JP2022018757A - フェイスマスク - Google Patents

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和範 大江
Kazunori Oe
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Abstract

【課題】着用者の口元や表情の読みとりに難が生じにくいマスクを提供すること。【解決手段】マスクAを構成する被覆部A1は、着用者の鼻口を覆うカップ形状を呈しており、この被覆部A1に、透明な平坦面からなる正面部10を設けることで、着用者と相対する他者からみて、着用者の口元が明瞭に視認でき、意思疎通に難が生じにくくなる。【選択図】図1

Description

本発明は、フェイスマスクに関する。
昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に関連し、オフィス、医療施設、商業施設、公共交通機関など、あらゆる現場において、業務従事者にフェイスマスク(以下、単に「マスク」ともいう。)の着用が求められている。
マスクに関する先行文献を以下に示す。
例えば、特許文献1に記載の防塵用マスクでは、装着者が会話などによって口を大きく開いた際のマスク全体の位置ずれが発生することを解決課題とし、カップ状の被覆部の周縁部に接合した接顔体の変形でもって、常に接顔体が顔面に密接した状態を維持することを期待している。
また、特許文献2に記載のマスクでは、着用者の口とマスクとの接触を防止することを解決課題として、本体の透明部の上方に形成した呼吸部と、前記透明部の中央に形成した開放式のポケットでもって着用者の鼻を覆うよう構成している。
特開2020-59954号公報 実用新案登録第3164118号公報
上記した先行文献に示すマスクは、何れも、マスクを着用した状態の着用者が、他者からどのように見られているかについて一切考慮されていない。
特に、マスク着用者が発する声は、マスクによって遮られ他者には聞き取りづらいものとなっており、顧客やその他不特定多数の者との会話の多い業務従事者にあっては、表情の見えにくさと、声の聞き取りにくさとが相まって、意思疎通に難が生じやすく、不信感の増大に繋がり、無用なトラブルを引き起こす一因ともなっている。
よって、本発明は、着用者の口元や表情の読みとりに難が生じにくいマスクの提供を目的の一つとするものである。
上記課題を解決すべくなされた、本願の第1発明は、フェイスマスクであって、カップ形状を呈し、着用者の鼻口を覆う被覆部を少なくとも有し、前記被覆部に、透明な平坦面からなる正面部を設けることを特徴とする。
また、本願の第2発明は、前記第1発明において、前記正面部が、上側を短辺とし、下側を長辺とする台形状を呈することを特徴とする。
また、本願の第3発明は、前記第1発明または第2発明において、前記被覆部を、前記正面部を含んだ、複数の多角面で構成してあることを特徴とする。
また、本願の第4発明は、前記第1発明乃至第3発明のうち何れか1つの発明において、前記被覆部を構成する底面部に、フィルタを設けることを特徴とする。
また、本願の第5発明は、前記第1発明乃至第4発明のうち何れか1つの発明において、前記被覆部に対し、耳掛け部を着脱自在に構成していることを特徴とする。
本発明によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか1つの効果を奏する。
(1)被覆部の正面部に透明な平坦面を設けることで、着用者と相対する他者からみて、着用者の口元が明瞭に視認でき、意思疎通に難が生じにくくなる。
(2)正面部を、上辺側を短辺とし下辺側を長辺とする台形状に構成することで、着用者の口元の周囲の平坦面の面積を確保しつつ、着用者の鼻に向かってすぼまることで、外見上スマートな印象を与えることができる。
(3)被覆部を、正面部を含んだ複数の多角面で構成することにより、曲面で被覆部を形成する場合と比較して、光の屈折や反射の影響を受けにくくなる。
(4)被覆部を構成する底面部にフィルタを設けることで、他者からフィルタが視認し辛く、着用者の外見にも影響を与えにくい。
(5)紐やバンドからなる耳掛け部を、被覆部から着脱自在に構成することで、汗などによって汚れやすい耳掛け部の交換が容易となる。
(6)着用者の鼻口を覆う被覆部の透明度を高めることで、あたかもマスクを着用していないかのように他者に認識させることができる。
