JP2022018635A - 解答添削システム、方法、プログラム - Google Patents

解答添削システム、方法、プログラム Download PDF

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慎之介 西本
Shinnosuke NISHIMOTO
久史 永井
Hisashi Nagai
貴司 及川
Takashi Oikawa
崇則 小林
Takanori Kobayashi
晃久 津田
Akihisa Tsuda
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Abstract

Figure 2022018635000001
【課題】解答添削業務の効率化に貢献するシステム、方法、プログラムを提供すること。
【解決手段】解答添削システムは、添削対象の学習者解答文書を決定する、学習者解答文書入力・選択部と、学習済み添削標識モデル生成部と、学習済みコメントモデル生成部と、学習済みコメントレイアウトモデル生成部と、各学習済みモデルにより、添削対象の学習者解答文書の添削標識付与箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力する、添削標識予測部と、添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測するコメント予測部と、添削標識付き学習者解答文書のコメントレイアウト位置を予測するコメントレイアウト予測部と、添削標識付き学習者解答文書の中の、予測されたコメントレイアウト位置に、予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成する、添削済み解答文書生成部と、添削済み解答文書表示部とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、解答添削システム、方法、プログラムに関する。
特許文献1に、段落0011には、「(4)本発明は、(1)の難易度推定装置について、前記難易度推定手段が、前記特徴量と前記難易度の関係の分析に重回帰分析を用いることを特徴とする難易度推定装置を提案している。・・・各種機械学習技術を用いても良い。」と記載されており、段落0027には、「データベース110は、既知の問題に対して、少なくとも、その特徴量と難易度とを関連付けて格納する。」と記載されており、段落0028には、「特徴量抽出部120は、ある問題に対して、特徴量を抽出する。ここで、特徴量とは、図2に示すように、問題タイプが算数ドリルの場合、・・・英語穴埋め問題の場合、例えば、問題文の文エントロピー、選択肢の単語の難易度、選択肢の数、選択肢の単語の語長のいずれかまたはその組み合わせである。」と記載されている。さらに、段落0029には、「特徴量と難易度との関係の分析には、重回帰分析を用いることが好ましい。つまり、算数ドリルにおける難易度推定の例では、図2に示すように、難易度が既知である既知の算数ドリルn問に対して、被演算子の数などからなる5つの特徴量を抽出し、難易度との関係を重回帰分析により学習する。」と記載されている。
特許文献2に、段落0019には、「図7は図6により説明した採点情報を解答データに埋め込み、学習者に返す採点付き解答データの表示イメージを説明する図である。図7に示すように、・・・各解答毎にインデントで示された学習者へのコメントとが記述される。また、それらの箇条書きの解答項目の後に、その学習者が気付かなかった項目(正しい他の解答項目)が指摘されている。」と記載されており、段落0061には、「さらに、利用する解答データの優先度を指定することができるので、例えば、採点者が予め模範解とその採点情報を用意しておいて、採点する解答データと類似したものの中で模範解を優先して使用することができ、採点者の意図に沿った採点を行うことが可能になる。」と記載されており、段落0038には、「図8は箇条書きの解答項目間の類似性判定の結果の関係をリンクで示す図である。・・・このように、文の類似を調べた場合、一般的には複数個の類似が検出される。従って、図9に示すように、採点情報作成部1005が採点者に採点情報を問い合わせる場合、これらの見つかった複数の類似の箇条書き項目を表示することになる。」と記載されている。
特許文献3に、段落0050には、「本実施例の研修システムにより、・・・多数の受講生の答案について客観的で迅速な添削ができるよう、添削者が解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択できるようにするためのシステムを提供することが可能となる。」と記載されており、段落0021には、「ここで、本システムは、予め本問題に対する模範解答として(表2)に示す情報を保持している。」と記載されており、段落0019には、「この添削コメント生成用情報は、答案の解答ポイントごとに客観的に選択可能な評価とこれに対応するコメントとを一対一に対応付けたものである。・・・そして、一つの問題にこのような客観的に評価、選択可能なコメントが対応付けられたものが、複数の解答ポイントについて設定され、これら解答ポイントごとに一義的に選択されたコメントをつなぎ合わせることで答案全体に対するコメントである「添削コメント」が生成されように構成される。」と記載されている。
特開2016-040580号公報 特開2007-286409号公報 特開2007-264117号公報
以下の分析は、本発明によって与えられたものである。教育業界の中でも、通信教育では、学生が作成した解答を添削し、添削者が解答を添削して返却するという形式が通常である。添削者が学生の解答を添削する際、添削箇所の特定や、コメントの記載に多大な時間と労力を要するという課題がある。
本発明は、解答添削業務の効率化に貢献するシステム、方法、プログラムを提供することを目的とする。
第1の視点によれば、添削対象の学習者解答文書を入力して蓄積し、蓄積された学習者解答文書を選択し、添削対象の学習者解答文書を決定する、学習者解答文書入力・選択部と、1または複数の解答文書と、前記解答文書の中で添削箇所を添削標識で指定した正解データを第1の訓練データとして添削標識モデルの学習を実行する、学習済み添削標識モデル生成部と、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを指定した正解データを第2の訓練データとしてコメントモデルの学習を実行する、学習済みコメントモデル生成部と、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を指定した正解データを第3の訓練データとしてコメントレイアウトモデルの学習を実行する、学習済みコメントレイアウトモデル生成部と、前記学習済み添削標識モデルにより前記添削対象の学習者解答文書の添削標識付与箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力する、添削標識予測部と、前記学習済みコメントモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測するコメント予測部と、
前記学習済みコメントレイアウトモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントレイアウト位置を予測するコメントレイアウト予測部と、前記添削標識付き学習者解答文書の中の、前記予測されたコメントレイアウト位置に、前記予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成する、添削済み解答文書生成部と、前記添削済み解答文書を表示する、添削済み解答文書表示部とを含む、解答添削システムが、提供される。
