JP2022032389A - 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低温定着トナーを用いた場合であっても画像品質を良好に維持することが可能な非磁性一成分方式の現像装置およびこれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】トナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)が10000以上200000以下の範囲に含まれるように設定されている。規制ブレード334によって規制された現像ローラー331上のトナーの搬送量をMd(g/m2)、感光体ドラム30上のベタ画像におけるトナーの付着量をMp(g/m2)、現像ローラー331の周速をSd(mm/sec)、感光体ドラム331の周速をSp(mm/sec)とすると、0.2≦Mp/Md≦0.8、かつ、0.8×Sd/Sp<Mp/Mdの関係が満たされている。【選択図】図2

Description

本発明は、非磁性一成分現像剤を用いて、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する為の現像装置およびこの現像装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、プリンター等の画像形成装置に用いられ、非磁性一成分現像剤を用いて、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現像装置が知られている。このような現像装置は、現像ローラーと、規制部材と、を有する。規制部材が現像ローラーに当接することで、現像ローラーにおけるトナーの搬送量(層厚)が調整されるとともに、トナーが所定の電荷を帯びるように帯電する。一方、このような現像装置では、規制部材によるトナーへのストレスが大きいため、トナーの劣化が進みやすく、その寿命が短いことが問題になっていた。このため、特許文献1には規制部材に工夫が施されることで、トナーが受けるストレスを低減する技術が開示されている。
特許文献1に記載された現像装置は、規制部材としての円弧ばねを有している。当該技術では、円弧ばねの円弧部分が、円弧ばねと現像ローラーとの当接点よりも現像ローラーの回転方向に対して下流側に配置される。また、円弧ばねと現像ローラーとの間に形成される2つの開口空間のうち、現像ローラーの回転方向の上流側の開口空間が下流側の開口空間よりも大きくなるように、円弧ばねの形状が設定されている。この結果、トナーへのストレスを低減することが試みられている。
特開平10-133473号公報
近年、従来よりも低温の定着条件によってトナーをシートに定着することで画像形成装置の省エネ化が望まれている。このような定着条件に対応するため、トナーの溶融粘度が低く設定された場合にはトナーがストレスを受けやすくなる。この結果、特許文献1に記載された規制部材では、トナーへのストレスを抑制することが困難であり、良好な画像品質を維持することが難しいという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、特に、低温定着トナーを用いた場合であっても画像品質を良好に維持することが可能な非磁性一成分方式の現像装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る現像装置は、画像形成装置に装着され、静電潜像を担持し回転する感光体ドラムに対向して配置される現像装置であって、非磁性一成分のトナーを収容する現像ハウジングと、円筒形状を有する弾性体からなり、前記現像ハウジングに回転可能に支持され、所定の現像ニップ部において前記感光体ドラムに当接するとともに前記感光体ドラムと同じ方向に回転し、周面に前記トナーを担持し前記感光体ドラムに前記トナーを供給する現像ローラーと、前記現像ローラーに直流電圧からなる現像バイアスを印加することが可能な現像バイアス印加部と、円筒形状を有する発泡弾性体からなり、前記現像ハウジングに回転可能に支持され、前記現像ローラーの周面に当接することで前記現像ローラーとの間で供給ニップ部を形成し、前記現像ローラーに前記トナーを供給する一方、前記現像ローラーから前記トナーを回収する供給ローラーと、前記供給ニップ部よりも前記現像ローラーの回転方向下流側で前記現像ローラーの周面に当接し、前記現像ローラー上の前記トナーの搬送量を規制する規制部材と、を備え、前記トナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)が10000以上200000以下の範囲に含まれるように設定され、前記規制部材によって規制された前記現像ローラー上のトナーの搬送量をMd(g/m)、前記現像バイアスによって前記現像ローラーから前記感光体ドラムに前記トナーが移動することによる前記感光体ドラム上のベタ画像におけるトナーの付着量をMp(g/m)、前記現像ローラーの周速をSd(mm/sec)、前記感光体ドラムの周速をSp(mm/sec)とすると、0.2≦Mp/Md≦0.8かつ0.8×Sd/Sp<Mp/Mdの関係が満たされている。
