JP2022028221A - 高圧タンクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸心に沿って隣り合う強化繊維束間の隙間の発生を防止しつつ、強化繊維束が径方向に膨らむことを防止しながら、筒部材を連続して形成する高圧タンクの製造方法を提供する。【解決手段】樹脂が含浸された強化繊維束Fに隙間が形成されないように、強化繊維束を回転したマンドレル60に螺旋状に巻き付けながら、筒状に巻き付いた繊維強化樹脂束Fの巻回体31Aを、案内部材70でマンドレル60の軸心方向Dに進行させることにより、巻回体31Aを賦形型80の型孔82に押し込むように挿通し、巻回体31Aを型孔82の形状に応じた賦形体31Bに賦形し、賦形体31Bを形成する強化繊維束Fの樹脂を固化させて、筒体31Cを形成し、所定の長さごとに筒体31Cを切断して、筒部材31を連続して形成する。【選択図】図2
Description
本発明は、高圧タンクの製造方法に関する。
たとえば、天然ガス自動車または燃料タンク自動車には、燃料ガスを貯蔵する高圧タンクが利用されている。この種の高圧タンクには、燃料ガスを気密保持するライナーの外面に、繊維強化樹脂からなる補強層が被覆されている。
このようなタンクの製造方法として、たとえば、特許文献1には、筒状の胴体部と、その両側に形成されたドーム状の側端部とを備えた高圧タンクの製造方法が開示されている。特許文献1に記載の製造方法では、補強層を有し、胴体部となる筒状成形体と、側端部となる側端部材とをそれぞれ別々に形成して、これらを接合することで高圧タンクを製造する。特許文献1では、この筒状成形体を、シートワインディング法により、1枚の繊維強化樹脂シートから形成する。
しかし、特許文献1に示すようなシートワインディング法では、バッチ式生産となるため、筒状成形体を安価に製造することができない。そのため、フィラメントワインディング法により、樹脂が含浸された強化繊維束をマンドレルに螺旋状に巻き付けて、筒状成形体を連続して形成することも考えられる。
しかしながら、連続的に筒状成形体を形成するために、マンドレルに強化繊維束を螺旋状に巻き続けると、巻き付けられた強化繊維束は緩み易いため、隣り合う強化繊維束間に隙間が生じたり、強化繊維束が径方向に膨らんだりするおそれがある。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、本発明として、軸心に沿って隣り合う強化繊維束間の隙間の発生と、強化繊維束の径方向への膨らみを抑えつつ、筒部材を連続して形成する高圧タンクの製造方法を提供する。
前記課題を鑑みて、本発明に係る高圧タンクの製造方法は、筒部材の両側にドーム部材が接合された、繊維強化樹脂からなる補強層を少なくとも備えた高圧タンクの製造方法であって、前記筒部材を形成する工程と、前記ドーム部材を準備する工程と、前記筒部材の周端部と前記ドーム部材の周端部とを接合して前記補強層を形成する工程と、を少なくとも含み、前記筒部材を形成する工程は、樹脂が含浸された強化繊維束に隙間が形成されないように、前記強化繊維束を回転したマンドレルに螺旋状に巻き付けながら、筒状に巻き付いた繊維強化樹脂束の巻回体を、案内部材で前記マンドレルの軸心方向に進行させることにより、前記巻回体を賦形型の型孔に押し込むように挿通し、前記巻回体を前記型孔の形状に応じた賦形体に賦形する賦形工程と、前記マンドレルの回転により、前記巻回体とともに前記賦形体を前記軸心方向に進行させながら、前記賦形体を形成する前記強化繊維束の前記樹脂を固化させて、筒体を形成する工程と、前記賦形体の進行とともに前記筒体を前記軸心方向に進行させながら、所定の長さごとに前記筒体を切断して、前記筒部材を連続して形成する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする。
本発明によれば、樹脂が含浸された強化繊維束を回転したマンドレルに螺旋状に巻き付ける。これとともに、強化繊維束同士に隙間が形成されないように、筒状に巻き付いた強化繊維束の巻回体を、案内部材でマンドレルの軸心方向に進行させることにより、巻回体を賦形型の型孔に押し込むように挿通する。