本発明に係るフェイスマスクの正面側の概略斜視図。 本発明に係るフェイスマスクの正面側の概略側面図。 本発明に係るフェイスマスクの背面側の概略斜視図。 本発明に係るフェイスマスクの着用イメージ図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
<1>全体構成(図1~図3)
本発明に係るフェイスマスク(以下、単に「マスクA」ともいう。)は、図1,2に示す被覆部A1と、被覆部A1に係留する耳掛け部A2とからなる。
本発明に係る被覆部A1は、着用者の鼻口を覆うことができる程度の大きさを有するカップ形状を呈している。
<1.1>被覆部の素材
被覆部A1は、透明部材を用いることができる。
図1,2では説明の便宜上、被覆部A1を非透明部材で透過して視認できる部材の図示を省略している。
この透明部材の透明度は、高ければ高いほど好ましい。
また、装着者の顔面形状や会話による顔面の動きに追従可能なように、被服部自体に可撓性のある素材を用いてもよい。
本実施例では、被覆部A1の素材に、軟性があり安全で透明なコポリエステル樹脂を用いている。
このコポリエステル樹脂を採用することで、被覆部A1が様々な人の顔に無理なくフィットすることを実現した。
また、コポリエステル樹脂は、衝撃にも強く、退色もせず、透明性も保つことができる点で有益である。
<1.2>被覆部の面構成(図1)
本発明では、カップ形状を構成する面を曲面でも平面でも構成することができる。
なお、本実施例では、カップ形状を複数の多角面で構成している。これは、曲面を設けることによる光の屈折や反射の影響を避けるためである。
図1,2に示すように、被覆部A1を構成する複数の多角面は、主として正面部10、頂面部20、側面部30、上斜面部40および底面部50とに分かれている。
なお各部の境界箇所や、被覆部A1の外縁にあたる箇所は、適宜曲率を設けて形成しておいてもよい。
以下、各部の詳細について説明する。
<2>正面部(図1)
正面部10は、被覆部A1の前面側を構成する部材である。
本実施例では、正面部10は本発明に係るマスクを装着した際に、他者が装着者に相対したときに、装着者の口元が透けて視認できる位置に配置されている。
<2.1>平坦面の採用(図1)
また、本実施例では、正面部10を透明な平坦面で構成することで、光の屈折や反射の影響を小さくし、装着者の口元がより明瞭に視認できるよう構成している。
<2.2>正面部の面形状(図1)
さらに、正面部10は、上辺側を短辺とし、下辺側を長辺とする台形状を呈している。上記形状とすることで、着用者の口元の周囲の平坦面の面積を確保しつつ、着用者の鼻に向かってすぼませることで、被覆部A1を必要以上に大きな内部空間を形成することなく、スマートな外見を与えることができる。
<2.3>正面部の面積(図1)
正面部10の面積は、装着者の口元を明瞭に視認させる観点において、適宜決定すればよい。
<3>頂面部(図1)
頂面部20は、被覆部A1の頂部を構成する部材である。
本実施例では、頂面部20は、下辺および二つの側辺を有し、前記正面部10側に向かって傾斜および拡幅する略三角形状を呈しており、装着者の鼻の上部を覆う部材として機能する。
下辺は、前記正面部10の上辺と接している。
各側辺は、後述する各上斜面部40の上辺と接している。
当該形状により、装着者が本発明に係るマスクを装着した状態において、頂面部20の側辺が装着者の鼻筋に沿うように位置するため、違和感の無いスマートな印象の付与に寄与する。
本発明において、頂面部20は、平坦面および曲面のどちらであっても良い。本実施例では、頂面部20を平坦面で構成している。
<4>側面部(図1)
側面部30は、被覆部A1の側部を構成する部材である。
本実施例では、側面部30は、前辺、後辺、上辺および下辺を有する略四角形状を呈しており、正面部10の左右にそれぞれ配置されている。
前辺は、前記正面部10の側辺と接している。
後辺は、前記被覆部A1の外縁を構成している。
上辺は、後述する上斜面部40の下辺と接している。
下辺は、後述する底部の側辺と接している。
本発明において、側面部30は、平坦面および曲面のどちらであっても良いが、本実施例では、側面部30を平坦面で構成している。
<4.1>フック(図1,図2)
側面部30には、耳欠け材を着脱自在に取り付けるためのフック31を設けている。フック31の形状が特段限定せず、公知の形状を採用することもできるため、詳細な説明は省略する。
<5>上斜面部(図1)
上斜面部40は、被覆部A1の上側部を構成する部材である。
