JP2022019373A - 情報処理システム、情報処理装置、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】姿勢を矯正するための情報提供を行う。【解決手段】情報処理システムにおいて、ユーザが取っている第一の姿勢をセンシングするセンサと、人の姿勢に関連する姿勢データを記憶する記憶部と、前記センサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記ユーザに対する、前記ユーザの身体に及ぶ悪影響に関連するアドバイスを生成することと、を実行する制御部を利用する。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザを補助する技術に関する。
ユーザが取っている姿勢に問題があることを検出するための技術がある。例えば、特許文献1には、エスカレータにおいて、スマートフォンを操作しながら乗っているユーザがいることを検出し、乗車姿勢に問題があることを当該ユーザに通知する装置が開示されている。
特許第6271698号公報
猫背や反り腰といった、身体に悪影響があるような様々な姿勢を矯正したいという要望がある。しかし、問題がある姿勢を検出することはできても、どのような姿勢を取れば身体に対する悪影響を軽減できるのかをユーザに知らせることができない。
本発明は、姿勢を矯正するための情報提供を行う技術を提供することを目的とする。
本開示の第一の様態は、ユーザが取っている第一の姿勢をセンシングするセンサと、人の姿勢に関連する姿勢データを記憶する記憶部と、前記センサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記ユーザに対する、前記ユーザの身体に及ぶ悪影響に関連するアドバイスを生成することと、を実行する制御部と、を有する、情報処理システムである。
また、本開示の第二の様態は、人の姿勢に関連する姿勢データを記憶する記憶部と、ユーザが取っている第一の姿勢をセンシングするセンサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記ユーザに対する、前記ユーザの身体に及ぶ悪影響に関連するアドバイスを生成することと、を実行する制御部と、を有する、情報処理装置である。
また、本開示の第三の様態は、人の姿勢に関連する姿勢データを取得することと、ユーザが取っている第一の姿勢をセンシングするセンサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記ユーザに対する、前記ユーザの身体に及ぶ悪影響に関連するアドバイスを生成することと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、他の態様として、上記の情報処理装置が実行する情報処理方法、または、上記のプログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
本発明によれば、姿勢を矯正するための情報提供を行うことができる。
情報処理システムの概要を説明する図。 第一の実施形態に係る情報処理システムの構成要素を詳細に示した図。 センシングされたユーザの姿勢を説明する図。 姿勢判定部が行う姿勢分類処理を説明する図。 記憶部に記憶される評価データを説明する図。 入出力部を介して出力されるアドバイスの例。 第一の実施形態において制御部が実行する処理のフローチャート。 第二の実施形態に係る情報処理システムの構成要素を詳細に示した図。 行動判定部が行う行動分類処理を説明する図。 第二の実施形態における評価データを説明する図。 第二の実施形態において制御部が実行する処理のフローチャート。
好ましくない姿勢を検出し、ユーザに通知する装置が知られている。しかし、このような装置においては、補助的な情報を出力することはできるが、どのように姿勢を矯正すべきかをユーザに通知することはできない。
本実施形態に係る情報処理システムは、ユーザが好ましくない姿勢を取っていることを検出し、当該ユーザに、当該姿勢についての詳細な情報を提供するシステムである。
具体的には、ユーザが取っている第一の姿勢をセンシングするセンサと、人の姿勢に関連する姿勢データを記憶する記憶部と、前記センサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記ユーザに対する、前記ユーザの身体に及ぶ悪影響に関連するアドバイスを生成することと、を実行する制御部と、を有することを特徴とする。
センサは、ユーザが取っている姿勢をセンシングすることができれば、画像センサであってもよいし、距離センサなどであってもよい。
姿勢データは、人の姿勢に関するデータであって、典型的には、センシングによって得られたユーザの姿勢を評価するためのデータである。制御部は、センシングによって得られたセンサデータと、記憶された姿勢データに基づいて、ユーザの身体に及ぶ悪影響に関するアドバイスを生成する。例えば、着座姿勢が悪く、腰に負担がかかっていることや、椎間板ヘルニアなどの疾病リスクが増す旨のアドバイスを生成する。かかる構成によると、現在の姿勢が身体にどのような影響を与えるか、どのようなリスクがあるか、または、どのようにすればリスクが改善するかをユーザに伝達することができる。
