JP2022042896A - 眼底撮影装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る眼底撮影装置の実施形態を説明する。眼底撮影装置は、眼底画像を撮影する。なお、本開示では、眼底の正面画像を「眼底画像」と称する。
撮影光学系は、照射光学系と、受光光学系と、を含む。照射光学系は、被検眼の眼底に照明光を照射する。受光光学系は、少なくとも撮像素子を有する。また、受光光学系は、照明光の眼底からの戻り光を、撮像素子によって受光する。眼底撮影装置は、撮像素子からの受光信号に基づいて眼底の正面画像である眼底画像を取得する。
スリット形成部は、照明光および戻り光のうち少なくとも何れかの光路上に配置され、これによって、眼底上にスリット状の撮影領域を形成する。スリット形成部のスリット開口は、例えば、眼底と共役な位置に配置される。なお、スリット形成部は、照明光の光路(つまり、照射光学系の光路)と戻り光の光路(つまり、受光光学系の光路)とのそれぞれに配置されることが好ましい。照明光の光路と戻り光の光路とのそれぞれにスリット形成部が配置されることで、アーチファクトの原因となる迷光が撮像され難くなる。
切換機構は、スリット開口と遮光部との面積比を、スリット形成部に作用してメカニカルに切換える。面積比は、スリット開口の幅を切換えることで、変更されてもよい。また、スリット開口の数を変更することで変更されてもよい。なお、本開示において、「幅」は、「縦長なものの、短い方の端から端までの長さ」を意味する。つまり、スリット開口の短辺の長さである。
制御部は、眼底撮影装置における各部の制御処理と、演算処理とを行う処理装置(プロセッサ)である。例えば、制御部は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリ等で実現される。
本実施形態において、制御部は、駆動部の駆動方向を制御して、撮影モードを、第1撮影モードと第2撮影モードとの間で切換る。第1撮影モードでは、第1の面積比での走査に基づく第1眼底画像を撮影画像として取得する。第2撮影モードでは、第2の面積比での走査に基づく第2眼底画像を撮影画像として取得する。
「実施例」
次に、図1~図9を参照して、実施例を説明する。
図1を参照して、撮影装置1の外観構成を説明する。撮影装置1は、撮影ユニット3を有する。撮影ユニット3は、図2で示す光学系を主に備える。撮影装置1は、基台7、駆動部8、顔支持ユニット9、および、顔撮影カメラ110を有し、これらを用いて、被検眼Eと撮影ユニット3との位置関係を調整する。
図2を参照して、撮影装置1の光学系を説明する。撮影装置1は、撮影光学系(眼底撮影光学系)10と、前眼部観察光学系40と、を有している。これらの光学系は、撮影ユニット3に設けられている。
図2に示すように、更に、撮影光学系10は、フォーカス指標投影光学系の1例として、スプリット指標投影光学系50を有する。スプリット指標投影光学系50は、2つのスプリット指標を眼底に投影する。スプリット指標は、フォーカス状態の検出に利用される。また、本実施例では、フォーカス状態の検出結果から、被検眼Eの屈折度数が取得される。
上記のスリット形成部15a,15bおよび駆動部15c(図3参照)として、本実施例では、図4に示すようなオプティカルチョッパー150が用いられる。オプティカルチョッパー150は、外周に複数のスリット開口が形成されたホイール151持ち、ホイール151を回転させることで、高速にスリットをスキャンできる。ホイール151は、回転体の一例である。ホイール151が、図2において示したスリット状部材15a,15bに相当する。また、本体部152に、駆動部15c(図3参照)が含まれる。駆動部15cは、例えば、回転方向を正逆に切換可能なモータである。
図2に戻って光学系の説明を続ける。撮影装置1は、バリアフィルタ61を更に有する。蛍光撮影時において、受光光学系10bでは、励起光に基づく眼底からの蛍光が、撮像素子28へ導かれる。バリアフィルタ61は、受光光学系の独立光路上に配置され得る。バリアフィルタ61は、励起光と同じ波長域の光を遮光し蛍光を通過させるような分光特性を持つ。一例として、本実施例では、自発蛍光撮影に適した分光特性をバリアフィルタ61は有している。例えば、励起光である緑または青色の光を遮光し、それよりも長波長側の光を、撮像素子28側に通過させる。これにより、自発蛍光が選択的に撮像素子28へ受光される。その結果、眼底の自発蛍光画像が良好に得られる。撮影装置1は、バリアフィルタ61を挿脱する駆動部61a有していてもよい。また、バリアフィルタの挿脱は、例えば、制御部100によって制御される。
次いで、前眼部観察光学系40を説明する。前眼部観察光学系40は、対物レンズ22とダイクロイックミラー43と、を撮影光学系10と共用する。前眼部観察光学系40は、更に、光源41、ハーフミラー45、撮像素子47等を含む。撮像素子47は、二次元撮像素子であり、例えば瞳孔Epと光学的に共役な位置に配置される。前眼部観察光学系40は、赤外光で前眼部を照明し、前眼部の正面画像を撮影する。
