JP2022025339A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】知的財産の価値を適切に評価することができるようにする。【解決手段】プロセッサを備えるコンピュータに、所定の検索クエリに基づく、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する第1ステップ(S111)と、当該母集団に含まれる文献の各々について、当該文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、当該文献の当該母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第2ステップ(S112)と、を実行させる。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、事業戦略に用いるため、企業が保有する特許について、その価値を適切に評価するニーズがある。
例えば特許文献1には、所定の技術分野に属する、複数の特許データ、および当該特許データ各々の特許属性情報を特許データベースより取得し、取得した各特許データを所定期間毎のグループに分類し、当該グループ毎に、当該グループに属する各特許データの特許属性情報を利用し、当該特許データ各々の評価値を、グループ毎に求めた値を用いて算出することにより、特許出願又は特許権の経過情報又は内容情報に基づいて客観的に定まる数値情報に基づいて、特許出願又は特許権の価値を適切に評価することが開示されている。
国際公開第2008/054001号
しかし、価値評価が変動し得るものであるにもかかわらず、上記手法のような従来のスコアシステムでは絶対値での評価しかしていない。このため、知的財産の価値を適切に評価することができない、という問題があった。
そこで、本発明の目的は、知的財産の価値を適切に評価することである。
本開示に係るプログラムは、プロセッサを備えるコンピュータに、所定の検索クエリに基づく、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する第1ステップと、前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第2ステップと、を実行させる。
本開示に係るプログラムによれば、知的財産の価値を適切に評価することができる。
情報処理システム1の全体構成を示すブロック図である。 情報処理装置10の機能構成を示すブロック図である。 第2指標と第3指標と算出の一例を示す図である。 情報処理装置10による評価処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態について説明する。本実施形態に係る情報処理システム1は、法人又は自然人(以下、法人等という)が保有している知的財産の価値評価を行うためのシステムである。本実施形態では、知的財産が特許である場合について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<1.情報処理システム1の全体構成>
図1は、情報処理システム1の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置10と、DB(データベース)サーバ20と、ネットワーク30とを含む。情報処理装置10と、DBサーバ20とは、ネットワーク30を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク30は、有線又は無線ネットワークにより構成される。情報処理装置10と、DBサーバ20とは、任意の有線又は無線の通信規格を用いて、ネットワーク30と接続する。
情報処理装置10は、法人等が保有している特許の価値評価を行う評価処理を実行する装置である。情報処理装置10は、例えば、ラップトップパソコン又はラックマウント型若しくはタワー型等のコンピュータ等である。情報処理装置10は、複数の情報処理装置10等により構成されてもよい。
情報処理装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信IF14と、入出力IF15とを含んで構成される。
プロセッサ11は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
メモリ12は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
ストレージ13は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)である。
通信IF14は、情報処理装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。
入出力IF15は、入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、マウス等のポインティングデバイス、キーボード)、及び、情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)とのインタフェースとして機能する。
DBサーバ20は、予め収集した特許文献の情報を格納しているDBサーバである。
特許文献の情報には、技術分野、特許権が設定登録されていることを示す登録情報、出願人情報、出願日、登録日、特許出願の状態、他の特許出願に関する審査、審判、又は訴訟において引用された数を示す被引用実績、当該特許文献が出願されている国、当該特許文献の発明を出願している国の数であるファミリー数等が含まれる。