これにより、型孔の壁面で巻回体を押圧して、巻回体を型孔の形状に賦形する。この結果、案内部材による押し込みに起因して、巻回体の強化繊維束が径方向に膨らむことを抑え、型孔の壁面で押圧することができるため、安定した形状の賦形体を形成することができる。
このように予め賦形した賦形体を形成して、この賦形体を巻回体とともに軸心方向に進行させ、賦形体の樹脂を固化して、賦形した形状を保持した筒体を形成する。さらに、この筒体を賦形体の進行とともに軸心方向に進行させつつ、筒体を所定の長さごとに切断する。このような結果、軸心に沿って隣り合う強化繊維束間の隙間がなく、強化繊維束の径方向への膨らみが抑えられた筒部材を連続して形成することができる。
以下に、図1~図6を参照しながら本発明に係る実施形態について説明する。まず、高圧タンク1について説明する。以下では、高圧タンク1を、燃料電池車両に搭載される高圧の水素ガスが充填されるタンクとして説明するが、その他の用途についても適用することができる。また、高圧タンク1に充填可能なガスとしては、高圧の水素ガスに限定されず、CNG(圧縮天然ガス)等の各圧縮ガス、LNG(液化天然ガス)、LPG(液化石油ガス)等の各種液化ガス、その他のガスが充填されてもよい。
1.高圧タンク1について
図1に示すように、高圧タンク1は、両端がドーム状に丸みを帯びた略円筒状の高圧ガス貯蔵容器である。高圧タンク1は、ガスバリア性を有するライナー2と、ライナー2の外面を覆う繊維強化樹脂からなる補強部3とを備える。補強部3は、ライナー2の外面を覆う第1補強層30と、第1補強層30の外面を覆う第2補強層34と、を有する。高圧タンク1の一方端には、開口部が形成されており、開口部周辺には口金4が取り付けられている。なお、第1補強層30が、本発明でいう「補強層」に相当する。
図1に示すように、高圧タンク1は、両端がドーム状に丸みを帯びた略円筒状の高圧ガス貯蔵容器である。高圧タンク1は、ガスバリア性を有するライナー2と、ライナー2の外面を覆う繊維強化樹脂からなる補強部3とを備える。補強部3は、ライナー2の外面を覆う第1補強層30と、第1補強層30の外面を覆う第2補強層34と、を有する。高圧タンク1の一方端には、開口部が形成されており、開口部周辺には口金4が取り付けられている。なお、第1補強層30が、本発明でいう「補強層」に相当する。
ライナー2は、高圧の水素ガスが充填される収容空間5を形成する樹脂製の部材であるが、たとえばアルミニウム製の部材であってもよい。ライナー2は、筒状の胴体部21と、胴体部21の両側に形成されたドーム状の側端部22、23と、を備えている。なお、ライナー2の材料は後述する。
本実施形態では、胴体部21は、高圧タンク1の軸方向Xに沿って所定の長さで延在しており、略円筒状の形状を有している。各側端部22、23は、胴体部21の両側に連続して形成されており、ドーム状の形状を有している。側端部22、23は、胴体部21から遠ざかるに従って縮径しており、一方の側端部22では、最も縮径した部分の中心に開口部22aが形成され、この開口部22aに管状部22bが形成されている。
口金4は、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属材料を所定形状に加工したものである。口金4には、収容空間5に対して水素ガスを充填および排出するためのバルブ(不図示)が取り付けられている。
補強部3は、ライナー2を補強して高圧タンク1の剛性や耐圧性等の機械的強度を向上させる機能を有し、強化繊維(連続繊維)に樹脂が含浸された繊維強化樹脂により構成されている。本実施形態では、上述した如く、補強部3は、ライナー2の外面を覆う第1補強層30と、第1補強層30の外面を覆う第2補強層34と、を有している。第1補強層30は、筒部材31と2つのドーム部材32、33とが一体的になるように、筒部材31の両側にドーム部材32、33が接合されている。なお、筒部材31、ドーム部材32、33、および第2補強層34の材料は、後述する。