なお、前記制御部は、前記第一の姿勢を取ることで前記ユーザの身体に及ぶ悪影響を推定したうえで前記アドバイスを生成してもよい。
また、前記制御部は、前記センサデータから得られた特徴量に基づいて、前記第一の姿勢を分類することを特徴としてもよい。
姿勢は、センシングによって得られた特徴量を分類することで特定することができる。例えば、(好ましい姿勢や、好ましくない姿勢を含む)複数の姿勢を識別可能な機械学習モデルを利用して、分類結果を得るようにしてもよい。
また、前記姿勢データは、前記第一の姿勢と、前記身体に及ぶ悪影響の内容とを関連付けたデータであることを特徴としてもよい。
悪影響の内容とは、典型的には、疾病リスクに関する情報である。かかる構成によると、特定の姿勢を取っているユーザに対して、具体的なリスクの内容を通知することが可能になる。
また、前記姿勢データは、前記第一の姿勢と、複数の身体部位のうちの少なくとも一つにかかる負荷の大きさをさらに関連付けたデータであり、前記制御部は、前記負荷の大きさを示した前記アドバイスを生成することを特徴としてもよい。
特定の身体部位にかかる負荷の大きさを取得することで、ユーザに対して具体的なアドバイスを行うことが可能になる。
また、前記制御部は、前記姿勢データに基づいて、前記身体に及ぶ悪影響を解消する姿勢の正し方を取得することを特徴としてもよい。
また、前記制御部は、前記第一の姿勢を、前記悪影響を解消する第二の姿勢にするための身体部位の移動方法を含む前記アドバイスを生成することを特徴としてもよい。
これにより、例えば、「後傾姿勢を取る」、「椅子に深く腰掛ける」、といった姿勢の正し方や、「あごを引く」といった身体部位の具体的な移動方法をユーザに教示することができ、姿勢の改善を促すことが可能になる。
また、前記制御部は、前記ユーザが取っている行動をさらに判定することを特徴としてもよい。
また、前記姿勢データは、前記ユーザが取っている行動ごとに定義されたデータであり、前記制御部は、前記ユーザが取っている行動に基づいて、対応する前記姿勢データを選択することを特徴としてもよい。
ユーザが取っている姿勢が妥当なものであるか否かは、当該ユーザの行動に基づいて判定することが好ましい。例えば、前かがみの姿勢が検出された場合であっても、ユーザが洗面中であった場合、当該姿勢は一時的なものであるため、問題視すべきではない。反対に、ユーザが取っている行動が「デスクワーク」であって、着座した状態の同一姿勢が長時間続いた場合、改善を促したほうがよい。
このように、ユーザが取っている行動を判定することで、より適切なアドバイスを提供することが可能になる。
また、前記制御部は、時系列で取得した前記センサデータに基づいて、前記ユーザが取っている行動を判定することを特徴としてもよい。
姿勢を判定するためのデータを時間軸方向に拡張することで、ユーザの行動をより精度よく判定することが可能になる。
また、前記センサは、建物に設置された複数のセンサを含み、前記制御部は、前記ユーザを捉えた前記センサの設置箇所に基づいて、前記ユーザが取っている行動を絞り込むことを特徴としてもよい。
ユーザの行動は、センサの設置箇所に基づいて絞り込むことができる。例えば、センサがダイニングキッチンに設置されている場合、行動は「食事」や「料理」などに絞り込むことができる。また、センサがリビングに設置されている場合、行動は「ソファーへの着座」などに絞り込むことができる。これにより、行動の判定精度を向上させることができる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
(第一の実施形態)
第一の実施形態に係る情報処理システムの概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、ユーザの姿勢を評価する評価装置100と、屋内においてユーザをセンシングする複数のセンサからなるセンサ群200と、を含んで構成される。
評価装置100は、ユーザが取っている姿勢を評価する装置である。評価装置100は、所定の施設内(例えば、ユーザの自宅)に設置された複数のセンサを用いて、ユーザが
取っている姿勢を判定する。また、判定された姿勢を評価し、好ましくない姿勢が検出された場合に、ユーザに対するアドバイスを生成し、出力する。
なお、図1の例では、評価装置100が屋内に設置されているが、評価装置100の設置場所は遠隔地であってもよい。また、一台の評価装置100が、複数のユーザ(それぞれが異なる施設内にいてもよい)を管轄してもよい。
図2は、本実施形態に係る情報処理システムの構成要素をより詳細に示した図である。ここではまず、センサ群200に含まれるセンサについて説明する。
