JP2022024813A - アキシチニブ(iv型)を有効成分とする医薬錠剤及び包装された医薬錠剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】アキシチニブ(IV型)を有効成分とする医薬錠剤を提供することであって、光安定性の向上が可能となる医薬錠剤及び包装された医薬錠剤を提供することを課題とする。【解決手段】本発明の医薬錠剤は、光照射に伴う錠剤の着色及び不純物の生成が抑制されており、光安定性が向上した医薬錠剤を提供することができる。また、光安定性の向上が可能となる包装された医薬錠剤を提供することもできる。【選択図】なし
Description
本発明は、アキシチニブ(IV型)を有効成分とし光安定性が向上した医薬錠剤及び包装された医薬錠剤に関する。
アキシチニブは、化学名をN-メチル-2-({3-[(1E)-2-(ピリジン-2-イル)エテン-1-イル]-1H-インダゾール-6-イル}スルファニル)ベンザミドとする、式(1)で示される構造を有する化合物である。
アキシチニブは血管内皮増殖因子受容体(VEGFR-1、-2及び-3)をターゲットとした選択的キナーゼ阻害剤である。VEGFRは血管新生及びリンパ管新生を調節する主要な受容体型チロシンキナーゼであり、腫瘍の増殖及び転移に関与している。アキシチニブは、インライタ(登録商標)の商品名にて提供されている。
アキシチニブはフィルムコーティングされた医薬錠剤で提供されている。非特許文献1に、アキシチニブ(XLI型)、乳糖水和物、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウムの混合物を乾式造粒し、これにステアリン酸マグネシウムを加え打錠して得られる医薬錠剤が記載されている。これらの錠剤は、酸化チタンを含むコーティング剤(オパドライ(登録商標)レッド)を用いフィルムコーティングを施した医薬錠剤として調製されている。また、非特許文献1には、アキシチニブ(XLI型)の光に対する不安定性が記載されており、アキシチニブ(IV型)の更なる光に対する不安定性も記載されている。
EUROPEAN MEDICINES AGENCY CHMP assessment report Inlyta
本発明の目的は、アキシチニブ(IV型)を有効成分とする医薬錠剤を提供することであって、光安定性の向上が可能となる医薬錠剤を提供することを課題とする。また、アキシチニブ(IV型)を有効成分とする医薬錠剤を提供することであって、光安定性の向上が可能となる包装された医薬錠剤を提供することも課題とする。
本発明者は、アキシチニブ(IV型)を有効成分とする医薬錠剤であって、酸化チタン又は着色剤を含有する医薬錠剤とすることにより、光安定性が向上した医薬錠剤を提供できることを見出し、本発明を完成させた。また、アキシチニブ(IV型)を有効成分とする医薬錠剤であって、光安定性の向上が可能となる包装された医薬錠剤を提供できることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明は以下の[1]~[6]を要旨とする。
[1] アキシチニブ(IV型)と、酸化チタン又は着色剤と、を含有する、アキシチニブ(IV型)含有製剤。
アキシチニブ(IV型)の医薬錠剤として、アキシチニブ(IV型)と、酸化チタン又は着色剤を含有することにより、錠剤の光照射に伴う着色及び不純物の生成が抑制され、光安定性が向上する。
[2] アキシチニブ(IV型)を含有する素錠の外側に、酸化チタン又は着色剤を含有するフィルムコーティング部を有する、アキシチニブ(IV型)含有製剤。
アキシチニブ(IV型)の医薬錠剤として、アキシチニブ(IV型)の造粒物を調製し、これを用いて成型した錠剤とし、フィルムコーティングすることにより、錠剤の光照射に伴う着色及び不純物の生成が抑制され、光安定性が向上する。
[3] 前記酸化チタン又は前記着色剤は、前記アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く1以下である、[1]又は[2]に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤。
[4] 前記着色剤が、黄色三二酸化鉄または三二酸化鉄である、[1]~[3]のいずれか一項に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤。
[5] [1]~[4]のいずれか一項に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤をPTP包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤。
PTP包装することで、光安定性を担保することができる。さらに、透明又は褐色透明PTP包装を使用することで、光安定性を保ちつつ、錠剤を目視で確認できる包装された医薬錠剤を提供する。
[6] [5]に記載のPTP包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤を、さらにアルミピローで包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤。
アキシチニブ(IV型)の医薬錠剤として、アキシチニブ(IV型)と、酸化チタン又は着色剤を含有することにより、錠剤の光照射に伴う着色及び不純物の生成が抑制され、光安定性が向上する。
[2] アキシチニブ(IV型)を含有する素錠の外側に、酸化チタン又は着色剤を含有するフィルムコーティング部を有する、アキシチニブ(IV型)含有製剤。
アキシチニブ(IV型)の医薬錠剤として、アキシチニブ(IV型)の造粒物を調製し、これを用いて成型した錠剤とし、フィルムコーティングすることにより、錠剤の光照射に伴う着色及び不純物の生成が抑制され、光安定性が向上する。
[3] 前記酸化チタン又は前記着色剤は、前記アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く1以下である、[1]又は[2]に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤。