本実施例では、上斜面部40が、上辺、下辺および後辺からなる略三角形状を呈しており、前記頂面部20の左右にそれぞれ配置されている。
上辺は、前記頂面部20の側辺と接している。
下辺は、前記側面部30の上辺と接している。
後辺は、前記被覆部A1の外縁を構成している。
本実施例では、上斜面部40を構成する後辺に曲率を設けて、装着者の顔面にフィットしやすく構成している。
本発明において、上斜面部40は、平坦面および曲面のどちらであっても良いが、本実施例では、上斜面部40を平坦面で構成している。
<6>底面部(図2)
底面部50は、被覆部A1の底部を構成する部材である。
本実施例では、底部が、前辺、二つの側辺および後辺からなる略四角形状を呈している。
前辺は、前記正面部10の下辺と接している。
各側辺は、前記側面部30の下辺と接している。
後辺は、前記被覆部A1の外縁を構成している。
本実施例では、底面部50を構成する後辺に曲率を設けて、装着者の顔面にフィットしやすく構成している。
本発明において、底面部50は、平坦面および曲面のどちらであっても良いが、本実施例では、底面部50を平坦面で構成している。
<6.1>フィルタ(図3)
本発明では、被覆部A1を構成する面の何れかにマスク内外の通気孔を設け、当該通気孔を覆うように、フィルタ60を設けることもできる。
本実施例では、底面部50に通気孔を設けておき、不織布などの濾過部材を介在させたフレームからなるフィルタ60を、底面部50の上方に取り付けることで、通気孔を通る外気をフィルタ60で濾過して被覆部A1の内部に取り込んでいる。
フィルタ60は、被覆部A1に対し固定して構成としても良いし、脱着自在とした構成としてもよい。
<7>装着イメージ(図4)
図4に、本発明に係るマスクの装着イメージを示す。
マスクAを装着した状態において、他者から装着者を正面から見た場合、平坦面で構成する正面部10でもって、少なくとも装着者の口元が透けて見えるため、他者は、装着者の口元の動きをより明瞭に視認することができる。
本発明に係るフェイスマスクは、不特定多数の人間と会話することの多い業務従事者にとって、マスク着用による意思疎通の阻害を軽減できる点で有益である。
また、工事現場、商業施設、公共交通機関などで警備業務に従事する警備員は、交通誘導、道案内、注意喚起など、常に面識の無い人間との間でのコミュニケーションが求められるため、本発明に係るフェイスマスクを用いることで、あたかもマスクを装着していない自然な姿を演出しつつ、警備員の口元を明瞭に視認させることで、意思疎通を円滑に行うことで不信感の増大を回避し、意図しないトラブルの要因を減らすことができる。
<8>変形例(図示せず)
なお、上記した例では、被覆部A1を同一素材で形成したため、同一の透明度を有する構成であるところ、本発明はこの構成に限定されない。
例えば、被覆部A1を構成する底面部50を透明とする点は、本発明において必須の構成ではない。これは、底面部50が透明であるか否かによって、他者からみた装着者の外見に大きな影響を与えにくいことや、底面部50にフィルタ60を取り付けた構成では、底面部60を通した視認がフィルタ60によって遮られるため、そもそも透明にする意義が失われるためである。
A マスク(フェイスマスク)
A1 被覆部
A2 耳掛け部
10 正面部
20 頂面部
30 側面部
31 フック
40 上斜面部
50 底面部
60 フィルタ

Claims (5)

  1. フェイスマスクであって、
    カップ形状を呈し、着用者の鼻口を覆う被覆部を少なくとも有し、
    前記被覆部に、透明な平坦面からなる正面部を設けることを特徴とする、
    フェイスマスク。
  2. 前記正面部が、上側を短辺とし、下側を長辺とする台形状を呈することを特徴とする、
    請求項1に記載のフェイスマスク。
  3. 前記被覆部を、前記正面部を含んだ、複数の多角面で構成してあることを特徴とする、
    請求項1または2に記載のフェイスマスク。
  4. 前記被覆部を構成する底面部に、フィルタを設けることを特徴とする、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載のフェイスマスク。
  5. 前記被覆部に対し、耳掛け部を着脱自在に構成していることを特徴とする、
    請求項1乃至4のうち何れか1項に記載のフェイスマスク。
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