センサ群200は、屋内に設置された複数のセンサを含んで構成される。複数のセンサは、ユーザの姿勢を検出するためのデータを取得可能なものであれば、その種類は問わない。例えば、可視光画像や赤外線画像を取得するカメラ(画像センサ)であってもよいし、距離画像センサであってもよい。また、これらの組み合わせであってもよい。
複数のセンサは、センサデータを出力可能に構成される。センサが画像センサである場合、センサデータは画像データであってもよい。
センサ群200に含まれるセンサは、ユーザの行動範囲をセンシングできるよう、複数の箇所にそれぞれ設置されていることが好ましい。例えば、ユーザの自宅が対象である場合、複数の部屋にセンサが設置されていてもよい。
なお、本実施形態では屋内を例示するが、センサの設置箇所は屋内に限られない。例えば、屋外で作業を行うユーザをセンシング対象としてもよい。
また、本実施形態では、所定の施設としてユーザの自宅を例示するが、評価装置100に関連付いた建物は、任意の施設であってもよく、自宅に限られない。
評価装置100は、ユーザをセンシングして得られたセンサデータと、予め記憶された姿勢に関するデータと、に基づいて、ユーザが取っている姿勢の好ましさを評価する。
評価装置100は、汎用のコンピュータにより構成することができる。すなわち、評価装置100は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、あるいは、CDやDVDのようなディスク記録媒体であってもよい。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
制御部101は、評価装置100が行う制御を司る演算装置である。制御部101は、CPUなどの演算処理装置によって実現することができる。
制御部101は、データ取得部1011と、特徴量算出部1012と、姿勢判定部1013と、評価部1014の4つの機能モジュールを有して構成される。各機能モジュールは、記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
データ取得部1011は、センサ群200に含まれるセンサからセンサデータを取得する。取得するセンサデータは、画像データ(可視光画像や赤外線画像)であってもよいし、距離画像データであってもよい。また、これらのうちの二つ以上の組み合わせであってもよい。また、データ取得部1011は、ユーザを検出したセンサの識別子を取得してもよい。データ取得部1011が取得したセンサデータは、特徴量算出部1012へ送信される。なお、センサデータが、ユーザの存在を示していない場合、データ取得部1011は、取得したセンサデータを破棄してもよい。
特徴量算出部1012は、データ取得部1011が取得したセンサデータ(例えば、画像データや距離画像データ)を、人の姿勢を表す特徴量に変換する。
人の姿勢を表す特徴量を算出する代表的な方法として、身体部位の座標を利用する方法がある。例えば、センサデータを解析することで、頭、首、左右の肩、左右の肘、左右の掌、左右の股関節といった身体部位を検出し、対応する座標(例えば、対象である身体部位の中心に対応する2次元座標または3次元座標)を取得する。図3は、椅子に着座しているユーザの、複数の身体部位の3次元座標を例示した図である。3次元座標は、例えば、可視光画像から検出された各身体部位の2次元座標に、距離画像に基づいて得られた奥行き情報を与えることで取得することができる。
さらに、身体部位の検出は、例えば、所定の身体部位を検出するための識別器を利用して行ってもよい。例えば、M個の身体部位の2次元座標(xm,ym) (m=1,2,…,M)に奥行き情報zm (m=1,2,…,M)を加えたデータを教師データとして用い、M個の身体部位の2次元座
標または3次元座標を検出するための識別器を構築する。そして、当該識別器にセンサデータを入力することで、M個の身体部位の2次元座標(xm,ym)または3次元座標(xm,ym,zm) (m=1,2,…,M)を取得することができる。
なお、本例では、所定の身体部位の座標を検出する例を挙げたが、人の姿勢に関連するものであれば、検出対象はこれ以外であってもよい。例えば、人の骨格を検出するようにしてもよい。
特徴量算出部1012は、このようにして得られた複数の座標を特徴量に変換する。特徴量は、例えば、複数の座標の集合(ベクトル)であってもよい。
また、特徴量は、複数の人体部位間の距離の大きさの順位に基づく値であってもよい。例えば、複数の人体部位について、全ての組み合わせを生成し、各ペアについて、身体部位間の距離を算出し、得られた距離の順位を特徴量とすることができる。式(1)は、検出対象の身体部位が10個であった場合における特徴量Fの例である。
F=(R(D(1,2)), R(D(1,3)), R(D(1,4)),…, R(D(8,9)), R(D(9,10))) ・・・式(1)
ここで、D(m,n)は、m番目の身体部位とn番目の身体部位との画像空間上におけるユークリッド距離、R(D(m,n))は、D(1,2),D(1,3),...,D(8,9),D(9,10)を降順に並び替えたと
きのD(m,n)の順位をそれぞれ表す。