[4] 前記着色剤が、黄色三二酸化鉄または三二酸化鉄である、[1]~[3]のいずれか一項に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤。
[5] [1]~[4]のいずれか一項に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤をPTP包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤。
PTP包装することで、光安定性を担保することができる。さらに、透明又は褐色透明PTP包装を使用することで、光安定性を保ちつつ、錠剤を目視で確認できる包装された医薬錠剤を提供する。
[6] [5]に記載のPTP包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤を、さらにアルミピローで包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤。
本発明の医薬錠剤は、光照射に伴う錠剤の着色及び不純物の生成が抑制されており、光安定性が向上した医薬錠剤である。また、光安定性の向上が可能となる包装された医薬錠剤を提供することもできる。
本発明は、アキシチニブ(IV型)を有効成分とする医薬錠剤であって、酸化チタン又は着色剤を含有する医薬錠剤及び包装された医薬錠剤である。以下にその詳細について説明する。
本発明の医薬錠剤は、有効成分としてアキシチニブを用いる。アキシチニブは、化学名をN-メチル-2-({3-[(1E)-2-(ピリジン-2-イル)エテン-1-イル]-1H-インダゾール-6-イル}スルファニル)ベンザミドとする化合物である。当該化合物は、特許第3878849号公報にて開示されており、それに記載の方法により合成することができる。
アキシチニブは、アキシチニブ無水物、アキシチニブ水和物、有機溶媒和物又はその医薬的に許容な塩を用いても良い。例えば、無水物、水和物、エタノール溶媒和物、THF溶媒和物、イソプロパノール溶媒和物は、いずれも特許第5869197号公報にて公開されており、これに記載の方法により調製することができる。アキシチニブは、医薬品の有効成分として用いることができる品質レベルの化合物を用いることが望ましい。
本発明において、前記錠剤として、アキシチニブはアキシチニブ無水物を用いることが好ましい。
アキシチニブ無水物には、複数の結晶多形が存在する。代表的なものとして、XLI型結晶多形及びIV型結晶多形が挙げられ、特許第5869197号公報及び特表2008-518904号公報において開示されている。XLI型結晶多形は、粉末X線結晶回折(XRD)にて、2θ(°)が略6.0、11.5、11.9、12.5、12.9、14.9、15.6、16.2、16.5、17.9、19.9、20.7、21.0、21.6、22.4、22.8、23.1、24.2、24.5、25.0、25.3、25.6、25.9、26.4、26.9、27.7、28.0、28.1、28.5、29.9、30.9、31.5、32.9、33.2、34.8、35.0及び36.1のピークで特徴付けられる。IV型結晶多形は、粉末X線結晶回折(XRD)にて、2θ(°)が略8.9、12.0、14.6、15.2、15.7、17.8、19.2、20.5、21.6、23.2、24.2、24.8、26.2及び27.5のピークで特徴付けられる。
本発明において、有効成分であるアキシチニブ無水物は医薬品原薬として用いられる品質であれば特に問題なく用いることができる。また結晶多形においても特に限定されることなく適用することができる。好ましくは、IV型結晶多形が適用される。
有効成分であるアキシチニブは、当該医薬錠剤総量に対し0.1質量%以上10質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは0.2質量%以上5質量%以下である。
本発明において、前記錠剤として、アキシチニブはアキシチニブ無水物を用いることが好ましい。
アキシチニブ無水物には、複数の結晶多形が存在する。代表的なものとして、XLI型結晶多形及びIV型結晶多形が挙げられ、特許第5869197号公報及び特表2008-518904号公報において開示されている。XLI型結晶多形は、粉末X線結晶回折(XRD)にて、2θ(°)が略6.0、11.5、11.9、12.5、12.9、14.9、15.6、16.2、16.5、17.9、19.9、20.7、21.0、21.6、22.4、22.8、23.1、24.2、24.5、25.0、25.3、25.6、25.9、26.4、26.9、27.7、28.0、28.1、28.5、29.9、30.9、31.5、32.9、33.2、34.8、35.0及び36.1のピークで特徴付けられる。IV型結晶多形は、粉末X線結晶回折(XRD)にて、2θ(°)が略8.9、12.0、14.6、15.2、15.7、17.8、19.2、20.5、21.6、23.2、24.2、24.8、26.2及び27.5のピークで特徴付けられる。
本発明において、有効成分であるアキシチニブ無水物は医薬品原薬として用いられる品質であれば特に問題なく用いることができる。また結晶多形においても特に限定されることなく適用することができる。好ましくは、IV型結晶多形が適用される。
有効成分であるアキシチニブは、当該医薬錠剤総量に対し0.1質量%以上10質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは0.2質量%以上5質量%以下である。
本発明は、アキシチニブ(IV型)と、酸化チタン又は着色剤を含有する医薬錠剤であることを特徴とする。
当該着色剤としては、タルク、三二酸化鉄、黄酸化鉄、黄色三二酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、褐色酸化鉄、食用黄色素類、食用青色素類、食用赤色素類等が挙げられる。好ましくは三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄であることである。より好ましくは三二酸化鉄であることである。
