JP2022017975A - タイミング同期方法、送受信システム、送信機、受信機およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】低消費電力で送信機と受信機とを同期する同期方法が望まれている。【解決手段】送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する段階と、送信機が、送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成する段階と、送信機が、送信周期に遅延時間を加算したイベント時間でビーコン信号を送信する段階と、受信機が、ビーコン信号を受信し、イベント時間に基づいて受信タイミングを決定する段階とを備えるタイミング同期方法を提供する。【選択図】図2B
Description
本発明は、タイミング同期方法、送受信システム、送信機、受信機およびプログラムに関する。
従来、送信機と受信機とを同期するための同期方法が知られている(例えば、特許文献1または2参照)。
特許文献1 特開2012-142877号公報
特許文献2 特開2013-113618号公報
特許文献1 特開2012-142877号公報
特許文献2 特開2013-113618号公報
低消費電力で送信機と受信機とを同期する同期方法が望まれている。
本発明の第1の態様においては、送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する段階と、送信機が、送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成する段階と、送信機が、送信周期に遅延時間を加算したイベント時間でビーコン信号を送信する段階と、受信機が、ビーコン信号を受信し、イベント時間に基づいて受信タイミングを決定する段階とを備えるタイミング同期方法を提供する。
本発明の第2の態様においては、送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する段階と、送信機が、送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成する段階と、送信機が、送信周期に遅延時間を加算したイベント時間でビーコン信号を送信する段階とを備える送信機を用いたタイミング同期方法を提供する。
本発明の第3の態様においては、送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットで送信されたビーコン信号を受信する段階と、送信周期に遅延時間を加算したイベント時間に基づいて受信タイミングを決定する段階とを備える受信機を用いたタイミング同期方法を提供する。
本発明の第4の態様においては、送信機と受信機とを備える送受信システムであって、送信機は、送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する設定部と、送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成するデータ生成部と、送信周期に遅延時間を加算したイベント時間でビーコン信号を送信する送信部とを備え、受信機は、ビーコン信号を受信する受信部と、イベント時間に基づいて受信タイミングを決定するタイミング決定部とを備える送受信システムを提供する。
本発明の第5の態様においては、送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する設定部と、送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成するデータ生成部と、送信周期に遅延時間を加算したイベント時間でビーコン信号を送信する送信部とを備える送信機を提供する。
本発明の第6の態様においては、送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットで送信されたビーコン信号を受信する受信部と、送信周期に遅延時間を加算したイベント時間に基づいて受信タイミングを決定するタイミング決定部とを備える受信機を提供する。
本発明の第7の態様においては、本発明の第1の態様、第2の態様または第3の態様に係るタイミング同期方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、送受信システム300の構成の概要を示す。送受信システム300は、送信機100および受信機200を備える。送信機100は、設定部110と、データ生成部120と、送信部130とを備える。受信機200は、受信部210およびタイミング決定部220を備える。
送信機100は、ビーコン信号を送信するブロードキャスタの一例である。受信機200は、ビーコン信号を受信するスキャナまたはオブザーバの一例である。送信機100および受信機200は、Bluetooth Low Energy通信規格に準拠して、データを送受信してよい。
設定部110は、送信する信号の送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)を設定する。送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)は、送信するデータの送信時間間隔に関する情報である。
送信周期(advInterval)は、アドバタイジングの固定のインターバルである。アドバタイジングイベントでは、送信機100と受信機200との間で、デバイスの探索と接続が実行される。送信機100は、間欠的にパケット信号を送信する。受信機200は、受信したパケット信号が目的の信号であれば、送信機100との通信を開始する。
