JP2022017697A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電装置が負荷に接続され、蓄電装置に負荷電流が流れる場合であっても、電池モジュールが劣化に至る大きな電流が流れないようにする蓄電装置の提供にある。【解決手段】制御部は、負荷回路が蓄電装置に非接続であって、全ての電池モジュールを接続したとき、電池モジュールの無負荷時還流電流をそれぞれ検出し、電池モジュールの許容電流および無負荷時還流電流に基づいて無負荷時総許容電流を算出し、負荷回路が蓄電装置に接続されたとき、電池モジュールのモジュール電流をそれぞれ検出し、負荷回路からの総負荷電流をモジュール電流に基づいて算出し、総負荷電流に基づいて電池モジュールの負荷電流をそれぞれ算出し、モジュール電流および負荷電流に基づいて負荷時還流電流をそれぞれ算出し、許容電流および負荷時還流電流に基づいて蓄電装置の負荷時総許容電流を算出し、総負荷電流が閾値を越えないように、負荷回路を制御する。【選択図】 図2

Description

この発明は、蓄電装置に関する。
従来の蓄電装置としては、例えば、特許文献1に開示された蓄電装置が知られている。特許文献1に開示された蓄電装置は、電池と接続部が直列接続された電池モジュールが3つ以上並列接続され、接続部の接続と遮断とを制御する制御部を有する蓄電装置である。
制御部は、電池モジュールの接続部がすべて遮断状態である場合、すべての電池モジュールを接続したと仮定し、すべての電池モジュールそれぞれに流れる第一の還流電流を推定する。制御部は、閾値以上の第一の還流電流が流れると推定される電池モジュールがある場合、すべての電池モジュールの中から一つの電池モジュールを除いた電池モジュールの組み合わせを設定し、設定した組み合わせごとに、組み合わせた電池モジュールそれぞれに流れる第二の還流電流を推定する。また、制御部は、組み合わせた電池モジュールそれぞれに、閾値より小さい第二の還流電流が流れると推定される組み合わせが複数ある場合、複数の組み合わせの中から組み合わせた電池モジュールの合計電圧が最も大きい組み合わせを選択する。
特許文献1に開示された蓄電装置によれば、並列接続された電池モジュールに、電池モジュールが劣化に至る大きな還流電流が流れない。
特開2019-9909号公報
しかしながら、特許文献1に開示された蓄電装置は、並列接続された電池モジュールに流れる還流電流に着目して、電池モジュールが劣化に至る大きな還流電流が流れないようにしているに止まる。したがって、蓄電装置が負荷に接続され、蓄電装置に負荷電流が流れる場合には、電池モジュールに還流電流と負荷電流が流れ、電池モジュールが劣化に至るという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、蓄電装置が負荷に接続され、蓄電装置に負荷電流が流れる場合であっても、電池モジュールが劣化に至る大きな電流が流れないようにする蓄電装置の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、電池と接続部が直列接続された電池モジュールが2つ以上並列接続され、前記接続部の接続と遮断とを制御するとともに、蓄電装置に接続される負荷回路を制御する制御部と、前記電池モジュールを流れる電流を検出する電流検出部と、を有する蓄電装置であって、前記制御部は、前記負荷回路が前記蓄電装置に非接続であって、全ての前記電池モジュールを接続したとき、前記電流検出部により前記電池モジュールに流れる無負荷時還流電流をそれぞれ検出し、前記電池モジュールに予め設定された許容電流および前記無負荷時還流電流に基づいて前記蓄電装置における無負荷時総許容電流を算出し、前記負荷回路が前記蓄電装置に接続されたとき、前記電流検出部により前記電池モジュールに流れるモジュール電流をそれぞれ検出し、前記蓄電装置に流れる前記負荷回路からの総負荷電流を前記モジュール電流に基づいて算出し、前記総負荷電流に基づいて前記電池モジュールにおける負荷電流をそれぞれ算出し、前記モジュール電流および前記負荷電流に基づいて前記電池モジュールの負荷時還流電流をそれぞれ推定し、前記許容電流および負荷時還流電流に基づいて前記蓄電装置における負荷時総許容電流を算出し、前記総負荷電流が予め設定された閾値を越えないように、前記負荷回路を制御することを特徴とする。
