JP2022017635A - 遠隔管理システム、顧客管理システム、機器管理システム、機器管理方法およびプログラム - Google Patents

遠隔管理システム、顧客管理システム、機器管理システム、機器管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022017635000001
【課題】機器が設置された現場における作業を伴わずに、他の遠隔管理システムに登録済の機器を登録することを目的とする。
【解決手段】遠隔管理システムAは、遠隔管理システムB(他の遠隔管理システムの一例)によって管理されている機器50から、機器50の登録要求を受信し、機器50の機器情報の取得要求を、遠隔管理システムBへ送信する。そして、遠隔管理システムAは、機器50が属する他の遠隔管理システムBにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報(第1の顧客テナント情報の一例)に基づいて特定された、機器50が属する遠隔管理システムAにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報(第2の顧客テナント情報)、および機器50の機器情報を、遠隔管理システムBから受信し、受信された顧客テナント情報に機器情報を関連づけて登録する。
【選択図】図16

Description

本発明は、遠隔管理システム、顧客管理システム、機器管理システム、機器管理方法およびプログラムに関する。
LAN(Local Area Network)等のローカルネットワーク内に存在する機器を、ローカルネットワーク外のサーバ等の管理装置を用いて遠隔管理するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。このようなシステムは、例えば、機器と遠隔管理システムとの間で、機器の稼働状況等の機器情報を、通信ネットワークを介して通信することで、機器の遠隔管理を実現している。
また、管理装置に登録されている機器情報を利用して、所定のサービスを提供する技術も知られている。例えば、特許文献2には、サービス提供装置が管理装置に登録された機器情報を用いて、機器に対して所定のクラウドサービスを提供する内容が開示されている。
しかしながら、従来の方法では、機器に対して異なるサービスを提供する遠隔管理システムが複数存在し、それぞれが独自に機器情報を管理する必要がある場合、機器が設置された現場において、複数の遠隔管理システムに対してそれぞれ機器登録を行う必要があるため、登録作業に手間が掛かるという課題があった。
上述した課題を解決すべく、請求項1に係る発明は、ローカルネットワーク内の機器を、通信ネットワークを介して遠隔管理する遠隔管理システムであって、他の遠隔管理システムによって管理されている機器から、当該機器の登録要求を受信する機器通信手段と、前記機器の機器情報の取得要求を、前記他の遠隔管理システムへ送信する取得要求送信手段と、前記機器が属する前記他の遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す第1の顧客テナント情報に基づいて特定された、前記機器が属する当該遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す第2の顧客テナント情報、および前記機器の機器情報を、前記他の遠隔管理システムから受信する受信手段と、受信された前記第2の顧客テナント情報に前記機器情報を関連づけて登録する登録手段と、を備える遠隔管理システムである。
本発明によれば、機器が設置された顧客環境における作業を伴わずに、他の遠隔管理システムに登録済の機器を登録することができるという効果を奏する。
実施形態に係る機器管理システムの一例を示す図である。 実施形態に係るコンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る遠隔管理システムの機能構成の一例を示す図である。 (A)は、実施形態に係る遠隔管理システムAの機器情報管理テーブルの一例を示す概念図であり、(B)は、実施形態に係る遠隔管理システムBの機器情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 (A)は、実施形態に係る遠隔管理システムAの顧客情報管理テーブルの一例を示す概念図であり、(B)は、実施形態に係る遠隔管理システムBの顧客情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 (A)は、実施形態に係る遠隔管理システムAのアプリ管理テーブルの一例を示す概念図であり、(B)は、実施形態に係る遠隔管理システムBのアプリ管理テーブルの一例を示す概念図である。 (A)は、実施形態に係る遠隔管理システムAの連携システム管理テーブルの一例を示す概念図であり、(B)は、実施形態に係る遠隔管理システムBの連携システム管理テーブルの一例を示す概念図である。 実施形態に係る顧客テナント対応情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 実施形態に係る管理部の詳細構成の一例を示す図である。 実施形態に係る機器および管理者端末の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムに新規に機器を登録する際の処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムへ登録させる機器の選択処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る管理者端末に表示される管理画面の一例を示す図である。 実施形態に係る管理者端末に表示される管理画面の一例を示す図である。 実施形態に係る管理者端末に表示される管理画面の一例を示す図である。 実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムに登録された機器を他の遠隔管理システムへ登録させる際の処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムに登録された機器を他の遠隔管理システムへ登録させる際の処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムに登録された機器を他の遠隔管理システムへ登録させる際の処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムに登録された機器を他の遠隔管理システムへ登録させる際の処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムに登録された機器を他の遠隔管理システムへ登録させる際の処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
●実施形態●
●システム構成
図1は、実施形態に係る機器管理システムの一例を示す図である。図1に示されている機器管理システム1は、クラウド上の顧客管理システム3を用いて、遠隔地に存在する機器50を一元的に遠隔管理するシステムである。
機器管理システム1は、複数の顧客テナント7A~7Z(以下区別する必要のないときは顧客テナント7と称する。)、および顧客管理システム3を含む。それぞれの顧客テナント7A~7Zに属する装置および機器は、通信ネットワーク5を介して、顧客管理システム3と接続されている。また、通信ネットワーク5は、インターネット、移動体通信網(モバイル通信網)等によって構築されている。なお、通信ネットワーク5には、有線通信だけでなく、3G(3rd Generation)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)もしくはLTE(Long Term Evolution)等の移動体通信網、Wi-Fi(Wireless Fidelity(登録商標))またはWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の無線通信によって構築される箇所が含まれていてもよい。また、通信ネットワーク5には、ブロックチェーンによって構築されたネットワークが含まれていてもよい。
顧客テナント7は、オフィス、会議室、倉庫、工場または特定の生産ライン等のネットワーク環境において形成されるローカルネットワークである。ここで、テナントとは、従来は、インターネットにおいてはクラウド上のシステムにおけるリソースを有償または無償で利用する顧客を意味する。テナントは、例えば、企業、部署またはグループ等の組織であり、組織情報と呼ばれる場合がある。顧客テナント7は、組織単位で割り当てられ、課金または契約の単位となる。
また、顧客テナント7に形成されるローカルネットワークは、例えば、インターネットを経由しない社内LAN(Local Area Network)である。各顧客テナント7と顧客管理システム3は、例えば、ファイアウォールをインターフェースとして接続されている。ファイアウォールは、顧客管理システム3からの特定のパケットのみを、通信ネットワーク5からローカルネットワーク内に通過させる機能を有する。これにより、ファイアウォールは、ローカルネットワークへの意図しないまたは不正なアクセスをブロックすることが可能となる。また、ファイアウォールは、仲介装置70からのパケットを顧客管理システム3に転送する機能を有する。
顧客管理システム3は、顧客テナント7に属する機器50を管理するためのシステムである。顧客管理システム3は、遠隔管理システム10(以下遠隔管理システムAと称する。)、遠隔管理システム30(以下遠隔管理システムBと称する。)、および管理者端末90を含む。遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBは、顧客テナント7に属する機器50を遠隔管理する。