筒部材31は、ライナー2のうち、胴体部21の外面を覆っており、ドーム部材32、33は、ライナー2の側端部22、23の外面を覆っている。筒部材31およびドーム部材32、33は、強化繊維に樹脂が含浸された繊維強化樹脂層からなる部材であり、繊維強化樹脂層は複数積層されていてもよい。筒部材31の強化繊維は、樹脂を含浸した強化繊維束Fを螺旋状(具体的には、フープ巻き)に巻くことにより、筒部材31の周方向に配向されている。ドーム部材32、33の強化繊維は、筒部材31の周方向に配向されておらず、頂部近傍からその周端部32a、33aに向かって、周方向と交差する様々な方向に延在している。
第2補強層34は、強化繊維に樹脂が含浸された繊維強化樹脂層を積層した層であり、筒部材31の外面と、ドーム部材32、33の外面とを覆う層である。具体的には、第2補強層34は、2つのドーム部材32、33に亘って繊維が配向された繊維強化樹脂からなる層である。第2補強層34の強化繊維は、樹脂を含浸した強化繊維束のヘリカル巻きにより、筒部材31の軸方向Xに対して傾斜するように配向されている。
2.高圧タンク1の製造方法について
次に、本発明の一実施形態に係る高圧タンク1の製造方法について説明する。図2に示すように、高圧タンク1の製造方法は、筒部材形成工程S10と、ドーム部材準備工程S20と、第1補強層形成工程S30と、第2補強層形成工程S40と、ライナー形成工程S50と、を含んで構成されている。なお、筒部材形成工程S10とドーム部材準備工程S20とは、互いに独立した工程であるため、並行して行ってもよいし、いずれの工程を先に行ってもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る高圧タンク1の製造方法について説明する。図2に示すように、高圧タンク1の製造方法は、筒部材形成工程S10と、ドーム部材準備工程S20と、第1補強層形成工程S30と、第2補強層形成工程S40と、ライナー形成工程S50と、を含んで構成されている。なお、筒部材形成工程S10とドーム部材準備工程S20とは、互いに独立した工程であるため、並行して行ってもよいし、いずれの工程を先に行ってもよい。
2-1.筒部材形成工程S10
筒部材形成工程S10では、筒部材31を形成する。本実施形態では、筒部材形成工程S10は、筒部材31を連続して形成する方法であり、図3の如く、賦形体31Bの形成工程S11と、筒体31Cの形成工程S12と、筒体31Cの切断工程S13とを少なくとも含む。これらの工程S11~工程S13のそれぞれは、図4に示すA部、B部、およびC部で行われる。なお、賦形体31Bの形成工程S11および筒体31Cの切断工程S13は、本発明でいうところの「賦形工程」および「筒部材を連続して形成する工程」にそれぞれ相当する。
筒部材形成工程S10では、筒部材31を形成する。本実施形態では、筒部材形成工程S10は、筒部材31を連続して形成する方法であり、図3の如く、賦形体31Bの形成工程S11と、筒体31Cの形成工程S12と、筒体31Cの切断工程S13とを少なくとも含む。これらの工程S11~工程S13のそれぞれは、図4に示すA部、B部、およびC部で行われる。なお、賦形体31Bの形成工程S11および筒体31Cの切断工程S13は、本発明でいうところの「賦形工程」および「筒部材を連続して形成する工程」にそれぞれ相当する。
まず、筒部材形成工程S10の概要を説明するとともに、筒部材31を製造する製造装置100と、筒部材31の素材となる強化繊維束Fを説明する。本実施形態では、図4の如く、巻回体31A、賦形体31B、筒体31Cおよび筒部材31の形成を、マンドレル60の一方側から他方側に向かって、マンドレル60の軸心方向Dに進行させながら行う。なお、本実施形態では、軸心方向Dは、強化繊維束Fが巻き進む方向である。具体的には、マンドレル60の一方側で強化繊維束Fを巻き付けながら、巻回体31Aを形成し、案内部材70で、巻回体31Aを軸心方向Dに押し込みながら、賦形型80内で、賦形体31Bを形成する。次に、賦形体31Bの樹脂を固化させて、筒体31Cを形成する。なお、この時点では、巻回体31A、賦形体31B、および筒体31Cは、1つの連続した管状の成形体である。最後に、マンドレル60の他方側で、筒体31Cを切断して筒部材31を形成する。
