JP2022027445A - 液体吐出装置、プリントヘッドおよびプリントヘッドの製造方法 - Google Patents

液体吐出装置、プリントヘッドおよびプリントヘッドの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液体の漏れやプリントヘッドからの液落ちを抑制することができ、且つコストアップを抑制することができる液体吐出装置、プリントヘッドおよびプリントヘッドの製造方法を提供する。【解決手段】液体を貯蔵可能な貯蔵部と、前記貯蔵部と接合され前記貯蔵部の内部圧力変化を抑制する圧力抑制部材180と、を有し、前記貯蔵部に貯蔵された液体を吐出するプリントヘッドを備えた液体吐出装置であって、インク貯蔵部160と圧力抑制部材との隙間をシールするための液体シール材185を塗布する。【選択図】図4

Description

本発明は、貯蔵部に貯蔵された液体をヘッド部から吐出する液体吐出装置、プリントヘッドおよびプリントヘッドの製造方法に関する。
吐出口から液体を吐出して紙等の記録媒体に記録を行う液体吐出装置は、吐出する液体を貯蔵する貯蔵部を有する。貯蔵部では、使用する環境(例えば、吐出口からの液体の吐出状況)に応じて内圧が変化する。そこで、貯蔵部に弾性体からなる圧力抑制部材を設けることで、貯蔵部内の圧力変化を抑制することがある。貯蔵部と圧力抑制部材との取付け部に隙間があると、貯蔵部内は密閉されなくなるので、該隙間からの液体の漏れやプリントヘッドの吐出口からの液落ちなどが生じる。
ところで、特許文献1には、球状塗布体とチップの先端縁との境界部の隙間全域を非乾燥性の液体でシールすることで、長期間放置してもチップ内部の塗布液が固化することなく、塗布液の通路を確保することが開示されている。
液体吐出装置の液体の貯留部に特許文献1の技術を適用することで、液体の漏れや、プリントヘッドからの液落ちなどを抑制することができる可能性がある。
特開平7-222949号公報
しかし、液体吐出装置の液体の貯留部に特許文献1の技術を適用し、圧力抑制部材の取付け面の全域をシール部材でシールすると、使用するシール部材の量が多くなり、簡潔な構成でシールすることが困難となる恐れがある。
よって本発明は、液体の漏れやプリントヘッドからの液落ちを抑制することができ、且つ簡潔な構成でシールすることができる液体吐出装置、プリントヘッドおよびプリントヘッドの製造方法を提供する。
そのため本発明の液体吐出装置は、液体を貯蔵可能な貯蔵部と、前記貯蔵部と接合され前記貯蔵部の内部圧力変化を抑制する圧力抑制部材と、を有し、前記貯蔵部に貯蔵された液体を吐出するプリントヘッドを備えた液体吐出装置であって、前記貯蔵部と前記圧力抑制部材との隙間をシールするための液体シール材が塗布されていることを特徴とする。
本発明によれば液体の漏れやプリントヘッドからの液落ちを抑制することができ、且つコストアップを抑制することができる液体吐出装置、プリントヘッドおよびプリントヘッドの製造方法を提供することができる。
液体吐出装置の要部を示した斜視図である。 プリントヘッドを示した斜視図である。 プリントヘッドを示した図である。 インク貯蔵部と圧力抑制部材との接合部を拡大して示した図である。 本発明の効果を検証した実験内容とその結果である。 シール面にゴミ(異物)を挟んだ場合の模式図である。 インク貯蔵部と圧力抑制部材との接合部を拡大して示した図である。 プリントヘッドが備える溝を示した図である。 記録動作時のインク貯蔵部を示した図である。 変形例を示した図である。 変形例を示した図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用可能な液体吐出装置1の要部を示した斜視図である。液体吐出装置1は、プリントヘッド100の主走査方向への移動と、媒体6の副走査方向への移動とを交互に行いながら、プリントヘッド100から媒体6に対して液体(以下、インクともいう)を吐出することで媒体6に印刷を行う。
液体吐出装置1は、プリントヘッド100を登載して往復移動するキャリッジ2、媒体6を搬送する搬送ローラー3、インクを収容するインクタンク200、インクタンク200とプリントヘッド100とを繋ぐチューブ4を備えている。更に液体吐出装置1は、移動するキャリッジ2をガイドする第一の軸8および第二の軸9、プリントヘッド100をキャップするキャップユニット7を備えている。印刷をしない時にプリントヘッド100は、キャップユニット7の位置で、プリントヘッド100のノズル部がキャップユニット7に設けられたキャップで密閉された状態で待機している。