また、DBサーバ20は、特許文献を検索可能に構成される。具体的には、DBサーバ20は、検索クエリを受信すると、検索クエリに基づいて特許文献を検索し、検索した複数の特許文献を、検索クエリの送信元に送信するように構成される。検索クエリは、技術分野、キーワード、出願人の氏名又は名称、公開日等の種々の特許文献の検索に用いられる情報である。なお、本実施形態では、DBサーバ20は、情報処理装置10とは別装置として構成する場合を例に説明するが、同一の装置として構成してもよい。
<2.情報処理装置10の機能的な構成>
図2は、情報処理装置10の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを含む。
通信部110は、情報処理装置10が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部120は、情報処理装置10が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部120は、パラメータDB121等を記憶する。
パラメータDB121は、後述する評価処理で用いる各パラメータを保持するデータベースである。各パラメータの詳細は後述する。
制御部130は、情報処理装置10のプロセッサ11がプログラムに従って処理を行うことにより、受信制御部131、送信制御部132、取得部133、第1評価部134、第2評価部135、第3評価部136、及び提示部137に示す機能を発揮する。
受信制御部131は、情報処理装置10が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。具体的には、受信制御部131は、DBサーバ20から各種情報を受信する。例えば、受信制御部131は、DBサーバ20から、特許文献の集合を受信する。
送信制御部132は、情報処理装置10が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。具体的には、送信制御部132は、所定の情報をDBサーバ20に送信する。例えば、送信制御部132は、検索クエリをDBサーバ20に送信する。
取得部133は、所定の検索クエリに基づく、特許権に関する文献の集合である母集団を取得する。具体的には、取得部133は、まず、ユーザから、検索クエリの入力を受け付ける。次に、取得部133は、送信制御部132に検索クエリをDBサーバ20に送信させる。そして、取得部133は、受信制御部131が、DBサーバ20から検索結果として特許権に関する文献の集合である母集団を受信することにより、当該母集団を取得する。特許権に関する文献は、公開特許公報(公表、再公表等も含む)、国際公開された国際出願、若しくは特許公報、又はこれらに相当する外国の公報である。また、特許権に関する文献に、実用新案に関する文献を含める構成としてもよい。検索クエリには、技術分野等の情報が含まれることから、母集団は、特定の技術分野、特定のキーワード等の特許文献の集合となる。すなわち、母集団は、単に技術分野で括ったもののみならず、検索により得られる特許文献の集合も含まれる。これは、本開示の情報処理装置が、各特許文献が母集団に依存した場合の相対値を出したいからである。
第1評価部134は、母集団に含まれる特許文献の各々について、当該特許文献に関するパラメータに基づいて算出した値を、当該特許文献の母集団内における文献の各々の当該値における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する。
具体的には、第1評価部134は、まず、母集団に含まれる特許文献の各々について、第1指標を、当該特許文献に関するパラメータ及び当該特許文献の権利化に応じた第1重みに基づいて、母集団に含まれる特許文献の各々の第1指標における相対的な関係を表す値として算出する。
より具体的には、第1評価部134は、下記式(1)を用いて、第1指標を算出する。
Figure 2022025339000002
上記式(1)において、ρは特許文献iの第1指標、Nは母集団に含まれる特許文献数、iは母集団の特許文献のカウンタ(1≦i≦N)である。また、xは特許文献iのスコア、x(式(1)中太字のx)は、母集団に含まれるすべての特許文献のスコアである。関数Dは、母集団内におけるスコアxの偏差値を求める関数である。
また、第1評価部134は、スコアxを、下記式(2)を用いて算出する。
Figure 2022025339000003
上記式(2)において、wは特許文献iの権利化に応じて定まる第1重み、Mはパラメータの数、pはj番目のパラメータ、kはパラメータpに対する係数である。第1重みwは、特許文献iが特許権として登録されている場合に大きくなり、特許文献iが取り下げ、拒絶査定の確定等により登録不能である場合に小さくなるように設定する。特許権が設定されている場合、当該特許文献iの特許としての強さが大きいと判断できるからである。
また、関数fは、括弧内の値を変換するための任意の関数である。関数fを、括弧内の値をそのまま出力する関数としても、括弧内の値を計算しやすい値に正規化したり、所定の範囲に小さくしたりする関数としてもよい。
(パラメータ)
第1評価部134は、パラメータとして、特許出願から権利化までの第1期間と、所定の基準日から特許権喪失予定日までの第2期間との比率、文献の出願された国に応じた第2重み、文献のファミリー数、及び文献が他の文献に引用された数を示す被引用実績の少なくとも1つを用いる。地理的な権利範囲、時間的な情報に関するものであれば、上記に挙げたものに限定されるものではない。また、上記パラメータは適宜組み合わせ可能であり、必ずしも全てのパラメータを用いる必要はない。
