JP2022038431A - 2-ヘテロアリールピリジン化合物の製造方法 - Google Patents

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Junji IPPOSHI
正男 山口
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Abstract

【課題】2-ヘテロアリールピリジン化合物の製造方法の提供。【解決手段】式(1)で表される化合物と式(2)で表される化合物とを混ぜ合わせて、化学反応させることを含む、2-ヘテロアリールピリジン化合物の製造方法。TIFF2022038431000016.tif25160TIFF2022038431000017.tif25160(式(1)中、Qは5員ヘテロアリール基を示し、R1は、C1~6アルキル基またはハロアルキル基、nは、0~2の整数、R2は、H、ハロゲノ基、アルキル基等、Raは、独立にC1~6アルキル基、Zは、ハロゲン原子等を示す。)【選択図】なし

Description

本発明は、2-ヘテロアリールピリジン化合物の製造方法に関する。
含窒素ヘテロ環は医薬及び農薬の原体となる化合物を構成する主要な部分構造である。近年、ピリジン環を有する有害節足動物防除剤の開発が盛んに行われている。例えば、特許文献1~5には、5員ヘテロアリール基と含硫黄炭化水素基を有するピリジン化合物が記載されている。
また、非特許文献1は、2-クロロ-N,N-ジメチルアミノ トリメチニウムヘキサフルオロホスフェートと、メチルフェニルアセテートおよび3-メトキシ-3-オキソプロパン酸との反応によって3-フェニル-5-クロロ-2-ピリドン(4g)および3-ヒドロキシカルボニル-5-クロロ-2-ピリドン(4h)を製造したことを開示している。

Figure 2022038431000001

Figure 2022038431000002
WO 2017/016910 A WO 2017/050685 A WO 2020/050212 A WO 2020/071304 A WO 2020/090585 A
Jean-Francuois Marcoux et al. "A General Preparation of Pyridines and Pyridones via the Annulation of Ketones and Esters" J. Org. Chem., Vol. 66, No. 12, 2001, 4194-4199
本発明の目的は、含硫黄官能基を有する2-ヘテロアリールピリジン化合物の製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために検討を重ねた結果、以下の態様を包含する本発明を完成するに至った。
〔1〕 式(1)で表される化合物(以下、化合物(1)ということがある。)若しくは式(1')で表される化合物(以下、化合物(1')ということがある。)と式(2)で表される化合物(以下、化合物(2)ということがある。)とを混ぜ合わせて、化学反応させることを含む、式(3)で表される化合物(以下、化合物(3)ということがある。)の製造方法。
Figure 2022038431000003

(式(1)中、
Qは置換若しくは無置換の5員ヘテロアリール基を示し、
1は、C1~6アルキル基またはC1~6ハロアルキル基を示し、
nは、0~2のいずれかの整数を表す。)
Figure 2022038431000004

(式(1')中、
+は、対カチオンを示し、
Q、R1およびnは、式(1)中のそれらと同じ意味である。)
Figure 2022038431000005

(式(2)中、
2は、水素原子、ハロゲノ基、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基、置換若しくは無置換のフェニル基、または置換若しくは無置換の5~6員ヘテロアリール基を示し、
aは、それぞれ独立に、C1~6アルキル基を示し、
Zは、ハロゲン原子、ClO4、BF4、またはPF6を示す。)
Figure 2022038431000006