遅延時間(advDelay)は、非固定の疑似ランダムの遅延時間である。遅延時間(advDelay)を設けることにより、同一の開始タイミングで同一周期のアドバタイジングを行うデバイスの混信を防止することができる。遅延時間(advDelay)は、送信周期(advInterval)が経過してから、次回の送信周期(advInterval)が開始するまでの時間である。
データ生成部120は、送信周期(advInterval)と遅延時間(advDelay)とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成する。データ生成部120は、複数のチャネルのビーコン信号を生成してもよい。例えば、データ生成部120は、Nチャネルのビーコン信号を生成する。ビーコン信号は、送信する周波数帯域の情報と、各チャネルの送信インターバル(chInterval)に関する情報を含んでもよい。一例において、Nは3以下の整数である。
送信部130は、送信周期(advInterval)に遅延時間(advDelay)を加算したイベント時間でビーコン信号を送信する。イベント時間とは、アドバタイジングイベント時間(T_advEvent)であり、次式で示される。
T_advEvent=AdvInterval+advDelay
T_advEvent=AdvInterval+advDelay
受信部210は、送信機100からビーコン信号を受信する。即ち、受信部210は、ビーコン信号に含まれている送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)に関する情報を受信する。受信部210は、複数の送信機100からビーコン信号を受信してもよい。
タイミング決定部220は、イベント時間に基づいて受信タイミングを決定する。これにより、受信機200は、送信機100のイベント時間(T_advEvent)に応じたタイミングで受信を開始して、消費電力を低減することができる。
本例の送受信システム300は、送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)をビーコン信号に含ませることにより、低消費電力でタイミング同期することができる。送受信システム300は、複数の送信機100と1台の受信機200との間においても、低消費電力でタイミング同期することができる。
図2Aは、送受信システム300による同期方法の一例を示す。同図は、送信機100と受信機200との間における同期方法の一例を示す。
送信機100は、ADV_EXT_INDのデータフォーマットによって、アドバタイジング送信を行う。ADV_EXT_INDは、AoA(Angle of Arrival)またはAoD(Angle of Departure)による方向検知が可能なデータフォーマットである。AoAおよびAoDは、受信機または送信機のアンテナをRFスイッチによって切り替えながら送受信して、信号の到達角度または発信角度を算出することにより方向検知が可能である。本例の送信機100は、送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)の情報を含むデータフォーマットで送信している。
また、送信機100は、遅延時間(advDelay)を変更し、変更された遅延時間(advDelay)を含むビーコン信号を送信する。受信機200は、ビーコン信号を受信し、変更された遅延時間(advDelay)に応じたイベント時間(T_advEvent)に基づいて受信タイミングを決定する。
時刻T1において、受信機200は、予め定められたスキャンウィンドウ幅(SW1)で間欠的に受信待機する。受信機200は、ADV_EXT_INDを受信して、送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay(1))を取得して、次のスキャンウィンドウを開くタイミングを計算する。イベント時間(T_advEvent(1))は、次式で示される。
T_advEvent(1)=advInterval+advDelay(1)
T_advEvent(1)=advInterval+advDelay(1)
時刻T2は、スキャンウィンドウ幅(SW2)の受信待機が開始する時刻である。時刻T2は、受信機200が取得したイベント時間(T_advEvent(1))に応じて決定される。スキャンウィンドウ幅(SW2)は、受信したデータの情報に基づいて決定される。例えば、スキャンウィンドウ幅(SW2)は、パケット中のデータ長に応じて決定される。また、後述するCTE(Constant Tone Extension)の長さに応じて、CTEの終了時間を計算して、スキャンウィンドウ幅(SW2)を決定してもよい。
時刻T3以降においても、変更された遅延時間(advDelay)に応じたタイミングでスキャンウィンドウが開始されてよい。本例では、時刻T3において、時刻T2と同じスキャンウィンドウ幅(SW2)で受信待機しているが、さらに異なるスキャンウィンドウ幅(SW3)で受信待機してもよい。
スキャンウィンドウ幅は、受信機200が使用する37ch(2402MHz)、38ch(2426MHz)または39ch(2480MHz)のいずれかのチャネルを受信できる区間に設定される。本例のスキャンウィンドウ幅(SW2)は、37chを受信できるタイミングおよび幅に決定される。スキャンウィンドウ幅(SW2)をスキャンウィンドウ幅(SW1)よりも短くすることにより、受信機200の低消費電力化を実現できる。スキャンウィンドウ幅(SW2)は、イベント時間(T_advEvent)よりも短くてよい。