第2の視点によれば、添削対象の学習者解答文書を入力して蓄積し、蓄積された学習者解答文書を選択し、添削対象の学習者解答文書を決定するステップと、1または複数の解答文書と、前記解答文書の中で添削箇所を添削標識で指定した正解データを第1の訓練データとして添削標識モデルの学習を実行するステップと、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを指定した正解データを第2の訓練データとしてコメントモデルの学習を実行するステップと、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を指定した正解データを第3の訓練データとしてコメントレイアウトモデルの学習を実行するステップと、前記学習済み添削標識モデルにより前記添削対象の学習者解答文書の添削標識付与箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力するステップと、前記学習済みコメントモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測するステップと、前記学習済みコメントレイアウトモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントレイアウト位置を予測するステップと、前記添削標識付き学習者解答文書の中の、前記予測されたコメントレイアウト位置に、前記予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成するステップと、前記添削済み解答文書を表示するステップとを含む、解答添削方法が提供される。本方法は、上記した添削対象の学習者解答文書を決定し、添削標識モデルの学習を実行し、コメントモデルの学習を実行し、コメントレイアウトモデルの学習を実行し、添削標識付与箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力し、コメントを予測し、コメントレイアウト位置を予測し、添削済み解答文書を表示する機能を備えたコンピュータという、特定の機械に結びつけられている。
第3の視点によれば、プロセッサと記憶装置とを備えるコンピュータに、添削対象の学習者解答文書を入力して蓄積し、蓄積された学習者解答文書を選択し、添削対象の学習者解答文書を決定する処理と、1または複数の解答文書と、前記解答文書の中で添削箇所を添削標識で指定した正解データを第1の訓練データとして添削標識モデルの学習を実行する処理と、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを指定した正解データを第2の訓練データとしてコメントモデルの学習を実行する処理と、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を指定した正解データを第3の訓練データとしてコメントレイアウトモデルの学習を実行する処理と、前記学習済み添削標識モデルにより前記添削対象の学習者解答文書の添削標識箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力する処理と、前記学習済みコメントモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測する処理と、前記学習済みコメントレイアウトモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントレイアウト位置を予測する処理と、前記添削標識付き学習者解答文書の中の、前記予測されたコメントレイアウト位置に、前記予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成する処理と、前記添削済み解答文書を表示する処理とを実行させる、解答添削プログラムが、提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な(非トランジトリーな)記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、解答添削業務の効率化に貢献することができる。
本発明の一実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の解答添削システムで使用する訓練データの一例を示す図である。 本発明の一実施形態の解答添削システムの添削済み解答文書表示部の動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の解答添削システムの学習済みモデル生成部の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の解答添削システムの解答添削処理部の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の解答添削システムの添削標識付き解答文書生成部の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の解答添削システムのコメント生成部の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の解答添削システムのコメントレイアウト生成部の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の解答添削システムの添削済み解答文書生成部の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の解答添削システムの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態の解答添削システムの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態の解答添削システムの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 本発明の第3の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態の解答添削システムの解答添削処理部と添削箇所変更・レベル表示・一覧表示受付部の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態の解答添削システムの解答添削処理部と添削箇所変更履歴蓄積部の構成を示す図である。 本発明の第5の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。 本発明の第6の実施形態の添削済み解答文書生成部の構成を示す図である。 本発明の第6の実施形態の解答添削システムの学力レベルの表示の一例を示す図である。 本発明の第7の実施形態の添削済み解答文書生成部の構成を示す図である。 本発明の第7の実施形態の解答添削システムの添削箇所の一覧表示の一例を示す図である。 本発明の解答添削システムを構成するコンピュータの構成を示す図である。
はじめに本発明の一実施形態の概要について図面を参照して説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。また、以降の説明で参照する図面等のブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。
本発明は、その一実施形態において、図1に示すように、学習者解答文書入力・選択部10と、学習済み添削標識モデル生成部20と、学習済みコメントモデル生成部30と、学習済みコメントレイアウトモデル生成部40と、添削標識予測部50、コメント予測部60と、コメントレイアウト予測部70と、添削済み解答文書生成部80と、添削済み解答文書表示部90とを含む解答添削システム1にて実現できる。
なお、本明細書の全体において、添削標識とは、解答文書や学習者解答文書等において、添削箇所を指定する標識であり、例えば、これに限られないが、横書きの場合は下線、縦書きの場合は傍線、あるいは、波線、二重線、矢印付き引き出し線、添削箇所を囲む矩形又は他の図形、色付け等の、添削箇所を指定する任意の指定方法の標識を使用することが可能である。
