JP2022041757A - 情報処理装置、ロボット及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、ロボット及び情報処理方法 Download PDF

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利充 坪井
Toshimitsu Tsuboi
智子 永仮
Tomoko Nagakari
裕之 鈴木
Hiroyuki Suzuki
栄良 笠井
Shigeyoshi Kasai
卓哉 駒見
Takuya Komami
智治 原口
Tomoharu Haraguchi
寿光 甲斐
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Abstract

【課題】所定領域で用いる物品の情報を容易に登録することができる情報管理装置、ロボット及び情報処理方法を提案する。【解決手段】情報処理装置は、第1領域で物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、第1領域とは異なる第2領域で仮登録された物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、第1領域の物品が仮登録されているか否かを判定する第1判定部と、第1領域の物品が仮登録されていると判定された場合、仮登録情報に基づく物品の登録情報を第1領域に関連付けて登録する処理を実行する処理部と、を備える。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理装置、ロボット及び情報処理方法に関する。
従来技術では、所定の空間における物品を管理する技術が知られている。特許文献1には、物品に付与したタグを用いて物品の現在位置を把握することで、長期的に物品の管理が可能な物品管理システムが開示されている。
特開2000-357251号公報
上記の従来技術では、管理する全ての物品にタグを付与しなければならず、大規模な物品管理には適しているが、小規模な物品管理には適していない。例えば、自動掃除機等では、掃除する部屋ごとに内部の物品を容易に登録可能とすることが望まれている。
そこで、本開示では、所定領域で用いる物品の情報を容易に登録することができる情報管理装置、ロボット及び情報処理方法を提案する。
上記の課題を解決するために、本開示に係る一形態の情報処理装置は、第1領域で物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する第1判定部と、前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行する処理部と、を備える。
また、本開示に係る一形態のロボットは、物品の特徴を検出するセンサ部と、前記物品を管理する情報処理装置と、を備えるロボットであって、前記情報処理装置は、第1領域で前記物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する第1判定部と、前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行する処理部と、を備える。
また、本開示に係る一形態の情報処理方法は、コンピュータが、第1領域で物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定すること、前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行すること、を含む。
実施形態に係る物品管理システムの概略構成を示す図である。 実施形態に係る物品管理システムにおける物品の登録例を説明するための図である。 実施形態に係るロボットの一例を説明するための図である。 実施形態に係るロボットの構成例を示す図である。 実施形態に係る物品管理システムにおける物品登録の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理装置が実行する物品登録処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る物品管理システムにおける物品の登録の他の例を説明するための図である。 実施形態の変形例(1)に係る第2領域の一例を説明するための図である。 実施形態の変形例(2)に係る情報処理装置が物品の登録を削除する例を説明するための図である。 実施形態の変形例(2)に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本開示の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
(実施形態)
[実施形態に係る物品管理システムの概要]
図1は、実施形態に係る物品管理システムの概略構成を示す図である。図1に示す物品管理システム1は、第1領域510の内部の物品を管理する機能を有する。物品は、例えば、第1領域510を利用する利用者の持ち物、第1領域510に持ち込まれた物等を含む。第1領域510は、例えば、利用者が利用する一般家庭や介護施設の個室、個人用の病室、会議室等の領域を含む。第1領域510は、利用者が所有する物品を保管する領域である。第1領域510は、例えば、立体の領域、平面の領域を含む。
物品管理システム1は、第2領域520に持ち込まれた物品を仮登録する機能をさらに有する。第2領域520は、第1領域510に隣接して設けられており、登録すべき物品が利用者等によって持ち込まれる領域である。第2領域520は、第1領域510よりも狭い領域となっている。第2領域520は、例えば、箱の内部の領域、テープ、紐等によって区切られた床面の領域、床面の色を変えた領域等を含む。なお、第2領域520は、第1領域510の内部における一部の領域として設けたり、第1領域510と重なるように設けたりすることができる。
物品管理システム1は、第1領域510の内部の物品を移動させることが可能なロボット100と、複数の第1領域510ごとの物品を管理する物品管理サーバ200と、を備える。ロボット100は、第1領域510の内部の物品を登録可能な情報処理装置30を有する。ロボット100は、例えば、掃除ユニットを備え、障害物との衝突を回避し、第1領域510の内部を自律移動しながら清掃するロボットである。ロボット100は、物品を持ち上げたり、保持したりすることが可能なハンド120を有する。ハンド120は、保持部の一例である。物品管理サーバ200は、いわゆるクラウドサーバ(Cloud Server)であり、情報処理装置30と連携して第1領域510の物品を管理するサーバ装置である。情報処理装置30と物品管理サーバ200とは、無線通信等によって各種情報の送受信が可能な構成になっている。
物品管理サーバ200は、例えば、環境情報D10、登録情報D21、仮登録情報D22等の各種情報をデータベースに構築している。環境情報D10は、例えば、第1領域510を利用する利用者、第1領域510及び第2領域520のマップ及び位置関係、第1領域510を清掃するロボット100等を示す情報を含む。登録情報D21は、第1領域510で登録された物品の特徴に関する情報を含む。物品の特徴は、例えば、形状、重さ等を含む。仮登録情報D22は、第2領域520に設けられ、かつ第1領域510で利用する物品の特徴に関する情報を含む。仮登録情報D22は、物品を仮登録するための情報である。登録情報D21及び仮登録情報D22は、物品を識別可能な情報を含む。物品管理サーバ200は、例えば、登録情報D21、仮登録情報D22等の各種情報を、情報処理装置30に提供する機能を有する。
図2は、実施形態に係る物品管理システム1における物品の登録例を説明するための図である。図2に示す一例では、第1領域510は、第1領域510を利用するユーザ700の部屋(個室)となっており、その外部の入り口の脇に第2領域520が設けられている。ロボット100の情報処理装置30は、上記環境情報D10とロボットの現在位置とに基づいて、第1領域510及び第2領域を認識することができる。情報処理装置30は、例えば、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術により取得された実空間に対するグローバル座標と上記環境情報D10とを用いて、第1領域510及び第2領域を認識してもよい。
図2に示すステップS1では、ユーザ700は、物品管理システム1に未登録の物品600を、仮登録するために、第2領域520の内部に配置している。
その後、ロボット100は、第1領域510を清掃するタイミングで、第2領域520を確認する。ロボット100は、矢印M1に示すように、第2領域520に置かれた物品600をハンド120で保持し、センサ部によって物品600の特徴をセンシングすることで、物品600の特徴を示す物品情報を得る。物品情報は、例えば、物品600の形状及び重さを識別可能な情報、画像情報等を含む。この場合、情報処理装置30は、物品情報を第2領域520に対応する第1領域510に関連付けた仮登録情報D22を、物品管理サーバ200に仮登録する。仮登録は、登録するか否かが不確定な状態であり、登録の前段階である。
ロボット100は、仮登録が終了すると、矢印M2に示すように、第1領域510の内部に侵入し、清掃を開始する。ロボット100は、清掃が終了すると、第1領域510から退出する。清掃終了後、ユーザ700は、第2領域520の物品600を第1領域510へ持ち込み、物品600を登録するために所望の場所に配置する。