当該着色剤としては、タルク、三二酸化鉄、黄酸化鉄、黄色三二酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、褐色酸化鉄、食用黄色素類、食用青色素類、食用赤色素類等が挙げられる。好ましくは三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄であることである。より好ましくは三二酸化鉄であることである。
当該酸化チタン又は着色剤は、医薬品添加剤として用いられる品質のものであれば、特に制限することなく用いることができる。酸化チタンとして、好ましくは、NA61グレードが適用される。
当該酸化チタンは、アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く1以下であることが好ましい。アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く0.75以下であることがより好ましい。
当該着色剤は、アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く1以下であることが好ましい。アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く0.75以下であることがより好ましい。
当該酸化チタンは、アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く1以下であることが好ましい。アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く0.75以下であることがより好ましい。
当該着色剤は、アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く1以下であることが好ましい。アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く0.75以下であることがより好ましい。
アキシチニブは経口的に用いられる。
本発明は錠剤や口腔内崩壊錠といった錠剤形態である。すなわち本発明の医薬錠剤は、有効成分としてアキシチニブ(IV型)と酸化チタン又は着色剤を用い、その他の添加剤として任意の賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤等の製剤用添加剤と併せて混合し、成型することで調製される錠剤である。
当該錠剤を調製するためには、任意に賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、可溶化剤、流動化剤、コーティング剤、安定化剤、保存剤、矯味剤、着色剤等の、医薬製剤を調製するための通常の医薬製剤用添加剤を用いても良い。
本発明は錠剤や口腔内崩壊錠といった錠剤形態である。すなわち本発明の医薬錠剤は、有効成分としてアキシチニブ(IV型)と酸化チタン又は着色剤を用い、その他の添加剤として任意の賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤等の製剤用添加剤と併せて混合し、成型することで調製される錠剤である。
当該錠剤を調製するためには、任意に賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、可溶化剤、流動化剤、コーティング剤、安定化剤、保存剤、矯味剤、着色剤等の、医薬製剤を調製するための通常の医薬製剤用添加剤を用いても良い。
本発明において賦形剤としては、乳糖水和物、無水乳糖、マンニトール、マルトース、スクロース、ソルビトール、キシリトール、イノシトール等の糖類、トウモロコシデンプン等のデンプン類が挙げられ、これらの単独使用、若しくは2種以上を組み合せて用いることが好ましい。
賦形剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し10質量%以上100質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは20質量%以上100質量%以下である。
賦形剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し10質量%以上100質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは20質量%以上100質量%以下である。
結合剤としては、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポビドン、部分アルファ化デンプン等が挙げられ、これらの単独使用、若しくは2種以上を組み合せて用いることが好ましい。
結合剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し10質量%以上100質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは20質量%以上100質量%以下である。
結合剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し10質量%以上100質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは20質量%以上100質量%以下である。
崩壊剤としては、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、クロスポビドン、カルメロース、カルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、低置換度カルボキシメチルスターチナトリウム等が挙げられ、これらの単独使用、若しくは2種以上を組み合せて用いることが好ましい。
崩壊剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し1質量%以上20質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは2質量%以上10質量%以下である。
