本願発明は、印刷分野に関し、具体的には書籍の製造工芸に関する。
書籍の製造において、ロールに巻かれた紙を裁断することが必要である。また、一枚ずつ裁断しかできず、裁断具と紙とを回数を重ねて位置合わせする必要があり、また、裁断後に紙を作業員によって収集して揃えなければならなく、また、後の紙が前の紙を押圧して圧痕を生じ、美観に影響する。
本発明は、上記の技術的課題を解決するために、書籍の製造工芸を提供することを目的とする。本発明に関わる書籍の製造工芸は、裁断距離の精確性を確保し、紙を自動的に集めてぴったりと重ね、紙に圧痕がないなどのメリットを有する。
上記の目的を実現するために、本発明の書籍の製造工芸は、裁断装置によってロール紙を必要なサイズに裁断するステップ1と、書籍内容と表紙に対し製版するステップ2と、前記ステップ2において作られた印板を利用して書籍内容をステップ1において作られた紙に印刷するステップ3と、前記ステップ3において内容の印刷した紙をページ番号に基づいて書籍のサイズに折り畳るステップ4と、前記ステップ4において折り畳まれた紙をページ番号によってまだ綴じていない中本にするステップ5と、本の背にベース接着剤を塗装し、表紙において本の背に近接する部分にホットメルトを塗装し、中本が成形するステップ6と、前記ステップ4において作られた表紙の中央部付近に、中本及び本の背に対応するように、二つの折り跡を折り、二つの折り跡の間の部分を接着面とするステップ7と、前記ステップ6において中本の背に塗装されたホットメルトによって、本の背を前記ステップ7において形成された接着面と接着するステップ8と、無線綴じ後の書籍を平らに押圧し、そして書籍の三辺を裁断し、書籍が完成するステップ9と、を含む。
前記ステップ1から前記ステップ9までにおいて、前記ステップ1は、台座と、箱板と、回転装置と、裁断装置とによって実行し、前記台座は、前記台座に固定して設けられる前記箱板と、前記箱板の右端内に形成される紙貯蔵空間と、前記箱板の左端内部に形成された紙裁断空間と、前記紙貯蔵空間の内部に設けられる前記回転装置と、前記紙裁断空間の内部に設けられる前記裁断装置と、前記箱板における上表面の左端に固定して設けられる固定板と、前記固定板に取り外し可能に接続されるモータと、前記箱板の側壁に固定して設けられる圧着軸と、前記圧着軸に移動可能に接続される圧着車とを含む。
前記回転装置は、前記紙貯蔵空間の側壁に取り外し可能に接続される回転軸と、前記回転軸に回転自在に接続される回転車と、前記紙貯蔵空間の左端側壁に回転自在に接続される伝動車と、を含み、前記回転車と前記圧着車とは、伝動用鎖によって前記モータの出力端に接続される。
前記裁断装置は、位置規制部品と、収集部品と、を含み、前記位置規制部品は、前記紙裁断空間の側壁の上端に形成される接続貫穴と、前記接続貫穴の内部に摺動可能に接続される接続板と、前記接続板に摺動可能に接続される圧着板と、前記箱板における側壁の上表面に摺動可能に接続される摺動板と、前記摺動板の側端に固定して接続される伝動ブロックと、前記摺動板の左右両端に固定して接続されるシリンダーと、前記シリンダーの出力端に固定して接続される伝動板と、前記伝動板の下端に固定して接続される紙裁断刃と、前記伝動板における下端の左側面に固定して接続される押圧板と、前記圧着板に形成される収縮溝と、前記収縮溝に摺動可能に接続される収縮ブロックと、前記接続板の内部側壁に形成される上接続溝と、前記接続板の内部側壁に形成される下接続溝と、を含み、前記接続板は、前記伝動ブロックに固定して接続され、前記伝動ブロックは、前記モータの上を回転する伝動用鎖と噛み合って設けられ、前記シリンダーが下方へ前記シリンダーを押圧する時には、前記押圧ブロックが前記圧着ブロックを押圧することができる。
前記位置規制部品は、前記紙裁断空間における側壁の上端に固定して設けられる受け板と、前記受け板の左端に固定して接続される案内板と、前記紙裁断空間における側壁の上端に固定して設けられる紙押さえブロックと、前記紙押さえブロックの下表面に形成される紙押さえ溝と、前記紙押さえ溝内に摺動可能に接続される紙押さえ板と、前記紙押さえ板の側壁に形成される係止溝と、前記紙押さえブロックの側壁に形成される複数の起動板溝と、複数の前記起動溝の内部に摺動可能に接続される起動ブロックと、前記起動ブロックの側端に固定して設けられる起動板と、前記接続貫穴の前端に固定して設けられる押圧突起ブロックと、を更に含み、前記紙押さえ板は、ばねによって前記紙押さえ溝の上端に接続され、前記起動板と前記紙押さえブロックの側壁とは、ばねによって接続され、前記起動ブロックは、前記係止溝の内部を往復摺動することができ、前記起動ブロックの前端は、三十度の斜角である。
前記収集部品は、前記紙裁断空間の側壁に形成される収集空間と、前記収集空間の側壁に形成される収集貫穴と、前記収集貫穴の内部に摺動可能に設けられる収集軸と、前記収集軸に固定して接続される押し動かし板と、前記収集空間内に設けられる凸凹板と、前記凸凹板の側壁に固定して接続される収集板と、前記収集板の前端に形成される収集溝と、を含み、前記収集軸は、前記収集貫穴によって前記伝動ブロックに固定して接続され、前記押し動かし板は、前記凸凹板の上表面に沿って摺動し、前記収集板は、前記紙裁断空間の下面とばねによって接続される。
本発明に関わる書籍の製造工芸は、従来技術と比べ、下記のメリットを有する。
伝動車4を設置することで、モータ6に回転軸13を連動させ、ロール紙がしたがって旋回し、これによってロール紙が裁断中に裂断して、経済損失になることを回避し、また、伝動車4は、ロール紙の摺動性を保証できる。
収集軸42と、押し動かし板43及び凸凹板板41を設置することで、凸凹板41の移動過程において収集板7がばねの作用によって上下に振動し、収集板7の振動によって紙が人力を頼らずに平らに収集板7に敷設されるとともに、移動している収集軸42が折り返された紙と側壁に落ちた紙を平らに置き、裁断完了後に収集溝8によって揃った紙を集め、書籍植字に準備する。
本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