身体部位間の距離の大きさの順位に基づいた特徴量は、スケール変換や位置の微少な変動に対して頑強であるという利点がある。
姿勢判定部1013は、特徴量算出部1012が算出した特徴量に基づいて、ユーザの姿勢を所定のクラスに分類する。本実施形態では、検出対象である複数の姿勢(クラス)を予め定義し、それぞれのクラスに対してクラス分類を行う識別器(姿勢分類器102A)を事前に構築したうえで、当該識別器を用いて姿勢の分類を行う。姿勢分類器102Aは、後述する記憶部102に記憶される。
図4は、姿勢判定部1013が行う分類処理を説明する図である。姿勢判定部1013は、取得した特徴量を姿勢分類器102Aに入力し、分類結果を出力として取得する。本例の場合、例えば、「着座かつ前傾姿勢(姿勢クラス:C001)」という分類結果が取得される。図示したように、検出対象である複数の姿勢は、望ましい姿勢と、望ましくない姿勢の双方を含んでいてもよい。
評価部1014は、姿勢判定部1013が行った分類結果と、後述する評価データ102Bに基づいて、ユーザが取っている姿勢の良し悪しを評価する。また、評価結果に基づ
いて、当該ユーザに対するアドバイスを生成し、出力する。
具体的な方法については、評価データ102Bの例とともに後述する。
記憶部102は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部101によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部101において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。
記憶部102は、前述した姿勢分類器102Aを記憶する。姿勢分類器102Aは、予め構築された機械学習モデルであって、入力された特徴量を、予め定義された複数の姿勢クラスのうちのいずれかに分類する。
さらに、記憶部102は、分類結果に基づいて姿勢を評価するためのデータ(評価データ102B)を記憶する。評価データ102Bは、ユーザがどのような姿勢を取っている場合に、当該ユーザの身体にどのような影響があるかを関連付けたデータである。図5は、評価データ102Bの一例である。
図5の例では、各姿勢に関連付けられた識別子(姿勢クラス)ごとに、評価値、影響部位、負荷量、影響内容、および改善策が関連付けられている。
評価値は、姿勢の好ましさを表す値(例えば、0~100の整数)である。
影響部位は、悪影響のある身体部位を表す。影響部位を参照することで、例えば、腰に負荷がかかることや、首に負荷がかかることがわかる。
負荷量は、特定の身体部位にかかっている負荷の量を表す。本例では、例えば、クラスがC003である姿勢を続けた場合、腰に体重×0.3kgの負荷がかかることがわかる。
影響内容は、具体的な悪影響の内容を表す。例えば、「(腰に負荷がかかった場合)椎間板ヘルニアに罹患するおそれがある」、「(首が前傾している場合)ストレートネックになるおそれがある」といった情報が格納される。
改善策は、身体に対する悪影響を軽減するための方策に関する情報である。例えば、「腰への負担を軽減するため、椅子に深く腰掛けるべきである」、「ストレートネックを予防するため、首を引いた姿勢を取るべきである」といった情報が格納される。
評価部1014は、評価データ102Bに基づいて、現在ユーザが取っている姿勢による、身体に対する悪影響に関する情報を取得し、当該悪影響を軽減するための方策に関するアドバイスを生成し、後述する入出力部103を介して出力する。
評価部1014は、例えば、影響部位、影響内容、改善策などを含んだユーザインタフェース画面を生成し、提供する。図6(A)は、出力されるユーザインタフェース画面の例である。なお、アドバイスには、評価値や負荷量に関する情報を含めてもよい。
入出力部103は、情報の入出力を行うためのインタフェースである。入出力部103は、例えば、ディスプレイ装置やタッチパネルを有して構成される。入出力部103は、キーボード、近距離通信手段、タッチスクリーンなどを含んでいてもよい。さらに、入出力部103は、音声を入出力する手段を含んでいてもよい。
入出力部103は、所定の装置と通信を行う機能を有していてもよい。例えば、入出力部103を、ユーザが携帯する端末(ユーザ端末)と無線通信を行うように構成してもよい。例えば、生成したアドバイスを、ユーザが携帯する端末に伝送することで、迅速な情報伝達が可能になる。
さらに、入出力部103が通信を行う相手は、複数のユーザ端末と通信可能なサーバ装
置であってもよい。この場合、入出力部103は、ユーザを識別する情報とともに、アドバイスをサーバ装置に送信してもよい。例えば、サーバ装置が、対象のユーザ端末に対してアドバイスをプッシュ送信することで、ユーザに対してアドバイスを効率よく伝達することができる。
次に、制御部101によって行われる処理をより詳しく説明する。図7は、制御部101が行う処理のフローチャートである。
まず、ステップS11で、データ取得部1011が、センサ群200に含まれるセンサから送信されたセンサデータを取得する。データ取得部1011は、姿勢の判定が行えるだけの量のデータが収集できるまで、センサデータを一時的に蓄積する、