なお、本例の送受信システム300では、アドバタイジング送信の頻度を特別増やすことなく受信機200とタイミングを同期できる。これにより、受信機200だけでなく、送信機100の低消費電力化も実現できる。
図2Bは、送受信システム300の動作フローチャートの一例を示す。本例では、図2Aのタイミング同期方法を実行する場合の動作フローチャートの一例について説明する。
ステップS100において、送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)を決定する。ステップS102において、送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)を送信データに挿入する。ステップS104において、送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)に従って、アドバタイジング送信する。
ステップS106において、遅延時間(advDelay)を変化させて、送信データを更新する。例えば、advDelay(1)で送信した後に、advDelay(2)に変更する。ステップS108において、送信周期(advInterval)および変更後の遅延時間(advDelay)に従って、アドバタイジング送信する。その後、ステップS106に戻ってもよい。
ステップS200において、スキャンウィンドウ幅(SW1)を決定する。ステップS202において、スキャンウィンドウ幅(SW1)の区間で受信待機する。ステップS204において、送信機100からの送信データを受信したか否かを判断する。送信機100からの送信データを受信した場合、ステップS206に進み、送信機100からの送信データを受信していない場合、ステップS202に戻る。ステップS204で送信データを受信できなかった場合であっても、遅延時間(advDelay)が変更されることにより、送信データを受信できるタイミングに同期される。ステップS206において、受信した送信データから、送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)を取得して、スキャン開始時間を決定する。
ステップS208において、スキャンウィンドウ幅(SW2)の区間で受信待機する。ステップS210において、送信機100からの送信データを受信したか否かを判断する。送信機100からの送信データを受信した場合、ステップS208に戻り、送信機100からの送信データを受信していない場合、ステップS200に戻る。
ステップS210で送信データを受信できた場合は、受信した送信データに含まれる送信周期(advInterval)および変更後の遅延時間(advDelay)に応じたタイミングで受信待機してよい。一方、ステップS210で送信データを受信できなくなった場合は、スキャンウィンドウ幅(SW1)による間欠受信に戻ってよい。
図3Aは、送受信システム300による同期方法の一例を示す。本例の送受信システム300では、xch、ychおよびzchの3つのチャネルを用いて説明する。
送信機100は、複数のチャネルのビーコン信号を生成する。xch、ychおよびzchは、互いに異なるチャネルである。xch、ychおよびzchは、37ch、38chまたは39chのいずれかのチャネルであってよい。送信機100は、各チャネルのデータを予め定められた送信インターバル(chInterval)で送信する。送信インターバル(chInterval)は、各チャネルのデータを送信する周期である。
本例の送信機100は、送信周期(advInterval)、遅延時間(advDelay)、送信インターバル(chInterval)および送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)の情報をデータフォーマット中に含ませる。送信機100は、複数のチャネルの組み合わせを変更して、ビーコン信号を送信する。本例のデータフォーマットは、ADV_EXT_INDであるがこれに限定されない。送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)の情報には、送信チャネルの種類と送信される順番が含まれてよい。例えば、送信機100は、送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)として、現在の第1の組み合わせと、第1の組み合わせの次に送信される第2の組み合わせをデータフォーマット中に含ませてよい。本例の第1の組み合わせは、xch、ychおよびzchの順番であり、第2の組み合わせは、ych、zchおよびxchの順番である。
受信機200は、ADV_EXT_INDを受信して、送信周期(advInterval)、遅延時間(advDelay)、送信インターバル(chInterval)および送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)を取得して、次のスキャンウィンドウを開くタイミングを計算する。本例の受信機200は、第1の組み合わせおよび第2の組み合わせの情報を取得することにより、任意のチャネルの区間に対応して受信待機することができる。
受信機200は、xch、ychまたはzchのいずれかのチャネルを受信できる区間で受信待機すればよい。本例の受信機200は、ychを受信する区間で受信待機している。本例の受信機200は、不要な区間で受信待機しないので、低消費電力化を実現できる。
本例の送受信システム300は、アドバタイジング送信のチャネルの組み合わせを変化させて送信を行っている。送信チャネルの組み合わせをランダムにすることにより、チャネル間隔のランダム性をさらに向上し、チャネル間干渉の確率をさらに低減して通信品質を向上させることができる。