遠隔管理システムAと遠隔管理システムBは、機器50に対する異なる遠隔管理サービスを提供するシステムである。遠隔管理システムAは、例えば、管理対象の機器50に対して、クラウドプリントサービス、クラウドスキャンサービスまたはクラウドストレージサービス等の遠隔管理サービスを提供する。また、遠隔管理システムBは、例えば、管理対象の機器50をリモートで管理する保守サービスを提供する。機器50がMFPである場合には、遠隔管理システムBは、例えば、機器50の状態(故障、トナー切れまたは用紙詰まり等)のリアルタイムな監視、または機器50のメンテナンス情報(部品使用状況またはアラーム情報等)の定期的な取得を行う。顧客管理システム3は、異なる遠隔管理サービスを提供する遠隔管理システムAと遠隔管理システムBを連携させることで、一方の遠隔管理システムに登録されている機器50の機器情報を共有し、他方の遠隔管理システムへの機器登録に要する手間を低減させることができる。
なお、遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBは、それぞれ単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各装置の各部(機能または手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されてもよい。また、顧客管理システム3を構成する遠隔管理システムの数および種類はこれに限られず、顧客管理システム3は、例えば、三つ以上の遠隔管理システムによって構成されてもよい。
管理者端末90は、遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBを用いて機器50を監視する機器管理者が使用するノートPC等の端末である。管理者端末90は、遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBによって管理される機器50の機器情報を、Webブラウザ等を用いて表示させることで、機器管理者に管理対象の機器50の情報を提供する。また、管理者端末90では、管理アプリ900が動作している。遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBは、例えば、顧客サイトの使用環境、機器50の種別または契約内容等に応じて、提供するアプリケーションの内容を設定することができ、管理者端末90ごとに提供するアプリケーションを管理している。
仲介装置70A~70Z(以下区別する必要のないときは仲介装置70と称する。)は、各顧客テナント7A~7Zにそれぞれ属し、顧客管理システム3と機器50との間の通信を仲介する装置である。仲介装置70は、顧客管理システム3からファイアウォールを超えて、ローカルネットワーク内にメッセージを送信するために常時セッションを維持し、ローカルネットワーク内のセキュリティを担保しつつ顧客管理システム3と監視対象の機器50との双方向の通信を実現する。仲介装置70は、機器50と、有線または無線LAN等を介して通信可能である。仲介装置70は、顧客管理システム3からの指示を受けて機器50にアクセスしたり、機器50からのアラート通知を顧客管理システム3に送信したり、予め設定されたスケジュールに基づき機器50の情報取得通知または死活監視(例えば、機器50が通信可能であるかどうか等)を行う。
機器管理システム1は、同じ顧客テナント7に属する複数の機器50の情報を一括して仲介装置70から顧客管理システム3へ送信することができるため、通信負荷を低減させることができる。また、機器管理システム1は、仲介装置70を設けることで、機器50ごとにファイアウォールに対するアクセス許可等のネットワークセキュリティ設定を行う必要がないため、ユーザの機器設定に伴う負担を低減させることができる。なお、仲介装置70は、単体として機能するボックス型(箱型)の通信装置であってもよく、機器50に内蔵されていてもよい。
機器50a~50z(以下区別する必要のないときは機器50と称する。)は、各顧客テナント7A~7Zにそれぞれ属し、顧客管理システム3による管理対象となる機器である。機器50は、仲介装置70を介して、顧客管理システム3と通信を行う。機器50は、例えば、MFP(Multi-Function Peripheral:複合機)、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、PC(Personal Computer:パソコン)、センサデバイス(例:外部と通信可能な、電子天秤・気圧計・加速度計・電流計・温度計・光度計・人感センサ・カメラ・照度計)等である。また、機器50は、例えば、加工装置、検査装置、搬送装置もしくはピッキング装置等の産業機械、眼底検査装置、X線検査装置、血圧計、体脂肪計、視力計もしくはペースメーカ等の医療機器、3Dプリンタまたは撮像装置等であってもよい。さらに、機器50は、自動販売機、電源装置、空調システム、ガス・水道・電気等の計量システムまたは自律走行ロボット等であってもよい。また、機器50は、人感センサ等の通信機能を備えていない端末に、通信機能を備えた機器を取り付けてもよい。
●ハードウエア構成
続いて、実施形態に係る各装置のハードウエア構成について説明する。機器管理システム1を構成する各装置は、一般的なコンピュータの構成を有する。ここでは、一般的なコンピュータのハードウエア構成例について説明する。
図2は、実施形態に係るコンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。なお、図2に示すコンピュータのハードウエア構成は、各実施形態において同様の構成を有していてもよく、必要に応じて構成要素が追加または削除されてもよい。コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HD(Hard Disk)104、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ105、ディスプレイ106、外部機器接続I/F(Interface)108、通信I/F109、バスライン110、キーボード111、ポインティングデバイス112、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ114およびメディアI/F116を備えている。
これらのうち、CPU101は、コンピュータ全体の動作を制御する。ROM102は、IPL等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HD104は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ105は、CPU101の制御にしたがってHD104に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。ディスプレイ106は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、または画像等の各種情報を表示する。ディスプレイ106は、表示部の一例である。外部機器接続I/F108は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。通信I/F109は、他のコンピュータまたは電子機器等とデータの送受信を行うためのインターフェースである。通信I/F109は、例えば、有線または無線LAN等の通信インターフェースである。また、通信I/F109は、3G、4G、5GもしくはLTE等の移動体(モバイル)通信、Wi-Fi、WiMAX等の通信インターフェースを備えてもよい。バスライン110は、図2に示されているCPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスまたはデータバス等である。
また、キーボード111は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス112は、各種指示の選択もしくは実行、処理対象の選択、またはカーソルの移動等を行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ114は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW113に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-RまたはBlu-ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等であってもよい。メディアI/F116は、フラッシュメモリ等の記録メディア115に対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御する。
なお、実施形態に係る各装置のハードウエア構成は、必要に応じて構成要素が追加または削除されてもよい。例えば、遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBは、キーボード111等の入力手段およびディスプレイ106を備えていない構成であってもよい。また、機器50は、各機器の種別に応じた機能またはサービスを提供するためのモジュール等を備える構成であってもよい。
また、上記各プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。記録媒体の例として、CD-R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu-ray Disc、SDカードまたはUSBメモリ等が挙げられる。また、記録媒体は、プログラム製品(Program Product)として、国内または国外へ提供されることができる。例えば、遠隔管理システムAは、本発明に係るプログラムが実行されることで本発明に係る機器管理方法を実現する。
●機能構成
続いて、図3乃至図10を用いて、実施形態に係る機器管理システムの機能構成について説明する。なお、図3乃至図10では、後述の処理または動作に関連しているものが示されている。図3は、実施形態に係る遠隔管理システムの機能構成の一例を示す図である。
