JP2022044119A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態で、転写装置が感光ドラムの上に位置する構成において、トナーカートリッジとドラムカートリッジとを個別に交換できる画像形成装置を提供すること。【解決手段】画像形成装置1は、感光ドラム41および現像装置43を有するドラムカートリッジ4と、トナーカートリッジ5と、転写装置7とを備える。転写装置7は、感光ドラム41の上に位置する。現像装置43は、現像ローラ431を支持する第1現像部4321と、トナーカートリッジ5よりも上に位置する第2現像部4322と、第1現像部4321と第2現像部4322との間に位置する壁4324とを有する。トナーカートリッジ5は、アジテータ53を備える。アジテータ53の第1羽根532は、アジテータ53が回転した場合、鉛直方向において、壁4324が有する第1開口43241の高さに達する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、本体筐体と、プロセスカートリッジと、転写装置とを備える。プロセスカートリッジは、感光ドラムと、現像装置とを備える。転写装置は、プロセスカートリッジが本体筐体に装着された状態で、感光ドラムの上に位置する。現像装置は、現像筐体と、現像ローラと、アジテータとを備える。現像筐体は、現像ローラが配置される現像室と、トナーが収容されるトナー収容室とを有する。プロセスカートリッジが本体筐体に装着された状態で、トナー収容室は、現像室よりも下に位置する。アジテータは、トナー収容室内に位置し、トナー収容室から現像室にトナーを搬送する(下記特許文献1参照)。
特開2008-170951号公報
特許文献1に記載されているような画像形成装置では、トナー収容室内のトナー残量が少なくなった場合、感光ドラムの交換の必要はなくても、感光ドラムを含むプロセスカートリッジ全体を交換しなければならない。このような画像形成装置では、使用コストの低減を図りにくい。
そこで、本開示の目的は、ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態で、転写装置が感光ドラムの上に位置する構成において、トナーカートリッジとドラムカートリッジとを個別に交換できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、本体筐体と、ドラムカートリッジと、トナーカートリッジと、転写装置とを備える。
ドラムカートリッジは、本体筐体に装着可能である。ドラムカートリッジは、感光ドラムと、現像装置とを備える。感光ドラムは、軸について回転可能である。感光ドラムの軸は、第1方向に延びる。現像装置は、現像ローラと、現像筐体とを有する。現像筐体は、現像ローラを支持する。
トナーカートリッジは、現像筐体に供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジは、ドラムカートリッジに装着可能である。
転写装置は、感光ドラム上のトナーをシートに転写する。転写装置は、ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態で感光ドラムの上に位置する。
現像筐体は、第1現像部と、第2現像部と、壁とを有する。第1現像部は、現像ローラを支持する。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第2現像部は、トナーカートリッジよりも上に位置する。第2現像部は、第1現像部に対して感光ドラムの反対側に位置する。第2現像部は、トナー受入口を有する。第2現像部は、第1現像部と通じる。壁は、第1現像部と第2現像部との間に位置する。壁は、第1開口を有する。第1開口は、第1現像部と第2現像部とに通じる。
現像装置は、現像シャッタをさらに備える。現像シャッタは、現像閉位置と、現像開位置との間を移動可能である。現像シャッタが現像閉位置に位置した状態で、現像シャッタは、トナー受入口を閉じる。現像シャッタが現像開位置に位置した状態で、トナー受入口は、開く。
トナーカートリッジは、カートリッジ筐体と、トナーシャッタと、アジテータとを備える。カートリッジ筐体は、トナーを収容可能である。カートリッジ筐体は、トナー排出口を有する。トナーシャッタは、トナー閉位置とトナー開位置との間を移動可能である。トナーシャッタがトナー閉位置に位置した状態で、トナーシャッタは、トナー排出口を閉じる。トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態で、トナー排出口は、開く。アジテータは、カートリッジ筐体内に位置する。アジテータは、回転可能である。アジテータは、シャフトと、羽根とを備える。羽根は、シャフトともに回転可能である。羽根は、第1端と、第2端とを有する。羽根の第1端は、シャフトに固定される。羽根の第2端は、第1端から離れて位置する。
トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像開位置に位置し、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態で、トナー排出口は、トナー受入口と通じる。
トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像開位置に位置し、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態で、アジテータが回転した場合、羽根の第2端は、鉛直方向において第1開口の高さに達する。
このような構成によれば、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態で、トナーカートリッジのカートリッジ筐体が、第2現像部よりも下方に位置していても、アジテータが、第2現像部および第1開口を通して、カートリッジ筐体から第1現像部にトナーを安定して供給できる。
また、現像シャッタが現像閉位置に位置し、トナーシャッタがトナー閉位置に位置した状態で、トナーカートリッジをドラムカートリッジから取り外すことにより、トナーカートリッジおよびドラムカートリッジから、トナーが漏れることを抑制できる。
その結果、ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態で、転写装置が感光ドラムの上に位置する構成において、ドラムカートリッジとトナーカートリッジとを個別かつ円滑に交換できる。
(2)トナーシャッタがトナー開位置からトナー閉位置に移動するとき、トナーシャッタは、アジテータの回転方向と反対の方向へ移動してもよい。
アジテータの羽根の第2端が鉛直方向において第1開口の高さに達した状態で、アジテータの回転が停止している場合、トナーシャッタが、アジテータの回転方向と同じ方向へ移動して、トナー開位置からトナー閉位置に移動すると、羽根が、トナーシャッタとカートリッジ筐体との間に挟み込まれるおそれがある。この場合、トナーシャッタをトナー開位置からトナー閉位置に移動することが困難となる。
一方、上記の構成によれば、トナーシャッタがトナー開位置からトナー閉位置に移動するとき、トナーシャッタが、アジテータの回転方向と反対の方向へ移動する。そのため、アジテータの羽根の第2端が鉛直方向において第1開口の高さに達した状態で、トナーシャッタがトナー開位置からトナー閉位置に移動すると、羽根は、トナーシャッタに押されてトナー排出口内を移動するとともに撓む。その結果、羽根が、トナーシャッタとカートリッジ筐体との間に挟み込まれることを抑制でき、トナーシャッタをトナー開位置からトナー閉位置に安定して移動させることができる。
(3)現像シャッタが現像開位置から現像閉位置に移動するとき、現像シャッタは、アジテータの回転方向と反対の方向へ移動してもよい。
このような構成によれば、アジテータの羽根が、現像シャッタと現像筐体との間に挟み込まれることを抑制でき、現像シャッタを現像開位置から現像閉位置に安定して移動させることができる。
(4)現像装置は、供給ローラと、トナー搬送部材とをさらに備えてもよい。供給ローラは、現像ローラにトナーを供給する。供給ローラは、第1現像部に支持される。トナー搬送部材は、第1方向にトナーを搬送可能である。トナー搬送部材は、供給ローラと壁との間に配置される。
このような構成によれば、トナー搬送部材は、カートリッジ筐体から第1現像部に供給されたトナーを、第1方向に搬送して、供給ローラに供給することができる。そのため、第1開口、トナー受入口および/またはトナー排出口の第1方向の寸法を小さくしても、供給ローラにトナーを適切に供給できる。また、トナー受入口の第1方向の寸法を小さくすると、現像装置からトナーが漏れることを抑制できる。また、トナー排出口の第1方向の寸法を小さくすると、トナーカートリッジからトナーが漏れることを抑制できる。
(5)羽根は、第2端が第1開口の高さに達した状態で、鉛直方向の高さにおいて、トナー搬送部材と重複する高さを有してもよい。
このような構成によれば、アジテータは、カートリッジ筐体からトナー搬送部材に、トナーを安定して供給できる。
(6)現像筐体は、第2開口と、トナー戻し口とを有してもよい。第2開口は、第1方向において、第1開口から離れて位置する。第2開口は、第1現像部と通じる。トナー戻し口は、第1方向において、トナー受入口から離れて位置する。トナー戻し口は、第2開口と通じる。カートリッジ筐体は、トナー受取口を有する。トナー受取口は、第1方向において、トナー排出口から離れて位置する。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像開位置に位置し、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態で、トナー受取口は、トナー戻し口と通じる。
このような構成によれば、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像開位置に位置し、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態で、トナーを、第2開口、トナー戻し口およびトナー受取口を通して、第1現像部からカートリッジ筐体に戻すことができる。そのため、第1現像部とカートリッジ筐体との間で、トナーを循環させることができる。その結果、トナーの劣化が、画像形成に影響することを抑制できる。
(7)カートリッジ筐体は、第1方向に延びる円筒形状を有してもよい。シャフトの回軸は、カートリッジ筐体の軸線と一致してもよい。