崩壊剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し1質量%以上20質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは2質量%以上10質量%以下である。
滑沢剤としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、モノステアリン酸グリセリン、フマル酸ステアリルナトリウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、カルナウバロウ等が挙げられ、これらの単独使用、若しくは2種以上を組み合せて用いることが好ましい。滑沢剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し0.1質量%以上10質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは0.2質量%以上5質量%以下である。
コーティング剤としては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、エチルセルロース、ポリビニルアルコール・ポリエチレングリコール・グラフトコポリマー、アミノアルキルメタクリレートコポリマーE、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー、ポリビニルアルコール・アクリル酸・メタクリル酸メチルコポリマー等が挙げられ、これらの単独使用、若しくは2種以上を組み合せて用いることが好ましい。
コーティング剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し0.1質量%以上20質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは0.2質量%以上10質量%以下である。
可塑剤としては、トリアセチン、クエン酸トリエチル、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリソルベート、D-ソルビトール、流動パラフィン等が挙げられ、これらの単独使用、若しくは2種以上を組み合せて用いることが好ましい。
可塑剤を用いる場合は、当該医薬錠剤総量に対し0.1質量%以上20質量%以下で使用することが好ましい。好ましくは0.2質量%以上10質量%以下である。
製剤用添加剤としては、その他、可溶化剤、流動化剤、安定化剤、保存剤、矯味剤等を含んでも良い。
可溶化剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、精製大豆レシチン、ソルビタン脂肪酸エステル、ダイズ油、ラウロマクロゴール等が挙げられる。
流動化剤としては、軽質無水ケイ酸、タルク、含水二酸化ケイ素等が挙げられる。
安定化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、トコフェロール、亜硫酸塩等が挙げられる。
保存剤としては、パラオキシ安息香酸エステル類等が挙げられる。
矯味剤としては、白糖、D-ソルビトール、キシリトール等が挙げられる。
これらの添加剤は、医薬品製剤用途で許容される純度であれば特に制限されることなく用いることができる。これらの添加剤は1種のみを用いても良く、これらの混合物として用いても良い。当該医薬組成物又は医薬製剤を調製する際に、任意に使用される。
本発明の医薬錠剤は、有効成分としてアキシチニブ(IV型)と酸化チタン又は着色剤を用い、その他の添加剤として任意の賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤等の製剤用添加剤と併せて混合し、成型することで調製されるが、その製剤型は、裸錠、フィルムコーティング錠、分散錠、口腔内崩壊錠、チュアブル錠、発泡錠等の形態の何れの態様であっても良い。
本発明の医薬錠剤において、アキシチニブ(IV型)を含有する素錠の外側に、前記酸化チタン又は着色剤を含有するフィルムコーティング部を有することが好ましい。素錠の外側に酸化チタン又は着色剤を含有するフィルコーティング部を有することにより、遮蔽効果がより得られることが考えられる。
フィルムコーティング錠は、前記フィルムコーティングを施していない医薬錠剤(素錠)に対し、酸化チタン等の添加剤や任意の可塑剤等の添加剤を含むコーティング剤を、水又は水と任意の割合で混合し得る有機溶剤を含む水性溶剤にて溶解又は懸濁させてコーティング剤水性溶液を調製し、スプレー等により錠剤表面に付着させ、熱風を送り錠剤表面から溶媒を除去乾燥させる方法により調製することができる。
本発明は、光安定性の向上が可能となる包装された医薬錠剤を提供することも要旨とする。
医薬錠剤を包装する方法としては、PTP包装やボトル包装が挙げられる。本発明において、PTPで包装することが好ましい。
本発明において、PTPは、医薬品包装として用いられる品質のものであれば、特に制限することなく用いることができる。PTPの材質としては、PVC、PVDC、PCTFE、PP、COC等が挙げられる。好ましくは、PVC、PVDCである。より好ましくは、PVDCである。PTPの厚さとしては、特に制限することなく用いることができる。好ましくは、0.20mm、0.25mmである。PTPの色としては、特に制限することなく用いることができる。着色したPTPは、光の遮蔽効果が向上することから好ましい。PTPの透湿度としては、特に制限することなく用いることができる。好ましくは、5g/m2・24hr以下である。より好ましくは、4g/m2・24hr以下である。
本発明において、PTPは市販のものを用いて良い。市販のPTPとしては、三菱ケミカル株式会社製ビニホイル(登録商標)では、C-0471、C-0484、住友ベークライト株式会社製スミライト(登録商標)では、VSL-4603、VSL-4603(カツ4-670)、VSS-1202、VSS-1101-UV-3が挙げられる。