(式(3)中、Q、R1、R2、およびnは式(1)若しくは式(1')中および式(2)中のそれらと同じ意味を示す。)
〔2〕 前記化学反応の場に、金属アルコキシドまたは無機塩基を存在させることを含む、〔1〕に記載の製造方法。
〔3〕 前記化学反応の場に、有機塩基を存在させることを、さらに含む、〔1〕または〔2〕に記載の製造方法。
〔4〕 前記化学反応の場に、アンモニアまたはアンモニウム塩を存在させることを、さらに含む、〔1〕、〔2〕または〔3〕に記載の製造方法。
本発明の製造方法によれば、式(3)で表される化合物を高収率で得ることができる。
本発明において、「無置換」の用語は、母核となる基のみであることを意味する。「置換」との記載がなく母核となる基の名称のみで記載しているときは、別段の断りがない限り「無置換」の意味である。
一方、「置換」の用語は、母核となる基のいずれかの水素原子が、母核と同一または異なる構造の基(置換基)で置換されていることを意味する。従って、「置換基」は、母核となる基に結合した他の基である。置換基は1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。2つ以上の置換基は同一であってもよいし、異なるものであってもよい。
「C1~6」などの用語は、母核となる基の炭素原子数が1~6個などであることを表している。この炭素原子数には、置換基の中に在る炭素原子の数を含まない。例えば、置換基としてエトキシ基を有するブチル基は、C2アルコキシC4アルキル基に分類する。
「置換基」は化学的に許容され、本発明の効果を有する限りにおいて特に制限されない。
以下に「置換基」となり得る基を例示する。
メチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、n-ブチル基、s-ブチル基、i-ブチル基、t-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基などのC1~6アルキル基;
ビニル基、1-プロペニル基、2-プロペニル基(アリル基)、1-ブテニル基、2-ブテニル基、3-ブテニル基、1-メチル-2-プロペニル基、2-メチル-2-プロペニル基などのC2~6アルケニル基;
エチニル基、1-プロピニル基、2-プロピニル基、1-ブチニル基、2-ブチニル基、3-ブチニル基、1-メチル-2-プロピニル基などのC2~6アルキニル基;
シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などのC3~6シクロアルキル基;
フェニル基;
3~6員のヘテロシクリル基;
メトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、i-プロポキシ基、n-ブトキシ基、s-ブトキシ基、i-ブトキシ基、t-ブトキシ基などのC1~6アルコキシ基;
フェノキシ基、ナフトキシ基などのC6~10アリールオキシ基;
チアゾリルオキシ基、ピリジルオキシ基などの5~6員のヘテロアリールオキシ基;
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n-プロポキシカルボニル基、i-プロポキシカルボニル基、n-ブトキシカルボニル基、t-ブトキシカルボニル基などのC1~6アルコキシカルボニル基;
フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、イオド基などのハロゲノ基;
クロロメチル基、クロロエチル基、トリフルオロメチル基、1,2-ジクロロ-n-プロピル基、1-フルオロ-n-ブチル基、パーフルオロ-n-ペンチル基などのC1~6ハロアルキル基;
トリフルオロメトキシ基、2-クロロ-n-プロポキシ基、2,3-ジクロロブトキシ基などのC1~6ハロアルコキシ基;
ホルミルアミノ基;
アセチルアミノ基、プロパノイルアミノ基、ブチリルアミノ基、i-プロピルカルボニルアミノ基などのC1~6アルキルカルボニルアミノ基;
メトキシカルボニルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基、n-プロポキシカルボニルアミノ基、i-プロポキシカルボニルアミノ基などのC1~6アルコキシカルボニルアミノ基;
アミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、N-フェニル-N-メチルアミノカルボニル基などの無置換もしくは置換基を有するアミノカルボニル基;
メチルチオ基、エチルチオ基、n-プロピルチオ基、i-プロピルチオ基、n-ブチルチオ基、i-ブチルチオ基、s-ブチルチオ基、t-ブチルチオ基などのC1~6アルキルチオ基;
トリフルオロメチルチオ基、2,2,2-トリフルオロエチルチオ基などのC1~6ハロアルキルチオ基;
メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、t-ブチルスルホニル基などのC1~6アルキルスルホニル基;
トリフルオロメチルスルホニル基、2,2,2-トリフルオロエチルスルホニル基などのC1~6ハロアルキルスルホニル基;
シアノ基;ニトロ基;
また、これらの「置換基」は、当該置換基中のいずれかの水素原子が、異なる構造の基で置換されていてもよい。その場合の置換基としては、C1~6アルキル基、C1~6ハロアルキル基、C1~6アルコキシ基、C1~6ハロアルコキシ基、ハロゲノ基、シアノ基、ニトロ基などを挙げることができる。
また、上記の「3~6員のヘテロシクリル基」とは、窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群から選ばれる1~4個のヘテロ原子を環の構成原子として含むものである。ヘテロシクリル基は、単環および多環のいずれであってもよい。多環ヘテロシクリル基は、少なくとも一つの環がヘテロ環であれば、残りの環が飽和脂環、不飽和脂環または芳香環のいずれであってもよい。「3~6員のヘテロシクリル基」としては、3~6員の飽和ヘテロシクリル基、5~6員のヘテロアリール基、5~6員の部分不飽和ヘテロシクリル基などを挙げることができる。
3~6員の飽和ヘテロシクリル基としては、アジリジニル基、エポキシ基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、チアゾリジニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、ジオキソラニル基、ジオキサニル基などを挙げることができる。