このような構成によれば、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像開位置に位置し、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態で、アジテータが回転したときに、アジテータは、カートリッジ筐体内に収容されるトナーを、第1現像部に円滑に搬送することができる。また、トナーシャッタを、カートリッジ筐体に沿って、トナー閉位置とトナー開位置との間を円滑に移動させることができる。
(8)トナーシャッタは、ハンドルを有してもよい。
このような構成によれば、ユーザがハンドルを持って、トナーシャッタをトナー閉位置とトナー開位置との間を移動させることができる。
(9)トナーシャッタは、第1突起を有してもよい。現像シャッタは、第1穴を有する。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第1穴には、第1突起が嵌まる。
(10)トナーカートリッジは、ドラムカートリッジに対して第1方向に沿って着脱可能であってもよい。第1突起は、第1方向におけるトナーシャッタの一端に位置してもよい。トナーシャッタは、第2突起を有してもよい。第2突起は、第1方向におけるトナーシャッタの他端に位置する。現像シャッタは、第2穴を有する。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第2穴には、第2突起が嵌まる。
このような構成によれば、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、現像シャッタを、トナーシャッタとともに移動させることができる。
(11)カートリッジ筐体は、第3突起を有してもよい。ドラムカートリッジは、第3穴を有してもよい。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第3穴には、第3突起が嵌まる。
このような構成によれば、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、カートリッジ筐体が、ドラムカートリッジに対して固定される。そのため、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、トナーシャッタをカートリッジ筐体に対して安定して移動させることができ、トナーシャッタをトナー閉位置とトナー開位置との間を円滑に移動させることができる。
本開示の画像形成装置によれば、ドラムカートリッジが本体筐体に装着された状態で、転写装置が感光ドラムの上に位置する構成において、トナーカートリッジとドラムカートリッジとを個別かつ円滑に交換できる。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。 図2は、図1に示すドラムカートリッジの拡大図であって、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像開位置に位置し、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態を示す。 図3は、図1に示すドラムカートリッジの拡大図であって、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像閉位置に位置し、トナーシャッタがトナー閉位置に位置した状態を示す。 図4は、図2に示すドラムカートリッジの正面図である。 図5は、図4に示すドラムカートリッジのA-A断面図を示す。 図6は、図5に示す現像装置の正面図である。 図7は、図6に示す現像装置のB-B断面図である。 図8は、図6に示す現像装置のC-C断面図である。 図9は、図1に示すドラムカートリッジの側面図であって、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像開位置に位置し、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態を示す。 図10は、図5に示すドラムカートリッジのA-A断面図であって、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像開位置に位置し、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態を示す。 図11は、図5に示すドラムカートリッジのA-A断面図であって、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、現像シャッタが現像閉位置に位置し、トナーシャッタがトナー閉位置に位置した状態を示す。 図12は、図2に示すトナーカートリッジの斜視図を示す。 図13は、図12に示すトナーカートリッジの概略構成図である。
1.画像形成装置1
図1および図2を参照して、画像形成装置1について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体筐体2と、シートカセット3と、4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kと、4つのトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5Kと、露光装置6と、転写装置7と、定着装置8とを備える。
1.1 本体筐体2
本体筐体2は、シートカセット3と、4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kと、4つのトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5Kと、露光装置6と、転写装置7と、定着装置8とを収容する。
1.2 シートカセット3
シートカセット3は、シートSを収容可能である。シートカセット3内のシートSは、二次転写ローラ73に向かって搬送される。二次転写ローラ73については後で説明する。
1.3 4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4K
4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kは、本体筐体2に装着可能である。詳しくは、4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kのそれぞれは、本体筐体2に対して第1方向に沿って着脱可能である。第1方向は、感光ドラム41Kのドラム軸411の延びる方向である。感光ドラム41Kについては、後で説明する。4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で、4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kは、第2方向において互いに間隔を空けて位置する。第2方向は、第1方向と交差する。
4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kは、互いに同じ構成を有する。そのため、以下では、ドラムカートリッジ4Kを詳細に説明して、ドラムカートリッジ4Y、4M、4Cの説明を省略する。
1.3.1 ドラムカートリッジ4K
図2に示すように、ドラムカートリッジ4Kは、感光ドラム41Kと、帯電装置46Kと、現像装置43Kとを備える。
感光ドラム41Kは、第1方向に延びる。感光ドラム41Kは、円筒形状を有する。感光ドラム41Kは、ドラム軸411について回転可能である。ドラム軸411は、第1方向に延びる。
帯電装置46Kは、感光ドラム41Kの周面を帯電させる。帯電装置46Kは、具体的には、帯電ローラである。なお、帯電装置46Kは、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
現像装置43Kは、感光ドラム41Kにトナーを供給可能である。現像装置43Kは、現像ローラ431Kを有する。
現像ローラ431Kは、トナーを感光ドラム41Kに供給可能である。現像ローラ431Kは、第1方向に延びる。現像ローラ431Kは、現像軸4311について回転可能である。現像軸4311は、第1方向に延びる。本実施形態では、現像ローラ431Kは、感光ドラム41Kと接触する。現像ローラ431Kは、感光ドラム41Kから所定の間隔をあけて離れていてもよい。
1.3.2 ドラムカートリッジ4Y、4M、4C
図1に示すように、ドラムカートリッジ4Yは、感光ドラム41Yと、帯電装置46Yと、現像装置43Yとを備える。現像装置43Yは、現像ローラ431Yを有する。ドラムカートリッジ4Mは、感光ドラム41Mと、帯電装置46Mと、現像装置43Mとを備える。現像装置43Mは、現像ローラ431Mを有する。ドラムカートリッジ4Cは、感光ドラム41Cと、帯電装置46Cと、現像装置43Cとを備える。現像装置43Cは、現像ローラ431Cを有する。
1.4 4つのトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5K
トナーカートリッジ5Yは、ドラムカートリッジ4Yの現像装置43Yに装着可能である。トナーカートリッジ5Yは、現像装置43Yに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ5Mは、ドラムカートリッジ4Mの現像装置43Mに装着可能である。トナーカートリッジ5Mは、現像装置43Mに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ5Cは、ドラムカートリッジ4Cの現像装置43Cに装着可能である。トナーカートリッジ5Cは、現像装置43Cに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ5Kは、ドラムカートリッジ4Kの現像装置43Kに装着可能である。トナーカートリッジ5Kは、現像装置43Kに供給されるトナーを収容可能である。
1.5 露光装置6
露光装置6は、4つの感光ドラム41Y、41M、41C、41Kの表面を露光可能である。露光装置6は、帯電した感光ドラム41Y、41M、41C、41Kの表面を露光する光を出射する。これにより、静電潜像が、感光ドラム41Y、41M、41C、41Kの表面に形成される。静電潜像には、トナーが供給される。
4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で、露光装置6は、4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kの下方に位置する。なお、下方とは、画像形成装置1を通常の使用状態に載置したときの、鉛直方向における下方である。
露光装置6は、具体的には、レーザースキャンユニットである。なお、露光装置6は、LEDアレイであってもよい。
1.6 転写装置7