第1領域510の次回の清掃時、ロボット100は、第1領域510を移動している場合に物品600を検出すると、当該物品600をハンド120で保持し、保持した物品600の特徴をセンシングすることで物品情報を得る。情報処理装置30は、物品情報を取得すると、物品情報と第1領域510で仮登録されている物品管理サーバ200の仮登録情報とを比較する。情報処理装置30は、比較結果に基づいて物品600が仮登録されているか否かを判定する。この場面では、物品管理サーバ200は、第1領域510において、物品600の仮登録情報D22を管理している。このため、情報処理装置30は、物品600が仮登録されていると判定し、仮登録情報D22に基づく物品600の登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録する。そして、情報処理装置30は登録情報D21を登録すると、仮登録情報D22の削除を物品管理サーバ200に指示する。情報処理装置30は、ロボット100が保持している物品600が第1領域510に配置するものであるので、物品600を元の位置に戻すように、ロボット100を制御する。
このように、情報処理装置30は、第2領域520で仮登録した物品600が、その後、第1領域510に移動されると、物品600を物品管理サーバ200に登録することができる。その結果、情報処理装置30は、ユーザ700が物品600を第2領域520に置いたのちに第1領域510に戻すだけでよいので、システムに登録する作業が不要となり、第1領域510で用いる物品600を容易に登録することができる。また、ユーザ700にとっては、日々の清掃作業に伴って物品600を配置するだけで、ICタグを取り付ける作業や物品管理サーバ200の存在、システムのUIを直接使った登録作業を意識することなく容易に物品管理システム1への登録が可能となる。
例えば、情報処理装置30は、物品情報を取得した場合、物品情報と第1領域510で仮登録されている物品管理サーバ200の仮登録情報とを比較し、比較結果に基づいて物品600が仮登録されていないと判定したとする。この場合、情報処理装置30は、ロボット100が保持している物品600が第1領域510で不要なものであると判定し、第1領域510の外部へ移動させるように、ロボット100を制御してもよい。
また、図2に示す一例では、情報処理装置30は、第2領域520の確認から行う場合について説明したが、これに限定されない。情報処理装置30は、第1領域510の仮登録されていない未登録物品を検出した場合、当該未登録物品を第1領域510の外部(例えば、第2領域520)へ移動させることで、未登録物品を仮登録する機能を有する。なお、情報処理装置30が未登録物品を仮登録する機能の一例については、後述する。情報処理装置30は、第2領域520の確認から行うのではなく、第1領域510の確認から行うように構成することができる。すなわち、情報処理装置30は、第1領域510の未登録物品を第2領域520へ移動させ、第2領域520の確認を行うように構成してもよい。
[実施形態に係るロボットの概要]
図3は、実施形態に係るロボットの一例を説明するための図である。図3に示すように、ロボット100は、例えば、人型を模した双腕の掃除ロボットである。ロボット100は、本体部110を含む。本体部110は、基台としてのベース部111と、ベース部111上に支持される胴体部112と、胴体部112に設けられるアーム113と、胴体部112の上部に設けられる頭部114と、ベース部111の下側に設けられる移動機構115と、を備える。ベース部111は、例えば、清掃ユニットを備える。清掃ユニットは、例えば、クリーニングブラシ部、吸引部等を有し、情報処理装置30の制御によって清掃可能なように構成されている。
頭部114には、本体部110の前方を撮像する撮像部11が設けられる。以下では、本体部110において、撮像部11が設けられる面を前面といい、撮像部11が設けられる面と対向する面を後面といい、前面と後面とに挟まれ、上下方向ではない方向の面を側面というものとする。撮像部11として、光学式のカメラなどを例示することができる。撮像部11は、アーム113で保持する物品600のセンシングに用いることができる。
アーム113は、胴体部112に設けられる。アーム113の数は、任意である。図の例では、胴体部112の対向する2つの側面に対称的に2本のアーム113が設けられる場合が示されている。アーム113は、例えば7自由度アームである。アーム113の先端には、対象物である把持物体を把持することができるハンド120が設けられる。ハンド120は、金属材料または樹脂材料などからなる。移動機構115は、本体部110を移動させる手段であり、車輪または脚などによって構成される。
本実施形態では、ロボット100のハンド120は、複数の指121を有する。複数の指121のそれぞれは、指節間関節部分に設けられたアクチュエータにより、可動可能に構成されている。ハンド120は、複数の指121によって物品600をつまんだり、複数の指121でつまんでいる物品600の重さを荷重センサ等によって測定したりすることが可能な構成となっている。
[実施形態に係るロボットの構成]
図4は、実施形態に係るロボット100の構成例を示す図である。図4に示すように、ロボット100は、センサ部10と、駆動部20と、情報処理装置30と、通信部40と、を備える。情報処理装置30は、上述したロボット100の制御部の一例である。情報処理装置30は、センサ部10、駆動部20及び通信部40とデータや信号を授受可能に接続されている。情報処理装置30は、例えば、ロボット100における伝達情報の伝達及び認識の少なくとも一方を制御するユニットとして、ロボット100に組み込まれる場合について説明するが、ロボット100の外部に設けられてもよい。なお、ロボット100は、通信部40を備えない構成としてもよい。
センサ部10は、ロボット100の処理に用いる情報を検出する各種のセンサ等を備える。センサ部10は、検出した情報を情報処理装置30等に供給する。本実施形態では、センサ部10は、上述した撮像部11と、状態センサ12と、を含む。センサ部10は、撮像部11が撮像した画像を示すセンサ情報を情報処理装置30に供給する。状態センサ12は、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、周囲情報検出センサ等を含む。周囲情報検出センサは、例えば、ロボット100の周囲の物品を検出する。周囲情報検出センサは、例えば、超音波センサ、レーダ、LiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)、ソナー等を含む。センサ部10は、状態センサ12の検出結果を示すセンサ情報を情報処理装置30に供給する。
例えば、センサ部10は、ロボット100の現在位置を検出するための各種のセンサを備えてもよい。具体的には、例えば、センサ部10は、GPS(Global Positioning System)受信機、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からのGNSS信号を受信するGNSS受信機等を備えてもよい。例えば、センサ部10は、ロボット100の周囲の音を集音するマイクを備えてもよい。
駆動部20は、ロボット100の駆動系に関わる各種の装置を備える。駆動部20は、例えば、複数の駆動用モータ等の駆動力を発生させるための駆動力発生装置等を備える。駆動用モータは、例えば、ロボット100の移動機構115を動作させる。移動機構115は、例えば、車輪、脚部等のロボット100の移動形態に応じた機能を含む。駆動部20は、例えば、情報処理装置30からの指令等を含む制御情報に基づいて駆動用モータを回転させることで、ロボット100を自律移動させる。
駆動部20は、ロボット100の駆動可能な各部位を駆動させる。駆動部20は、ハンド120等を動作させるアクチュエータを有する。駆動部20は、情報処理装置30と電気的に接続されており、情報処理装置30によって制御される。駆動部20は、アクチュエータを駆動させることで、ロボット100のハンド120を可動させる。
通信部40は、ロボット100と外部の様々な電子機器、情報処理サーバ、基地局等と通信を行う。通信部40は、物品管理サーバ200等から受信した各種情報を情報処理装置30に出力したり、情報処理装置30からの各種情報を物品管理サーバ200等に送信したりする。なお、通信部40がサポートする通信プロトコルは、特に限定されるものではなく、また、通信部40が、複数の種類の通信プロトコルをサポートすることも可能である。
情報処理装置30は、障害物との衝突を回避し、目標地点まで移動しながら掃除するように、ロボット100の動作を制御する。情報処理装置30は、例えば、専用または汎用コンピュータである。情報処理装置30は、ロボット100の移動動作、掃除ユニット等を制御する機能を有する。
情報処理装置30は、ロボット100の動作指令(目標位置)に基づいて、第1領域510の内部における目標経路に沿って移動するように、駆動部20を制御する。動作指令は、例えば、ロボット100を目標経路に沿って移動させるための指示情報、ロボット100のアーム113で物品600を保持させる指示情報、物品600の形状をセンシングさせるための指示情報等を含む。例えば、情報処理装置30は、ロボット100が障害物によって目的地に到達できない場合等に、物品600の形状をセンシングすることで物品情報を得るとともに、その後の行動計画を変更、再計画する機能を有する。
情報処理装置30は、記憶部31と、制御部32と、を備える。なお、情報処理装置30は、センサ部10及び通信部40少なくとも一方を構成に備えてもよい。