本発明に関わる書籍の製造工芸のフローチャートである。
本発明に関わる書籍の製造工芸の構造図である。
本発明の上面図である。
図3のB―B線に沿う断面斜視図である。
図4におけるQの部分の拡大図である。
図4におけるSの部分の拡大図である。
図3のE―E線に沿う断面斜視図である。
図7におけるFの部分の拡大図である。
以下、図1~図8を参照しながら本実施形態について説明する。本発明の実施例に係る技術的内容を明確かつ完全に説明する。明らかに、以下に説明する実施例は、本発明の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は、創作的な努力なしで得られるすべての実施例は、本発明の保護範囲内に含まれる。
図1~8に示すように、本発明の書籍の製造工芸は、裁断装置によってロール紙を必要なサイズに裁断するステップ1と、書籍内容と表紙に対し製版するステップ2と、ステップ2において作られた印板を利用して書籍内容をステップ1において作られた紙に印刷するステップ3と、ステップ3において内容の印刷した紙をページ番号に基づいて書籍のサイズに折り畳るステップ4と、ステップ4において折り畳まれた紙をページ番号によってまだ綴じていない中本にするステップ5と、本の背にベース接着剤を塗装し、表紙において本の背に近接する部分にホットメルトを塗装し、中本が成形するステップ6と、ステップ4において作られた表紙の中央部付近に、中本及び本の背に対応するように、二つの折り跡を折り、二つの折り跡の間の部分を接着面とするステップ7と、ステップ6において中本の背に塗装されたホットメルトによって、本の背をステップ7において形成された接着面と接着するステップ8と、無線綴じ後の書籍を平らに押圧し、そして書籍の三辺を裁断し、書籍が完成するステップ9と、を含む。
ステップ1からステップ9までにおいて、ステップ1は、台座1と、箱板2と、回転装置と、裁断装置とによって実行し、台座1は、台座1に固定して設けられる箱板2と、箱板2の右端内に形成される紙貯蔵空間3と、箱板2の左端内部に形成された紙裁断空間9と、紙貯蔵空間3の内部に設けられる回転装置と、紙裁断空間9の内部に設けられる裁断装置と、箱板2における上表面の左端に固定して設けられる固定板5と、固定板5に取り外し可能に接続されるモータ6と、箱板2の側壁に固定して設けられる圧着軸11と、圧着軸11に移動可能に接続される圧着車12とを含み、回転装置は、紙貯蔵空間3の側壁に取り外し可能に接続される回転軸13と、回転軸13に回転自在に接続される回転車14と、紙貯蔵空間3の左端側壁に回転自在に接続される伝動車4と、を含み、回転車14と圧着車12とは、伝動用鎖によってモータ6の出力端に接続され、使用する前に、伝動用鎖によってモータ6の出力端を回転車14と接続し、そして伝動用鎖を、圧着車12とモータ6の出力端の平面内に水平に回転させるように、圧着車12の下方に押さえ、ロール紙を回転軸13に外装し、ロールの開始端を回転車4から引き出し、モータ6によって回転軸13がロール紙を連動させて回転させ、これによってロール紙が裁断中に裂断して経済損失をもたらすことを回避でき、伝動車4は、ロール紙の摺動性と安全性を保証できる。
裁断装置は、位置規制部品と、収集部品と、を含み、位置規制部品は、紙裁断空間9の側壁の上端に形成される接続貫穴20と、接続貫穴20の内部に摺動可能に接続される接続板21と、接続板21に摺動可能に接続される圧着板22と、箱板2における側壁の上表面に摺動可能に接続される摺動板26と、摺動板26の側端に固定して接続される伝動ブロック15と、摺動板26の左右両端に固定して接続されるシリンダー10と、シリンダー10の出力端に固定して接続される伝動板25と、伝動板25の下端に固定して接続される紙裁断刃24と、伝動板25における下端の左側面に固定して接続される押圧板23と、圧着板22に形成される収縮溝30と、収縮溝30に摺動可能に接続される収縮ブロック29と、接続板21の内部側壁に形成される上接続溝27と、接続板21の内部側壁に形成される下接続溝28と、を含み、接続板21は、伝動ブロック15に固定して接続され、伝動ブロック15は、モータ6の上を回転する伝動用鎖と噛み合って設けられ、シリンダー10が下方へシリンダー10を押圧する時には、押圧ブロック23が圧着ブロック22を押圧することができ、伝動車4から引き出されるロール紙の開始端は、圧着ブロック22の下表面と接続板21の上表面から抜き出され、これによってロール紙の開始端が接続板21の前端と面一になり、手で圧着ブロック22を下方に押圧し、収縮ブロック29が上方からの押圧力によって上接続溝27から収縮溝30の内部に収縮し、圧着ブロック22が下方に移動してロール紙を圧着し、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から下接続溝28の内部に押し入れられ、これによって圧着ブロック22の位置を規制するとともに、圧着ブロック22が移動中に離脱するのを回避し、ロール紙が接続板21にしたがって前方へ摺動することを保証することができ、伝動ブロック15は、ラックの上面に噛み合って設けられるため、回転車14に連動して回転し、そしてロール紙の回転速度を接続板21の移動速度と同じにすることができる。
