JP2022043548A - 自動調心ころ軸受 - Google Patents

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貴志 山本
Takashi Yamamoto
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Abstract

【課題】内輪外周面の段付き摩耗を防止すると共に異音等を防止することができ、また所望の案内すきまを確保することができる自動調心ころ軸受を提供する。【解決手段】自動調心ころ軸受1は、内外輪2,3と、2列のころ4,4と、ころ4,4を保持する保持器5,5とを備える。保持器5が、ころ4に対して軸方向中央側に位置する環状部10と、ころ4に対して環状部10と軸方向反対側に位置して内径側に延びる被案内用の環状のフランジ部11と、環状部10とフランジ部11との間を円周方向一定間隔おきに区切る複数の柱部12とを有しころ4が円周方向に隣り合う柱部間に収容される。内輪2の外周面に、フランジ部11の内周側端面が摺動する案内輪6が設けられる。案内輪6のフランジ部11が摺動する摺動面の材質が、フランジ部を内輪に摺動させる場合に比べてフランジ部11の摩耗が発生し難い材質である。【選択図】図1

Description

この発明は、自動調心ころ軸受に関し、例えば、各種産業機械、鉄道車両車軸等に適用され、軌道輪の段付き摩耗等を防止することができ、所望の案内すきまを確保することができる自動調心ころ軸受に関する。
自動調心ころ軸受において、図5に示すように、各ころ30間の円周方向の間隔を均等に保つ所謂かご形の保持器31が設けられている。この保持器31は、鋼板を金型でプレス加工した打抜き保持器であり、図5および図6に示すように、1列のころ30に対して軸方向中央側に位置する環状部31aと、前記1列のころ30に対して環状部31aと軸方向反対側に位置するフランジ部31bと、これら環状部31aとフランジ部31bとの間を円周方向一定間隔おきに区切る複数の柱部31cとを有する。この構成の自動調心ころ軸受において、図7に示すように、フランジ部31bの内周面が内輪32の外周面に案内されるものが知られている(特許文献1)。
特開2007-100930号公報
前記従来の自動調心ころ軸受は、保持器31のフランジ部31bの内周面を内輪32の外周面にて摺動させている案内形式である。このため自動調心ころ軸受の潤滑状態が悪い場合には、図8および図9に示すように、内輪32の外周面の案内面箇所において、摩耗粉が原因で、摺動箇所が周辺部に対して溝状に凹むいわゆる段付き摩耗33が発生する場合がある。また前記案内面箇所の摩耗が進展すると、フランジ部31bの内周面と内輪32の外周面との間の案内すきまが大きくなる。これにより、保持器31の回転時に保持器31の振れ回りが発生し、振動、異音の原因になる。
保持器は鋼板を金型でプレス加工した打抜き保持器のため、内輪の軌道面の曲率半径を特殊な設計にした場合であっても金型を新規に製作しなくても済むように、既存の金型を用いた標準品の保持器を兼用する。しかし、特殊な軌道面の曲率半径にした場合、内輪外径が変化するため、案内すきまを確保することができない。またかご形の鋼板製打抜き保持器のため、自動調心ころ軸受の側面からグリースを給脂しようとしてもフランジ部に遮られて保持器内部へ入り難い場合がある。
この発明の目的は、内輪外周面の段付き摩耗を防止すると共に異音等を防止することができ、また所望の案内すきまを確保することができる自動調心ころ軸受を提供することである。
この発明の自動調心ころ軸受は、内外輪と、この内外輪間に介在する2列のころと、これらのころを保持する保持器とを備え、前記保持器が、前記ころに対して軸方向中央側に位置する環状部と、前記ころに対して前記環状部と軸方向反対側に位置して内径側に延びる被案内用の環状のフランジ部と、これら環状部とフランジ部との間を円周方向一定間隔おきに区切る複数の柱部とを有し、前記ころが円周方向に隣り合う柱部間に収容される自動調心ころ軸受であって、
前記内輪の外周面に、前記フランジ部の内周側端面が摺動する案内輪が設けられ、この案内輪の前記フランジ部が摺動する摺動面の材質が、前記フランジ部を前記内輪に摺動させる場合に比べて前記フランジ部の摩耗が発生し難い材質である。