図2は、プリントヘッド100を示した斜視図である。プリントヘッド100は、印刷のためのインクを吐出する第1記録素子基板110(主にブラック用)と第2記録素子基板111(主にカラー用)を備える。各記録素子基板を支持する支持部材120は、ヘッド部150に固定され、各記録素子基板に対して吐出のための電気信号を送るために電気配線テープ130および電気接続部140に接続される。各記録素子基板は、電気接続部材140を介して電気信号を受信する。
図3は、プリントヘッド100を示した図である。プリントヘッド100は、内部にインクを貯蔵可能なインク貯蔵部160を備えている。プリントヘッド100のヘッド部150は、プリントヘッド100を液体吐出装置1に固定する部材であり、インクを吐出するための記録素子基板110(111)と電気配線テープ130と電気接続部材140とフィルター155が備えられている。フィルター155の上には、ヘッド部150とインク貯蔵部160とがシール部材170を挟んで固定することにより密閉接合される。
インク貯蔵部160の内部は、環境や印字時のキャリッジ移動による揺動の影響などで圧力変化が生じるため、インク貯蔵部160の上部には内部圧力変化を抑制するための圧力抑制部材180が設けられている。圧力抑制部材180は内部に空間を備えた弾性体からなり、インク貯蔵部160に対して圧力抑制部材180を押さえ部材190で押し付けて固定することにより、インク貯蔵部160と圧力抑制部材180とがシール面181で密閉接合される。
プリントヘッド100は、組み立て後にリーク検査を行うが、検査で判定NGになることがある。原因としては、組立工程においてインク貯蔵部160と圧力抑制部材180との間にゴミを挟んだり、圧力抑制部材180が変形することが考えられる。またはシール面181が一部欠損していることも考えられる。ゴミを挟んだり、圧力抑制部材180が変形したり、シール面181が一部欠損している場合、インク貯蔵部160と圧力抑制部材180との接合部に隙間が生じ、その隙間から空気が流入して密閉されなくなる。そこで、本実施形態では液体シール材を用いて、インク貯蔵部160と圧力抑制部材180との隙間をシールする。
図4は、インク貯蔵部160と圧力抑制部材180との接合部を拡大して示した図である。本実施形態では、インク貯蔵部160と圧力抑制部材180とが接合された状態で、圧力抑制部材180の外縁側端部に沿って液体シール材185を塗布する。このように液体シール材185を塗布して隙間をシールすることで、接合部にゴミを挟んだり、圧力抑制部材180が変形したり、シール面181が一部欠損して隙間が生じても、インク貯蔵部160内部を密閉状態とすることができる。
液体シール材185の塗布は、シール面181の全体に塗布することも考えられるが、シール面181の全体に液体シール材185を塗布すると、塗布量が多くなり、コストアップとなってしまう。また、圧力抑制部材180の内側に流れ出したり、インク貯蔵部160の連通口に流れ込むことも考えられる。そのため、圧力抑制部材180を接合した後に、接合部の外縁端部に沿って液体シール材185を塗布することが好ましい。
図5(a)、(b)は、本発明の効果を検証した実験内容とその結果である。インク貯蔵部160と圧力抑制部材180との間に、直径40/25/15μmのワイヤ183を挟み込み、ワイヤ183によって生じた隙間182を測定した。また、ワイヤ183による隙間182が生じた状態で、液体シール材塗布無しの状態と、液体シール材185を塗布した状態とで、プリントヘッド100からの液落ちの有無を確認した。
直径40μmのワイヤ183を挟み込んだ時に生じる隙間182は15μmであり、液体シール材を塗布しない乾燥状態では1日で液落ちが発生した。これに対し、液体シール材185を塗布した場合は、長期放置でもプリントヘッド100から液落ちは生じなかった。
直径25μmのワイヤ183を挟み込んだ時に生じる隙間182は9μmであり、液体を塗布しない乾燥状態では1日で液落ちが発生した。
直径15μmのワイヤ183を挟み込んだ時に生じる隙間182は6μmであり、液体シール材を塗布しない乾燥状態でも長期放置でプリントヘッド100から液落ちは生じなかった。
以上の結果より、圧力抑制部材180の外縁側端部に沿って液体シール材185を塗布することで、隙間182が生じても液体シール材185でシールされることから、プリントヘッド100から液落ちは発生しないと考えた。