まず、遠隔管理システムAは、連携システム通信部11、端末通信部12、機器通信部13、判断部14、レポート作成部15、機器設定配布部16、管理部17および記憶・読出部19を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、RAM103上に展開された遠隔管理システムA用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、または機能する手段である。また、遠隔管理システムAは、図2に示されているROM102、HD104または記録メディア115によって構築される記憶部1000を有している。
連携システム通信部11は、主に、通信I/F109に対するCPU101の処理によって実現され、他の遠隔管理システム(例えば、遠隔管理システムB)との間で各種データまたは情報の通信を行う。
端末通信部12は、主に、通信I/F109に対するCPU101の処理によって実現され、管理者端末90との間で各種データまたは情報の通信を行う。端末通信部12は、例えば、Webアプリケーションのサーバ部としての機能を担い、管理者端末90からの要求をHTTPS(HyperText Transfer Protocol Secure)等の通信プロトコルを利用してWebAPI(Web Application Programming Interface)で受け付け、要求に従った処理を行って管理者端末90へ送信する。利用される通信プロトコルは、これに限られず、FTP(File Transfer Protocol)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)またはSNMP(Simple Network Management Protocol)等のプロトコルを用いてもよい。また、端末通信部12は、遠隔管理システムAから機器50との通信が必要な場合に、機器50に送信するコマンドを発行(生成)する。発行されるコマンドは、例えば、機器50の状態情報の取得または電源のON/OFF等の制御命令である。端末通信部12は、機器通信部13によって受信されたコマンド結果を、管理者端末90の画面上にリアルタイムに通知するためにWebSocketまたはMQTT(Message Queueing Telemetry Transport)等の常時接続状態を維持する機能を有していてもよい。遠隔管理システムAは、端末通信部12を介して、管理アプリ900と機器50とのセキュアな通信経路を提供する。
機器通信部13は、主に、通信I/F109に対するCPU101の処理によって実現され、仲介装置70を介して、機器50との間で各種データまたは情報の通信を行う。判断部14は、CPU101の処理によって実現され、各種判断を行う。
レポート作成部15は、主に、CPU101の処理によって実現され、機器情報管理DB1001に記憶された機器状態情報に基づき、管理対象の機器50の詳細な使用実績等をレポート形式で作成する。機器設定配布部16は、主に、CPU101の処理によって実現され、遠隔管理システムAに新たに機器50が登録された場合に、新たに登録された機器50に対して、通信設定等を含む機器設定情報を配布する。新たに登録された機器50は、機器設定情報を受信して設定を行うことにより、遠隔管理システムAとの通信が可能となる。
管理部17は、CPU101の処理によって実現され、機器50に対して遠隔管理サービスを提供する。管理部17は、例えば、管理対象の機器50の機器情報の登録を行う。管理部17の詳細な説明は、後述する。
記憶・読出部19は、主に、CPU101の処理によって実現され、記憶部1000に、各種データ(または情報)を記憶したり、記憶部1000から各種データ(または情報)を読み出したりする。
次に、遠隔管理システムBは、連携システム通信部31、端末通信部32、機器通信部33、判断部34、レポート作成部35、サプライ自動配送部36、管理部37および記憶・読出部39を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、RAM103上に展開された遠隔管理システムB用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、または機能する手段である。また、遠隔管理システムBは、図2に示されているROM102、HD104または記録メディア115によって構築される記憶部3000を有している。
連携システム通信部31は、主に、通信I/F109に対するCPU101の処理によって実現され、他の遠隔管理システム(例えば、遠隔管理システムA)との間で各種データまたは情報の通信を行う。連携システム通信部31は、遠隔管理システムAによって既に管理対象とされており、遠隔管理システムAに登録済の機器50の情報を取得する。連携システム通信部31は、新規の機器50の登録処理を行う場合に、遠隔管理システムAへアクセスするためのアクセス情報を用いて遠隔管理システムAにログインすることにより機器情報を取得する。
端末通信部32は、主に、通信I/F109に対するCPU101の処理によって実現され、上述の端末通信部12と同様に、管理者端末90との間で各種データまたは情報の通信を行う。端末通信部32は、例えば、機器50が属する遠隔管理システムAにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報を、管理者端末90から受信(取得)する。機器通信部33は、主に、通信I/F109に対するCPU101の処理によって実現され、仲介装置70を介して、機器50との間で各種データまたは情報の通信を行う。判断部34は、CPU101の処理によって実現され、各種判断を行う。
レポート作成部35は、主に、CPU101の処理によって実現され、機器情報管理DB3001に記憶された機器状態情報に基づき、管理対象の機器50の詳細な使用実績等をレポート形式で作成する。サプライ自動配送部36は、主に、CPU101の処理によって実現され、例えば、機器50がMFPである場合において、機器情報管理DB3001に記憶された機器情報に基づき、機器50の用紙またはトナー等のサプライ品の残量を検知し、外部サーバ等にサプライ品の配送を指示する。管理部37は、CPU101の処理によって実現され、機器50に対して遠隔管理サービスを提供する。管理部37は、例えば、管理対象の機器50の機器情報の登録を行う。管理部37の詳細な説明は、後述する。
記憶・読出部39は、主に、CPU101の処理によって実現され、記憶部3000に、各種データ(または情報)を記憶したり、記憶部3000から各種データ(または情報)を読み出したりする。
ここで、遠隔管理システムAの記憶部1000には、遠隔管理システムAに対する機器登録を行うための機器登録アプリ200、および遠隔管理システムAの認証情報250が記憶されている。同様に、遠隔管理システムBの記憶部3000には、遠隔管理システムBに対する機器登録を行うための機器登録アプリ400、および遠隔管理システムBの認証情報450が記憶されている。
機器登録アプリ200および機器登録アプリ400は、遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBへの機器登録を行う場合に、それぞれ登録対象となる機器50にインストールされる。また、機器登録アプリ200および機器登録アプリ400は、例えば、遠隔管理システムBから、遠隔管理システムBに登録済の機器50に対して、遠隔管理システムAへの登録を指示することができるように、それぞれ共通の所定の形式に従って作成されている。機器50は、遠隔管理システムごとに異なる機器登録アプリをインストールすることで、特定の遠隔管理システムへの登録処理を行うことができる。
また、認証情報250および認証情報450は、機器50から遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBにアクセスする際の認証情報である。遠隔管理システムAおよび遠隔管理システムBが対応する認証方式は、それぞれ異なる場合がある。そのため、機器50は、登録を行う遠隔管理システムに対応する認証情報を用いることで、特定の遠隔管理システムにアクセスすることができる。
○機器情報管理テーブル
図4は、実施形態に係る機器情報管理テーブルの一例を示す概念図である。機器情報管理テーブルは、顧客管理システム3による管理対象となる機器50に関する各種情報を管理するためのテーブルである。遠隔管理システムAの記憶部1000には、図4(A)に示されているような機器情報管理テーブルによって構成されている機器情報管理DB1001が構築されている。また、遠隔管理システムBの記憶部3000には、図4(B)に示されているような機器情報管理テーブルによって構成されている機器情報管理DB3001が構築されている。
機器情報管理テーブルには、機器50が属する顧客テナントを識別するテナントID、機器50を識別する機器IDおよび宛先情報、機器50の遠隔管理システムに対する登録状態を示す登録状態情報、並びに機器50のステータスを示す機器状態情報が関連づけられた機器情報が管理されている。このうち、テナントIDは、顧客ごとに作成された顧客テナントを識別する顧客テナント情報である。また、機器IDは、例えば、機器50のモデル名またはシリアルNoである。宛先情報は、例えば、機器50の宛先を示すMAC(Media Access Control)アドレスである。なお、宛先情報は、機器50のIP(Internet Protocol)アドレス等であってもよい。さらに、機器状態情報は、管理対象の機器50の構成情報、使用実績、またはファームウェアのバージョン情報等が含まれている。なお、機器状態情報の内容は、顧客の契約内容または機器50の種別等に応じて異なる内容であってもよい。
ここで、図4(A)および図4(B)に示すように、遠隔管理システムAが有する機器情報管理テーブルと、遠隔管理システムBが有する機器情報管理テーブルとを比較すると、顧客テナントを示すテナントIDがそれぞれ異なる。これは、遠隔管理システムAと遠隔管理システムBとがそれぞれ独自のルールで顧客テナント情報を生成しているためである。