筒部材31を製造する製造装置100の要部を以下に説明する。製造装置100は、マンドレル60と、マンドレル60を回転させるモータ(図示せず)と、マンドレル60が挿通される型孔82を有した賦形型80と、強化繊維束Fをマンドレル60に案内するとともに、巻回体31Aを賦形型80に押込む案内部材70とを少なくとも備えている。製造装置100は、賦形体31Bを加熱する加熱装置87と、筒体31Cを冷却する冷却装置88と、筒体31Cを切断する切断装置89と、をさらに備えている。以下に、マンドレル60と、案内部材70と、賦形型80と、を簡単に説明する。
マンドレル60は、ライナー2の胴体部21の外形と対応した形状であり、本実施形態では、マンドレル60は略円柱状である。マンドレル60の外径は、筒部材31の内径に相当するものであり、ドーム部材32、33の周端部32a、33aの最外位置における内周の径に相当するものである。マンドレル60の材質は、特に限定されるものではないが、壁面83で押し込む際に、変形しない強度を確保するために、アルミニウムまたは鋼などの金属であることが好ましい。マンドレル60は、モータ(図示せず)に接続されており、モータの駆動により、軸心CL周りに回転する。これにより、強化繊維束Fをマンドレル60に巻き付けることができる。
案内部材70は、アルミニウムまたは鋼などの金属製の部材であり、強化繊維束Fがマンドレル60に巻き付き始める位置付近に配置され、供給装置(図示せず)から送られた強化繊維束Fをマンドレル60に案内するものである。具体的には、案内部材70は、強化繊維束Fの端部同士が隙間なく重なり合うように、強化繊維束Fを、マンドレル60に案内する。これにより、強化繊維束Fはマンドレル60に螺旋状に巻き付いて、巻き付けた巻回体31Aが形成される。案内部材70は、マンドレル60に巻き付いた巻回体31Aを、型孔82に押し込む。
賦形型80は、アルミニウムまたは鋼などの金属製の部材であり、本体81に、型孔82が形成された型である。型孔82の形状は、筒部材31の外形の形状に対応しており、本実施形態では、略円柱状である。型孔82には、その軸心とマンドレル60の軸心CLとが一致するように、マンドレル60が挿通されている。この状態で、マンドレル60の外面61と型孔82の壁面83との間に巻回体31Aが挿通される。賦形型80を用いて、賦形体31Bを形成する。
本実施形態では、強化繊維束Fは、数十本の単繊維を撚り合わせて1本の糸にした、いわゆるマルチフィラメントが、数千~数万本程度束ねられた連続繊維である。強化繊維束Fを構成する強化繊維としては、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊維、および炭素繊維等を用いることができ、特に、軽量性や機械的強度等の観点から炭素繊維を用いることが好ましい。
強化繊維束Fに含浸される樹脂としては、特に限定されるものではないが、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を用いることができる。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、およびエポキシ樹脂等を挙げることができる。熱可塑性樹脂としては、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルファイド、ポリアクリル酸エステル、ポリイミド、ポリアミド等を挙げることができる。
本実施形態では、樹脂が熱硬化性樹脂である場合には、熱硬化性樹脂が未硬化の状態で、マンドレル60に強化繊維束Fを巻き付ける。一方、樹脂が熱可塑性樹脂である場合には、熱可塑性樹脂を加熱して軟化させた状態で、マンドレル60に強化繊維束Fを巻き付ける。なお、後述する賦形型80の型孔82内においても、熱可塑性樹脂は加熱して軟化させた状態である。
(1)賦形体31Bの形成工程S11
筒部材形成工程S10では、まず、図4のA部の如く、賦形体31Bの形成工程S11を行う。この工程では、樹脂が含浸された強化繊維束Fの長手方向の縁部同士で重なり合い、かつ、強化繊維束F同士に隙間が形成されないように、回転したマンドレル60に、強化繊維束Fを螺旋状に巻き付けながら、筒状に巻き付いた強化繊維束Fの巻回体31Aを形成する。これに加えて、案内部材70で、巻回体31Aを、マンドレル60の軸心方向Dに進行させることにより、巻回体31Aを賦形型80の型孔82に押し込むように挿通して、巻回体31Aを型孔82の形状に応じた賦形体に賦形する。