被引用実績は、他者へ排他権としてのインパクトをどれだけ与えるかを評価するためのパラメータであり、最も第1指標に与える影響の大きいパラメータである。被引用実績のうち、特許制度の成熟している国、特許の年間出願件数が多い国等の特許の影響が大きい国で引用されたか否かで、更に重み付けしてもよい。例えば、影響が大きい国(例えば、米国、欧州、日本)で引用されている場合、被引用実績が大きくなるように重み付けを行うことができる。このように重み付けすることで、特許文献iの影響を適切に反映させることができる。よって、母集団内の特許文献毎に算出された第1指標は、特許文献のステータス(登録、失効、取下げ等)とは関係なく、失効した特許権や、未審査請求のまま見なし取下げとなった場合であっても、後願を拒絶する等多数の被引用実績があることにより、高くなることがある。
第1期間は、特許文献iの出願日から、登録日までの期間である。第1期間が短いほど権利期間が長くなるため、権利の強さがあると判断することができる。特許文献iが未登録である場合、例えば、当該パラメータは0として取り扱えばよい。所定の基準日から権利喪失予定日までの第2期間は、例えば取得部133が取得した日から、特許文献iの特許権の満了日までの期間である。第2期間が長いほど権利期間が長くなるため、権利の強さがあると判断することができる。期間は、日数、月数、年数等任意の単位を用いることができる。第1評価部134は、第1期間又は第2期間そのものをパラメータとして用いても良いし、第1期間と第2期間との比率をパラメータとして用いてもよい。
また、特許権は実際に満了日まで存続するとは限らない。このため、特許権の有効期限を推定し、推定した有効期限を第2期間の終期とすることもできる。この場合、国毎の特性、技術分野毎の技術の陳腐化のスピード等に基づいて、有効期限を推定する。この時、技術分野毎の分類は、特許分類(IPC、FI、Fターム、CPC等)を用いて分類することができる。
例えば、第1評価部134は、下記式(3)を用いて推定する。
Figure 2022025339000004
上記式(3)において、登録日は特許文献の登録日、満了までの期間は特許文献の法律上の満了日までの期間、係数は、国毎の特性、技術分野毎の技術の陳腐化のスピードなどに基づく係数である。例えば、現在から満了期間前に出願された、国毎の技術分野毎の特許権について、保有期間の平均値を算出し、当該平均値に基づいて係数を算出する。当該係数は、同一の技術分野内での保有期間のばらつきが大きい、又は技術分野無いでの特許件数が少なすぎる場合には、有効期限を推定しない。推定値としての信頼度が低くなるからである。例えば、技術分野において特許文献が1件しかない場合、特許文献が所定数(例えば5件、50件等)以下かつ偏差が所定数(例えば0.5年、5年等)以上である場合に、推定しない。
また、パラメータとして、出願国における特許権の理論上の最大期間である第3期間を用いることができる。例えば、日本であれば、特許権は特許出願の日から20年で満了するため、第3期間を20年とする。また、パラメータとして、出願日から現在までの期間である第4期間を用いることができる。また、第3期間と第4期間との比率を、パラメータとして用いることもできる。
特許文献の出願された国に応じた第2重みは、予め第1評価部134により算出され、パラメータDB121に格納されている。具体的には、第2重みは、特許文献の出願された国における出願数、知的財産に関する訴訟の損害賠償額、及び国内総生産に基づいて算出される。出願数、損害賠償額、及び国内総生産を用いれば、その国が特許政策にどれだけ力を入れているかの指標とすることができるからである。第1評価部134は、例えば、下記式(4)を用いて第2重みを算出する。
Figure 2022025339000005
上記式(4)において、Cは特許文献iの出願国であり、tは国Cにおける第2重みtであり、GDPは国Cの直近の年の国内総生産であり、出願数は国Cにおける直近の年の特許出願数であり、損害賠償額は、国Cにおける直近の複数年の特許に関する訴訟における損害賠償額である。出願数は量が多いほどノイズも大きい。そのため、出願数の平方根を用いることで、ノイズを少なくしている。
また、訴訟の損害賠償額として、国Cにおける損害賠償額の順位が所定の範囲内の損害賠償額を用いることもできる。特許に関する訴訟の損害賠償額は、最も高額になる損害賠償額が1位のものを用いると、偶然高額になった場合も含まれてしまう。このため、例えば1位~5位は異常値が多いものとみなし、6位~10位の損害賠償額の平均値を使用する。これにより、ロバスト性を高めることができる。
特許文献iが、広域官庁(例えば、欧州特許庁又はアフリカ広域知的所有権機関)に出願されている場合、GDPは、当該広域に含まれる主要国のGDPの和、平均等を用いる。例えば、ドイツ、フランス、スイス、イタリア、及びオランダのGDPの和とする。
特許文献iが、国際事務局による国際公開された国際出願である場合、GDPは5大特許庁の属する国のGDPの中央値又は平均値とする。
第1評価部134は、各国の第2重みを算出した後、最も高い第2重みを100として、各国の第2重みを正規化しておくことができる。このとき、予め定めた閾値以下となった第2重みを、一律に当該閾値とすることができる。極端に値が小さくなることにより、特許文献の出願された国に応じた第2重みが第1指標に与える影響を大きくしてしまうことを防ぐためである。例えば、閾値を20~40の範囲で定めておく。