このように液体シール材185には、想定される隙間(6~15μm)をシール可能であり、シールするのに最適な物性(粘度等)を備えていることが求められる。本実施形態では液体シール材185は、非揮発性かつ非硬化性の材料でかつ粘度の高い材料を用いている。さらには、液体吐出装置1で用いるインクに含まれる材料のうち少なくとも1つの材料を含んだ液体シール材185を使用することがより好ましい。さらにより好ましくは、液体シール材185に含まれるすべての材料がインクに含まれていることである。液体シール材185がインクと接触し、液体シール材185中の成分がインクに流れだとしても、その成分がインクに使用されている成分であれば、インクの品質に及ぼす影響を抑えることができるためである。本実施形態では液体シール材185として、一般的なグリセリン(粘度:1412mPa・s(20℃))やアセチレノール(川研ファインケミカル アセチレノールE100)を用いた。
図6(a)は、シール面181にゴミ(異物)を挟んだ場合の模式図であり、図6(b)は、図6(a)のVIb-VIbにおける断面図で、液体シール材185を省略した図である。シール面181にゴミ(異物)を挟んだ場合、弾性部材である圧力抑制部材180は変形し、シール面181の一部には、隙間182が生じる。生じた隙間182には、毛管作用によって液体シール材185が流入し隙間182をシールする。液体シール材185が隙間182をシールすることで、圧力抑制部材180およびインク貯蔵部160の内部は密閉状態となる。
なお、本実施形態では圧力抑制部材180の外縁側端部に沿って液体シール材185を塗布しているが、インク貯蔵部160と圧力抑制部材180との間に隙間が生じた際に、液体シール材185が隙間に流入可能であればよい。つまり、インク貯蔵部160と圧力抑制部材180との接合面の外縁に液体シール材185が塗布されていればよい。
このように、インク貯蔵部160と圧力抑制部材180との接合面の外縁に沿って、液体シール材を塗布する。これによって、液体の漏れやヘッド部からの液落ちを抑制することができ、且つコストアップを抑制することができる液体吐出装置、プリントヘッドおよびプリントヘッドの製造方法を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成について説明する。
図7は、本実施形態のインク貯蔵部160と圧力抑制部材180との接合部を拡大して示した図である。本実施形態のインク貯蔵部160の圧力抑制部材180との接合部には、圧力抑制部材180に向かって突出する凸部191が設けられており、凸部191が備える面が接合面となっている。このようにインク貯蔵部160に凸部191を設けたことで、圧力抑制部材180とインク貯蔵部160との間には隙間182ができる。液体シール材185は、圧力抑制部材180とインク貯蔵部160との隙間182に流入するが、流入するのは圧力抑制部材180の外縁測端部から凸部191までの領域となり、凸部191から内部へは流入しない。このため、本実施形態によれば、液体シール材185の隙間への流入量を制御することができる。このように、液体シール材185によって圧力抑制部材180とインク貯蔵部160との隙間182がシールされることで、圧力抑制部材180およびインク貯蔵部160の内部は密閉状態となる。
(第3の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成について説明する。本実施形態も第2の実施形態と同様に、凸部191を備えている。
図8(a)は、本実施形態におけるプリントヘッド300が備える溝302を示した図であり、図8(b)は、インク貯蔵部301の天面306における溝302を示した図である。プリントヘッド300が備えるインク貯蔵部301は、矢印X方向における両方の側の内壁面303に沿って矢印Z方向に延びる溝302を備えている。溝302は、インク貯蔵部301のシール部材170でシールされる面から内壁面303に沿って矢印Z方向に延び、天面裏面304に達する。溝302は、更に天面裏面304に沿ってインク貯蔵部301の中心部に向かって延び、更にインク貯蔵部301の中心部に設けられた穴部305の内面に沿って矢印Z方向に延びて、インク貯蔵部301の天面306に達する。天面306に達した溝302は、更に天面306に沿ってインク貯蔵部301の中心から外側に向かって凸部191まで延びている。