筒部材形成工程S10では、まず、図4のA部の如く、賦形体31Bの形成工程S11を行う。この工程では、樹脂が含浸された強化繊維束Fの長手方向の縁部同士で重なり合い、かつ、強化繊維束F同士に隙間が形成されないように、回転したマンドレル60に、強化繊維束Fを螺旋状に巻き付けながら、筒状に巻き付いた強化繊維束Fの巻回体31Aを形成する。これに加えて、案内部材70で、巻回体31Aを、マンドレル60の軸心方向Dに進行させることにより、巻回体31Aを賦形型80の型孔82に押し込むように挿通して、巻回体31Aを型孔82の形状に応じた賦形体に賦形する。
より具体的には、本実施形態では、マンドレル60を軸心CL周りに回転することにより、フィラメントワインディング(FW)法で、樹脂が含浸された強化繊維束Fをマンドレル60の外面(周面)61に螺旋状に巻き付ける。具体的には、フープ巻き(軸心CLと強化繊維束Fの巻き付け方向とがなす角度が略直角になる方向)で巻き付ける。なお、軸心CLは、筒部材31の軸心に一致している。
さらに案内部材70により、強化繊維束Fの縁部同士が重なり合って、強化繊維束Fに隙間がない状態の巻回体31Aを賦形型80の型孔82に挿通する。この結果、賦形体31Bは、型孔82の壁面83に押圧されるため、賦形体31Bの強化繊維束Fが軸心方向Dに押されたとしても、これが径方向に広がることを抑えることができる。さらに、賦形型80の型孔82内では、強化繊維束Fは拘束されているため、軸心CLに沿って隣り合う強化繊維束F間に隙間が発生する(いわゆる強化繊維束F同士の位置ずれ)ことを防止することができる。
このような本実施形態では、軸心CLに沿って隣り合う強化繊維束F間に隙間が発生することを防止しつつ、強化繊維束Fが径方向に膨らむことを防止するように巻回体31Aを賦形して、賦形体31Bを形成することができる。
さらに、強化繊維束Fの縁部同士が重なり合って、強化繊維束Fに隙間がない状態の巻回体31Aでは、その表面に重なりに起因した凹凸が形成され易いが、巻回体31Aを型孔82の形状に応じた形状に賦形することにより、賦形体31Bの表面を平滑化することができる。
なお、フープ巻きに巻き付けた巻回体31Aの層(フープ層)を厚さ方向に複数積層する場合には、図には示していないが、案内部材70および賦形型80の下流側に、複数の案内部材および賦形型を連続的に配置する。そして、配置した各箇所で樹脂が含浸された強化繊維束Fを、軸心方向Dに進行している巻回体31Aの周面にフープ巻きに巻き付けつつ、この巻回体31Aを案内部材で賦形型の型孔に挿通させることにより、賦形しながら、フープ層を複数積層する。
この場合には、巻き付け毎に、巻回体の層全体の厚みは増加するため、これに対応するように、各個所に配置された賦形型では、型孔の径の大きさを、巻回体の厚みに応じて設定することが好ましい。本実施形態では、上述の如く、強化繊維束Fの径方向への膨らみを防止可能であるため、厚さ方向に隣接するフープ層同士の間に隙間が形成され難い。
(2)筒体31Cの形成工程S12
次に、図4のB部の如く、筒体31Cの形成工程S12を行う。この工程では、マンドレル60の回転により、巻回体31Aとともに賦形体31Bをマンドレル60の軸心方向Dに進行させながら、賦形体31Bを形成する強化繊維束Fの樹脂を固化させて、筒体31Cを形成する。マンドレル60から筒体31Cを引き出す場合には、賦形体31Bを固化させた筒体31Cを引き出すことになるので、筒体31Cの破損を防止することができる。
次に、図4のB部の如く、筒体31Cの形成工程S12を行う。この工程では、マンドレル60の回転により、巻回体31Aとともに賦形体31Bをマンドレル60の軸心方向Dに進行させながら、賦形体31Bを形成する強化繊維束Fの樹脂を固化させて、筒体31Cを形成する。マンドレル60から筒体31Cを引き出す場合には、賦形体31Bを固化させた筒体31Cを引き出すことになるので、筒体31Cの破損を防止することができる。