○顧客情報管理テーブル
図5は、実施形態に係る顧客情報管理テーブルの一例を示す概念図である。顧客情報管理テーブルは、顧客管理システム3を利用する顧客に関する各種情報を管理するためのテーブルである。遠隔管理システムAの記憶部1000には、図5(A)に示されているような顧客情報管理テーブルによって構成されている顧客情報管理DB1002が構築されている。また、遠隔管理システムBの記憶部3000には、図5(B)に示されているような顧客情報管理テーブルによって構成されている顧客情報管理DB3002が構築されている。
顧客情報管理テーブルには、顧客ごとに作成された顧客テナントを識別するテナントIDおよびテナント名を含む顧客テナント情報、並びに顧客の契約内容を識別する契約情報が関連づけられた顧客情報が管理されている。このうち、契約情報には、顧客テナントに対応する顧客の契約内容を識別する契約識別情報が示されている。
○アプリ管理テーブル
図6は、実施形態に係るアプリ管理テーブルの一例を示す概念図である。アプリ管理テーブルは、顧客の契約内容に応じた機器50にインストールさせる遠隔管理サービスを利用するためのサービスアプリの情報を管理するためのテーブルである。遠隔管理システムAの記憶部1000には、図6(A)に示されているようなアプリ管理テーブルによって構成されているアプリ管理DB1003が構築されている。また、遠隔管理システムBの記憶部3000には、図6(B)に示されているようなアプリ管理テーブルによって構成されているアプリ管理DB3003が構築されている。
アプリ管理テーブルには、機器50にインストールさせるサービスアプリを識別するアプリID、および顧客の契約内容を識別する契約情報が関連づけられて管理されている。遠隔管理システムは、新たに機器登録を行う場合に、顧客の契約内容に対応する契約情報に関連づけられたアプリIDが示すサービスアプリを、機器50にインストールさせる。
○連携システム管理テーブル
図7は、実施形態に係る連携システム管理テーブルの一例を示す概念図である。連携システム管理テーブルは、顧客管理システム3を構成する他の遠隔管理システムに関する各種情報を管理するためのテーブルである。遠隔管理システムAの記憶部1000には、図7(A)に示されているような連携システム管理テーブルによって構成されている連携システム管理DB1004が構築されている。また、遠隔管理システムBの記憶部3000には、図7(B)に示されているような連携システム管理テーブルによって構成されている連携システム管理DB3004が構築されている。
連携システム管理テーブルには、遠隔管理システムを識別するシステムID、システム名および宛先情報を含むシステム情報、並びに遠隔管理システムへアクセスするためのアクセス情報が関連づけられた連携システム情報が管理されている。遠隔管理システムは、他の遠隔管理システムのシステム情報に関連づけられたアクセス情報を用いて、他の遠隔管理システムへアクセスし、他の遠隔管理システムとのデータまたは情報の連携を行う。遠隔管理システムAは、例えば、連携システム管理テーブルに示されているアクセス情報を用いて、異なる遠隔管理サービスを提供する遠隔管理システムBへアクセスすることができるため、遠隔管理システムBに登録された機器情報を利用することができる。連携システム管理DB1004は、アクセス情報記憶手段の一例である。
○顧客テナント対応情報管理テーブル
図8は、実施形態に係る顧客テナント対応情報管理テーブルの一例を示す概念図である。顧客テナント対応情報管理テーブルは、遠隔管理システムAにおける顧客テナント情報(テナントIDおよびテナント名)と、遠隔管理システムBにおける顧客テナント情報(テナントIDおよびテナント名)とを対応づけて管理するためのテーブルである。遠隔管理システムAと遠隔管理システムBは、それぞれ独自のルールで顧客テナント情報を作成するため、遠隔管理システムBは、顧客テナン対応情報管理テーブルを用いて、遠隔管理システムAに登録済の機器50が属する顧客テナントを把握する。記憶部3000には、図8に示されているような顧客テナント対応情報管理テーブルによって構成されている顧客テナント対応情報管理DB3005が構築されている。顧客テナント対応情報管理DB3005は、対応情報記憶手段の一例である。
ここで、図9を用いて、管理部17および管理部37の機能構成について詳細に説明する。図9は、実施形態に係る管理部の詳細な機能構成の一例を示す図である。管理部17は、機器情報管理部171、顧客情報管理部172、顧客テナント情報作成部173、アプリ管理部174および連携システム管理部175を含む。
機器情報管理部171は、遠隔管理システムAの管理対象の機器50の機器情報を管理する。機器情報管理部171は、例えば、登録部としての機能を担い、機器50からの要求に基づいて、機器50の機器情報を機器情報管理DB1001に登録する。顧客情報管理部172は、顧客ごとの遠隔管理システムAにおける契約内容を含む顧客情報を管理する。顧客情報管理部172は、例えば、管理者端末90からの要求に基づいて、顧客情報を顧客情報管理DB1002に登録する。
顧客テナント情報作成部173は、顧客ごとの遠隔管理システムAにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報を作成する。アプリ管理部174は、遠隔管理システムAの管理対象の機器50にインストールさせるアプリを管理する。アプリ管理部174は、例えば、顧客の契約内容に応じたサービスアプリを機器50にインストールさせるため、アプリ管理DB1003を用いて、サービスアプリを識別するアプリIDと顧客の契約情報を関連づけて管理する。
連携システム管理部175は、顧客管理システム3を構成する他の遠隔管理システムの情報を管理する。連携システム管理部175は、例えば、連携システム管理DB1004を用いて、連携する他の遠隔管理システム(例えば、遠隔管理システムB)へアクセスするためのアクセス情報を管理する。
次に、管理部37は、機器情報管理部371、顧客情報管理部372、顧客テナント情報作成部373、アプリ管理部374、連携システム管理部375および特定部376を含む。
機器情報管理部371は、遠隔管理システムBの管理対象の機器50の機器情報を管理する。機器情報管理部371は、例えば、機器50からの要求に基づいて、機器50の機器情報を機器情報管理DB3001に登録する。顧客情報管理部372は、顧客ごとの遠隔管理システムBにおける契約内容を含む顧客情報を管理する。顧客情報管理部372は、例えば、管理者端末90からの要求に基づいて、顧客情報を顧客情報管理DB3002に登録する。
顧客テナント情報作成部373は、顧客ごとの遠隔管理システムBにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報を作成する。アプリ管理部374は、遠隔管理システムBの管理対象の機器50にインストールさせるサービスアプリを管理する。アプリ管理部374は、例えば、顧客の契約内容に応じたサービスアプリを機器50にインストールさせるため、アプリ管理DB3003を用いて、サービスアプリを識別するアプリIDと顧客の契約情報を関連づけて管理する。
連携システム管理部375は、顧客管理システム3を構成する他の遠隔管理システムの情報を管理する。連携システム管理部375は、例えば、連携システム管理DB3004を用いて、連携する他の遠隔管理システム(例えば、遠隔管理システムA)へアクセスするためのアクセス情報を管理する。
特定部376は、顧客テナント対応情報管理DB3005に記憶された顧客テナント対応情報に基づいて、遠隔管理システムBにおける顧客テナント情報に対応する遠隔管理システムAにおける顧客テナント情報を特定する。
続いて、図10を用いて、機器50および管理者端末90の機能構成を説明する。図10は、実施形態に係る機器および管理者端末の機能構成の一例を示す図である。
まず、機器50は、通信部51、受付部52、表示制御部53、判断部54、登録処理部55、接続処理部56、アプリ設定部57および記憶・読出部59を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、RAM103上に展開された機器用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、または機能する手段である。また、機器50は、図2に示されているROM102、HD104または記録メディア115によって構築される記憶部5000を有している。
通信部51は、主に、通信I/F109に対するCPU101の処理によって実現され、仲介装置70を介して、顧客管理システム3との間で各種データまたは情報の通信を行う。
受付部52は、主に、キーボード111またはポインティングデバイス112に対するCPU101の処理によって実現され、利用者から各種の選択または入力を受け付ける。表示制御部53は、主に、CPU101の処理によって実現され、ディスプレイ106に、各種画像を表示させる。判断部54は、CPU101の処理によって実現され、各種判断を行う。
登録処理部55は、CPU101の処理によって実現され、顧客管理システム3に対する機器登録処理を実行する。登録処理部55は、例えば、アプリ実行部としての機能を担い、遠隔管理システムAから送信された機器登録アプリ200をインストールし、インストールされた機器登録アプリ200を実行させることで、遠隔管理システムAに対する機器登録処理を行う。
接続処理部56は、主に、CPU101の処理によって実現され、顧客管理システム3を構成する遠隔管理システムのうち、機器50が利用する遠隔管理サービスの提供先の遠隔管理システムへ接続する。接続処理部56は、例えば、登録処理部55によって機器登録アプリ200が実行された場合、遠隔管理システムBから遠隔管理システムAへ接続を切り替える。
アプリ設定部57は、主に、CPU101の処理によって実現され、機器50が属する顧客テナントの契約状態に応じたサービスアプリを、顧客管理システム3からインストールする。アプリ設定部57は、例えば、遠隔管理システムAでの機器登録が完了した場合、遠隔管理システムAが提供する遠隔管理サービスを利用するためのサービスアプリをインストールする。