この構成によると、案内輪でフランジ部の内周側端面を摺動させるため、内輪の外周面が段付き摩耗することを防止し得る。案内輪のフランジ部が摺動する摺動面の材質が摩耗が発生し難い材質であるため、フランジ部を内輪に摺動させる場合よりも摩耗粉の発生を抑制することができる。これにより、フランジ部の内周面と案内輪との間の所望の案内すきまを確保することができる。内輪の軌道面の曲率半径を特殊な設計にした場合でも、案内輪の寸法または内輪の案内輪溝寸法を変更することで、所望の案内すきまを確保することができる。所望の案内すきまを確保することで、保持器の振れ回りに起因する振動、異音等を未然に防止することができる。よって軸受使用期間を延ばすことが期待できる。また自動調心ころ軸受の側面からグリースが給脂し易くなる。
前記案内輪の摺動面は、前記摺動面の母材表面に耐摩耗性を有し前記母材表面よりも低摩擦係数の表面処理または熱処理が施された処理層で構成されてもよい。この場合、内輪外周面に表面処理または熱処理を施すよりも、低コストでフランジ部の摩耗を抑制し得るうえ、案内すきまを容易に調整することができる。
前記案内輪が、円周方向のすきまで分割された周方向一つ割り形状であってもよい。この場合、案内輪の円周方向のすきまから保持器内部へグリースを容易に給脂することができる。したがって、この自動調心ころ軸受のメンテナンス性を高めることができる。
前記案内輪の円周方向のすきまは、この自動調心ころ軸受のころ円周ピッチ以下であってもよい。この場合、案内輪でフランジ部の内周側端面を摺動させる摺動性を高め、保持器の振れ回りをより確実に抑えることができる。
この発明の自動調心ころ軸受は、内外輪と、この内外輪間に介在する2列のころと、これらのころを保持する保持器とを備え、前記保持器が、前記ころに対して軸方向中央側に位置する環状部と、前記ころに対して前記環状部と軸方向反対側に位置して内径側に延びる被案内用の環状のフランジ部と、これら環状部とフランジ部との間を円周方向一定間隔おきに区切る複数の柱部とを有し、前記ころが円周方向に隣り合う柱部間に収容される自動調心ころ軸受であって、前記内輪の外周面に、前記フランジ部の内周側端面が摺動する案内輪が設けられ、この案内輪の前記フランジ部が摺動する摺動面の材質が、前記フランジ部を前記内輪に摺動させる場合に比べて前記フランジ部の摩耗が発生し難い材質である。このため、内輪外周面の段付き摩耗を防止すると共に異音等を防止することができ、また所望の案内すきまを確保することができる。
この発明の実施形態に係る自動調心ころ軸受の断面図である。 図1のII部の部分拡大図である。 同自動調心ころ軸受の半分の側面図である。 この発明の他の実施形態に係る自動調心ころ軸受の部分拡大断面図である。 従来例の自動調心ころ軸受の断面図である。 同自動調心ころ軸受の半分の側面図である。 同自動調心ころ軸受の部分拡大断面図である。 同自動調心ころ軸受に段付き摩耗が発生した状態を示す断面図である 同自動調心ころ軸受の部分拡大断面図である。
[第1の実施形態]
この発明の実施形態に係る自動調心ころ軸受を図1ないし図3と共に説明する。
図1に示すように、この自動調心ころ軸受1は、内外輪2,3と、この内外輪2,3間に介在する2列のころ4,4と、これらのころ4,4を列毎に保持する保持器5,5と、案内輪6,6とを備える。内輪2は2列の軌道面2a,2aを有する。外輪3は、内輪2の2列の軌道面2a,2aに渡ってこれら軌道面2a,2aに対向する一つの部分球面状の軌道面3aを有する。前記2列のころ4,4は、内輪2の軌道面2a,2aと外輪3の軌道面3aとの間に配置されている。
<内外輪等>
内輪2の外周面は、2列のころ4,4が転動する2列の軌道面2a,2aと、前記2列の軌道面2a,2a間に位置する外周中央部と、各軌道面2aから軸方向外側に延びる外周端部とを有する。前記外周中央部は、内輪2の最大外径となる円筒面状に形成され、円周方向全周に連続し且つ軸方向に沿うように形成されている。各外周端部は軌道面2aよりも小径に形成されている。各外周端部に、後述する案内輪6を係合する環状の凹み部7が形成されている。外輪3は、この内周側で軸受中心軸C1上の中心がある単列の部分球面状の軌道面3aを有する。外輪3は、外周面における2列のころ列間に環状の油溝8を有し、この油溝8から内周面に貫通する油孔9が、円周方向の1箇所または複数箇所に設けられている。
2列のころ4,4のうち一方のころ4は、内輪2の一方の軌道面2aと外輪3の軌道面3aとの間に介在し、他方のころ4は、内輪2の他方の軌道面2aと外輪3の軌道面3aとの間に介在する。各ころ4は球面状の転動面を有する。軸受回転中、2列のころ4,4の転動面が内輪2の2列の軌道面2a,2aと外輪3の軌道面3aとの間を転動することにより、調心性が発揮される。