より具体的には、解答添削システム1の学習者解答文書入力・選択部10は、添削対象の学習者解答文書を入力して蓄積し、蓄積されている学習者解答文書を選択し、添削対象の学習者解答文書を決定する。学習済み添削標識モデル生成部20は、1または複数の解答文書と、解答文書の中で添削箇所を添削標識で指定した正解データを第1の訓練データとして添削標識モデルの学習を実行する。学習済みコメントモデル生成部30は、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、添削標識付き解答文書の中で添削標識付与箇所の解答部分に対応するコメントを指定した正解データを第2の訓練データとしてコメントモデルの学習を実行する。学習済みコメントレイアウトモデル生成部40は、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、添削標識付き解答文書の中で添削標識付与箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を指定した正解データを第3の訓練データとしてコメントレイアウトモデルの学習を実行する。
なお、添削標識モデルの学習においては、1または複数の解答文書と、解答文書の中で添削箇所を添削標識で指定した正解データを第1の訓練データとして、第1のニューラルネットワークにより予測された添削標識付与箇所と、正解データとの間の誤差が最小になるように第1のニューラルネットワークの重みパラメータが調整されて、学習済み添削標識モデルが生成される。コメントモデルの学習においては、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、添削標識付き解答文書の中で添削標識付与箇所の解答部分に対応するコメントを指定した正解データを第2の訓練データとして、第2のニューラルネットワークにより予測されたコメントと、正解データとの間の誤差が最小になるように第2のニューラルネットワークの重みパラメータが調整されて、学習済みコメントモデルが生成される。コメントレイアウトモデルの学習においては、添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、添削標識付き解答文書の中で添削標識付与箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を指定した正解データを第3の訓練データとして、第3のニューラルネットワークにより予測されたコメントレイアウト位置と、正解データとの間の誤差が最小になるように第3のニューラルネットワークの重みパラメータが調整されて、学習済みコメントレイアウトモデルが生成される。
添削標識予測部50は、学習済み添削標識モデルにより添削対象の学習者解答文書の添削標識付与箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力する。コメント予測部60は、学習済みコメントモデルにより添削標識付き解答文書の添削標識付与箇所の解答部分に対応するコメントを予測する。コメントレイアウト予測部70は、学習済みコメントレイアウトモデルにより添削標識付き学習者解答文書中で添削標識付与箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を予測する。添削済み解答文書生成部80は、添削標識付き学習者解答文書の中の、予測されたコメントレイアウト位置に、予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成する。添削済み解答文書表示部90は、生成された添削済み解答文書を表示する。
図2は、各モデルの学習に使用する、訓練データの一例を示したものである。訓練データ2は、これに限られないが、例えば、小論文の解答、国語の解答、英作文の解答に、添削標識付与し、そのコメントを記載して添削がなされた文書でもよい。上記の説明では、各モデルを学習する場合の、第1、第2、第3の訓練データをそれぞれ別々に記載した。しかしながら、図2に示すように、文書中に添削標識を記載し対応するコメントを記載して添削された学習者解答文書を使用すれば、第1の訓練データは、添削箇所を除いた学習者解答文書と添削された学習者解答文書中に記載された添削標識を正解データとする訓練データとして、第2の訓練データは、添削標識部分を含む添削された学習者解答文書と添削標識付与箇所の解答部分に対応するコメントを正解データとする訓練データとして、第3の訓練データは、添削標識部分を含む添削された学習者解答文書と添削標識付与箇所に対応するコメントが配置されたコメントレイアウト位置を正解データとする訓練データとして、それぞれ生成することができる。
また、所定の教育機関の行う各種試験の難易度毎、例えば、志望大学毎又は学力レベル毎のような難易度の異なる試験問題に対する学習者解答文書のような複数のグループの訓練データに対して、それぞれモデルの学習を実行して、それぞれの難易度に対応する異なる学習済みモデルを生成することができる。すなわち、モデルの学習を実行する訓練データとして、学習者が解答する試験問題の難易度に従って、志望大学毎又は学力レベル毎に、1または複数の学習者解答文書とそれらの文書の中に添削して添削標識とコメントを配置した正解データを含む訓練データを準備してモデルの学習を実行すれば、志望大学毎又は学力レベル毎に異なる試験問題の難易度に適応された学習済みモデルが生成され、この学習済みモデルにより志望大学毎又は学力レベル毎に適応された添削済み解答文書を予測して出力し、表示することも可能である。
従って、学習者解答文書に対して、所定の教育機関の行う各種試験の難易度毎、例えば、志望大学毎又は学力レベル毎に適応した添削済み解答文書を出力し、表示して、添削済み解答文書の推薦を行うことも可能である。
また、本一実施形態において、第1のニューラルネットワークは、RNN(Recurrent Neural Network、リカレントニューラルネットワーク)、LSTM(Long Short Term Memory)又は、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)あるいは、それらの任意の組み合わせでもよい。
また、本一実施形態において、第2のニューラルネットワークは、RNN(Recurrent Neural Network、リカレントニューラルネットワーク)、LSTM(Long Short Term Memory)又は、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)あるいは、それらの任意の組み合わせでもよい。あるいは、第2のニューラルネットワークは、エンコーダ・デコーダモデルでもよい。エンコーダ・デコーダモデルは、例えば、エンコーダおよびデコーダを、それぞれ、RNN又はLSTM等により構成し、エンコーダの出力がデコーダの入力に接続される構成である。添削された添削標識付与箇所に対応する学習者の解答部分をエンコーダへ入力し、デコーダから出力される予測されたコメントと、正解データのコメントとの間の誤差が最小になるように、複数の添削標識付与箇所に対応する学習者の解答部分と複数のコメント(正解データ)を用いてコメントエンコーダ・デコーダモデルの学習を実行し、学習済みコメントエンコーダ・デコーダモデルが生成されることも可能である。コメント予測部60では、学習済みコメントエンコーダ・デコーダモデルに、添削標識で指定された添削箇所に対応する学習者の解答部分を入力し、デコーダで予測したコメントを出力することも可能である。
また、本一実施形態において、第3のニューラルネットワークは、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)でもよい。