転写装置7は、4つの感光ドラム41Y、41M、41C、41K上のトナーをシートに転写する。4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で、転写装置7は、4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kに対して、露光装置6の反対側に位置する。転写装置7は、4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で4つの感光ドラム41Y、41M、41C、41Kの上に位置する。転写装置7は、中間転写ベルト71と、4つの一次転写ローラ72Y、72M、72C、72Kと、二次転写ローラ73とを備える。
4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で、4つの感光ドラム41Y、41M、41C、41Kは、中間転写ベルト71と接触する。4つのドラムカートリッジ4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で、中間転写ベルト71は、感光ドラム41Yと一次転写ローラ72Yとの間、感光ドラム41Mと一次転写ローラ72Mとの間、感光ドラム41Cと一次転写ローラ72Cとの間、および、感光ドラム41Kと一次転写ローラ72Kとの間を通る。
一次転写ローラ72Yは、感光ドラム41Y上のトナーを中間転写ベルト71に転写する。一次転写ローラ72Mは、感光ドラム41M上のトナーを中間転写ベルト71に転写する。一次転写ローラ72Cは、感光ドラム41C上のトナーを中間転写ベルト71に転写する。一次転写ローラ72Kは、感光ドラム41K上のトナーを中間転写ベルト71に転写する。
二次転写ローラ73は、第2方向において、中間転写ベルト71と並ぶ。二次転写ローラ73は、中間転写ベルト71と接触する。シートカセット3から搬送されるシートSは、中間転写ベルト71と二次転写ローラ73との間を通る。このとき、二次転写ローラ73は、中間転写ベルト71に転写されたトナーをシートSに転写する。
1.7 定着装置8
定着装置8は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナーを定着させる。定着装置8を通過したシートは、本体筐体2の上面に排紙される。
2.ドラムカートリッジ4Kの詳細
次に、図2から図11を参照して、ドラムカートリッジ4Kの詳細について説明する。
図2に示すように、ドラムカートリッジ4Kは、上記した感光ドラム41Kと、上記した帯電装置46Kと、上記した現像装置43Kとに加えて、ドラムフレーム42Kと、ドラムクリーナ47Kと、廃トナー管49K(図4参照)と、廃トナー搬送部材48K(図5参照)と、クッション部材9K(図5参照)とを備える。言い換えれば、画像形成装置1は、クッション部材9Kを備える。
2.1 ドラムフレーム42K
ドラムフレーム42Kは、感光ドラム41Kと、帯電装置46Kと、現像装置43Kと、ドラムクリーナ47Kと、廃トナー管49Kとを支持する。図4に示すように、ドラムフレーム42Kは、第1サイドフレーム421と、第2サイドフレーム422と、フランジ423とを備える。言い換えれば、ドラムカートリッジ4Kは、第1サイドフレーム421と、第2サイドフレーム422と、フランジ423とを備える。
2.1.1 第1サイドフレーム421および第2サイドフレーム422
第1サイドフレーム421は、第1方向における感光ドラム41の一端部を支持する。第2サイドフレーム422は、第1方向において、第1サイドフレーム421から離れている。第2サイドフレーム422は、第1方向における感光ドラム41の他端部を支持する。
図5に示すように、第1サイドフレーム421は、第2方向に延びる。第1サイドフレーム421は、第1長穴4211と、第2長穴4212と、穴4213とを有する。
第1長穴4211は、第2方向における第1サイドフレーム421の中央に位置する。第1長穴4211は、感光ドラム41Kと現像ローラ431Kとが向かい合う方向に延びる。第1長穴4211には、現像装置43Kが有する第1現像突起435Aが嵌る。第1現像突起435Aについては、後で説明する。
第2長穴4212は、第2方向において、第1長穴4211に対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。第2長穴4212が延びる方向は、第1長穴4211が延びる方向と平行である。第2長穴4212には、現像装置43Kが有する第2現像突起436Aが嵌る。第2現像突起436Aについては、後で説明する。
穴4213は、第2方向において、感光ドラム41Kに対して第1長穴4211の反対側に位置する。穴4213は、ドラムクリーナ47Kが有するクリーナ筐体472の内部空間と通じる。クリーナ筐体472については、後で説明する。
図4に示すように、第2サイドフレーム422は、穴4213を有しないこと以外は、第1サイドフレーム421と同様に説明される。そのため、第2サイドフレーム422の説明を省略する。
2.1.2 フランジ423
フランジ423は、第1方向において、第1サイドフレーム421に対して第2サイドフレーム422の反対側に位置する。フランジ423は、第1サイドフレーム421から第1方向に延びる。図5に示すように、フランジ423は、第2方向において、穴4213から離れて位置する。フランジ423は、穴4231を有する。
2.2 ドラムクリーナ47K
図2に示すように、ドラムクリーナ47Kは、感光ドラム41Kの周面をクリーニングする。ドラムクリーナ47Kは、第1方向において、第1サイドフレーム421と第2サイドフレーム422との間に位置する(図4参照)。ドラムクリーナ47Kは、感光ドラム41Kに対して、現像ローラ431Kの反対側に位置する。ドラムクリーナ47Kは、クリーニングブレード471と、クリーナ筐体472と、スクリューオーガ473とを備える。
クリーニングブレード471のエッジは、感光ドラム41Kの表面に接触する。クリーニングブレード471は、感光ドラム41Kが回転したときに、感光ドラム41Kの表面に残るトナーを、廃トナーとして、感光ドラム41Kの表面から掻き取る。
クリーナ筐体472は、廃トナーを収容する。クリーナ筐体472は、クリーニングブレード471を支持する。クリーナ筐体472は、開口4721を有する。開口4721は、クリーニングブレード471が掻き取った廃トナーを受け入れる。クリーナ筐体472は、第1方向に延びる。第1方向におけるクリーナ筐体472の一端は、第1サイドフレーム421に接続される(図4参照)。第1方向におけるクリーナ筐体472の他端は、第2サイドフレーム422に接続される(図4参照)。クリーナ筐体472の内部空間は、第1サイドフレーム421が有する穴4213と通じる(図5参照)。
スクリューオーガ473は、クリーナ筐体472内に位置する。スクリューオーガ473は、第1方向に延びる。スクリューオーガ473は、クリーナ筐体472内の廃トナーを、穴4213に向かって第1方向に搬送する。
2.3 廃トナー管49K
図4および図5に示すように、廃トナー管49Kは、ドラムクリーナ47Kからの廃トナーの通過を許容する。廃トナー管49Kは、第1サイドフレーム421に対して第2サイドフレーム422の反対側に位置する。廃トナー管49Kは、第1端部491と、第2端部492とを有する。廃トナー管49Kの第1端部491は、第1サイドフレーム421に接続される。第1端部491の内部空間は、第1サイドフレーム421の穴4213と通じる。これによって、廃トナー管49Kの第1端部491は、ドラムクリーナ47Kのクリーナ筐体472と通じる。廃トナー管49Kの第2端部492は、第1端部491から離れて位置する。第2端部492は、フランジ423に接続される。第2端部492の内部空間は、フランジ423の穴4231と通じる。
図5に示すように、ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、廃トナー管49Kの第2端部492は、廃トナー管49Kの第1端部491よりも下に位置する。ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、廃トナー管49Kは、第1端部491から第2端部492に向かうにつれて、下方に傾斜する。これによって、廃トナーを、重力を利用して第1端部491から第2端部492に向かって送ることができる。
2.4 廃トナー搬送部材48K
廃トナー搬送部材48Kは、廃トナーを搬送する。詳しくは、廃トナー搬送部材48Kは、廃トナー管49K内の廃トナーを、第1端部491から第2端部492に向かって搬送する。廃トナー搬送部材48Kは、廃トナー管49K内に位置する。廃トナー搬送部材48Kは、可撓性を有する。廃トナー搬送部材48Kは、バネオーガである。
2.5 現像装置43K
図2に示すように、現像装置43Kは、上記した現像ローラ431Kに加えて、現像筐体432Kと、供給ローラ433Kと、トナー搬送部材434Kと、現像シャッタ44Kと、2つの第1現像突起435A、435B(図6参照)と、2つの第2現像突起436A、436B(図6参照)とを備える。
2.5.1 現像筐体432K
現像筐体432Kは、第1現像部4321と、壁4324と、第2現像部4322と、カートリッジ装着部4325とを有する。
2.5.1.1 第1現像部4321
現像筐体432Kの第1現像部4321は、現像ローラ431Kを支持する。第1現像部4321は、現像ローラ431Kと、供給ローラ433Kと、トナー搬送部材434Kとを収容する。
図2および図6に示すように、第1現像部4321は、第1側壁43211と、第2側壁43212と、底壁43213と、上壁43214とを備える。
図6に示すように、第1側壁43211は、第1方向における現像ローラ431Kの一端部を支持する。第2側壁43212は、第1方向において、第1側壁43211から離れている。第2側壁43212は、第1方向における現像ローラ431Kの他端部を支持する。
ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、底壁43213は、現像ローラ431Kよりも下に位置する。底壁43213は、第1方向において、第1側壁43211と第2側壁43212との間に位置する。第1方向における底壁43213の一端部は、第1側壁43211に接続される。第1方向における底壁43213の他端部は、第2側壁43212に接続される。
上壁43214は、現像ローラ431Kに対して底壁43213の反対側に位置する。上壁43214は、第1方向において、第1側壁43211と第2側壁43212との間に位置する。第1方向における上壁43214の一端部は、第1側壁43211に接続される。第1方向における上壁43214の他端部は、第2側壁43212に接続される。
