度以下が好ましい。この場合、斜面部34dと接続線供給ツール80の把持爪81~83との間に発生する摩擦力が小さくなるため、製品の生産性をさらに向上させる効果がある。なお、角度θが45度を超えると、接続線供給ツール80による斜面部34u、34dの把持が難しくなり、突出部34Pの全長が長くなって材料費が高くなる。
さらに、突出部のない接続線においては、例えば、軸方向Zの両側から接続線を把持することを想定する場合、軸方向Zの1方向のみで接続線を把持することになるため、把持した部分を中心として接続線が軸方向Zを中心として回転し、接続線の接合部の周方向Yおよび径方向Xの位置がずれる可能性がある。
一方、本実施の形態1によると、接続線34に、軸方向Z+方向に山形に突出する突出部34Pを設け、突出部34Pの軸方向Zの両側のそれぞれ2つの斜面部34u、34dを3つの把持爪81~83によって把持することで、軸方向Z及び周方向Yの2方向から接続線34を把持することになる。これにより、接続線34の供給時における接続線34の接合部34ZSの位置精度が向上し、接続線34の接合品質を高めるとともに製品の生産性を向上させる効果がある。
また、図11A、図11Bに示すように、突出部34Pの周方向Yの中央位置34PTにおける導体Wの曲げ角度を大きくし、突出空間Rが大きいことが望ましい。これによって、接続線34の突出部34Pの形成時における接続線34の絶縁皮膜へのダメージを低減し、絶縁に対する信頼性を向上させる効果がある。
また、図11Bに示すように、突出部34Pが、軸方向Z+に突出する長さH1は、下側の把持爪83の軸方向Zの長さH2よりも大きいことが望ましい。それぞれの長さをこのように設定することによって、接続線34の軸方向Zの位置よりも下側に把持爪83がはみ出さない。
これにより、接続線供給ツール80の把持爪83を逃がす隙間を別途作る必要が無く、接続線34の供給時に接続線供給ツール80とターン部33Tが接触しないため、コイルエンド部32eを小型に出来る。また、突出部34Pが、軸方向Z+側に突出する長さH1を大きくすることによって、図9に示す、突出部34Pの軸方向Z-側に形成される突出空間Rを大きくできる。これにより、コイルエンド部32eの冷却性を向上させる効果がある。
また、図7、図8に示すように、導体Wとして平角線を使用する場合は、導体Wの長手方向に垂直な断面における厚みの薄い方向に突出するように突出部34Pを設けることが望ましい。平角線は、長手方向に垂直な断面においては矩形になっており、長辺と短辺が存在する。平角線の長手方向に垂直に加工する際には、上記断面における厚みの薄い方向に突出部34P設ける方が小さい応力で加工することが出来るので、接続線34を加工するための設備費を下げる効果がある。また、この場合、長辺側が軸方向Zを向くので、接続線供給ツール80によって接続線34を把持する部分の面積が大きくなり、接続線供給ツール80によって把持した後の接続線34の位置ずれを防止でき、接続線34の供給位置精度が向上し、製品の生産性が向上する。
実施の形態1による回転電機および回転電機の製造方法によれば、材料コストが安価で加工工程を削減できる回転電機および回転電機の製造方法を提供できる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2による回転電機および回転電機の製造方法を、図を用いて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図13は、接続線234の側面図である。
図14は、接続線234を配置した固定子の要部側面図である。
実施の形態1では、接続線34に突出部34Pを1カ所に設けていたが、本実施の形態2では、接続線234に突出部234Pを複数(3カ所)に設けている。
突出部234Pをこのような構成とすることによって、接続線234の周方向Yに力が加わっても、複数の突出部234Pが力を分散して受けてたわむことで接続線234の接合部234ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSの固着部35に加わる力を軽減できるため、固着部35の強度を向上させる効果がある。
また、周方向Yに離間している内周側端末線33INの間隔にばらつきがあっても、複数の突出部234Pに力を加えてたわませることによって、接続線234の接合部234ZSの位置を調整できるため、製品の生産性を向上させる効果がある。
また、複数の突出部234Pの軸方向Z-側には、複数の突出空間Rができるため、コイルエンド部32eの冷却性を向上させる効果がある。また、複数の突出部234Pをターン部33T上に接触させて設置することによって、接続線供給ツール80による接続線234の供給時に、接続線供給ツール80又は接続線234の位置が、周方向Yに位置ずれしていても、突出部234Pの斜面部234dが、ターン部33T上を滑ることによって、接続線234の接合部234ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSとの周方向Yの位置を一致させることが出来るため、製品の生産性を向上させる効果がある。
実施の形態3.