なお、ここでは、「樹脂を固化する」とは、後述の如く、熱硬化により熱硬化性樹脂を固化する場合と、冷却固化により熱可塑性樹脂を固化する場合とを含む。図4に示す製造装置100では強化繊維束Fに含まれる樹脂が、熱硬化性樹脂である場合の装置構成である。具体的には、マンドレル60の回転により、巻回体31Aとともに賦形体31Bを軸心方向Dに進行させながら、賦形体31Bを形成する強化繊維束Fの樹脂(未硬化の熱硬化性樹脂)を、加熱装置87で加熱し、これを熱硬化させる。これにより、賦形体31Bの形状を保持した円筒状の筒体31Cを形成することができる。加熱装置87により加熱状態の筒体31Cは、冷却装置88の送風により冷却される。
なお、強化繊維束Fに含浸された樹脂が熱可塑性樹脂である場合には、軟化した状態の熱可塑性樹脂を冷却して固化(冷却固化)するように、賦形体31Bを放冷または強制冷却する。
(3)筒体31Cの切断工程S13
次に、図4のC部の如く、筒体31Cの切断工程S13を行う。この工程では、賦形体31Bの進行とともに筒体31Cをマンドレル60の軸心方向Dに進行させながら、所定の長さごとに筒体31Cを切断して(図4のC部に示す黒線参照)、筒部材31を連続して形成する。切断は、刃を有した切断装置89で行うが、レーザ光により強化繊維束Fを切断してもよい。
次に、図4のC部の如く、筒体31Cの切断工程S13を行う。この工程では、賦形体31Bの進行とともに筒体31Cをマンドレル60の軸心方向Dに進行させながら、所定の長さごとに筒体31Cを切断して(図4のC部に示す黒線参照)、筒部材31を連続して形成する。切断は、刃を有した切断装置89で行うが、レーザ光により強化繊維束Fを切断してもよい。
切断する際、図に示すように、筒体31Cをマンドレル60から脱型しながら、これを所定の長さごとに切断する。なお、ドーム部材32、33の周端部32a、33aと接合可能なように、必要に応じて、形成された筒部材31の周端部31aを加工してよい。
このように本実施形態では、上述した如く、軸心方向Dに進行させながら、賦形体31Bの形状を保持して形成された筒体31Cを所定の長さごとに切断する。これにより、軸心CLに沿って隣り合う強化繊維束F間の隙間の発生を防止しつつ、強化繊維束Fが径方向に膨らむことを防止しながら、筒部材31を連続して形成することができる。
2-2.ドーム部材準備工程S20
この工程では、図5に示すドーム部材32、33を準備する。準備したドーム部材32、33は、強化繊維に樹脂が含浸された繊維強化樹脂で構成され、ドーム部材32、33の形状は、ライナー2の胴体部21を除いたドーム状の側端部22、23の形状に対応している。ドーム部材32には、貫通穴を有する略円筒状の突出部32b(図1参照)が形成され、突出部32bには口金4が備えられている。
この工程では、図5に示すドーム部材32、33を準備する。準備したドーム部材32、33は、強化繊維に樹脂が含浸された繊維強化樹脂で構成され、ドーム部材32、33の形状は、ライナー2の胴体部21を除いたドーム状の側端部22、23の形状に対応している。ドーム部材32には、貫通穴を有する略円筒状の突出部32b(図1参照)が形成され、突出部32bには口金4が備えられている。
ドーム部材32、33の強化繊維としては、強化繊維束Fの強化繊維として例示した材料と同様のものを挙げることができ、強化繊維に含浸される樹脂としては、強化繊維束Fの樹脂として例示した材料と同様のものを挙げることができる。
ドーム部材32、33の樹脂が熱硬化性樹脂の場合には、樹脂は、本硬化(熱硬化)した状態(樹脂の重合反応が完全に完了した状態)でもよく、保形性が確保可能であれば、予備硬化した状態(樹脂の重合反応が完了しておらず、さらなる加熱により、反応が進む状態)でもよい。一方、熱可塑性樹脂の場合には、樹脂は冷却固化した状態である。なお、筒部材31の周端部31aと接合可能なように、必要に応じて、準備したドーム部材32、33の周端部32a、33aが加工されていてもよい。
2-3.第1補強層形成工程S30
第1補強層形成工程S30では、図5に示すように、筒部材31の周端部31aとドーム部材32、33の周端部32a、33aとを接合して第1補強層30を形成する。