図2に示すように、壁4324は、第1現像部4321に対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。壁4324は、第1方向に延びる。第1方向における壁4324の一端部は、第1側壁43211に接続される。第1方向における壁4324の他端部は、第2側壁43212に接続される。
図7に示すように、壁4324は、円弧形状を有する。ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、壁4324は、鉛直方向において、上端部と下端部とを有する。ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、壁4324の上端部は、上壁43214に接続される。ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、壁4324の下端部は、底壁43213に接続される。
図2および図8に示すように、壁4324は、第1開口43241(図2参照)と、第2開口43242(図8参照)とを有する。言い換えれば、現像筐体432は、第1開口43241と、第2開口43242と有する。
図2に示すように、第1開口43241は、第1現像部4321と通じる。第1開口43241は、第1方向における壁4324の中央に位置する。
図8に示すように、第2開口43242は、第1現像部4321と通じる。第2開口43242は、第1方向において、第1開口43241から離れて位置する。第2開口43242は、第1方向において、第1開口43241と第2側壁43212との間に位置する。
図示しないが、壁4324は、さらに、第2開口43243を有する。第2開口43243は、第1方向において、第1開口43241に対して第2開口43242の反対側に位置する。第2開口43243は、第1方向において、第1開口43241と第1側壁43211との間に位置する。
図2に示すように、第2現像部4322は、第1現像部4321に対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。第2現像部4322は、壁4324に対して第1現像部4321の反対側に位置する。言い換えれば、壁4324は、第1現像部4321と第2現像部4322との間に位置する。第2現像部4322は、壁4324に接続される。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、第2現像部4322は、カートリッジ装着部4325よりも上に位置する。トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着され、ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、第2現像部4322は、トナーカートリッジ5Kよりも上に位置する。
図2および図8に示すように、第2現像部4322は、トナー受入口43221(図2参照)と、トナー戻し口43222(図8参照)とを有する。言い換えれば、現像筐体432Kは、トナー受入口43221と、トナー戻し口43222とを有する。
図2に示すように、トナー受入口43221は、トナーカートリッジ5Kから供給されるトナーを受け入れ可能である。トナー受入口43221は、第1開口43241と通じる。言い換えれば、第1開口43241は、第2現像部4322のトナー受入口43221に通じる。これによって、第2現像部4322のトナー受入口43221は、第1現像部4321の内部空間と通じる。トナー受入口43221は、第1方向における第2現像部4322の中央に位置する。
図8に示すように、トナー戻し口43222は、第1現像部4321からトナーカートリッジ5Kに戻るトナーを受け入れ可能である。トナー戻し口43222は、第2開口43242と通じる。これによって、トナー戻し口43222は、第1現像部4321の内部空間と通じる。トナー戻し口43222は、第1方向において、トナー受入口43221から離れて位置する。トナー戻し口43222は、第1方向において、トナー受入口43221と第2側壁43212との間に位置する。
図示しないが、第2現像部4322は、さらに、トナー戻し口43223を有する。トナー戻し口43223は、第2開口43243と通じる。トナー戻し口43223は、第1方向において、トナー受入口43221に対してトナー戻し口43222の反対側に位置する。トナー戻し口43223は、第1方向において、トナー受入口43221と第1側壁43211との間に位置する。
2.5.1.2 カートリッジ装着部4325
図2に示すように、カートリッジ装着部4325は、トナーカートリッジ5Kが装着可能である。ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、カートリッジ装着部4325は、第2現像部4322よりも下に位置する。カートリッジ装着部4325は、第2現像部4322と、壁4324と、底壁43213とに接続される。カートリッジ装着部4325は、円筒形状を有する。カートリッジ装着部4325は、第1方向に延びる。カートリッジ装着部4325の内部空間は、トナー受入口43221と、トナー戻し口43222、43223とに通じる。
図6に示すように、カートリッジ装着部4325は、突出部分43251を有する。突出部分43251は、第1方向において、第1側壁43211に対して第2側壁43212の反対側に突出する。
図5および図9に示すように、突出部分43251は、フランジ423と向かい合う。突出部分43251は、廃トナー排出口432511(図5参照)と、第3穴432512(図9参照)とを有する。言い換えれば、ドラムカートリッジ4Kのカートリッジ装着部4325は、廃トナー排出口432511(図5参照)と、第3穴432512(図9参照)とを有する。
図5に示すように、廃トナー排出口432511は、廃トナー管49Kを通過した廃トナーを排出可能である。廃トナー排出口432511は、フランジ423の穴4231と通じる。これによって、廃トナー排出口432511は、廃トナー管49Kの第2端部492の内部空間と通じる。
図9に示すように、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kのカートリッジ装着部4325に装着された状態で、第3穴432512には、第3突起513が嵌まる。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に対して第1方向に沿って装着されるときに、第3穴432512は、第3突起513を受け入れる。第3突起513については、後で説明する。
第3穴432512は、第1方向において、廃トナー排出口432511に対して、第1側壁43211の反対側に位置する。本実施形態では、第3穴432512は、第1方向に凹む溝である。
2.5.2 供給ローラ433K
図2に示すように、供給ローラ433Kは、現像ローラ431Kにトナーを供給する。供給ローラ433Kは、第1現像部4321内に配置される。供給ローラ433Kは、現像ローラ431Kに対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。供給ローラ433Kは、第1方向に延びる。供給ローラ433Kは、軸について回転可能である。供給ローラ433Kの軸は、第1方向に延びる。第1方向における供給ローラ433Kの一端部は、第1側壁43211に支持される(図6参照)。第1方向における供給ローラ433Kの他端部は、第2側壁43212に支持される(図6参照)。
2.5.3 トナー搬送部材434K
トナー搬送部材434Kは、供給ローラ433Kと壁4324との間に配置される。トナー搬送部材434Kは、供給ローラ433Kに対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。トナー搬送部材434Kは、第1方向に延びる。トナー搬送部材434Kは、第1方向にトナーを搬送可能である。これによって、トナー搬送部材434Kは、第1現像部4321に供給されたトナーを、第1方向に搬送して、供給ローラ433Kに供給することができる。そのため、第1開口43241および/またはトナー受入口43221の第1方向の寸法を小さくしても、供給ローラ433Kにトナーを適切に供給できる。また、トナー受入口43221の第1方向の寸法を小さくすると、現像装置43Kからトナーが漏れることを抑制できる。
第1方向におけるトナー搬送部材434Kの一端部は、第1側壁43211に支持される(図6参照)。第1方向におけるトナー搬送部材434Kの他端部は、第2側壁43212に支持される(図6参照)。
2.5.4 現像シャッタ44K
図2および図3に示すように、現像シャッタ44Kは、現像開位置(図2参照)と現像閉位置(図3参照)との間を移動可能である。図2および図10に示すように、現像シャッタ44が現像開位置に位置した状態で、廃トナー排出口432511が開くとともに、トナー受入口43221が、開く。また、図8に示すように、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置した状態で、2つのトナー戻し口43222、42223が、開く。
図3および図11に示すように、現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、現像シャッタ44Kは、廃トナー排出口432511を閉じるとともに、トナー受入口43221を閉じる。また、図示しないが、現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、現像シャッタ44Kは、2つのトナー戻し口43222、42223を閉じる。
図5に示すように、現像シャッタ44Kは、カートリッジ装着部4325内に配置される。現像シャッタ44Kは、現像シャッタ本体441と、側壁442とを備える。
2.5.4.1 現像シャッタ本体441
現像シャッタ本体441は、第1方向に延びる。現像シャッタ本体441は、円筒形状を有する。そのため、現像シャッタ44Kを回転させることによって、現像シャッタ44Kを現像開位置と現像閉位置との間で移動させることができる。その結果、現像シャッタ44Kが移動するスペースを小さくすることができる。
図2、図5、図8および図9に示すように、現像シャッタ本体441は、第1シャッタ開口4411(図2参照)と、第2シャッタ開口4413(図5参照)と、第3シャッタ開口4414(図8参照)と、溝4416(図9参照)と、第2穴4412(図9参照)とを有する。言い換えれば、現像シャッタ44Kは、第1シャッタ開口4411と、第2シャッタ開口4413と、第3シャッタ開口4414と、溝4416と、第2穴4412とを有する。