以下、実施の形態3による回転電機および回転電機の製造方法を、図を用いて、実施の形態1および実施の形態2で言及しなかった部分を中心に説明する。なお、単位コイル33の製造工程を示す図においては、説明を簡略化するために形状の異なる単位コイルを使用している。
図15は、回転電機100の製造工程のフローを示す図である。
図16A~図16Dは、単位コイル33の製造工程を示す図である。
図17A~図17Dは、固定子巻線と固定子鉄心との組立工程を示す図である。
図18A~図18Cは、接続線供給工程を示す図である。
まず、単位コイル成形工程(ステップS001)において、図16Aのように一方向に延伸する導体Wを、逆方向に複数回折り曲げて図16Bに示すような巻取コイル33Bを成形する。
次に、巻取コイル33Bの、スロットSの外周側から1番目と2番目のスロット収納部33S1、33S3となる部分と、内周側から1番目と2番目のスロット収納部33S2、33S4となる部分とを、それぞれ周方向Yの逆方向に移動させて、図16Cに示すコイル中間体33Cを成形する。端末線33IN,33OUTについては、図16Dに示すように適宜折り曲げる。
固定子巻線と固定子鉄心との組立工程(ステップS002)では、まず、図17A~17Cに示すように、成形した単位コイル33を周方向Yにずらして重ねて、一周分重ね合わせて固定子巻線32を組み立てる。次に、組み立てた固定子巻線32の各スロット収納部33Sの間に、スロット数だけ分割された固定子鉄心31のティース部31bを径方向Xの外側から挿入して固定子鉄心31と固定子巻線32を組み立てる。
次に、接続線成形工程(ステップS003)では、上述したように、接続線34を成形する。
次に、接続線供給工程(ステップS004)では、図18Aに示すように突出部34Pの軸方向Z+側に接続線供給ツール80の2本の把持爪81、82を配置し、突出部34Pの軸方向Z-側に1本の把持爪83を配置する。そして、図18Bに示すように、3本の把持爪81~83の相互間の間隔を収縮させて、各把持爪81~83の接続線34に対する接触面81c、82c、83cを、突出部34Pの斜面部34u、34dに沿って滑らせることによって、把持爪83の軸方向Z+側の頂点83Tを、突出部34Pの周方向Yの中央位置34PTに倣わせて、突出部34Pを把持する。
次に、図18Cに示すように、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSの周方向Yの位置を一致させて、接続線34を把持した接続線供給ツール80を軸方向Zもしくは径方向Xに移動させて接続線34の径方向Xの位置と軸方向Zの位置を合わせる。
次に、溶接工程(ステップS005)では、図12を用いて上述したように、接続線34の接合部34ZSと内周側端末線33INの端部接合部33INSとを溶接して双方を電気的に接続する。
このような製造方法によって、接続線供給ツール80で把持した後の接続線34の位置ずれを防止できるので、接続線34の位置精度が向上し製品の生産性が向上する。
本開示は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本開示に係る技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
100 回転電機、1 ハウジング、2 ブラケット、30 固定子、
31 固定子鉄心、31a ヨーク部、31b ティース部、32 固定子巻線、
32e コイルエンド部、33 単位コイル、33B 巻取コイル、
33C コイル中間体、33IN 内周側端末線、33INS 端部接合部、
33OUT 外周側端末線、33S,33S1~33S8 スロット収納部、
33T,33T1-2,33T2-3,33T3-4,33T4-5,33T5-6,33T6-7,33T7-8 ターン部、
34,234 接続線、34u,34d,234d 斜面部、
34P,234P 突出部、234ZS 接合部、34PT 中央位置、
34X 径方向延伸部、34Y 周方向延伸部、34Z 軸方向延伸部、
34ZS 接合部、35 固着部、35M 断面、4 ベアリング、60 回転子、
61 回転子鉄心、62 回転軸、63 永久磁石、70 インバータ装置、
80 接続線供給ツール、81~83 把持爪、81c 接触面、83T 頂点、
90 マスク、H1,H2 長さ、N 中性点、R 突出空間、S スロット、
W 導体、X 径方向、Y 周方向、Z,Z+,Z- 軸方向、θ 角度。

Claims (10)

  1. 固定子と、前記固定子の内周面に、外周面を対向させて回転可能に支持された回転子とを備える回転電機であって、
    前記固定子は、複数の単位コイルから成る固定子巻線を備え、
    異なる前記単位コイルの端末線同士を前記固定子の軸方向の一端側で接続する接続線は、
    前記固定子の周方向に延びる周方向延伸部と、前記周方向延伸部の両端から前記固定子の径方向に延びる径方向延伸部と、前記径方向延伸部の端部から前記固定子の軸方向上方に延びる軸方向延伸部とを有し、
    前記周方向延伸部には、軸方向上方に向かって突出する、突出部を備える回転電機。
  2. 前記突出部は、山形に突出し、
    前記突出部は、軸方向の両側にそれぞれ2つの平坦な斜面部を有し、
    前記斜面部と、前記軸方向に垂直な面とが成す角度は、30度以上、45度以下である請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記接続線は、平角線から成り、
    前記突出部は、前記平角線の長手方向に垂直な断面における厚みの薄い方向に突出するように設けられている請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記接続線は、前記単位コイルに使用する導体と同じ材料から成る請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記接続線は、複数の前記突出部を有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記接続線は、2つの前記単位コイルのそれぞれ2本の前記端末線のうち、
    径方向内側から軸方向上方に立ち上がる内周側端末線同士を周方向に接続する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機の製造方法であって、
    前記接続線は、
    前記突出部を形成した後に前記径方向延伸部及び前記軸方向延伸部を成形する接続線成形工程を有する回転電機の製造方法。
  8. 3本の相互間の間隔を収縮可能な把持爪を有する接続線供給ツールを用い、
    前記突出部の軸方向の上方に2本の前記把持爪を、
    前記突出部の軸方向下方に1本の前記把持爪を配置して前記接続線を把持し、
    前記接続線の両端の接合部を、前記端末線の端部接合部に位置合わせする接続線供給工程を有する請求項7に記載の回転電機の製造方法。
  9. 前記接続線の前記接合部と、前記端末線の前記端部接合部とが径方向に並ぶように、マスクにて双方の周方向の位置を規制し、さらに、前記接続線の前記接合部と、前記端末線の前記端部接合部とを径方向に固定して前記接続線の前記接合部と、前記端末線の前記端部接合部とを溶接する溶接工程を有する請求項8に記載の回転電機の製造方法。
  10. 前記突出部の軸方向下方に備える1本の前記把持爪の軸方向上方の面は、前記突出部の軸方向下方の2つの平坦な斜面部に沿うように構成されている請求項8又は請求項9に記載の回転電機の製造方法。
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