図3Bは、送受信システム300の動作フローチャートの一例を示す。本例では、図3Aのタイミング同期方法を実行する場合の動作フローチャートの一例について説明する。
ステップS300において、送信周期(advInterval)、遅延時間(advDelay)、送信インターバル(chInterval)および送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)を決定する。ステップS302において、送信周期(advInterval)、遅延時間(advDelay)、送信インターバル(chInterval)および送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)を送信データに挿入する。送信チャネルの組み合わせは、現在の第1の組み合わせと、第1の組み合わせの次に送信される第2の組み合わせを含んでよい。ステップS304において、送信周期(advInterval)、遅延時間(advDelay)、送信インターバル(chInterval)および送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)に従って、アドバタイジング送信する。
ステップS306において、遅延時間(advDelay)を変化させて、送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)を変更して、送信データを更新する。ステップS308において、送信周期(advInterval)、変更後の遅延時間(advDelay)、送信インターバル(chInterval)および変更後の送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)に従って、アドバタイジング送信する。その後、ステップS306に戻ってもよい。
ステップS400において、スキャンウィンドウ幅(SW1)を決定する。ステップS402において、スキャンウィンドウ幅(SW1)の区間で受信待機する。ステップS404において、送信機100からの送信データを受信したか否かを判断する。送信機100からの送信データを受信した場合、ステップS406に進み、送信機100からの送信データを受信していない場合、ステップS402に戻る。ステップS406において、受信した送信データから、送信周期(advInterval)、遅延時間(advDelay)、送信インターバル(chInterval)および送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)を取得して、スキャン開始時間を決定する。
ステップS408において、スキャンウィンドウ幅(SW2)の区間で受信待機する。ステップS410において、送信機100からの送信データを受信したか否かを判断する。送信機100からの送信データを受信した場合、ステップS408に戻り、送信機100からの送信データを受信していない場合、ステップS400に戻る。
ステップS410で送信データを受信できた場合は、受信した送信データに含まれる送信周期(advInterval)、変更後の遅延時間(advDelay)、送信インターバル(chInterval)および変更後の送信チャネルの組み合わせ(x,y,z)に応じたタイミングで受信待機してよい。一方、ステップS410で送信データを受信できなくなった場合は、スキャンウィンドウ幅(SW1)による間欠受信に戻ってよい。
図4は、送受信システム300による同期方法の一例を示す。本例の送受信システム300は、N台の送信機100と、1台の受信機200とを備える。
送受信システム300においては、送信機100が複数設けられる場合であっても、1台の受信機200で間欠動作することができる。本例の送受信システム300では、複数の送信機100のそれぞれがビーコン信号を生成して、それぞれのビーコン信号を受信部210が受信する。タイミング決定部220は、それぞれのビーコン信号に応じて受信タイミングを決定する。
複数の送信機100は、それぞれ、ADV_EXT_INDのデータフォーマットでアドバタイジング送信している。本例の送受信システム300は、複数のチャネルのビーコン信号(例えば、3チャネル)を用いているが、簡略化のため、ADV_EXT_INDの送信をまとめて図示している。
送信機100は、送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)の情報をデータフォーマット中に含ませる。データフォーマットの送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)は、送信機100ごとに異なっていてもよい。
受信機200は、スキャンウィンドウ幅(SW1)ですべてのブロードキャストの受信が完了するまで受信を継続する。受信機200は、送信機100からの送信データを受信して、受信したデータに含まれるデータの送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)を取得して、次のスキャンウィンドウを開くタイミングを計算する。受信機200は、送信機100毎にスキャンウィンドウを開くタイミングを計算してよい。受信機200は、通信対象となった送信機100における複数のチャネルのうち、いずれかのチャネルに対応するタイミングで受信待機する。
また、受信機200は、スキャンウィンドウ幅を予め定められた幅に固定してもよいし、イベント毎にスキャンウィンドウ幅を変更してもよい。それぞれの送信機100のデータ長が異なる場合、スキャンウィンドウ幅はそれぞれの送信機100毎に最適化されてよい。本例の受信機200は、送信機100のデータ長に応じたスキャンウィンドウ幅SW2を設定した後に、次のイベントではスキャンウィンドウ幅SW2と異なるスキャンウィンドウ幅SW3を設定している。イベント毎にスキャンウィンドウ幅を変更することにより、さらに受信機200の消費電力を低減できる。
