JP2022033094A - 修理支援システム、プログラム - Google Patents

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次郎 高橋
Jiro Takahashi
俊徳 笹谷
Toshinori Sasaya
淳平 川崎
Jumpei Kawasaki
裕一郎 田中
Yuichiro Tanaka
詠詩朗 加藤
Eishiro Kato
優太 蒔苗
Yuta Makinae
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Abstract

【課題】故障部位を精度高く推定することができる修理支援システム等を提供する。【解決手段】機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該機器の故障部位とを紐付けた修理情報を記憶する記憶部22と、修理依頼の情報を受け付ける受信部211と、受信部211が受け付けた当該修理依頼があった機器に関する当該第1情報及び当該第2情報と、記憶部22に記憶された当該修理情報とに基づいて、当該機器の当該故障部位を推定する推定部214と、を備えることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、修理支援システム、プログラムに関する。
近年、機器の修理を支援するための技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載された技術は、以下のように構成されている。すなわち、顧客に対して、顧客情報データベース等から得られる顧客情報と修理情報データベース等から得られる修理情報とを用いて顧客要求の確認処理をし、部品情報データベースから得られる部品情報とマスターデータベースから得られる故障診断に関する情報とを用いて対象機器の故障診断処理を行うと共に、料金情報データベースから得られる料金情報を用いて顧客からの修理の受付処理を行う故障診断修理依頼サイトを提供する。
特開2002-358383号公報
一般的に、修理を行う業者が修理を行うために、修理対象の機器がある所へ出向く際には、故障部位を推定しておくことが望ましい。修理する際に必要な道具や、故障した部品と取り換えるための部品等を持っていくことで、1回の訪問で修理を完了することができるためである。それゆえ、故障部位を精度高く推定することができることが望ましい。
本発明は、故障部位を精度高く推定することができる修理支援システム等を提供することを目的とする。
かかる目的のもと完成させた本発明は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該機器の故障部位とを紐付けた修理情報を記憶する記憶部と、修理依頼の情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する推定部と、を備えることを特徴とする修理支援システムである。
ここで、前記推定部にて推定された前記故障部位から故障部品を予測する予測部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部を有しても良い。
また、前記故障部品の次に故障する二次故障部品を予測する二次予測部をさらに有し、前記導出部は、前記故障部品と前記二次故障部品の修理に要する合計費用を導き出しても良い。
また、前記故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部を有しても良い。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けて記憶された当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶する記憶部と、修理依頼の情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記学習済みモデルとにより当該機器の故障部位を推定する推定部と、を備えることを特徴とする修理支援システムである。
ここで、前記推定部にて推定された前記故障部位から故障部品を予測する予測部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理が完了するまでの時間を導き出す時間導出部を有しても良い。
また、前記故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部を有しても良い。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該機器の故障部位とを関連付けた修理情報を記憶部に記憶する機能と、修理依頼の情報を受け付ける機能と、受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、を実現させるプログラムである。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けられた当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶部に記憶する機能と、修理依頼の情報を受け付ける機能と、受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記学習済みモデルとに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、を実現させるプログラムである。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の故障部位を記憶部に記憶する機能と、前記故障部位が故障した際の前記機器の症状を、当該故障部位と関連付けて前記記憶部に記憶する機能と、前記記憶部に記憶された前記機器の症状と、前記記憶部に記憶された前記故障部位のうち当該症状の原因となった当該故障部位との関係をニューラルネットワークに機械学習させることで学習済みモデルを作成する作成機能と、前記症状を受信した場合、前記学習済みモデルを利用して、当該症状の原因となった前記故障部位を推定する推定機能と、を実現させるプログラムである。
ここで、前記作成機能は、前記ニューラルネットワークの入力層に、前記症状及び前記機器の製品名に関する第1情報と、前記機器の品質に関する情報又は当該機器の所有者の情報の少なくともいずれかの第2情報とを入力し、当該ニューラルネットワーク出力層に前記故障部位を与え、前記推定機能は、修理依頼の対象機器の製品名及び症状と、当該修理依頼をしてきた顧客に関する情報と、前記学習済みモデルとを用いて前記故障部位を推定しても良い。
本発明によれば、故障部位を精度高く推定することができる修理支援システム等を提供することができる。
第1の実施形態に係る修理支援システムの概略構成の一例を示す図である。 情報処理装置の概略構成の一例を示す図である。 (a)は、表示部に表示された顧客検索画面の一例を示す図である。(b)は、表示部に表示された顧客確認画面の一例を示す図である。 表示部に表示された推定依頼画面の一例を示す図である。 サーバ装置の概略構成の一例を示す図である。 記憶部が記憶する修理情報の一例を示す図である。 記憶部に記憶された二次情報の一例を示す図である。 情報処理装置の表示部に表示された推定結果画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るサーバ装置の概略構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る修理支援システム1の概略構成の一例を示す図である。
修理支援システム1は、顧客から修理の依頼を受け付けるメンテナンス業者Mが有する情報処理装置10と、情報処理装置10からの要求に応じて依頼された修理対象の機器の故障部位の推定等を行うサーバ装置20とを備えている。また、修理支援システム1は、顧客に関する情報を記憶するデータベースサーバ40を備えている。
メンテナンス業者Mは、複数存在する。各メンテナンス業者Mには、担当する地域Rが割り当てられており、担当する地域Rに居住する顧客から、当該顧客が有する機器の故障に対する修理の依頼が来る。本実施形態においては、機器は、ガスを燃料として燃焼等をさせ、使用されるガス機器であることを例示する。ただし、機器は、電気を燃料とする電気機器、水道機器であっても良い。
情報処理装置10、サーバ装置20及びデータベースサーバ40は、ネットワーク5を介して互いに通信を行うことが可能となっている。ネットワーク5は、装置間のデータ通信に用いられる通信ネットワークであれば特に限定されず、例えばインターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)であることを例示することができる。データ通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。
(データベースサーバ40)
データベースサーバ40は、顧客に関する情報を記憶する記憶部41を有する。顧客に関する情報としては、顧客番号、氏名、住所、住居の築年数、所有機器に関する情報、契約情報(例えば床暖房を契約しているか等の情報)であることを例示することができる。
所有機器に関する情報は、所有機器自体の情報、当該機器の品質に関する情報、当該機器の使用環境に関する情報、当該機器の使用頻度に関する情報であることを例示することができる。