次に、ステップS12で、特徴量算出部1012が、センサデータを特徴量に変換する。
ステップS13では、姿勢判定部1013が、得られた特徴量を姿勢分類器102Aに入力し、分類結果を取得する。
ステップS14では、評価部1014が、取得した分類結果に基づいて、姿勢に対する評価を取得する。
ステップS15では、評価部1014が、取得した評価(評価値)が、所定の閾値(例えば、85)を下回っている状態が所定の時間(例えば、3分)以上継続しているか否かを判定する。ここで、取得した評価値が所定の閾値を下回っている状態が所定の時間以上継続していた場合、評価部1014は、影響部位および影響内容を含むアドバイスを生成し、入出力部103を介して出力する。なお、評価データに改善策が含まれていた場合、評価部1014は、改善策に関するアドバイスを生成してもよい。
取得した評価値が所定の閾値を下回っていない場合、または、当該評価値が所定の閾値を下回っている状態が所定の時間以上継続していない場合、処理はステップS11へ戻る。
なお、ユーザがアドバイスに従って姿勢を変え、評価値が閾値を上回ると、アドバイスの出力は停止する。よって、ユーザは、現在の姿勢が好ましいものになったことをリアルタイムで知ることができる。
以上説明したように、第一の実施形態に係る評価装置100は、屋内に設置された複数のセンサによってユーザの姿勢を検出し、当該姿勢に起因して当該ユーザの身体に及ぶ悪影響を推定し、当該ユーザに通知する。かかる構成によると、屋内においてユーザが好ましくない姿勢を取っていることを、当該ユーザに対してリアルタイムで通知することができ、ユーザの健康に資することができる。
(第二の実施形態)
第一の実施形態に係る評価装置100は、既定の姿勢が所定の時間以上続いた場合に、ユーザに対するアドバイスを生成して出力する。しかし、ユーザの行動によっては、アドバイスが適切になされないケースが発生しうる。例えば、ユーザが洗面を行っていた場合、一時的に前かがみの姿勢が検出されるが、洗面中であるユーザに対して、前かがみの姿勢を避けるべき旨のアドバイスを行うことは適切ではない。
第二の実施形態は、これに対応するため、ユーザが行っている行動を識別し、識別された行動ごとに異なる基準を用いて、姿勢に対する評価を行う実施形態である。
図8は、第二の実施形態に係る情報処理システムの構成概要図である。第二の実施形態に係る評価装置100(制御部101)は、行動判定部1015をさらに有しているという点において第一の実施形態と相違する。また、第二の実施形態に係る評価装置100(
記憶部102)は、行動分類器102Cをさらに記憶しているという点において第一の実施形態と相違する。
行動判定部1015は、データ取得部1011が取得したセンサデータに基づいて、行動分類器102Cを用いて、ユーザが行っている行動を判定する。
行動分類器102Cは、予め構築された機械学習モデルであって、入力された特徴量を、予め定義された複数の行動クラスのうちのいずれかに分類する。行動分類器102Cは、記憶部102に記憶される。
図9は、行動判定部1015が行う分類処理を説明する図である。
ユーザが行っている行動は、センサデータ、ないし、センサデータから得られた特徴量に基づいて判定することができる。なお、ある一時点におけるセンサデータのみでは、ユーザの行動を判定することが難しい場合がある。この場合、一連の動作に基づいて行動の判定を行うようにしてもよい。例えば、所定の周期でセンサデータを取得し、蓄積されたセンサデータを時系列の特徴量に変換し、時系列形式の特徴量を用いて行動の判定を行うようにしてもよい。
さらに、ユーザが行っている行動を判定する際に、当該ユーザをセンシングしているセンサの識別子を併用してもよい。例えば、洗面室に設けられたセンサがユーザを捉えた場合、当該ユーザは、洗面、歯磨き、脱衣などを行っている可能性が高い。また、ダイニングキッチンに設けられたセンサがユーザを捉えた場合、当該ユーザは、飲食や料理などを行っている可能性が高い。反対に、洗面室で料理を行う可能性は無い。よって、ユーザを捉えたセンサの識別子(センサID)を、行動判定部1015に対する入力データとし、行動判定部1015が、センサの識別子を用いてユーザの行動を絞り込むようにしてもよい。これにより、より精度よくユーザの行動を判定することが可能になる。
第二の実施形態では、評価部1014が、判定された行動ごとに異なる評価データ102Bを用いて評価を行う。図10は、行動ごとに定義された評価データ102Bの例である。ここでは、「デスクワーク」という行動に対応する評価データと、「立ち仕事」という行動に対応する評価データを例示している。
次に、第二の実施形態において制御部101が行う処理をより詳しく説明する。図11は、第二の実施形態において制御部101が行う処理のフローチャートである。