さらに、添削対象の学習者解答文書は、テキストを含む文書、または、画像を含む文書でもよく、あるいは、テキストと画像の両者を含む文書でもよく、また、音声認識手段を用いて取得した文書でもよい。
図3は、本発明の一実施形態の解答添削システムの添削済み解答文書表示部の動作を示す図である。図3は、表示画面95の一実施形態を示すものである。原稿用紙の升目部分には、学習者の解答が記載されており、これに、予測された添削箇所が添削標識(傍線と矢印付き引き出し線)で指摘されている。さらに、添削標識部分の学習者の解答に対してコメントが予測され、また、添削標識部分に対して、コメントのレイアウト位置(破線の矩形)が予測されて、予測されたコメントレイアウト位置に、予測されたコメントが配置されている。
上記のように、本発明の一実施形態の解答添削システムによれば、添削対象の学習者解答文書に対して、学習済み添削標識モデルにより添削対象の学習者解答文書の添削標識付与箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力し、学習済みコメントモデルにより添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測し、学習済みコメントレイアウトモデルにより添削標識付き学習者解答文書のコメントレイアウト位置を予測し、添削標識付き学習者解答文書上の予測されたコメントレイアウト位置に、予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成し表示することができるので、解答添削業務の効率化に貢献することができる。また、学習者解答文書に対して、所定の教育機関の行う各種試験の難易度毎、例えば、志望大学毎又は学力レベル毎に適応した添削済み解答文書を出力し、表示して、添削済み解答文書の推薦を行うことも可能である。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態の文書の解答添削システムについて、図面を参照して説明する。図4は、本発明の第1の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。図4を参照すると、学習者解答文書入力・選択部110と、ユーザー端末111と、学習済みモデル生成部120と、訓練データ蓄積部121と、文書データベース130と、解答添削処理部140と、添削済み解答文書表示部150とを備えた構成が示されている。
学習者解答文書入力・選択部110は、ユーザー端末111から、添削対象の学習者解答文書を入力して文書データベース130に蓄積し、文書データベース130に蓄積されている学習者解答文書を選択し、添削対象の学習者解答文書を決定する。
学習済みモデル生成部120は、訓練データ蓄積部121に蓄積された、上述した第1、第2及び、第3の訓練データを使用して、添削標識モデル、コメントモデル及び、コメントレイアウトモデルの学習を実行する。なお、学習済みモデル生成部120は、上述の一実施形態で説明した、学習済み添削標識モデル生成部20と、学習済みコメントモデル生成部30と、学習済みコメントレイアウトモデル生成部40の動作を実行する。学習済みモデル生成部120により生成された、学習済み添削標識モデルと、学習済みコメントモデルと、学習済みコメントレイアウトモデルは、文書データベース130に格納される。なお、一実施形態で上述したように、所定の教育機関の行う各種試験の難易度毎、例えば、志望大学毎又は学力レベル毎の試験の難易度の異なる複数のグループの訓練データを訓練データ蓄積部121に蓄積しており、それぞれのグループの訓練データに対して、それぞれのモデルの学習を実行して、それぞれの異なる学習済みモデルを生成し、難易度の異なる複数の種類の学習済みモデルを、文書データベース130に格納することも可能である。
解答添削処理部140は、文書データベース130に格納された学習済みモデルを使用して、文書データベース130に格納された添削対象の学習者解答文書の添削標識付与箇所の予測を行い添削標識付き学習者解答文書を出力し、添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測し、コメントを配置するコメントレイアウト位置を予測し、添削標識付き学習者解答文書の中の、予測されたコメントレイアウト位置に、予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成する。添削済み解答文書表示部150は、解答添削処理部140により出力された添削済み解答文書を表示する。
図5は、本発明の第1の実施形態の解答添削システムの学習済みモデル生成部の構成を示す図である。学習済みモデル生成部120は、添削標識訓練データ変換部1201と、添削標識モデル学習部1202と、コメント訓練データ変換部1203と、コメントモデル学習部1204と、コメントレイアウト訓練データ変換部1205と、コメントレイアウトモデル学習部1206とを含む。添削標識訓練データ変換部1201とコメント訓練データ変換部1203は、添削標識訓練データとコメント訓練データを、添削標識モデル学習部1202とコメントモデル学習部1204がモデルの学習を実行する形式に変換する前処理を実行する。前処理の内容は、これに限らないが、例えば、学習者解答文書内の単語及びコメント内の単語をその分散表現へ変換すること等を含む。添削標識モデル学習部1202とコメントモデル学習部1204は、添削標識訓練データ変換部1201とコメント訓練データ変換部1203から入力された各訓練データを使用して、添削標識モデルとコメントモデルの学習を実行する。なお、添削標識モデル学習部1202とコメントモデル学習部1204によるモデルの学習については、上述の一実施形態で説明した、学習済み添削標識モデル生成部20と学習済みコメントモデル生成部30の動作と同一である。
なお、単語分散表現とは、単語の意味を高次元の実数ベクトルとして表す手法であり、word2vec、GloVe(Global Vectors for Word Representation)、fastText及びBERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)等の手法が知られている。
但し、分散表現の性質は、それを学習する際に使用する文章(コーパス)に依存する。そのため、添削標識訓練データ変換部1201は、小論文の解答、国語の解答、英作文の解答などの分野毎の、問題や解答文書に関連する文章を使用して学習された分散表現を用いて、学習者解答文書内の単語を変換してもよい。
コメントレイアウト訓練データ変換部1205は、コメントレイアウト訓練データを、コメントレイアウトモデル学習部1206がモデルの学習を実行する形式に変換する前処理を実行する。前処理の内容は、これに限らないが、例えば、添削標識付き解答文書の中の添削標識を画像データに変換し、コメントの配置された箇所を枠線等の画像データに変換することを含む。コメントレイアウトモデル学習部1206は、添削標識付き解答文書の中の添削標識の画像データと、コメントの配置された箇所の枠線等の画像データを正解データとする第3の訓練データとして、CNN(畳み込みニューラルネットワーク)によりコメントレイアウトモデルの学習を行うこともできる。
図6は、本発明の第1の実施形態の解答添削システムの解答添削処理部の構成を示す図である。解答添削処理部140は、添削標識付き解答文書生成部141と、コメント生成部142と、コメントレイアウト生成部143と、添削済み解答文書生成部144を含む。添削標識付き解答文書生成部141は、学習済み添削標識モデルを使用して、入力された学習者解答文書に対して、添削する添削標識付与箇所の予測を行い、添削標識付与箇所を決定し、添削標識付き解答文書を生成する。コメント生成部142は、添削標識付き解答文書の添削標識付与箇所に対応するコメントを予測して出力する。コメントレイアウト生成部143は、添削標識付き学習者解答文書中においてコメントを配置するコメントレイアウト位置を予測し出力する。添削済み解答文書生成部144は、添削標識付き解答文書中の予測されたコメントレイアウト位置に、予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成し、出力する。