本発明では、制御部は、全ての電池モジュールを接続したとき、電池モジュールに流れる無負荷時還流電流をそれぞれ検出し、制御部は電池モジュールに予め設定された許容電流および無負荷時還流電流に基づいて蓄電装置の無負荷時許容電流を算出する。そして、負荷回路が蓄電装置に接続されたとき、制御部は、電池モジュールに流れるモジュール電流をそれぞれ検出し、蓄電装置に流れる負荷回路からの総負荷電流をモジュール電流に基づいて算出する。総負荷電流に基づいて蓄電装置における負荷時総許容電流を算出できる。制御部により予め設定された閾値を総負荷電流が越えることがないように負荷回路は制御される。その結果、蓄電装置が負荷に接続され、蓄電装置に負荷電流が流れる場合であっても、電池モジュールに劣化に至る大きな電流が流れないので、電池モジュールを保護することができる。
また、上記の蓄電装置において、前記制御部は、前記蓄電装置の回路特性および前記電池モジュールの特性に基づいて前記電池モジュールの前記負荷時還流電流を推定する構成としてもよい。
この場合、負荷時還流電流は蓄電装置の回路特性および電池モジュールの電池特性に基づいて推定されるので、蓄電装置の回路特性および電池モジュールの電池特性を予め把握できる場合には、負荷時還流電流の推定精度を向上させることができる。
また、上記の蓄電装置において、前記負荷回路は、前記負荷回路から前記蓄電装置へ流れる負荷電流を検出する負荷電流検出部を有し、前記制御部は、前記負荷電流検出部により検出される負荷電流と前記負荷時還流電流とを比較し、負荷電流と前記負荷時還流電流との比較結果に基づいて前記負荷回路を制御する構成としてもよい。
この場合、負荷回路において検出される負荷電流と蓄電装置における負荷時許容電流との比較結果に基づいて負荷回路が制御されるため、負荷時許容電流の精度をより一層向上させることができる。
本発明によれば、蓄電装置が負荷に接続され、蓄電装置に負荷電流が流れる場合であっても、電池モジュールが劣化に至る大きな電流が流れないようにする蓄電装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る蓄電装置を示す図である。 制御回路の動作を説明するフロー図である。 電池モジュールの無負荷時還流電流の時間推移を示す図である。 (a)は放電からみた電池モジュール毎に流れる無負荷時還流電流と無負荷時許容電流との関係を例示する図であり、(b)は充電からみた電池モジュール毎に流れる無負荷時還流電流と無負荷時許容電流との関係を例示する図である。 電池モジュールの負荷時還流電流の時間推移を示す図である。 (a)は放電からみた電池モジュール毎に流れる負荷時還流電流と負荷時許容電流との関係を例示する図であり、(b)は充電からみた電池モジュール毎に流れる負荷時還流電流と負荷時許容電流との関係を例示する図である。
以下、本発明の実施形態に係る蓄電装置について図面を参照して説明する。蓄電装置は、車両(例えば、PHV:Plug-in Hybrid Vehicle、EV:Electric Vehicle、電動フォークリフトなど)に搭載される電池パックであり、本実施形態は産業車両としてのフォークリフトに搭載される電池パックの例である。
図1に示すように、蓄電装置10は、並列接続された3以上の電池モジュール11と、制御部としての制御回路12と、スイッチ13と、コネクタ14と、を有する。電池モジュール11は、電池16と、接続部としてのスイッチ17と、制御部としての監視回路18と、電流計19と、を有している。蓄電装置10は、スイッチ13によって負荷回路15との接続と遮断が可能である。負荷回路15は、例えば、モータ(図示せず)の駆動のためのモータドライバ等であり、蓄電装置10の放電によりモータを駆動するほか、モータの回生により蓄電装置10に蓄電する。