ステップS11~S13の処理は、第一の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ステップS13Aでは、行動判定部1015が、ステップS12において取得された特徴量に基づいて、行動分類器102Cを用いて、行動の分類結果を取得する。ここで利用される特徴量は、時系列形式のデータであってもよい。
次に、ステップS14Aで、評価部1014が、ユーザの行動に基づいて当該ユーザの姿勢を評価する。具体的には、評価データ102Bから、判定された行動に適合するものを抽出し、第一の実施形態と同様の方法によって評価を実行する。
ステップS15以降の処理は、第一の実施形態と同様である。
以上説明したように、第二の実施形態では、ユーザが行っている行動をさらに取得し、行動に応じた基準を利用して姿勢の評価を行う。かかる構成によると、ユーザが様々な行動を行う可能性がある屋内において、適切なアドバイスを生成および提供することができる。
(第三の実施形態)
第一および第二の実施形態に係る評価装置100は、現在の姿勢に問題がある旨のアドバイスをユーザに提供することができる。
第三の実施形態は、これに加え、ユーザの姿勢を表したグラフィックを生成し、アドバイスと同時に出力する実施形態である。
第三の実施形態では、評価部1014が、特徴量の算出過程で得られた、身体部位の座標に基づいて、現在のユーザの姿勢を表すグラフィックを生成し、ステップS16において出力する。図6(B)は、ステップS16で出力される画面の例である。図示したように、身体部位の座標を表したグラフィックを生成することで、ユーザは、現在取っている姿勢のどこに問題があるのかを直感的に知ることができる。
なお、当該グラフィックは、理想的な身体部位の位置をオーバーレイしたものであってもよい(例えば、点線で図示)。これにより、ユーザは、どのように姿勢を修正すべきかを知ることができる。理想的な身体部位の位置に関する情報は、例えば、評価データ102Bに含ませることができる。
(変形例)
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、実施形態の説明では、センサデータに基づいて得られた特徴量を、予め定義された所定の姿勢に分類したが、ユーザが、特徴的な姿勢を取っていることを検出することができれば、分類処理は必ずしも必要ではない。例えば、特徴量の一部(例えば、人の骨格のうち背骨に該当する部分)が、既定の条件(例えば、猫背に該当する湾曲度)を満たす場合に、対応する姿勢を取っていると判定してもよい。
また、実施形態の説明では、ステップS15における所定の時間(アドバイスを出力するまでの時間)を固定値としたが、当該時間は、姿勢ごとに異なっていてもよい。例えば、身体部位に極端に負荷がかかる姿勢が取られた場合、短時間でアドバイスを出力するようにしてもよい。これにより、例えば、誤った姿勢で重量物を持ち上げているなど、急性的な疾患(ぎっくり腰等)のおそれがあることを短時間でユーザに通知することができる。反対に、身体部位にかかる負荷が低い場合、アドバイスを出力するまでの時間を長くしてもよい。これにより、例えば、デスクワークで長時間の着座姿勢が続いている場合などに、慢性的な疾患(慢性腰痛等)のおそれがあることをユーザに通知することができる。
このような時間の閾値は、評価データ102Bに定義してもよい。さらに、当該時間の閾値は、行動別に定義してもよい。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、
DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
100・・・評価装置
101・・・制御部
102・・・記憶部
200・・・センサ群

Claims (22)

  1. ユーザが取っている第一の姿勢をセンシングするセンサと、
    人の姿勢に関連する姿勢データを記憶する記憶部と、
    前記センサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、
    前記ユーザに対する、前記ユーザの身体に及ぶ悪影響に関連するアドバイスを生成することと、
    を実行する制御部と、
    を有する、情報処理システム。
  2. 前記制御部は、前記センサデータから得られた特徴量に基づいて、前記第一の姿勢を分類する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記姿勢データは、前記第一の姿勢と、前記身体に及ぶ悪影響の内容とを関連付けたデータである、
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記姿勢データは、前記第一の姿勢と、複数の身体部位のうちの少なくとも一つにかかる負荷の大きさをさらに関連付けたデータであり、
    前記制御部は、前記負荷の大きさを示した前記アドバイスを生成する、