所有機器自体の情報は、製品名(例えば、給湯器、ガスコンロ)、メーカ名、型名、製造年、設置年数であることを例示することができる。
品質に関する情報は、修理履歴、当該機器の内部に設けられたメモリに記憶されたエラー発報履歴であることを例示することができる。
使用環境に関する情報は、設置状況情報、過去の気象情報であることを例示することができる。設置状況情報は、当該機器が設置されている場所についての情報であり、マンション等の集合住宅であるのか戸建てであるのかの情報や、屋外に設置されているのか室内に設置されているのかの情報や、共用廊下に設置されているのか等の情報であることを例示することができる。過去の気象情報は、例えば落雷や台風があったか否かの情報であることを例示することができる。
使用頻度に関する情報は、1日当たりの当該機器の使用時間や使用回数、他設備保有情報、機器内部情報であることを例示することができる。他設備保有情報は、IH、太陽光発電、床暖房を保有しているか否かの情報である。機器内部情報は、当該機器の内部に設けられたメモリ等の記憶部に記憶された情報である。例えば、機器内部情報は、積算運転時間又は通電時間、モード(例えばECOモード)別の燃焼時間や燃焼回数、モード別の点火リトライ回数、モード別の着火回数であることを例示することができる。
(情報処理装置10)
図2は、情報処理装置10の概略構成の一例を示す図である。
情報処理装置10は、装置全体を制御する制御部11と、データ等の記憶に用いられる記憶部12と、操作受付画面や画像の表示に使用される表示部13と、ユーザの入力操作を受け付ける操作部14と、外部装置との通信に用いられる通信部15とを備えている。これら制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信部15は、バス16にて接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)(不図示)、ROM(Read Only Memory)(不図示)、RAM(Random Access Memory)(不図示)により構成される。ROMには、CPUにより実行される基本プログラム(オペレーションシステム)や各種の設定等が記憶されている。CPUは、RAMを作業エリアに使用し、ROMや記憶部12から読み出したアプリケーションプログラムを実行する。CPUがプログラムを実行することにより、情報処理装置10の各部が制御される。
記憶部12は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置であることを例示することができる。
表示部13は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであることを例示することができる。
操作部14は、キーボード、ボタン、スイッチ、タッチパネルであることを例示することができる。
通信部15は、通信インターフェース(通信I/F)であることを例示することができる。
以上のように構成された情報処理装置10は、ノートPC、デスクトップPC、タブレットPC、タブレット端末、携帯情報端末(PDA)、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)等であることを例示することができる。
制御部11は、サーバ装置20やデータベースサーバ40等の外部装置から送信されてきた情報を受信する受信部111と、データベースサーバ40から、顧客に関する情報を取得する取得部112と、表示部13を制御する表示制御部113とを有している。また、制御部11は、受信部111が受信した修理の依頼に関して、顧客に請求する費用、修理が完了するまでの期間等の情報を導き出す導出部114と、サーバ装置20やデータベースサーバ40等の外部装置に対して情報を送信する送信部115とを有している。
受信部111は、ネットワーク5を介して、顧客から、修理の依頼を受信する。受信部111は、例えば、顧客からの修理の依頼を、メール、又は、メンテナンス業者Mが提供するwebサイトへの書き込み等により受信することを例示することができる。受信部111は、修理の依頼を受信する際に、修理の対象となる機器の製品名や症状(例えば、お湯が出ない)等の情報の提供を受けるとともに、顧客によりメールやwebサイトに書き込まれたその他の情報も受信する。その他の情報は、機器毎に設定されているエラーコード、故障発生タイミング、使用可能な機能、異常音のイメージ、におい、であることを例示することができる。また、その他の情報は、湯温、湯量、気温、風量等の触感情報であることを例示することができる。なお、受信部111が受けた修理の依頼には、電話にてメンテナンス業者Mの従業員が顧客から受けた修理の依頼を、操作部14を介して入力したものも含まれる。
また、受信部111は、サーバ装置20から、故障部位や予測した故障部品についての情報を受信する。
表示制御部113は、ユーザによる操作部14を介した操作に基づいて、受信部111が受信した情報等を表示部13に表示させる。
また、表示制御部113は、ユーザによる操作部14を介した操作に基づいて、修理対象の機器の故障部位の推定依頼に関する画面を表示部13に表示させる。
図3(a)は、表示部13に表示された顧客検索画面120の一例を示す図である。図3(b)は、表示部13に表示された顧客確認画面130の一例を示す図である。
図4は、表示部13に表示された推定依頼画面140の一例を示す図である。
表示制御部113は、ユーザが操作部14を介して、予め定められた操作を行った場合には、図3(a)に例示した顧客検索画面120を表示部13に表示させる。表示制御部113は、顧客検索画面120に、顧客の氏名を入力するための氏名入力欄121を表示させる。また、表示制御部113は、顧客検索画面120に、検索の実行を受け付ける「検索実行」と記載された検索実行画像122を表示させる。
表示制御部113は、顧客検索画面120において、修理を依頼してきた顧客の氏名が入力されて検索実行画像122が押され、検索指示が行われた後に、取得部112がデータベースサーバ40から当該氏名の顧客に関する情報を取得した場合には、図3(b)に例示した顧客確認画面130を表示部13に表示させる。表示制御部113は、顧客確認画面130に、顧客の氏名とともに、取得部112がデータベースサーバ40から取得した、当該氏名に関連付けて記憶された住所を表示させる。表示制御部113は、顧客確認画面130に、故障部位の推定を受け付ける「故障推定」と記載された故障推定画像131を表示させる。
なお、検索実行画像122を押すとは、検索実行画像122にカーソルが合わせられた状態でマウスの左ボタンを押すこと、言い換えればクリックすること、又は、タッチパネル上に表示された検索実行画像122を指で触ることを例示することができる。他の画像を押す場合も同様である。
表示制御部113は、顧客確認画面130に表示された故障推定画像131が押された場合には、図4に例示した推定依頼画面140を表示部13に表示させる。表示制御部113は、推定依頼画面140に、顧客の氏名や住所とともに、取得部112がデータベースサーバ40から取得した顧客に関する情報を表示させる。例えば、表示制御部113は、当該顧客の所有機器に関する情報の一部である、製品名、メーカ名、型名、製造年を表示させる。また、表示制御部113は、推定依頼画面140における、各製品名の情報の横に、当該製品の故障部位の推定を受け付ける「推定実施」と記載された推定実施画像141を表示させる。また、表示制御部113は、推定依頼画面140における、取得部112が取得した所有機器一覧の下方に、製品名、メーカ名、型名、製造年を入力するための製品情報入力欄142を表示させる。また、表示制御部113は、推定依頼画面140に、修理の対象となる機器の製品名及び症状やエラーコード等、修理の依頼を受けた際に取得した用件を入力するための受付情報入力欄145を表示させる。なお、表示制御部113は、取得部112がデータベースサーバ40から所有機器に関する情報を取得しなかった場合には、推定依頼画面140に、所有機器に関する情報及び推定実施画像141を表示せずに、製品情報入力欄142を表示させる。
取得部112は、顧客検索画面120の氏名入力欄121に氏名が入力されて、検索実行画像122が押された場合に、データベースサーバ40から、当該氏名に関連付けて記憶された住所を取得する。ただし、取得部112は、データベースサーバ40に当該氏名が記憶されていなかった場合には、記憶されていない旨の情報を取得する。
また、取得部112は、顧客確認画面130に表示された故障推定画像131が押された場合に、データベースサーバ40から、顧客確認画面130に表示された氏名及び住所に関連付けて記憶された所有機器に関する情報を取得する。ただし、取得部112は、データベースサーバ40に当該氏名及び住所に関連付けて所有機器に関する情報が記憶されていなかった場合には、記憶されていない旨の情報を取得する。