<保持器>
保持器5は、所謂かご形であり1列のころ4間の円周方向の間隔を均等に保つ。各保持器5は、例えば、鋼板を金型でプレス加工した打抜き保持器であり、環状部10と、環状のフランジ部11と、複数の柱部12とを有する。環状部10は、ころ4に対して軸方向中央側に位置し、ころPCDよりもやや外径側で軸方向に所定距離延びる円環状に形成されている。環状のフランジ部11は、前記ころ4に対して環状部10と軸方向反対側に位置して柱部12よりも内径側に延び内輪2の外周面に案内される。
複数の柱部12は、環状部10とフランジ部11との間を円周方向一定間隔おきに区切る。前記ころ4が円周方向に隣り合う柱部間に収容される。柱部12は、ころ4の中心軸よりも外径側で前記転動面と接触する円周方向のポケット面を有する。
フランジ部11の外側面は、ころ4の中心軸の略延長上から内輪端面と平行に内径側に延びる。フランジ部11の内側面は、ころ4の中心軸の略延長上から内径側に向かうに従ってころ4へ接近する側(軸方向内側)へ傾斜するように延びる。
<案内輪>
図2は図1のII部の部分拡大図である。図1および図2に示すように、内輪2の外周面に、フランジ部11の内周側端面が摺動する案内輪6が設けられている。すなわち内輪2の外周面における各外周端部には、断面矩形状の段差部を成す環状の凹み部7が形成されている。この環状の凹み部7に、案内輪6が係合されている。図示しないが、段差部を成す環状の凹み部7の代わりに、案内輪6の両側面が嵌まり込む環状溝であってもよい。案内輪6は、円周方向のすきまδ2(図3)で分割された周方向一つ割り形状であり、円周方向両端部にそれぞれ分割部6a(図3)が形成されている。この例の案内輪6は例えばC形止め輪等から成る。案内輪6を弾性変形により拡径して環状の凹み部7の軸方向位置に位置決めした後この案内輪6を弾性復帰により縮径させることで、環状の凹み部7に案内輪6を係合可能である。案内輪6の幅寸法は、例えば、フランジ部11の内周側端面の幅寸法と略同一となるように設定されている。案内輪6のフランジ部11が摺動する摺動面の材質は、フランジ部11を内輪2に摺動させる場合に比べてフランジ部11の摩耗が発生し難い材質である。
案内輪6の摺動面は、前記摺動面の母材表面に、耐摩耗性を有し前記母材表面よりも低摩擦係数の表面処理または熱処理が施された処理層で構成される。例えば、ステンレス鋼板製の案内輪6の母材6Aの表面に、耐摩耗性を有する低摩擦係数の表面処理が施される。具体的には、案内輪6の母材6Aにおける、少なくとも外周面に、例えば、硬質カーボン皮膜(ダイヤモンドライクカーボン皮膜,略称:DLC皮膜)12が設けられている。硬質カーボン皮膜(処理層)12はCVD法またはPVD法で形成し得る。なお硬質カーボン皮膜12を前記母材6Aの外周面および側面に設けてもよいし、前記母材6Aの全表面に設けてもよい。図2の例では、母材6Aの全表面に硬質カーボン皮膜12が形成されている。
耐摩耗性を有する低摩擦係数の皮膜としては、硬質カーボン皮膜12に限定されるものではなく、セラミックコーティング皮膜、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene))コーティング皮膜等を適用し得る。また低摩擦係数の表面処理皮膜に熱処理が施されてもよく、母材表面に耐摩耗性を有する熱処理のみが施されるものであってもよい。耐摩耗性を有する熱処理としては、窒化処理等が挙げられる。
<径方向の案内すきま、円周方向のすきまについて>
フランジ部11の内周面と案内輪6の外周面との間には、所望の案内すきまδ1が設定されている。この例では、案内輪6の母材表面に設けられた処理層を加味して所望の案内すきまδ1が設定される。内輪2の軌道面2aの曲率半径を特殊な設計にした場合でも、案内輪6の外周面の径方向寸法または内輪2の環状の凹み部7の溝深さを変更することで、所望の案内すきまδ1を確保し得る。
図3に示すように、案内輪6には、円周方向一端部の分割部6aと他端部の分割部6aとの間のすきまである円周方向のすきまδ2が設けられている。案内輪6の円周方向のすきまδ2は、この自動調心ころ軸受1のころ円周ピッチ以下に設定されている。円周方向のすきまδ2の下限値は、特に制限されるものではないが、例えば、保持器5の柱部11の円周方向幅を基準として適宜に設定される。具体的には、円周方向のすきまδ2の下限値は、柱部11の幅寸法以上に設定される。