図2および図3に示すように、第1シャッタ開口4411は、第1方向において、現像シャッタ本体441の中央に位置する。図2に示すように、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置した状態で、第1シャッタ開口4411の少なくとも一部は、トナー受入口43221と通じる。図3に示すように、現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、第1シャッタ開口4411は、トナー受入口43221から離れている。現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、第1シャッタ開口4411の全ては、トナー受入口43221と通じない。
図10および図11に示すように、第2シャッタ開口4413は、第1方向において、第1シャッタ開口4411から離れている。図10に示すように、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置した状態で、第2シャッタ開口4413の少なくとも一部は、廃トナー排出口432511と通じる。図11に示すように、現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、第2シャッタ開口4413は、廃トナー排出口432511から離れている。現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、第2シャッタ開口4413の全ては、廃トナー排出口432511と通じない。
図8に示すように、第3シャッタ開口4414は、第1方向において、第1シャッタ開口4411に対して、第2シャッタ開口4413の反対側に位置する。現像シャッタ44Kが現像開位置に位置した状態で、第3シャッタ開口4414の少なくとも一部は、トナー戻し口43222と通じる。図示しないが、現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、第3シャッタ開口4414は、トナー戻し口43222から離れている。現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、第3シャッタ開口4414の全ては、トナー戻し口43222と通じない。
なお、図示しないが、現像シャッタ44Kは、さらに、第3シャッタ開口4415を有する。第3シャッタ開口4415は、第1方向において、第1シャッタ開口4411と第2シャッタ開口4413との間に位置する。現像シャッタ44Kが現像開位置に位置した状態で、第3シャッタ開口4415の少なくとも一部は、トナー戻し口43223と通じる。現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、第3シャッタ開口4415は、トナー戻し口43223と通じない。
図9に示すように、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kのカートリッジ装着部4325に装着された状態で、溝4416には、カートリッジ筐体51Kが有する第3突起513が嵌る。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に対して第1方向に沿って装着されるときに、溝4416は、第3突起513を受け入れる。溝4416は、第1方向における現像シャッタ本体441の一端に位置する。溝4416は、第1方向において、第2シャッタ開口4413に対して第1シャッタ開口4411の反対側に位置する。溝4416は、第1方向に凹む。溝4416は、現像シャッタ本体441の周方向に延びる。
トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kのカートリッジ装着部4325に装着された状態で、第2穴4412には、トナーシャッタ52Kの第2突起527が嵌まる。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に対して第1方向に沿って装着されるときに、第2穴4412は、第2突起527を受け入れる。第2突起527については後で説明する。第2穴4412は、第1方向における現像シャッタ本体441の一端に位置する。第2穴4412は、現像シャッタ本体441の周方向において、溝4416から離れている。本実施形態において、第2穴4412は、第1方向に凹む溝である。
2.5.4.2 側壁442
図5に示すように、側壁442は、第1方向における現像シャッタ44Kの他端に位置する。側壁442は、第1方向における現像シャッタ本体441の他端を閉鎖する。側壁442は、2つの第1穴4421、4422を有する。言い換えれば、現像シャッタ44Kは、2つの第1穴4421、4422を有する。トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kのカートリッジ装着部4325に装着された状態で、第1穴4421には、第1突起525が嵌まる。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、第1穴4422には、第1突起526が嵌まる。第1突起525、526については、後で説明する。
2.5.4 第1現像突起435A、435B
図5および図6に示すように、第1現像突起435Aは、第1方向において、第1側壁43211に対して第2側壁43212の反対側に位置する。第1現像突起435Aは、第1方向に延びる。第1現像突起435Aは、円柱形状を有する。第1現像突起435Aは、現像ローラ431Kのシャフトであってもよい。
第1現像突起435Aは、第1サイドフレーム421の第1長穴4211に嵌まる。第1現像突起435Aが第1長穴4211に嵌まった状態で、第1長穴4211は、第1長穴4211の延びる方向において遊びを有する。
第1現像突起435Bは、第1方向において、第2側壁43212に対して第1側壁43211の反対側に位置する。第1現像突起435Bは、第1現像突起435Aと同様に説明される。そのため、第1現像突起435Bの説明を省略する。
2.5.5 第2現像突起436A、436B
第2現像突起436Aは、第1方向において、第1側壁43211に対して第2側壁43212の反対側に位置する。第2現像突起436Aは、第1方向に延びる。第2現像突起436Aは、円柱形状を有する。第2現像突起436Aは、トナー搬送部材434Kのシャフトであってもよい。
第2現像突起436Aは、第1サイドフレーム421の第2長穴4212に嵌まる。第2現像突起436Aは、第2方向において、第1現像突起435Aに対して、感光ドラム41Kの反対側に位置する。第2現像突起436Aが第2長穴4212に嵌まった状態で、第2長穴4212は、第2長穴4212の延びる方向において遊びを有する。
第2現像突起436Bは、第1方向において、第2側壁43212に対して第1側壁43211の反対側に位置する。第2現像突起436Bは、第2現像突起436Aと同様に説明される。そのため、第2現像突起436Bの説明を省略する。
これによって、現像装置43Kは、第1サイドフレーム421および第2サイドフレーム422に支持される。現像装置43Kは、第1方向と交差する方向において感光ドラム41Kに対して移動可能である。詳しくは、現像装置43Kは、現像ローラ431Kと感光ドラム41Kとが向かい合う方向において、感光ドラム41Kに対して移動可能である。
2.6 クッション部材9K
図5に示すように、クッション部材9Kは、ドラムフレーム42Kのフランジ423と、カートリッジ装着部4325の突出部分43251との間に位置する。クッション部材9Kは、ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2内に装着された状態で、現像装置43Kが感光ドラム41に対して移動した場合に、カートリッジ装着部4325がフランジ423に対して移動することを許容する。
クッション部材9Kは、弾力を有する材料からなる。本実施形態では、クッション部材9Kは、スポンジからなる。クッション部材9Kは、わずかに圧縮された状態で、フランジ423と突出部分43251との間に位置する。クッション部材9Kは、フランジ423と突出部分43251に両面テープなどで接着されていてもよい。
ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2内に装着された状態で、現像装置43Kが感光ドラム41Kに対して移動した場合に、クッション部材9Kは、弾性変形する。
詳しくは、現像装置43Kが感光ドラム41Kから離れる方向へ移動した場合、突出部分43251は、フランジ423から離れる方向へ移動する。すると、クッション部材9Kは、圧縮状態から復元して、突出部分43251とフランジ423との間を埋める。
また、現像装置43Kが感光ドラム41Kに近づく方向へ移動した場合、突出部分43251は、フランジ423に近づく方向へ移動する。すると、クッション部材9Kは、突出部分43251とフランジ423との間で圧縮される。
クッション部材9Kは、廃トナー排出口432511を囲む。クッション部材9Kは、開口91を有する。開口91は、廃トナー管49Kを通過した廃トナーの通過を許容する。開口91は、フランジ423の穴4231と、廃トナー排出口432511と通じる。廃トナー排出口432511を囲むクッション部材9Kが、フランジ423および突出部分43251と接触することにより、クッション部材9Kは、フランジ423と突出部分43251との間をシールする。これにより、フランジ423と突出部分43251との間からトナーが漏れることを抑制できる。
3.トナーカートリッジ5Kの詳細
図2に示すように、トナーカートリッジ5Kは、ドラムカートリッジ4のカートリッジ装着部4325に対して第1方向に沿って着脱可能である。トナーカートリッジ5Kは、現像筐体432Kに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ5Kが現像装置43Kに装着された状態で、トナーカートリッジ5Kは、現像装置43Kの現像筐体432Kにトナーを供給可能である。ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着され、トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、トナーカートリッジ5Kは、感光ドラム41Kよりも下に位置する。
図12に示すように、トナーカートリッジ5Kは、カートリッジ筐体51Kと、トナーシャッタ52Kと、アジテータ53K(図13参照)とを備える。
3.1 カートリッジ筐体51K