図7は、本発明の第1の実施形態の解答添削システムの添削標識付き解答文書生成部の構成を示す図である。添削標識付き解答文書生成部141は、文書データ変換部1411と添削標識予測部1412と添削標識付き解答文書合成部1413を含む。添削標識予測部1412には、学習済み添削標識モデルが設定される。文書データ変換部1411は、学習者解答文書を、添削標識予測部1412で予測する形式に変換する前処理を実行する。前処理においては、添削標識訓練データ変換部1201で実行した添削標識訓練データに対する前処理に対応する処理が、学習者解答文書に対しても実行される。添削標識予測部1412は、学習済み添削標識モデルが設定され、文書データ変換部1411から入力された学習者解答文を、学習済み添削標識モデルに入力して、添削標識付与箇所の予測を行い、添削標識付与箇所を決定して、出力する。添削標識付き解答文書合成部1413は、学習者解答文中の予測された添削標識付与箇所に添削標識を付与し、添削標識付き解答文書を生成し出力する。
図8は、本発明の第1の実施形態の解答添削システムのコメント生成部の構成を示す図である。コメント生成部142は、添削標識テキスト抽出部1421とコメント予測部1422を含む。添削標識テキスト抽出部1421は、添削標識付き解答文書の添削標識の付与された解答部分に対応するテキストを抽出する。コメント予測部1422は、学習済みコメントモデルが設定され、抽出されたテキストを、学習済みコメントモデルに入力し、対応するコメントを予測して、出力する。
図9は、本発明の第1の実施形態の解答添削システムのコメントレイアウト生成部の構成を示す図である。コメントレイアウト生成部143は、添削標識抽出部1431と、コメントレイアウト予測部1432を含む。添削標識抽出部1431は、添削標識付き解答文書内で付与された添削標識を抽出する。コメントレイアウト予測部1432は、学習済みコメントレイアウトモデルが設定され、抽出された添削標識を学習済みコメントレイアウトモデルに入力し、コメントを配置するコメントレイアウト位置を予測して、出力する。
図10は、本発明の第1の実施形態の解答添削システムの添削済み解答文書生成部の構成を示す図である。添削済み解答文書生成部144は、コメント挿入部1441を含む。コメント挿入部1441は、添削標識付き解答文書と、コメントレイアウト位置と、コメントを入力とし、添削標識付き解答文書のコメントレイアウト位置へ、コメントを配置して、添削済み解答文書を生成し、出力する。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図11は、本発明の第2の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。第2の実施形態の解答添削システム200は、解答添削サーバ210と、記憶部220と、ユーザー端末230とを含む。解答添削サーバ210は、予測部211と、取得部212と、訓練データ生成部213と、モデル学習部214と、学習者解答文書入力・選択部215と添削済み解答文書生成部216を含む。
図12は、本発明の第2の実施形態の解答添削システムの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。ステップS10では、学習者解答文書入力・選択部215が、学習者解答文書をユーザー端末から入力して記憶部に格納する。次に、ステップS20で、学習者解答文書入力・選択部215は、記憶部220に格納された学習者解答文書に関する情報をユーザー端末へ提示する。次に、ステップS30で、学習者解答文書入力・選択部215は、添削対象の学習者解答文書の選択をユーザー端末から受け取る。ステップS40では、予測部211が、学習済みモデルを用いて、添削済み解答文書を作成する。次に、ステップS50で、添削済み解答文書生成部216が、添削済み解答文書を、ユーザー端末230へ提示する。
図13及び図14は、本発明の第2の実施形態の解答添削システムの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。図13及び図14に示すフローチャートは、図12に示したフローチャートのステップS40の動作をさらに詳しく説明する図である。ステップS410では、取得部212が、ユーザー端末から添削された学習者解答文書(正解データ)を含む訓練データを取得する。次に、ステップS420で、訓練データ生成部213が、モデル学習部214で、添削標識モデルと、コメントモデルと、コメントレイアウトモデルの学習に使用する添削標識訓練データと、コメント訓練データと、コメントレイアウト訓練データを生成する。なお、訓練データ生成部213は、所定の教育機関の行う各種試験の難易度毎、例えば、志望大学毎又は学力レベル毎のような難易度の異なる試験問題に対する学習者解答文書のような複数のグループの訓練データに対して、それぞれモデルの学習を実行して、それぞれの難易度に対応する異なる学習済みモデルを生成することができる。次に、ステップS430で、モデル学習部214が、添削箇所を除いた学習者解答文書と添削標識訓練データ、コメント訓練データ、コメントレイアウト訓練データに基づいて、添削標識モデル、コメントモデル、コメントレイアウトモデルの学習を実行して各学習済みモデルを生成し、各学習済みモデルを記憶部220に格納する。なお、モデル学習部214の各モデルの学習においては、本発明の一実施形態で説明したように、第1、第2及び第3のニューラルネットワークによりそれぞれ予測された添削標識付与箇所、コメント、コメントレイアウト位置と、各正解データとの間の誤差が最小になるように、第1、第2及び第3のニューラルネットワークの重みパラメータが調整されて、各学習済みコメントモデルが生成される。なお、モデル学習部214は、訓練データ生成部213が生成したそれぞれの難易度に対応する複数のグループのそれぞれに対する各訓練データに基づいて各モデルの学習を実行し、それぞれの難易度に対応する複数のグループに対するそれぞれの各学習済みモデルを生成して、記憶部220に格納するようにしてもよい。
次に、図13の記号Aから図14の記号Aに処理が続いており、図14のステップS440では、図12のステップS30においてユーザー端末230から取得部212を介して選択された予測対象の文書である添削対象の学習者解答文書を記憶部220から予測部211へ読み出す。また、取得部212が、ユーザー端末230から、予測に使用する各学習済みモデルの指定を受ける。取得部212は、予測部211へ使用する各学習済みモデルを指定し、予測部211が記憶部220から予測に使用する各学習済みモデルを読み出す。そして、予測部211により、添削対象の学習者解答文書と、学習済み添削標識モデル、学習済みコメントモデル、学習済みコメントレイアウトモデルにより、添削標識付き解答文書、コメント、コメントレイアウト位置の予測を実行する。次に、ステップS450で、添削済み解答文書を生成し、ユーザー端末230に提示する。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。図15は、本発明の第3の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。図15において、図4と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。