本実施形態では5組の電池モジュール11を有しており、具体的には、電池モジュール11Aと、電池モジュール11Bと、電池モジュール11Cと、電池モジュール11Dと、電池モジュール11Eと、を有する。電池モジュール11A~11Eのそれぞれは、互いに並列接続される。電池モジュール11Aは、図1に示す電池16A、スイッチ17A、監視回路18A、電流計19Aを有する。電池モジュール11Bは、図1に示す電池16B、スイッチ17B、監視回路18B、電流計19Bを有する。電池モジュール11Cは、図示されないが電池16C、スイッチ17C、監視回路18C、電流計19Cを有する。電池モジュール11Dは、図示されないが電池16D、スイッチ17D、監視回路18D、電流計19Dを有する。電池モジュール11Eは、図1に示す電池16E、スイッチ17E、監視回路18E、電流計19Eを有する。なお、電池モジュール11は5組に限定されるものではない。
電池モジュール11には、電池16の温度又は周辺温度を計測する温度計を設けてもよい。その場合、監視回路18と温度計とを接続し、温度計から送信された温度を示す信号又は情報を監視回路18が受信できる構成とする。
電池モジュール11は、電池16の状態(例えば、電圧値、電流値、充電率、温度など)を監視し、監視した電池モジュール11の状態を示す状態情報を、制御回路12に送信する。電池モジュール11は、電池モジュール11の各部の状態又は制御回路12から送信された電池モジュール11の各部を制御するための制御情報に基づいて、電池モジュール11の各部を制御する。
電池16は、図1に示す電池16A、16B、16C(図示せず)、16D(図示せず)、16Eを示す。電池16は、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池又は蓄電素子などである。なお、電池16は一つ又は複数の電池を接続した組電池を用いてもよい。
スイッチ17は、図1に示すスイッチ17A、17B、17C(図示せず)、17D(図示せず)、17Eを示す。スイッチ17は、図1に示すように電池16と直列接続される。スイッチ17は、電池モジュール11が正常である場合、接続状態となり、電池モジュール11が異常である場合、遮断状態となる。スイッチ17は、例えば、リレーや半導体素子が考えられる。
ここで、電池モジュール11が異常であるとは、例えば、電池16が過充電状態又は過放電状態、電池16に過電流が流れたことを検出した過電流停止状態、電池16の温度が上昇した高温状態、監視回路18と制御回路12が通信できない通信異常状態、スイッチ17、監視回路18および電流計19のいずれかが使用できない状態、配線が断線している状態などが考えられる。
なお、スイッチ17Aから17Eは、異常の種類に応じて、スイッチ17A~17Eのうち個別に遮断状態にする場合があるほか、スイッチ17A~17Eを全て遮断状態(全遮断)にする場合がある。
監視回路18は、監視回路18A、18B、18C(図示せず)、18D(図示せず)、18Eを示す。監視回路18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Fie Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)を用いて構成された回路が考えられる。また、監視回路18は、内部又は外部に記憶部を備え、記憶部に記憶されている電池モジュール11の各部を制御するプログラムを読み出して実行する。
監視回路18は、電池モジュール11の各部を制御する回路と、制御回路12と通信をする回路と、電池16の電圧を計測する回路(電圧計)とを有する。電圧計は、監視回路18の外部に設けてもよい。
監視回路18は、例えば、電圧計が計測した電池16の電圧値を示す信号又は情報、電流計19が計測した電池16に流れる電流値を示す信号又は情報と、温度計(図示せず)が計測した電池16の温度又は周辺温度を示す信号又は情報と、を取得する。監視回路18は、取得した信号又は情報に基づいて電池モジュール11の状態の情報を生成し、生成したこの情報を通信線を介して制御回路12に送信する。また、監視回路18は、制御回路12から送信された制御情報を通信線を介して受信し、スイッチ17の接続と遮断を制御する。