カートリッジ筐体51Kは、トナーを収容可能である。詳しくは、図13に示すように、カートリッジ筐体51Kは、トナーと廃トナーとを別々に収容可能である。カートリッジ筐体51Kは、トナー収容部511と、廃トナー収容部512と、第3突起513とを備える。トナー収容部511と廃トナー収容部512とは、第1方向に並ぶ。カートリッジ筐体51Kは、第1方向に延びる円筒形状を有している。
3.1.1 トナー収容部511
トナー収容部511は、第1現像部4321に供給するトナーを収容する。トナー収容部511は、第1方向に延びる。トナー収容部511は、トナー排出口5111と、2つのトナー受取口5112、5113とを有する。言い換えれば、カートリッジ筐体51Kは、トナー排出口5111と、2つのトナー受取口5112、5113とを有する。
トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、トナー排出口5111は、トナー収容部511に収容されるトナーの通過を許容する。トナー排出口5111は、カートリッジ筐体51Kの周面上に位置する。トナー排出口5111は、第1方向におけるトナー収容部511の中央に位置する。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、トナー排出口5111は、上方に向かって開放される。
トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、トナー受取口5112、5113は、第1現像部4321から戻るトナーを受け入れる。2つのトナー受取口5112、5113は、カートリッジ筐体51Kの周面上に位置する。トナー受取口5112は、第1方向において、トナー排出口5111から離れて位置する。トナー受取口5112は、第1方向において、トナー排出口5111と廃トナー収容部512との間に位置する。トナー受取口5113は、第1方向において、トナー排出口5111に対してトナー受取口5112の反対側に位置する。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、2つのトナー受取口5112、5113は、上方に向かって開放される。
3.1.2 廃トナー収容部512
廃トナー収容部512は、廃トナー管49Kから搬送された廃トナーを収容する。図11に示すように、廃トナー収容部512は、廃トナー受入口5121を有する。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、廃トナー受入口5121は、廃トナー管49Kからの廃トナーの通過を許容する。廃トナー受入口5121は、カートリッジ筐体51Kの周面上に位置する。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、廃トナー受入口5121は、斜め上方に向かって開放される。
3.1.3 第3突起513
図9に示すように、トナーカートリッジKがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、第3突起513は、突出部分43251が有する第3穴432512に嵌まる。これによって、トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、カートリッジ筐体51Kが、ドラムカートリッジ4Kのカートリッジ装着部4325に対して固定される。「カートリッジ筐体51Kがカートリッジ装着部4325に固定される」とは、トナーシャッタ52Kが、カートリッジ装着部4325に対してカートリッジ筐体51Kの周方向に移動しても、カートリッジ筐体51Kがカートリッジ装着部4325に対してカートリッジ筐体51Kの周方向に移動しない状態である。そのため、トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、トナーシャッタ52Kをカートリッジ筐体51Kに対して安定して移動させることができる。
図12に示すように、第3突起513は、廃トナー収容部512の周面上に位置する。言い換えれば、廃トナー収容部512は、第3突起513を有する。第3突起513は、廃トナー収容部512の周面から突出する。第3突起513は、第1方向において、廃トナー受入口5121に対してトナー排出口5111の反対側に位置する(図4、図11および図13参照)。
3.2 トナーシャッタ52K
トナーシャッタ52Kは、トナー開位置(図2参照)トナー閉位置(図3参照)との間を移動可能である。
図2および図10に示すように、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、廃トナー受入口5121が開くとともに、トナー排出口5111が、開く。トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kのカートリッジ装着部4325に装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、廃トナー受入口5121は、廃トナー排出口432511と通じるとともに、トナー排出口5111は、トナー受入口43221と通じる。
また、図8に示すように、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、2つのトナー受取口5112、5113が開き、トナー受取口5112は、トナー戻し口43222と通じるとともに、トナー受取口5113は、トナー戻し口43223と通じる。これによって、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、トナーは、第2開口43242、トナー戻し口43222およびトナー受取口5112を通って、第1現像部4321からカートリッジ筐体51Kに移動することができる。そのため、第1現像部4321とカートリッジ筐体51Kとの間で、トナーを循環させることができる。その結果、トナーの劣化が、画像形成に影響することを抑制できる。
図3および図11に示すように、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ52は、廃トナー受入口5121を閉じるとともに、トナー排出口5111を閉じる。これによって、現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、トナーカートリッジ5Kをカートリッジ装着部4325から取り外すことにより、トナーカートリッジ5Kおよびドラムカートリッジ4Kから、廃トナーが漏れることを抑制できる。
また、図示しないが、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ52Kは、2つのトナー受取口5112、5113を閉じる。
図12および図13に示すように、トナーシャッタ52Kは、トナーシャッタ本体521と、第1側壁522と、第2側壁523と、2つの第1突起525、526と、第2突起527と、ハンドル524とを備える。
3.2.1 トナーシャッタ本体521
トナーシャッタ本体521は、第1方向に延びる。トナーシャッタ本体521は、円筒形状を有する。カートリッジ筐体51Kは、トナーシャッタ本体521内に位置する。そのため、トナーシャッタ52Kを回転させることによって、トナーシャッタ52Kを、カートリッジ筐体51Kに沿って、トナー開位置とトナー閉位置との間を円滑に移動させることができる。その結果、トナーシャッタ52Kが移動するスペースを小さくすることができる。
トナーシャッタ本体521は、第1シャッタ開口5211と、第2シャッタ開口5212と、2つの第3シャッタ開口5213、5214と、長穴5215とを有する。言い換えれば、トナーシャッタ52Kは、第1シャッタ開口5211と、第2シャッタ開口5212と、2つの第3シャッタ開口5213、5214と、長穴5215とを有する。
第1シャッタ開口5211は、第1方向において、トナーシャッタ本体521の中央に位置する。図2に示すように、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、第1シャッタ開口5211の少なくとも一部は、トナー排出口5111と通じる。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、トナー排出口5111と、トナーシャッタ52Kの第1シャッタ開口5211と、現像シャッタ44Kの第1シャッタ開口4411と、トナー受入口43221とは通じる。図3に示すように、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、第1シャッタ開口5211は、トナー排出口5111から離れている。トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、第1シャッタ開口5211の全ては、トナー排出口5111と通じない。
図10に示すように、第2シャッタ開口5212は、第1方向において、第1シャッタ開口5211から離れている。トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、第2シャッタ開口5212の少なくとも一部は、廃トナー受入口5121と通じる。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、廃トナー受入口5121と、トナーシャッタ52Kの第2シャッタ開口5212と、現像シャッタ44Kの第2シャッタ開口4413と、廃トナー排出口432511と、クッション部材9の開口91と、フランジ423の穴4231とは通じる。
図11に示すように、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、第2シャッタ開口5212は、廃トナー受入口5121から離れている。トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、第2シャッタ開口5212の全ては、廃トナー受入口5121と通じない。
図12に示すように、第3シャッタ開口5213は、第1方向において、第1シャッタ開口5211と第2シャッタ開口5212との間に位置する。図8に示すように、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、第3シャッタ開口5213の少なくとも一部は、トナー受取口5112と通じる。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、トナー受取口5112と、トナーシャッタ52Kの第3シャッタ開口5213と、現像シャッタ44Kの第3シャッタ開口4414と、トナー戻し口43222とは通じる。図示しないが、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、第3シャッタ開口5213は、トナー受取口5112から離れている。トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、第3シャッタ開口5214の全ては、トナー受取口5113と通じない。