ファミリー数は、特許文献iが複数国において権利化され、または権利化される可能性があるため、大きい数であるほど、権利が強い傾向にあると判定するためのパラメータである。ファミリー数は、ファミリーがどの国に分布しているかに応じて重み付けする構成とすることができる。例えば、ファミリー数が大きくても、経済規模の大きい国における複数の特許出願なのか、そうでない国における複数の特許出願なのかで、特許権の強さが大きく異なるからである。この場合、経済規模の大きい国、特許権の保護の厚い国等へファミリーが分布している傾向にあれば、ファミリー数を大きくする重み付けを行う。また、経済規模の小さい国、特許権の保護の手厚くない国等へファミリーが分布している傾向にあれば、ファミリー数を小さくする重み付けを行う。
また、パラメータには、特許文献の情報に基づくパラメータ、経済指標に基づくパラメータ等の他のパラメータを含むことができる。
特許文献の情報に基づくパラメータは、特許文献の情報に含まれる情報に応じて定まるパラメータである。具体的には、特許文献の情報に、所定の出願人又は特許権者、発明者の氏名、キーワードが含まれる場合に、当該特許文献の権利の強さが高い傾向にあるとする。例えば、所定の出願人又は特許権者を、大企業、ユニコーン企業と呼ばれる高評価額かつ設立年数の若いベンチャー企業その他優秀なベンチャー企業、その他の業界内若しくは母集団内における優秀な企業とする。また、例えば、所定の発明者を、多数の特許権についての発明者、多額の損害賠償額の支払いを命ずる特許権の損害賠償訴訟の当該特許権についての発明者等の発明者とする。このとき、特許文献の情報に上記のような情報を含む場合、特許文献に基づくパラメータを高い値とするように構成する。特許文献の情報に基づくパラメータは、予めパラメータDB121に格納しておく。
経済指標に基づくパラメータは、特許文献の出願人の財務データ、株価、その他の経済的な指標等の少なくとも1以上に基づいて、数値化したパラメータである。経済指標に基づくパラメータを用いる構成とする場合、ユーザ又は外部装置から出願人の経済指標の入力を受け付け可能な構成とする。第1評価部134は、受け付けた経済指標に基づいて、経済指標に基づくパラメータを算出する。
次に、第1評価部134は、第1指標に基づいて特許文献を評価する。具体的には、第1指標の値が大きいほど、特許文献の母集団において特許権が相対的に強いと評価する。
第2評価部135は、母集団に含まれる特許文献の各々について、当該特許文献の第1指標及び第2期間に基づいて算出した値を第2指標とし、母集団に含まれる特許文献のうち、所定の出願人についての特許文献の各々についての前記第2指標の総和を、前記出願人の競争力として評価する。
被引用実績は出願後の年数が経つにつれて増大していく。このため、母集団内では、古い特許文献の第1指標が比較的高くなってしまうことが発生する。このため、第2評価部135では、第1指標に加え、第2期間を出願人単位、技術分野別、出願年次別などで集計することにより、評価する。本実施形態では、出願人単位で評価する場合について説明する。
具体的には、第2評価部135は、まず、母集団に含まれる特許文献の各々について、当該特許文献の第1指標に、第2期間を乗算することにより得られる値を、第2指標とする。次に、第2評価部135は、出願人毎に、母集団に含まれる当該出願人の特許文献の第2指標の総和を求める。このとき、母集団に含まれる当該出願人の特許文献の第1指標が所定の閾値以上である特許文献につき、第2指標の総和を求める。第1指標は、特許文献の母集団内の相対的な権利の強さを示すため、ある程度権利の強さのある特許文献でなければ、競争力を持たないと判断できるからである。すなわち、ある程度競争力について優位性のある特許文献のみを対象とする。求めた第2指標の総和は、出願人の特許ポートフォリオとしての総合的な競争力を測る指標として評価することができる。
また、第2評価部135は、母集団に含まれる文献のうち、所定の出願人についての文献の各々についての第1指標のうち、最も大きな第1指標を、当該出願人が競合相手に対して脅威となりうる第3指標として評価する。
具体的には、第2評価部135は、出願人毎に、母集団に含まれる当該出願人の特許文献の第1指標のうち、最も大きな第1指標を、第3指標とする。すなわち、第3指標は、出願人が保有する特許のうち最も強いと考えられる特許文献が、どの程度の値であるかを示す。このため、第3指標を、出願人が競合相手に対して脅威となる特許を持っているかを示す指標として、評価することができる。
図3に、第2指標と第3指標と算出の一例を示す。図3に示すように、第2評価部135は、第2指標を、第1指標(例えば、55.7)と第2期間(例えば、4年)とを乗じて算出する(例えば、223.1)。そして、第2評価部135は、算出した第2指標の出願人毎の総和を求める。図3では、所定の閾値を50とする場合を例に説明する。例えばA社の総和の場合、第1指標が50以上のもののみを対象として、第2指標の総和を求める(図3中の破線枠)。このため、第1指標が40.5である特許文献001については、第2指標の和に含めない。また、第2評価部135は、出願人の最も大きい第1指標を第3指標とする。例えば、図3中の実践枠のように、A社の第1指標の最大値である55.7を第3指標とする。なお、所定の閾値を50とした場合を例に説明したが、あくまで一例であり、これに限定されるものではない。
また、第2評価部135は、出願人についての文献の各々についての前記第2指標の総和、及び前記第3指標に基づいて算出した値を、前記出願人についての前記母集団に含まれる文献の中に突出した技術があることを示す第4指標として評価する。具体的には、第2評価部135は、出願人毎に、当該出願人についての第2指標の総和と第3指標とを乗算することにより得られる値を、第4指標とする。第4指標は、第2指標の特許ポートフォリオとしての視点と、第3指標の突出した特許があるかという視点とを掛け合わせているため、出願人が保有する特許の総合的なポテンシャルを示す指標として、評価することができる。