本発明の第3の実施形態は、図4に記載の本発明の第1の実施形態の文書の解答添削システムの構成に、添削箇所変更・レベル表示・一覧表示受付部160を追加した実施形態である。また、図16は、本発明の第3の実施形態の解答添削システムの解答添削処理部と添削箇所変更・レベル表示・一覧表示受付部の構成を示す図である。図16において、図6と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。以下に、第1の実施形態との相違点について、主に説明する。図16の第3の実施形態の解答添削処理部140は、添削済み解答文書生成部144において添削箇所変更・レベル表示・一覧表示受付部160から出力される添削箇所変更指示を受け、この指示に従って、添削済み解答文書生成部144が、添削標識付き解答文書生成部141の決定した添削標識付与箇所を削除し、別の箇所に添削標識付与箇所を設定し、又は、コメント生成部142の生成したコメントを削除し、又は、別のコメントを作成し入力して配置し、又はコメントレイアウト位置を変更する等の処理を実行する。本発明の第3の実施形態により、添削済み解答文書生成部144が、添削標識付き解答文書中の予測されたコメントレイアウト位置に、予測されたコメントを配置して生成した、添削済み解答文書を変更することが可能である。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。図17は、本発明の第4の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。図17において、図15と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。本発明の第4の実施形態は、図15に記載の本発明の第3の実施形態の解答添削システムの構成に、添削箇所変更履歴蓄積部170を追加した実施形態である。また、図18は、本発明の第4の実施形態の解答添削システムの解答添削処理部と添削箇所変更履歴蓄積部の構成を示す図である。図18において、図16と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。以下に、第3の実施形態との相違点について、主に説明する。図18の第4の実施形態の解答添削処理部140は、添削済み解答文書生成部144において添削箇所変更・レベル表示・一覧表示受付部160から出力される指示を受け、この指示に従って、添削済み解答文書生成部144が、添削標識付き解答文書中の予測されたコメントレイアウト位置に、予測されたコメントを配置して生成した、添削済み解答文書を変更することが可能である。添削箇所変更履歴蓄積部170は、添削済み解答文書生成部144が、添削標識付き解答文書生成部141の決定した添削標識付与箇所又は、コメント又は、コメントレイアウト配置を変更した場合に、学習者解答文書とともに、この変更履歴を蓄積する。このように蓄積された添削箇所の変更履歴は、一定の数の変更履歴が蓄積された場合に、学習済みモデル生成部120が、学習済みモデルを生成する場合の訓練データとして使用することができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について、図面を参照して説明する。図19は、本発明の第5の実施形態の解答添削システムの構成を示す図である。図19において、図17と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。本発明の第5の実施形態は、図17に記載の本発明の第4の実施形態の解答添削システムの構成に、添削箇所変更履歴蓄積部170から訓練データ蓄積部121への接続を追加した実施形態である。以下に、第4の実施形態との相違点について、主に説明する。図19の第5の実施形態の添削箇所変更履歴蓄積部170は、添削済み解答文書生成部144が、生成した添削箇所を変更した場合に、学習者解答文書とともに、この変更履歴を蓄積する。このように蓄積された添箇所の変更履歴が一定の数だけ蓄積された場合には、添削箇所変更履歴蓄積部170から、訓練データ蓄積部121に対して、蓄積された学習者解答文書と、蓄積された添削箇所変更履歴を送る。訓練データ蓄積部121は、送られたこれらの学習者解答文書と、添削箇所変更履歴を再訓練データとして蓄積し、これらの蓄積した再訓練データを用いて、学習済みモデル生成部120が、添削標識モデル又は、コメントモデル又は、コメントレイアウトモデルの学習を再度実行することにより、各学習済みモデルを再度生成することができる。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態について、図面を参照して説明する。図20は、本発明の第6の実施形態の添削済み解答文書生成部の構成を示したものであり、本発明の第1の実施形態の図10に示す添削済み解答文書生成部の構成に変更を加えたものである。図20に示す本発明の第6の実施形態の添削済み解答文書生成部144は、コメント挿入部14441と、添削レベル表示部1442を含む。図21は、本発明の第6の実施形態の解答添削システムの学力レベルの表示の一例を示す図である。図21において、図3と同一番号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。なお、学習者解答文書の添削標識付与所箇所、コメント、コメントレイアウト位置の予測に使用した学習済みモデルは、所定の教育機関の行う各種試験の難易度毎、例えば、志望大学毎又は学力レベル毎のような難易度の異なる試験問題に対する学習者解答文書のような複数のグループのそれぞれに対してそれぞれの訓練データを使用して生成されているので、各学習済みモデルは、志望大学毎又は学力レベル毎のようなそれぞれの難易度に対応している。添削レベル表示部1442は、コメント挿入部1441から、抽出された添削箇所と各学習済みモデルを生成したときの訓練データに関連する難易度に対応する学力レベルを受け取り、保持する。本発明の第6の実施形態では、図21の表示画面95上に表示された文書上で、コメントが配置されている箇所を、例えばマウス等のポインティングデバイスで指定すると、添削箇所変更・レベル表示・一覧表示受付部160で添削箇所指定が受け付けられ、添削レベル表示部1442へ送られる。添削レベル表示部1442では、添削レベル表示部1442が保持している各添削箇所に対応する学力レベルを、添削済み解答文書とともに添削済み解答文書表示部150へ送り、添削済み解答文書表示部150が、学力レベル96を表示画面95上に表示する。
[第7の実施形態]
次に、本発明の第7の実施形態について、図面を参照して説明する。図22は、本発明の7の実施形態の添削済み解答文書生成部の構成を示したものであり、本発明の第1の実施形態の図10に示す添削済み解答文書生成部の構成に変更を加えたものである。図22に示す本発明の第7の実施形態の添削済み解答文書生成部144は、コメント挿入部1441と添削箇所一覧表示部1443を含む。図23は、本発明の第7の実施形態の解答添削システムの添削箇所の一覧表示の一例を示す図である。図23に示す内容に限定されないが、例えば、添削箇所番号、添削箇所の頁・行、志望大学名、および、学力レベルを表示してもよい。なお、学習者解答文書の添削箇所の予測に使用した学習済みモデルは、所定の教育機関の行う各種試験の難易度毎、例えば、志望大学毎又は学力レベル毎のような難易度の異なる試験問題に対する学習者解答文書のような複数のグループのそれぞれに対してそれぞれの訓練データを使用して生成されているので、各学習済みモデルは、それぞれの難易度に対応している。添削箇所一覧表示部1443は、コメント挿入部1441から、抽出された添削箇所と各学習済みモデルを生成したときの訓練データに関連する難易度に対応する志望大学名や、学力レベルを受け取り、一覧表形式で保持してもよい。添削箇所変更・レベル表示・一覧表示受付部160に、一覧表示指定が入力されると、添削箇所一覧表示部1443へ一覧表示指定を送り、添削箇所一覧表示部1443に保持している各添削箇所に対応する志望大学名や学力レベルの一覧表を添削済み解答文書表示部150へ送り、添削箇所一覧表を表示する。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、各図面に示したネットワーク構成、各要素の構成、メッセージの表現形態は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。また、以下の説明において、「A及び/又はB」は、A又はBの少なくともいずれかという意味で用いる。