本構成によれば、溶融粘度が所定の範囲に設定された低温定着トナーを使用した場合であっても、トナーへのストレスを抑制することができるとともに、たとえ現像バイアスの大きさを固定していても現像ニップ部においてトナーを効率的に現像することが可能となり、安定した画像濃度を確保することができる。
上記の構成において、5≦Md≦10かつ2≦Mp≦4の関係が満たされていることが望ましい。
上記の構成において、前記供給ローラーに直流電圧からなる供給バイアスを印加することが可能な供給バイアス印加部と、前記規制部材に直流電圧からなる規制バイアスを印加することが可能な規制バイアス印加部と、前記現像バイアス印加部、前記供給バイアス印加部および前記規制バイアス印加部をそれぞれ制御し、前記現像バイアス、前記供給バイアスおよび前記規制バイアスを設定することが可能なバイアス制御部と、を更に備え、前記バイアス制御部は、前記現像ローラーから前記感光体ドラムに供給される前記トナーの付着量を変動させる特定条件の変化に応じて、前記供給バイアスおよび前記規制バイアスのうちの少なくとも一方を変更することが望ましい。
本構成によれば、トナー付着量の変動が予め明らかになっている特定条件については、バイアス制御部が供給バイアスや規制バイアスを変更しトナーの搬送量を補正することで、より安定した画像濃度が確保され、安定した画像形成が可能となる。
上記の構成において、前記特定条件は、前記画像形成装置または前記現像装置の周辺における温湿度であることが望ましい。
本構成によれば、温湿度が変化しトナー付着量が変動しやすい場合であっても、バイアス制御部が供給バイアスや規制バイアスを変更しトナーの搬送量を補正することで、より安定した画像濃度が確保され、安定した画像形成が可能となる。
上記の構成において、前記特定条件は、前記感光体ドラムの周速であることが望ましい。
本構成によれば、システム速度が変化しトナー付着量が変動しやすい場合であっても、バイアス制御部が感光体ドラムの周速に応じて供給バイアスや規制バイアスを変更しトナーの搬送量を補正することで、より安定した画像濃度が確保され、安定した画像形成が可能となる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記に記載の現像装置と、表面に静電潜像が形成され、前記現像ローラーから前記トナーが供給される感光体ドラムと、を備える。
本構成によれば、低温定着トナーを用いた場合であっても画像品質を良好に維持することが可能な非磁性一成分方式の現像装置を備えた画像形成装置が提供される。
本発明によれば、低温定着トナーを用いた場合であっても画像品質を良好に維持することが可能な非磁性一成分方式の現像装置およびこれを備えた画像形成装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の感光体ドラムの周辺の断面図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の現像ローラーと供給ローラーとの間の供給ニップ部を拡大した断面図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置における周速比と現像比との関係を示すグラフである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す側断面図である。ここでは、画像形成装置1としてモノクロプリンターを例示するが、画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置、或いは、これらの機能を備える複合機であってもよく、またカラー画像を形成する画像形成装置であっても良い。
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有する本体ハウジング10と、この本体ハウジング10内に収容される給紙部20、画像形成部30、定着部40と、を含む。