このように、インク貯蔵部301に、内壁面303から天面306まで連続した溝302が設けられていることで、毛細管現象によってインク貯蔵部301内のインク210が、溝302に沿って凸部191まで運ばれる。凸部191まで運ばれたインクは、凸部191と圧力抑制部材180との間で生じる毛細管現象によって、凸部191に沿って図8(b)のように環状にインク210が行き渡る。環状となったインク210は、圧力抑制部材180と凸部191と天面306とでなされた隙間で液体架橋となりメニスカスが形成される。このように凸部191に沿って、圧力抑制部材180と天面306との間で形成されたメニスカスによってインク貯蔵部301内部を密閉状態とすることができる。
図9は、記録動作時のインク貯蔵部301を示した図である。溝302の内側にゴミの付着や成形不良等の障害物あった場合、インク210が溝302の途中で止まってしまうことが考えられる。しかし、図9のように、インク貯蔵部301における、プリントヘッド100が移動する主走査方向(所定方向)における両側の内壁に溝302を形成する。このように溝302を形成することで、プリントヘッド100の往復移動による慣性力がインク210に働き、インク210の水面が上下することで、ゴミや成形不良箇所を乗り越えてインク210が溝302に沿って凸部191まで到達することができる。ゴミや成形不良箇所がインク貯蔵部301の上部にある場合、インク貯蔵部301内のインク210の量が少ないと、ゴミや成形不良箇所までインク210が届かないことも考えられるが、その場合は、インク210を補充すればよい。
以下、インク210が溝302に沿って、毛細管現象によって這い上がる量について説明する。
毛管力で液体が垂直な管内を這い上がる高さhは、
Figure 2022027445000002
と表せる。ここで、
T:液体の表面張力
ρ:液体の密度
r:菅の内径(半径)
θ:接触角
であり、実施形態においては、
T:0.030または0.036 [N/m](以降、這い上がりにくい方のT=0.030 [N/m]で計算する)
ρ:1000 [kg/m3]
r:r [m]
θ:30 [deg]
とする。
これらの値を式(1)に代入すると、
Figure 2022027445000003
ここで、1辺の長さがd [m]の溝の相当半径はre [m]は、
Figure 2022027445000004
であり、実施形態におけるインク貯蔵部301の底面から天面306までの高さは19[mm]であるので、これらの値を式(2)に代入して、
Figure 2022027445000005
Figure 2022027445000006
となる。したがって0.4 [mm]四方以下の太さ、深さの溝であればインク貯蔵部301の底面から天面306までインク210を運ぶことができる。
また、ユーザーがプリントヘッド100にインクを充填すると、インク210は、インク貯蔵部301の半分程度の高さまで充填される。そのため、溝302の矢印Z方向(図8参照)における下端は、インク貯蔵部301の底面から天面306までの高さの半分よりも下側に設けられていればよい。よって、使用上は、式(2)において、
Figure 2022027445000007
程度でよく、これについて計算を行うと、
Figure 2022027445000008
となり、使用上においては、0.8[mm]四方以下(溝の幅0.8mm以下)の大きさの溝であればよいことがわかる。
図10、図11は、本実施形態の変形例を示した図である。図10(a)は、インク貯蔵部底部から天面306まで連続する2本のリブ307を設けた例である。図10(a)のように連続した2本のリブ307を形成し、2本のリブ307の間を溝としてインク210の毛細管現象を利用する構成でもよい。図10(b)は、天面306には溝302を設け、それ以外の部分には連続する2本のリブ307を設けた例である。また、図10(c)は、天面306の途中まで2本のリブ307を備え、途中から溝302が設けられている。このように天面306の途中で2本のリブ307から溝302に切り替わる構成でもよい。
更に、図11のように、インク貯蔵部301の内壁の矢印X方向における少なくとも一方に溝302を設ける構成でもよい。インク貯蔵部301の内壁の矢印X方向以外にも溝が設けられていてもよい。更に、図11に示す構成は、適宜図10に示す構成と組み合わせてもよい。
1 液体吐出装置
2 キャリッジ
100 プリントヘッド
150 ヘッド部
160 インク貯留部
180 圧力抑制部材
182 隙間
185 液体シール材