第3評価部136は、母集団に含まれる特許文献の各々についての第2指標と、母集団に含まれる特許文献数とに基づいて算出した値を、母集団において価値が高い特許権についてのポートフォリオが効率的に作れているかを示す第5指標として評価する。
具体的には、第3評価部136は、母集団に含まれる特許文献の各々についての第2指標の総和を、母集団に含まれ特許文献の数で割ることにより、第5指標を算出する。すなわち、当該母集団の特許文献1件当たりの競争力を求めることになるため、第5指標は、価値の高いポートフォリオを作れているかを評価する指標となる。複数の母集団が存在する場合、複数の母集団の各々についての第5指標の偏差値を求める。この偏差値が高いほど、他の母集団よりもポートフォリオが効率的に作れていると評価することができる。
また、第3評価部136は、特定の出願人についての第5指標を算出する構成としてもよい。この場合、第5指標の算出においては、第2指標の総和を、第1指標が所定の閾値未満のものも含めて計算する。このとき、第3評価部136は、当該出願人についての第2指標の総和を、当該出願人についての母集団に含まれ特許文献の数で割ることにより、第5指標を算出する。第2指標の総和は、第1指標が所定の閾値以上のもので構成されるが、特許文献の数には、第1指標が所定の閾値未満のものも含むこととする。このように構成することで、当該出願人についての特許文献の質の偏りを評価することができる。第1指標が所定の閾値未満の特許文献を、第1指標が所定の閾値以上の特許文献よりも多く持っているとポートフォリオが効率的に作れていないと判断できるのである。
また、第3評価部136は、母集団に含まれる特許文献の各々についての第2指標の総和、及び第3指標と、第5指標とに基づいて算出した値を用いて、母集団を総合的に評価する。
具体的には、第3評価部136は、母集団の第2指標の総和と、第3指標と、第5指標とを乗じて得られる第6指標を求める。第6指標は、第2指標の特許ポートフォリオとしての視点と、第3指標の突出した特許があるかという視点と、ポートフォリオの効率性の視点とを掛け合わせ、総合的な母集団のポートフォリオとしての評価の指標とする。母集団の第6指標を、他の母集団の第6指標と比較することにより、相対的に当該母集団の総合的な評価を行うことができる。
提示部137は、種々の画面を表示する処理を制御する。具体的には、提示部137は、法人等の名前の入力を受け付けるための画面、第1評価部134、第2評価部135、及び第3評価部136により算出された第1指標~第6指標、及び第2指標の総和をユーザに表示するための画面を提示する。
<3.評価処理>
以下では、情報処理装置10における評価処理の各処理について図面を参照しながら説明する。図4は、情報処理装置10による評価処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS111において、取得部133は、所定の検索クエリに基づく、特許権に関する文献の集合である母集団を取得する。
ステップS112において、第1評価部134は、第1評価部134は、母集団に含まれる特許文献の各々について、第1指標を、当該特許文献に関するパラメータ及び当該特許文献の権利化に応じた第1重みに基づいて、母集団に含まれる特許文献の各々の第1指標における相対的な関係を表す値として算出する。
ステップS113において、第2評価部135は、母集団に含まれる特許文献の各々について、当該特許文献の第1指標に、第2期間を乗算することにより得られる値を、第2指標とする。
ステップS114において、第2評価部135は、出願人毎に、母集団に含まれる当該出願人の特許文献の第2指標の総和を求める。求めた第2指標の総和は、出願人の特許ポートフォリオとしての総合的な競争力を測る指標として評価することができる。
ステップS115において、第2評価部135は、第2評価部135は、出願人毎に、母集団に含まれる当該出願人の特許文献の第1指標のうち、最も大きな第1指標を、第3指標とする。すなわち、第3指標は、出願人が保有する特許のうち最も強いと考えられる特許文献が、どの程度の値であるかを示す。このため、第3指標を、出願人が競合相手に対して脅威となる特許を持っているかを示す指標として、評価することができる。
ステップS116において、第2評価部135は、出願人についての文献の各々についての前記第2指標の総和、及び前記第3指標に基づいて算出した値を、前記出願人についての前記母集団に含まれる文献の中に突出した技術があることを示す第4指標として評価する。具体的には、第2評価部135は、出願人毎に、当該出願人についての第2指標の総和と第3指標とを乗算することにより得られる値を、第4指標とする。第4指標は、第2指標の特許ポートフォリオとしての視点と、第3指標の突出した特許があるかという視点とを掛け合わせているため、出願人が保有する特許の総合的なポテンシャルを示す指標として、評価することができる。
ステップS117において、第3評価部136は、第3評価部136は、母集団に含まれる特許文献の各々についての第2指標と、母集団に含まれる特許文献数とに基づいて算出した値を、母集団において価値が高い特許権についてのポートフォリオが効率的に作れているかを示す第5指標として評価する。具体的には、第3評価部136は、母集団に含まれる特許文献の各々についての第2指標の総和を、母集団に含まれ特許文献の数で割ることにより、第5指標を算出する。