本体ハウジング10の前面側には前カバー11が、後面側には後カバー12が各々備えられている。後カバー12は、シートジャムやメンテナンスの際に開放されるカバーである。また、本体ハウジング10の上面には、画像形成後のシートが排出される排紙部13が備えられている。前カバー11と、後カバー12と、排紙部13とによって画定される内部空間Sに、画像形成を実行するための各種装置が内装される。
給紙部20は、画像形成処理が施されるシートを収容する給紙カセット21を含む。この給紙カセット21は、その一部が本体ハウジング10の前面からさらに前方に突出している。給紙カセット21のうち、本体ハウジング10内に収容されている部分の上面は、給紙カセット天板21Uによって覆われている。給紙カセット21には、前記シートの束が収容されるシート収容空間、前記シートの束を給紙のためにリフトアップするリフト板等が備えられている。給紙カセット21の後端側の上部にはシート繰出部21Aが設けられている。このシート繰出部21Aには、給紙カセット21内のシート束の最上層のシートを1枚ずつ繰り出すための給紙ローラー21Bが配置されている。
画像形成部30は、給紙部20から送り出されるシートにトナー画像を形成する画像形成処理を行う。画像形成部30は、感光体ドラム31と、この感光体ドラム31の周囲に配置された、帯電装置32、露光装置(図2には表れていない)、現像装置33、転写ローラー34と、を含む。
感光体ドラム31は、回転軸と、回転軸回りに回転する円筒面と、を備える。円筒面には、静電潜像を担持するとともに、該静電潜像に応じたトナー像が円筒面に担持される。感光体ドラム31としては、OPC感光体ドラムを用いることができる。
帯電装置32は、感光体ドラム31の表面を均一に帯電するものであって、感光体ドラム31に対して所定の間隔をおいて配置され、かつ、所定の電圧が印加されることで放電するスコロトロンを含む。
露光装置は、レーザー光源とミラーやレンズ等の光学系機器とを有し、感光体ドラム31の周面に、パーソナルコンピューター等の外部装置から与えられる画像データに基づいて変調された光を照射して、静電潜像を形成する。
現像装置33は、画像形成装置1の本体ハウジング10に装着され、感光体ドラム31上の前記静電潜像を現像してトナー像を形成するために、感光体ドラム31の周面にトナーを供給する。
転写ローラー34は、感光体ドラム31の周面に形成されたトナー像をシート上に転写させるためのローラーである。転写ローラー34は、感光体ドラム31の円筒面に当接し、転写ニップ部を形成している。この転写ローラー34には、トナーと逆極性の転写バイアスが与えられる。
定着部40は、転写されたトナー像をシート上に定着する定着処理を行う。定着部40は、加熱源を内部に備えた定着ローラー41と、この定着ローラー41に対して圧接され、定着ローラー41との間に定着ニップ部を形成する加圧ローラー42とを含む。トナー像が転写されたシートが前記定着ニップ部に通紙されると、トナー像は、定着ローラー41による加熱および加圧ローラー42による押圧により、シート上に定着される。なお、本実施形態では、現像装置33において使用される非磁性一成分トナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)が10000以上200000以下の範囲に設定されている。
本体ハウジング10内には、シートを搬送するために、主搬送路22F及び反転搬送路22Bが備えられている。主搬送路22Fは、給紙部20のシート繰出部21Aから画像形成部30及び定着部40を経由して、本体ハウジング10上面の排紙部13に対向して設けられている排紙口14まで延びている。反転搬送路22Bは、シートに対して両面印刷を行う場合に、片面印刷されたシートを主搬送路22Fにおける画像形成部30の上流側に戻すための搬送路である。
主搬送路22Fは、感光体ドラム31および転写ローラー34によって形成される転写ニップ部を、下方から上方に向かって、通過するように延設される。また、主搬送路22Fの、転写ニップ部よりも上流側には、レジストローラー対23が配置されている。シートは、レジストローラー対23にて一旦停止され、スキュー矯正が行われた後、画像転写のための所定のタイミングで、前記転写ニップ部に送り出される。主搬送路22F及び反転搬送路22Bの適所には、シートを搬送するための搬送ローラーが複数配置されており、例えば排紙口14の近傍には排紙ローラー対24が配置されている。
反転搬送路22Bは、反転ユニット25の外側面と、本体ハウジング10の後カバー12の内面との間に形成されている。なお、反転ユニット25の内側面には転写ローラー34及びレジストローラー対23の一方のローラーが搭載されている。後カバー12及び反転ユニット25は、それらの下端に設けられた支点部121の軸回りに各々回動可能である。反転搬送路22Bにおいてシートジャムが発生した場合、後カバー12が開放される。主搬送路22Fでシートジャムが発生した場合、或いは感光体ドラム31のユニットや現像装置33が外部に取り出される場合には、後カバー12に加えて反転ユニット25も開放される。