また、上記した第1~第7の実施形態に示した手順は、解答添削システム1、100、200として機能するコンピュータ(図24の9000)に、解答添削システム1、100、200としての機能を実現させるプログラムにより実現可能である。このようなコンピュータは、図24のCPU(Central Processing Unit)9010、通信インタフェース9020、メモリ9030、補助記憶装置9040を備える構成に例示される。すなわち、図24のCPU9010にて、解答添削プログラムを実行し、その補助記憶装置9040等に保持された各計算パラメータの更新処理を実施させればよい。
即ち、上記した第1~第7の実施形態に示した解答添削システムの各部(処理手段、機能)は、上記コンピュータのプロセッサに、そのハードウェアを用いて、上記した各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することができる。
最後に、本発明の好ましい形態を要約する。
[第1の形態]
(上記第1の視点による解答添削システム参照)
[第2の形態]
上記した解答添削システムの前記学習済み添削標識モデル生成部と前記学習済みコメントモデル生成部は、大学レベル毎又は学力レベル毎の複数のグループの第1の訓練データと第2の訓練データに対して、それぞれ異なる学習済み添削標識部モデル及び学習済みコメントモデルを生成することが好ましい。
[第3の形態]
上記した解答添削システムの学習済み添削標識モデル生成部は、第1のニューラルネットワークを用いてモデルの学習を実行することが好ましい。
[第4の形態]
上記した解答添削システムの学習済みコメントモデル生成部は、第2のニューラルネットワークを用いてモデルの学習を実行することが好ましい。
[第5の形態]
上記した解答添削システムの学習済みコメントレイアウトモデル生成部は、第3のニューラルネットワークを用いてモデルの学習を実行することが好ましい。
[第6の形態]
上記した解答添削システムの第1のニューラルネットワークは、RNN(Recurrent Neural Network、リカレントニューラルネットワーク)、LSTM(Long Short Term Memory)又は、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)あるいは、それらの任意の組み合わせであることが好ましい。
[第7の形態]
上記した解答添削システムの第2のニューラルネットワークは、RNN(Recurrent Neural Network、リカレントニューラルネットワーク)、LSTM(Long Short Term Memory)又は、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)あるいは、それらの任意の組み合わせであることが好ましい。
[第8の形態]
上記した解答添削システムの第3のニューラルネットワークは、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)であることが好ましい。
[第9の形態]
(上記第2の視点による解答添削方法参照)
[第10の形態]
(上記第3の視点による解答添削プログラム参照)
[第11の形態]
上記した第1、第2又は第3のニューラルネットワークは、ディープニューラルネットワークであることが好ましい。
[第12の形態]
上記した解答添削システムの第2のニューラルネットワークは、エンコーダ・デコーダモデルであることが好ましい。
[第13の形態]
上記した解答添削システムの添削済み解答文書の添削箇所の変更を受け付ける添削箇所変更受付部をさらに有することが好ましい。
[第14の形態]
上記した解答添削システムの学習者解答文書は、テキストを含む文書であることが好ましい。
[第15の形態]
上記した解答添削システムの学習者解答文書は、画像を含む文書であることができる。
[第16の形態]
上記した解答添削システムの学習者解答文書は、音声認識手段により取得した文書であることができる。
[第17の形態]
上記した解答添削システムの添削箇所変更受付部で受け付けた入力に従って、添削済み解答文書作成部が、コメント生成部の生成したコメントを変更することが好ましい。
[第18の形態]
上記した解答添削システムの添削箇所の変更を変更履歴として蓄積する、添削箇所変更履歴蓄積部をさらに有することができる。
[第19の形態]
上記した解答添削システムの学習済みモデル生成部が、添削箇所変更履歴蓄積部に蓄積されたコメントを正解データとする再訓練データを用いて、各モデルの学習を再度実行する事が好ましい。
[第20の形態]
上記した解答添削システムの添削箇所レベル表示受付部は添削済み解答文書の添削箇所を指定する入力を受け付けることができる。
[第21の形態]
上記した解答添削システムの添削済み解答文書表示部は、前記添削箇所レベル表示受付部により受け付けられた入力に従って、前記添削レベル表示部の保持する添削箇所のレベルを表示することができる。
[第22の形態]
上記解答添削システムの添削箇所一覧表示受付部は、添削箇所を一覧表示することを指定する入力を受け付けることができる。
[第23の形態]
上記した解答添削システムの添削済み解答文書表示部は、前記添削箇所一覧表示受付部により受け付けられた入力に従って、添削箇所一覧表示部に保持された添削箇所の一覧表示をすることができる。
[第24の形態]
上記した解答添削システムの前記添削箇所の一覧表は、添削箇所、添削箇所の登場頁・行、各箇所に紐づいた想定される志望大学名、想定される学力レベルを表示することができる。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1、100、200 解答添削システム
10 学習者解答文書入力・選択部
20 学習済み添削標識モデル生成部
30 学習済みコメントモデル生成部
40 学習済みコメントレイアウトモデル生成部
50 添削標識予測部
60 コメント予測部
70 コメントレイアウト予測部
80 添削済み解答文書生成部
90 添削済み解答文書表示部
110 学習者解答文書入力・選択部
111 ユーザー端末
120 学習済みモデル生成部
121 訓練データ蓄積部
130 文書データベース
140 解答添削処理部
141 添削標識付き解答文書生成部
142 コメント生成部
143 コメントレイアウト生成部
144 添削済み解答文書生成部
150 添削済み解答文書表示部
160 添削箇所変更・レベル表示・一覧表示受付部
170 添削箇所変更履歴蓄積部
210 解答添削サーバ
211 予測部
212 取得部
213 訓練データ生成部
214 モデル学習部
215 学習者解答文書入力・選択部
216 添削済み解答文書生成部
220 記憶部
230 ユーザー端末
1201 添削標識訓練データ変換部
1202 添削標識モデル学習部
1203 コメント訓練データ変換部
1204 コメントモデル学習部
1205 コメントレイアウト訓練データ変換部
1206 コメントレイアウモデル学習部
1411 文書データ変換部
1412 添削標識予測部
1413 添削標識付き解答文書合成部
1421 添削標識テキスト抽出部
1422 コメント予測部
1431 添削標識抽出部
1432 コメントレイアウト予測部
1441 コメント挿入部
1442 添削レベル表示部