本発明において、使用するPTPが透明又は褐色透明である場合、錠剤の状態を目視で確認することが可能となる。透明PTPとしては、ビニホイル(登録商標)(C-0471)やスミライト(登録商標)(VSL-4603、VSS-1202、VSS-1101-UV-3)が挙げられる。褐色透明PTPとしては、ビニホイル(登録商標)(C-0484)やスミライト(登録商標)(VSL-4603(カツ4-670))が挙げられる。
本発明において、PTP包装された医薬錠剤をさらにアルミピローで包装することができる。本発明において、アルミピローは、医薬品包装として用いられる品質のものであれば、特に制限することなく用いることができる。
本発明において、アルミピローで包装する際、医薬品乾燥剤を同封することができる。
本発明において、シリカゲルは、医薬品乾燥剤として用いられる品質のものであれば、特に制限することなく用いることができる。
本発明において、ゼオライトは、医薬品乾燥剤として用いられる品質のものであれば、特に制限することなく用いることができる。
本発明の医薬錠剤は、光照射に伴う錠剤の着色及び不純物の生成が抑制されており、光安定性が向上した医薬錠剤であることを特徴とする。また、光安定性の向上が可能となる包装された医薬錠剤であることも特徴とする。従来のアキシチニブ(XLI型)錠剤は、アキシチニブと共に賦形剤、崩壊剤等の混合物を乾式造粒して造粒物を調製し、これを圧縮成形することで製造される医薬錠剤であるが、これは光に対する不安定性という課題があった。このため、酸化チタン又は着色剤を含むフィルムコーティングを施すことで光安定性を確保していた。本発明は、更に光に不安定なアキシチニブ(IV型)錠剤において光照射による着色及び不純物の生成を抑制することができるものである。また、包装を行うことによりフィルムコーティングの被覆ムラや剥離等のコーティング不均一性があったとしても、着色及び不純物の生成を抑制することができる。したがって、本発明により、アキシチニブ(IV型)錠において、より光安定性が向上した医薬錠剤及び包装された医薬錠剤を提供することができる。
以下、本発明を実施例により更に説明する。ただし、本発明がこれらの実施例に限定されるものではない。
[調製例1]
1錠当たりの含量として、アキシチニブ(IV型)5mg、乳糖水和物83mg、結晶セルロース83mg、クロスカルメロースナトリウム9.1mgの比率となるように混合し、ローラーコンパクターを用い乾式造粒した。得られた造粒物を、スピードミル及び16Mのスクリーンを用い整粒した。この乾式造粒物180.1mgに対して、ステアリン酸マグネシウム1.8mgの比率になるように混合し打錠することで、調製例1に係る錠剤を調製した。
1錠当たりの含量として、アキシチニブ(IV型)5mg、乳糖水和物83mg、結晶セルロース83mg、クロスカルメロースナトリウム9.1mgの比率となるように混合し、ローラーコンパクターを用い乾式造粒した。得られた造粒物を、スピードミル及び16Mのスクリーンを用い整粒した。この乾式造粒物180.1mgに対して、ステアリン酸マグネシウム1.8mgの比率になるように混合し打錠することで、調製例1に係る錠剤を調製した。
[実施例1]
この調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.14mg、酸化チタン0.02mg、三二酸化鉄0.02mg、トリアセチン0.02mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例1に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
この調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.14mg、酸化チタン0.02mg、三二酸化鉄0.02mg、トリアセチン0.02mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例1に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例2]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.6mg、酸化チタン0.1mg、三二酸化鉄0.1mg、トリアセチン0.1mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例2に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.6mg、酸化チタン0.1mg、三二酸化鉄0.1mg、トリアセチン0.1mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例2に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例3]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース1.4mg、酸化チタン0.2mg、三二酸化鉄0.1mg、トリアセチン0.2mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例3に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース1.4mg、酸化チタン0.2mg、三二酸化鉄0.1mg、トリアセチン0.2mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例3に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例4]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2.0mg、酸化チタン0.3mg、三二酸化鉄0.2mg、トリアセチン0.3mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例4に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