記憶部31は、各種データ及びプログラムを記憶する。例えば、記憶部31は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等である。記憶部31は、例えば、上述した登録情報D21、仮登録情報D22、物品情報D30等の各種情報を記憶する。記憶部31は、第1領域510で物品600の特徴をセンサ部10によってセンシングすることで得た物品情報D30を時系列順に記憶する。物品情報D30は、例えば、物品600の形状、重さ、配色、画像等を示す情報を含む。
制御部32は、第1判定部321と、処理部322と、仮登録部323と、第2判定部324と、第3判定部325と、削除部326と、動作制御部327と、を備える。第1判定部321、処理部322、仮登録部323、第2判定部324、第3判定部325、削除部326、及び動作制御部327の各機能部は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Control Unit)等によって、情報処理装置30の内部に記憶されたプログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、各処理部は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
第1判定部321は、物品情報D30と、第1領域510とは異なる第2領域520で仮登録された物品600の仮登録情報D22との比較結果に基づいて、第1領域510の物品600が仮登録されているか否かを判定する。第1判定部321は、例えば、ロボット100が第1領域510で物品600を検出した場合に、当該物品600が仮登録されているか否かを判定する。第1判定部321は、例えば、第1領域510に関連付けられた仮登録情報D22に基づいて、物品600が仮登録されているか否かを判定する。
処理部322は、第1領域510の物品600が仮登録されていると判定された場合、仮登録情報D22に基づく物品600の登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録する処理を実行する。登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録するとは、例えば、第1領域510を識別可能な情報を登録情報D21に付加したり、関連付けたりすることを意味する。処理部322は、例えば、仮登録情報D22に基づいて物品600の登録情報D21を作成する機能を有する。処理部322は、登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録すると、判定に用いた仮登録情報D22を削除する。
処理部322は、第1領域510の物品600が仮登録されていないと判定された場合、かつ第1領域510の物品600が登録済みであると判定された場合、第1領域510の物品600を維持するための処理を実行する。第1領域510の物品600を維持するための処理は、例えば、第1領域510において、物品600を元の位置に戻したり、物品600を新たな位置に配置したりする処理を含む。
処理部322は、第1領域510の物品600が仮登録されていないと判定された場合、かつ第1領域510の物品600が登録済みではないと判定された場合、第1領域510の物品600を第2領域520に移動させるための処理を実行する。処理部322は、例えば、第1領域510のロボット100の現在位置から第2領域520への移動経路を算出し、当該移動経路に沿って移動するように、ロボット100の移動を制御する。そして、処理部322は、ロボット100が第2領域520に移動すると、保持していた物品600を第2領域520に置くように、ロボット100のアーム113及びハンド120の動作を制御する。
仮登録部323は、第2領域520に設けられた物品600の特徴をセンシングすることで得た物品情報D30(第2物品情報)に基づいて、第2領域520に対応する第1領域510に関連付けて仮登録情報D22を仮登録する。仮登録情報D22を仮登録するとは、例えば、物品600を仮登録することを含む。仮登録部323は、例えば、第2領域520の物品600を仮登録するための仮登録情報D22を、物品管理サーバ200に仮登録する。仮登録部323は、例えば、複数の物品600ごとに対応した仮登録情報D22を仮登録することができる。
仮登録部323は、第1領域510の物品600が仮登録されていないと判定された場合、かつ第1領域510の物品600が登録済みではないと判定された場合、物品情報D30に基づく仮登録情報D22を第1領域510に関連付けて仮登録する。これにより、情報処理装置30は、ユーザ700が物品600を第2領域520に置かなくても、第1領域510の物品600を物品管理サーバ200に仮登録することができる。
第2判定部324は、物品情報D30と登録情報D21との比較結果に基づいて、第1領域510の物品600が登録済みであるか否かを判定する。第2判定部324は、例えば、ロボット100が第1領域510で物品600を検出した場合に、当該物品600が登録済みであるか否かを判定する。第2判定部324は、例えば、第1領域510に関連付けられた登録情報D21が示す物品600の特徴と、物品情報D30が示す物品600の特徴とが一致または類似している場合に、物品600が登録済みであると判定する。
第3判定部325は、第3領域に設けられた物品600の特徴をセンシングすることで得た物品情報D30(第3物品情報)と登録情報D21との比較結果に基づいて、第3領域の物品600が登録済みであるか否かを判定する。第3領域は、例えば、第1領域510及び第2領域520とは異なる領域である、第3領域は、例えば、第1領域510から登録済みの物品600を削除するための領域である。第3領域は、ユーザ700が第1領域510で不要な物品600を置く領域である。
削除部326は、第3領域の物品600が登録済みであると判定された場合、登録情報D21を削除する。削除部326は、例えば、第3領域の物品600に対応する登録情報D21を削除する。削除部326は、例えば、第3領域の物品600に対応する登録情報D21を削除する指示を、通信部40を介して物品管理サーバ200に送信する。
動作制御部327は、処理部322の処理に応じて、駆動部20を制御することで、ロボット100を動作させる。動作制御部327は、例えば、物品600を持ち上げて保持したり、物品600を置いたりするように、駆動部20を制御する。動作制御部327は、ロボット100が行動計画に応じて移動するように、駆動部20を制御する。動作制御部327は、ロボット100の移動に応じて清掃するように、清掃ユニットを制御する。
以上、本実施形態に係るロボット100の機能構成例について説明した。なお、図4を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係るロボット100の機能構成は係る例に限定されない。本実施形態に係るロボット100の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
[実施形態に係る物品管理システムの処理手順]
次に、実施形態に係る物品管理システム1における物品登録の処理手順の一例について説明する。図5は、実施形態に係る物品管理システム1における物品登録の処理手順を示すフローチャートである。図6は、実施形態に係る情報処理装置30が実行する物品登録処理の一例を示すフローチャートである。図5及び図6の処理手順は、ロボット100の制御部32がプログラムを実行することによって実現される。
図5に示すように、ユーザ700は、登録対象の物品600を第2領域520に配置する(ステップU10)。登録対象の物品600は、例えば、第1領域510において、ロボット100が清掃を行う領域に配置する物品、ロボット100に処分されては困る物品等を含む。例えば、ユーザ700は、登録対象の物品600が存在する場合、ロボット100が清掃の開始時間までに、当該物品600を第2領域520に配置する。
一方、情報処理装置30の制御部32は、ロボット100を第2領域520へ移動させる(ステップS11)。例えば、制御部32は、第1領域510の清掃作業をロボット100に指示する作業指令が発生すると、第1領域510の入り口付近に設けられた第2領域520へロボット100が移動するように、駆動部20を制御する。
制御部32は、第2領域520に物品600が存在するか否かを判定する(ステップS12)。例えば、制御部32は、センサ部10が検出した情報に基づいて、第2領域520における物品600の有無を認識する。制御部32は、第2領域520の変化を検出、物体認識モデル等を用いて何らかの物品を認識した場合に、第2領域520に物品600が存在すると判定する。制御部32は、第2領域520に物品600が存在しないと判定した場合(ステップS12でNo)、処理を後述するステップS16に進める。また、制御部32は、第2領域520に物品600が存在すると判定した場合(ステップS12でYes)、処理をステップS13に進める。
制御部32は、第2領域520の物品600をセンシングする(ステップS13)。例えば、制御部32は、第2領域520の物品600をセンシングするように、センサ部10を制御する。例えば、制御部32は、第2領域520の物品600をハンド120が保持するように駆動部20を制御し、当該物品600をセンシングするように、センサ部10を制御する。制御部32は、ステップS13の処理が終了すると、処理をステップS14に進める。