図2は、感光体ドラム31の周辺の構造を示す断面図である。本実施形態では、感光体ドラム31の後方において転写ローラー34が感光体ドラム31に当接するように配置され、感光体ドラム31の前方かつ上方において帯電装置32が所定の間隔をおいて感光体ドラム31に対向するように配置されている。感光体ドラム31と転写ローラー34との間には、転写ニップ部が形成され、当該転写ニップ部を図2の矢印のようにシートが通過する。この際、感光体ドラム31からシートにトナー像が転写される。
現像装置33は、感光体ドラム31の前方かつ下方において、感光体ドラム31に対向するように配置されている。現像装置33は、現像ハウジング330と、現像ローラー331と、供給ローラー332と、攪拌パドル333と、規制ブレード334(層厚規制部材)と、ロワーシール335(シール部材)と、を有する。
現像ハウジング330は、内部に非磁性一成分トナーを収容する。現像ハウジング330は、ハウジング本体330Aと、ハウジング蓋部330Bとを有する。図2に示すように、現像ハウジング330の後端部には現像ローラー331の一部を感光体ドラム31側に露出させるための開口部が形成されている。
現像ローラー331は、現像ハウジング330に回転可能に支持され、トナーを担持する周面を有している。現像ローラー331は、所定の現像ニップ部において感光体ドラム31に当接し、感光体ドラム31と同じ方向(ウィズ方向)に回転することで、感光体ドラム31にトナーを供給する。現像ローラー331は、円筒形状を有する弾性体からなる。より詳しくは、本実施形態に係る現像ローラー331では、SUS材またはSUM材のシャフトの周囲に、円筒状のゴム層(弾性体)が形成されている。当該ゴム層は一例としてNBR(Nitril-Butadiene Rubber)ゴムからなる。また、前記ゴム層の表面に所定のコート層が形成されてもよい。本実施形態では、現像ローラー331の表面の硬度が、Asker-C硬度で50以上80以下の範囲に設定されている。
供給ローラー332は、現像ローラー331の前方かつ下方において現像ローラー331に対向するように配置され、現像ハウジング330に回転可能に支持されている。供給ローラー332は、現像ローラー331に当接し、トナーを現像ローラー331に供給するための供給ニップ部を形成している。供給ローラー332は、円筒形状を有する発泡弾性体からなる。より詳しくは、本実施形態に係る供給ローラー332は、所定のシャフトの周囲に円筒状のウレタンスポンジまたは発砲スポンジ(いずれも弾性発泡体)が固定されることで形成される。本実施形態では、供給ローラー332の表面の硬度が、Asker-FP硬度で30以上50以下の範囲に設定されている。また、前記供給ニップ幅は、径方向に沿って見た場合、回転方向において0.2mm以上1.5mm以下の範囲に設定されている。
攪拌パドル333は、供給ローラー332の前方において現像ハウジング330に回転可能に支持されている。攪拌パドル333は、図2に示すように断面視でL字状のシャフトと、当該シャフトから径方向に延びるように配置されたPETフィルムとを含む。
なお、図2には、画像形成装置1においてシートに対する画像形成動作が行われる際の現像ローラー331、供給ローラー332および攪拌パドル333の回転方向が図示されている。現像ローラー331は、その表面が現像ニップ部において感光体ドラム31の表面と同じ方向に移動するように回転する。一例として、現像ローラー331の感光体ドラム31に対する周速比は、1.55倍に設定されている。供給ローラー332は、その表面が現像ローラー331の表面とは逆方向に移動するように回転する。現像ローラー331の供給ローラー332に対する周速比は1.55倍に設定されている。攪拌パドル333は、現像ハウジング330内のトナーを掬い上げながら供給ローラー332に供給するように回転する。
規制ブレード334(規制部材)は、前記供給ニップ部よりも現像ローラー331の回転方向下流側かつ前記現像ニップ部よりも現像ローラー331の回転方向上流側において、現像ローラー331の表面(周面)に当接している。規制ブレード334は、現像ローラー331の回転方向上流側に向かって傾斜するように現像ハウジング330に固定されている。規制ブレード334は、現像ローラー331上のトナーの厚さ(層厚、トナーの搬送量)を規制する。
