JP2022039291A - 動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステム - Google Patents

動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2022039291A
JP2022039291A JP2020144245A JP2020144245A JP2022039291A JP 2022039291 A JP2022039291 A JP 2022039291A JP 2020144245 A JP2020144245 A JP 2020144245A JP 2020144245 A JP2020144245 A JP 2020144245A JP 2022039291 A JP2022039291 A JP 2022039291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
adjustment
vibration
gantry
operation parameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2020144245A
Other languages
English (en)
Inventor
竜太郎 関
Ryutaro SEKI
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2020144245A priority Critical patent/JP2022039291A/ja
Priority to US17/412,294 priority patent/US20220063090A1/en
Publication of JP2022039291A publication Critical patent/JP2022039291A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • B25J9/163Programme controls characterised by the control loop learning, adaptive, model based, rule based expert control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1694Programme controls characterised by use of sensors other than normal servo-feedback from position, speed or acceleration sensors, perception control, multi-sensor controlled systems, sensor fusion
    • B25J9/1697Vision controlled systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/02Sensing devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J5/00Manipulators mounted on wheels or on carriages
    • B25J5/007Manipulators mounted on wheels or on carriages mounted on wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/0009Constructional details, e.g. manipulator supports, bases
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/0205Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric not using a model or a simulator of the controlled system
    • G05B13/024Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric not using a model or a simulator of the controlled system in which a parameter or coefficient is automatically adjusted to optimise the performance
    • G05B13/025Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric not using a model or a simulator of the controlled system in which a parameter or coefficient is automatically adjusted to optimise the performance using a perturbation signal