図12に示すように、第3シャッタ開口5214は、第1方向において、第1シャッタ開口5211に対して第3シャッタ開口5213の反対側に位置する。第3シャッタ開口5214は、第3シャッタ開口5213と同様に説明される。そのため、第3シャッタ開口5214の説明を省略する。
長穴5215には、カートリッジ筐体51Kが有する第3突起513が嵌る。第3突起513が長穴5215に嵌まった状態で、第3突起513は、トナーシャッタ本体521から突出する。長穴5215は、第1方向において、第3シャッタ開口5213に対してトナー排出口5111の反対側に位置する。長穴5215は、トナーシャッタ本体521の周方向に延びる。
また、図示しないが、画像形成装置1は、シール部材を備えてもよい。トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着された状態で、シール部材は、現像シャッタ44Kとトナーシャッタ52Kとの間をシールする。トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着された状態で、シール部材は、現像シャッタ本体441とトナーシャッタ本体521との間をシールする。トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、シール部材は、第1シャッタ開口4411および第1シャッタ開口5211を囲み、第2シャッタ開口4413および第2シャッタ開口5212を囲み、第3シャッタ開口4414および第3シャッタ開口5213を囲み、第3シャッタ開口4415および第3シャッタ開口5214を囲む。シール部材は、1つの部材であってもよく、複数の部材であってもよい。
3.2.2 第1側壁522および第2側壁523
第1側壁522は、第1方向におけるトナーシャッタ本体521の他端を閉鎖する。第2側壁523は、第1方向におけるトナーシャッタ本体521の一端を閉鎖する。
3.2.3 第1突起525、526
2つの第1突起525、526は、第1方向におけるトナーシャッタ52Kの他端に位置する。2つの第1突起525、526は、第1方向において、トナー排出口5111に対して廃トナー受入口5121の反対側に位置する。2つの第1突起525、526は、第1側壁522に設けられる。2つの第1突起525、526は、第1方向において、第1側壁522に対して第2側壁523の反対側に位置する。2つの第1突起525、526のそれぞれは、第1方向に延びる。第1突起526は、トナーシャッタ本体521の軸線に対して、第1突起525の反対側に位置する。
トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、第1突起525は、第1穴4421に嵌まる(図5参照)。トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、第1突起526は、第1穴4422に嵌まる(図5参照)。
3.2.4 第2突起527
図13に示すように、第2突起527は、第1方向におけるトナーシャッタ52Kの一端に位置する。第2突起527は、第1方向において、廃トナー受入口5121に対してトナー排出口5111の反対側に位置する(図4および図10参照)。第2突起527は、トナーシャッタ本体521に設けられる。第2突起527は、トナーシャッタ本体521から突出する。トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、第2突起527は、廃トナー収容部512に対して第3突起513の反対側に位置する。
図9に示すように、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着された状態で、第2突起527は、第2穴4412に嵌まる。
つまり、トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、第1突起525は、第1穴4421に嵌まり、第1突起526は、第1穴4422に嵌まり、第2突起527は、第2穴4412に嵌まる。これによって、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着された状態で、現像シャッタ44Kを、トナーシャッタ52Kとともに移動させることができる。詳しくは、図2および図3に示すように、トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置からトナー開位置に移動するときに、現像シャッタ44Kは、トナーシャッタ52Kと連動して、現像閉位置から現像開位置に移動する。また、トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着された状態で、トナーシャッタ52Kがトナー開位置からトナー閉位置に移動するときに、現像シャッタ44Kは、トナーシャッタ52Kと連動して、現像開位置から現像閉位置に移動する。
3.2.5 ハンドル524
図13に示すように、ハンドル524は、ユーザによって操作される。これによって、ユーザがハンドル524を持って、トナーシャッタ52Kをトナー閉位置とトナー開位置との間を移動させることができる。ハンドル524は、第1方向において、第2側壁523に対して第1側壁522の反対側に位置する。ハンドル524は、第2側壁523に設けられる。
3.3 アジテータ53K
図2に示すように、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着された状態で、アジテータ53Kは、トナー収容部511内のトナーを第1現像部4321に向かって搬送できる。図13に示すように、アジテータ53Kは、カートリッジ筐体51Kのトナー収容部511内に位置する。アジテータ53Kは、回転可能である。アジテータ53Kは、シャフト531と、第1羽根532と、複数の第2羽根533と、複数の第3羽根534とを備える。
3.3.1 シャフト531
シャフト531は、トナー収容部511に回転可能に支持される。シャフト531は、回転軸5311について回転可能である(図2参照)。回転軸5311は、第1方向に延びる。シャフト531の回転軸5311は、カートリッジ筐体51Kの軸線と一致する。これによって、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、アジテータ53Kが回転したときに、アジテータ53Kは、カートリッジ筐体51K内に収容されるトナーを、第1現像部4321に円滑に搬送することができる。
3.3.2 第1羽根532
第1羽根532は、シャフト531ともに回転可能である。第1羽根532は、第1方向におけるシャフト531の中央部分に支持される。第1羽根532は、可撓性を有する。図2に示すように、第1羽根532は、第1端5321と、第2端5322とを有する。第1羽根532の第1端5321は、シャフト531に固定される。第1羽根532の第2端5322は、第1端5321から離れて位置する。
トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着され、現像シャッタ44が現像開位置に位置し、トナーシャッタ52がトナー開位置に位置した状態で、アジテータ53Kが回転した場合、第1羽根532の第2端5322は、鉛直方向において第1開口43241の高さに達する。トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着され、現像シャッタ44が現像開位置に位置し、トナーシャッタ52がトナー開位置に位置した状態で、アジテータ53Kが回転した場合、第1羽根532の第2端5322は、鉛直方向において底壁43213よりも上に達する。また、第1羽根532は、第2端5322が第1開口43241の高さに達した状態で、鉛直方向の高さにおいて、トナー搬送部材434Kと重複する高さを有する。これによって、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着された状態で、トナーカートリッジ5Kのカートリッジ筐体51Kが、第2現像部4322よりも下方に位置していても、アジテータ53Kは、第2現像部4322および第1開口43241を通して、カートリッジ筐体51Kから第1現像部4321にトナーを安定して供給できる。
また、第2端5322が第1開口43241の高さに達した状態で、第1羽根532における第1端5321と第2端5322との間の部分は、トナー排出口5111と、トナーシャッタ52Kの第1シャッタ開口5211と、現像シャッタ44Kの第1シャッタ開口4411と、トナー受入口43221とを通る。
このような状態で、アジテータ53Kの回転が停止する場合がある。トナーシャッタ52Kがトナー開位置からトナー閉位置に移動するとき、トナーシャッタ52Kは、アジテータ53Kの回転方向と反対の方向へ移動する。そのため、アジテータ53Kの第1羽根532の第2端5322が鉛直方向において第1開口43241の高さに達した状態で、トナーシャッタ52Kがトナー開位置からトナー閉位置に移動すると、第1羽根532は、トナーシャッタ52Kに押されてトナー排出口5111内を移動するとともに撓む。そのため、第1羽根532が、トナーシャッタ52Kとカートリッジ筐体51Kとの間に挟み込まれることを抑制でき、トナーシャッタ52をトナー開位置からトナー閉位置に安定して移動させることができる。
また、現像シャッタ44Kが現像開位置から現像閉位置に移動するとき、現像シャッタ44Kは、アジテータ53Kの回転方向と反対の方向へ移動する。これによって、アジテータ53Kの第1羽根532が、現像シャッタ44Kとカートリッジ装着部4325との間に挟み込まれることを抑制でき、現像シャッタ44Kを現像開位置から現像閉位置に安定して移動させることができる。
3.3.3 複数の第2羽根533
図13に示すように、複数の第2羽根533は、第1方向において、第1羽根532と第1側壁522との間に位置する。複数の第2羽根533は、シャフト531に支持される。アジテータ53Kが回転したときに、複数の第2羽根533は、トナー収容部511内のトナーを、攪拌するとともに第1羽根532に向かって搬送する。
3.3.4 複数の第3羽根534
複数の第3羽根534は、第1方向において、第1羽根532と廃トナー収容部512との間に位置する。複数の第3羽根534は、シャフト531に支持される。アジテータ53Kが回転したときに、複数の第3羽根534は、トナー収容部511内のトナーを、攪拌するとともに第1羽根532に向かって搬送する。
4.作用効果