本例の送受信システム300は、複数の送信機100を備える場合であっても、1台の受信機200で間欠動作することができる。これにより、送受信システム300の低電力化を実現することができる。
図5Aは、Bluetooth 5.1のパケットフォーマットを示す。Bluetooth 5.1は、プリアンブル(Preamble)、アクセスアドレス(Access Address)、プロトコルデータユニット(PDU:Protocol Data Unit)および巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)を含む。また、Bluetooth 5.1は、1データのトーンを送信する区間であるCTEを含む。
プリアンブル(Preamble)は、1または2オクテットであってよい。1オクテットの場合、プリアンブル(Preamble)が8'hAAまたは8'h55である。2オクテットの場合、プリアンブル(Preamble)が8'hAAAAまたは8'h5555である。プリアンブル(Preamble)は、アクセスアドレス(Access Address)の最初のbit値によって決まってよい。
アクセスアドレス(Access Address)は、AUX_SYNC_INDの場合、AUX_ADV_INDのSyncInfo値を設定する。それ以外のパケットは、32'h8E89BED6である。
ヘッダ(Header)のChSelは、1'b0である。ヘッダ(Header)のTxAddは、AdvAがパブリックアドレスであれば、1'b0であり、AdvAがランダムアドレスであれば1'b1である。
ヘッダ(Header)のRxAddは1'b0である。ヘッダ(Header)のLengthはペイロード長を指定する。RFUは、Reserved for Future Useを示す。
図5Bは、ペイロード(Payload)の構成の一例を示す。本例のペイロード(Payload)は、Common Extended Advertising Payload Formatの構成となる。本例のPayloadは、ADV_EXT_IND、AUX_ADV_INDおよびAUX_SYNC_INDのペイロード構成の一例である。
表2は、送受信システム300で使用するパケットフォーマットの一例を示す。送受信システム300のパケットフォーマットは、ADV_EXT_INDであってよい。送受信システム300は、ADV_EXT_INDにCTEInfoを挿入して、CTE送信するように設定する。また、送受信システム300は、ACADまたはAdvDataのいずれかに送信周期(advInterval)と遅延時間(advDelay)の情報を含ませて送信する。
図6Aは、比較例に係るタイミング同期方法の一例を示す。本例では、BLEビーコンのアドバタイジング送信の一例を示している。
ブロードキャスタは、ADV_NONCONN_INDというビーコン送信のための送信フォーマットでアドバタイジング送信を行うBLEビーコンである。但し、本例のブロードキャスタは、CTE送信に対応していないデータフォーマットを用いている。本例のブロードキャスタは、37ch、38chおよび39chの3つのチャネルを組み合わせてアドバタイジング送信して、送信周期(advInterval)と遅延時間(advDelay)の時間経過後に次のアドバタイジング送信を行う。
スキャナまたはオブザーバは、予め定められた幅のスキャンウィンドウを開けて受信待機している。スキャナまたはオブザーバは、低消費電力化のため、間欠動作で受信待機している。
本例のタイミング同期方法では、疑似ランダム遅延を用いており、送信側はブロードキャストするだけであるので、送受信のタイミングは完全に非同期である。そのため、送受信間で同期をとることが困難であり、すべての送信を受信するためには、スキャンウィンドウを常に開けておく必要がある。したがって、比較例に係るタイミング同期方法では、消費電力を低減することができない。
図6Bは、比較例に係るタイミング同期方法の一例を示す。本例では、方向検知のための同期方法(Periodic advertising)を示している。
ブロードキャスタは、AoAおよびAoDによる方向検知をするために、ADV_EXT_IND、AUX_ADV_INDおよびAUX_SYNC_INDの3種類のフォーマットを用いている。本例の3つのフォーマットは、いずれもCTE送信に対応している。
ブロードキャスタは、ADV_EXT_INDにおいて、予め定められた情報を含むデータを送信している。本例のADV_EXT_INDは、AUX_ADV_INDで使用するチャネル、AUX_ADV_INDまでのオフセットおよび使用した物理層(1Mbpsまたは2Mbps)の情報を含む。本例のブロードキャスタは、37ch、38chおよび39chの3つのチャネルを組み合わせてアドバタイジング送信している。
次に、ブロードキャスタは、AUX_ADV_INDにおいて、予め定められた情報を含むデータを送信している。本例のAUX_ADV_INDは、AUX_SYNC_INDまでのオフセット、AUX_SYNC_INDの送信間隔、チャネルマップ、イベントカウンタおよびアクセスするアドレスの情報を含む。本例のブロードキャスタは、ADV_EXT_INDで使用した37ch、38chおよび39chの3つのチャネル以外のデータ通信用のチャネルであるxchを使用して、アドバタイジング送信している。
そして、ブロードキャスタは、AUX_SYNC_INDを予め定められた送信間隔で送信する。ブロードキャスタは、データ通信用のチャネルを切り替えて、AUX_SYNC_INDを送信する。本例のブロードキャスタは、チャネルを(y)ch、(y+1)ch、(y+2)chの順に変更している。