ロワーシール335は、規制ブレード334とは反対側で現像ローラー331とハウジング本体330Aとの間の隙間を塞ぐようにハウジング本体330Aに支持されている。ロワーシール335の先端部は現像ローラー331の表面に当接している。
本実施形態では、図2に示すように、感光体ドラム31と転写ローラー34とによって形成される転写ニップ部から見て、感光体ドラム31の回転方向下流側には帯電装置32が配置されており、公知のクリーニング装置が備えられていない、いわゆるクリーナレス構成が採用されている。すなわち、転写ニップ部において感光体ドラム31からシートにトナー像が転写されると、未転写トナーが感光体ドラム31上に残存する。当該未転写トナーは、帯電装置32を通過して、現像装置33の現像ローラー331によって感光体ドラム31から回収される。この際、シートに対して連続的に画像(トナー像)が形成される場合には、現像ローラー331は感光体ドラム31から未転写トナーを回収する一方、感光体ドラム31上の静電潜像にトナーを供給する。
一方、供給ローラー332は、前記供給ニップ部において現像ローラー331に新しいトナーを供給する一方、現像ローラー331から感光体ドラム31に供給されなかったトナーを現像ローラー331から回収する。
このように、供給ローラー332が、感光体ドラム31への現像に使用しなかったトナーを現像ローラー331から回収するにあたって、トナー量が多い場合には供給ローラー332が現像ローラー331からトナーを回収しきれずに、現像ローラー331上を未回収トナーが周回する。この結果、未回収トナーのトナー帯電量と新たに供給されるトナーのトナー帯電量との間で差が生じ、現像ゴーストといった画像不具合が発生することがある。
図3は、本発明の一実施形態に係る現像装置33の現像ローラー331および供給ローラー332の対向部を拡大した断面図である。本実施形態では、現像ローラー331の表面が供給ローラー332の表面に食い込み量Hだけ食い込むように現像ローラー331および供給ローラー332のシャフトがそれぞれ現像ハウジング330に支持されている。この結果、現像ローラー331と供給ローラー332との間には、互いの回転方向に沿って所定の幅を有する供給ニップ部SNが形成される。なお、現像ローラー331の硬度よりも供給ローラー332の硬度が低いため、図3に示すように、主に供給ローラー332の表面が変形することで、前記供給ニップ部SNが形成される。したがって、現像ローラー331および供給ローラー332がそれぞれ回転すると、供給ローラー332によって搬送されるトナーが供給ニップ部SNの上流側で滞留し、トナー溜まりTNが形成される。当該トナー溜まりTNによって、感光体ドラム31上に高濃度の画像が形成される場合でも、供給ローラー332から現像ローラー331に安定してトナーを供給することができる。
一方、現像ローラー331と供給ローラー332とが、断面視において点接触で互いに接触する場合、図3に示すようなトナー溜まりTNが充分に形成されないため、トナーの供給性が著しく低下することがある。
このため、適度な食い込み量Hになるように現像ローラー331と供給ローラー332の軸間距離(シャフト間距離)やそれぞれの直径が設定される必要がある。現像ローラー331の硬度は、感光体ドラム31という硬い部材と接触するために、Asker-C硬度で50以上80以下の範囲に設定される。したがって、図3のように現像ローラー331が供給ローラー332にめり込んだ構成とするためには、供給ローラー332の硬度を現像ローラー331の硬度よりも低く設定することが望ましい。
図4は、本実施形態に係る現像装置33のブロック図である。現像装置33は、更に、制御部50と、現像バイアス印加部51と、供給バイアス印加部52と、規制バイアス印加部53と、を有する。
現像バイアス印加部51は、直流電源から構成され、現像ローラー331に直流電圧からなる現像バイアスを印加することが可能とされている。
供給バイアス印加部52は、直流電源から構成され、供給ローラー332に直流電圧からなる供給バイアスを印加することが可能とされている。
規制バイアス印加部53は、直流電源から構成され、規制ブレード334に直流電圧からなる規制バイアスを印加することが可能とされている。なお、供給バイアス印加部52および規制バイアス印加部53は、同じ電源から構成され、供給ローラー332および規制ブレード334は同電位に設定されてもよい。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)等から構成されている。制御部50には、前述の現像バイアス印加部51、供給バイアス印加部52および規制バイアス印加部53などが電気的に接続されている。制御部50は、前記CPUがROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、駆動制御部501およびバイアス制御部502を備えるように機能する。