制御部32は、物品600をセンシングすることで得た物品情報D30を取得する(ステップS14)。例えば、制御部32は、センサ部10から物品情報D30を取得し、記憶部31に記憶する。例えば、制御部32は、通信部40を介して、ロボット100の外部のセンサ、監視カメラ等がセンシングした情報を物品情報D30として取得してもよい。制御部32は、ステップS14の処理が終了すると、処理をステップS15に進める。
制御部32は、物品情報D30に基づいて仮登録情報D22を仮登録する(ステップS15)。例えば、制御部32は、物品情報D30に基づいて、物品600の形状、重さ、配色、画像等を示し、かつ第1領域510を示す情報が関連付けられた仮登録情報D22を作成する。そして、制御部32は、通信部40を介して、当該仮登録情報D22(物品600)の仮登録を物品管理サーバ200に要求することで、仮登録情報D22を仮登録する。制御部32は、ステップS13からステップS15の処理を実行することで、第2領域520の物品600を仮登録する仮登録部323として機能する。制御部32は、ステップS15の処理が終了すると、処理をステップS16に進める。
制御部32は、第1領域510の物品登録処理を実行する(ステップS16)。例えば、制御部32は、図6に示す物品登録処理のプログラムを実行することで、仮登録された物品600を登録する等の処理を行う。
図6に示すように、制御部32は、ロボット100の清掃作業を開始させる(ステップS101)。例えば、制御部32は、清掃プログラムを実行することで、ロボット100の清掃作業を開始する。清掃プログラムは、例えば、作業計画に基づいて、第1領域510の内部を、ロボット100に移動させながら清掃したり、物品600を片付けたりする作業を行うためのプログラムを含む。制御部32は、ステップS101の処理が終了すると、処理をステップS102に進める。
制御部32は、物品600を発見したか否かを判定する(ステップS102)。例えば、制御部32は、清掃しているロボット100のセンサ部10のセンシング結果に基づいて、第1領域510の清掃対象領域に障害物が存在する場合に、物品600を発見したと判定する。すなわち、制御部32は、ロボット100の清掃対象領域で物品600を発見したか否かを判定する。制御部32は、物品600を発見していないと判定した場合(ステップS102でNo)、処理を後述するステップS112に進める。また、制御部32は、物品600を発見したと判定した場合(ステップS102でYes)、処理をステップS103に進める。
制御部32は、第1領域510の物品600をセンシングする(ステップS103)。例えば、制御部32は、第1領域510の物品600をセンシングするように、センサ部10を制御する。例えば、制御部32は、第1領域510の物品600をハンド120が保持するように駆動部20を制御し、当該物品600をセンシングするように、センサ部10を制御する。制御部32は、ステップS103の処理が終了すると、処理をステップS104に進める。
制御部32は、第1領域510の物品600を示す物品情報D30を取得する(ステップS104)。例えば、制御部32は、第1領域510の物品600をセンシングすることで得た物品情報D30をセンサ部10から取得し、記憶部31に記憶する。例えば、制御部32は、通信部40を介して、ロボット100の外部のセンサ、監視カメラ等がセンシングした情報を物品情報D30として取得してもよい。制御部32は、ステップS104の処理が終了すると、処理をステップS105に進める。
制御部32は、仮登録の物品600であるか否かを判定する(ステップS105)。例えば、制御部32は、取得した物品情報D30と仮登録情報D22とを比較し、物品600の特徴が一致または類似している場合に、仮登録の物品600であると判定する。制御部32は、仮登録の物品600であると判定した場合(ステップ105でYes)、処理をステップS106に進める。
制御部32は、登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録する(ステップS106)。例えば、制御部32は、仮登録情報D22に基づいて、物品600の形状、重さ、配色、画像等を示し、かつ第1領域510を示す情報が関連付けられた登録情報D21を作成する。そして、制御部32は、通信部40を介して、当該登録情報D21の登録を物品管理サーバ200に要求することで、登録情報D21を登録する。なお、制御部32は、物品情報D30に基づいて登録情報D21を作成するように構成してもよい。制御部32は、ステップS106の処理が終了すると、処理をステップS107に進める。
制御部32は、仮登録情報D22を削除する(ステップS107)。例えば、制御部32は、登録した登録情報D21が示す物品600の仮登録情報D22の削除を物品管理サーバ200に要求することで、仮登録情報D22を削除する。制御部32は、ステップS107の処理が終了すると、処理を後述するステップS112に進める。
また、制御部32は、仮登録の物品600ではないと判定した場合(ステップS105でNo)、処理をステップS108に進める。制御部32は、登録済みの物品600であるか否かを判定する(ステップS108)。例えば、制御部32は、取得した物品情報D30と登録情報D21とを比較し、物品600の特徴が一致または類似している場合に、登録済みの物品600であると判定する。制御部32は、登録済みの物品600であると判定した場合(ステップS108でYes)、処理をステップS109に進める。
制御部32は、物品600を処分せずに清掃を再開する(ステップS109)。例えば、ロボット100のハンド120が物品600を保持している場合、制御部32は、物品600を元の位置に戻すように、動作を制御し、その後、ロボット100の清掃を再開させる。例えば、ロボット100のハンド120が物品600を保持していない場合、制御部32は、物品600を避けるように、ロボット100の清掃を再開させる。制御部32は、ステップS109の処理が終了すると、処理を後述するステップS112に進める。
また、制御部32は、登録済みの物品600ではないと判定した場合(ステップS108でNo)、処理をステップS110に進める。制御部32は、登録済みではない物品600の仮登録情報D22を仮登録する(ステップS110)。例えば、制御部32は、物品情報D30に基づいて、登録済みでない物品600の形状、重さ、配色、画像等を示し、かつ第1領域510を示す情報が関連付けられた仮登録情報D22を作成する。そして、制御部32は、通信部40を介して、当該仮登録情報D22の仮登録を物品管理サーバ200に要求することで、仮登録情報D22を仮登録する。制御部32は、ステップS110の処理が終了すると、処理をステップS111に進める。
制御部32は、物品600を第2領域520へ移動させる処理を実行する(ステップS111)。例えば、制御部32は、第1領域510の現在位置から第2領域520へのルートを算出する。そして、制御部32は、当該ルートに基づいて、物品600を保持させたロボット100が第2領域520へ移動するように、駆動部20を制御する。そして、制御部32は、第2領域520に到着したロボット100が、物品600を第2領域520に置くように、駆動部20を制御する。そして、制御部32は、中断した第1領域510の位置からロボット100の清掃を再開させる。制御部32は、ステップS111の処理が終了すると、処理をステップS112に進める。
制御部32は、清掃終了であるか否かを判定する(ステップS112)。例えば、制御部32は、第1領域510における清掃の行動計画をロボット100がすべて実行している場合、清掃プログラムが終了している場合等に、清掃終了と判定する。制御部32は、清掃終了ではないと判定した場合(ステップS112でNo)、処理を既に説明したステップS102に戻し、処理を継続する。また、制御部32は、清掃終了であると判定した場合(ステップS112でYes)、処理をステップS113に進める。
制御部32は、ロボット100の清掃を終了させる(ステップS113)。例えば、制御部32は、ロボット100を第1領域510から退出させ、ロボット100が次の目的地に向かって移動するように、駆動部20を制御する、制御部32は、ステップS113の処理が終了すると、図6に示す処理手順を終了させ、図5に示すステップS16に復帰する。
図5に戻り、ロボット100が第1領域510の清掃を終了した後、ユーザ700は、第2領域520の物品600を第1領域510の内部へ移動させる(ステップU11)。これにより、ユーザ700は、情報処理装置30によって仮登録された物品600を第1領域510に配置することができる。そして、ロボット100の次回の清掃時に、情報処理装置30は、仮登録された物品600を第1領域510の内部で発見すると、当該物品600の登録情報D21を登録することができる。
[実施形態に係る物品管理システムにおける登録の他の例]
図7は、実施形態に係る物品管理システム1における物品の登録の他の例を説明するための図である。図7に示す一例では、第1領域510は、第1領域510を利用するユーザ700の部屋(個室)となっており、その外部の入り口の脇に第2領域520が設けられている。