監視回路18は、電池モジュール11に異常が発生した場合に異常が発生した電池モジュール11のスイッチ17を遮断状態にし、電池モジュール11が異常から正常復帰した場合にスイッチ17を接続状態にする。
電流計19は、図1に示す電流計19A、19B、19C(図示せず)、19D(図示せず)、19Eを示す。電流計19は、電池16に流れる電流を計測する。電流計19は、例えば、シャント抵抗やホール素子などが考えられる。
制御回路12は、例えば、CPU、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイスを用いて構成された回路が考えられる。また、制御回路12は、内部又は外部に記憶部を備え、記憶部に記憶されている蓄電装置10の各部を制御するプログラムを読み出して実行する。また、制御回路12は、蓄電装置10が負荷回路15と接続されている状態(接続状態)のとき、負荷回路15を制御する。
制御回路12は、監視回路18との通信と、電池モジュール11およびスイッチ13の制御とを行う。なお、制御回路12は、監視回路18と通信をし、電池モジュール11に異常が発生した場合に異常が発生した電池モジュール11のスイッチ17を遮断状態にし、電池モジュール11が異常から正常に復帰した場合にスイッチ17を接続状態にする制御をしてもよい。
負荷回路15に電力供給する場合および回生による電力を蓄電装置10に蓄電をする場合、スイッチ13を介して負荷回路15と蓄電装置10とを接続する。スイッチ13の開閉は、制御回路12に制御される。スイッチ13は、蓄電装置10と負荷回路15とが接続され、蓄電装置10から負荷回路15への電力供給を開始する前(放電開始前)又は負荷回路15から蓄電装置10に回生による電力供給を開始する前(充電開始前)に接続状態となる。蓄電装置10から負荷回路15へ電力供給を終了後(放電終了後)又は蓄電装置10への回生電力の供給を終了した後(充電終了後)に遮断状態になる。スイッチ13は例えば、リレーや半導体素子が考えられる。
蓄電装置10の回路構成について説明する。電池モジュール11Aの監視回路18Aの端子PIは、電流計19Aの出力端子に接続される。監視回路18Aの端子PV1、PV2、PV3・・・・・・PVnは、電池16Aを構成する電池それぞれの正極端子又は負極端子に接続される。監視回路18Aの端子CNTは、制御回路12の端子PAに接続される。電池16Aの正極端子(+)は、電流計19Aの一方の端子に接続され、電池16Aの負極端子(-)は、スイッチ17Aの一方の端子に接続される。
電池モジュール11Bの監視回路18Bの端子PIは、電流計19Bの出力端子に接続される。監視回路18Bの端子PV1、PV2、PV3・・・・・・PVnは、電池16Bを構成する電池それぞれの正極端子又は負極端子に接続される。監視回路18Bの端子CNTは、制御回路12の端子PBに接続される。電池16Bの正極端子(+)は、電流計19Bの一方の端子に接続され、電池16Bの負極端子(-)は、スイッチ17Bの一方の端子に接続される。
電池モジュール11Eの監視回路18Eの端子PIは、電流計19Eの出力端子に接続される。監視回路18Eの端子PV1、PV2、PV3・・・・・・PVnは、電池16Eを構成する電池それぞれの正極端子又は負極端子に接続される。監視回路18Eの端子CNTは、制御回路12の端子PEに接続される。電池16Eの正極端子(+)は、電流計19Eの一方の端子に接続され、電池16Eの負極端子(-)は、スイッチ17Eの一方の端子に接続される。
なお、図示されない電池モジュール11C、11Dの回路構成は、電池モジュール11A、11B、11Eと同じ回路構成である。電流計19Aの他方の端子、電流計19Bの他方の端子、図示しない電流計19Cの他方の端子、図示しない電流計19Dの他方の端子、電流計19Eの他方の端子は、負荷回路15の一方の端子に接続され、負荷回路15の他方の端子は、スイッチ13の一方の端子に接続される。スイッチ13の他方の端子は、スイッチ17Aの他方の端子、スイッチ17Bの他方の端子、図示しないスイッチ17Cの他方の端子、図示しないスイッチ17Dの他方の端子、スイッチ17Eの他方の端子と接続される。