メンテナンス業者Mの従業員である情報処理装置10のユーザは、顧客検索画面120の氏名入力欄121に、修理を依頼してきた顧客の氏名を入力するとともに、検索実行画像122を押す。そして、ユーザは、顧客確認画面130に氏名及び住所が表示された場合には、これらの氏名及び住所が正しいことを確認して、故障推定画像131を押す。そして、ユーザは、推定依頼画面140に表示された複数の製品の中に今回の修理対象の機器がある場合には、当該機器の情報の横に表示された推定実施画像141を押して、サーバ装置20に対して推定の依頼を行う。推定実施画像141を押す前に、ユーザは、推定依頼画面140に表示された受付情報入力欄145に、製品名及び症状等に関する情報を入力する。なお、ユーザは、推定依頼画面140に表示された複数の製品の中に今回修理対象の機器がない場合、あるいは、推定依頼画面140に製品が表示されなかった場合には、製品情報入力欄142に、わかる範囲で、メーカ名、型名、製造年等の情報を入力して、推定実施画像141を押す。
送信部115は、推定依頼画面140に表示された一の製品名の情報の横に表示された推定実施画像141が押された場合に、当該製品の故障部位を推定することの依頼を、サーバ装置20に対して送信する。その際、送信部115は、推定依頼画面140に表示された受付情報入力欄145に入力された製品名及び症状に関する情報を送信する。また、送信部115は、取得部112がデータベースサーバ40から取得した、当該機器に関する情報や修理を依頼してきた顧客に関する情報を送信する。
導出部114については後で詳述する。
(サーバ装置20の構成)
図5は、サーバ装置20の概略構成の一例を示す図である。
サーバ装置20は、装置全体を制御する制御部21と、データ等の記憶に用いられる記憶部22と、操作受付画面や画像の表示に使用される表示部23と、ユーザの入力操作を受け付ける操作部24と、外部装置との通信に用いられる通信部25とを備えている。これら制御部21、記憶部22、表示部23、操作部24、通信部25は、バス26にて接続されている。
制御部21は、CPU(不図示)、ROM(不図示)、RAM(不図示)等を有している。
記憶部22は、半導体メモリやHDD等の記憶装置であることを例示することができる。
表示部23は、静止画像や動画像等を表示するディスプレイ装置である。液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであることを例示することができる。
操作部24は、ユーザからの操作を受け付ける入力装置である。ボタン、スイッチ、タッチパネルであることを例示することができる。
通信部25は、通信インターフェース(通信I/F)であることを例示することができる。
制御部21のROMには、CPUにより実行される基本プログラム(オペレーションシステム)や各種の設定等が記憶されている。CPUは、RAMを作業エリアに使用し、ROMや記憶部22から読み出したアプリケーションプログラムを実行する。CPUがプログラムを実行することにより、以下に述べる、制御部21の機能が実現される。
制御部21は、情報処理装置10等の外部装置から送信されてきた情報を受信する受信部211と、情報処理装置10等の外部装置に情報を送信する送信部212とを有している。また、制御部21は、故障部位を推定する推定部214と、推定部214が推定した故障部位から、故障したであろう故障部品を予測する予測部215とを有している。また、制御部21は、予測部215が予測した故障部品の次に故障する部品(以下、次に故障する部品を、「二次故障部品」と称する場合がある。)を予測する二次予測部216を有している。
(受信部211)
受信部211は、情報処理装置10から送信されてきた情報を受信する。例えば、受信部211は、メンテナンス業者Mが受けた修理依頼の情報、その修理に対してメンテナンス業者Mが対処した内容の情報等を受信する。そして、受信部211は、受信した修理に関する修理情報を記憶部22に記憶する。
また、受信部211は、情報処理装置10から送信されてきた、メンテナンス業者Mからの故障部位の推定の依頼を受ける。
図6は、記憶部22が記憶する修理情報の一例を示す図である。
記憶部22には、情報処理装置10から送られてきた、メンテナンス業者Mが行った機器の修理に関する情報が記憶されている。
修理情報として、図6に示すように、修理を受け付けた受付番号、受付日、修理完了日、故障した機器の製品名、症状、メーカ名、型名、顧客に関する情報、メンテナンス業者Mの番号、経過年数、故障診断シートの情報、使用可能な機能、故障部位、故障部品、対処内容、故障原因、修理費用等が関連付けて記憶されている。その他、修理情報として、故障した機器の異常音のイメージ、におい、湯温、湯量、気温、風量等の触感情報が関連付けて記憶されていても良い。
ここで、顧客番号は、各顧客に対して付与された番号であり、当該番号に関連付けて当該顧客の氏名、住所、電話番号等が記憶されている。
顧客に関する情報は、上述した、データベースサーバ40が記憶する顧客に関する情報と同様に、顧客番号、氏名、住所、住居の築年数、所有機器に関する情報、契約情報であることを例示することができる。
メンテナンス業者Mの番号は、各メンテナンス業者Mに対して付与された番号であり、当該番号に関連付けて当該メンテナンス業者Mが担当する地域Rが記憶されている。
経過年数は、当該機器を使用し始めてから経過した年数である。なお、当該機器を製造した日から経過した年数も記憶しても良い。
故障診断シートの情報は、リモコンに表示される番号の情報であることを例示することができる。あるいは、故障診断シートに記載された、例えば、燃焼ファン異常、機能停止等の故障内容であっても良い。
故障部位は、実際に故障した部位であり、例えば、給湯器本体内部の熱発生部分、リモコン、点火部等であることを例示することができる。
故障部品は、故障した部品の意味であり、例えば、ファンモータ、電装基盤、熱交換器であることを例示することができる。
対処内容は、故障に対して行った処理の内容であり、例えば、故障した部品を交換した部品交換、故障した機器を新たな機器に替えた買い替え、部品を交換することなく当該部品の位置を正しい位置にした取り付け直し、部品を交換することなく当該部品を修理した修理等であることを例示することができる。
故障原因は、故障が生じた原因として考えられる原因が記憶されている。例えば、雷により故障したのであれば雷、台風により故障したのであれば台風、単に劣化したのであれば経年劣化、取り付け方が悪かったのであれば取付不良等と記憶されている。これらは、実際に修理を行ったときに修理を行った者が把握した原因であることを例示することができる。
その他、記憶部22は、機器毎に、メーカ名、型名、単価、その型名の機器が有する部品の名称、当該部品のメーカ名、型名、単価、在庫の有無、在庫がない場合の発注から納品までに必要な日数等が記憶されている。
(推定部214)
推定部214は、受信部211が受信した、情報処理装置10の送信部115が送信してきた修理対象の機器の製品名及び症状に関する情報、当該機器に関する情報、及び、修理を依頼してきた顧客に関する情報と、記憶部22に記憶された修理情報とに基づいて、故障部位を推定する。
ここで、同一のメーカ名及び型式の機器である場合には、最初に故障する部位、2番目、3番目に故障する部位が同じになる傾向がある。それゆえ、推定部214は、修理対象の機器のメーカ名及び型式や修理履歴等の情報と、記憶部22に記憶された修理情報に含まれる当該機器の故障部位の情報とを用いて、故障部位を推定することが可能になる。例えば、推定部214は、修理対象の機器と同一のメーカ名及び型式の機器に関連付けて記憶部22の修理情報に記憶されている故障部位の数をカウントするとともに、カウント数が最も多い故障部位を、今回の故障部位として推定することを例示することができる。なお、推定部214は、カウント数が多い故障部位の順に、今回の故障部位である確率が高いと推定しても良い。
また、例えば最初に故障する部位が故障するまでの当該機器の合計の使用時間又は合計の使用回数が同一となる傾向がある。そして、例えば最初に故障する部位が故障するまでの合計の使用時間又は合計の使用回数に到達するタイミングは、顧客の1日当たりの使用時間又は使用回数、他設備保有情報等に依存する。例えば、1日当たりの使用時間又は使用回数が多いほど、最初に故障する部位が故障するまでの合計の使用時間又は合計の使用回数に到達するタイミングが早くなる。それゆえ、推定部214は、顧客に関する情報を用いて合計の使用時間又は合計の使用回数を推測するとともに、修理対象の機器と同一のメーカ名及び型式の機器に関連付けて記憶部22の修理情報に記憶されている、推測した合計の使用時間又は合計の使用回数に対応する故障部位の数をカウントする。そして、推定部214は、カウント数が最も多い故障部位を、今回の故障部位として推定することを例示することができる。なお、推定部214は、カウント数が多い故障部位の順に、今回の故障部位である確率が高いと推定しても良い。
なお、例えば、最初の故障を修理したときに、積算運転時間又は通電時間、モード別の燃焼時間や燃焼回数、モード別の点火リトライ回数、モード別の着火回数等の機器内部情報を取得することができるので、当該機器の合計の使用時間又は合計の使用回数を精度高く把握することが可能となる。
また、例えば、暴風、豪雨、豪雪、洪水、地震、津波、噴火、雷等の特異な自然現象が生じた場合には、機器が故障する確率が高くなる。特に、屋外にある給湯器は、特異な自然現象の影響を受け易い。例えば、台風により暴風及び豪雨が生じた場合には、給湯器排気口から内部に雨水が浸入してしまう可能性がある。また、雷が落ちると、電装基盤が故障してしまう可能性がある。