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39241Force and vibration control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】架台や周辺機器の振動を考慮してロボットシステムの動作パラメーターを調整できる技術を提供する。【解決手段】調整方法は、(a)動作パラメーターの候補値を用いてロボットに調整用動作を実行させてセンサーの計測結果を取得する工程と、(b)計測結果を用いて動作パラメーターの最適化処理を実行することによって、動作パラメーターの前記候補値を更新する工程と、(c)最適化処理が収束するまで工程(a),(b)を繰り返すことによって、動作パラメーターの調整値を決定する工程と、を含む。【選択図】図3

Description

本開示は、動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステムに関する。
特許文献1には、ロボットの振動を低減するために、ロボットを動作させてオーバーシュート量を検出し、オーバーシュート量に基づいてロボットの学習制御を行う制御システムが記載されている。
特開2018-118353号公報
しかしながら、ロボットが作業を行う現場では、ロボットに加えて、ロボットを設置する架台やカメラ等の周辺機器の振動も考慮した上で、ロボットシステムの動作パラメーターを設定しないと、ロボットの作業を満足に実行できない場合がある。
本開示の第1の形態によれば、ロボットと、前記ロボットが設置された架台と、前記架台の振動又は前記架台に設けられた周辺機器の振動を検出可能なセンサーと、を有するロボットシステムの動作パラメーターを調整する調整方法が提供される。この調整方法は、(a)前記動作パラメーターの候補値を用いて前記ロボットに調整用動作を実行させて、前記調整用動作中の前記センサーの計測結果を取得する工程と、(b)前記計測結果を用いて前記動作パラメーターの最適化処理を実行することによって、前記動作パラメーターの前記候補値を更新する工程と、(c)前記最適化処理が収束するまで前記工程(a)及び前記工程(b)を繰り返すことによって、前記動作パラメーターの調整値を決定する工程と、を含む。
本開示の第2の形態によれば、ロボットシステムが提供される。このロボットシステムは、ロボットと、前記ロボットが設置された架台と、前記架台の振動又は前記架台に設けられた周辺機器の振動を検出可能なセンサーと、前記ロボットを制御する制御部と、を備える。前記制御部は、(a)前記ロボットシステムの動作パラメーターの候補値を用いて前記ロボットに調整用動作を実行させて、前記調整用動作中の前記センサーの計測結果を取得する処理と、(b)前記計測結果を用いて前記動作パラメーターの最適化処理を実行することによって、前記動作パラメーターの前記候補値を更新する処理と、(c)前記最適化処理が収束するまで前記処理(a)及び前記処理(b)を繰り返すことによって、前記動作パラメーターの調整値を決定する処理と、を実行する。
第1実施形態におけるロボットシステムの構成例の説明図。 情報処理装置の機能ブロック図。 動作パラメーターの調整手順を示すフローチャート。 動作パラメーターの探索処理の手順を示すフローチャート。 調整動作中のセンサーの計測結果の例を示す説明図。 第2実施形態におけるロボットシステムの構成例の説明図。
A.第1実施形態
図1は、第1実施形態におけるロボットシステムの一例を示す説明図である。このロボットシステムは、ロボット100と、ロボット100を制御する制御装置200と、情報処理装置300と、ロボット100が設置された架台400とを備える。情報処理装置300は、例えばパーソナルコンピューターである。
架台400には、ロボット100の他に、架台400の振動を検出可能なセンサー410と、周辺機器420とが設けられている。周辺機器420は、例えばビジョンシステムを構成するためのカメラである。図1の例では、周辺機器420は架台400の柱430に設置されているが、多くの場合には、架台400の振動が周辺機器420に伝わるような状態で周辺機器420が設置されている。本開示では、架台400の振動が周辺機器420に伝わるような設置状態も「周辺機器420が架台400に設けられている」という文言に含まれる。
ロボット100は、基台110と、アーム120と、を備えている。アーム120は、6つの関節で順次接続されている。アーム120の先端部であるアームエンド122には、エンドエフェクター150が装着されている。
アーム120は、6つの関節J1~J6で順次接続されている。これらの関節J1~J6のうち、3つの関節J2,J3,J5は曲げ関節であり、他の3つの関節J1,J4,J6はねじり関節である。本実施形態では6軸ロボットを例示しているが、1個以上の関節を有する任意のアーム機構を有するロボットを用いることが可能である。また、本実施形態のロボット100は、垂直多関節ロボットであるが、水平多関節ロボットを使用してもよい。
センサー410は、架台400の振動を検出可能なセンサーである。一般に、振動は、位置と速度と加速度のいずれかの時系列的な変化を測定することによって検出することができる。センサー410としては、例えば、位置センサーや、ジャイロセンサー、加速度センサー、慣性計測装置(Inertial Measurement Unit)などを使用することができる。なお、センサー410は、周辺機器420の振動を検出できるように、周辺機器420に設置されていてもよい。