位置規制部品は、紙裁断空間9における側壁の上端に固定して設けられる受け板31と、受け板31の左端に固定して接続される案内板32と、紙裁断空間9における側壁の上端に固定して設けられる紙押さえブロック39と、紙押さえブロック39の下表面に形成される紙押さえ溝35と、紙押さえ溝35内に摺動可能に接続される紙押さえ板33と、紙押さえ板33の側壁に形成される係止溝34と、紙押さえブロック39の側壁に形成される複数の起動板溝38と、複数の起動溝38の内部に摺動可能に接続される起動ブロック37と、起動ブロック37の側端に固定して設けられる起動板36と、接続貫穴20の前端に固定して設けられる押圧突起ブロック47と、を更に含み、紙押さえ板33は、ばねによって紙押さえ溝35の上端に接続され、起動板36と紙押さえブロック39の側壁とは、ばねによって接続され、起動ブロック37は、係止溝34の内部を往復摺動することができ、起動ブロック37の前端は、三十度の斜角であり、モータ6の回転により、伝動用鎖が回転車14を回転させ、ロール紙が出されるとともに、伝動ブロック15が前方へ移動して接続板21を前方へ移動させ、前端に移動した接続板21が圧着ブロック22の側面を利用して起動板36を押圧し、起動板36が起動ブロック37を連動させ、起動ブロック37が紙押さえ溝35から係止溝34の内部まで摺動し、紙押さえ板33が受け板31と離れ、接続板21における下端の右側面が案内板32と密着し、押圧突起ブロック47が上方へ圧着ブロック22を押圧し、収縮ブロック29が圧力によって下接続溝28から収縮溝30の内部に収縮し、圧着ブロック22が上方へ移動してロール紙から離れ、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から上接続溝27の内部に押入れられ、モータ6が反転し、伝動用鎖が接続板21を左方に移動させ、伝動用鎖が回転車14を空回りさせ、圧着ブロック22が起動板36から離れ、ばねの作用によって起動板36が起動ブロック37を復位させ、紙押さえ板33がばねの作用によって下方へ受け板31の上にある紙を押圧し、箱板2の上表面にある目盛りによって裁断距離を確認し、所定距離に達した後にシリンダー10を起動し、シリンダー10が下方に移動し、押圧ブロック23が最初に圧着ブロック22を押圧し、収縮ブロック29が下圧力の作用によって上接続溝27から収縮溝30内に収縮し、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から下接続溝28内に押入れられ、紙裁断刃24が紙を裁断し、圧着ブロック22が再び下方に押されることで、ロール紙が圧着され、これによって裁断される紙をピンと張らせ、裁断中に紙が滑り、裁断が傾斜してしまうことなく、後のロール紙が接続板21に圧着し、ロール紙に対する裁断を順調に実現し、実用性と作動効率を向上させる。
収集部品は、紙裁断空間9の側壁に形成される収集空間45と、収集空間45の側壁に形成される収集貫穴46と、収集貫穴46の内部に摺動可能に設けられる収集軸42と、収集軸42に固定して接続される押し動かし板43と、収集空間45内に設けられる凸凹板41と、凸凹板41の側壁に固定して接続される収集板7と、収集板7の前端に形成される収集溝8と、を含み、収集軸42は、収集貫穴46によって伝動ブロック15に固定して接続され、押し動かし板43は、凸凹板41の上表面に沿って摺動し、収集板7は、紙裁断空間9の下面とばねによって接続される。裁断された紙が収集軸42に落ち、モータ6が回転し、接続板21が右方に連動し、圧着ブロック22の側壁が再び起動板36を押圧する時、起動板36が起動ブロック37を連動させ、起動ブロック37が紙押さえ溝35から係止溝34の内部まで摺動し、紙押さえ板33が受け板31と離れ、紙押さえ板33にある裁断後の紙が重力作用によって落ち、ロール紙の開始端が再び紙押さえ板33と受け板31の押圧面との間に入り、接続板21における下端の右側面が案内板32と密着し、押圧突起ブロック47が上方へ圧着ブロック22を押圧し、収縮ブロック29が圧力によって下接続溝28から収縮溝30の内部に収縮し、圧着ブロック22が上方へ移動してロール紙から離れ、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から上接続溝27の内部に押入れられ、裁断を順調に行い、紙を裁断する長さの精確性を保証し、作業員の労働強度を減らし、モータ6が反転し、伝動用鎖が接続板21を左方に移動させ、伝動用鎖が回転車14を空回りさせ、圧着ブロック22が起動板36から離れ、ばねの作用によって起動板36が起動ブロック37を復位させ、収集軸42が伝動用鎖の作用によって押し動かし板43を同時に運動させ、運動中に凸凹板41が収集板7をばねの作用によって上下に振動させ、振動によって紙が平らに収集板7に敷設され、整理する必要がなく、また、運動している収集軸42が折り返された紙と側壁に落ちた紙を平らに置き、裁断完了後に収集溝8によって揃った紙を集め、書籍植字に準備する。
本願発明は、印刷分野に関し、具体的には書籍の製造工芸に関する。
書籍の製造において、ロールに巻かれた紙を裁断することが必要である。また、一枚ずつ裁断しかできず、裁断具と紙とを回数を重ねて位置合わせする必要があり、また、裁断後に紙を作業員によって収集して揃えなければならなく、また、後の紙が前の紙を押圧して圧痕を生じ、美観に影響する。
本発明は、上記の技術的課題を解決するために、書籍の製造工芸を提供することを目的とする。本発明に関わる書籍の製造工芸は、裁断距離の精確性を確保し、紙を自動的に集めてぴったりと重ね、紙に圧痕がないなどのメリットを有する。
上記の目的を実現するために、本発明の書籍の製造工芸は、裁断装置によってロール紙を必要なサイズに裁断するステップ1と、書籍内容と表紙に対し製版するステップ2と、前記ステップ2において作られた印板を利用して書籍内容をステップ1において作られた紙に印刷するステップ3と、前記ステップ3において内容の印刷した紙をページ番号に基づいて書籍のサイズに折り畳るステップ4と、前記ステップ4において折り畳まれた紙をページ番号によってまだ綴じていない中本にするステップ5と、本の背にベース接着剤を塗装し、表紙において本の背に近接する部分にホットメルトを塗装し、中本が成形するステップ6と、前記ステップ4において作られた表紙の中央部付近に、中本及び本の背に対応するように、二つの折り跡を折り、二つの折り跡の間の部分を接着面とするステップ7と、前記ステップ6において中本の背に塗装されたホットメルトによって、本の背を前記ステップ7において形成された接着面と接着するステップ8と、無線綴じ後の書籍を平らに押圧し、そして書籍の三辺を裁断し、書籍が完成するステップ9と、を含む。