(1)図2に示すように、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着され、現像シャッタ44Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、アジテータ53Kが回転した場合、第1羽根532の第2端5322は、鉛直方向において第1開口43241の高さに達する。
そのため、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kに装着された状態で、トナーカートリッジ5Kのカートリッジ筐体51Kが、第2現像部4322よりも下方に位置していても、アジテータ53Kは、第2現像部4322および第1開口43241を通して、カートリッジ筐体51Kから第1現像部4321にトナーを安定して供給できる。
また、図3に示すように、現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置した状態で、現像シャッタ44Kは、第2現像部4322が有するトナー受入口43221を閉じる。トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ52Kは、カートリッジ筐体51Kが有するトナー排出口5111を閉じる。
そのため、現像シャッタ44Kが現像閉位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、トナーカートリッジ5Kをドラムカートリッジ4Kから取り外すことにより、トナーカートリッジ5Kおよびドラムカートリッジ4Kから、トナーが漏れることを抑制できる。
その結果、ドラムカートリッジ4Kとトナーカートリッジ5Kとを個別かつ円滑に交換できる。
(2)図10に示すように、トナーカートリッジ5Kがドラムカートリッジ4Kのカートリッジ装着部4325に装着された状態で、ドラムクリーナ47Kが感光ドラム41Kの周面から除去した廃トナーは、廃トナー管49Kおよび廃トナー受入口5121を通じて、トナーカートリッジ5Kの廃トナー収容部512に収容される。そして、廃トナー収容部512は、トナーカートリッジ5Kの交換により、トナー収容部511と一緒に交換される。そのため、廃トナー収容部512は、大容量化することなく、廃トナーを安定して収容できる。
また、クッション部材9Kが、廃トナー管49Kの第2端部492が接続されるフランジ423と、カートリッジ装着部4325が有する突出部分43251との間に位置する。
そのため、トナーカートリッジ5Kがカートリッジ装着部4325に装着され、ドラムカートリッジ4Kが本体筐体2に装着された状態で、現像装置43Kが感光ドラム41Kに対して移動した場合に、カートリッジ装着部4325がフランジ423に対して移動できるとともに、フランジ423と突出部分43251との間から廃トナーが漏れることを抑制できる。
1 画像形成装置
2 本体筐体
4 ドラムカートリッジ
41 感光ドラム
411 ドラム軸
42 ドラムフレーム
421 第1サイドフレーム
422 第2サイドフレーム
423 フランジ
43 現像装置
431 現像ローラ
432 現像筐体
4321 第1現像部
43211 第1側壁
43212 第2側壁
4322 第2現像部
43221 トナー受入口
43222 トナー戻し口
4324 壁
43241 第1開口
43242 第2開口
432511 廃トナー排出口
432512 第3穴
433 供給ローラ
434 トナー搬送部材
44 現像シャッタ
4412 第2穴
4421 第1穴
47 ドラムクリーナ
48 廃トナー搬送部材
49 廃トナー管
491 第1端部
492 第2端部
5 トナーカートリッジ
511 トナー収容部
5111 トナー排出口
5112 トナー受取口
512 廃トナー収容部
5121 廃トナー受入口
52 トナーシャッタ
524 ハンドル
525 第1突起
527 第2突起
53 アジテータ
531 シャフト
532 第1羽根
5321 第1端
5322 第2端
7 転写装置
9 クッション部材
91 開口

Claims (11)

  1. 本体筐体と、
    前記本体筐体に装着可能なドラムカートリッジであって、
    第1方向に延びる軸について回転可能な感光ドラムと、
    現像ローラと、前記現像ローラを支持する現像筐体とを有する現像装置と、
    を有するドラムカートリッジと、
    前記現像筐体に供給されるトナーを収容可能なトナーカートリッジであって、前記ドラムカートリッジに装着可能なトナーカートリッジと、
    前記ドラムカートリッジが前記本体筐体に装着された状態で前記感光ドラムの上に位置し、前記感光ドラム上のトナーをシートに転写する転写装置と、
    を備え、
    前記現像筐体は、
    前記現像ローラを支持する第1現像部と、
    前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記トナーカートリッジよりも上に位置し、かつ、前記第1現像部に対して前記感光ドラムの反対側に位置する第2現像部であって、トナー受入口を有し、前記第1現像部と通じる第2現像部と、
    前記第1現像部と前記第2現像部との間に位置する壁であって、前記第1現像部と前記第2現像部とに通じる第1開口を有する壁と、
    を有し、
    前記現像装置は、
    前記トナー受入口を閉じる現像閉位置と、前記トナー受入口が開く現像開位置との間を移動可能な現像シャッタをさらに備え、
    前記トナーカートリッジは、
    トナーを収容可能なカートリッジ筐体であって、トナー排出口を有するカートリッジ筐体と、
    前記トナー排出口を閉じるトナー閉位置と前記トナー排出口が開くトナー開位置との間を移動可能なトナーシャッタと、
    前記カートリッジ筐体内に位置し、回転可能なアジテータであって、シャフトと、前記シャフトともに回転可能な羽根であって、前記シャフトに固定される第1端と、前記第1端から離れて位置する第2端とを有する羽根とを備えるアジテータと、
    を備え、
    前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着され、前記現像シャッタが前記現像開位置に位置し、前記トナーシャッタが前記トナー開位置に位置した状態で、前記トナー排出口は、前記トナー受入口と通じ、
    前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着され、前記現像シャッタが前記現像開位置に位置し、前記トナーシャッタが前記トナー開位置に位置した状態で、前記アジテータが回転した場合、前記羽根の前記第2端は、鉛直方向において前記第1開口の高さに達することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記トナーシャッタが前記トナー開位置から前記トナー閉位置に移動するとき、前記トナーシャッタは、前記アジテータの回転方向と反対の方向へ移動することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像シャッタが前記現像開位置から前記現像閉位置に移動するとき、前記現像シャッタは、前記アジテータの回転方向と反対の方向へ移動することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像装置は、
    前記現像ローラにトナーを供給する供給ローラであって、前記第1現像部に支持される供給ローラと、
    前記第1方向にトナーを搬送可能なトナー搬送部材であって、前記供給ローラと前記壁との間に配置されるトナー搬送部材と、をさらに備えることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記羽根は、前記第2端が前記第1開口の高さに達した状態で、鉛直方向の高さにおいて、前記トナー搬送部材と重複する高さを有することを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像筐体は、
    前記第1方向において、前記第1開口から離れて位置する第2開口であって、前記第1現像部と通じる第2開口と、
    前記第1方向において、前記トナー受入口から離れて位置するトナー戻し口であって、前記第2開口と通じるトナー戻し口とを有し、
    前記カートリッジ筐体は、前記第1方向において、前記トナー排出口から離れて位置するトナー受取口を有し、
    前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着され、前記現像シャッタが前記現像開位置に位置し、前記トナーシャッタが前記トナー開位置に位置した状態で、前記トナー受取口は、前記トナー戻し口と通じることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記カートリッジ筐体は、前記第1方向に延びる円筒形状を有し、
    前記シャフトの回転軸は、前記カートリッジ筐体の軸線と一致することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーシャッタは、ハンドルを有することを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記トナーシャッタは、第1突起を有し、
    前記現像シャッタは、前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記第1突起が嵌まる第1穴を有することを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記トナーカートリッジは、前記ドラムカートリッジに対して前記第1方向に沿って着脱可能であり、
    前記第1突起は、前記第1方向における前記トナーシャッタの一端に位置し、
    前記トナーシャッタは、前記第1方向における前記トナーシャッタの他端に位置する第2突起を有し、
    前記現像シャッタは、前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記第2突起が嵌まる第2穴を有することを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記カートリッジ筐体は、第3突起を有し、
    前記ドラムカートリッジは、前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記第3突起が嵌まる第3穴を有することを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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