図2は、情報処理装置300の機能を示すブロック図である。情報処理装置300は、プロセッサー310と、メモリー320と、インターフェイス回路330と、インターフェイス回路330に接続された入力デバイス340及び表示部350と、を有している。インターフェイス回路330には、更に、センサー410と周辺機器420と制御装置200が接続されている。
プロセッサー310は、ロボット100に動作を実行させる動作実行部312と、ロボット100の動作中にセンサー410の計測結果としての振動を取得する振動計測部314と、センサー410の計測結果を用いてロボットシステムの動作パラメーターを探索するパラメーター探索部316と、の機能をそれぞれ実行する。これらの各部312,314,316は、メモリー320に格納されたコンピュータープログラムをプロセッサー310が実行することによって実現される。但し、これらの各部312,314,316の一部又は全部をハードウェア回路で実現してもよい。プロセッサー310は、本開示の「制御部」に相当する。
メモリー320には、初期パラメーターDPと探索条件SCと動作プログラムRPとが格納されている。初期パラメーターDPは、ロボットシステムの動作パラメーターの初期値である。探索条件SCは、最適化処理によって探索される動作パラメーターの値の範囲である。動作プログラムRPは、ロボット100を動作させる複数の命令で構成されている。
ロボットシステムの動作パラメーターとしては、例えば以下のようなロボット100の動作パラメーターを使用可能である。
<ロボットの動作パラメーターの例>
(1)各軸の最大加速度
最大加速度とは、ロボット100の各軸について、当該軸よりも先端側にある部分の当該軸に対する慣性モーメントが最大の状態にあるときに、当該軸に設定される加速度である。
(2)加速度最大変化率
加速度最大変化率とは、上述した慣性モーメントの変化を伴う各軸の動作において許容される加速度の最大変化率である。慣性モーメントが大きな状態では、加速度の変化はより緩やかな値に制限される。
(3)重量補正係数
重量補正係数とは、各軸の動作における加速度を、ロボット100が保持する負荷重量に応じて調整するための係数である。
なお、本実施形態で調整対象とする動作パラメーターとしては、これら以外の任意の動作パラメーターを使用可能である。
図3は、動作パラメーターの調整手順を示すフローチャートである。この処理は、情報処理装置300のプロセッサー310によって実行される。
ステップS10では、ユーザーにより、ロボットシステムの動作パラメーターの調整を行うために使用する調整用動作が設定される。具体的には、ユーザーが、調整用動作のための動作プログラムRPを作成し、動作実行部312にその動作プログラムRPを読み込ませることによって調整用動作が設定される。典型的な例では、調整用動作は、ロボット100の特定の作業において用いられる動作である。
ステップS20では、パラメーター探索部316がメモリー320から探索条件SCを読み出すことによって、探索条件SCが設定される。前述したように、探索条件SCは、最適化処理で探索される各動作パラメーターの値の範囲である。
ステップS30では、ユーザーによって、最適化処理の方法が設定される。本実施形態では、最適化処理で使用する指標値として、調整用動作に要するロボット100の動作時間と、調整用動作により発生する振動の大きさと、の2つの指標値を使用する。「ロボット100の動作時間」とは、調整用動作の開示時から終了時までの時間である。通常、ロボット100の動作時間と振動の大きさはトレードオフの関係にあるので、これらの2つの指標値を用いて動作パラメーターの最適化を行うことによって、適切な動作パラメーターを得ることができる。
2つの指標値を用いる最適化処理としては、以下のような種々のものを使用可能である。
<目的関数と制約条件とを用いる最適化処理>
この最適化処理では、2つの指標値の一方を目的関数とし、他方を制約条件として設定する。
<複数の指標値を含む目的関数を用いる最適化処理>
この最適化処理では、2つの指標値の両方を含む目的関数を設定する。但し、2つの指標値を含む目的関数を用いる最適化処理は、更に以下の2種類の最適化処理に分けられる。
(1)2つの目的関数を用いる最適化処理
これは、2つの指標値をそれぞれ目的関数として設定し、多目的最適化アルゴリズムを使用することによって、2つの目的関数を用いた最適化を行う処理である。多目的最適化アルゴリズムとしては、例えば、パレート最適解を求める遺伝的アルゴリズムや、希求水準法アルゴリズムを利用可能である。
(2)2つの指標値を含む単一の目的関数を用いる最適化処理
これは、2つの指標値に重みを付して加算することによって、単一の目的関数を設定した上で、通常の最適化処理を行う処理である。
本実施形態では、上述した最適化処理のうち、目的関数と制約条件とを用いる最適化処理を使用する。また、ステップS30では、調整用動作に要するロボット100の動作時間を目的関数として設定し、調整用動作により発生する振動の大きさを制約条件として設定する。また、最適化処理のアルゴリズムとしては、ベイズ最適化を使用する。なお、最適化処理のアルゴリズムとしては、ベイズ最適化の他に、グリッドサーチ、ランダムサーチ、CMA-ES(Covariance Matrix Adaptation Evolution Strategy)、ネルダーミード法(Nelder-Mead method)等の種々のアルゴリズムを使用可能である。