前記ステップ1から前記ステップ9までにおいて、前記ステップ1は、台座と、箱板と、回転装置と、裁断装置とによって実行し、前記台座は、前記台座に固定して設けられる前記箱板と、前記箱板の右端内に形成される紙貯蔵空間と、前記箱板の左端内部に形成された紙裁断空間と、前記紙貯蔵空間の内部に設けられる前記回転装置と、前記紙裁断空間の内部に設けられる前記裁断装置と、前記箱板における上表面の左端に固定して設けられる固定板と、前記固定板に取り外し可能に接続されるモータと、前記箱板の側壁に固定して設けられる圧着軸と、前記圧着軸に移動可能に接続される圧着車とを含む。
前記回転装置は、前記紙貯蔵空間の側壁に取り外し可能に接続される回転軸と、前記回転軸に回転自在に接続される回転車と、前記紙貯蔵空間の左端側壁に回転自在に接続される伝動車と、を含み、前記回転車と前記圧着車とは、伝動用鎖によって前記モータの出力端に接続される。
前記裁断装置は、位置規制部品と、収集部品と、を含み、前記位置規制部品は、前記紙裁断空間の側壁の上端に形成される接続貫穴と、前記接続貫穴の内部に摺動可能に接続される接続板と、前記接続板に摺動可能に接続される圧着板と、前記箱板における側壁の上表面に摺動可能に接続される摺動板と、前記摺動板の側端に固定して接続される伝動ブロックと、前記摺動板の左右両端に固定して接続されるシリンダーと、前記シリンダーの出力端に固定して接続される伝動板と、前記伝動板の下端に固定して接続される紙裁断刃と、前記伝動板における下端の左側面に固定して接続される押圧板と、前記圧着板に形成される収縮溝と、前記収縮溝に摺動可能に接続される収縮ブロックと、前記接続板の内部側壁に形成される上接続溝と、前記接続板の内部側壁に形成される下接続溝と、を含み、前記接続板は、前記伝動ブロックに固定して接続され、前記伝動ブロックは、前記モータの上を回転する伝動用鎖と噛み合って設けられ、前記シリンダーが下方へ前記シリンダーを押圧する時には、前記押圧ブロックが前記圧着板を押圧することができる。
前記位置規制部品は、前記紙裁断空間における側壁の上端に固定して設けられる受け板と、前記受け板の左端に固定して接続される案内板と、前記紙裁断空間における側壁の上端に固定して設けられる紙押さえブロックと、前記紙押さえブロックの下表面に形成される紙押さえ溝と、前記紙押さえ溝内に摺動可能に接続される紙押さえ板と、前記紙押さえ板の側壁に形成される係止溝と、前記紙押さえブロックの側壁に形成される複数の起動板溝と、複数の前記起動板溝の内部に摺動可能に接続される起動ブロックと、前記起動ブロックの側端に固定して設けられる起動板と、前記接続貫穴の前端に固定して設けられる押圧突起ブロックと、を更に含み、前記紙押さえ板は、ばねによって前記紙押さえ溝の上端に接続され、前記起動板と前記紙押さえブロックの側壁とは、ばねによって接続され、前記起動ブロックは、前記係止溝の内部を往復摺動することができ、前記起動ブロックの前端は、三十度の斜角である。
前記収集部品は、前記紙裁断空間の側壁に形成される収集空間と、前記収集空間の側壁に形成される収集貫穴と、前記収集貫穴の内部に摺動可能に設けられる収集軸と、前記収集軸に固定して接続される押し動かし板と、前記収集空間内に設けられる凸凹板と、前記凸凹板の側壁に固定して接続される収集板と、前記収集板の前端に形成される収集溝と、を含み、前記収集軸は、前記収集貫穴によって前記伝動ブロックに固定して接続され、前記押し動かし板は、前記凸凹板の上表面に沿って摺動し、前記収集板は、前記紙裁断空間の下面とばねによって接続される。
本発明に関わる書籍の製造工芸は、従来技術と比べ、下記のメリットを有する。
伝動車4を設置することで、モータ6に回転軸13を連動させ、ロール紙がしたがって旋回し、これによってロール紙が裁断中に裂断して、経済損失になることを回避し、また、伝動車4は、ロール紙の摺動性を保証できる。
収集軸42と、押し動かし板43及び凸凹板41を設置することで、凸凹板41の移動過程において収集板7がばねの作用によって上下に振動し、収集板7の振動によって紙が人力を頼らずに平らに収集板7に敷設されるとともに、移動している収集軸42が折り返された紙と側壁に落ちた紙を平らに置き、裁断完了後に収集溝8によって揃った紙を集め、書籍植字に準備する。
本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
本発明に関わる書籍の製造工芸のフローチャートである。
本発明に関わる書籍の製造工芸の構造図である。
本発明の上面図である。
図3のB―B線に沿う断面斜視図である。
図4におけるQの部分の拡大図である。
図4におけるSの部分の拡大図である。
図3のE―E線に沿う断面斜視図である。
図7におけるFの部分の拡大図である。
以下、図1~図8を参照しながら本実施形態について説明する。本発明の実施例に係る技術的内容を明確かつ完全に説明する。明らかに、以下に説明する実施例は、本発明の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は、創作的な努力なしで得られるすべての実施例は、本発明の保護範囲内に含まれる。
図1~8に示すように、本発明の書籍の製造工芸は、裁断装置によってロール紙を必要なサイズに裁断するステップ1と、書籍内容と表紙に対し製版するステップ2と、ステップ2において作られた印板を利用して書籍内容をステップ1において作られた紙に印刷するステップ3と、ステップ3において内容の印刷した紙をページ番号に基づいて書籍のサイズに折り畳むステップ4と、ステップ4において折り畳まれた紙をページ番号によってまだ綴じていない中本にするステップ5と、本の背にベース接着剤を塗装し、表紙において本の背に近接する部分にホットメルトを塗装し、中本が成形するステップ6と、ステップ4において作られた表紙の中央部付近に、中本及び本の背に対応するように、二つの折り跡を折り、二つの折り跡の間の部分を接着面とするステップ7と、ステップ6において中本の背に塗装されたホットメルトによって、本の背をステップ7において形成された接着面と接着するステップ8と、無線綴じ後の書籍を平らに押圧し、そして書籍の三辺を裁断し、書籍が完成するステップ9と、を含む。