5員のヘテロアリール基としては、ピロリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、トリアゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル基、テトラゾリル基などを挙げることができる。
6員のヘテロアリール基としては、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、トリアジニル基などを挙げることができる。
本発明の化合物(3)の製造方法は、化合物(1)若しくは化合物(1')と化合物(2)とを混ぜ合わせて、化学反応させることを含む。
化合物(1)は、式(1)で表される。
Figure 2022038431000007
式(1)中、Qは置換若しくは無置換の5員ヘテロアリール基を示す。
Qにおける「5員ヘテロアリール基」は、窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群から選ばれる1、2,3または4個のヘテロ原子を環構成原子として含む5員環である。ヘテロ原子が2個以上であるとき、それらは同じでもよいし、異なってもよい。
5員ヘテロアリール基としては、ピロリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、トリアゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル基、テトラゾリル基などを挙げることができる。
Qにおける「5員ヘテロアリール基」上の置換基としては、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、イオド基などのハロゲノ基; メチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、n-ブチル基、s-ブチル基、i-ブチル基、t-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基などのC1~6アルキル基; ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、パーフルオロエチル基、1,2,2,3,3,3-ヘキサフルオロプロピル基、パーフルオロプロピル基、1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-2-(トリフルオロメチル)プロピル基などのC1~6ハロアルキル基; エチニル基、1-プロピニル基、2-プロピニル基、1-ブチニル基、2-ブチニル基、3-ブチニル基、1-メチル-2-プロピニル基などのC2~6アルキニル基; 3,3,4,4,4-ペンタフルオロブタ-1-エン-1-イル基、2-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロパ-1-エン-1-イル基、2,2-ジクロロエチニル基、2,3,3,4,4,4-ヘキサフルオロブタ-1-エン-1-イル基、2-クロロ-3,3,4,4,4-ペンタフルオロブタ-1-エン-1-イル基などのC2~6ハロアルキニル基; メトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、i-プロポキシ基、n-ブトキシ基、s-ブトキシ基、i-ブトキシ基、t-ブトキシ基などのC1~6アルコキシ基; ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、2,2-ジフルオロエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基などのC1~6ハロアルコキシ基; フェニル基; 4-クロロフェニル基、4-メチルフェニル基、4-トリフルオロメチルフェニル基、4-トリフルオロメトキシフェニル基などの、ハロゲノ基、C1~6アルキル基、C1~6ハロアルキル基、またはC1~6ハロアルコキシ基で置換されたフェニル基; ホルミル基、ジメトキシメチル基、ジエトキシメチル基、1,3-ジオキソラン-2-イル基、またはシアノ基; を挙げることができる。
式(1)中、R1は、C1~6アルキル基またはC1~6ハロアルキル基を示す。
1におけるC1~6アルキル基は、直鎖であってもよいし、分岐鎖であってもよい。R1におけるC1~6アルキル基としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、n-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基、i-プロピル基、i-ブチル基、s-ブチル基、t-ブチル基、i-ペンチル基、ネオペンチル基、2-メチルブチル基、2,2-ジメチルプロピル基、i-ヘキシル基などを挙げることができる。
1におけるC1~6ハロアルキル基としては、クロロエチル基、2,2-ジクロロエチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2,2-ジフルオロエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基などを挙げることができる。
式(1)中、nは、0~2のいずれかの整数を表す。nが0であればスルフェニル基(-S-)、nが1であればスルフィニル基(-S(=O)-)、nが2であればスルホニル基(-S(=O)2-)を意味する。
本発明に用いられる化合物(1)は、公知の方法で自ら合成したものであってもよいし、他の者が何らかの方法で合成し市販しているものであってもよい。
化合物(1')は、式(1')で表される。
Figure 2022038431000008
式(1')中、M+は、対カチオンを示す。対カチオンは、金属アルコキシド若しくは無機塩基を構成する金属原子に由来するものであることができる。係る金属原子としては、例えば、Na、Kなどを挙げることができる。
式(1')中、Q、R1、およびnは、式(1)中のそれらと同じ意味である。
本発明に用いられる化合物(1')は、公知の方法で自ら合成したものであってもよいし、他の者が何らかの方法で合成し市販しているものであってもよい。
化合物(2)は、式(2)で表される。
Figure 2022038431000009
式(2)中、R2は、水素原子、ハロゲノ基、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基、置換若しくは無置換のフェニル基、または置換若しくは無置換の5~6員ヘテロアリール基を示す。
2におけるハロゲノ基としては、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、イオド基を挙げることができる。