記憶・読出部59は、主に、CPU101の処理によって実現され、記憶部5000に、各種データ(または情報)を記憶したり、記憶部5000から各種データ(または情報)を読み出したりする。
次に、管理者端末90は、通信部91、受付部92、表示制御部93、および記憶・読出部99を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、RAM103上に展開された管理者端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、または機能する手段である。また、管理者端末90は、図2に示されているROM102、HD104または記録メディア115によって構築される記憶部9000を有している。
通信部91は、主に、通信I/F109に対するCPU101の処理によって実現され、管理アプリ900を用いて、遠隔管理システムAまたは遠隔管理システムBとの間で各種データまたは情報の通信を行う。通信部91は、例えば、Webアプリケーションのクライアント部としての役割を担い、Webブラウザで動作するHTML(Hyper Text Markup Language)、またはJavaScript(登録商標)、CSS(Cascading Style Sheets)といった言語で記述されたプログラムが実行されることによって実現される。
受付部92は、主に、キーボード111またはポインティングデバイス112に対するCPU101の処理によって実現され、利用者から各種の選択または入力を受け付ける。表示制御部93は、主に、CPU101の処理によって実現され、ディスプレイ106に、各種画像を表示させる。
記憶・読出部99は、主に、CPU101の処理によって実現され、記憶部9000に、各種データ(または情報)を記憶したり、記憶部9000から各種データ(または情報)を読み出したりする。
●実施形態の処理または動作
○顧客テナントの作成処理
続いて、図11乃至図20を用いて、実施形態に係る機器管理システムの処理または動作について説明する。まず、図11を用いて、いずれの遠隔管理システムにも登録されていない機器50を、遠隔管理システムへ登録する場合に、顧客テナントを新たに作成する処理を説明する。図11は、実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムに新規に機器を登録する際の処理の一例を示すシーケンス図である。図11は、例えば、顧客Aの顧客テナントに属する機器50を遠隔管理システムBに新たに登録する場合の例を示す。
まず、管理者端末90は、機器管理者の入力手段に対する入力操作によって、登録対象となる機器50の機器情報の入力を受け付ける(ステップS11)。次に、通信部91は、遠隔管理システムBに対して、登録対象となる機器50の機器登録要求を送信する(ステップS12)。この機器登録要求には、ステップS11で受け付けられた機器50の機器IDおよび宛先情報が含まれている。これにより、遠隔管理システムBの端末通信部32は、管理者端末90から送信された機器登録要求を受信する。
遠隔管理システムBの顧客テナント情報作成部373は、登録対象の機器50が属する顧客テナントに対応する顧客テナント情報を作成する(ステップS13)。この場合、顧客テナント情報作成部373は、顧客Aの顧客テナントを識別するテナントIDおよびテナント名を顧客テナント情報として作成する。そして、顧客情報管理部372は、ステップS13で作成された顧客テナント情報を、顧客情報管理DB3002(図5(B)参照)へ登録する(ステップS14)。
次に、端末通信部32は、管理者端末90に対して、顧客Aの顧客テナント情報が党則された旨を示すテナント登録通知を送信する(ステップS15)。このテナント登録通知には、登録された顧客テナント情報に対応するテナントIDが含まれている。これにより、管理者端末90の通信部91は、遠隔管理システムBから送信されたテナント登録通知を受信する。
管理者端末90の受付部92は、機器管理者の入力手段に対する入力操作によって、遠隔管理システムBが提供する遠隔管理サービスに対する顧客Aの契約内容を示す契約情報の入力を受け付ける(ステップS16)。そして、通信部91は、遠隔管理システムBに対して、ステップS17で受け付けられた契約情報の登録を要求する旨を示す契約情報登録要求を送信する(ステップS17)。この契約情報登録要求には、ステップS15で受信されたテナントID、およびステップS16で受け付けられた契約情報が含まれている。これにより、遠隔管理システムBの端末通信部32は、管理者端末90から送信された契約情報登録要求を受信する。
そして、遠隔管理システムBの顧客情報管理部372は、顧客情報管理DB3002(図5(B)参照)に対して、ステップS17で受信されたテナントIDと同じテナントIDに関連づけて、受信された契約情報を登録する(ステップS18)。このように、機器管理者は、遠隔管理システムBに対して、顧客の契約内容を関連づけられた顧客テナント情報ごとに、管理対象の機器50を登録させることができる。
○機器情報の登録開始処理
続いて、図12乃至図15を用いて、他の遠隔管理システムに登録された機器50を他の遠隔管理システムへ登録を開始するための処理について説明する。図12は、実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムへ登録させる機器の選択処理の一例を示すシーケンス図である。図13乃至図15は、実施形態に係る管理者端末に表示される管理画面の一例を示す図である。図12乃至図15は、遠隔管理システムBが提供する遠隔管理サービスを利用する顧客Aが、遠隔管理システムBの管理対象として登録された機器50を、他の遠隔管理システムへ登録させる場合の例を示す。
まず、管理者端末90の通信部91は、機器管理者の入力手段に対する入力操作等に応じて、遠隔管理システムBに対して、機器登録を開始する旨を示す機器登録開始要求を送信する(ステップS31)。この機器登録開始要求には、顧客Aの顧客テナントを識別するテナントIDが含まれている。これにより、遠隔管理システムBの端末通信部32は、管理者端末90から送信された機器登録開始要求を受信する。
遠隔管理システムBの機器情報管理部371は、ステップS31で受信されたテナントIDを検索キーとして機器情報管理DB3001(図4(B)参照)を検索することにより、受信されたテナントIDと同じテナントIDに関連づけられた、一つまたは複数の機器IDを読み出す(ステップS32)。また、連携システム管理部375は、連携システム管理DB3004(図7(B)参照)に記憶された連携システム情報を読み出す(ステップS33)。以下、連携システム管理部375によって遠隔管理システムAの連携システム情報を読み出される例を説明するが、連携システム管理部375によって読み出される連携システム情報は、複数であってもよい。
次に、特定部376は、ステップS31で受信されたテナントIDを検索キーとして、顧客テナント対応情報管理DB3005(図8参照)を検索することにより、受信されたテナントIDと同じテナントIDに関連づけられた遠隔管理システムAの顧客テナント情報を読み出す(ステップS34)。そして、連携システム通信部31は、ステップS33で読み出された連携システム情報に示されている宛先である遠隔管理システムAに対して、機器情報取得要求を送信する(ステップS35)。この機器情報取得要求には、ステップS34で読み出された遠隔管理システムAのテナントID、およびステップS33で読み出された遠隔管理システムAのアクセス情報が含まれている。これにより、遠隔管理システムAの連携システム通信部11は、遠隔管理システムBから送信された機器情報取得要求を受信する。なお、ステップS33で複数の連携システム情報が読み出された場合、連携システム通信部31は、それぞれの連携システム情報に示されている宛先である遠隔管理システムに対して、機器情報取得要求を送信する。
遠隔管理システムAの判断部14は、ステップS35で受信されたアクセス情報を用いて、機器情報取得要求を送信した遠隔管理システムBのシステム認証処理を行う(ステップS36)。判断部14は、受信されたアクセス情報が自身のアクセス情報と一致する場合、遠隔管理システムBのアクセスを許可する。遠隔管理システムBのアクセスが許可された場合、遠隔管理システムAは、以降の処理を実行する。
次に、機器情報管理部171は、ステップS35で受信された遠隔管理システムAのテナントIDを検索キーとして機器情報管理DB1001(図4(A)参照)を検索することにより、読み出されたテナントIDと同じテナントIDに関連づけられた機器IDを読み出す(ステップS37)。そして、連携システム通信部11は、要求元の遠隔管理システムBに対して、ステップS37で読み出された機器IDを送信する(ステップS38)。これにより、遠隔管理システムBの連携システム通信部31は、遠隔管理システムAから送信された機器IDを受信する。
次に、遠隔管理システムBの端末通信部32は、ステップS31で読み出された機器IDおよびステップS38で受信された機器ID、並びにステップS33で読み出されたシステム情報を、管理者端末90に対して送信する(ステップS39)。これにより、管理者端末90の通信部91は、遠隔管理システムBから送信された各種情報を受信する。
管理者端末90の表示制御部93は、ステップS39で受信された各種情報が示されている管理画面800をディスプレイ106に表示させる(ステップS40)。図13に示されている管理画面800は、顧客管理システム3を構成する各遠隔管理システムの機器50の登録状態を機器管理者が確認するための表示画面である。管理画面800には、例えば、遠隔管理システムBにおける顧客テナント「A-company」に対応する顧客Aの機器50の各遠隔管理システムに対する登録状態が表示されている。また、管理画面800には、他の遠隔管理システムへの機器登録を行う場合に押下される「他のシステムへの登録」ボタン810が含まれている。