ステップ1からステップ9までにおいて、ステップ1は、台座1と、箱板2と、回転装置と、裁断装置とによって実行し、台座1は、台座1に固定して設けられる箱板2と、箱板2の右端内に形成される紙貯蔵空間3と、箱板2の左端内部に形成された紙裁断空間9と、紙貯蔵空間3の内部に設けられる回転装置と、紙裁断空間9の内部に設けられる裁断装置と、箱板2における上表面の左端に固定して設けられる固定板5と、固定板5に取り外し可能に接続されるモータ6と、箱板2の側壁に固定して設けられる圧着軸11と、圧着軸11に移動可能に接続される圧着車12とを含み、回転装置は、紙貯蔵空間3の側壁に取り外し可能に接続される回転軸13と、回転軸13に回転自在に接続される回転車14と、紙貯蔵空間3の左端側壁に回転自在に接続される伝動車4と、を含み、回転車14と圧着車12とは、伝動用鎖によってモータ6の出力端に接続され、使用する前に、伝動用鎖によってモータ6の出力端を回転車14と接続し、そして伝動用鎖を、圧着車12とモータ6の出力端の平面内に水平に回転させるように、圧着車12の下方に押さえ、ロール紙を回転軸13に外装し、ロールの開始端を回転車4から引き出し、モータ6によって回転軸13がロール紙を連動させて回転させ、これによってロール紙が裁断中に裂断して経済損失をもたらすことを回避でき、伝動車4は、ロール紙の摺動性と安全性を保証できる。
裁断装置は、位置規制部品と、収集部品と、を含み、位置規制部品は、紙裁断空間9の側壁の上端に形成される接続貫穴20と、接続貫穴20の内部に摺動可能に接続される接続板21と、接続板21に摺動可能に接続される圧着板22と、箱板2における側壁の上表面に摺動可能に接続される摺動板26と、摺動板26の側端に固定して接続される伝動ブロック15と、摺動板26の左右両端に固定して接続されるシリンダー10と、シリンダー10の出力端に固定して接続される伝動板25と、伝動板25の下端に固定して接続される紙裁断刃24と、伝動板25における下端の左側面に固定して接続される押圧板23と、圧着板22に形成される収縮溝30と、収縮溝30に摺動可能に接続される収縮ブロック29と、接続板21の内部側壁に形成される上接続溝27と、接続板21の内部側壁に形成される下接続溝28と、を含み、接続板21は、伝動ブロック15に固定して接続され、伝動ブロック15は、モータ6の上を回転する伝動用鎖と噛み合って設けられ、シリンダー10が下方へシリンダー10を押圧する時には、押圧ブロック23が圧着板22を押圧することができ、伝動車4から引き出されるロール紙の開始端は、圧着板22の下表面と接続板21の上表面から抜き出され、これによってロール紙の開始端が接続板21の前端と面一になり、手で圧着板22を下方に押圧し、収縮ブロック29が上方からの押圧力によって上接続溝27から収縮溝30の内部に収縮し、圧着板22が下方に移動してロール紙を圧着し、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から下接続溝28の内部に押し入れられ、これによって圧着板22の位置を規制するとともに、圧着板22が移動中に離脱するのを回避し、ロール紙が接続板21にしたがって前方へ摺動することを保証することができ、伝動ブロック15は、ラックの上面に噛み合って設けられるため、回転車14に連動して回転し、そしてロール紙の回転速度を接続板21の移動速度と同じにすることができる。
位置規制部品は、紙裁断空間9における側壁の上端に固定して設けられる受け板31と、受け板31の左端に固定して接続される案内板32と、紙裁断空間9における側壁の上端に固定して設けられる紙押さえブロック39と、紙押さえブロック39の下表面に形成される紙押さえ溝35と、紙押さえ溝35内に摺動可能に接続される紙押さえ板33と、紙押さえ板33の側壁に形成される係止溝34と、紙押さえブロック39の側壁に形成される複数の起動板溝38と、複数の起動板溝38の内部に摺動可能に接続される起動ブロック37と、起動ブロック37の側端に固定して設けられる起動板36と、接続貫穴20の前端に固定して設けられる押圧突起ブロック47と、を更に含み、紙押さえ板33は、ばねによって紙押さえ溝35の上端に接続され、起動板36と紙押さえブロック39の側壁とは、ばねによって接続され、起動ブロック37は、係止溝34の内部を往復摺動することができ、起動ブロック37の前端は、三十度の斜角であり、モータ6の回転により、伝動用鎖が回転車14を回転させ、ロール紙が出されるとともに、伝動ブロック15が前方へ移動して接続板21を前方へ移動させ、前端に移動した接続板21が圧着板22の側面を利用して起動板36を押圧し、起動板36が起動ブロック37を連動させ、起動ブロック37が紙押さえ溝35から係止溝34の内部まで摺動し、紙押さえ板33が受け板31と離れ、接続板21における下端の右側面が案内板32と密着し、押圧突起ブロック47が上方へ圧着板22を押圧し、収縮ブロック29が圧力によって下接続溝28から収縮溝30の内部に収縮し、圧着板22が上方へ移動してロール紙から離れ、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から上接続溝27の内部に押入れられ、モータ6が反転し、伝動用鎖が接続板21を左方に移動させ、伝動用鎖が回転車14を空回りさせ、圧
着板22が起動板36から離れ、ばねの作用によって起動板36が起動ブロック37を復位させ、紙押さえ板33がばねの作用によって下方へ受け板31の上にある紙を押圧し、箱板2の上表面にある目盛りによって裁断距離を確認し、所定距離に達した後にシリンダー10を起動し、シリンダー10が下方に移動し、押圧ブロック23が最初に圧着板22を押圧し、収縮ブロック29が下圧力の作用によって上接続溝27から収縮溝30内に収縮し、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から下接続溝28内に押入れられ、紙裁断刃24が紙を裁断し、圧着板22が再び下方に押されることで、ロール紙が圧着され、これによって裁断される紙をピンと張らせ、裁断中に紙が滑り、裁断が傾斜してしまうことなく、後のロール紙が接続板21に圧着し、ロール紙に対する裁断を順調に実現し、実用性と作動効率を向上させる。