第1補強層形成工程S30では、図5に示すように、筒部材31の周端部31aとドーム部材32、33の周端部32a、33aとを接合して第1補強層30を形成する。
具体的には、筒部材31の周端部31aの周縁と、ドーム部材32、33の周端部32a、33aの周縁との一方を内側にし、他方を外側にして嵌め合せて接合してもよい。あるいは、筒部材31の周端部31aの端面と、ドーム部材32、33の周端部32a、33aの端面とを突き合せて接合してもよい。図1では、一例として、筒部材31の周端部31aの周縁を内側にして、ドーム部材32、33の周端部32a、33aの周縁を外側にして、嵌め合わせた例を示している。
筒部材31の周端部31aとドーム部材32、33の周端部32a、33aとの接合は、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂からなる接着剤を介して行ってもよい。また、ドーム部材32、33を構成する繊維強化樹脂の樹脂が、予備硬化した状態の熱硬化性樹脂である場合、予備硬化した状態でこれらを嵌め合わせまたは突き合わせて、熱硬化性樹脂を加熱により本硬化させて、これらを接合してもよい。
その他にも、筒部材31とドーム部材32、33とを構成する繊維強化樹脂の樹脂が、熱可塑性樹脂である場合、これらの嵌め合わせ面または突き合わせ面を加熱し、熱可塑性樹脂が溶融した状態で、これらを熱融着(接合)してもよい。
2-4.第2補強層形成工程S40
第2補強層形成工程S40では、図6に示すように、第1補強層30の外面を覆うように、繊維強化樹脂からなる第2補強層34を形成する。これにより、第1補強層30および第2補強層34を有する補強部3を形成することができる。
第2補強層形成工程S40では、図6に示すように、第1補強層30の外面を覆うように、繊維強化樹脂からなる第2補強層34を形成する。これにより、第1補強層30および第2補強層34を有する補強部3を形成することができる。
第2補強層34を形成する際には、樹脂が含浸された強化繊維束を、FW法で、第1補強層30の表面に、ヘリカル巻きで層状に巻き付ける。ヘリカル巻きは、ドーム部材32、33に亘って、筒部材31の軸方向Xに対して斜め(10°以上60°以下の範囲)に巻き進む巻き方である。
なお、第2補強層34の強化繊維束の強化繊維は、強化繊維束Fの強化繊維として例示した材料と同様のものを挙げることができ、強化繊維に含浸される樹脂としては、強化繊維束Fの樹脂として例示した材料と同様のものを挙げることができる。
強化繊維束を第1補強層30の外面に巻き終えた後、強化繊維束に含浸された樹脂が熱硬化性樹脂の場合には、樹脂を熱硬化させる。強化繊維束に含浸された樹脂が熱可塑性樹脂の場合には、樹脂を冷却固化する。これにより第2補強層34が形成される。
2-5.ライナー形成工程S50
ライナー形成工程S50においては、図6に示すように、第1補強層30の表面を覆うように樹脂材料Mを塗布して、これを固化することによりライナー2を形成する。これにより図1に示す高圧タンク1が完成する。
ライナー形成工程S50においては、図6に示すように、第1補強層30の表面を覆うように樹脂材料Mを塗布して、これを固化することによりライナー2を形成する。これにより図1に示す高圧タンク1が完成する。
樹脂材料Mを塗布する方法は、第1補強層30の表面にライナー2を形成することができる方法であれば、特に限定されるものではない。たとえば、図6に示す貫通穴32cを介して、ノズル90を挿入し、ノズル90から液状または軟化した樹脂材料Mを吐出する。吐出する際、ノズル90を軸方向Xに沿って移動させるとともに、補強部3を周方向に回転させる。これにより、第1補強層30の全面に樹脂材料Mを塗布する。塗布後、貫通穴32cを介して、ノズル90を内部空間から引き出す。
樹脂材料M(ライナー2の材料)としては、充填される高圧ガスを収容空間5内に保持する性能、即ち、ガスバリア性が良好な樹脂であることが好ましい。このような樹脂としては、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を挙げることができる。