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記制御部は、前記姿勢データに基づいて、前記身体に及ぶ悪影響を解消する姿勢の正し方を取得する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記制御部は、前記第一の姿勢を、前記悪影響を解消する第二の姿勢にするための身体部位の移動方法を含む前記アドバイスを生成する、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記制御部は、前記ユーザが取っている行動をさらに判定する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記制御部は、時系列で取得した前記センサデータに基づいて、前記ユーザが取っている行動を判定する、
    請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記姿勢データは、前記ユーザが取っている行動ごとに定義されたデータであり、
    前記制御部は、前記ユーザが取っている行動に基づいて、対応する前記姿勢データを選択する、
    請求項7または8に記載の情報処理システム。
  10. 前記センサは、建物に設置された複数のセンサを含み、
    前記制御部は、前記ユーザを捉えた前記センサの設置箇所に基づいて、前記ユーザが取っている行動を絞り込む、
    請求項7から9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 前記制御部は、前記センサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記第一の姿勢を取ることで前記ユーザの身体に及ぶ悪影響を推定する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. 人の姿勢に関連する姿勢データを記憶する記憶部と、
    ユーザが取っている第一の姿勢をセンシングするセンサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記ユーザに対する、前記ユーザの身体に及ぶ悪影響に関連するアドバイスを生成することと、
    を実行する制御部と、
    を有する、情報処理装置。
  13. 前記制御部は、前記センサデータから得られた特徴量に基づいて、前記第一の姿勢を分類する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記姿勢データは、前記第一の姿勢と、前記身体に及ぶ悪影響の内容とを関連付けたデータである、
    請求項12または13に記載の情報処理装置。
  15. 前記姿勢データは、前記第一の姿勢と、複数の身体部位のうちの少なくとも一つにかかる負荷の大きさをさらに関連付けたデータであり、
    前記制御部は、前記負荷の大きさを示した前記アドバイスを生成する、
    請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記制御部は、前記姿勢データに基づいて、前記身体に及ぶ悪影響を解消する姿勢の正し方を取得する、
    請求項12から15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記制御部は、前記第一の姿勢を、前記悪影響を解消する第二の姿勢にするための身体部位の移動方法を含む前記アドバイスを生成する、
    請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 前記制御部は、前記ユーザが取っている行動をさらに判定する、
    請求項12から17のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  19. 前記制御部は、時系列で取得した前記センサデータに基づいて、前記ユーザが取っている行動を判定する、
    請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 前記姿勢データは、前記ユーザが取っている行動ごとに定義されたデータであり、
    前記制御部は、前記ユーザが取っている行動に基づいて、対応する前記姿勢データを選択する、
    請求項18または19に記載の情報処理装置。
  21. 前記制御部は、前記センサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記第一の姿勢を取ることで前記ユーザの身体に及ぶ悪影響を推定する、
    請求項12から20のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  22. 人の姿勢に関連する姿勢データを取得することと、
    ユーザが取っている第一の姿勢をセンシングするセンサから取得したセンサデータと、前記姿勢データと、に基づいて、前記ユーザに対する、前記ユーザの身体に及ぶ悪影響に関連するアドバイスを生成することと、
    を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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