210 インク
302 溝
306 天面
307 リブ

Claims (17)

  1. 液体を貯蔵可能な貯蔵部と、
    前記貯蔵部と接合され前記貯蔵部の内部圧力変化を抑制する圧力抑制部材と、を有し、前記貯蔵部に貯蔵された液体を吐出するプリントヘッドを備えた液体吐出装置であって、
    前記貯蔵部と前記圧力抑制部材との隙間をシールするための液体シール材が塗布されていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記液体シール材は、前記貯蔵部と前記圧力抑制部材との接合面の外縁に沿って塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記液体シール材は、非揮発性かつ非硬化性である請求項1または2に記載の液体吐出装置。
  4. インクを吐出する前記液体吐出装置であって、
    前記液体シール材を構成する材料のうち少なくとも一つは、インクに含まれている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記液体シール材は、6~15μmの隙間をシール可能である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  6. 前記圧力抑制部材は、押さえ部材によって前記貯蔵部に対して押さえられている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記圧力抑制部材は、弾性体から成る請求項1ないし6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  8. 前記貯蔵部と接合された前記圧力抑制部材は、前記貯蔵部の内部と連通する空間を備えている請求項7に記載の液体吐出装置。
  9. 前記貯蔵部は、前記圧力抑制部材に向かって突出する凸部を備えており、前記凸部と前記圧力抑制部材とが接合されている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  10. 前記貯蔵部は、前記圧力抑制部材に向かって突出する凸部と、前記貯蔵部の内壁面から天面裏面、天面に設けられた穴の内面、前記天面に連続して設けれた溝と、を備えており、
    前記液体シール材は、前記貯蔵部に貯蔵された液体であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  11. 前記溝は、前記貯蔵部の内壁面から天面裏面、天面に設けられた穴の内面、前記天面に連続して設けれた2本のリブによって形成されていることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。
  12. 前記貯蔵部は、前記プリントヘッドと共に、所定方向に往復移動し、
    前記溝は、前記貯蔵部の前記所定方向における少なくとも一方の内壁に設けられていることを特徴とする請求項10または11に記載の液体吐出装置。
  13. 前記溝は、前記貯蔵部の前記所定方向における両方の内壁に設けられていることを特徴とする請求項12に記載の液体吐出装置。
  14. 前記溝の幅は、0.8mm以下であることを特徴とする請求項10ないし13のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  15. 前記溝は、インク貯蔵部の底面から天面までの高さの半分よりも下側から設けられていることを特徴とする請求項10ないし14のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  16. 液体を貯蔵可能な貯蔵部と、
    前記貯蔵部と接合され前記貯蔵部の内部圧力変化を抑制する圧力抑制部材と、を備え、前記貯蔵部に貯蔵された液体を吐出するプリントヘッドであって、
    前記貯蔵部と前記圧力抑制部材との隙間をシールするための液体シール材が塗布されていることを特徴とするプリントヘッド。
  17. 液体を貯蔵可能な貯蔵部と、前記貯蔵部の内部圧力変化を抑制する圧力抑制部材と、を接続する接続工程を有したプリントヘッドの製造方法であって、
    前記貯蔵部と前記圧力抑制部材との隙間をシールするための液体シール材を塗布する工程を備えていることを特徴とするプリントヘッドの製造方法。
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