ステップS118において、第3評価部136は、第3評価部136は、母集団の第2指標の総和と、第3指標と、第5指標とを乗じて得られる第6指標を求める。第6指標は、第2指標の特許ポートフォリオとしての視点と、第3指標の突出した特許があるかという視点と、ポートフォリオの効率性の視点とを掛け合わせ、総合的な母集団のポートフォリオとしての評価の指標とする。母集団の第6指標を、他の母集団の第6指標と比較することにより、相対的に当該母集団の総合的な評価を行うことができる。
ステップS119において、提示部137は、第1評価部134、第2評価部135、及び第3評価部136により算出された第1指標~第6指標、及び第2指標の総和をユーザに表示するための画面を提示し、処理を終了する。
以上説明したように、本開示に係るプログラムによれば、プロセッサを備えるコンピュータに、所定の検索クエリに基づく、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する第1ステップと、前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第2ステップと、を実行させることにより、知的財産の価値を適切に評価することができる。
特許の価値評価が変動し得るものであるにもかかわらず、従来手法のような従来のスコアシステムでは絶対値での評価しかしていなかった。例えば、従来技術では、出願人が意図的にステータスを変更させることでスコア操作が可能であり、実態を反映しているとは言えない。また、ある技術観点からは低いスコアの特許であっても、別の技術観点からは重要な特許になるものもあり得る。また、特許権のライセンス料や損害賠償請求の根拠にもできるわけだが、それらの算定額は市場規模に応じても大きく変わり、市場規模自体は国によっても変わる。よって、同じ1つ発明から派生する特許であっても、どの国で取得されているかによって特許としての価値は相対的に変わることになる。
これに対し、本開示では、所定の検索クエリに基づく、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価するため、知的財産の価値を適切に評価することができるのである。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、情報処理装置10が指標を提示する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。情報処理装置10がサーバとして機能し、外部装置からの要求に応じて、各指標を算出する構成としてもよい。また、情報処理装置10の各機能を複数の装置に構成し、特許評価を行うシステムとして構成しても良い。
また、情報処理装置10が、特許評価の対象となる法人等の名前の入力を受け付ける構成としてもよい。また、外部装置から、法人等の名前を受信する構成としてもよい。これらの場合、第2評価部135は、受け付けた法人等の名前の出願人について第2指標~第4指標を算出する。
また、知的財産は、日本国内外を問わず、特許、実用新案、意匠、商標その他の知的財産、又は外国の知的財産のように、権利の登録が公開されるものを含む。なお、意匠は日本において出願時には出願公開制度は無いが、国際事務局又は外国において公開される場合がある。実用新案の場合、技術評価が行われており、かつ、技術評価が肯定的見解である場合に、特許の登録とみなすことで応用することができる。
<知的財産以外の分野への活用例>
また、上記実施形態は、知的財産の価値の評価に用いる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本開示は、研究テーマや研究機関の価値の評価に用いることもできる。この場合、文献としては、公的又は私的に助成又は補助された研究費情報を用いることができる。研究費情報には、研究課題、研究種目、配分区分、審査区分、研究機関、研究代表者、研究期間、研究ステータス、配賦額、報告書、研究成果等が含まれている。
この場合、所定の検索クエリにより、研究費情報の集合である母集団を収集する。当該母集団は、特定の技術領域、研究者、キーワード等により検索された研究費情報の集合である。
知的財産では知的財産権が登録されるが、研究テーマでは、研究機関等が作成した申請書が、国等の担当者及び有識者の少なくとも1以上による査読を経て、採択されることに相当する。
また、研究テーマや研究機関の価値の評価に用いるパラメータや重みは、適宜設定することができ、例えば、研究成果である論文が引用された数や共同研究関係の数を用いることもできる。なお、パラメータは、適宜設定するものとする。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)プロセッサを備えるコンピュータに、所定の検索クエリに基づく、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する第1ステップと、前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第2ステップと、を実行させるプログラム。前記プログラムを実行することにより、知的財産の価値を適切に評価することができる。
(付記2)前記第2ステップにおいて、前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献の前記第1指標を、前記母集団に含まれる文献の各々の前記第1指標における相対的な関係を表す値として算出する(付記1)に記載のプログラム。前記プログラムを実行することにより、各々の前記第1指標における相対的な関係を表す値として算出することで、母集団の取得方法に合わせた相対的な評価をすることにより、知的財産の価値を適切に評価することができる。