制御回路12の端子PSは、スイッチ13の制御端子に接続される。なお、電流計19を設ける位置は図1に限定されず、電池16の負極端子側に設けてもよい。また、スイッチ13、17を設ける位置は図1に限定されず、電池16の正極端子側に設けてもよい。さらに、制御回路12の端子PFは、負荷回路15の制御端子PGに接続される。したがって、制御回路12は負荷回路15を制御する。
制御部としての制御回路12について説明する。制御回路12は、図2に示す一連のステップに従い制御を行う。スイッチ17の接続と遮断とを制御する制御回路12は、電池モジュール11のスイッチ17がすべて接続状態(全接続)の場合(ステップS01)、すべての電池モジュール11のそれぞれに流れる還流電流を電流計19によって検出して取得する(ステップS02)。この場合、還流電流は、蓄電装置10が負荷回路15と接続されない状態(非接続状態)であり、無負荷時還流電流I1とする。図3に示すように、無負荷時還流電流I1は時間経過とともに低下する。
無負荷時還流電流I1とは、並列接続された電池モジュール11と負荷回路15とが接続されていない場合、又は、並列接続された電池モジュール11から負荷回路15へ電流が流れていない無負荷の状態である場合、電池モジュール11が有する電池16間の電圧差および電池16の内部抵抗により、電池モジュール11間に発生する電流である。
電池モジュール11Aを流れる無負荷時還流電流をI1Aとし、電池モジュール11Bを流れる無負荷時還流電流をI1Bとし、電池モジュール11Eを流れる無負荷時還流電流をI1Eとする。電池モジュール11Cを流れる無負荷時還流電流をI1C(図示せず)とし、電池モジュール11Dを流れる無負荷時還流電流をI1D(図示せず)とする。
次に、制御回路12は、電池モジュール11(11A、11B、11C、11D、11E)に予め設定されている許容電流Iaおよび検出された無負荷時還流電流I1A、I1B、I1C、I1D、I1Eに基づいて、電池モジュール11A、11B、11C、11D、11Eの無負荷時許容電流I2A、I2B、I2C、I2D、I2Eを算出する(ステップS03)。具体的には、許容電流Iaから無負荷時還流電流I1Aを減算することにより電池モジュール11Aの無負荷時許容電流I2Aが算出される(I2A=Ia-I1A)。同様に、電池モジュール11Bの無負荷時許容電流I2B、電池モジュール11Cの無負荷時許容電流I2C、電池モジュール11Dを流れる無負荷時許容電流I2D、電池モジュール11Eを流れる無負荷時許容電流I2Eを算出する(I2B=Ia-I1B、I2C=Ia-I1C、I2D=Ia-I1D、I2E=Ia-I1E)。なお、許容電流Iaは電池モジュール11に流れてもよい最大電流である。
次に、制御回路12は、蓄電装置10における無負荷時の総許容電流である無負荷時総許容電流I3を算出する(ステップS04)。具体的には、無負荷時総許容電流I3は、無負荷時許容電流I2A、I2B、I2C、I2D、I2Eを加算することにより算出される(I3=I2A+I2B+I2C+I2D+I2E)。
ところで、電池モジュール11A、11B、11C、11D、11Eに対応する無負荷時許容電流I2A、I2B、I2C、I2D、I2Eは、充電電流および放電電流のそれぞれについて対応する。例えば、電池モジュール11毎に流れる無負荷時許容電流I2A、I2B、I2C、I2D、I2Eを放電でみたときを図4(a)示し、充電でみたときを図4(b)に示す。
図4(a)および図4(b)は、電池モジュール11Bの電圧が高く、電池モジュール11B以外の電池モジュール11A、11C、11D、11Eの電圧が低い例である。したがって、電池モジュール11Bには放電となる無負荷時還流電流I1Bが流れ、電池モジュール11A、11C、11D、11Eには、ハッチングで示す充電となる無負荷時還流電流I1A、I1C、I1D、I1Eが流れる。
図4(a)では、電池モジュール11の放電電流の許容電流Iaが設定されており、放電からみた無負荷時総許容電流I3は矢印Y1、Y2、Y3、Y4、Y5で示す無負荷時許容電流I2A、I2B、I2C、I2D、I2Eを加算することで求められる。図4(b)では、電池モジュール11の充電電流の許容電流Iaが設定されており、充電からみた無負荷時総許容電流I3は矢印Y6、Y7、Y8、Y9、Y10で示す無負荷時許容電流I2A、I2B、I2C、I2D、I2Eを加算することで求められる。