2.0mg、酸化チタン0.3mg、三二酸化鉄0.2mg、トリアセチン0.3mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例4に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例5]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース3.0mg、酸化チタン0.4mg、三二酸化鉄0.3mg、トリアセチン0.4mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例5に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース3.0mg、酸化チタン0.4mg、三二酸化鉄0.3mg、トリアセチン0.4mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例5に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例6]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース3.5mg、酸化チタン0.5mg、三二酸化鉄0.4mg、トリアセチン0.5mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例6に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース3.5mg、酸化チタン0.5mg、三二酸化鉄0.4mg、トリアセチン0.5mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例6に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例7]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース4.1mg、酸化チタン0.6mg、三二酸化鉄0.4mg、トリアセチン0.6mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例7に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース4.1mg、酸化チタン0.6mg、三二酸化鉄0.4mg、トリアセチン0.6mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例7に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例8]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース5.1mg、酸化チタン0.7mg、三二酸化鉄0.5mg、トリアセチン0.7mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例8に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース5.1mg、酸化チタン0.7mg、三二酸化鉄0.5mg、トリアセチン0.7mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例8に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例9]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース5.3mg、酸化チタン0.8mg、三二酸化鉄0.5mg、トリアセチン0.7mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例9に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース5.3mg、酸化チタン0.8mg、三二酸化鉄0.5mg、トリアセチン0.7mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例9に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例10]
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース6.5mg、酸化チタン0.9mg、三二酸化鉄0.7mg、トリアセチン0.9mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例10に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤に、1錠当たりの含量として、ヒドロキシプロピルメチルセルロース6.5mg、酸化チタン0.9mg、三二酸化鉄0.7mg、トリアセチン0.9mgとなるようにフィルムコーティングすることで、実施例10に係るフィルムコーティング錠剤を調製した。
[実施例11~実施例58]
調製例1もしくは実施例10で得た錠剤を、各種PTPを用い、PTP包装し、PTP包装錠剤を調製した。また、必要に応じて乾燥剤を同封しアルミピロー包装をした。詳細を表1に示した。
調製例1もしくは実施例10で得た錠剤を、各種PTPを用い、PTP包装し、PTP包装錠剤を調製した。また、必要に応じて乾燥剤を同封しアルミピロー包装をした。詳細を表1に示した。
[実施例59]
調製例1で得た錠剤を、両面アルミPTPを用い、PTP包装し、PTP包装錠剤を調製した。
調製例1で得た錠剤を、両面アルミPTPを用い、PTP包装し、PTP包装錠剤を調製した。
[実施例60]
実施例10で得た錠剤を、両面アルミPTPを用い、PTP包装し、PTP包装錠剤を調製した。
実施例10で得た錠剤を、両面アルミPTPを用い、PTP包装し、PTP包装錠剤を調製した。
[試験例1]