図7に示すステップS11では、ロボット100は、第1領域510を清掃中に物品600を発見している。この場合、情報処理装置30は、第1領域510に置かれた物品600をロボット100に持ち上げて保持させ、センサ部10によって物品600の特徴をセンシングすることで、物品600の特徴を示す物品情報D30を得る。情報処理装置30は、物品管理サーバ200から取得した仮登録情報D22と物品情報D30とが示す特徴を比較し、物品600が仮登録されていないことを判定する認識する。情報処理装置30は、物品情報D30を第1領域510に関連付けた仮登録情報D22を、物品管理サーバ200に新たに仮登録する。情報処理装置30は、仮登録した物品600を第2領域520に移動させるために、ロボット100を第2領域520へ移動させ、保持している物品600を第2領域520に置かせるように、駆動部20を制御する。ロボット100が物品600を第2領域520に置くと、情報処理装置30は、第1領域510の清掃をロボット100に再開させる。情報処理装置30は、第1領域510の清掃が終了すると、第1領域510からロボット100を退出させる。
ステップS12では、処分予定ではない物品600が第2領域520に置かれていたので、ユーザ700は、矢印M12に示すように、当該物品600を第1領域510の内部に戻している。なお、物品管理サーバ200は、物品600の仮登録情報D22を管理している。
ステップS13では、次回の清掃時、ロボット100は、第1領域510を移動している場合に物品600を検出すると、当該物品600をハンド120で保持し、保持した物品600の特徴をセンシングすることで物品情報D30を得る。情報処理装置30は、物品情報D30を取得すると、物品情報D30と第1領域510で仮登録されている物品管理サーバ200の仮登録情報D22とを比較する。情報処理装置30は、比較結果に基づいて物品600が仮登録されているか否かを判定する。この場面では、物品管理サーバ200は、第1領域510において、物品600の仮登録情報D22を管理している。このため、情報処理装置30は、物品600が仮登録されていると判定し、仮登録情報D22に基づく物品600の登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録する。そして、情報処理装置30は登録情報D21を登録すると、仮登録情報D22の削除を物品管理サーバ200に指示する。情報処理装置30は、ロボット100が保持している物品600が第1領域510に配置するものであるため、物品600を元の位置に戻すように、ロボット100を制御する。情報処理装置30は、第1領域510の清掃をロボット100に再開させる。
このように、情報処理装置30は、第1領域510で仮登録した物品600が、その後、第1領域510に移動されると、物品600を物品管理サーバ200に登録することができる。その結果、情報処理装置30は、ユーザ700が登録対象の物品600を第2領域520に置き忘れても、第2領域520に移動された物品600を第1領域510に戻すだけでよいので、第1領域510で使用する物品600を容易に登録することができる。
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
[実施形態の変形例(1)]
実施形態の変形例(1)に係る情報処理装置30は、第2領域520の形態を変更することができる。第2領域520は、情報処理装置30が認識可能な領域であればよい。図8は、実施形態の変形例(1)に係る第2領域520の一例を説明するための図である。
図8に示すように、情報処理装置30は、第1領域510と、第2領域520とを認識することができる。第1領域510は、上述したように、ユーザ700が所有する物品600を保管する領域である。第2領域520は、例えば、箱、囲い等を用いることができる。
図8に示す一例では、第2領域520は、上面部分が開放された箱を用いている。第2領域520は、側壁を有することで、転がる物品600であっても、物品600を領域の内部に留めることができる。これにより、第2領域520は、物品600を固定する必要がなくなり、物品600が外部に移動することを防止できる。また、第2領域520は、箱で実現することで、設置場所を移動しやすくなり、ユーザ700の利便性を向上させることができる。
第2領域520は、第1領域510の入り口の近傍、かつ第1領域510の内部に配置されている。例えば、ユーザ700は、プライベートな物品600を第1領域510の外部に置くことをためらうことが考えられる。このため、第2領域520は、第1領域510の内部に設けることで、ユーザ700のプライバシーを保護することができる。
例えば、物品管理システム1が介護施設、病院などで用いられる場合、ユーザ700以外の職員が第2領域520の物品600を確認、回収することも考えられる。この場合、第2領域520は、広場や収集専用の部屋などに、複数の第1領域510のそれぞれに対応した領域として設けてもよい。これにより、情報処理装置30は、ユーザ700とその関係者に物品600の登録に関与させることができるので、登録に関する利便性を向上させることができる。
第2領域520は、第1領域510を撮像するカメラ400の撮像範囲に配置することで、カメラ400が撮像した画像情報を物品情報D30として情報処理装置30が利用可能となる。このため、情報処理装置30は、通信部40を介して、カメラ400の画像情報を取得可能なように構成することで、物品600の特徴を示す物品情報D30を取得できるため、導入コストを抑制しかつ汎用性を向上させることができる。さらに、情報処理装置30は、ロボット100を第2領域520に移動させる必要がなくなるので、清掃作業の効率化に貢献することができる。
[実施形態の変形例(2)]
実施形態の変形例(2)に係る情報処理装置30は、登録済みの物品600を削除するための第3領域530を用いることができる。図9は、実施形態の変形例(2)に係る情報処理装置30が物品600の登録を削除する例を説明するための図である。
図9に示すように、情報処理装置30は、第1領域510、第2領域520及び第3領域530を管理することができる。第3領域530は、物品600の登録を削除するための領域である。図9に示す一例では、第3領域530は、第2領域520と同様に、第1領域510の外部の入り口の脇に設けられているが、これに限定されない。第3領域530は、第1領域510の内部に設けたり、第2領域520と隣接して設けたりすることができる。
図9に示すステップS21では、ユーザ700は、物品管理システム1に登録済みの物品600を、廃棄するために、第1領域510から第3領域530へ移動させ、第3領域530の内部に置いている。
その後、ロボット100は、第1領域510を清掃するタイミングで、第3領域530を確認する。ロボット100は、矢印M31に示すように、第3領域530に置かれた物品600をハンド120で保持し、センサ部10によって物品600の特徴をセンシングすることで、物品600の特徴を示す物品情報D30を得る。この場合、情報処理装置30は、物品情報D30と第1領域510で登録されている物品管理サーバ200の登録情報D21とを比較する。情報処理装置30は、比較結果に基づいて物品600が登録されているか否かを判定する。この場面では、物品管理サーバ200は、第1領域510において、物品600の登録情報D21を管理している。このため、情報処理装置30は、物品600が登録されていると判定し、登録情報D21の削除を物品管理サーバ200に指示する。
これにより、情報処理装置30は、第3領域530の物品600の登録情報D21を削除することができる。情報処理装置30は、例えば、ロボット100が当該物品600をごみ収集場所へ移動させるように制御する構成としてもよいし、第3領域530の物品600の廃棄を指示する構成としてもよい。
[実施形態の変形例(2)に係る情報処理装置の処理手順]
次に、実施形態の変形例(2)に係る情報処理装置30における登録済みの物品600の削除の処理手順の一例について説明する。図10は、実施形態の変形例(2)に係る情報処理装置30の処理手順を示すフローチャートである。図10の処理手順は、情報処理装置30の制御部32がプログラムを実行することによって実現される。
図10に示すように、ユーザ700は、第1領域510の物品600を第3領域530に移動させる(ステップU20)。例えば、ユーザ700は、廃棄対象及び登録済みの物品600を第3領域530の内部へ移動させる。
一方、情報処理装置30の制御部32は、ロボット100を第3領域530へ移動させる(ステップS21)。例えば、制御部32は、第1領域510の清掃作業をロボット100に指示する作業指令が発生すると、第1領域510の入り口付近に設けられた第3領域530へロボット100が移動するように、駆動部20を制御する。
制御部32は、第3領域530に物品600が存在するか否かを判定する(ステップS22)。例えば、制御部32は、センサ部10が検出した情報に基づいて、第3領域530における物品600の有無を認識する。制御部32は、第3領域530の変化を検出、物体認識モデル等を用いて何らかの物体を認識した場合に、第3領域530に物品600が存在すると判定する。制御部32は、第3領域530に物品600が存在しないと判定した場合(ステップS22でNo)、処理を上述したステップS11に進める。そして、制御部32は、図5に示したステップS11以降の処理手順を実行することで、物品600の仮登録及び登録に関する処理を実行する。
また、制御部32は、第3領域530に物品600が存在すると判定した場合(ステップS22でYes)、処理をステップS23に進める。制御部32は、第3領域530の物品600をセンシングする(ステップS23)。例えば、制御部32は、第3領域530の物品600をセンシングするように、センサ部10を制御する。例えば、制御部32は、第3領域530の物品600をハンド120が保持するように駆動部20を制御し、当該物品600をセンシングするように、センサ部10を制御する。制御部32は、ステップS23の処理が終了すると、処理をステップS24に進める。