次に、機器管理者が「他のシステムへの登録」ボタン810を押下することで、受付部92は、他の遠隔管理システムとの連携を要求するシステム連携要求を受け付ける(ステップS41)。そして、表示制御部93は、図13に示されている管理画面800から、図14に示されている管理画面830に、ディスプレイ106の表示を切り替える。図14に示されている管理画面830は、機器50の登録先となる遠隔管理システムを機器管理者に選択させるための表示画面である。管理画面830には、登録先の遠隔管理システムを選択させる選択領域835、機器登録処理を終了する場合に押下される「キャンセル」ボタン836、管理画面800に戻る場合に押下させる「戻る」ボタン837、および選択された遠隔管理システムに対する機器登録処理を進める場合に押下される「次へ」ボタン839が含まれている。
次に、機器管理者が選択領域835の登録先の遠隔管理システムを選択し、「次へ」ボタン839を押下することで、受付部92は、登録対象のシステムの選択を受け付ける(ステップS42)。ここでは、図14に示されているように、例えば、遠隔管理システムAが登録対象のシステムとして選択されたものとして説明する。そして、表示制御部93は、図14に示されている管理画面830から、図15に示されている管理画面850に、ディスプレイ106の表示を切り替える。図15に示されている管理画面850は、ステップS42で選択された遠隔管理システムへ登録する機器50を機器管理者に選択させるための表示画面である。管理画面850には、登録する機器50を選択させる選択領域855、機器登録処理を終了する場合に押下される「キャンセル」ボタン856、管理画面830に戻る場合に押下させる「戻る」ボタン857、および選択された機器50の登録処理を実行する場合に押下される「次へ」ボタン859が含まれている。なお、管理画面850の選択領域855において、登録先の遠隔管理システムに既に登録済または登録中の機器50(例えば、機器ID「dev1356」)は、選択できないものとする。
そして、機器管理者が登録対象の機器50を選択し、「登録実行」ボタン859を押下することで、受付部92は、登録対象の機器の選択を受け付ける(ステップS43)。ここでは、図15に示されているように、例えば、遠隔管理システムAへ登録する機器50として、機器ID「dev1224」の機器50が選択されたものとする。このように、機器管理者は、管理者端末90を用いて、遠隔管理システムBから送信された他の遠隔管理システムで管理されている機器の情報を確認することができる。また、機器管理者は、管理画面800等に表示された各遠隔管理システムにおける機器の登録状況を確認しながら、新たに機器登録を行うシステム、および登録対象の機器50を選択することができる。
○連携システムへの機器情報の登録処理
続いて、図16乃至図20を用いて、機器管理者によって選択された機器の遠隔管理システムに対する登録処理について説明する。図16乃至図20は、実施形態に係る機器管理システムにおいて、遠隔管理システムに登録された機器を他の遠隔管理システムへ登録させる際の処理の一例を示すシーケンス図である。図16乃至図20は、上述の処理によって選択された遠隔管理システムBに登録済の機器ID「dev1224」の機器50を、遠隔管理システムAに登録させる場合の例を示す。
まず、管理者端末90の通信部91は、ステップS42で登録対象の機器50の選択が受け付けられると、遠隔管理システムBに対して、登録対象の機器50の登録を要求する旨を示す機器登録要求を送信する(ステップS51)。この機器登録要求には、ステップS31で送信した顧客Aの遠隔管理システムBにおけるテナントID、ステップS42で受け付けられた機器50の機器ID、およびステップS41で受け付けられた対象システムのシステムID(この場合、遠隔管理システムAのシステムID)が含まれている。これにより、遠隔管理システムBの端末通信部32は、管理者端末90から送信された機器登録要求を受信(取得)する。
次に、遠隔管理システムBの機器情報管理部371は、ステップS51で受信された機器IDを検索キーとして、機器情報管理DB3001(図4(B)参照)を検索することにより、受信された機器IDと同じ機器IDに関連づけられた宛先情報を読み出す(ステップS52)。そして、連携システム管理部375は、ステップS51で受信されたシステムIDを検索キーとして、連携システム管理DB3004(図7(B)参照)を検索することにより、受信されたシステムIDと同じシステムIDに関連づけられた宛先情報およびアクセス情報を読み出す(ステップS53)。この場合、連携システム管理部375は、遠隔管理システムAのシステムIDに関連づけられた遠隔管理システムAの宛先情報およびアクセス情報を読み出す。
次に、連携システム通信部31は、ステップS52で読み出された宛先情報に示されている宛先である遠隔管理システムAに対して、認証情報取得要求を送信する(ステップS54)。この認証情報取得要求には、ステップS53で読み出された遠隔管理システムAのアクセス情報が含まれている。これにより、遠隔管理システムAの連携システム通信部11は、遠隔管理システムBから送信された認証情報取得要求を受信する。
遠隔管理システムAの判断部14は、ステップS54で受信されたアクセス情報を用いて、機器情報取得要求を送信した遠隔管理システムBのシステム認証処理を行う(ステップS55)。判断部14は、受信されたアクセス情報が自身のアクセス情報と一致する場合、遠隔管理システムBのアクセスを許可する。遠隔管理システムBのアクセスが許可された場合、遠隔管理システムAは、以降の処理を実行する。
次に、記憶・読出部19は、記憶部1000に記憶された認証情報250を読み出す(ステップS56)。そして、連携システム通信部31は、要求元の遠隔管理システムBに対して、ステップS56で読み出された認証情報250を送信する(ステップS57)。これにより、遠隔管理システムAの連携システム通信部11は、遠隔管理システムBから送信された認証情報250を受信する。
遠隔管理システムBの機器通信部33は、ステップS52で読み出された宛先情報に示されている宛先である機器50に対して、遠隔管理システムAに対する機器登録を要求する旨を示す機器登録要求を送信する(ステップS58)。この機器登録要求には、ステップS51で受信された顧客Aの遠隔管理システムBにおけるテナントID、ステップS53で読み出された遠隔管理システムAの宛先情報、およびステップS57で受信された認証情報250が含まれている。これにより、機器50の通信部51は、遠隔管理システムBから送信された機器登録要求を、仲介装置70を介して受信する。
次に、図17において、機器50の通信部51は、ステップS58で受信された宛先情報に示されている宛先である遠隔管理システムAに対して、遠隔管理システムAの機器登録アプリの取得を要求する旨を示す機器登録アプリ取得要求を送信する(ステップS59)。この機器登録アプリ取得要求には、ステップS58で受信された認証情報250が含まれている。これにより、遠隔管理システムAの機器通信部13は、機器50から送信された機器登録アプリ取得要求を受信する。
遠隔管理システムAの判断部14は、ステップS59で受信された認証情報250を用いて、機器50の機器認証処理を行う(ステップS60)。判断部14は、受信された認証情報250が記憶部1000に記憶された認証情報250と一致する場合、機器50の接続(ログイン)を許可する。機器50の接続が許可された場合、遠隔管理システムAは、以降の処理を実行する。
次に、記憶・読出部19は、記憶部1000に記憶された機器登録アプリ200を読み出す(ステップS61)。そして、機器通信部13は、要求元の機器50に対して、ステップS61で読み出された機器登録アプリ200を送信する(ステップS62)。これにより、機器50の通信部51は、機器登録アプリ200を受信する。機器50の登録処理部55は、ステップS61で受信された機器登録アプリ200をインストールする(ステップS63)。そして、登録処理部55は、インストールした機器登録アプリ200を実行することで、遠隔管理システムAに対する機器登録処理を開始する。
次に、接続処理部56は、機器登録アプリ200に対応する遠隔管理システムAへの接続処理を実行する(ステップS64)。この場合、接続処理部56は、顧客管理システム3を構成する遠隔管理システムの接続先を、遠隔管理システムBから遠隔管理システムAへ切り替える。機器50は、接続処理部56による接続先の切り替えにより、複数の遠隔管理システムと接続可能な状態となり、各遠隔管理システムから提供される遠隔管理サービスを利用することができる。
次に、通信部51は、ステップS64で接続された遠隔管理システムAに対して、機器登録要求を送信する(ステップS65)。この機器登録要求には、ステップS58で受信された顧客Aの遠隔管理システムBにおけるテナントID、機器50の機器ID、および遠隔管理システムBの宛先情報が含まれている。これにより、遠隔管理システムAの機器通信部13は、機器50から送信された機器登録要求を受信する。
遠隔管理システムAの連携システム管理部175は、ステップS65で受信された遠隔管理システムBの宛先情報を検索キーとして連携システム管理DB3004(図7(A)参照)を検索することにより、受信された宛先情報と同じ宛先情報に関連づけられた遠隔管理システムBのアクセス情報を読み出す(ステップS66)。そして、連携システム通信部11は、ステップS65で受信された宛先情報に示されている宛先である遠隔管理システムBに対して、機器情報取得要求を送信する(ステップS67)。この機器情報取得要求には、ステップS65で受信されたテナントIDおよび機器ID、並びにステップS66で読み出された遠隔管理システムBのアクセス情報が含まれている。これにより、遠隔管理システムBの連携システム通信部31は、遠隔管理システムAから送信された機器情報取得要求を受信する。
次に、図18において、遠隔管理システムBの判断部34は、ステップS67で受信されたアクセス情報を用いて、機器情報取得要求を送信した遠隔管理システムAのシステム認証処理を行う(ステップS68)。判断部14は、受信されたアクセス情報が自身のアクセス情報と一致する場合、遠隔管理システムAのアクセスを許可する。遠隔管理システムAのアクセスが許可された場合、遠隔管理システムBは、以降の処理を実行する。