駆動制御部501は、不図示のモーターを制御することで、画像形成装置1における画像形成動作において、感光体ドラム31、現像ローラー331および供給ローラー332を図2に示すようにそれぞれ回転させる。
バイアス制御部502は、画像形成装置1における画像形成動作において、現像バイアス印加部51、供給バイアス印加部52および規制バイアス印加部53を制御して、現像バイアス、供給バイアスおよび規制バイアスをそれぞれの値に設定する。
上記のような構成を有する現像装置33において、本実施形態では以下の条件がそれぞれ満たされている。前述のように、現像ハウジング330に収容されるトナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)は、10000以上200000以下の範囲に含まれるように設定されている(条件1)。また、規制ブレード334によって規制された現像ローラー331上のトナーの搬送量をMd(g/m)、前記現像バイアスによって現像ローラー331から感光体ドラム31に前記トナーが移動することによる感光体ドラム31上のベタ画像(画像密度100%)におけるトナーの付着量をMp(g/m)、現像ローラー331の周速をSd(mm/sec)、感光体ドラム31の周速をSp(mm/sec)とすると、0.2≦Mp/Md≦0.8(条件2)かつ0.8×Sd/Sp<Mp/Md(条件3)の関係がそれぞれ満たされている。なお、Sd/Spを周速比、Mp/Mdを現像比という場合がある。
また、より望ましくは、5≦Md≦10かつ2≦Mp≦4の関係が満たされている。
上記の溶融粘度の範囲に関する条件1は、本実施形態で使用される低温定着トナーを規定している。上限の200000を超える範囲では、本実施形態に係る周速比や現像比の条件が設定をされなくても、容易に画像品質を維持することが可能であるが、定着処理に必要な電力が本実施形態よりも大きくなる。また、下限値の10000未満のトナーは、製造上の理由から本実施形態の対象外としている。
条件2は感光体ドラム31上のトナーの付着量(現像量)Mpと現像ローラー331上のトナーの搬送量Mdの比を示している。Mdは規制ニップ部や現像ニップ部でのストレスを抑制するために多めの設定になっており、5≦Md≦10の範囲に設定されることが好ましい。トナーの搬送量Mdが多めに設定されることで、トナー層内で応力が緩和されるため、規制ニップ部だけでなく現像ニップ部でのストレスの低減が可能となる。また、Mpは低温定着の観点から少なめの設定になっており、2≦Mp≦4の範囲に設定されることが好ましい。
条件3は感光体ドラム31上のトナーの付着量Mpと現像ローラー331上のトナーの搬送量Mdの比Mp/Mdと、現像ローラー331の感光体ドラム31に対する周速比Sd/Spとの関係を示している。周速比Sd/Spに0.8を乗じたものをMp/Mdよりも小さく設定することで、現像ローラー331の回転数を減らし、更にトナーへのストレスを抑制できるとともに、たとえ現像バイアスの大きさを固定していても常に完全現像することが可能となり、安定した濃度を確保することができる。なおMp/Md<1.25×Sd/Spの関係を更に満たすことが望ましい。
また、本実施形態では、制御部50のバイアス制御部502が、現像ローラー331から感光体ドラム31に供給されるトナーの付着量Mpを変動させる特定条件の変化に応じて、前記供給バイアスおよび前記規制バイアスのうちの少なくとも一方を変更する。一例として、前記特定条件は、画像形成装置1または現像装置33の周辺における温湿度である。この場合、画像形成装置1の本体ハウジング10に設けられた不図示の環境センサが温湿度を検出し、その結果を制御部50に入力する。また、前記特定条件は、システム速度(プロセススピードともいう)である。このシステム速度は、感光体ドラム31の周速と言い換えることもできる。このような環境(温湿度)やシステム速度などの条件により、トナーの搬送量Mdがばらつくと、固定されたSd/Spでは安定した画像濃度の確保が難しくなってしまうことがある。このため、上記のようにMdの変動があらかじめ明らかになっている条件については、バイアス制御部502が供給バイアスや規制バイアスを変更しトナーの搬送量Mdを補正することで、より安定した画像濃度が確保され、安定した画像形成が可能となる。