実施例1~10並びに調製例1の錠剤に対し、光安定性試験を行い、色彩色差計(CR-5、コニカミノルタ株式会社製)を用いてCIELAB 1976 L*a*b*色差(ΔE)を評価した。
光安定性試験機を用い、実施例1~10並びに調製例1の錠剤に対して3klxの光を24時間、72時間、168時間照射した。光照射前後の供試錠剤のΔEを測定した。ΔE値が小さいほど、着色が抑えられている評価となる。
得られた結果を表2に示す。
実施例1~10並びに調製例1の錠剤に対し、光安定性試験を行い、色彩色差計(CR-5、コニカミノルタ株式会社製)を用いてCIELAB 1976 L*a*b*色差(ΔE)を評価した。
光安定性試験機を用い、実施例1~10並びに調製例1の錠剤に対して3klxの光を24時間、72時間、168時間照射した。光照射前後の供試錠剤のΔEを測定した。ΔE値が小さいほど、着色が抑えられている評価となる。
得られた結果を表2に示す。
実施例1~10は、調製例1と比較して、光照射に起因する着色が明らかに抑制されていた。以上から、本発明の医薬錠剤の有する優れた光安定性効果が示された。
[試験例2]
実施例11~60の錠剤に対し、光安定性試験を行い、色彩色差計(CR-5、コニカミノルタ株式会社製)を用いてCIELAB 1976 L*a*b*色差(ΔE)を評価した。
光安定性試験機を用い、実施例11~60の錠剤に対して3klxの光を168時間照射した。光照射前後の供試錠剤のΔEを測定した。ΔE値が小さいほど、着色が抑えられている評価となる。
得られた結果を表3~6に示す。
実施例11~60の錠剤に対し、光安定性試験を行い、色彩色差計(CR-5、コニカミノルタ株式会社製)を用いてCIELAB 1976 L*a*b*色差(ΔE)を評価した。
光安定性試験機を用い、実施例11~60の錠剤に対して3klxの光を168時間照射した。光照射前後の供試錠剤のΔEを測定した。ΔE値が小さいほど、着色が抑えられている評価となる。
得られた結果を表3~6に示す。
実施例11~60は、調製例1と比較して、光照射に起因する着色が明らかに抑制されていた。以上から、本発明の医薬錠剤の包装の有する優れた光安定性効果が示された。
[試験例3]
実施例1~10並びに調製例1の錠剤に対し、光安定性試験を行い、不純物の生成を評価した。
光安定性試験機を用い、実施例1~10並びに調製例1の錠剤に対して3klxの光を24時間、72時間、168時間照射した。その錠剤を、高速液体クロマトグラフィーを用い評価した。
得られた結果を表7に示す。
実施例1~10並びに調製例1の錠剤に対し、光安定性試験を行い、不純物の生成を評価した。
光安定性試験機を用い、実施例1~10並びに調製例1の錠剤に対して3klxの光を24時間、72時間、168時間照射した。その錠剤を、高速液体クロマトグラフィーを用い評価した。
得られた結果を表7に示す。
[試験例4]
実施例11~60の錠剤に対し、光安定性試験を行い、不純物の生成を評価した。
光安定性試験機を用い、実施例11~60の錠剤に対して3klxの光を168時間照射した。その錠剤を、高速液体クロマトグラフィーを用い評価した。
得られた結果を表8~11に示す。
実施例11~60の錠剤に対し、光安定性試験を行い、不純物の生成を評価した。
光安定性試験機を用い、実施例11~60の錠剤に対して3klxの光を168時間照射した。その錠剤を、高速液体クロマトグラフィーを用い評価した。
得られた結果を表8~11に示す。
本発明は、アキシチニブ(IV型)と酸化チタン又は着色剤を含有する錠剤とすることにより、光安定性の向上を可能とすることが明らかとなった。すなわち本発明により、光安定性が向上した医薬錠剤を提供することが可能となる。また、透明又は褐色透明PTP包装することで、光安定性を保ちつつ、錠剤を目視で確認できる包装された医薬錠剤を提供することも可能となる。
Claims (6)
- アキシチニブ(IV型)と、酸化チタン又は着色剤と、を含有する、アキシチニブ(IV型)含有製剤。
- アキシチニブ(IV型)を含有する素錠の外側に、酸化チタン又は着色剤を含有するフィルムコーティング部を有する、アキシチニブ(IV型)含有製剤。
- 前記酸化チタン又は前記着色剤は、前記アキシチニブ(IV型)を1とした重量比が、0より多く1以下である、請求項1又は2に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤。
- 前記着色剤が、黄色三二酸化鉄または三二酸化鉄である、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤。
- 請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のアキシチニブ(IV型)含有製剤をPTP包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤。
- 請求項5に記載のPTP包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤を、さらにアルミピローで包装したアキシチニブ(IV型)含有製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020127616A JP2022024813A (ja) | 2020-07-28 | 2020-07-28 | アキシチニブ(iv型)を有効成分とする医薬錠剤及び包装された医薬錠剤 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020127616A JP2022024813A (ja) | 2020-07-28 | 2020-07-28 | アキシチニブ(iv型)を有効成分とする医薬錠剤及び包装された医薬錠剤 |
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2020
- 2020-07-28 JP JP2020127616A patent/JP2022024813A/ja active Pending
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