それゆえ、推定部214は、気象情報をも考慮して推定することで精度高く故障部位を推定することが可能となる。推定部214は、受信部211が受け付けた修理依頼の中に気象情報が含まれる場合には、当該気象情報を用いて推定することができる。なお、修理依頼の中に気象情報が含まれない場合もあることから、推定部214は、自ら気象情報を取得しても良い。例えば、受信部211は、例えばネットワーク5を介して、定期的に気象情報を取得するとともに、取得した気象情報を記憶部22に記憶する。記憶部22は、例えば過去1か月分の気象情報を記憶しておく。そして、推定部214は、記憶部22に記憶されている気象情報から、修理の依頼の受付日よりも前の、修理対象の機器がある地域の気象情報を取得するとともに、取得した気象情報を用いて故障部位を推定すると良い。
上述したように、推定部214は、修理対象の機器のメーカ名及び型式と同一の機器、使用履歴、気象情報等の各情報を指標として、指標毎に故障部位を推定することを例示することができる。
また、推定部214は、記憶部22に予め記憶された、修理対象の機器のメーカ名及び型式、症状、使用履歴、気象情報等をパラメータとする多次元マップや予め定められた関数に基づいて、故障部位を推定しても良い。あるいは、修理対象の機器を構成する部位毎に、今回の故障部位である確率を推定しても良い。
(予測部215)
予測部215は、記憶部22に記憶された修理情報に基づいて、推定部214が推定した故障部位から、故障したであろう故障部品を予測する。記憶部22には、故障部位に関連付けて故障部品が記憶されている。予測部215は、例えば、推定部214が推定した故障部位に関連付けて記憶部22に記憶されている各故障部品の数をカウントするとともに、最もカウント数が多い故障部品を、今回の故障部品として予測することを例示することができる。なお、予測部215は、カウント数が多い故障部品の順に、今回の故障部品である確率が高いと予測しても良い。
予測部215は、経過年数を考慮して故障部品を予測しても良い。例えば、顧客が修理の依頼をする際に対象機器の経過年数の情報を提供している場合には、予測部215は、例えば、推定部214が推定した故障部位に関連付けて記憶部22に記憶されている故障部品の内、その経過年数が、提供を受けた対象機器の経過年数以上である故障部品の数をカウントするとともに、最もカウント数が多い故障部品を、今回の故障部品として予測することを例示することができる。これにより、予測精度を高めることができる。
なお、予測部215は、推定部214が推定した故障部位に関連付けて記憶部22に記憶されている各故障部品の数をカウントするとともに、カウント数が多い故障部品の順に、今回の故障部品である確率が高いと予測しても良い。
(二次予測部216)
図7は、記憶部22に記憶された二次情報の一例を示す図である。
二次予測部216は、予測部215が予測した故障部品と、記憶部22に記憶された図7に例示した二次情報とに基づいて、二次故障部品を予測する。二次情報は、機器毎に、故障部品と、当該故障部品の次に故障した部品(二次故障部品)とを関連付けて記憶した情報である。二次情報には、故障部品の名称、メーカ名、型名、当該故障部品の修理依頼の受付日、修理日が含まれる。また、二次情報には、二次故障部品の修理依頼の受付日、故障部品の修理依頼の受付日から二次故障部品の修理依頼の受付日までの経過日数、1日当たりの使用時間及び使用回数が含まれる。
二次予測部216は、先ず、予測部215が予測した故障部品を有する機器のメーカ名や型名が同一である機器についての二次情報を選択する。その後、二次予測部216は、二次情報として記憶されている、当該故障部品の次に故障した部品である各二次故障部品の数をカウントするとともに、最もカウント数が多い二次故障部品の順に、今回の故障部品の次に故障する確率が高い二次故障部品として予測する。
また、二次予測部216は、二次故障部品が故障する時期を予測する。故障する時期は、故障する日、週、又は、月であることを例示することができる。記憶部22には、予測部215が予測した故障部品の故障を受け付けた受付日から二次故障部品の故障を受け付けた受付日までの経過日数が記憶されている。そのため、二次予測部216は、今回の故障を受け付けた受付日に、当該経過日数の平均値を加算することにより得た日を、二次故障部品が故障する時期として予測することを例示することができる。また、二次予測部216は、今回の故障を受け付けた受付日に当該経過日数の平均値を加算することにより得た日が属する週又は月を、二次故障部品が故障する時期として予測することを例示することができる。
また、二次予測部216は、二次故障部品が故障する時期を予測する際に、顧客の1日当たりの使用時間又は使用回数を考慮しても良い。例えば、記憶部22に、経過日数の平均値の算出に用いた顧客の1日当たりの使用時間又は使用回数が記憶されている場合には、1日当たりの使用時間又は使用回数の平均値を算出する。そして、二次予測部216は、この1日当たりの使用時間又は使用回数の平均値にて今回の顧客の1日当たりの使用時間又は使用回数を除算した係数α(=今回の顧客の1日当たりの使用時間又は使用回数/1日当たりの使用時間又は使用回数の平均値)を、上記経過日数の平均値に除算することにより得た値を、今回の故障を受け付けた受付日に加算することにより得た日、週、又は、月を、二次故障部品が故障する時期として予測する。つまり、二次予測部216は、以下の式(1)を用いて故障予想日を算出する。そして、二次予測部216は、故障予想日、当該故障予想日が属する週又は月を、二次故障部品が故障する時期として予測することを例示することができる。
故障予想日=受付日+経過日数の平均値/α・・・(1)
(送信部212)
送信部212は、推定部214が推定した故障部位、予測部215が予測した故障部品、二次予測部216が予測した二次故障部品の情報を含んだ推定結果情報を、情報処理装置10に送信する。言い換えれば、送信部212は、情報処理装置10が表示部13に後述する推定結果画面150を表示可能な情報を情報処理装置10に対して送信する。
(情報処理装置10の制御部11の表示制御部113及び導出部114)
図8は、情報処理装置10の表示部13に表示された推定結果画面150の一例を示す図である。図8には、故障部位として考えられる部位を、確率が高い順に示した場合を例示している。
情報処理装置10の表示制御部113は、サーバ装置20から受信した推定結果情報を表示した推定結果画面150を表示部13に表示する。表示制御部113は、推定結果画面150に、故障していると推定される部位と、当該部位が故障している確率(以下、「部位確率」と称する場合がある。)とを、当該確率が高い順に複数(図8においては3位まで)表示する。図8に例示した推定結果画面150においては、燃焼ファンが故障している確率が55.8%、ガス圧力調整が故障している確率が18.3%、電装基盤が故障している確率が9.5%であることを示している。
また、表示制御部113は、推定結果画面150に、故障していると推定される部位毎に、当該部位を構成する部品の内、予測部215が故障していると予測した部品と、当該部品が故障している確率(以下、「部品確率」と称する場合がある。)とを、当該確率が高い順に複数(図8においては3位まで)表示する。図8に例示した推定結果画面150においては、燃焼ファンを構成する部品の内、ファンモータが故障している確率が80%、ファンが故障している確率が42%、部品Aが故障している確率が18%であることを示している。
さらに、表示制御部113は、推定結果画面150に、予測部215が故障していると予測した部品毎に、当該部品が故障している総確率(=部位確率×部品確率)を、推定結果画面150に表示する。表示制御部113は、図8に示すように、総確率の値を長方形の長さで表現する。
また、表示制御部113は、部位確率が低い順位の部位を表示するための、矢印の形状をしたスクロールアイコン151と、部品確率が低い順位の部品を表示するための、矢印の形状をしたスクロールアイコン152とを表示する。表示制御部113は、スクロールアイコン151が押された場合には、部位確率が低い部位を表示する。また、表示制御部113は、スクロールアイコン152が押された場合には、部品確率が低い部品を表示する。
また、図示はしていないが、表示制御部113は、推定結果画面150又は推定結果画面150から遷移する画面に、二次予測部216が予測した二次故障部品を表示する。また、表示制御部113は、制御部11の導出部114が導出した、後述する修理費用や修理が完了するまでの期間を、推定結果画面150又は推定結果画面150から遷移する画面に表示する。
(情報処理装置10の制御部11の導出部114)
次に、情報処理装置10の制御部11の導出部114について説明する。
導出部114は、予測部215が予測した故障部品の修理に要する修理費用を導き出す。導出部114は、受信部111が受信した、予測部215が予測した故障部品を取り外して新たに取り付ける新規部品の単価、当該新規部品を取り付ける作業を行うのに要する作業費用等を考慮して、修理費用を導き出す。導出部114は、予め定められた式に、新規部品の単価や作業費用を代入することにより修理費用を導き出すことを例示することができる。
なお、導出部114は、新規部品の単価を、ネットワーク5を介してサーバ装置20から取得しても良いし、予め記憶部12に記憶しておき、記憶部12から取得しても良い。サーバ装置20から取得する場合には、サーバ装置20は、推定結果情報の中に、予測部215が予測した故障部品の名称とともに当該故障部品の単価を含ませると良い。また、導出部114は、情報処理装置10とネットワーク5を介して接続された部品管理サーバ(不図示)から、新規部品の単価を取得しても良い。作業費用は、故障部位毎に定められていることを例示することができる。例えば、故障部位が機器の奥まった箇所にある場合には、修理作業に要する時間が長くなるため作業費用が高くなる。