次に、機器情報管理部371は、ステップS67で受信された機器IDを検索キーとして機器情報管理DB3001(図4(B)参照)を検索することにより、受信された機器IDと同じ機器IDに関連づけられた機器情報を読み出す(ステップS69)。また、特定部376は、ステップS67で受信されたテナントIDを検索キーとして、顧客テナント対応情報管理DB3005(図8参照)を検索することにより、受信されたテナントIDと同じテナントIDに関連づけられた遠隔管理システムAの顧客テナント情報を読み出す(ステップS70)。ここで、ステップS67で受信された遠隔管理システムBのテナントIDに対応する顧客テナント情報は、第1の顧客テナント情報の一例である。また、ステップS70で読み出された遠隔管理システムAの顧客テナント情報は、第2の顧客テナント情報の一例である。
ここで、顧客テナント情報は、遠隔管理システムごとに作成されるため、遠隔管理システムBの顧客テナント情報に対応する遠隔管理システムAの顧客テナントが存在しない場合がある。そこで、ステップS70において、遠隔管理システムBのテナントIDに対応する遠隔管理システムAの顧客テナント情報が存在する場合と存在しない場合とに分けて、以降の処理を説明する。
まず、遠隔管理システムBのテナントIDに対応する遠隔管理システムAの顧客テナント情報が存在する場合、連携システム通信部31は、遠隔管理システムAに対して、ステップS70で読み出された顧客テナント情報(対応テナント情報)、ステップS69で読み出された機器情報を送信する(ステップS71a)。次に、遠隔管理システムAの機器情報管理部171は、ステップS71aで受信された機器情報を、機器情報管理DB1001(図4(A)参照)に登録する(ステップS72a)。また、顧客情報管理部172は、ステップS71aで受信された顧客テナント情報を検索キーとして顧客情報管理DB3002(図5(B)参照)を検索することにより、受信された顧客テナント情報と同じ顧客テナント情報に関連づけられた契約情報を読み出す(ステップS73a)。これにより、遠隔管理システムAは、遠隔管理システムBにおける顧客テナント情報に基づいて、登録対象の機器50が属する遠隔管理システムAにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報を特定することで、遠隔管理システムAの顧客の契約情報を取得して機器50を顧客情報と関連づけて登録することができる。
一方で、図19において、遠隔管理システムBのテナントIDに対応する遠隔管理システムAのテナント情報が存在しない場合、連携システム通信部31は、遠隔管理システムAに対して、ステップS69で読み出された機器情報を送信する(ステップS71b)。次に、遠隔管理システムAの顧客テナント情報作成部173は、顧客Aの遠隔管理システムAにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報を作成する(ステップS72b)。また、機器情報管理部171は、ステップS71bで受信された機器情報を、機器情報管理DB1001(図4(A)参照)に登録する(ステップS73b)。次に、端末通信部32は、管理者端末90に対して、顧客Aの契約情報の取得を要求する旨を示す契約情報取得要求を送信する(ステップS74b)。この契約情報取得要求には、ステップS72bで作成された顧客テナント情報が含まれている。これにより、管理者端末90の通信部91は、遠隔管理システムAから送信された契約情報取得要求を受信する。
管理者端末90の受付部92は、機器管理者の入力手段に対する入力操作によって、顧客Aの遠隔管理システムAにおける契約内容を示す契約情報の入力を受け付ける(ステップS75b)。そして、通信部91は、要求元の遠隔管理システムAに対して、ステップS75bで受け付けられた契約情報を送信する(ステップS76b)。そして、遠隔管理システムAの顧客情報管理部172は、ステップS76bで受信された契約情報を、ステップS72bで作成された顧客テナント情報に関連づけて顧客情報管理DB1002(図5(A)参照)に登録する(ステップS77b)。これにより、遠隔管理システムAは、遠隔管理システムAにおける顧客テナントが存在しない場合であっても、自ら顧客テナント情報を作成して顧客の契約情報と関連づけて登録することで、機器50を顧客情報に関連づけて登録することができる。
そして、図20において、遠隔管理システムAのアプリ管理部174は、ステップ73aまたはステップS76bで取得された契約情報を検索キーとして、アプリ管理DB1003(図6(A)参照)を検索することにより、取得された契約情報と同じ契約情報に関連づけられたアプリ情報を読み出す(ステップS78)。そして、機器通信部13は、機器50に対して、ステップS78で読み出されたアプリ情報を送信する(ステップS79)。そして、機器50のアプリ設定部57は、ステップS79で受信されたアプリ情報に対応するサービスアプリをインストールする(ステップS80)。これにより、機器50は、遠隔管理システムAの顧客Aの契約内容に応じたサービスアプリを、自動的にインストールすることができる。
●実施形態の効果
以上説明したように、機器管理システム1は、遠隔管理システムBに登録済の機器50を、異なる遠隔管理システムAに対して自動的に登録させることで、遠隔管理システムAに対する機器登録に要する手間を低減させることができる。また、機器管理システム1は、機器50が設置された顧客環境における作業が、遠隔管理システムBへの機器登録作業のみを行えば済むため、顧客環境における機器管理者または顧客自身の作業負荷を低減させることができる。
●まとめ●
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る遠隔管理システムは、ローカルネットワーク内の機器50を、通信ネットワーク5を介して遠隔管理する遠隔管理システムAであって、遠隔管理システムB(他の遠隔管理システムの一例)によって管理されている機器50から、機器50の登録要求を受信し、機器50の機器情報の取得要求を、遠隔管理システムBへ送信する。そして、遠隔管理システムAは、機器50が属する他の遠隔管理システムBにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報(第1の顧客テナント情報の一例)に基づいて特定された、機器50が属する遠隔管理システムAにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報(第2の顧客テナント情報)、および機器50の機器情報を、遠隔管理システムBから受信し、受信された顧客テナント情報に機器情報を関連づけて登録する。これにより、遠隔管理システムAは、機器50が設置された顧客環境における作業を伴わずに、遠隔管理システムBに登録済の機器50を登録することができる。
また、本発明の一実施形態に係る遠隔管理システムAは、遠隔管理システムB(他の遠隔管理システムの一例)から顧客テナント情報を受信できない場合、機器50が属する遠隔管理システムAにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報(第2の顧客テナント情報の一例)を作成し、作成された顧客テナント情報に関連づけて、受信された機器情報を登録する。これにより、遠隔管理システムAは、遠隔管理システムAにおける顧客テナントが存在しない場合であっても、自ら顧客テナント情報を作成することで、顧客テナントと関連づけて機器50を登録することができる。
さらに、本発明の一実施形態に係る遠隔管理システムAは、遠隔管理システムB(他の遠隔管理システムの一例)へアクセスするためのアクセス情報を記憶し、記憶されたアクセス情報を用いて、遠隔管理システムBに対して、機器情報の取得要求を送信する。これにより、遠隔管理システムAは、他の遠隔管理サービスを提供する遠隔管理システムBへアクセスすることができるため、遠隔管理システムBに登録された機器情報を利用することができる。
また、本発明の一実施形態に係る顧客管理システム3は、遠隔管理システムAと、遠隔管理システムB(他の遠隔管理システムの一例)と、を備える。遠隔管理システムBは、機器50が属する遠隔管理システムBにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報(第1の顧客テナント情報の一例)を取得し、取得された顧客テナント情報に対応づけられた、遠隔管理システムAにおける顧客テナントを示す顧客テナント情報(第2の顧客テナント情報)を特定する。そして、遠隔管理システムBは、特定された顧客テナント情報を、遠隔管理システムBに対して送信する。これにより、顧客管理システム3は、異なる遠隔管理システムの間における顧客テナントの対応情報に基づいて、独自ルールで作成される他の遠隔管理システムの顧客テナント情報を特定することができる。
さらに、本発明の一実施形態に係る顧客管理システム3は、機器管理者が使用する管理者端末90を備え、管理者端末90は、機器50の登録状態を示す管理画面(例えば、管理画面800,830,850)をディスプレイ106(表示部の一例)に表示させ、管理画面に表示された機器50の登録先として、遠隔管理システムAの選択を受け付ける。そして、管理者端末90は、選択された遠隔管理システムAに対する機器登録要求を、遠隔管理システムB(他の遠隔管理システムの一例)に対して送信する。これにより、顧客管理システム3は、管理者端末90に表示された遠隔管理システムにおける機器の登録状態を機器管理者に確認させることできるため、機器50の登録状態に応じて、新たに機器登録を行うシステムおよび登録対象の機器50を機器管理者に選択させることができる。