熱硬化性樹脂としては、たとえば、変性エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、および熱硬化性ポリイミド樹脂等を挙げることができる。熱可塑性樹脂としては、たとえば、ポリプロピレン系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂、ABS系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、エチレン-ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)、および、ポリエステル系樹脂等を挙げることができる。
樹脂材料Mの樹脂が熱硬化性樹脂の場合には、樹脂を本硬化させる。この際、第1補強層30が熱硬化性樹脂で、完全に硬化していない場合には、これらの樹脂も本硬化させる。この他にも、エポキシ樹脂等の2液混合型の熱硬化性樹脂を塗布し、これを乾燥させて、ライナー2を形成してもよい。
樹脂材料Mの樹脂が熱可塑性樹脂の場合には、樹脂を冷却固化させる。この他にも、ε-カプロラクタム等の熱可塑性樹脂モノマーと触媒とを含む樹脂を塗布し、熱可塑性樹脂モノマーの重合反応が開始する温度以上で加熱して、ナイロン6等の熱可塑性樹脂からなるライナー2を形成してもよい。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
たとえば、上記実施形態では、第2補強層を形成した後に、ライナーを形成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、第1補強層を形成した後に、第1補強層の表面に樹脂材料を塗布して、ライナーを形成してもよい。この場合には、ライナーを形成した状態の第1補強層の外面を覆うように第2補強層を形成する。さらに、ライナーを予め製造し、このライナーを覆うように、筒部材とドーム部材を被覆してもよい。この場合には、ライナーはアルミニウム製であってもよい。
1:高圧タンク、30:第1補強層(補強層)、31:筒部材、32、33:ドーム部材、31a、32a、33a:周端部、31A:巻回体、31B:賦形体、31C:筒体、60:マンドレル、70:案内部材、80:賦形型、82:型孔、83:壁面、D:軸心方向、F:強化繊維束
Claims (1)
- 筒部材の両側にドーム部材が接合された、繊維強化樹脂からなる補強層を少なくとも備えた高圧タンクの製造方法であって、
前記筒部材を形成する工程と、
前記ドーム部材を準備する工程と、
前記筒部材の周端部と前記ドーム部材の周端部とを接合して前記補強層を形成する工程と、を少なくとも含み、
前記筒部材を形成する工程は、
樹脂が含浸された強化繊維束に隙間が形成されないように、前記強化繊維束を回転したマンドレルに螺旋状に巻き付けながら、筒状に巻き付いた繊維強化樹脂束の巻回体を、案内部材で前記マンドレルの軸心方向に進行させることにより、前記巻回体を賦形型の型孔に押し込むように挿通し、前記巻回体を前記型孔の形状に応じた賦形体に賦形する賦形工程と、
前記マンドレルの回転により、前記巻回体とともに前記賦形体を前記軸心方向に進行させながら、前記賦形体を形成する前記強化繊維束の前記樹脂を固化させて、筒体を形成する工程と、
前記賦形体の進行とともに前記筒体を前記軸心方向に進行させながら、所定の長さごとに前記筒体を切断して、前記筒部材を連続して形成する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする高圧タンクの製造方法。
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JP2020131513A JP2022028221A (ja) | 2020-08-03 | 2020-08-03 | 高圧タンクの製造方法 |
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2020
- 2020-08-03 JP JP2020131513A patent/JP2022028221A/ja active Pending
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