収集部品は、紙裁断空間9の側壁に形成される収集空間45と、収集空間45の側壁に形成される収集貫穴46と、収集貫穴46の内部に摺動可能に設けられる収集軸42と、収集軸42に固定して接続される押し動かし板43と、収集空間45内に設けられる凸凹板41と、凸凹板41の側壁に固定して接続される収集板7と、収集板7の前端に形成される収集溝8と、を含み、収集軸42は、収集貫穴46によって伝動ブロック15に固定して接続され、押し動かし板43は、凸凹板41の上表面に沿って摺動し、収集板7は、紙裁断空間9の下面とばねによって接続される。裁断された紙が収集軸42に落ち、モータ6が回転し、接続板21が右方に連動し、圧着板22の側壁が再び起動板36を押圧する時、起動板36が起動ブロック37を連動させ、起動ブロック37が紙押さえ溝35から係止溝34の内部まで摺動し、紙押さえ板33が受け板31と離れ、紙押さえ板33にある裁断後の紙が重力作用によって落ち、ロール紙の開始端が再び紙押さえ板33と受け板31の押圧面との間に入り、接続板21における下端の右側面が案内板32と密着し、押圧突起ブロック47が上方へ圧着板22を押圧し、収縮ブロック29が圧力によって下接続溝28から収縮溝30の内部に収縮し、圧着板22が上方へ移動してロール紙から離れ、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から上接続溝27の内部に押入れられ、裁断を順調に行い、紙を裁断する長さの精確性を保証し、作業員の労働強度を減らし、モータ6が反転し、伝動用鎖が接続板21を左方に移動させ、伝動用鎖が回転車14を空回りさせ、圧着板22が起動板36から離れ、ばねの作用によって起動板36が起動ブロック37を復位させ、収集軸42が伝動用鎖の作用によって押し動かし板43を同時に運動させ、運動中に凸凹板41が収集板7をばねの作用によって上下に振動させ、振動によって紙が平らに収集板7に敷設され、整理する必要がなく、また、運動している収集軸42が折り返された紙と側壁に落ちた紙を平らに置き、裁断完了後に収集溝8によって揃った紙を集め、書籍植字に準備する。
本願発明は、印刷分野に関し、具体的には書籍の製造方法に関する。
書籍の製造において、ロールに巻かれた紙を裁断することが必要である。また、一枚ずつ裁断しかできず、裁断具と紙とを回数を重ねて位置合わせする必要があり、また、裁断後に紙を作業員によって収集して揃えなければならなく、また、後の紙が前の紙を押圧して圧痕を生じ、美観に影響する。
本発明は、上記の技術的課題を解決するために、書籍の製造方法を提供することを目的とする。本発明に関わる書籍の製造方法は、裁断距離の精確性を確保し、紙を自動的に集めてぴったりと重ね、紙に圧痕がないなどのメリットを有する。
上記の目的を実現するために、本発明の書籍の製造方法は、裁断装置によってロール紙を必要なサイズに裁断するステップ1と、書籍内容と表紙に対し製版するステップ2と、前記ステップ2において作られた印板を利用して書籍内容をステップ1において作られた紙に印刷するステップ3と、前記ステップ3において内容の印刷した紙をページ番号に基づいて書籍のサイズに折り畳るステップ4と、前記ステップ4において折り畳まれた紙をページ番号によってまだ綴じていない中本にするステップ5と、本の背にベース接着剤を塗装し、表紙において本の背に近接する部分にホットメルトを塗装し、中本が成形するステップ6と、前記ステップ4において作られた表紙の中央部付近に、中本及び本の背に対応するように、二つの折り跡を折り、二つの折り跡の間の部分を接着面とするステップ7と、前記ステップ6において中本の背に塗装されたホットメルトによって、本の背を前記ステップ7において形成された接着面と接着するステップ8と、無線綴じ後の書籍を平らに押圧し、そして書籍の三辺を裁断し、書籍が完成するステップ9と、を含む。
前記ステップ1から前記ステップ9までにおいて、前記ステップ1は、台座と、箱板と、回転装置と、裁断装置とによって実行し、前記台座は、前記台座に固定して設けられる前記箱板と、前記箱板の右端内に形成される紙貯蔵空間と、前記箱板の左端内部に形成された紙裁断空間と、前記紙貯蔵空間の内部に設けられる前記回転装置と、前記紙裁断空間の内部に設けられる前記裁断装置と、前記箱板における上表面の左端に固定して設けられる固定板と、前記固定板に取り外し可能に接続されるモータと、前記箱板の側壁に固定して設けられる圧着軸と、前記圧着軸に移動可能に接続される圧着車とを含む。
前記回転装置は、前記紙貯蔵空間の側壁に取り外し可能に接続される回転軸と、前記回転軸に回転自在に接続される回転車と、前記紙貯蔵空間の左端側壁に回転自在に接続される伝動車と、を含み、前記回転車と前記圧着車とは、伝動用鎖によって前記モータの出力端に接続される。
前記裁断装置は、位置規制部品と、収集部品と、を含み、前記位置規制部品は、前記紙裁断空間の側壁の上端に形成される接続貫穴と、前記接続貫穴の内部に摺動可能に接続される接続板と、前記接続板に摺動可能に接続される圧着板と、前記箱板における側壁の上表面に摺動可能に接続される摺動板と、前記摺動板の側端に固定して接続される伝動ブロックと、前記摺動板の左右両端に固定して接続されるシリンダーと、前記シリンダーの出力端に固定して接続される伝動板と、前記伝動板の下端に固定して接続される紙裁断刃と、前記伝動板における下端の左側面に固定して接続される押圧板と、前記圧着板に形成される収縮溝と、前記収縮溝に摺動可能に接続される収縮ブロックと、前記接続板の内部側壁に形成される上接続溝と、前記接続板の内部側壁に形成される下接続溝と、を含み、前記接続板は、前記伝動ブロックに固定して接続され、前記伝動ブロックは、前記モータの上を回転する伝動用鎖と噛み合って設けられ、前記シリンダーが下方へ前記シリンダーを押圧する時には、前記押圧板が前記圧着板を押圧することができる。