ステップS40では、パラメーター探索部316が、ステップS10~S30における設定に従って、動作パラメーターの探索を実行する。
図4は、図3のステップS40における動作パラメーターの探索処理の詳細手順を示すフローチャートである。ステップS41では、パラメーター探索部316が、メモリー320から初期パラメーターDPを読み出して、動作パラメーターの初期候補値として設定する。ステップS42では、動作実行部312が、動作パラメーターの候補値を用いてロボット100に調整用動作を実行させる。ステップS43では、振動計測部314が、調整動作中のセンサー410の計測結果を取得する。
ステップS44では、パラメーター探索部316が、センサー410の計測結果を用いて動作パラメーターの最適化処理を実行することによって、動作パラメーターの候補値を更新する。前述したように、本実施形態では、調整用動作に要するロボット100の動作時間を目的関数とし、調整用動作により発生する振動の大きさを制約条件としている。すなわち、調整用動作により発生する振動の大きさが予め定められた閾値以下に収まるという制約条件の下で、調整用動作に要するロボット100の動作時間が可能な限り短くなるように動作パラメーターの候補値が探索されて更新される。
図5は、調整動作中のセンサー410の計測結果の例を示す説明図である。図5の上部はロボット100のTCP(Tool Center Point)位置の時間変化を示し、図5の下部はセンサー410で計測された架台400の振動の時間変化を示している。TCP位置のグラフでは、TCPの目標位置を0としており、その上下に許容位置誤差+Δp,-Δpが設定されている。TCP位置が次第に目標位置に近づいてゆき、その位置誤差が最後にこの許容位置誤差+Δp,-Δpを下回った時刻t1が目標位置への到達時刻として決定される。動作の開始時刻からこの到達時刻t1までの時間が,ロボット100の動作時間として取得される。センサー410で計測される架台400の振動は、TCPがその目標位置に近づくに従って次第に減少する。このとき、TCPの目標位置への到達時刻t1以降において、最も大きな振動の片振幅Vbが架台400の振動の大きさとして取得される。上述したステップS44では、こうして取得されたロボット100の動作時間と、振動の大きさとを用いて、動作パラメーターの最適化処理が実行される。
図3のステップS40における探索が収束すると、ステップS50において、探索結果がユーザーに表示される。この表示の方法としては、例えば、以下の2つの方法のいずれかを採用可能である。
<表示方法1>
ユーザーが指定した架台400の振動の制約条件を満たす動作パラメーターのうちで、ロボット100の動作時間が最も短い1組の動作パラメーターを提示する。
<表示方法2>
複数組の動作パラメーターについて、架台400の振動とロボット100の動作時間の関係を提示する。ユーザーは、複数組の動作パラメーターのうちから、ユーザーの要求に最も合致する1組の動作パラメーターを選択することができる。
ステップS60では、動作パラメーターの調整後の値が決定される。この処理は、ステップS50で表示された動作パラメーターをユーザーが選択することによって実行される。こうして決定された動作パラメーターの調整値は、動作プログラムRPの中に設定される。
なお、上述したステップS50は省略してもよい。この場合には、ステップS60では、最適化処理によって探索された最終的な1組の動作パラメーターが、動作パラメーターの調整値として決定される。
以上のように、第1実施形態では、ロボット100が設置された架台400の振動、又は、架台400に設けられた周辺機器420の振動の計測結果を用いてロボットシステムの動作パラメーターの最適化処理を実行するので、架台400や周辺機器420の振動が少なくなるように動作パラメーターを調整できる。
なお、第1実施形態では、ロボット100の動作時間と、振動の大きさと、の2つの指標値を使用するものとしていたが、ロボット100の動作時間を用いずに、振動の大きさのみを最適化処理の指標値として用いても良い。例えば、予め定めた動作パラメーターの探索範囲内において、振動の大きさが最も小さくなるように動作パラメーターの最適化を行うようにしてもよい。但し、ロボット100の動作時間と、振動の大きさと、の2つの指標値を使用すれば、振動の大きさを抑えつつ、動作時間が短くなるように動作パラメーターの最適化を行うことができる点で好ましい。
B.第2実施形態
図6は、第2実施形態におけるロボットシステムの構成例の説明図である。第1実施形態との大きな違いは、第2実施形態では、ロボット100が台車500の上に設置されている点にある。台車500も、本開示における「架台」の一種である。ロボット100の制御装置200は、基台110の中に収納されている。
台車500は、自律的に床面FLを走行する自律移動ロボット(Autonomous Mobile Robot)として構成されており、本体510と、本体510の下部に設けられた車輪520と、を有する。車輪520は、2つの駆動輪522と4つの従動輪524とを含んでおり、図6ではこれらの半数が描かれている。本体510には、台車500を制御する制御装置530が設けられている。