次に、制御回路12は、電池モジュール11のスイッチ17がすべて接続状態(全接続)とした後、スイッチ13を接続して、蓄電装置10と負荷回路15とを接続する(ステップS05)。この場合、蓄電装置10が負荷回路15と接続された状態であり、電池モジュール11にそれぞれ流れる電流をモジュール電流I4とする。モジュール電流I4は電流計19により検出される(ステップS06)。蓄電装置10の電池モジュール11A、11B、11C、11D、11Eには、還流電流および負荷回路15から供給される負荷電流を含むモジュール電流I4A、I4B、I4C(図示せず)、I4D(図示せず)、I4E、が流れる。図5に示すように、モジュール電流I4は時間経過とともに低下するが負荷回路15からの電流が加算されて急激に立ち上がり、その後は時間経過とともに低下する。
次に、制御回路12は、蓄電装置10における負荷時の総モジュール電流I5を算出する(ステップS07)。具体的には、総モジュール電流I5は、モジュール電流I4A、I4B、I4C、I4D、I4Eを加算することにより算出される(I5=I4A+I4B+I4C+I4D+I4E)。
ところで、総モジュール電流I5に含まれる負荷回路15から供給された総負荷電流I6は、負荷時に電池モジュール11を流れる負荷時還流電流I7をそれぞれ加算した合計と、電池モジュール11を流れる負荷電流I8をそれぞれ加算した合計と、を加算した値である。蓄電装置10では、負荷時還流電流I7をそれぞれ加算すると0となるので、総負荷電流I6は、電池モジュール11を流れる負荷電流I8をそれぞれ加算した合計となる(I6=0+I8A+I8B+I8C+I8D+I8E)。
次に、制御回路12は、総負荷電流I6に基づいて電池モジュール11を流れる負荷電流I8A、I8B、I8C、I8D、I8Eを算出する(ステップS08)。電池モジュール11を流れる負荷電流I8A、I8B、I8C、I8D、I8Eを算出する場合、公知の回路方程式に基づいて算出される。公知の回路方程式は、電池モジュール11の電圧、電池モジュール11の内部抵抗、配線抵抗に基づいて電池モジュール11に流れる電流を算出する。電池モジュール11の電圧は監視回路18により検出される検出値である。電池モジュール11の内部抵抗は電池モジュール11の電圧が変化することにより変化し、電池特性から算出可能な値である。配線抵抗は電池モジュール11の配線仕様に応じて設定された設定値である。
次に、制御回路12は、電池モジュール11を流れる負荷電流I8A、I8B、I8C、I8D、I8Eおよびモジュール電流I4A、I4B、I4C、I4D、I4Eに基づいて、負荷時に電池モジュール11を流れる負荷時還流電流I7A、I7B、I7C、I7D、I7Eを推定する(ステップS09)。具体的には、モジュール電流I4Aから負荷電流I8Aを減算することにより電池モジュール11Aの負荷時還流電流I7Aが算出される(I7A=I4A-I8A、)。同様に、電池モジュール11Bの負荷時還流電流I7B、電池モジュール11Cの負荷時還流電流I7C、電池モジュール11Dを流れる負荷時還流電流I7D、電池モジュール11Eを流れる負荷時還流電流I7Eを算出する(I7B=I4B-I8B、I7C=I4C-I8C、I7D=I4D-I8D、I7E=I4E-I8E)。
次に、制御回路12は、負荷時還流電流I7A、I7B、I7C、I7D、I7Eおよび許容電流Iaに基づいて電池モジュール11の負荷時許容電流I9A、I9B、I9C、I9D、I9Eを算出する(ステップS10)。具体的には、許容電流Iaから負荷時還流電流I7Aを減算することにより電池モジュール11Aの負荷時許容電流I9Aが算出される(I9A=Ia-I7A、)。同様に、電池モジュール11Bの負荷時許容電流I9B、電池モジュール11Cの負荷時許容電流I9C、電池モジュール11Dの負荷時許容電流I9D、電池モジュール11Eの負荷時許容電流I9Eを算出する(I9B=Ia-I7B、I9C=Ia-I7C、I9D=Ia-I7D、I9E=Ia-I7E)。