2におけるC1~6アルキル基は、直鎖であってもよいし、分岐鎖であってもよい。C1~6アルキル基としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、n-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基、i-プロピル基、i-ブチル基、s-ブチル基、t-ブチル基、i-ペンチル基、ネオペンチル基、2-メチルブチル基、2,2-ジメチルプロピル基、i-ヘキシル基などを挙げることができる。
2における「C1~6アルキル基」上の置換基としては、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、イオド基などのハロゲノ基; 水酸基; メトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、i-プロポキシ基、n-ブトキシ基、s-ブトキシ基、i-ブトキシ基、t-ブトキシ基などのC1~6アルコキシ基; 2-クロロ-n-プロポキシ基、2,3-ジクロロブトキシ基、トリフルオロメトキシ基などのC1~6ハロアルコキシ基; フェニル基; 4-クロロフェニル基、4-トリフルオロメチルフェニル基、4-トリフルオロメトキシフェニル基などの、ハロゲノ基、C1~6ハロアルキル基、またはC1~6ハロアルコキシ基で置換されたフェニル基; またはシアノ基;を挙げることができる。
2におけるC3~6シクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などを挙げることができる。
2における5~6員ヘテロアリール基は、窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群から選ばれる1、2,3または4個のヘテロ原子を環構成原子として含む5員環または6員環である。ヘテロ原子が2個以上であるとき、それらは同じでもよいし、異なってもよい。
5員ヘテロアリール基としては、ピロリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、トリアゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル基、テトラゾリル基などを挙げることができる。
6員ヘテロアリール基としては、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、トリアジニル基などを挙げることができる。
2における「C3~6シクロアルキル基」、「フェニル基」、または「5~6員ヘテロアリール基」上の置換基として、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、イオド基などのハロゲノ基; メチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、n-ブチル基、s-ブチル基、i-ブチル基、t-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基などのC1~6アルキル基; クロロメチル基、クロロエチル基、トリフルオロメチル基、1,2-ジクロロ-n-プロピル基、1-フルオロ-n-ブチル基などのC1~6ハロアルキル基; 水酸基; メトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、i-プロポキシ基、n-ブトキシ基、s-ブトキシ基、i-ブトキシ基、t-ブトキシ基などのC1~6アルコキシ基; 2-クロロ-n-プロポキシ基、2,3-ジクロロブトキシ基、トリフルオロメトキシ基などのC1~6ハロアルコキシ基; またはシアノ基; を挙げることができる。
式(2)中、Raは、それぞれ独立に、C1~6アルキル基を示す。RaにおけるC1~6アルキル基としては、R2におけるものと同じものを挙げることができる。
式(2)中、Zは、ハロゲン原子、ClO4、BF4、またはPF6を示す。Zにおけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を挙げることができる。
本発明に用いられる化合物(2)は、公知の方法、例えば、WO 2012/107850 Aに記載の方法で、自ら合成したものであってもよいし、他の者が何らかの方法で合成し市販しているものであってもよい。
化合物(2)の使用量は、化合物(1)若しくは化合物(1')1モルに対して、例えば、1.0~5.0モル、好ましくは1.5~2.0モルである。
本発明の製造方法は、化学反応の場に、先ず、金属アルコキシド若しくは無機塩基を存在させることが好ましい。
本発明に用いられる金属アルコキシドとしては、例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt-ブトキシドなどを挙げることができる。
本発明に用いられる無機塩基は、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムなどを挙げることができる。
金属アルコキシドまたは無機塩基の使用量は、化合物(1)1モルに対して、例えば、1.0~5.0モル、好ましくは、1.1~2.0モルである。
金属アルコキシドまたは無機塩基と化合物(1)との共存によって、化合物(1)の一部若しくは全部が化合物(1')に変化する。
Figure 2022038431000010
式(1')中、M+は、対カチオンを示し、Q、R1、およびnは、式(1)中のそれらと同じ意味である。
化合物(1)から化合物(1')への変化(エノラート化)は、無溶媒若しくは溶媒中で行うことができる。
化合物(1)若しくは化合物(1')が、反応温度において液状であれば溶媒を用いなくてもよい。操作性を考慮すると、反応は有機溶媒中で行うことが好ましい。有機溶媒は、化合物(1)若しくは化合物(1')に対して不活性なものであれば特に限定されない。有機溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル(製品名:ジグライム)、テトラヒドロフラン(略名:THF)などのエーテル類; ジクロロメタン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン(略名:DCE)などのハロゲン化炭化水素類; ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの脂肪族炭化水素類; トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類; N,N-ジメチルホルムアミド(略名:DMF)、N,N’-ジメチルプロピレンウレア(略名:DMPU)、ヘキサメチルリン酸トリアミド(略名:HMPA)などの非プロトン極性溶媒を挙げることができる。