特に、本実施形態では、バイアス制御部502は、規制バイアスおよび供給バイアスを、現像バイアスとの間の電位差が0V以上200V以下の範囲で変化するようにそれぞれ制御する。前記電位差が大きいほどMdが大きくなる傾向があり、更に、規制バイアスよりも供給バイアスの方が大きくMdを変化させることができる。例えば、環境によるMd変化を供給バイアスで補正する場合について説明する。高温高湿環境において供給バイアスを100Vに設定すると、Md=4g/mとなるところを、供給バイアスを150Vに設定すると、Md=4.8g/mに調整することができる。同様に、低温低湿環境において供給バイアスを100Vに設定すると、Md=6g/mとなるところを、供給バイアスを50Vに設定すると、Md=5.2g/mに調整することができる。このように、環境の変化に応じて供給バイアスを調整すると、供給ローラー332と現像ローラー331との間の電位差によってトナーの供給量は変化し、Mdを調整することが可能となる。なお、上記の補正は規制バイアスを調整することで行われてもよい。
一方、システム速度が変化した場合について説明する。なお、このようなシステム速度の変化は、たとえば厚紙モードのように、厚紙に対するトナーの定着を確実に行うために、厚紙からなるシートを定着部においてゆっくりと通過させる場合などに実行される。普通紙モード(システム速度120mm/sec)において供給バイアスを100Vに設定すると、Md=5g/mとなるところを、厚紙モード(システム速度90mm/sec)において供給バイアスを100Vに設定すると、Md=4.5g/mとなるため、供給バイアスを120Vに設定すると、Md=4.9g/mに調整することができる。このように、システム速度の変化に応じて供給バイアスを調整すると、供給ローラー332と現像ローラー331との間の電位差によってトナーの供給量は変化し、Mdを調整することが可能となる。なお、上記の補正は規制バイアスを調整することで行われてもよい。
このように、本実施形態では、環境やシステム速度などの条件が変わり、トナーの付着量が変化しやすい場合でも、バイアス制御部502が供給バイアスや規制バイアスを変更させることで、トナーの搬送量を補正しSd/Spの設定を変えることなく、より安定した画像濃度が確保され、安定した画像形成が可能となる。
次に、現像装置33の好ましい態様について、実施例をもとに説明する。なお、以後の各実施例は、下記の実験条件にて行った。
<実験条件について>
・感光体ドラム31:OPCドラム
・感光体ドラム31の周速度:118mm/sec
・現像ローラー331の周速度:182mm/sec
・現像バイアスDC成分:350V
・供給バイアスDC成分:450V
・規制バイアスDC成分:350V
・感光体ドラム31の表面電位:640V
・現像ローラー331の直径:13mm
・現像ローラーのAsker-C硬度:70
・感光体ドラム31の直径:24mm
・非磁性トナーの平均粒子径:8.0μm(D50)
図5は、本実験によって得られた、現像装置33における周速比と現像比との関係を示すグラフである。
上記の条件のもとで、予めトナーの搬送量Md=6g/mに設定する一方、現像バイアスを調整することでトナーの付着量Mpの値を変更した。その後、調整した現像バイアスを固定した状態で、感光体ドラム31のベタ画像部電位VLを80V~140Vまでが変化させたときに、画像濃度が15%以上変動した場合を×、画像濃度の変動が15%以内に収まった場合を〇として評価している(図5)。図5に示すように、Sd/SpとMp/Mdとの関係が実線グラフと破線グラフとの間に含まれる場合に、感光体ドラム31の電位の変化が生じても安定した画像濃度を維持することが可能となった。なお、実線グラフは、0.8×Sd/Sp=Mp/Mdの関係を意味し、破線グラフは、1.25×Sd/Sp=Mp/Mdの関係を意味している。このように、0.8×Sd/Sp<Mp/Md1の関係が満たされることが望ましく、0.8×Sd/Sp<Mp/Md<1.25×Sd/Spの関係が満たされることがより望ましい。
なお、上記と同様の評価結果(効果)が、現像ローラー331の直径が10.0mm以上16.0mmの以下の範囲、感光体ドラム31の直径が16.0mm以上30.0mmの以下の範囲でそれぞれ再現された。同様に、上記と同様の評価結果(効果)が、0.2≦Sd/Sp≦1.0および0.2≦Mp/Md≦1.0の範囲で再現された。
以上、本発明の実施形態に係る現像装置33およびこれを備えた画像形成装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採用することができる。