制御部32は、物品600をセンシングすることで得た物品情報D30を取得する(ステップS24)。例えば、制御部32は、センサ部10から物品情報D30を取得し、記憶部31に記憶する。例えば、制御部32は、通信部40を介して、ロボット100の外部のセンサ、監視カメラ等がセンシングした情報を物品情報D30として取得してもよい。制御部32は、ステップS24の処理が終了すると、処理をステップS25に進める。
制御部32は、登録済みの物品600であるか否かを判定する(ステップS25)。例えば、制御部32は、取得した物品情報D30と登録情報D21とを比較し、物品600の特徴が一致または類似している場合に、登録済みの物品600であると判定する。制御部32は、登録済みの物品600であると判定した場合(ステップS25でYes)、処理をステップS26に進める。
制御部32は、登録情報D21を削除する(ステップS26)。例えば、制御部32は、第3領域530で登録済みと判定した物品600の登録情報D21の削除を、通信部40を介して、物品管理サーバ200に指示する。例えば、制御部32は、記憶部31から該当する登録情報D21を削除する。制御部32は、ステップS26の処理が終了すると、処理を上述したステップS11に進める。そして、制御部32は、図5に示したステップS11以降の処理手順を実行することで、物品600の仮登録及び登録に関する処理を実行する。
また、制御部32は、登録済みの物品600ではないと判定した場合(ステップS25でNo)、処理を上述したステップS11に進める。そして、制御部32は、図5に示したステップS11以降の処理手順を実行することで、物品600の仮登録及び登録に関する処理を実行する。なお、制御部32は、登録済みの物品600ではないと判定した場合、ステップS11の処理を実行する前に、第3領域530の物品600を廃棄場所へ運ぶようにロボット100を制御したり、物品600の廃棄を指示したりする処理を実行してもよい。
このように、情報処理装置30は、第3領域530に登録済みの物品600が置かれるだけで、物品600の登録情報D21を削除することができる。その結果、情報処理装置30は、ユーザ700が登録済みの物品600を第3領域530に移動させるという簡単な動作で、登録済みを解除することができるので、利便性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態、変形例(1)及び変形例(2)は、適宜組み合わせることができる。
[ハードウェア構成]
上述してきた実施形態に係る情報処理装置30及び物品管理サーバ200は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現してもよい。以下、実施形態に係る情報処理装置30を例に挙げて説明する。図11は、情報処理装置30の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス1500、及び入出力インターフェイス1600を有する。コンピュータ1000の各部は、バス1050によって接続される。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。例えば、CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムをRAM1200に展開し、各種プログラムに対応した処理を実行する。
ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるBIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を非一時的に記録する、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。具体的には、HDD1400は、プログラムデータ1450の一例である本開示に係る情報処理プログラムを記録する記録媒体である。
通信インターフェイス1500は、コンピュータ1000が外部ネットワーク1550(例えばインターネット)と接続するためのインターフェイスである。例えば、CPU1100は、通信インターフェイス1500を介して、他の機器からデータを受信したり、CPU1100が生成したデータを他の機器へ送信したりする。
入出力インターフェイス1600は、入出力デバイス1650とコンピュータ1000とを接続するためのインターフェイスである。例えば、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、キーボードやマウス等の入力デバイスからデータを受信する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやスピーカーやプリンタ等の出力デバイスにデータを送信する。また、入出力インターフェイス1600は、所定の記録媒体(メディア)に記録されたプログラム等を読み取るメディアインターフェイスとして機能してもよい。メディアとは、例えばDVD(Digital Versatile Disc)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置30として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、第1判定部321、処理部322、仮登録部323、第2判定部324、第3判定部325、削除部326、動作制御部327等の機能を実現する。また、HDD1400には、本開示に係るプログラムや、記憶部31内のデータが格納される。なお、CPU1100は、プログラムデータ1450をHDD1400から読み取って実行するが、他の例として、外部ネットワーク1550を介して、他の装置からこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、情報処理装置30が有する構成と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能であり、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
また、本明細書の情報処理装置30の処理に係る各ステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に処理される必要はない。例えば、情報処理装置30の処理に係る各ステップは、フローチャートに記載された順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
上述した実施形態では、情報処理装置30は、物品管理サーバ200と連携して物品600を管理する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、情報処理装置30は、物品管理サーバ200の機能を組み込んで、単体で物品600を管理するように構成されてもよい。
上述した実施形態では、情報処理装置30は、ロボット100を制御する装置とした場合について説明したが、これに限定されない。例えば、情報処理装置30は、第1領域510を監視する監視システムの一部として組み込まれてもよい。
(効果)
情報処理装置30は、第1領域510で物品600の特徴をセンシングすることで得た物品情報D30と、第1領域510とは異なる第2領域520で仮登録された物品600の仮登録情報D22との比較結果に基づいて、第1領域510の物品600が仮登録されているか否かを判定する第1判定部321と、第1領域510の物品600が仮登録されていると判定された場合、仮登録情報D22に基づく物品600の登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録する処理を実行する処理部322と、を備える。
これにより、情報処理装置30は、第2領域520で仮登録された物品600が第1領域510に置かれていた場合に、当該物品600を第1領域510に関連付けて登録することができる。その結果、情報処理装置30は、ユーザ700が物品600を第2領域520に置いて仮登録されたのちに、第1領域510に戻すだけでよいので、物品600を登録するユーザ700作業が不要となり、第1領域510で用いる物品600を容易に登録することができる。
情報処理装置30では、処理部322は、登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録すると、仮登録情報D22を削除する。
これにより、情報処理装置30は、ユーザ700が物品600を第2領域520に置いて仮登録された仮登録情報D22を、物品600の登録に応じて自動で削除することができる。その結果、情報処理装置30は、物品600を登録するユーザ700の作業負担を抑制できるので、第1領域510における物品600の登録率の向上に貢献することができる。
情報処理装置30は、第2領域520に設けられた物品600の特徴をセンシングすることで得た物品情報D30(第2物品情報)に基づいて、第2領域520に対応する第1領域510に関連付けた仮登録情報D22を仮登録する仮登録部323をさらに備え、第1判定部321は、第1領域510で物品600の特徴をセンシングすることで得た物品情報D30と、第1領域510に関連付けられた仮登録情報D22との比較結果に基づいて、第1領域510の物品600が仮登録されているか否かを判定する。