次に、制御回路12は、蓄電装置10における負荷時の総許容電流である負荷時総許容電流I10を算出する(ステップS11)。具体的には、負荷時総許容電流I10は、負荷時許容電流I9A、I9B、I9C、I9D、I9Eを加算することにより算出される(I10=I9A+I9B+I9C+I9D+I9E)。
ところで、電池モジュール11A、11B、11C、11D、11Eに対応する負荷時許容電流I9A、I9B、I9C、I9D、I9Eは、充電電流および放電電流のそれぞれについて対応する。例えば、電池モジュール11毎に流れる負荷時還流電流I7A、I7B、I7C、I7D、I7Eを放電でみたときを図6(a)示し、充電でみたときを図6(b)に示す。
図6(a)および図6(b)は、電池モジュール11Bの電圧が高く、電池モジュール11B以外の電池モジュール11A、11C、11D、11Eの電圧が低い例である。したがって、電池モジュール11Bには放電となる負荷時還流電流I7Bが流れ、電池モジュール11A、11C、11D、11Eには、ハッチングで示す充電となる負荷時還流電流I7A、I7C、I7D、I7Eが流れる。
図6(a)では、電池モジュール11の放電電流の許容電流Iaが設定されており、放電からみた負荷時総許容電流I10は矢印Z1、Z2、Z3、Z4、Z5で示す負荷時許容電流I9A、I9B、I9C、I9D、I9Eを加算することで求められる。図6(b)では、充電電流の許容電流Iaが設定されており、充電からみた負荷時総許容電流I10は、矢印Z6、Z7、Z8、Z9、Z10で示す負荷時許容電流I9A、I9B、I9C、I9D、I9Eを加算することで求められる。
次に、制御回路12は、算出された負荷時総許容電流I10が予め設定した閾値Tを越えないように、負荷回路15を制御する(ステップS12)。具体的には、制御回路12は、負荷回路15から蓄電装置10へ供給される総負荷電流I6を抑制する制御を行う。制御回路12が、負荷時総許容電流I10が予め設定した閾値Tを越えないように、負荷回路15を制御することにより、電池モジュール11に流れるモジュール電流I4は許容電流Iaを超えることはない。
次に、制御回路12は、制御を終了したか否かを判別する(ステップS13)。制御終了の場合にはフローを終了し、制御終了でない場合にはステップS06~S12を繰り返す。したがって、制御が終了していない場合には、リアルタイムで負荷時還流電流I7が推定される。
本実施形態の蓄電装置10は以下の作用効果を奏する。
(1)制御回路12は、全ての電池モジュール11を接続したとき、電池モジュール11に流れる無負荷時還流電流I1をそれぞれ検出し、制御回路12は電池モジュール11に予め設定された許容電流Iaおよび無負荷時還流電流I1に基づいて蓄電装置10の無負荷時許容電流I2を算出する。そして、負荷回路15が蓄電装置10に接続されたとき、制御回路12は、電池モジュール11に流れるモジュール電流I4をそれぞれ検出し、蓄電装置10に流れる負荷回路15からの総負荷電流I6をモジュール電流I4に基づいて算出する。総負荷電流I6に基づいて蓄電装置10における負荷時総許容電流I10を算出できる。制御回路12により予め設定された閾値Tを負荷時総許容電流I10が越えることがないように負荷回路15は制御される。その結果、蓄電装置10が負荷回路15に接続され、蓄電装置10に負荷電流が流れる場合であっても、電池モジュール11に劣化に至る大きな電流が流れないので、電池モジュール11を保護することができる。
(2)制御回路12が負荷時還流電流I7を推定することで、負荷回路15の負荷電流を制御することができるので、負荷時の還流電流を検出するための回路等を追加する必要がない。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態の別例として、例えば、蓄電装置において、負荷回路は、負荷回路から蓄電装置へ流れる負荷電流値を検出する負荷電流検出部を有してもよい。この場合、制御部は、負荷検出部により検出される負荷電流と負荷時還流電流値とを比較し、負荷電流と負荷時還流電流値との比較結果に基づいて負荷回路を制御する。その結果、負荷回路において検出される負荷電流値と蓄電装置における負荷時許容電流との比較結果に基づいて負荷回路が制御されるため、負荷時許容電流値の精度をより一層向上させることができる。
