JP2022037763A - 操舵制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、車両の操舵装置10は、ステアバイワイヤ式の操舵装置である。操舵装置10は、当該操舵装置10の作動を制御する操舵制御装置50を備えている。操舵装置10は、ステアリングホイール11を介して運転者により操舵される操舵機構SKと、運転者による操舵機構SKの操舵に応じて転舵輪16を転舵させる転舵機構TKとを備えている。本実施形態の操舵装置10は、操舵機構SKと、転舵機構TKとの間の動力伝達路が機械的に常時分離した構造を有している。
転舵モータ41は転舵力の発生源である。転舵モータ41としては、例えば、三相のブラシレスモータが採用される。転舵モータ41の回転軸は、減速機構42を介してピニオンシャフト44に連結されている。ピニオンシャフト44のピニオン歯44aは、転舵シャフト14のラック歯14bに噛み合わされている。転舵モータ41のトルクは、転舵力としてピニオンシャフト44を介して転舵シャフト14に付与される。転舵モータ41の回転に応じて、転舵シャフト14は図1中の左右方向である車幅方向に沿って移動する。
ちなみに、操舵装置10は、ピニオンシャフト13を有している。ピニオンシャフト13は、転舵シャフト14に対して交わるように設けられている。ピニオンシャフト13のピニオン歯13aは、転舵シャフト14のラック歯14aに噛み合わされている。ピニオンシャフト13を設ける理由は、ピニオンシャフト44と共に転舵シャフト14を図示しないハウジングの内部に支持するためである。すなわち、操舵装置10に設けられる図示しない支持機構によって、転舵シャフト14は、その軸方向に沿って移動可能に支持されるとともに、ピニオンシャフト13,44へ向けて押圧される。これにより、転舵シャフト14はハウジングの内部に支持される。ただし、ピニオンシャフト13を使用せずに転舵シャフト14をハウジングに支持する他の支持機構を設けてもよい。
操舵制御装置50は、図示しない中央処理装置(CPU)やメモリを備えており、所定の演算周期ごとにメモリに記憶されたプログラムをCPUが実行する。これにより、各種の処理が実行される。
操舵側制御部50aには、操舵トルクTh、車速値V、各回転角θa1,θa2、後述の転舵側実電流値Ib、及び後述のピニオン角θpが入力される。操舵側制御部50aは、操舵トルクTh、車速値V、各回転角θa1,θa2、後述の転舵側実電流値Ib、及び後述のピニオン角θpに基づいて、反力モータ31に対する給電を制御する。なお、ピニオン角θpは、転舵側回転角θbに基づき演算される。
異常検出部51には、回転角θa1,θa2が入力される。異常検出部51は、回転角θa1,θa2に基づいて、各回転角センサ331,332の異常を検出する。異常検出部51は、回転角θa1,θa2が所定周期毎に入力されているか否か、回転角θa1,θa2のそれぞれの前回値との比較に基づいて、各回転角センサ331,332の異常を検出する。例えば、異常検出部51は、回転角θa1が入力されなくなる場合に第1回転角センサ331の異常を検出する。この場合、異常検出部51は、回転角θa1が入力されるようになると、第1回転角センサ331が正常に復帰したことを検出する。そして、異常検出部51は、第1回転角センサ331の正常を検出し、第2回転角センサ332の正常を検出する場合に、センサの正常を示す状態FLG1を生成する。一方、異常検出部51は、第1回転角センサ331の異常を検出し、第2回転角センサ332の正常を検出する場合に、センサの異常を示す状態FLG2を生成する。こうして得られた状態FLG1,2は、操舵角演算部52、通電制御部54、及び転舵側制御部50bに出力される。
転舵側制御部50bには、車速値V、状態FLG、回転角θb、及び操舵角θsが入力される。転舵側制御部50bは、車速値V、状態FLG、回転角θb、及び操舵角θsに基づいて、転舵モータ41に対する給電を制御する。
舵角比可変演算部67には、車速値V及び操舵角θsが入力される。舵角比可変演算部67は、操舵角θsに調整量Δθaを加算することによって変換後角度θvgを演算する。舵角比可変演算部67は、操舵角θsに対する変換後角度θvgの比率である舵角比を可変するための調整量Δθaを、車速値Vに応じて可変させる。例えば、車速値Vが低い場合に高い場合よりも、操舵角θsの変化に対する変換後角度θvgの変化を大きくするように、調整量Δθaを可変させる。こうして得られた変換後角度θvgは、オフセット補償演算部68及び減算器69に出力されるとともに、変換後角度θvgを微分して微分器66を通じて得られる変換後角速度ωvgとしてオフセット補償演算部68に出力される。変換後角度θvgは、目標ピニオン角θp*のベースとなる角度である。また、ピニオン角θpは、目標ピニオン角θp*に基づき制御される。このため、変換後角度θvgと、ピニオン角θpとの間にも相関関係がある。すなわち、変換後角度θvgに基づき得られる変換後角速度ωvgは、転舵機構TKの転舵状態として転舵輪16の転舵角θwを反映する値である。