前記位置規制部品は、前記紙裁断空間における側壁の上端に固定して設けられる受け板と、前記受け板の左端に固定して接続される案内板と、前記紙裁断空間における側壁の上端に固定して設けられる紙押さえブロックと、前記紙押さえブロックの下表面に形成される紙押さえ溝と、前記紙押さえ溝内に摺動可能に接続される紙押さえ板と、前記紙押さえ板の側壁に形成される係止溝と、前記紙押さえブロックの側壁に形成される複数の起動板溝と、複数の前記起動板溝の内部に摺動可能に接続される起動ブロックと、前記起動ブロックの側端に固定して設けられる起動板と、前記接続貫穴の前端に固定して設けられる押圧突起ブロックと、を更に含み、前記紙押さえ板は、ばねによって前記紙押さえ溝の上端に接続され、前記起動板と前記紙押さえブロックの側壁とは、ばねによって接続され、前記起動ブロックは、前記係止溝の内部を往復摺動することができ、前記起動ブロックの前端は、三十度の斜角である。
前記収集部品は、前記紙裁断空間の側壁に形成される収集空間と、前記収集空間の側壁に形成される収集貫穴と、前記収集貫穴の内部に摺動可能に設けられる収集軸と、前記収集軸に固定して接続される押し動かし板と、前記収集空間内に設けられる凸凹板と、前記凸凹板の側壁に固定して接続される収集板と、前記収集板の前端に形成される収集溝と、を含み、前記収集軸は、前記収集貫穴によって前記伝動ブロックに固定して接続され、前記押し動かし板は、前記凸凹板の上表面に沿って摺動し、前記収集板は、前記紙裁断空間の下面とばねによって接続される。
本発明に関わる書籍の製造方法は、従来技術と比べ、下記のメリットを有する。
伝動車4を設置することで、モータ6に回転軸13を連動させ、ロール紙がしたがって旋回し、これによってロール紙が裁断中に裂断して、経済損失になることを回避し、また、伝動車4は、ロール紙の摺動性を保証できる。
収集軸42と、押し動かし板43及び凸凹板板41を設置することで、凸凹板41の移動過程において収集板7がばねの作用によって上下に振動し、収集板7の振動によって紙が人力を頼らずに平らに収集板7に敷設されるとともに、移動している収集軸42が折り返された紙と側壁に落ちた紙を平らに置き、裁断完了後に収集溝8によって揃った紙を集め、書籍植字に準備する。
本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
本発明に関わる書籍の製造方法のフローチャートである。
本発明に関わる書籍の製造方法の構造図である。
本発明の上面図である。
図3のB―B線に沿う断面斜視図である。
図4におけるQの部分の拡大図である。
図4におけるSの部分の拡大図である。
図3のE―E線に沿う断面斜視図である。
図7におけるFの部分の拡大図である。
以下、図1~図8を参照しながら本実施形態について説明する。本発明の実施例に係る技術的内容を明確かつ完全に説明する。明らかに、以下に説明する実施例は、本発明の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は、創作的な努力なしで得られるすべての実施例は、本発明の保護範囲内に含まれる。
図1~8に示すように、本発明の書籍の製造方法は、裁断装置によってロール紙を必要なサイズに裁断するステップ1と、書籍内容と表紙に対し製版するステップ2と、ステップ2において作られた印板を利用して書籍内容をステップ1において作られた紙に印刷するステップ3と、ステップ3において内容の印刷した紙をページ番号に基づいて書籍のサイズに折り畳るステップ4と、ステップ4において折り畳まれた紙をページ番号によってまだ綴じていない中本にするステップ5と、本の背にベース接着剤を塗装し、表紙において本の背に近接する部分にホットメルトを塗装し、中本が成形するステップ6と、ステップ4において作られた表紙の中央部付近に、中本及び本の背に対応するように、二つの折り跡を折り、二つの折り跡の間の部分を接着面とするステップ7と、ステップ6において中本の背に塗装されたホットメルトによって、本の背をステップ7において形成された接着面と接着するステップ8と、無線綴じ後の書籍を平らに押圧し、そして書籍の三辺を裁断し、書籍が完成するステップ9と、を含む。
ステップ1からステップ9までにおいて、ステップ1は、台座1と、箱板2と、回転装置と、裁断装置とによって実行し、台座1は、台座1に固定して設けられる箱板2と、箱板2の右端内に形成される紙貯蔵空間3と、箱板2の左端内部に形成された紙裁断空間9と、紙貯蔵空間3の内部に設けられる回転装置と、紙裁断空間9の内部に設けられる裁断装置と、箱板2における上表面の左端に固定して設けられる固定板5と、固定板5に取り外し可能に接続されるモータ6と、箱板2の側壁に固定して設けられる圧着軸11と、圧着軸11に移動可能に接続される圧着車12とを含み、回転装置は、紙貯蔵空間3の側壁に取り外し可能に接続される回転軸13と、回転軸13に回転自在に接続される回転車14と、紙貯蔵空間3の左端側壁に回転自在に接続される伝動車4と、を含み、回転車14と圧着車12とは、伝動用鎖によってモータ6の出力端に接続され、使用する前に、伝動用鎖によってモータ6の出力端を回転車14と接続し、そして伝動用鎖を、圧着車12とモータ6の出力端の平面内に水平に回転させるように、圧着車12の下方に押さえ、ロール紙を回転軸13に外装し、ロールの開始端を回転車4から引き出し、モータ6によって回転軸13がロール紙を連動させて回転させ、これによってロール紙が裁断中に裂断して経済損失をもたらすことを回避でき、伝動車4は、ロール紙の摺動性と安全性を保証できる。