1443 添削箇所一覧表示部
9000 コンピュータ
9010 CPU
9020 通信インタフェース
9030 メモリ
9040 補助記憶装置

Claims (10)

  1. 添削対象の学習者解答文書を入力して蓄積し、蓄積された学習者解答文書を選択し、添削対象の学習者解答文書を決定する、学習者解答文書入力・選択部と、
    1または複数の解答文書と、前記解答文書の中で添削箇所を添削標識で指定した正解データを第1の訓練データとして添削標識モデルの学習を実行する、学習済み添削標識モデル生成部と、
    添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを指定した正解データを第2の訓練データとしてコメントモデルの学習を実行する、学習済みコメントモデル生成部と、
    添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を指定した正解データを第3の訓練データとしてコメントレイアウトモデルの学習を実行する、学習済みコメントレイアウトモデル生成部と、
    前記学習済み添削標識モデルにより前記添削対象の学習者解答文書の添削標識付与箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力する、添削標識予測部と、
    前記学習済みコメントモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測するコメント予測部と、
    前記学習済みコメントレイアウトモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントレイアウト位置を予測するコメントレイアウト予測部と、
    前記添削標識付き学習者解答文書の中の、前記予測されたコメントレイアウト位置に、前記予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成する、添削済み解答文書生成部と、
    前記添削済み解答文書を表示する、添削済み解答文書表示部と
    を含む、解答添削システム。
  2. 前記学習済み添削標識モデル生成部と前記学習済みコメントモデル生成部は、大学レベル毎又は学力レベル毎の複数のグループの第1の訓練データと第2の訓練データに対して、それぞれ異なる学習済み添削標識部モデル及び学習済みコメントモデルを生成する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記学習済み添削標識モデル生成部は、第1のニューラルネットワークを用いてモデルの学習を実行する、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記学習済みコメントモデル生成部は、第2のニューラルネットワークを用いてモデルの学習を実行する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記学習済みコメントレイアウトモデル生成部は、第3のニューラルネットワークを用いてモデルの学習を実行する、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記第1のニューラルネットワークは、RNN(Recurrent Neural Network、リカレントニューラルネットワーク)、LSTM(Long Short Term Memory)又は、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)あるいは、それらの任意の組み合わせである、請求項3に記載のシステム。
  7. 前記第2のニューラルネットワークは、RNN(Recurrent Neural Network、リカレントニューラルネットワーク)、LSTM(Long Short Term Memory)又は、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)あるいは、それらの任意の組み合わせである、請求項4に記載のシステム。
  8. 前記第3のニューラルネットワークは、CNN(Convolutional Neural Network、畳み込みニューラルネットワーク)である、請求項5に記載のシステム。
  9. 添削対象の学習者解答文書を入力して蓄積し、蓄積された学習者解答文書を選択し、添削対象の学習者解答文書を決定するステップと、
    1または複数の解答文書と、前記解答文書の中で添削箇所を添削標識で指定した正解データを第1の訓練データとして添削標識モデルの学習を実行するステップと、
    添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを指定した正解データを第2の訓練データとしてコメントモデルの学習を実行するステップと、
    添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を指定した正解データを第3の訓練データとしてコメントレイアウトモデルの学習を実行するステップと、
    前記学習済み添削標識モデルにより前記添削対象の学習者解答文書の添削標識付与箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力するステップと、
    前記学習済みコメントモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測するステップと、
    前記学習済みコメントレイアウトモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントレイアウト位置を予測するステップと、
    前記添削標識付き学習者解答文書の中の、前記予測されたコメントレイアウト位置に、前記予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成するステップと、
    前記添削済み解答文書を表示するステップと
    を含む、解答添削方法。
  10. プロセッサと記憶装置とを備えるコンピュータに、
    添削対象の学習者解答文書を入力して蓄積し、蓄積された学習者解答文書を選択し、添削対象の学習者解答文書を決定する処理と、
    1または複数の解答文書と、前記解答文書の中で添削箇所を添削標識で指定した正解データを第1の訓練データとして添削標識モデルの学習を実行する処理と、
    添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを指定した正解データを第2の訓練データとしてコメントモデルの学習を実行する処理と、
    添削箇所が添削標識で指定された1または複数の添削標識付き解答文書と、前記添削標識付き解答文書の中で添削箇所に対応するコメントを配置するコメントレイアウト位置を指定した正解データを第3の訓練データとしてコメントレイアウトモデルの学習を実行する処理と、
    前記学習済み添削標識モデルにより前記添削対象の学習者解答文書の添削標識箇所を予測して添削標識を付与した添削標識付き学習者解答文書を出力する処理と、
    前記学習済みコメントモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントを予測する処理と、
    前記学習済みコメントレイアウトモデルにより前記添削標識付き学習者解答文書のコメントレイアウト位置を予測する処理と、
    前記添削標識付き学習者解答文書の中の、前記予測されたコメントレイアウト位置に、前記予測されたコメントを配置して、添削済み解答文書を生成する処理と、
    前記添削済み解答文書を表示する処理と
    を実行させる、解答添削プログラム。
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