図3に示すように、オフセット補償演算部68は、オフセット量取得処理部71と、演算値切替部72と、オフセット量徐変処理部73とを有している。
具体的には、図4に示すように、オフセット量徐変処理部73は、減少ゲインマップ演算部81と、減少量マップ演算部82と、記憶部83と、下限ガード処理部84と、符号処理部85とを有している。
図5(a)~(c)は、状態FLGが、センサの正常を示す状態FLG1の間の時刻t1のタイミングで、センサの異常を示す状態FLG2に変化する場合を例として、各種の変化態様を示している。以下では、時刻「0」でのオフセット量θofstがゼロ値であること、回転角θa1に対応する操舵角θs(1)と、回転角θa2に対応する操舵角θs(2)とが定常的に所定の角度差aを有して変化していること、車速値Vが一定であることを前提として説明する。
(1)本実施形態では、図5(a)中、実線で示したように、制御状態の切り替え前後で、目標ピニオン角θp*(1)と、目標ピニオン角θp*(2)との間に差があったとしても、こうした差が実際の制御に用いることになる目標ピニオン角θp*の変化として現れることを抑えることができるようになる。つまり、転舵機構TKの運転者が意図しない動きとして現れることを抑えることができる。したがって、運転者の違和感を抑えることができる。
・オフセット量徐変処理部73は、オフセット量θofstが小さくならない状況があっても問題がなければ、下限ガード処理部84の機能を有していなくてもよい。その他、オフセット量徐変処理部73は、オフセット量θofstを基本的に最小量θdmin分ずつ小さくする機能としてもよい。この場合には、減少ゲインマップ演算部81と、減少量マップ演算部82とを削除することができる。また、オフセット量徐変処理部73は、オフセット基礎量θofstbに対してゲインを乗算することでオフセット量θofstを小さくするようにしてもよい。この場合のゲインは、減少ゲインマップ演算部81及び減少量マップ演算部82と同様の状態を考慮してもよい。
・上記実施形態は、転舵モータ41は、例えば、転舵シャフト14の同軸上に転舵モータ41を配置するものや、ボールねじ機構を用いたベルト式減速機を介して転舵シャフト14に連結するものを採用してもよい。
14…転舵シャフト
16…転舵輪
41…転舵モータ
50…操舵制御装置
50b…転舵側制御部(制御部)
68…オフセット補償演算部
71…オフセット量取得処理部
73…オフセット量徐変処理部
81…減少ゲインマップ演算部
82…減少量マップ演算部
84…下限ガード処理部
331…第1回転角センサ(第1検出装置)
332…第2回転角センサ(第2検出装置)
TK…転舵機構
Claims (4)
- 車両の転舵輪を転舵させるべく転舵シャフトを移動させるための動力となるモータトルクを発生するモータを有する転舵機構を含む操舵装置を制御対象とし、
前記モータのモータトルクを制御するための制御量の目標となる目標制御量を制御する制御部を備え、
前記制御部は、所定条件のもとで得られる第1目標制御量を制御する第1制御状態と、前記第1目標制御量とは異なる条件のもとで得られる第2目標制御量を制御する第2制御状態とを含む複数の制御状態を切り替えることができるなかで、前記制御状態が切り替えられた後、切り替え後の前記制御状態で制御する切り替え後の前記目標制御量を、切り替え前の前記制御状態で制御する切り替え前の前記目標制御量側にずらすように補償するオフセット補償演算部を含み、
前記オフセット補償演算部は、
前記制御状態が切り替えられる際、切り替え前後の前記目標制御量の差分を、前記補償を通じてずらす量であるオフセット量として取得するオフセット量取得処理部と、
前記オフセット量取得処理部が取得した前記オフセット量が徐々に小さくなるように変化させるオフセット量徐変処理部と、を有することを特徴とする操舵制御装置。 - 前記第1目標制御量は、第1検出装置で検出される第1状態変数を用いる条件のもとで演算され、
前記第2目標制御量は、第2検出装置で検出される第2状態変数を用いた条件のもとで演算され、
前記第1検出装置と、前記第2検出装置とは、検出対象を同一とするなかで独立した状態変数をそれぞれ検出する冗長化された検出装置である請求項1に記載の操舵制御装置。 - 前記オフセット量徐変処理部は、前記車両の走行状態及び前記転舵機構の転舵状態の少なくともいずれかに基づいて、前記オフセット量を小さくするための減少量を変化させる請求項1又は請求項2に記載の操舵制御装置。
- 前記オフセット量徐変処理部は、前記オフセット量が存在する場合、前記車両の走行状態及び前記転舵機構の転舵状態に関係なく、前記オフセット量を少なくとも最小量分は小さくするための下限ガード処理部を有する請求項3に記載の操舵制御装置。
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