有機溶媒の使用量は、化合物(1)若しくは化合物(1')1重量部に対して好ましくは10~500重量部である。
エノラート化をさせているときの温度は、適宜選択可能であるが、例えば、0℃~40℃である。エノラート化させているときの圧力は、特に制限されず、例えば常圧である。反応時間は、例えば、0.5時間~24時間である。エノラート化は不活性ガス雰囲気下で行うことが好ましい。
化合物(1)若しくは化合物(1')と、化合物(2)と、必要に応じて用いられる金属アルコキシド、無機塩基および有機溶媒との、混合順序は、特に制限されない。また、混合させるときの温度は、特に制限されず、通常、室温である。
本発明の製造方法における、一つの実施態様は、有機溶媒若しくは無溶媒中にて化合物(1)と無機塩基若しくは金属アルコキシドとを混ぜ合わせて混合液を得、この混合液に化合物(2)を添加して混合し、さらにアンモニア若しくはアンモニウム塩を添加して混合することを含む。各物質の添加は、全量を一気に若しくは少量を徐々に、それぞれ行ってもよい。
所定の反応基質を混合させた後、撹拌しながら、化学反応(縮合反応および環化反応)をさらに進めることができる。
縮合反応させているときの温度は、特に制限されず、例えば、0℃~50℃である。縮合反応させているときの圧力は、例えば、0.1~1MPa、好ましくは0.1~0.5MPaである。反応時間は、特に限定されず、例えば、0.5時間~24時間である。縮合反応は不活性ガス雰囲気下で行うことが好ましい。
縮合反応を促進させるために、有機塩基を反応の場に存在させることが好ましい。
本発明に用いられる有機塩基としては、例えば、トリエチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン、N,N-ジイソプロピルアミン、N,N-ジメチルアニリン、N,N-ジエチルアニリン、4-メチルモルホリン、1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(略名:DABCO)、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン、1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ-5-エン、ピリジン、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、2,6-ジメチルピリジンなどのアミン系有機塩基を挙げることができる。
有機塩基の使用量は、化合物(1)若しくは化合物(1')1モルに対して、例えば、0.5~3.0モル、好ましくは1.0~2.0モルである。有機塩基の添加は、全量を一気に若しくは少量を徐々にそれぞれ行ってもよい。
環化反応させているときの温度は、適宜選択可能であるが、例えば、50℃~120℃である。高温にするために、加熱還流してもよい。加熱還流において、縮合反応などにおいて生じた低沸点物を留去してもよい。環化反応させているときの圧力は、例えば、0.1~1MPa、好ましくは0.1~0.5MPaである。環化反応においては有機溶媒を用いることができる。用いられる有機溶媒は、反応温度に応じて、低沸点のものから高沸点のものに置換してもよい。環化反応の時間は、例えば、1時間~24時間である。環化反応は不活性ガス雰囲気下で行うことが好ましい。
環化反応を促進させるために、アンモニアまたはアンモニウム塩を反応の場に存在させることが好ましい。アンモニアは、アンモニアガスもしくはアンモニア水を添加することによって反応の場に存在させることができる。アンモニウム塩としては、塩化アンモニウム、酢酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウムなどを挙げることができる。
アンモニアまたはアンモニウム塩の使用量は、化合物(1)若しくは化合物(1')1モルに対して、例えば、1.5~5.0モル、好ましくは2.0~3.0モルである。アンモニアまたはアンモニウム塩の添加は、全量を一気に若しくは少量を徐々にそれぞれ行ってもよい。
本発明の製造方法で得られる化合物(3)は、式(3)で表される。
Figure 2022038431000011
式(3)中、Q、R1、R2、およびnは式(1)若しくは式(1')中および式(2)中のそれらと同じ意味を示す。
化学反応終了後は、有機溶媒で抽出し、得られる有機層を乾燥、濃縮するなどの後処理をする。さらに、必要に応じて、再結晶、クロマトグラフィーなどの操作により精製することができる。
以下に、実施例を示して、本発明をより具体的に説明する。なお、本発明は、下記の実施例によって限定されるものではない。
〔実施例1〕5-シクロプロピル-3-(エチルスルホニル)-2-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)ピリジンの製造
窒素雰囲気下、2-(エチルスルホニル)-1-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)エタノン(0.13g)をTHF(2.4mL)に溶解させ、0℃でカリウムt-ブトキシド(90mg)を加え、室温で1時間撹拌した。これに、ヘキサフルオロリン酸(E)-N-[2-シクロプロピル-3-(ジメチルアミノ)アリリリデン]-N-メチルメタナミニウム(285mg)、および1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(75mg)を加え、45℃で2時間撹拌した。室温まで冷却し、酢酸アンモニウム(0.14g)を加え、60℃で14時間撹拌した。得られた液を、酢酸エチルと水を用いて抽出し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。次いで、濾過し、減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒クロロホルム/メタノール)で精製して目的物0.03gを得た(収率17%)。
得られた化合物のNMRデータを以下に示す。
1H NMR(CDCl3): δ 0.86-0.90(m,2H),1.17-1.22(m,2H),1.29(t,3H),2.01-2.08(m,1H),3.60(s,3H),3.78(q,2H),7.01(s,1H),7.09(s,1H),8.00(s,1H),8.64(s,1H).
〔参考例1〕2-(エチルスルホニル)-1-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)エタノンの製造