センサー410は、台車500上に設置されている。第2実施形態では、センサー410は、台車500の振動を検出可能である。
台車500の制御装置530とロボット100の制御装置200は、互いに通信しながらロボットシステムの制御を実行する。また、台車500の制御装置530は、情報処理装置300と無線通信を介して情報を送受信可能である。センサー410の計測結果は、台車500の制御装置530を介して情報処理装置300に供給される。
第2実施形態における情報処理装置300の内部構成や処理の内容は、第1実施形態とほぼ同じである。また、第2実施形態も第1実施形態とほぼ同様の効果を奏する。
但し、第2実施形態では、調整用動作として、ロボット100の動作の他に、台車500の動作も含むことが好ましい。例えば、1つの調整用動作は、まず、台車500によって出発位置から目的位置まで移動して停止した後に、ロボット100によって作業用の動作を実行する、という一連の動作によって構成されていることが好ましい。こうすれば、台車500の動作を含む調整用動作に適した動作パラメーターを調整することが可能である。この場合に、調整対象の動作パラメーターは、ロボット100の動作パラメーターのみでなく、台車500の動作パラメーターを含むようにしてもよい。台車500の動作パラメーターとしては、例えば、移動時の最大速度や最大加速度を用いることができる。
・他の実施形態:
本開示は、上述した実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実現することができる。例えば、本開示は、以下の形態(aspect)によっても実現可能である。以下に記載した各形態中の技術的特徴に対応する上記実施形態中の技術的特徴は、本開示の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、本開示の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
(1)本開示の第1の形態によれば、ロボットと、前記ロボットが設置された架台と、前記架台の振動又は前記架台に設けられた周辺機器の振動を検出可能なセンサーと、を有するロボットシステムの動作パラメーターを調整する調整方法が提供される。この調整方法は、(a)前記動作パラメーターの候補値を用いて前記ロボットに調整用動作を実行させて、前記調整用動作中の前記センサーの計測結果を取得する工程と、(b)前記計測結果を用いて前記動作パラメーターの最適化処理を実行することによって、前記動作パラメーターの前記候補値を更新する工程と、(c)前記最適化処理が収束するまで前記工程(a)及び前記工程(b)を繰り返すことによって、前記動作パラメーターの調整値を決定する工程と、を含む。
この調整方法によれば、ロボットが設置された架台の振動又は架台に設置された周辺機器の振動の計測結果を用いてロボットシステムの動作パラメーターの最適化処理を実行するので、架台や周辺機器の振動が少なくなるように動作パラメーターを調整できる。
(2)上記調整方法において、前記最適化処理は、前記調整用動作に要する前記ロボットの動作時間と、前記調整用動作により発生する前記振動の大きさと、のうちの一方を目的関数とし、他方を制約条件とする最適化であるものとしてもよい。
この調整方法によれば、ロボットの動作時間と、架台又は周辺機器の振動の大きさとが小さくなるように動作パラメーターを調整できる。
(3)上記調整方法において、前記最適化処理は、前記調整用動作に要する前記ロボットの動作時間と、前記調整用動作により発生する前記振動の大きさと、の2つの指標値を含む目的関数を用いた最適化であるものとしてもよい。
この調整方法によれば、ロボットの動作時間と、架台又は周辺機器の振動の大きさとが小さくなるように動作パラメーターを調整できる。
(4)上記調整方法において、前記架台は、移動可能な台車であり、前記調整用動作は、前記台車の動作と前記ロボットの動作との両方を含む動作であり、前記動作パラメーターは、前記台車の動作パラメーターと前記ロボットの動作パラメーターとの両方を含むものとしてもよい。
この調整方法によれば、移動可能な台車に設置されたロボットを含むロボットシステムについて、台車の動作パラメーターとロボットの動作パラメーターとを含むロボットシステムの動作パラメーターを調整できる。
(5)本開示の第2の形態によれば、ロボットシステムが提供される。このロボットシステムは、ロボットと、前記ロボットが設置された架台と、前記架台の振動又は前記架台に設けられた周辺機器の振動を検出可能なセンサーと、前記ロボットを制御する制御部と、を備える。前記制御部は(a)前記ロボットシステムの動作パラメーターの候補値を用いて前記ロボットに調整用動作を実行させて、前記調整用動作中の前記センサーの計測結果を取得する処理と、(b)前記計測結果を用いて前記動作パラメーターの最適化処理を実行することによって、前記動作パラメーターの前記候補値を更新する処理と、(c)前記最適化処理が収束するまで前記処理(a)及び前記処理(b)を繰り返すことによって、前記動作パラメーターの調整値を決定する処理と、を実行する。
このロボットシステムによれば、ロボットが設置された架台の振動又は架台に設置された周辺機器の振動の計測結果を用いてロボットシステムの動作パラメーターの最適化処理を実行するので、架台や周辺機器の振動が少なくなるように動作パラメーターを調整できる。