○ 上記の実施形態では、電池モジュールを流れる負荷電流を算出する場合、公知の回路方程式に基づいて算出されるとしたがこれに限らない。負荷電流は、予め実験により把握した電池モジュールの電池特性および蓄電装置の回路特性に基づいて推定してもよい。この場合、蓄電装置の回路特性および電池モジュールの電池特性を予め把握できる場合には、負荷時還流電流値の推定精度を向上させることができる。
○ 上記の実施形態では、5つの電池モジュールの例について説明したが、電池モジュールの数は複数であればよく、特に、電池モジュールの数は自由であり制限されない。
10 蓄電装置
11(11A、11B、11C、11D、11E) 電池モジュール
12 制御回路(制御部)
13 スイッチ
15 負荷回路
16(16A、16B、16C、16D、16E) 電池
17(17A、17B、17C、17D、17E) スイッチ(接続部)
18(18A、18B、18C、18D、18E) 監視回路
19(19A、19B、19C、19D、19E) 電流計
Ia 許容電流
I1(I1A、I1B、I1C、I1D、I1E) 無負荷時還流電流
I2(I2A、I2B、I2C、I2D、I2E) 無負荷時許容電流
I3 無負荷時総許容電流
I4(I4A、I4B、I4C、I4D、I4E) モジュール電流
I5 総モジュール電流
I6 総負荷電流
I7(I7A、I7B、I7C、I7D、I7E) 負荷時還流電流
I8(I8A、I8B、I8C、I8D、I8E) 負荷電流
I9(I9A、I9B、I9C、I9D、I9E) 負荷時許容電流
I10 負荷時総許容電流
S01~S13 ステップ

Claims (3)

  1. 電池と接続部が直列接続された電池モジュールが2つ以上並列接続され、
    前記接続部の接続と遮断とを制御するとともに、蓄電装置に接続される負荷回路を制御する制御部と、
    前記電池モジュールを流れる電流を検出する電流検出部と、を有する蓄電装置であって、
    前記制御部は、
    前記負荷回路が前記蓄電装置に非接続であって、全ての前記電池モジュールを接続したとき、前記電流検出部により前記電池モジュールに流れる無負荷時還流電流をそれぞれ検出し、
    前記電池モジュールに予め設定された許容電流および前記無負荷時還流電流に基づいて前記蓄電装置における無負荷時総許容電流を算出し、
    前記負荷回路が前記蓄電装置に接続されたとき、
    前記電流検出部により前記電池モジュールに流れるモジュール電流をそれぞれ検出し、
    前記蓄電装置に流れる前記負荷回路からの総負荷電流を前記モジュール電流に基づいて算出し、
    前記総負荷電流に基づいて前記電池モジュールにおける負荷電流をそれぞれ算出し、
    前記モジュール電流および前記負荷電流に基づいて前記電池モジュールの負荷時還流電流をそれぞれ推定し、
    前記許容電流および負荷時還流電流に基づいて前記蓄電装置における負荷時総許容電流を算出し、
    前記総負荷電流が予め設定された閾値を越えないように、前記負荷回路を制御することを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記制御部は、前記蓄電装置の回路特性および前記電池モジュールの特性に基づいて前記電池モジュールの前記負荷時還流電流を推定することを特徴とする請求項1記載の蓄電装置。
  3. 前記負荷回路は、前記負荷回路から前記蓄電装置へ流れる負荷電流を検出する負荷電流検出部を有し、
    前記制御部は、前記負荷電流検出部により検出される負荷電流と前記負荷時還流電流とを比較し、負荷電流と前記負荷時還流電流との比較結果に基づいて前記負荷回路を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の蓄電装置。
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