また、導出部114は、予測部215が予測した故障部品の修理が完了するまでの期間を導き出す。導出部114は、例えば、予測部215が予測した故障部品の情報を受信部111が受信した日から、修理を行うメンテナンス業者Mが新規部品を取得する日までの日数に、新規部品取得日から修理作業を行うことが可能な日までの日数を加算することにより得た日数を、当該期間として導き出すことを例示することができる。
なお、導出部114は、新規部品を取得する日までの日数を、ネットワーク5を介して、サーバ装置20又は上記部品管理サーバ(不図示)から取得しても良いし、予め記憶部12に記憶しておき、記憶部12から取得しても良い。サーバ装置20から取得する場合には、サーバ装置20は、推定結果情報の中に、予測部215が予測した故障部品の名称とともに、当該故障部品の在庫状況に基づく納品予定日を含ませると良い。
修理作業を行うことが可能な日までの日数は、メンテナンス業者Mが新規部品を取得する日の次の日に修理を行う場合には1日である。導出部114は、ネットワーク5を介して接続された、修理員の労務管理を行う労務管理サーバ(不図示)から取得した修理員のスケジュールに基づいて、修理作業を行うことが可能な日を把握して当該日数を把握することを例示することができる。
また、導出部114は、二次予測部216が予測した二次故障部品の修理に要する二次修理費用を導き出す。導出部114は、受信部111が受信した、二次予測部216が予測した二次故障部品を取り外して新たに取り付ける二次新規部品の単価、当該二次新規部品を取り付ける作業を行うのに要する二次作業費用等を考慮して、二次修理費用を導き出す。導出部114は、予め定められた式に、二次新規部品の単価や二次作業費用を代入することにより二次修理費用を導き出すことを例示することができる。なお、二次新規部品の単価は、ネットワーク5を介して、サーバ装置20又は上記部品管理サーバ(不図示)から取得しても良いし、予め記憶部12に記憶しておき、記憶部12から取得しても良い。サーバ装置20から取得する場合には、サーバ装置20は、推定結果情報の中に、二次予測部216が予測した二次故障部品の名称とともに当該二次故障部品の単価を含ませると良い。また、二次作業費用は、二次新規部品毎に定められていることを例示することができる。
また、導出部114は、今回の修理費用と、二次修理費用とを加算することにより、現在使用している機器を使用し続けた場合に将来的に必要となると推定される合計の修理費用を導き出す。
また、導出部114は、現在使用している機器を新しく買い換えた場合の購入費用を導き出す。かかる場合、導出部114は、現在使用している型名と全く同じ型名の商品を購入した場合の費用を導き出すことを例示することができる。ただし、導出部114は、現在使用している型名の商品が販売終了となっている場合には、当該商品の後継商品、又は、現在使用している商品と同じ性能の商品を購入した場合の費用を導き出しても良い。
また、導出部114は、今回の修理の依頼のケースにおいて、他の人がどのぐらいの割合で対象の機器を買い換えているかを導出しても良い。
以上説明したように、導出部114は、二次予測部216が予測した故障部品の修理に要する修理費用、修理が完了するまでの期間、二次故障部品の修理に要する二次修理費用、合計の修理費用、現在使用している機器を新しく買い換えた場合の購入費用等を導き出す。そして、表示制御部113は、導出部114が導き出したこれらの情報を、表示部13に表示させると良い。これにより、メンテナンス業者Mの従業員は、これらの情報を認識することができる。また、メンテナンス業者Mの従業員は、これらの情報を印刷し、顧客に見せることで、顧客に認識させることができる。
以上のように構成された修理支援システム1は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該機器の故障部位とを関連付けた修理情報を記憶する記憶部22を備える。また、修理支援システム1は、修理依頼の情報を受け付ける受付部の一例としての受信部211と、受信部211が受け付けた修理依頼があった機器に関する第1情報及び第2情報と、記憶部22に記憶された修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する推定部214とを備える。この修理支援システム1によれば、機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報を用いて故障部位を推定しない場合よりも故障部位を精度高く推定することができる。その結果、修理依頼を受けたときに、1回の訪問で修理を完了し易くすることができる。
また、修理支援システム1は、推定部214にて推定された故障部位から故障部品を予測する予測部215を有する。この修理支援システム1によれば、故障部品も精度高く推定することができる。その結果、故障した部品の代わりとなる新たな部品を訪問の際に持参することで、1回の訪問で修理を完了し易くすることができる。
また、修理支援システム1は、予測部215が予測した故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部の一例としての導出部114を有する。この修理支援システム1によれば、精度高い、修理に必要な費用を、顧客に認識させることが可能になる。これにより、1回目の訪問の際に、例えば、故障した部品を修理する場合の費用と、故障した機器を新たな機器に買い替える場合の費用とを比較し易くすることができる。
また、修理支援システム1は、予測部215が予測した故障部品の修理が完了するまでの時間を導き出す時間導出部の一例としての導出部114を有する。この修理支援システム1によれば、精度高い、修理が完了するまでの時間を、顧客に認識させることが可能になる。これにより、例えば、予測部215が予測した故障部品の代わりとなる新たな部品の在庫がなく、1回目の訪問の際に新たな部品を持参することができない場合でも、故障部位の修理が完了するまでの時間と、故障した機器を新たな機器に買い替えて使用可能となるまでの時間とを比較し易くすることができる。
また、修理支援システム1は、故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部216を有する。この修理支援システム1によれば、将来的に発生する故障をも考慮して、今回の故障の修理を完了するか、故障した機器を新たな機器に買い替えるかを選択し易くすることができる。
また、上述した修理支援システム1においては、情報処理装置10がサーバ装置20に対して故障部位等の推定を依頼しているが、特にかかる態様に限定されない。例えば、情報処理装置10の制御部11が、サーバ装置20の記憶部22に記憶された修理情報を取得して記憶部12に記憶するとともに、制御部11が、記憶部12に記憶された修理情報を用いて、故障部位等の推定や故障部品等の予測を行っても良い。つまり、情報処理装置10の制御部11が、制御部21の推定部214、予測部215、二次予測部216の機能を有しても良い。かかる場合には、情報処理装置10は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該機器の故障部位とを関連付けた修理情報を記憶する記憶部12を備える。また、情報処理装置10は、修理依頼の情報を受け付ける受付部の一例としての受信部111と、受信部111が受け付けた修理依頼があった機器に関する第1情報及び第2情報と、記憶部12に記憶された修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する制御部11とを備える。
以上説明したサーバ装置20が行う処理は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現することができる。この場合、サーバ装置20の制御部21のCPUが、サーバ装置20の各機能を実現するプログラムを実行し、これらの各機能を実現させる。例えば、プログラムを記録した非一時的なコンピュータ読取可能な記録媒体をサーバ装置20に提供し、サーバ装置20のCPUが記録媒体に格納されたプログラムを読み出す。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体、及びそれを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
サーバ装置20の機能を実現するプログラムは、コンピュータに、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該機器の故障部位とを関連付けた修理情報を記憶部22に記憶する機能を実現させる。また、プログラムは、コンピュータに、修理依頼の情報を受け付ける機能と、受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、を実現させる。
このようなプログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを例示することができる。
<第2の実施形態>