裁断装置は、位置規制部品と、収集部品と、を含み、位置規制部品は、紙裁断空間9の側壁の上端に形成される接続貫穴20と、接続貫穴20の内部に摺動可能に接続される接続板21と、接続板21に摺動可能に接続される圧着板22と、箱板2における側壁の上表面に摺動可能に接続される摺動板26と、摺動板26の側端に固定して接続される伝動ブロック15と、摺動板26の左右両端に固定して接続されるシリンダー10と、シリンダー10の出力端に固定して接続される伝動板25と、伝動板25の下端に固定して接続される紙裁断刃24と、伝動板25における下端の左側面に固定して接続される押圧板23と、圧着板22に形成される収縮溝30と、収縮溝30に摺動可能に接続される収縮ブロック29と、接続板21の内部側壁に形成される上接続溝27と、接続板21の内部側壁に形成される下接続溝28と、を含み、接続板21は、伝動ブロック15に固定して接続され、伝動ブロック15は、モータ6の上を回転する伝動用鎖と噛み合って設けられ、シリンダー10が下方へシリンダー10を押圧する時には、押圧板23が圧着板22を押圧することができ、伝動車4から引き出されるロール紙の開始端は、圧着板22の下表面と接続板21の上表面から抜き出され、これによってロール紙の開始端が接続板21の前端と面一になり、手で圧着板22を下方に押圧し、収縮ブロック29が上方からの押圧力によって上接続溝27から収縮溝30の内部に収縮し、圧着板22が下方に移動してロール紙を圧着し、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から下接続溝28の内部に押し入れられ、これによって圧着板22の位置を規制するとともに、圧着板22が移動中に離脱するのを回避し、ロール紙が接続板21にしたがって前方へ摺動することを保証することができ、伝動ブロック15は、ラックの上面に噛み合って設けられるため、回転車14に連動して回転し、そしてロール紙の回転速度を接続板21の移動速度と同じにすることができる。
位置規制部品は、紙裁断空間9における側壁の上端に固定して設けられる受け板31と、受け板31の左端に固定して接続される案内板32と、紙裁断空間9における側壁の上端に固定して設けられる紙押さえブロック39と、紙押さえブロック39の下表面に形成される紙押さえ溝35と、紙押さえ溝35内に摺動可能に接続される紙押さえ板33と、紙押さえ板33の側壁に形成される係止溝34と、紙押さえブロック39の側壁に形成される複数の起動板溝38と、複数の起動板溝38の内部に摺動可能に接続される起動ブロック37と、起動ブロック37の側端に固定して設けられる起動板36と、接続貫穴20の前端に固定して設けられる押圧突起ブロック47と、を更に含み、紙押さえ板33は、ばねによって紙押さえ溝35の上端に接続され、起動板36と紙押さえブロック39の側壁とは、ばねによって接続され、起動ブロック37は、係止溝34の内部を往復摺動することができ、起動ブロック37の前端は、三十度の斜角であり、モータ6の回転により、伝動用鎖が回転車14を回転させ、ロール紙が出されるとともに、伝動ブロック15が前方へ移動して接続板21を前方へ移動させ、前端に移動した接続板21が圧着板22の側面を利用して起動板36を押圧し、起動板36が起動ブロック37を連動させ、起動ブロック37が紙押さえ溝35から係止溝34の内部まで摺動し、紙押さえ板33が受け板31と離れ、接続板21における下端の右側面が案内板32と密着し、押圧突起ブロック47が上方へ圧着板22を押圧し、収縮ブロック29が圧力によって下接続溝28から収縮溝30の内部に収縮し、圧着板22が上方へ移動してロール紙から離れ、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から上接続溝27の内部に押入れられ、モータ6が反転し、伝動用鎖が接続板21を左方に移動させ、伝動用鎖が回転車14を空回りさせ、圧着板22が起動板36から離れ、ばねの作用によって起動板36が起動ブロック37を復位させ、紙押さえ板33がばねの作用によって下方へ受け板31の上にある紙を押圧し、箱板2の上表面にある目盛りによって裁断距離を確認し、所定距離に達した後にシリンダー10を起動し、シリンダー10が下方に移動し、押圧板23が最初に圧着板22を押圧し、収縮ブロック29が下圧力の作用によって上接続溝27から収縮溝30内に収縮し、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から下接続溝28内に押入れられ、紙裁断刃24が紙を裁断し、圧着板22が再び下方に押されることで、ロール紙が圧着され、これによって裁断される紙をピンと張らせ、裁断中に紙が滑り、裁断が傾斜してしまうことなく、後のロール紙が接続板21に圧着し、ロール紙に対する裁断を順調に実現し、実用性と作動効率を向上させる。
収集部品は、紙裁断空間9の側壁に形成される収集空間45と、収集空間45の側壁に形成される収集貫穴46と、収集貫穴46の内部に摺動可能に設けられる収集軸42と、収集軸42に固定して接続される押し動かし板43と、収集空間45内に設けられる凸凹板41と、凸凹板41の側壁に固定して接続される収集板7と、収集板7の前端に形成される収集溝8と、を含み、収集軸42は、収集貫穴46によって伝動ブロック15に固定して接続され、押し動かし板43は、凸凹板41の上表面に沿って摺動し、収集板7は、紙裁断空間9の下面とばねによって接続される。裁断された紙が収集軸42に落ち、モータ6が回転し、接続板21が右方に連動し、圧着板22の側壁が再び起動板36を押圧する時、起動板36が起動ブロック37を連動させ、起動ブロック37が紙押さえ溝35から係止溝34の内部まで摺動し、紙押さえ板33が受け板31と離れ、紙押さえ板33にある裁断後の紙が重力作用によって落ち、ロール紙の開始端が再び紙押さえ板33と受け板31の押圧面との間に入り、接続板21における下端の右側面が案内板32と密着し、押圧突起ブロック47が上方へ圧着板22を押圧し、収縮ブロック29が圧力によって下接続溝28から収縮溝30の内部に収縮し、圧着板22が上方へ移動してロール紙から離れ、収縮ブロック29がばねの作用によって収縮溝30から上接続溝27の内部に押入れられ、裁断を順調に行い、紙を裁断する長さの精確性を保証し、作業員の労働強度を減らし、モータ6が反転し、伝動用鎖が接続板21を左方に移動させ、伝動用鎖が回転車14を空回りさせ、圧着板22が起動板36から離れ、ばねの作用によって起動板36が起動ブロック37を復位させ、収集軸42が伝動用鎖の作用によって押し動かし板43を同時に運動させ、運動中に凸凹板41が収集板7をばねの作用によって上下に振動させ、振動によって紙が平らに収集板7に敷設され、整理する必要がなく、また、運動している収集軸42が折り返された紙と側壁に落ちた紙を平らに置き、裁断完了後に収集溝8によって揃った紙を集め、書籍植字に準備する。