また、本発明の一実施形態に係る機器管理システム1は、顧客管理システム3と、機器50と、を備える。機器50は、遠隔管理システムAからインストールされた遠隔管理システムAに機器50を登録するための機器登録アプリ200を実行し、実行された機器登録アプリ200を用いて、機器50の登録要求を、遠隔管理システムAに対して送信する。また、機器登録アプリ(例えば、機器登録アプリ200、400)は、登録先となる遠隔管理システムごとに異なる。これにより、機器管理システム1は、遠隔管理システムごとに異なる機器登録アプリを機器にインストールさせることで、特定の遠隔管理システムへの機器登録処理を行うことができる。
●補足●
上記で説明した実施形態の各機能は、一または複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本実施形態における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウエアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサ、並びに上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)、SOC(System on a chip)、GPU(Graphics Processing Unit)および従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、上記で説明した実施形態の各種テーブルは、機械学習の学習効果によって生成されたものでもよく、関連づけられている各項目のデータを機械学習にて分類付けすることで、テーブルを使用しなくてもよい。ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり,コンピュータが,データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを,事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し,新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
これまで本発明の一実施形態に係る遠隔管理システム、顧客管理システム、機器管理システム、機器管理方法およびプログラムについて説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態の追加、変更または削除等、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1 機器管理システム
3 顧客管理システム
10 遠隔管理システムA
11 連携システム通信部(取得要求送信手段の一例、受信手段の一例)
13 機器通信部(機器通信手段の一例)
30 遠隔管理システムB(他の遠隔管理システムの一例)
31 連携システム通信部(顧客テナント情報送信手段の一例)
32 端末通信部(取得手段の一例)
50 機器
51 通信部(システム通信手段の一例)
55 登録処理部(アプリ実行手段の一例)
90 管理者端末
91 通信部(登録要求送信手段の一例)
92 受付部(受付手段の一例)
93 表示制御部(表示制御手段の一例)
106 ディスプレイ(表示部の一例)
171 機器情報管理部(登録手段の一例)
173 顧客テナント情報作成部(顧客テナント情報作成手段の一例)
376 特定部(特定手段の一例)
800、830、850 管理画面
1004 連携システム管理DB(アクセス情報記憶手段の一例)
3005 顧客テナント対応情報管理DB(対応情報記憶手段の一例)
特開2011-76308号公報 特開2015-46155号公報

Claims (11)

  1. ローカルネットワーク内の機器を、通信ネットワークを介して遠隔管理する遠隔管理システムであって、
    他の遠隔管理システムによって管理されている機器から、当該機器の登録要求を受信する機器通信手段と、
    前記機器の機器情報の取得要求を、前記他の遠隔管理システムへ送信する取得要求送信手段と、
    前記機器が属する前記他の遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す第1の顧客テナント情報に基づいて特定された、前記機器が属する当該遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す第2の顧客テナント情報、および前記機器の機器情報を、前記他の遠隔管理システムから受信する受信手段と、
    受信された前記第2の顧客テナント情報に前記機器情報を関連づけて登録する登録手段と、
    を備える遠隔管理システム。
  2. 請求項1に記載の遠隔管理システムであって、更に、
    前記他の遠隔管理システムから前記第2の顧客テナント情報を受信できない場合、前記第2の顧客テナント情報を作成する顧客テナント情報作成手段を備え、
    前記登録手段は、作成された前記第2の顧客テナント情報に関連づけて、受信された前記機器情報を登録する遠隔管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の遠隔管理システムであって、更に、
    前記他の遠隔管理システムへアクセスするためのアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段を備え、
    前記取得要求送信手段は、記憶された前記アクセス情報を用いて、前記他の遠隔管理システムに対して、前記取得要求を送信する遠隔管理システム。
  4. 前記機器通信手段は、前記機器情報が登録された場合、前記機器に対して、前記第2の顧客テナント情報に対応する顧客の契約内容に応じたサービスアプリをインストールさせる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遠隔管理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遠隔管理システムと、前記他の遠隔管理システムと、を備える顧客管理システムであって、
    前記他の遠隔管理システムは、
    前記機器が属する当該他の遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す前記第1の顧客テナント情報を取得する取得手段と、
    取得された前記第1の顧客テナント情報に基づいて前記第2の顧客テナント情報を特定する特定手段と、
    特定された前記第2の顧客テナント情報を、前記遠隔管理システムに対して送信する顧客テナント情報送信手段と、
    を備える顧客管理システム。
  6. 請求項5に記載の顧客管理システムであって、
    前記他の遠隔管理システムは、更に、
    前記第1の顧客テナント情報および前記第2の顧客テナント情報を対応づけて記憶する対応情報記憶手段を備え、
    前記特定手段は、取得された前記第1の顧客テナント情報に対応づけられた前記第2の顧客テナント情報を特定する顧客管理システム。
  7. 請求項5または6に記載の顧客管理システムであって、更に、
    機器管理者が使用する管理者端末を備え、
    前記管理者端末は、
    前記機器の登録状態を示す管理画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記管理画面に表示された機器の登録先として、前記遠隔管理システムの選択を受け付ける受付手段と、
    選択された前記遠隔管理システムに対する機器登録要求を、前記他の遠隔管理システムに対して送信する登録要求送信手段と、
    を備える顧客管理システム。
  8. 請求項5乃至7のいずれか一項に記載の顧客管理システムと、前記機器と、を備える機器管理システムであって、
    前記機器は、
    前記遠隔管理システムからインストールされた前記遠隔管理システムに前記機器を登録するための機器登録アプリを実行するアプリ実行手段と、
    実行された前記機器登録アプリを用いて、前記登録要求を、前記遠隔管理システムに対して送信するシステム通信手段と、
    を備える機器管理システム。
  9. 前記機器登録アプリは、登録先となる遠隔管理システムごとに異なることを特徴とする請求項8に記載の機器管理システム。
  10. ローカルネットワーク内の機器を、通信ネットワークを介して遠隔管理する遠隔管理システムが実行する機器管理方法であって、
    他の遠隔管理システムによって管理されている機器から、当該機器の登録要求を受信するステップと、
    前記機器の機器情報の取得要求を、前記他の遠隔管理システムへ送信するステップと、
    前記機器が属する前記他の遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す第1の顧客テナント情報に基づいて特定された、前記機器が属する当該遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す第2の顧客テナント情報、および前記機器の機器情報を、前記他の遠隔管理システムから受信するステップと、
    受信された前記第2の顧客テナント情報に前記機器情報を関連づけて登録するステップと、
    を実行する機器管理方法。
  11. ローカルネットワーク内の機器を、通信ネットワークを介して遠隔管理する遠隔管理システムに実行させるプログラムであって、
    他の遠隔管理システムによって管理されている機器から、当該機器の登録要求を受信するステップと、
    前記機器の機器情報の取得要求を、前記他の遠隔管理システムへ送信するステップと、
    前記機器が属する前記他の遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す第1の顧客テナント情報に基づいて特定された、前記機器が属する当該遠隔管理システムにおける顧客テナントを示す第2の顧客テナント情報、および前記機器の機器情報を、前記他の遠隔管理システムから受信するステップと、
    受信された前記第2の顧客テナント情報に前記機器情報を関連づけて登録するステップと、
    を実行させるプログラム。
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