図9は、第2の実施形態に係るサーバ装置30の概略構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る修理支援システム2は、上記情報処理装置10及びデータベースサーバ40と、情報処理装置10からの要求に応じて依頼された修理対象の機器の故障部位の推定等を行うサーバ装置30とを備えている。サーバ装置30は、第1の実施形態に係るサーバ装置20に対して、所謂人工知能(AI)を用いて故障部位を推定する点が異なる。以下、サーバ装置30について、主にサーバ装置20と異なる点について説明する。サーバ装置20とサーバ装置30とで、同じ機能を有するものについては同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
サーバ装置30は、装置全体を制御する制御部31と、記憶部32と、表示部23と、操作部24と、通信部25とを備えている。これら制御部31、記憶部32、表示部23、操作部24、通信部25は、バス36にて接続されている。記憶部32は、図6に例示した修理情報及び図7に例示した二次情報を記憶する。
制御部31は、CPU(不図示)、ROM(不図示)、RAM(不図示)等を有している。制御部31は、情報処理装置10等の外部装置から送信されてきた情報を受信する受信部211と、情報処理装置10等の外部装置に情報を送信する送信部212とを有している。また、制御部31は、学習済みモデルを作成する作成部313と、作成部313が作成した学習済みモデルを用いて故障部位を推定する推定部314とを有している。また、制御部31は、推定部314が推定した故障部位から、故障したであろう故障部品を予測する予測部215と、予測部215が予測した故障部品の次に故障する部品を予測する二次予測部216とを有している。
作成部313は、所謂人工知能(AI)を用いて機械学習を行うことで学習済みモデルを作成する。機械学習は、深層学習(ディープラーニング)であることを例示することができる。作成部313は、記憶部32に記憶された修理情報を用いて、学習済みモデルを作成する。その際、作成部313は、入力層に、機器の製品名(例えば、給湯器、ガスコンロ)、症状(例えば、お湯が出ない)、メーカ名、型名、顧客に関する情報、メンテナンス業者Mの番号、経過年数、故障診断シートの情報、使用可能な機能等、記憶部32が記憶する修理情報を入力する。また、作成部313は、出力層に、当該機器の故障部位、例えば、「給湯器本体内部の熱発生部分」という教師データ(正解)を与える。また、作成部313は、入力から適切な解が出力されるように、中間層にあるニューロンの結合の強さ(重み付け)を算出することによって学習済みモデルを作成する。作成部313は、作成した学習済みモデルを記憶部32に記憶する。なお、作成部313は、製品毎(例えば、給湯器毎、ガスコンロ毎)に、学習済みモデルを作成しても良いし、メーカ名及び型名が同一の機器毎に、学習済みモデルを作成しても良い。
推定部314は、メンテナンス業者Mから故障部位の推定の依頼を受けた場合に、学習済みモデルを用いて、受信部211が受信した情報から故障部位を推定する。ここで、情報処理装置10の送信部115は、上述したように、故障部位を推定することの依頼を、推定依頼画面140の受付情報入力欄145に入力された製品名及び症状に関する情報や、取得部112がデータベースサーバ40から取得した顧客に関する情報とともに送信する。そして、受信部211は、送信部115が送信してきた、給湯器等の製品名、お湯が出ない等の症状、顧客に関する情報等を受信する。推定部314は、受信部211が受信した、製品名及び症状に関する情報や顧客に関する情報を学習済みモデルに入力することで故障部位を推定する。なお、推定部314は、修理対象の機器を構成する部位毎に、今回の故障部位である確率を推定しても良い。
なお、推定部314は、情報を学習済みモデルに入力する際には、予め定められた形式のデータに変換した後に入力する。
上述したように、作成部313は、入力層に、顧客に関する情報を入力する。そして、顧客に関する情報は、上述したように、顧客番号、氏名、住所、住居の築年数、所有機器に関する情報、契約情報であることを例示することができる。所有機器に関する情報には、当該機器が設置されている場所についての情報、過去の気象情報等の、当該機器の使用環境に関する情報が含まれる。そして、推定部314が、今回修理を依頼してきた顧客に関する情報であってデータベースサーバ40に記憶されている情報の中に含まれる当該機器が設置されている場所についての情報や過去の気象情報等を学習済みモデルに入力することで故障部位を推定する。これにより、より精度高く故障部位を推定することが可能となる。
また、作成部313が入力層に入力する顧客に関する情報の所有機器に関する情報の中には当該機器の使用頻度や他設備保有情報に関する情報が含まれる。そして、推定部314が、今回修理を依頼してきた顧客の使用頻度や他設備保有情報を学習済みモデルに入力することで故障部位を推定する。これにより、より精度高く故障部位を推定することが可能となる。
また、作成部313が入力層に入力する情報の中には使用可能な機能の情報が含まれる。そして、推定部314が、今回修理対象の機器の使用可能な機能を学習済みモデルに入力することで故障部位を推定する。これにより、より精度高く故障部位を推定することが可能となる。
以上のように構成された修理支援システム2は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けて記憶された当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶する記憶部32を備える。また、修理支援システム2は、修理依頼の情報を受け付ける受付部の一例としての受信部211と、受信部211が受け付けた修理依頼があった機器に関する第1情報及び第2情報と、学習済みモデルとにより当該機器の故障部位を推定する推定部314と、を備える。この修理支援システム2によれば、学習済みモデルにより故障部位を推定しない場合よりも故障部位を精度高く推定することができる。その結果、故障依頼を受けたときに、1回の訪問で修理を完了し易くすることができる。
また、修理支援システム2は、推定部314にて推定された故障部位から故障部品を予測する予測部215を有する。この修理支援システム2によれば、故障部品も精度高く予測することができる。その結果、故障した部品の代わりとなる新たな部品を訪問の際に持参することで、1回の訪問で修理を完了し易くすることができる。
また、修理支援システム2は、予測部215が予測した故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部の一例としての導出部114を有する。この修理支援システム2によれば、精度高い、修理に必要な費用を、顧客に認識させることが可能になる。これにより、1回目の訪問の際に、例えば、故障した部品を修理する場合の費用と、故障した機器を新たな機器に買い替える場合の費用とを比較し易くすることができる。
また、修理支援システム2は、予測部215が予測した故障部品の修理が完了するまでの時間を導き出す時間導出部の一例としての導出部114を有する。この修理支援システム1によれば、精度高い、修理が完了するまでの時間を、顧客に認識させることが可能になる。これにより、例えば、予測部215が予測した故障部品の代わりとなる新たな部品の在庫がなく、1回目の訪問の際に新たな部品を持参することができない場合でも、故障部位の修理が完了するまでの時間と、故障した機器を新たな機器に買い替えて使用可能となるまでの時間とを比較し易くすることができる。
なお、上述した修理支援システム2において、作成部313は、学習済みモデルを、予め定められたタイミングでアップデートすると良い。予め定められたタイミングは、新たな修理情報が記憶部32に記憶されたときであることを例示することができる。その他、予め定められたタイミングは、複数(例えば10個)の新たな修理情報が記憶部32に記憶されたときであっても良い。また、毎日の午前0時、毎月1日の午前0時等、予め定められた時刻であっても良い。
また、上述した修理支援システム2においては、推定部314が、学習済みモデルを用いて故障部位を推定し、予測部215が、推定部314が推定した故障部位から故障部品を予測するが、特にかかる態様に限定されない。例えば、推定部314は、学習済みモデルを用いて故障部品を推定しても良い。かかる場合には、作成部313は、入力層に、機器の製品名、症状、メーカ名、顧客に関する情報、故障診断シートの情報等の情報を入力し、出力層に、当該機器の故障部品、例えば、「電装基盤」、「モータ」という教師データ(正解)を与える。また、作成部313は、入力から適切な解が出力されるように、中間層にあるニューロンの結合の強さ(重み付け)を算出することによって学習済みモデルを作成する。そして、作成部313は、作成した学習済みモデルを記憶部32に記憶すると良い。