次に、図3を参照して、撮影装置1の制御系を説明する。本実施例では、制御部100によって、撮影装置1の各部の制御が行われる。また、便宜上、撮影装置1で得られた各種画像の画像処理についても、制御部100によって行われるものとする。換言すれば、本実施例では、制御部100が、画像処理部を兼用している。
次に、図9のフローチャートを参照し、撮影動作について説明する。
撮影装置1は、被検者の顔が顔支持部9に対して配置され、顔検出カメラ110の撮影範囲に含まれることによって、自動的に撮影動作がスタートしてもよい。
続いて、制御部100は、眼底観察画像の取得および表示を開始する。詳細には、制御部100は、光源11c,11dを同時に点灯させると共に、駆動部15cの駆動を開始させ、眼底Er上の所定の範囲で、スリット状の照明光が、繰り返し走査される。本実施例では、ホイール151を反時計回りに回転させることによって、第1スリット開口161を用いて、眼底観察画像は取得される。第1スリット開口161が光路を通過する毎に撮像素子28から出力される信号に基づいて、眼底観察画が随時生成される。制御部100は、眼底観察画像を、略リアルタイムな動画像として、モニタ120へ表示させる。
次に、眼底観察画像に基づいて、照射光学系および受光光学系におけるフォーカス状態が調整される。本実施例では、アライメント完了後、視度補正光学系を駆動してフォーカス調整が行われる。このとき、本実施例では、照射側視度補正光学系17と、受光側視度補正光学系25との、両方が駆動される。
続いて、制御部100は、撮影モードを選択し、撮影条件を撮影モードに応じて調整する。撮影モードは、例えば、検者からの指示に応じて選択される。制御部100は、通常撮影モードと、蛍光撮影モードと、の間で撮影モードを選択してもよい。通常撮影モードは、眼底反射光に基づく眼底画像を撮影するために設定される。蛍光撮影モードは、蛍光眼底画像を撮影するために設定される。
以上、実施形態に基づいて説明を行ったが、本開示を実施するうえで、実施形態の内容を適宜変更することができる。
10 撮影光学系
10a 照射光学系
10b 受光光学系
22 対物レンズ
100 制御部
150 オプティカルチョッパー
161,162 スリット開口
E 被検眼
Er 眼底
Claims (6)
- 被検眼の眼底に照明光を照射する照射光学系と、前記照明光の眼底からの戻り光を受光する撮像素子を含む受光光学系と、を備える撮影光学系を備え、前記撮像素子からの受光信号に基づいて眼底の正面画像である眼底画像を取得する眼底撮影装置であって、
前記撮影光学系は、
眼底上における撮影領域をスリット状に形成するためのスリット開口と遮光部とを備えるスリット形成部と、
前記スリット開口の長辺が前記照明光および前記戻り光のうち少なくともずれかの光束を横切る方向に、前記スリット形成部を移動させる駆動部と、を備え、
前記スリット形成部における前記遮光部と前記スリット開口との面積比を、前記スリット形成部に作用してメカニカルに切換える切換機構を有する眼底撮影装置。 - 前記駆動部は、前記スリット形成部の移動方向を逆転可能であり、
前記切換機構は、前記スリット形成部における前記面積比を、前記移動方向の正逆に応じて切換える眼底撮影装置。 - 前記スリット形成部は、スリット板と、前記スリット板に形成される開口を部分的に又は選択的に遮光するマスクと、が光軸に沿って重ねて配置されることで、前記スリット板と前記マスクとを介して前記スリット開口を形成し、
前記切替機構は、前記移動方向の正逆に応じて前記スリット板と前記マスクとの位置関係を変更することで、前記面積比を切換える請求項1記載の眼底撮影装置。 - 前記切替機構は、前記移動方向の正逆が切替わった際に、前記スリット板と前記マスクとに対する前記駆動部からの動力伝達を、前記スリット板と前記マスクとの間で所定移動量分遅らせる遅延発生機構である、請求項2記載の眼底撮影装置。
- 前記スリット開口における前記面積比は、第1の面積比と、前記第1の面積比よりも前記スリット開口の割合が高い第2の面積比と、の間で切換可能であり、
前記駆動部の駆動方向を制御して、前記第1の面積比での走査に基づく第1眼底画像を撮影画像として取得する第1撮影モードと、前記第2の面積比での走査に基づく第2眼底画像を撮影画像として取得する第2撮影モードと、の少なくとも2つの間で、撮影モードを切換える制御手段を、更に備える請求項1~4のいずれかに記載の眼底撮影装置。 - 前記制御手段は、撮影モードに応じて少なくとも前記照明光の波長を変更することで、前記第1撮影モードにおいて、前記第1眼底画像として眼底のカラー画像を取得し、前記第2撮影モードにおいて、前記第2眼底画像として眼底の蛍光画像を取得する、請求項5記載の眼底撮影装置。
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