本開示は、上記以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、ロボットとロボット制御装置とを備えたロボットシステム、ロボット制御装置の機能を実現するためのコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した一時的でない記録媒体(non-transitory storage medium)等の形態で実現することができる。
100…ロボット、110…基台、120…アーム、122…アームエンド、150…エンドエフェクター、200…制御装置、300…情報処理装置、310…プロセッサー、312…動作実行部、314…振動計測部、316…パラメーター探索部、320…メモリー、330…インターフェイス回路、350…表示部、400…架台、410…センサー、420…周辺機器、430…柱、500…台車、510…本体、520…車輪、522…駆動輪、524…従動輪、530…制御装置

Claims (5)

  1. ロボットと、前記ロボットが設置された架台と、前記架台の振動又は前記架台に設けられた周辺機器の振動を検出可能なセンサーと、を有するロボットシステムの動作パラメーターを調整する調整方法であって、
    (a)前記動作パラメーターの候補値を用いて前記ロボットに調整用動作を実行させて、前記調整用動作中の前記センサーの計測結果を取得する工程と、
    (b)前記計測結果を用いて前記動作パラメーターの最適化処理を実行することによって、前記動作パラメーターの前記候補値を更新する工程と、
    (c)前記最適化処理が収束するまで前記工程(a)及び前記工程(b)を繰り返すことによって、前記動作パラメーターの調整値を決定する工程と、
    を含む、調整方法。
  2. 請求項1に記載の調整方法であって、
    前記最適化処理は、前記調整用動作に要する前記ロボットの動作時間と、前記調整用動作により発生する前記振動の大きさと、のうちの一方を目的関数とし、他方を制約条件とする最適化である、調整方法。
  3. 請求項1に記載の調整方法であって、
    前記最適化処理は、前記調整用動作に要する前記ロボットの動作時間と、前記調整用動作により発生する前記振動の大きさと、の2つの指標値を含む目的関数を用いた最適化である、調整方法。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の調整方法であって、
    前記架台は、移動可能な台車であり、
    前記調整用動作は、前記台車の動作と前記ロボットの動作との両方を含む動作であり、
    前記動作パラメーターは、前記台車の動作パラメーターと前記ロボットの動作パラメーターとの両方を含む、調整方法。
  5. ロボットシステムであって、
    ロボットと、
    前記ロボットが設置された架台と、
    前記架台の振動又は前記架台に設けられた周辺機器の振動を検出可能なセンサーと、
    前記ロボットを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    (a)前記ロボットシステムの動作パラメーターの候補値を用いて前記ロボットに調整用動作を実行させて、前記調整用動作中の前記センサーの計測結果を取得する処理と、
    (b)前記計測結果を用いて前記動作パラメーターの最適化処理を実行することによって、前記動作パラメーターの前記候補値を更新する処理と、
    (c)前記最適化処理が収束するまで前記処理(a)及び前記処理(b)を繰り返すことによって、前記動作パラメーターの調整値を決定する処理と、
    を実行する、ロボットシステム。
JP2020144245A 2020-08-28 2020-08-28 動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステム Withdrawn JP2022039291A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020144245A JP2022039291A (ja) 2020-08-28 2020-08-28 動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステム
US17/412,294 US20220063090A1 (en) 2020-08-28 2021-08-26 Adjustment method for operation parameters and robot system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020144245A JP2022039291A (ja) 2020-08-28 2020-08-28 動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022039291A true JP2022039291A (ja) 2022-03-10

Family