<作用効果>
以上説明した自動調心ころ軸受1によれば、案内輪6でフランジ部11の内周側端面を摺動させるため、内輪2の外周面が段付き摩耗することを防止し得る。案内輪6のフランジ部11が摺動する摺動面の材質が摩耗が発生し難い材質であるため、フランジ部11を内輪2に摺動させる場合よりも摩耗粉の発生を抑制することができる。これにより、フランジ部11の内周面と案内輪6との間の所望の案内すきまδ1を確保することができる。内輪2の軌道面2aの曲率半径を特殊な設計にした場合でも、案内輪6の外周面の径方向寸法または内輪2の環状の凹み部7の溝深さを変更することで、所望の案内すきまδ1を確保することができる。所望の案内すきまδ1を確保することで、保持器5の振れ回りに起因する振動、異音等を未然に防止することができる。よって軸受使用期間を延ばすことが期待できる。
案内輪6の摺動面は、前記摺動面の母材表面に、耐摩耗性を有し前記母材表面よりも低摩擦係数の表面処理または熱処理が施された処理層で構成される。このため、内輪外周面に表面処理または熱処理を施すよりも、低コストでフランジ部11の摩耗を抑制し得るうえ、案内すきまδ1を容易に調整することができる。
案内輪6に円周方向のすきまδ2が設けられているため、案内輪6の円周方向のすきまδ2から保持器内部へグリースを容易に給脂することができる。したがって、この自動調心ころ軸受1のメンテナンス性を高めることができる。円周方向のすきまδ2はこの自動調心ころ軸受1のころ円周ピッチ以下であるため、案内輪6でフランジ部11の内周側端面を摺動させる摺動性を高め、保持器5の振れ回りをより確実に抑えることができる。
<他の実施形態について>
以下の説明においては、各実施の形態で先行して説明している事項に対応している部分には同一の参照符号を付し、重複する説明を略する。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、特に記載のない限り先行して説明している形態と同様とする。同一の構成から同一の作用効果を奏する。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
図4に示すように、案内輪6は、フランジ部11の摩耗が発生し難い樹脂材料から成るものであってもよい。樹脂材料から成る案内輪6は、例えば、内輪2の環状の凹み部7に接着剤等を介して係合される。前記樹脂材料として、例えば、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリテトラフルオロエチレン等が適用可能である。
以上、実施形態に基づいてこの発明を実施するための形態を説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…自動調心ころ軸受、2…内輪、3…外輪、4…ころ、5…保持器、6…案内輪、10…環状部、11…フランジ部、12…柱部、δ2…円周方向のすきま

Claims (4)

  1. 内外輪と、この内外輪間に介在する2列のころと、これらのころを保持する保持器とを備え、前記保持器が、前記ころに対して軸方向中央側に位置する環状部と、前記ころに対して前記環状部と軸方向反対側に位置して内径側に延びる被案内用の環状のフランジ部と、これら環状部とフランジ部との間を円周方向一定間隔おきに区切る複数の柱部とを有し、前記ころが円周方向に隣り合う柱部間に収容される自動調心ころ軸受であって、
    前記内輪の外周面に、前記フランジ部の内周側端面が摺動する案内輪が設けられ、この案内輪の前記フランジ部が摺動する摺動面の材質が、前記フランジ部を前記内輪に摺動させる場合に比べて前記フランジ部の摩耗が発生し難い材質である自動調心ころ軸受。
  2. 請求項1に記載の自動調心ころ軸受において、前記案内輪の摺動面は、前記摺動面の母材表面に、耐摩耗性を有し前記母材表面よりも低摩擦係数の表面処理または熱処理が施された処理層で構成される自動調心ころ軸受。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動調心ころ軸受において、前記案内輪が、円周方向のすきまで分割された周方向一つ割り形状である自動調心ころ軸受。
  4. 請求項3に記載の自動調心ころ軸受において、前記案内輪の円周方向のすきまは、この自動調心ころ軸受のころ円周ピッチ以下である自動調心ころ軸受。
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