また、上述した修理支援システム2においては、情報処理装置10がサーバ装置30に対して故障部位等の推定を依頼しているが、特にかかる態様に限定されない。例えば、情報処理装置10の制御部11が、サーバ装置30の記憶部32に記憶された学習済みモデルを取得して記憶部12に記憶するとともに、制御部11が、記憶部12に記憶された学習済みモデルを用いて、故障部位等の推定や故障部品等の予測を行っても良い。つまり、情報処理装置10の制御部11が、制御部31の推定部314、予測部215、二次予測部216の機能を有しても良い。かかる場合には、情報処理装置10は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けて記憶された当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶する記憶部12を備える。また、情報処理装置10は、修理依頼の情報を受け付ける受付部の一例としての受信部111と、受信部111が受け付けた修理依頼があった機器に関する第1情報及び第2情報と、学習済みモデルとにより当該機器の故障部位を推定する制御部11と、を備える。さらに、情報処理装置10の制御部11が、サーバ装置30の制御部31の作成部313の機能を有し、学習済みモデルを作成しても良い。
以上説明したサーバ装置30が行う処理は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現することができる。この場合、サーバ装置30の制御部31のCPUが、サーバ装置30の各機能を実現するプログラムを実行し、これらの各機能を実現させる。例えば、プログラムを記録した非一時的なコンピュータ読取可能な記録媒体をサーバ装置30に提供し、サーバ装置30のCPUが記録媒体に格納されたプログラムを読み出す。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体、及びそれを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
サーバ装置30の機能を実現するプログラムは、コンピュータに、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けられた当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶部32に記憶する機能を実現させる。また、プログラムは、コンピュータに、修理依頼の情報を受け付ける機能と、受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記学習済みモデルとに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能とを実現させる。
サーバ装置30の機能を実現するプログラムは、コンピュータに、機器の故障部位を記憶部32に記憶する機能と、当該故障部位が故障した際の当該機器の症状を、当該故障部位と関連付けて記憶部32に記憶する機能とを実現させる。また、プログラムは、コンピュータに、記憶部32に記憶された前記機器の症状と、記憶部32に記憶された前記故障部位のうち当該症状の原因となった当該故障部位との関係をニューラルネットワークに機械学習させることで学習済みモデルを作成する作成機能を実現させる。また、プログラムは、前記症状を受信した場合、前記学習済みモデルを利用して、当該症状の原因となった前記故障部位を推定する推定機能を実現させる。
また、前記作成機能は、前記ニューラルネットワークの入力層に、前記症状及び前記機器の製品名に関する第1情報と、前記機器の品質に関する情報又は当該機器の所有者の情報の少なくともいずれかの第2情報とを入力し、当該ニューラルネットワーク出力層に前記故障部位を与える。そして、前記推定機能は、修理依頼の対象機器の製品名及び症状と、当該修理依頼をしてきた顧客に関する情報と、前記学習済みモデルとを用いて前記故障部位を推定する。
1,2…修理支援システム、5…ネットワーク、10…情報処理装置、11…制御部、12…記憶部、20,30…サーバ装置、21,31…制御部、22,32…記憶部、40…データベースサーバ、111…受信部、113…表示制御部、114…導出部、115…送信部、211…受信部、212…送信部、214,314…推定部、215…予測部、216…二次予測部、313…作成部
かかる目的のもと完成させた本発明は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報及び顧客に関する情報を含む第2情報と、当該機器の故障部位とを紐付けた修理情報を記憶する記憶部と、修理依頼の情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する推定部と、を備えることを特徴とする修理支援システムである。
ここで、前記推定部にて推定された前記故障部位から故障部品を予測する予測部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部を有しても良い。
また、前記故障部品の次に故障する二次故障部品を予測する二次予測部をさらに有し、前記導出部は、前記故障部品と前記二次故障部品の修理に要する合計費用を導き出しても良い。
また、前記故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部を有しても良い。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報及び顧客に関する情報を含む第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けて記憶された当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶する記憶部と、修理依頼の情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記学習済みモデルとにより当該機器の故障部位を推定する推定部と、を備えることを特徴とする修理支援システムである。
ここで、前記推定部にて推定された前記故障部位から故障部品を予測する予測部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理が完了するまでの時間を導き出す時間導出部を有しても良い。
また、前記故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部を有しても良い。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報及び顧客に関する情報を含む第2情報と、当該機器の故障部位とを関連付けた修理情報を記憶部に記憶する機能と、修理依頼の情報を受け付ける機能と、受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、を実現させるプログラムである。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報及び顧客に関する情報を含む第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けられた当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶部に記憶する機能と、修理依頼の情報を受け付ける機能と、受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記学習済みモデルとに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、を実現させるプログラムである。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の故障部位を記憶部に記憶する機能と、前記故障部位が故障した際の前記機器の症状を、当該故障部位と関連付けて前記記憶部に記憶する機能と、前記記憶部に記憶された前記機器の症状と、前記記憶部に記憶された前記故障部位のうち当該症状の原因となった当該故障部位との関係をニューラルネットワークに機械学習させることで学習済みモデルを作成する作成機能と、前記症状を受信した場合、前記学習済みモデルを利用して、当該症状の原因となった前記故障部位を推定する推定機能と、を実現させ、前記作成機能は、前記ニューラルネットワークの入力層に、前記症状及び前記機器の製品名に関する第1情報と、前記機器の品質に関する情報及び顧客に関する情報を含む第2情報とを入力し、当該ニューラルネットワーク出力層に前記故障部位を与え、前記推定機能は、修理依頼の対象機器の製品名及び症状と、当該修理依頼をしてきた顧客に関する情報と、前記学習済みモデルとを用いて前記故障部位を推定するプログラムである。
かかる目的のもと完成させた本発明は、機器の製品名及び症状に関する情報と、顧客に関する情報と、当該機器の故障部位とを紐付けた修理情報を記憶する記憶部と、修理依頼の情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記修理依頼があった前記機器の前記製品名及び前記症状に関する情報と、当該修理依頼を行った顧客に関する情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する推定部と、を備え、前記修理情報として、気象情報を含む故障原因が前記故障部位と紐付けられており、前記推定部は、前記気象情報を考慮して前記故障部位を推定することを特徴とする修理支援システムである。
ここで、前記推定部にて推定された前記故障部位から故障部品を予測する予測部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理が完了するまでの時間を導き出す時間導出部を有しても良い。