(1)上記の実施形態では、画像形成装置1に1つの現像装置33が備えられる態様にて説明したが、画像形成装置1は複数の色に応じた現像装置33をそれぞれ有するカラー画像形成装置であってもよい。
(2)上記の実施形態では、現像装置33の現像ハウジング330が内部に非磁性トナーを貯留する態様にて説明したが、現像ハウジング330とは別に非磁性トナーを収容するトナーコンテナ、トナーカートリッジを有するものでもよい。
(3)トナーの搬送量およびトナーの付着量は、5≦Md≦10かつ2≦Mp≦4の関係が満たされていることに限定されない。上記の範囲外であっても、先の条件1~3が満たされることで、良好な画像品質を維持することができる。
1 画像形成装置
31 感光体ドラム
33 現像装置
330 現像ハウジング
330A ハウジング本体
330B ハウジング蓋部
331 現像ローラー
332 供給ローラー
333 攪拌パドル
334 規制ブレード(層厚規制部材)
335 ロワーシール
50 制御部
501 駆動制御部
502 バイアス制御部
51 現像バイアス印加部
52 供給バイアス印加部
53 規制バイアス印加部

Claims (6)

  1. 画像形成装置に装着され、静電潜像を担持し回転する感光体ドラムに対向して配置される現像装置であって、
    非磁性一成分のトナーを収容する現像ハウジングと、
    円筒形状を有する弾性体からなり、前記現像ハウジングに回転可能に支持され、所定の現像ニップ部において前記感光体ドラムに当接するとともに前記感光体ドラムと同じ方向に回転し、周面に前記トナーを担持し前記感光体ドラムに前記トナーを供給する現像ローラーと、
    前記現像ローラーに直流電圧からなる現像バイアスを印加することが可能な現像バイアス印加部と、
    円筒形状を有する発泡弾性体からなり、前記現像ハウジングに回転可能に支持され、前記現像ローラーの周面に当接することで前記現像ローラーとの間で供給ニップ部を形成し、前記現像ローラーに前記トナーを供給する一方、前記現像ローラーから前記トナーを回収する供給ローラーと、
    前記供給ニップ部よりも前記現像ローラーの回転方向下流側で前記現像ローラーの周面に当接し、前記現像ローラー上の前記トナーの搬送量を規制する規制部材と、
    を備え、
    前記トナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)が10000以上200000以下の範囲に含まれるように設定され、
    前記規制部材によって規制された前記現像ローラー上のトナーの搬送量をMd(g/m)、前記現像バイアスによって前記現像ローラーから前記感光体ドラムに前記トナーが移動することによる前記感光体ドラム上のベタ画像におけるトナーの付着量をMp(g/m)、前記現像ローラーの周速をSd(mm/sec)、前記感光体ドラムの周速をSp(mm/sec)とすると、
    0.2≦Mp/Md≦0.8かつ0.8×Sd/Sp<Mp/Mdの関係が満たされている、現像装置。
  2. 5≦Md≦10かつ2≦Mp≦4の関係が満たされている、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記供給ローラーに直流電圧からなる供給バイアスを印加することが可能な供給バイアス印加部と、
    前記規制部材に直流電圧からなる規制バイアスを印加することが可能な規制バイアス印加部と、
    前記現像バイアス印加部、前記供給バイアス印加部および前記規制バイアス印加部をそれぞれ制御し、前記現像バイアス、前記供給バイアスおよび前記規制バイアスを設定することが可能なバイアス制御部と、
    を更に備え、
    前記バイアス制御部は、前記現像ローラーから前記感光体ドラムに供給される前記トナーの付着量を変動させる特定条件の変化に応じて、前記供給バイアスおよび前記規制バイアスのうちの少なくとも一方を変更する、請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記特定条件は、前記画像形成装置または前記現像装置の周辺における温湿度である、請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記特定条件は、前記感光体ドラムの周速である、請求項3に記載の現像装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の現像装置と、
    表面に静電潜像が形成され、前記現像ローラーから前記トナーが供給される感光体ドラムと、を備える画像形成装置。
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