〔工程1〕
1-メチルイミダゾール(1.00g)をトルエン(24mL)に溶解させ、トリクロロアセチルクロリド(2.24g)のトルエン溶液(24mL)を加え、室温で7時間撹拌した。トリエチルアミン(1.25g)を加え、室温で2時間撹拌した。エタノール(24mL)およびトリエチルアミン(1.25g)を加え、室温で2時間撹拌した。減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣にジクロロメタンを加え、懸濁液を得た。その後、濾過し、濾物をジクロロメタンで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。得られた濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒ヘキサン/酢酸エチル)で精製して1-メチルイミダゾール-2-カルボン酸エチル(1.65g)を得た(収率88%)。
〔工程2〕
エチルメチルスルホン(1.40g)をTHF(13mL)に溶解させ、0℃でカリウムt-ブトキシド(1.71g)を加え、室温で30分間撹拌した。1-メチルイミダゾール-2-カルボン酸エチル(1.00g)のTHF溶液(13mL)を滴下し、室温で2時間撹拌した。これを1N塩酸で中和した。その後、減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣を酢酸エチルと水を用いて抽出し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。これを濾過し、次いで減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒ヘキサン/酢酸エチル)で精製して2-(エチルスルホニル)-1-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)エタノン(1.01g)を得た(収率72%)。
〔実施例2〕5-シクロプロピル-3-(エチルチオ)-2-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)ピリジンの製造
窒素雰囲気下、2-(エチルチオ)-1-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)エタノン(0.12g)をTHF(2.6mL)に溶解させ、0℃でカリウムt-ブトキシド(95mg)を加え、室温で1時間撹拌した。これに、ヘキサフルオロリン酸(E)-N-[2-シクロプロピル-3-(ジメチルアミノ)アリリリデン]-N-メチルメタナミニウム(305mg)、および1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(80mg)を加え、45℃で2時間撹拌した。これを室温まで冷却し、酢酸アンモニウム(0.15g)を加え、60℃で14時間撹拌した。これを酢酸エチルと水を用いて抽出し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。これを濾過し、次いで減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒クロロホルム/メタノール)で精製して目的物0.09gを得た(収率53%)。
得られた化合物のNMRデータを以下に示す。
1H NMR(CDCl3): δ 0.75-0.80(m,2H),1.04-1.10(m,2H),1.31(t,3H),1.88-1.95(m,1H),2.87(q,2H),3.77(s,3H),6.95(s,1H),7.17(s,1H),7.27(s,1H),8.16(s,1H).
〔参考例2〕2-(エチルチオ)-1-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)エタノンの製造
窒素雰囲気下、2-クロロ-1-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)エタノン(0.42g)をメタノール(8mL)に溶解させ、0℃でエタンチオール(0.20g)、および炭酸カリウム(0.45g)を加え、室温で2時間撹拌した。これを濾過し、濾物をメタノールで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。得られた濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒ヘキサン/酢酸エチル)で精製して2-(エチルチオ)-1-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)エタノン(0.36g)を得た(収率74%)。
〔実施例3〕2-(5-ブロム-1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)-5-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピリジンの製法
窒素雰囲気下、1-(5-ブロモ-1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-エチルスルホニルエタノン(0.5g)にTHF(7mL)を加え、次いで0℃に冷却して1.0mol/Lカリウム t-ブトキシドTHF溶液(1.86mL)を加えて、室温で1時間撹拌した。その後、ヘキサフルオロリン酸(E)-N-[2-シクロプロピル-3-(ジメチルアミノ)アリリリデン]-N-メチルメタナミニウム(0.8g)、および1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(0.21g)を加えて45℃で2時間撹拌した。次いで酢酸アンモニウム(0.4g)を加えて60℃で4時間撹拌した。減圧下THF溶媒を留去した。残渣を酢酸エチルに溶解させた。これを飽和塩化アンモニウム水、ブラインで洗浄した。次いで酢酸エチル溶媒を硫酸マグネシウムで乾燥させて、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣を山善カラムクロマトグラフィーで精製して目的物0.11gを得た(収率17.6%)。
得られた化合物のNMRデータを以下に示す。
1H NMR(CDCl3): δ 0.88-0.89(m,2H),1.19-1.22(m,2H), 1.26-1.30(t, 3H), 2.03-2.07(m, 1H), 3.53(s, 3H), 3.72-3.78(q, 2H), 7.08(s, 1H), 7.99(s,1H), 8.64(s, 1H).