これにより、情報処理装置30は、第2領域520の物品600の特徴に基づく仮登録情報D22を仮登録し、該仮登録情報D22と第1領域510で得た物品情報D30との比較結果に基づいて物品600の仮登録を判定することができる。その結果、情報処理装置30は、例えばタグ等の識別情報を物品600に付与することなく、センシングした物品600の特徴に基づいて仮登録を判定できるので、コストを抑制して物品600の管理を実現することができる。
情報処理装置30は、物品情報D30と登録情報D21との比較結果に基づいて、第1領域510の物品600が登録済みであるか否かを判定する第2判定部324をさらに備え、処理部322は、第1領域510の物品600が仮登録されていないと判定された場合、かつ第1領域510の物品600が登録済みであると判定された場合、第1領域510の物品を維持するための処理を実行する。
これにより、情報処理装置30は、第1領域510の物品が仮登録されてなく、かつ登録済みである場合に、第1領域510の物品600を維持させることができる。すなわち、情報処理装置30は、第1領域510の物品600を廃棄しないように、物品600を置いたままの状態とすることできる。その結果、情報処理装置30は、物品600を仮登録、登録を段階的に管理することで、第1領域510で必要な物品600が廃棄されることを防止できる。
情報処理装置30では、仮登録部323は、第1領域510の物品600が仮登録されていないと判定された場合、かつ第1領域510の物品600が登録済みではないと判定された場合、物品情報D30に基づく仮登録情報D22を第1領域510に関連付けて仮登録する。
これにより、情報処理装置30は、第1領域510の物品600が仮登録されてなく、かつ登録されていない場合に、物品600の仮登録情報D22を仮登録することができる。その結果、情報処理装置30は、ユーザ700が物品600を第2領域520に置くことを忘れても、登録作業をユーザ700に意識させることなく、登録処理を進めることができるので、ユーザ700の利便性を向上させることができる。
情報処理装置30では、処理部322は、第1領域510の物品600が仮登録されていないと判定された場合、かつ第1領域510の物品600が登録済みではないと判定された場合、第1領域510の物品600を第2領域520に移動させるための処理を実行する。
これにより、情報処理装置30は、第1領域510の物品600が仮登録されてなく、かつ登録されていない場合に、物品600の仮登録情報D22を仮登録し、物品600を第1領域510から第2領域520への移動を、ロボット、管理者等に指示することができる。その結果、情報処理装置30は、ユーザ700が第2領域520の物品600を第1領域510に移動させることで、当該物品600を登録することができるため、登録作業をユーザ700に意識させることなく、登録処理を進めることができるので、ユーザ700の利便性を向上させることができる。
情報処理装置30では、物品情報D30は、物品600の特徴として形状、重さ、配色及び画像のうちの少なくとも1つの情報を含む。
これにより、情報処理装置30は、物品600の形状、重さ、配色、画像等の物品情報D30に基づいて、物品600の仮登録を判定することができる。その結果、情報処理装置30は、物品情報D30から物品600の特徴を正確に認識できるので、物品600に識別情報を付与することなく、コストを抑制して物品600の管理を実現することができる。
情報処理装置30では、第2領域520は、第1領域510と隣接するように、または、第1領域510の内部で規定された領域となるように設けられた領域である。
これにより、情報処理装置30は、第2領域520を第1領域510に隣接させることで、物品600の移動に係るユーザ700の負担を抑制することができる。情報処理装置30は、第2領域520を第1領域510の内部に規定することで、ユーザ700が物品600を第1領域510の外部へ移動させる動作を排除することができる。その結果、情報処理装置30は、利用形態に合わせて第2領域520を配置することができるので、ユーザ700の利便性及び第2領域520の適用性を向上させることができる。
情報処理装置30は、第3領域530に設けられた物品600の特徴をセンシングすることで得た物品情報D30(第3物品情報)と登録情報D21との比較結果に基づいて、第3領域530の物品600が登録済みであるか否かを判定する第3判定部325と、第3領域530の物品600が登録済みであると判定された場合、登録情報D21を削除する削除部326と、をさらに備える。
これにより、情報処理装置30は、第3領域530の物品600が登録済みである場合、当該物品600の登録情報D21を削除することができる。その結果、情報処理装置30は、ユーザ700が廃棄する物品600を第3領域530に移動させるだけで、登録情報D21を削除できるため、ユーザ700の利便性を向上させることができる。
ロボット100は、物品600の特徴を検出するセンサ部10と、物品600を管理する情報処理装置30と、を備える。ロボット100の情報処理装置30は、第1領域510で物品600の特徴をセンシングすることで得た物品情報D30と、第1領域510とは異なる第2領域520で仮登録された物品600の仮登録情報D22との比較結果に基づいて、第1領域510の物品600が仮登録されているか否かを判定する第1判定部321と、第1領域510の物品600が仮登録されていると判定された場合、仮登録情報D22に基づく物品600の登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録する処理を実行する処理部322と、を備える。
これにより、ロボット100は、第2領域520で仮登録された物品600が第1領域510に置かれていた場合に、当該物品600を第1領域510に関連付けて登録することができる。その結果、ロボット100は、ユーザ700が物品600を第2領域520に置いて仮登録されたのちに、第1領域510に戻すだけでよいので、物品600を登録するユーザ700作業が不要となり、第1領域510で用いる物品600を容易に登録することができる。
ロボット100は、物品600を保持可能な保持部を動作させる駆動部20をさらに備える。ロボット100の情報処理装置30は、駆動部20の動作を制御する動作制御部327をさらに備える。
これにより、ロボット100は、第1領域510及び第2領域520の物品600を保持部で保持することができる。その結果、ロボット100は、物品600を保持した状態でセンシングできるので、物品600の特徴を精度よく認識できるため、物品600の登録制度を向上させることができる。
ロボット100は、駆動部20は、物品600を移動させるように移動機構を動作させ、動作制御部327は、第1領域510の物品600を第2領域520へ移動させるように、駆動部20を制御する。
これにより、ロボット100は、第1領域510の物品600が仮登録されてなく、かつ登録されていない場合に、第1領域510の物品600を第2領域520へ移動させることができる。その結果、ロボット100は、ユーザ700が物品600を第2領域520に置くのを忘れた場合、物品600を第1領域510に移動させるだけで、当該物品600を登録することができるため、利便性をより一層向上させることができる。
情報処理方法は、コンピュータが、第1領域510で物品600の特徴をセンシングすることで得た物品情報D30と、第1領域510とは異なる第2領域520で仮登録された物品600の仮登録情報D22との比較結果に基づいて、第1領域510の物品600が仮登録されているか否かを判定すること、第1領域510の物品600が仮登録されていると判定された場合、仮登録情報D22に基づく物品600の登録情報D21を第1領域510に関連付けて登録する処理を実行すること、を含む。
これにより、情報処理方法は、第2領域520で仮登録された物品600が第1領域510に置かれていた場合に、当該物品600を第1領域510に関連付けてコンピュータに登録させることができる。その結果、情報処理方法は、ユーザ700が物品600を第2領域520に置いて仮登録されたのちに、第1領域510に戻すだけでよいので、物品600を登録するユーザ700作業が不要となり、第1領域510で用いる物品600を容易に登録することができる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
第1領域で物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する第1判定部と、
前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行する処理部と、
を備える情報処理装置。
(2)
前記処理部は、前記登録情報を前記第1領域に関連付けて登録すると、前記仮登録情報を削除する
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記第2領域に設けられた前記物品の特徴をセンシングすることで得た第2物品情報に基づいて、前記第2領域に対応する前記第1領域に関連付けた仮登録情報を仮登録する仮登録部をさらに備え、
前記第1判定部は、前記第1領域で前記物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域に関連付けられた前記仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する