スキャナまたはオブザーバは、送信のタイミングが既知であるので、スキャンウィンドウを適切なタイミングで開けばよい。これにより、受信側の消費電力を低減できる。
しかしながら、送受信間で同期をとるために、ブロードキャスタが3種類のデータフォーマットに対応しなければならない。また、複数フォーマットの送信で送信頻度が増加するので、ブロードキャスタの消費電力を低減できない。
また、スキャナまたはオブザーバは、3種類のデータフォーマットを読解してかつ、使用するチャネルを切り替えながらスキャンウィンドウを適切に設定しなければならないので、受信処理が複雑になる。AUX_ADV_INDおよびAUX_SYNC_INDは、アドバタイジング送信で使用していた37ch~39chの3つのチャネルではなく、データ通信用のチャネルを使用する必要がある。37ch~39chの3つのチャネル以外のチャネルは、Wi-Fiなど他の2.4GHz帯の干渉を受けやすいので、環境によっては安定した通信ができない場合がある。
これに対して、送受信システム300は、複数のデータフォーマットに対応することなく、タイミングを同期することができるので、送信機100の消費電力を低減できる。また、送受信システム300は、アドバタイジング送信チャネルを使用して、データ通信用のチャネルを使用する必要がないので、安定した通信を実現できる。さらに、送受信システム300は、アドバタイジング送信の送信データに送信周期(advInterval)および遅延時間(advDelay)を含ませることにより、受信機200の消費電力を低減できる。このように、送受信システム300は、アドバタイジング用送信チャネルのみで方向検知を実現して、低消費電力を達成することができる。
図7は、本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作又は当該装置の1又は複数のセクションとして機能させることができ、又は当該操作又は当該1又は複数のセクションを実行させることができ、及び/又はコンピュータ2200に、本発明の実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216、及びディスプレイデバイス2218を含み、それらはホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200はまた、通信インタフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROMドライブ2226、及びICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータはまた、ROM2230及びキーボード2242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ2240を介して入/出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230及びRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中にCPU2212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インタフェース2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVD-ROMドライブ2226は、プログラム又はデータをDVD-ROM2201から読み取り、ハードディスクドライブ2224にRAM2214を介してプログラム又はデータを提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM2230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ2240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD-ROM2201又はICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、又はROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ2200の使用に従い情報の操作又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROM2201、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROMドライブ2226(DVD-ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM2214に読み取られるようにし、RAM2214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM2214に対しライトバックする。また、CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上又はコンピュータ2200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100・・・送信機、110・・・設定部、120・・・データ生成部、130・・・送信部、200・・・受信機、210・・・受信部、220・・・タイミング決定部、300・・・送受信システム、2200・・・コンピュータ、2201・・・DVD-ROM、2210・・・ホストコントローラ、2212・・・CPU、2214・・・RAM、2216・・・グラフィックコントローラ、2218・・・ディスプレイデバイス、2220・・・入/出力コントローラ、2222・・・通信インタフェース、2224・・・ハードディスクドライブ、2226・・・DVD-ROMドライブ、2230・・・ROM、2240・・・入/出力チップ、2242・・・キーボード