(付記3)前記第2ステップにおいて、前記パラメータとして、出願から権利化までの第1期間と、所定の基準日から権利喪失予定日までの第2期間との比率、文献の出願された国に応じた第2重み、文献のファミリー数、及び文献が他の文献に引用された数を示す被引用実績の少なくとも1つを用いる(付記1)又は(付記2)に記載のプログラム。前記プログラムを実行することにより、前記パラメータを用いることで、評価を行う時期に応じて知的財産の価値を適切に評価することができる。権利喪失予定日を適宜設定することで、技術の陳腐化やトレンド動向に合わせた評価をすることができる。
(付記4)前記第2重みは、前記文献の出願された国における出願数、前記知的財産に関する訴訟の損害賠償額、及び国内総生産に基づいて算出される(付記3)に記載のプログラム。このように、前記第2重みが算出されることにより、国際的な景気動向、政策に応じて知的財産の価値を適切に評価とすることができる。
(付記5)前記訴訟の損害賠償額として、前記国における損害賠償額の順位が所定の範囲内の損害賠償額を用いる(付記4)に記載のプログラム。このように、所定の範囲内の損害賠償額を用いることで、評価におけるロバスト性を高めることができる。
(付記6)前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献の前記第1指標及び前記第2期間に基づいて算出した値を、前記母集団において前記知的財産権の競争力を示す第2指標として評価する第3ステップを前記コンピュータに実行させる(付記3)~(付記5)の何れかに記載のプログラム。このように、知的財産権の競争力を示す第2指標として評価することによって、母集団における文献個々の評価を定量的に評価することができる。
(付記7)前記母集団に含まれる文献のうち、所定の出願人についての文献の各々についての前記第2指標の総和を、前記出願人の競争力として評価する第4ステップを前記コンピュータに実行させる(付記6)に記載のプログラム。このように、所定の出願人についての文献の各々についての第2指標の総和を算出することで、出願人の特許ポートフォリオとしての総合的な競争力を評価することができる。
(付記8)前記母集団に含まれる文献のうち、所定の出願人についての文献の各々についての前記第1指標のうち、最も大きな前記第1指標を、前記出願人が競合相手に対して脅威となりうる第3指標として評価する第5ステップを前記コンピュータに実行させる(付記6)に記載のプログラム。このように、出願人が競合相手に対して脅威となりうる第3指標として評価することで、出願人が競合相手に対して脅威となる特許を有しているかを評価することができる。
(付記9)前記出願人についての文献の各々についての前記第2指標の総和、及び前記第3指標に基づいて算出した値を、前記出願人についての前記母集団に含まれる文献の中に突出した技術があることを示す第4指標として評価する第6ステップを前記コンピュータに実行させる(付記8)に記載のプログラム。このように、第4指標として評価することで、第2指標の特許ポートフォリオとしての視点と、第3指標の突出した特許があるかという視点とを掛け合わせているため、出願人が保有する特許の総合的なポテンシャルを評価することができる。
(付記10)前記母集団に含まれる文献の各々についての前記第2指標と、前記母集団に含まれる文献数とに基づいて算出した値を、前記母集団において価値が高い前記知的財産権についてのポートフォリオが効率的に作れているかを示す第5指標として評価する第7ステップを前記コンピュータに実行させる(付記8)又は(付記9)に記載のプログラム。前記プログラムを実行することにより、第5指標として評価することで、母集団において価値の高いポートフォリオを作れているかを評価することができる。
(付記11)前記母集団に含まれる文献の各々についての前記第2指標の総和、及び前記第3指標と、前記第5指標とに基づいて算出した値を用いて、前記母集団を総合的に評価する第8ステップを前記コンピュータに実行させる(付記10)に記載のプログラム。このように、第8ステップを行うことで、前記母集団を総合的に評価することができる。
(付記12)前記知的財産権は、特許権、実用新案権、又は意匠権である(付記1)~(付記11)の何れかに記載のプログラム。このように、特許権、実用新案権、又は意匠権に関する文献を用いることにより、これまで価値の評価が難しかった権利に対して、評価を行うことができる。
(付記13)所定の検索クエリにより得られた、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する取得部と、前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第1評価部と、を含む情報処理装置。前記情報処理装置によれば、知的財産の価値を適切に評価することができる。
(付記14)所定の検索クエリにより得られた、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する取得部と、前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第1評価部と、を含むサーバ。前記サーバによれば、知的財産の価値を適切に評価することができる。
(付記15)所定の検索クエリにより得られた、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得し、前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する情報処理方法。前記情報処理方法によれば、知的財産の価値を適切に評価することができる。