ID=80356171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020144245A Withdrawn JP2022039291A (ja) 2020-08-28 2020-08-28 動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20220063090A1 (ja)
JP (1) JP2022039291A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK202270090A1 (en) 2022-03-08 2024-01-25 Universal Robots As A method for configuring a robot system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102163047B (zh) * 2010-02-19 2014-02-12 发那科株式会社 学习控制机器人
JP6128767B2 (ja) * 2012-07-05 2017-05-17 キヤノン株式会社 ロボット制御装置、及びロボット制御方法
JP6140114B2 (ja) * 2014-07-31 2017-05-31 ファナック株式会社 移動式人協調型ロボット
JP6870433B2 (ja) * 2017-03-31 2021-05-12 セイコーエプソン株式会社 制御装置、およびロボットシステム
US11597083B2 (en) * 2018-12-17 2023-03-07 Canon Kabushiki Kaisha Robot apparatus, robot system, control method of robot apparatus, product manufacturing method using robot apparatus, and storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
US20220063090A1 (en) 2022-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6717768B2 (ja) 生産ラインにおける運用を考慮した学習制御を行うロボット及びその制御方法
US10618164B2 (en) Robot system having learning control function and learning control method
JP6697491B2 (ja) 機械学習装置、サーボモータ制御装置、サーボモータ制御システム、及び機械学習方法
JP7135408B2 (ja) ロボット制御装置およびロボットシステム
CN114474039B (zh) 支持机器人的参数集的调整的方法以及信息处理装置
WO2020008587A1 (ja) 数値制御装置
US20180154526A1 (en) Robot control device for controlling robot and method for estimating disturbance value applied to robot
JP2019013984A (ja) 速度一定が要求されるアプリケーションにおいて学習制御を行うロボット及びその制御方法
JP2022039291A (ja) 動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステム
JP4089512B2 (ja) 倒立振子型台車ロボット
JP2007066001A (ja) ロボットの制御装置
JP7000371B2 (ja) 機械学習装置、制御システム及び機械学習方法
JP4613539B2 (ja) ロボットの動作計画方法
WO2023165192A1 (zh) 机器人控制方法、装置、机器人以及计算机可读存储介质
JP2021115641A (ja) 移動ロボットの制御方法及び制御装置、並びに、ロボットシステム
JP2017087316A (ja) 動作計画方法
US20230001578A1 (en) Method Of Setting Control Parameter Of Robot, Robot System, And Computer Program
CN114367974B (zh) 调整机器人的参数集的方法、记录介质及信息处理装置
JP2001092511A (ja) ロボットなどの制御ゲイン調整装置
JP7401262B2 (ja) ロボットシステム
JP2020121358A (ja) 学習制御装置、ロボット制御装置およびロボット
JP2022039292A (ja) 動作パラメーターの調整方法、及び、ロボットシステム
US20230195059A1 (en) Computational model of reference response profile
JP7567545B2 (ja) 作業機械
JP3436713B2 (ja) ロボットの発振検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210916

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240402

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20240603