Claims (15)
- 送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する段階と、
前記送信機が、前記送信周期と前記遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成する段階と、
前記送信機が、前記送信周期に前記遅延時間を加算したイベント時間で前記ビーコン信号を送信する段階と、
受信機が、前記ビーコン信号を受信し、前記イベント時間に基づいて受信タイミングを決定する段階と
を備えるタイミング同期方法。 - 前記送信機が、前記遅延時間を変更する段階と、
前記送信機が、変更された前記遅延時間を含む前記ビーコン信号を送信する段階と、
前記受信機が、前記ビーコン信号を受信し、変更された前記遅延時間に応じた前記イベント時間に基づいて受信タイミングを決定する段階と
を備える
請求項1に記載のタイミング同期方法。 - 前記ビーコン信号を生成する段階は、複数のチャネルのビーコン信号を生成する段階を含み、
前記送信機が、前記複数のチャネルの組み合わせを変更して、前記ビーコン信号を送信する段階を備える
請求項1または2に記載のタイミング同期方法。 - 前記ビーコン信号を生成する段階は、前記複数のチャネルの第1の組み合わせ、前記第1の組み合わせの次に送信される前記複数のチャネルの第2の組み合わせおよび前記複数のチャネルの送信インターバルをさらに含むデータフォーマットで前記ビーコン信号を生成する段階を含む
請求項3に記載のタイミング同期方法。 - 前記ビーコン信号を生成する段階は、複数の前記送信機がそれぞれ前記ビーコン信号を生成する段階を含み、
前記受信機は、複数の前記送信機が生成したそれぞれの前記ビーコン信号に応じて受信タイミングを決定する
請求項1から4のいずれか一項に記載のタイミング同期方法。 - 送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する段階と、
前記送信機が、前記送信周期と前記遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成する段階と、
前記送信機が、前記送信周期に前記遅延時間を加算したイベント時間で前記ビーコン信号を送信する段階と
を備える送信機を用いたタイミング同期方法。 - 送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットで送信されたビーコン信号を受信する段階と、
前記送信周期に前記遅延時間を加算したイベント時間に基づいて受信タイミングを決定する段階と
を備える受信機を用いたタイミング同期方法。 - 送信機と受信機とを備える送受信システムであって、
前記送信機は、
送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する設定部と、
前記送信周期と前記遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成するデータ生成部と、
前記送信周期に前記遅延時間を加算したイベント時間で前記ビーコン信号を送信する送信部と
を備え、
前記受信機は、
前記ビーコン信号を受信する受信部と、
前記イベント時間に基づいて受信タイミングを決定するタイミング決定部と
を備える送受信システム。 - 前記送信機は、前記遅延時間を変更し、変更された前記遅延時間を含む前記ビーコン信号を送信し、
前記受信機は、前記ビーコン信号を受信し、変更された前記遅延時間に応じた前記イベント時間に基づいて受信タイミングを決定する
請求項8に記載の送受信システム。 - 前記送信機は、複数のチャネルのビーコン信号を生成し、前記複数のチャネルの組み合わせを変更して、前記ビーコン信号を送信する
請求項8または9に記載の送受信システム。 - 前記データ生成部は、前記複数のチャネルの第1の組み合わせ、前記第1の組み合わせの次に送信される前記複数のチャネルの第2の組み合わせおよび前記複数のチャネルの送信インターバルをさらに含むデータフォーマットで前記ビーコン信号を生成する
請求項10に記載の送受信システム。 - それぞれが前記ビーコン信号を生成する複数の送信機を備え、
前記受信部は、前記複数の送信機が生成したそれぞれの前記ビーコン信号を受信し、
前記タイミング決定部は、それぞれの前記ビーコン信号に応じて受信タイミングを決定する
請求項8から11のいずれか一項に記載の送受信システム。 - 送信する信号の送信周期と遅延時間とを設定する設定部と、
前記送信周期と前記遅延時間とを含むデータフォーマットでビーコン信号を生成するデータ生成部と、
前記送信周期に前記遅延時間を加算したイベント時間で前記ビーコン信号を送信する送信部と
を備える送信機。 - 送信機が送信する信号の送信周期と遅延時間とを含むデータフォーマットで送信されたビーコン信号を受信する受信部と、
前記送信周期に前記遅延時間を加算したイベント時間に基づいて受信タイミングを決定するタイミング決定部と
を備える受信機。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載のタイミング同期方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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