また、前記故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部を有しても良い。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、顧客に関する情報を含む第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けて記憶された当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶する記憶部と、修理依頼の情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記修理依頼があった前記機器の前記製品名及び前記症状に関する情報と、当該修理依頼を行った顧客に関する情報と、前記学習済みモデルとにより当該機器の故障部位を推定する推定部と、を備え、前記学習済みモデルは、入力層に気象情報が入力されることで作成され、前記推定部は、前記気象情報を前記学習済みモデルに入力することで前記故障部位を推定することを特徴とする修理支援システムである。
ここで、前記推定部にて推定された前記故障部位から故障部品を予測する予測部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部を有しても良い。
また、前記予測部が予測した前記故障部品の修理が完了するまでの時間を導き出す時間導出部を有しても良い。
また、前記故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部を有しても良い。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の製品名及び症状に関する情報と、顧客に関する情報と、当該機器の故障部位とを関連付けた修理情報を記憶部に記憶する機能と、修理依頼の情報を受け付ける機能と、受け付けた前記修理依頼があった前記機器の前記製品名及び前記症状に関する情報と、当該修理依頼を行った顧客に関する情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、を実現させ、前記修理情報として、気象情報を含む故障原因が前記故障部位と紐付けられており、前記推定する機能は、前記気象情報を考慮して前記故障部位を推定するプログラムである。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の製品名及び症状に関する第1情報と、顧客に関する情報を含む第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けられた当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶部に記憶する機能と、修理依頼の情報を受け付ける機能と、受け付けた前記修理依頼があった前記機器の前記製品名及び前記症状に関する情報と、当該修理依頼を行った顧客に関する情報と、前記記憶部に記憶された前記学習済みモデルとに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、を実現させ、前記学習済みモデルは、入力層に気象情報が入力されることで作成され、前記推定する機能は、前記気象情報を前記学習済みモデルに入力することで前記故障部位を推定するプログラムである。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、コンピュータに、機器の故障部位を記憶部に記憶する機能と、前記故障部位が故障した際の前記機器の症状を、当該故障部位と関連付けて前記記憶部に記憶する機能と、前記記憶部に記憶された前記機器の症状と、前記記憶部に記憶された前記故障部位のうち当該症状の原因となった当該故障部位との関係をニューラルネットワークに機械学習させることで学習済みモデルを作成する作成機能と、前記症状を受信した場合、前記学習済みモデルを利用して、当該症状の原因となった前記故障部位を推定する推定機能と、を実現させ、前記作成機能は、前記ニューラルネットワークの入力層に、前記症状及び前記機器の製品名に関する情報と、顧客に関する情報とを入力し、当該ニューラルネットワーク出力層に前記故障部位を与え、前記推定機能は、修理依頼の対象機器の製品名及び症状と、当該修理依頼をしてきた顧客に関する情報と、前記学習済みモデルとを用いて前記故障部位を推定し、前記作成機能は、前記入力層に気象情報を入力し、前記推定機能は、前記気象情報を前記学習済みモデルに入力することで前記故障部位を推定するプログラムである。

Claims (14)

  1. 機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該機器の故障部位とを紐付けた修理情報を記憶する記憶部と、
    修理依頼の情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する推定部と、
    を備えることを特徴とする修理支援システム。
  2. 前記推定部にて推定された前記故障部位から故障部品を予測する予測部を有する
    請求項1に記載の修理支援システム。
  3. 前記予測部が予測した前記故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部を有する
    請求項2に記載の修理支援システム。
  4. 前記予測部が予測した前記故障部品の修理が完了するまでの時間を導き出す時間導出部を有する
    請求項2又は3に記載の修理支援システム。
  5. 前記故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部を有する
    請求項2から4のいずれか1項に記載の修理支援システム。
  6. 機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けて記憶された当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶する記憶部と、
    修理依頼の情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記学習済みモデルとにより当該機器の故障部位を推定する推定部と、
    を備えることを特徴とする修理支援システム。
  7. 前記推定部にて推定された前記故障部位から故障部品を予測する予測部を有する
    請求項6に記載の修理支援システム。
  8. 前記予測部が予測した前記故障部品の修理に要する費用を導き出す費用導出部を有する
    請求項7に記載の修理支援システム。
  9. 前記予測部が予測した前記故障部品の修理が完了するまでの時間を導き出す時間導出部を有する
    請求項7又は8に記載の修理支援システム。
  10. 前記故障部品の次に故障する二次故障部品及び当該二次故障部品が故障する時期を予測する二次予測部を有する
    請求項7から9のいずれか1項に記載の修理支援システム。
  11. コンピュータに、
    機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該機器の故障部位とを関連付けた修理情報を記憶部に記憶する機能と、
    修理依頼の情報を受け付ける機能と、
    受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記修理情報とに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、
    を実現させるプログラム。
  12. コンピュータに、
    機器の製品名及び症状に関する第1情報と、当該機器の品質に関する情報又は顧客に関する情報の少なくともいずれかの第2情報と、当該第1情報及び当該第2情報と関連付けられた当該機器の故障部位とを用いて機械学習されることにより得た学習済みモデルを記憶部に記憶する機能と、
    修理依頼の情報を受け付ける機能と、
    受け付けた前記修理依頼があった前記機器に関する前記第1情報及び前記第2情報と、前記記憶部に記憶された前記学習済みモデルとに基づいて、当該機器の故障部位を推定する機能と、
    を実現させるプログラム。
  13. コンピュータに、
    機器の故障部位を記憶部に記憶する機能と、
    前記故障部位が故障した際の前記機器の症状を、当該故障部位と関連付けて前記記憶部に記憶する機能と、
    前記記憶部に記憶された前記機器の症状と、前記記憶部に記憶された前記故障部位のうち当該症状の原因となった当該故障部位との関係をニューラルネットワークに機械学習させることで学習済みモデルを作成する作成機能と、
    前記症状を受信した場合、前記学習済みモデルを利用して、当該症状の原因となった前記故障部位を推定する推定機能と、
    を実現させるプログラム。
  14. 前記作成機能は、前記ニューラルネットワークの入力層に、前記症状及び前記機器の製品名に関する第1情報と、前記機器の品質に関する情報又は当該機器の所有者の情報の少なくともいずれかの第2情報とを入力し、当該ニューラルネットワーク出力層に前記故障部位を与え、
    前記推定機能は、修理依頼の対象機器の製品名及び症状と、当該修理依頼をしてきた顧客に関する情報と、前記学習済みモデルとを用いて前記故障部位を推定する
    請求項13に記載のプログラム。
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