Claims (4)

  1. 式(1)で表される化合物

    Figure 2022038431000012

    (式(1)中、
    Qは置換若しくは無置換の5員ヘテロアリール基を示し、
    1は、C1~6アルキル基またはC1~6ハロアルキル基を示し、
    nは、0~2のいずれかの整数を表す。)若しくは

    式(1')で表される化合物

    Figure 2022038431000013

    (式(1')中、
    +は、対カチオンを示し、
    Q、R1およびnは、式(1)中のそれらと同じ意味である。)と、

    式(2)で表される化合物

    Figure 2022038431000014

    (式(2)中、
    2は、水素原子、ハロゲノ基、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基、置換若しくは無置換のフェニル基、または置換若しくは無置換の5~6員ヘテロアリール基を示し、
    aは、それぞれ独立に、C1~6アルキル基を示し、
    Zは、ハロゲン原子、ClO4、BF4、またはPF6を示す。)とを

    混ぜ合わせて、
    化学反応させることを含む、

    式(3)で表される化合物

    Figure 2022038431000015

    (式(3)中、Q、R1、R2、およびnは式(1)若しくは式(1')中および式(2)中のそれらと同じ意味を示す。)
    の製造方法。
  2. 前記化学反応の場に、金属アルコキシド若しくは無機塩基を存在させることを含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記化学反応の場に、有機塩基を存在させることをさらに含む、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記化学反応の場に、アンモニアまたはアンモニウム塩を存在させることを、さらに含む、請求項1、2または3に記載の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023090345A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 日本曹達株式会社 2-アルキルチオ-1-イミダゾイルエタノン化合物の製造方法

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