1 情報処理システム1、10 情報処理装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 ストレージ、14 通信IF、15 入出力IF、20 DBサーバ、30 ネットワーク、110 通信部、120 記憶部、121 パラメータDB、130 制御部、131 受信制御部、132 送信制御部、133 取得部、134 第1評価部、135 第2評価部、136 第3評価部、137 提示部。

Claims (15)

  1. プロセッサを備えるコンピュータに、
    所定の検索クエリに基づく、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する第1ステップと、
    前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第2ステップと、
    を実行させるプログラム。
  2. 前記第2ステップにおいて、前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献の前記第1指標を、前記母集団に含まれる文献の各々の前記第1指標における相対的な関係を表す値として算出する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第2ステップにおいて、前記パラメータとして、出願から権利化までの第1期間と、所定の基準日から権利喪失予定日までの第2期間との比率、文献の出願された国に応じた第2重み、文献のファミリー数、及び文献が他の文献に引用された数を示す被引用実績の少なくとも1つを用いる
    請求項1又は請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記第2重みは、前記文献の出願された国における出願数、前記知的財産に関する訴訟の損害賠償額、及び国内総生産に基づいて算出される
    請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記訴訟の損害賠償額として、前記国における損害賠償額の順位が所定の範囲内の損害賠償額を用いる
    請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献の前記第1指標及び前記第2期間に基づいて算出した値を、前記母集団において前記知的財産権の競争力を示す第2指標として評価する第3ステップ
    を前記コンピュータに実行させる請求項3~請求項5の何れか1項に記載のプログラム。
  7. 前記母集団に含まれる文献のうち、所定の出願人についての文献の各々についての前記第2指標の総和を、前記出願人の競争力として評価する第4ステップ
    を前記コンピュータに実行させる請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記母集団に含まれる文献のうち、所定の出願人についての文献の各々についての前記第1指標のうち、最も大きな前記第1指標を、前記出願人が競合相手に対して脅威となりうる第3指標として評価する第5ステップ
    を前記コンピュータに実行させる請求項6に記載のプログラム。
  9. 前記出願人についての文献の各々についての前記第2指標の総和、及び前記第3指標に基づいて算出した値を、前記出願人についての前記母集団に含まれる文献の中に突出した技術があることを示す第4指標として評価する第6ステップ
    を前記コンピュータに実行させる請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記母集団に含まれる文献の各々についての前記第2指標と、前記母集団に含まれる文献数とに基づいて算出した値を、前記母集団において価値が高い前記知的財産権についてのポートフォリオが効率的に作れているかを示す第5指標として評価する第7ステップ
    を前記コンピュータに実行させる請求項8又は請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記母集団に含まれる文献の各々についての前記第2指標の総和、及び前記第3指標と、前記第5指標とに基づいて算出した値を用いて、前記母集団を総合的に評価する第8ステップ
    を前記コンピュータに実行させる請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記知的財産権は、特許権、実用新案権、又は意匠権である
    請求項1~請求項11の何れか1項に記載のプログラム。
  13. 所定の検索クエリにより得られた、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する取得部と、
    前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第1評価部と、
    を含む情報処理装置。
  14. 所定の検索クエリにより得られた、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得する取得部と、
    前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する第1評価部と、
    を含むサーバ。
  15. 所定の検索クエリにより得られた、所定の知的財産権に関する文献の集合である母集団を取得し、
    前記母集団に含まれる文献の各々について、前記文献に関するパラメータ及び当該文献の権利化に応じた第1重みに基づいて算出した値を、前記文献の前記母集団内における相対的な権利の強さを示す第1指標として評価する
    情報処理方法。
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