前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記物品情報と前記登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が登録済みであるか否かを判定する第2判定部をさらに備え、
前記処理部は、前記第1領域の前記物品が仮登録されていないと判定された場合、かつ前記第1領域の前記物品が登録済みであると判定された場合、前記第1領域の前記物品を維持するための処理を実行する
前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記仮登録部は、前記第1領域の前記物品が仮登録されていないと判定された場合、かつ前記第1領域の前記物品が登録済みではないと判定された場合、前記物品情報に基づく前記仮登録情報を前記第1領域に関連付けて仮登録する
前記(3)または(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記処理部は、前記第1領域の前記物品が仮登録されていないと判定された場合、かつ前記第1領域の前記物品が登録済みではないと判定された場合、前記第1領域の前記物品を前記第2領域に移動させるための処理を実行する
前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記物品情報は、前記物品の特徴として形状、重さ、配色及び画像のうちの少なくとも1つの情報を含む
前記(1)から(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記第2領域は、前記第1領域と隣接するように、または、前記第1領域の内部で規定された領域となるように設けられた領域である
前記(1)から(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9)
第3領域に設けられた前記物品の特徴をセンシングすることで得た第3物品情報と前記登録情報との比較結果に基づいて、前記第3領域の前記物品が登録済みであるか否かを判定する第3判定部と、
前記第3領域の前記物品が登録済みであると判定された場合、前記登録情報を削除する削除部と、
をさらに備える
前記(1)から(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
物品の特徴を検出するセンサ部と、
前記物品を管理する情報処理装置と、
を備えるロボットであって、
前記情報処理装置は、
第1領域で前記物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する第1判定部と、
前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行する処理部と、
を備えるロボット。
(11)
前記物品を保持可能な保持部を動作させる駆動部をさらに備え、
前記情報処理装置は、前記駆動部の動作を制御する動作制御部をさらに備える
前記(10)に記載のロボット。
(12)
前記駆動部は、前記物品を移動させるように移動機構を動作させ、
前記動作制御部は、前記第1領域の前記物品を第2領域へ移動させるように、前記駆動部を制御する
前記(10)または(11)に記載のロボット。
(13)
コンピュータが、
第1領域で物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定すること、
前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行すること、
を含む情報処理方法。
(14)
コンピュータに、
第1領域で物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定すること、
前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行すること、
を実行させる情報処理プログラム。
(15)
ロボットに設けられた情報処理装置と、
複数の第1領域の物品を管理するサーバと、
を備える物品管理システムであって、
前記情報処理装置は、
第1領域で前記物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する第1判定部と、
前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行する処理部と、
を備える物品管理システム。
1 物品管理システム
10 センサ部
11 撮像部
12 状態センサ
20 駆動部
30 情報処理装置
31 記憶部
32 制御部
40 通信部
100 ロボット
120 ハンド
321 第1判定部
322 処理部
323 仮登録部
324 第2判定部
325 第3判定部
326 削除部
327 動作制御部
D21 登録情報
D22 仮登録情報
D30 物品情報

Claims (13)

  1. 第1領域で物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行する処理部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記処理部は、前記登録情報を前記第1領域に関連付けて登録すると、前記仮登録情報を削除する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2領域に設けられた前記物品の特徴をセンシングすることで得た第2物品情報に基づいて、前記第2領域に対応する前記第1領域に関連付けた仮登録情報を仮登録する仮登録部をさらに備え、
    前記第1判定部は、前記第1領域で前記物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域に関連付けられた前記仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記物品情報と前記登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が登録済みであるか否かを判定する第2判定部をさらに備え、
    前記処理部は、前記第1領域の前記物品が仮登録されていないと判定された場合、かつ前記第1領域の前記物品が登録済みであると判定された場合、前記第1領域の前記物品を維持するための処理を実行する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記仮登録部は、前記第1領域の前記物品が仮登録されていないと判定された場合、かつ前記第1領域の前記物品が登録済みではないと判定された場合、前記物品情報に基づく前記仮登録情報を前記第1領域に関連付けて仮登録する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記処理部は、前記第1領域の前記物品が仮登録されていないと判定された場合、かつ前記第1領域の前記物品が登録済みではないと判定された場合、前記第1領域の前記物品を前記第2領域に移動させるための処理を実行する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記物品情報は、前記物品の特徴として形状、重さ、配色及び画像のうちの少なくとも1つの情報を含む
    請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2領域は、前記第1領域と隣接するように、または、前記第1領域の内部で規定された領域となるように設けられた領域である
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 第3領域に設けられた前記物品の特徴をセンシングすることで得た第3物品情報と前記登録情報との比較結果に基づいて、前記第3領域の前記物品が登録済みであるか否かを判定する第3判定部と、
    前記第3領域の前記物品が登録済みであると判定された場合、前記登録情報を削除する削除部と、
    をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 物品の特徴を検出するセンサ部と、
    前記物品を管理する情報処理装置と、
    を備えるロボットであって、
    前記情報処理装置は、
    第1領域で前記物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行する処理部と、
    を備えるロボット。
  11. 前記物品を保持可能な保持部を動作させる駆動部をさらに備え、
    前記情報処理装置は、前記駆動部の動作を制御する動作制御部をさらに備える
    請求項10に記載のロボット。
  12. 前記駆動部は、前記物品を移動させるように移動機構を動作させ、
    前記動作制御部は、前記第1領域の前記物品を第2領域へ移動させるように、前記駆動部を制御する
    請求項11に記載のロボット。
  13. コンピュータが、
    第1領域で物品の特徴をセンシングすることで得た物品情報と、前記第1領域とは異なる第2領域で仮登録された前記物品の仮登録情報との比較結果に基づいて、前記第1領域の前記物品が仮登録されているか否かを判定すること、
    前記第1領域の前記物品が仮登録されていると判定された場合、前記仮登録情報に基づく前記物品の登録情報を前記第1領域に関連付けて登録する処理を実行すること、
    を含む情報処理方法。
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